JP4455777B2 - 防食管理方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ガスの配管網などの防食管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、都市ガスや水道などの流体は、主として地下に埋設される配管網を介して、顧客である需用者に供給されている。都市ガスを供給するために地下に埋設される配管網には、少なくとも主幹的な導管の部分に金属管が使用される。地下に埋設される金属管に対しては、塗覆装と呼ばれる電気絶縁性被覆で覆った上で、さらに塗覆装のピンホール等による金属管裸部分の腐食による損耗を防ぐため、電気防食が施される。電気防食は、地上に直流電源装置を設けて地下埋設金属管に防食電流を流したり、直流電源装置ではなく、マグネシウム等の犠牲陽極を接続することにより、地下埋設金属管の防食を行っている。
【0003】
電気防食を充分に行っても、金属管の埋設位置付近で工事などが行われて塗覆装が損傷を受け防食電流量が不足するようなときは、地下埋設金属管が腐食する可能性がある。また、必要以上に電気防食を行うと、防食電源の設置費用がかかり、電力消費に伴う電力使用料金が増大する。このため、電気防食を施す際には、防食電位や防食電流を監視し、必要な防食状態が保たれているか否かを定期的に監視し、異常が生じれば対処する手順が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
都市ガスの配管網などは、広範囲な地域に分散して配置されるので、防食状態の監視の負担も大きい。従来は、導管に対して200m毎程度に防食情報の測定地点を設け、作業者が測定地点を定期的に巡回して防食状態の管理測定を行っているけれども、多くの人手を必要とするため、多大な人件費がかかってしまう。全体的な防食状態の把握は、作業者が測定後作成する報告書等をまとめた後初めて可能であり、防食状態の測定から防食状態の判定までに時間を要してしまう。
【0005】
本発明の目的は、防食状態の監視に人手を必要とせず、防食状態を迅速に把握することができる防食管理方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、地域的に分散して配置される防食対象構造物について、電気的な防食管理情報を防食対象構造物の配置に対応して設定される複数地点で測定し、
測定された防食管理情報を、情報通信ネットワークを介してサーバ装置に伝送し、
サーバ装置で、予め設定される防食管理基準に従って防食対象構造物の防食状態を判定し、
判定結果を、サーバ装置から情報通信ネットワークを介して回答し、
前記防食管理情報を測定する地点と前記サーバ装置との間には、該地点を最下位、該サーバ装置を最上位とする複数の階層を設け、
該複数の階層のうちの少なくとも一つでは、防食管理情報を集約し、
前記防食管理情報の集約は、下位の階層から伝送される防食管理情報をデータロガーに記録して蓄積する際、またはデータロガーに蓄積した情報を上位側に伝送する際に、予め設定される基準に基づいて防食上好ましくない防食管理情報のみを選択し、選択された防食管理情報および選択される防食管理情報の頻度のみを選択することによって行うことを特徴とする防食管理方法である。
【0007】
本発明に従えば、地域的に分散して配置される防食対象構造物を防食管理の対象とする。このような防食対象構造物は、人手で管理しようとすれば、地域的に分散しているので、多くの人手を必要とし、人件費が増大してしまう。測定される防食管理情報は、インターネットなどの情報通信ネットワークを介してサーバ装置に伝送するので、防食管理情報の収集に人手を用いる必要はなく、人件費の増大を防ぐことができる。サーバ装置では、予め設定されている防食管理基準に従って防食対象構造物の防食状態を判定するので、適切な防食管理基準を設定しておけば、適切な判定を行うことができる。判定結果は、サーバ装置から情報通信ネットワークを介して回答するので、防食対象構造物の利用者などは、情報通信ネットワークから防食状態についての適切な判定結果を得ることができる。利用者とサーバ装置とは情報通信ネットワークを介して接続されるので、防食対象構造物の利用者とサーバ装置の設置者とは別個の企業であってもよく、防食技術の専門家がインターネット上に防食管理センタなどを開設して、防食対象構造物の利用者を顧客とするビジネスを行うこともできる。
また、広範囲な地域に設けられる防食対象構造物について、サーバ装置を最上位とし、防食管理情報を測定する地点を最下位として、複数の階層を設けて防食管理情報の伝送を行う。複数の階層のうちの少なくとも1つでは防食管理情報が集約されるので、サーバ装置の負担の増大を招くことなく、広い地域で多数の地点からの防食管理情報を利用し、適切な防食管理を行うことができる。
