JP4442989B2

JP4442989B2 - Rebar bending equipment

Info

Publication number: JP4442989B2
Application number: JP2000133179A
Authority: JP
Inventors: 武巻幡; 宏樹武井
Original assignee: Toyo Kensetsu Kohki Co Ltd
Current assignee: Toyo Kensetsu Kohki Co Ltd
Priority date: 2000-05-02
Filing date: 2000-05-02
Publication date: 2010-03-31
Anticipated expiration: 2020-05-02
Also published as: JP2001314933A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置本体に、鉄筋を長手方向に沿って通過自在な鉄筋通過空間を設け、前記鉄筋通過空間の両側に、前記鉄筋に接当した状態で前記鉄筋通過空間を通過させながら曲線状に曲げ加工自在な複数の曲げ加工用ローラを設け、前記曲げ加工用ローラを構成するに、前記鉄筋を挟持自在な一対の挟持ローラと、前記鉄筋通過空間における前記挟持ローラの下手側に、前記鉄筋の一側面に接当して押圧することで前記鉄筋に曲げ力を作用自在な曲げローラとを設け、前記一対の挟持ローラの内の少なくとも一つを駆動回転自在な回転駆動機構を設け、前記挟持ローラと曲げローラとの内の少なくとも一つをローラ径方向に沿って前記鉄筋通過空間へ出退・固定自在な出退機構を設けてある鉄筋曲げ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の鉄筋曲げ装置としては、図９に示すように、曲げ加工用ローラｒを構成するに、鉄筋Ｓを挟持自在な一対の挟持ローラ３と、鉄筋通過空間Ｖにおける前記挟持ローラ３の下手側に、鉄筋Ｓの一側面に接当して押圧することで鉄筋Ｓに曲げ力を作用自在な一つの曲げローラ２０とを設け、前記一対の挟持ローラ３の内の、鉄筋の他側面に接当する方の駆動挟持ローラ３ａを駆動回転自在なモータ６ａを設け、前記曲げローラ２０と、前記一対の挟持ローラ３の内の鉄筋Ｓの一側面に接当する挟持ローラ（以後、出退挟持ローラという）３ｂとをローラ径方向に沿って前記鉄筋通過空間Ｖへ出退・固定自在な油圧シリンダ８を設けてあるものがあり、油圧シリンダ８の出退量は、図に示すように、油圧シリンダ８と平行に取り付けられた出退ボルト１０にストッパナット１１を螺合させておき、図９（ロ）に示すように、前記油圧シリンダ８が伸長するに伴って、前記ストッパナット１１が、装置本体２１の停止板部１ａに当接することで最大量を規制できるようにしてあるものであった。
そして、当該鉄筋曲げ装置によれば、例えば、前記出退挟持ローラ３ｂより前記曲げローラ２０の突出量を大きく設定しておくことによって、鉄筋通過空間Ｖ内に進入させた鉄筋Ｓは、両挟持ローラによって下手側に送られて、一側面を曲げローラ２０によって押圧されることで、曲線状に曲がり、例えば、螺旋状や円弧状の鉄筋曲げ加工品を形成することができるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
鉄筋の曲げ加工メカニズムは、上述の通りであるから、鉄筋曲率は、出退挟持ローラに対する前記曲げローラの突出量の大小によって、大きく異なることになる。特に、出退挟持ローラと曲げローラとの離間距離が小さくなればなるほど、前記曲げローラの突出量の増減に伴う鉄筋曲率の変化率も大きくなる。
上述した従来の鉄筋曲げ装置によれば、前記ストッパナットは、出退ボルトに螺合させてあるだけで、その螺合位置の確認は、目分量によるものでしか実施できなかった。
従って、目標とする鉄筋の曲率で曲げ加工できるようにするためには、ストッパナットの螺合位置を徐々に変化させながら曲げ加工し、その都度、曲率を測るといった手間の掛かる試し曲げ作業を実施する必要があり、鉄筋曲げ作業の準備段階で時間と手間が掛かるといった問題点があった。
また、このような試し曲げ作業は、異なった曲率に鉄筋を曲げようとする際や、直径の異なる鉄筋を曲げようとする際にも、その都度実施しなければならず、同様に時間と手間が掛かるといった問題点があった。
【０００４】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、曲げ加工用ローラのセッティングを、簡単且つ正確に実施し易い鉄筋曲げ装置を提供するところにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明の特徴構成は、図１〜８に例示するごとく、装置本体１に、鉄筋Ｓを長手方向に沿って通過自在な鉄筋通過空間Ｖを設け、前記鉄筋通過空間Ｖの両側に、前記鉄筋Ｓに接当した状態で前記鉄筋通過空間Ｖを通過させながら曲線状に曲げ加工自在な複数の曲げ加工用ローラＲを設け、前記曲げ加工用ローラＲを構成するに、前記鉄筋Ｓを挟持自在な一対の挟持ローラ３と、前記鉄筋通過空間Ｖにおける前記挟持ローラ３の下手側に、前記鉄筋Ｓの一側面に接当して押圧することで前記鉄筋Ｓに曲げ力を作用自在な曲げローラ４とを設け、前記一対の挟持ローラ３の内の少なくとも一つを駆動回転自在な回転駆動機構６を設け、前記挟持ローラ３と曲げローラ４との内の少なくとも一つをローラ径方向に沿って前記鉄筋通過空間Ｖへ出退・固定自在な出退機構Ｅを設けてある鉄筋曲げ装置において、前記出退機構Ｅによるローラ出退量を調整自在な出退調整機構Ｆを設け、前記出退調整機構Ｆによって調整したローラ出退量又はローラ出退量に関わる表示事項を表示自在な出退量表示手段Ｇを設け、前記出退機構、及び、前記出退調整機構、及び、前記出退量表示手段は、前記曲げローラと、前記曲げローラに隣接する一方の挟持ローラとに各別に形成して構成してあり、前記出退機構は、油圧シリンダで構成してあり、前記出退調整機構は、前記油圧シリンダの最大突出量を規制するストッパナットで構成してあり、前記出退量表示手段は、前記ストッパナットの基準位置からの累積回転数に関わる数値を表示するカウンタで構成してあり、前記ストッパナットは、その外周部に多数の歯を備えた歯車で構成してあり、前記カウンタは、前記ストッパナットの前記歯に噛み合うスプライン軸の累積回転数を表示するように構成してあるところにある。
【０００６】
請求項１の発明の特徴構成によれば、前記出退調整機構によってローラ出退量を調整することができることに加えて、その際の出退量を、前記出退量表示手段によって表示することができるようになる。それに伴って、目標とする鉄筋の曲率や、鉄筋の直径と、その際の好ましいローラ出退量との関係を、前記出退量表示手段の表示内容と関係づけることが可能となる。従って、前記曲げ加工用ローラのセッティング操作は、前記出退量表示手段の表示内容が、対応した所定の内容となるように前記出退調整機構を調整するだけの手間で、簡単に実施することができ、手戻りなく且つ正確に曲げ加工ローラのセッティングを行うことが可能となる。
因みに、前記出退量表示手段によって表示させる内容は、上述のように、ローラ出退量をそのまま表示したり、ストッパナットの累積回転数を表示させたり、ローラ出退量に対応した鉄筋の曲げ曲率を表示させたり、「Ｒ５ｍの円弧鉄筋」等の製品名を表示させたりすることが可能であり、それらを総称して、「ローラ出退量又はローラ出退量に関わる表示事項」という。
