JP4447931B2 - 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、入力される所定のオブジェクトが指定される画像情報を解析して加工処理する画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
従来、マークアップ言語で記述したデータを用いた印刷のための画像処理を行う画像処理装置、印刷装置等において、当該画像処理における回転合成処理においては、原稿作成段階で、入力される1つの元画像データを個別に加工し、コンテンツに含ませていた。
したがって、同じ画像を複数回配置するときにも、それぞれに対応する複数の画像データを全て作成し、コンテンツに加えていた。以下に、画像データを作成する手順の例を説明する。
例えば、マイクロソフト社のアプリケーションソフトであるパワーポイント(商品名)の場合、作図ツールが提供している矩形や矢印などの「ベクタ系」として扱える図形は、回転しても背景に余白は表れず、前記アプリケーションの機能を用いて、自由に回転処理することができる。
しかるに、パワーポイント以外で作成した「ピクセル系」画像をスライドに貼り付ける場合は、前記のように回転処理はできない。それゆえ、予め回転画像データを作成し、回転によってできる余白を透明化処理し、所定の位置に貼り付ける、といった複雑な画像処理工程が必須の処理であつた。
前記工程の例として、例えばフォトレタッチ・アプリケーションであるAdobe社のPhotoshop(商品名)の「ヘルプ」・「透明画像の書き出し」機能を説明する。
この機能を用いれば、選択した領域を「透明化」できる。すなわち、画像データに透明プレーン(アルファーチャネル)を付加できる。このように、一旦透明化しておけば、前記アプリケーション以外のツールでも透過合成ができる。例えば下記特許文献1,2参照。ただし、画像ファイル形式がjpegでは、上記機能はサポートされていないため、元画像データを、前記処理に先立ち、pngかgif形式にデータを変換しておく必要がある。
次に、フォトレタッチ・アプリケーションであるAdobe社のPhotoshopに限定した画像処理例について説明する。
例えば人物の画像を30度回転し、背景に配置する画像処理例の場合を考えてみる。
まず、人物を30度回転すると画像データの4隅に余白領域ができる。次に、人物と背景をそれぞれ別のレイヤに配置し、人物レイヤの余白や背景を選択的に「削除」し、この二つのレイヤを合成した画像データをフアイルに書き出す。
以上の説明で、画像は矩形によって操作・記憶・管理されていることがわかる。なお、前記アプリケーションでは別の方法が提供されている。
すなわち背景とは別の透明設定済みの新規レイヤを作成すると、濃淡のブロック模様が現れる。前記レイヤに前記人物画を配置し、「自由変形」機能を用いれば、縦横変倍・回転等の操作と背景との透過合成が同時に可能となり、この2つのレイヤを合成した画像データをフアイルに書き出す。
ところで、ピクセル系データ形式においては、画素毎の位置座標が含まれず、その代わり、「各画素のデータが出力画像の縦横一定の規則で循環的にデータが配列されている」と言う暗黙の了解に基づいて描画・再生する。それゆえ、実際は余白であり有効画素が存在しなくても、なんらかのデータとして配置しなければ他のピクセルとの位置関係が乱れ、正常に描画・再生できない。よって、記憶媒体内部でのデータは、「矩形」として配列する必要がある。
特開2001−283213号公報 特開平9−22341号公報
従来の画像処理装置は上記のように構成されているので、原稿作成段階で、元画像データを個別に全て加工し、それを個別にコンテンツに含ませる、従来の手法ではコンテンツを製作する工数が増え、かつ、全体のデータ容量も増加してメモリ負担を強いる結果となる問題点があった。
一方、デジタルテレビ、携帯電話やデジタルカメラ等も、マークアップ言語で記述したコンテンツ(例えば画像データ)を取り扱うことが多くなってきている。このような機器では、メモリ資源が限られており、コンテンツ全体のデータ量が大きいと、それを保持することが困難となる。
また、矩形領域の画像データを回転処理すると、画像データはメモリ上では、「回転により斜めになったオブジェクトを内接する矩形」として構成される。
即ち、図形以外の領域は余白(黒:R=0,G=0,B=0)となる。このまま画像を目的領域に配置すると、下層が「余白=黒」で塗りつぶされてしまう。
このような場合において、透過合成用に、透明度を表現するため、例えば深さ8ビットのデータを画素毎に付加すると、作業用メモリが大幅に増大する。
さらに、注目すべきは、ベクタ系の図形であっても、媒体上に可視化表現する段階では、ピクセルデータに変換しなくてはならないことである。また、XHTML系の要素・属性を用いた画像・図形のはめ込み処理においては、その対象となる領域が「矩形」に限られてしまう等の課題があった。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、本発明の目的は、あらかじめ定める特定の色コードに対応づけた透明マーカと同一の値が対象画像情報中の対象画素に存在している場合、該対象画素の色コードを最近傍色に変更し、かつ、合成で発生する余白領域を前記透明マーカと同一の画素に置換できる仕組みを提供することである。
本発明に係る画像処理装置は、以下の特徴的構成を備える。
入力される所定のオブジェクトが指定される画像情報を解析して加工処理する画像処理装置であって、前記画像情報に付加されている配置属性に従い、該画像情報を下層の画像情報中の指定領域にはめ込む画像合成処理を行う第1の画像処理手段と、前記第1の画像処理手段があらかじめ定める特定の色コードに対応づけた透明マーカと同一の値が対象画像情報中の対象画素に存在している場合、該対象画素の色コードを最近傍色に変更し、かつ、前記第1の画像処理手段による合成で発生する余白領域を透明マーカと同一の画素に置換する第2の画像処理手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、あらかじめ定める特定の色コードに対応づけた透明マーカと同一の値が対象画像情報中の対象画素に存在している場合、該対象画素の色コードを最近傍色に変更し、かつ、合成で発生する余白領域を透明マーカと同一の画素に置換できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像処理装置を備えた画像処理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す本実施形態の画像処理システムは、ネットワーク上に接続されている複数のホストコンピュータ10,11,12と、該ホストコンピュータ10,11,12からインタフェース(ローカルI/F 21−1もしくはネットワークI/F 21−2)を通して送信されたコンテンツ(画像データを含む)に対して所定の画像処理(回転処理を含む)を施すコントローラ(画像処理装置)20と、コントローラ20に接続され、例えばカラー/グレースケールのデジタル画像をプリントアウトする複写機等のプリンタ(画像形成装置)30とで構成されている。
