JP4453330B2 - 健康管理指針アドバイス方法,健康管理指針アドバイス装置及び健康管理指針アドバイスシステム - Google Patents

健康管理指針アドバイス方法,健康管理指針アドバイス装置及び健康管理指針アドバイスシステム Download PDF

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Description

本発明は、内臓脂肪等の健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針アドバイス方法並びにこの方法を実施するための装置及びシステムに関する。
内臓脂肪を簡便に測定する技術は、例えば、特許文献1、特許文献2に開示されている。
一方、内臓脂肪を精度良く測定する方法として現在用いられている方法の一つにX線CTによる方法がある。これは、X線CTにより胴体を輪切りにして、内臓脂肪の面積を測定するものである。
特開2002−85365号公報 特開2003−24303号公報
しかしながら、上述した簡便に内臓脂肪を測定する方法では、推定や測定誤差が含まれるため、正しい値を測定することができない。また、本来内臓脂肪は一日程度の期間では変化しないが、インピーダンスが1日のうちでも変動するため、内臓脂肪に関する値が1日のうちで変動してしまう等の問題点もある。
一方、X線CTによる方法では内臓脂肪面積を正確に値を測定することができるが、X線CTは微弱ながら人体に対して悪影響を及ぼす可能性があるため、日々の健康管理の目的のためにX線CTを用いて内臓脂肪面積を毎日測定するという形での利用ができない。また、X線CTのための機器も高価であり、家庭で簡便に測定できるものではない。
本発明は、かかる従来技術の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、体組成に関する情報の変化を精度良くかつ簡便に管理することができる健康管理指針アドバイス方法、装置及びシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、基準値である体組成に関する情報の測定値と、該体組成に関連する基準パラメータである身体データ情報とが登録されると、該基準値と基準パラメータとの相関を定義するステップと、前記身体データ情報の測定値が入力されると、該入力された身体データ情報の前記基準パラメータからの変化量を算出し、前記定義された相関に基づいて体組成に関する情報の前記基準値からの変化量を推定するステップと、前記推定した体組成に関する情報の基準値からの変化量を出力するステップと、を有する健康管理指針アドバイス方法である。
前記基準値が既に登録されている場合には、身体データ情報の測定値が入力されると、既に登録された基準値に対して定義された該基準値と基準パラメータとの相関に基づいて、体組成に関する情報の基準値からの変化量を推定することが好適である。
前記登録される基準値は、複数の測定方法で測定された体組成に関する情報の測定値であることが好適である。
前記基準値と基準パラメータとの相関を定義するステップは、前記基準パラメータの値から該身体データ情報の感度を決定するステップを含むことが好適である。
前記推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときはその旨を報知するステップを有することが好適である。
前記推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときの報知は、入力された身体データ情報の測定値のすべてが健康を損なう方向に変化したときに行われることが好適である。
前記体組成に関する情報は内臓脂肪面積であり、前記身体データ情報はウエスト径、生体インピーダンス、体重、身長、年齢、性別のうち少なくともいずれか一つを含むことが好適である。
また、本発明は、基準値である体組成に関する情報の特定値と、前記体組成に関連する基準パラメータ情報を登録する手段と、前記登録された基準値と基準パラメータとの相関を定義する手段と、前記身体データ情報の測定値を入力する手段と、前記入力された身体データ情報の前記基準パラメータからの変化量を算出し、前記定義された相関に基づいて体組成に関する情報の前記基準値からの変化量を推定する手段と、前記推定した体組成に関する情報の基準値からの変化量を出力する手段と、を備えた健康管理指針アドバイス装置である。
前記基準値が既に登録されている場合には、身体データ情報の測定値が入力されると、既に登録された基準値に対して定義された該基準値と基準パラメータとの相関に基づいて、体組成に関する情報の基準値からの変化量を推定することが好適である。
前記登録される基準値は、複数の測定方法で測定された体組成に関する情報の測定値であることが好適である。
前記基準値と基準パラメータとの相関を定義する手段は、前記基準パラメータの値から該身体データ情報の感度を決定することが好適である。
前記推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときは、その旨を報知する手段を備えることが好適である。