【０００８】
また、曲げローラと前記出退挟持ローラとを各別に正確に出退コントロールすることが可能となる。従って、例えば、現状で曲げ加工している鉄筋の直径と異なる鉄筋を曲げる際のローラセッティング作業の場合には、前記曲げローラと前記出退挟持ローラとをそれぞれ出退量調整したり、また、同径の鉄筋であっても、曲率を変化させる際には、前記曲げローラの出退量調整したり、各種の出退量調整パターンを、簡単に且つ迅速に且つ正確に実施することが可能となる。その結果、汎用性・取扱性のよい鉄筋曲げ装置とすることができる。
【００１０】
また、それぞれの構成は、簡単なものを使用できながら、上述の各作用効果を叶えることが可能となり、コストパフォーマンスを向上させることが可能となる。そして、カウンタに表示されるのは数値であるから、混同することなくその数値から、正確にローラ出退量を認識することが可能となる。
【００１２】
また、油圧シリンダの作動に伴って従動するストッパナットに直接触れることなく、スプライン軸を回転操作することで、ストッパナットを回転させてローラ出退量を所定値に合わせることが可能となり、指詰め等の発生を防止してより安全に取り扱うことが出来るようになる。
また、スプライン軸を使用していることによって、ストッパナットとスプライン軸とは、軸芯方向に相対スライドが可能となり、ストッパナットの位置如何に関わらずカウンタの表示内容を見ながらスプライン軸を回転操作するだけで、ストッパナットを従動回転させてローラ出退量を調整することが可能となる。
【００１３】
請求項２の発明の特徴構成は、図６〜８に例示するごとく、前記曲げローラ４は、前記鉄筋通過空間Ｖに沿って間隔をあけて複数設けてあり、夫々の曲げローラ４は、各別に出退切替自在に形成してあるところにある。
【００１４】
請求項２の発明の特徴構成によれば、請求項１の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、複数の曲げローラを一度に使用したり、必要に応じて使い分けたりして鉄筋曲げを実施することが可能となり、従来の鉄筋曲げ装置では、実施できなかったり、手間が掛かっていた複雑な曲げ加工を、手間を掛けずに、迅速、且つ、正確に行うことが可能となる。
その一つの例としては、各曲げローラを、挟持ローラとの離間距離が大きいほどローラ出退量を多くし、複数の曲げローラに鉄筋が接当しながら徐々に無理なく曲がるようにすれば、スムースな線形に鉄筋を曲げ加工することが可能となる。
また、別の例としては、一本の鉄筋の中で、途中から曲率を変化させるような曲げ方をする場合に、各曲げローラによる曲げ曲率が異なるように夫々の曲げローラの突出量を設定しておき、曲率を変化させる時点で、鉄筋に接当させる曲げローラを切り替えるといった方法を採ることが可能となり、複雑な曲げ方にも対応することが可能となる。
【００１５】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【００１７】
図１・２は、本発明の鉄筋曲げ装置の一実施形態である鉄筋曲げ機Ｍを示すもので、鉄筋曲げ機Ｍは、ボックス形状の金属製装置本体１、及び、その側部に取り付けられた操作盤２とで構成してある。
【００１８】
前記装置本体１には、図３〜６に示すように、その上面部分に、鉄筋Ｓを長手方向に沿って通過自在な鉄筋通過空間Ｖを設け、前記鉄筋通過空間Ｖの両側に、前記鉄筋Ｓに接当した状態で前記鉄筋通過空間Ｖを通過させながら曲線状に曲げ加工自在な複数の曲げ加工用ローラＲを設けて構成してある。
【００１９】
前記曲げ加工用ローラＲは、前記鉄筋Ｓを挟持自在な一対の挟持ローラ３と、前記鉄筋通過空間Ｖにおける前記挟持ローラ３の下手側に、前記鉄筋Ｓの一側面に接当して押圧することで前記鉄筋Ｓに曲げ力を作用自在な複数の曲げローラ４と、前記挟持ローラ３で挟持された状態で前記曲げローラ４によって曲げられる鉄筋Ｓに対して、鉄筋通過空間Ｖにおける挟持ローラ３の上手側で、曲げ反力を確保するための反力ローラ５とを設けて構成してある。何れのローラ３・４・５とも、縦軸芯周りに回転自在に形成してある（図３参照）。
【００２０】
また、前記挟持ローラ３は、図４に示すように、回転駆動機構６によって駆動回転自在な駆動挟持ローラ３ａと、前記鉄筋通過空間Ｖを挟んで前記駆動挟持ローラ３ａと反対側に位置する出退挟持ローラ３ｂとで構成してある。そして、前記駆動挟持ローラ３ａは、出退駆動ローラ３ｂより大径に形成してあり、前記鉄筋Ｓを出退挟持ローラ３ｂとで挟持した状態で回転駆動させることによって、鉄筋Ｓを曲げ加工すべく鉄筋通過空間Ｖの下手側に送ることができるものである。
因みに、前記回転駆動機構６は、装置本体１内に納めてあり、電動モータ６ａと、減速器６ｂとを備えて構成してある。また、前記モータ６ａは、回転停止操作に伴って直ちに回転を停止できる所謂ブレーキモータを使用してあり、鉄筋曲げ加工に俊敏に対応できるように構成してある。
【００２１】
一方、前記出退挟持ローラ３ｂは、図４・５に示すように、前記鉄筋通過空間Ｖにおける鉄筋送り方向に交わる方向にスライド自在な状態に配置された第一ローラ支持ブロック７に取り付けてある。
そして、前記第一ローラ支持ブロック７には、前記出退挟持ローラ３ｂごと第一ローラ支持ブロック７を鉄筋通過空間Ｖ側へ突出移動させるための油圧シリンダ（出退機構Ｅの一例）８と、突出移動した出退挟持ローラ３ｂ・第一ローラ支持ブロック７を、油圧シリンダ８の油圧を解除した際に引き戻すためのスプリング９とを連結してある。また、前記第一ローラ支持ブロック７には、前記油圧シリンダ８による突出終端位置を決めるための出退ボルト１０が固着してあり、前記出退ボルト１０に螺合させたストッパナット（出退調整機構Ｆの一例）１１が、装置本体１の停止板部１ａに当接することで油圧シリンダ８の最大伸長量を規制し、前記鉄筋通過空間Ｖの所定位置に前記出退挟持ローラ３ｂを配置できるように構成してある。従って、前記出退ボルト１０に対するストッパナット１１の螺合位置を変更操作することによって、出退挟持ローラ３ｂの突出量を変更することができるものである。
また、前記ストッパナット１１は、その外周部に多数の歯１１ａを備えた歯車で構成してあり、その歯１１ａに噛み合う状態にスプライン軸１２を並設してある。そして、スプライン軸１２の端部には、スプライン軸１２を回転操作自在な回転操作部１２ａ、及び、スプライン軸１２の累積回転数を表示自在なカウンタ（出退量表示手段Ｇの一例）１２ｂとを設けてある。
従って、図５に示すように、前記カウンタ１２ｂの表示数値が第一表示値Ｂ１になるように前記回転操作部１２ａを回転操作すると、それに伴い、ストッパナット１１も従動回転し、その時点での出退ボルト１０に対するストッパナット１１位置（第一ナット位置Ｃ１という）が決まる。即ち、第一ナット位置Ｃ１にあるストッパナット１１によって突出規制される出退挟持ローラ３ｂの突出位置（第一ローラ位置Ｄ１という）も決まる。
従って、ローラ出退量は、前記カウンタ１２ｂに表示されていることとなり、例えば、図６に示すように、前記回転操作部１２ａを操作して前記第一表示値Ｂ１を第二表示値Ｂ２に変更すると、それに伴って、ストッパナット１１位置が第二ナット位置Ｃ２に変わると共に、出退挟持ローラ３ｂの位置も第二ローラ位置Ｄ２に変わる。このように、カウンタ１２ｂの表示値と、出退挟持ローラ３ｂの突出状態での位置には、独自の対応関係が成り立っており、目的とする位置に出退挟持ローラ３ｂをセットするのに、定量的にコントロールすることが可能となる。
