JP4454967B2 - 分流機構及びその弁装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブームシリンダとバケットシリンダとを有する作業機械の油圧回路に用いられ、ブーム一方室から圧油が排出されたときに、絞りと分流弁とを介してバケット他方室とタンクとに圧油を分流する分流機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ブームシリンダとバケットシリンダとを有する作業機械の油圧回路に用いられ、ブーム一方室から圧油が排出されたときに、絞りと分流弁とを介してバケット他方室とタンクとに圧油を分流する分流機構が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載された分流機構は、フローデバイダバルブ(分流弁)45とオリフィス(絞り)75、83とを備えている。また、特許文献2に記載された分流機構は、絞りを備える分流弁18によって構成されている。これらの分流機構により、ブーム一方室からの戻り油をバケット他方室に供給し、ブーム動作時にバケットを平行に保持するバケット平行移動機能を実現している。
【0003】
特許文献1に記載の分流機構においては、オリフィス75は固定オリフィス(固定絞り)として構成されている。そして、開口79及び通路81で構成されるオリフィス83も、可変オリフィスとして絞り量を調整可能に構成されているものの、分流機構作動時に自動調整可能な可変絞りとして構成されている訳ではなく、作動中は固定絞りとして機能するものである。固定絞りであるこれらのオリフィス75、83の開度を絞りすぎると、ブームシリンダのロッド側室からの圧油の流出が制限され、アクチュエータのスムーズな作動が妨げられることになる。このため、これらの固定絞りは、アクチュエータがスムーズに作動可能となるような開度に設定される。また、特許文献2に記載の分流機構における絞りも、一方は固定絞り、他方は可変絞りとして構成されているが、その固定絞りについては、上記と同様に開度設定されることになる。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−219730号公報(第4頁、第1−2図)
【特許文献2】
特許2686106号公報(第3頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1、2に記載の分流機構においては、上記開度設定の前提の流量条件とは異なりブームシリンダのロッド側室から排出されて分流機構に流入する油量が少ない場合は、適切に分流することができないという問題があった。即ち、流入する圧油の流量が少ないと、分流機構の上流側の圧力が上昇することなく、分流した通路の中で低負荷側に多くの流量が流れてしまい、分流した通路の高負荷側には、少量の流量しか流れないという問題があった。
【0006】
本発明は、ブームシリンダから排出される流量が大流量であるか小流量であるかに関わらず、分配比率の変動を低減することができる分流機構、及びその弁装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1に記載の分流機構は、ブーム一方室とブーム他方室とを備えこのブーム一方室及びブーム他方室に圧油が給排されてブームを作動させるブームシリンダと、バケット一方室とバケット他方室とを備えこのバケット一方室及びバケット他方室に圧油が給排されてバケットを作動させるバケットシリンダとを有する作業機械の油圧回路に用いられ、前記ブーム一方室と前記バケット他方室との間に設けられ、前記ブーム一方室に連通する第1通路と、この第1通路に連通し前記バケット他方室につながる第2通路と、前記第1通路に連通しタンクにつながる第3通路と、前記第1通路と前記第2通路との間に設けられる第1絞りと、前記第1通路と前記第3通路との間に設けられる第2絞りと、前記第1絞りと前記第2絞りとの下流側に前記第1絞りの下流側圧力と前記第2絞りの下流側圧力とを所定圧力差に保持する分流弁と、を有し、前記ブーム一方室から圧油が排出されたときに、前記第1絞り及び前記第2絞りと前記分流弁とを介して前記バケット他方室とタンクとに圧油を分流する分流機構において、前記第1絞り及び前記第2絞りを可変絞りとして、前記ブーム一方室からの圧油の流量が減少したときに、前記第1絞りと前記第2絞りの各々の開度を減少させることを特徴とする。
