JP4456914B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像のサイズを縮小処理する画像処理装置に関するものである。
従来、画像処理装置において、画像のサイズを縮小処理する場合、例えば主走査方向(横方向またはライン方向)の数画素毎に1画素分の画素データをサンプリングし、副走査方向(縦方向またはカラム方向)の数画素毎に1画素分の画素データをサンプリングして使用する、単純な読み飛ばしの方法などが用いられている。
ところが、画素データの読み飛ばしによって画像のサイズを縮小処理すると、静止画では許容できる画像を得ることができる場合が多いが、動画では、ちらつきの目立つ画像(映像)になる。このため、動画の画像サイズを縮小処理した場合に、ちらつきのない画質の良い画像を得るために、画素データの読み飛ばしではなく、例えば平均化などのフィルタ処理を行うことが多い。
例えば、縮小倍率が縦横各1/4の縮小処理を行う場合、図8に示すように、4ライン×4カラムのブロック毎に、16画素の画素データ□の平均値■を算出するフィルタ処理を行う。フィルタ処理はブロック単位で行うため、前ラインの画素値を記憶しておくためのラインメモリが必要となり、4×4のフィルタ処理では、3ライン分のラインメモリが必要になる。一般的に、m×mのフィルタ処理では、(m−1)ライン分のラインメモリが必要になる。
このように、画質の良い縮小画像を得るために、特に動画の画像サイズの縮小処理を行う場合、その縮小倍率に応じた大容量のラインメモリが必要になるという問題があった。
ここで、画像処理装置で用いられるラインメモリを削減するための従来技術としては、例えば特許文献1,2がある。
特許文献1は、従来、複数のランダムアクセス型の半導体メモリ(RAM)からなるラインバッファを使用していたところを、1つのRAMにおいて、そのメモリ部を複数のメモリサブブロックに分割し、これら複数のメモリサブブロックでロウデコード部、データ入力回路、およびコントロール回路などを共用することで、ラインバッファの面積を削減するものである。
特許文献2は、従来、スキャナ部で入力した画像に対して、ローパスフィルタLPF、レンジ補正、ハイパスフィルタHPFの順に処理を行っているために、3×3のフィルタ処理を行うためには、スキャナ部で入力した画像を保持しLPFに供給する2ライン分のラインバッファと、レンジ補正の結果を保持しHPFに供給する2ライン分のラインバッファが必要であったところを、LPFおよびレンジ補正とHPFとを並列に処理して加算することで、2ライン分のラインバッファを削減するものである。
しかし、特許文献1は、デコード部などの回路を共用することでラインバッファの面積を削減するものであって、必要とするラインメモリの容量そのものを削減するものではない。また、特許文献2は、処理の順序を工夫することで必要とするラインバッファの容量を削減するものではあるが、m×mのフィルタを用いる場合には、上記と同様に(m−1)個のラインバッファが必要であり、これ以上にラインバッファを削減することはできない。
特開平9−120676号公報 特開平9−261481号公報
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、縮小倍率に関わらず、画像の縮小処理を行う場合に必要なラインメモリを大幅に削減することにより、簡単な構造で回路の規模を縮減し、コストを削減することができる画像処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、画像をmライン×nカラムの複数のブロックに分割し、前記画像のサイズを縦1/m、横1/nに縮小処理する画像処理装置であって、
前記画像の1ラインに含まれる画素数分のデータを記憶する記憶回路と、
各々の前記ブロックの1ライン目から(m−1)ライン目の画素データが入力される毎に、前記入力される画素データを各々のカラム毎に縦方向に累積加算して得られる第1の加算データを前記記憶回路に記憶する第1加算回路と、
各々の前記ブロックのmライン目の画素データが入力される毎に、前記入力される画素データと前記記憶回路から読み出される同一カラムの第1の加算データとを加算して保持し、該保持データを横方向に累積加算し、第2の加算データとして保持する第2加算回路と、
前記第2加算回路に保持されている第2の加算データを1/(m×n)に除算する除算回路とを備えていることを特徴とする画像処理装置を提供するものである。
また、本発明は、画像をmライン×nカラムの複数のブロックに分割し、前記画像のサイズを縦1/m、横1/nに縮小処理する画像処理装置であって、
