JP4444041B2 - 受信装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は白物家電機器等に組み込まれ、家庭内通信ネットワークを構築する無線通信システムの受信装置及びプログラムに関するものである。
近年、エアコンや冷蔵庫などの白物家電機器や人感センサー等のセキュリティ機器と家庭内に設置されたホームコントローラとを接続し、前記ホームコントローラを介して携帯電話と接続し、家の外よりエアコン等の機器をコントロールしたり、家の中のセキュリティ情報を携帯電話を介して外出中の家人に報知したりする家庭内ネットワークシステムが開発されている。通信媒体として電灯線や無線が用いられている。また、伝送速度を通信対象によって変えることも検討されている。
そして同じ家庭の中に伝送速度の異なる機器が存在する場合は、前記複数の伝送速度のどちらが来ても受信できる受信装置が必要となる。このような複数の伝送速度に対応する受信装置として特許文献1に記載されたものがある。
図5は従来の受信装置の一例である無線選択呼出受信装置の構成を示すブロック図である。この無線選択呼出受信装置は、アンテナAntで受信された一斉無線選択呼出電波の受信信号が入力され、この受信信号に対して増幅を行い、周波数変換するとともに、復調データを出力する受信部10とを有している。
更に、この無線選択呼出受信装置は、受信部10からの復調データのビットと内部基準クロックとの同期を確立するビット同期部11と、プリアンブルの検出の有無データを出力するプリアンブル検出部12とを有し、かっ、予めこの無線選択呼出受信装置が選択呼び出し受信を可能とする所定の伝送速度であるか否かを認識するためのビットレート検出部13と、フレーム同期信号を検出するためのフレーム信号検出部14とを有している。
また、この無線選択呼出受信装置は、復調データにおけるアドレス番号と予め記慮している個別アドレス番号とを照合するアドレス照合部15と、使用者に選択呼び出しを断続音又は振動などで通知するための報知部16と、各部の制御を行う制御部17とを有している。
図6はビットレート検出部13の詳細な構成を示すブロック図である。このビットレート検出部13は、復調データのビットごとのローレベルからハイレベルヘの立ち上がりの変化点を検出し、また、ハイレベルからローレベルヘの立ち下がりの変化点を検出する変化点検出器20と、この変化点検出器20が検出したビットの立ち上がりの変化点を挟んだ時間間隔である変化点検出窓(データ)Saを生成して判定器23へ出力する変化点検出窓データ生成器21とを有している。
更に、このビットレート検出部13は、変化点検出器20が検出した復調データのビットにおける立ち下がりの変化点を挟んだ時間幅の変化点検出窓(データ)Sbを生成して判定器23へ出力する変化点検出窓データ生成器22と、受信部10からの復調データのビットにおける立ち上がり又は立ち下がりの変化点が変化点検出窓Sa,Sb内か否かを判定する判定器23とを有している。また、この判定器23での復調データのビットにおける立ち上がりの変化点が変化点検出窓Sa内の場合をカウントするカウンタ24と、このカウンタ24でのカウント値と予め設定している基準値と比較し、一致した際に所定の伝送速度の一斉無線選択呼出電波の受信であると判定した信号を制御部17へ出力する比較器25とを有している。
図7はビットレート検出部13の動作のタイミングを示すタイミングチャートである。例えば、図7(A)はPOCSAG方式における2400bpsの場合のタイミング処理であり、図7(B)はFLEX/ERMES方式における1600bpsの復調データがビット列データ「10101」の場合のタイミング処理である。
図7(A)に示す2400bpsの復調データの場合は、変化点検出器20が検出した復調データのビットごとの立ち上がりの変化点を挟んで変化点検出窓データ生成器21が生成した変化点検出窓Sa、及び、変化点検出器20が検出した復調データのビットにおける立ち下がりの変化点を挟んで変化点検出窓データ生成器22が生成した変化点検出窓Sbが判定器23に設定される。判定器23では、変化点の判定を行い、ここでは変化点検出窓Sa,Sb内に2400bpsの復調データのビットにおける立ち上がり及び立ち下がりの、それぞれの変化点が位置している。
