JP4456094B2 - 建築防犯構造 - Google Patents
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Description
出入り口を開閉可能な四辺形のドアに設けられ、錠前部にキーを挿し込んで操作することにより往復動する可動部材の第1係合部が、前記出入り口を形成する建築構造体側に形成された第2係合部に係合することにより、前記ドアが閉じた施錠状態に保持することができる建築防犯構造において、
前記可動部材が前記ドアの各辺に対して傾斜した方向に設けられて、前記第1係合部が前記ドアの輪郭の外側または内側に向かって往復移動するように設けられ、
前記第1係合部が、前記ドアの角部の両側の互いに直交する2辺それぞれと平行の二辺を有するL型状に形成されることにより、前記可動部材全体が矢印状に形成され、
前記第2係合部は、前記ドアの互いに直交する2辺それぞれと平行の長さ位置に対応する建築構造体側の2辺の長さ位置にL型状の溝が形成されて、前記第1係合部が係合したり離脱したりできるようにしたことを特徴とするものである。
前記第1係合部は前記ドアの厚さ方向中央部に形成された隙間から前記ドアの輪郭の外側に突出するように形成され、
前記第2係合部は前記ドアの厚さ部分に対応する前記建築構造体の部分に前記隙間に対応する第1溝部を形成し、
前記第1係合部が前記ドアの輪郭の外側に向かって移動したときに前記第1溝部に係合するようにしたことを特徴とするものである。
前記第1係合部は前記ドアの厚さ部分から外れた位置に配置された第1板部により形成され、
前記第2係合部は前記ドアの厚さ部分に対応する前記建築構造体の部分から外れた位置に配置された第2板部、又は第2溝部により形成され、
前記第1板部が前記ドアの輪郭の外側に向かって移動したときに前記第2板部、又は前記第2溝部に係合するようにしたことを特徴とするものである。
出入り口を開閉可能な四辺形のドアに設けられ、錠前部にキーを挿し込んで操作することにより往復動する可動部材の第1係合部が、前記出入り口を形成する建築構造体側に形成された第2係合部に係合することにより、前記ドアが閉じた施錠状態に保持することができる建築防犯構造において、
前記可動部材が前記ドアの各辺に対して傾斜した方向に設けられて、前記第1係合部が前記ドアの輪郭の外側または内側に向かって往復移動するように設けられ、
前記第1係合部が、前記ドアの角部の両側の互いに直交する2辺それぞれと平行の二辺を有するL型状に形成されることにより、前記可動部材全体が矢印状に形成され、
前記第2係合部は、前記ドアの互いに直交する2辺それぞれと平行の長さ位置に対応する建築構造体側の2辺の長さ位置にL型状の溝が形成されて、前記第1係合部が係合したり離脱したりできるようにしたことにより、
前記第1係合部と第2係合部が、前記ドアの互いに直交する2辺それぞれの長さ位置にわたって係合できるので、簡単にはドアをこじ開けることができないだけでなく、莫大なコストを要することもなく、実現性の高い空き巣被害等の抜本的な対策として用いることができる。
前記第1係合部は前記ドアの厚さ方向中央部に形成された隙間から前記ドアの輪郭の外側に突出するように形成され、
前記第2係合部は前記ドアの厚さ部分に対応する前記建築構造体の部分に前記隙間に対応する第1溝部を形成し、
前記第1係合部が前記ドアの輪郭の外側に向かって移動したときに前記第1溝部に係合するようにしたことにより、
簡単にはドアをこじ開けることができないだけでなく、建築防犯構造がドアの厚さ方向に大型化することを防止することができる。
前記第1係合部は前記ドアの厚さ部分から外れた位置に配置された第1板部により形成され、
前記第2係合部は前記ドアの厚さ部分に対応する前記建築構造体の部分から外れた位置に配置された第2板部、又は第2溝部により形成され、
前記第1板部が前記ドアの輪郭の外側に向かって移動したときに前記第2板部、又は前記第2溝部に係合するようにしたことにより、
建築防犯構造の構成の多様化を図ることができる。
図1ないし図4は、本発明の第1の実施の形態に係る建築防犯構造について説明するために参照する図である。
したがって、この第1の実施の形態に係る建築防犯構造は、実現性の高い空き巣被害等の抜本的な対策として用いることができる。
前記第1の実施の形態においては、可動部材16のL型部16aが、ドア7の角部及びこの両側の2辺それぞれに沿ってL字状に形成されていたのに対して、この第2の実施の形態においては、可動部材16の係合部16dが、ドア7の角部の両側の互いに直交する2辺それぞれだけに沿って形成され、可動部材16のドア7の角部に対応する部分は切り欠かれているので、その係合部16dは、図中縦方向に伸びる部分と横方向に伸びる部分の、互いに分離された2つの部分から構成されている点において、前記第1の実施の形態と異なるものである。
前記第1の実施の形態においては、L型部16aがドア7の板厚内に設けられ、そのL型部16aがドア7の前記互いに直交する2辺それぞれの厚さ方向の面中央部の隙間7dから、ドア7の輪郭の外側に突出するように移動して、ドア枠6に形成された溝18に係合していたのに対して、この第3の実施の形態は、L型部26がドア7の板厚外の位置に設けられていて、このL型部26がドア7の板厚に対応するドア枠6の位置とは異なる位置に設けられている係合金具32に係合するようになっている点において異なるものである。
そしてこの状態で鍵穴14aからキーを引き抜くと、この施錠された状態を保持することができる。
