JP4452949B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、いわゆるセブン機、羽根物、権利物又はアレンジボール等の弾球遊技機や、スロットマシン等のコイン式遊技機(回胴式遊技機)などの遊技機に関する。
通常、遊技機では、遊技状態を遊技者にとって有利な特別遊技状態(遊技上の特典の一具体例)に移行させるか否かの抽選、つまり、大当りを発生させるか否かの抽選を行うための抽選手段を備えている。尚、以下の説明において、「特別遊技状態に移行させるか否かの抽選」を「当否判定」と称すると共に、この「当否判定」を行う抽選手段(判定手段)を「当否判定手段」と称することがある。
この抽選(当否判定)の結果について、表示実行条件が成立した場合に、変動表示手段において、識別情報を用いた変動表示を実行した後に、この識別情報の確定表示を実行する。更に、この遊技機では、変動表示手段に確定表示された識別情報の態様によって、前述の「抽選(当否判定)の結果」が表示される。
例えば、セブン機では、検出手段が配置された始動入賞手段と、特別図柄(識別情報を構成する構成図柄の具体例)の変動表示及び確定表示を行う変動表示手段と、大入賞装置と、を遊技盤の前面側に備えている。尚、大入賞装置は、通常、大入賞口と、その開閉を行うための開閉部材(アタッカー)とを具備している。そして、「始動入賞手段への遊技球の入賞(以下、「始動入賞」という。)」を検出手段が検出したことを前提として抽選(当否判定)の実行条件が成立する。そして、この抽選(当否判定)の実行条件が成立すると、抽選手段(当否判定手段)によって、当該遊技機の遊技状態を「通常遊技状態(大入賞口の閉鎖状態を継続する遊技状態)」から「特別遊技状態(大入賞口の開放状態を実現させる遊技状態)」に移行させるか否かの抽選(当否判定)が行われる。また、この種の遊技機の中には、「特別遊技状態とは別の特典」を付与するか否かの抽選を行うものもある。例えば、遊技機の遊技モードを確率変動モード(詳細は後述する。)に移行させることを内容とする特典等を付与するか否かの抽選を行うものもある。
この種の遊技機では、各種抽選の結果に関する表示実行条件が成立した場合、変動表示手段において、特別図柄の変動表示を開始する。この変動表示手段においては、特別図柄の変動表示を所定の変動時間行った後に、各種抽選の結果を示す停止図柄を確定表示する。そして、この停止図柄が、大当り図柄である場合(例えば、「7,7」若しくは「7,7,7」等、構成図柄をゾロ目状態に表示してなる「ゾロ目図柄」である場合等)には、遊技機の遊技状態が「通常遊技状態」から「特別遊技状態」に移行し、開閉部材(アタッカー)の開放動作を行って、閉鎖状態にある大入賞装置を開放状態に変化させる。
これにより、大入賞口への遊技球の入賞(入球)が可能となる。そして、大入賞口に所定個数の遊技球が入賞するか、所定時間が経過することにより、一旦、開閉部材(アタッカー)の閉鎖動作を行い、大入賞装置を閉鎖状態とし、再び、開閉部材(アタッカー)の開放動作を行って、大入賞装置を開放状態とする。この大入賞装置の開放状態及び閉鎖状態(以下、「ラウンド賞球遊技」ということがある。)が、所定のラウンド数(例えば、14〜16回)だけ繰り返されると、この遊技機の遊技状態は「特別遊技状態」から「通常遊技状態」に戻される。更に、この「特別遊技状態」の開始の契機となった「大当り図柄」が、所謂「確変図柄」であった場合等には、この「特別遊技状態」の終了後の一定期間、遊技機の遊技モードが、確率変動モードに移行する。
このセブン機に代表される弾球遊技機や、コイン式遊技機等においては、これらの抽選結果の表示を盛り上げるために、遊技機の前面側に「機械的に可動する可動物を用いて構成される可動演出装置」を配置することがある。例えば、(1)「遊技モードを報知するための回転体を主体とした可動演出装置」を具備する遊技機(特許文献1を参照、以下、「従来例1」と称する。)や、(2)「回転体と、回転体を回転駆動させる駆動手段と、回転体の回転を停止させるための回転停止用の操作部と、を主体とした可動演出装置」を具備する遊技機(特許文献2を参照、以下、「従来例2」と称する。)が提案されている。そして、これらの可動演出装置を用いると、遊技機によって行われる表示や演出に臨場感や立体感を与えることができる。
特開平9−94328号公報 特開2003−126424号公報
ところが、これらの可動演出装置は、あくまでも、機械的な可動物を主体に構成されるため、その演出態様は比較的、単純で、意外性に乏しいものとなり易い。つまり、ごく簡単な状態変化(単なる一の回転方向への回転)を生じさせるものに過ぎない。このため、液晶表示画面等を駆使し、複雑で、しかも、意外性の高い表示や演出を行うことを得意とする変動表示手段等に比べて、その演出態様は、単純で、意外性に乏しく、飽きの生じ易いものとなる傾向が強い。
また、これらの可動演出装置では、演出の実行時に遊技者の参加意識を高めることが困難である。つまり、従来例1に係る可動演出装置は、遊技者の操作(ボタン等の操作部の操作)とは関係なく、回転体を回転させるもの過ぎず、従来例2に係る可動演出装置は、回転中の回転体を、遊技者が操作部に与える操作によって単に停止させるものに過ぎない。即ち、これらの可動演出装置は、「個々の遊技者が操作部に施す操作の態様に応じて異なる態様の演出態様を実行可能とするもではなく、遊技者の演出に対する参加意識を高めることは困難である。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、可動体(可動物)を用いた演出を趣向性や意外性に富んだ状態で実行できる遊技機を提供することである。
本発明の他の目的は、可動物を用いた演出を実行する際に、遊技者の参加意識を高めることができる遊技機を提供することである。
本発明の他の目的は、遊技者の注視度の高い時期を選んで効果的な演出を実行可能な遊技機を提供することである。
本明細書において参考的に開示する第1の発明(以下、参考発明1という。)に係る遊技機は、
遊技者に対して特定の遊技上の特典を付与するか否かの抽選を行うための特定抽選手段と、
遊技者によって操作可能な状態に配置される操作手段と、
駆動手段を用いて両回転方向に動作可能とされた可動体によって構成され、前記特定抽選手段による抽選の結果が当選である旨を報知するための当選報知用の報知情報が設けられた当選表示部と、前記特定抽選手段による抽選が落選である旨を報知するための落選報知用の報知情報が設けられた落選表示部と、を具備し、一の動作軌道に沿って一の回転方向に動作することで、該落選表示部を表示位置に停止させた落選用の確定報知状態から、該当選表示部を該表示位置に停止させた当選用の確定報知状態に変化可能な演出表示手段と、
前記駆動手段の駆動を制御するための駆動制御手段と、
を備える遊技機であって、
前記駆動制御手段は、
前記特定抽選手段による抽選が実行されると共に演出許容条件が成立することを前提として、前記操作手段に起動操作が施されると、前記演出表示手段が起動時動作を行うように、前記駆動手段の駆動を制御する起動時制御と、
前記演出許容条件の成立中において、所定の条件の下、前記操作手段に該起動操作に後続する継続操作が施されると、個々の継続操作に対応して前記演出表示手段が継続時動作を行うように、前記駆動手段の駆動を制御する継続時制御と、
前記演出許容条件の成立中において、確定報知の実行条件が成立すると、前記演出表示手段の状態が、前記特定抽選手段による抽選の結果に一致する内容の報知情報を表示するための確定報知状態となるように、前記駆動手段の駆動を制御する確定時制御と、を実行可能であり、
前記起動時動作及び前記継続時動作のうちの少なくとも継続時動作の動作態様として、前記一の動作軌道において前記演出表示手段を前記一の回転方向に沿って動作させる当選示唆動作と、前記一の動作軌道において前記演出表示手段を前記一の回転方向とは逆の他の回転方向に沿って動作させる落選示唆動作と、を含む、焦らし演出動作態様を選択可能であることを特徴とする。
本明細書において参考的に開示する第2の発明(以下、参考発明2という。)に係る遊技機は、
遊技者に対して特定の遊技上の特典を付与するか否かの抽選を行うための特定抽選手段と、
遊技者によって操作可能な状態に配置される操作手段と、
駆動手段を用いて両回転方向に動作可能とされた可動体によって構成され、前記特定抽選手段による抽選の結果が当選である旨を報知するための当選報知用の報知情報が設けられた当選表示部を具備し、一の動作軌道に沿って一の回転方向に動作することで、当選表示部を表示位置から外れた位置に停止させた落選用の確定報知状態から、該当選表示部を該表示位置に停止させた当選用の確定報知状態に変化可能な演出表示手段と、
前記駆動手段の駆動を制御するための駆動制御手段と、
を備える遊技機であって、
前記駆動制御手段は、
前記特定抽選手段による抽選が実行されると共に演出許容条件が成立することを前提として、前記操作手段に起動操作が施されると、前記演出表示手段が起動時動作を行うように、前記駆動手段の駆動を制御する起動時制御と、
前記演出許容条件の成立中において、所定の条件の下、前記操作手段に該起動操作に後続する継続操作が施されると、個々の継続操作に対応して前記演出表示手段が継続時動作を行うように、前記駆動手段の駆動を制御する継続時制御と、
前記演出許容条件の成立中において、確定報知の実行条件が成立すると、前記演出表示手段の状態が、前記特定抽選手段による抽選の結果に一致する内容の報知情報を表示するための確定報知状態となるように、前記駆動手段の駆動を制御する確定時制御と、を実行可能であり、
前記起動時動作及び前記継続時動作のうちの少なくとも継続時動作の動作態様として、前記一の動作軌道において前記演出表示手段を前記一の回転方向に沿って動作させる当選示唆動作と、前記一の動作軌道において前記演出表示手段を前記一の回転方向とは逆の他の回転方向に沿って動作させる落選示唆動作と、を含む、焦らし演出動作態様を選択可能であることを特徴とする。
参考発明1及び参考発明2は、落選用の確定報知状態にある演出表示手段を、一の動作軌道(左右一方の回転方向に沿った回転動作軌道)に沿って、一の回転方向(左右一方の回転方向)に動作させると(例えば、正方向に半回転させると)、演出表示手段の状態が当選用の確定報知状態に変化する。逆に、当選用の確定報知状態にある演出表示手段を、一の動作軌道に沿って、他の回転方向(左右他方の回転方向)に動作させると(例えば、逆方向に半回転させると)、演出表示手段の状態が、落選用の確定報知状態に戻る。
そして、演出表示手段の動作態様(駆動手段の駆動態様)が、操作手段に施される操作を原因に制御され、演出表示手段を用いた「焦らし演出(動作態様)」が実行可能とされる。つまり、参考発明1及び参考発明2の遊技機では、演出表示手段を一の動作軌道に沿って揺動させる演出を実行することができる。換言すると、演出表示手段を、当選用の確定報知状態を示す動作位置と、落選用の確定報知状態を示す動作位置との間で行ったり、来たりさせる「焦らし演出」(演出表示手段の状態が、当選用の確定報知状態になると見せかけて、ならないような焦らし演出)を実行できる。よって、参考発明1及び参考発明2の遊技機によると、演出表示手段を用いた演出を趣向性や意外性に富んだ状態で実行できる。
しかも、参考発明1及び参考発明2によると、演出許容条件が成立してから、演出終了条件の成立するまでの間(以下、「演出期間」という。)に実行される「焦らし演出」の態様(回数等)を、原則として、遊技者が操作手段に施す継続操作の態様(回数等)によって選択することができる。つまり、「演出期間」中に実行される演出の態様を、遊技者が操作手段に施す操作によって、適宜、変更することができる。このため、参考発明1及び参考発明2の遊技機によると、演出表示手段を用いた演出を実行する際に、遊技者の参加意識を高めることができる。
ここで、各請求項の発明及び各参考発明で定義する「起動操作」と「継続操作」は、「演出期間に操作手段に施される操作」に限定される。つまり、「操作手段に施される操作が無効とされる期間」や、「操作手段に操作を施すことがきない期間」、つまり、「演出期間外に操作手段に施される操作」は除外される。また、「起動操作」とは、演出表示手段の動作を開始させるための操作(例えば、原点位置から動作させるための操作)であり、「演出期間内(演出許容条件が成立してから演出終了条件の成立するまでの間)」であれば、複数回の「起動操作」が行われる場合もある。尚、本明細書においては、同一の「演出期間」内における「2度目以降の起動操作」を、「再起動操作」と称することがある。
継続操作とは、「起動操作」によって動作を開始した演出表示手段の動作を、継続させるための操作である。この継続操作を実行するための条件(参考発明1、参考発明2及び請求項1の発明において、「所定の条件」と表記)、つまり、「操作手段の操作」が有効な継続操作として扱われるための条件は種々選択できる。例えば、後述する「確定報知の実行条件」が成立する前であって、かつ、「起動操作」によって動作を開始した演出表示手段の動作位置が、「起動操作実行前の位置(原点位置)」に戻る前において、操作手段に施される操作を例示できる。
「確定報知の実行条件」は、演出表示手段によって確定報知状態を実行するための条件である。この「確定報知の実行条件」の成立時期は種々選択でき、(1)「演出期間」の終了時(演出終了条件の成立時)、(2)確定報知を実行するか否かの抽選(以下、「演出抽選」という。)に当選した時(例えば、参考発明6を参照)、(3)演出表示手段の動作(継続時動作、起動時動作)が途切れた時(遊技機が、操作手段に加えられた操作に関わる動作を、全て完了した状態の時)、等を例示できる。また、「確定報知の実行条件」の成立時期は、「特定抽選手段による抽選の結果」が当選である場合と、落選である場合とで、異なるものとすることもできる。尚、(2)の演出抽選を、「特定抽選手段による抽選の結果」が当選である旨を報知する場合のみに行ったり、落選である旨を報知する場合のみに行ってもよし、「特定抽選手段による抽選の結果(当選及び落選)」を問わずに一律に行ってもよい
「確定報知の実行条件」は、1度の「演出期間内」に、(a)1回だけ成立させても、(b)複数回成立させてもよい。つまり、1度の「演出期間内」において、(a)駆動制御手段が、起動時制御及び継続時制御(起動時制御のみであってもよい。)を行い、確定報知の実行条件の成立を待って確定時制御を行うだけでもよいし、(b)駆動制御手段が、再度の起動時制御及び再度の継続時制御(再度の起動時制御のみであってもよい。)を行い、再度の確定報知の実行条件の成立を待って、再度の確定時制御を行った後に、再度の起動時制御及び再度の継続時制御(再度の起動時制御のみであってもよい。)を行ってもよい。
各請求項の発明及び各参考発明の「特定抽選手段による抽選」とは、「抽選の結果が、演出表示手段を用いた報知演出の対象となり得る抽選」を指す。尚、各請求項の発明及び各参考発明の遊技機においては、(a)「抽選の結果が、演出表示手段を用いた報知演出の対象となり得る抽選」と共に、(b)「抽選の結果が、演出表示手段を用いた報知演出の対象となり得ない抽選」を行ってもよい。この場合、前者(a)の「抽選」と、後者(b)の抽選を、別々の抽選手段を用いて実行してもよいし、同一の抽選手段を用いて実行してもよい。
各請求項の発明及び各参考発明では、「特定抽選手段による抽選」が実行されることを前提に、「演出許容条件」が成立すると、「演出終了条件」が成立するまでの間、「演出期間(演出表示手段を用いた報知演出の実行が許容される期間)」となる。この「演出許容条件」の成立時期は、例えば、「報知演出の対象とする抽選(演出許容条件の成立に係る抽選)」が実行された後であって、しかも、当該「抽選の次に実行される抽選に係る変動表示(この変動表示は、変動表示手段によって行われるものであるが、詳細は後述する。)が実行される前の期間」から種々選択できる。つまり、(1)「報知演出の対象とする抽選」に係る変動表示の開始時、(2)「報知演出の対象とする抽選」に係る変動表示の開始後であって、当該「報知演出の対象とする抽選の次に実行される抽選に係る変動表示が実行される前の期間から選択される時期、(3)「報知演出の対象とする抽選」の実行後であって、「報知演出の対象とする抽選」に係る変動表示の開始前の期間から選択される時期、等を例示できる。
「演出許容条件」は、(1)「特定抽選手段による抽選」が実行される毎に成立してもよいし、(2)「特定抽選手段による抽選」が実行され、しかも、所定の条件を充足することで(例えば、演出の実行を許容するか否かに関する抽選に当選することで)、成立してもよい。また、(3)「特定抽選手段による抽選」が実行され、しかも、当該「特定抽選手段による抽選の結果」を示すための「変動表示」の時間が十分である場合に限り、成立してもよい。尚、以下の説明において、演出の実行を許容するか否かに関する抽選を、「演出実行許容抽選」と称することがある。
参考発明1及び参考発明2の各発明において、「起動時動作」及び「継続時動作」の動作態様として、「焦らし演出動作態様」のみを選択可能としてもよいし、「焦らし演出動作態様」以外の動作態様をも選択可能としてもよい。つまり、演出表示手段を一方の回転方向のみに動作させる動作態様(以下、「一般動作態様」という。)をも選択可能としてもよい。例えば、「起動時動作」の後に複数回の「継続時動作」を行う場合、この複数回のうちの何回かの「継続時動作」の動作態様として「焦らし演出動作態様」を選択し、残りの「継続時動作」の動作態様として「一般動作態様」を選択してもよい。また、「焦らし演出動作態様」において、当選示唆動作を実行する場合の動作量(一の回転方向に沿った回転角)と、落選示唆動作を実行する場合の動作量(他の回転方向に沿った回転角)とは、一致していてもよいし、異なっていてもよい(参考発明3を参照)。また、「焦らし演出動作態様」においては、当選示唆動作と、落選示唆動作とのうちの少なくとも一方を、複数回実行してもよい。この場合、当選示唆動作と落選示唆動作とを交互に実行してもよいし、複数回の当選示唆動作や複数回の落選示唆動作が連続的に実行されてもよい。
参考発明1及び参考発明2の各発明において、「一の動作軌道」とは、以下の意味を有している。即ち、演出表示手段の状態を、落選用の確定報知状態から当選用の確定報知状態に変化させる場合に、(1)演出表示手段が動作する動作軌道が、ただ1つであるときには、この1つの動作軌道を指し、(2)演出表示手段が動作する動作軌道が複数存在するときには、このうちの1つの動作軌道を指す。
ここで、参考発明1及び参考発明2における「(2)の具体例」を示す。つまり、演出表示手段の状態を、落選用の確定報知状態から当選用の確定報知状態に変化させる場合の動作軌道として、演出表示手段を右回転方向に回転させる右回転動作軌道と、演出表示手段を左回転方向に回転させる左回転動作軌道と、が存在する場合に、何れか一方の動作軌道を指す。
尚、参考発明1及び参考発明2において、演出表示手段が実行する動作の中には、当選示唆動作及び落選示唆動作、以外の動作(以下、「副動作」という。)を含んでもよい。この副動作としては、一の動作軌道外の動作を含む動作(演出表示手段を一回転させる動作)、複数の動作軌道に沿って行われる動作(右回転動作軌道に沿った動作と、左回転動作軌道に沿った動作とを順次行う場合)等を例示できる。更に具体的には、演出表示手段を一回転若しくは複数回転(回転数は、整数である必要はない。)させる副動作を行った後に、当選示唆動作及び落選示唆動作を行う態様や、当選示唆動作及び落選示唆動作を行った後にこのような副動作を行う態様を例示できる。
参考発明1において、「当選表示部」と「落選表示部」の配置態様としては、例えば、「当選表示部」と「落選表示部」を、演出表示手段の回転軸心を挟んで表裏の関係にある位置に配置する態様を例示できる。つまり、落選用の確定報知状態にある演出表示手段を、その回転軸心を中心に一の回転方向に半回転させると(軸心回りに一の回転方向に180度回転させると)、演出表示手段の状態が当選用の確定報知状態に変化する。尚、この場合、落選用の確定報知状態にある演出表示手段を、その回転軸心を中心として、他の回転方向に半回転させると(軸心回りに他の回転方向に180度回転させると)、演出表示手段の状態が当選用の確定報知状態に変化してもよいし、演出表示手段を、その回転軸心を中心に他の回転方向に半回転させること自体が不可能とされていてもよい。
各請求項の発明及び各参考発明の「特定の遊技上の特典」としては、(1)当該遊技機の遊技機状態を、所定の終了条件が成立するまでの間、通常遊技状態から特別遊技状態に移行させることを内容とする特典(つまり、「大当りに関わる特典」のことであり、以下、「特別遊技による特典」という。)、(2)当該遊技機の遊技機状態を、所定の終了条件が成立するまでの間、通常モードから確率変動モードに移行させることを内容とする特典(以下、「確率変動による特典」という。)、(3)当該遊技機の遊技機状態を、特定の終了条件が成立するまでの間、通常モードから時短モードに移行させることを内容とする特典(以下、「時短による特典」という。)、等の中から1つ、若しくは、2つ以上を選択することができる。例えば、「遊技上の特典」として「特別遊技による特典」と「確率変動よる特典」とを付与可能な遊技機においては、「確率変動よる特典」を「特定の遊技上の特典」とする。そして、「確率変動よる特典を遊技者に付与するか否かの抽選(特定抽選手段による抽選)」の結果が、演出表示手段を用いた報知演出の対象とされ得る。そして、「特別遊技による特典を遊技者に付与するか否かの抽選の結果」を、演出表示手段を用いた報知演出の対象としないこととしてもよい。
ここで、「確率変動(若しくは「確変」と称することがある。)モード」とは、可変表示手段に、所謂「確率変動図柄(つまり、大当り図柄の一態様)」が表示されることに起因して生ずる遊技状態(遊技モード)である。そして、遊技機が確率変動モードに移行すると、変動表示手段に、その後、当否判定手段によって「大当り」の当否判定結果が下される確率が高確率に変動する。即ち、遊技機が高確率モードにある場合には、所定の条件が成立するまで(例えば、特別図柄が所定回数変動するまで、あるいは、次回の大当りを生ずるまで)、大当りが発生する確率が高確率に設定される。
また、「時短モード」とは、(1)特別図柄の図柄変動時間を短くすること、(2)普通図柄の図柄変動時間を短くすること、(3)当選を示す普通図柄が停止表示される確率を高くすること、(4)始動入賞手段の開成を行う普通電動役物の開成時間を延長すること、等のうちの少なくとも1つを実行すること内容とする特典である。この時短モードは、それ自体、単独で付与されても、他の特典に付加された状態で付与されてもよい。例えば、前述の如く、特別遊技の終了後、確率変動モードを実行した後に、時短モードを実行してもよいし、特別遊技の終了後、確率変動を経ずに時短モードを実行してもよい。但し、確率変動モードを実行した後に、時短モードを実行する態様においては、確率変動モードの実行中においても、遊技機が「時短モード」と同様な遊技状態を実行してもよい。つまり、確率変動モードの実行中においても、特別図柄の図柄変動時間や普通図柄の図柄変動時間を短くすること等を実行してもよい。
各請求項の発明及び各参考発明の遊技機は、演出表示手段(つまり、機械的に動作する可動体によって構成される演出表示手段)とは別に、所定の識別情報の変動表示及び確定表示を行う変動表示手段を備えてもよい。つまり、各請求項の発明及び各参考発明の遊技機は、「所定の表示実行条件が成立すると、所定の識別情報を用いた変動表示を実行した後に該識別情報の確定表示を実行すると共に、該確定表示された識別情報の態様によって前記特定抽選手段が行う抽選の結果を表示可能な変動表示手段」を備えてもよい(参考発明4を参照)。ここで、「表示実行条件」とは、変動表示手段において、「特定抽選手段による抽選の結果を示すための識別情報(例えば、「特別図柄」)の表示を開始するための条件」である。尚、各請求項の発明及び各参考発明において、「特定抽選手段による抽選」を実行するための条件(つまり、抽選実行条件)は、例えば、(1)始動入賞を始動入賞検出手段が検出(以下、この検出によって生ずる情報を「検出情報」と称する。)したこと(弾球遊技機)や、(2)スタートレバーの操作を操作検出手段が検出したこと(コイン式遊技機)等を前提として成立する。また、弾球遊技機においては、例えば、所定の「始動入賞」に先行する他の「始動入賞」に伴う変動表示(変動表示手段が行う変動表示)が継続中であったり、遊技機が特別遊技状態にある場合には、当該「始動入賞」に基づいて生じた「検出情報」は、この遊技機の所定の記憶手段に保留情報として記憶される。そして、この「検出情報」に係る「抽選の結果」に関し、「表示実行条件」が成立したときに、変動表示手段で特別図柄の変動表示を開始する。但し、記憶手段に記憶された「保留情報」の数(以下、「特別図柄保留数」という。)が上限個数に到達している場合には、当該「始動入賞」に基づく、「保留情報」は無視される(記憶手段に記憶されない。)。
この変動表示手段によって表示される「識別情報」を、単独の構成図柄(変動可能な構成図柄)で構成してもよいし、所定の構成図柄(変動可能な構成図柄)を組み合わせた「組み合わせ図柄」によって構成してもよい。ここで、構成図柄は、例えば、「数字」、「文字」、「図形」、「色彩」、「模様」、若しくは、これら2つ以上の複合物等によって構成される。
この「変動表示手段」の具体的な構成は特に問わず、例えば、液晶表示装置や、単一のセグメント表示体や7セグメント表示体等を用いて構成される表示手段の他に、CRT、ドットマトリックス、エレクトロルミネセンス、蛍光表示管等を用いた表示手段等を例示できる。また、「変動表示手段」において表示される「識別情報」としては、特別図柄(抽選手段によって、遊技機を特別遊技状態に移行させるか否かの判定を行う場合)の他に、普通図柄(弾球遊技機において、始動入賞手段を有利な状態とするか否かの判定を行う場合)を例示することもできる。
この変動表示手段によって表示される「識別情報」を「特別図柄」で構成する場合、この「特別図柄」は、所謂「本図柄」のみで構成されてもよいし、この「本図柄」及び所謂「疑似図柄」によって構成されてもよい。ここで、「本図柄」とは、遊技機において遊技の基本進行を司る「主制御部(後述する。)」において、その表示態様(少なくとも「停止図柄」と、「変動時間」)が決定される特別図柄である。一方、「疑似図柄」とは、「主制御部の制御の下で、遊技上の演出を制御する副制御部(後述する。)」によって、その変動態様と、停止図柄とが決定される「演出用の図柄」である。通常、この「疑似図柄」の変動表示は、本図柄と同一の時間だけ実行され、この「疑似図柄」の停止図柄の「表示内容(大当り、外れ等)」は、本図柄の停止図柄「表示内容(大当り、外れ等)」と矛盾を生じないものとされる。
このように、「変動表示手段」が「本図柄」及び「疑似図柄」を表示する場合、(1)「変動表示手段」を、「本図柄」及び「疑似図柄」を表示する単一の表示装置によって構成してもよいし、(2)「変動表示手段」を、「本図柄」を表示するための表示装置と、「疑似図柄」を表示するための表示装置と、によって別々に構成してもよい。また、「変動表示手段」が表示する特別図柄が、「本図柄」のみであるか、「本図柄」及び「疑似図柄」であるかを問わず、「変動表示手段」には、特別図柄以外の演出専用図柄(背景図柄、キャラクター図柄等)が表示されてもよい。
各請求項の発明及び各参考発明の発明の「報知情報」としては、(a)「特定抽選手段による抽選の結果」を、直接示すための報知用の識別情報(例えば、抽選結果が当りか、外れかを直接、示す識別情報)、(b)「特定抽選手段による抽選の結果」を示唆するための識別情報、等を例示できる。ここで、(b)の「報知用の識別情報」としては、(c)単独で抽選結果を予告したり、報知するための識別情報の他に、(d)変動表示(各請求項の発明及び各参考発明の遊技機が変動表示手段を備える場合)における中間表示態様との関係において、「特定抽選手段による抽選の結果」を予告したり、報知するための識別情報も含まれる。
尚、これらの予告内容や報知内容が真実である否かを問わない。また、変動表示手段(各請求項の発明及び各参考発明の遊技機が変動表示手段を備える場合)に表示される識別情報(例えば、特別図柄)が、複数の構成図柄(複数の数字、アルファベット、キャラクター図柄)の組み合わせを用いて構成される場合、「報知情報」を当該複数の構成図柄によって構成してもよいし、この複数の構成図柄のうちの1つ若しくは2つ以上の構成図柄と、同一若しくは同一内容の図柄等によって構成してもよい。
前記(d)の「報知情報」としては、以下の態様を例示できる。例えば、変動表示手段に表示される識別情報が、複数の構成図柄の組み合わせによって構成され、しかも、変動表示手段において実行される変動表示の中間表示態様として、「リーチ表示(後述する。)」がなされる場合において、「変動表示手段に表示される最終停止図柄」と同一若しくは同一内容を表示する「報知情報」を例示できる。そして、この「報知情報」の表示によって、抽選結果を予告したり、報知すること等ができる。また、「報知情報」によって「予告」や「当選の報知」を実行する場合、その実行のタイミングや時期を種々設定し、このタイミングや時期の相違によって予告や報知の信頼度を異なるものとしてもよい。
「報知情報」は、図柄(例えば、「数字」、「文字」、「図形」、「色彩」、「模様」、若しくは、これら2つ以上の複合物等によって構成される図柄)によって構成されるものに限定されない。例えば、「報知」を特定したり、示唆するための立体物(人形等)によって構成されてもよい。また、「当選表示部」や「落選表示部」は、面状に構成される表示面に限定されず、例えば、立体物(人形等)を配置するための配置部(配置空間等)であってもよい。つまり、各請求項の発明及び各参考発明の「報知情報を設けること」には、「報知」を行うための表示を設けることや、「報知」を行うための物体を配置すること等が含まれる。
各請求項の発明及び各参考発明においては、演出表示手段を1つだけ備えてもよいし、演出表示手段を複数個備えてもよい。また、参考発明1においては、「当選表示部」及び「落選表示部」の数を単数としてもよし、何れか一方を複数としてもよい。更に、参考発明2においては(請求項の発明においても同様)、「当選表示部」の数を単数としてもよし、複数としてもよい。例えば、参考発明1においては、演出表示手段を板形状若しくはカード形状等に構成し、それらの軸心を回転軸とすると共に表裏面によって、2つの表示部(当選表示部及び落選表示部)を構成してもよい。
また、参考発明1においては、演出表示手段を略三角柱形状や略直方体形状等に形成し、それらの軸心を回転軸とすると共に各側面によって表示部(当選表示部や落選表示部)を構成してもよい。但し、参考発明1においては、「当選表示部」及び「落選表示部」の数を単数とすると、演出表示手段の「一の動作軌道」に沿った動作経路を長くできる。このため、演出表示手段を用いた「焦らし演出動作」をより円滑に行うことができ、より好適である。
各請求項の発明及び各参考発明において、「操作手段」の態様は種々選択でき、遊技者が手を接触させて操作したときに操作信号を発信する接触式の操作手段(ボタン等)や、遊技者が手等を、かざしたことを非接触型の検知手段で検知したときに操作信号を発信する非接触式の操作手段等を例示できる。また、各請求項の発明及び各参考発明は、(1)単一の操作手段と、単一の演出表示手段とを備える遊技機、(2)複数の操作手段と、単一の演出表示手段とを備える遊技機、(3)単一の操作手段と、複数の演出表示手段とを備える遊技機、(4)複数の操作手段と、複数の演出表示手段とを備える遊技機、とのうちの何れであってもよい。尚、(4)の遊技機においては、各演出表示手段毎に、専用の操作手段を設けてもよい。
