JP4439206B2 - Packaging and foreign substance inspection method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な包装体及び異物検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
薬剤(例えば錠剤、カプセル剤)等を収容するための包装体として、プレススルーパック(PTP)包装体が汎用されている。PTP包装体は、透明又は半透明の樹脂フィルムを成形して得られる容器と、印刷を施したアルミニウム箔を含む蓋材とから構成されている。この場合、PTP包装体に収容する内容物の種類によっては、包装後の異物検査が必要不可欠である。ところが、この包装体は、アルミニウム箔を使用しているので、金属探知器を適用することができない。また、写真法又は目視による場合は、印刷層と異物との判別が困難である。X線による検査方法も考えられるが、X線では有機物の検知が困難である。
【0003】
これらの方法に対し、近年では種々の異物検査方法が開発されている。例えば、PTPシートをCCDカメラ等により撮影して得られる映像信号を特定の方法で処理することによって、被検査物の全体にメッシュ模様があっても、照明技術によらないで容易に異物を検出できる欠陥検出方法が提案されている(特許文献1)。
【0004】
しかしながら、上記方法では、PTPシートに印刷部を有する場合には、その印刷部と異物とを判別することができない。この場合、パターンマッチング法によって印刷部の位置を特定し、予め印刷部をマスキングする方法も考えられるが、マスキング処理に手間を要し、しかも印刷部に異物があったときはマスキングにより異物が隠れ、検知できないという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−39484号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の主な目的は、印刷層を有していてもより確実に異物検査することができる包装体とその異物検査方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決する手段】
本発明者は、上記従来技術の問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、特定の印刷層が形成された包装体が上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、下記の包装体及び異物検査方法に係るものである。
【0009】
1. 開口部を有する容器に内容物が装填され、当該開口部が蓋材により閉じられており、少なくとも当該内容物、当該容器及び当該容器の開口部を閉じる側の蓋材の面に赤外光を含む光を照射し、赤外光を含む光が照射された領域からの反射光を赤外光に感度を有する撮像手段によって撮像し、撮像により得られた画像イメージデータから、当該領域内における異物の有無を判定する異物検査に用いる包装体であって、
(a)当該容器が、透明又は半透明の樹脂フィルムを成形して得られるものであり、
(b)当該蓋材は、アルミニウム系材料、樹脂フィルム及び紙の少なくとも1種を含み、
(c)当該開口部を閉じる側の蓋材の面の一部に印刷層が形成されており、
(d)当該印刷層は、顔料及び染料からなる着色材の2種以上を含有し、かつ近赤外線を50%以上反射し、
(e)当該印刷層の反射光の明度は、当該異物の反射光の明度よりも高い、
ことを特徴とする包装体。
2. 印刷層が、波長800〜900nmの近赤外線を50%以上反射する前記項1に記載の包装体。
3. 印刷層が、黒色ないしは茶色を呈する前記項1に記載の包装体。
4. 印刷層が、赤色顔料、黄色顔料及び青色顔料を含む前記項1に記載の包装体。
5. 着色材が、ジスアゾイエロー、フタロシアニンブルー、ジオキサジン、ビラゾロオレンジ、ナフトールAS、オキシナフトエ酸、バリウム塩、タルク、炭酸カルシウム、溶性アゾ系、ペリレン系ブラック及びアニリンブラックの2種以上である前記項1又は2に記載の包装体。
6. 印刷層がカーボンブラック及び/又は酸化チタンを着色材として含有し、カーボンブラックの含有量が印刷層中10重量%以下であり、酸化チタンの含有量が印刷層中60重量%以下である前記項1〜3のいずれかに記載の包装体。
7. 印刷層が酸化第二鉄及び/又はフタロシアニングリーンを着色材として含有し、酸化第二鉄の含有量とフタロシアニングリーンの含有量の合計が印刷層中60重量%以下である前記項1〜3のいずれかに記載の包装体。
8. 内容物が、薬剤である前記項1〜7のいずれかに記載の包装体。
9. 前記項1〜8のいずれかに記載の包装体の異物検査方法であって、(1)少なくとも[1]当該内容物、[2]当該容器及び[3]当該容器の開口部を閉じる側の蓋材の面に赤外光を含む光を照射する工程、(2)赤外光を含む光が照射された領域を撮像する工程、及び(3)撮像により得られた画像イメージデータから、当該領域内における異物の有無を判定する工程を有する異物検査方法。
【0022】
【発明の実施の形態】
1.本発明包装体
本発明の包装体は、開口部を有する容器に内容物が装填され、当該開口部が蓋材により閉じられている包装体であって、
(a)当該容器が、透明又は半透明の樹脂フィルムを成形して得られるものであり、(b)当該蓋材は、アルミニウム系材料、樹脂フィルム及び紙の少なくとも1種を含み、(c)当該開口部を閉じる側の蓋材の面の一部又は全部に印刷層が形成されており、(d)当該印刷層は、顔料及び染料からなる着色材の2種以上を含有する、ことを特徴とする。
<容器>
本発明の包装体で用いられる容器は、透明又は半透明の樹脂フィルムを成形して得られるものであれば良く、内容物の種類等に応じて材質、形状、成形方法等を適宜採用すれば良い。例えば、複数の内容物を別々に収容する包装体が必要な場合は、複数のポケット部を有する樹脂フィルムを使用することができる。材質としては、例えば塩化ビニル、ポリプロピレン等が好ましい。また、樹脂フィルムの厚みも限定的ではないが、0.05〜2mm程度とすることが好ましい。この容器は、例えばプレス機を用いた方法(張り出し成形、深絞り成形等)のほか、プレス機を使用しない方法(真空成形、圧空成形等)によって成形することができる。これらの成形は、冷間成形又は熱間成形のいずれであっても良いし、両者を併用しても良い。
<蓋材>
蓋材としては、アルミニウム系材料、樹脂フィルム及び紙の少なくとも1種を含むものであれば良い。例えば、アルミニウム系材料単独で使用しても良いし、あるいはアルミニウム系材料に紙層、樹脂フィルム層等を積層したものであっても良い。さらに、樹脂フィルム単独又は紙単独で形成されていても良いし、これらを他の材質と組み合わせて積層されたものであっても良い。また、必要に応じて、アンカーコート層、印刷層、着色層、プライマー層、オーバーコート層等を適宜形成しても良い。
【0023】
アルミニウム系材料は、アルミニウム又はアルミニウム系合金のいずれであっても良い。具体的には、純アルミニウム(JIS(AA)1000系、例えば1N30、1N70等)、Al−Mn系(JIS(AA)3000系、例えば3003、3004等)、Al−Mg系(JIS(AA)5000系)、Al−Fe系(JIS(AA)8000系、例えば8021、8079等)等が例示できる。アルミニニウム系材料に含まれるFe、Si、Cu、Ni、Cr、Ti、Zr、Zn、Mn、Mg、Ga等の成分については、JIS等で規定されている公知の含有量の範囲内であれば差し支えない。
【0024】
アルミニウム系材料は、箔(シート状)の形態で使用することが望ましい。その場合の厚みは7〜50μm、特に10〜40μmとすることが好ましい。かかる範囲内に設定することによって、より優れた耐水性(耐湿性)、強度、包装体の取扱性等を得ることができる。アルミニウム系材料としてアルミニウム箔を用いる場合、硬質材、半硬材、軟質材等のいずれであっても良く、容器の形状、内容物の種類等に応じて適宜選択すれば良い。また、アルミニウム箔は、必要に応じ、公知の方法で型付け、脱脂・洗浄、アンカーコート、オーバーコート、表面処理等を施すこともできる。アルミニウム箔を用いることにより、包装材料としての強度、バリアー性、保存性等を効果的に発揮することができる。
【0025】
紙を用いる場合、例えば純白ロール紙、クラフト紙、上質紙、模造紙、洋紙、和紙、各種のコート紙等を適用できる。これらは1種又は2種以上で使用することができる。紙層の厚みは10〜100μm程度とすることが好ましい。紙層を適用することにより、蓋材のカールを予防でき、蓋材に適度な剛性を付与し、包装体製造時のトラブルを軽減できる。また、開封時には、デッドホールド性(開封後の容器の保形性)を維持できるという利点もある。
【0026】
樹脂を用いる場合、例えばポリアミド(ナイロン)、ポリエチレン(特に高密度ポリエチレン)、ポリプロピレン(特に延伸ポリプロピレン)、塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート等を適用できる。これらは1種又は2種以上で使用することができる。これらの中でも、ポリアミド及びポリエステルの少なくとも1種が好ましい。これらは、樹脂フィルムとして用いることが望ましい。この場合における樹脂フィルム層の厚みは、9〜50μm程度とすることが好ましい。樹脂フィルム層の形成により、強度、耐突き刺し性、耐水性、耐引き裂き性等をより高めることが可能となる。