コントローラ20は、ホストコンピュータ10にインタフェースを介して接続される外部インタフェース22を有し、この外部インタフェース22がCPUバス23に接続されている。
CPUバス23には、装置全体の動作を制御するCPU24と、制御プログラム(後述する図3のフローを含む)を格納するROM25と、作業用のワークエリアとして使用されるRAM26と、フォントデータや後述するパスワード等が記憶される内蔵ハードディスク(HD)28を制御するHDDコントローラ27と、FIFO29とが接続されている。
ここで、RAM26は、ラスタ画像データを記憶するフレームメモリ26−1と、PDL画像データを保持するPDLバッファ26−2とを備えている。なお、ラスタ画像データをフレームメモリ26−1に記憶する代りに、内蔵HD28に記憶することも可能である。
このコントローラ20によれば、ホストコンピュータ10からローカルインタフェース及びネットワークインタフェースを介して送られてきたPDL画像データは、CPUバス23を介して一旦PDLバッファ26−2に保持される。
CPU24は、ROM25や内蔵HD28にあるフォントデータ等を用いて、PDLバッファ26−2に保存されているPDL画像データをラスタ画像データに展開し、フレームメモリ26−1に書き込む。
このコントローラ20からは、CPUバス23及びFIFO29を介してラスタ画像データがプリンタ30へ形成用信号41として送られ、その信号41に基づいて画像形成が行われる。また、コントローラ20とプリンタ30は、インタフェース42を介して、種々の通信が行える。
プリンタ30は、画像形成部31と、操作部32と、制御部33とで構成されている。画像形成部31は、ホストコンピュータ10から送られてきた画像データを400dpiの解像度で記録媒体にカラーまたはグレースケールで出力する機能を有し、制御部33は、プリンタ30全体の制御を行うもので、操作部32及び画像処理装置20との通信内容に応じてプリント機能を実行する。
なお、CPU24は、後述するフローチャートに示す手順に従って、入力される画像情報に付加されている配置属性(例えばcrop,fit,roate,flip属性等)に従い、該画像情報を下層の画像情報中の指定領域にはめ込む画像合成処理を行った後(例えば後述する図14〜図19参照)、該画像合成処理で発生する余白領域を下層の画像特性に適応する画像に置換処理することにより、画像情報の配置合成で発生する余白領域に対してそれぞれ対応する特定の画像情報(例えば余白を埋める画像情報)を生成して保持するメモリを確保することなく、簡単な画像処理で発生する余白領域を合成される背景画像に置換して所望の合成画像を効率よく生成処理することが可能となる。
次に、ホストコンピュータ10から送られてきた画像データがプリンタ30から出力されるまでの動作(画像出力方法)について、図2及び図3を参照しつつ説明する。
以下、本発明に係る一実施形態について、図2等を参照しながら、本発明に係る画像処理装置における画像の操作合成処理例について説明する。
先ず、本発明に係る画像処理装置における画像データのファイル形式とその特徴について説明する。
言語が、例えばXHTMLでは、img要素を用いて外部イメージファイルをリンク参照することができる。img要素にはイメージファイルのURI(src属性)とともにイメージ表示領域の幅(width属性)と高さ(height属性)を指定することができ、これによってイメージの拡大縮小を行っている。
また、SVGではimg要素によって同様の機能が提供されている。img要素の場合は、イメージ表示領域の位置(x、y属性)や座標変換(transform属性)、拡大縮小時の縦横比の保持に関する指定(preserveAspectRatio属性)などをさらに指定できるようになっている。
XHTMLやSVG(Scalable Vector Graphics)のような文書型におけるイメージ参照機能を拡張するために、crop、fit、rotate、flipの4つのグローバル属性を導入する。これらの属性を複数同時に指定した場合は、crop属性、flip属性、rotate属性、fit属性の順に効果が適用されるものとする。
イメージのトリミングはcrop属性で指定する。crop属性の値には、スペースまたはカンマで区切られた4つの数値を与えることができる。これらの数値は、トリミング範囲となる矩形の「x座標の最小値」、「y座標の最小値」、「幅」、[高さ」をそれぞれ表わすものとする。
flip属性を使用するとイメージを反転して表示することができる、flip属性には、[反転方向」を表わす文字列を値として指定する。
イメージのサイズと表示領域のサイズが異なる場合は、イメージは表示領域に一致するように拡大縮小されて表示される。イメージと表示領域とで縦横比が異なっていると、これによってイメージが縦または横方向に圧縮されることになる。
イメージの縦横比を保持した一様な拡大縮小が行われるようにするためにはfit属性を指定する。
このfit属性には、「揃え」と「余白」の指定を組み合わせた文字列を値として指定する。「揃え」は、縦横比を保持する・しない、イメージと表示領域との関係を指定できる。
余白が生じるmeet、余白がなくなるようにする(イメージが一部表示されない)sliceのいずれかが指定できる。「余白」は省略可能で、指定されない場合は"meet"の値が指定されたものとみなす。