これに対して図7(B)に示す1600bpsの復調データの場合は、変化点検出器20が検出した変化点を挟んで変化点検出窓データ生成器21が生成した変化点検出窓Sa、及び、変化点検出窓データ生成器22が生成した変化点検出窓Sb内に、復調データのビットにおける立ち上がりの変化点が入っているものの、立ち下がりの変化点が入っていない。
したがって、FLEX/ERMES方式における1600bpsの復調データは、そのビットがカウンタ24でカウントアップされず、かつ、この復調データが破棄される。すなわち、比較器25ではカウンタ24でのカウント値が、予め設定している基準値(この無線選択呼出受信装置での選択呼び出し受信が可能な伝送速度に対応)と不一致となる。したがって、制御部17が現在受信中の一斉無線選択呼出電波が自己宛先でないと判断する。
特開平10−341469号公報
前記従来の構成では、2400bpsのデータは受信し、1600bpsのデータは自分宛で無いとして破棄している。よって伝送速度の違う二つのデータのうちのどちらが来ても受信できるようにしたいという要求に対応できないという課題があった。
また、従来の構成では、2400bpsと1600bpsの関係のように立ち下りの変化点がH→L変化点検出窓Sbに入っていない伝送速度については区別することができるが、2400bpsと1200bpsの関係のように整数倍の関係にある伝送速度の場合は、1200bpsの立ち下がりの変化点は、2400bpsのH→L変化点検出窓Sbに入ってくる。そのため、二つの伝送速度が整数倍の関係にある場合には区別をつけることができないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で伝送速度の違う二つのデータのうちのどちらが来ても受信できる受信装置を提供することを目的とする。
所定のタイミングで動作を開始する第一のタイマー手段と、受信信号の変化点を検出する変化点検出手段と、前記変化点検出手段で検出した変化点から次の変化点までの時間を計測する第二のタイマー手段と、前記第二のタイマー手段で計測した時間が所定範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記所定範囲内に計測時間が入っている場合にカウントアップするカウンター手段と、前記カウンター手段のカウント値が所定の値に達した時に前記第一のタイマー手段のタイマー値を読出し前記タイマー値により伝送速度を決定する伝送速度決定手段という構成である。
これによって、簡単な構成で、伝送速度の違う二つのデータのうちのどちらが来ても受信できることとなる。
本発明の受信装置及びプログラムを用いることにより、伝送速度の違う二つのデータのうちのどちらが来ても受信することが可能となる。
第1の発明は、所定のタイミングで動作を開始する第一のタイマー手段と、受信信号の変化点を検出する変化点検出手段と、前記変化点検出手段で検出した変化点から次の変化点までの時間を計測する第二のタイマー手段と、前記第二のタイマー手段で計測した時間が所定範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記所定範囲内に計測時間が入っている場合にカウントアップするカウンター手段と、前記カウンター手段のカウント値が所定の値に達した時に前記第一のタイマー手段のタイマー値から読出したタイマー値により伝送速度を決定する伝送速度決定手段とで構成したことにより、簡単な構成で受信信号の伝送速度を決定することができる。
第2の発明は、所定のタイミングで動作を開始する第一のタイマー手段と、受信信号の変化点を検出する変化点検出手段と、前記変化点検出手段で検出した変化点から次の変化点までの時間を計測する第二のタイマー手段と、前記第二のタイマー手段で計測した時間が所定範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記所定範囲内に前記計測時間が入っている場合にカウントアップし、前記所定範囲内に前記計測時間が入っていない場合はカウント値をクリアするカウンター手段と、前記カウンター手段のカウント値が所定の値に達した時に前記第一のタイマー手段のタイマー値を読出し前記タイマー値により伝送速度を決定する伝送速度決定手段とで構成されており、簡単な構成で短時間に伝送速度を決定できる。
第3の発明は、変化点検出手段として、受信信号の立上り或いは立下りのどちらかの変化点のみを検出する構成としたことにより、さらに一層回路構成を簡略化できることとなる。
第4の発明は、伝送速度決定手段の伝送速度初期値を予想される伝送速度の下限値に設定したことを特徴としているため、伝送速度が決定されるまでの動作を安定させることができる。
