JP4440852B2 - 整合器 - Google Patents

整合器 Download PDF

Info

Publication number
JP4440852B2
JP4440852B2 JP2005232730A JP2005232730A JP4440852B2 JP 4440852 B2 JP4440852 B2 JP 4440852B2 JP 2005232730 A JP2005232730 A JP 2005232730A JP 2005232730 A JP2005232730 A JP 2005232730A JP 4440852 B2 JP4440852 B2 JP 4440852B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial
circuit
coaxial line
length
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005232730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007049508A (ja
Inventor
健広 岡村
了治 木藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Nagano Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Japan Radio Co Ltd filed Critical Nagano Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2005232730A priority Critical patent/JP4440852B2/ja
Publication of JP2007049508A publication Critical patent/JP2007049508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4440852B2 publication Critical patent/JP4440852B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Description

本発明は、信号源と負荷との間に配設されて両者のインピーダンスを整合する同軸型の整合器に関するものである。
この種の整合器として、特開平10−150306号公報に開示されている3本の可変長同軸管を備えた3スタブチューナ、および特許第2779479号公報に開示されているE面スタブとH面スタブとを備えたE/Hチューナが知られている。
特開平10−150306号公報(第3頁、第1図) 特許第2779479号公報(第3頁、第2図)
ところが、上記した従来の各チューナ(整合器)には、以下の問題点が存在している。すなわち、3スタブチューナについては、同軸でも導波管でも構成することができ、しかもE/Hチューナと比較して小型化できるという点で優れているものの、3本の可変長同軸管内に配設されている各先端短絡用電極を摺動させて調整する必要がある。つまり、3つのパラメータを調整する必要がある。したがって、この3スタブチューナには、整合を行うための調整作業が非常に複雑であるという問題点が存在している。また、E/Hチューナについては、2つの分岐管内に配設されているE面スタブおよびH面スタブを摺動させて調整することができる。つまり、2つのパラメータを調整すればよいため、整合をとるための調整作業が簡単であるという点で優れている。しかし、このE/Hチューナには、同軸では構成できずに導波管で構成する必要があるため、装置が大型化するという問題点が存在している。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、装置の小型化を図ることができると共に容易に調整作業を行い得る整合器を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の整合器は、信号源と負荷との間に配設されて両者のインピーダンスを整合する同軸型の整合器であって、入力ポートに前記信号源が接続されると共にアイソレーションポートに前記負荷が接続される同軸型の90°ハイブリッド回路と、前記90°ハイブリッド回路の各出力ポートにそれぞれ接続された2つの可変長同軸管とを備え、前記各可変長同軸管は、一端が前記出力ポートに接続され、かつ他端が短絡された同軸線と、当該同軸線に当該同軸線の長さ方向に沿って摺動自在に取り付けられた可動短絡器とを備え、前記各可動短絡器は、当該可動短絡器の位置をそれぞれ互いに独立して調整可能に構成されると共に前記90°ハイブリッド回路の前記各出力ポートから所定の距離だけオフセットされた位置を起点として当該各同軸線の他端側へ移動可能に構成されている。
また、請求項2記載の整合器は、請求項1記載の整合器において、前記90°ハイブリッド回路には、当該回路を構成する同軸線の少なくとも一部が貫通される誘電部材が配設されている。