前記推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときの報知は、入力された身体データ情報の測定値のすべてが健康を損なう方向に変化したときに行われることが好適である。
前記体組成に関する情報は内臓脂肪面積であり、前記身体データ情報はウエスト径、生体インピーダンス、体重、身長、年齢、性別のうちの少なくともいずれか一つを含むことが好適である。
基準値が登録されてから、一定期間が経過すると基準値の再登録を促す内容を報知する機能を有することが好適である。
推定された体組成変化量の変化幅が一定値以上になると、基準値の再登録を促す内容を報知する機能を有することが好適である。
また、本発明は、基準値である体組成に関する情報の測定値と、前記体組成に関連する
基準パラメータである身体データ情報とが登録され、該基準値と基準パラメータとの相関が定義された手段と、前記身体データ情報の測定値を入力する手段と、前記入力された身体データ情報の前記基準パラメータからの変化量を算出し、前記定義された相関に基づいて体組成に関する情報の前記基準値からの変化量を推定する手段と、前記推定した体組成に関する情報の基準値からの変化量を出力する手段と、を備え、前記身体データ情報の測定値を入力する手段及び前記推定した体組成に関する情報の基準値からの変化量を出力する手段とがネットワークを介して接続された健康管理指針アドバイスシステムである。
前記登録される基準値は、基準値を測定すると同時に登録されることが好適である。
前記基準値が既に登録されている場合には、身体データ情報の測定値が伝送されると、既に登録された基準値に対して定義された該基準値と基準パラメータとの相関に基づいて、体組成に関する情報の基準値からの変化量を推定することが好適である。
前記推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときはその旨を伝送することが好適である。
前記推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときの伝送は、入力された身体データ情報の測定値のすべてが健康を損なう方向に変化したときに行われることが好適である。
前記基準値が登録されてから一定期間が経過すると基準値の再登録を促す内容を伝送することが好適である。
推定された体組成変化量の変化幅が一定値以上になると、基準値の再登録を促す内容を伝送することが好適である。
本発明によれば、体組成に関する情報の変化を精度良くかつ簡便に管理することができる健康管理指針アドバイス方法、装置及びシステムを提供することができる。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
本発明の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置は、日常の健康管理の一環として比較的容易に測定し得る身体データ情報を継続的に入力することにより、体組成に関する情報の変化についての精度の良い情報を提供するものである。
(健康管理指針アドバイス装置の概略構成)
図1に健康管理指針アドバイス装置1の概略構成を示す。
健康管理指針アドバイス装置1は、主として、制御部2、操作部3、測定部4、表示部5を備える。
制御部2は、CPU、ROM及びRAM等からなり、演算処理や装置各部の制御を行う。操作部3は、キーボード、ボタン、タッチパネル、スキャナ等のように、装置に対して操作指示を行う手段によって構成され、本実施形態では、基準値や基準パラメータの登録手段、測定値の入力手段として機能する。測定部4は、例えば電極のように測定対象に応じて構成され、本実施形態では、基準値や基準パラメータの登録手段、測定値の入力手段
として機能する。表示部5は、例えば、液晶、CRT等のディスプレイによって構成され、本実施形態では体組成変化量の出力手段として機能する。
(内臓脂肪計の構成)
本実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置は、例えば、内臓脂肪計として構成することができる。
本実施形態に係る内臓脂肪計においては、体組成に関する情報として内臓脂肪面積を採用し、基準値としてX線CTにより測定された内臓脂肪面積を用いる。ここでは、基準値としてX線CTによって測定される内臓脂肪面積を採用しているが、体重、年齢、身長等から推定される内臓脂肪面積や、腹部インピーダンスから算出される内臓脂肪面積を採用することもできる。但し、複数の測定方法によるデータを基準データとして用いる場合には、X線CTによるデータと、推定や算出によって得られるデータとでは、精度に差があるので、加重平均を基準値として採用する、又は、推定等によるデータをX線CTによるデータの予備データとして用いることにより、精度差を考慮することが望ましい。
本実施形態に係る内臓脂肪計においては、体組成に関連する基準パラメータである身体データ情報として、例えば、ウエスト径と腹部インピーダンス、ウエスト径と体重、腹部インピーダンスと体重を採用することができる。基準パラメータは、これら以外にも、例えば、体脂肪率、BMI,年齢、身長、上腕のインピーダンス、下半身のインピーダンス、全身のインピーダンス等でも良い。基準パラメータは一つでも複数でも良いが、複数のパラメータを用いる方が精度上は好ましい。