前記画像の1ラインに含まれる前記ブロックの個数分のデータを記憶する記憶回路と、
各々の前記ブロックの1ライン目から(m−1)ライン目の画素データが入力される毎に、前記入力される画素データを横方向および縦方向に累積加算して得られる第1の加算データを前記記憶回路に記憶する第1加算回路と、
各々の前記ブロックのmライン目の画素データが入力される毎に、前記記憶回路から読み出される同一ブロックの第1の加算データに加えて、前記入力される画素データを横方向に累積加算し、第2の加算データとして保持する第2加算回路と、
前記第2加算回路に保持されている第2の加算データを1/(m×n)に除算する除算回路とを備えていることを特徴とする画像処理装置を提供する。
ここで、前記第1加算回路は、複数の画素データを加算した後に、加算して得られた画素データを下位ビット側に所定ビットシフトして除算する除算手段と、
前記除算して得られた画素データを含む複数の画素データを加算する時に、前記除算して得られた画素データを上位ビット側に所定ビットシフトして、前記除算する前の画素データのビット数と同一のビット数となるように乗算する乗算手段とを備えるのが好ましい。更に、前記所定ビットは、加算する前の画素データのビット数と同じかそれ以下となるように設定するのが好ましい。
また、前記mおよびnは2の累乗の同一値であり、前記除算回路は、前記第2加算データとして保持されている画素データを下位ビット側に所定ビットシフトすることで1/(m×n)に除算するのが好ましい。
本発明の画像処理装置によれば、縮小倍率に関わらず、画像の1ラインに含まれる画素数分、もしくは画像の1ラインに含まれるブロック数分のデータを記憶するラインメモリのみで、画像サイズの縮小処理を行うことができる。また、さらにはラインメモリの各画素データを記憶するために必要なビット長を画素データのビット長以下に抑えることもでき、さらにラインメモリの容量を削減することも可能である。従って、本発明の画像処理装置を用いることによって、低コストの実現と消費電力の削減に役立つという効果がある。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の画像処理装置を詳細に説明する。
図1は、本発明の画像処理装置の構成を表す第1の実施形態のブロック図である。同図に示す画像処理装置10は、1画素分ずつ順次入力される画素データ(8ビット精度を例とする)によって構成される画像を4ライン×4カラム単位の複数のブロックに分割し、各々のブロック毎に画素データを平均化して画像のサイズを縮小処理するもので、第1加算回路12と、ラインメモリ14と、第2加算回路16とを備えている。
ここで、第1加算回路12には、入力画素データPIX、ラインメモリ14の出力データRAM、およびライン制御信号LSYNCが入力されている。ラインメモリ14には、第1加算回路12の出力データRAM_RWが入力されている。第2加算回路16には、入力画素データPIX、ラインメモリ14の出力データRAM、およびカラム制御信号PIXCNが入力され、第2加算回路16からは、出力画素データOutputが出力されている。
なお、制御信号LSYNC,PIXCNは、各々のブロックにおいて、入力画素データPIXが、どのラインのどのカラムの画素データであるかを表す信号である。本実施形態の場合、ライン制御信号LSYNCは、各々のブロックにおいて、画像のラインが変化する毎に1〜4の順に繰り返し変化する。また、カラム制御信号PIXCNは、各々のブロックにおいて、入力画素データPIXが入力される毎に、1〜4の順に繰り返し変化する。
画像処理装置10において、ラインメモリ14は、画像の1ラインに含まれる画素数分のデータを記憶する記憶回路である。
続いて、第1加算回路12は、各々のブロックにおいて、1ライン目から3ライン目の画素データPIXが入力される毎に、PIXを各々のカラム毎に縦方向に累積加算して得られる第1の加算データをラインメモリ14に記憶するもので、図2に示すように、加算器18と、セレクタ(SEL)20とを備えている。
ここで、加算器18には、PIX[7:0]およびラインメモリ14の出力データRAM[9:0]が入力されている。また、セレクタ20には、PIX[7:0]、加算器18の出力データADDA[9:0]、およびライン制御信号LSYNCが入力され、セレクタ20からは、ラインメモリ14に記憶される出力データRAM_RW[9:0]が出力されている。