また、前記スプライン軸１２と前記ストッパナット１１は、互いに回転力は伝えながらも、軸芯方向に沿っては相対移動自在であるから、前記油圧シリンダ８の駆動時に、その動きに対して相互が干渉することがない。
本実施形態の場合は、前記ストッパナット１１とスプライン軸１２とは、共に等しい外径寸法に形成してあるので、スプライン軸１２の回転量に対する前記ストッパネット１１の回転量は、等しいこととなり、前記カウンタ１２ｂに表示される累積回転数は、スプライン軸１２のものでもありながら、ストッパナット１１のものでもある。仮に、スプライン軸１２の外径を前記ストッパナット１１の外径より小さく設定してあれば、前記カウンタ１２ｂに表示される累積回転数は、ストッパナット１１の回転数よりも大きな値となるから、スットパナット１１をよりきめ細かに位置調整することが可能となる。そのことは、出退挟持ローラ３ｂの突出位置の調整を微調整できると言うこととなる。
【００２２】
以上、出退挟持ローラ３ｂについての出退量調整メカニズムについて説明したが、他の曲げローラ４についても、出退挟持ローラ３ｂの場合と同様の形態で取付構成してあるから、同じ出退量調整メカニズムによってローラ出退量を各別に調整・表示することが可能である。
因みに、複数の曲げローラ４は、前記鉄筋通過空間Ｖに沿って間隔をあけて設けてあり、夫々の曲げローラ４は、上述の通り各別に出退切替自在に形成してある。但し、各曲げローラ４の最大突出量は、出退挟持ローラ３ｂより大きく設定される。
また、前記反力ローラ５に関しては、前記第一ローラ支持ブロック７に取り付けてあり、前記出退挟持ローラ３ｂと同じ動作を採るように構成してある。従って、出退挟持ローラ３ｂの出退量を前記スプライン軸１２の回転操作部１２ａでセットすることで、合わせて反力ローラ５の出退量もセットされることとなる。
【００２３】
尚、出退挟持ローラ３ｂ・反力ローラ５の出退量の調整に関しては、駆動挟持ローラ３ａと出退挟持ローラ３ｂとの隙間寸法を、曲げ対象の鉄筋Ｓの直径に合わせるために実施される。また、各曲げローラ４の出退量調整に関しては、鉄筋の曲げ曲率の調整のために実施される。
従って、出退挟持ローラ３ｂ・反力ローラ５を、曲げ対象の鉄筋Ｓの外径に合わせて突出量をセット（回転操作部１２ａを回転させてカウンタの値を所定値に合わせる）すると共に、曲げローラ４を前記挟持ローラ３ｂより僅かに多く突出するようにセット（回転操作部１２ａを回転させてカウンタの値を合わせる）し、油圧シリンダ８を伸長操作して各ストッパナット１１を前記停止板部１ａに突き当てた状態で、鉄筋Ｓを両挟持ローラ３間に挿入すると、駆動挟持ローラ３ａの回転駆動によって下手方向に送り込まれ、前記曲げローラ４によって側面から押圧力を受けながら、曲線状に曲がる。
そして、前記複数の曲げローラ４の突出状況の切替や、突出量の設定を変化させることで、色々な曲げスタイルを採ることが可能となる。
一例としては、図７に示すように、出退挟持ローラ３ｂに近い方から順に第一曲げローラ４ａ、第二曲げローラ４ｂ、第三曲げローラ４ｃと呼ぶとして、前記第一曲げローラ４ａ、第二曲げローラ４ｂ、第三曲げローラ４ｃの内の何れか一つの曲げローラのみを突出させて曲げ加工する方法がある。
この場合は、何れのローラについても最大突出量を同じに設定してあったとしても、第一曲げローラ４ａによって曲げる鉄筋は、第二曲げローラ４ｂ・第三曲げローラ４ｃによるのに比べて、急曲線に曲げることができ、屈曲半径は、第三曲げローラ４ｃによるのが一番大きくなる。この方法で鉄筋曲げ加工を実施する場合、単純に一本の鉄筋を同一屈曲半径に屈曲させるだけに限らず、例えば、一本の鉄筋Ｓの内、途中から屈曲半径を異ならせるような曲げ方を行うのに、屈曲作業の途中に、出退させる曲げローラを切り替えることによって、簡単に、且つ、迅速に作業を進めることが可能となる（図７参照）。
また、別の曲げ方法としては、図８に示すように、すべての曲げローラ４を突出させておき、送り込まれる鉄筋Ｓを、各別に転動支持しながら、無理なく曲げることも可能である。
【００２４】
次に、前記操作盤２について説明すると、図２に示すように、前記操作盤２には、各種スイッチＤが設けてあり、当該鉄筋曲げ機Ｍの電源のＯＮ・ＯＦＦや、前記モータ６ａの駆動操作、及び、駆動サイクルの調整や、各曲げ加工用ローラＲの出退操作、及び、出退サイクルの調整等を実施できるように構成してあると共に、鉄筋Ｓの寸法（直径や長さ）や、曲げ線形の諸数値をインプットすると、自動的に各構成を駆動させて無人曲げ加工を実施できるようにも構成してある。
【００２５】
本実施形態の鉄筋曲げ機Ｍによれば、目標とする鉄筋の曲率や、鉄筋の直径と、その際の好ましいローラ出退量との関係を、前記出退量表示手段の表示内容と関係づけることで、簡単に、手戻りなく且つ正確に鉄筋曲げ加工を行うことが可能となる他、複数の曲率を組み合わせた曲げ加工も、簡単に且つ迅速に且つ正確に実施することが可能となり、汎用性・取扱性をともに向上させることができる。
【００２６】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【００２７】
〈１〉前記回転駆動機構６は、先の実施形態で説明した電動モータ６ａに限るものではなく、例えば、オイルモータや、各種エンジン等で構成してあってもよく、それらを総称して回転駆動機構６という。
〈２〉本発明に係わる鉄筋曲げ装置は、先の実施形態で説明したように、複数の曲げローラを備えたものに限るものではなく、例えば、単独の曲げローラだけを備えた構成であってもよい。また、この場合、曲げローラの突出量を変更設定できることとは別に、挟持ローラからの曲げローラ離間距離を変更できるような機構を設けてあれば、曲率変更を実施する上で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図１】鉄筋曲げ機を示す斜視図
【図２】鉄筋曲げ機の側面図
【図３】鉄筋曲げ機の要部上面図
【図４】挟持ローラの位置関係を示す鉄筋軸芯方向視断面図
【図５】曲げ加工用ローラの位置関係を示す上面視断面図
【図６】曲げ加工用ローラの位置関係を示す上面視断面図
【図７】鉄筋曲げ加工の一例を示す上面視模式図
【図８】鉄筋曲げ加工の一例を示す上面視模式図
【図９】従来の鉄筋曲げ装置の説明図
【符号の説明】
１装置本体
３挟持ローラ
３ｂ一方の挟持ローラ
４曲げローラ
６回転駆動機構
８油圧シリンダ
１１ストッパナット
１１ａ歯
１２スプライン軸
１２ｂカウンタ
Ｅ出退機構
Ｆ出退調整機構
Ｇ出退量表示手段
Ｒ曲げ加工用ローラ
Ｓ鉄筋