ここで、基準値である内臓脂肪面積と、基準パラメータであるウエスト径、腹部インピーダンス、体重との関係を示す。
まず、内臓脂肪の面積は、
Figure 0004453330
によって表され、そのうち、内臓脂肪面積変化量は、
Figure 0004453330
と表される。
A,B,C,Dの係数は、各基準パラメータの感度に相当し、X線CT撮影時(内臓脂肪面積の基準値の測定時)のウエスト径、腹部インピーダンス、体重の測定データから算出する。また、これらの係数は、基準値である内臓脂肪面積の更新時に同様に更新することが望ましい。
(健康管理指針アドバイス方法)
図2に示すフローチャートを参照して、第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス方法について説明する。
まず、基準値及び基準パラメータを測定する(ステップ1)。
次に、測定された基準値を登録する(ステップ2)。
次に、測定された基準パラメータを登録する(ステップ3)。
次に、基準値と基準パラメータとの相関を定義する(ステップ4)。
次に、身体データを入力する(ステップ5)。但し、基準値が既に登録されている場合には、測定を開始するとステップ5の身体データの入力から処理が開始される。
次に、身体データ変化量を算出する(ステップ6)。
次に、体組成変化量を推定する(ステップ7)。
推定された体組成変化量を表示部に表示し(ステップ8)、測定を終了する。
(内臓脂肪計における内臓脂肪面積変化量情報提供方法)
上述した健康管理指針アドバイス方法を、内臓脂肪計に即して説明すると、まず、X線CTにより基準値としての内臓脂肪面積を測定し、X線CTの撮影時にウエスト径、腹部インピーダンス、体重も測定する(ステップ1)。
次に、測定された内臓脂肪面積をボタン等の登録手段により内臓脂肪計に登録する(ステップ2)。
次に、測定されたウエスト径、腹部インピーダンス、体重を、同様に登録手段により内臓脂肪計に登録する(ステップ3)。
次に、内臓脂肪面積とウエスト径等との相関を定義する(ステップ4)。内臓脂肪面積とウエスト径との相関は、例えば、内臓脂肪計の内部に予め複数の相関のパターンを保持しておき、登録されたデータに基づいていずれかの相関のパターンを採用することにより定義することができる。このようにして、内臓脂肪面積とウエスト径等との相関が定義されると、(2)式における係数A〜Dを決定することができる。
次に、身体データであるウエスト径、腹部インピーダンス、体重を入力する(ステップ5)。ここで、例えば、ウエスト径等の身体データは、1日1回のように継続的に入力する。ウエスト径等は、内臓脂肪計に設けられた測定部によって測定できるものでも良いし、他の装置で測定し、そのデータのみを入力するようにしても良い。
次に、入力された身体データ情報と登録された身体データ情報から身体データの変化量を算出する(ステップ6)。
次に、(2)式により、ステップ6で算出した身体データの変化量から内臓脂肪面積の変化量を推定する(ステップ7)。
次に、ステップ7で推定された内臓脂肪面積の変化量を表示部に表示し(ステップ8)、処理を終了する。変化量は、単に数値を表示するのみではなく、トレンドグラフにより日々の変化(所定間隔ごとの変化)を経時的に表示しても良い。図3に1年にわたる内臓脂肪面積の変化を経時的に記録したトレンドグラフを示す。このようなグラフを出力することにより、測定者は内臓脂肪の変化を自覚することができる。このようなトレンドグラフは、例えば、ダイエットに対するモチベーションの維持にも有益である。また、図3の
ようにX線CTによる内臓脂肪面積の登録時(人間ドック受診時)を併せて表示するようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザがウエスト径等の身体データ情報を測定して入力することにより、日々の内臓脂肪(面積)の変化のトレンドを認識することができ、内臓脂肪の管理を継続的に行うことができる。また、基準値がX線CTにより測定されているので、計測誤差も少ない。
(第2の実施形態)
図4に示すフローチャートを参照して、第2の実施形態に係る健康管理指針アドバイス方法について説明する。この方法は、第1の実施形態と同様に構成された健康管理指針アドバイス装置によって実施できるので、健康管理指針アドバイス装置の装置構成についての説明は省略する。
第1の実施形態と同様の処理については、同様の符号を用いて説明を省略する。第2の実施形態では、ステップ8までは第1の実施形態と同様の処理を行っており、それ以降の処理のみが第1の実施形態と異なる。
ステップ8において、推定された体組成変化量を表示した後に、推定された体組成の変化が健康を損なう方向であるか否かを判断する(ステップ9)。ここで、体組成の変化が健康を損なう方向ではないと判断されると、測定を終了する。一方、体組成の変化が健康を損なう方向であると判断されると、体組成変化が健康を損なう方向であることを表示部に表示する等により報知して(ステップ10)、測定を終了する。