請求項1記載の整合器によれば、同軸型の90°ハイブリッド回路の入力ポートに信号源を接続すると共に、アイソレーションポートに負荷を接続し、かつ2つの出力ポートに可変長同軸管をそれぞれ接続したことにより、2つの可変長同軸管における可動短絡器の各位置という2つの調整パラメータを調整するだけで、信号源および負荷の両者のインピーダンスを整合することができる。したがって、この整合器を用いて、信号源と負荷とを短時間でしかも容易に整合することができる。また、同軸型で構成することができるため、装置の小型化を図ることができる。
また、各可変長同軸管における同軸線の他端側を短絡したことにより、同軸線の他端側を確実に固定できると共に、同軸線の熱を他端側から放熱できる結果、同軸線を効果的に冷却することができる。さらに、同軸線の他端側を短絡したことにより、各可変長同軸管中で電磁界を閉じさせることができるため、信号源からの信号の整合器外部への漏洩を有効に防止することができる。また、90°ハイブリッド回路の各出力ポートから所定の距離だけオフセットされた位置を起点として各同軸線の他端側へ移動可能に各可動短絡器を構成したことにより、各可動短絡器の90°ハイブリッド回路への近づき過ぎを防止して、各可変長同軸管によって90°ハイブリッド回路の特性に与える影響を軽減することができる。
また、請求項記載の整合器によれば、上記した90°ハイブリッド回路に誘電部材を配設すると共に、この回路を構成する同軸線の少なくとも一部を誘電部材に貫通させたことにより、誘電部材を貫通する同軸線を誘電部材の波長短縮効果によって短くできる結果、この90°ハイブリッド回路ひいては整合器全体として小型化することができる。また、熱伝導率が良好で、かつ低損失の誘電部材(例えば石英)を使用することにより、誘電部材を介して同軸線の熱を放熱できるため、同軸線を良好に冷却することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る整合器の最良の形態について説明する。
最初に、整合器1の構成について、図1を参照して説明する。整合器1は、分配回路2と、2つの可変長同軸管3,4とを備えて構成されて、信号源5と負荷6との間に配設(介装)されて両者のインピーダンスを整合する機能を備えている。
分配回路2は、図1に示すように、同軸線11,14,15,18を備えて構成されている。この場合、同軸線11は、特性インピーダンスが50Ωで、かつ長さが信号源5から出力される信号の管内波長λ(以下、単に「波長」ともいう)の4分の1に規定されると共に、各端部が入力ポート12およびアイソレーションポート13に規定されている。また、同軸線14,15は、入力ポート12およびアイソレーションポート13に各々の一端(同図中の上端)が接続されると共に、特性インピーダンスが35.4(=50/√2)Ωで、かつ長さが波長λの4分の1にそれぞれ規定され、各々の他端(同図中の下端)が出力ポート16,17として規定されている。また、同軸線18は、特性インピーダンスが50Ωで、かつ長さが波長λの4分の1に規定されると共に、各出力ポート16,17間に配設されている。したがって、この分配回路2は、本発明における90°ハイブリッド(ブランチライン)回路として構成されて、単体では、入力ポート12に入力された信号が各出力ポート16,17に等分して出力され、アイソレーションポート13には出力されないという特性を備えている。また、入力ポート12およびアイソレーションポート13には、特性インピーダンスがZ(通常は、50Ω)で、かつ長さがLの同軸線7,8がそれぞれ接続されている。したがって、信号源5は、同軸線7を介して分配回路2の入力ポート12に接続され、負荷6は、同軸線8を介して分配回路2のアイソレーションポート13に接続されている。
可変長同軸管3は、特性インピーダンスが50Ωで、かつ全長が波長λの2分の1を超えるように規定された同軸線21と、同軸線21にこの同軸線21の長さ方向に沿って摺動自在に取り付けられた可動短絡器22とを備えている。可変長同軸管4は、特性インピーダンスが50Ωで、かつ全長が波長λの2分の1を超えるように規定された同軸線31と、同軸線31にこの同軸線31の長さ方向に沿って摺動自在に取り付けられた可動短絡器32とを備えている。また、各可変長同軸管3,4は、分配回路2の各出力ポート16,17にそれぞれ取り付けられている。この場合、各可変長同軸管3,4の各可動短絡器22,32は、図1に示すように、各出力ポート16,17から所定の距離L0だけオフセットされた位置を起点P1として、同軸線21,31に沿って、少なくとも波長λの2分の1の長さLmの範囲内で移動可能に構成されている。この整合器1では、このように各可動短絡器22,32の移動範囲(可動範囲)に対してオフセットを設けて、各可動短絡器22,32が分配回路2に近づき過ぎるのを防止することにより、各可変長同軸管3,4によって分配回路2の特性に与える影響が軽減されている。
次に、整合器1の一具体例について、図2を参照して説明する。なお、上記した図1に記載の整合器1の構成要素に対応する構成要素については同一の符号を付して重複する説明を省略する。この整合器1は、銅や真鍮等の金属材料で形成された直方体状の箱体41を用いて構成されている。なお、同図では、整合器1の内部構造を説明するために、箱体41における箱体本体41aから上板(蓋体)41bを取り外した状態を示している。箱体本体41aの内部における一方の短寸壁42側(同図中の左辺側)には、短寸壁42に対向して、短寸壁42と平行に隔壁43が立設されており、短寸壁42と隔壁43とで挟まれた空洞44内に同軸線11が配設されている。また、箱体本体41aの内部には、箱体本体41aの他方の短寸壁45(同図中の右側壁)の中央部分から空洞44に向けて箱体本体41aの各長寸壁46,47と平行に延出する隔壁48が配設されている。したがって、隔壁43,48、長寸壁46,47および短寸壁45によって2つの空洞50,51が形成されている。また、隔壁48における空洞44側の先端部と隔壁43との間には、誘電部材49aが配設されている。同軸線18は、この誘電部材49aを貫通し、かつ同軸線11と平行となる状態で誘電部材49aに取り付けられている。
