JP4420301B2

JP4420301B2 - Plastic cap with stopper mounting type

Info

Publication number: JP4420301B2
Application number: JP32996899A
Authority: JP
Inventors: 仁昭吉田
Original assignee: 天龍化学工業株式会社
Priority date: 1999-11-19
Filing date: 1999-11-19
Publication date: 2010-02-24
Anticipated expiration: 2019-11-19
Also published as: KR20010051726A; JP2001146250A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、打栓（強制嵌合）によって瓶口（容器の口部）に取付けられる合成樹脂製のキャップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】
打栓式のキャップは、瓶口に強制嵌合すると共に注出口を備えた本体と、本体の注出口を塞ぐねじ式又は蝶番式の蓋とから成っている。
【０００３】
そして、本体は瓶口に外側から嵌まる外筒部を備えており、この外筒部の内周に、瓶口の外周に形成された環状突起等の環状係合部に嵌合する環状係止部を形成し、環状係止部を弾性変形させて瓶口の環状係合部に嵌合させることにより、瓶口に取付けるようになっている。
【０００４】
この打栓式のキャップは容器（瓶）とは異なる素材で製造されていることが殆どであるため、容器のリサイクルを容易にするためには、内容物を使用した後にキャップを容器から簡単に取り外しできるようにする必要がある。
【０００５】
この点について、本願出願人は、特開平 7-61454号公報において、本体の外筒部に、人が指で摘むことのできるタブと、タブの引っ張りによって外筒部を引き裂くようにした弱化部とを設けることにより、容器から簡単に取り外しできるようにしたキャップを提案した。
【０００６】
本発明は、この先願発明を更に発展させることを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本願発明に係るキャップは、まず、外周面に環状係合部が形成されている瓶口に外側から嵌合する外筒部を備えた本体と、前記本体を塞ぐ蓋とから成り、前記本体における外筒部の内周に、打栓による弾性変形によって前記瓶口の環状係合部に嵌合する環状係止部が形成されている一方、前記蓋は、本体における筒部の下端近傍まで被さる状態に形成されており、更に、前記本体に、人が指で撮み得るタブと、このタブの引っ張りによって外筒部を引き裂くための薄肉状の弱化線とを形成しており、前記タブを引っ張って弱化線を引き裂くことにより、人が本体を瓶口から取り外しできるようになっている。
【０００８】
更に本願発明は、前記本体の下端部は前記蓋の下方に露出していてこの露出した下端部に前記蓋の外周面とほぼ同一面を成すように突出した突条が形成されており、前記突条のうち円周方向に広がったある程度の範囲に、当該突条を分断して内側に凹んだ凹所が形成されており、前記凹所の箇所に、前記タブが、前記蓋の下端から露出した状態で円周方向に延びるように配置されている。
【０００９】
請求項２の発明では、請求項１において、前記タブは引き千切り可能なブリッジを介して外筒部に連結されている。
【００１０】
【発明の奏する効果】
【００１１】
本願発明では、本体の外筒部の大部分が蓋で覆われているため、蓋の内面を本体の外筒部に密着又は密接させると、蓋が外筒部を補強する役割を果たすことが可能となり、この点により、打栓時の伸びによって環状係止部が破断する事故を防止又は著しく低減し得る。
【００１２】
ところで、この種のキャップで容器を密封している場合、例えば商品を商店に陳列している状態のような流通段階で、本体の外筒部が不正に引き裂かれる可能性がある。この不正行為への対処策として、引き裂き可能なキャップであることを隠しておくことによって、不正行為を未然に防止しようとする考え方と、不正行為があったらこれを露顕させることにより、消費者が購入前に不正があった事実を視認できるようにする考え方とがある。
【００１３】
この点、本願発明は後者の考え方を採ったもので、タブが蓋の下方に露出しているため、タブの変形から不正行為の事実を容易に視認できる。
【００１４】
タブを引っ張って本体の外筒部を引き裂く場合、タブが長いとそれだけ強く引っ張って軽快に引き裂くことができる。そして、タブを外筒部の上部に設けることも考えられるが、筒部を切り抜くことによってタブを形成すると、それだけ外筒部の強度が低下するため、タブを大きくすることに限度があり、すると、タブを撮みにくくて引き裂きが厄介となる。