参考発明1及び参考発明2の「駆動手段」としては、例えば、モータ(特に、ステッピングモータ)等を例示できる。この「駆動手段」を、ステッピングモータで構成する場合には、ステッピングモータの「ロータ(駆動軸)」が回転駆動する際のステップ数(ステップ角)を、駆動制御手段によって制御することで、「焦らし演出」を実現することができる。例えば、落選用の確定報知状態にある演出表示手段を、一の動作軌道に沿って、一の回転方向に動作させ(つまり、正転動作させ)、演出表示手段の状態を当選用の確定報知状態に変化させために、「ロータ(駆動軸)」に、「+Nステップ(Nは自然数)」だけ、回転駆動することが必要である。一方、当選用の確定報知状態にある演出表示手段を、一の動作軌道に沿って、他の回転方向に動作させ(つまり、反転動作させ)、演出表示手段の状態を落選用の確定報知状態に変化させために、「ロータ(駆動軸)」に、「−Nステップ(Nは自然数)」だけ、回転駆動することが必要であるとする。この場合、ステッピングモータを、「+nステップ(nは、N以下の自然数の中から適宜、選択される自然数)」だけ、回転駆動すると、演出表示手段は、「当選示唆動作」を実行する。また、ステッピングモータを、「−mステップ(mは、m以下の自然数の中から適宜、選択される自然数)」だけ、回転駆動すると、演出表示手段は、「落選示唆動作」を実行することになる。
次に、各請求項の発明及び各参考発明の特に好適な具体例を示す。つまり、落選用の確定報知状態にある演出表示手段を、一の動作軌道に沿って、一の回転方向(一の方向)に動作させ、演出表示手段の状態を当選用の確定報知状態に変化させために、演出表示手段が動作する全動作量(動作角、動作距離)を「L」とする。また、個々の焦らし演出動作を実行することで、演出表示手段が、一の動作軌道に沿って、一の回転方向(一の方向)に動作する動作量(動作角、動作距離)を「p」とする。尚、この動作量は、一の回転方向(一の方向)に増加し、他の回転方向(他の方向)に減少する量として計測され、「個々の焦らし演出動作態様を実行する毎に、当選示唆動作に伴う動作量から、落選示唆動作に伴う動作量を差し引いた量」として算出される
この具体例において、「L」を「p」で割った値(L/p)を、5〜50とすることが望ましいく、15〜40とすることが特に望ましい。つまり、遊技者によって操作手段の連続操作(所謂「連射」等)が行われ、演出表示手段に連続的な「焦らし演出動作」が施され、演出表示手段の状態が僅かずつ、当選用の確定報知状態に近づくような演出態様を実現することが、十分な演出効果を得る上で望ましい。ところが、値(L/p)が、5未満(4以下)であると、余りにも少ない回数(5回未満)の継続操作によって、演出表示手段の動作量が全動作量(L)に到達し、十分な演出効果が得られないおそれがある。一方、値(L/p)が、50を超えると、「操作手段を相当数操作しても、演出表示手段の動作量が、全動作量(L)に到達しない」ため、遊技者は操作手段の操作に「嫌気がさす」可能性があり、この場合も、十分な演出効果が得られないおそれがある。
各請求項の発明及び各参考発明の遊技機は、「演出表示手段」と、「駆動手段」と、「駆動制御手段」と、を主要な構成要素とした「演出手段」を、備えている。以下、本明細書においては、これらの構成要素を備える演出手段について、説明の便宜上、単に、「可動演出装置本体」と称することがある。この「可動演出装置本体」は、遊技機の本体部分(可動演出装置本体以外の部分)とは独立した装置(例えば、本体部分に着脱可能な役物装置)によって構成されてもよいが、遊技機の本体部分の一部(例えば、遊技盤等)を、その構成部分としていてもよい。
請求項記載の遊技機は、
遊技者に対して特定の遊技上の特典を付与するか否かの抽選を行うための特定抽選手段と、
遊技者によって操作可能な状態に配置される操作手段と、
駆動手段を用いて一の動作軌道に沿った両方向に動作可能とされた可動体によって構成され、前記特定抽選手段による抽選の結果が当選である旨を報知するための当選報知用の報知情報が設けられた当選表示部を具備し、該一の動作軌道に沿って一の方向に動作することで、該当選表示部を表示位置から外れた位置に停止させた落選用の確定報知状態から、該当選表示部を該表示位置に停止させた当選用の確定報知状態に変化可能な演出表示手段と、
前記駆動手段の駆動を制御するための駆動制御手段と、
を備える遊技機であって、
前記駆動制御手段は、
前記特定抽選手段による抽選が実行されると共に演出許容条件が成立することを前提として、前記操作手段に起動操作が施されると、前記演出表示手段が起動時動作を行うように、前記駆動手段の駆動を制御する起動時制御と、
前記演出許容条件の成立中において、所定の条件の下、前記操作手段に該起動操作に後続する継続操作が施されると、個々の継続操作に対応して前記演出表示手段が継続時動作を行うように、前記駆動手段の駆動を制御する継続時制御と、
前記演出許容条件の成立中において、確定報知の実行条件が成立すると、前記演出表示手段の状態が、前記特定抽選手段による抽選の結果に一致する内容の報知情報を表示するための確定報知状態となるように、前記駆動手段の駆動を制御する確定時制御と、を実行可能であり、
前記起動時動作及び前記継続時動作のうちの少なくとも継続時動作の動作態様として、前記一の動作軌道において前記演出表示手段を前記一の方向に沿って動作させる当選示唆動作と、前記一の動作軌道において前記演出表示手段を前記一の方向とは逆の他の方向に沿って動作させる落選示唆動作と、を含む、焦らし演出動作態様を選択可能であり、
さらに、
前記演出表示手段の前記一の動作軌道上における動作位置を検出するための動作位置検出手段と、
前記継続時動作の動作態様を特定するための動作パターンデータを、前記演出表示手段の前記一の動作軌道上における動作位置に対応づけて複数種類記憶した動作パターンデータ記憶手段と、
各継続操作が行われる度に、前記動作位置検出手段の検出結果を抽出し、この検出結果に対応する動作パターンデータを、前記動作パターンデータ記憶手段から選択する動作パターンデータ選択手段と、
前記動作パターンデータ選択手段が前記動作パターンデータを選択する毎に、該選択された動作パターンデータを先入れ、先出し方式で記憶する選択済み動作パターンデータ記憶手段と、
前記選択済み動作パターンデータ記憶手段に記憶された動作パターンデータを順次読み出す選択済み動作パターンデータ読み出し手段と、
該選択済み動作パターンデータ読み出し手段が順次読み出す選択済み動作パターンデータに従って、継続時動作を実行させる継続時動作実行手段と、
前記選択済み動作パターンデータ記憶手段に動作パターンデータが記憶されていないと判断される場合、前記確定駆動制御を開始させる確定時駆動制御開始手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項の発明は、演出表示手段の動作態様が、回転方向に沿った動作態様に限定されない点が、参考発明2と異なるが、その他の点は、参考発明2と同様である。つまり、請求項の発明では、回転方向に沿って演出表示手段が動作してもよいし、直線的な方向に沿って演出表示手段が動作してもよい。具体的には、直線的な一の動作軌道を、往復移動しつつ、当選表示部を表示位置に対して、出没させる動作態様等も含まれる。
請求項の発明においても、落選用の確定報知状態にある演出表示手段を、一の動作軌道に沿って、一の方向(左右一方の方向、上下一方の方向、斜め上下一方の方向、左右一方の回転方向)に動作させると、演出表示手段の状態が当選用の確定報知状態に変化する。逆に、当選用の確定報知状態にある演出表示手段を、一の動作軌道に沿って、他の回転方向(左右他方の方向、上下他方の方向、斜め上下他方の方向、左右他方の回転方向)に動作させると、演出表示手段の状態が、落選用の確定報知状態に戻る。
そして、演出表示手段の動作態様(駆動手段の駆動態様)が、操作手段に施される操作を原因に制御され、演出表示手段を用いた「焦らし演出」を実行可能とされる。つまり、請求項の発明の遊技機においても、演出表示手段を一の動作軌道に沿って揺動させる演出を実行できる。換言すると、演出表示手段を、当選用の確定報知状態を示す動作位置と、落選用の確定報知状態を示す動作位置との間で行ったり、来たりさせる「焦らし演出」(演出表示手段の状態が、当選用の確定報知状態になると見せかけて、ならないような焦らし演出)を実行できる。よって、請求項の発明の遊技機によっても、演出表示手段を用いた演出を趣向性や意外性に富んだ状態で実行できる。
しかも、請求項の発明によっても、演出許容条件が成立してから、演出終了条件の成立するまでの間(演出期間)に実行される「焦らし演出」の態様(回数等)を、原則として、遊技者が操作手段に施す継続操作の態様(回数等)によって選択することができる。つまり、「演出期間」中に実行される演出の態様を、遊技者が操作手段に施す操作によって、適宜、変更することができる。このため、請求項の発明の遊技機によっても、演出表示手段を用いた演出を実行する際に、遊技者の参加意識を高めることができる。
ここで、請求項の発明においても、「起動時動作」及び「継続時動作」の動作態様として、「焦らし演出動作態様」のみを選択可能としてもよいし、「焦らし演出動作態様」以外の動作態様をも選択可能としてもよい。つまり、演出表示手段を一方の回転方向のみに動作させる動作態様(以下、「一般動作」という。)をも選択可能としてもよい。例えば、「起動時動作」の後に複数回の「継続時動作」を行う場合、この複数回のうちの何回かの「継続時動作」の動作態様として「焦らし演出動作態様」を選択し、残りの「継続時動作」の動作態様として「一般動作態様」を選択してもよい。また、「焦らし演出動作態様」において、当選示唆動作を実行する場合の動作量(一の方向に沿った動作量)と、落選示唆動作を実行する場合の動作量(他の方向に沿った動作量)とは、一致していてもよいし、異なっていてもよい(参考発明3を参照)。また、「焦らし演出動作態様」においては、当選示唆動作と、落選示唆動作とのうちの少なくとも一方を、複数回実行してもよい。この場合、当選示唆動作と落選示唆動作とを交互に実行してもよいし、複数回の当選示唆動作や複数回の落選示唆動作が連続的に実行されてもよい。
請求項の発明において、「一の動作軌道」とは、以下の意味を有している。即ち、演出表示手段の状態を、落選用の確定報知状態から当選用の確定報知状態に変化させる場合に、(A)演出表示手段が動作する動作軌道が、ただ1つであるときには、この1つの動作軌道を指し、(B)演出表示手段が動作する動作軌道が複数存在するときには、このうちの1つの動作軌道を指す。尚、請求項の発明において、「焦らし演出動作態様」に従って演出表示手段が実行する動作の中には、当選示唆動作及び落選示唆動作、以外の動作(以下、「副動作」という。)を含んでもよい。この副動作としては、一の動作軌道外の動作を含む動作等を例示できる。更に具体的には、副動作の後に、当選示唆動作及び落選示唆動作を行う態様や、当選示唆動作及び落選示唆動作を行った後に、このような副動作を行う態様を例示できる。尚、請求項の発明の「駆動手段」としては、例えば、モータ(特に、ステッピングモータ)や、ソレノイド等を例示できる。
本明細書において参考的に開示する第3の発明(以下、参考発明3という。)に係る遊技機は、参考発明1又は参考発明2の遊技機において、
前記当選示唆動作によって前記演出表示手段を動作させる動作量は、前記落選示唆動作によって前記演出表示手段を動作させる動作量よりも多くされることを特徴とする。
参考発明3によると、「焦らし演出動作態様」において、演出表示手段の状態が、落選用の確定報知状態に近づいては、僅かに戻るという動作態様を得ることができる。よって、遊技者は、より一層、スリルに満ちた演出を楽しむことができる。
本明細書において参考的に開示する第4の発明(以下、参考発明4という。)に係る遊技機は、参考発明1〜参考発明3のうちの何れかの発明に係る遊技機において、
所定の表示実行条件が成立すると、所定の識別情報を用いた変動表示を実行した後に該識別情報の確定表示を実行すると共に、該確定表示された識別情報の態様によって前記特定抽選手段が行う抽選の結果を表示可能な変動表示手段と、
遊技者に対して、前記特定の遊技上の特典を付与するための特定特典付与手段と、を備えると共に、
前記演出許容条件は、前記特定抽選手段による抽選に伴う変動表示が開始されること前提として成立し、
前記確定報知の実行条件は、前記特定抽選手段による抽選の結果が当選である場合には、前記特定特典付与手段が作動する前に成立し、前記特定抽選手段による抽選の結果が落選である場合には、前記演出許容条件の成立に関わる変動表示に次いで行われる変動表示の開始前に成立することを特徴とする。
参考発明4は、演出許容条件の成立条件と、確定報知の実行条件の成立時期の具体例を示している。つまり、演出許容条件は、例えば、「特定抽選手段による抽選」に伴う変動表示の開始と同時、若しくは、変動表示の開始後において、所定の条件を充足すると成立する。ここで、この「所定の条件」としては、「演出許容条件を成立させるか否かの抽選(つまり、前述の「演出実行許容抽選」)に当選するという条件」や、「変動表示の時間が、演出表示手段を用いた演出を行う上で、十分な長さであるという条件」等を例示できる。
参考発明4において、「特定抽選手段による抽選」の結果が当選である場合、「確定報知の実行条件」は、特定特典付与手段が作動する前に成立する。この場合、遊技者に対して、「特定の遊技上の特典」が実際に付与される前に、演出表示手段を用いて報知するため、本遊技機によると、遊技者は減り張りの効いた遊技を行うことができる。また、「特定抽選手段による抽選」の結果が落選である場合、この「確定報知の実行条件」を、演出許容条件の成立に関わる変動表示に次いで行われる変動表示の開始前に成立させればよい。つまり、(1)「特定抽選手段による抽選」の結果を示す変動表示の最中、(2)「特定抽選手段による抽選」の結果を示す変動表示の終了時、(3)その他の時期(演出許容条件の成立に関わる変動表示に次いで行われる変動表示の開始される前から選択されるその他の時期)、等を例示できる。
この「確定報知の実行条件の成立時期」に関し、具体例を挙げて更に説明する。先ず、「遊技上の特典」として、「特別遊技による特典」と、「確率変動による特典」とを付与可能(「時短による特典」等のその他の特典を併せて付与可能であるか否かを特に問わない。)ではあるが、「確率変動による特典」のみを、「特定の遊技上の特典」とする遊技機(以下、「第1の具体例」という。)を例示できる。この第1の具体例においては、「特定抽選手段による抽選(確率変動による特典を遊技者に付与するか否かに関する抽選)」の結果を示す変動表示の終了後に、特別遊技実行手段(遊技者に対して、特別遊技による特典を付与するための特典付与手段である。)の作動を開始し、「特別遊技による特典」の遊技者への付与が開始される。そして、特別遊技の終了条件が成立し、特別遊技実行手段が作動を終了すると、確率変動手段(特定特典付与手段)の作動を開始するものとする。つまり、特別遊技実行手段の作動を終了し、「特別遊技による特典」の遊技者への付与が終了すると、確率変動手段(特定特典付与手段)が作動を開始し、「確率変動による特典(特定の遊技上の特典)」の遊技者への付与が開始されるものとする。
この具体例1の「確定報知の実行条件の成立時期」として、「特定抽選手段による抽選の結果」を問わず、以下の時期を例示できる。つまり、(1)「特定抽選手段による抽選の結果」を示す変動表示の最中、(2)「特定抽選手段による抽選の結果」を示す変動表示の終了時、(3)特別遊技実行手段の作動中、(4)特別遊技実行手段の作動の終了時、等を例示できる。また、この具体例1の「確定報知の実行条件の成立時期」として、(1)〜(4)より選択される2つ以上の時期を選択することもできる。
また、「遊技上の特典」として、「特別遊技による特典」を付与可能(「確率変動による特典」や「時短による特典」等のその他の特典を併せて付与可能であるか否かを特に問わない。)ではあると共に、この「特別遊技による特典」を、「特定の遊技上の特典」とする遊技機(以下、「第2の具体例」という。)を例示することもできる。この第2の具体例においては、「特定抽選手段による抽選(特別遊技による特典を遊技者に付与するか否かに関する抽選)」の結果を示す変動表示の終了後に、特別遊技実行手段(遊技者に対して、特別遊技による特典を付与するための特典付与手段であり、第2の具体例では、特定特典付与手段を構成する。)の作動を開始し、「特別遊技による特典」の遊技者への付与が開始される。そして、特別遊技の終了条件が成立すると、特別遊技実行手段(特定特典付与手段)の作動を終了し、「特別遊技による特典」の遊技者への付与が終了するものとする。
この具体例2の「確定報知の実行条件の成立時期」として、「特定抽選手段による抽選の結果」を問わず、以下の時期を例示できる。つまり、(a)「特定抽選手段による抽選の結果」を示す変動表示の最中、(b)「特定抽選手段による抽選の結果」を示す変動表示の終了時、等を例示できる。また、この具体例2の「確定報知の実行条件の成立時期」として、(a)及び(b)の時期を選択することもできる。
本明細書において参考的に開示する第5の発明(以下、参考発明5という。)に係る遊技機は、参考発明1〜参考発明4のうちの何れかの発明に係る遊技機において、
前記継続時動作の動作態様を特定するための動作パターンデータを複数種類記憶した、動作パターンデータ記憶手段と、
個々の継続操作が行われる毎に、前記動作パターンデータ記憶手段に記憶された複数種類の動作パターンデータのうちの何れかを選択するための動作パターンデータ選択手段と、
前記動作パターンデータ選択手段が選択した動作パターンデータに従って、前記継続時動作を実行させる、継続時動作実行手段と、
を備えることを特徴とする。
参考発明5によると、個々の継続操作に対応して実行される焦らし演出動作態様に変化を与えることができる。このため、演出表示手段を用いて行う報知演出に減り張りを付けることができる。
ここで、本明細書において「継続時動作の動作態様を特定するための動作パターンデータ」とは、演出表示手段が継続時動作を行う際の動作態様を特定するためのデータである。具体的には、(1)個々の継続時動作の際に実行される当選示唆動作及び落選示唆動作の各回数を示すデータ、(2)個々の継続時動作の際に実行される当選示唆動作及び落選示唆動作の順序を示すデータ、(3)個々の継続時動作の際に実行される当選示唆動作の内容(動作量や動作速度)及び落選示唆動作の内容(動作量や動作速度)を示すデータ、とのうちの少なくとも何れかによって構成される。
例えば、参考発明1及び参考発明2においては、各継続時動作時に実行される当選示唆動作の際の動作角や操作速度を示すデータと、落選示唆動作の際の動作角や操作速度を示すデータと、を用いて、「動作パターンデータ」を構成することができる。更に、この「動作パターンデータ」の具体的な内容について、「ステッピングモータによって駆動手段を構成する場合」を用いて説明する。つまり、各継続時動作時に実行される当選示唆動作の際にステッピングモータに供給されるステップパルスの個数(以下、「プラスステップ数」若しくは「+ステップ数」という。)を示すステップ数データと、落選示唆動作の際にステッピングモータに供給されるステップパルスの個数(以下、「マイナステップ数」若しくは「−ステップ数」という。)を示すステップ数データと、を用いて構成される「動作パターンデータ」を例示できる。若しくは、各継続時動作時に実行される当選示唆動作の際にステッピングモータに供給されるステップパルスの周期を示す速度データと、落選示唆動作の際にステッピングモータに供給されるステップパルスの周期を示す速度データと、を用いて構成される「動作パターンデータ」や、これらのステップ数データと速度データとを含む「動作パターンデータ」を例示できる。
請求項記載の遊技機は、
前記演出表示手段の前記一の動作軌道上における動作位置を検出するための動作位置検出手段と、
前記継続時動作の動作態様を特定するための動作パターンデータを、前記演出表示手段の前記一の動作軌道上における動作位置に対応づけて複数種類記憶した、動作パターンデータ記憶手段と、
各継続操作が行われる度に、前記動作位置検出手段の検出結果を抽出し、この検出結果に対応する動作パターンデータを、前記動作パターンデータ記憶手段から選択する、動作パターンデータ選択手段と、
前記動作パターンデータ選択手段が前記動作パターンデータを選択する毎に、該選択された動作パターンデータを先入れ、先出し方式で記憶する、選択済み動作パターンデータ記憶手段と、
前記選択済み動作パターンデータ記憶手段に記憶された動作パターンデータを、順次、読み出す、選択済み動作パターンデータ読み出し手段と、
該選択済み動作パターンデータ読み出し手段が順次、読み出す、選択済み動作パターンデータに従って、継続時動作を実行させる、継続時動作実行手段と、
前記選択済み動作パターンデータ記憶手段に動作パターンデータが記憶されていないと判断される場合、前記確定駆動制御を開始させる、確定時駆動制御開始手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項の発明は、参考発明5の下位概念的な態様を示している。この請求項の発明によると、各継続操作の実行される毎に、「演出表示手段の動作軌道上における動作位置」を検出し、この検出結果を基づいて、各継続操作に対応する動作パターンデータが選択される。つまり、演出表示手段の起動時動作の開始後に施された継続操作が回数が同じであっても、各継続操作を施すタイミングが異なれば、焦らし演出動作態様を異なったものできる。例えば、同じ「5回目の継続操作」であっても、当該継続操作が実行されるタイミングが異なれば、当該継続操作の実行時における「演出表示手段の動作位置」が異なる。よって、当該継続操作が実行されるタイミングが異なれば、動作パターンデータ選択手段が選択する動作パターンデータが、異なったものとなる可能性があるからである。よって、請求項の発明によると、演出表示手段を用いて行う報知演出により一層、減り張りを付けることができる。
尚、各請求項の発明及び各参考発明の「駆動制御手段」は、確定駆動制御の実行中に、継続操作が施された場合には、確定駆動制御を中止して、当該継続操作に対応する継続時制御を開始してもよいし、確定駆動制御をそのまま継続、完了させてもよい。前者の場合は、確定報知条件がその後、再び、成立し、確定駆動制御が再び、実行される。
請求項の発明において、駆動手段を「ステッピングモータ」によって構成する場合、「動作位置検出手段」の具体例として以下のものを選択できる。つまり、「ステッピングモータ」に供給されるステップパルスの個数をカウントするための「パルスカウンタ」を例示できる。つまり、演出表示手段が起動時動作を行う前に、初期値にリセットされていると共に、「演出表示手段が一の回転方向に動作する度にステッピングモータに供給されるステップパルスの個数」が「プラスステップ数(+ステップ数)」としてインクリメントされ、「演出表示手段が他の回転方向に動作する度にステッピングモータに供給されるステップパルスの個数」が「マイナステップ数(−ステップ数)」としてデクリメントされる「パルスカウンタ」を例示できる。
請求項記載の遊技機は、請求項に記載の遊技機に記載の遊技機において、
前記一の動作軌道を複数の領域部に区画し、個々の継続操作が行われる毎に前記演出表示手段が位置している領域部を、前記動作位置検出手段によって検出すると共に、
前記動作パターンデータ記憶手段には、各領域部に対応づけて異なる態様の動作パターンデータが記憶され、
前記動作パターンデータ選択手段は、前記動作位置検出手段が検出する検出結果に基づいて、個々の継続操作に対応する動作パターンデータを選択することを特徴とする。
請求項の発明は、参考発明5又は請求項1の発明を更に具体化したものである。つまり、請求項の発明では、一の動作軌道を複数の領域部に区画すると共に、動作パターンデータ記憶手段には、「各領域部に対応づけて異なる態様の動作パターンデータ」を記憶する態様を示している。つまり、「おおまかに」区画された領域部に対応づけて動作パターンデータを設定するため、動作パターンデータ記憶手段が記憶すべきデータ量(動作パターンデータの量)を少なくできる。よって、請求項の発明の遊技機によると、「演出表示手段を用いた演出」の制御をより一層、円滑に実行することができる。ここで、一の動作軌道を構成する領域部の数としては、例えば、2個〜20個を例示できる。また、一の動作軌道を構成する各領域部の幅(演出表示手段が一の動作軌道を動作する方向に沿った幅)は等しくされてもよい、異なったものとされてもよい。尚、請求項の発明において、駆動手段を「ステッピングモータ」によって構成する場合、「パルスカウンタ」の値を用いて、各領域部を特定することもできる。
請求項記載の遊技機は、請求項又はの何れかに記載の遊技機において、
始点側に位置する領域部に対応づけて記憶されている始点側の動作パターンデータに従って前記焦らし演出動作態様を実行する場合と、終点側に位置する領域部に対応して記憶されている終点側の動作パターンデータに従って前記焦らし演出動作態様を実行する場合と、を比べると、
前記当選動作態様によって前記演出表示手段が動作する動作量は、前記始点側の回転動作パターンデータに従う場合の方が多くされ、
前記落選動作態様によって前記演出表示手段が動作する動作量は、前記終点側の回転動作パターンデータに従う場合の方が多くされることを特徴とする。
請求項の発明によると、演出表示手段の状態が落選用の確定報知状態に近い程、当選示唆動作による演出表示手段の動作量が多くなり、演出表示手段の状態が当選用の確定報知状態に近い程、落選示唆動作による演出表示手段の動作量が多くなる。つまり、継続操作の累積回数が少ない間は、当選示唆動作による演出表示手段の動作量が多くなり、継続操作の累積回数が多くなると、落選示唆動作による演出表示手段の動作量が多くなる。即ち、遊技者は、通常、演出表示手段の動作位置が当選を報知する位置に近づくと、継続操作の頻度を上げると考えらえれるが、継続操作の頻度が上がれば上がる程、演出表示手段の動作位置が当選を報知する位置から遠ざかる。よって、遊技者は、やきもきしつつ、継続操作を行うこととなり、「演出表示手段による演出」を更に楽しむことができる。
請求項記載の遊技機は、請求項1〜の何れか一項に記載の遊技機において、
前記起動時動作による動作量の増加分を示す動作量データを初期値に加算することでカウント値の更新が開始され、前記継続操作が施される度に、前記動作パターンデータ選択手段が選択する動作パターンデータに基づいて当該継続操作に伴う動作量の増加予定分を示す動作予定量データを算出し、該算出された動作予定量データを加算して前記カウント値が更新される動作開始予定位置算出用カウンタと、
前記継続操作が行われる毎に、当該継続操作に伴う動作予定量データを加算する前における動作開始予定位置算出用カウンタの値が、予め設定された上限値を超えたか否かを判断し、肯定判断がなされる場合、当該継続操作に伴う動作予定量データを、動作量の増加予定分が「ゼロ」若しくは「負の量」となる動作予定量データに変更する動作予定量データ変更手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項の発明によると、遊技者が操作手段に操作を施している間(つまり、駆動制御手段が起動時制御と継続時制御を実行している間)は、原則として、、演出表示手段の動作位置が、当選を報知する位置よりも後退した位置(落選を報知する位置の側に後退した位置)とすることができる。つまり、演出表示手段の動作位置が、当選を報知する位置に到達したり、当選を報知する位置を超えることを防止できる。よって、請求項の発明によると、演出表示手段の動作位置が、当選を報知する位置に近づきそうで、近づかないとう演出を確実に実行することができる。
尚、回転式役物(演出表示手段)の回転位置を制御する場合、予め、回転式役物の回転位置を検出し、駆動手段(モータ)の駆動時間を最初に設定して、その設定時間だけモータを駆動することで、回転式役物を所定の回転位置まで動作させる制御方法も考えられる。しかし、各請求項の発明及び各参考発明のように、遊技者が操作手段に施す継続操作により、任意のタイミングで回転式役物の駆動を変化させるような場合は、この制御方法では、継続時動作の動作開始位置が不安定で(予め現在の位置を検出できない)、回転式役物を意図する場所(停止させたい場所)に停止させるための時間を設定することが困難である。一方、請求項の発明では、駆動手段(モータ)の駆動量(ステップ数)によって、加算値を設け、演出表示手段が動作する度に加算値を加算していく。このため、動作の開始位置がどこであれ、加算値の結果が、自分の指定した値となれば、時間は関係なく決まった位置に停止することが可能となる。
ここで、「演出表示手段を、一の動作軌道に沿って、落選用の確定報知状態から、当選用の確定報知状態に変化させるときに、演出表示手段が一の回転方向(一の方向)に動作する動作距離」を「A」とする場合、「予め設定された上限値」としては、例えば、以下のような値を指す。つまり、カウント値が、「演出表示手段の動作開始予定位置が、落選を報知する位置を基準に、0.5A〜0.9A(より好ましくは、0.6A〜0.8A)の距離にあること値」である場合等を例示できる。
本明細書において参考的に開示する第6の発明(以下、参考発明6という。)に係る遊技機は、参考発明1〜参考発明5のうちの何れかの発明に係る遊技機において、
前記特定抽選手段による抽選の結果が当選である場合、前記操作手段の操作が施される毎に、前記駆動制御手段が、前記確定時制御を強制的に実行すべきか否かを抽選するための強制実行抽選手段を備え、
前記強制実行抽選手段によって当選である旨の抽選結果が得られると、前記駆動制御手段は、前記確定時制御を強制的に実行することを特徴とする。
参考発明6では、「特定抽選手段による抽選」の結果が当選であることを前提として、強制実行抽選手段によって強制実行抽選を行い、この強制実行抽選によって当選である旨の結果が得られた場合、駆動制御手段が行うべき制御を、起動時制御若しくは継続時制御から、確定時制御に強制的に変更する。これにより、遊技者にとって有利な報知情報(特定抽選手段による抽選の結果が当選であることを示す報知情報)が、早期に報知される可能性を生ずる。しかも、この強制的に変更の可否は、抽選(強制実行抽選手段が実行する抽選)によって決定される。つまり、強制的な確定時制御の実行の可否や実行の時期を、ランダムなものとできるため、参考発明6の遊技機は、遊技者にとってより一層、面白みのあるものとなる。
本明細書において参考的に開示する第7の発明(以下、参考発明7という。)に係る遊技機は、参考発明1〜参考発明6のうちの何れかの発明に係る遊技機において、
前記駆動制御手段は、前記起動時制御と、継続時制御と、確定時駆動制御とを実行する主演出の他に、該主演出に先行して実行される1つ以上の副演出を制御可能であると共に、
前記駆動制御手段は、該副演出の実行時に、前記起動時制御と同様な起動時制御、及び、前記継続時制御と同様な継続時制御、のうちの少なくとも起動時制御の経て、仮確定時駆動制御を実行可能であり、