イメージの回転はrotate属性で指定する。rotate属性の値には、回転角度を表わす数値を与える。回転角度はx軸の増加方向からy軸の増加方法の向き、すなわち時計周りに度単位で測るものとする。回転によってイメージを包含する矩形のサイズが変更される場合は、イメージを包含する矩形が表示領域に収まるように拡大縮小がおこなわれる。その際に、fit属性を用いて一様な拡大縮小をおこなうよう指定することもできる。
次に、画像処理に関する属性の働きについて詳細に説明する。なお、ここでは説明の都合上、画像処理における余白処理は含めていない。
図2〜図19は、本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg"width="xxx mm" height="xxx mm"/>
ここで、縦横の寸法が指定されているので、原画ORに対して、縦横それぞれ独立に変倍をかけて指定の大きさで印刷する。すなわち、イメージのサイズと表示領域DEのサイズが異なる場合は、イメージを表示領域DEに一致するように表示する。すなわち、画像は縦横比を保持しないで配置される。
図3は、「縦横比保持して配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg"width="xxx mm" height="xxx mm"fit="xMidYMid meet"/>
ここで、原画ORを指定の画像に配置する際、イメージの縦横比を保持するためにはfit属性を指定する。fit属性には、「揃え」と「余白」の指定を組み合わせた文字列を値として指定する。「余白」は省略可能で、指定されない場合は"meet"の値が指定されたものとみなす。
揃えとしては以下の指定ができる。
xMinYMin:縦横比を保持してイメージと表示領域の左上端を揃える
xMidYMin:縦横比を保持してイメージと表示領域の左右中央上端を揃える
xMaxYMin:縦横比を保持してイメージと表示領域の右上端を揃える
xMinYMid:縦横比を保持してイメージと表示領域の上下中央左端を揃える
xMidYMid:縦横比を保持してイメージと表示領域の中央を揃える
xMaxYMid:縦横比を保持してイメージと表示領域の上下中央右端を揃える
xMinYMax:縦横比を保持してイメージと表示領域の左下端を揃える
xMidYMax:縦横比を保持してイメージと表示領域の左右中央下端を揃える
xMaxYMax:縦横比を保持してイメージと表示領域の右下端を揃える
余白としては以下の指定ができる。
meet:イメージ全体が表示されるようにする(余白が生じる)
slice:余白がなくなるようにする(イメージが一部表示されない)
図4は「画像のトリミング」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg" width="xxx mm" height="xxx mm" crop= "xtop:xxx px; xleft:xxx px; xwidth:xxx px; xheight:xxx px;" />
ここで、イメージのトリミングはcrop属性で指定する。crop属性の値には、トリミング範囲となる矩形の「x座標の最小値」、「y座標の最小値」、「幅」、「高さ」をそれぞれ表わすものとする。
前記の表現では、もともとのイメージにトリミングを施し、トリミング後のサイズをオリジナルの表示領域DEに拡大して表示する。この場合、アスペクト比は保証されない。すなわち、イメージのサイズと表示領域DEのサイズが異なる場合は、イメージを表示領域DFに一致するように表示する。画像は縦横比を保持しないで配置される。
図5は「トリミングしてから縦横比保持して配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg" width="xxx mm" height="xxx mm" crop= "xtop:xxx px; xleft:xxx px; xwidth:xxx px; xheight:xxx px;" fit="xMidYMid slice"/>
ここで、イメージのトリミングはcrop属性で指定する。crop属性の値には、トリミング範囲となる矩形の「x座標の最小値」、「y座標の最小値」、「幅」、「高さ」をそれぞれ表わすものとする。トリミングしたイメージを縦横比を保持して一様な拡大縮小が行われるようにするためには、fit属性を指定する。
fit属性には、「揃え」と「余白」の指定を組み合わせた文字列を値として指定する。「余白」は省略可能で、指定されない場合は"slice"の値が指定されたものとみなす。
図6は「画像の反転後配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg"width="xxx mm"height="xxx mm"flip="horizontal"/>
ここで、flip属性を使用するとイメージを反転して表示することができる、flip属性には、「反転方向」を表わす文字列を値として指定する。イメージのサイズと表示領域DEのサイズが異なる場合は、イメージを表示領域DEに一致するように表示する。すなわち、画像は縦横比を保持しないで配置される。
反転方向は以下の様に指定できる。
horizontal:水平方向の反転(左右反転)を行う
vertical:垂直方向の反転(上下反転)を行う
図7は「反転して縦横比保持して配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg" width="xxx mm" height="xxx mm"flip="horizontal"fit="xMidYMid meet"/>
ここで、原画を指定の画像に配置する際、イメージの縦横比を保持するためにはfit属性を指定する。
図8は「画像の回転配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg"width="xxx mm"height="xxx mm"rotate="45 deg"/>
ここで、イメージの回転はrotate属性で指定する。rotate属性の値には、回転角度を表わす数値を与える。回転角度はx軸の増加方向からy軸の増加方法の向き、すなわち時計周りに度単位で測るものとする。回転によってイメージを包含する矩形のサイズが変更される場合は、イメージを包含する矩形が指定の表示領域DEに収まるように縦横比を保持せず配置される。