【００１５】
これに対して本願発明ではタブを本体における外筒部の下端部に設けているため、外筒部の強度低下を招来することなくタブの長さを長くすることが可能となり、このため、瓶口に強固に取付けできるキャップでありながら、容易に引き裂きできる形態とすることが可能となる。
【００１６】
また、本願発明では、タブは突条を分断して形成された凹所の箇所に配置されているため、密着・離反自在な金型を使用してキャップを製造するにおいて、型抜きの容易性を損なうことなくタブを成形できる利点がある。また、タブの外周面と蓋の下端部の外周面とが揃っているため、体裁も良い。
【００１７】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【００１８】
(1).第１実施形態（図１〜図５）
図１〜図５では第１実施形態を示しており、このうち図１はキャップ１を瓶口Ｂに取付けた状態での正面図、図２は本体２と蓋３とを分離した状態での断面図、図３は本体２のみの正面図、図４のうち (A)は図３の IVA-IVA視平面図、 (B)は図３の IVB-IVB視断面図、図５のうち (A)は図4(B)の VA-VA視断面図、 (B)は図4(A)の VB-VB視断面図である。
【００１９】
≪本体の基本構造≫
本体２は、瓶口Ｂに外側から嵌まる外筒部４と、瓶口Ｂに内側から嵌まる内筒部５と、内筒部５に一体に連設した注出口６とを備えている。外筒部４のうち内筒部５に連設している上端は段違いの肩部4aとなっており、内筒部５のうち肩部4aよりも上方の部位に、蓋３がねじ込まれる雄ねじ７を形成している。
【００２０】
外筒部４の外周面と肩部4aとの角部は面取り状にカットされている。また、注出口６には遮蔽板８を一体に設けて、この遮蔽板８に、開封用の閉ループ状スコアー９とプルリング10とを形成している。瓶口Ｂの外周面には、外筒部４の下端と密接又は密着するフランジB1が形成されている。
【００２１】
本体２における外筒部４の内周面には、瓶口Ｂの外周面に形成された環状突起B2に嵌合する環状溝11が形成されている。環状突起B2は請求項に記載した環状係合部の一例であり、環状溝11は環状係止部の一例である。瓶口Ｂに環状溝を形成し、外筒部４に環状突起B2を内向き突設しても良いし、環状溝や環状突起は複数本ずつあっても良い。
【００２２】
≪取り外しのための構造≫
本体２における外筒部４の下端部は、半径外向きで断面角形の突条12を形成することによって厚肉に形成されている。そして、外筒部４の外周面のうち円周方向に広がったある程度の範囲に、当該外筒部４を薄肉化することによって内側に凹んだ凹所13を形成し、この凹所13の箇所の下端の箇所に、一端を突条12に強固に連設した帯状のタブ14を配置している。言うまでもないが、突条12は凹所13によって分断されている。
【００２３】
タブ14は外筒部４の突条12と同じ上下幅寸法に設定されており、凹所13との間には僅かながら隙間が空いている。タブ14は、人が指で容易に摘むことのできる程度の長さに設定されており、その一端（基端）は突条12の一端部に強固に連設されている。また、タブ14の他端（先端）は、引き千切り可能なブリッジ15を介して突条12に連設されている。
【００２４】
外筒部４には、当該外筒部４を引き裂くための弱化部の一例として、薄肉状の弱化線（スコアー）16が形成されている。弱化線16は、タブ14の付け根部を始端として、タブ14から遠ざかりつつ斜め上向きに延びたのち肩部4aに至って円周方向に延びており、全体として、外筒部４の半周程度の長さに設定されている。弱化線16の始端は凹所13の端部に位置しており、外筒部４の下端に達している。
【００２５】
例えば図３に一点鎖線17で示すように、弱化線16は必ずしも肩部4aまで延びている必要はないが、本実施形態のように弱化線16を肩部4aまで延ばしておくと、製造に際しての型抜き抵抗を小さくできる利点がある。
【００２６】
タブ14の先端の内面には、人が指で摘むに際して指の引っ掛かりを良くするための内向き突起14ａを設けている。なお、内向き突起14ａを長手方向に沿って飛び飛びに多数設けても良いし、内向き突起14ａに加えて、又はこれに代えて、タブの外面に突起を適宜数設けても良い。また、ブリッジ15の位置及び本数は必要に応じて適宜変更できる。
【００２７】
例えば図5(A)から容易に理解できるように、凹所13は上下に開口した状態に形成されている。従って、一対の金型によって本体２を成形するにおいて、容易に型抜きできる状態でタブ14を成形できる。
【００２８】
≪蓋の構造≫
蓋３は、本体２のうち肩部4aよりも上方に位置する逆有底筒状の上部3aと、その下端に連設した大径のスカート部3bとからなっており、このため蓋３も段違い状に形成されている。上部3aの内面には、注出口６に内側から嵌まる中足を設けている。
【００２９】