第1加算回路12では、ライン制御信号LSYNCが1ライン目であることを表す場合(LSYNC1)には、出力データRAM_RW[9:0]として、セレクタ20から入力画素データPIX[7:0]が選択的に出力され、ラインメモリ14の各々対応するカラムのデータを記憶するメモリアドレスに記憶される。
下記表1に示すように、各々のブロックの入力画素データPIX[7:0]を1〜16で表すと、下記表2に示すように、例えば入力画素データPIX[7:0]として、1ライン目の1カラム目のデータ[1]が入力されると、この1ライン目の1カラム目のデータ[1]は、ラインメモリ14の1ライン上の該カラム位置に対応するメモリアドレスに記憶される。
なお、入力画素データPIX[7:0]として、1ライン目の2カラム目〜4カラム目のデータ[2]〜[4]が入力される時も、同様にラインメモリ14の各々対応するメモリアドレスにそれぞれ記憶される。
Figure 0004456914
Figure 0004456914
また、ライン制御信号LSYNCが2ライン目および3ライン目であることを表す場合(LSYNC2,LSYNC3)、出力データRAM_RW[9:0]として、セレクタ20から加算器18の出力データADDA[9:0]、すなわち各々のカラムの入力画素データPIX[7:0]とラインメモリ14の同一カラムのデータを記憶するメモリアドレスから読み出される出力データRAM[9:0]との加算データが選択的に出力され、再度各々のカラム毎に、ラインメモリ14の同一のメモリアドレスに記憶される。
表2に示すように、入力画素データPIX[7:0]として、例えば2ライン目の1カラム目のデータ[5]が入力されると、ラインメモリ14から読み出される1ライン目の1カラム目のデータ(1)と前述の2ライン目の1カラム目のデータ[5]とが加算され、その加算データ(1)+[5]が再度ラインメモリ14の同一メモリアドレスに記憶される。
また、入力画素データPIX[7:0]として、3ライン目の1カラム目のデータ[9]が入力されると、ラインメモリ14から読み出される1および2ライン目の1カラム目の加算データ(1+5)と前述の3ライン目の1カラム目のデータ[9]とが加算され、その加算データ(1+5)+[9]が再度ラインメモリ14の同一メモリアドレスに記憶される。
なお、入力画素データPIX[7:0]として、2ライン目の2カラム目〜4カラム目のデータ[6]〜[8]、および3ライン目の2カラム目〜4カラム目のデータ[10]〜[12]が入力される時も同様である。
すなわち、第1加算回路12からは、出力データRAM_RWとして、最終的に、1ライン目から3ライン目の画素データを各々のブロックの各々のカラム毎に縦方向に累積加算して得られる加算データが出力され、各々のカラム毎にラインメモリ14に記憶される。
なお、ライン制御信号LSYNCが4ライン目であることを表す時(LSYNC4)には、第1加算回路12は動作しない。
続いて、第2加算回路16は、各々のブロックにおいて、4ライン目の画素データPIXが入力される毎に、PIXとラインメモリ14から出力データRAMとして読み出される同一カラムの第1の加算データとを加算して保持し、これら保持した加算データを横方向に累積加算し、第2の加算データとして保持するもので、図3に示すように、加算器22,24と、セレクタ(SEL)26と、レジスタ(REG)28とを備えている。
加算器22には、入力画素データPIX[7:0]およびラインメモリ14の出力データRAM[9:0]が入力され、加算器24には、加算器22の出力データADDB[9:0]およびレジスタ28の出力データOutput[11:0]が入力されている。また、セレクタ26には、加算器22の出力データADDB[9:0]、加算器24の出力データADDC[11:0]、およびカラム制御信号PIXCNが入力されている。レジスタ28にはセレクタ26の出力データが入力され、レジスタ28からは、Output[11:4]が出力されている。ここで、Output[11:4]はOutput[11:0]の上位側8ビットであり、累積加算された16個の画素データの総和を16で割った値になっている。
第2加算回路16では、制御信号LSYNC,PIXCNが4ライン目の1カラム目であることを表す時(LSYNC4,PIXCN1)には、セレクタ26から加算器22の出力データADDB[9:0]、すなわち4ライン目の1カラム目の入力画素データ[7:0]とラインメモリ14の対応するメモリアドレスから読み出される出力データRAM[9:0]との加算データが選択的に出力され、レジスタ28に保持される。
下記表3に示すように、入力画素データPIX[7:0]として、4ライン目の1カラム目のデータ[13]が入力されると、ラインメモリ14から読み出される加算データ(1+5+9)と前述の4ライン目の1カラム目のデータ[13]とが加算され、その加算データ(1+5+9)+[13]がレジスタ28に記憶される。