【0008】
この構成によると、ブーム一方室から分流機構に流入する圧油の流量が減少したときに第1絞りと第2絞りの各々の開度を減少させるため、ブームシリンダから排出される流量が少ない場合でも、第2通路及び第3通路のうち負荷の低い方に圧油が流れてしまうことを抑制できる。従って、ブームシリンダから排出される流量が大流量であるか小流量であるかに関わらず、分配比率の変動を低減することができる分流機構を提供することができる。
【0009】
請求項2に記載の分流機構は、請求項1において、前記第1絞りの下流側圧力及び前記第2絞りの下流側圧力に基づき、前記第1絞り及び前記第2絞りの開度を制御することを特徴とする。
【0010】
この構成によると、ブーム一方室からの圧油流量の減少を第1絞り及び第2絞りの下流側圧力によって検知することができる。このため、ブーム一方室からの圧油流量の減少に応じて第1及び第2絞りの開度を簡便に変更することができる。
【0011】
請求項3に記載の分流機構は、請求項1又は2において、前記第1通路と前記第1絞りの下流側との間に調整弁を設けたことを特徴とする。
【0012】
この構成によると、第1絞り及び第2絞りとは独立して、第1絞りの下流側圧力と第2絞りの下流側圧力との圧力差を容易に調整することができる。このため、分流機構の製品間で作動特性にばらつきがあっても、容易に微調整することができる。
【0013】
請求項4に記載の分流機構の弁装置は、請求項1又は2に記載の分流機構に用いられる弁装置であって、弁本体に形成されたスプール孔と、このスプール孔に開口し前記ブーム一方室に連通する前記第1通路と、前記スプール孔に開口し前記バケット他方室に連通する前記第2通路と、前記スプール孔に開口しタンクに連通する前記第3通路と、前記スプール孔に摺動自在に挿入されたスプールと、このスプールに形成された第1ノッチと第2ノッチとを備え、前記第1絞りは前記第1ノッチと前記スプール孔とにより形成され、前記第2絞りは前記第2ノッチと前記スプール孔とにより形成されたことを特徴とする。
【0014】
この構成によると、同一の弁本体及びスプールによって第1絞りと第2絞りとが形成されているため、スプールの動作とともに第1絞りの開度と第2絞りの開度とを比例的に増減することができる。従って、分配比率を一定に保ち易く、分配比率の変動を低減できる。
【0015】
請求項5に記載の分流機構の弁装置は、請求項4において、前記分流弁は、前記スプールに前記第1ノッチよりも前記第2通路側に形成された第3ノッチと、前記スプールに前記第2ノッチよりも前記第3通路側に形成された第4ノッチと、前記スプールの一端に形成された第1圧力室と、他端に形成された第2圧力室と、前記第1圧力室に前記第1ノッチの下流側圧力を導入する第1導入路と、前記d第2圧力室に前記第2ノッチの下流側圧力を導入する第2導入路と、を備えて構成され、前記第1ノッチと前記第2ノッチとにより形成される絞りにより、前記第1絞りの下流側圧力と前記第2絞りの下流側圧力とを所定圧力差に保持することを特徴とする。
【0016】
この構成によると、同一の弁本体及びスプールによって第1絞り及び第2絞りと分流弁とが形成されているため、第1絞り及び第2絞りと分流弁とが連動して作動する。このため、ブーム一方室からの圧油の流量が減少したときに、第3ノッチとスプール孔とにより形成される絞りの開度は小さくなり第2通路の流量が少なくなるが、第1絞り及び第2絞りの開度も連動して減少するため、分配比率の変動を低減できる。また、第1絞り及び第2絞りと分流弁とを別々に設けるよりも小型化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0018】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る分流機構を備える作業機械の油圧回路1を例示した油圧回路図である。この油圧回路1は、ローダ等の作業機械に適用され、このローダ(図示せず)には、ブーム(例えば、ローダの前部に起倒自在に取り付けられる)、バケット(例えば、ブームの先端部に取り付けられる)等の油圧作動部が設けられる。
【0019】