スカート部3bの外周面と段部との角部も、本体２に合わせて面取り状に斜めにカットされた形態になっている。また、図5(A)から理解できるように、蓋３のスカート部3bと本体２の外筒部４とが密着又は密接するように設定している。
【００３０】
スカート部3bは、本体２における外筒部４の突条12及びタブ14の上面に重なるように形成されている。また、スカート部3bの外周面は、外筒部４の突条12及びタブ14の外周面と同一面を成すように揃えられている。従って、蓋３をねじ込んだ状態では本体２の凹所13を視認することはできない。このことに加えて、ブリッジ15は小さくてあまり目立たないため、引き裂き用のタブ14が露出していることを視認し難い。
【００３１】
≪作用≫
上述のキャップ１は、本体２に蓋３を取付けた状態で、包装工程で瓶口Ｂに上方から打栓され、外筒部の弾性変形を利用して環状溝11を瓶口Ｂの環状突起B2にきっちり嵌合させることにより、容器の密封が行われる。消費者が容器の内容物を使用し切った後に容器をリサイクルするに際しては、蓋３を取り外した状態でタブ14を引っ張って外筒部４を弱化線16に沿って引き裂き、それから本体２を手で掴んで瓶口Ｂから引き抜いたら良い。
【００３２】
そして、弱化線16は外筒部４の半周程度にわたって形成されているため、打栓工程で弱化線16が千切れる事故を防止又は著しく抑制することができると共に、瓶口Ｂへの取付け強度の低下を抑制できる。実施形態のように本体２の外筒部４に蓋３のスカート部3bを密着させると、スカート部3bで外筒部４が補強されるため、打栓時の破断事故をより一層防止又は低減できる。
【００３３】
本実施形態のようにタブ14を斜め方向に延びる状態に形成すると、弱化線16の長さが長くなるため、それだけ強度を向上することができる利点がある。
【００３４】
また、包装した状態では、既に述べたとおり、タブ14が存在していることを視認し難いため、流通段階での不正行為の防止又は低減することができる。
【００３５】
また、タブ14を引っ張ると曲がり癖がついて、タブ14が本体２の外周面の外側にはみ出た状態になることが殆どであるため、不正行為の事実を容易に確認できる。
【００３６】
(2).第２実施形態（図６）
図６に示す第２実施形態では、タブ14の外面にローレット加工を施している。他の構造は第１実施形態と同じである。タブ14の内周面にもローレット加工を施しても良い。
【００３７】
(3).第３実施形態（図７）
図７に示す第３実施形態では、蓋３を、外筒3cと内筒3dとを備えた構造とすることにより、外面を全体としてストレート状に形成している。外筒3cと内筒3dとを繋ぐ板状のリブを円周方向に沿って適宜間隔で複数本設けても良い。なお、図７で蓋３の筒部を外筒3cと内筒3dとで構成しているのは、ストレート状に形成するにおいて樹脂の使用量を抑制すると共に、各部の肉厚をできるだけ均等化してヒケを防止するためである。
【００３８】
(4).第４実施形態（図８）
図８に示す第４実施形態では、蓋３を上部3aとスカート部3bから成る二段式に形成した場合において、スカート部3bの上部を断面円弧状に形成している。この場合、上部3aだけにローレット加工を施しているが、スカート部3bまでローレット加工を施しても良いし、逆に、全くローレット加工を施さないことも可能である（この点は他の実施形態も同様である。）。
【００３９】
(5).第５実施形態（図９）
図９では第５実施形態を示しており、 (A)は要部正面図、 (B)は (A)のＢ−Ｂ視断面図である。この例では、凹所13は外筒部４の下端縁の部分だけに形成しており、また、ブリッジ15は蓋３のスカート部3bで隠れ位置に設けている。この例の構造でも、製造に際して容易に型抜きすることができる。
【００４０】
(6).第６実施形態（図10〜図12）
図10〜図12では第６実施形態を示しており、図10 (A)は一部破断正面図、図10 (B)は図10 (A)のＢ−Ｂ視断面図、図11は図10 (A)のXI−XI視方向から見た本体２の側面図、図12は図11のXII-XII 視平断面図である。
【００４１】
この例では、タブ14はリング状に形成されていて、その一部が引き千切り不能な連設部18を介して外筒部４の下端に接続されている。そして、本体２の外筒部４には、連設部18の両側を始端とする２本の弱化線16が形成されている。
【００４２】
弱化線16は、図11に示すように、いったん上向きに延びてから斜め上向きに方向を変えて肩部4aに至り、それから、図12に示すように、肩部4aでは円周方向に延びている。２本の弱化線16は、全体として肩部4aの半周程度まで延びている。タブ14は、複数箇所がブリッジ15を介して外筒部４に接続されている。
【００４３】
この例では、図10に一点鎖線で示すように、タブ14を上向きに引き起こしてから、これに指を掛けて上向きに引っ張っると外筒部４が弱化線16に沿って引き裂かれる。この場合、タブ14に力をかけて強く引っ張ることができるため、引き裂きをごく容易にできる利点がある。蓋３は第１実施形態と同じ形態に形成しても良い。