【0027】
各層の積層又は接着方法は特に限定されず、公知の方法を適用することができる。例えば、ポリエステルウレタン系、ポリエステル系等の2液硬化型ウレタン系接着剤を用いるドライラミネーション法、共押出し法、押出しコート法、アンカーコート剤を用いる熱ラミネーション法等が挙げられる。
<印刷層>
本発明包装体では、前記容器の開口部を閉じる側(換言すれば、開口部と接着層を介して又は介さずに接合される側)の蓋材の面(おもて面)の一部又は全部に印刷層が形成されている。印刷層は、容器開口部と接着層を介して又は介さずに接合される部分に形成されていても良いし、その部分以外の部分に形成されていても良い。また、本発明包装体では、必要に応じて、上記面と反対側の面(うら面)に印刷層が設けられていても良い。これらの印刷層は、単層であっても良いし、2層以上からなる多層であっても良い。
【0028】
印刷層は、顔料及び染料からなる着色材の2種以上を含有する。特に、2種以上の顔料を含有することが望ましい。これら顔料及び染料は、公知の無機顔料(例えば、硫酸バリウム、亜鉛華、鉄黒、黄色酸化鉄、群青、紺青、タルク、炭酸カルシウム、コバルトブルー、べんがら等)、有機顔料(モノアゾ系、縮合アゾ系、アントラキノン系、キナクリドン系、イソインドリノン系、チオインジゴ系、ピロロピロール系、ペリレン系、ジスアゾ系、フタロシアニン系等)、染料等から、内容物の種類、蓋材の材質等に応じて適宜用いることができる。
【0029】
本発明では、印刷層は赤外線を吸収しない層であることが好ましい。これにより、赤外光による異物検査において、より優れた異物検知精度を得ることができる。
【0030】
本発明において「赤外線を吸収しない」とは、蓋材に形成された状態での印刷層が全く赤外線を吸収しない場合のほか、異物検査に支障がない範囲内で赤外線を吸収する場合あるいは赤外線を透過する場合も包含される。
【0031】
特に、蓋材に形成された状態での印刷層が、近赤外線を50%以上反射することが好ましい。さらには、蓋材に形成された状態での印刷層が、波長800〜900nmの近赤外線を50%以上(特に65%以上)反射するものがより好ましい。かかる赤外線反射特性を有することによって、より優れた異物検知精度を達成することができる。
【0032】
従って、本発明では、上記着色材としては赤外線を吸収しないものを用いることが望ましい。特に、赤外線を吸収しない着色材が全着色材の70重量%以上、特に80重量%以上を占めることが好ましい。赤外線を吸収しない着色材(赤外線を透過する着色材)として、ジスアゾイエロー、フタロシアニンブルー、ジオキサジン、ビラゾロオレンジ、ナフトールAS、オキシナフトエ酸、バリウム塩、溶性アゾ系、ペリレン系ブラック及びアニリンブラックの2種以上の顔料を用いることが好ましい。
【0033】
これらの顔料以外にも本発明の印刷層に使用できる顔料がある。例えば、印刷層が酸化第二鉄及び/又はフタロシアニングリーンを着色材として含有する場合は、酸化第二鉄の含有量とフタロシアニングリーンの含有量の合計が印刷層中60重量%以下であるのが好ましく、本発明の効果を有効に発揮することができる。
【0034】
印刷層は、上記のような着色材を含むインキを調製し、これを蓋材上に適用することによって形成すれば良い。上記インキとしては、例えば上記着色材、バインダー及び溶剤を含むインキを好適に用いることができる。
【0035】
上記着色材は、前記のようなものが使用でき、その含有量は限定されないが、一般的にはインキ中1〜30重量%程度、特に3〜15重量%とすることが好ましい。
【0036】
また、印刷層の明度等を調整する場合は、必要に応じて、カーボンブラック及び/又は酸化チタンを着色材として使用することができる。この場合、カーボンブラックの使用量は、印刷層中10重量%以下となるように調節することが好ましい。また、酸化チタンの使用量は、印刷層中60重量%以下となるように調節することが好ましい。これらの範囲内に設定することによって、より高い精度での異物検査が可能となる。
【0037】
バインダーとしては特に限定されず、例えばニトロセルロース、ポリビニルブチラール、フェノール樹脂、マレイン酸樹脂、アルキッド樹脂、アクリル樹脂等を挙げることができる。これらは1種又は2種以上で用いることができる。バインダーの含有量は、インキ中5〜30重量%程度とすることが好ましい。
【0038】
溶剤は限定的でなく、例えばトルエン、キシレン、メチルエチルケトン、イソプロピルアルコール、シンナー、酢酸エチル、酢酸メチル、ブチルセロソルブ、酢酸ブチル、メタノール、エタノール、ブタノール、ヘキサン、アセトン等を使用することができる。これらは1種又は2種以上で用いることができる。溶剤の使用量は、上記インキの残部を構成するようにすれば良い。
【0039】
また、上記インキでは、必要に応じてロジン、ジエチレングリコール、アミン、アマニ油、ひまし油、ステアリン酸、オレイン酸等のほか、分散剤、硬化剤、沈降防止剤、軟化剤、酸化防止剤、体質顔料、紫外線吸収剤、レベリング剤、表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、消泡剤、滑剤等を添加しても良い。
【0040】
上記インキを用いて印刷層を形成する場合、その形成方法は特に限定されず、例えば公知の印刷方法を適用することができる。例えば、凸版印刷、凹版印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷、グラビア印刷等を適用することができる。印刷層を形成した後、必要に応じて乾燥工程に供することができる。例えば、室温(20℃)〜250℃程度で10秒〜10時間程度の条件に設定することによって乾燥することができる。連続的に乾燥を行う場合には、熱風を吹き付けることにより乾燥したり、オーブンの中を移動できるように設計すれば良い。
【0041】
印刷層は、その色の限定はないが、視認性等の見地より黒色ないしは茶色を呈するものであることが望ましい。特に、印刷層を黒色にする場合は、赤色顔料(例えばバリウム塩)、黄色顔料(例えばジスアゾイエロー)及び青色顔料(例えばフタロシアニンブルー)の3種の顔料からなる混合顔料を用いることが好ましい。
【0042】
印刷層の厚みも制限されないが、0.1〜10μm程度とすることが望ましい。また、印刷層の重量(乾燥後重量)は、0.1〜10g/m2程度とすることが好ましい。
<容器と蓋材の接合>
本発明包装体は、容器開口部が蓋材により閉じられている。この方法は特に制限されず、公知の方法を適用することができる。例えば、接着剤を用いる方法が挙げられる。本発明では、特に熱接着層(熱接着性樹脂層)を介在させるヒートシール法によることが好ましい。
【0043】
上記熱接着性樹脂としては公知のものが使用できる。例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖線状ポリエチレン、飽和ポリエステル、線状飽和ポリエステル、無延伸ポリプロピレン、塩素化ポリプロピレン、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタアクリル酸共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重合体、アイオノマー、エチレン−エチルアクリレート−無水マレイン酸三元共重合体、ポリオレフィン、カルボン酸変性ポリエチレン、カルボン酸変性ポリプロピレン、カルボン酸変性エチレン−酢酸ビニル、塩化ビニル、ポリスチレン等が挙げられる。また、製品名「ボンダイン」住友化学工業株式会社製、製品名「メルセンM」東ソー株式会社製等の市販品も使用することができる。これら熱接着性樹脂は1種又は2種以上で用いることができる。
【0044】
熱接着層は、蓋材及び容器の少なくも一方に形成すれば良いが、特に蓋材に形成することが好ましい。熱接着層は、上記樹脂を含む液状接着剤を塗布したり、あるいは上記樹脂からなる熱接着性フィルムを積層することによって、形成することができる。熱接着層の厚みは限定的でないが、通常2〜100μm程度とすることが好ましい。
【0045】
ヒートシールの条件は、使用する熱接着剤の種類、内容物の種類等によって適宜変更できるが、一般的には140〜260℃で1〜3秒程度とすれば良い。
【0046】
ヒートシールを行った後、必要に応じ、包装体の断面形状が凹形状となるようにリングシール(「線シール」ともいう。)を施したり、上記断面形状が連続する凹凸状となるようにメッシュシールを施すことができる。また、熱板を使用するヒートシールに代えて、超音波シール、誘導加熱シール等を採用することもできる。
<内容物>
本発明包装体の容器に装填される内容物は特に限定されず、公知のPTP包装体に充填・装填されている内容物をそのまま適用することができる。内容物は、固形物であることが望ましい。例えば、薬剤(医薬品)、食品、電子部品、コンタクトレンズ、芳香剤、洗浄剤等が挙げられる。特に、異物検査を必須とする薬剤に好適である。また、薬剤は、錠剤、カプセル剤等のいずれであっても良い。