図9は「回転して縦横比保持して配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg"width="xxx mm"height="xxx mm"rotate="45deg"fit="xMidYMid meet"/>
ここで、回転によってイメージを包含する矩形のサイズが変更される場合は、イメージを包含する矩形が表示領域DEに収まるように縦横比を保持しつつ拡大縮小する。
<meet>が指定された場合、イメージを時計方向に45度回転した状態で、縦横比を保持しつつ、イメージ全体が表示されるようにする(余白が生じる)。
<slice>が指定された場合、イメージを時計方向に45度回転した状態で、さらにイメージが表示領域に余白なく表示されるように周囲がトリミングされて表示される(イメージが一部表示されない)。
なにも指定されない場合は上記で、"meet"の値が指定されたものとみなす。
図10は「画像のトリミングして反転配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img width="xxx mm" height="xxx mm" crop="xtop:xxx px; xleft:xxx px; xwidth:xxx px; xheight:xxx px;" flip="horizontal"/>
図11は「トリミングして縦横比保持して反転配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img data="abc.jpg" type="image/jpeg" top="xxx mm" left="xxx mm" width="xxx mm" height="xxx mm" crop="xtop:xxx px; xleft:xxx px; xwidth:xxx px; xheight:xxx px;" flip="horizontal" fit="xMidYMid slice"/>
図12は「画像をトリミングして回転後配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg"width="xxx mm"height="xxx mm" crop= "xtop:xxx px;xleft:xxx px;xwidth:xxx px;xheight:xxx px;" rotate="45 deg"/>
ここで、元画像の一部を切り出し、回転し、指定領域に再現する。この場合、目的領域にあわせて高さ幅を独立して変倍する。長方形であった原画が平行四辺形となる場合がある。
図13は「トリミングと回転後、縦横比保持して配置」する例で、この操作を記述する例を以下に示す。
<img src="abc.jpg" width="xxx mm"height="xxx mm" crop= "xtop:xxx px;xleft:xxx px; xwidth:xxx px; xheight:xxx px;" rotate="45 deg"fit="xMidYMid slice"/>
ここで、元画像の一部を切り出し、回転し、指定領域に再現する。この場合、目的領域に合わせて高さ幅を連動して変倍する。
今まで説明してきた画像操作における余白処理を実現する過程、特に、回転無で、縦横比を保持して配置する例を、本発明を適用した処理シーケンスを説明する。
図14は配置領域を指定した例で、イメージデータを出力するメディア上の座標・幅・高さを与えた様子を示している。図15は元画像を示した例図で、データの解析により縦・横の画素数がわかる。
図16は元画像を、指定領域の形状に合わせて、縦横比を保持しつつ、変形した例で、余白は白データが配置されている例で、図17は余白と画像のそれぞれに対応する透明度プレーンのデータ、所謂アルファーチャネル部を生成した例であり、図18は透明度データと画像の合成した例、図19は透明度データが付属した画像データを目的領域(背景画像)に透過合成した結果例である。
今まで説明してきた画像処理における余白処理を実現する過程、特に、回転し、縦横比を保持しないで配置する例を、本発明を適用した処理シーケンスを説明する。
図20〜図27は、本発明に係る画像処理装置における画像加工配置例を説明する模式図である。
図20は配置領域の指定状態を示し、特に、イメージデータが出力されるメディア上の座標・幅・高さを与えた様子を示している。
図21は元画像ORを示した例で、データの解析により縦・横の画素数がわかる。図22は元画像ORを45度回転した図形を模擬した例である。図23は元画像ORを45度回転した図形のメモリメージで、このように回転画像LIMでは、メモリの記憶形が矩形Mに基づいているため、必ず余白SP1〜SP4が生じる。なお、余白SP1〜SP4には白データが配置されている。
図24は余白と画像のそれぞれに対応する透明度プレーンの透明度データTPL、所謂アルファーチャネル部を生成した例である。図25は透明度データTPLと画像との合成した例である。
図26は透明度データTPLと画像との合成して、指定領域に合わせて変形した例である。図27は透明度データTPLが付属した画像データを目的領域に透過合成した結果例である。
図28は、図1に示した画像処理装置における画像処理例を説明する図であり、イメージデータの、読み込み、変換、保存、管理の手順の例である。
<object>要素のdata属性で指定された画像ファイルを読み込み、type属性で指定されたイメージの種類別(image/jpeg、image/png、image/gif)を認識した上で、RGBのビットマップへ変換する。
まず、image/jepg(JPEG)はデコードを行いビットマップに変換する。
次に、image/png(PNG)は、tRNSチャンクで指定された透過ピクセルを内部透過色へ置換しながらデコードを行いビットマップに変換する。
このとき内部透過色と同じ色が出現した場合は、人の目では1ビットの色変化を認識できないという事実に基づきRGB24ビット中の1ビットを違う値へ変化させる。
さらに、image/gif(GIF)は、透過パレットで指定された透過ピクセルを内部透過色へ置換し、前記pngと同様の手法を用いてビットマップに変換する。