【００４７】
（７).第７実施形態（図13）
上記の各実施形態は、蓋３を本体２とは別体のねじ蓋に構成した場合であったが、図13の第７実施形態に示すように、蝶番部19によって蓋３を本体２に一体に連設したタイプに適用することも可能である。
【００４８】
この場合、蓋３は外筒3cと内筒3dとからなる二重筒状に形成されており、また、軸心を挟んで蝶番部19と反対側の部位には指を引っ掛けるための凹み20を形成している。蓋３の開きを許容させるため、外筒3cのうち蝶番部19の下方の部位は下向きに開口した状態に切り開かれている。
【００４９】
(9).その他
本実施形態は、上記の実施形態以外にも様々に具体化できる。また、タブも様々の形状に具体化することができる。更に、環状係合部及び環状係止部は環状に延びておれば足り、必ずしも全周にわたって連続している必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態のキャップを瓶口に取付けた状態での正面図である。
【図２】本体と蓋とを分離した状態での断面図である。
【図３】本体のみの正面図である。
【図４】 (A)は図３の IVA-IVA視平面図、 (B)は図３の IVB-IVB視断面図である。
【図５】 (A)は図4(B)の VA-VA視断面図、 (B)は図4(A)の VB-VB視断面図である。
【図６】第２実施形態の要部正面図である。
【図７】第３実施形態の一部破断正面図である。
【図８】第４実施形態の一部破断正面図である。
【図９】第５実施形態を示す図で、 (A)は部分正面図、 (B)は断面図である。
【図10】第６実施形態を示す図である。
【図11】図10のXI−XI視から見た本体の側面図である。
【図12】図11のXII-XII 視平断面図である。
【図13】第７実施形態を示す図である。
【符号の説明】
Ｂ瓶口（容器の口部）
B2 環状係合部の一例としての環状突起
１キャップ
２本体
３蓋
４外筒部
５内筒部
６注出口
11 環状係止部の一例としての環状溝
12 突条
13 凹所
14 タブ
15 ブリッジ
16 弱化線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a synthetic resin cap that is attached to a bottle mouth (portion of a container) by stoppering (forced fitting).
[0002]
[Prior art / problems to be solved by the invention]
The cap-type cap is composed of a main body that is forcibly fitted to the bottle mouth and has a spout, and a screw-type or hinge-type lid that closes the spout of the main body.
[0003]
The main body includes an outer cylinder portion that fits into the bottle mouth from the outside, and an annular engagement member that fits into an inner circumference of the outer cylinder portion and an annular engagement portion such as an annular protrusion formed on the outer circumference of the bottle mouth. A stopper is formed, and the annular locking portion is elastically deformed and fitted into the annular engaging portion of the bottle mouth, thereby being attached to the bottle mouth.
[0004]
Since this stopper type cap is mostly made of a material different from the container (bottle), in order to facilitate the recycling of the container, the cap can be easily removed from the container after using the contents. It needs to be removable.