第5の発明は、伝送速度決定手段において、カウンター手段からのカウント値と第一のタイマー手段のタイマー値とから伝送速度が決定された時には、前記伝送速度決定手段の動作を停止する構成としたことにより、データ受信中に受信同期信号がばたつくことを防止することができる。
第6の発明は、伝送速度決定手段により受信信号の伝送速度を決定すると共に、受信信号のヘッダー部に含まれるビット同期信号を受信することにより受信データを読み取るための受信同期信号を前記伝送速度で生成する受信同期信号生成手段を有する構成であるため、伝送速度の違う二つのデータのうちのどちらが来ても受信信号の伝送速度に合わせた受信同期信号を生成できる。
第7の発明は、受信信号の予想される第1の伝送速度Aと予想される第2の伝送速度Bの関係はB=(n+1)A(n:自然数)としたことにより、二つの伝送速度の識別を容易にすることができる。
第8の発明は、機能の全てもしくは一部をコンピュータに実現させるため処理内容をプログラムで構成することにより、マイクロコンピュータで処理を行うことができ、処理内容の変更も容易になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における受信装置の主要構成部であるビットレート検出部101のブロック図を示すものである。
図1において、11は受信部、102は変化点検出手段、103は第二のタイマー手段、104は判定手段、105は第二のタイマー手段、106は伝送速度決定手段、107はカウンター手段である。
図1のビットレート検出部101の動作について、図2を参照しながら説明する。
図2(A)は受信部11からの信号が2400bpsでデータ列が「101010101」の場合の例である。図2(B)は受信部11からの信号が4800bpsでデータ列が「11001100101010101」の場合の例である。
最初に図2(A)の受信部11からの信号が2400bpsでデータ列が「101010101」の場合の例について説明する。
受信部11からの(4)信号波形の立上りの変化点aを変化点検出手段102で検出し、第二のタイマー手段103を起動する。第二のタイマー手段103では変化点検出手段102からの起動により(4)信号波形の立上りの変化点aから次の立上りの変化点bまでの時間T2(図2の(3)タイマー2)を測定する。第二のタイマー手段103はT2の測定が完了すると次の立上りの変化点までの時間測定を開始すると共に、測定の終わったT2を判定手段104に送る。
判定手段104では、T2が(2400bpsの2ビット分)±30%の時間範囲(以下2400bpsの範囲と呼ぶ)にあるか、或いは(4800bpsの2ビット分)±30%の時間範囲(以下4800bpsの範囲と呼ぶ)にあるかどうかを判断する。そして上記どちらの範囲に入っていてもカウンター手段107のカウント値をインクリメントする。図2(A)の例では2400bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107をインクリメントする。
変化点bから変化点cまでの時間T2はノイズが混入したため、2400bpsの1ビット長よりかなり短い時間である。そして4800bpsの範囲にも入っていない。そのため判定手段104で前記T2はどちらの範囲にも入っていないと判定し、カウンター手段107をインクリメントしない。
同様に立上り変化点cから立上り変化点dまでの時間T2についても、どちらの範囲にも入っていないと判定し、カウンター手段107をインクリメントしない。
変化点dから変化点eまでの時間T2及び変化点eから変化点fまでの時間T2は共に2400bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107はインクリメントされる。図2の(5)カウント値はカウンター手段107のカウント値を示す。
(5)カウント値が3に達すると、カウンター手段107は伝送速度決定手段106を起動する。伝送速度決定手段106ではカウンター手段107からのカウント値3という情報と第一のタイマー手段105からの時間情報に基づき、(4)信号波形の伝送速度を決定する。
第一のタイマー手段105は、図2(2)タイマー1で示すように変化点aから変化点fまでの時間T1を測定する。
伝送速度決定手段105では、
(2400bpsの6ビット分−α)<T1<(2400bpsの8ビット分+α)