Figure 0004456914
また、カラム制御信号PIXCNが2カラム目〜4カラム目であることを表す場合(PIXCN2〜PIXCN4)、セレクタ26からは加算器22の出力データADDB[9:0]と1つ前のカラムの時に保持されているレジスタ28の出力データOutput[11:0]との加算データADDC[11:0]が出力され、レジスタ28に再度保持される。
同じく表3に示すように、入力画素データPIXとして、4ライン目の2カラム目のデータ[14]が入力されると、4ライン目の1カラム目の時に保持されているレジスタ28の出力データ{1+5+9+13}、ラインメモリ14の対応するブロックの2カラム目のデータを記憶するメモリアドレスから読み出される1〜3ライン目の2カラム目の加算データ(2+6+10)、および前述の4ライン目の2カラム目のデータ[14]とが加算され、その加算データ{1+5+9+13}+(1+5+9)+[13]がレジスタ28に再度保持される。
なお、入力画素データPIXとして、4ライン目の3および4カラム目のデータ[15]および[16]が入力される時も同様である。
すなわち、第2加算回路16からは、出力データOutput[11:0]として、最終的に、各々のブロックに含まれる4ライン×4カラムの16画素の画素データを累積加算して得られる加算データが出力される。そして、図示していない除算回路によって、出力データOutput[11:0]を4ビット下位側にシフトすることによって、加算データが1/16に除算され、平均化された出力画素データOutput[11:4]が出力される。
本実施形態の画像処理装置10では、画像の1ラインに含まれる画素数分のデータを記憶するラインメモリ14のみで、画像のサイズを縦横各1/4に縮小する縮小処理を行うことができる。
次に、本発明の画像処理装置の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の画像処理装置の構成を表す第2の実施形態のブロック図である。同図に示す画像処理装置30は、画像処理装置10と同様に、1画素分ずつ順次入力される画素データによって構成される画像を4ライン×4カラムの複数のブロックに分割し、各々のブロック毎に画素データを平均化して画像のサイズを縮小処理するものであるが、さらにラインメモリの容量を削減可能なものである。
画像処理装置30は、図4に示すように、第1加算回路32と、ラインメモリ34と、第2加算回路36とを備えている。以下、画像処理装置10との相違点を重点的に説明する。
ラインメモリ34は、画像の1ラインに含まれるブロックの個数分のデータを記憶するものである。すなわち、ラインメモリ34は、図1に示すラインメモリ14と比べて1/4の容量でよい。
続いて、第1加算回路32は、各々のブロックにおいて、1ライン目から3ライン目の各々のカラムの画素データPIXが入力される毎に、入力画素データPIXを横方向および縦方向に累積加算して得られる第1の加算データをラインメモリ34に記憶するもので、図5に示すように、加算器38と、セレクタ40とを備えている。
図5に示す第1加算回路32と図2に示す第1加算回路12との相違点は、入力画素データPIXを横方向にも累積加算するために、カラム制御信号PIXCNがセレクタ40に入力されている点である。
第1加算回路32では、制御信号LSYNC,PIXCNが1ライン目の1カラム目であることを表す場合(LSYNC1,PIXCN1)には、出力データRAM_RW[11:0]として、セレクタ40から1ライン目の1カラム目の入力画素データPIX[7:0]が選択的に出力され、ラインメモリ14の該ブロックのデータを記憶するメモリアドレスに記憶される。
同様に、表1に示すように、各々のブロックの入力画素データPIXを1〜16で表すとすると、下記表4に示すように、入力画素データPIXとして、1ライン目の1カラム目のデータ[1]が入力されると、このデータ[1]は、ラインメモリ14の該ブロックのデータを記憶するメモリアドレスに記憶される。
Figure 0004456914
また、制御信号LSYNC,PIXCNが1ライン目の2カラム目〜3ライン目の4カラム目であることを表す場合(LSYNC1,PIXCN2〜LSYNC3,PIXCN4)、出力データRAM_RW[11:0]として、セレクタ40から加算器38の出力データADDA[11:0]、すなわちPIX[7:0]とラインメモリ14から読み出される出力データRAM[11:0]との加算データが選択的に出力され、再度ラインメモリ14の同一メモリアドレスに記憶される。
