JP4449487B2 - Plastic cap with anti-tampering function - Google Patents
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本発明は、ガラス瓶やプラスチックボトルなどの容器の注出口部を施蓋するプラスチックキャップに関し、容器内の内容物を不正開封から保護するための不正開封防止機能付きプラスチックキャップに関する。 The present invention relates to a plastic cap that covers a spout portion of a container such as a glass bottle or a plastic bottle, and relates to a plastic cap with an unauthorized opening preventing function for protecting contents in the container from unauthorized opening.
従来の不正開封防止機能付きプラスチックキャップとしては、インジェクション成形方式により、各種の形態のキャップが製造され使用されている。 As conventional plastic caps with an unauthorized opening prevention function, various types of caps are manufactured and used by an injection molding method.
例えば、図5(a)〜(c)の側面図に示すように、天部1と、円周面に母線方向にローレット2bを刻設した円筒部2と、該円筒部2の筒内周に設けた螺子部(図示せず)と、該円筒部2の下端部に、必要に応じて設けたハーフカット線3を介してリング状に連接した薄板状のリングバンド部4と、該リングバンド部4の母線方向の一部に設けたリングバンド部4を容易に破断するための易破断部として切欠部6とを備え、該バンド部4のリング内周下端に沿うヒンジ線を介して、リング中心内方に向かって略水平方向から起立方向に折り曲げ可能に延設した複数枚の係止板(図示せず)を備えた各種形態の不正開封防止機能付きプラスチックキャップCがある。
For example, as shown in the side views of FIGS. 5 (a) to 5 (c), the
ところで、上記のような不正開封防止機能付きプラスチックキャップCは、キャップ円筒部2の螺子部をプラスチックボトルなどの容器の注出口部の外周に設けた螺子部に螺着しながら、リングバンド部4を該注出口部の外周にリング状に設けた凸部に嵌入して取り付けられるものであるが、その際に、バンド部4の下端内周に延設した複数枚の水平方向の係止板は、容器の注出口部の外周にリング状に設けた凸部を乗り越えて嵌入して起立方向に折り曲げられ、その係止板の先端部は注出口部の外周凸部の下部に係合して、キャップCは、容器注出口部から外れないように係止閉栓されて取り付けられるようになっている。
By the way, the above-mentioned plastic cap C with an unauthorized opening preventing function is configured such that the screw part of the cap
そして、容器注出口部に螺着したキャップCの円筒部2を開封方向に回転させると、円筒部2とリングバンド部4はともに、容器注出口部の上端方向に徐々に旋回移動し、容器の注出口部外周の凸部下部に係合している該バンド部の係止板には、バンド部の直径を拡張する水平姿勢方向への応力が掛かり、バンド部4の切欠部6にも拡張による張力が掛かり、やがて、バンド部4は切欠部6から破断して、不正開封が検知できるものである。
Then, when the
図5(a)に示すキャップCは、キャップ円筒部2の直径に比較してバンド部4の直径が大きい外形のキャップであるが、このキャップCをインジェクション成形する場合は、バンド部4の下端部をコアー金型とキャビィティ金型との互いのパーティングライン(金型分離線)として、コアー金型(雄型)がバンド部4の下方から該バンド部4内及びキャップ円筒部2内に嵌入し、キャビティー金型(雌型)が、そのキャップ円筒部2の上方より、該キャップ円筒部2及びバンド部4の外面を被覆するように配置されて、切欠部6は、キャビティー金型内に突出して設けた凸型部により成形されるものであり、このように円筒部2よりも直径の大きいバンド部4に繋ぎ部6aのある切欠部6を設けることは、成形後のキャビティーとコアーとの分離開放のためにキャビティー金型を上方に引き上げる際に、キャビティー金型内に突出して設けた凸型部が成形された切欠部6に引っ掛かることなく金型を容易に分離開放でき、したがって、一般的にインジェクション成形方式におけるキャップ円筒部2の直径に比較してバンド部4の直径が大きい外形のキャップCの成形は比較的容易である。
A cap C shown in FIG. 5A is a cap having an outer shape in which the diameter of the