【0047】
内容物には、必要に応じて印刷(捺印)が施されていても良い。この場合、印刷は、赤外線を吸収しない印刷層であることが望ましい。このような印刷層としては、前記と同様のものを採用することができる。
【0048】
本発明の包装体は、赤外光による異物検査に適用することができる。より具体的には、後記の本発明異物検査方法に好適に用いることができる。本発明包装体を上記検査方法に適用することにより、高精度で異物を検知することが可能となる。
【0049】
本発明包装体の概略図を図1に示す。蓋材(1)としてアルミニウム箔を使用し、透明性容器(2)と熱接着層(5)を介して接合される側の蓋材の面(6)に印刷層(3)が形成される。透明性容器には、内容物として錠剤(4)が装填されている。そして、蓋材と透明性容器とは、熱接着層(5)を介してヒートシールにより接合され、透明性容器の開口部が蓋材により閉じられる。これにより、当該開口部を閉じる側の蓋材の面(6)の一部又は全部に印刷層が形成された包装体が得られる。
2.異物検査方法
本発明の異物検査方法は、本発明包装体の異物検査方法であって、
(1)少なくとも▲1▼当該内容物、▲2▼当該容器及び▲3▼当該容器の開口部を閉じる側の蓋材の面に赤外光を含む光を照射する工程[第一工程]、(2)赤外光を含む光が照射された領域を撮像する工程[第二工程]、及び(3)撮像により得られた画像イメージデータから、当該領域内における異物の有無を判定する工程[第三工程]を有する。
【0050】
第一工程
本工程では、少なくとも▲1▼当該内容物、▲2▼当該容器及び▲3▼当該容器の開口部を閉じる側の蓋材の面に赤外光を含む光を照射する。赤外光を含む光としては、赤外光を含み、赤外光以外の波長領域の光(例えば、可視光)を含む光を適用することができる。
【0051】
赤外光を含む光の照射時間、照射領域、強度等は、内容物の種類等に応じて適宜調節することができる。また、上記光を照射する装置自体は、公知のものを用いることができる。
【0052】
第二工程
本工程では、赤外光を含む光が照射された領域を撮像する。本発明では、赤外光を含む光が照射された領域からの反射光を赤外光に感度を有する撮像手段によって撮像(二次元撮像)することが望ましい。
【0053】
撮像手段としては、赤外光のみに感度をもつカメラ、赤外光に感度をもつカメラに赤外光のみを透過するフィルターを設けたもの等を例示することができる。これらは、公知又は市販のものを採用することができる。例えば、市販のCCDカメラ等を用いることができる。
【0054】
第三工程
本工程では、撮像により得られた画像イメージデータから、当該領域内における異物の有無を判定する。判定方法は、印刷層と区別して異物を検知できる方法であれば特に限定されない。例えば、次のような手法をとることができる。
【0055】
赤外光に感度を有する撮像手段より得られた画像イメージデータでは、内容物の色に関係なく、内容物の明度が容器(樹脂フィルム)の明度よりも高くなる。また、内容物上の異物、内容物のひび割れ、欠け等の明度は内容物の明度より低く、樹脂フィルム上の異物等の明度は樹脂フィルムの明度よりも低くなる。そして、印刷層が赤外線を吸収しない層である場合には、印刷層と樹脂フィルムとの明度差がきわめて小さくなる。この明度差が生じた画像を図2に示すような手段で処理すれば良い。
【0056】
図2には、画像処理手段(23)の構成を示す。この手段は、A/D変換器(27)、シェーディング補正手段(28)、第1の二値化手段(29)、第1の画像メモリ(30)、第2の二値化手段(31)、第2の画像メモリ(32)、判定用メモリ(34)、CPU及び出力インターフェイス(35)、第3の画像メモリ(33)、外観検査結果及び統計データメモリ(36)、カメラタイミング制御手段(37)等から構成される。
【0057】
A/D変換器(27)は、撮像手段であるCCDカメラ(22)で撮像した二次元イメージデータをアナログ信号からデジタル信号に変換する。変換されたイメージデータは、シェーディング補正テーブル(38)のデータに従ってシェーディング補正手段(28)によってシェーディング補正された後、第3の画像メモリ(33)に記憶される。
【0058】
なお、シェーディング補正は、赤外光を含む光によって樹脂フィルムの撮像範囲全体を均一に照射することが困難な場合に、必要に応じて位置の相違により生じる赤外光の明度のバラツキを補正するために行うことができる。
【0059】
補正された明度に関するデータは、第1の二値化手段(29)により第1の閾値δ1をもって二値化された後、第1の画像メモリ(30)に順次記憶される。これにより、樹脂フィルムの第1の二値化イメージデータが形成される。第1の閾値δ1は、内容物が存在する領域(内容物領域)内にある異物を判定するためのものである。第1の閾値δ1としては、例えば内容物の背景となる樹脂フィルム及び異物よりも明るい値であり、かつ、内容物よりも暗い値が選択される。本発明では、第1の閾値δ1は、内容物の明度よりも若干低い値に設定することが好ましい。
【0060】
また、補正された明度に関するデータは、第2の二値化手段(31)により第2の閾値δ2をもって二値化された後、第2の画像メモリ(32)に記憶される。これにより、樹脂フィルムの第2の二値化イメージデータが形成される。第2の閾値δ2は、主として樹脂フィルムに存在する異物を判定するためのものである。第2の閾値δ2としては、樹脂フィルム及び印刷層よりも暗い値が選択される。本発明では、第2の閾値δ2は、樹脂フィルムの明度よりも若干低い値に設定することが好ましい。
【0061】
CPU及び入出力インターフェイス(35)は、各種画像処理プログラム等のプログラムを、判定用メモリ(34)の記憶内容等を使用しつつ実行するとともに、PTP包装機(11)に制御信号を送り出し又はPTP包装機(11)から動作信号等の各種信号を受信するためのものである。これにより、例えばPTP包装機(11)の不良シート排出機構等を制御できる。また、CPU及び入出力インターフェイス(35)は、モニタ(24)に表示データを送出する機能も有する。この機能により、二値あるいは濃淡のイメージデータ、外観検査結果等をモニタ(24)に表示することができる。
【0062】
外観検査結果及び統計データメモリ(36)は、イメージデータに関する座標等のデータ、外観検査結果データ、外観検査結果データを確率統計的に処理した統計データ等を記憶する。これらのデータは、CPU及び入出力インターフェイス(35)の制御に基づき、モニタ(24)に表示させることができる。また、これらのデータに基づき、CPU及び入出力インターフェイス(35)がPTP包装機(11)に制御信号を送出することもできる。キーボード(25)は、判定用メモリ(34)に記憶される良否判定の基準値等の設定を入力するためのものである。
【0063】
カメラタイミング制御手段(37)は、CCDカメラ(22)が撮像するイメージデータをA/D変換器(27)に取り込むタイミングを制御する。このタイミングは、PTP包装機(11)に設けられたエンコーダ(図示せず)からの信号に基づいて制御され、所定量の樹脂フィルムを送るたびにCCDカメラ(22)による撮像が行われる。
【0064】
次に、外観検査の手順とともに、異物による外観不良品が検出される場合の具体例について、図3〜図5に従って説明する。
【0065】
図3(a)は、具体例としての樹脂フィルム(PTPフィルム)の外観検査範囲の一部(本検査範囲を「P」と表示する。)である。PTPフィルムを成形してなる容器(ポケット部)には、内容物として錠剤が収納されている。この錠剤には、文字「C」が捺印されており、異物Dxが付着しているものとする。蓋材となるカバーフィルムには、文字「123」が印刷されており、異物Dyが付着しているものとする。
【0066】
PTPフィルムは、CCDカメラにより撮像され、シェーディング補正されて第3の画像メモリ(33)に記憶される。例えば、図3(a)のA−A’線上の記憶された画像の明度は、図3(b)に示すように内容物領域(錠剤領域)において高く、カバーフィルムの領域及び異物領域が低くなる。
【0067】
次いで、図4に示すようなフローチャートによりルーチンR1が実行される。ルーチンR1は、画像処理装置(23)(主としてCPU)によって「第1の二値化処理に伴う検査判定」が実行される。画像処理装置(23)は、まずステップS1において、第1の二値化手段(29)によって第1の二値化イメージデータを形成し、このデータを第1の画像メモリ(30)に記憶させる(第1の二値化処理)。すなわち、第1の閾値δ1以上を1(明)、閾値1未満を0(暗)として、本検査範囲Pにおいては、A−A’線上のデータが図3(c)、二次元的画像が図3(d)に示すような二値化イメージデータに変換される。
【0068】
ステップS2において、第1の画像メモリ(30)に記憶された第1の二値化イメージデータに対して塊処理を実行する。塊処理としては、二値化イメージデータの0(暗)及び1(明)について各連結成分を特定する処理と、それぞれの連結成分についてラベル付けを行うラベル処理とがある。ここで、それぞれ特定される各連結成分の占有面積は、CCDカメラ(22)の画素に応じたドット数で表される。