なお、アニメーションGIFの場合は、最初のフレーム画面がビットマップに使用される。前記typeが省略された場合は、dataのファイル拡張子を用いて、「.jpgはJPEG画像」、「.pngはPNG画像」、「.gifはGIF画像」とイメージ種別を判定する。
拡張子で判定できない場合はさらに、読み込んだファイルの先頭2バイトから、「FF,D8」はJPEG画像、「89,50」はPNG画像、「8A,4D」はMNG画像、「47,49」はGIF画像、とイメージの種別を推定する。
変換したビットマップはオブジェクトリストへ登録し管理される。
既に読み込まれている画像リソースが再度指定された場合は、登録済みのオブジェクトリストが参照され、新たにイメージの読み込み、変換はしない。
ところで、画像リソースの読み込みに失敗した場合は、画像は出力されずbackground−color:で指定されている背景色で塗りつぶす。
図29は、本発明に係る画像処理装置におけるデータ処理手順を説明するフローチャートであり、図1に示したCPU24がRAM上にロードして実行する透過画像合成処理手順に対応すし、特に余白部を完全透明、画像部分を不透明として配置する、すなち、透過度に中間値が無い系における処理手順に対応する。
なお、本処理の場合、予め定めた色コードを「透明」を表すマーカとして用いる。それゆえ、透過度を表わすためのデータプレーンを必要としない利点がある。また、step−1〜step−6は各ステップを示す。
先ず、ステップstep−1で、例えばホストコンピュータ10〜12等から受信する受信データを操作モジュールに取り込む。ここで、画像データは圧縮したデータ形式、例えばpng/gifやjpgで表現されているとする。
次に、ステップstep−2で、前記圧縮画像データを機器での内部表現、例えば24bit RGB形式に伸張・変換する。
そして、ステップstep−3で、属性の指示に従い、画像データを回転したり、元画像と配置領域との大小関係に合わせて縦横変倍したりする。次に、ステップstep−4で、画像領域を検索・スキャンして、「予め定めた色コード=透明マーカ」が存在している場合は、隣接する最近傍色に置換する。
例えば、R=0,G=0,B=0を透明マーカと定義し、偶然前記マーカと一致した色が出現した場合、その画素データをR=0,G=0,B=1に置き換える。なお、この操作によっても、最終出力における視覚効果には実用上ほとんど影響を与えない。ここで、前記マーカを説明のため、R=0,G=0,B=0としたが、これに限らず他の任意の数値でもかまわない。
そして、ステップstep−5で、前記における回転や変倍の結果で生じた余白部を前記マーカ色に置換する。最後に、ステップstep−6で、以上のステップで完成した画像データをメモリ上に配置するもので、背景との合成においては、前記マーカ色の画素に対してはオペレーションをせず、其の他の画像データにたいしては、前記画像で背景画素を上書き処理して、処理を終了する。
なお、ステップstep−3とステップstep−4との処理順番は、逆でもよい。さらに、対象画素に前マーカ色と同じ値が存在している場合は、色コードを最近傍色に変更する操作、前記自由変形の結果生じる余白部を全て前記マーカに置換する操作、以上の操作を同時に行ってもよい。
実用的には、ステップstep−4をステップstep−2の中で同時に行う方がメモリのアクセス回数が減り効率的である。また、R=0,G=0,B=0を透明マーカと定義すれば、前記自由変形の結果生じる余白部は通常R=0,G=0,B=0となるため、改めて前記マーカ値に置換する操作は不要となる。
〔第2実施形態〕
以下、透過合成の一例で、特に余白部を完全透明、画像部分を不透明として配置する第2実施形態の画像処理過程を可視化モデルにより説明する。
図30は、本発明に係る画像処理装置における画像処理状態を説明する模式図であり、回転合成の画素に注目した例である。
図30の(a)は回転した状態で、丸印は画素を表す。ここで、余白を表すマーカと同じデータDT1がたまたまオブジェクト(画像データ)OJにも存在していることを示している。
図30の(b)は色コード掃引/置換後の画素で、上記のマーカと同じデータがオブジェクトの掃引によって検出され、それが隣接する色に置換(画素DT1−1)された状態を示している。
図30の(c)は背景画像BACKを示し、図30の(d)は図30に示す背景画像BACKと画像データOJを透過合成した状態で、これは透過マーカの部分は背景画像BACKと同じ色BACK−1〜BACK−4とし、そうでないところはオブジェクトの色に置換た結果を示している。
以下に、本発明に係る画像処理装置における画素のデータ構成を説明する。
図31は、本発明に係る画像処理装置における画素のデータ構成を説明する図であり、(a)はRGB24bitのテータ構成を示し、(b)は透明マーカの例を示し、(c)は透明度として8bitの深さを持つ画素データ構成を表す。すなわち、マーカに拠らない方法では、透明度を表す8bit分が画素ごとに加わることになる。
〔回転合成処理〕
図32は、本発明に係る画像処理装置における画像処理結果例を示す図であり、回転後背景と対象画像(元絵)とを合成する例である。
図32の(a)は元絵を示し、図32の(b)は背景を示し、図32の(c)は元絵を時計方向に回転した状態を示し、図32の(d)は図32の(c)に示す回転画像をスケーリングした状態を示す。
図32の(e)は、画像の単純重ね合わせ、図32の(f)は画像の透過合成をそれぞれ表している。なお、回転によってできる余白SP−1〜SP−4は、解りやすくするため、「白色」で表示されている。
以上、説明してきた様に、透明度の中間的な設定ではなく、透明か不透明かの単純な2つの状態に限れば、予め定めた色コードを「透明マーカ」として利用することにより、透明度を表現する、例えば深さ8ビットの透過度を表すデータを画素数分用意する必要がないので、大幅な作業用メモリの節約になる。
例えば図17,図24に示した透明度データプレーンを"元画像"と"余白"に限定し、<img>に以下の特性値を追加する。
即ち、属性名としてalpha、属性値として"画像濃度 余白濃度"or"濃度"値範囲として、0.0〜1.0.ゆえに、0=透明、1=不透明 、指定無し=1(不透明)となる。
第1の例としては、画像(abc.jpg)50% 、余白(青)25%で透過であれば、