また、図5(b)、(c)に示すキャップCのように、キャップ円筒部2とリングバンド部4のそれぞれ直径が同じ大きさのキャップの場合には、図5(b)に示すように、リング状のバンド部4の母線方向の一部に縦方向のいずれにも繋ぎ部6aのないハーフカット形式による切欠部6を設けたり、図5(c)に示すように、バンド部4の上部に繋ぎ部6aのある切欠部6を設けたりしていたが、キャップ円筒部2とバンド部4のそれぞれ直径が同じ外形のキャップであるために、成形後のキャビティーとコアーとの分離開放のためにキャビティー金型を上方に引き上げる際に、キャビティー金型内に突出して設けた切欠部6を成形するための凸型部が、成形後の切欠部6に引っ掛かり、金型を容易に分離開放できず、インジェクション成形方式におけるキャップ円筒部2とバンド部4のそれぞれ直径が同じ外形のキャップCの成形は困難である。
Further, in the case of a cap having the same diameter in the cap
また、図5(b)に示す縦方向のいずれにも繋ぎ部のないハーフカット形式による切欠部6を設けた形態のキャップCの場合、切欠部6のハーフカットの厚さが薄いと、そのハーフカット部分のプラスチックが伸びて不正開封防止性能が低下したり、厚いとキャップ円筒部2を回転して開封する際に、切欠部6のハーフカットが切れ難くなるなどの問題があり、成形金型の作成や成形制御上の困難性があった。
Further, in the case of the cap C in the form of providing the
また、図5(c)に示すバンド部4の上部に繋ぎ部6aのある切欠部6を設けた形態のキャップの場合、切欠部6がバンド部4の下端側にあるため、バンド部4が開放し易く、容器注出口部外周面とバンド部4の内面との高い密着性が得られず、不正開封防止性能が著しく低下する問題があった。
Further, in the case of the cap in the form in which the
以下に、公知の特許文献を記載する。
本発明は、キャップ円筒部とリングバンド部のそれぞれ直径が同じ大きさのキャップであって、リングバンド部に該バンド部を容易に破断可能な易破断部を設けた不正開封防止機能付きキャップにおいて、成形後のキャビティーとコアーとの分離開放のためにキャビティー金型を上方に引き上げる際に、キャビティー金型内に設けた易破断部を成形するための成形型部が成形後の易破断部に引っ掛かることなく、キャビティーとコアーとによる金型を容易に分離開放できて、成形品を取り出し易く、インジェクション成形による成形を容易に行うことができるようにするとともに、易破断部のハーフカットの厚さを容易に破断し易く、且つ容器注出口部の外周面とリングバンド部内面との高い密着性が得られる適正な薄さに容易に制御できる不正開封防止機能付きキャップを提供することにある。 The present invention relates to a cap with a tamper-evident prevention function, in which a cap cylindrical part and a ring band part have the same diameter, and the ring band part is provided with an easily breakable part capable of easily breaking the band part. When the cavity mold is lifted upward to separate the cavity and core after molding, the mold part for molding the easily breakable part provided in the cavity mold is easy after molding. The mold by the cavity and the core can be easily separated and opened without being caught by the fractured part, the molded product can be easily taken out, the molding by injection molding can be easily performed, and the half of the easily fractured part The thickness of the cut can be easily broken, and can be easily controlled to an appropriate thickness that provides high adhesion between the outer peripheral surface of the container outlet and the inner surface of the ring band. It is to provide a positive opening prevention function with a cap.