【0069】
ステップS3において、画像処理装置(23)は、第1の二値化イメージデータから求めた1(明)の連結成分の中から、上記捺印を有する錠剤に相当する連結成分を特定する。錠剤に相当する連結成分は、所定の座標を含む連結成分、所定の形状である連結成分、所定の面積であるところの連結成分等の判断手法により容易に錠剤に相当する連結成分(すなわち、錠剤領域)を特定することができる。従って、本検査範囲Pにおいては、異物Dxを含んだ錠剤領域J(図3(d)参照)が特定される。
【0070】
ステップS4では、画像処理装置(23)は、錠剤領域内の異物の面積Sxを演算する。すなわち、第1の二値化イメージデータから求めた0(暗)の連結成分のうち、ステップS3で特定した錠剤領域の座標に含まれる、あるいは連なるものを抽出し、その面積Sxを求める。従って、本検査範囲Pでは、異物Dxの面積が算出される。
【0071】
ステップS5では、異物の面積Sxを予め定められた判定基準値Pxと比較する。そして、異物の面積Sxが判定基準値Pxよりも小さい場合には、ステップS6へ移行し、非異物判定(正常判定)を行う。従って、本検査範囲Pにおいて、異物Dxの面積が判定基準値Pxと比較されることにより、異物Dxが異物であるか否かが判定される。このように、ルーチンR1では、錠剤領域を特定した上で、捺印部の有無に関係なく、錠剤領域内の異物の存在の有無が判定される。
【0072】
図5は、ルーチンR2を示すフローチャートである。ルーチンR2は、画像処理装置(23)によって「第2の二値化処理に伴う検査判定」が実行される。まず、ステップS11において、画像処理装置(23)は、第2の二値化手段(31)によって第2の二値化イメージデータを作成し、このデータを第2の画像メモリ(32)に記憶させる。すなわち、第2の閾値δ2以上を1(明)、第2の閾値δ2未満を0(暗)として、本検査範囲Pにおいては、A−A’線上のデータが図3(e)、二次元的画像が図3(f)に示すような二値化イメージデータに変換される。
【0073】
ステップS12において、第2の画像メモリ(32)に記憶された第2の二値化イメージデータに対して、ステップS2と同様の塊処理を実行する。
【0074】
ステップS13では、画像処理装置(23)は、異物Dyの面積Syを演算する。すなわち、第2の二値化イメージデータから求めた0(暗)の連結成分を抽出し、その面積Syを求める。従って、本検査範囲Pでは、異物Dyの面積Syが算出される。
【0075】
ステップS14では、異物の面積Syを予め定められた判定基準値Pyと比較する。そして、異物の面積Syが判定基準値Pyよりも小さい場合には、ステップS15へ移行し、非異物判定(正常判定)を行う。一方、異物の面積Syが判定基準値Py以上の場合には、ステップ16へ移行し、ステップ16において異物判定(異常判定)を行う。従って、本検査範囲Pにおいて、異物Dyの面積が判定基準値Pyと比較されることにより、異物Dyが異物であるか否かの判定が行われる。このように、ルーチンR2では、印刷層の有無に関係なく、主としてカバーフィルム上の異物の存在の有無が判定される。
【0076】
上記ルーチンR1及びR2の処理は、PTPシートの製造(薬剤包装)過程で実行され、その処理単位はPTPシート1単位とすることができる。上記ルーチンR1及びR2のうち、少なくとも一方で異物判定が出されたときは、そのPTPシートは不良と判定し、排出することができる。
【0077】
【発明の効果】
本発明の包装体及び異物検査方法によれば、印刷層に2種以上の着色材を用いているので、より優れた視認性・意匠性を発揮することができる。
【0078】
特に、赤外線を吸収しない印刷層を本発明包装体に適用する場合には、赤外光を利用する異物検査方法を効果的に適用することができる結果、印刷層があっても、高い精度で異物の検知を行うことが可能となる。
【0079】
【実施例】
以下に、実施例及び比較例を示し、本発明の特徴をより詳細に説明する。ただし、本発明の範囲は、これら実施例に限定されない。
【0080】
実施例1〜8及び比較例1〜7
表1に示す成分(顔料名とインキ中の配合量を示す)を含有するインキを調製した。これらの成分のほか、バインダーとしてニトロセルロースとポリビニルブチラールとを重量比1:1で混合したものを用い、インキ全重量中16重量%となるように配合した。残部には、溶剤を配合した。溶剤は、トルエンとメチルエチルケトンとを体積比1:1で混合したものを用いた。溶剤を配合した後、ミキサーにより攪拌・混合してインキを調製した。攪拌後のインキ粘度は、いずれもZC#3で20秒程度(温度20℃)であった。
【0081】
次いで、各インキを用い、アルミニウム箔(JIS 8021 硬質箔、厚み20μm)の片面にグラビア印刷によって「ABC」(12ポイントゴシック体)の文字を乾燥後重量で0.8g/m2となるように印刷した後、180℃で20秒程度の熱風乾燥を施した。熱接着層として塩化ビニール−酢酸ビニル共重合体からなるコート剤を乾燥後重量で4.0g/m2となるように上記印刷面側にコートし、蓋材とした。塩化ビニルフィルム(厚み0.3mm)によりなる透明容器に錠剤(直径7mm×高さ3.5mm)を充填した後、上記蓋材を用いて180℃×3秒間でメッシュシールすることにより、図1に示すようなPTP包装体を作製した。なお、各包装体の熱接着層と透明容器との界面には、異物として予め1)毛髪(長さ5mm)、2)蚊の死骸及び3)紙片(2mm角)を各5個ずつ混入した。
【0082】
なお、実施例7では、アルミニウム箔に代えて厚み16μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、実施例8では、アルミニウム箔に代えて40g/m2純白用紙を使用し、その他の工程・条件はいずれも実施例1〜6と同様とした。
【0083】
作製された異物入りのPTP包装体の透明容器側から赤外線を照射することにより異物検査を実施した。その結果を表1に示す。なお、検査装置としては、市販の錠剤画像検査装置(製品名「フラッシュパトリFP600−E」CKD株式会社製)を用いた。なお、評価基準は、以下のとおりである。
<検出>
すべての異物を検出 …○
すべての異物を検出できない…×
<視認性>
いずれの方向からみても鮮やかに見える…○
光が反射した場合に読みづらい …×
【0084】
【表1】
【0085】
表1の結果より、特に印刷層として2種以上の着色材を使用した本発明包装体は、異物の検出精度及び視認性の双方において優れた効果を発揮できることがわかる。
【0086】
試験例1
各実施例及び比較例で作製された包装体の印刷層の赤外線反射特性を調べた。
【0087】
まず、試験用の試料として、サイズを長さ50mm×幅35mmとし、各実施例及び比較例と同様にして包装体を作製した。ただし、印刷層は全面ベタ印刷とし、錠剤の影響を避ける為錠剤を充填しなかった。次いで、各試料における波長800nm、825nm、850nm、875nm及び900nmの近赤外線を照射したときの反射率(%)を測定し、その平均値を求めた。その結果を表1に併せて示す。
【0088】
なお、上記の測定装置としては、紫外可視近赤外分光光度計(製品名「JASCO V570型」日本分光社製)を用いた。その光度計による測定手法の概要を図6に示す。また、上記光度計の仕様は、ホルダー形式:積分球式、測定サイズ:長さ8mm×幅9mm、積分球内径:60mm、積分球内壁塗布剤:硫酸バリウムとした。
【0089】
表1の結果より、本発明の包装体の印刷層は、50%以上の赤外線反射率を有していることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明包装体の概要を示す図(断面図)である。
【図2】本発明検査方法で用いられる画像処理手段(23)の構成を示す図である。
【図3】異物検査方法において異物が検出される具体例を説明するための図である。図3(a)は、異物が付着したPTPフィルムの外観検査範囲の一部を示す平面図である。図3(b)は、第3の画像メモリに記憶された図3(a)のA−A’線における明度を示す図である。図3(c)は、第1の二値化手段により二値化された図3(b)のA−A’線における二値化イメージデータである。図3(d)は、第1の二値化手段により二値化された図3(a)の二次元的画像の二値化イメージデータである。図3(e)は、第2の二値化手段により二値化された図3(b)のA−A’線における二値化イメージデータである。図3(f)は、第2の二値化手段により二値化された図3(a)の二次元的画像の二値化イメージデータである。
【図4】画像処理装置により実行される「第1の二値化処理に伴う検査判定」のルーチンを示すフローチャートである。
【図5】画像処理装置により実行される「第2の二値化処理に伴う検査判定」のルーチンを示すフローチャートである。
【図6】試験例1で用いた光度計及びその測定機構を示す概略図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a novel package and a foreign matter inspection method.