<img src="abc.jpg" width="xxx mm" height="xxx mm" fit="xMidYMid meet"
alpha="50% 25%" style="background:blue;"/> と表現できる。
第2の例では、画像(abc.jpg)および余白(青) 70%で透過とすると、
<img src="abc.jpg" width="xxx mm" height="xxx mm" fit="xMidYMid meet" alpha="0.7" style="background:blue;"/>と表現できる。
〔イメージ処理例〕
以下に、本発明に係る画像処理装置における画像処理効果例を説明する。
図33〜図36は、本発明に係る画像処理装置における画像処理効果例を説明する図であり、図33は画像の反転配置効果例を示し、図34は画像のトリミング配置効果例を示し、図35は、画像のトリミング後回転配置の効果例を示し、図36は画像の回転配置の効果例を示し、例えば45度ずつ時計方向に回転して配置した例である。
このように、たった1つの元画像だけコンテンツに含ませれば、他は参照属性の回転角を変化させて多くの表現配置が可能となる。また、コンテンツの容量を増やさないで、表現の幅も広がる。
ここで明らかなように、従来のやり方では、操作した画像を個別に作成し、それぞれをコンテンツに含めていた。
これに対して、本実施形態では、1つの画像のみをコンテンツに付加し、その画像に対して複数の配置属性を関連づけ、表示・印刷装置が前属性に基づきそれぞれを媒体上に配置する。それゆえ、コンテンツ全体の容量も大幅に小さくなり、かつ、コンテンツ製作の工数も減少する利点がある。
〔第3実施形態〕
次に、本発明に係る画像処理装置を印刷システムに適用した例を説明する。
図37は、本発明の第3実施形態を示す画像処理装置を適用する印刷システムの印刷装置の外観を示す斜視図であり、例えばエンジンがインクジェット方式によるプリンタエンジンを備える場合に対応する。
図37において、本装置は自動的に複数枚の紙を給紙できるオートシートフィーダ3701が装備してある。現在印刷されている、すなわちプラテン上にある紙が排紙トレイ3703に排紙されようとする際、オートシートフィーダ3701は次の紙をプリンタの給紙挿入口に導く。プリンタは排紙後、給紙挿入口のペーパーセンサにより紙を検出すると、次の紙をプラテンにセットするべく給紙を行う。
オートシートフィーダ3701のペーパートレイには紙残量センサが装着されており、オートシートフィーダ3701にセットされている紙量が所定の量よりも減少した場合には、センサが反応する。
Power Button3702は、電源がOff状態で押すと、電源Onとなる。一方、On状態で押されれば一旦印刷ジョブを中断(Suspend)し、Resume Button3704で処理が継続する。また、Suspend状態でさらに押しつづけると電源Offとなる。
図38は、本発明に係る画像処理装置を適応する印刷システムの構成を示す図である。
本実施形態の印刷システムは、PDAやPCより、有線または無線のI/Fを介して接続される形態とする例で、入力されるコンテンツデータ3803を解釈実行し印刷データに変換するコントローラ3801、該コントローラ3801が変換した印刷データに基づき、画像を形成するプリントエンジン3802によって構成される。なお、本例に示すコントローラ3801の実態は、例えばLinux OSのもとで動作するCPU、記憶装置およびインタフェースを含むシングルボードコンピュータの例である。
図39は、図38に示したコントローラ3801の処理の概略を示すブロック図である。以下、コントローラを構成する各機能モジュールを説明する。
図39において、Interface3901はホスト3803からのコンテンツデータの入力を受け付け、プリンタの状態を通知する。
Parse3902は、例えばXML系言語とstyle表記言語の組合せにより記述されたコンテンツの構文を解析する。Layou3903は印刷オブジェクトの配置データを作成する。Imagin3904は印刷オブジェクトの、例えばjpeg形式データをデコードしたり、イメージのサイズ調整等の画像処理を実行する。Font3905はコンテンツによって指定されたフォントデータを作成管理する。Bandin3906は配置データに基づきページを構成し印刷データを実際に作成する。すなわち、プリントエンジンが受け取れるデータ形式に変換する。
図40は、図38に示したホスト3803から入力されるコンテンツの構成内容を説明する図である。
図40において、(a)に示すように各々が独立したファイルとして存在する個別ファイル形式または、(b)に示すように複数ファイルを1つのファイルとしてエンコーディングした一括モジュール形式の形態をとり、ホストとの接続方式によって使い分ける。
Document4001は印刷する主たる内容を含む「本文」にあたる。Styles4002は配置や形に関する修飾表現を含む。Images4003は画像データである。なお、StylesとImagesは任意のファイル数で構成される。
図41は、図39に示したインタフェース3901の処理概要を説明する図である。
図41において、ホスト3803から入力されたコンテンツデータをParse3902へ引渡して解析処理を開始する。
全コンテンツ・データは個別のファイル形式またはエンコーディングされた一括モジュール形式として入力される。プリントエンジン3802から用紙切れ、インク切れなどのプリンタステータスを取得し、ホスト3803へ印刷状況を出力する。ホスト3803から一括モジュール形式としてコンテンツデータが入力された場合は、Document,Styles,Imagesの各ブロックを個々のファイルへ分割する。
図42は、図39に示したバンディング3906の描画処理されるページイメージとバンドの関係を説明する模式図である。
本実施形態の印刷装置に入力されるデータの形式は付加情報とコンテンツからなる。付加情報は、画像の縦横サイズ(W,H)および画像の位置座標P(X, Y)を含む。これらデータブロックの集合は、(1)JPEG、(2)PNG、(3)テキストの各形式を含む。
図43は、図39に示したバンディング3906の描画処理におけるバンドテーブルとディスプレイリストテーブルとの関係を説明する図であり、各ページ毎に管理される例である。
