JP4460977B2 - 炉蓋汚れ検知方法およびその装置 - Google Patents

炉蓋汚れ検知方法およびその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4460977B2
JP4460977B2 JP2004253244A JP2004253244A JP4460977B2 JP 4460977 B2 JP4460977 B2 JP 4460977B2 JP 2004253244 A JP2004253244 A JP 2004253244A JP 2004253244 A JP2004253244 A JP 2004253244A JP 4460977 B2 JP4460977 B2 JP 4460977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
shadow
dirt
shadow area
furnace lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004253244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006070107A (ja
Inventor
英雄 松下
裕修 稲益
信輝 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Coke and Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Kansai Coke and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Coke and Chemicals Co Ltd filed Critical Kansai Coke and Chemicals Co Ltd
Priority to JP2004253244A priority Critical patent/JP4460977B2/ja
Publication of JP2006070107A publication Critical patent/JP2006070107A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4460977B2 publication Critical patent/JP4460977B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Description

本発明は、コークス粉等の付着によって汚染したコークス炉炉蓋の汚れ度を定量的に把握することができる炉蓋汚れ検知方法およびその装置に関するものである。
コークス炉操業において炉蓋の汚れは、炉蓋の密閉性を低下させてガス漏れを招き作業環境に悪影響を及ぼす原因となる。しかも、汚れが進行すると操業に支障をきたすことにもなりかねないため、安定操業を行う上で炉蓋の汚れを把握することは極めて重要である。
通常、炉蓋に付着した付着物は作業者の目視によって観察されており、掃除を必要とする炉蓋の選定は、作業者が炉蓋からのガス漏れを現場で確認したこと、および前回の炉蓋交換時期と併せて判断していた。
ところが、このような目視による汚れ度の判断では、付着量が多い、少ないといった抽象的な表現でしか汚れ度を把握することができず、炉蓋の交換時期を正確に決定することができないという問題があった。
そこで、炉蓋に付着した付着物を定量的に把握するための手法が提案されている。
例えば、図8に示す汚れ分析装置では、レーザー投光器50から投射される光を特殊拡散レンズ51によって扇形に広げ炉蓋52のナイフエッジ溝部53に照射し、照射した部分からの反射光を特殊集光レンズ54により捕捉し、受光器55により受光するようになっている。
この構成によれば、付着物の付着形状イメージが得られるとともに各測定点での形状信号H×Vが得られるため、この形状信号に基づいて測定機構のデータ処理器は、付着物の形状を求めることができ、
次式
平均閉塞率=A/A0×100%
ただし、A:ナイフエッジ溝部内の付着物の平均断面積,A0:ナイフエッジ溝部の断面積
を用いて計算を行えば平均閉塞率を求めることができるため、その平均閉塞率から掃除を行うか否かを判断することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−39390号公報
しかしながら、上記した炉蓋溝部の汚れ分析方法は、ナイフエッジ溝部のように予め断面積が既知である部分についてしか汚れを分析することができないという欠点がある。