[0002]
[Prior art]
A press-through pack (PTP) package is widely used as a package for containing drugs (for example, tablets, capsules) and the like. The PTP package is composed of a container obtained by molding a transparent or translucent resin film and a lid material including a printed aluminum foil. In this case, depending on the type of contents to be accommodated in the PTP package, foreign matter inspection after packaging is indispensable. However, since this package uses an aluminum foil, a metal detector cannot be applied. Further, in the case of photography or visual observation, it is difficult to discriminate between a printed layer and foreign matter. Although an X-ray inspection method is also conceivable, it is difficult to detect organic substances with X-rays.
[0003]
In recent years, various foreign substance inspection methods have been developed for these methods. For example, by processing a video signal obtained by photographing a PTP sheet with a CCD camera or the like by a specific method, even if there is a mesh pattern on the entire object to be inspected, foreign matter can be easily detected without relying on illumination technology. A possible defect detection method has been proposed (Patent Document 1).
[0004]
However, in the above method, when the PTP sheet has a printing portion, the printing portion cannot be distinguished from a foreign object. In this case, it is possible to specify the position of the printing part by the pattern matching method and mask the printing part in advance, but it takes time for the masking process, and if there is foreign matter in the printing part, the foreign matter is hidden by masking. There is a problem that it cannot be detected.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 11-39484 A
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, a main object of the present invention is to provide a package and a method for inspecting foreign matter that can more reliably inspect foreign matter even if it has a printed layer.
[0007]
[Means for solving the problems]
As a result of intensive studies in view of the problems of the prior art, the present inventor has found that a package having a specific printed layer can achieve the above object, and has completed the present invention.
[0008]
That is, the present invention relates to the following package and foreign substance inspection method.
[0009]
1. A container having an opening is filled with the contents, the opening is closed by a lid, and infrared light is applied to at least the contents, the container, and the surface of the lid on the side that closes the opening of the container. The reflected light from the area irradiated with light including infrared light is imaged by an imaging means having sensitivity to infrared light, and foreign matter in the area is obtained from image image data obtained by imaging. A package used for foreign matter inspection to determine the presence or absence of
(A) The container is obtained by molding a transparent or translucent resin film,
(B) The lid includes at least one of an aluminum-based material, a resin film, and paper,
(C) a printing layer is formed on a part of the surface of the lid on the side of closing the opening,
(D) The printed layer contains two or more colorants composed of pigments and dyes, and reflects near infrared rays by 50% or more,
(E)The brightness of the reflected light of the printed layer is higher than the brightness of the reflected light of the foreign matter,
A package characterized by that.
2.
3.
4).
5.
6). The above item wherein the printing layer contains carbon black and / or titanium oxide as a colorant, the carbon black content is 10% by weight or less in the printing layer, and the titanium oxide content is 60% by weight or less in the printing layer. The package in any one of 1-3.
7).
8). Item 8. The package according to any one of
9. The foreign matter inspection method for a package according to any one of
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1. Invention package
The package of the present invention is a package in which contents are loaded in a container having an opening, and the opening is closed by a lid material,
(A) The container is obtained by molding a transparent or translucent resin film, (b) the lid material includes at least one of an aluminum-based material, a resin film, and paper, and (c) A printing layer is formed on a part or all of the surface of the lid member on the side of closing the opening, and (d) the printing layer contains two or more colorants composed of pigments and dyes. Features.
<Container>
The container used in the package of the present invention may be obtained by molding a transparent or translucent resin film, and if the material, shape, molding method, etc. are appropriately employed according to the type of contents, etc. good. For example, when a package that accommodates a plurality of contents separately is required, a resin film having a plurality of pocket portions can be used. As a material, for example, vinyl chloride, polypropylene and the like are preferable. The thickness of the resin film is not limited, but is preferably about 0.05 to 2 mm. This container can be formed by, for example, a method using a press (extrusion molding, deep drawing, etc.) or a method not using a press (vacuum forming, pressure forming, etc.). These moldings may be either cold molding or hot molding, or a combination of both.
<Cover material>
As a lid | cover material, what is necessary is just to include at least 1 sort (s) of an aluminum-type material, a resin film, and paper. For example, an aluminum-based material may be used alone, or a paper layer, a resin film layer, or the like may be laminated on an aluminum-based material. Furthermore, it may be formed of a resin film alone or paper alone, or may be laminated by combining these with other materials. Moreover, you may form an anchor coat layer, a printing layer, a colored layer, a primer layer, an overcoat layer, etc. suitably as needed.
[0023]
The aluminum-based material may be either aluminum or an aluminum-based alloy. Specifically, pure aluminum (JIS (AA) 1000 series, such as 1N30, 1N70, etc.), Al-Mn series (JIS (AA) 3000 series, such as 3003, 3004, etc.), Al-Mg series (JIS (AA)). 5000 series), Al-Fe series (JIS (AA) 8000 series, such as 8021, 8079, etc.). Regarding the components such as Fe, Si, Cu, Ni, Cr, Ti, Zr, Zn, Mn, Mg, and Ga contained in the aluminium-based material, they may be within the range of known contents stipulated by JIS. It does not matter.
[0024]
The aluminum-based material is desirably used in the form of a foil (sheet shape). In this case, the thickness is preferably 7 to 50 μm, particularly preferably 10 to 40 μm. By setting within this range, it is possible to obtain more excellent water resistance (moisture resistance), strength, handleability of the package, and the like. When an aluminum foil is used as the aluminum-based material, it may be any of a hard material, a semi-hard material, a soft material, and the like, and may be appropriately selected according to the shape of the container, the type of contents, and the like. In addition, the aluminum foil can be molded, degreased / washed, anchor coated, overcoated, surface treated, and the like by a known method, if necessary. By using an aluminum foil, strength, barrier properties, storage stability, etc. as a packaging material can be effectively exhibited.
[0025]
When using paper, for example, pure white roll paper, kraft paper, fine paper, imitation paper, western paper, Japanese paper, various coated papers, and the like can be applied. These can be used alone or in combination of two or more. The thickness of the paper layer is preferably about 10 to 100 μm. By applying the paper layer, curling of the lid can be prevented, moderate rigidity can be imparted to the lid, and troubles during manufacturing of the package can be reduced. Moreover, there is also an advantage that dead hold property (shape retention of the container after opening) can be maintained at the time of opening.
[0026]
When the resin is used, for example, polyamide (nylon), polyethylene (particularly high-density polyethylene), polypropylene (particularly stretched polypropylene), vinyl chloride, ethylene-vinyl alcohol copolymer, polyethylene naphthalate, polyethylene terephthalate, or the like can be applied. These can be used alone or in combination of two or more. Among these, at least one of polyamide and polyester is preferable. These are desirably used as a resin film. In this case, the thickness of the resin film layer is preferably about 9 to 50 μm. By forming the resin film layer, the strength, puncture resistance, water resistance, tear resistance and the like can be further improved.
[0027]
The lamination or adhesion method of each layer is not particularly limited, and a known method can be applied. For example, a dry lamination method using a two-component curable urethane adhesive such as polyester urethane or polyester, a co-extrusion method, an extrusion coating method, a thermal lamination method using an anchor coating agent, or the like can be given.