[0005]
In this regard, the applicant of the present application disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-61454 in the outer cylinder part of the main body, a tab that can be picked by a person with a finger, and a weakened part that tears the outer cylinder part by pulling the tab. And proposed a cap that can be easily removed from the container.
[0006]
The present invention aims to further develop the prior invention.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The cap according to the present invention first comprises a main body having an outer cylinder portion fitted from the outside to a bottle mouth having an annular engagement portion formed on the outer peripheral surface, and a lid for closing the main body. An annular locking portion that fits into the annular engagement portion of the bottle mouth is formed on the inner periphery of the outer cylinder portion by elastic deformation due to the stopper, while the lid covers the vicinity of the lower end of the cylinder portion in the main body. Furthermore, the main body is formed with a tab that can be taken by a person with a finger and a thin-walled weakening line for tearing the outer cylinder portion by pulling the tab. The body can be removed from the bottle mouth by pulling and tearing the weakening line .
[0008]
Further, in the present invention, the lower end of the main body is exposed below the lid, and the protruding lower end is formed on the exposed lower end so as to be substantially flush with the outer peripheral surface of the lid. A recess that is divided inward by dividing the protrusion is formed in a certain range that extends in the circumferential direction of the protrusion, and the tab extends from the lower end of the lid at the position of the recess. It arrange | positions so that it may extend in the circumferential direction in the exposed state.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the tab is connected to the outer tube portion via a bridge that can be torn.
[0010]
[Effects of the invention]
[0011]
In the present invention, since most of the outer cylinder part of the main body is covered with the lid, when the inner surface of the lid is brought into close contact with or in close contact with the outer cylinder part of the main body, the lid plays a role of reinforcing the outer cylinder part. possible and will, Ri by this point, the annular locking portion can be prevented or significantly reduced accidents broken by elongation at capping.
[0012]
By the way, when a container is sealed with this kind of cap, the outer cylinder part of a main body may be illegally torn in the distribution | circulation stage like the state which is displaying the goods in a store, for example. As a countermeasure against this fraud, the idea of preventing fraud is concealed by concealing that it is a tearable cap, and if there is any fraud, the consumer will There is an idea to make it possible to see the fact of fraud before purchase.
[0013]
In this regard , the present invention adopts the latter concept, and since the tab is exposed below the lid, the fact of fraud can be easily visually recognized from the deformation of the tab.
[0014]
When the tab is pulled to tear the outer cylinder portion of the main body, the longer the tab, the stronger the pulling can be made and the tear can be easily made. And, it is conceivable to provide a tab on the upper part of the outer cylinder part, but if the tab is formed by cutting out the cylinder part, the strength of the outer cylinder part is lowered accordingly, so there is a limit to increasing the tab, It is difficult to take a tab and tearing is troublesome.
[0015]
On the other hand, in the present invention, since the tab is provided at the lower end portion of the outer cylinder portion in the main body, it is possible to increase the length of the tab without causing a decrease in strength of the outer cylinder portion. Although it is a cap that can be firmly attached to the mouth, it can be configured to be easily torn.
[0016]
Further, in the present invention, since the tab is arranged at a concave portion formed by dividing the ridge, in manufacturing a cap using a mold that can be adhered and separated , it is easy to remove the die. There is an advantage that the tab can be formed without impairing the thickness. Moreover, since the outer peripheral surface of the tab and the outer peripheral surface of the lower end part of the lid are aligned, the appearance is good.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
(1). First embodiment (FIGS. 1 to 5)
1 to 5 show the first embodiment, in which FIG. 1 is a front view with the cap 1 attached to the bottle mouth B, and FIG. 2 is a state in which the main body 2 and the lid 3 are separated. 3 is a front view of the main body 2 alone, FIG. 4A is a plan view taken along the line IVA-IVA in FIG. 3, FIG. 3B is a cross-sectional view taken along the line IVB-IVB in FIG. 4A is a cross-sectional view taken along the line VA-VA in FIG. 4B, and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along the line VB-VB in FIG.
[0019]
≪Basic structure of the main body≫
The main body 2 includes an outer cylinder portion 4 that fits into the bottle mouth B from the outside, an inner cylinder portion 5 that fits into the bottle mouth B from the inside, and a spout 6 integrally provided to the inner cylinder portion 5. . The upper end of the outer cylinder portion 4 that is connected to the inner cylinder portion 5 is a shoulder 4a having a step difference, and the male screw into which the lid 3 is screwed into a portion of the inner cylinder portion 5 that is above the shoulder portion 4a. 7 is formed.