例えば、炉蓋トップ部、具体的には炉蓋れんがの上面等のようにオープンで溝の形態となっていない部位に堆積する付着物については、上記汚れ分析方法のように基準となる溝部の断面積を求めることができないため、汚れ度を分析することができないという不都合がある。
本発明は以上のような従来の炉蓋の汚れ分析方法における課題を考慮してなされたものであり、炉蓋の任意の箇所について汚れを定量的に把握することができる炉蓋汚れ検知方法およびその装置を提供するものである。
本発明に係る炉蓋汚れ検知方法の第一の形態は、炉蓋の汚れ付着面に対し陰影ができる角度から照明を当て、陰影ができた汚れ付着面を撮影し、撮影された汚れ付着面の画像から陰影の面積を計算し、計算された陰影の面積が予め設定された基準値を超えた場合に炉蓋交換時期に到達したと判断することを要旨とする。
本発明に係る炉蓋汚れ検知方法の第二の形態は、炉蓋掃除装置によりコークス炉の炉蓋全数について掃除が行われる工程を1サイクルとし、この1サイクル中で各炉蓋の汚れ付着面に対し陰影ができる角度から照明を当て、陰影ができた汚れ付着面を撮影し、撮影された汚れ付着面の画像から炉蓋全数分の陰影面積を計算し、今回求められた陰影面積と、前回の1サイクル中で求められた炉蓋全数分の陰影面積との差が基準値を超えた場合に炉蓋掃除装置が点検時期に到達したと判断することを要旨とする。
本発明において汚れ付着面の一具体例としては、炉蓋におけるキャスタブルの表面、そのキャスタブル周囲のシールプレート表面等が示される。
本発明の炉蓋汚れ検知装置は、炉蓋の汚れ付着面に対し陰影ができる角度から照明を当てる照明手段と、照明手段によって陰影ができた汚れ付着面を撮影する撮像手段と、撮像手段によって撮影された汚れ付着面の画像が入力されるコントローラとを備え、このコントローラは、汚れ付着面の画像から陰影の面積を計算する陰影面積算出部と、陰影面積算出部によって計算された陰影面積が予め設定された基準値を超えるか否かを判断する判断部と、上記陰影面積が基準値を超えた場合に報知信号を出力する出力部とを備えてなることを要旨とする。
上記炉蓋汚れ検知装置に従えば、照明手段によって汚れ付着面に陰影が付けられると、その陰影が付けられた汚れ付着面の画像が撮像手段によって撮影され、コントローラの陰影面積算出部によって画像中の陰影部分の面積が計算され、陰影部分の面積が計算されると判断部によってその陰影部分の面積が基準値を超えるかどうかが判断され、基準値を超えると判断された場合は出力部を通じて例えば炉蓋の交換時期に到達したことを示す報知信号が出力される。
上記陰影面積算出部は、炉蓋掃除装置によりコークス炉の炉蓋全数について掃除が行われる工程を1サイクルとした場合、その1サイクル中でコークス炉の炉蓋全数について陰影面積を算出し、今回求められた陰影面積と、前回の1サイクル中で求められた炉蓋全数分の陰影面積との差が基準値を超えた場合に報知信号を出力するように構成することができる。それにより、炉蓋掃除装置を点検、保守する時期であることを報知することができる。
上記炉蓋汚れ検知装置において、陰影面積算出部は、撮像手段によって撮影された汚れ付着面の画像から陰影に対応する色範囲のみを抽出し、抽出された陰影の色範囲の面積を集計することによって陰影面積を計算するように構成することができる。
また、上記出力部に報知手段を接続し、報知信号に基づいて炉蓋交換時期または炉蓋掃除装置の点検時期に到達したことを報知するように構成することができる。
また、撮像手段によって撮影された汚れ付着面の画像を出力する例えばモニタ等の画像出力手段を備えれば、汚れ付着面を目視によっても確認することができる。
また、陰影面積算出手段によって算出された陰影面積を記録する記録手段を備えれば、汚れ度数の履歴を残すことができるようになる。なお、汚れ度数とは、計算された陰影面積の値に一定の係数を乗じたものである。
また、照明手段および撮像手段は、炉蓋を脱着する作業機械における炉蓋退避位置に設けることができる。
本発明の炉蓋検知方法およびその装置によれば、炉蓋の任意の箇所について汚れを定量的に把握することができるという長所を有する。
また、炉蓋交換時期及び炉蓋掃除装置の掃除効果を把握することができ、炉蓋からのガス漏れを減少させることができる。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の炉蓋汚れ検知装置によって検知される炉蓋の構成を示したものである。