同軸線14は、隔壁43を貫通して配設されている。この場合、同軸線14における空洞44内の一端は同軸線11の一端(入力ポート12)に接続され、空洞44の外部に位置する他端(第1の出力ポート16)は同軸線18の一端に接続されている。同軸線15は、隔壁43を貫通して配設されている。この場合、同軸線15における空洞44内の一端は同軸線11の他端(アイソレーションポート13)に接続され、空洞44の外部に位置する他端(第2の出力ポート17)は同軸線18の他端に接続されている。また、各同軸線14,15は、隔壁43と電気的に絶縁された状態で、隔壁43に形成された対応する貫通孔(図示せず)内に挿通されている。なお、各同軸線14,15と隔壁43との間の絶縁は、同軸線14,15の各外周面と対応する貫通孔の各内周面との間に配設された誘電部材49b,49cによって確保されている。
同軸線21は、一端(空洞44側の端部)が同軸線14の他端に接続され、かつ他端が短寸壁45に形成されている取付孔45aに装着された状態(短絡された状態)で、長寸壁46と隔壁48とで挟まれた空洞50内に配設されている。可動短絡器22は、同軸線21が貫通した状態で、同軸線21に沿って矢印方向に摺動可能に空洞50内に配設されている。同軸線31は、一端(空洞44側の端部)が同軸線15の他端に接続され、かつ他端が短寸壁45に形成されている取付孔45bに装着された状態(短絡された状態)で、長寸壁47と隔壁48とで挟まれた空洞51内に配設されている。可動短絡器32は、同軸線31が貫通した状態で、同軸線31に沿って矢印方向に摺動可能に空洞51内に配設されている。
次いで、整合器1を用いて信号源5と負荷6とを整合させる調整方法について説明する。なお、一例として、距離L0をλ/8とした条件下において、特性インピーダンスがZの負荷6に対して信号源5を整合させる例について説明する。
なお、調整パラメータd1,d2を図1に示すように定義する。この場合、各d1,d2は、下記式(1),(2)で表記される。
d1=|L1−L2| ・・・・・・・・・・・・・ (1)
d2=(L1+L2)/2−λ/8 ・・・・・・・ (2)
ここで、L1は、起点P1から可動短絡器22までの距離を示し、L2は、起点P1から可動短絡器32までの距離を示している。
この調整では、最初に、分配回路2におけるアイソレーションポート13から負荷6側を見たときの特性インピーダンスZL0を下記式(3)に基づいて算出する。
L0=Z×(Z+jZ×tan(β×L))/(Z+jZ×tan(β×L))
・・・・・・・ (3)
ただし、β=λ/(2×π)である。
次いで、算出した特性インピーダンスZL0と、予め取得したデータに基づいて作成した図3,4に示す各特性図とに基づいて、調整パラメータd1,d2を算出する。一例として、算出したZL0が、反射係数Γ=0.6であり、かつ位相が0°であるときには、図3に示すd1についての電気長(d1/λ)と反射係数Γとの関係を示す特性図から、反射係数Γ=0.6のときの電気長(d1/λ)を求めて、調整パラメータd1を算出する。この場合、反射係数Γ=0.6のときの電気長(d1/λ)は、0.1であるから、調整パラメータd1は、0.1×λと算出される。
また、図4に示すd2についての電気長(d2/λ)と位相との関係を示す特性図から、位相=0°のときの電気長(d2/λ)を求めて、調整パラメータd2を算出する。この場合、同図では、可動短絡器22が可動短絡器32よりも起点P1に近い(L1<L2)ときの特性については破線で示し、逆に、可動短絡器22が可動短絡器32よりも起点P1から離れているかまたは各可動短絡器22,32が起点P1から等距離(L1≧L2)のときの特性については実線で示している。一例として、本例では、図1,2に示すように、可動短絡器22が可動短絡器32よりも起点P1に近いため、破線で示される特性に基づき、位相が0°のときの電気長(d2/λ)を求めて、調整パラメータd2を算出する。この場合、位相=0°のときの電気長(d2/λ)は、0.125であるから、調整パラメータd2は、0.125×λと算出される。
ここで、図3,4に示す各特性図を作成するためのデータは、例えば、実験的または理論的に(一例として回路シミュレーションによって)予め取得することができる。
最後に、算出した各調整パラメータd1,d2と、上記した各式(1),(2)とに基づいて、各可動短絡器22,32の起点P1からの距離L1,L2を算出し、算出した各距離L1,L2に各可動短絡器22,32を移動させる。これにより、整合の調整が完了する。