該仮確定時駆動制御においては、仮確定報知の実行条件が成立すると、前記可動表示体の状態が落選用の確定報知状態となるように、前記駆動手段の駆動が制御されることを特徴とする。
参考発明7の遊技機では、主演出の他に、副演出を実行するため、演出表示手段を用いた演出をより一層、面白みのあるものとできる。ここで、参考発明7の発明の遊技機では、副演出を実行するか否かを抽選するための抽選手段を備え、この抽選手段が肯定判断する場合に限り、副演出を実行してもよい。また、参考発明7の遊技機では、副演出を実行する場合において、その実行回数を選択するための実行回数選択手段を備えてもよい。
ここで、本明細書において「リーチ表示(リーチ)」とは、以下の意味で使用する。つまり、変動表示手段に表示(変動表示と確定表示)される識別情報が、複数(3つ若しくは4つ以上である。)の「構成図柄」を備える場合において、変動表示の途中で行われる演出的な表示を指す。つまり、所定の「当否判定の結果」に表示実行条件が成立し、複数の「構成図柄」の各々を順次、更新表示(変更表示)する変動表示の後に、「変動表示手段」で、複数の複数の「構成図柄」の停止図柄を確定表示し、「大当り表示(当否判定の結果が当りであることを示す表示)」、若しくは、「特定タイプの外れ表示」を行う場合に、「変動表示手段」で、当該変動表示の途中で行う演出的な表示を指す。例えば、この変動表示の途中において、最終的に停止する構成図柄(以下、「最終停止図柄」という。)以外の構成図柄を所定の図柄で停止させ、最終停止図柄の種類によって、大当り表示がなされる可能性があることを示す演出的な表示である。
例えば、複数の構成図柄の停止図柄が同一の図柄であると、大当り表示が完成する場合に、最終停止図柄以外の構成図柄を同一図柄で停止させて、遊技機において「特別遊技の実行(大当りの発生)の可能性」が存在することを示す表示を指す。尚、「特定タイプの外れ表示」とは、最終停止図柄以外の構成図柄は「大当り表示」を行う条件を具備するが、最終停止図柄が「大当り表示」を行う条件を具備しない状態の「外れ表示(後述する「リーチ型の外れ表示」)」を指す。
以上記述したように本各発明によれば、可動体(可動物)を用いた演出を趣向性や意外性に富んだ状態で実行できる遊技機が得られる。
以下、発明を実施するための最良の形態を示す実施例について図面に基づいて説明する。以下に示す各実施例では、各請求項に係る発明及び各参考発明を、「セブン機」と称する遊技機(パチンコ機)1に適用した各具体例について説明する。
(1)機械的な構造
a.遊技機の前面側の全体構造
先ず、この遊技機1の前面側の全体構造(機械的な構造)について、図1〜図25を参照して説明する。この遊技機1は、図1に示すように、遊技機本体と、この遊技機本体を固定するための遊技機枠とを備えている。ここで、遊技機枠は、パチンコホールの島設備に固定される枠状の部分であって、外枠(本体枠)2と、中枠3と、前面枠4とを備えている。また、この遊技機枠には、上皿部5と、下皿部6と、施錠装置7とが設けられている。更に、遊技機本体は、遊技機枠(2、3、4等)に着脱自在に固定される部分であって、遊技盤10(図2を参照)と、裏機構盤102(図8を参照)等とを主要部としている。
外枠2は、木製の板状体を略長方形の額縁状に組立て固着したものである。また、中枠3は、全体がプラスチック製であり、外枠2の内側に嵌めこまれ、外枠2に対して開閉可能に軸支されている。また、中枠3の右端中央には施錠装置7(図1参照)が設けられている。更に、中枠3の下方側の前面部には、遊技球を遊技盤10に発射する発射ユニット(図示を省略)と、遊技球を発射ユニットに供給するための球送り装置(図示を省略)と、遊技状態に応じた効果音その他の音(音声)を発生させるスピーカー400a(図9参照)等が配設されている。
前面枠4は、図1に示すように、中枠3の前面側に配置され、中枠3の左端に開閉可能に支持されている。この前面枠4は、全体がプラスチック製であり、奥側に配置される遊技盤10(図2参照)の盤面を前方から視認可能とするために、円形状の開口部4aを有している。つまり、この開口部4aは、遊技盤10に形成された遊技領域11(図2参照)の形状に対応して、略円周状に開設されている。そして、前面枠4の裏面には、開口部4aに応じて二枚のガラス板(図示を省略)が嵌められた略長方形状のガラス枠(図示を省略)が装着されている。
前面枠4には、各種のLED表示部4b、4c、4d、4e、4fが設けられ、これらのLED表示部4b〜4fは、遊技効果を高めること等を目的として、ゲームの進行に応じて点灯及び消灯したり、点滅する。また、前面枠4の前面上方側の中央で左右に並ぶ2個の中上LED表示部4f、4fの間には、2個の賞球LED表示部4gが設けられている。更に、賞球LED表示部4gの上方には、エラーLED表示部4hが略扇形に設けられている。
図1に示すように、上皿部5は、前面枠3の下方に設けられると共に、皿外縁部5aと、遊技機1の内部の遊技球を下皿部6に排出するための排出口5b等を備えている。尚、上皿部5の裏側には、音量スイッチ基板12(図9参照)が設けられ、皿外縁部5aには球抜きボタンや遊技球の貸出・返却ボタン等が設けられている。
下皿部6は上皿部5の下方に設けられると共に、この下皿部6の略中央には、遊技機1の内部から遊技球を排出するための排出口6aが設けられている。また、下皿部6の左端には灰皿6bが設けられ、下皿部6の右端には発射ハンドル9が設けられている。更に、下皿部6の上部には、灰皿6bの上面を開閉可能なスライド蓋が設けられている。また、下皿部6の底面には球抜き孔(図示を省略)が設けられている。この球抜き孔は、通常時には、閉鎖されているが、下皿部6に貯留された遊技球を遊技機1から排出する際に開放状態とされる。
発射ハンドル9は、発射装置ユニット(図示を省略)に接続されている。この発射ハンドル9には、遊技者がハンドルに触れていることを検出するタッチスイッチ9aが装着されており、その近傍には、遊技球の発射を一時的に停止するための発射停止スイッチ9bが装着されている。また、施錠装置7は、正面視すると鍵穴を備えた略長方形状を呈し、前面枠4を閉鎖した場合に施錠するためのものである。更に、遊技機1の左端側には、プリペイドカードユニット13が設けられている。
上皿部5の略中央部には第1音声出力部5cが設けられている。この第1音声出力部5cには、スピーカー400aを構成する中高音用ユニット(ツィータ)が、ダクト(図示を省略)を介して接続されている。また、下皿部6における排出ノブ6cの右側及び左側には第2音声出力部6dが設けられている。この第2音声出力部6dには、スピーカー400aを構成するユニット(ウーハ)が、ダクト(図示を省略)を介して接続されている。また、本遊技機1では、上皿部5の前面における左端側の部位に、2つの操作ボタンB1、B2を配置している。これらの操作ボタンB1、B2は、「操作手段」の具体例を構成している。
b.遊技盤10の構成
次に、遊技盤10の構成について、図2を中心にして説明する。この遊技盤10は、中枠3(図1を参照)に保持されるとともに、後述する裏機構盤102(図8参照)によりその背面側が覆われている。また、遊技盤10には、遊技盤10の表面に設けられた外レール14と内レール15とにより略円形状の遊技領域11が形成され、遊技領域11内には、中央装置26と、可動演出装置本体700と、始動口(普通電動役物171)17と、変動入賞装置18と、左入賞口19、右入賞口20、左下入賞口21、右下入賞口22と、多数の障害釘23と、一対のランプ風車24、25等が配設されている。
図2に示すように、中央装置26は遊技領域11の略中央部に配置されている。中央装置26では、その中心位置に「変動表示手段」の具体例を構成する液晶表示装置27が配置されると共に、この液晶表示装置27の右側方の部位には、可動演出装置本体700が配置されている。尚、本明細書において、「左」、「右」等の方向は、遊技領域11を目視する遊技者を基準に定める。また、可動演出装置本体700の詳細に関しては後述する。
液晶表示装置27の表示画面271は、図3(a)に示すように、その下縁側に横長に形成された主表示領域271Aと、表示画面271の大部分を占める演出用表示領域271Bとを備えている。このうち、主表示領域271Aは、右端寄りの部分に、2つの本図柄表示部272、273を形成し、略中央に特別図柄保留表示部16aを形成している。そして、各本図柄表示部272、273では、各々、「本図柄」を用いた変動表示(順次、変更される本図柄の表示)と、停止表示(停止した本図柄の表示)と、がなされる。
また、以下の説明においては、遊技者から見て右側の本図柄表示部272を、「第1本図柄表示部272」と称すると共に、この本図柄表示部272に表示される本図柄を「第1本図柄」と称することがある。また、遊技者から見て左側の本図柄表示部273を、「第2本図柄表示部273」と称し、この本図柄表示部273に表示される本図柄を「第2本図柄」と称することがある。
また、演出用表示領域271Bは可変状態に用いられ、その全体、若しくは、一部を用いて種々の図柄を表示可能である。この演出用表示領域271Bには、図3(a)に示すように、3つの疑似図柄表示部275〜277と、その他の部分で構成される背景画面表示部278とが出現することがある。この場合、この疑似図柄表示部275〜277は、演出用表示領域271Bにおいて横方向に3つ並んで配置される。尚、以下の説明において、遊技者から見て左側の疑似図柄表示部275を「左疑似図柄表示部275」と称し、遊技者から見て中央の疑似図柄表示部276を「中疑似図柄表示部276」と称すると共に、遊技者から見て右側の疑似図柄表示部277を「右疑似図柄表示部277」と称する。
このように出現する各疑似図柄表示部275〜277では、「疑似図柄」を用いた変動表示(順次、変更される疑似図柄の表示)と、停止表示(停止した疑似図柄の表示)等がなされる。また、演出用表示領域271Bに疑似図柄表示部275〜277が表示されるときには、この演出用表示領域271Bのその他の部位によって背景画面表示部278が表示される。そして、この背景画面表示部278には、背景を示す図柄(以下、背景図柄という。)を表示したり、この背景画面と共にキャラクタを示す図柄(以下、キャラクタ図柄という。)が表示することができる。
尚、実施例では、変動表示手段(液晶表示装置27)に表示される識別情報として、2種類の識別情報を予定している。このうちの一方の識別情報は、2つの本図柄(第1本図柄及び第2本図柄)を構成図柄とするものであり、変動表示の態様(変動時間)および確定表示の態様(第1本図柄の停止図柄と、第2本図柄の停止図柄)は、主制御部140(後述する。)において決定される。また、他方の識別情報は、3つの疑似図柄(左疑似図柄表示部275に表示される左疑似図柄と、中疑似図柄表示部276に表示される中疑似図と、右疑似図柄表示部277に表示される右疑似図)を構成図柄とするものであり、変動表示の態様および確定表示の態様(左疑似図柄の停止図柄と、中疑似図の停止図柄と、右疑似図の停止図柄)等は、主制御部140にて決定された本図柄の変動表示の態様(変動時間)および確定表示態様を基にして、副制御部(音声・ランプ制御部170であり、後述する。)において決定される。更に、本明細書においては、この本図柄と、後述する「疑似図柄」とを、特別図柄と称することがある。また、この「疑似図柄」と、背景画面表示部278に表示される「背景図柄」は、「本図柄」を用いた表示上の演出を盛り上げるためのものであり、以下の説明において、「疑似図柄」及び「背景図柄」を演出用図柄と称することもある。
また、本実施例では、本図柄を表示するための領域(主表示領域271A)と、演出用図柄(疑似図柄や背景図柄)を表示するための領域(演出用表示領域271B)とが、表示画面271(表示部)において区画されているが、この表示画面271(表示部)の同一の領域に、本図柄と演出専用図柄とを表示してもよい。また、「変動表示手段」を、本図柄の表示を行うための「本図柄表示用の表示装置」と、演出用図柄(疑似図柄や背景図柄)の表示を行うための「演出図柄表示用の表示装置」とで、構成してもよい。
尚、本実施例においては、2つの本図柄表示部272、273は、疑似図柄表示部275〜277よりも小型(例えば、1/10〜1/100)で、認識困難とされているので、遊技者は、主に演出表示領域271B(疑似図柄表示部275〜277、背景画面表示部278)に注目して、遊技を進行することになる。このため、後述するように、本実施例では、可動演出装置本体700によって表示する「報知情報」を、疑似図柄と同一の図柄等を用いて構成することで、演出の効果を高めている。
この液晶表示装置27においては、始動入賞を生ずること(始動口17に遊技球が入賞すること)を前提に、特別図柄(本図柄及び疑似図柄)の表示実行条件(つまり、特別図柄の変動表示を開始し、その後、停止図柄の確定表示するための条件)が成立すると、その表示画面271の表示領域(主表示領域271Aと、演出用表示領域271B)に表示される各図柄(本図柄及び疑似図柄)が、それぞれ変動する。そして、始動入賞を生ずる毎に選択・設定される「特別図柄の変動時間」が経過すると、特別図柄(本図柄及び疑似図柄)の停止図柄が確定表示される。
つまり、本図柄表示部272、273によって、本図柄を所定の変動時間だけ、変動表示した後に、本図柄の停止図柄の確定表示がなされる。また、演出用表示領域271Bにおいても、3つの疑似図柄の変動表示と、背景図柄の表示とを、「本図柄と同一の変動時間」だけ、行った後、3つの疑似図柄の停止図柄が確定表示される。尚、本実施例では、遊技機1が「特別図柄変動時間」を短縮化する制御を受けているか否かによって、この変動時間は異なったものとされる。
本図柄表示部272、273に、大当り図柄(当否抽選の結果が、大当りであることを示すための組み合わせ図柄であって、詳細は後述する。)が確定表示されると、変動入賞装置18に配設された後述する大入賞装置31の大入賞口311が開放され、遊技者に「特別遊技(特別遊技状態)に係る特典」が付与される。つまり、2つの本図柄は、その確定表示(停止表示)の態様によって、「特別遊技(特別遊技状態)に係る特典を遊技者に付与するか否かに関する抽選(つまり、「当否判定」)の結果を表示する。
本実施例では、始動入賞を生ずると、当否判定を実行するための前提条件が成立する。そして、当該当否判定の結果についての表示実行条件が成立すると、本図柄の変動表示を開始する。即ち、図3(b)及び(c)に示すように、両本図柄表示部272、273では、「1」〜「9」の数字をこの順に表示した後、「1」の戻り、更に、「1」〜「9」の数字をこの順に表示することを繰り返す。尚、図3(b)に示すように、「第1本図柄表示部272」に表示される「1」〜「9」の数字は、赤色で表示される場合と、青色で表示される場合とがある。
両本図柄表示部272、273に、「当否判定」の結果を示す停止図柄(識別情報)が確定表示されると、遊技者に対して、以下の情報が発信される。つまり、両本図柄表示部272、273に同一の数字が確定表示されると、当否判定(当否の抽選)の結果が大当りであることを示す。このとき、「第1本図柄表示部272」の表示される数字が赤色の表示であれば、当否判定の結果が「大当り」であると共に、「確率変動を行うか否かの抽選(以下、「確変抽選」ということもある。)の結果」も「当り(当選)」であることを示す。また、「第1本図柄表示部272」の表示される数字が青色の表示であれば、当否判定(当否の抽選)の結果が「大当り」であるが、「確変抽選」の結果は「外れ」であることを示す。以下、本明細書においては、当否判定の結果が大当り(当選)で、しかも、確変抽選の結果も当選である場合を「確変当り」と称し、当否判定の結果が大当り(当選)であるが、確変抽選の結果が落選である場合を「通常当り」と称することがある。
また、本実施例では、確変抽選の結果が、可動演出装置本体700によって行われる演出「報知演出」の対象となる。つまり、本実施例の遊技機1は、「遊技上の特典」として、「特別遊技による特典」と、「確率変動による特典」とを付与可能(併せて、「時短による特典」等のその他の特典を付与可能であるか否かを特に問わない。)ではあるが、「確率変動による特典」のみを、「特定の遊技上の特典(演出表示手段を用いた報知演出の対象とされ得る特典)」とする。そして、確変抽選を行うための抽選手段が、「特定抽選手段」の具体例を構成する(図36の「S660の処理」を参照)。
図3に示す「両本図柄表示部272、273」に、異なる数字が確定表示されると、当否判定の結果が「外れ」であることを示す。この場合、「確変抽選」の結果も落選となる。
「確変当り」を生じた場合には、当該「確変当り」に係る特別遊技の実行後に、液晶表示装置27の表示画面271に、「以後、当該遊技機1の遊技状態が、確率変動状態に制御される旨(例えば、確変突入)」の表示(以下、「確変表示」という。)がされ、当該遊技機1の遊技状態が確率変動モードに制御される。
3つの疑似図柄表示部275〜277では、前述の本図柄表示部272、273と、同時に図柄変動(変動表示)を開始する。そして、図4に示すように、各疑似図柄表示部275〜277には、疑似図柄が、順次、変動表示(変更表示)される。つまり、各疑似図柄表示部275〜277では、(a)「かに」の図形と数字の「1」を複合させた疑似図柄(以下、「かに図柄」という。)と、(b)数字の「2」を用いた疑似図柄(以下、「数字図柄」ということがある。)と、(c)「マンボウ」の図形と数字の「3」を複合させた疑似図柄(以下、「マンボウ図柄」という。)と、(d)数字の「4」を用いた疑似図柄(以下、「数字図柄」ということがある。)と、(e)「三日月」の図形と数字の「5」を複合させた疑似図柄(以下、「三日月図柄」という。)と、(f)数字の「6」を用いた疑似図柄(以下、「数字図柄」ということがある。)と、(g)「太陽」の図形と数字の「7」を複合させた疑似図柄(以下、「太陽図柄」という。)と、(h)数字の「8」を用いた疑似図柄(以下、「数字図柄」ということがある。)と、(i)「太陽及び三日月」を複合させた図形に、更に、アルファベットの「J」を複合させた疑似図柄(以下、「複合天体図柄」という。)と、(j)数字の「9」を用いた疑似図柄(以下、「数字図柄」ということがある。)と、をこの順で表示した後、再び、(a)の疑似図柄に戻り、更に、(b)〜(j)の疑似図柄を表示することを順次、繰り返す。
そして、特別図柄の「変動時間」が経過したところで、全疑似図柄表示部275〜277に「疑似図柄の停止図柄」が確定表示される。これにより、これの疑似図柄表示部275〜277によっても、前述の「当否判定の結果」と、「確変抽選の結果」が表示される。換言すると、これの疑似図柄表示部275〜277によっても、両本図柄表示部272、273によって表示される「当否判定の結果」及び「確変抽選」の結果と、一致する結果が表示される。
ここで、図5〜図7に示すように、各疑似図柄表示部275〜277には種々の停止図柄(疑似図柄)が確定表示される。そして、確定表示される停止図柄(疑似図柄)の組み合わせて構成される「組み合わせ図柄(つまり、確定表示された識別情報)」によって、「当否判定の結果」と「確変抽選の結果」とが表示される。つまり、図5には、「当否判定」が落選(外れ)である(「確変抽選」も「落選(外れ)」である)ことを示す「組み合わせ図柄」が例示され、図6には、「通常当り」を示す「組み合わせ図柄」が例示されている。更に、図7には、「確変当り」を示す「組み合わせ図柄」が例示されている。
尚、図5〜図7では、同一サイズの「矩形状の枠」を横方向に並べて記載することによって、3つの疑似図柄表示部275〜277を模式的に示している。そして、各枠内に表示された図形が、「各疑似図柄表示部275〜277に確定表示される疑似図柄(停止図柄)」を示している。また、この「3つの矩形状の枠」の右側方に併記される「小型の枠」が、演出表示体760、770の表示面hを模式的に示している。そして、この「小型の枠」内に記載された図形が、表示面hに表示された「報知情報(三日月図柄、太陽図柄、若しくは、トランプの裏模様)」を示している。また、図5〜図7では、「トランプの裏模様」を「ハッチング」によって表示している。尚、演出表示体760、770は、演出表示手段(可動体)の具体例を構成している。また、本実施例の遊技機1は、2つの演出表示体760、770を備えるが、各請求項の発明及び各参考発明では、演出表示手段(可動体)の数は特に問わず、1つ若しくは3つ以上であってもよい。
「当否判定」の結果が落選(外れ)であることを示す「組み合わせ図柄(以下、「外れ図柄」ということもある。)」は、図5に示すように、3つの疑似図柄表示部275〜277に異なる疑似図柄を表示するか、3つの疑似図柄表示部275〜277のうちの2つに同一の疑似図柄を表示し、残りの1つに異なる疑似図柄を表示して行われる。尚、後者の「2つの同一の疑似図柄」と、「1つの異なる疑似図柄」とを用いてなされる「外れ図柄」の確定表示は、リーチ演出(リーチ表示)を経てなされるため、「リーチ型の外れ表示」と称することがある。また、この「外れ図柄」の確定表示を前提とするリーチ演出(リーチ表示)を、「外れリーチ」と称することがある。
ここで、前述の(i)の「複合天体図柄」は、他の「複合天体図柄」ばかりでなく、部分同一の他の疑似図柄(「太陽図柄」及び「三日月図柄」)とも、同一図柄であるとする。つまり、本明細書において、3つの疑似図柄表示部275〜277に表示される識別情報が同一である場合、3つの疑似図柄表示部275〜277によって大当り表示がなされるが、この「識別情報の同一」には、当該識別情報を構成する「識別要素」が完全同一の場合の他に、部分同一の場合も含まれる。一方、識別情報が同一でない場合とは、当該識別情報を構成する「識別要素」が、同一の部分を部分的にも備えない場合を指す。例えば、全疑似図柄表示部275〜277のうちの2つに、「複合天体図柄」が表示された場合に、残りの1つに、「複合天体図柄」との間で、「識別要素」の上での共通部分を備えない疑似図柄(例えば、「かに図柄」等)が表示される場合に、「当否抽選の結果が外れである」旨が表示される。一方、全疑似図柄表示部275〜277のうちの2つに、「複合天体図柄」が表示された場合において、残りの1つに「複合天体図柄」が表示される場合のみならず、「太陽図柄」が表示されたり、「三日月図柄」が表示される場合にも(「識別要素」が部分同一の場合)、「当否抽選の結果が当選(当り)である」旨が表示される(この場合、確変当りでもある。)。
「通常当り」であることを示す「組み合わせ図柄」は、図6に示すように、同一の「数字図柄(「2」、「4」、「6」、「8」若しくは「9」)」を3つ並べて構成される。また、「確変当り」であることを示す「組み合わせ図柄」は、図7に示すように、魚介類用いて構成される疑似図柄(「かに図柄」若しくは「マンボウ図柄」)であって、同一のものを3つ並べるか、天体を用いて構成される疑似図柄(「複合天体図柄」、「太陽図柄」若しくは「三日月図柄」)であって、同一のものを3つ並べて構成される。但し、前述の如く、天体を用いて構成される疑似図柄における「同一」には、完全同一のみならず、部分同一も含まれる。
つまり、本実施例では、識別情報を構成する個々の「構成図柄」の中に、単一の識別要素を具備するもの(「太陽図柄」と「三日月図柄」であって、以下、「単独型の疑似図柄」という。)と、複数の識別要素を具備するもの(「複合天体図柄」であって、以下、「複合型の疑似図柄」という。)と、を混在させる。そして、「複合型の疑似図柄」と「単独型の疑似図柄」との間に、同一の識別要素が存在すれば、両者を一致する疑似図柄として取り扱う。そして、このように取り扱うことにより、「複合型の疑似図柄」のリーチ表示等に接する遊技者にとっては、大当りに対する期待感が見掛け上、高まるため、遊技上の興趣がより一層、向上する。
ここで、この疑似図柄表示部275〜277において図柄の変動(疑似図柄の変動)を開始すると共に、背景画面表示部278には動画が連続的に表示される。この際、疑似図柄表示部275〜277においては、その変動の開始から確定表示に至るまでの間に種々の演出表示が実行される。つまり、疑似図柄表示部275〜277に確定表示される停止図柄の組み合わせにより、「大当り(通常当り、確変当り)表示」がなされる場合と、「左右の疑似図柄を同一の疑似図柄に揃えた外れ表示(つまり、リーチ型の外れ表示)」がなされる場合には、疑似図柄の変動表示の途中に、「リーチ表示(外れリーチ)」が実行される。
この「リーチ表示(リーチ演出)」は、「疑似図柄による大当り表示」を行うことを前提に実行される変動表示の途中、若しくは、「リーチ型の外れ表示」を行うことを前提に実行される変動表示の途中に、「左疑似図柄表示部275」と、「右疑似図柄表示部277」とに同一図柄で停留させて行われる。尚、本変動表示手段(液晶表示装置27)で実行するリーチ表示の態様としては、特別図柄の変動時間が短い場合や通常の長さの場合に簡単に行われる態様と、特別図柄の変動時間が長い場合に行われる発展型のリーチ(スーパーリーチ)とが存在してもよい。この場合、この発展型のリーチ(スーパーリーチ)の場合のみに、可動演出装置本体700を用いた役物演出を時間的な余裕を持った状態で実行してもよい。
本実施例では、疑似図柄表示部275〜277において、「再抽選演出」を行う場合、この「再抽選演出」の実行時に可動演出装置本体700を用いた役物演出を実行する。この「再抽選演出」とは、疑似図柄表示部275〜277において、疑似図柄の変動表示の後に、一旦、「偽りの抽選結果」を示す疑似図柄を仮停止させる(以下、この仮停止された疑似図柄を「仮確定疑似図柄」という。)。そして、疑似図柄表示部275〜277において、疑似図柄を再度、変動表示した後に、「真実の抽選結果」と一致する内容の疑似図柄(確定疑似図柄)を確定表示してもよい。具体的には、本図柄表示部272、273において、「確変当りを示す確定本図柄」が表示されるときに、疑似図柄表示部275〜277において、一旦、「通常当りを示す仮確定疑似図柄」を表示した後に、疑似図柄を再度、変動(再抽選表示ともいう。)させ、最終的に、「確変当りを示す確定疑似図柄」を表示する。尚、可動演出装置本体700を用いた役物演出の詳細に関しては後述する。
尚、疑似図柄表示部275〜277において、「再抽選演出」以外の態様の「再変動演出」を行ってもよい。そして、この「再変動演出」時に可動演出装置本体700を用いた役物演出を実行してもよい。この「再変動演出」としては、例えば、本図柄表示部272、273において、「当り(通常、確変の何れでもよい。)を示す確定本図柄」が表示されるときに、疑似図柄表示部275〜277において、一旦、「外れを示す仮確定疑似図柄」を表示した後に、疑似図柄を再度、変動させ、最終的に、「当りを示す確定疑似図柄」を表示してもよい。更に、再抽選やその他の再変動の実行の可否等は、主制御部140で抽選してもよいし、副制御部(170若しくは160)によって抽選してもよい。
更に、本実施例では、本図柄表示部272、273を認識困難としていることから、疑似図柄表示部275〜277において、所謂「リーチ演出」を行うが、本図柄表示部272、273において「リーチ演出」を行ってもよい(尚、本図柄表示部272、273で、リーチ演出を行う場合には、本図柄表示部272、273の数を3つ、若しくは、9つ等にする必要がある。)。この本図柄を用いたリーチ表示(リーチ演出)は、疑似図柄を用いたリーチ表示(リーチ演出)と共に行っても、この疑似図柄を用いたリーチ表示(リーチ演出)の代わりに行ってもよい。そして、本図柄を用いたリーチ表示(リーチ演出)が実行される場合においては、そのリーチ表示が特定態様である場合に、「回転駆動条件」が成立し、可動演出装置本体700を用いた役物演出が実行されるものとしてもよい。また、本実施例では、同一の液晶表示装置27に、本図柄表示部272、273と、疑似図柄表示部275〜277とを設けたが、両者を別体の表示装置27に設けてもよい。
図3(a)に戻り、特別図柄保留表示部16aは、始動入賞(始動口17への入賞)のうちで、未消化の状態にあるもの数(保留数)を、所定数を上限(例えば、4個、若しくは、4個以上の数)として表示するものである。尚、「未消化」の状態とは、例えば、始動入賞を生じたが、液晶表示装置27において、当該特別図柄始動入賞に係る当否判定(当否の抽選)の結果の表示が未だなされていない状態等を指す。
この特別図柄保留表示部16aには、「1」〜「4」までの数字を表示するための「数字表示部161a〜164a」を横方向に並べている。そして、保留数(特別図柄保留数)に対応する数字表示部161a〜164aを点灯させたり、全数字表示部161a〜164aを消灯させることで、その時点の保留数が表示される。例えば、全「数字表示部161a〜164a」が消灯状態とされると、その時点の保留数が「0」であると表示される。また、左端の数字表示部161aを点灯すると、その時点の保留数が「1」であると表示され、点灯する数字表示部を右方向に1つずつ増加させていくと、保留数が1つずつ増加する。そして、全数字表示部164aを点灯すると、その時点の保留数が「4」であると表示される。
この特別図柄保留表示部16aでは、始動入賞{始動口(普通電動役物)17への入賞}を生ずるごとに、表示する保留数を1つずつ増加させる。また、次の特別図柄の変動(本図柄表示部272、273における変動)を開始するたびに、保留数が消化され、特別図柄保留表示部16aによって表示される保留数が1つずつ減少する。尚、この特別図柄保留表示部16aを、表示画面271とは別体の装置として構成することもできる。
図2に戻り、中央装置26の上部中央には、普通図柄表示装置32が配置されている。この普通図柄表示装置32は、7セグメント表示器32aと、普通図柄保留表示LED32bとを有している。7セグメント表示器32aは、普通変動表示手段の具体例を示すものであり、普通図柄(例えば、1〜9の奇数数字)を変動表示させた後、普通図柄に関する当否抽選(つまり、普通電動役物171を開放状態に変化させるか否かの抽選)の結果を示す停止図柄(普通図柄の停止図柄であって、例えば、1〜9の奇数数字のうちの何れか)を停止表示する。
後述する左右の普通図柄作動ゲート(普通図柄作動口)36、37のいずれかを遊技球が通過することを前提に、「普通図柄の変動開始条件(つまり、普通図柄変動開始条件)」が成立すると、7セグメント表示器32aにおいて、普通図柄の変動表示を開始する。そして、普通図柄の変動開始後、所定の変動時間を経過すると、1種類の奇数数字が停止表示される。そして、例えば「7」で停止表示すると、「普通電動役物171」が、所定時間(例えば、0.5秒)開放駆動される。
中央装置26の左右斜め下方には、普通図柄作動ゲート36、37がそれぞれ設けられ、この左右の普通図柄作動ゲート36、37内に左、右普通図柄作動ゲート通過検出スイッチ36s、37s(図9参照)が配設されている。この左、右普通図柄作動ゲート通過検出スイッチ36s、37sは、「第1の検出手段」の具体例を構成している。そして、前述のように、遊技球の普通図柄作動ゲート通過検出スイッチ36s、37sのいずれかの通過により、普通図柄表示装置32における7セグメント表示器32aが変動表示する。
普通図柄保留表示LED32bは、4個の丸形の赤色LEDで構成され、7セグメント表示器32aの左右両側に近接して配置されている。これは、左右の普通図柄作動ゲート36、37を通過した遊技球の数を4個まで保留とし、通過ごとに順次点灯しシフト表示するものである。次の7セグメント表示器32aの変動表示が開始されるたびに、未始動回数が消化され、1個の普通図柄保留表示LED32bが消灯される。