また、防食状態が好ましくないようになる頻度が低い防食管理対象物に対し、上位側へ伝送する情報量を削減することができる。データロガーを備える階層では、下位の階層から伝送される防食管理情報をデータロガーに蓄積する段階、または蓄積された防食管理情報を上位側に伝送する段階で、予め設定される基準に基づいて、防食上好ましくない防食管理情報のみを選択して、選択された防食管理情報および選択される防食管理情報の頻度のみを選択して集約を行う。防食上好ましくない情報について、集中的に管理を行うことができるので、防食に関し、適切な対応を採ることが可能になる。
【0008】
また本発明で、前記防食対象構造物は地下埋設管であり、
前記防食管理情報は、防食電位、防食電流量、管内電流量および出力電流量のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明に従えば、地下埋設管について、防食電位、防食電流量、管内電流量および出力電流量のうちの少なくとも一つを含む防食管理情報を情報通信ネットワークを介してサーバ装置に伝送し、防食状態を管理することができる。
【0014】
また本発明で、前記防食対象構造物は、使用量に応じて料金を徴収する流体の配送用の配管網であり、
該配管網の少なくとも一部には、該流体使用量の自動検針を行うための情報ネットワークシステムが構築されており、
前記防食管理情報の伝送は、該情報ネットワークシステムを利用して行うことを特徴とする。
【0015】
本発明に従えば、流体使用量の自動検針を行う情報ネットワークシステムを利用して、流体の配送用の配管網についての防食管理を効率的に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態としての防食管理方法を実行する概略的なシステムの構成を示す。本実施形態では、地域的に分散して配置される防食対象構造物として、都市ガスの配管網で地中に埋設される鋼などの金属製の導管1の防食管理を行う。電気的な防食管理情報としては、防食電位測定器2を防食対象構造物である導管1の配置に対応して設置する。防食電位測定器2は、導管1に沿って、たとえば200m毎を基準に設置する。一般に導管1は、表面に道路などが設けられる地中に埋設される。防食電位測定器2は、道路などにマンホールを設け、必要に応じて地表からも測定結果を確認することができる状態で設置する。
【0017】
図2は、道路3の地中に埋設されている導管1について、防食電位を測定する構成を示す。防食電位測定器2は、道路3に設けるマンホール4内に設置する。マンホール4の下方には、たとえば道路3の地表から1〜2mの深さに、導管1が埋設されている。導管1には、鋼管5が使用され、防食のために塗覆装6が形成されている。しかしながら塗覆装6で鋼管5を覆うだけでは充分な防食を行うことができず、マグネシウムなどの犠牲陽極7を鋼管5に電気的に接続し、電気防食が施される。防食電位測定器2は、基準電極8と鋼管5との間の電位差を測定し、基準電極8の電位を基準とする鋼管5の防食電位を測定する。防食電位測定器2が測定した防食電位は、特定小電力無線機9からマンホール4の外部に送信される電波で、外部に電送される。なお、防食電位ばかりではなく、犠牲陽極7と鋼管5との間を接続する導線に流れる防食電流を測定して、防食管理情報とすることもできる。
【0018】
また、鋼管5の電気防食は、近傍に電気鉄道などが通って迷走電流が流れる環境や、湿潤で腐食しやすい環境などでは、犠牲陽極7の使用のみでは不十分となることがある。このような場合は、直流電源装置が用いられる。直流電源装置を用いるような場合は、防食電位ばかりではなく、直流電源装置から鋼管5に出力される出力電流や、鋼管5の継手部分などで測定可能な管内電流などを防食管理情報として利用することもできる。
【0019】
図1のシステムでは、各防食電位測定器2から特定小電力無線機9を介して送信される防食電位についての防食管理情報を、マイコンメータ10に設ける特定小電力無線機11で受信する。マイコンメータ10は、都市ガスの自動検針や、ガスメータのアラーム監視、遠隔開閉栓、ガス圧力測定などの機能を備える。多機能のマイコンメータ10を設置し、都市ガスの供給者と顧客との間で双方向の情報ネットワークを構築して、都市ガス供給のサービス改善が図られている。
【0020】
たとえばマンションなど、1つの建物に多くの顧客が入っている集合住宅12では、各顧客毎に配置されるマイコンメータ10は、集中伝送盤13で集約され、T−NCU(Network Control Unit)14を介し、公衆電話回線15などを介して、管理センタ16に接続されている。個別住宅17に設置されているマイコンメータ10は、特定小電力無線機18を介してPHS(Personal Handy-phone System)端末19から無線でPHS基地局20に接続され、さらに公衆電話回線15などを介して管理センタ16に接続される。他の住宅などと離れた位置にある個別住宅21は、マイコンメータ10に直接PHS端末19を設け、直接PHS基地局20と接続することもある。
【0021】