[0020]
The corners of the outer peripheral surface of the outer cylinder part 4 and the shoulder part 4a are cut into a chamfered shape. In addition, a shielding plate 8 is provided integrally with the spout 6, and a closed-loop score 9 and a pull ring 10 for opening are formed on the shielding plate 8. On the outer peripheral surface of the bottle mouth B, a flange B1 is formed which is in close contact with or close to the lower end of the outer cylinder portion 4.
[0021]
On the inner peripheral surface of the outer cylinder portion 4 in the main body 2, an annular groove 11 that fits into an annular protrusion B <b> 2 formed on the outer peripheral surface of the bottle mouth B is formed. The annular protrusion B2 is an example of an annular engagement portion described in the claims, and the annular groove 11 is an example of an annular locking portion. An annular groove may be formed in the bottle mouth B, and an annular protrusion B2 may be provided inwardly projecting from the outer cylinder portion 4, or a plurality of annular grooves and annular protrusions may be provided.
[0022]
≪Structure for removal≫
The lower end part of the outer cylinder part 4 in the main body 2 is formed thick by forming a protrusion 12 having a square outward section with a radially outward direction. Then, a recess 13 that is recessed inward is formed by thinning the outer cylinder part 4 in a certain range of the outer peripheral surface of the outer cylinder part 4 that extends in the circumferential direction. A strip-like tab 14 having one end firmly connected to the ridge 12 is disposed at the lower end of the tab. Needless to say, the ridge 12 is divided by the recess 13.
[0023]
The tab 14 is set to have the same vertical width as that of the protrusion 12 of the outer cylinder portion 4, and a slight gap is left between the tab 14 and the recess 13. The tab 14 is set to such a length that a person can easily pick it with a finger, and one end (base end) of the tab 14 is firmly connected to one end of the protrusion 12. The other end (tip) of the tab 14 is connected to the ridge 12 via a bridge 15 that can be shredded.
[0024]
A thin-walled weakening line (score) 16 is formed in the outer cylinder part 4 as an example of a weakening part for tearing the outer cylinder part 4. The weakening line 16 starts from the base of the tab 14 and extends obliquely upward while moving away from the tab 14 and then extends to the shoulder 4a in the circumferential direction. As a whole, the weakening line 16 is about half the circumference of the outer cylinder 4 Is set. The starting end of the weakening line 16 is located at the end of the recess 13 and reaches the lower end of the outer cylinder portion 4.
[0025]
For example, as shown in FIG. 3 by the dashed line 17, the weakening line 16 need not extend to the shoulder 4a servants Always in advance to extend the line of weakness 16 as in this embodiment until the shoulder 4a an advantage of reducing the demolding resistance on the occasion to manufacture.
[0026]
An inward projection 14a is provided on the inner surface of the tip of the tab 14 to improve the catching of the finger when a person picks it with the finger. It should be noted that a large number of inward projections 14a may be provided along the longitudinal direction, or an appropriate number of projections may be provided on the outer surface of the tab in addition to or instead of the inward projection 14a. Further, the position and the number of the bridges 15 can be appropriately changed as necessary.
[0027]
For example, as can be easily understood from FIG. 5 (A), the recess 13 is formed so as to open up and down. Therefore, when the main body 2 is formed by a pair of molds, the tab 14 can be formed in a state where it can be easily removed.
[0028]
≪Lid structure≫
The lid 3 is composed of an inverted bottomed cylindrical upper portion 3a positioned above the shoulder portion 4a of the main body 2 and a large-diameter skirt portion 3b continuously provided at the lower end thereof. It is formed in steps. On the inner surface of the upper part 3a, a middle leg that fits into the spout 6 from the inside is provided.
[0029]
Corners between the outer peripheral surface of the skirt portion 3b and the stepped portion are also cut in a chamfered shape in an oblique manner in accordance with the main body 2. Further, as can be understood from FIG. 5A, the skirt portion 3b of the lid 3 and the outer cylinder portion 4 of the main body 2 are set so as to be in close contact with each other.