Ｖ鉄筋通過空間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides the apparatus main body with a reinforcing bar passage space through which the reinforcing bar can pass along the longitudinal direction, and is curved while passing through the reinforcing bar passage space in a state of being in contact with the reinforcing bar on both sides of the reinforcing bar passage space. A plurality of bending rollers that can be bent are provided, and the bending roller is constituted by a pair of sandwiching rollers that can sandwich the reinforcing bar, and the lower side of the sandwiching roller in the reinforcing bar passage space, A bending roller capable of applying a bending force to the reinforcing bar by contacting and pressing one side of the reinforcing bar, and a rotational driving mechanism capable of driving and rotating at least one of the pair of sandwiching rollers; The present invention relates to a reinforcing bar bending apparatus provided with a retracting mechanism in which at least one of the sandwiching roller and the bending roller can be retracted and fixed in the reinforcing bar passage space along the radial direction of the roller.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a reinforcing bar bending apparatus of this type, as shown in FIG. 9, a pair of sandwiching rollers 3 capable of sandwiching a reinforcing bar S to constitute a bending roller r and the sandwiching roller 3 in a reinforcing bar passage space V are configured. One bending roller 20 is provided on the lower side of the reinforcing bar S so as to be able to apply a bending force to the reinforcing bar S by contacting and pressing one side of the reinforcing bar S. A motor 6a capable of driving and rotating the driving nipping roller 3a that contacts the side surface is provided, and the bending roller 20 and a nipping roller (hereinafter referred to as a nipping roller) that contacts one side of the reinforcing bar S of the pair of nipping rollers 3 are provided. 3b) is provided with a hydraulic cylinder 8 that can freely move in and out of the reinforcing bar passage space V along the radial direction of the roller. The amount of movement of the hydraulic cylinder 8 is shown in the figure. Install in parallel with the hydraulic cylinder 8 A stopper nut 11 is screwed into the retracted bolt 10 and the stopper nut 11 is moved to a stop plate of the apparatus main body 21 as the hydraulic cylinder 8 extends as shown in FIG. The maximum amount can be regulated by contacting the part 1a.
Then, according to the reinforcing bar bending apparatus, for example, by setting the protruding amount of the bending roller 20 to be larger than the protruding and retracting roller 3b, the reinforcing bar S that has entered the reinforcing bar passage space V is clamped on both sides. By being sent to the lower side by a roller and pressed on one side surface by the bending roller 20, it is bent in a curved shape, for example, a spiral or arc-shaped reinforcing bar bending product can be formed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Since the bending mechanism of the reinforcing bar is as described above, the reinforcing bar curvature varies greatly depending on the amount of protrusion of the bending roller relative to the exit / retraction roller. In particular, the smaller the separation distance between the retracting / retracting roller and the bending roller, the larger the rate of change of the reinforcing bar curvature with the increase / decrease in the protruding amount of the bending roller.
According to the above-described conventional reinforcing bar bending apparatus, the stopper nut is merely screwed into the retractable bolt, and the screwing position can be confirmed only by the amount of the scale.