図43に示すように、本実施形態では、各バンドに属する画像データブロックが記憶されている。
また、1ページ分の画像データブロックは最適な抽象度の形式に変換されたデータ(DL)形式で、各バンドに属するするデータブロック(DL)がリスト構造を有するテーブルDLT4301に順次リンクされる。実際の印刷では、各バンドに属するDLを最終印刷形式に変換しつつプリントエンジンに備えた、バンドバッフアメモリに配置し、キャリジの動きに同期してDMA転送により順次読み出し、図37に示したインクジェット方式のプリンタエンジン部のインク吐出駆動ヒータ回路に供給する。
図44は、図43に示したDLT4301のデータ構造を説明する図である。
図44に示すように、DLT4301は、DLのタイプ識別子4301−1、次のDLTへのリンク4301−2、DLの内容4301−3を含むテーブルである。
なお、DLのタイプ4301−1はプリンタの印刷スピードや解像度、最終印刷データを生成するハードウエア(Graphic Engine Unit)の能力などの要因により、その抽象度及びフオーマットは最適化される。一般には、データ形式の複雑さ、データサイズ、展開のスピードのバランスで決める。
図45は、図38に示したプリンタエンジン3802の構成を示す図である。
図45において、4001はインタフェース部で、コントローラ3801から印刷データを入力する、4002はMPUで、ROM4003に格納される制御プログラムや印刷情報をRAM4004にロードして、各種のデータ処理を行う。なお、RAM4004は各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ等)を保存しておくワークメモリとしても機能する。
4005はゲートアレイ(ASIC)で、記録ヘッド4006に対する出力データの生成・制御を行うインタフェース部4001、MPU4002、RAM4004間のデータの転送制御も行う。4007はキャリジモータで、記録ヘッド4006を搬送する。
4008は搬送モータで、記録用紙の搬送を行う。4009はヘッドドライバで、記録ヘッド4006を駆動する。4010はモータドライバで、前記キャリジモータ4007を駆動する。4011はモータドライバで、搬送モータ4008を駆動する。
以下、図46に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図46は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図29に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の第1実施形態を示す画像処理装置を備えた画像処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像配置処理を概念的に説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像加工配置例を説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像加工配置例を説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像加工配置例を説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像加工配置例を説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像加工配置例を説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像加工配置例を説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像加工配置例を説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画像加工配置例を説明する模式図である。 図1に示した画像処理装置における画像処理例を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置におけるデータ処理手順を説明するフローチャートである。 本発明に係る画像処理装置における画像処理状態を説明する模式図である。 本発明に係る画像処理装置における画素のデータ構成を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置における画像処理結果例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置における画像処理効果例を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置における画像処理効果例を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置における画像処理効果例を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置における画像処理効果例を説明する図である。 本発明の第3実施形態を示す画像処理装置を適用する印刷システムの印刷装置の外観を示す斜視図である。 本発明に係る画像処理装置を適応する印刷システムの構成を示す図である。 図38に示したコントローラの処理の概略を示すブロック図である。 図38に示したホストから入力されるコンテンツの構成内容を説明する図である。 図38に示したインタフェースの処理概要を説明する図である。 図39に示したバンディングの描画処理されるページイメージとバンドの関係を説明する模式図である。 図39に示したバンディングの描画処理におけるバンドテーブルとディスプレイリストテーブルとの関係を説明する図である。 図43に示したDLTのデータ構造を説明する図である。 図38に示したプリンタエンジンの構成を示す図である。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
20 コントローラ
24 CPU
25 ROM
26 RAM
31 画像形成部
32 操作部

Claims (22)

  1. 入力される所定のオブジェクトが指定される画像情報を解析して加工処理する画像処理装置であって、