ここで、α:信号波形のジッター等を考慮した余裕時間、
であれば、2400bpsの(4)信号波形を受信したと決定する。
(4800bpsの6ビット分−α)<T1<(4800bpsの8ビット分+α)
ここで、α:信号波形のジッター等を考慮した余裕時間、
であれば、4800bpsの(4)信号波形を受信したと決定する。
図2(A)の例では2400bpsの(4)信号波形を受信したと決定する。
次に図2(B)の受信部11からの信号が4800bpsでデータ列「11001100101010101」の場合の例について説明する。
受信部11からの(9)信号波形の立上りの変化点gを変化点検出手段102で検出し、第二のタイマー手段103を起動する。第二のタイマー手段103では変化点検出手段102からの起動により(9)信号波形の立上りの変化点gから次の立上りの変化点hまでの時間T2(図2の(8)タイマー2)を測定する。第二のタイマー手段103はT2の測定が完了すると次の立上りの変化点までの時間測定を開始すると共に、測定の終わったT2を判定手段104に送る。
判定手段104ではT2が(2400bpsの2ビット分)±30%の時間範囲(以下2400bpsの範囲と呼ぶ)にあるか、或いは(4800bpsの2ビット分)±30%の時間範囲(以下4800bpsの範囲と呼ぶ)にあるかどうかを判断する。そして上記どちらの範囲に入っていてもカウンター手段107のカウント値をインクリメントする。図2(B)の例では2400bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107をインクリメントする。
次の変化点hから変化点iまでの時間T2も2400bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107をインクリメントする。
次の立上り変化点iから立上り変化点jまでの時間T2は、4800bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107をインクリメントする。図2の(10)カウント値はカウンター手段107のカウント値を示す。
(10)カウント値が3に達すると、カウンター手段107は伝送速度決定手段106を起動する。伝送速度決定手段106ではカウンター手段107からのカウント値3という情報と第一のタイマー手段105からの時間情報に基づき、(9)信号波形の伝送速度を決定する。
第一のタイマー手段105は、図2(7)タイマー1で示すように変化点gから変化点jまでの時間T1を測定する。
伝送速度決定手段105では、
(2400bpsの6ビット分−α)<T1<(2400bpsの8ビット分+α)
ここで、α:信号波形のジッター等を考慮した余裕時間、
であれば、2400bpsの(9)信号波形を受信したと決定する。
(4800bpsの6ビット分−α)<T1<(4800bpsの8ビット分+α)
ここで、α:信号波形のジッター等を考慮した余裕時間、
であれば、4800bpsの(9)信号波形を受信したと決定する。
図2(B)の例ではT1は上記二つの不等式のどちらも成り立たない。従ってカウンター手段107のカウント値をクリアし、第一のタイマー手段105を再起動させる。
次の変化点jから変化点kまでの時間T2は4800bpsの範囲に入っているのでカウンター手段107のカウント値を零から1にインクリメントする。変化点kから変化点lまでの時間T2及び変化点lから変化点mまでの時間T2は共に4800bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107はインクリメントされる。
(10)カウント値が3に達すると、カウンター手段107は伝送速度決定手段106を起動する。伝送速度決定手段106ではカウンター手段107からのカウント値3という情報と第一のタイマー手段105からの時間情報に基づき、(9)信号波形の伝送速度を決定する。
第一のタイマー手段105は、図2(7)タイマー1で示すように変化点jから変化点mまでの時間T1を測定する。
伝送速度決定手段105では、
(2400bpsの6ビット分−α)<T1<(2400bpsの8ビット分+α)
ここで、α:信号波形のジッター等を考慮した余裕時間、
であれば、2400bpsの(9)信号波形を受信したと決定する。
(4800bpsの6ビット分−α)<T1<(4800bpsの8ビット分+α)
ここで、α:信号波形のジッター等を考慮した余裕時間、