同図において、炉蓋1は炉蓋本体2と、その炉蓋本体2の内側に炉蓋本体2に沿って縦方向複数段取り付けられるキャスタブル3と、キャスタブル3の周囲にプレート状に配置されるシールプレート4と、そのシールプレート4の外周枠に設けられ、コークス炉の炭化室をシールするため窓枠状に配置されたナイフエッジ5とから主として構成されている。
図中Aは炉蓋1のトップ部、具体的には、キャスタブル3の上面とその近傍のシールプレート部を示しており、特にコークス粉が堆積しやすい部分である。
図2は上記トップ部Aに対向する状態で配置される画像センサ(撮像手段)6および照明装置(照明手段)7の配置を示したものである。ただし、炉蓋1はコークス炉から取り外され、図示しないガイド車(作業機械)によって所定の退避位置に移動しているものとする。
画像センサ6の配置例を示すと、シールプレート4から東西方向にL1離れ、且つ南北方向にL2離れた位置を基点B1とし、画像センサ6のレンズの光軸がキャスタブル3上面(中心P)からθ1の傾斜となるようにその基点B1上に配置される。なお、L1,L2,θ1の好ましい値としては、それぞれ500mm,1400mm,15°である。
一方、照明装置7の配置例を示すと、シールプレート4から東西方向にL3離れ、且つ南北方向にL4離れた位置を基点B2とし、キャスタブル3上面に対しθ2の傾斜角が確保されるようにその基点B2上に配置される。なお、L3,L4,θ2の好ましい値としては、それぞれ300mm,1300mm,10°である。
上記画像センサ6および照明装置7は、ガイド車に搭載されており、詳しくは、退避位置に移動した炉蓋1の炉蓋トップ部Aに対向する位置に配置される。
図3は炉蓋トップ部Aに照明を当てることによって生じる陰影の状態を示したものであり、同図(a)は炉蓋トップ部Aに多量のコークス粉が堆積して汚れが激しいときにできる陰影の状態を示し、同図(b)は汚れが軽微なときにできる陰影の状態を示している。
両図から分かるように、炉蓋1の汚れが増えると陰影の面積も増加する。汚れのない状態であれば照明を当てても陰影がほとんど発生しないが、キャスタブル3の上面におけるコークス粉の堆積及び塊による凹凸が次第に増加してくると、決められた方向から照明を当てることによってその凹凸が陰影となって現れる。
本発明はこのようにして汚れとともに増加する陰影の面積を計算することによって炉蓋の汚れを検知しようとするものである。
図4は本発明に係る炉蓋汚れ検知装置のシステム構成図を示したものである。
なお、炉蓋1は簡略化して示しているが、図1に示した炉蓋1の構成と同様、シールプレート4上にキャスタブル3が取り付けられたものであり、Aは炉蓋トップ部である。
図4において、炉蓋トップ部Aに向けて照明装置7が配置され、画像センサ6によって撮影された炉蓋トップ部Aの画像は、図示しない入出力インターフェイスを介してコントローラ8に与えられるとともにカラーモニタ(画像出力手段)9に出力される。
コントローラ8は陰影面積算出部8aと、判断部としての第一の判断部8bおよび第二の判断部8cを有し、陰影面積算出部8aは画像センサ6によって撮影された画像から陰影部分の面積を算出し、第一の判断部8bに与えるようになっている。なお、以下の説明では算出された陰影面積を陰影測定値と呼ぶ。
第一の判断部8bは、陰影測定値が炉蓋トップ部Aに実際に付着した付着物による値であるかどうかを判断するようになっており、この第一の判断部8bによって実際に付着した付着物による値であると判断されると第二の判断部8cが上記陰影測定値に基づいて炉蓋交換時期に達したかどうかを判断し、炉蓋交換時期に到達したと判断した場合には報知信号を出力部8dから出力する。
また、陰影面積算出部8aによって算出された陰影測定値は記録計(記録手段)10に出力される。
11はコントローラ8に接続された作業機械の制御を行うためのシーケンサであり、コントローラ8に撮影指令を出力するとともに、コントローラ8から陰影測定値のデータが入力されるようになっている。
次に、上記構成を有する汚れ検知装置の動作について図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
同図において、照明装置7が点灯している状態でシーケンサ11からコントローラ8に対して撮影指令を与えると(ステップS1)、画像センサ6によって炉蓋トップ部Aが撮影され、撮影された画像がカラーモニタ9の画面上に表示される(ステップS3)。なお、このカラーモニタはCRT装置であってもよく液晶モニタであってもよい。
画像センサ6によって撮影された画像は同時にコントローラ8の陰影面積算出部8aに与えられ、陰影面積算出部8aは、撮影された画像から色抽出を行ったポイントの色範囲のみを抽出し、抽出した色範囲とそれ以外の色範囲とを分別するためカラーの2値化処理を行う(ステップS4)。