本発明の請求項1に係る発明は、天部1と、円筒部2と、該円筒部2の筒内周に設けた螺子部2aと、該円筒部2の下端部にリング状に連接した前記円筒部2と同じ直径を有する薄板状のリングバンド部4と、該リングバンド部4のリング内周下端にヒンジ5aを介して該リングバンド部4のリング内方中心に向かって略水平方向に延設した複数枚の係止板5とを備えたプラスチックキャップにおいて、前記薄板状のリングバンド部4の一部に、該リングバンド部4外周面を作る1本の母線方向に伸び、外側方向に向かって突出する突出部7が設けられ、該突出部7にはその母線方向に該リングバンド部4を易破断可能なハーフカット部7aが設けられていることを特徴とする不正開封防止機能付きプラスチックキャップである。
The invention according to
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る不正開封防止機能付きプラスチックキャップにおいて、前記円筒部2と薄板状のリングバンド部4との連接部分に沿って易破断可能なハーフカット部若しくは部分繋ぎ部3が設けられていることを特徴とする不正開封防止機能付きプラスチックキャップである。
According to a second aspect of the present invention, in the plastic cap with an unauthorized opening preventing function according to the first aspect, a half that can be easily broken along a connecting portion between the
本発明の不正開封防止機能付きプラスチックキャップは、図1、図2、図3に示すように、天部1と、円筒部2と、該円筒部2の筒内周に設けた螺子部2aと、該円筒部2の下端部にハーフカット線3を介してリング状に連接した前記円筒部2と同じ直径を有する薄板状リングバンド部4と、該リングバンド部4のリング内周下端のヒンジ線5aを介して該リングバンド部4のリング内方中心に向かって略水平方向に延設した複数枚の係止板5とを備えたプラスチックキャップである。
As shown in FIGS. 1, 2, and 3, the plastic cap with an unauthorized opening preventing function of the present invention includes a
そのために、上記不正開封防止機能付きプラスチックキャップCの螺子部2aを、図4に示すような、筒状側壁部11と、その下部に底部12と、筒状側壁部11の上部に注出口部13とを備えた容器Dの前記注出口部13の外周に設けた螺子部13aに螺着しながら、キャップCのリングバンド部4を、該注出口部13の外周にリング状に設けた凸部14に嵌入し、該バンド部4の下端内周に延設した水平方向の複数枚の係止板5を、容器Dの注出口部13の前記凸部14を乗り越えて嵌入し、係止板5の先端部5bをヒンジ栓5aにて起立方向に折り曲げて、その係止板5の先端部5bを注出口部14外周の前記凸部14の下部に係合することにより、キャップCは、容器Dの注出口部13から外れないように係止閉栓されて取り付けることができる。
For this purpose, the
また、本発明の不正開封防止機能付きプラスチックキャップCは、図1、図2、図3に示すように、前記リングバンド部4の一部に、該リングバンド部4外周面を作る1本の母線方向に伸び、外側方向に向かって突出する突出部7が設けられ、該突出部7には、その
母線方向に該リングバンド部4を易破断可能なハーフカット部7a(薄肉部)が設けられて、該リングバンド部4の易破断部が構成されている。
In addition, the plastic cap C with a tamper-evident preventing function of the present invention, as shown in FIGS. 1, 2, and 3, is a single piece that forms an outer peripheral surface of the
そのために、容器Dの注出口部13に螺着したキャップCの円筒部2を、開封方向に回転させると、円筒部2とリングバンド部4はともに、注出口部13の上端方向に徐々に旋回移動して、容器Dの注出口部13外周の凸部14下部に係合しているリングバンド部4内周下端の各々係止板5の先端部5には、該凸部14下部の当接により、該バンド部4の直径を拡張する水平姿勢方向への応力が掛かり、該バンド部4の突出部7にも拡張による張力が掛かり、やがて、バンド部4は易破断部である突出部7のハーフカット部7aから破断して不正開封が検知できるものである。
Therefore, when the
そして、本発明の不正開封防止機能付きプラスチックキャップCは、インジェクション成形の際には、図2の側断面図に示すように、リングバンド部4の下端部の水平方向をインジェクション成形用のコアー金型21(雄型)とキャビィティ金型22(雌型)との互いの接合・分離するパーティングライン23(金型分離線)として成形され、コアー21
がリングバンド部4の下方から、該バンド部4内及びキャップ円筒部2内に嵌入し、キャビティ22が、そのキャップ円筒部2の上方より、該キャップ円筒部2及びバンド部4の外面を被覆するように配置されて、例えばキャビティ22の上部にある溶融樹脂インジェクション孔部24より溶融樹脂を注入することによりキャップCが成形されて、該バンド部4の易破断部である突出部7及びハーフカット部7a(薄肉部)は、前記コアー21の凸型部分とキャビティ22内に設けた凹型部22aとにより成形されるものである。