始動口17は、中央装置26とは別体に構成されると共に、中央装置26の下方に離れて配設されている。そして、この始動口17の入口側部分に、普通電動役物171が配置されている。つまり、この普通電動役物171は、いわゆるチューリップ式で左右に一対の翼片部が開閉するべく形成されている。
また、普通電動役物171の内部には、遊技球の通過を検出する始動口(普通電動役物171)入賞検出スイッチ17s(図9参照)と、翼片部を作動させるための始動口(普通電動役物)ソレノイド17c(図9参照)とが備えられている。この一対の翼片部が左右に開くと、遊技球の入球可能性が大きくなる開放状態となり、一対の翼片部が立設され、遊技球の入球可能性が小さくなる通常状態となる。
変動入賞装置18は、上記始動口(普通電動役物171)17の下方に配設されており、前面側が略逆台形状に形成された基板34に、大入賞装置31と、左下入賞口21と右下入賞口22とを備えている。ここで、大入賞装置31は、略中央に形成され、帯状に開口された大入賞口311と、この大入賞口311を開放・閉鎖する開閉板312と、この開閉板312を開閉するための大入賞口ソレノイド313(図8参照)と、大入賞口311に入賞した後に遊技球が通過する入賞領域(図示略)と、連動杆(図示略)と、入賞球を検出する入賞球検出スイッチ318(図9参照)と、裏箱(図示略)と、大入賞口中継基板(図示略)とから主に構成されている。
また、左下入賞口21は、始動口(普通電動役物171)17の略斜め左下側に配設されて、内部に左下入賞口通過検出スイッチ21s(図9参照)が設けられている。そして、この左下入賞口21の下方には複数個の左下入賞口LED223が左下入賞口LED基板21f(図9参照)に取り付けられ、飾りレンズによって被覆されている。さらに、右下入賞口22は、始動口(普通電動役物)17の略斜め右下側に配設されて、内部に右下入賞口通過検出スイッチ22s(図8参照)が設けられている。そして、この右下入賞口22の下方には複数個の右下入賞口LED224が右下入賞口LED基板22f(図9参照)に取り付けられ、飾りレンズによって被覆されている。
変動入賞装置18の左右斜め上方には、左入賞口19及び右入賞口20がそれぞれ配設されている。そして、その内部にはそれぞれ、左入賞口通過検出スイッチ19s(図9参照)、右入賞口通過検出スイッチ20s(図9参照)が設けられている。また、中央装置26の左右斜め上方には、一対のランプ風車24、25がそれぞれ配設されている。さらに、遊技領域11の左右両端部には、一対のサイドランプ38、39がそれぞれ縦円弧状で相対称状に配設されている。なお、多数の障害釘23は、以上説明した各遊技装置との位置バランスを考慮して、遊技領域11にパチンコ遊技に適するべく、配設されている。
本遊技機1では、図1に示すように、上皿部5の前面における左端側の部位に操作ボタンB1、B2を配設している。この操作ボタンB1、B2は、「可動演出装置本体700を用いた演出(以下、「役物演出」ということがある。)を実行するために使用されるものであるが、その詳細に関しては後述する。尚、この操作ボタンB1、B2を、液晶表示装置27の表示画面271で行われる表示に変更を加えるために用いてもよい。
図2に戻り、遊技盤10の下方にはアウト口48が設けられ、そのアウト口48の下部にはバック球防止部材58が設けられており、遊技領域11に到達せず戻ってきた遊技球が再び発射位置に戻ることを防止している。一方、ファール球防止部材59は、内レール15の先端部に取り付けられ、返しゴム60は、ファール球防止部材59の位置とは略正反対側の、遊技盤10の右半分側の位置であって、外レール14に沿って嵌合状に取り付けられている。
c.遊技機1の裏面構造
次に、本実施例の遊技機1の裏面構造について図8を参照して説明する。前面枠4(図1)は中枠3にあって、前面枠4の上下端の位置に設けられた一対のヒンジ101により、開閉可能に支持されている。また、裏機構盤102は中枠3にあって裏機構盤102の上下端の位置に設けられた一対のヒンジ103により、開閉可能に支持されている。更に、遊技盤10(図2参照)は中枠3の表面側に着脱可能に取り付けられている。また、上端側にあるヒンジ101の配設位置からみて左側には、タンク球切れ検出スイッチ104をタンク底部に備えた賞球タンク105と、この賞球タンク105に接続されるタンクレール106とが取り付けられている。更に、タンクレール106の右側には、球抜きレバー107が設けられ、その下流側には、補給球切れ検出スイッチ(図示を省略)が、さらに、その下流側には、裏側遊技装置としての賞球払出装置109が配設されている。
また、遊技球の振り分け部(図示略)が賞球払出装置109の下流側に設けられている。タンクレール106の下側には、液晶表示装置27(図2参照)を格納した蓋付きの裏ケース(図示ぜす)が設けられ、この裏ケースの下側には、後述する主制御部140(図9参照)を構成する主制御基板を格納した主制御基板ケース112が配設されている。
この主制御基板ケース112の背面下側には、発射装置制御部193(図9参照)を構成する発射装置制御基板を格納した発射装置制御基板ケース113と、発射制御集合中継基板(図示略)と、が設けられている。
また、裏機構盤102の左下方部には、上述した発射装置ユニット(図示略)が配設され、裏機構盤102の右下方部には、払出制御部150(図9参照)を構成する払出制御基板を格納した払出制御基板ケース118が配設されている。更に、遊技機1の裏面側には、中継基板(図示を省略)が装着されている。
図9にも示すように、この中継基板190は、入賞球検出スイッチ318,19s〜22s等と主制御部140とを中継するための基板とされている。尚、本実施例においては、主制御基板ケース112、中継基板190及び払出制御基板ケース118は、金属板(図示を省略)に着脱自在に装着され、この金属板は裏機構盤102に対して回動自在に懸架されている。
一方、裏機構盤102の左下端部には、ヒューズボックス119、電源スイッチ120、電源ターミナル基板121及び大当り、発射装置制御、球切れ、扉開放、賞球、球貸し用等の遊技機枠用外部接続端子を備えた端子基板(図示略)が設けられている。また、外部からの電力の供給を受けるための電源ケーブル123も端子基板(図示略)の上側に配設されている。また、払出制御基板ケース118からは接続ケーブル124が上方へ延出し、電源ケーブル125を備えたプリペイドカードユニット13に接続されている。更に、裏機構盤102の略中央下端部には、下皿部用球通路部材(図示略)が設けられている。尚、本実施例では、電源ターミナル基板121に対して、ラムクリア信号を発生させるためのラムクリアスイッチ121aを接続しているが、このラムクリアスイッチ121aの接続を省略したり、ラムクリアスイッチ121aの接続個所を変更してもよい。
(2)遊技機1の電子制御装置130
次に、本実施例の遊技機1の電子制御装置130について、図9、図10、図12、図16を参照して説明する。
a.遊技機1の制御回路の構成:
先ず、図9を用いて、本遊技機1の制御回路全体の構成の概略について説明する。この電子制御装置130は、主制御部140と、複数の副制御部とを含んで構成されている。また、副制御部は、主制御部140に直に接続された第1次副制御部(払出制御部150、音声・ランプ制御部170等)と、この第1次副制御部を介して主制御部140に接続された第2次副制御部(発射装置制御部193、図柄制御部160等)とがある。尚、主制御部140と第1次副制御部とは信号伝送経路500aによって接続され、第1次副制御部及び第2次副制御部は信号伝送経路500bによって接続されている。
次に、各制御部間における「データ等」の伝送方式について述べる。即ち、主制御部140から、払出制御部150および音声・ランプ制御部170へは、一方向形式若しくは双方向形式でデータ等が伝送される。また、音声・ランプ制御部170から図柄制御部160へも一方向形式でデータが伝送されるものとして説明するが、音声・ランプ制御部170と図柄制御部160との間では双方向形式でデータを伝送することとしてもよい。
尚、図9に示した破線の矢印は、各制御部140ないし180への電源供給経路を表している。また、図示されているように、電源は先ず初めに電源受電基板410に供給され、電源ユニット420で所定電圧に変換された後、分電基板430から各制御部140ないし180に電力が供給される。更に、電源投入時には、後述するシステムリセット信号が全制御基板に送信される。
次に、図9、図10、図12、図16を用いて、電子制御装置130を構成する重要な制御部に関して説明する。
主制御部140は、遊技の基本進行を司る制御部であり、当否判定の等、本遊技機1において重要な処理を実行する。また、主制御部140は、図9及び図10に示すように、各種スイッチ(9a、9b、9b、104、192、17s、19s〜22s、36s、37s、318)等からの情報を受け取って所定の演算を行った後、払出制御部150や音声・ランプ制御部170に各種のコマンドを出力するとともに、各種の基板やソレノイドなどに駆動信号を出力する。
主制御部140は、図10に示すように、主制御基板340を用いて構成されている。この主制御基板340には、主回路部400と、入出力回路部500とが設けられている。この主回路部400及び入出力回路部500はバスを用いて接続され、相互にデータをやりとりが可能とされている。また、主回路部400とは、CPU(シングルチップ型)401を含む構成とされている。
CPU401は、CPUコア480と、内蔵RAM481と、内蔵ROM482等を含む構成とされている。また、CPU401は、ワークエリアとしてRAM481(図11を参照)を使用しながら、ROM482に格納された制御プログラムを実行することにより、遊技機1全体の作動制御(すなわち、遊技の基本進行制御)を司るとともに、ROM482に記憶された当否抽選プログラム(当否判定プログラム)を実行することにより、当否判定(当否の抽選)に関する制御等を行う。
入出力回路部500には、信号伝送経路500aを介して払出制御部150及び音声・ランプ制御部170が接続されている(図9参照)。また、入出力回路部500は、払出制御部150や音声・ランプ制御部170での処理内容を指示する指令信号たるコマンドデータを、信号伝送経路500aを介して払出制御部150あるいは音声・ランプ制御部170に出力する。また、入出力回路部500からは、図柄制御部160での処理内容を指示するコマンドデータも出力される。図柄制御部160に対するコマンドデータは、一旦、音声・ランプ制御部170に向けて出力された後、音声・ランプ制御部170から信号伝達経路500bを経由して図柄制御部160に供給される。
また、入出力回路部500には、始動口(普通電動役物171)入賞検出スイッチ17sや、普通図柄表示装置基板32f、各種ソレノイド17c,313、右普通図柄作動ゲート通過検出器(右普通図柄作動ゲート通過検出スイッチ)37s、左普通図柄作動ゲート通過検出器(左普通図柄作動ゲート通過検出スイッチ)36sなどが接続されている。
払出制御部150は、払出制御基板(図示を省略)によって構成されている。この払出制御基板は、主制御基板340と同様に、主回路部と入出力回路部を備えている。そして、この主回路部及び入出力回路部もバスを用いて接続され、相互にデータをやりとりが可能とされている。また、この払出制御基板の入出力回路部には信号伝送経路500aが接続されている。このため、主制御基板340から出力された前述のコマンドデータは信号伝送経路500aを介して、払出制御部150の入出力回路部に入力される。また、払出制御部150の入出力回路部には、賞球払出装置109や発射装置制御部193なども接続されている。
音声・ランプ制御部170は、図12に示すように、スピーカー400aやランプ等の制御を主に行うための制御基板370と、制御基板370からの命令を受けて、ランプ等に駆動信号を出力するための駆動基板380の、主に2つの基板から構成されている。このうち、制御基板370には、演算回路構成要素として、CPU171と、RAM172(図13及び図14を参照)と、ROM173と、入出力ポート174と、サウンドジェネレータ176と、コネクタCN1が設けられており、これらがバス175で相互にデータをやりとり可能に接続されている。また、サウンドジェネレータ176は、予め記憶された音声データをゲームの進行に合わせて再生することで、スピーカー400aから各種の音声を出力する。尚、スピーカー400aから出力される音量は、音量スイッチ基板12によって調整可能となっている。
また、入出力ポート174には信号伝送経路500aが接続されている。そして、主制御部140が、特別図柄の変動・停止、特別遊技態様、確率変動や時短などの遊技モードを指示する制御命令を出力すると、出力された各種の制御命令は信号伝送経路500aを介して入出力ポート174に入力される。そして、制御基板370では、このような制御命令を受け取ると、ROM173に予め記憶されているプログラムに従って所定の処理を行い、駆動基板380に向かって各種の命令を出力する。また、制御基板370と駆動基板380とは、コネクタCN1とコネクタCN2とで互いに接続されている。
駆動基板380には、各種LEDやランプなどを駆動するための駆動信号を発生させる駆動回路部382と、発生した駆動信号を、各種LED基板4d,4f,19f〜22fや、各種ランプ基板216f,262f、枠飾り基板4gなどに出力するためのコネクタ出力部384とが設けられている。これら各基板にランプあるいはLED等が1個または複数個接続されており、コネクタ出力部384から供給される駆動信号により、ゲームの進行に対応して点灯・消灯または点滅する。尚、コネクタ出力部384を、駆動回路部382とは別基板に設ける構成としても良い。こうすることで、各種LEDなどのランプの数や色が変更されても駆動回路部382の変更を要しない場合には、コネクタ出力部384のみを変更して対応することが可能となる。
また、駆動回路部382には、第1のモータ800を駆動するための駆動回路(第1のモータ駆動回路)と、第2のモータ810を駆動するための駆動回路(第2のモータ駆動回路)と、ランプ装置820を駆動するための駆動回路(ランプ駆動回路)と、が搭載されている。そして、第1のモータ駆動回路で発生した駆動信号(駆動パルス)はコネクタ出力部384を通じて第1のモータ800に出力され、第2のモータ駆動回路で発生した駆動信号(駆動パルス)はコネクタ出力部384を通じて第2のモータ810に出力される。また、ランプ駆動回路で発生した駆動信号はコネクタ出力部384を通じてランプ装置820に出力される。
可動演出装置本体700には、その作動状態を検出するための検出手段(センサS1、S2)が設けられている。そして、これらの検出手段(センサS1、S2)は、位置検出基板197を介在させた状態で、所定の信号線を用いて入出力ポート174に接続され、これらの検出手段が検出する検出信号は、音声・ランプ制御部170に入力可能となっている。また、入出力ポート174には、操作ボタンB1、B2が、ボタン基板196を介在させた状態で、操作信号伝送経路を用いて接続されている。尚、第1のモータ800と、第2のモータ810と、ランプ装置820と、検出手段(センサS1、S2)は可動演出装置本体700の構成部品であるが、その詳細に関しては、後述する。
図柄制御部160は、図16に示すように、特別図柄制御基板360によって主に構成されている。この図柄制御部160は、演算回路構成要素としてCPU161と、RAM162と、ROM163と、入出力ポート164と、駆動回路166とを備えており、これら演算回路構成要素がバス165により接続されて相互にデータをやりとり可能に構成されている。また、入出力ポート164には、信号伝送経路500aや特別変動表示手段27が接続されている。CPU161は、RAM162をワークエリアとして使用しながら、ROM163に格納された制御プログラムを実行することにより、中央装置26の制御を行っている。
中継基板190には、入賞球検出スイッチ318,19s〜22s等が接続されており、中継基板190の出力端子は、主制御部140の入出力回路部500と接続されている。
払出用端子基板191には、タッチスイッチ9a、発射停止スイッチ9b、ヴォリュームスイッチ192、タンク球切れ検出スイッチ104及び補給球切れ検出スイッチ108等が接続され、払出用端子基板191の出力端子は、払出制御部150の入出力回路部に接続されている。
以上の電子制御装置130においては、遊技球が始動口17に入球すると、その情報が始動口入賞検出スイッチ17sによって検出されて、主制御部140に入力される。また、遊技球が普通図柄作動左ゲート36あるいは普通図柄作動右ゲート37を通過すると、その情報が普通図柄作動口通過検出器36s,37sにより検出されて、主制御部140に入力される。更に、入賞球検出スイッチ19s〜22s,318で遊技球の入球が検出されると、その情報は、中継基板190を介して主制御部140に入力される。
主制御部140は、これらの情報を受け取って、変動パターン指定コマンド、停止図柄指定コマンド、及び変動停止コマンドを送信する。これらのコマンドは、信号伝送経路500a、音声・ランプ制御部170、信号伝送経路500bを経由して図柄制御部160に供給される。また、主制御部140は、図柄制御部160に出力するコマンドに同期させて、音声・ランプ制御部170にも所定のコマンドを送信する。こうして、図柄の表示と音声の出力とを併せて行うことによって各種の演出を行う。
音声・ランプ制御部170では、変動パターン指定コマンドと、停止図柄指定コマンドを受けとると、疑似図柄の変動態様と、疑似図柄の停止図柄とを乱数等による抽選で決定する。このとき、音声・ランプ制御部170では、可動演出装置本体700を用いた演出の実行の可否や、演出の態様等を決定する。尚、これらの詳細に関しては後述する。
b.賞球動作の概要
次に、本実施例のパチンコ機1の賞球動作について簡単に説明する。遊技球が大入賞口31に入球すると、大入賞口31の内部に設けられた入賞球検出スイッチ318がこれを検出して、入球を知らせる信号を信号ケーブルを介して主制御部140に出力する。信号を受け取ると、主制御部140は後述する処理を行って、払出制御部150に向かって15個分の遊技球を払い出す旨のコマンドを出力する。また、遊技球が始動口(普通電動役物)17に入球した場合は、始動口の内部に設けられた始動口入賞検出スイッチ17sがこれを検出して、信号を信号ケーブルを介して主制御部140に出力する。この信号を受けて主制御部140は、後述する処理を行った後、4個分の遊技球を払い出す旨のコマンドを払出制御部150に向かって出力する。
左右下入賞口など、他の入賞口に入球した場合は、内部に設けられた通過検出スイッチが入球を検出して、入球した旨の信号を信号ケーブルを介して主制御部140に出力する。主制御部140は、後述する処理を行って10個分の遊技球を払い出す旨のコマンドを払出制御部150に向かって出力する。これら賞球コマンドは、払出制御部150を作動指令対象とする指令信号として、遊技球の通過を検出した順番に従って信号伝送経路500aを介して送信される。払出制御部150は、こうして主制御部140から賞球コマンドを受け取って、賞球払出信号を出力することにより、賞球払出装置109を作動させて指示された個数分の賞球動作を行う。
また、主制御部140は、上述した各種検出スイッチの出力に基づいて遊技状態を判断し、また、その遊技状態に基づいて当否判定を行うとともに、判定内容に応じて対応する図柄表示態様で画像表示制御を行うためのデータを読み込む。例えば、主制御部140は、始動口(普通電動役物)入賞検出スイッチ17s、入賞球検出スイッチ318等の検出結果や、特別図柄当否判定乱数の取得値などを使用して、「遊技が行われていない客待ちの状態」、「遊技は行われているが特別図柄始動入賞がない状態(変動準備状態)」、「特別図柄始動入賞があった状態」、および「特別遊技状態」などを判断する。
また、主制御部140は、始動入賞を検出すると乱数値に基づいて当否判定を行い、その判定結果に基づいて特別図柄の変動(リーチ表示態様を含む)や確定などの表示態様制御を行うための各種コマンドを出力する。これらコマンドは、前述した信号伝送経路500aを介して一旦、音声・ランプ制御部170に出力された後、音声・ランプ制御部170から信号伝送経路500bを介して図柄制御部160に送信される。
(3)可動演出装置本体の説明
a.可動演出装置本体の基本構成
次に、可動演出装置本体700について、図12〜図15、及び、図17〜図25を用いて説明する。この可動演出装置本体700は、その作動を制御するための制御手段を備えている。尚、この制御手段は、音声・ランプ制御部170のCPU171と、音声・ランプ制御部170のROM173に格納された制御プログラム等によって構成されている(図12を参照)。尚、音声・ランプ制御部170は、「駆動制御手段」の具体例を構成する。
可動演出装置本体700は、図2、図17及び図18に示すように、遊技盤10の背後であって、中央装置26の側方(右側方)に位置する部位に配置されている。この可動演出装置本体700は、各々独立して操作可能であると共に、各々独立して作動可能な2つの演出用装置部A、Bを組み合わせた構成とされている。このうち、一方の演出用装置部(以下、「第1の演出用装置部」という。)Aは、第1の演出表示体760と、第1のモータ800と、第1の回転板762と、第1のセンサS1と、を備えている。また、他方の演出用装置部(以下、「第2の演出用装置部」という。)Bは、第2の演出表示体770と、第2のモータ810と、第2の回転板772と、第2のセンサS2と、を備える。
尚、ランプ装置820は、両操作ボタンB1、B2の背後に配置されると共に、両操作ボタンB1、B2に有効な操作を施すことが可能な場合(つまり、演出許容条件が成立した場合)に点灯し、遊技者に対して、「両操作ボタンB1、B2に有効な操作を施すことが可能である旨を報知する。
図17及び図18に示すように、遊技盤10において中央装置26の側方(右側方)に位置する部位には、平面形状が略矩形状の開口部11aが遊技盤10を肉厚方向に貫通する状態に設けられている。そして、この開口部11aを通じて、遊技盤10の前方から目視可能な位置に、第1の演出表示体760と、第2の演出表示体770とが上下に配置されている。尚、開口部11aの背後の空間部分を用いて、「表示位置」の具体例が構成される。
尚、両演出表示体760、770の姿勢は、その対角線を鉛直方向に向けた姿勢とされている。また、遊技盤10の表面部には、開口部11aに蓋をするような状態に、前面板11bが装着されている。この前面板11bは、遊技者が、遊技盤10の前方から、開口部11aの背後を目視可能なように、透明板若しくは半透明板で構成されている。また、本実施例と異なり、前面板11bをハーフミラー(マジックミラー)を用いて構成すると共に、遊技盤10の背後に両演出表示体760、770を照らすためのランプ装置を配置する。そして、所定の制御手段(音声・ランプ制御部170のCPU171や、ROM173に格納された制御プログラム等)を用いて、ランプ装置の駆動を制御し、両演出表示体760、770を、遊技者から視認可能な状態としたり、視認不可能な状態としてもよい。より具体的には、演出表示体760、770を用いた演出が実行される場合のみに、ランプ装置を点灯し、演出表示体760、770を遊技者から目視可能としてもよい。
図19に示すように、両演出表示体760、770は、何れも、トランプのカードを模したものであり、平面形状が略矩形状の板状体H1、H2を用いて構成されている。これらの表示板は平面形状が略矩形の薄板によって構成され、一方の面(以下、「表面」という。)を当選用の報知図柄(当選用の報知情報の具体例)Q、Rが表示される表示部h、つまり、当選表示部hとしている。また、他方の面(以下、「裏面」という。)を落選用の報知図柄(落選用の報知情報の具体例)Pが表示される表示部k、つまり、落選表示部kとしている。
両演出表示体760、770の落選表示部k、kには、何れも、「トランプの裏模様」を模した「図柄(「以下、「落選図柄」という。)P」が表示されている。また、上方に配置される「第1の演出表示体760の当選表示部hには、「太陽図柄」と同一の図柄を用いて構成される図柄(「以下、「第1の当選図柄」という。)Qが表示され、下方に配置される「第2の演出表示体770の当選表示部hには、「三日月図柄」と同一の図柄を用いて構成される図柄(「以下、「第2の当選図柄」という。)Rが表示されている。
第1の回転板762は、図17及び図18に示すように、遊技盤10の背後であって、開口部11aの上縁部よりも上方の位置(つまり、遊技者が目視不可能な位置)に配置されている。この第1の回転板762は回転軸心を鉛直方向に向けつつ、遊技盤10の背後において回転可能とされている。また、第1の回転板762の下面部762aのうちで、その回転軸心が通過する位置には、第1の演出表示体760の上端部(1つの対角線を鉛直方向に向けた板状体H1の上方に位置する頂点部)を把持するための把持部(図示を省略)が溝状に設けられている。
第1のモータ800は、駆動手段の具体例を構成するものであり、ステッピングモータ(800ステップで1回転するもの)を用いて構成されている。第1のモータ800の回転動作と停止動作は、音声・ランプ制御部170から送信される制御信号を用いて制御されている。この第1のモータ800は、遊技盤10の背後であって、第1の回転板762の上方に位置する部位に配置されている。この第1のモータ800は、回転軸(ロータ)801の軸心を上下に向けている。そして、この回転軸(ロータ)801の軸心を、第1の回転板762の回転軸心に位置合わせしつつ、当該回転軸(ロータ)801の下端部を、第1の回転板762に固定している。このため、第1のモータ800の回転軸(ロータ)801と、第1の演出表示体760とは、第1の回転板762を介して一体回転可能に連結され、回転軸(ロータ)801が回転駆動すると、第1の回転板762及び第1の演出表示体760が、左右何れかの回転方向に動作する構成とされている。
第1の回転板762の上面部からは、略円弧状の平面形状を備える突起部tが突出している。そして、この突起部tは、第1の回転板762ひいては、第1の演出表示体760の回転基準位置を特定するために使用するインデックス部を構成する。また、第1のセンサS1は、光学センサを用いて構成されており、第1の回転板762の上面部と対向する位置であって、回転する突起部tが通過する際に、この突起部tを検出可能な部位に配置されている。また、第1のセンサS1は、位置検出基板197を介して音声・ランプ制御部170に接続されている。
インデックス部を構成する突起部tは、第1の回転板762及び第1の演出表示体760と一体で回転し、一回転する間(360度回転する間)に、一度だけ、第1のセンサ(光学センサ)S1の検出範囲を通過する。そして、突起部tによって構成されるインデックス部は、第1のセンサ(光学センサ)S1の検出範囲を通過する度に、この第1のセンサ(光学センサ)S1から通過信号が出力され、この通過信号は位置検出基板197に送信される。
このように、位置検出基板197が通過信号を受信すると、この位置検出基板197から、音声・ランプ制御部170に検出信号が送信される。このため、音声・ランプ制御部170は、この検出信号を用いて、第1の演出表示体760(第1の回転板762)の現状の位相(回転角度)を把握することができる。つまり、検出信号の受信のタイミングと、この受信後に第1のモータ800に供給した駆動パルスの数と、を音声・ランプ制御部170が管理する。これによって、この音声・ランプ制御部170は、第1の演出表示体760(第1の回転板762)の現状の位相(回転角度)を把握することができる。
尚、両操作ボタンB1、B2は、ボタン基板196を介して音声・ランプ制御部170に接続されている。そして、このうちの一方の操作ボタンB1(以下、「第1の操作ボタンB1」ということがある。)に操作が施されると、この操作ボタンB1から操作信号が出力され、この操作信号はボタン基板196に送信される。このように、ボタン基板196が操作信号を受信すると、このボタン基板196から、音声・ランプ制御部170に検出信号が送信される。このため、音声・ランプ制御部170は、この検出信号を用いて、この操作ボタンB1に施される操作を把握することができる。
第2の演出表示体770、第2の回転板772、第2のモータ810、第2のセンサS2は、各々、第1の演出表示体760、第1の回転板762、第1のモータ800、第1のセンサS1と、上下に対称な状態に配置されているが、各々、同様な構成を備えている。つまり、第2の回転板772は、遊技盤10の背後であって、開口部11aの下縁部よりも下方の位置(つまり、遊技者が目視不可能な位置)に配置されている。この第2の回転板772は回転軸心を鉛直方向に向けつつ、遊技盤10の背後において回転可能とされている。また、第2の回転板772の上面部772aのうちで、その回転軸心が通過する位置には、第2の演出表示体770の上端部(1つの対角線を鉛直方向に向けた板状体H2の下方に位置する頂点部)を把持するための把持部(図示を省略)が溝状に設けられている。
第2のモータ810も、駆動手段の具体例を構成するものであり、ステッピングモータ(800ステップで1回転するもの)を用いて構成されている。第2のモータ810の回転動作と停止動作も、音声・ランプ制御部170から送信される制御信号を用いて制御されている。この第2のモータ810は、遊技盤10の背後であって、第2の回転板772の下方に位置する部位に配置されている。この第2のモータ810は、回転軸(ロータ)811の軸心を上下に向けている。そして、この回転軸(ロータ)811の軸心を、第2の回転板772の回転軸心に位置合わせしつつ、当該回転軸(ロータ)811の上端部を、第2の回転板772に固定している。このため、第2のモータ810の回転軸(ロータ)811と、第2の演出表示体770とは、第2の回転板772を介して一体回転可能に連結され、回転軸(ロータ)811が回転駆動すると、第2の回転板772及び第2の演出表示体770が、左右何れかの回転方向に動作する構成とされている。
第2の回転板772の下面部からも、略円弧状の平面形状を備える突起部tが突出している。そして、この突起部tは、第2の回転板772ひいては、第1の演出表示体760の回転基準位置を特定するために使用するインデックス部を構成する。また、第2のセンサS2も、光学センサを用いて構成されており、第2の回転板772の上面部と対向する位置であって、回転する突起部tが通過する際に、この突起部tを検出可能な部位に配置されている。また、第2のセンサS2も、位置検出基板197を介して音声・ランプ制御部170に接続されている。
第2の回転板772の突起部tは、第2の回転板772及び第2の演出表示体770と一体で回転し、一回転する間(360度回転する間)に、一度だけ、第2のセンサ(光学センサ)S2の検出範囲を通過する。そして、この突起部tによって構成されるインデックス部は、第2のセンサ(光学センサ)S2の検出範囲を通過する度に、この第2のセンサ(光学センサ)S2から通過信号が出力され、この通過信号は位置検出基板197に送信される。