であれば、4800bpsの(9)信号波形を受信したと決定する。
図2(B)の例では4800bpsの(9)信号波形を受信したと決定する。
以上のようにして、簡単な構成で受信信号の伝送速度を決定することができる。
(実施の形態2)
図1は、本発明の第1の実施の形態と同様、第2の実施の形態における受信装置の主要構成部であるビットレート検出部101のブロック図を示すものである。
第2の実施の形態におけるビットレート検出部101の動作について、図3A、Bを参照しながら説明する。
図3Aは受信部11からの信号が2400bpsでデータ列が「101010101」の場合の例である。図3Bは受信部11からの信号が4800bpsでデータ列が「11001100101010101」の場合の例である。
最初に図3Aの受信部11からの信号が2400bpsでデータ列が「101010101」の場合の例について説明する。
受信部11からの(4)信号波形の立上りの変化点aを変化点検出手段102で検出し、第二のタイマー手段103を起動する。第二のタイマー手段103では変化点検出手段102からの起動により(4)信号波形の立上りの変化点aから次の立上りの変化点bまでの時間T2(図2の(3)タイマー2)を測定する。第二のタイマー手段103はT2の測定が完了すると次の立上りの変化点までの時間測定を開始すると共に、測定の終わったT2を判定手段104に送る。
判定手段104ではT2が(2400bpsの2ビット分)±30%の時間範囲(以下2400bpsの範囲と呼ぶ)にあるか、或いは(4800bpsの2ビット分)±30%の時間範囲(以下4800bpsの範囲と呼ぶ)にあるかどうかを判断する。
図3Aの例では2400bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107をインクリメントする。そして判定手段104における以後のT2の判定は2400bpsの範囲に入っている場合のみカウンター手段107をインクリメントし、2400bpsの範囲に入っていない場合はカウンター手段107をクリアするように動作する。
変化点bから変化点cまでの時間T2はノイズが混入したため、2400bpsの1ビット長よりかなり短い時間である。そのため判定手段104で前記T2は2400bpsの範囲に入っていないと判定し、カウンター手段107のカウント値を零にクリアする。そして第一のタイマー手段105は、図2(7)タイマー1で示すように変化点aで時間T1の測定を開始するが、変化点cでリセットスタートする。
同様に立上り変化点cから立上り変化点dまでの時間T2についても、2400bpsの範囲に入っていないと判定し、カウンター手段107のカウント値を零にクリアする。そして第一のタイマー手段105はリセットスタートされる。図3Aの(5)カウント値はカウンター手段107のカウント値を示す。
変化点dから変化点eまでの時間T2は、2400bpsの範囲に入っているのでカウンター手段107のカウント値をインクリメントする。そして判定手段104における以後のT2の判定は2400bpsの範囲に入っている場合のみカウンター手段107をインクリメントし、2400bpsの範囲に入っていない場合はカウンター手段107をクリアするように動作する。
変化点eから変化点fまでの時間T2は、2400bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107はインクリメントされる。図3Aに表示されている(5)カウント値が3に達すると、カウンター手段107は伝送速度決定手段106を起動する。カウンター手段107には判定手段104より、カウント値が2400bpsの範囲に入っていることを示すカウント値であることが伝えられている。伝送速度決定手段106ではカウンター手段107からの2400bpsであるという情報と第一のタイマー手段105からの時間情報に基づき、(4)信号波形の伝送速度を決定する。
第一のタイマー手段105は、図3A(2)タイマー1で示すように変化点dから変化点gまでの時間T1を測定する。
伝送速度決定手段105では、
(2400bpsの6ビット分−α)<T1<(2400bpsの6ビット分+α)
ここで、α:信号波形のジッター等を考慮した余裕時間、
であれば、2400bpsの(4)信号波形を受信したと決定する。