さらに別の個別住宅22では、マイコンメータ10とともに、電話23もT−NCU14および公衆電話回線15を介して管理センタ16と接続される。T−NCU14は、特定小電力無線機24を介して、複数の個別住宅25から情報を集めることもできる。
【0022】
管理センタ16は、防食電位測定器2で測定された防食管理情報を、情報通信ネットワークとしてのインターネット26を介して、防食管理センタ27に伝送する。防食管理センタ27には、インターネット26を介して入力される情報を、DSU(Digital Service Unit)28およびTA(Terminal Adapter)29を介して受信するサーバ装置30が設けられる。サーバ装置30では、予め設定される防食管理基準に従って防食対象構造物の防食状態を判定し、判定結果を、サーバ装置30から情報通信ネットワークであるインターネット26を介して回答する。なお、防食管理センタ27には、複数の管理センタ16とインターネット26を介して接続することができる。
【0023】
図3は、図1のシステムで実施する防食管理方法の概略的な手順を示す。ステップs1から手順を開始し、ステップs2では、導管1などの防食対象構造物の配置に対応して各地に設置している防食電位測定器2による防食電位測定など、防食管理情報の測定を行う。ステップs3では、測定した防食管理情報を、無線電波や情報通信ネットワークを介して、防食管理センタ27のサーバ装置30に伝送する。ステップs4でサーバ装置30は、予め設定される防食管理基準に従って、防食対象構造物の防食状態を判定する。ステップs5で、サーバ装置30は、判定結果を情報通信ネットワークを介して回答し、ステップs6で手順を終了する。
【0024】
本実施形態では、地域的に分散して配置される防食対象構造物である導管1を防食管理の対象とする。このような防食対象構造物は、人手で管理しようとすれば、地域的に広く分散しているので、多くの人手を必要とし、人件費が増大してしまう。測定される防食電位などの防食管理情報は、インターネット26などの情報通信ネットワークを介してサーバ装置30に伝送するので、防食管理情報の収集に人手を用いる必要はなく、人件費の増大を防ぐことができる。サーバ装置30では、予め設定されている基準情報に従って導管1の防食状態を判定するので、適切な基準情報を設定しておけば、適切な判定を行うことができる。判定結果は、サーバ装置30からインターネット26を介して、たとえばWebページの形式などを使用して回答するので、管理センタ16などは、防食状態についての適切な判定結果を随時見ることができる。利用者とサーバ装置30とはインターネット26などの情報通信ネットワークを介して接続されるので、防食対象構造物の利用者とサーバ装置30の設置者とは別個の企業であってもよく、防食技術の専門家がインターネット26上に仮想的な防食管理センタ27などを開設して、防食対象構造物の利用者を顧客とするビジネスを行うこともできる。
【0025】
また本実施形態では、防食情報である防食電位を測定する防食電位測定器2の設置地点とサーバ装置30との間には、設置地点を最下位、サーバ装置30を最上位とする複数の階層を設けていることになる。最上位の階層および最下位を除く中間の階層のうちの少なくとも一つは、集合住宅12に設けられる集中伝送盤13や管理センタ16であり、下位の階層から伝送される防食管理情報を集約し、集約した防食管理情報を上位側に伝送する。伝送の途中の階層で、防食管理情報が集約されるので、サーバ装置30の負担の増大を招くことなく、広い地域で多数の地点からの防食管理情報を利用し、適切な防食管理を行うことができる。
【0026】
防食管理情報の集約は、途中の階層にデータロガーなどを備えて行うことができる。データロガーを備えれば、下位の階層から伝送される防食管理情報をデータロガーに記録して蓄積する際、またはデータロガーに蓄積した情報を上位側に伝送する際に、予め設定される基準に基づいて防食上好ましくない防食管理情報のみを選択し、選択された防食管理情報および選択される防食管理情報の頻度のみを選択することによって行うことができる。
【0027】
これによって、防食状態が好ましくないようになる頻度が低い防食管理対象物に対し、上位側へ伝送する情報量を削減することができる。データロガーを備える階層では、下位の階層から伝送される防食管理情報をデータロガーに蓄積する段階、または蓄積された防食管理情報を上位側に伝送する段階で、予め設定される基準に基づいて、防食上好ましくない防食管理情報のみを選択して、選択された防食管理情報および選択される防食管理情報の頻度のみを選択して集約を行う。防食上好ましくない情報について、集中的に管理を行うことができるので、防食に関し、適切な対応を採ることが可能になる。
【0028】
また本実施形態で、防食対象構造物は、使用量に応じて料金を徴収する流体である都市ガスの配送用の配管網であり、配管網の少なくとも一部には、流体使用量の自動検針を行うための情報ネットワークシステムが構築されている。防食管理情報の伝送は、情報ネットワークシステムを利用して行うので、流体の配送用の配管網についての防食管理を効率的に行うことができる。