この健康管理指針アドバイス方法を、内臓脂肪計に即して説明すると、内臓脂肪面積の変化量を表示部に表示した後に、内臓脂肪面積が増加する方向であるか否かを判断する(ステップ9)。内臓脂肪面積が増加する方向が健康を損なう方向であるから、内臓脂肪面積が変化していない、又は減少している場合には測定を終了する。一方、内臓脂肪面積が増加している場合には、その旨を表示部に表示し(ステップ10)、測定を終了する。
ステップ9において、本実施形態のように、複数の基準パラメータを採用している場合には、腹部インピーダンスは減少しているにもかかわらず体重は増加している結果、内臓脂肪面積が増加する場合のように、内臓脂肪面積の増加が必ずしも健康を損なう方向ではないことがある。従って、基準パラメータとして採用した複数の身体データ情報のすべての変化が内臓脂肪面積の増加方向に変化している場合にのみ、ステップ10の表示を行うようにしても良い。
このように内臓脂肪面積が増加する方向にある場合に報知すれば、測定者は内臓脂肪の増加を抑制し、又はさらなる増加を未然に防止することができる。
(第3の実施形態)
図5に示すフローチャートを参照して、第3の実施形態に係る健康管理指針アドバイス方法について説明する。この方法は、第1の実施形態と同様に構成された健康管理指針アドバイス装置によって実施できるので、健康管理指針アドバイス装置の装置構成についての説明は省略する。
第1の実施形態と同様の処理については、同様の符号を用いて説明を省略する。第3の実施形態では、ステップ8までは、第1の実施形態と同様の処理を行っており、基準値が既に登録されている場合の処理と、ステップ8以降の処理のみが第1の実施形態と異なる。
本実施形態では、基準値が既に登録されている場合に、基準値を測定後、一定期間経過しているか否かを判断する(ステップ11)。基準値測定後、一定期間経過している場合には、基準値の再測定をうながす旨を表示部に表示等することにより報知し(ステップ12)、ステップ5に進む。一方、基準値測定後、一定期間を経過していない場合には、ステップ5に進む。
この健康管理指針アドバイス方法を内臓脂肪計に即して説明すると、内臓脂肪面積の変化量を表示部に表示した後に、内装脂肪面積の基準値をX線CTにより測定してから、例えば1年を経過しているか否かを判断する(ステップ11)。X線CTによる基準値測定から1年を経過している場合には、X線CTの再検査の受診を促す表示を表示部に表示し(ステップ12)、1年を経過していない場合には、ステップ5に進む。
また、ステップ8において推定された体組成の変化量を表示した後、体組成の変化量が一定値以上であるか否かを判断する(ステップ13)。体組成の変化量が一定値以上でなければ、測定を終了する。一方、体組成の変化量が一定値以上であれば、基準値の再測定を促す旨を表示部に表示等することにより報知し(ステップ14)、測定を終了する。
X線CTによる内臓脂肪面積の測定を人間ドックの受信時に行っている場合であれば、人間ドックの再受診を促すことにもなり、継続的な健康管理に資する。
また、基準値、基準パラメータは、上述のものに限られない。例えば、基準値として病院等でDEXA(2重エネルギーX線吸収法)や水中体重計により測定する体脂肪率(又は体脂肪量)、基準パラメータとして体重、BMI等を採用しても良い。また、基準値として病院等でMRI等により測定する筋肉量、基準パラメータとして体重、BMI等を採用しても良い。また、基準値として病院等で測定する超音波等により測定する皮下脂肪厚、基準パラメータとして体重、BMI等を採用しても良い。
(第4の実施形態)
上述の実施形態では、健康管理指針アドバイス装置について説明したが、本発明に係る健康管理指針アドバイス方法は、通信ネットワークを介して接続される複数の装置を含むシステムによっても実施することができる。
図6に本発明の第4の実施形態に係る健康管理指針アドバイスシステム11の概略構成を示す。
例えば、サーバ12と、通信ネットワークNWを介してサーバ12に接続されるパーソナルコンピュータやファクシミリのような端末装置13を含むシステムに本発明を適用することができる。
インターネット上に本発明に係るサービスを提供するウエブサイトを設営するサーバ12が設けられており、パーソナルコンピュータ13を用いてこのサーバに接続する。ウエブサイトには、各ユーザからの基準値、基準パラメータの登録を受け付けるウエブページが設けられており、このウエブページにアクセスしたユーザが、パーソナルコンピュータ13のキーボードを介して、基準値、基準パラメータを入力する。入力されたデータはサーバ12に送信されて、当該ユーザと関連付けて所定の記憶装置(領域)に登録される。サーバ12では、登録された基準値と基準パラメータとに基づいて、基準値と基準パラメータとの相関を定義し、所定の記憶装置(領域)に記憶する。
サーバ12には、基準値と基準パラメータを登録したユーザの、身体データ情報の入力