次に図3Bの受信部11からの信号が4800bpsでデータ列「11001100101010101」の場合の例について説明する。受信部11からの(10)信号波形の立上りの変化点gを変化点検出手段102で検出し、第二のタイマー手段103を起動する。第二のタイマー手段103では変化点検出手段102からの起動により(10)信号波形の立上りの変化点hから次の立上りの変化点iまでの時間T2(図3Bの(9)タイマー2)を測定する。第二のタイマー手段103はT2の測定が完了すると次の立上りの変化点までの時間測定を開始すると共に、測定の終わったT2を判定手段104に送る。
判定手段104ではT2が(2400bpsの2ビット分)±30%の時間範囲(以下2400bpsの範囲と呼ぶ)にあるか、或いは(4800bpsの2ビット分)±30%の時間範囲(以下4800bpsの範囲と呼ぶ)にあるかどうかを判断する。
図3Bの例では2400bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107をインクリメントする。そして判定手段104における以後のT2の判定は2400bpsの範囲に入っている場合のみカウンター手段107をインクリメントし、2400bpsの範囲に入っていない場合はカウンター手段107をクリアするように動作する。
次の変化点iから変化点jまでの時間T2も2400bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107をインクリメントする。
次の立上り変化点jから立上り変化点kまでの時間T2は、2400bpsの範囲に入っていないため、カウンター手段107のカウント値を零にクリアする。図3Bの(11)カウント値はカウンター手段107のカウント値を示す。
第一のタイマー手段105は、図3B(8)タイマー1で示すように変化hgで時間T1の測定を開始するが、変化点kでリセットスタートする。
次の変化点kから変化点lまでの時間T2は4800bpsの範囲に入っているのでカウンター手段107のカウント値をインクリメントする。そして判定手段104における以後のT2の判定は4800bpsの範囲に入っている場合のみカウンター手段107をインクリメントし、4800bpsの範囲に入っていない場合はカウンター手段107をクリアするように動作する。
変化点lから変化点mまでの時間T2及び変化点mから変化点nまでの時間T2は共に4800bpsの範囲に入っているため、カウンター手段107はインクリメントされる。
そして(11)カウント値が3に達すると、カウンター手段107は伝送速度決定手段106を起動する。カウンター手段107には判定手段104より、カウント値が4800bpsの範囲に入っていることを示すカウント値であることが伝えられている。伝送速度決定手段106ではカウンター手段107からの4800bpsであるという情報と第一のタイマー手段105からの時間情報に基づき、(10)信号波形の伝送速度を決定する。
第一のタイマー手段105は、図3B(8)タイマー1で示すように変化点kから変化点nまでの時間T1を測定する。
伝送速度決定手段106では、
(4800bpsの6ビット分−α)<T1<(4800bpsの6ビット分+α)
ここで、α:信号波形のジッター等を考慮した余裕時間、
であれば、4800bpsの(10)信号波形を受信したと決定する。
以上のようにして、簡単な構成で受信信号の伝送速度を決定することができる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態について、図3A、Bを参照しながら説明する。本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態に受信同期信号の生成を付加したものである。受信同期信号の生成は受信同期信号生成手段で行われる。図5のビット同期部11が、本発明における前記受信同期信号生成手段に相当する。以下前記受信同期信号生成手段として図5のビット同期部11を用いて説明する。
伝送速度決定手段106の初期値の値は低いほうの伝送速度である2400bpsに設定されている。伝送速度決定手段106からの伝送速度情報は、図5のビット同期部11に伝えられビット同期部11より受信同期信号が出力される。図3Aの例では(6)受信同期信号、図3Bの例では(12)受信同期信号がビット同期部11から出力される受信同期信号である。受信同期信号は、(4)信号波形或いは(10)信号波形のビットのセンターをサンプリングするための信号である。