<Print layer>
In the packaging body of the present invention, a part of the surface (front surface) of the lid material on the side that closes the opening of the container (in other words, the side that is bonded to the opening with or without the adhesive layer). Or the printing layer is formed in all. The printed layer may be formed in a portion where the container opening and the adhesive layer are joined or not, or may be formed in a portion other than that portion. Moreover, in this invention package, the printing layer may be provided in the surface (back surface) on the opposite side to the said surface as needed. These printed layers may be a single layer or a multilayer composed of two or more layers.
[0028]
The printing layer contains two or more colorants composed of pigments and dyes. In particular, it is desirable to contain two or more pigments. These pigments and dyes are known inorganic pigments (for example, barium sulfate, zinc white, iron black, yellow iron oxide, ultramarine blue, bitumen, talc, calcium carbonate, cobalt blue, red rose etc.), organic pigments (monoazo, condensed azo). , Anthraquinone, quinacridone, isoindolinone, thioindigo, pyrrolopyrrole, perylene, disazo, phthalocyanine, etc.), dyes, etc., depending on the type of contents and the material of the lid be able to.
[0029]
In the present invention, the printing layer is preferably a layer that does not absorb infrared rays. Thereby, it is possible to obtain better foreign object detection accuracy in the foreign object inspection using infrared light.
[0030]
In the present invention, “does not absorb infrared rays” means that the printed layer formed on the cover material does not absorb infrared rays at all, or absorbs infrared rays within a range that does not hinder foreign matter inspection or infrared rays. The case of transmission is also included.
[0031]
In particular, it is preferable that the printed layer in a state where it is formed on the lid member reflects near infrared rays by 50% or more. Furthermore, it is more preferable that the printed layer in a state where it is formed on the lid reflects near infrared rays having a wavelength of 800 to 900 nm by 50% or more (particularly 65% or more). By having such infrared reflection characteristics, it is possible to achieve better foreign object detection accuracy.
[0032]
Therefore, in the present invention, it is desirable to use a material that does not absorb infrared rays as the colorant. In particular, the colorant that does not absorb infrared rays preferably occupies 70% by weight or more, particularly 80% by weight or more of the total colorant. As coloring materials that do not absorb infrared rays (coloring materials that transmit infrared rays), disazo yellow, phthalocyanine blue, dioxazine, virazolo orange, naphthol AS, oxynaphthoic acid, barium salt, soluble azo series, perylene series black and aniline black 2 It is preferred to use more than one kind of pigment.
[0033]
In addition to these pigments, there are pigments that can be used in the printing layer of the present invention. For example, when the printing layer contains ferric oxide and / or phthalocyanine green as a colorant, the total content of ferric oxide and phthalocyanine green is 60% by weight or less in the printing layer. Preferably, the effects of the present invention can be exhibited effectively.
[0034]
The printed layer may be formed by preparing ink containing the colorant as described above and applying the ink on the lid. As said ink, the ink containing the said coloring material, a binder, and a solvent can be used suitably, for example.
[0035]
The above-mentioned coloring materials can be used as described above, and the content thereof is not limited, but is generally about 1 to 30% by weight, particularly 3 to 15% by weight in the ink.
[0036]
Moreover, when adjusting the brightness etc. of a printing layer, carbon black and / or a titanium oxide can be used as a coloring material as needed. In this case, the amount of carbon black used is preferably adjusted so as to be 10% by weight or less in the printed layer. Moreover, it is preferable to adjust the usage-amount of a titanium oxide so that it may become 60 weight% or less in a printing layer. By setting within these ranges, foreign matter inspection with higher accuracy is possible.
[0037]
The binder is not particularly limited, and examples thereof include nitrocellulose, polyvinyl butyral, phenol resin, maleic acid resin, alkyd resin, and acrylic resin. These can be used alone or in combination of two or more. The binder content is preferably about 5 to 30% by weight in the ink.
[0038]
The solvent is not limited, and for example, toluene, xylene, methyl ethyl ketone, isopropyl alcohol, thinner, ethyl acetate, methyl acetate, butyl cellosolve, butyl acetate, methanol, ethanol, butanol, hexane, acetone and the like can be used. These can be used alone or in combination of two or more. The amount of solvent used may constitute the remainder of the ink.
[0039]
In the above ink, rosin, diethylene glycol, amine, linseed oil, castor oil, stearic acid, oleic acid, etc., as required, dispersants, curing agents, anti-settling agents, softeners, antioxidants, extender pigments, Ultraviolet absorbers, leveling agents, surface conditioners, sagging inhibitors, thickeners, antifoaming agents, lubricants and the like may be added.
[0040]
When forming a printing layer using the said ink, the formation method is not specifically limited, For example, a well-known printing method is applicable. For example, letterpress printing, intaglio printing, screen printing, offset printing, gravure printing, and the like can be applied. After forming the printing layer, it can be subjected to a drying step as necessary. For example, it can be dried by setting the conditions at room temperature (20 ° C.) to about 250 ° C. for about 10 seconds to 10 hours. In the case of continuous drying, it may be designed so that it can be dried by blowing hot air or moved in an oven.
[0041]
Although there is no limitation on the color of the printed layer, it is desirable that the printed layer be black or brown from the standpoint of visibility. In particular, when the printing layer is black, it is preferable to use a mixed pigment composed of three types of pigments: a red pigment (for example, barium salt), a yellow pigment (for example, disazo yellow), and a blue pigment (for example, phthalocyanine blue).
[0042]
The thickness of the print layer is not limited, but is preferably about 0.1 to 10 μm. The weight of the printed layer (weight after drying) is 0.1 to 10 g / m.2It is preferable to set the degree.
<Join container and lid>
As for this invention package, the container opening part is closed with the lid | cover material. This method is not particularly limited, and a known method can be applied. For example, a method using an adhesive may be mentioned. In the present invention, it is particularly preferable to use a heat sealing method in which a thermal adhesive layer (thermal adhesive resin layer) is interposed.
[0043]
A well-known thing can be used as said thermoadhesive resin. For example, high density polyethylene, medium density polyethylene, low density polyethylene, linear linear polyethylene, saturated polyester, linear saturated polyester, unstretched polypropylene, chlorinated polypropylene, ethylene-acrylic acid copolymer, ethylene-methacrylic acid copolymer Polymer, ethylene-ethyl acrylate copolymer, ethylene-methyl acrylate copolymer, ionomer, ethylene-ethyl acrylate-maleic anhydride terpolymer, polyolefin, carboxylic acid-modified polyethylene, carboxylic acid-modified polypropylene, carboxylic acid-modified ethylene -Vinyl acetate, vinyl chloride, polystyrene and the like. Commercial products such as a product name “Bondaine” manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd. and a product name “Mersen M” manufactured by Tosoh Corporation can also be used. These thermal adhesive resins can be used alone or in combination of two or more.
[0044]
The thermal adhesive layer may be formed on at least one of the lid member and the container, but is particularly preferably formed on the lid member. The thermal adhesive layer can be formed by applying a liquid adhesive containing the resin or laminating a thermal adhesive film made of the resin. Although the thickness of the heat bonding layer is not limited, it is usually preferably about 2 to 100 μm.
[0045]
The heat sealing conditions can be changed as appropriate depending on the type of thermal adhesive to be used, the type of contents, and the like, but in general, it may be set at 140 to 260 ° C. for about 1 to 3 seconds.
[0046]
After heat sealing, if necessary, a ring seal (also referred to as “line seal”) is applied so that the package has a concave cross-sectional shape, or the cross-sectional shape is a continuous uneven shape. A mesh seal can be applied. Moreover, it can replace with the heat seal which uses a hot plate, and can also employ | adopt an ultrasonic seal, an induction heating seal | sticker, etc.
<Contents>
The contents loaded in the container of the present invention package are not particularly limited, and the contents filled and loaded in a known PTP package can be applied as they are. The content is preferably a solid. Examples thereof include drugs (medicines), foods, electronic parts, contact lenses, fragrances, and cleaning agents. In particular, it is suitable for drugs that require foreign matter inspection. The drug may be a tablet, a capsule, or the like.
[0047]
The contents may be printed (marked) as necessary. In this case, the printing is desirably a printing layer that does not absorb infrared rays. As such a printing layer, the same one as described above can be adopted.
[0048]
The package of the present invention can be applied to foreign matter inspection using infrared light. More specifically, it can be suitably used for the foreign matter inspection method of the present invention described later. By applying the package of the present invention to the above inspection method, it is possible to detect foreign matter with high accuracy.