このように、位置検出基板197が通過信号を受信すると、この位置検出基板197から、音声・ランプ制御部170に検出信号が送信される。このため、音声・ランプ制御部170は、この検出信号を用いて、第2の演出表示体770(第2の回転板772)の現状の位相(回転角度)を把握することができる。つまり、検出信号の受信のタイミングと、この受信後に第2のモータ810に供給した駆動パルスの数と、を音声・ランプ制御部170が管理する。これによって、この音声・ランプ制御部170は、第1の演出表示体760(第1の回転板762)の現状の位相(回転角度)を把握することができる。
他方の操作ボタンB2(以下、「第2の操作ボタンB2」ということがある。)に操作が施されると、この操作ボタンB2から操作信号が出力され、この操作信号はボタン基板196に送信される。このように、ボタン基板196が操作信号を受信すると、このボタン基板196から、音声・ランプ制御部170に検出信号が送信される。このため、音声・ランプ制御部170は、この検出信号を用いて、この操作ボタンB2に施される操作を把握することができる。
尚、本実施例では、第1の操作ボタンB1及び第2の操作ボタンB2の双方に有効な起動操作(後述する。)が施されると、第1のモータ800及び第2のモータ810が起動する。この後、何れの操作ボタンB1、B2に継続操作(後述する。)が施されても、両モータ800、モータ81が、この継続操作に対応した駆動を行う。一方、第1の操作ボタンB1及び第2の操作ボタンB2のうちの一方のみに有効な起動操作(後述する。)が施されると、各操作ボタン(B1若しくはB2)に対応するモータ(800若しくは810)のみが起動する。この後、何れか一方の操作ボタンB1、B2に継続操作が施された場合も、操作ボタンB1、B2に継続操作が施された場合も、起動したモータ(800若しくは810)のみが、この継続操作に対応した駆動を行う。
b.可動演出装置本体の可動態様
本実施例では、図20(a)に示すように、何れの演出用装置部A、Bも、センサS1、S2が、突起部(インデックス部)tを検出したときに、演出表示体760、770(回転板762、772、及び、モータ800、810も同様)の動作位置を原点位置とする。このとき、演出表示体760、770の落選表示部k、kが、開口部11aの背後において遊技機1の前方を指向するため、遊技機1の前方の遊技者は、落選表示部k、kを開口部11aを通じて目視可能となる。つまり、落選表示部k、kが、開口部11aの背後に形成される「表示位置」に停止し、演出表示体760、770の状態が落選用の確定報知状態となる。このとき、当選表示部h、hは遊技機1の背後を指向するため、遊技者は、この当選表示部h、hを目視することはできない。
一方、図21に示すように、第1の動作軌道(本実施例では、上方から観察して、左回方向に沿った回転起動)K1を用いて、演出表示体760、770が、180度、動作(左回転方向に沿った動作)するか、第2の動作軌道(本実施例では、上方から観察して、右回方向に沿った回転起動)K2を用いて、演出表示体760、770が、180度、動作(右回転方向に沿った動作)すると、演出表示体760、770の動作位置は反転位置に変化する{図20(b)を参照}。ここで、動作軌道K1、K2とは、演出表示体760、770を何れかの回転方向に沿って動作させる際に、演出表示体760、770の各部分が通過する通過路を指す。例えば、図21に示すように、演出表示体760、770の所定の一点部760A、770Aは、左回転方向に動作すると、反転するまでに、中心角が180度で、左回転方向に沿った円弧状の動作軌道K1を通過し、右回転方向に動作すると、反転するまでに、中心角が180度で、右回転方向に沿った円弧状の動作軌道K2を通過する。尚、以下の説明において、回転方向は、上方から観察したものを基準とする。また、第1の動作軌道K1は、「一の動作起動」の具体例を構成している。
このとき、演出表示体760、770の当選表示部h、hが、開口部11aの背後において遊技機1の前方を指向するため、遊技機1の前方の遊技者は、当選表示部h、hを開口部11aを通じて目視可能となる。つまり、当選表示部h、hが、開口部11aの背後に形成される「表示位置」に停止し、演出表示体760、770の状態が当選用の確定報知状態となる。このとき、落選表示部k、kは遊技機1の背後を指向するため、遊技者は、この落選表示部k、kを目視することはできない。
本実施例では、各モータ800、810に「脱調」を生じ得ること等を考慮し、図22に示すような「原点位置検出処理」を行う。つまり、各演出表示体760、770が、原点位置にあるべき場合(演出表示体760、770による演出の開始時等)には、センサS1(S2)が検出信号を検出しているか否かを判断する(S2000)。そして、検出している場合(S2000;YES)には、演出表示体760、770が「原点位置」にあるため、そのまま処理を終了する。一方、S2000において、センサS1(S2)が検出信号を検出していない場合(S2000;NO)、駆動回路部382はモータ800(810)の回転軸801(811)を1ステップ、右回転させるだけの「駆動パルス」を供給する(S2005)。この後、センサS1(S2)が検出信号を検出しているか否かを判断し(S2010)、検出している場合(S2010;YES)には、演出表示体760、770が「原点位置」に正しく復帰したため、そのまま、本処理を終了する。
また、S2005の後、S2010で否定的な判断がなされる場合には(S2010;NO)、未だ、「脱調現象」等の不具合を生じていると考えられるが、その場合、再び、S2005と、これに後続する処理を、S2010で肯定的な判断が得られるまで実行する。そして、S2010で肯定的な判断が得られると、本処理を終了する。
次に、可動演出装置本体700の演出実行時における駆動態様を、図23〜図25を用いて説明する。何れの演出用装置部A、Bにおいても、操作ボタンB1(B2)に起動操作(モータ800、810を起動させるための操作)が施される前は、図23(a)に示すように、演出表示体760、770の動作位置は原点位置とされ、演出表示体760、770の状態が「落選用の確定報知状態」とされる。そして、操作ボタンB1(B2)に起動操作が施されると、音声・ランプ制御部170は、起動時制御を実行する。つまり、音声・ランプ制御部170(駆動回路部382)から、モータ800(810)は、起動時駆動を実行するための駆動パルスが供給され、図23(b)に示すように、演出表示体760、770は起動時動作を実行する。
この起動時動作は、演出表示体760、770を、第1の動作軌道K1上で、左回転方向に、5秒間かけて9度回転動作(20ステップ/5秒間)させた後、第1の動作軌道K1上で右回方向に、5秒間かけて0.9度回転動作(−2ステップ/5秒間)させるものである。ここで、この左回転方向に9度回転動作する動作は「当選示唆動作」の具体例を構成し、右回方向に0.9度回転動作する動作は「落選示唆動作」の具体例を構成する。そして、この「当選示唆動作」と、それに続いて行われる「落選示唆動作」とによって、「焦らし演出動作態様(以下、この焦らし演出動作を、「起動時焦らし演出動作態様」という。)の一具体例を構成している。
尚、以下の説明において、モータ800(810)が駆動するステップ角や、モータ800(810)に供給される駆動パルスのうちで、演出表示体760、770に左回転方向への動作を生じされるものを「プラス(プラスステップ)」として示し、右回転方向への動作を生じされるものを「マイナス(マイナステップ)」として示する。
操作ボタンB1(B2)に、起動操作に後続する継続操作が施されると、音声・ランプ制御部170は、継続時制御を実行する。そして、当該継続操作が施された操作位置を考慮しつつ、個々の継続操作に対応する「動作パターンデータ」が選択される。尚、この継続動作は、遊技者が「起動操作によって起動した演出表示体760、770を、原点位置に戻さないようにすること」を意図して行う操作であり、その内容に関しては、後述する。
本実施例では、中心角が180度の円弧状に構成される「第1の動作軌道K1」を、「円弧長」が等しい「4つの領域部X1〜X4」に区画している。つまり、第1の動作軌道K1を、左回転方向に中心角が各々45度(プラス100ステップ分)の4つの「円弧状の領域部X1〜X4」に区画している。そして、個々の継続操作が実行される毎に、当該継続操作時の演出表示体760(770)の動作位置を、音声・ランプ制御部170のRAM172に設けられた「操作位置カウンタ172p(図13を参照)」を用いて判断する。
尚、この操作位置カウンタ172pは、音声・ランプ制御部170(駆動回路部382)から、モータ800(810)に供給される駆動パルスの個数をカウントするカウンタである。この操作位置カウンタ172pは、両演出表示体760、770の動作位置が原点位置あるときに、初期化される。そして、モータ800(810)に供給される駆動パルスの個数うちで、演出表示体760、770に左回転方向への動作を生じされるものの個数をインクリメントし、右回転方向への動作を生じされるものの個数をデクリメントしつつ、カウントする。
一方、「音声・ランプ制御部170のRAM172」には、図13(a)に示すように、「動作パターンデータメモリ172e」が設けられている。この動作パターンデータメモリ172eは、「動作パターンデータ記憶手段」の具体例を示すものであり、図13(b)に示すように、4つの領域部X1〜X4に対応づけて4種類の動作パターンデータP1〜P4を記憶している。
つまり、領域部X1に対応づけた動作パターンデータP1としては、図23(b)に示すように、演出表示体760、770を、第1の動作軌道K1上で、5秒間かけて9度回転動作(20ステップ/5秒間)させた後、第1の動作軌道K1上で右回方向に、5秒間かけて0.9度回転(−2ステップ/5秒間)動作させるためのものが記憶されている。つまり、正回転方向(左回転方向)に大きく、速く動作させ、反回転方向(右回転方向)に小さく、遅く動作させる動作態様が記憶されている。この左回転方向に9度回転動作する動作も「当選示唆動作」の具体例を構成し、右回方向に0.9度回転動作する動作も「落選示唆動作」の具体例を構成する。そして、この「当選示唆動作」と、それに続いて行われる「落選示唆動作」とによって、「焦らし演出動作態様(以下、「第1の焦らし演出動作態様」という。)の一具体例を構成している。
また、領域部X2に対応づけた動作パターンデータP2としては、図24(a)に示すように、演出表示体760、770を、第1の動作軌道K1上で、5秒間かけて7.2度回転動作(16ステップ/5秒間)させた後、第1の動作軌道K1上で右回方向に、5秒間かけて1.8度回転(−4ステップ/5秒間)動作させるためのものが記憶されている。つまり、正回転方向(左回転方向)に中位の量だけ、中位の速度で動作させ、反回転方向(右回転方向)に中位の量だけ、中位の速度で動作させる動作態様が記憶されている。この左回転方向に7.2度回転動作する動作も「当選示唆動作」の具体例を構成し、右回方向に1.8度回転動作する動作も「落選示唆動作」の具体例を構成する。そして、この「当選示唆動作」と、それに続いて行われる「落選示唆動作」とによって、「焦らし演出動作態様(以下、「第2の焦らし演出動作態様」という。)の一具体例を構成している。
更に、領域部X3に対応づけた動作パターンデータP3としては、図24(b)に示すように、演出表示体760、770を、第1の動作軌道K1上で、5秒間かけて5.4度回転動作(12ステップ/5秒間)させた後、第1の動作軌道K1上で右回方向に、5秒間かけて2.7度回転(−6ステップ/5秒間)動作させるためのものが記憶されている。つまり、正回転方向(左回転方向)に小さく、遅く動作させ、反回転方向(右回転方向)に大きく、速く動作させる動作態様が記憶されている。この左回転方向に5.4度回転動作する動作も「当選示唆動作」の具体例を構成し、右回方向に2.7度回転動作する動作も「落選示唆動作」の具体例を構成する。そして、この「当選示唆動作」と、それに続いて行われる「落選示唆動作」とによって、「焦らし演出動作態様(以下、「第3の焦らし演出動作態様」という。)の一具体例を構成している。
また、領域部X4に対応づけた動作パターンデータP4としては、図25(a)に示すように、演出表示体760、770を、左右何れの回転方向にも動作させないもの、つまり、継続操作を実質的に無効化するものが記憶されている。尚、この動作パターンデータP4が選択される場合には、焦らし演出動作態様は実行されず、通常動作態様が実行される。
本実施例では、音声・ランプ制御部170が、継続操作が施される毎に演出表示体760、770が属している領域部(X1〜X4)を、操作位置カウンタ172p(図13を参照)」を用いて検出する。つまり、音声・ランプ制御部170は、「位置検出手段」の具体例を構成する。そして、音声・ランプ制御部170は、この検出の結果に基づいて、当該継続操作時における演出表示体760、770の動作位置(属している領域部X1〜X4)を割り出し、この動作位置に対応した動作パターンデータ(P1〜P4)を、動作パターンデータメモリ172eから選択する。つまり、音声・ランプ制御部170(具体的には、ROM173に格納されたプラグラム)は、動作パターンデータ選択手段としても機能する。
具体的には、継続操作が施されたときに、演出表示体760、770が領域部X1に属していると、動作パターンデータP1が選択され{図23の(b)}、領域部X2に属していると、動作パターンデータP2が選択される{図24の(a)}。また、継続操作が施されたときに、演出表示体760、770が領域部X3に属していると、動作パターンデータP3が選択され{図24の(b)}、領域部X4に属していると、動作パターンデータP4が選択される{図25の(a)}。
このため、本実施例において、演出表示体760、770の動作位置が領域部X1〜X3のうちの何れかに属しているときに継続操作が施されると、当該継続操作に対応して実行される継続時動作の態様は以下のようになる。つまり、原点位置に近い領域部に属しているときに継続操作が施される場合と、原点位置から遠い領域部に属しているときに継続操作が施される場合と、を比べると、前者の方が後者よりも、「当選示唆動作」の動作量が多く、しかも、動作速度が速くなる。また、後者の方が前者よりも、「落選示唆動作」の動作量が多く、しかも、動作速度が速くなる。また、演出表示体760、770の動作位置が何れの領域部であっても、当選動作態様によって演出表示体760、770を動作させる動作量は、落選動作態様によって演出表示体760、770を動作させる動作量よりも多くされている。つまり、本実施例によると、ボタンB1、B2に操作が施される際の演出表示体760、770の動作位置を変化させると、焦らし動作態様の内容が大きく変化する。
継続操作が施される毎に、音声・ランプ制御部170によって選択される「動作パターンデータ(以下、「選択済み動作パターンデータ」という。)」は、先入れ、先出し方式(ファイフォ方式)で、「選択済み動作パターンデータメモリ172i(図13及び図14を参照)」に記憶される。この「選択済み動作パターンデータメモリ172i」は、「音声・ランプ制御部170のRAM172」に設けられており、「選択済み動作パターンデータ記憶手段」の具体例を構成する。
この「選択済み動作パターンデータメモリ172i」では、選択済みの「動作パターンデータ」を選択の時系列にシフトメモリ形式で記憶している。この「選択済み動作パターンデータメモリ172i」は、図14(a)に示すように、「領域0」、「領域1」、「領域2」 ・・・「領域n(nは自然数)」までの複数個の記憶領域を備えている。そして、選択済み動作パターンデータを、「領域0」、「領域1」、「領域2」、「領域3」・・・「領域n(nは自然数)」の順序で記憶可能となっている。つまり、最も古いタイミングで記憶された選択済み動作パターンデータが、「領域0」に記憶される。
また、現に記憶されている「選択済み動作パターンデータ」の数が特定個数を下回る場合には、「選択済み動作パターンデータ」が記憶されていない空きの領域が存在する。そして、「選択済み動作パターンデータ」が、「音声・ランプ制御部170」によって読み出され、読み出された「選択済み動作パターンデータ」に従って、演出表示体760、770の継続時動作が実行される毎に、「領域0」の記憶データ(選択済み動作パターンデータであって、最古のもの)がクリアーされると共に、「領域1」、「領域2」、「領域3」 ・・・のそれぞれの記憶データが、「領域0」に向けて「1領域ずつ」シフトされる。
「音声・ランプ制御部170」は、演出表示体760、770の先行する動作(起動時動作、若しくは、継続時動作)が終了すると、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」から、「領域0」に記憶されている選択済み動作パターンデータを読み出し、更に、この読み出した選択済み動作パターンデータに従って、モータ800(810)を駆動する。つまり、「音声・ランプ制御部170(具体的には、ROM173に格納されたプラグラム)」は、「選択済み動作パターンデータ読み出し手段」と、「継続時駆動実行手段」として機能する。
但し、本実施例においては、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に記憶される「選択済み動作パターンデータ」が、所定の条件の下、変更される。つまり、音声・ランプ制御部170のRAM174には、「動作開始予定位置算出用カウンタ172q」が設けられている(図13を参照)。この「動作開始予定位置算出用カウンタ172q」は、「各継続操作に対応する継続動作が実際に実行される直前に演出表示体760、770が位置している動作位置)を、前もって算出するためのものである。
この「動作開始予定位置算出用カウンタ172q」は、両演出表示体760、770の動作位置が、原点位置にあるとき(落選用の確定報知状態にあるとき)に初期化される。そして、ボタンB1(B2)に起動操作が施されると、起動時動作に係る動作量の増加分(左回転方向、つまり、+方向に18ステップ分)を示す値が、「動作開始予定位置算出用カウンタ172q」のカウンタ値にインクリメントされる。つまり、起動時動作では、演出表示体760、770を、左回転方向に20ステップ分、回転動作させた後、右回方向に2ステップ分、回転動作させるため、演出表示体760、770を、左回転方向への回転動作量は差し引き「18ステップ分」となる。
そして、遊技者が、両ボタンB1、B2若しくは一方のボタンB1(B2)を、両演出表示体760、770の動作位置が領域部X1にある間に計21回連射したとすると、本来は、「演出表示体760、770を、左回転方向に20ステップ回転動作させた後、右回方向に2ステップ回転動作させるため、選択済み動作パターンデータ」が、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」の21個の領域(領域0〜領域20)に記憶されるはずである。そして、「動作開始予定位置算出用カウンタ172q」のカウント値も、個々の選択済み動作パターンデータから特定される「動作量(増加分であって、左回転方向、つまり、+方向に18ステップ)」に、継続操作の回数21を乗じた数が、「動作開始予定位置算出用カウンタ172q」のカウンタ値にインクリメントされるはずである。
ところが、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」の領域15に(第16番目の領域)に、選択済み動作パターンデータを記憶したところで、「動作開始予定位置算出用カウンタ172q」のカウンタ値は、予め設定された上限値(299)を超えている。このため、「音声・ランプ制御部170」は、領域15に後続する領域16〜20に記憶すべき、「選択済み動作パターンデータ」を必要に応じて変更している。つまり、領域16〜19に記憶すべき、「選択済み動作パターンデータ」を、演出表示体760、770の回転動作量(増加分)が、「負の量」となるものに変更している。つまり、本来、演出表示体760、770を、左回転方向に20ステップ分、回転動作させた後、右回方向に2ステップ分、回転動作させるはずの「選択済み動作パターンデータ」を、演出表示体760、770を、右回方向に2ステップ分、回転動作させるだけの「選択済み動作パターンデータ」に変更している。
このため、この時点に、領域16〜19に記憶されている「選択済み動作パターンデータ」に従って実行される継続時動作は、演出表示体760、770を、右回方向に回転動作させるだけのものとなる。尚、領域20には、変更を行わない「選択済み動作パターンデータ(演出表示体760、770を、左回転方向に20ステップ分、回転動作させた後、右回方向に2ステップ分、回転動作させる選択済み動作パターンデータ)」が記憶される。蓋し、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」の領域19に(第20番目の領域)に、選択済み動作パターンデータ(変更したもの)を記憶したところで、「動作開始予定位置算出用カウンタ172q」のカウンタ値は「298」となり、予め設定された上限値(299)を下回るからである。このように、「音声・ランプ制御部170」は、「動作予定量データ」を変更するための「動作予定量データ変更手段」としても機能する。
「音声・ランプ制御部170」は、「確定報知の実行条件」が成立したと判断すると、確定時制御を実行する。これにより、演出表示体760、770の状態が、一の抽選の結果(確変抽選)と一致する内容の報知情報を表示するための確定報知状態とされる。つまり、確変抽選の結果が落選の場合、図25(b)に示すように、音声・ランプ制御部170(駆動回路部382)から、モータ800(810)には、「演出表示体760、770の状態を落選用の確定報知状態に戻すための駆動パルス(右回転させて、落選用の確定報知状態に戻すための駆動パルス)が供給される。一方、確変抽選の結果が当選の場合、図25(c)に示すように、音声・ランプ制御部170(駆動回路部382)から、モータ800(810)には、「演出表示体760、770の状態を左回転させて落選用の確定報知状態とした後、右回させて当選用の確定報知状態とするための駆動パルス」が供給される。このように、「音声・ランプ制御部170」は、「確定時駆動制御開始手段」としても機能する。
(4)特別図柄表示ゲームの概要
本遊技機においては、始動入賞を生じ、当否判定及び確変抽選の結果に関する「表示実行条件」が成立すると、液晶表示装置27の本図柄表示部272、273と、疑似図柄表示部275〜277とにおいて、特別図柄の変動を開始する。そして、所定の変動時間を経過した後、本図柄表示部272、273と、疑似図柄表示部275〜277との双方において、特別図柄の停止図柄が確定表示される。
このとき、特別図柄の停止図柄によって、当否判定の結果が「外れである」旨の表示がなされると、この時点で、「一回の始動入賞に起因して開始された一回の特別図柄表示ゲーム」を終了する。一方、特別図柄の停止図柄によって、当否判定の結果が「大当りである」旨の表示がなされると、「大当りに移行するための演出表示」等を実行した後に、特別遊技を実行する。そして、この特別遊技を終了すると、「一回の始動入賞に起因して開始された一回の特別図柄表示ゲーム」を終了する。以下、本遊技機1における「特別図柄表示ゲーム」の特徴に関し、図26〜図31を用いて説明する。
当否判定の結果が「大当り(当選)」である場合には、図26〜図30に示すように、「特別図柄(本図柄、疑似図柄)の変動表示」の途中に、疑似図柄表示部275〜277において「リーチ表示」を実行する。そして、図26及び図28に示すように、図演出表示体760、770を用いた演出(役物演出)を実行しない場合は、疑似図柄表示部275〜277における確定表示を実行し、更に、演出表示(本実施例では、ファンファーレ表示と称する。)を実行する。この後、本図柄表示部272、273で確定表示を実行し、更に、演出用表示領域271Bで、種々の移行演出表示(特別遊技を実行する旨の表示等)を行った後、遊技機1は特別遊技状態に移行する。一方、図27、図29及び図30に示すように、「役物演出」を実行する場合は、疑似図柄表示部275〜277において、仮確定表示を実行し、更に、演出表示(ファンファーレ表示)を実行する。この後、本図柄表示部272、273と、疑似図柄表示部275〜277とで、確定表示を実行し、更に、演出用表示領域271Bで、種々の移行演出表示(特別遊技を実行する旨の表示等)を行った後、遊技機1は特別遊技状態に移行する。
特別遊技を開始すると、演出用表示領域271Bにおいてラウンド表示(実行中の賞球ラウンドを示すための表示)を実行しつつ、開閉板312を開放方向に作動し、大入賞口311を開放し、大入賞口311に遊技球が入賞し易い状態となり、1つのラウンドに係る「ラウンド賞球遊技」が開始される。この大入賞口311の開放状態が所定時間(例えば30秒)tを経過したとき、若しくは、入賞数が所定数nに到達したときに、「停止条件」が成立し、開閉板312を閉鎖方向に作動し、大入賞口311が閉鎖状態とされ、1つのラウンドに係る「ラウンド賞球遊技」を終了する。尚、所定時間tが経過しておらず、しかも、入賞数が所定数nに到達していないとき、即ち、「停止条件」が成立しない場合には、大入賞口311の開放状態が維持される。また、「入賞数が所定数nに到達したか否か」は、入賞球検出スイッチ318(図9参照)に所定数n(例えば10個)の入賞が検出されたか否かにより判断することができる。
1つの賞球ラウンドに係る「ラウンド賞球遊技」を終了し、大入賞口311(開閉板312)が閉鎖されてから、所定時間(例えば0.5秒)tが経過した後に、特別遊技の終了条件を満たすか否かが判断される。例えば、ラウンドの実行回数が所定の回数(例えば、15回)に到達したか否かが判断され、所定の回数に達すると、特別遊技の終了条件が成立し、特別遊技状態を終了し、遊技機1の遊技状態は「通常遊技状態」となる。一方、特別遊技の終了条件を満たさない場合、つまり、ラウンド賞球遊技の実行回数が所定の回数に到達しない場合と、再び大入賞口311(開閉板312)が開放状態となり、大入賞装置31が遊技球受入状態となる。
遊技機の遊技状態が、特別遊技状態から通常遊技状態(大入賞口311が終始、閉鎖状態を維持する通常遊技状態)に戻されると、1回の始動入賞を契機に開始された「1回の特別図柄表示ゲーム」を終了する。この後、遊技機1は遊技モードは、当該特別図柄表示ゲーム中になされた「大当り図柄(本図柄、疑似図柄)」が、通常当り図柄である場合(本図柄にあっては、第1本図柄を「青色」とする表示、疑似図柄にあっては、「数字図柄」を用いたゾロ目図柄)、遊技機1は遊技モードは「通常確率モード」となる。
一方、大当り表示の際に表示された特別図柄(本図柄、疑似図柄)が確率変動図柄である場合(本図柄にあっては、第1本図柄を「赤色」とする表示、疑似図柄にあっては、「かに図柄」若しくは「マンボウ図柄」を用いたゾロ目図柄)、遊技機1の遊技状態(遊技モード)は「確率変動モード」となる。そして、このように遊技機1の遊技状態が、「確率変動モード」に移行すると、「通常確率モード」である場合に比べて当否判定の際に、「大当り判定」がなされる確率(大当り確率)が向上する。次に、これらの図柄表示ゲームに関し、個々のケース毎に分けて詳細に説明する。
a.通常当りで、役物演出を実行しない場合
図26に示すように、「特別図柄(本図柄、疑似図柄)の変動表示」の途中に、疑似図柄表示部275〜277において「リーチ表示」を実行し、更に、疑似図柄表示部275〜277で確定表示を行う。この後、ファンファーレ表示を実行するが、このとき、本図柄表示部272、273の変動は継続されている。更に、ファンファーレ表示を終了すると、本図柄表示部272、273における確定表示も実行され、この後、種々の移行演出表示(特別遊技を実行する旨の表示等)を行う。そして、遊技機1は特別遊技状態に移行し、演出用表示領域271Bにおいてラウンド表示を実行しつつ、大入賞口311を開放し、特別遊技を実行する。そして、遊技機の遊技状態が、特別遊技状態から通常遊技状態(大入賞口311が終始、閉鎖状態を維持する通常遊技状態)に戻されると、特別図柄表示ゲームを終了する。この後、遊技機1は遊技モードは「通常確率モード」となる。
b.通常当りで、役物演出を実行する場合
図27に示すように、「特別図柄(本図柄、疑似図柄)の変動表示」の途中に、疑似図柄表示部275〜277において「リーチ表示」を実行し、更に、疑似図柄表示部275〜277で仮確定表示(以後、変更される可能性を含む表示)を行う。この後、ファンファーレ表示を実行するが、このとき、本図柄表示部272、273の変動は継続されている。このとき、一度目の役物演出(副演出)が実行可能とされる。尚、この役物演出(副演出)は、ファンファーレ表示を終了する前に終了するものとされている。
ファンファーレ表示を終了すると、本図柄表示部272、273と、疑似図柄表示部275〜277とで、確定表示が実行され、この後、種々の移行演出表示(特別遊技を実行する旨の表示等)を行う。そして、遊技機1は特別遊技状態に移行し、演出用表示領域271Bにおいてラウンド表示を実行しつつ、大入賞口311を開放し、特別遊技を実行する。但し、特別遊技の実行中に、演出用表示領域271Bにおいて、最終ラウンド(15ラウンド)の表示がなされると、このとき、二度目の役物演出(主演出)が実行可能とされる。尚、この役物演出(主演出)は、最終ラウンド(15ラウンド)が終了する前に終了するものとされている。
最終ラウンド(15ラウンド)を終了し、遊技機の遊技状態が、特別遊技状態から通常遊技状態(大入賞口311が終始、閉鎖状態を維持する通常遊技状態)に戻されると、特別図柄表示ゲームを終了する。この後、遊技機1は遊技モードは「通常確率モード」となる。
c.確変当りで、役物演出を実行しない場合
図28に示すように、「特別図柄(本図柄、疑似図柄)の変動表示」の途中に、疑似図柄表示部275〜277において「リーチ表示」を実行し、更に、疑似図柄表示部275〜277で確定表示を行う。この後、ファンファーレ表示を実行するが、このとき、本図柄表示部272、273の変動は継続されている。更に、ファンファーレ表示を終了すると、本図柄表示部272、273における確定表示も実行される。
この後、演出表示体760、770を強制的に(遊技者の操作とは無関係に)、反転させ、演出表示体760、770の状態を、落選用の確定報知状態から当選用の確定報知状態に移行する。尚、図26から図31において、落選用の確定報知状態にある演出表示体760、770を、「ハッチング表示」で示し、当選用の確定報知状態にある演出表示体760、770を、「白抜き表示」で示す。
更に、種々の移行演出表示(特別遊技を実行する旨の表示等)を行う。そして、遊技機1は特別遊技状態に移行し、演出用表示領域271Bにおいてラウンド表示を実行しつつ、大入賞口311を開放し、特別遊技を実行する。そして、遊技機の遊技状態が、特別遊技状態から通常遊技状態(大入賞口311が終始、閉鎖状態を維持する通常遊技状態)に戻されると、特別図柄表示ゲームを終了する。この後、遊技機1は遊技モードは「確率変動モード」に移行する。
d.確変当りで、役物演出を実行する場合