表4に示すように、入力画素データとして、1ライン目の2カラム目のデータ[2]が入力されると、ラインメモリ34から読み出される1ライン目の1カラム目のデータ(1)と前述の1ライン目の2カラム目のデータ[2]とが加算され、その加算データ(1)+[2]が再度ラインメモリ34の同じメモリアドレスに記憶される。
なお、入力画素データとして、1ライン目の3カラム目〜3ライン目の4カラム目のデータ[3]〜[12]が入力される時も同様である。
すなわち、第1加算回路32からは、出力データRAM_RWとして、最終的に、1ライン目から3ライン目の画素データを横方向および縦方向に累積加算して得られる加算データが出力され、ラインメモリ34に記憶される。
なお、ライン制御信号LSYNCが4ライン目であることを表す時(LSYNC4)には、第1加算回路32は動作しない。
続いて、第2加算回路36は、各々のブロックにおいて、4ライン目の画素データPIXが入力される毎に、ラインメモリ34から読み出される同一ブロックの加算データに加えて、入力画素データPIXを横方向に累積加算し、その加算データとして保持するもので、図6に示すように、加算器42,44と、セレクタ46と、レジスタ48とを備えている。
図6に示す第2加算回路36と図3に示す第2加算回路16との相違点は、加算器44に、加算器42の出力データADDB[9:0]が入力されるのではなく、入力画素データPIX[7:0]が入力されている点である。
第2加算回路36では、制御信号LSYNC,PIXCNが4ライン目の1カラム目であることを表す時(LSYNC4,PIXCN1)には、セレクタ46から加算器42の出力データADDB[11:0]、すなわち4ライン目の1カラム目の入力画素データとラインメモリ34から読み出される出力データRAM[11:0]との加算データが選択的に出力され、レジスタ48に保持される。
下記表5に示すように、入力画素データPIXとして、4ライン目の1カラム目のデータ[13]が入力されると、ラインメモリ34の該ブロックに対応するメモリアドレスから読み出される加算データ(1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12)と前述の4ライン目の1カラム目のデータ[13]とが加算され、その加算データ(1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12)+[13]がレジスタ48に保持される。
Figure 0004456914
また、カラム制御信号PIXCNが2カラム目〜4カラム目であることを表す場合(PIXCN2〜PIXCN4)、セレクタ46から加算器44の出力データADDC[11:0]、すなわち入力画素データPIX[7:0]と1つ前のカラムの時に保持されているレジスタ48の出力データOutput[11:0]との加算データが出力され、レジスタ48に再度保持される。
同じく表5に示すように、入力画素データPIXとして、4ライン目の2カラム目のデータ[14]が入力されると、4ライン目の1カラム目の時に保持されているレジスタ48の出力データ{1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13}と前述の4ライン目の2カラム目のデータ[14]とが加算され、その加算データ{1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13}+[14]がレジスタ48に再度保持される。
なお、入力画素データPIXとして、4ライン目の3および4カラム目のデータ[15]および[16]が入力される時も同様である。
すなわち、第2加算回路36からは、出力データOutput[11:0]として、最終的に、各々のブロックに含まれる4ライン×4カラムの16画素の画素データを累積加算して得られる加算データが出力される。そして、図示していない除算回路によって、出力データOutput[11:0]を4ビット下位側にシフトすることによって、加算データが1/16に除算され、平均化された出力画素データOutput[11:4]が出力される。
本実施形態の画像処理装置30では、画像の1ラインに含まれるブロック数分のデータを記憶するラインメモリ34のみで、画像のサイズを縦横各1/4に縮小する縮小処理を行うことができる。
なお、図3に示す第2加算回路16との対比を容易にするために、図6に示す第2加算回路36を例に挙げて説明したが、実際には図7に示す第2加算回路を使用することができる。