[0049]
A schematic view of the package of the present invention is shown in FIG. An aluminum foil is used as the lid material (1), and the printed layer (3) is formed on the surface (6) of the lid material on the side to be joined to the transparent container (2) via the thermal adhesive layer (5). . The transparent container is filled with tablets (4) as contents. Then, the lid member and the transparent container are joined by heat sealing via the thermal adhesive layer (5), and the opening of the transparent container is closed by the lid member. Thereby, the package body in which the printing layer was formed in part or all of the surface (6) of the lid | cover material of the side which closes the said opening part is obtained.
2. Foreign object inspection method
The foreign matter inspection method of the present invention is a foreign matter inspection method of the package of the present invention,
(1) At least (1) the contents, (2) the container, and (3) a step of irradiating light including infrared light on the surface of the lid on the side of closing the opening of the container [first step], (2) Step of capturing a region irradiated with light including infrared light [second step], and (3) Step of determining presence / absence of foreign matter in the region from image image data obtained by imaging [ Third step].
[0050]
First step
In this step, at least (1) the contents, (2) the container, and (3) the surface of the lid that closes the opening of the container is irradiated with light containing infrared light. As light including infrared light, light including infrared light and including light in a wavelength region other than infrared light (for example, visible light) can be applied.
[0051]
The irradiation time, irradiation region, intensity, and the like of light including infrared light can be adjusted as appropriate according to the type of contents. Moreover, a well-known thing can be used for the apparatus itself which irradiates the said light.
[0052]
Second step
In this step, a region irradiated with light including infrared light is imaged. In the present invention, it is desirable to capture (two-dimensional imaging) reflected light from a region irradiated with light including infrared light by an imaging means having sensitivity to infrared light.
[0053]
Examples of the imaging means include a camera having sensitivity only to infrared light, and a camera having sensitivity to infrared light provided with a filter that transmits only infrared light. These may be known or commercially available. For example, a commercially available CCD camera or the like can be used.
[0054]
Third process
In this step, the presence / absence of foreign matter in the area is determined from the image data obtained by imaging. The determination method is not particularly limited as long as it is a method capable of detecting a foreign substance in distinction from the printed layer. For example, the following method can be taken.
[0055]
In the image image data obtained from the imaging means sensitive to infrared light, the brightness of the contents is higher than the brightness of the container (resin film) regardless of the color of the contents. In addition, the brightness of the foreign matter on the contents, cracks, chips, etc. on the contents is lower than the brightness of the contents, and the brightness of foreign matters on the resin film is lower than the brightness of the resin film. And when a printing layer is a layer which does not absorb infrared rays, the lightness difference of a printing layer and a resin film becomes very small. What is necessary is just to process the image which this brightness difference produced with a means as shown in FIG.
[0056]
FIG. 2 shows the configuration of the image processing means (23). This means includes an A / D converter (27), a shading correction means (28), a first binarization means (29), a first image memory (30), and a second binarization means (31). , Second image memory (32), determination memory (34), CPU and output interface (35), third image memory (33), visual inspection result and statistical data memory (36), camera timing control means ( 37) and the like.
[0057]
The A / D converter (27) converts the two-dimensional image data imaged by the CCD camera (22), which is an imaging means, from an analog signal to a digital signal. The converted image data is subjected to shading correction by the shading correction means (28) according to the data of the shading correction table (38), and then stored in the third image memory (33).
[0058]
Note that shading correction corrects variations in the brightness of infrared light caused by position differences when it is difficult to uniformly irradiate the entire imaging range of the resin film with light including infrared light. Can be done for.
[0059]
The corrected brightness data is binarized by the first binarization means (29) with the first threshold value δ1, and then stored in the first image memory (30) in sequence. Thereby, the 1st binarized image data of a resin film is formed. The first threshold value δ1 is for determining a foreign substance in an area where the contents exist (content area). As the first threshold δ1, for example, a value that is brighter than the resin film and foreign matter that are the background of the contents and darker than the contents is selected. In the present invention, the first threshold value δ1 is preferably set to a value slightly lower than the brightness of the contents.
[0060]
Further, the corrected lightness data is binarized by the second binarizing means (31) with the second threshold value δ2, and then stored in the second image memory (32). Thereby, the second binarized image data of the resin film is formed. The second threshold value δ2 is mainly for determining foreign matters present in the resin film. As the second threshold δ2, a value darker than the resin film and the print layer is selected. In the present invention, the second threshold δ2 is preferably set to a value slightly lower than the brightness of the resin film.
[0061]
The CPU and the input / output interface (35) execute programs such as various image processing programs while using the stored contents of the determination memory (34), and send control signals to the PTP packaging machine (11) or PTP This is for receiving various signals such as operation signals from the packaging machine (11). Thereby, for example, the defective sheet discharge mechanism of the PTP packaging machine (11) can be controlled. The CPU and the input / output interface (35) also have a function of sending display data to the monitor (24). With this function, binary or shaded image data, appearance inspection results, and the like can be displayed on the monitor (24).
[0062]
The appearance inspection result and statistical data memory (36) stores data such as coordinates relating to image data, appearance inspection result data, statistical data obtained by probabilistically processing the appearance inspection result data, and the like. These data can be displayed on the monitor (24) based on the control of the CPU and the input / output interface (35). Further, based on these data, the CPU and the input / output interface (35) can send a control signal to the PTP packaging machine (11). The keyboard (25) is used to input settings such as pass / fail judgment reference values stored in the judgment memory (34).
[0063]
The camera timing control means (37) controls the timing at which image data captured by the CCD camera (22) is taken into the A / D converter (27). This timing is controlled based on a signal from an encoder (not shown) provided in the PTP packaging machine (11), and an image is taken by the CCD camera (22) every time a predetermined amount of resin film is sent.
[0064]
Next, a specific example in the case where an appearance defect due to a foreign object is detected will be described with reference to FIGS.
[0065]
FIG. 3A is a part of the appearance inspection range of a resin film (PTP film) as a specific example (this inspection range is indicated as “P”). A container (pocket part) formed by molding a PTP film contains tablets as contents. It is assumed that the letter “C” is stamped on the tablet and the foreign matter Dx is attached. It is assumed that the character “123” is printed on the cover film serving as the cover material, and the foreign matter Dy is attached.
[0066]
The PTP film is picked up by a CCD camera, subjected to shading correction, and stored in the third image memory (33). For example, the brightness of the stored image on the AA ′ line in FIG. 3A is high in the content area (tablet area) as shown in FIG. 3B, and the cover film area and the foreign substance area are low. Become.
[0067]
Next, the routine R1 is executed according to the flowchart shown in FIG. In the routine R1, the “inspection determination accompanying the first binarization process” is executed by the image processing device (23) (mainly the CPU). First, in step S1, the image processing device (23) forms first binarized image data by the first binarization means (29), and stores this data in the first image memory (30). (First binarization process). That is, assuming that the first threshold value δ1 or more is 1 (bright) and the value less than the
[0068]
In step S2, chunk processing is executed on the first binarized image data stored in the first image memory (30). The block processing includes processing for specifying each connected component for 0 (dark) and 1 (light) in the binarized image data, and label processing for labeling each connected component. Here, the area occupied by each connected component specified is represented by the number of dots corresponding to the pixel of the CCD camera (22).
[0069]
In step S3, the image processing device (23) specifies a connected component corresponding to the tablet having the seal from the 1 (bright) connected components obtained from the first binarized image data. A connected component corresponding to a tablet is a connected component corresponding to a tablet easily (ie, a tablet connected component including a predetermined coordinate, a connected component having a predetermined shape, a connected component having a predetermined area, etc.). Area) can be specified. Therefore, in the present inspection range P, the tablet region J (see FIG. 3D) including the foreign matter Dx is specified.
[0070]
In step S4, the image processing device (23) calculates the area Sx of the foreign matter in the tablet region. That is, out of the 0 (dark) connected components obtained from the first binarized image data, those included in or connected to the coordinates of the tablet region specified in step S3 are extracted, and the area Sx is obtained. Accordingly, in the inspection range P, the area of the foreign matter Dx is calculated.
[0071]
In step S5, the foreign substance area Sx is compared with a predetermined criterion value Px. If the foreign substance area Sx is smaller than the determination reference value Px, the process proceeds to step S6, and non-foreign substance determination (normal determination) is performed. Accordingly, in the main inspection range P, it is determined whether or not the foreign matter Dx is a foreign matter by comparing the area of the foreign matter Dx with the determination reference value Px. In this way, in the routine R1, after specifying the tablet area, it is determined whether or not there is a foreign substance in the tablet area regardless of the presence or absence of the stamped portion.