【0029】
なお、流体としては、都市ガスばかりではなく、水道水などについても本発明を同様に適用することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、地域的に分散して配置される防食対象構造物は、人手で管理しようとすれば、多くの人手を必要とするけれども、測定される防食管理情報を、インターネットなどの情報通信ネットワークを介してサーバ装置に伝送するので、防食管理情報の収集には人手を不要にすることができる。サーバ装置では、予め設定されている防食管理基準に従って防食対象構造物の防食状態を判定するので、防食技術の専門家などが適切な防食管理基準を設定しておけば、適切な判定を行うことができ、情報通信ネットワークを介して判定結果を回答するので、防食対象構造物の利用者などは、容易に防食状態についての適切な判定結果を得ることができる。
また、広範囲な地域に設けられる防食対象構造物について多くの地点で防食管理情報を測定しても、複数の階層を有する経路を伝送する途中で集約されるので、サーバ装置の負担の増大を招くことなく、適切な防食管理を行うことができる。
また、予め設定される基準に基づいて、防食上好ましくない防食管理情報のみを選択して、選択された防食管理情報および選択される防食管理情報の頻度のみを選択して集約を行う。防食上好ましくない情報について、集中的に管理を行うことができるので、防食に関し、適切な対応を採ることが可能になる。
【0031】
また本発明によれば、地下埋設管について、防食電位、防食電流量、管内電流量および出力電流量のうちの少なくとも一つを含む防食管理情報を情報通信ネットワークを介してサーバ装置に伝送し、測定地点を人手で巡回することなく、防食状態を適切に管理することができる。
【0034】
また本発明によれば、使用量に応じて料金を徴収する流体の配送用の配管網を防食管理の対象とする場合に、配管網の少なくとも一部に設けられ、流体使用量の自動検針を行う情報ネットワークシステムを利用して、流体の配送用の配管網についての防食管理を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態としての防食管理方法の対象となるシステムの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態の防食対象構造物である導管1の防食管理状態を示す簡略化した断面図である。
【図3】図1のシステムでの防食管理方法の概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 導管
2 防食電位測定器
4 マンホール
5 鋼管
6 塗覆装
7 犠牲陽極
8 基準電極
9,11,18,24 特定小電力無線機
10 マイコンメータ
15 公衆電話回線
16 管理センタ
26 インターネット
27 防食管理センタ
30 サーバ装置

Claims (3)

  1. 地域的に分散して配置される防食対象構造物について、電気的な防食管理情報を防食対象構造物の配置に対応して設定される複数地点で測定し、
    測定された防食管理情報を、情報通信ネットワークを介してサーバ装置に伝送し、
    サーバ装置で、予め設定される防食管理基準に従って防食対象構造物の防食状態を判定し、
    判定結果を、サーバ装置から情報通信ネットワークを介して回答し、
    前記防食管理情報を測定する地点と前記サーバ装置との間には、該地点を最下位、該サーバ装置を最上位とする複数の階層を設け、
    該複数の階層のうちの少なくとも一つでは、防食管理情報を集約し、
    前記防食管理情報の集約は、下位の階層から伝送される防食管理情報をデータロガーに記録して蓄積する際、またはデータロガーに蓄積した情報を上位側に伝送する際に、予め設定される基準に基づいて防食上好ましくない防食管理情報のみを選択し、選択された防食管理情報、および、選択される防食管理情報の頻度のみを選択することによって行うことを特徴とする防食管理方法。
  2. 前記防食対象構造物は地下埋設管であり、
    前記防食管理情報は、防食電位、防食電流量、管内電流量および出力電流量のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1記載の防食管理方法。
  3. 前記防食対象構造物は、使用量に応じて料金を徴収する流体の配送用の配管網であり、
    該配管網の少なくとも一部には、該流体使用量の自動検針を行うための情報ネットワークシステムが構築されており、
    前記防食管理情報の伝送は、該情報ネットワークシステムを利用して行うことを特徴とする請求項1または2記載の防食管理方法。
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