このように、この整合器1によれば、90°ハイブリッド回路である分配回路2の入力ポート12に信号源5を接続すると共に、アイソレーションポート13に負荷6を接続し、かつ2つの出力ポート16,17に可変長同軸管3,4をそれぞれ接続したことにより、2つの可変長同軸管3,4における可動短絡器22,32の各位置という2つの調整パラメータを調整するだけで、同軸線7,8で接続された信号源5および負荷6の両者のインピーダンスを整合することができる。したがって、この整合器1を用いて、信号源5と負荷6とを短時間でしかも容易に整合することができる。また、同軸型で構成することができるため、整合器1の小型化を図ることができる。
また、各可変長同軸管3,4における同軸線21,31の他端側を短絡したことにより、同軸線21,31の各他端側を確実に固定できると共に、同軸線21,31に発生した熱を他端側から短寸壁45に放熱できる結果、同軸線21,31を効果的に冷却することができる。さらに、同軸線21,31の他端側を短絡したことにより、各可変長同軸管3,4中で電磁界を閉じさせることができるため、信号源5から入力した信号の整合器1外部への漏洩を有効に防止することができる。また、同軸線21,31に取り付けられた各可動短絡器22,32の移動範囲に対して、90°ハイブリッド回路への近づき過ぎを防止するためのオフセットを設けたことにより、各可変長同軸管3,4によって90°ハイブリッド回路の特性に与える影響を軽減することができる。
また、分配回路2に誘電部材49a,49b,49cを配設すると共に、同軸線18,14,15を誘電部材49a,49b,49cにそれぞれ貫通させたことにより、誘電部材49a,49b,49cの波長短縮効果によって同軸線18,14,15を短くできる結果、分配回路2ひいては整合器1全体として小型化することができる。また、熱伝導率が良好で、かつ低損失の誘電部材(例えば石英)で誘電部材49a〜49cを構成することにより、誘電部材49a〜49cを介して同軸線18,14,15の熱を放熱できるため、同軸線18,14,15を良好に冷却することができる。
なお、例えば、90°ハイブリッド回路(ブランチラインカプラ回路)で構成された分配回路2を用いた例について説明したが、この分配回路2に代えて、図5に等価回路を示すラットレース回路で構成された分配回路2Aを用いることもできる。この分配回路2Aを用いる場合、端子Aを入力ポート12として使用するときには、端子Cをアイソレーションポート13として使用すると共に、端子B,Dに各可変長同軸管3,4をそれぞれ接続する。他方、端子Bを入力ポート12として使用するときには、端子Dをアイソレーションポート13として使用すると共に、端子A,Cに各可変長同軸管3,4をそれぞれ接続する。すなわち、入力ポート12として使用する端子の両隣の各端子に各可変長同軸管3,4をそれぞれ接続し、残りの端子をアイソレーションポート13として使用する。また、この分配回路2Aを用いる場合においても、分配回路2を用いる場合と同様の理由により、各可変長同軸管3,4における各可動短絡器22,32の移動範囲に対して上記したオフセット(距離L0)を設けるのが好ましい。
また、分配回路2Aを用いた整合器において、整合を調整するときには、図3に代えて、図6に示す電気長(d1/λ)と反射係数Γとの関係を示す特性図を使用し、図4に代えて、図7に示す電気長(d2/λ)と位相との関係を示す特性図を使用する以外は、上記した整合器1と同様の手順で整合の調整を実行する。したがって、分配回路2Aを用いた整合器においても、整合器1と同様にして、可動短絡器22,32の各位置という2つの調整パラメータを調整するだけで、同軸線7,8で接続された信号源5および負荷6の両者のインピーダンスを整合することができる。したがって、この整合器1を用いて、信号源5と負荷6とを短時間でしかも容易に整合することができる。
また、上記した各整合器は、多層回路基板中に、この基板の各層に形成した配線パターンおよびスルーホールを利用して構成することもできる。
整合器1の構成図である。 整合器1の一具体例の斜視図である。 整合器1の電気長(d1/λ)と反射係数Γとの関係を示す特性図である。 整合器1の電気長(d2/λ)と位相との関係を示す特性図である。 分配回路2Aの構成図である。 図5の分配回路2Aを用いた整合器の電気長(d1/λ)と反射係数Γとの関係を示す特性図である。 図5の分配回路2Aを用いた整合器の電気長(d2/λ)と位相との関係を示す特性図である。
符号の説明
1 整合器
2 分配回路
3,4 可変長同軸管
5 信号源
6 負荷
12 入力ポート
13 アイソレーションポート
16,17 出力ポート

Claims (2)

  1. 信号源と負荷との間に配設されて両者のインピーダンスを整合する同軸型の整合器であって、
    入力ポートに前記信号源が接続されると共にアイソレーションポートに前記負荷が接続される同軸型の90°ハイブリッド回路と、
    前記90°ハイブリッド回路の各出力ポートにそれぞれ接続された2つの可変長同軸管とを備え、
    前記各可変長同軸管は、一端が前記出力ポートに接続され、かつ他端が短絡された同軸線と、当該同軸線に当該同軸線の長さ方向に沿って摺動自在に取り付けられた可動短絡器とを備え
    前記各可動短絡器は、当該可動短絡器の位置をそれぞれ互いに独立して調整可能に構成されると共に前記90°ハイブリッド回路の前記各出力ポートから所定の距離だけオフセットされた位置を起点として当該各同軸線の他端側へ移動可能に構成されている整合器。
  2. 前記90°ハイブリッド回路には、当該回路を構成する同軸線の少なくとも一部が貫通される誘電部材が配設されている請求項1記載の整合器。