    前記画像情報に付加されている配置属性に従い、該画像情報を下層の画像情報中の指定領域にはめ込む画像合成処理を行う第1の画像処理手段と、
    前記第1の画像処理手段があらかじめ定める特定の色コードに対応づけた透明マーカと同一の値が対象画像情報中の対象画素に存在している場合、該対象画素の色コードを最近傍色に変更し、かつ、前記第1の画像処理手段による合成で発生する余白領域を前記透明マーカと同一の画素に置換する第2の画像処理手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の画像処理手段は、前記画像情報に付加されている透明度を指定する透明データを抽出して、前記余白領域に該透明データに従う透明度を設定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の画像処理手段は、前記余白領域に設定される透明度に従い、下位階層の画像特性に基づいて下層の画像情報と対象画像情報とを透過合成して配置することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記透明マーカの色コードは、黒色を示す色コードであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記第2の画像処理手段は、対象画素に前記透明マーカと同一の値が存在している場合、画像情報の自由変形処理と、色コードを最近傍色に変更する変更処理と、前記自由変形処理により生じる余白領域を前記透明マーカに置換する処理とを並行して実行することを特徴とする請求項1又は3記載の画像処理装置。
  6. 前記画像情報は、データをタグによって区切ることでデータ構造を表現する所定のマークアップ言語で記述され、オブジェクトの配置を記述する主データ部と、主データが参照する付加データ部とを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記第1の画像処理手段は、一つの画像情報に対して付加されている複数の配置属性に関連づけ配置処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 前記配置属性には、回転、拡大、移動等の配置属性を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  9. 前記第2の画像処理手段により配置される画像情報を出力する出力手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  10. 前記出力手段は、表示手段と印刷手段とを含むことを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  11. 入力される所定のオブジェクトが指定される画像情報を解析して加工処理する画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記画像情報に付加されている配置属性に従い、該画像情報を下層の画像情報中の指定領域にはめ込む画像合成処理を行う第1の画像処理ステップと、
    前記第1の画像処理ステップがあらかじめ定める特定の色コードに対応づけた透明マーカと同一の値が対象画像情報中の対象画素に存在している場合、該対象画素の色コードを最近傍色に変更し、かつ、前記第1の画像処理ステップによる合成で発生する余白領域を前記透明マーカと同一の画素に置換する第2の画像処理ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  12. 前記第1の画像処理ステップは、前記画像情報に付加されている透明度を指定する透明データを抽出して、前記余白領域に該透明データに従う透明度を設定することを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  13. 前記第2の画像処理ステップは、前記余白領域に設定される透明度に従い、下位階層の画像特性に基づいて下層の画像情報と対象画像情報とを透過合成して配置することを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  14. 前記透明マーカの色コードは、黒色を示す色コードであることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  15. 前記第2の画像処理ステップは、対象画素に前記透明マーカと同一の値が存在している場合、画像情報の自由変形処理と、色コードを最近傍色に変更する変更処理と、前記自由変形処理により生じる余白領域を前記透明マーカに置換する処理とを並行して実行することを特徴とする請求項11又は13記載の画像処理方法。
  16. 前記画像情報は、データをタグによって区切ることでデータ構造を表現する所定のマークアップ言語で記述され、オブジェクトの配置を記述する主データ部と、主データが参照する付加データ部とを含むことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  17. 前記第1の画像処理ステップは、一つの画像情報に対して付加されている複数の配置属性に関連づけ配置処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  18. 前記配置属性には、回転、拡大、移動等の配置属性を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  19. 前記第2の画像処理ステップにより配置される画像情報を出力する出力ステップを有することを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  20. 前記出力ステップは、表示ステップと印刷ステップとを含むことを特徴とする請求項19記載の画像処理方法。
  21. 請求項11乃至20のいずれか1項に記載の画像処理方法を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  22. 請求項11乃至20のいずれか1項に記載の画像処理方法を実行させるためのプログラム。
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