油圧回路1は、図1に示すように、ブームシリンダ11、バケットシリンダ12、ポンプ13、タンク14、多連方向切換弁15を備えている。ブームシリンダ11は、ブーム一方室(ロッド側室)11aとブーム他方室(ヘッド側室)11bとを備えており、ブーム一方室11a及びブーム他方室11bに圧油が給排されることでブーム(図示せず)が作動する。即ち、ブームは、ブーム一方室11aに圧油が供給されることで下降し、ブーム他方室11bに圧油が供給されることで上昇する。バケットシリンダ12は、バケット一方室(ロッド側室)12aとバケット他方室(ヘッド側室)12bとを備えており、バケット一方室12a及びバケット他方室12bに圧油が給排されることでバケット(図示せず)が作動する。即ち、バケットは、バケット一方室12aに圧油が供給されることですくい方向(後傾方向)に動作し、バケット他方室12bに圧油が供給されることでダンプ(前傾方向)する。
【0020】
多連方向切換弁15は、ブームシリンダ11、バケットシリンダ12、ポンプ13、タンク14と接続され、アンロード通路21、タンク通路22、ブーム用方向切換弁23、バケット用方向切換弁24、分流機構25、26、切換弁27等を備えている。アンロード通路21は、ポンプ13、タンク14間を接続し、ブーム用方向切換弁23、バケット用方向切換弁24が直列に接続されている。タンク通路22は、タンク14への連通路を形成している。ブーム用方向切換弁23及びバケット用方向切換弁24は、それぞれポンプ13からブームシリンダ11及びバケットシリンダ12への圧油の供給を制御してブーム及びバケットの動作制御を行う。分流機構25、26は、ブームシリンダ11からの戻り圧油をタンク14及びバケットシリンダ12に分流して供給し、ブーム動作時にバケットを平行に保持するバケット平行移動機能を発揮する。切換弁27は、バケット平行移動機能の動作位置/解除位置の切り換えを行う。
【0021】
第1実施形態に係る分流機構である第1分流機構25は、第1通路28、第2通路29、第3通路30、絞り31、分流弁32を有している。第1通路28は、ブーム一方室11aとバケット他方室12bとの間に設けられ、ブーム用方向切換弁23を介してブーム一方室11aに連通する。第2通路29は、絞り31及び分流弁32を介して第1通路28に連通するとともにバケット他方室12bにつながっている。第3通路30は、絞り31及び分流弁32を介して第1通路28に連通するとともにアンロード通路21を介してタンク14につながっている。
【0022】
図2は、第1分流機構25を拡大して示す油圧回路図であるが、絞り31は、第1絞り33及び第2絞り34を備えている。第1絞り33は可変絞りであって、第1通路28と第2通路29との間に設けられる。第2絞り34も可変絞りであって、第1通路28と第3通路30との間に設けられる。そして、分流弁32は、第1絞り33と第2絞り34との下流側に設けられ、第1絞り33の下流側圧力と第2絞り34の下流側圧力とを所定圧力差に保持する。ブーム用方向切換弁23が後述の上昇位置55dに切り換えられ、ブーム一方室11aから排出された圧油が第1通路28を通じて流入したとき、第1分流機構25は、第1絞り33及び第2絞り34と分流弁32とを介して第2通路29と第3通路30とに(即ち、バケット他方室12bとタンク14とに)圧油を分流する。
【0023】
第1絞り33の下流側は第1導入路35と連通し、第2絞り34の下流側は第2導入路36と連通している。ブーム用方向切換弁23が上昇位置55dとなってブーム一方室11aから圧油が流入すると、第1絞り33及び第2絞り34の下流側の圧力が上昇し、第1導入路35及び第2導入路36の圧力も上昇する。このとき、分流弁32によって、第1絞り33及び第2絞り34の下流側圧力が所定圧力差に調整され、第2通路29への流量と第3通路30への流量が所定の分配比率に保たれる。そして、分流弁32は、ブーム一方室11aからの圧油の流入量の変化によらず、第2通路29と第3通路30との流量比が所定値となるように分配する。
【0024】
また、ブーム一方室11aからの圧油が流入しているときは、第1導入路35及び第2導入路36を介して、第1絞り33の下流側圧力及び第2絞り34の下流側圧力に基づき、第1絞り33及び第2絞り34の開度が制御される。ブーム一方室11aからの圧油の流量が増加したときは、第1絞り33及び第2絞り34は各々の開度を増加させ、ブーム一方室11aからの圧油の流量が減少したときは、第1絞り33及び第2絞り34は各々の開度を減少させる。