Therefore, in order to be able to perform bending with the target curvature of the reinforcing bar, bending is performed while gradually changing the screwing position of the stopper nut, and each time a trial bending operation is performed in which the curvature is measured. There is a problem that it takes time and effort in the preparation stage of the reinforcing bar bending work.
Also, such trial bending work must be performed each time when trying to bend a reinforcing bar with a different curvature, or when trying to bend a reinforcing bar with a different diameter. There was a problem that it took.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a reinforcing bar bending apparatus that solves the above-mentioned problems and can easily and accurately set a bending roller.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
1 to 8, the apparatus main body 1 is provided with a reinforcing bar passage space V through which the reinforcing bar S can pass along the longitudinal direction. The reinforcing bar passage space V is provided on both sides of the reinforcing bar passage space V. A plurality of bending rollers R that can be bent in a curved shape while passing through the reinforcing bar passage space V while being in contact with the reinforcing bar S are provided, and the reinforcing bar S is configured to constitute the bending roller R. A bending force can be freely applied to the reinforcing bar S by contacting and pressing one side of the reinforcing bar S on the lower side of the clamping roller 3 in the reinforcing bar passage space V. A bending roller 4 is provided, a rotational drive mechanism 6 is provided that can freely rotate at least one of the pair of sandwiching rollers 3, and at least one of the sandwiching roller 3 and the bending roller 4 has a roller diameter. Rebar passing space V along the direction In a reinforcing bar bending apparatus provided with a retractable / retractable mechanism E, a retractable adjustment mechanism F capable of adjusting the amount of the roller retracted by the retractable mechanism E is provided and adjusted by the retractable adjusting mechanism F. Provided is a withdrawal / withdrawal amount display means G that is capable of displaying a display amount relating to a roller withdrawal / retraction amount or a roller withdrawal / retraction amount , and the withdrawal / retraction mechanism, the withdrawal / retraction adjustment mechanism, and the withdrawal / retraction amount display means are The bending roller and one sandwiching roller adjacent to the bending roller are separately formed. The retracting mechanism is a hydraulic cylinder. The retracting mechanism is the hydraulic cylinder. A stopper nut that regulates the maximum protrusion amount of the stopper nut, and the amount of display / retraction means is a counter that displays a numerical value related to the cumulative number of rotations from the reference position of the stopper nut. The Yes constituted by gears with multiple teeth on an outer peripheral portion, said counter is in place is arranged to display the cumulative rotational speed of the spline shaft meshing with the teeth of the stopper nut.