なお、上記色抽出はカラーモニタ9の画面において、運転モードの画像中、予め汚れによって生じた陰影部分及びその周辺にウインドウを設定しておき、そのウインドウ内において陰影部分と同色の画素数を測定するものである。
2値化処理によって陰影部分が抽出されると、その陰影部分の総面積S1が陰影測定値として求められる(ステップS5)。
陰影測定値を記録計10に記録する(ステップS6)。
次いで、第一の判断部8bは、今回の陰影測定値S1を、前回の陰影測定値S1-1とを比較し(ステップS7)、増加分が所定の範囲内にあるかどうかを判断し、所定の範囲を逸脱している場合には今回の陰影測定値S1を削除し(ステップS8)、前回の陰影測定値S1-1を今回の陰影測定値S1に設定する(ステップS9)。
すなわち、炉蓋トップ部Aに堆積するコークス粉等の付着物は時間の経過につれて増加し、経過時間と付着物による陰影測定値との間に相関関係があり、直線回帰式に従うことが分かっている。そこで、第一の判断部8bは、今回の陰影測定値S1がその直線回帰式から大幅に外れて増加した場合は、炉蓋トップ部Aに一時的に存在するにすぎない、陰影部分と同色の例えばタールが付着したものとみなし、実際に堆積した付着物の陰影として計算しないように処理する。それにより、汚れ度数の判断精度を高めるようにしている。
ステップS7においてNoであれば、次に第二の判断部8cが今回の陰影測定値S1と基準陰影値S0とを比較する(ステップS10)。
上記基準陰影値S0とは、炉蓋1を交換すべき時期に相当する陰影値である。
ステップS10における判断の結果、S1>S0がNo、すなわち陰影測定値S1が基準陰影値S0よりも低い場合、炉蓋1の汚れが軽微であって交換する必要がないため、ステップS4に戻って画像の2値化処理を行う。
S1>S0がyes、すなわち陰影測定値S1が基準値S0よりも高い場合には炉蓋1の交換時期に達しているため、炉蓋の交換が必要なことを報知する(ステップS11)。
上記報知の形態は、カラーモニタ9と別の表示装置12の画面上に表示されている炉蓋トップ部Aの画像に例えば、「炉蓋の交換時期です」というメッセージを表示することができる。この場合、上記別の表示装置12が報知手段として機能する。
また、コントローラ8の出力部8dに警告灯を接続し、その警告灯を点灯または点滅させるものであってもよい。
また、コントローラ8の出力部8dに警報ブザーを接続して吹鳴させるものであってもよく、また、上記各報知手段のいずれか複数を組み合わせて報知するものであってもよい。
上記記録計10には陰影測定値が順次記録され、図6のグラフに示すように汚れの履歴として示される。同グラフの横軸は日付を示し、縦軸は汚れ度数を示している。
炉蓋1の使用サイクル数が増えるにつれて汚れ度数は大きくなり、掃除等の整備が実施された炉蓋1に交換(図中、日付5/26参照)すると、汚れ度数が急激に下がっていることがわかる。
このように、本実施形態の炉蓋汚れ検知装置によれば、炉蓋の交換時期を正確に管理することができるだけでなく、記録計10を参照することにより汚れの推移が把握できるため炉蓋の交換時期を予測することも可能になり、正確なメンテナンス計画を立てることもできるようになる。
次に、汚れ検知制御の第二の実施形態について図7を参照しながら説明する。
図5に示した汚れ検知制御は、炉蓋に対して個々に汚れを検知し汚れ度数を算出するものであったが、図7に示す汚れ検知制御は炉蓋全数についても陰影値(陰影面積)を計算し、前回の炉蓋全数の陰影値と比較する。
炉蓋掃除装置は、炉蓋の各所に付着するタール及びカーボンを除去するものであり、炉蓋が取り外される毎に炉蓋トップ部、側面およびボトム部をそれぞれ掃除するように構成されている。
この炉蓋掃除装置の掃除能力が低下した場合にも炉蓋に汚れが発生する。そのため、第二の実施形態では図5のステップS6に示したように算出された陰影値を記録計に記録した後、陰影測定値をシーケンサ11に与える(ステップS12)。
すなわち、炉蓋掃除装置は、コークス炉の一方端から他方端まで炉蓋全数を1サイクルとして掃除を行っている。そこで、1サイクル分について陰影値の測定が終了したかどうかを判断し、終了したと判断されると、さらにシーケンサ11は、今回の炉蓋全数についての陰影測定値S2と前回の1サイクル分の炉蓋全数についての陰影測定値S2-1とを比較し、S2>S2-1のときに表示装置12に対して報知信号を出力し、この報知信号を受けた表示装置12は炉蓋掃除装置の点検・保守が必要であることを報知する(ステップS14)。