【0025】
図3は、第1分流機構25に用いられる弁装置37を示す断面図である。弁装置37は、スプール孔38、第1通路28、第2通路29、第3通路30、スプール39、第1ノッチ40、第2ノッチ41等を備えている。スプール孔38は、弁本体42に略円柱状の中空部として形成されている。第1通路28は、スプール孔38に開口するとともにブーム一方室11aとも連通する。第2通路29は、スプール孔38に開口するとともにバケット他方室12bにも連通する。第3通路30は、スプール孔38に開口するとともにタンク14にも連通する。スプール39は、略円柱状に形成され、スプール孔38に摺動自在に挿入されている。第1ノッチ40及び第2ノッチ41は、スプール39に切り欠き状に形成されている。そして、第1絞り33は、第1ノッチ40とスプール孔38とにより形成され、第2絞り34は、第2ノッチ41とスプール孔38とにより形成される。
【0026】
また、弁装置37において、分流弁32は、第3ノッチ43、第4ノッチ44、第1圧力室45、第2圧力室46、第1導入路35、第2導入路36等を備えて構成されている。第3ノッチ43は、スプール39に形成され、第1ノッチ40よりも第2通路29側に設けられている。第4ノッチ44は、スプール39に形成され、第2ノッチ41よりも第3通路30側に設けられている。第1圧力室45は、スプール39の一端に形成され、スプール39の他端には、第2圧力室46が形成されている。第1導入路35は、第1圧力室45に第1ノッチ40の下流側圧力を導入するように形成されており、第2導入路36は、第2圧力室46に第2ノッチ41の下流側圧力を導入するように形成されている。なお、スプール孔38とスプール39との間には連通室57、58が形成され、第1ノッチ40の下流側圧力は連通室57を介して、第2ノッチ41の下流側圧力は連通室58を介してそれぞれ第1導入路35及び第2導入路36に誘導される。
【0027】
この分流弁32は、第1ノッチ40と第2ノッチ41とにより構成される絞り31により、第2圧力室46に発生する圧油の圧力及びばね47のばね圧の合計と、第1圧力室45に発生する圧油の圧力とが調整される。その結果、スプール39のスプール孔38内での位置が調整され、分流弁32における第2通路29側及び第3通路30側の絞り開度がそれぞれ変化して第1絞り33の下流側圧力と第2絞り34の下流側圧力とが所定圧力差に保持される。
【0028】
ここで、図1に示す多連方向切換弁15における各機構の構成について簡単に説明する。多連方向切換弁15には、ブーム他方室11bに連通する合流通路48が設けられ、その下流側には、第2分流機構26が設けられる。第2分流機構26は、合流通路48に流入した圧油をバケット一方室12aへの流れとアンロード通路21への流れ(即ち、タンク14への流れ)とに分流する。第2分流機構26を通じてバケット一方室12a側へ圧油が供給されることで、ブーム下げ時のバケット平行移動機能が果たされる。また、第2分流機構26は、固定絞り49、可変絞り50、分流弁51を備えており、分流弁51が絞り49、50それぞれの下流側圧力を所定圧力差に調整している。これにより、バケット一方室12a側への流れとタンク14側への流れとの流量比が所定値となるように分配される。
【0029】
また、第1通路28からは分岐通路52が、合流通路48からは分岐通路53が、それぞれ分岐してアンロード通路21に切換弁27を介して接続している。切換弁27は、レべリング動作位置54a(「レベリング有」側に切換時)では分岐通路52、53を遮断し、レべリング解除位置54b(「レベリング無」側に切換時)では分岐通路52、53を連通状態とする。
【0030】
ブーム用方向切換弁23は、フロート位置55a、下降位置55b、中立位置55c、上昇位置55dの4つの位置に切り換え可能になっている。上昇位置55dのときは、ブーム一方室11aと第1通路28とが接続され、ブーム上昇時のバケット平行移動機能が果たされ、下降位置55bのときは、ブーム他方室11bと合流通路48とが接続され、ブーム下降時のバケット平行移動機能が果たされる。なお、このバケット平行移動機能は、切換弁27がレべリング動作位置54aのときに作動される。
また、バケット用方向切換弁24は、すくい位置56a、中立位置56b、ハイダンプ位置56c、ダンプ位置56dの4つの位置に切換可能になっている。