[0006]
According to the characteristic configuration of the first aspect of the invention, in addition to being able to adjust the roller withdrawal / retraction amount by the withdrawal / retraction adjustment mechanism, the withdrawal / retraction amount at that time is displayed by the withdrawal / retraction amount display means. Will be able to. Accordingly, it is possible to relate the relationship between the curvature of the target reinforcing bar, the diameter of the reinforcing bar, and the preferred roller withdrawal amount at that time to the display content of the withdrawal / retraction amount display means. Therefore, the setting operation of the bending roller can be easily carried out with the effort of adjusting the withdrawing / adjusting mechanism so that the display content of the withdrawing / withdrawing amount display means becomes the corresponding predetermined content. Therefore, the bending roller can be set accurately without reworking.
Incidentally, the contents displayed by the withdrawing / withdrawing amount display means, as described above, display the roller withdrawing / withdrawing amount as it is, display the cumulative rotation speed of the stopper nut, or bend the reinforcing bar corresponding to the amount of withdrawal of the roller. It is possible to display the curvature and display the product name such as “R5m arc rebar”, which are collectively referred to as “roller withdrawal / retraction amount or roller display / retraction amount display item”.
[0008]
Further, it is possible to accurately projecting and retracting control the bending roller and the exit Shisakyo lifting rollers individually. Therefore, for example, in the case of a roller setting operation when bending a reinforcing bar different from the diameter of the reinforcing bar that is currently being bent, the bending roller and the retracting / clamping roller can be adjusted respectively, or Even if the rebar has the same diameter, when changing the curvature, it is possible to easily and quickly and accurately carry out the adjustment amount of the bending roller and various adjustment patterns. It becomes. As a result, a rebar bending apparatus with good versatility and handleability can be obtained.
[0010]
The configuration of their respective, while can be used as simple, it is possible to fulfill the above-mentioned effects, it is possible to improve cost performance. Since it is a numerical value displayed on the counter, it is possible to accurately recognize the roller withdrawal amount from the numerical value without confusion.
[0012]
Also, without directly touching the stopper nut driven by the actuation of the hydraulic cylinder, by rotating the spline shaft, it is possible to adjust the Shisaryou out by rollers to rotate the stopper nut to a predetermined value, the finger It will be possible to handle it more safely by preventing the occurrence of clogging.
In addition, by using the spline shaft, the stopper nut and spline shaft can be slid relative to each other in the axial direction, and the spline shaft can be rotated while viewing the counter display regardless of the position of the stopper nut. By simply doing this, it is possible to adjust the amount of roller withdrawal by rotating the stopper nut.
[0013]
As illustrated in FIGS. 6 to 8, the characteristic configuration of the invention of claim 2 is that a plurality of the bending rollers 4 are provided at intervals along the reinforcing bar passage space V. It is in a place where it can be switched separately.
[0014]
According to the characteristic configuration of the invention of the second aspect, in addition to being able to achieve the function and effect of the invention of the first aspect , a plurality of bending rollers can be used at once, or can be selectively used as necessary. It is possible to perform bending, and it is possible to quickly and accurately perform a complicated bending process which cannot be performed with a conventional reinforcing bar bending apparatus or is troublesome. .
As an example, if each bending roller has a larger separation distance from the sandwiching roller, the amount of the roller is increased and the amount of bending is gradually increased while the reinforcing bars are in contact with a plurality of bending rollers. It is possible to bend the rebars smoothly.
As another example, when a bending method is used to change the curvature from one half of a reinforcing bar, the amount of protrusion of each bending roller is set so that the bending curvature of each bending roller is different. In addition, when the curvature is changed, it is possible to adopt a method of switching the bending roller to be in contact with the reinforcing bar, and it is possible to cope with complicated bending methods.
[0015]
In addition, as mentioned above, although the code | symbol was written in order to make contrast with drawing convenient, this invention is not limited to the structure of an accompanying drawing by this entry.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the drawings, the parts indicated by the same reference numerals as those in the conventional example indicate the same or corresponding parts.
[0017]
FIGS. 1 and 2 show a reinforcing bar bending machine M which is an embodiment of the reinforcing bar bending apparatus of the present invention. The reinforcing bar bending machine M is attached to a box-shaped metal apparatus main body 1 and its side portions. And an operation panel 2.
[0018]
As shown in FIGS. 3 to 6, the apparatus main body 1 is provided with a reinforcing bar passage space V through which the reinforcing bar S can pass along the longitudinal direction on the upper surface portion thereof, and the reinforcing bar is provided on both sides of the reinforcing bar passage space V. A plurality of bending rollers R that can be bent in a curved shape while passing through the reinforcing bar passage space V while being in contact with S are provided.
[0019]
The bending roller R abuts against a side surface of the reinforcing bar S on the lower side of the holding roller 3 in the reinforcing bar passage space V and a pair of holding rollers 3 that can hold the reinforcing bar S freely. Thus, the sandwiching roller 3 in the reinforcing bar passage space V is opposed to the plurality of bending rollers 4 that can freely apply a bending force to the reinforcing bar S and the reinforcing bar S that is bent by the bending roller 4 while being sandwiched by the sandwiching roller 3. On the upper side, a reaction force roller 5 for securing a bending reaction force is provided. All the rollers 3, 4 and 5 are formed so as to be rotatable around the longitudinal axis (see FIG. 3).
[0020]
Further, as shown in FIG. 4, the sandwiching roller 3 and a drive sandwiching roller 3a that can be driven and rotated by a rotational drive mechanism 6 and an exit located on the opposite side of the drive sandwiching roller 3a with the reinforcing bar passage space V interposed therebetween. The retraction and clamping roller 3b is used. The drive clamping roller 3a is formed to have a larger diameter than the retracting drive roller 3b, and the reinforcing bar S is bent by rotating the reinforcing bar S while being sandwiched between the retracting and retracting roller 3b. Therefore, it can be sent to the lower side of the reinforcing bar passage space V.
Incidentally, the rotational drive mechanism 6 is housed in the apparatus main body 1 and includes an electric motor 6a and a speed reducer 6b. The motor 6a uses a so-called brake motor that can immediately stop rotating in response to a rotation stopping operation, and is configured to be able to respond quickly to rebar bending.