図3A、Bから明らかなように、受信同期信号は伝送速度決定手段106の初期値で指定された2400bpsで出力されている。そして、(12)受信同期信号で示すように、伝送速度決定手段106で伝送速度が4800bpsと決定された時点から4800bpsに受信同期信号の伝送速度が切り替わる。そして以後、伝送速度決定手段106の動作を停止し、受信同期信号の伝送速度を固定する。
さて(10)信号波形が4800bpsの場合、データ列が「1100110011001100…」のような場合、見かけ上伝送速度が2400bpsのように見える場合がある。よって(10)信号波形が4800bpsの場合、もし伝送速度決定手段106の初期値を4800bpsにした場合には、2400bpsであると誤判定し(12)受信同期信号を2400bpsに切り替えてしまう可能性がありデータ受信動作に悪影響を与える。一方、(10)信号波形が2400bpsの場合は、どのようなデータ列の場合であっても伝送速度が4800bpsのように見えることは無い。従って(10)信号波形が2400bpsの場合にも、伝送速度決定手段106の初期値を2400bpsにしておけば、4800bpsであると誤判定し(12)受信同期信号を2400bpsに切り替えてしまうことはありえないため、伝送速度の切り替えを誤ることがない。
そして後述する図4に示すように「1010」が所定回数繰り返されるビット同期信号1が必ず存在するため、(10)信号波形が4800bpsの場合には、上記ビット同期信号1のところで確実に伝送速度が4800bpsであると決定できる。
また(12)受信同期信号の伝送速度を4800bpsに切換え後は、伝送速度決定手段106の動作を停止するため、データ列が「1100110011001100…」のような場合が生じても、(12)受信同期信号の伝送速度が2400bpsに切り替わることはない。
図4は、図5のAntに入力する電波を変調している信号フォーマットである。
23は「1010」が所定回数繰り返されるビット同期信号1、24は信号の頭を識別するための31ビットからなるフレーム同期信号1、25は通信相手を識別するための識別符号部1、26は各種通信に必要な情報を有する制御情報部である。そして23〜26までを一つの基本単位27としている。この基本単位27を複数回繰返したものをヘッダー部21と呼ぶ。ヘッダー部に続いてデータ22部がある。データ部22は、28のビット同期信号2、29のフレーム同期信号2、30の識別符号部、31のデータから構成されている。
図4に示す信号フォーマットは2400bps或いは4800bpsで通信相手より送信される。受信部11は複数のチャンネル、例えば3つのチャンネルを順次キャリアセンスし、キャリアがあれば所定時間Txの間に自分宛の信号であるかどうかを判断し、自分宛の信号でなければチャンネルを移動しキャリアセンス動作を続ける。
キャリアがあった時の動作が図3A、Bで説明した動作である。すなわちキャリアがあった場合、伝送速度を決定し、決定した伝送速度の受信同期信号を生成する。そして生成した受信同期信号により信号波形をサンプリングしフレーム同期信号1を検出する。そしてフレーム同期信号1に続いて送られてくる識別符号部1により自分宛かどうかを判別する。
基本単位27は繰返し所定回数送られてくるため、基本単位27の任意のタイミングでキャリアありと判断しても所定時間Txを基本単位27の時間よりも若干大きく設定すれば必ず23のビット同期信号1、24のフレーム同期信号2、25の識別情報部を検出できる。
上記説明において、二つの伝送速度AとBがB=(n+1)A(n:自然数)の関係にある伝送速度2400bpsと4800bpsについて説明したが、これ以外の伝送速度であってもかまわない。
また、図2及び図3A、Bにおいて信号波形の立上りの変化点を検出したが、立下りの変化点を検出するようにしても良いし、立上り立下りの両方の変化点を検出するようにしても良い。
しかしながら、受信部11で図2或いは図3A、Bの信号波形を生成する波形整形回路の閾値にオフセットがあると、信号波形の1の期間と0の期間の長さが違ってくる。そのため立上りと立下りの両方の変化点を検出する場合は、4800bpsの1のレベルが長くなった場合と、2400bpsの1のレベルが短くなった場合の区別がつきにくくなるという点を考慮する必要がある。立上り或いは立下りのどちらかの変化点だけを検出する場合は、変化点間の時間はオフセットに影響されることはない。
従って立上りと立下りの両方の変化点を検出するよりは2400bpsと4800bpsの区別をつけやすいという利点がある。