図29及び図30に示すように、「特別図柄(本図柄、疑似図柄)の変動表示」の途中に、疑似図柄表示部275〜277において「リーチ表示」を実行し、更に、疑似図柄表示部275〜277で仮確定表示(以後、変更される可能性を含む表示)を行う。この後、ファンファーレ表示を実行するが、このとき、本図柄表示部272、273の変動は継続されている。このとき、役物演出(副演出)が実行可能とされるが、本実施例では、前もって、役物演出のタイプを、(1)ファンファーレ表示中だけに許容する演出パターン(以下、「第1のパターン」という。)と、(2)ファンファーレ表示中と、ラウンド遊技中とに許容する演出パターン(以下、「第2のパターン」という。)とうちの何れにするかが抽選で選択される。そして、図29は、「第1のパターン」に従う図柄表示ゲームを示しており、図30は、「第2のパターン」に従う図柄表示ゲームを示している。
「第1のパターン」に従う場合は、図29に示すように、ファンファーレ表示中に、主演出に関わる役物演出を実行する。そして、この主演出に関わる役物演出では、遊技者がボタンB1、B2を如何に操作しようと(たとえ、操作しなくとも)、最終的には、演出表示体760、770の状態が当選用の確定報知状態に移行するように制御される。
この「第1のパターン」に従う場合において、ファンファーレ表示を終了すると、本図柄表示部272、273と、疑似図柄表示部275〜277とで、確定表示が実行され、この後、種々の移行演出表示(特別遊技を実行する旨の表示等)を行う。そして、遊技機1は特別遊技状態に移行し、演出用表示領域271Bにおいてラウンド表示を実行しつつ、大入賞口311を開放し、特別遊技を実行する。更に、遊技機の遊技状態が、特別遊技状態から通常遊技状態(大入賞口311が終始、閉鎖状態を維持する通常遊技状態)に戻されると、特別図柄表示ゲームを終了する。この後、遊技機1は遊技モードは「確率変動モード」に移行する。
一方、「第2のパターン」に従う場合は、図30に示すように、ファンファーレ表示中に、副演出に関わる役物演出を実行する。そして、この副演出に関わる役物演出では、遊技者がボタンB1、B2を如何に操作しようと(たとえ、操作しなくとも)、最終的には、演出表示体760、770の状態が落選用の確定報知状態に戻るように制御される。
この「第2のパターン」に従う場合においても、ファンファーレ表示を終了すると、本図柄表示部272、273と、疑似図柄表示部275〜277とで、確定表示が実行され、この後、種々の移行演出表示(特別遊技を実行する旨の表示等)を行う。そして、遊技機1は特別遊技状態に移行し、演出用表示領域271Bにおいてラウンド表示を実行しつつ、大入賞口311を開放し、特別遊技を実行する。但し、特別遊技の実行中に、演出用表示領域271Bにおいて、最終ラウンド(15ラウンド)の表示がなされると、主演出の実行が可能とされる。
この主演出は、最終ラウンド(15ラウンド)が終了する前に終了するものとされている。そして、この主演出に関わる役物演出では、遊技者がボタンB1、B2を如何に操作しようと(たとえ、操作しなくとも)、最終的には、演出表示体760、770の状態が当選用の確定報知状態に移行するように制御される。
この「第2のパターン」に従う場合においても、最終ラウンド(15ラウンド)を終了し、遊技機の遊技状態が、特別遊技状態から通常遊技状態(大入賞口311が終始、閉鎖状態を維持する通常遊技状態)に戻されると、特別図柄表示ゲームを終了する。この後、遊技機1は遊技モードは「確率変動モード」に移行する。
d.外れの場合
当否判定の結果が「外れ」の場合、図柄変動の途中で、疑似図柄表示部275〜277において、「リーチ表示」を実行しない場合(以下、「通常外れ」の場合という。)と、「リーチ表示」を実行する場合(以下、「外れリーチ」の場合という。)と、がある。そして、何れのの場合も、役物演出を実行しない。
尚、「通常外れ」の場合には、図31に示すように、特別図柄(結果表示用図柄)の変動時間が経過すると、本図柄表示部272、273と、疑似図柄表示部275〜277との双方で、外れ表示を実行し、1回の始動入賞を契機に開始された「1回の特別図柄表示ゲーム」を終了する。この後、遊技機1は遊技モードは、「通常確率モード」若しくは「確率変動モード」となる。
また、「外れリーチ」の場合には、図示を省略するが、「特別図柄(本図柄、疑似図柄)の変動表示」の途中に「リーチ表示」を行う。この後、特別図柄(結果表示用図柄)の変動時間が経過すると、本図柄表示部272、273と、疑似図柄表示部275〜277との双方で、外れ表示を実行し、1回の始動入賞を契機に開始された「1回の特別図柄表示ゲーム」を終了する。この後、遊技機1は遊技モードは、「通常確率モード」若しくは「確率変動モード」となる。
(5)主制御部による制御ジョブの概要
次に、前述の電子制御装置130によって実行される遊技機1の制御の内容について説明する。
a.主制御部メインジョブ
図32は、主制御部メインジョブの流れを示すフローチャートである。かかる主制御部メインジョブは、主制御部140に搭載された主制御基板340によって実行されるジョブであり、遊技機1における遊技全体の進行を制御するジョブである。この主制御部メインジョブは、遊技機1の電源が投入され、あるいはリセットスイッチが押された時に、主回路部400に内蔵されたCPU480が内蔵ROM482のブート領域に格納されているプログラムを読み出すことによって、自動的に開始される。
尚、本遊技機1では、この主制御部メインジョブ以外にも多数のジョブが存在するが、これらジョブの多くは、所定の条件が成立すると主制御部メインジョブから呼び出されることによって実行される。
主制御部メインジョブを開始すると、先ず、初めに初期化ジョブを実施する(S10)。この初期化ジョブでは、電源投入時に行われる所定の各種処理を行った後、音声・ランプ制御部170に向かって初期図柄指定コマンドを出力する処理を行う。尚、電源投入時に行われる各種処理とは、例えば、主回路部401に内蔵されているCPU480の動作チェックやRAMの初期化を行ったり、音声・ランプ制御部170や、払出制御部150、図柄制御部160などの各制御部を初期化する処理である。また、初期図柄とは、遊技機1の電源投入時あるいはリセットボタンを押されたときに、普通図柄表示装置32や液晶表示装置27(図2参照)などに表示される図柄を言い、初期図柄指定コマンドとは、これら初期図柄の表示を図柄制御部160に対して指定するコマンドである。
図33は、主制御部140から初期図柄指定コマンドが出力される様子を概念的に示した説明図である。主制御部140に設けられた主制御基板340は、1bitのストローブ信号と8bitのコマンドデータとを、音声・ランプ制御基板370に向かって出力する。また、音声・ランプ制御基板370では、ストローブ信号の立ち上がりのタイミングでコマンドデータを読み取ることにより、初期図柄指定コマンドを確実に読み取ることができる。尚、ここでは初期図柄指定コマンドを出力する場合について説明したが、主制御部140が出力する他のコマンドも同様の手順によって出力されている。こうしてストローブ信号とともに供給された初期図柄制定コマンドは、直ちに音声・ランプ制御部170から図柄制御部160に転送され、図柄制御部160の制御の下で普通図柄表示装置32あるいは液晶表示装置27のそれぞれに初期図柄が表示される。
以上の説明からも明らかなように、遊技機1では、主制御部140が所定の処理を行って各種のコマンドを出力し、このコマンドを受けて、音声・ランプ制御部170や図柄制御部160、払出制御部150など所定の処理を行うことによって遊技が進行する。換言すれば、主制御部140と、その他の各種制御部とは、互いに処理を分担しながら、遊技機1の動作を制御している。そこで、理解の便宜を図るために、以下では、主制御部140内で実施される処理は「ジョブ」と呼び、音声・ランプ制御部170や図柄制御部160などで行われる処理は「ルーチン」と呼んで区別することにする。
主制御部140は、以上のようにして初期化ジョブを終了したら、図32に示した主制御部メインジョブに復帰して、今度はデモ表示ジョブを開始する(S30)。ここでデモ表示とは、遊技機1がいわゆる客待ち状態の時に、遊技客の注意を引きつけるために、普通図柄や特別図柄で特別に行われる演出の表示を言う。
主制御部メインジョブでは、以上のような一連の処理を終了すると、普通図柄作動ゲート36,37を遊技球が通過したか否かを判断する(S80)。そして、普通図柄作動ゲート36,37を遊技球が通過した場合は、普通図柄の保留数が所定個数(上限個数であって、本実施例では「4」)を超えているか否かが判断される(S83)。この普通図柄保留数(未始動回数)が所定個数(本実施例では「4」)を超えていれば、その「普通図柄始動通過」は無効となり、S100へスキップする。また、所定個数内の保留数(未始動回数)であれば、S85において、普通図柄保留数メモリ(図示を省略するが、RAM481に設けられている。)に記憶されている普通図柄保留数(未始動回数)を1インクリメントする。
このように、普通図柄保留数(未始動回数)を1インクリメントすると、S90において、普通図柄に関する当否抽選に用いる当否抽選乱数(「当否抽選」に用いる乱数)を発生させ(プログラムで発生させても、所定の乱数発生回路を用いてもいずれでもよい)、読み込んだ抽選乱数値を、普通図柄当否抽選乱数メモリ(図示を省略するが、RAM481に設けられている。)に記憶した後、S100の処理に移行する。また、普通図柄変動ゲート36,37を遊技球が通過していないが、普通図柄に関する保留記憶が存在する場合(S95:YES)も、S100の処理に移行する。
S100の処理においては、普通図柄表示装置32における演出を制御するためのジョブ(普通図柄制御ジョブ)を行い、更に、S200の処理においては、普通電動役物171の駆動を制御するためのジョブ(普通電動役物駆動制御ジョブ)を行う。
次いで、主制御部140は、遊技機に複数設けられた入賞口のいずれかに遊技球が入球したか否かを判断する(S300)。前述したように、各入賞口の内部には入賞球の通過を検出するスイッチが設けられており、スイッチで検出された信号が信号ケーブルによって主制御基板340に伝達される。そして、主制御部140は、いずれの信号ケーブルから信号が伝達されたかに基づいて、入球のあった入賞口を容易に検出することができる。
更に、主制御部140は、入球のあった入球口に応じて、所定数の遊技球を払い出す旨の賞球コマンドを出力する(S310)。この賞球コマンドは、主制御部140から払出制御部150に向かって出力され、払出制御部150ではコマンドに従って賞球払出装置109を制御することにより、所定数の遊技球の払出を行う。もちろん、主制御部140から音声・ランプ制御部170にもコマンドを出力して、賞球に伴う所定の演出を行うこととしても良い。
続いて、主制御部140は、遊技球の入球した入賞口が始動口17か否か、つまり、始動入賞を生じたか否かを判断する(S315)。そして、始動口17でない場合(S315;NO)は、S350へスキップする。一方、入球した入賞口が始動口17である場合は(S315:YES)、S320において、特別図柄保留数が特定個数(上限個数であって、本実施例では「4」)を超えているか否かが判断される。この特別図柄保留数(未始動回数)が特定個数(本実施例では「4」)を超えていれば、その始動入賞は無効となり、S500へスキップする。また、特定個数内の特別図柄保留数(未始動回数)であれば、S325において、特別図柄保留数メモリ481b(図11参照)に記憶されている特別図柄保留数(未始動回数)を1インクリメントする。
このように、特別図柄保留数(未始動回数)を1インクリメントすると、S330において、特別図柄当否判定乱数(以下、当否用乱数、又は判定乱数ともいう)を発生させ(プログラムで発生させても、所定の乱数発生回路を用いてもいずれでもよい)、読み込んだ判定乱数値を、S330において、特別図柄当否判定乱数メモリ481a(図11参照:以下、判定乱数メモリともいう)に記憶した後、S500の処理に移行する。このメモリ481aは、読み込んだ判定乱数値を特別図柄始動入賞の時系列にシフトメモリ形式で記憶している。
この特別図柄当否判定乱数メモリ481aは、図11(b)に示すように、「領域0」、「領域1」、「領域2」及び「領域3」の4つの記憶領域を備えている。そして、判定乱数値を、「領域0」、「領域1」、「領域2」、「領域3」の順序で記憶可能となっている。つまり、最も古いタイミングで記憶された判定乱数値が、「領域0」に記憶される。また、特別図柄当否判定乱数メモリ481aに、同時に記憶できる判定乱数値の数(つまり、特定個数)は領域の数に限定される。更に、現に生じている判定乱数値の数が特定個数を下回る場合には、判定乱数値が記憶されていない空きの領域が存在する。そして、各判定乱数値に対応する「特別図柄の変動表示」が実行される毎に、「領域0」の記憶データ(判定乱数値であって、最古のもの)がクリアーされると共に、「領域1」、「領域2」、「領域3」のそれぞれの記憶データ(存在する場合のみであって、領域1〜領域3の全てに存在する場合と、領域1及び領域2に存在する場合と、領域1のみに存在する場合と、領域1〜領域3の全てに存在しない場合とがある。)が、「領域0」に向けて「1領域ずつ」シフトされる。
このS500の処理では、液晶表示装置27における演出を制御するためのジョブ(特別図柄制御ジョブ)が行われる。そして、S500の処理に後続する処理を、遊技状態制御ジョブ(S900)で実施した後、所定の「1つの始動入賞に伴う一連の図柄表示ゲーム」を終了する。尚、特別図柄制御ジョブS500の内容については後述する。また、S350において、特別図柄保留数(未始動回数)が存在しないと判断される場合には、特別図柄制御ジョブS500及び遊技状態制御ジョブ(S900)は行わない。
そして、以上の様な処理を行ったら、遊技機1の電源がOFFとされたか否かを判断し(S980)、電源がONであると判断された場合は(S980:NO)、再びS30のデモ表示ジョブに戻って続く一連の処理を行う。これに対して、パチンコ機1の電源がOFFになったと判断された場合は(S980:YES)、主制御部メインジョブを終了する。そして、主制御部メインジョブが終了されると、遊技の進行が停止し、パチンコ機1の遊技状態が終了する。
b.主要なジョブの説明
次に、特別図柄制御ジョブ(S500)と、遊技状態制御ジョブ(S900)とについて説明する。図34(a)は、特別図柄制御ジョブ(S500)の流れを示すフローチャートである。この特別図柄制御ジョブ(S500)においては、ジョブを開始すると、特別図柄の当否判定ジョブ(S600)と、「特別図柄の表示制御コマンド設定ジョブ(S700)」とを行う。
特別図柄の当否判定ジョブ(S600)においては、「当否判定」を行うと共に、「特別図柄の変動後に確定表示する図柄(確定図柄)」を決定する処理が行われる。この特別図柄の当否判定ジョブ(S500)は、以下のように行われる。即ち、図35に示すように、S605において、特別図柄当否判定乱数メモリ481a(図11参照)から記憶している最も古い先頭の特別図柄判定乱数値を読み出し、S610に進む。次いで、S610においては、図11に示すROM482内の大当り番号メモリ482aから大当り番号(当り用判定値)を読み出し、上記特別図柄当否判定乱数値との比較を行い(S620又はS625)、両者が一致していれば大当り判定となり、大当り処理(S650)が行われる。一方、一致していなければ外れ判定となり、外れ処理(S680以降の処理)が行われる。
但し、当否判定に先立ち、遊技機1が高確率状態にあるか否か(確変移行フラグが設定されているか否か)が判断され(S615)、高確率状態にないとき(確変移行フラグが設定されていないとき)には(S615;NO)、「低確率時のデータテーブル」を用いて、この当否判定が行われる(S620)。一方、遊技機1が高確率状態にあるとき(確変移行フラグが設定されているとき)には(S615;YES)、「高確率時のデータテーブル」を用いて、この当否判定が行われる(S625)。
大当り処理(S650)においては、図36に示すように、先ず、S652に進み、当り本図柄(当りを示すための第1本図柄と、第2本図柄であって、両者は同一の図柄である。)を決定する当り本図柄決定乱数を読み出し、その読み出した乱数値を当り本図柄番号メモリ481e(図11参照)に記憶する(S654)。次いで、S605で読み出した当り本図柄決定乱数の値と、確率変動判定用の当り番号(以下、「確変当り番号」という。)とが一致するか否かを判定する(S660)。そして、両者が一致しない場合には(S660;NO)落選(通常当り)となり、そのままS6680の処理に移行する。一方、両者が一致していれば(S660;YES)当選(確変当り)となり、「確変当りフラグ」を「設定」した後(S665)、S668の処理に移行する。尚、S660処理は、「特定抽選手段による抽選」の具体例を構成する。
S668においては、「大当りフラグ(大当り判定の結果が当りであることを示すフラグ)」を、特別図柄判定結果メモリ481i(図11参照)にセットする。尚、本実施例では、S660処理(特定抽選手段による抽選)、つまり、「確変(確率変動)」に関する抽選(確変抽選)を「大当りを示す図柄を決定するための乱数(当り本図柄決定乱数)」を利用して行ったが、この確変に関する判定を、大当り判定に用いる乱数を用いて行っても、この確変に関する確変の抽選専用の乱数を用いて行ってもよい。
一方、外れ処理においては、図35に示すように、S680で外れ第1本図柄を外れ本図柄決定乱数により同様に決定し、決定した乱数値を外れ第1本図柄番号メモリ481f(図11参照)に記憶する(S682)。同様に、S684で外れ第2本図柄を外れ本図柄決定乱数により同様に決定し、決定した乱数値を外れ第2本図柄番号メモリ481g(図11参照)に記憶する(S686)。そして、S690において、「外れフラグ(大当り判定の結果が外れであることを示すフラグ)を、特別図柄判定結果メモリ481i(図11参照)」にセットする。
特別図柄制御ジョブ(S500)では、図34(a)に示すように、この「特別図柄の当否判定ジョブ(S600)」に続いて、「特別図柄の表示制御コマンド設定ジョブ(S700)」が実行される。この表示制御コマンド設定ジョブ(S700)では、「本図柄指定コマンド(本図柄表示部272、273において、表示される本図柄の確定図柄を特定するためのコマンド)」を設定する処理と、「本図柄変動パターン指定コマンド(本図柄表示部272、273において、変動表示する本図柄の変動時間を特定するためのコマンド)」を選択・設定する処理と、が実行される。
ここで、「特別図柄の表示制御コマンド」は、特別図柄制御のために主制御基板340から出力される各種のコマンドであり、図11に示した主回路部400の内蔵ROM482に予め記憶されている。尚、本実施例では、特別図柄を本図柄と、疑似図柄によって構成するが、特別図柄を本図柄のみによって構成してもよい。また、疑似図柄の背景には、この疑似図柄を際だたせるための背景図柄を表示している。但し、この背景図柄が疑似図柄と共に特別図柄を構成してもよいし、この背景図柄が疑似図柄若しくは本図柄の一部を構成してもよい。
また、「特別図柄の表示制御コマンド」には、前記「本図柄指定コマンド」と、「本図柄変動パターン指定コマンド」の他に、本図柄の確定表示を制御するための「本図柄停止コマンド」が含まれている{図34(b)}。尚、本実施例において、「本図柄指定コマンド」として、第1本図柄表示部272に確定表示(停止表示)される本図柄を特定するための「本図柄指定コマンド(以下、「第1本図柄指定コマンド若しくは本図柄指定コマンド1」と表記することもある。)」と、第2本図柄表示部273に確定表示(停止表示)される本図柄を特定するための「本図柄指定コマンド(以下、「第2本図柄指定コマンド若しくは本図柄指定コマンド2」と表記することもある。)」とが存在する。
更に、「特別図柄の表示制御コマンド」には、当否判定の結果が「大当り」の場合(S840;YES)に出力される「大当り関連表示コマンド(S841)」も含まれている。この「大当り関連表示コマンド(S841)」は、大当り図柄の確定表示(大当り表示)の後、特別遊技が開始するまでの過渡的演出表示を司るコマンド)」が含まれている。但し、これらコマンド以外に、他のコマンドを設定してもよい。また、本実施例では、「変動パターン指定コマンド」によって、全図柄(本図柄及び疑似図柄によって構成される特別図柄の他に、背景図柄を含む。)の変動時間が特定される。また、「本図柄停止コマンド」によって、変動中の図柄の確定表示が制御される。例えば、全本図柄が、「変動パターン指定コマンド」によって特定される変動時間の終了時まで変動継続していれば、「本図柄停止コマンド」によって、全本図柄の確定表示が制御される。一方、全本図柄のうちの一部が、「変動パターン指定コマンド」によって特定される変動時間の終了時までに確定表示され、全本図柄のうちの残部が変動継続していれば、「本図柄停止コマンド」によって、この残部の確定表示が制御される。
特別図柄の表示制御コマンド設定ジョブ(S700)においては、前記当否判定(S620、S625)の結果が大当りである場合、「大当りを示す本図柄」に係る「本図柄指定コマンド」を設定する処理が行われる。つまり、前述の「大当り本図柄番号メモリ481eに記憶された乱数値」に対応する「本図柄指定コマンド1」及び「本図柄指定コマンド2」を設定する処理が行われる。そして、「大当り用」の「変動パターン指定コマンド(変動パターン)」を選択、設定する処理が行われる。
また、特別図柄の表示制御コマンド設定ジョブ(S700)においては、前記大当り判定(S620、S625)の結果が外れの場合、「外れを示す本図柄」に係る「本図柄指定コマンド」を設定する処理が行われる。つまり、前述の「外れ第1本図柄番号メモリ481fに記憶された乱数値」に対応する「本図柄指定コマンド1」に設定し、前述の「外れ第2本図柄番号メモリ481gに記憶された乱数値」に対応する「本図柄指定コマンド2」に設定する処理が行われる。更に、「外れ用」の「変動パターン指定コマンド」を選択、設定する処理が行われる。
次に、遊技状態制御ジョブ(S900)に関し、図37及び図38を用いて説明する。この遊技状態制御ジョブ(S900)は、前述の「大当りに係る図柄表示遊技」の最終段階で実行される。この遊技状態制御ジョブ(S900)では、特別図柄判定結果メモリ481iに「大当りフラグ」がセットされているか否か(つまり、当否判定の結果が大当りであるか否か)が判断される(S902)。そして、S902で「大当りフラグ」がセットされていると判断される場合(S902;YES)、この「大当りフラグ」を解除し、「特別遊技状態」を開始する(S920)。
S902で「大当りフラグ」がセットされいないと判断される場合(S902;NO)、図26に示すように、「外れフラグ(S690)を解除する(S906)。次いで、確変移行フラグが設定されているか否かを判断し(S908)、設定されていなければ(S908;NO)、遊技状態制御ジョブ(S900)を終了する。これにより、1回の「始動入賞」を契機に開始された「1回の図柄表示遊技」が終了する。
一方、S908において、確変移行フラグが設定されていると判断されると(S908;YES)、「確変カウンタ」の値を「+1」する処理を行う(S910)。尚、この「確変移行フラグ」は、後述するように(S997)、遊技機1が確率変動状態(確変状態)にあることを示すフラグであって、「確変当りに係る特別遊技状態」の終了後においてセットされる。また、「確変カウンタ」は、遊技機1が確変状態(確率変動状態)に移行した後に、「当否判定」においても、「大当り」の判定結果を得ることなく行った図柄表示の回数を示す。つまり、遊技機1が確変状態(確率変動状態)に移行した後、「当否判定」において、「大当り」の判定結果を得ることなく行った「液晶表示装置27による図柄の変動表示」の回数を示す。尚、液晶表示装置27による図柄の変動表示は、変動表示を開始し、確定図柄(判定結果を示す図柄)を確定表示するまでを「1回」とする。
S910において、「確変カウンタ」の値を「+1」する処理を行った後、「確変カウンタ」の値が「50」に到達したか否かを判断する(S914)。そして、「50」に到達していなければ(S914;NO)、遊技状態制御ジョブ(S900)を終了する。この場合、「次回の図柄表示遊技」においても、確変状態を継続する。これに対して、「確変カウンタ」の値が「50」に到達していると(つまり、「50」になっていると)、「確変カウンタ」をクリア(「ゼロ」にする。)した後(S916)、確変移行フラグを解除して(S918)、遊技状態制御ジョブ(S900)を終了する。この場合、「次回の図柄表示遊技」においては、遊技機1の遊技状態が通常遊技状態となる。
図25に戻り、S920において、特別遊技状態を開始すると、「確変移行フラグ」が設定されているか否かが判断され(S922)、設定されていなれば(S922;NO)、そのままS925の処理に移行する。一方、「確変移行フラグ」が設定されていれば(S922;YES)、「確変カウンタ」をクリアし、当該「確変移行フラグ」を解除した後にS925の処理に移行する。
S925の処理は、連続カウンタを初期化(例えば、「1」に設定)する処理である。この「連続カウンタ」の値は、「大当り特別遊技状態」における「ラウンド回数」に相当する。このS925の処理の後、開閉板312を開放方向に作動し、大入賞口311を開放し(S927)、大入賞口311に遊技球が入賞し易い状態にして、1つのラウンドに係るラウンド賞球遊技を開始する。尚、大入賞口311を開放したときに、主制御部140は、音声・ランプ制御部170に対して、「ラウンド表示開始コマンド(これから開始するラウンド数を表示するためのコマンド)」を送信する。
大入賞口311の開放状態が所定時間(例えば30秒)tを経過したとき(S930;YES)、若しくは、入賞数が所定数nに到したとき(S935;YES)に、「停止条件」が成立し、開閉板312を閉鎖方向に作動し、大入賞口311が閉鎖状態とされ(S940)、1つのラウンドに係るラウンド賞球遊技を終了する。尚、所定時間tが経過しておらず(S930;NO)、しかも、入賞数が所定数nに到達していないとき(S935;NO)、即ち、「停止条件」が成立しない場合には、大入賞口311の開放状態が維持される。また、「入賞数が所定数nに到達したか否か」は、入賞球検出スイッチ318(図9参照)に所定数n(例えば10個)の入賞が検出されたか否かにより判断することができる。尚、大入賞口311を開放したときに、主制御部140は、音声・ランプ制御部170に対して、「ラウンド表示終了コマンド(終了したラウンド数の表示を取り止めるためのコマンド)」を送信する。
S930によって大入賞口311(開閉板312)が閉鎖されてから、所定時間(例えば0.5秒)tが経過した後に、連続カウンタの値を「+1」し(S950)、特別遊技の終了条件を満たすか否かが判断される(S955)。例えば、連続カウンタの値が所定の回数(例えば、15回)に到達したか否かが判断され(S955)、所定の回数に達すると(S955;YES)、特別遊技の終了条件が成立し、特別遊技状態を終了し(S960)、遊技機1の遊技状態は「非特別遊技状態」となる。
一方、特別遊技の終了条件を満たさない場合、つまり、所定の回数に到達しない場合(S955;NO)と、再び大入賞口311(開閉板312)が開放状態となり、大入賞装置31が遊技球受入状態とされ、1つのラウンドに係るラウンド賞球遊技を開始する。尚、「ラウンドの終了条件成立」までを、1つのラウンドとする「遊技球受入状態」は、最終ラウンド(本実施例では14ラウンド)まで繰り返し継続される。そして、本実施例では、「各ラウンドの終了条件」成立時(S935)に、「継続条件」の成否の判断を行わないため、一旦大当り遊技を開始すると、当該特別遊技状態の最終ラウンドまでの実行が保証される。
S960で特別遊技を終了した後に、確変当りフラグ(S665)が設定されているか否かが判断される(S995)。つまり、終了した特別遊技状態が、確変当りに基づくものであるか否かが判断される(S995)。そして、確変当りフラグ(S665)が設定されている場合には(S995;YES)、確変当りフラグを解除する処理(S996)と、確変移行フラグを設定する処理(S997)とを実行した後、遊技状態制御ジョブ(S900)を終了する。一方、S995において、「NO」と判断される場合には、S996の処理と、S997の処理を実行することなく、遊技状態制御ジョブ(S900)を終了する。
尚、S997において、確変移行フラグが設定され、遊技機1が、「確率変動状態」に移行すると、上記特別遊技状態終了後、特別図柄の変動が50回行われるまで当否判定の確率(大当り確率)が通常の約4〜10倍に向上する。
(6)コマンドの送受信
主制御部140及び副制御部(170、160)間のコマンドの送受信に関し、図39〜図42を用いて説明する。この図39〜図42は、ステップS810、S820、S830等において、特別図柄の表示制御コマンドが主制御部140(主制御基板340)から音声・ランプ制御部170(音声・ランプ制御基板370)に向かって出力される様子と、主制御部140(主制御基板340)に操作信号が出力される様子と、主制御部140(主制御基板340)から音声・ランプ制御部170(音声・ランプ制御基板370)に演出操作信号が出力される様子等を概念的に示した説明図である。尚、普通図柄の表示制御コマンドの送受信については、特別図柄の表示制御コマンドの送受信とほぼ同様の処理なので、ここでは説明を省略する。
特別図柄制御ジョブ{図34(a)}において、ステップS810の処理が初めて実行される時には、図39に示すように、「変動パターン指定コマンド」が出力される。この「変動パターン指定コマンド」は、本図柄(第1〜第2本図柄)の変動を開始させるコマンドであるばかりか、これらの本図柄と共に特別図柄を構成する疑似図柄の変動を開始させるコマンドでもある。更に、本図柄の変動の変動時間を指定するコマンドであると共に、疑似図柄の変動時間を指定するコマンドでもある。
尚、図39〜図42において、「白抜きの矢印」は、主制御部140の発するコマンドが音声・ランプ制御部170及び図柄制御部160に供給されていることを模式的に示している。また、「斜線が付された矢印」は、音声・ランプ制御部170が発したコマンドが図柄制御部160に供給されていることを模式的に示したものである。尚、音声・ランプ制御部170から出力されるコマンドについては、後ほど詳しく説明する。
音声・ランプ制御基板370は、図39に示すように、「本図柄変動パターン指定コマンド」を受け取ると、直ちに図柄制御基板360に転送する。これにより、本図柄(第1〜第2本図柄)と、疑似図柄は変動を開始する。但し、疑似図柄の変動は、音声・ランプ制御基板370を発信源とするコマンドによって開始させてもよい。また、音声・ランプ制御部170及び図柄制御部160では、こうして受け取ったコマンドに基づいて、後述する処理が開始される。
特別図柄制御ジョブが1周目の処理を終了して、2周目にS820の処理が実行されるときには、第1本図柄を指定するコマンド(第1本図柄指定コマンドCts1 )を出力する。また、主制御部メインジョブは一連の処理を完了するために約4msec掛かるため、「本図柄変動パターン指定コマンド」を出力してから、略4msecに、第1本図柄指定コマンドを出力することになる。更に、その約4msec後に3周目の処理が実行される時には、第2本図柄を指定するコマンド(第2本図柄指定コマンドCts2 )が出力される。尚、本実施例では、2つの本図柄を同時には表示できないものとして説明したが、より多くの本図柄を表示可能としてもよい。