[0021]
On the other hand, as shown in FIGS. 4 and 5, the retracting / retracting roller 3 b is attached to a first roller support block 7 arranged so as to be slidable in a direction crossing the reinforcing bar feed direction in the reinforcing bar passage space V. .
The first roller support block 7 includes a hydraulic cylinder (an example of a retracting mechanism E) 8 for projecting and moving the first roller support block 7 together with the retracting / clamping roller 3b to the rebar passing space V side, The protruding / retracting roller 3b and the first roller support block 7 that have been moved are connected to a spring 9 for pulling back the hydraulic cylinder 8 when the hydraulic pressure is released. Further, the first roller support block 7 is fixed with a withdrawal / retraction bolt 10 for determining a projecting end position by the hydraulic cylinder 8, and a stopper nut screwed into the withdrawal / retraction bolt 10 (retraction / retraction adjustment). An example of the mechanism F) 11 can regulate the maximum extension amount of the hydraulic cylinder 8 by abutting against the stop plate portion 1a of the apparatus main body 1, and can arrange the retracting / clamping roller 3b at a predetermined position in the reinforcing bar passage space V. It is constituted as follows. Accordingly, by changing the screwing position of the stopper nut 11 with respect to the retracting / retracting bolt 10, the protruding amount of the retracting / retracting roller 3b can be changed.
Further, the stopper nut 11 is constituted by a gear having a large number of teeth 11a on the outer peripheral portion thereof, and a spline shaft 12 is arranged side by side so as to mesh with the teeth 11a. At the end of the spline shaft 12, a rotation operation unit 12a capable of rotating the spline shaft 12 and a counter (an example of an exit / retreat amount display means G) 12b capable of displaying the accumulated rotation number of the spline shaft 12 are provided. Is provided.
Therefore, as shown in FIG. 5, when the rotation operation unit 12a is rotated so that the display value of the counter 12b becomes the first display value B1, the stopper nut 11 is also driven and rotated at that time. The stopper nut 11 position (referred to as the first nut position C1) with respect to the retracting bolt 10 is determined. In other words, the protruding position (referred to as the first roller position D1) of the retracting and retracting roller 3b that is controlled to protrude by the stopper nut 11 at the first nut position C1 is also determined.
Accordingly, the roller withdrawal / retraction amount is displayed on the counter 12b. For example, as shown in FIG. 6, the first display value B1 is changed to the second display value B2 by operating the rotation operation unit 12a. As a result, the position of the stopper nut 11 is changed to the second nut position C2, and the position of the retracting / clamping roller 3b is also changed to the second roller position D2. In this way, the display value of the counter 12b and the position of the protruding / retracting roller 3b in the protruding state have a unique correspondence, and in order to set the extracting / retracting roller 3b at the target position, It becomes possible to control quantitatively.
In addition, the spline shaft 12 and the stopper nut 11 can move relative to each other along the axial direction while transmitting rotational force to each other. There is no interference.
In the case of this embodiment, since the stopper nut 11 and the spline shaft 12 are both formed to have the same outer diameter, the amount of rotation of the stopper net 11 with respect to the amount of rotation of the spline shaft 12 is equal. The accumulated rotational speed displayed on the counter 12b is not only that of the spline shaft 12 but also that of the stopper nut 11. If the outer diameter of the spline shaft 12 is set to be smaller than the outer diameter of the stopper nut 11, the accumulated rotational speed displayed on the counter 12b is larger than the rotational speed of the stopper nut 11. It is possible to finely adjust the position of the stop nut 11. This means that the adjustment of the protruding position of the exit / retraction roller 3b can be finely adjusted.
[0022]
As described above, the retracting / retracting amount adjusting mechanism for the retracting / retracting roller 3b has been described. However, the other bending rollers 4 are also mounted and configured in the same manner as the retracting / retracting roller 3b, and therefore the same retracting / retracting amount. It is possible to adjust and display the roller withdrawal / retraction amount individually by the adjustment mechanism.
Incidentally, the plurality of bending rollers 4 are provided at intervals along the reinforcing bar passage space V, and each bending roller 4 is formed so as to be able to switch between exit and withdrawal as described above. However, the maximum protrusion amount of each bending roller 4 is set to be larger than that of the retracting / clamping roller 3b.
The reaction force roller 5 is attached to the first roller support block 7 and is configured to take the same operation as the retracting / clamping roller 3b. Therefore, by setting the retracting amount of the retracting / clamping roller 3b by the rotation operation portion 12a of the spline shaft 12, the retracting amount of the reaction force roller 5 is also set.
[0023]
Incidentally, the adjustment of the amount of the retracting / retracting roller 3b / reaction force roller 5 is carried out in order to adjust the clearance dimension between the driving / retaining roller 3a and the retracting / retracting roller 3b to the diameter of the reinforcing bar S to be bent. The Further, the adjustment of the bending amount of each bending roller 4 is performed for adjusting the bending curvature of the reinforcing bar.
Accordingly, the protruding / retracting roller 3b / reaction force roller 5 is set to a protrusion amount according to the outer diameter of the reinforcing bar S to be bent (the counter value is adjusted to a predetermined value by rotating the rotation operation portion 12a), The bending roller 4 is set so as to protrude slightly more than the pinching roller 3b (the rotation operation unit 12a is rotated to adjust the counter value), and the hydraulic cylinder 8 is operated to extend each stopper nut 11 to the stop plate. When the rebar S is inserted between both the sandwiching rollers 3 while being in contact with the portion 1a, it is fed in the lower direction by the rotational drive of the drive sandwiching roller 3a, and receives a pressing force from the side surface by the bending roller 4 while being curved. Turn to.