図7に示す第2加算回路は、セレクタ46に加算器42,44の出力データADDB[11:0],ADDC[11:0]を入力する代わりに、RAM[11:0]およびOutput[11:0]を入力し、レジスタ48にセレクタ46の出力データとPIX[7:0]とを加算する加算器42(44)の出力データを入力する構成のものである。図7に示す例では、図6に示す第2加算回路36と比べて加算器を1つ削減することができる。
図7に示す第2加算回路では、制御信号LSYNC,PIXCNが4ライン目の1カラム目であることを表す時(LSYNC4,PIXCN1)には、セレクタ46からは、ラインメモリ34から読み出される出力データRAM[11:0]が選択的に出力される。そして、加算器42(44)の出力データ、すなわちセレクタ46の出力データと4ライン目の1カラム目の入力画素データPIX[7:0]との加算データがレジスタ48に保持される。
表5に示すように、入力画素データPIXとして、4ライン目の1カラム目のデータ[13]が入力されると、セレクタ46からは、ラインメモリ34の該ブロックに対応するメモリアドレスから読み出される加算データ(1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12)が出力される。そして、加算器42(44)の出力データ、すなわちセレクタ46の出力データと前述の4ライン目の1カラム目のデータ[13]とが加算され、その加算データ(1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12)+[13]がレジスタ48に保持される。
また、カラム制御信号PIXCNが2カラム目〜4カラム目であることを表す場合(PIXCN2〜PIXCN4)、セレクタ46からは、1つ前のカラムの時に保持されているレジスタ48の出力データOutput[11:0]が出力される。そして、加算器42(44)の出力データ、すなわちセレクタ46の出力データと2カラム目〜4カラム目の入力画素データPIX[7:0]との加算データがレジスタ48に再度保持される。
同じく表5に示すように、入力画素データPIXとして、4ライン目の2カラム目のデータ[14]が入力されると、4ライン目の1カラム目の時に保持されているレジスタ48の出力データ{1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13}と前述の4ライン目の2カラム目のデータ[14]とが加算され、その加算データ{1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13}+[14]がレジスタ48に再度保持される。
入力画素データPIXとして、4ライン目の3および4カラム目のデータ[15]および[16]が入力される時も同様である。また、これ以後の動作は、図6に示す第2加算回路36の場合と同じである。
なお、上記各実施形態は、4×4のブロック毎に縮小倍率が縦横各1/4の縮小処理を行う例であるが、縮小倍率、すなわちブロックのサイズに関わらず、mライン(mは、1以上の整数)×nカラム(nは1以上の整数)の任意のサイズのブロック毎に縮小処理を行う場合であっても、1ラインに含まれる画素数分もしくはブロック数分のデータを記憶するラインメモリのみで同様にして縮小処理を行うことができる。
また、加算データを除算する除算回路は、上記各実施形態のように、ブロックのライン数およびカラム数が2の累乗の同一値である場合には、加算データを所定ビット下位側にシフトすることによって、すなわち配線のみによって除算を実現することができる。しかし、ブロックのライン数およびカラム数が同一の2の累乗ではない場合には、別途除算回路を設ける必要がある。この場合の除算回路の構成は何ら限定されず、従来公知の除算回路を用いることができる。
また、上記各実施形態では、入力画素データPIXとして8ビットの画素データを使用する場合を示しているが、これも限定されず、任意のビット長の画素データを使用することができる。また、ラインメモリは、入力画素データのビット数以上のビット数を持つ加算データを記憶することができるラインメモリを使用する必要がある。例えば、上記各実施形態では、9ビット又は11ビットの加算データを記憶するラインメモリを使用している。
加算データのビット長の増大を抑えるために、第1加算回路において、加算器の後に除算手段を設け、複数の画素データを加算した後に、加算して得られた画素データADDAを下位ビット側に所定ビットシフトして、加算する前の画素データPIXのビット数と同じか又はそれ以下のビット数となるように2x(Xは0以上の整数)で除算し、さらに加算器の前に乗算手段を設け、除算して得られた画素データRAMを含む複数の画素データを加算する時に、除算して得られた画素データRAMを上位ビット側に所定ビットシフトして、除算する前の画素データPIXのビット数と同一のビット数となるように前述の2xで乗算するのが好ましい。