And the plastic cap C with an unauthorized opening preventing function of the present invention is a core metal for injection molding in the horizontal direction of the lower end portion of the
Is inserted into the
そのため、キャップ円筒部2とリングバンド部4のそれぞれ直径が同じ大きさのキャップCであっても、成形後のキャップCを取り出すための前記コアー21とキャビティ22との分離開放のためにキャビティ22をパーティングライン23から上方に引き上げる際に、キャビティ22内の突出部7を成形するための型部分には凹型部22aがあるものの突出部(凸型部)は存在しないため、キャビティ22は成形後の突出部7に引っ掛かることなく円滑に上方に引き上げて、コア21とキャビティ22とによる金型を容易に分離開放して成形品を取出し易く、インジェクション成形による成形を容易に行うことができるものである。
Therefore, even if the
また、本発明の不正開封防止機能付きプラスチックキャップCは、リングバンド部4の易破断部であるハーフカット部7aを形成した部位が、突出部7として突出した形状としたので、ハーフカット部7a(薄肉部)は、ハーフカットの厚さを容易に破断し易い薄さに設定でき、且つ、容器Dの注出口部13外周面と、リングバンド部4内面との高い密着性が得られる適正な薄さに容易に制御することができるものである。
Moreover, since the plastic cap C with a tamper-evident preventing function of the present invention has a shape in which the half-
本発明の不正開封防止機能付きプラスチックキャップについて、図1に示す本発明の一例を説明する側面図、図2に示すそのA−A側断面図、図3に示すそのB−B側断面図に基づいて以下に詳細に説明する。 1 is a side view for explaining an example of the present invention shown in FIG. 1, its AA side sectional view shown in FIG. 2, and its BB side sectional view shown in FIG. This will be described in detail below.
本発明のプラスチックキャップCは、図1、図2に示すように、天部1と、該天部1の内面に設けたインナーリング部1aと、円周面に母線方向にローレット2bを刻設した円筒部2と、該円筒部2の筒内周に設けた螺子部2aと、該円筒部2の下端部に、必要に応じて設けたハーフカット線3を介して、リング状に連接した薄板状のリングバンド部4と、該リングバンド部4の母線方向の一部に設けたリングバンド部4を容易に破断するための易破断部として突出部7とを備えている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the plastic cap C of the present invention has a
前記リングバンド部4には、図2、図3に示すように、そのリング内周の下端縁に沿うヒンジ線5a(折り曲げ部)を介して、リング中心内方に向かって、略水平方向(又はリング内方に向かって僅かに高く傾斜する方向)から起立する方向(図2に図示する矢印方向)に折り曲げ可能に延設した複数枚の係止板5を備えている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
本発明のプラスチックキャップCは、図4に示すように、キャップ円筒部2の螺子部2aを、プラスチックボトルなどの容器Dの注出口部13の外周に設けた螺子部13aに、螺着S1 方向に回転させて螺着しながら、該キャップCを螺着方向の回転により容器Dの注出口部13に沿って下方に移動させ、該キャップCの移動とともに下方へ移動するリングバンド部4を、該注出口部13の外周にリング状に設けた凸部14に乗り越えてるようにして嵌入して取り付けられる。
In the plastic cap C of the present invention, as shown in FIG. 4, the
その際に、前記リングバンド部4内周の下端縁に沿ってヒンジ線5aを介して延設した複数枚の水平方向の係止板5は、図4に示すように、容器Dの注出口部13の外周にリング状に設けた凸部14を乗り越えて嵌入し、そして、その際に、図4に示すように、各々係止板5は起立方向に折り曲げられ、その各々係止板5の先端部5bは、注出口部13の
外周凸部14の下部(庇部)に下側から上向きに当接して係合する。そのため、キャップCは、容器注出口部13から外れないように係止閉栓されて容器Dに取り付けられるようになっている。そしてキャップCの天部1内面のインナーリング1aは、容器Dの注出口部13の先端開口部に密封状態に嵌合する。なお、容器注出口部13の内部には、必要に応じてプルリングにより開封可能なプルリング付き薄膜部を設けることができる。
At that time, the plurality of