【0031】
次に、第1分流機構25の作動について説明する。第1分流機構25は、上述のように、ブーム用方向切換弁23が上昇位置55dに切り換えられたときであって、切換弁27が動作位置54aに切り換えられているときに作動し、第1通路28から流入する圧油を第2通路29と第3通路30とに分流する。そして、ブーム一方室11aからの圧油の流量が減少したときに、第1導入路35から第1圧力室45に誘導される圧油の圧力が低下し、スプール39がスプール孔38内で摺動して第1絞り33及び第2絞り34の開度を減少させる。
【0032】
図4は、スプール39のストローク変化に対する第1絞り33及び第2絞り34の開度(流路面積)の変化を示したものであり、図2におけるA−C間(第1絞り33)及びA−E間(第2絞り34)の流路面積変化を示している。ブーム一方室11aからの圧油の流量が減少して第1導入路35の圧力が低下すると、スプール39は第1圧力室45側に向かって摺動するようにストロークが変化する(図2においてPb側の加圧力が低下する方向にストロークが変化する)。そして、図4に示すように、A−C間(第1絞り33)及びA−E間(第2絞り34)ともに開度が減少する。このとき、スプール39の動作とともに第1絞り33及び第2絞り34の開度が比例的に減少するため、分配比率を一定に保ち易く、分配比率の変動を低減できる。
【0033】
また、図5は、スプール39のストローク変化に対する分流弁32の各絞りの開度(流路面積)の変化を示したものであり、図2におけるC−B間(第2通路29側)及びE−T間(第3通路30側)の流路面積変化を示している。第1圧力室45及び第2圧力室46の圧力変化によるスプール39の移動とともに、図5に示すようにC−B間及びE−T間の絞り開度が変化する。これにより、第1絞り33及び第2絞り34の下流側圧力が、所定圧力差に保持される。
【0034】
図6は、第1分流機構25において分流動作が行われたときの結果を示す図であって、第1通路28から流入する圧油の圧力(図2におけるA側の圧力)の変化に対する第2通路29(B側)及び第3通路30(T側)にそれぞれ分流される圧油の流量を示すものである。従来技術のように、ブーム一方室11aからの流量が減少してA側圧力が低下した際に第1及び第2絞り(33、34)の開度を減少させない場合は、B側とT側のうち低負荷側に多くの流量が流れてしまい、大幅に分配比率が変動してしまう。しかし、第1分流機構25においては、A側圧力が低下した際、第1及び第2絞り(33、34)の下流側圧力に基づいて第1及び第2絞り(33、34)の開度が減少する。これにより、図6に示すように、A側圧力が低下しても、A側圧力がほぼ0となるまで、B側流量(A―B間を流れる流量)及びT側流量(A−T間を流れる流量)ともに所定の分配比率をほぼ保ったまま減少させることができる。
【0035】
図7は、第1分流機構25において分流動作が行われたときの結果を示す図であって、バケットの負荷を変化させてB側の圧力を変動させたときにおけるB側流量(A−B間を流れる流量)及びT側流量(A−T間を流れる流量)を示すものである。図7に示すように、バケットの負荷が変化してB側圧力が大幅に変動しても、B側流量及びT側流量ともにほぼ変動することなく、両者の分配比率の変動を低減できていることがわかる。
【0036】
以上説明したように、第1分流機構25によると、ブーム一方室11aからの流量が減少したときに第1絞り33及び第2絞り34の開度を減少させるため、流入する流量が少なくても、第2通路29及び第3通路30のうち負荷の低い方に圧油が流れてしまうことを抑制できる。従って、ブームシリンダから排出される流量が大流量であるか小流量であるかに関わらず、分配比率の変動を低減することができる。なお、第1分流機構25においては、第1絞り33及び第2絞り34の下流側圧力に基づいて絞り開度の制御を行っているが、上流側圧力に基づいて開度を制御するものであっても同様の作用効果を奏することができる。
【0037】
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る分流機構について説明する。図8は、第2実施形態に係る分流機構60が第1実施形態と同じ油圧回路1に用いられた場合を示す油圧回路図であり、図9は、分流機構60を拡大したものである。図8及び図9において、第1実施形態の説明と共通する箇所には同一の符号を付している。