この状態で鍵穴14aからキーを引き抜くと、この解錠された状態を保持することができる。
前記第3の実施の形態においては、ドア枠6の下垂部6aの下側に、係合金具32が固定されていたのに対して、この第4の実施の形態に係る建築防犯構造は、ドア枠6の下垂部6aに係合金具32の代わりに溝38(第2係合部)が形成されている点において異なり、他の点においては前記第3の実施の形態と同様のものである。
この状態で鍵穴14aからキーを引き抜くと、この施錠された状態を保持することができる。
この状態で鍵穴14aからキーを引き抜くと、この解錠された状態を保持することができる。
したがって、この第4の実施の形態に係る建築防犯構造も、現実性の高い空き巣被害等の抜本的な対策として用いることができる。
6 ドア枠
6a 下垂部
7 ドア
7a 収納部
7b 長孔
7c ガイド溝
7d 隙間
8 ヒンジ
10 把手
12 壁部
14 錠前
14a 鍵穴
16 可動部材
16a L型部
16b 中央真直部
16c 側辺部
16d 係合部
18 溝
19 溝
20 ギヤ
22 駆動手段
26 L型部
28 駆動伝達部材
28a 折曲り部
29 弾性受部
32 係合金具
32a 埋込部
34 カバー部材
34a 縁部
38 溝
Claims (4)
- 出入り口を開閉可能な四辺形のドアに設けられ、錠前部にキーを挿し込んで操作することにより往復動する可動部材の第1係合部が、前記出入り口を形成する建築構造体側に形成された第2係合部に係合することにより、前記ドアが閉じた施錠状態に保持することができる建築防犯構造において、
前記可動部材が前記ドアの各辺に対して傾斜した方向に設けられて、前記第1係合部が前記ドアの輪郭の外側または内側に向かって往復移動するように設けられ、
前記第1係合部が、前記ドアの角部の両側の互いに直交する2辺それぞれと平行の二辺を有するL型状に形成されることにより、前記可動部材全体が矢印状に形成され、
前記第2係合部は、前記ドアの互いに直交する2辺それぞれと平行の長さ位置に対応する建築構造体側の2辺の長さ位置にL型状の溝が形成されて、前記第1係合部が係合したり離脱したりできるようにした
ことを特徴とする建築防犯構造。 - 前記第1係合部は前記ドアの厚さ方向中央部に形成された隙間から前記ドアの輪郭の外側に突出するように形成され、
前記第2係合部は前記ドアの厚さ部分に対応する前記建築構造体の部分に前記隙間に対応する第1溝部を形成し、
前記第1係合部が前記ドアの輪郭の外側に向かって移動したときに前記第1溝部に係合するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の建築防犯構造。 - 前記第1係合部は前記ドアの厚さ部分から外れた位置に配置された第1板部により形成され、
前記第2係合部は前記ドアの厚さ部分に対応する前記建築構造体の部分から外れた位置に配置された第2板部、又は第2溝部により形成され、
前記第1板部が前記ドアの輪郭の外側に向かって移動したときに前記第2板部、又は前記第2溝部に係合するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の建築防犯構造。 - 前記第1板部の前記ドアと反対側に補強板部を配置したことを特徴とする請求項3に記載の建築防犯構造。
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JP2006220412A JP4456094B2 (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | 建築防犯構造 |
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JP2006220412A JP4456094B2 (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | 建築防犯構造 |
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JP2008045316A JP2008045316A (ja) | 2008-02-28 |
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JP2006220412A Active JP4456094B2 (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | 建築防犯構造 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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JP6207166B2 (ja) * | 2013-02-07 | 2017-10-04 | 三菱電機株式会社 | 可動ホーム柵扉 |
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2006
- 2006-08-11 JP JP2006220412A patent/JP4456094B2/ja active Active
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JP2008045316A (ja) | 2008-02-28 |
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