これにより、加算データの精度は多少落ちるが、例えば8ビットの画素データを記憶するラインメモリを使用することができ、さらにラインメモリの容量を削減することができる。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明の画像処理装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明の画像処理装置の構成を表す第1の実施形態のブロック図である。 図1に示す画像処理装置の第1加算回路の構成を表すブロック図である。 図1に示す画像処理装置の第2加算回路の構成を表すブロック図である。 本発明の画像処理装置の構成を表す第2の実施形態のブロック図である。 図4に示す画像処理装置の第1加算回路の構成を表すブロック図である。 図4に示す画像処理装置の第2加算回路の構成を表すブロック図である。 図4に示す画像処理装置の第2加算回路の別の構成を表すブロック図である。 4ライン×4カラムのブロック毎に画像サイズの縮小処理を行う場合の概念図である。
符号の説明
10,30 画像処理装置
12,32 第1加算回路
14,34 ラインメモリ
16,36 第2加算回路
18,22,24,38,42,44 加算器
20,26,40,46 セレクタ
28,48 レジスタ

Claims (4)

  1. 画像をmライン×nカラムの複数のブロックに分割し、前記画像のサイズを縦1/m、横1/nに縮小処理する画像処理装置であって、
    前記画像の1ラインに含まれる画素数分のデータを記憶する記憶回路と、
    各々の前記ブロックの1ライン目から(m−1)ライン目の画素データが入力される毎に、前記入力される画素データを各々のカラム毎に縦方向に累積加算して得られる第1の加算データを前記記憶回路に記憶する第1加算回路と、
    各々の前記ブロックのmライン目の画素データが入力される毎に、前記入力される画素データと前記記憶回路から読み出される同一カラムの第1の加算データとを加算して保持し、該保持データを横方向に累積加算し、第2の加算データとして保持する第2加算回路と、
    前記第2加算回路に保持されている第2の加算データを1/(m×n)に除算する除算回路とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像をmライン×nカラムの複数のブロックに分割し、前記画像のサイズを縦1/m、横1/nに縮小処理する画像処理装置であって、
    前記画像の1ラインに含まれる前記ブロックの個数分のデータを記憶する記憶回路と、
    各々の前記ブロックの1ライン目から(m−1)ライン目の画素データが入力される毎に、前記入力される画素データを横方向および縦方向に累積加算して得られる第1の加算データを前記記憶回路に記憶する第1加算回路と、
    各々の前記ブロックのmライン目の画素データが入力される毎に、前記記憶回路から読み出される同一ブロックの第1の加算データに加えて、前記入力される画素データを横方向に累積加算し、第2の加算データとして保持する第2加算回路と、
    前記第2加算回路に保持されている第2の加算データを1/(m×n)に除算する除算回路とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記第1加算回路は、複数の画素データを加算した後に、加算して得られた画素データを下位ビット側に所定ビットシフトして除算する除算手段と、
    前記除算して得られた画素データを含む複数の画素データを加算する時に、前記除算して得られた画素データを上位ビット側に所定ビットシフトして、前記除算する前の画素データのビット数と同一のビット数となるように乗算する乗算手段とを備える請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記mおよびnは2の累乗の同一値であり、前記除算回路は、前記第2加算データとして保持されている画素データを下位ビット側に所定ビットシフトすることで1/(m×n)に除算することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
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