音声・ランプ制御基板370は、図40に示すように、両本図柄指定コマンド(Cts1、Cts2)を受け取った後、疑似図柄の選択と、その変動態様等を決定し、この疑似図柄の指定コマンド等、種々の「演出用のコマンド」を、図柄制御部160に送信する。つまり、音声・ランプ制御基板370は、受信した両本図柄指定コマンド(Cts1、Cts2)によって、「大当りに関する演出」を実行中である判断すると、ファンファーレ表示開始コマンドを、図柄制御部160に送信する。また、音声・ランプ制御基板370は、役物演出を実行する場合、「ボタン演出開始表示(ボタンB1、B2の操作が有効になったことを示すための表示)」に係るコマンドを、図柄制御部160に送信する。この後、ファンファーレ表示の表示期間を終了したことろで、ファンファーレ表示終了コマンドと、「ボタン演出終了表示(ボタンB1、B2の操作が無効になったことを示すための表示)」に係るコマンドを、図柄制御部160に送信する。
尚、ファンファーレ表示終了コマンド及びボタン演出終了表示に係るコマンドは、特別図柄(本図柄及び疑似図柄)の変動の変動時間が経過する前の段階で、音声・ランプ制御基板370から図柄制御部160に送信される。尚、音声・ランプ制御基板370は、特別図柄(本図柄及び疑似図柄)の変動の変動時間を、受信した「本図柄変動パターン指定コマンド」によって知ることができる。
主制御部140は、特別図柄(本図柄及び疑似図柄)の変動の変動時間を経過したところで{特別図柄(本図柄)についての変動パターン指定コマンドと図柄指定コマンドとを出力したら、変動パターンに応じて定まる所定のタイミングで}、全本図柄変動表示を停止するコマンド(本図柄停止コマンドCtstp)を出力する。そして、所定の時間経過後に、主制御部140は、音声・ランプ制御基板370に、「本図柄停止コマンド(特別図柄停止コマンド)」を送信する(S830、図40参照)。
また、音声・ランプ制御基板370は、「本図柄停止コマンド(特別図柄停止コマンド)」を受け取ると、直ちに図柄制御基板360に転送する。そして、音声・ランプ制御部170及び図柄制御部160では、こうして受け取ったコマンドに基づいて、本図柄の停止表示と、疑似図柄の停止表示と、を行う。尚、疑似図柄の停止表示は、音声・ランプ制御基板370を発信源とするコマンドによって行ってもよい。
また、本図柄の停止図柄が、「当否判定の結果が大当り」であることを示す図柄である場合には、図41に示すように、所定の時間経過後に、主制御部140は、音声・ランプ制御基板370に、各種の大当り関連表示コマンドを送信する(S841)。そして、音声・ランプ制御基板370は、これらの大当り関連表示コマンドを受け取ると、直ちに図柄制御基板360に転送する。つまり、主制御部140は、移行演出表示(本図柄の確定表示及び疑似図柄の確定表示から、ラウンド表示に移行するための表示)の開始コマンドを送信する。この後、移行演出表示の終了コマンドを送信すると、特別遊技が開始される。
特別遊技が開始されると、図41及び図42に示すように、主制御部140は、音声・ランプ制御部170に対して、特別遊技の各ラウンド係るラウンド賞球遊技が開始する毎にラウンド表示の開始コマンドを送信し、特別遊技の各ラウンド係るラウンド賞球遊技が終了する毎にラウンド表示の終了コマンドを送信する。例えば、1ラウンドに係るラウンド賞球遊技を開始するときに、1ラウンドに係るランド表示の開始コマンドを送信し、1ラウンドに係るラウンド賞球遊技を終了するときに、1ラウンドに係るランド表示の終了コマンドを送信する。そして、このラウンド表示の開始コマンドの送信と、終了コマンドの送信が、特別遊技を終了するまで送信される。
但し、15ラウンドに係るランド表示中に、役物演出を実行する場合、音声・ランプ制御基板370が、15ラウンドに係るランド表示の開始コマンドを受信した後、「ボタン演出開始表示」に係るコマンドを、図柄制御部160に送信する。この後、音声・ランプ制御基板370が、15ラウンドに係るランド表示の終了コマンドを受信した後、「ボタン演出終了表示」に係るコマンドを、図柄制御部160に送信する。そして、特別遊技の終了時に、主制御部140は、大当り終了表示に係るコマンドを、音声・ランプ制御基板370に送信する。
(7)サブ基板において行われる主要なルーチン
a.概略
次に、音声・ランプ制御部170及び図柄制御部160が協働して行う「演出制御(以下、「図柄・演出制御」)について説明する。
音声・ランプ制御部170は、主制御部140から出力された図柄表示制御コマンドを受け取ると、種々の演出に関する制御を開始する。また、音声・ランプ制御部170は、受け取った図柄表示制御コマンドを直ちに図柄制御部160に転送し、図柄制御部160は、受け取った図柄表示制御コマンドに応じて特別図柄や普通図柄の表示制御を開始する。尚、本実施例では、この特別図柄の表示制御に関連する「演出制御」を中心に述べ、普通図柄の表示制御に関連する「演出制御」の説明を省略する。
図43は、特別図柄の表示制御に関連する「図柄・演出制御」の流れを示すフローチャートである。かかる処理は、遊技機1の電源が投入あるいはリセットスイッチが押されて、図32に示した主制御部メインジョブ中で初期化ジョブが実行され、音声・ランプ制御部170および図柄制御部160が初期化されると、自動的に開始される処理である。
遊技機1の電源が投入あるいはリセットスイッチが押され、このルーチンが初めて開始されると、音声・ランプ制御部170においては、図柄表示制御コマンドの受信待ちの状態となる。そして、音声・ランプ制御部170が、変動パターン指定コマンドを受信すると(S1005;YES)、この変動パターン指定コマンドが、直ちに、図柄制御部160に転送され、全特別図柄(つまり、両本図柄及び疑似図柄)と、背景図柄の変動表示を開始する(S1010)。尚、特別図柄の変動開始に合わせて、所定の効果音が出力される。
次いで、音声・ランプ制御部170が、全ての本図柄指定コマンドを全て受信する(S1020;YES)と共に、全ての本図柄指定コマンドが図柄制御部160に転送されると、演出制御処理を行う(S1100)。
この演出制御処理(S1100)においては、図47に示すように、先ず、受信した「本図柄指定コマンド」に基づき、主制御部140から出力された図柄表示制御コマンドが、大当り判定に係るものであるか否かを判断し(S1105)、大当り判定に係るものでない場合には(S1105;NO)、通常演出処理(当否判定の結果が外れの場合に、役物演出を伴わずに行われる通常の演出)を実行する(S1680)。この後、演出制御処理(S1100)を終了して、図柄・演出制御ルーチンに復帰する。
S1105の処理で、大当り判定に係るものと判断される場合には(S1105;YES)、役物演出が可能であるか否かを判断する(S1110)。尚、S1110の処理は、音声・ランプ制御部170が受信した「変動パターン指定コマンド」等を用いて判断される。つまり、「変動パターン指定コマンドによって特定される特別図柄(本図柄、疑似図柄)変動の変動時間」の長さが十分であり、役物演出の演出時間を十分に確保できる場合、肯定的な判断がなされる。
このS1110の処理で、否定的な判断がなされる場合(S1110;NO)、通常演出処理(当否判定の結果が大当りの場合に、役物演出を伴わずに行われる通常の演出)を実行する(S1680)。一方、S1110の処理で、肯定的な判断がなされる場合(S1110;YES)、主制御部140から出力された図柄表示制御コマンドが、確変抽選の当選したことを示すものであるか否かを判断する(S1115)。そして、確変抽選の当選したことを示すものである場合(S1115;YES)、役物演出を実行するか否かの抽選(つまり、「演出実行許容抽選」)を実行する(S1125)。
このS1125の「演出実行許容抽選」の結果には、「演出のパターンを第1のパターンに決定しつつ、下された当選」と、「演出のパターンを第2のパターンに決定しつつ、下された当選」と、「落選」とがある。これらのうち、第1のパターンは、前述のように、役物演出を1度だけ行う演出パターンであり、第2のパターンは、前述のように、役物演出を2度(副主演出と、主演出)を行う演出パターンである。
このS1125の「演出実行許容抽選」の結果が落選の場合(S1125;NO)、「演出無し当りフラグ」をセットした後(S1128)、通常演出処理(当否判定の結果が大当りの場合に、役物演出を伴わずに行われる通常の演出)を実行する(S1680)。この後、演出制御処理(S1100)を終了して、図柄・演出制御ルーチンに復帰する。この「演出無し当りフラグ」は、役物演出を行わない確変当りであることを示すフラグであり、図柄・演出制御ルーチンの後の処理において参照される(S1720)。
このS1125の「演出実行許容抽選」の結果が当選の場合(S1125;YES)、演出フラグをセットし(S1140)、演出のパターンを判断する(S1145)。尚、演出フラグは、役物演出を実行することを示すフラグである。そして、演出のパターンが、第1のパターンである場合(S1145;YES)、確変当り表示用の特別演出処理を実行した後(S1200)、演出フラグを解除する(S1450)。そして、演出制御処理(S1100)を終了して、図柄・演出制御ルーチンに復帰する。尚、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)とは、「最終的には、演出表示体760、770によって、確変抽選が当選であることを報知することになる演出」である。
S1145の処理で、演出パターンが、第2のパターンであると判断される場合(S1145;NO)、「持ち越しフラグ」をセットした後(S1148)、「確変外れ表示用の特別演出処理」を実行する(S1500)。そして、この「確変外れ表示用の特別演出処理(S1500)」の後、演出制御処理(S1100)を終了して、図柄・演出制御ルーチンに復帰する。尚、確変外れ用の特別演出処理(S1500)とは、「最終的には、演出表示体760、770によって、確変抽選が落選であることを報知することになる演出」である。また、S1148の処理の後に実行される「確変外れ表示用の特別演出処理(S1500)」は、副演出の具体例を構成する。更に、「持ち越しフラグ」は、「確変当り表示用の特別演出処理」を後に持ち越すことを示すためのフラグである。
S1115の処理で、否定的な判断がなされる場合も(S1115;NO)、役物演出を実行するか否かの抽選(演出実行許容抽選)を実行する(S1130)。尚、このS1130の「演出抽選」の結果には、「演出のパターンを第2のパターンに決定しつつ、下された当選」と、「落選」とがある。つまり、S1130の「演出実行許容抽選」の結果が、当選の場合、役物演出は常に2度(副主演出と、主演出)行われる。即ち、S1138の処理で肯定的な判断を得て実行される「確変外れ表示用の特別演出処理(S1500)」も、副演出の具体例を構成する。
このS1130の「演出実行許容抽選」の結果が落選の場合(S1133;NO)、通常演出処理(当否判定の結果が大当りの場合に、役物演出を伴わずに行われる通常の演出)を実行する(S1680)。この後、演出制御処理(S1100)を終了して、図柄・演出制御ルーチンに復帰する。一方、このS1130の「演出実行許容抽選」の結果が当選の場合(S1133;YES)、演出フラグをセットし(S1138)、「確変外れ表示用の特別演出処理」を実行した後(S1500)、演出制御処理(S1100)を終了して、図柄・演出制御ルーチンに復帰する。
確変当り表示用の特別演出処理(S1200)は、図48〜図52に従って実行される。この特別演出処理(S1200)においては、先ず、可動演出装置本体700の原点検出と、可動演出装置本体700に設けられた各種カウンタ(操作位置カウンタ172p、動作開始予定位置算出用カウンタ172q)の初期化を行う(S1203)。尚、この確変当り表示用の特別演出処理(S1200)は、主演出の具体例を構成する。
このうち、原点検出は、両演出用装置部A、Bにおいて、センサS1、S2が突起部(インデックス部)tを検出しているか否か、即ち、演出表示体760、770(回転板762、772、及び、モータ800、810も同様)の動作位置が原点位置するか否かを判断することにより行われる(図22を参照)。仮に、演出表示体760、770の動作位置が原点位置にない場合は、演出表示体760、770の動作位置を原点位置に復帰させるための処理を行う(S2005、S2010の処理)。これにより、落選表示部k、kが、開口部11aの背後に形成される「表示位置」に停止し、演出表示体760、770の状態が落選用の確定報知状態となる。このとき、当選表示部h、hは遊技機1の背後を指向するため、遊技者は、この当選表示部h、hを目視することはできない。
S1203の処理に続いて、操作ボタンB1、B2の有効期間(つまり、演出期間)が開始するまで待機する(S1205)。この有効期間内は、操作ボタンB1、B2の操作が有効とされる期間である。この有効期間が開始されると、「演出許容条件」が成立し、有効期間が終了すると、「演出許容条件」が不成立となる。
操作ボタンB1、B2の有効期間が開始すると(S1205;YES)、ランプ装置820が点灯され(S1210)、遊技者に対して「操作ボタンB1、B2の操作が有効化された」旨が報知される。また、このとき、液晶表示装置27においても、「操作ボタンB1、B2の操作が有効化された」旨の表示がなされる。
更に、ランプ装置820が点灯された後(S1210)、何れかの操作ボタンB1、B2に起動操作が施されるまで待機する(S1215)。尚、本実施例では、両操作ボタンB1、B2に起動操作が施されると、両演出表示体760、770が起動時動作を開始する。この後、両操作ボタンB1、B2に継続操作が施されても、一方の操作ボタンB1、B2に継続操作が施されても、両演出表示体760、770が継続時動作を実行する。これに対して、何れか一方の操作ボタンB1(B2)に起動操作が施されると、起動操作された操作ボタンB1(B2)に対応する演出表示体760(770)のみが起動時動作を開始する。この後、両操作ボタンB1、B2に継続操作が施されても、何れの操作ボタンB1(B2)に継続操作が施されても、起動時動作を行った演出表示体760(770)のみが継続時動作を実行する。
但し、有効期間が経過しても、何れかの操作ボタンB1、B2にも起動操作が施されない場合には(S1216;EYS)、「確定報知の実行条件」が成立し、図52に示す「当り演出」を実行する。その際、演出表示体760、770の動作位置は原点位置のままであるため(S1460;YES)、演出表示体760、770を右回転方向(つまり、反回転転方向)に動作させる(S1465)。これにより、当選表示部h、hが、開口部11aの背後に形成される「表示位置」に停止し、演出表示体760、770の状態が当選用の確定報知状態となる。この後、ランプ装置820が消灯され(S1470)、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)を終了する。
S1215の処理で、何れかの操作ボタンB1、B2に起動操作が施されたと判断すると(S1215;YES)、当り演出を実行するか否かの抽選(以下、「当り演出抽選」という。)を実行する(S1220)。この「当り演出抽選」や、以下に示す「当り演出抽選(S1250、S1350、S1410、S1443)」は、何れも、「強制実行抽選」の具体例を構成する。このS1220の「当り演出抽選」に当選すると(S1225;YES)、「確定報知の実行条件」が成立するため、図52に示す「当り演出」を実行する。その際、起動操作によって生じた当選であるため(S1460;YES)、演出表示体760、770を右回転方向(つまり、反回転転方向)に動作させる(S1465)。これにより、当選表示部h、hが、開口部11aの背後に形成される「表示位置」に停止し、演出表示体760、770の状態が当選用の確定報知状態となる。この後、ランプ装置820が消灯され(S1470)、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)を終了する。
S1220の「当り演出抽選」で落選である場合(S1225;NO)、「確定報知の実行条件」が成立しないため、演出表示体760、770の起動時動作を開始する(S1230)。つまり、演出表示体760、770を、第1の動作軌道K1上で、左回転方向に、5秒間かけて9度回転動作(20ステップ/5秒間)させた後、第1の動作軌道K1上で右回方向に、5秒間かけて0.9度回転動作(−2ステップ/5秒間)させる。
この起動時動作が完了するまでの間、操作ボタンB1、B2に施される継続操作(以下、「継続操作」は、有効な継続操作の意味、つまり、演出期間内内における有効なボタン操作の意味で用いる。)を監視する(S1240、S1245)。そして、継続操作が行われる度に(S1240;NO、S1245;YES)、「当り演出抽選」を実行する(S1250)。尚、「当り演出抽選」は、S1220の「当り演出抽選」と同様な処理である。そして、S1255の「当り演出抽選」に当選すると(S1255;YES)、「確定報知の実行条件」が成立するため、図52に示す「当り演出」を実行する。その際、継続動操作によって生じた当選であるため(S1460;NO)、演出表示体760、770を左回転方向に動作させ、動作位置を原点位置とする(S1462)。この後、演出表示体760、770を右回転方向(つまり、反回転転方向)に反転し、(S1465)、演出表示体760、770の状態を当選用の確定報知状態とし、(S1470)、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)を終了する。
S1250の「当り演出抽選」の結果が落選であると(S1255;NO)、「確定報知の実行条件」が成立しないため、「動作パターンデータ」を決定し、記憶する処理(以下、「決定・記憶処理」という。)を実行し(S1260)、以後、この起動時動作が完了するまでの間、操作ボタンB1、B2に継続操作が施されるか否かを監視する(S1240、S1245)。この「決定・記憶処理」は、継続操作の実行時の演出表示体760、770の動作位置と、当該継続操作に係る継続動作の開始時の動作位置とを考慮して、動作パターンデータを選択し、記憶する処理である。
この「決定・記憶処理」においては、図50に示すように、先ず、継続操作の実行時の演出表示体760、770の動作位置(つまり、継続操作位置)を判定する(S1265)。この動作位置(継続操作位置)の判定(S1265)は、操作位置カウンタ172pのカウント値を参照することによって行うことができる。尚、操作位置カウンタ172pは、動作位置検出手段の具体例を構成する。次いで、当該継続操作にかかる継続時動作の開始位置(動作開始位置)を判定する(S1270)。この動作開始位置の判定(S1270)は、「動作開始予定位置算出用カウンタ172q」のカウンタ値を参照することによって行うことができる。
S1265の処理で、継続操作位置が領域部X1(操作位置カウンタ172pのカウント値が、99以下の場合)と判断され、しかも、当該継続操作にかかる継続時動作の開始位置(動作開始位置)が上限の動作位置(動作開始予定位置算出用カウンタ172qのカウント値299となる位置)を超えない場合には(S1275;YES)、動作パターンデータP1を選択し、この動作パターンデータP1を、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に記憶する(S1277)。一方、S1265の処理で、継続操作位置が領域部X1と判断され、しかも、動作開始位置が上限の動作位置を超える場合には(S1275;NO)、動作パターンデータP1の代わりに、「演出表示体760、770を、右回方向に2ステップ分、回転動作させるだけの「選択済み動作パターンデータ(以下、「動作パターンデータP5」という。)を、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に記憶する(S1280)。尚、S1275及びS1277の処理は動作パターンデータ選択手段の具体例を構成し、S1275及びS1280の処理は、動作パターンデータ選択手段及び動作量データ変更手段の具体例を構成する。また、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」は、選択済み動作パターンデータ記憶手段の具体例を構成する。
S1265の処理で、継続操作位置が領域部X2(操作位置カウンタ172pのカウント値が、100〜199の場合)と判断され、しかも、当該継続操作にかかる継続時動作の開始位置(動作開始位置)が上限の動作位置(動作開始予定位置算出用カウンタ172qのカウント値299となる位置)を超えない場合には(S1290;YES)、動作パターンデータP2を選択し、この動作パターンデータP2を、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に記憶する(S1295)。一方、S1265の処理で、継続操作位置が領域部X2と判断され、しかも、動作開始位置が上限の動作位置を超える場合には(S1290;NO)、動作パターンデータP2の代わりに、「演出表示体760、770を、右回方向に4ステップ分、回転動作させるだけの「選択済み動作パターンデータ(以下、「動作パターンデータP6」という。)を、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に記憶する(S1298)。尚、S1285及びS1290の処理は動作パターンデータ選択手段の具体例を構成し、S1285及びS1298の処理は、動作パターンデータ選択手段及び動作量データ変更手段の具体例を構成する。
S1265の処理で、継続操作位置が領域部X3(操作位置カウンタ172pのカウント値が、200〜299の場合)と判断され、しかも、当該継続操作にかかる継続時動作の開始位置(動作開始位置)が上限の動作位置(動作開始予定位置算出用カウンタ172qのカウント値299となる位置)を超えない場合には(S1305;YES)、動作パターンデータP3を選択し、この動作パターンデータP3を、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に記憶する(S1310)。一方、S1265の処理で、継続操作位置が領域部X3と判断され、しかも、動作開始位置が上限の動作位置を超える場合には(S1305;NO)、動作パターンデータP3の代わりに、「演出表示体760、770を、右回方向に6ステップ分、回転動作させるだけの「選択済み動作パターンデータ(以下、「動作パターンデータP7」という。)を、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に記憶する(S1315)。尚、S1305及びS1310の処理は動作パターンデータ選択手段の具体例を構成し、S1305及びS1315の処理は、動作パターンデータ選択手段及び動作量データ変更手段の具体例を構成する。
S1265の処理で、継続操作位置が領域部X4(操作位置カウンタ172pのカウント値が、300以上の場合)と判断される場合、動作パターンデータP4を選択し、この動作パターンデータP4を、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に記憶する(S1318)。尚、S1318の処理は動作パターンデータ選択手段の具体例を構成する。
起動時動作が完了すると(S1240;YES)、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に、選択済み動作パターンデータが記憶されているか否かを判断し(S1330)、記憶されていない場合(S1330;NO)、つまり、起動時動作が完了するまでの間に、一度も、継続操作が施されていなかった場合は、S1380の処理にスキップする。尚。S1330は、後述するS1560の処理と共に、「確定時制御開始手段」の具体例を構成する。
一方、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に、選択済み動作パターンデータが記憶されている場合(S1330;YES)、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」の「領域0」の選択済み動作パターンデータ(最古のもの)が読み出され、クリアーされると共に、「領域1」、「領域2」、「領域3」・・・のそれぞれの記憶データが、「領域0」に向けて「1領域ずつ」シフトされる(1335)。そして、S1335の処理で読み出された「選択済み動作パターンデータ」に従って、演出表示体760、770の継続時動作(以下、この「継続時動作」を、「一の継続時動作」という。)が開始される(S1340)。尚、S1340の処理は、後述するS1570の処理と共に、「継続時動作実行段」の具体例を構成する。
この「一の継続時動作」が開始される(S1340)と、この「一の継続時動作が完了するまでの間、操作ボタンB1、B2に新たに「有効な継続操作」が施されるか否かを監視する(S1345、S1375)。そして、新たに有効な「継続操作」が行われる度に(S1345;YES)、「当り演出抽選」を実行する(S1350)。この「当り演出抽選」は、S1255の「当り演出抽選」と同様な処理である。そして、S11350の「当り演出抽選」に当選すると(S1355;YES)、「確定報知の実行条件」が成立するため、図52に示す「当り演出」を実行する。つまり、S1462、S1465、S1470の各処理が実行され、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)を終了する。
また、S1350の「当り演出抽選」が落選であると(S1355;NO)、「確定報知の実行条件」が成立しないため、「決定・記憶処理」を実行する(S1370)。このS1370の「決定・記憶処理」の内容は、S1260の「決定・記憶処理」の内容と同様である。
「一の継続時動作」が完了すると、再び、S1330の処理に戻り、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に、選択済み動作パターンデータが記憶されているか否かを判断し(S1330)、記憶されていない場合(S1330;NO)、つまり、「一の継続時動作」が完了するまでの間に、新たな継続操作が施されていなかった場合は、S1380の処理にスキップする。一方、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に、選択済み動作パターンデータが記憶されている場合(S1330;YES)、S1335、S1340、S1345、S1350、S1355、S1370、S1375の各処理を繰り返し、実行し、S1330の処理で否定的な判断がなされるのを待って、S1380の処理にスキップする。
S1380の処理では、「演出表示体760、770」が動作を停止するまで待機し、動作を停止すると(S1380;YES)、「演出表示体760、770」を右回転方向に回転動作させ、「演出表示体760、770」の原点復帰動作を開始する(S1385)。そして、「演出表示体760、770」の原点復帰を完了する前(S1390;NO)に、継続操作が行われると(S1440;YES)、「当り演出抽選」を実行する(S1443)。尚、「当り演出抽選」は、S1220の「当り演出抽選」と同様な処理である。そして、S1445の「当り演出抽選」に当選すると(S1448;YES)、「確定報知の実行条件」が成立するため、図52に示す「当り演出」を実行する。一方、S1445の「当り演出抽選」に落選の場合(S1448;NO)、「確定報知の実行条件」が成立しないため、「決定・記憶処理」を実行し(S1450)、再び、S1330の処理に移行する。尚、S1450の「決定・記憶処理」の内容は、S1260の「決定・記憶処理」の内容と同様である。
「演出表示体760、770」の原点復帰を完了するまでに、継続操作が行われない場合(S1390;YES、S1440;NO)は、有効期間が終了するまで待機する(S1395)。但し、有効期間が終了する前に、再び、起動操作が施されると(S1395;NO、S1400;YES)、「当り演出抽選」を実行する(S1410)。この「当り演出抽選」は、S1220の「当り演出抽選」と同様な処理であり、この「当り演出抽選」に当選すると、S1460、S1465、S1470の処理を実行し、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)を終了する。一方、落選の場合、再び、S1230の処理に移行する。
再度の起動操作が実行されること無く、有効期間が終了すると(S1395;YES、S1400;NO)、S1460、S1465、S1470の処理を実行し、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)を終了する。つまり、「当り演出抽選」に当選できずに、有効期間を終了した場合も、「確定報知の実行条件」が成立するため、図52に示す「当り演出」を実行する。
確変外れ表示用の特別演出処理(S1500)は、図53、図54、図50に従って実行される。この特別演出処理(S1500)においても、先ず、可動演出装置本体700の原点検出と、可動演出装置本体700に設けられた各種カウンタ(操作位置カウンタ172p、動作開始予定位置算出用カウンタ172q)の初期化を行う(S1505)。このS1505の処理に続いて、操作ボタンB1、B2の有効期間が開始するまで待機する(S1510)。
操作ボタンB1、B2の有効期間が開始すると(S1510;YES)、ランプ装置820が点灯され(S1515)、遊技者に対して「操作ボタンB1、B2の操作が有効化された」旨が報知される。また、このとき、液晶表示装置27においても、「操作ボタンB1、B2の操作が有効化された」旨の表示がなされる。この後、何れかの操作ボタンB1、B2に起動操作が施されるまで待機する(S1520)。
何れかの操作ボタンB1、B2に起動操作が施されると(S1520;YES)、演出表示体760、770の起動時動作を開始する(S1525)。つまり、演出表示体760、770を、第1の動作軌道K1上で、左回転方向に、5秒間かけて9度回転動作(20ステップ/5秒間)させた後、第1の動作軌道K1上で右回方向に、5秒間かけて0.9度回転動作(−2ステップ/5秒間)させる。但し、有効期間が経過しても、何れかの操作ボタンB1、B2にも起動操作が施されない場合には(S1522;EYS)、「確定報知の実行条件」が成立し、S1625の処理に移行する。つまり、ランプ装置820が消灯され(S1470)、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)を終了する。
このS1525の処理で開始された起動時動作が完了するまでの間、操作ボタンB1、B2に施される継続操作を監視する(S1530、S1535)。そして、継続操作が行われる度に(S1530;NO、S1535;YES)、「決定・記憶処理」という。)を実行し(S1540)、以後、この起動時動作が完了するまでの間、操作ボタンB1、B2に継続操作が施されるか否かを監視する(S1530、S1535)。この「決定・記憶処理」は、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)の「決定・記憶処理」と同様であり、図50に従って実行される。