容器Dの注出口部13に螺着した本発明の上記不正開封防止機能付きプラスチックキャップCは、その円筒部2を開封S2 方向に回転させると、円筒部2とリングバンド部4はともに、容器注出口部13の上端方向に徐々に旋回移動する。
In the plastic cap C with the unauthorized opening preventing function of the present invention screwed into the
そして、容器注出口部13外周の凸部14下部に先端部5bが係合しているリングバンド部4に連設している各々係止板5には、該バンド部4の直径を拡張する水平姿勢方向への応力が掛かり、該バンド部4の突出部7にも拡張による張力が掛かり、やがて、該リングバンド部4は、前記突出部7のハーフカット部7aから破断するので、キャップCが開封されたことを外観的に容易に確認することできる。
And the diameter of this
なお、本発明におけるリングバンド部4に母線方向に形成される突出部7の外形形状はインジェクション成形の際のキャビティ22の上方への型抜き移動が行い易い形状であれば特に限定されるものではないが、例えば、図1に示すように、突出部7の上部側が細い幅の直線形状であり、その下部側が台形状となって形成されているものでもよいし、突出部7の上部側の細い幅の形状から徐々に下部側にかけて太く形成されているものであってもよい。
Note that the outer shape of the
本発明の不正開封防止機能付きプラスチックキャップCをインジェクション成形する際には、図2の側断面図に示すように、リングバンド部4の下端部の水平方向をインジェクション成形用のコアー金型21(雄型)とキャビィティ金型22(雌型)との互いの接合・分離するパーティングライン23(金型分離線)として成形され、コアー21がリングバンド部4の下方から、該バンド部4内及びキャップ円筒部2内に嵌入し、キャビティ22が、そのキャップ円筒部2の上方より、該キャップ円筒部2及びバンド部4の外面を被覆するように配置されて、例えばキャビティ22の上部にある溶融樹脂インジェクション孔部24より溶融樹脂を注入することによりキャップCが成形されて、該バンド部4の易破断部である突出部7及びハーフカット部7a(薄肉部)は、前記コアー21の凸型部分とキャビティ22内に設けた凹型部22aとにより成形されるものである。
When the plastic cap C with an unauthorized opening preventing function of the present invention is injection-molded, as shown in the side sectional view of FIG. 2, the horizontal direction of the lower end portion of the
そして、インジェクション成形後のキャップCを金型内から取り出す際には、前記キャビティ22を上昇移動させ、前記コアー21とキャビティ22とをパーティングライン23を介して分離して金型を開放して取り出す。
When the cap C after injection molding is taken out from the mold, the
キャビティ22をパーティングライン23から上方に引き上げる際には、キャップCの突出部7を成形するための成形型として、キャビティ22内の突出部7を成形するための型部分には、凹型部22aはあるものの、キャビティ22内には突出型部(凸型部)は存在しないために、キャビティ22は成形後のキャップCの突出部7に引っ掛かることなく円滑に上方に引き上げて、コア21とキャビティ22とによる金型を容易に分離開放して成形品を取り出すことができる。
When the
なお、本発明のキャップCにおいては、前記キャップ円筒部2とリングバンド部4との連設部位にハーフカット線(薄肉部)又は部分的繋ぎ部3を設け、容器Dの注出口部13外周に設けた前記凸部14下部における隣接する各々係止板5の各々隙間に相当する部位に、各々係止板5がリング状に設けた凸部14を乗り越えて嵌入した後に各々係止板5の側部に当接して螺着方向及び開封方向のリングバンド部4の回転を阻止するための凸部1
5を設けて、リングバンド部4の回転が阻止された状態で円筒部2を開封方向に回転させることにより、ハーフカット線(薄肉部)又は部分的繋ぎ部3を破断して、キャップ円筒部2とリングバンド部4とを分離して開封できるようにしてもよい。
In addition, in the cap C of the present invention, a half cut line (thin wall portion) or a partial connecting
5, the
C…不正開封防止機能付きプラスチックキャップ
D…容器
1…天部 2…円筒部 2a…螺子部 3…ハーフカット線 4…リングバンド部
5…係止板 5a…ヒンジ線 5b…係止板先端部 6…切欠部 6a…繋ぎ部
7…突出部 7a…ハーフカット部 8…空間部
11…筒状側壁部 12…底部 13…注出口部13 13a…螺子部
21…コアー金型 22…キャビティ金型 23…金型のパーティングライン
C ... Plastic cap D with tamper-evident prevention function ...
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