【0038】
分流機構60は、第1実施形態に係る分流機構25と同様に、第1通路28、第2通路29、第3通路30、分流弁32を備えているが、第1絞り33及び第2絞り34が分流弁32に一体に形成されている。そして、分流弁32には、第1絞り33及び第2絞り34の下流側圧力をそれぞれ第1導入路35及び第2導入路36に誘導する油路が形成されている。このように形成された分流機構60においても、第1実施形態に係る分流機構25と同様の作用効果を奏することができる。
【0039】
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る分流機構について説明する。図10は、第3実施形態に係る分流機構61が第1実施形態と同じ油圧回路1に用いられた場合を示す油圧回路図である。分流機構61は、第1実施形態に係る分流機構25と同じ構成を備えているが、更に、第1通路28と第1絞り33の下流側との間に調整弁62が設けられている。即ち、第1通路28と第1導入路35とが連通しており、その連通路の途中に調整弁62が設けられている。これにより、第1絞り33及び第2絞り34とは独立して、第1絞り33の下流側圧力と第2絞り34の下流側圧力との圧力差を容易に調整することができる。
【0040】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、次のように変更して実施してもよい。
【0041】
(1)実施形態にて説明した作業機械の油圧回路は例示であって、ブームシリンダとバケットシリンダとを有する種々の油圧回路に対して本発明を適用することができる。
【0042】
(2)実施形態では、ブーム上昇時のバケット平行移動機能を実現するための分流機構として本発明が適用された場合を例にとって説明したが、ブーム下降時のバケット平行移動機能を実現するための分流機構として本発明が適用されているものであってもよい。また、ブーム上昇時のバケット平行移動機能用及びブーム下降時のバケット平行移動機能用の両方の分流機構ともに本発明が適用されているものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、ブーム一方室から分流機構に流入する圧油の流量が減少したときに第1絞りと第2絞りの各々の開度を減少させるため、ブームシリンダから排出される流量が少ない場合でも、第2通路及び第3通路のうち負荷の低い方に圧油が流れてしまうことを抑制できる。従って、ブームシリンダから排出される流量が大流量であるか小流量であるかに関わらず、分配比率の変動を低減することができる分流機構を提供することができる。
【0044】
請求項2の発明によると、ブーム一方室からの圧油流量の減少を第1絞り及び第2絞りの下流側圧力によって検知することができる。このため、ブーム一方室からの圧油流量の減少に応じて第1及び第2絞りの開度を簡便に変更することができる。
【0045】
請求項3の発明によると、第1絞り及び第2絞りとは独立して、第1絞りの下流側圧力と第2絞りの下流側圧力との圧力差を容易に調整することができる。このため、分流機構の製品間で作動特性にばらつきがあっても、容易に微調整することができる。
【0046】
請求項4の発明によると、同一の弁本体及びスプールによって第1絞りと第2絞りとが形成されているため、スプールの動作とともに第1絞りの開度と第2絞りの開度とを比例的に増減することができる。従って、分配比率を一定に保ち易く、分配比率の変動を低減できる。
【0047】
請求項5の発明によると、同一の弁本体及びスプールによって第1絞り及び第2絞りと分流弁とが形成されているため、第1絞り及び第2絞りと分流弁とが連動して作動する。このため、ブーム一方室からの圧油の流量が減少したときに、第3ノッチとスプール孔とにより形成される絞りの開度は小さくなり第2通路の流量が少なくなるが、第1絞り及び第2絞りの開度も連動して減少するため、分配比率の変動を低減できる。また、第1絞り及び第2絞りと分流弁とを別々に設けるよりも小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る分流機構を備える作業機械の油圧回路を例示した油圧回路図である。
【図2】図1に示す分流機構の拡大図である。
【図3】図2に示す分流機構に用いられる弁装置を示す断面図である。