[0030]
The skirt portion 3 b is formed so as to overlap the upper surface of the protrusion 12 and the tab 14 of the outer tube portion 4 in the main body 2. Further, the outer peripheral surface of the skirt portion 3b is aligned so as to be flush with the outer peripheral surface of the protrusion 12 and the tab 14 of the outer cylinder portion 4. Therefore, in the state where the lid 3 is screwed, the recess 13 of the main body 2 cannot be visually recognized. In addition to this, since the bridge 15 is small and not so noticeable, it is difficult to visually recognize that the tear tab 14 is exposed.
[0031]
≪Action≫
The cap 1 is plugged from above into the bottle mouth B in the packaging process with the lid 3 attached to the main body 2, and the annular groove 11 is formed into the annular projection of the bottle mouth B by utilizing the elastic deformation of the outer cylinder portion. By tightly fitting B2, the container is sealed. To recycle the container after the consumer has used up the contents of the container, pull the tab 14 with the lid 3 removed to tear the outer cylinder 4 along the weakening line 16, and then remove the body 2 by hand. Grab it and pull it out of the bottle mouth B.
[0032]
Then, the mounting of the weakened line 16 because it is formed over approximately half of the outer tubular portion 4, it is possible to prevent or significantly inhibit the accident line of weakness 16 is torn off in the capping step, the bottle mouth B A decrease in strength can be suppressed. When the skirt portion 3b of the lid 3 is brought into close contact with the outer cylinder portion 4 of the main body 2 as in the embodiment, the outer cylinder portion 4 is reinforced by the skirt portion 3b, so that a breakage accident at the time of plugging is further prevented or reduced. it can.
[0033]
When the tab 14 is formed in a state extending in an oblique direction as in the present embodiment, the length of the weakening line 16 is increased, and thus there is an advantage that the strength can be improved accordingly.
[0034]
Further, in the packaged state, as already mentioned, since it is difficult to sure seen that you tabs 14 are present, Ru can be prevented or reduced abuse during distribution.
[0035]
Moreover, when the tabs 14 Ru pulling with songs rising habit, the tab 14 because it is most often in a state protruding in the outer peripheral surface of the main body 2 can be easily confirmed facts of fraud.
[0036]
(2). Second embodiment (FIG. 6)
In the second embodiment shown in FIG. 6, the outer surface of the tab 14 is knurled. Other structures are the same as those in the first embodiment. The inner peripheral surface of the tab 14 may be knurled.
[0037]
(3). Third embodiment (FIG. 7)
In the third embodiment shown in FIG. 7, the lid 3 is structured to include an outer cylinder 3c and an inner cylinder 3d, so that the outer surface is formed in a straight shape as a whole. A plurality of plate-like ribs connecting the outer cylinder 3c and the inner cylinder 3d may be provided at appropriate intervals along the circumferential direction. In FIG. 7, the cylindrical part of the lid 3 is composed of the outer cylinder 3c and the inner cylinder 3d because the amount of resin used is reduced and the thickness of each part is equalized as much as possible in the case of forming it in a straight shape. This is to prevent sink marks.
[0038]
(4). Fourth embodiment (FIG. 8)
In the fourth embodiment shown in FIG. 8, in the case where the lid 3 is formed in a two-stage system comprising an upper part 3a and a skirt part 3b, the upper part of the skirt part 3b is formed in a cross-sectional arc shape. In this case, only the upper part 3a is knurled, but the skirt part 3b may be knurled, or conversely, the knurled process may not be performed at all (this is another embodiment). The same is true . )
[0039]
(5). Fifth embodiment (FIG. 9)
FIG. 9 shows a fifth embodiment, wherein (A) is a front view of the main part, and (B) is a sectional view taken along line BB of (A). In this example, the recess 13 is formed only in the lower end edge portion of the outer cylinder portion 4, and the bridge 15 is provided in a hidden position by the skirt portion 3 b of the lid 3. Even the structure of this example can be easily punched during manufacture.
[0040]
(6). Sixth embodiment (FIGS. 10 to 12)
10 to 12 show a sixth embodiment. FIG. 10 (A) is a partially broken front view, FIG. 10 (B) is a sectional view taken along line BB of FIG. 10 (A), and FIG. 10 (A) is a side view of the main body 2 viewed from the XI-XI viewing direction, and FIG. 12 is a cross-sectional view taken along the line XII-XII of FIG.
[0041]
In this example, the tab 14 is formed in a ring shape, and a part of the tab 14 is connected to the lower end of the outer cylinder portion 4 via a continuous portion 18 that cannot be shredded. In the outer cylinder portion 4 of the main body 2, two weakening lines 16 starting from both sides of the connecting portion 18 are formed.