を受け付けるウエブページが設けられており、このウエブページにアクセスしたユーザが、パーソナルコンピュータ13のキーボードを介して、測定された身体データ情報を入力する。入力されたデータはネットワークを介してサーバ12に送信され、当該ユーザと関連付けて所定の記憶装置(領域)に記憶される。ここで、サーバ12は、登録されている当該ユーザの基準値、基準パラメータ及び定義された相関を記憶装置(領域)から読み出し、これらのデータと入力された身体データ情報とに基づいて、体組成に関する情報の基準値からの変化量を推定する。
サーバ12では、推定された体組成に関する情報の変化量の情報を含む画面を生成し、これをユーザのパーソナルコンピュータ13にネットワークを介して送信し、ディスプレイ130に表示させる。同様に、基準値が登録されてから一定期間が経過している場合には、基準値の再登録を促す内容の画面を生成し、推定された体組成に関する情報の変化量の変化幅が一定値以上になると基準値の再登録を促す内容の画面を生成し、これをユーザのパーソナルコンピュータ13にネットワークを介して送信し、ディスプレイ130に表示させる。但し、基準値の再登録を促す情報については、電子メールでユーザのアドレスに送信しても良い。
上述の実施形態では、測定器が別に設けられており、この測定器で測定されたデータをパーソナルコンピュータ13に入力する場合について説明したが、インターフェースを介して、測定器14をパーソナルコンピュータ13に接続しておき、測定器14からパーソナルコンピュータ13への身体データ情報を送信し、受信した身体データ情報をパーソナルコンピュータ13がサーバ12に送信するようにすることもできる。また、このような測定器とパーソナルコンピュータ13との機能を有し、ネットワークに接続可能な健康管理指針アドバイス装置であっても良い。
また、基準値、基準パラメータ及び身体データ情報を所定の用紙に記入し、パーソナルコンピュータ13に接続されたスキャナでこの用紙を読み取り、読み取られたデータをサーバ12に送信するようにしても良い。サーバ12から送信された体組成に関する情報の基準値からの変化量等の情報を、パーソナルコンピュータ13に接続されたプリンタから出力するようにしても良い。
また、基準値、基準パラメータ及び身体データ情報を所定の用紙に記入し、データをファクシミリ13に読み込ませて送信するとともに、推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量等の情報をファクシミリ13で受信して出力するようにしても良い。
ここでは、パーソナルコンピュータ(又はこれに接続されたキーボード、スキャナ、測定器)及びファクシミリ13が、基準値である体組成に関する情報の測定値と、体組成に関連する基準パラメータである身体データ情報を登録する手段、身体データ情報の測定値を入力する手段に相当する。また、パーソナルコンピュータ(又はこれに接続されたディスプレイ、プリンタ)及びファクシミリ13が、推定した体組成に関する情報の基準値からの変化量を出力する手段、推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときに、その旨を報知する手段、基準値が登録されてから一定期間が経過すると基準値の再登録を促す内容を報知する手段、推定された体組成変化量の変化幅が一定値以上になると基準値の再登録を促す内容を報知する手段に相当する。また、サーバ12が、登録された基準値と基準パラメータとの相関を定義する手段、入力された身体データ情報の基準パラメータからの変化量を算出し、定義された相関に基づいて体組成に関する情報の基準値からの変化量を推定する手段に相当する。
図1は本発明の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は本発明の第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス方法を説明するフローチャートである。 図3は本発明の第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置により表示されるトレンドグラフの例を示す図である。 図4は本発明の第2の実施形態に係る健康管理指針アドバイス方法を説明するフローチャートである。 図5は本発明の第3の実施形態に係る健康管理指針アドバイス方法を説明するフローチャートである。 図6は本発明の第4の実施形態に係る健康管理指針アドバイスシステムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 健康管理指針アドバイス装置
2 制御部
3 操作部
4 測定部
5 表示部
11 健康管理指針アドバイスシステム
12 サーバ
13 パーソナルコンピュータ/ファクシミリ
130 ディスプレイ/ファクシミリ
14 測定器
NW 通信ネットワーク

Claims (13)

  1. 基準値である体組成に関する情報の測定値と、該体組成に関連する基準パラメータである身体データ情報とが登録されると、該基準値と基準パラメータとの相関を定義するステップと、
    前記身体データ情報の測定値が入力されると、該入力された身体データ情報の前記基準パラメータからの変化量を算出し、前記定義された相関に基づいて体組成に関する情報の前記基準値からの変化量を推定するステップと、