【図4】図2に示す分流機構において、スプールのストローク変化に対する第1絞り及び第2絞りの開度の変化を示したものである。
【図5】図2に示す分流機構において、スプールのストローク変化に対する分流弁の各絞りの開度の変化を示したものである。
【図6】図2に示す分流機構において、分流動作が行われたときの結果を示す図である。
【図7】図2に示す分流機構において、分流動作が行われたときの結果を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る分流機構を備える作業機械の油圧回路を例示した油圧回路図である。
【図9】図8に示す分流機構の拡大図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る分流機構を備える作業機械の油圧回路を例示した油圧回路図である。
【符号の説明】
1 油圧回路
11 ブームシリンダ
11a ブーム一方室
11b ブーム他方室
12 バケットシリンダ
12a バケット一方室
12b バケット他方室
25 分流機構(第1分流機構)
28 第1通路
29 第2通路
30 第3通路
32 分流弁
33 第1絞り
34 第2絞り
Claims (5)
- ブーム一方室とブーム他方室とを備えこのブーム一方室及びブーム他方室に圧油が給排されてブームを作動させるブームシリンダと、バケット一方室とバケット他方室とを備えこのバケット一方室及びバケット他方室に圧油が給排されてバケットを作動させるバケットシリンダとを有する作業機械の油圧回路に用いられ、
前記ブーム一方室と前記バケット他方室との間に設けられ、前記ブーム一方室に連通する第1通路と、この第1通路に連通し前記バケット他方室につながる第2通路と、前記第1通路に連通しタンクにつながる第3通路と、前記第1通路と前記第2通路との間に設けられる第1絞りと、前記第1通路と前記第3通路との間に設けられる第2絞りと、前記第1絞りと前記第2絞りとの下流側に前記第1絞りの下流側圧力と前記第2絞りの下流側圧力とを所定圧力差に保持する分流弁と、を有し、
前記ブーム一方室から圧油が排出されたときに、前記第1絞り及び前記第2絞りと前記分流弁とを介して前記バケット他方室とタンクとに圧油を分流する分流機構において、
前記第1絞り及び前記第2絞りを可変絞りとして、前記ブーム一方室からの圧油の流量が減少したときに、前記第1絞り及び前記第2絞りの各々の開度を減少させることを特徴とする分流機構。 - 前記第1絞りの下流側圧力及び前記第2絞りの下流側圧力に基づき、前記第1絞り及び前記第2絞りの開度を制御することを特徴とする請求項1に記載の分流機構。
- 前記第1通路と前記第1絞りの下流側との間に調整弁を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の分流機構。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の分流機構に用いられる弁装置であって、
弁本体に形成されたスプール孔と、このスプール孔に開口し前記ブーム一方室に連通する前記第1通路と、前記スプール孔に開口し前記バケット他方室に連通する前記第2通路と、前記スプール孔に開口しタンクに連通する前記第3通路と、前記スプール孔に摺動自在に挿入されたスプールと、このスプールに形成された第1ノッチと第2ノッチとを備え、
前記第1絞りは前記第1ノッチと前記スプール孔とにより形成され、前記第2絞りは前記第2ノッチと前記スプール孔とにより形成されたことを特徴とする分流機構の弁装置。 - 前記分流弁は、前記スプールに前記第1ノッチよりも前記第2通路側に形成された第3ノッチと、前記スプールに前記第2ノッチよりも前記第3通路側に形成された第4ノッチと、前記スプールの一端に形成された第1圧力室と、他端に形成された第2圧力室と、前記第1圧力室に前記第1ノッチの下流側圧力を導入する第1導入路と、前記第2圧力室に前記第2ノッチの下流側圧力を導入する第2導入路と、を備えて構成され、
前記第1ノッチと前記第2ノッチとにより形成される絞りにより、前記第1絞りの下流側圧力と前記第2絞りの下流側圧力とを所定圧力差に保持することを特徴とする請求項4に記載の分流機構の弁装置。
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