[0042]
As shown in FIG. 11, the weakening line 16 once extends upward and then changes the direction obliquely upward to reach the shoulder 4a, and then, as shown in FIG. 12, the shoulder 4a extends in the circumferential direction. Yes. The two weakening lines 16 as a whole extend to about a half circumference of the shoulder 4a. A plurality of tabs 14 are connected to the outer cylinder portion 4 via bridges 15.
[0043]
In this example, as shown by a one-dot chain line in FIG. 10, when the tab 14 is raised upward and a finger is put on the tab 14 and pulled upward, the outer cylinder portion 4 is torn along the weakening line 16. In this case, since the tab 14 can be pulled strongly by applying a force, there is an advantage that tearing can be very easily performed. The lid 3 may be formed in the same form as in the first embodiment.
[0047]
(7). Seventh embodiment (FIG. 13 )
Each of the above embodiments, the lid 3 and body 2 but which was a case of configuring the screw cap separate, as shown in the seventh embodiment of FIG. 13, the lid 3 to the main body 2 by a hinge portion 19 It is also possible to apply to the type that is integrally connected.
[0048]
In this case, the lid 3 is formed in a double cylinder shape composed of an outer cylinder 3c and an inner cylinder 3d, and a recess 20 for hooking a finger on a part opposite to the hinge part 19 across the axis. Is forming. In order to allow the lid 3 to open, a portion of the outer cylinder 3c below the hinge portion 19 is cut open so as to open downward.
[0049]
(9). Others This embodiment can be embodied in various ways other than the above embodiment . Also, it may be embodied in various shapes tab. Furthermore, the annular engaging portion and the annular locking portion only need to extend in an annular shape, and do not necessarily have to be continuous over the entire circumference.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a cap according to a first embodiment attached to a bottle mouth.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a state in which a main body and a lid are separated.
FIG. 3 is a front view of only the main body.
4A is a plan view taken along the line IVA-IVA in FIG. 3, and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along the line IVB-IVB in FIG.
5A is a cross-sectional view taken along the line VA-VA in FIG. 4B, and FIG. 5B is a cross-sectional view taken along the line VB-VB in FIG. 4A.
FIG. 6 is a front view of main parts of a second embodiment.
FIG. 7 is a partially cutaway front view of a third embodiment.
FIG. 8 is a partially cutaway front view of a fourth embodiment.
9A and 9B are views showing a fifth embodiment, in which FIG. 9A is a partial front view, and FIG. 9B is a cross-sectional view.
FIG. 10 is a diagram illustrating a sixth embodiment.
11 is a side view of the main body as viewed from XI-XI in FIG.
12 is a cross-sectional view taken along the line XII-XII in FIG.
FIG. 13 is a diagram illustrating a seventh embodiment.
[Description of marks Nos.]
B Bottle mouth (mouth of container)
B2 Annular projection as an example of annular engagement part 1 Cap 2 Body 3 Lid 4 Outer cylinder part 5 Inner cylinder part 6 Outlet
11 Annular groove as an example of an annular locking part
12 ridges
13 recess
14 tabs
15 bridge
16 Weak of line

Claims

The main body is provided with an outer cylinder part fitted from the outside to a bottle mouth having an annular engagement part formed on the outer peripheral surface, and a lid for closing the main body. While the annular locking part that fits into the annular engaging part of the bottle mouth is formed by elastic deformation by the stopper, the lid is formed to cover the vicinity of the lower end of the cylindrical part in the main body,
Furthermore, a tab that can be photographed with a finger by a person and a thin weakening line for tearing the outer cylinder portion by pulling the tab are formed on the main body, and the weakening line is torn by pulling the tab. The person can remove the main body from the bottle mouth,
In addition,
The lower end of the main body is exposed below the lid, and a protruding ridge is formed on the exposed lower end so as to be substantially flush with the outer peripheral surface of the lid. A recess that is divided inward by dividing the ridge is formed in a certain range that spreads in the circumferential direction, and the tab is exposed to the circle from the lower end of the lid. Arranged to extend in the circumferential direction,
A cap made of synthetic resin with a stopper.

The tab is connected to the outer cylinder part through a bridge that can be shredded,
A stopper-attached synthetic resin cap according to claim 1.