それにより、炉蓋の汚れ及び炉蓋掃除装置の能力低下によるガス漏れを防止することができるようになる。
なお、上記実施形態では炉蓋トップ部Aについて汚れを検知したが、これに限らず、画像センサ6と照明装置7の配置を移動させることによって炉蓋1の任意の位置の汚れを検出することができる。
また、上記実施形態ではコントローラ8の出力にカラーモニタ9を別ユニットとして接続する構成を示したが、カラーモニタ内蔵式のコントローラを使用することもできる。
また、コントローラ8に外部記憶装置を接続し、カラーモニタ9に映し出される画像を定期的に記憶するように構成することもできる。このように構成すれば汚れの推移を画像で確認することも可能になる。
本発明に係る炉蓋汚れ検知装置が適用される炉蓋の構成を示す斜視図である。 炉蓋トップ部に対する照明装置と画像センサの配置を示した斜視図である。 (a)は炉蓋トップ部の汚れが激しいときの影の状態を示し、(b)は汚れが軽微なときの影の状態を示す斜視図である。 本発明に係る炉蓋汚れ検知装置のシステム構成を示すブロック図である。 炉蓋汚れ検知装置の制御動作を説明するフローチャートである。 記録計に記録される汚れ度数の履歴を示すグラフである。 炉蓋汚れ検知装置の第二の制御動作を説明するフローチャートである。 従来の炉蓋汚れ検知方法を示す説明図である。
符号の説明
1 炉蓋
2 炉蓋本体
3 キャスタブル
4 シールプレート
5 ナイフエッジ
6 画像センサ
7 照明装置
8 コントローラ
8a 陰影面積算出部
8b 第一の判断部
8c 第二の判断部
9 カラーモニタ
10 記録計
11 シーケンサ
12 表示装置

Claims (7)

  1. 炉蓋掃除装置によりコークス炉の炉蓋全数について掃除が行われる工程を1サイクルとし、この1サイクル中で各炉蓋の汚れ付着面に対し陰影ができる角度から照明を当て、陰影ができた汚れ付着面を撮影し、撮影された汚れ付着面の画像から炉蓋全数分の陰影面積を計算し、今回求められた陰影面積と、前回の1サイクル中で求められた炉蓋全数分の陰影面積との差が基準値を超えた場合に炉蓋掃除装置が点検時期に到達したと判断することを特徴とする炉蓋汚れ検知方法。
  2. 炉蓋の汚れ付着面に対し陰影ができる角度から照明を当てる照明手段と、
    上記照明手段によって陰影ができた汚れ付着面を撮影する撮像手段と、
    上記撮像手段によって撮影された汚れ付着面の画像が入力されるコントローラとを備え、
    上記コントローラは、上記汚れ付着面の画像から陰影の面積を計算する陰影面積算出部と、上記陰影面積算部によって計算された陰影面積が予め設定された基準値を超えるか否かを判断する判断部と、上記陰影面積が上記基準値を超えた場合に報知信号を出力する出力部とを備え、
    上記陰影面積算出部は、炉蓋掃除装置によりコークス炉の炉蓋全数について掃除が行われる工程を1サイクルとした場合、その1サイクル中でコークス炉の炉蓋全数について陰影面積を算出し、今回求められた陰影面積と、前回の1サイクル中で求められた炉蓋全数分の陰影面積との差が基準値を超えた場合に報知信号を出力するように構成されていることを特徴とする炉蓋汚れ検知装置
  3. 上記陰影面積算出部は、上記撮像手段によって撮影された汚れ付着面の画像から陰影に対応する色範囲のみを抽出し、抽出された陰影の色範囲の面積を集計することによって上記陰影面積を計算するように構成されている請求項2記載の炉蓋汚れ検知装置。
  4. 上記出力部に接続され上記報知信号に基づいて炉蓋交換時期または炉蓋掃除装置の点検時期に到達したことを報知する報知手段を備えてなる請求項2または記載の炉蓋汚れ検知装置。
  5. 上記撮像手段によって撮影された汚れ付着面の画像を出力する画像出力手段を備えてなる請求項2〜4のいずれか1項に記載の炉蓋汚れ検知装置。
  6. 上記陰影面積算出部によって算出された陰影面積を記録する記録手段を備えてなる請求項〜5のいずれか1項に記載の炉蓋汚れ検知装置。
  7. 上記照明手段および上記撮像手段が、上記炉蓋を脱着する作業機械における炉蓋退避位置に設けられている請求項〜6のいずれか1項に記載の炉蓋汚れ検知装置。
JP2004253244A 2004-08-31 2004-08-31 炉蓋汚れ検知方法およびその装置 Expired - Lifetime JP4460977B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004253244A JP4460977B2 (ja) 2004-08-31 2004-08-31 炉蓋汚れ検知方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004253244A JP4460977B2 (ja) 2004-08-31 2004-08-31 炉蓋汚れ検知方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006070107A JP2006070107A (ja) 2006-03-16