    前記推定した体組成に関する情報の基準値からの変化量を出力するステップと、
    を有し、
    前記登録される基準値は、複数の測定方法で測定された体組成に関する情報の測定値である健康管理指針アドバイス方法。
  2. 前記基準値が既に登録されている場合には、身体データ情報の測定値が入力されると、既に登録された基準値に対して定義された該基準値と基準パラメータとの相関に基づいて、体組成に関する情報の基準値からの変化量を推定する請求項1に記載の健康管理指針アドバイス方法。
  3. 基準値である体組成に関する情報の定値と、前記体組成に関連する基準パラメータである身体データ情報を登録する手段と、
    前記登録された基準値と基準パラメータとの相関を定義する手段と、
    前記身体データ情報の測定値を入力する手段と、
    前記入力された身体データ情報の前記基準パラメータからの変化量を算出し、前記定義された相関に基づいて体組成に関する情報の前記基準値からの変化量を推定する手段と、
    前記推定した体組成に関する情報の基準値からの変化量を出力する手段と、
    前記推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときは、その旨を報知する手段と、
    を備えた健康管理指針アドバイス装置。
  4. 前記基準値が既に登録されている場合には、身体データ情報の測定値が入力されると、既に登録された基準値に対して定義された該基準値と基準パラメータとの相関に基づいて、
    体組成に関する情報の基準値からの変化量を推定する請求項に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  5. 前記登録される基準値は、複数の測定方法で測定された体組成に関する情報の測定値である請求項に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  6. 前記基準値と基準パラメータとの相関を定義する手段は、前記基準パラメータの値から該身体データ情報の感度を決定する請求項に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  7. 前記推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときの報知は、入力された身体データ情報の測定値のすべてが健康を損なう方向に変化したときに行われる請求項に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  8. 前記体組成に関する情報は内臓脂肪面積であり、前記身体データ情報はウエスト径、生体インピーダンス、体重、身長、年齢、性別のうちの少なくともいずれか一つを含む請求項に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  9. 基準値が登録されてから、一定期間が経過すると基準値の再登録を促す内容を報知する機能を有する請求項に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  10. 推定された体組成変化量の変化幅が一定値以上になると、基準値の再登録を促す内容を報知する機能を有する請求項に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  11. 基準値である体組成に関する情報の測定値と、前記体組成に関連する基準パラメータである身体データ情報とが登録され、該基準値と基準パラメータとの相関が定義された手段と、
    前記身体データ情報の測定値を入力する手段と、
    前記入力された身体データ情報の前記基準パラメータからの変化量を算出し、前記定義された相関に基づいて体組成に関する情報の前記基準値からの変化量を推定する手段と、
    前記推定した体組成に関する情報の基準値からの変化量を出力する手段と、
    を備え、
    前記身体データ情報の測定値を入力する手段及び前記推定した体組成に関する情報の基準値からの変化量を出力する手段とがネットワークを介して接続され
    前記登録される基準値は、基準値を測定すると同時に登録される健康管理指針アドバイスシステム。
  12. 前記基準値が既に登録されている場合には、身体データ情報の測定値が伝送されると、既に登録された基準値に対して定義された該基準値と基準パラメータとの相関に基づいて、体組成に関する情報の基準値からの変化量を推定する請求項11に記載の健康管理指針アドバイスシステム。
  13. 前記推定された体組成に関する情報の基準値からの変化量が健康を損なう方向に変化したときはその旨を伝送する請求項11に記載の健康管理指針アドバイスシステム。
JP2003354183A 2003-10-14 2003-10-14 健康管理指針アドバイス方法,健康管理指針アドバイス装置及び健康管理指針アドバイスシステム Expired - Fee Related JP4453330B2 (ja)

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