And it becomes possible to take various bending styles by switching the protruding state of the plurality of bending rollers 4 and changing the setting of the protruding amount.
As an example, as shown in FIG. 7, the first bending roller 4a, the second bending roller 4c, the first bending roller 4a, the second bending roller 4c, the first bending roller 4a, There is a method in which only one of the two bending rollers 4b and the third bending roller 4c is projected to bend.
In this case, even if the maximum protrusion amount is set to be the same for any of the rollers, the reinforcing bars bent by the first bending roller 4a are compared to those by the second bending roller 4b and the third bending roller 4c. It can be bent to a sharp curve, and the bending radius is the largest by the third bending roller 4c. When performing reinforcing bar bending by this method, it is not limited to simply bending a single reinforcing bar to the same bending radius, for example, a bending method in which the bending radius is varied from the middle of one reinforcing bar S. Therefore, by switching the bending roller to be withdrawn / retracted during the bending operation, the operation can be easily and rapidly advanced (see FIG. 7).
As another bending method, as shown in FIG. 8, all the bending rollers 4 can be protruded, and the rebar S to be fed can be flexibly bent while being supported by rolling.
[0024]
Next, the operation panel 2 will be described. As shown in FIG. 2, the operation panel 2 is provided with various switches D, and the power source of the reinforcing bar bending machine M is turned ON / OFF, and the motor 6a is operated. The drive operation and drive cycle adjustment, the bending operation of each bending roller R, the adjustment of the withdrawal cycle, and the like can be performed, and the dimensions (diameter and length of the reinforcing bar S). ) And various values of bending linearity are inputted, each component is automatically driven to perform unmanned bending.
[0025]
According to the reinforcing bar bending machine M of the present embodiment, the relationship between the curvature of the target reinforcing bar, the diameter of the reinforcing bar, and the preferred roller withdrawal amount at that time is related to the display content of the withdrawal / retraction amount display means. In addition to being able to perform rebar bending accurately and easily without reworking, bending that combines multiple curvatures can be performed easily, quickly and accurately. It is possible to improve both performance and handling.
[0026]
[Another embodiment]
Other embodiments will be described below.
[0027]
<1> The rotational drive mechanism 6 is not limited to the electric motor 6a described in the previous embodiment, and may be constituted by, for example, an oil motor, various engines, and the like. The drive mechanism 6 is called .
<2 > The reinforcing bar bending apparatus according to the present invention is not limited to one provided with a plurality of bending rollers, as described in the previous embodiment. For example, the reinforcing bar bending apparatus includes only a single bending roller. Also good. Further, in this case, if a mechanism capable of changing the bending roller separation distance from the pinching roller is provided separately from the fact that the protruding amount of the bending roller can be changed, it is advantageous in changing the curvature.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a reinforcing bar bending machine. FIG. 2 is a side view of the reinforcing bar bending machine. FIG. 3 is a top view of a main part of the reinforcing bar bending machine. FIG. 5 is a top sectional view showing the positional relationship of the bending roller. FIG. 6 is a top sectional view showing the positional relationship of the bending roller. FIG. 7 is a schematic top view showing an example of reinforcing bar bending. FIG. 8 is a schematic top view showing an example of reinforcing bar bending. FIG. 9 is an explanatory diagram of a conventional reinforcing bar bending apparatus.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Apparatus main body 3 Clamping roller 3b One clamping roller 4 Bending roller 6 Rotation drive mechanism 8 Hydraulic cylinder 11 Stopper nut 11a Tooth 12 Spline shaft 12b Counter E Retraction / retraction mechanism F Retraction / retraction adjustment mechanism G Retraction / retraction amount display means R For bending process Roller S Rebar V Rebar passing space

Claims

The device main body is provided with a reinforcing bar passage space through which the reinforcing bar can pass along the longitudinal direction, and can be bent in a curved shape while passing through the reinforcing bar passage space in contact with the reinforcing bar on both sides of the reinforcing bar passage space. A plurality of bending rollers are provided to form the bending roller, and a pair of sandwiching rollers capable of sandwiching the reinforcing bar, and one side surface of the reinforcing bar on the lower side of the sandwiching roller in the reinforcing bar passage space A bending roller capable of applying a bending force to the reinforcing bar by contacting and pressing the reinforcing bar, a rotation driving mechanism capable of driving and rotating at least one of the pair of clamping rollers, and a clamping roller; Reinforcing bar bending apparatus provided with a retracting mechanism capable of freely withdrawing and retracting and fixing at least one of the bending rollers along the roller radial direction to the reinforcing bar passage space,
An exit / withdrawal adjustment mechanism capable of adjusting the amount of the roller withdrawing / withdrawing by the withdrawing / withdrawing mechanism is provided, and the amount of the roller withdrawing / withdrawing adjusted by the withdrawing / withdrawing mechanism or the display item related to the amount of withdrawal / withdrawing of the roller The withdrawal / retraction mechanism, the withdrawal / retraction adjustment mechanism, and the withdrawal / retraction amount display means are separately formed on the bending roller and one sandwiching roller adjacent to the bending roller. The retracting mechanism is configured with a hydraulic cylinder, the retracting / adjusting mechanism is configured with a stopper nut that regulates the maximum projecting amount of the hydraulic cylinder, The stopper nut is composed of a counter that displays a numerical value related to the cumulative number of rotations from the reference position, the stopper nut is composed of a gear having a large number of teeth on the outer periphery thereof, and the counter is The strike Configured and Aru rebar bending apparatus so as to display the accumulated rotation number of the spline shaft meshing with the teeth of Panatto.

2. The reinforcing bar bending apparatus according to claim 1, wherein a plurality of the bending rollers are provided at intervals along the reinforcing bar passage space, and each bending roller is formed so as to be able to be switched out and out separately.