[0072]
FIG. 5 is a flowchart showing the routine R2. In the routine R2, the “inspection determination associated with the second binarization process” is executed by the image processing apparatus (23). First, in step S11, the image processing device (23) creates second binarized image data by the second binarization means (31), and stores this data in the second image memory (32). Let That is, assuming that the second threshold value δ2 or more is 1 (bright) and the value less than the second threshold value δ2 is 0 (dark), the data on the line AA ′ in FIG. The target image is converted into binary image data as shown in FIG.
[0073]
In step S12, the same lump processing as in step S2 is performed on the second binarized image data stored in the second image memory (32).
[0074]
In step S13, the image processing apparatus (23) calculates the area Sy of the foreign matter Dy. That is, a 0 (dark) connected component obtained from the second binarized image data is extracted, and the area Sy is obtained. Therefore, in the inspection range P, the area Sy of the foreign matter Dy is calculated.
[0075]
In step S14, the foreign substance area Sy is compared with a predetermined criterion value Py. If the foreign substance area Sy is smaller than the determination reference value Py, the process proceeds to step S15 to perform non-foreign substance determination (normal determination). On the other hand, when the area Sy of the foreign material is equal to or larger than the determination reference value Py, the process proceeds to step 16 where foreign object determination (abnormality determination) is performed. Therefore, in the present inspection range P, the area of the foreign substance Dy is compared with the determination reference value Py to determine whether or not the foreign substance Dy is a foreign substance. Thus, in routine R2, the presence or absence of foreign matter on the cover film is mainly determined regardless of the presence or absence of the print layer.
[0076]
The processing of the routines R1 and R2 is executed in the process of manufacturing (medicine packaging) of the PTP sheet, and the processing unit can be one PTP sheet. When at least one of the routines R1 and R2 is judged as foreign matter, the PTP sheet can be determined to be defective and discharged.
[0077]
【The invention's effect】
According to the package and the foreign matter inspection method of the present invention, since two or more kinds of coloring materials are used in the printed layer, more excellent visibility and design can be exhibited.
[0078]
In particular, when a printed layer that does not absorb infrared light is applied to the package of the present invention, a foreign substance inspection method using infrared light can be effectively applied. It becomes possible to detect foreign matter.
[0079]
【Example】
The features of the present invention will be described in more detail below with reference to examples and comparative examples. However, the scope of the present invention is not limited to these examples.
[0080]
Examples 1-8 and Comparative Examples 1-7
An ink containing the components shown in Table 1 (indicating the pigment name and the blending amount in the ink) was prepared. In addition to these components, a mixture of nitrocellulose and polyvinyl butyral at a weight ratio of 1: 1 was used as a binder, and blended so as to be 16% by weight based on the total weight of the ink. The remainder was mixed with a solvent. The solvent used was a mixture of toluene and methyl ethyl ketone at a volume ratio of 1: 1. After blending the solvent, the ink was prepared by stirring and mixing with a mixer. The ink viscosity after stirring was
[0081]
Next, using each ink, the letters “ABC” (12-point gothic) were dried by gravure on one side of an aluminum foil (JIS 8021 hard foil, thickness 20 μm), and the weight was 0.8 g / m after drying.2After printing so as to become hot air drying at 180 ° C. for about 20 seconds. The coating agent made of vinyl chloride-vinyl acetate copolymer as a thermal adhesive layer is 4.0 g / m in weight after drying.2Then, the printed surface side was coated so that a lid material was obtained. A transparent container made of a vinyl chloride film (thickness 0.3 mm) is filled with a tablet (diameter 7 mm × height 3.5 mm), and then mesh-sealed at 180 ° C. × 3 seconds using the above-mentioned lid material. A PTP package as shown in FIG. In addition, 5 each of 1) hair (5 mm in length), 2) mosquito carcass, and 3) paper pieces (2 mm square) were mixed in advance at the interface between the thermal adhesive layer and the transparent container of each package. .
[0082]
In Example 7, a polyethylene terephthalate film having a thickness of 16 μm was used instead of the aluminum foil, and in Example 8, 40 g / m instead of the aluminum foil.2Pure white paper was used, and the other processes and conditions were the same as in Examples 1-6.
[0083]
Foreign matter inspection was carried out by irradiating infrared rays from the transparent container side of the produced PTP package containing foreign matter. The results are shown in Table 1. A commercially available tablet image inspection device (product name “Flash Patri FP600-E” manufactured by CKD Corporation) was used as the inspection device. The evaluation criteria are as follows.
<Detection>
Detects all foreign substances… ○
Cannot detect all foreign objects ... ×
<Visibility>
Visible from any direction ... ○
Difficult to read when light is reflected… ×
[0084]
[Table 1]
[0085]
From the results in Table 1, it can be seen that the package of the present invention using two or more coloring materials as the printing layer can exhibit excellent effects in both the detection accuracy and the visibility of foreign matter.
[0086]
Test example 1
The infrared reflection characteristic of the printed layer of the package produced in each example and comparative example was examined.
[0087]
First, as a test sample, the size was set to 50 mm long × 35 mm wide, and a package was produced in the same manner as in the examples and comparative examples. However, the printing layer was full-surface printing, and tablets were not filled to avoid the influence of tablets. Subsequently, the reflectance (%) when each sample was irradiated with near infrared rays having wavelengths of 800 nm, 825 nm, 850 nm, 875 nm, and 900 nm was measured, and the average value was obtained. The results are also shown in Table 1.
[0088]
In addition, as said measuring apparatus, the ultraviolet visible near-infrared spectrophotometer (Product name "JASCO V570 type | mold" JASCO Corporation make) was used. An outline of the measurement method using the photometer is shown in FIG. The specifications of the photometer were as follows: holder type: integrating sphere type, measurement size: length 8 mm × width 9 mm, integrating sphere inner diameter: 60 mm, integrating sphere inner wall coating agent: barium sulfate.
[0089]
From the results of Table 1, it can be seen that the printed layer of the package of the present invention has an infrared reflectance of 50% or more.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram (cross-sectional view) showing an outline of a package of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a configuration of image processing means (23) used in the inspection method of the present invention.
FIG. 3 is a diagram for explaining a specific example in which foreign matter is detected in the foreign matter inspection method; FIG. 3A is a plan view showing a part of the appearance inspection range of the PTP film to which foreign matter is attached. FIG. 3B is a diagram showing the brightness at the A-A ′ line in FIG. 3A stored in the third image memory. FIG. 3C shows binarized image data on the A-A ′ line in FIG. 3B binarized by the first binarizing means. FIG. 3D is binarized image data of the two-dimensional image of FIG. 3A binarized by the first binarizing means. FIG. 3E shows the binarized image data on the A-A ′ line of FIG. 3B binarized by the second binarizing means. FIG. 3F shows the binarized image data of the two-dimensional image of FIG. 3A binarized by the second binarizing means.
FIG. 4 is a flowchart illustrating a routine of “inspection determination accompanying first binarization processing” executed by the image processing apparatus.
FIG. 5 is a flowchart illustrating a routine of “inspection determination accompanying second binarization processing” executed by the image processing apparatus.
6 is a schematic view showing a photometer used in Test Example 1 and a measurement mechanism thereof. FIG.
Claims (9)
(a)当該容器が、透明又は半透明の樹脂フィルムを成形して得られるものであり、
(b)当該蓋材は、アルミニウム系材料、樹脂フィルム及び紙の少なくとも1種を含み、
(c)当該開口部を閉じる側の蓋材の面の一部に印刷層が形成されており、
(d)当該印刷層は、顔料及び染料からなる着色材の2種以上を含有し、かつ近赤外線を50%以上反射し、
(e)当該印刷層の反射光の明度は、当該異物の反射光の明度よりも高い、
ことを特徴とする包装体。A container having an opening is filled with the contents, the opening is closed by a lid, and infrared light is applied to at least the contents, the container, and the surface of the lid on the side that closes the opening of the container. The reflected light from the area irradiated with light including infrared light is imaged by an imaging means having sensitivity to infrared light, and foreign matter in the area is obtained from image image data obtained by imaging. A package used for foreign matter inspection to determine the presence or absence of
(A) The container is obtained by molding a transparent or translucent resin film,
(B) The lid includes at least one of an aluminum-based material, a resin film, and paper,
(C) a printing layer is formed on a part of the surface of the lid on the side of closing the opening,
(D) The printed layer contains two or more colorants composed of pigments and dyes, and reflects near infrared rays by 50% or more,
(E) The brightness of the reflected light of the printed layer is higher than the brightness of the reflected light of the foreign matter.
A package characterized by that.
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