なお、図1の構成のすべてあるいは一部をコンピュータ上のプログラムで実行させることも可能である。
なお、本実施の形態ではカウンター3として6ビット分の時間T1で判断するようにしたが、これに限らずnビット(nは自然数)分の時間で判断しても良い。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように本発明にかかる受信装置及びプログラムは、簡単な構成で二つのうちのどちらの伝送速度の信号を受信した場合であっても、正確に受信した信号の伝送速度を判断しデータをサンプリングしていくための受信同期信号を生成することができる。
本発明の実施の形態1、2、3における受信装置の主要構成部であるビットレート検出部のブロック図 本発明の実施の形態1における動作を説明する動作説明図 本発明の実施の形態2、3における動作を説明する動作説明図 本発明の実施の形態2、3における動作を説明する動作説明図 本発明の実施の形態1、2、3における受信信号フォーマットを説明する図 従来の受信装置のブロック図 従来の受信装置を構成するビットレート検出部のブロック図 従来の受信装置の動作を説明する動作説明図
符号の説明
102 変化点検出手段
103 第二のタイマー手段
104 判定手段
105 第一のタイマー手段
106 伝送速度決定手段
107 カウンター手段

Claims (8)

  1. 所定のタイミングで動作を開始する第一のタイマー手段と、受信信号の変化点を検出する変化点検出手段と、前記変化点検出手段で検出した変化点から次の変化点までの時間を計測する第二のタイマー手段と、前記第二のタイマー手段で計測した時間が所定範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記所定範囲内に計測時間が入っている場合にカウントアップするカウンター手段と、前記カウンター手段のカウント値が所定の値に達した時に前記第一のタイマー手段から読出したタイマー値により伝送速度を決定する伝送速度決定手段とで構成された受信装置。
  2. 所定のタイミングで動作を開始する第一のタイマー手段と、受信信号の変化点を検出する変化点検出手段と、前記変化点検出手段で検出した変化点から次の変化点までの時間を計測する第二のタイマー手段と、前記第二のタイマー手段で計測した時間が所定範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記所定範囲内に計測時間が入っている場合にカウントアップし、前記所定範囲内に前記計測時間が入っていない場合はカウント値をクリアするカウンター手段と、前記カウンター手段のカウント値が所定の値に達した時に前記第一のタイマー手段から読出した前記タイマー値により伝送速度を決定する伝送速度決定手段とで構成された受信装置。
  3. 変化点検出手段は、受信信号の立上り或いは立下りのどちらかの変化点のみを検出する構成とした請求項1或いは請求項2記載の受信装置。
  4. 伝送速度決定手段の伝送速度初期値を予想される伝送速度の下限値に設定したことを特徴とする請求項1或いは請求項2或いは請求項3記載の受信装置。
  5. 伝送速度決定手段において、カウンター手段からのカウント値と第一のタイマー手段のタイマー値とから伝送速度が決定された時には、前記伝送速度決定手段の動作を停止する構成とした請求項1或いは請求項2或いは請求項3或いは請求項4記載の受信装置。
  6. 伝送速度決定手段により受信信号の伝送速度を決定すると共に、受信信号のヘッダー部に含まれるビット同期信号を受信することにより受信データを読み取るための受信同期信号を前記伝送速度で生成する受信同期信号生成手段を有する請求項1或いは請求項2或いは請求項3或いは請求項4或いは請求項5記載の受信装置。
  7. 受信信号の予想される第1の伝送速度Aと予想される第2の伝送速度Bの関係はB=(n+1)A(n:自然数)とした請求項1或いは請求項2或いは請求項3或いは請求項4或いは請求項5或いは請求項6記載の受信装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載の受信装置の機能の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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