JP4460977B2 true JP4460977B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=36151073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004253244A Expired - Lifetime JP4460977B2 (ja) 2004-08-31 2004-08-31 炉蓋汚れ検知方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4460977B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103436275A (zh) * 2013-09-14 2013-12-11 济钢集团有限公司 一种焦炉间台固定式机侧、焦侧高压水自动清扫炉门装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103436275A (zh) * 2013-09-14 2013-12-11 济钢集团有限公司 一种焦炉间台固定式机侧、焦侧高压水自动清扫炉门装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006070107A (ja) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110632077B (zh) 视觉传感器的镜头或镜头盖的异常检测系统
JP4642858B2 (ja) ガラス基板のエッジ欠陥及びディスカラー検査装置及び方法
US8452046B2 (en) Method and apparatus for automatic sediment or sludge detection, monitoring, and inspection in oil storage and other facilities
US20150211976A1 (en) Methods and apparatus to determine workpiece contamination
KR880002322B1 (ko) 이동중인 스크립상의 표면결함 감지방법 및 장치
JPWO2006054545A1 (ja) 自動判別装置及び自動判別方法
KR20120011546A (ko) 표시 패널 검사 장치 및 그 방법
KR100765047B1 (ko) 영상 처리에 의한 휴대용 콘크리트 표면 균열 측정 장치 및방법
CN111307812A (zh) 基于机器视觉的焊点外观检测方法
JP2019056671A (ja) 壁面損傷検査装置
JP4460977B2 (ja) 炉蓋汚れ検知方法およびその装置
JP7098111B2 (ja) 表面検査装置および表面検査方法
JP6652327B2 (ja) 検査対象物の状態評価装置
CN111458344A (zh) 一种口罩缺陷视觉检测方法、设备、存储介质
JP2006270334A (ja) シェーディング補正方法および画像検査装置
JP3967813B2 (ja) 清浄度判定方法と清浄度測定装置
JP2012026857A (ja) 清掃作業支援装置
KR100627483B1 (ko) 화상 이미지 분석을 통한 배출매연 인식 및 경보장치 및방법
JP2016099135A (ja) 狭隙間点検装置
JP4216784B2 (ja) パンタグラフのすり板検査装置
CN110907470A (zh) 滤光片检测设备及滤光片检测方法
JP2006349378A (ja) 汚染監視システム
KR100711364B1 (ko) 화상 이미지 분석을 통한 배출매연 인식 및 자동경보 장치및 방법
CN209326561U (zh) 一种便于光源调节的光学影像量测仪
JP2006226834A (ja) 表面検査装置、表面検査の方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4460977

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250