起動時動作が完了すると(S1530;YES)、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に、選択済み動作パターンデータが記憶されているか否かを判断し(S1560)、記憶されていない場合(S1560;NO)、つまり、起動時動作が完了するまでの間に、一度も、継続操作が施されていなかった場合は、S1590の処理にスキップする。
一方、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に、選択済み動作パターンデータが記憶されている場合(S1560;YES)、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」の「領域0」の選択済み動作パターンデータ(最古のもの)が読み出され、クリアーされると共に、「領域1」、「領域2」、「領域3」・・・のそれぞれの記憶データが、「領域0」に向けて「1領域ずつ」シフトされる(1565)。そして、S1565の処理で読み出された「選択済み動作パターンデータ」に従って、演出表示体760、770の継続時動作(「一の継続時動作」)が開始される(S1570)。
この「一の継続時動作」が開始される(S1570)と、この「一の継続時動作が完了するまでの間、操作ボタンB1、B2に新たに「有効な継続操作」が施されるか否かを監視する(S1575、S1585)。そして、新たに有効な「継続操作」が行われる度に(S1575;YES)、「決定・記憶処理」を実行する(S1580)。このS1580の「決定・記憶処理」の内容は、S1540の「決定・記憶処理」の内容と同様である。
「一の継続時動作」が完了すると、再び、S1560の処理に戻り、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に、選択済み動作パターンデータが記憶されているか否かを判断し(S1560)、記憶されていない場合(S1560;NO)、つまり、「一の継続時動作」が完了するまでの間に、新たな継続操作が施されていなかった場合は、S1590の処理にスキップする。一方、「選択済み動作パターンデータメモリ172i」に、選択済み動作パターンデータが記憶されているか場合(S1560;YES)、S1565、S1570、S1575、S1580、S1585の各処理を繰り返し、実行し、S1560の処理で否定的な判断がなされるのを待って、S1590の処理にスキップする。
S1590の処理では、「演出表示体760、770」が動作を停止するまで待機する。そして、「演出表示体760、770」の動作が停止すると(S1590;YES)、仮確定報知の実行条件が成立するため、「演出表示体760、770」を右回転方向に回転動作させ、「演出表示体760、770」の原点復帰動作を開始する(S1600)。そして、「演出表示体760、770」を、落選用の確定報知状態とし、仮確定時駆動制御を終了する。但し、「演出表示体760、770」の原点復帰を完了する前(S1610;NO)に、継続操作が行われると(S1630;YES)、「決定・記憶処理」を実行し(S1650)、再び、S1560の処理に移行し、継続時制御、仮確定時駆動制御の順に実行する。尚、S1650の「決定・記憶処理」の内容は、S1540の「決定・記憶処理」の内容と同様である。
「演出表示体760、770」の原点復帰を完了するまでに、継続操作が行われない場合(S1610;YES、S1630;NO)は、有効期間が終了するまで待機する(S1615)。但し、有効期間が終了する前に、再び、起動操作が施されると(S1615;NO、S1620;YES)、再び、S1525の処理に移行し、起動時制御、継続時制御、仮確定時駆動制御の順(若しくは、起動時制御、仮確定時駆動制御の順)に実行する。
再度の起動操作が実行されること無く、有効期間が終了すると(S1615;YES、S1620;NO)、ランプ装置820が消灯され(S1625)、確変外れ表示用の特別演出処理(S1500)を終了する。
演出制御処理(S1100)を終了し、図43の図柄・演出制御ルーチンに復帰した後、音声・ランプ制御部170が本図柄停止コマンドの受信すると(S1700;YES)、この本図柄停止コマンドが図柄制御部160に転送され、全特別図柄(つまり、全本図柄及び疑似図柄)と、背景図柄の変動が停止する(S1710)。但し、前述のS1128の処理で、「演出無し当りフラグ」をセットした場合(S1720;YES)は、S1710の処理の後、演出表示体760、770を強制的に(遊技者の操作には関わり無く)反転させ(S1725)、演出表示体760、770によって、確変抽選が当選である旨を表示した後、「演出無し当りフラグ」を解除する(S1730)。
図44に示すように、この後、音声・ランプ制御部170が移行(演出)表示開始コマンドを受信すると(S1740;YES)、この移行(演出)表示開始コマンドが図柄制御部160に転送され、移行表示(特別遊技に移行するための表示)を開始する(S1745)。そして、音声・ランプ制御部170が移行表示(演出)終了コマンドを受信すると(S1750;YES)、この移行(演出)表示終了コマンドが図柄制御部160に転送され、移行表示を終了する(S1755)。
この後、特別遊技が開始され、音声・ランプ制御部170が1ラウンド表示開始コマンドを受信すると(S1760;YES)、この1ラウンド表示開始コマンドが図柄制御部160に転送され、1ランド表示(特別遊技の第1ラウンドを実行中であることを示すための表示)を開始する(S1765)。そして、音声・ランプ制御部170が1ラウンド表示終了コマンドを受信すると(S1770;YES)、この1ランド表示終了コマンドが図柄制御部160に転送され、1ラウンド表示を終了する(S1775)。また、同様な処理が、2ラウンドから14ラウンドまで繰り返される(S1780、S1785、S1790、S1795・・・S1810、S1815、S1820、S1825)。
そして、音声・ランプ制御部170が15ラウンド表示開始コマンドを受信すると(S1830;YES)、この15ラウンド表示開始コマンドが図柄制御部160に転送され、15ランド表示を開始する(S1840)。この後、演出フラグがセットされているか否かを判断し(S1845)、セットされていない場合は(S1845;NO)、15ランド表示の通常の演出(役物演出を伴わない演出)を行った後(S1890)、S1900の処理に移行する。尚、前述の演出制御処理(S1100)において、確変当り表示用の特別演出処理(S1200)を実行した場合は、S1450の処理で演出フラグが解除されているため、15ランド表示において、役物演出が実行されることはない。
S1845の処理で肯定的な判断されると(S1845;YES)、「持ち越しフラグ」がセットされているか否かが判断される(S1850)。そして、「持ち越しフラグ」がセットされている場合(S1850;YES)は、確変当り表示用の特別演出処理を実行する(S1855)。この確変当り表示用の特別演出処理(S1855)も、前述の確変当り表示用の特別演出処理(S1200)と同様に、図48〜図54に従って実行される。そして、この確変当り表示用の特別演出処理(S1855)を実行した後、「演出フラグ」と、「持ち越しフラグ」とを解除した後(S1860)、S1900の処理に移行する。尚、S1855の確変当り表示用の特別演出処理は、主演出の具体例を示している。つまり、S1855の確変当り表示用の特別演出処理は、S1148の処理を経て実行される確変外れ表示用の特別演出処理(S1500)を副演出とした場合の「主演出」に相当する。
一方、S1850の処理で、「持ち越しフラグ」がセットされていない場合(S1850;NO)は、確変外れ表示用の特別演出処理を実行し(S1870)、更に、「演出フラグ」を解除した後(S1880)、S1900の処理に移行する。この確変外れ表示用の特別演出処理(S1870)は、前述の確変外れ表示用の特別演出処理(S1500)と同様に、図53、図54、図50に従って実行される。但し、この「S1850の処理で否定的な判断を経て実行される確変外れ表示用の特別演出処理(S1870)」は、主演出である。よって、この「確変外れ表示用の特別演出処理(S1870)」は、前述の「確変外れ表示用の特別演出処理(S1500)」、つまり、S1148の処理若しくはS1138の処理の後に実行される「確変外れ表示用の特別演出処理(S1500)」と以下の点が相違する。
即ち、S1590の処理で肯定的な判断がなされると、「確定報知の実行条件」が成立し、「演出表示体760、770」の状態が落選用の確定報知状態とされ、確定時駆動制御を終了する。この場合も、「演出表示体760、770」の原点復帰を完了する前(S1610;NO)に、継続操作が行われると(S1630;YES)、「決定・記憶処理」を実行し(S1650)、再び、S1560の処理に移行し、継続時制御、確定時駆動制御の順に実行する。また、S1610の処理で肯定判断がなされたが、有効期間が終了する前に、再び、起動操作が施されると(S1615;NO、S1620;YES)、再び、S1525の処理に移行し、起動時制御、継続時制御、確定時駆動制御の順(若しくは、起動時制御、確定時駆動制御の順)に実行する。
S1900の処理では、図46に示すように、音声・ランプ制御部170が15ラウンド表示終了コマンドを受信するまで待機する(S1900)。そして、S1900で肯定的な判断がなされると(S1900;YES)、この15ラウンド表示終了コマンドが図柄制御部160に転送され、15ランド表示を終了する(S1910)。
この後、音声・ランプ制御部170が大当り表示終了コマンドを受信すると(S1920;YES)、この大当り表示終了コマンドが図柄制御部160に転送され、大当り表示を終了する(S1930)。このとき、「演出表示体760、770」が、「確変抽選の抽選結果が当選である旨」を表示するための動作位置にある場合(S1940;YES)、「演出表示体760、770」を原点位置に復帰させ(S1950)、S1960の処理に移行する。また、「演出表示体760、770」が、原点位置にある場合(S1940;NO)、そのまま、S1960の処理に移行する。そして、S1960の処理では、遊技機1の電源がOFFになっていないことを確認し、電源がOFFでなければステップS1005に戻って続く一連の処理を行う。ステップS1850において電源がOFFであると判断されたら、図柄・演出制御メインルーチン(S1000)を終了する。
(8)実施例の効果
以上の実施例によると、演出表示体760、770の動作態様が、ボタンB1、B2に施される操作を原因に制御され、演出表示体760、770を用いた「焦らし演出(動作)」が実行される。つまり、本実施例の遊技機1では、演出表示体760、770を第1の動作軌道K1に沿って揺動させる演出を実行できる。換言すると、演出表示体760、770を、落選用の確定報知状態を示す動作位置と、落選用の確定報知状態を示す動作位置との間で行ったり、来たりさせる「焦らし演出」(演出表示体の状態が、当選用の確定報知状態になると見せかけて、ならないような焦らし演出)を実行できる。よって、本実施例の遊技機1によると、演出表示体760、770を用いた演出を趣向性や意外性に富んだ状態で実行できる。
しかも、本実施例によると、演出許容条件が成立してから、演出終了条件の成立するまでの間(演出期間)に実行される「焦らし演出」の態様(回数等)を、原則として、遊技者がボタンB1、B2に施す継続操作の態様(回数等)によって選択することができる。つまり、「演出期間」中に実行される演出の態様を、遊技者が操作手段に施す操作によって、適宜、変更することができる。このため、本実施例の遊技機1によると、演出表示体を用いた演出を実行する際に、遊技者の参加意識を高めることができる。
また、本実施例によると、「焦らし演出」において、演出表示体760、770の状態が、落選用の確定報知状態に近づいては、僅かに戻るという動作態様を得ることができる。よって、遊技者は、より一層、スリルに満ちた演出を楽しむことができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範囲にも及び、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。即ち、複数の実施例の特徴を兼ね備える変形例を例示することもできる。
つまり、本実施例では、確変抽選に関する抽選結果を報知するために、演出表示体を用いて演出を行ったが、各請求項の発明では、その他の「遊技上の特典」に関する報知を行ってもよい。例えば、大当り報知のために、演出表示体を用いて演出を行ってもよい。即ち、図55に示すように、疑似図柄を用いたリーチ表示の後に演出表示体を用いた演出を開始させる。そして、大当り表示がなされる前に、演出表示体を確定報知状態として、大当り報知を行ってもよい。
また、各請求項の発明の遊技機が、「特別遊技中に実行可能なラウンド賞球遊技のラウンド数」を、抽選によって選択可能としてもよい。そして、この抽選の結果を、演出表示体を用いた演出によって表示してもよい。例えば、「特別遊技中に実行可能なラウンド賞球遊技のラウンド数」として、「6ラウンド」と、「15ラウンド」を設定する。つまり、「6ラウンド」に関わるラウンド賞球遊技の実行時に、演出表示体を用いた演出を実行する。そして、演出表示体の状態が、落選用の確定報知状態で終了すると、「6ラウンド」に関わるラウンド賞球遊技をもって、当該特別遊技を終了させる。一方、演出表示体の状態が、当選用の確定報知状態で終了すると、特別遊技を「15ラウンド」に関わるラウンド賞球遊技が終了するまで、実行可能としてもよい。
また、本実施例では、演出表示体を回転体に用いて構成したが、請求項の発明では、演出表示体の動作態様を特に問わない。例えば、上下、左右、斜め上下等に往復移動し、表示位置に出没する演出表示体を用いてもよい。また、主演出の他に、副演出を実行する場合、副演出の実行回数を選択するための実行回数選択手段を備えてもよい。
更に、本実施例では、図17に示すように、演出用装置部A、B(つまり、可動演出装置本体700)を遊技盤10の背後に配置する態様を例示したが、演出用装置部A、B(つまり、可動演出装置本体700)の全体、若しくは、一部を(特に演出表示体760、770)を、遊技盤10の表面(遊技領域11)より突出させてもよいし(以下、「第2の実施例」という。)、遊技盤10の肉厚方向に設けられた孔内に収納してよい(以下、「第3の実施例」という。)。この「第2の実施例」や「第3の実施例」の場合、演出表示体760、770と、遊技者の位置とが近接するため、演出用装置部A、B(つまり、可動演出装置本体700)を用いた演出の迫力が増すことになる。この場合、演出用装置部A、B(つまり、可動演出装置本体700)の全体若しくは一部が、中央装置26に組み込まれてもよい。そして、中央装置26に組み込むと、演出用装置部A、B(つまり、可動演出装置本体700)の取り扱い(遊技機1の製造時やメンテナンス時の取り扱い等)が容易となる。
また、本実施例、「第2の実施例」、若しくは「第3の実施例」において、遊技機から前面板11bを排除してもよい。この態様によると、遊技者は、前面板11bをとおさずに、演出表示体760、770を目視できる。よって、演出表示体760、770を用いて演出の臨場感が増すことになる。
上記した各実施例や各変形例の形態では、図柄制御部160を音声・ランプ制御部170の制御下で用いる態様を説明した。即ち、図柄制御部160を、主制御部140の2次側(下流)にある音声・ランプ制御部170を介して、主制御部140の2次側(下流)に接続する設ける態様を例示したが、図柄制御部160を音声・ランプ制御部170よりも1次側(上流側)に配置することもできる。
つまり、図56に示す変形例のように、主制御部140の2次側(下流)に所定の伝送経路500aを用いて図柄制御部160を接続し、図柄制御部160の2次側に所定の伝送経路500bを用いて音声・ランプ制御部170を接続する。そして、音声・ランプ制御部170の2次側(下流)に所定の伝送経路を用いて、液晶柄表示装置27を接続してもよい。
また、上記した各実施例や各変形例の形態では、液晶表示装置27での図柄(本図柄、疑似図柄、背景図柄、キャラクタ図柄等)や保留数の表示制御、及び普通図柄表示装置32での普通図柄の表示制御を図柄表示部160で行うものとしていたが、このうち、液晶表示装置27における本図柄と保留数の表示制御と、普通図柄表示装置32における普通図柄の表示制御とを主制御部140で行い、液晶表示装置27における疑似図柄や背景図柄やキャラクタ図柄等の演出専用図柄の表示制御のみを図柄表示部160で行うようにしても良い。
更に、各本実施例では、可動演出装置を、疑似図柄の変動表示に対応させて駆動する具体例を例示したが、可動演出装置を、本図柄の変動表示に対応させて駆動させることもできる。
本発明は、遊技機を製造、販売等する分野において利用できる。
本発明の実施例に係る遊技機を示す正面図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、遊技盤を示す正面図である。 (a)は、本発明の実施例に係る遊技機において、液晶表示装置の表示画面を示す概略的な正面図であり、(b)は第1本図柄の表示態様を示す説明図であり、(c)は第2本図柄の表示態様を示す説明図である。 本発明の各実施例及び各変形例に係る遊技機において、疑似図柄表示部で表示可能な疑似図柄の種類を示す概略的な説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、疑似図柄の停止図柄の態様を示す概略的な説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、疑似図柄の停止図柄の態様を示す概略的な説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、疑似図柄の停止図柄の態様を示す概略的な説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機を示す裏面図である。 本発明の実施例に係る電子制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る遊技機が備える電子制御装置を構成する主制御部の説明図である。 (a)は本発明の実施例に係る遊技機において、主制御部の内蔵RAMに格納された各種メモリ等の代表例を示す説明図であり、(b)は本発明の実施例に係る遊技機において、特別図柄判定用乱数メモリを説明するための説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機が備える電子制御装置を構成する音声・ランプ制御部の説明図である。 (a)は本発明の実施例に係る遊技機において、音声・ランプ制御部の内蔵RAMに格納された各種メモリ等の代表例を示す説明図であり、(b)は本発明の実施例に係る遊技機において、動作パターンデータメモリを説明するための説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、選択済み動作パターンデータメモリを説明するための説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、選択済み動作パターンデータメモリと、動作予定量データと、動作開始位置算出用カウンタ値との関係を説明するための説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機が備える電子制御装置を構成する図柄制御部の説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機が備える可動演出装置本体の概略的な側面図である。 本発明の実施例に係る遊技機が備える可動演出装置本体の概略的な正面図である。 (a)は第1の演出表示体の落選報知用の表示部と当選報知用の表示部表面部とを説明するための概略的な説明図であり、(b)は第2の演出表示体の落選報知用の表示部と当選報知用の表示部表面部とを説明するための概略的な説明図である。 (a)は演出表示体の状態が落選用の確定報知状態にある場合の概略的な平面図であり、(b)は演出表示体の状態が当選用の確定報知状態にある場合の概略的な平面図である。 演出表示体の動作軌道を説明するための説明図である。 演出表示体の原点検出処理を説明するためのフロー図である。 演出表示体の動作態様を説明するための説明図である。 演出表示体の動作態様を説明するための説明図である。 演出表示体の動作態様を説明するための説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において実行される「特別図柄表示ゲーム」の概要を示す説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において実行される「特別図柄表示ゲーム」の概要を示す説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において実行される「特別図柄表示ゲーム」の概要を示す説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において実行される「特別図柄表示ゲーム」の概要を示す説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において実行される「特別図柄表示ゲーム」の概要を示す説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において実行される「特別図柄表示ゲーム」の概要を示す説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機の主制御部が行う主制御部メインジョブを説明するためのフロー図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、主制御部から初期図柄指定コマンドが出力される様子を概念的に示した説明図である。 (a)は本発明の各実施例及び各変形例に係る遊技機において、特別図柄制御ジョブを示すフロー図であり、(b)は本発明の各実施例及び各変形例に係る遊技機において、特別図柄関連コマンドを示す説明図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、特別図柄の当否判定ジョブを説明するためのフロー図である。 図35の特別図柄の当否判定ジョブにおける大当り処理を説明するためのフロー図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、遊技状態制御ジョブを説明するためのフロー図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、遊技状態制御ジョブを説明するためのフロー図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、特別図柄変動開始、変動中のタイム図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、特別図柄変動中及び停止表示時のタイム図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、移行表示、ラウンド表示中のタイム図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、ラウンド表示中及び大当り終了表示時のタイム図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、図柄・演出制御ルーチン(サブ基板メインルーチン)を説明するためのフロー図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、図柄・演出制御ルーチン(サブ基板メインルーチン)を説明するためのフロー図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、図柄・演出制御ルーチン(サブ基板メインルーチン)を説明するためのフロー図である。 本発明の実施例に係る遊技機において、図柄・演出制御ルーチン(サブ基板メインルーチン)を説明するためのフロー図である。 実施例1に係る遊技機において、演出制御処理を説明するためのフロー図である。 確変当り表示用の特別演出処理を説明するためのフロー図である。 確変当り表示用の特別演出処理を説明するためのフロー図である。 動作データ選択・記憶処理を説明するためのフロー図である。 確変当り表示用の特別演出処理を説明するためのフロー図である。 確変当り表示用の特別演出処理を説明するためのフロー図である。 確変外れ表示用の特別演出処理を説明するためのフロー図である。 確変外れ表示用の特別演出処理を説明するためのフロー図である。 変形例に係る遊技機において実行される「特別図柄表示ゲーム」の概要を示す説明図である。 他の変形例に係る電子制御装置を示すブロック図である。
符号の説明
1;遊技機1(弾球遊技機)、
170;音声・ランプ制御部(駆動制御手段)、
700;可動演出装置本体、
760、770;演出表示体(演出表示手段)、
820;ランプ装置、
800;第1のモータ(駆動手段)、
810;第2のモータ(駆動手段)、
P、Q、R;報知情報。
h;当選表示部、
k;落選表示部。

Claims (4)

  1. 遊技者に対して特定の遊技上の特典を付与するか否かの抽選を行うための特定抽選手段と、
    遊技者によって操作可能な状態に配置される操作手段と、
    駆動手段を用いて一の動作軌道に沿った両方向に動作可能とされた可動体によって構成され、前記特定抽選手段による抽選の結果が当選である旨を報知するための当選報知用の報知情報が設けられた当選表示部を具備し、該一の動作軌道に沿って一の方向に動作することで、該当選表示部を表示位置から外れた位置に停止させた落選用の確定報知状態から、該当選表示部を該表示位置に停止させた当選用の確定報知状態に変化可能な演出表示手段と、
    前記駆動手段の駆動を制御するための駆動制御手段と、
    を備える遊技機であって、
    前記駆動制御手段は、
    前記特定抽選手段による抽選が実行されると共に演出許容条件が成立することを前提として、前記操作手段に起動操作が施されると、前記演出表示手段が起動時動作を行うように、前記駆動手段の駆動を制御する起動時制御と、
    前記演出許容条件の成立中において、所定の条件の下、前記操作手段に該起動操作に後続する継続操作が施されると、個々の継続操作に対応して前記演出表示手段が継続時動作を行うように、前記駆動手段の駆動を制御する継続時制御と、
    前記演出許容条件の成立中において、確定報知の実行条件が成立すると、前記演出表示手段の状態が、前記特定抽選手段による抽選の結果に一致する内容の報知情報を表示するための確定報知状態となるように、前記駆動手段の駆動を制御する確定時制御と、を実行可能であり、
    前記起動時動作及び前記継続時動作のうちの少なくとも継続時動作の動作態様として、前記一の動作軌道において前記演出表示手段を前記一の方向に沿って動作させる当選示唆動作と、前記一の動作軌道において前記演出表示手段を前記一の方向とは逆の他の方向に沿って動作させる落選示唆動作と、を含む、焦らし演出動作態様を選択可能であり、
    さらに、
    前記演出表示手段の前記一の動作軌道上における動作位置を検出するための動作位置検出手段と、
    前記継続時動作の動作態様を特定するための動作パターンデータを、前記演出表示手段の前記一の動作軌道上における動作位置に対応づけて複数種類記憶した動作パターンデータ記憶手段と、
    各継続操作が行われる度に、前記動作位置検出手段の検出結果を抽出し、この検出結果に対応する動作パターンデータを、前記動作パターンデータ記憶手段から選択する動作パターンデータ選択手段と、
    前記動作パターンデータ選択手段が前記動作パターンデータを選択する毎に、該選択された動作パターンデータを先入れ、先出し方式で記憶する選択済み動作パターンデータ記憶手段と、
    前記選択済み動作パターンデータ記憶手段に記憶された動作パターンデータを順次読み出す選択済み動作パターンデータ読み出し手段と、
    該選択済み動作パターンデータ読み出し手段が順次読み出す選択済み動作パターンデータに従って、継続時動作を実行させる継続時動作実行手段と、
    前記選択済み動作パターンデータ記憶手段に動作パターンデータが記憶されていないと判断される場合、前記確定駆動制御を開始させる確定時駆動制御開始手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記一の動作軌道を複数の領域部に区画し、個々の継続操作が行われる毎に前記演出表示手段が位置している領域部を、前記動作位置検出手段によって検出すると共に、
    前記動作パターンデータ記憶手段には、各領域部に対応づけて異なる態様の動作パターンデータが記憶され、
    前記動作パターンデータ選択手段は、前記動作位置検出手段が検出する検出結果に基づいて、個々の継続操作に対応する動作パターンデータを選択することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 始点側に位置する領域部に対応づけて記憶されている始点側の動作パターンデータに従って前記焦らし演出動作態様を実行する場合と、終点側に位置する領域部に対応して記憶されている終点側の動作パターンデータに従って前記焦らし演出動作態様を実行する場合と、を比べると、
    前記当選動作態様によって前記演出表示手段が動作する動作量は、前記始点側の回転動作パターンデータに従う場合の方が多くされ、
    前記落選動作態様によって前記演出表示手段が動作する動作量は、前記終点側の回転動作パターンデータに従う場合の方が多くされることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記起動時動作による動作量の増加分を示す動作量データを初期値に加算することでカウント値の更新が開始され、前記継続操作が施される度に、前記動作パターンデータ選択手段が選択する動作パターンデータに基づいて当該継続操作に伴う動作量の増加予定分を示す動作予定量データを算出し、該算出された動作予定量データを加算して前記カウント値が更新される動作開始予定位置算出用カウンタと、
    前記継続操作が行われる毎に、当該継続操作に伴う動作予定量データを加算する前における動作開始予定位置算出用カウンタの値が、予め設定された上限値を超えたか否かを判断し、肯定判断がなされる場合、当該継続操作に伴う動作予定量データを、動作量の増加予定分が「ゼロ」若しくは「負の量」となる動作予定量データに変更する動作予定量データ変更手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
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