JP2005232730A 2005-08-11 2005-08-11 整合器 Expired - Fee Related JP4440852B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232730A JP4440852B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 整合器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232730A JP4440852B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 整合器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007049508A JP2007049508A (ja) 2007-02-22
JP4440852B2 true JP4440852B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=37851966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005232730A Expired - Fee Related JP4440852B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 整合器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4440852B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007049508A (ja) 2007-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
D'Orazio et al. Substrate-integrated-waveguide circulators suitable for millimeter-wave integration
US10938082B2 (en) Aperture-coupled microstrip-to-waveguide transitions
US6794950B2 (en) Waveguide to microstrip transition
EP1503447B1 (en) Directional coupler having an adjustment means
WO2003077353A1 (fr) Transformateur d'alimentation a guide d'onde/ligne microruban
US2922961A (en) Finline coupler
ITRM930173A1 (it) Divisore variabile di potenza planare.
US7688164B2 (en) High frequency circuit board converting a transmission mode of high frequency signals
WO2020007109A1 (en) Branch-line coupler
JP4440852B2 (ja) 整合器
Wu et al. Generalized high‐isolation n‐way Gysel power divider with arbitrary power ratio and different real terminated impedances
JP4588648B2 (ja) 導波管/マイクロストリップ線路変換器
RU2378745C2 (ru) Полосно-пропускающий фильтр
JP6633261B2 (ja) 誘電体フィルタ、アレーアンテナ装置
JPH08148913A (ja) 導波管−マイクロストリップ線路変換器
US5559480A (en) Stripline-to-waveguide transition
JP2005020152A (ja) 高周波モジュール
JPH05121902A (ja) 移相器
JP2009224044A (ja) 同軸ケーブルの位相調整機構及び位相調整方法
JP7077137B2 (ja) 伝送線路およびコネクタ
JP7360764B2 (ja) 帯域通過フィルタ及びそれを備える高周波装置
JP5053245B2 (ja) 180度ハイブリッド
Attari et al. A simplified implementation of substrate integrated non-radiative dielectric waveguide at millimeter-wave frequencies
JP2014022864A (ja) 導波管フィルタ及びデュプレクサ
Esquius-Morote et al. Orthomode transducer for dual polarized substrate integrated circuits and antennas

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees