JP4117452B2 - Defect inspection transparent printing label and transparent beverage bottle wearing it - Google Patents

Defect inspection transparent printing label and transparent beverage bottle wearing it Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に(白の不透明画像を有しない)透明印刷ラベル上にできる欠点の検査を可能にした欠点検査性透明印刷ラベルと該ラベルを装着した透明飲料ボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にペットボトル等の透明飲料容器には、印刷された筒状フイルムがラベルとして装着されて商品となっているが、この印刷は多くの場合、まず赤、青、黄色等のインキを使って、必要画像を印刷し、その上に白インキで全面ベタ印刷をしている。従って、不透明状態になり、光は透過しない印刷層が形成されている。
このような不透明層を有する印刷ラベルでもって装着された透明飲料容器も、最終的には欠点検査が行われて出荷されているが、この欠点は主として装着ラベルに係わる場合が多い。
この装着ラベル上に発生する欠点は、主としてラベルに設けられているミシン目穴の形状の乱れとか、着装前の筒状ラベルに賦形された折り目からの破れである。ここでミシン目穴の形状の乱れは、ミシン目穿設工程で正確に穿設されていなかったとか、熱収縮によるボトル等への着装時に、ミシン目穴間で破れが発生し2個繋がったような扁平穴になるといったようなものである。
又折り目からの破れについては、着装前の筒状ラベル(原反)は2つに折られてロ−ル巻きになっているが、これが開口され収縮・装着されてもこの折り目は消えず残っている。この折り目からの破れである。
【0003】
前記不透明印刷ラベルの欠点に対して知られている検査手段は、例えば光源として白色蛍光灯を用い、これを該ラベル付きペットボトルの背後から照明し、反対側に置いた偏光フイルタ−付きのCCDカメラで撮像し、画像処理により欠点からの光の漏れ(透過)を検出して良否を判断する方法とか、光源に赤外光を用い、可視光カットフイルタ−付きCCDカメラで同様に撮像し画像処理して欠点を検出する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記の従来からの欠点検査手段は、次のような問題があり、十分なものではない。
その一つは、白色の不透明下地層を設けずに赤、青、黄等で印刷された(実質的)透明印刷ラベルに対しては、欠点検査の精度が悪いことである。この透明印刷ラベルの使用は、最近特に多くなってきていて、新たな検査方法の開発も急がれているところである。
その二は、欠点のサイズ、形状に検出限度があること、
その三は、装着されたラベル位置の正否の判別ができる場合とできない場合があること等である。
【0005】
本発明は、特に前記透明印刷ラベルに関し、新たな欠点検出手段を見出すことによって、前記従来の問題点が解決されると共に、より微細欠点も精度良く検出できると言うものである。その解決手段は次の通りである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明は、まず前記請求項1を主発明とし、それは透明基体フイルム(1)の片面に透明印刷層(2、又は2a)を有する透明ラベルであって、該透明印刷層(2)と反対の透明基体フイルムの外面(3)、該透明印刷層(2a)の下層(3a)又は該透明印刷層(2)の上層(3b)のいずれかの位置に近赤外線吸収剤を含む近赤外線吸収層(3、3a、又は3b)が設けられてなる透明印刷ラベルであって、下記検査方法(A)によりラベルの下記欠点(B)を検出することが可能である透明印刷筒状ラベル。
(A)欠点検査方法が、透明印刷筒状ラベルが着装された飲料ボトルに近赤外線をあて、近赤外光が近赤外吸収層に吸収されてできる黒影をCCDカメラで撮像する方法である。
(B)透明印刷筒状ラベルの欠点が、ラベルに設けられたミシン目の乱れ、及び/または着装前にラベルに賦形された折り目からの破れである。
【0008】
前記透明印刷筒状ラベル(4、5)の使用形態が、透明飲料ボトルであるとして請求項2を提供する。以下前記各発明について次の実施形態で詳細に説明することにする。
【0009】
【発明の実施の形態】
前記主発明を構成する欠点検査性透明印刷ラベルから説明する。
まず欠点検査性透明印刷ラベル(以下単に欠点検査性ラベル、又はラベルと呼ぶ)なる名称は、前記するようにラベルにある欠点を主として、これが有効に検査できる性能を有するラベルであることで付したものである。
該ラベルは、ラベルとして有効な透明基体フイルム(1)と透明印刷層(2、又は2a)と近赤外線吸収層(3、3a、又は3b)とにより構成されるが、これを図解して、これを参照しながら説明することにする。
これを図1(断面)で示すが、まず1の透明基体フイルムから説明する。
【0010】
1の透明基体フイルムであるが、収縮特性としては熱収縮性でも、非熱収縮性でもいずれでも良いが、透明である必要がある。この透明は高い程良いが、これは赤、青、黄等を基調とする透明印刷層(2、又は2a)の透明度をよりアップするためで、これが高い程欠点検査性能の向上に作用するようになるからである。全光線透過率で70%以上はあった方が良い。60℃程度以上の耐熱性も必要である。
【0011】
透明基体フイルム1としての樹脂は、フィルムが熱収縮性の場合、共重合ポリエステル系樹脂、環状又は非環状のオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂が好ましいものとして挙げられる。
透明基体フイルム1は単層フィルムであってもよいし、2層以上の多層フィルムであってもよい。
【0012】
環状オレフィン系樹脂とは、一般に知られているように、ノルボルネンとか、テトラシクロドデセン又はこれ等の誘導体等に見られる環状オレフィンモノマの重合(開環・水添又は付加反応)による単独ポリマ,環状オレフィンモノマとエチレン、プロピレン等のα−オレフィンとのコポリマ、このコポリマに直鎖状ポリオレフィン系樹脂をブレンドした樹脂等である。就中、より好ましいものはこの該ブレンド樹脂である。該ブレンド樹脂で選ばれる直鎖状ポリオレフィン系樹脂は、直鎖状低密度ポリエチレン及び/又は直鎖状超低密度ポリエチレンがより好ましく、そのブレンド比も該環状オレフィン系樹脂(単独又はコポリマ)100重量部に対して、10〜100重量部とするのが良い。
非環状オレフィン系樹脂とは通常単にオレフィン系樹脂と呼ばれるものであり、好ましい樹脂としてプロピレン−エチレンランダムコポリマ、プロピレン−エチレン−1−ブテンランダムコポリマが挙げられる。
また、透明基体フィルム1が非熱収縮性の場合、好ましい樹脂としてポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シンジオタクチックポリスチレン系樹脂が挙げられる。
尚ここで・・・系樹脂として表現するのは、単独の場合は勿論、それが共重合されていても、他の樹脂とブレンドされていている樹脂であってもよいからである。
【0013】
透明基体フイルム1の熱収縮性、非熱収縮性は、最終得られる欠点検査性ラベルの被包装物(容器等)に対する使用形態によるが、熱収縮性が必要な場合には、これは延伸操作によって縦及び/又は横方向に必要な倍率で延伸することで行う。
この縦、横方向の延伸については、該ラベルが筒状である場合は、縦方向よりも横方向(円周方向)により大きく延伸するのが一般的である。この延伸倍率は、横方向に約2〜10倍、望ましくは3〜7倍、縦方向に1〜2倍と言ったところである。
一方非収縮性の場合は、一般に、二軸延伸操作を行ない、この延伸後にヒ−トセット(少なくとも容器への装着温度よりも高い温度)することでこれを付与している。
【0014】
又透明基体フイルム1の厚さは、前記使用樹脂の種類の他に、支持性としての強度と適度の柔軟性等も考慮して決める必要があるが、多くの場合約20〜100μmで対応できる。
【0015】
尚透明基体フイルム1の成形は、一般に行われるTダイ溶融押出機を使って行われるが、延伸(この延伸は別途行う場合もある)は、溶融押出しと連続して行う場合もあれば、別途行う場合もある。その時の延伸手段も一般に行われるテンタ−延伸か、ロ−ル延伸とテンタ−延伸との組み合わせかのいずれかの方法である。勿論該フイルムに各種添加剤(例えば耐候剤、酸化防止剤、帯電防止剤等)を微量含有させることは許されることである。
【0016】
次に近赤外線吸収層(3、3a、3b)について説明する。
まず該層が設けられる位置は3つの場合がある。
その1つが図1の(1A)である。つまり透明基体フイルム1の片面に設けられる透明印刷層(2)と反対の該フイルム外面3の位置、その2が(1B)で示す(3a)の位置、つまり透明印刷層(2a)の下層、その3が(1C)で示す(3b)の位置、つまり透明印刷層(2)の上層である。
基本的にはこのいずれか一つの位置に設ければよいが、いずれか2つ以上の位置に設けることを避けるものではない。
このいずれか一つの位置の中でも好ましいのは(1A)の場合である。これは該透明印刷層と直接接するのは、印刷画質に対してあまり良い結果にはならない場合もあるからである。
【0017】
そして近赤外線吸収層3、3a、3bは、樹脂液に所定量の近赤外線吸収剤を混合分散して調製したものをコ−テングすることで形成される。これに際しては、まず該吸収剤を分散せしめる樹脂(マトリックス)が選択されるが、これには透明基体フイルム1との密着性、近赤外線吸収剤との混合分散性、透明性、耐熱性(60℃程度以上)、コ−テング性等を考慮することが必要である。
このような条件を満足する樹脂としては、例えば紫外線硬化性のアクリル系樹脂(原料としては液状のオリゴマ又はプレポリマが使用される)又はメチルエチルケトン、ジオキソラン、ヂメチルホルムアルデヒド、テトラヒドロフラン、トルエン、キシレン、メチルセロソルブ、クロロホルム等に単独又はこれらの適宜混合溶媒に対して溶解するアクリル系、ウレタン系又はアクリル−ウレタン系等の熱可塑性樹脂、熱可塑性共重合ポリエステル樹脂等が挙げられる。
【0018】
近赤外線吸収剤としては、約800〜1100nmに最大ピ−ク波長を有する近赤外線色素で、これには有機系色素、金属酸化物、有機金属錯体がある。しかし本発明では、前記樹脂との相溶性及び前記有機溶媒に対する溶解性も考慮して、有機系色素が望ましい。例えばこれを構造上から分類すると、アントラキノン系、フタロシアニン系、ナフトキノン系、(ナフタロ)シアニン系、高分子縮合アゾ系、ピロ−ル系が挙げられる。この中でいずれを選ぶかは、欠点検査に対して使用される赤外光源の波長とのマッチングを見て選択される。従って完全吸収を果たすためには一種類で良い場合もあれば、二種以上を混合した方が良い場合もある。
【0019】
近赤外線吸収剤の前記樹脂への添加量は、赤外線吸収効果は勿論のこと透明性とのバランスに立って決める必要がある。透明性の点では、該吸収剤自身が着色しているので、多くなると全体の透明性に影響するようになると共に、印刷画像の画質にも影響するようになる。この両者でバランスをとるとその量は、約1〜10重量%(対固形分)、好ましくは3〜7重量%である。
【0020】
又、近赤外線吸収層3、3a、3bの層厚は、これも赤外線吸収効果と透明性とのバランスに立って決める必要があるが、前記近赤外線吸収剤の添加量の範囲では1〜10μm、好ましくは2〜8μmでバランスする(近赤外線吸収剤の添加量が多い場合には、薄い方向で設定する)。
【0021】
近赤外線吸収層3、3a、3bの形成は、まず前記樹脂と近赤外線吸収剤との所定量を両者の共通溶媒をもって均一に溶解混合した後、コ−テング手段に合わせて適正な溶液粘度に調整する。そして透明基体フイルム1の前記いずれかの位置の全面に、グラビヤ印刷法、バ−コ−タ−法、場合によってはスクリ−ン印刷法によって塗布し、乾燥(熱風又は紫外線)して形成する。
尚、該フイルム1との密着性を挙げるために、必要ならば、コロナ放電等の一般に前処理として知られている手段で前処理してもよい。
【0022】
次に透明印刷層2、2aの形成について説明する。
まず該印刷層の有する透明性であるが、これは少なくとも近赤外線光が近赤外線吸収層3、3a又は3bに吸収され実質的に黒影となり、この黒影光が該印刷層を透過してCCDカメラが捕らえることができるに足りるものである必要がある。
該印刷層による透明性への影響は、単色よりも赤、青、黄の2〜3色が重層された場合であるが、例えばこの各色を175線でベタ重ね刷りした場合の全光線透過率は約3%である。このような低透過率でも近赤外線光の透過が遮られるような事はない。この事は、近赤外線光が近赤外線吸収層に吸収され黒影となり、これが3色ベタ重ね刷り部分を透過して、そのまま黒影となってCCDカメラに前記欠点と共に撮像され検出できる。つまり印刷画像として3色重ね刷りがあっても欠点検査性への影響はないので、どのような印刷デサインにしても良い(勿論1〜2色も同じ)。この3色重ね刷りの結果から見て、該印刷層として最低有する透過性は、全光線透過率で3%と言えるが、これに限定されると言うものでもない。
尚、黒インキによる175線ベタ刷り一層の場合の全光線透過率は、8%強であるが、この黒印刷層はCCDカメラによる撮像精度に若干の影響はでるものの、前記欠点検出ができないと言う事ではない。
【0023】
透明印刷層の印刷は、スクリ−ン印刷法等によってもよいが、通常グラビヤ印刷法によって行う。印刷インキは、一般に使用されている水性又は油性のアクリル系又はウレタン系の樹脂インキが使われる。
【0024】
透明印刷層2又は2aの層厚は、0.5〜10μm、好ましくは1〜5μmであり、この層厚で印刷画質は勿論、前記透明性も確保できる。2〜3色が重層する場合には、この厚さ範囲内になるように各色を設定するのが望ましい。
【0025】
前記構成による透明ラベルは、従来では検出できなかった微細欠点でも検出できる優れた欠点検査性能を持つ透明ラベルであるが、このラベルの使用形態は、(1枚の非収縮フラットラベルでもよいが)請求項2で提供する熱収縮性又は非熱収縮性の透明筒状ラベル(4、5)での使用が好ましい。
該筒状ラベルと言うことで、被包装物は、一般に胴(円形、多角形)、底及び口からなる硬質又は半硬質の透明容器が対象である。該被包装物自身の透明性は、全光線透過率で約10%以上あれば良く、従って、(透明)着色されていても良い。該被包装物は一般にはガラス瓶又はペットボトル等の硬質又は半硬質の飲料用ボトルであり、無着色では70%程度以上はある。この筒状ラベルは、該ボトルに倦回装着される。
尚、該ボトルに着色飲料が充填されていても、それが10%程度以上の該透過率があれば、問題はない。
【0026】
ここで熱収縮性透明筒状ラベル(4)か非熱収縮性透明筒状ラベル(5)かは、前記飲料用ボトルの場合を例にとって見れば、一般に次のように使い分けられている。
つまり該透明筒状ラベル(4)では、胴部分に凹凸があるとか、胴又は底から口にかかる肩、首に至るまで倦回装着する場合で、そして該透明筒状ラベル(5)では、胴にのみに倦回装着する場合である。勿論該熱収縮性筒状ラベルはいずれの場合でも使用される。従って、熱収縮性筒状ラベルの方が応用範囲が広いので、より好ましいといえる。
該ボトルの用済み後は、本体と装着ラベルを分離して回収する為に、一般に該ラベルにミシン目が垂直状に刻設されている。
【0027】
透明飲料ボトルに着装する前の熱収縮性透明ラベルは、図2・(2A)・4の正面図で例示される。つまり、着装する前に予め筒状に成形されたラベルの状態である。ここで4aは、両端重合接着された密着部分である。
一方、透明飲料ボトルに着装する前の非熱収縮性透明ラベルは、該図・(2B)・5(平面)で例示される。これは該熱収縮性透明筒状ラベルのように、事前に筒状に成形するのではなく、該ボトル上で倦回しながら着装するので、フラットの状態にある。この倦回、着装は、内側両端面に設けた感熱性粘着層5aによって行われる。以下この5を展開非熱収縮性透明筒状ラベルと呼ぶ。
尚4b、5bはミシン目で、ここから破って本体と分別する。
【0028】
尚、前記熱収縮性透明筒状ラベル4又は展開非熱収縮性透明筒状ラベル5の透明飲料ボトルへの装着は、次のようにして行われる。
まず該熱収縮性4の場合では、前記近赤外線吸収層及び透明印刷層の形成されたウエッブ状のラベルが、センタ−シ−ルゾ−ンに連続供給され、そこで溶剤で又は熱により、両端が重合密着されて筒状に成形され、これが一旦フラット状に折られてロ−ルに引き取られる。従ってロ−ルに巻き取られたことで、両サイドに折り目がつくのは避けられず、前記ボトルに倦回装着後もこの折り目は残っている。特にミシン目以外の破れ欠点は、この折り目からのものが多い。ロ−ルに巻かれた該筒状ラベルは所定サイズに横断カットされ、筒状に開口し、供給されてくる透明ボトルに嵌入されて、最後に熱風(蒸気)ゾ−ンに送って熱収縮しながら嵌着固定される。
一方、非熱収縮5にあっては、一般に非連続的に行われる場合と、連続的に行われる場合がある。この両者の差は特に感熱性粘着層5aの形成をどの時点で行うかである。
つまり非連続的である場合は、事前に感熱性粘着層5aを形成し、これを一旦ロ−ル状で巻き取っておく。以後必要な時に随時巻き出して倦回着装する。従ってロ−ルで巻き取っていることで、該粘着層には、一般にブロッキン防止手段が講じられている。
これが連続的である場合には、まず感熱性粘着層5aを形成し、次に所定サイズに横断カットし、これを待機する該ボトルの胴に、感熱性粘着層5aの一端を添着固定し、次に該ボトルを回転しながら倦回し感熱性粘着層5aのもう一端を重合する。この一端添着固定と他端重合とは、事前に加熱され粘着性の発現が行われる。この一連の工程が連続して行われると言うものである。
前記欠点に関し、非熱収縮性透明筒状印刷ラベルにあっては、熱収縮性透明筒状印刷ラベルの場合のように、折り目はないので、これによる破れ欠点が発生することはない。
【0029】
前記欠点を有するラベルの検査手段は、例えば次のようにして行われる。
前記透明筒状ラベル4又は展開非熱収縮性透明筒状ラベル5を着装した透明飲料ボトルを中央にして、その前後に近赤外線LED(光源)とCCDカメラを配し、透過してくる光を撮像して画像処理すると言う方法で行う。透過してくる光は、欠点の全くない場合は黒影として映り、欠点のある場合はその部分が明るく映ることで、画像判別できる。
【0030】
尚、樹脂コ−テングのムラを検出する為に、蛍光染料含有の樹脂を使う方法が知られているが、本発明者等がこれを本発明の近赤外吸収層に変えて、蛍光吸収層となし、前記同様テストして見た。
その結果は、まず検査自身を絶えず暗室で行う必要があり、作業性が悪く生産的ではないこと、検出できる欠点がはっきりと撮像されない上に、写しだされる大きさに限度があること、その他に飲料ボトルが店頭に陳列された場合に、蛍光色が発せられるので、心地良い感じを与えないこと等が確認され、前記問題が解決できるようなものではなかった。
【0031】
【実施例】
以下実施例によって、更に詳述する。
【0032】
(実施例1)
まず材料として次のものを準備した。
●透明基体フイルム1(以下基体フイルムと呼ぶ)
イーストマン ケミカル社製、PETG 50重量%とカネボウ合繊株式会社製、FGS10 50重量%との混合物からなるポリエステル系熱収縮性フィルム(厚さ50μm)を幅300mmにカットしたロ−ル巻きフイルム。
尚、該フイルムの全光線透過率は約88%であり、加熱収縮性は例えば80℃温水/10秒間で横43%、縦3%。90℃温水/10秒間で横51%、縦5%の特性を有する。
●近赤外線吸収層3の為のコ−テング液、
油性アクリル系透明樹脂液(東洋インキ製造株式会社製、油性グラビヤ印刷用インキ・LPス−パ−を固形分30重量%としてトルエンと酢酸エチルの混合溶媒に溶解したもの)を使い、これに3重量%の(可溶性)フタロシアニン系の近赤外線吸収剤(日本触媒化学工業株式会社製、TX−EX−906B、最大吸収波長922(トルエン))を添加し均一に溶解したもの。以下近赤外コ−テング液と呼ぶ。
●透明印刷層2の為の印刷インキ、
赤、青,黄の水性アクリル系グラビヤインキ(東洋インキ製造株式会社製のアクワエコ−ルシリ−ズ)を使い、そしてこの各色インキを水とIPAの混合溶媒(容積1対1)で希釈して、適正なグラビヤインキ濃度(約2Pa・s)に調整したもの。
【0033】
次に基体フイルムの全片面に近赤外コ−テング液をグラビヤ印刷にてコ−テングし、引き続き加熱乾燥(50〜55℃の熱風乾燥トンネル)した。十分な密着力をもって所望する近赤外線吸収層3が形成され、層厚は2.2μmであった。以下近赤外線吸収基体フイルムと呼ぶ。
【0034】
次に前記近赤外線吸収基体フイルムの反対面に、前記黄、青、赤の各印刷インキによるグラビヤ印刷(175線のグラビヤ版)を行った。ここでの印刷は、黄、青、赤の順で1色づつベタ状画像での印刷で、各色印刷後には45℃での乾燥を行って三色を重ねた。各色十分な密着をもって積層されており、この印刷層の全厚は4.0μmであり、全体の全光線透過率は3.5%であった。
【0035】
又、前記印刷フイルムの近赤外線吸収能を確認するために次のテストを行った。
該印刷フイルム1部をカット(100×100mm)して、垂直に垂らし、近赤外線吸収層3側には20mm離して面状の近赤外LED光源(株式会社光電子製・AL−402・2.2mW・ピ−ク波長910nmを縦横5mm間隔で面状に並べたもの)を配し、そして反対側の印刷層2の側にはモニタ−に繋がれたCCDカメラを配置した。次に全作動状態にし、まず該光源を点灯し、反対側に置かれたCCDカメラにて透過光を撮像し、それをモニタ−に映し出して観察した。その結果いずれにも透過光は見られず、100×100mmの大きさの黒映像がはっきりと観察された。この結果は前記欠点の有無を確実に検査できる性能を有している事を示している。
【0036】
次に前記印刷フイルムの両端をまず各40mmづつトリミングして幅220mmとし、そして次の条件で有機溶剤を使って接着シ−ルし、筒状フイルムに加工した。
連続供給されてくる220mm幅の該印刷フイルム(印刷面は内)の両端が中央にくるように内側に折り曲げながら、4mm幅で両端を重合するのと同時的に、その合わせ目に1、3−ジオキソランとn−ヘキサンとを10対1(容積)で混合し、これを塗布しつつ、加熱(70℃)ニッピングロ−ラに通して加熱圧着して筒状フイルムに成形した。この成形された筒状フイルムは、両サイド折りしてフラット状にしつつロ−ルに巻き取った。
尚、ここでのシ−ル手段は、有機溶剤シ−ル法にて行っているが、他の超音波法等でもシ−ルすることができる。いずれにするかは、透明基体フイルム1の種類、作業性等を勘案して判断される。
【0037】
次に、前記ロ−ルに巻き取られた連続筒状フイルムを開口しながら、シ−ル部分から10mm離れた位置で縦に孔径0.7mm、ピッチ2mmでミシン目を連続穿設し、長さ100mm単位で連続切断して、ボトル装着用の筒状フイルムに加工した。そしてこの筒状フイルムの1枚を取り出して、ミシン目部分及び折り目部分に予め欠点を設けておき、この印刷部分を内側にして(胴角)円形ペットボトル(直径65mm、胴長85mm)に嵌入し、熱収縮(スチ−ムトンネル内で85℃にで5秒、95℃で7秒間の二段階加熱)を行ない着装した。この着装状態を図3(正面図)で示す。
該図で6は(胴角)円形ペットボトル本体、7は収縮着装固定された透明筒状印刷ラベル、7a予め作った隣接2個のミシン目の繋がりによる扁平穴(以下欠点1と呼ぶ)、7bは予め折り目を破って作った破れ欠点(以下欠点2と呼ぶ)を示す。以下このボトルを欠点ボトルと呼ぶ。
尚、比較サンプルとして、上記欠点を設けない該筒状フイルムを使って同様にして、(胴角)円形ペットボトルに収縮嵌着固定して得た。以下このボトルを比較ボトルと呼ぶ。
【0038】
そして、前記比較ボトルと欠点ボトルに飲料水を満たして、次の欠点検査を行った。
ここでの欠点検査にも、前記で使用した面状の近赤外LED光源とCCDカメラとを使用しモニタ−に映し出して、目測で確認した。
つまり比較ボトルと欠点ボトルとを並べて立て、3cm離して前記の面状の近赤外LED光源を垂設した(欠点ボトルは欠点のある面と対峙)。そしてその反対側には各々に各1台のCCDカメラを25cm離して配置しモニタ−に繋いた。次に該光源を点灯し、透過光をCCDカメラで撮像し、それをモニタ−に投映して観察した。その結果は図4の通りであった。該図で(4A)は比較ボトルの映像、(4B)は欠点ボトルの映像である。
比較ボトルでは、薄暗い陰影(近赤外線吸収層)の中に、正常ミシン目がはっきりと区別できる明るさを持って視認でき、欠点ボトルでは、この比較ボトルの映像の中に更に欠点1、2に相当する欠点部分が明るさで写し出されている。この結果は、直ちに欠点の有無が確認できるので、これの自動的検査が可能にもなる。
尚、該図で8の映像は、両端重合部分で、その部分は該薄暗い陰影部分よりも更に黒く映り、白色のキャップ(非番号)は完全に黒く映っている。この8とキャップによる映像もはっきりと視認できることは、ラベルの着装位置の検査にも利用できることを示している。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、前記の通り構成されているので、次のような効果を奏する。
【0040】
従来の欠点検査方法で検出の困難であった特に透明印刷ラベルに関し、より微細な欠点の検査をすることができるようになり、より品質向上に繋げることができる等である。
【0041】
又、ラベルの着装位置の正否検査も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】欠点検査性ラベルの構成例を断面図で示す。
【図2】透明印刷筒状ラベル正面図と展開透明印刷非筒状ラベル平面図とを示す。
【図3】透明印刷筒状ラベル着装のペットボトルを正面図で示す。
【図4】実施例1を撮像したモニタ−画像
【符号の説明】
1・・・・・・・・透明基体フイルム
2、2a・・・・・透明印刷層
3、3a、3b・・近赤外線線吸収層
4・・・・・・・・熱収縮性筒状ラベル
5・・・・・・・・展開非熱収縮性筒状ラベル
6・・・・・・・・円形ペットボトル
7・・・・・・・・着装透明印刷筒状ラベル
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention particularly relates to a defect-inspecting transparent printed label that enables inspection of defects formed on a transparent printed label (without a white opaque image) and a transparent beverage bottle equipped with the label.
[0002]
[Prior art]
Generally, a transparent beverage container such as a plastic bottle is a product with a printed cylindrical film attached as a label, but in many cases, this printing uses inks such as red, blue, yellow, etc. The necessary images are printed, and the entire surface is printed with white ink on it. Accordingly, a printing layer that is opaque and does not transmit light is formed.
The transparent beverage container mounted with the printed label having such an opaque layer is finally shipped after being subjected to defect inspection, but this defect is often mainly related to the mounted label.
The disadvantages that occur on the mounting label are mainly the perturbation of the shape of the perforated holes provided in the label or the tear from the fold formed in the cylindrical label before wearing. Here, the perforation of the perforation shape was not accurately drilled in the perforation drilling process, or two of the perforation holes were broken when the bottle was installed by heat shrinkage. It becomes something like a flat hole.
As for tearing from the crease, the cylindrical label (raw material) before wearing is folded in two and rolled into a roll, but this crease remains undisturbed even if it is opened and contracted / attached. ing. It is a tear from this crease.
[0003]
A known inspection means for the disadvantages of the opaque printed label is, for example, a white fluorescent lamp as a light source, which is illuminated from behind the labeled PET bottle and placed on the opposite side with a CCD with a polarizing filter. Images are captured with a camera, and image processing is used to detect light leakage (transmission) from defects and determine whether it is good or bad. Infrared light is used as the light source and images are similarly captured with a CCD camera with a visible light cut filter. There are methods for processing to detect defects.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional defect inspection means has the following problems and is not sufficient.
One is that the accuracy of defect inspection is poor for (substantially) transparent printed labels printed in red, blue, yellow, etc. without a white opaque underlayer. The use of transparent printing labels has been particularly increasing recently, and the development of new inspection methods is urgently needed.
Second, there are detection limits on the size and shape of defects,
Third, there are cases where it is possible to determine whether the attached label position is correct or not.
[0005]
In particular, the present invention relates to the transparent printed label, and by finding a new defect detection means, the conventional problems can be solved and fine defects can be detected with higher accuracy. The solution is as follows.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention is based on claim 1 first, which is a transparent label having a transparent printing layer (2 or 2a) on one side of the transparent substrate film (1), and the transparent printing layer (2) and Near-infrared ray containing a near-infrared absorber at any position on the outer surface (3) of the opposite transparent substrate film, the lower layer (3a) of the transparent printing layer (2a) or the upper layer (3b) of the transparent printing layer (2) A transparent printed label provided with an absorbent layer (3, 3a, or 3b), and capable of detecting the following defect (B) of the label by the following inspection method (A).
(A) The defect inspection method is a method in which a near infrared ray is applied to a beverage bottle with a transparent printing cylindrical label, and a black shadow formed by absorbing near infrared light in the near infrared absorption layer is imaged with a CCD camera. is there.
(B) Disadvantages of the transparent printing cylindrical label are perforation perforations provided in the label and / or tearing from the folds formed on the label before wearing.
[0008]
The usage form of the said transparent printing cylindrical label (4, 5) provides Claim 2 as a transparent beverage bottle. Each of the above inventions will be described in detail in the following embodiments.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The defect inspecting transparent printing label constituting the main invention will be described.
First of all, the name of a defect-inspecting transparent printed label (hereinafter simply referred to as a defect-inspecting label or label) is given mainly because of the defect that can be effectively inspected, as described above. Is.
The label is composed of a transparent substrate film (1) effective as a label, a transparent printed layer (2 or 2a), and a near-infrared absorbing layer (3, 3a, or 3b). This will be described with reference to this.
This is shown in FIG. 1 (cross section). First, the transparent substrate film 1 will be described.
[0010]
1 is a transparent substrate film, but it may be either heat shrinkable or non-heat shrinkable, but it must be transparent. The higher the transparency, the better, but this is to improve the transparency of the transparent printed layer (2 or 2a) based on red, blue, yellow, etc. The higher the transparency, the better the defect inspection performance. Because it becomes. It is better that the total light transmittance is 70% or more. Heat resistance of about 60 ° C. or higher is also necessary.
[0011]
When the film is heat-shrinkable, the resin as the transparent substrate film 1 is preferably a copolyester resin, a cyclic or acyclic olefin resin, a polystyrene resin, or a polyvinyl chloride resin.
The transparent substrate film 1 may be a single layer film or a multilayer film having two or more layers.
[0012]
As generally known, the cyclic olefin-based resin is a single polymer obtained by polymerization (ring-opening / hydrogenation or addition reaction) of a cyclic olefin monomer found in norbornene, tetracyclododecene or derivatives thereof, etc. Examples thereof include a copolymer of a cyclic olefin monomer and an α-olefin such as ethylene and propylene, and a resin obtained by blending a linear polyolefin resin with this copolymer. In particular, this blend resin is more preferable. The linear polyolefin resin selected by the blend resin is more preferably a linear low density polyethylene and / or a linear ultra low density polyethylene, and the blend ratio thereof is also 100% by weight of the cyclic olefin resin (single or copolymer). It is good to set it as 10-100 weight part with respect to a part.
The acyclic olefin resin is usually simply referred to as an olefin resin, and preferable resins include propylene-ethylene random copolymer and propylene-ethylene-1-butene random copolymer.
Moreover, when the transparent base film 1 is non-heat-shrinkable, preferable resins include polyethylene terephthalate resin, polypropylene resin, and syndiotactic polystyrene resin.
In addition, it is expressed here as a system resin because it may be copolymerized or may be a resin blended with other resins as well as a single resin.
[0013]
The heat shrinkability and non-heat shrinkability of the transparent substrate film 1 depend on the form of use of the final defect-inspectable label to be packaged (container, etc.). If heat shrinkability is required, this is a stretching operation. By stretching at a required magnification in the longitudinal and / or transverse direction.
Regarding the stretching in the vertical and horizontal directions, when the label is cylindrical, it is generally stretched more in the horizontal direction (circumferential direction) than in the vertical direction. This stretch ratio is about 2 to 10 times in the transverse direction, desirably 3 to 7 times, and 1 to 2 times in the longitudinal direction.
On the other hand, in the case of non-shrinkage, generally, a biaxial stretching operation is performed, and this is imparted by performing heat setting (at least higher than the mounting temperature to the container) after this stretching.
[0014]
The thickness of the transparent substrate film 1 needs to be determined in consideration of the strength as supportability and appropriate flexibility in addition to the type of resin used, but in most cases, the thickness can be adjusted to about 20 to 100 μm. .
[0015]
The transparent substrate film 1 is formed using a commonly used T-die melt extruder, and the stretching (this stretching may be performed separately) may be performed continuously with the melt extrusion or separately. Sometimes it is done. The stretching means at that time is either a tenter stretching generally performed or a combination of roll stretching and tenter stretching. Of course, it is permissible for the film to contain a small amount of various additives (for example, weathering agent, antioxidant, antistatic agent, etc.).
[0016]
Next, the near-infrared absorbing layer (3, 3a, 3b) will be described.
First, there are three cases where the layer is provided.
One of them is (1A) in FIG. That is, the position of the film outer surface 3 opposite to the transparent printing layer (2) provided on one side of the transparent substrate film 1, the position of (3a) indicated by (1B), that is, the lower layer of the transparent printing layer (2a), The third is the position (3b) indicated by (1C), that is, the upper layer of the transparent printing layer (2).
Basically, it may be provided at any one of these positions, but it is not avoided to provide at any two or more positions.
Among these one positions, the case of (1A) is preferable. This is because the direct contact with the transparent print layer may not give a good result with respect to the print image quality.
[0017]
The near-infrared absorbing layers 3, 3a, 3b are formed by coating a resin solution prepared by mixing and dispersing a predetermined amount of a near-infrared absorber. In this case, first, a resin (matrix) in which the absorbent is dispersed is selected. This includes adhesion to the transparent substrate film 1, mixed dispersibility with the near infrared absorbent, transparency, and heat resistance (60). It is necessary to consider coating properties and the like.
Examples of the resin satisfying such conditions include an ultraviolet curable acrylic resin (a liquid oligomer or prepolymer is used as a raw material) or methyl ethyl ketone, dioxolane, dimethylformaldehyde, tetrahydrofuran, toluene, xylene, methyl cellosolve. Acrylic, urethane-based, acrylic-urethane-based thermoplastic resins, thermoplastic copolyester resins, etc., which are dissolved in chloroform or the like alone or in an appropriate mixed solvent thereof.
[0018]
The near-infrared absorber is a near-infrared dye having a maximum peak wavelength at about 800 to 1100 nm, and includes organic dyes, metal oxides, and organometallic complexes. However, in the present invention, an organic dye is desirable in consideration of compatibility with the resin and solubility in the organic solvent. For example, when classified according to the structure, anthraquinone, phthalocyanine, naphthoquinone, (naphthal) cyanine, polymer condensed azo, and pyrrole are listed. Which of these is selected is selected in view of matching with the wavelength of the infrared light source used for defect inspection. Therefore, in order to achieve complete absorption, one type may be sufficient, and it may be better to mix two or more types.
[0019]
The amount of the near-infrared absorber added to the resin needs to be determined based on a balance with transparency as well as an infrared absorption effect. In terms of transparency, since the absorbent itself is colored, if it increases, it affects the overall transparency and also affects the image quality of the printed image. The balance between the two is about 1 to 10% by weight (based on solids), preferably 3 to 7% by weight.
[0020]
The layer thickness of the near-infrared absorbing layers 3, 3a, 3b also needs to be determined based on a balance between the infrared absorbing effect and transparency, but in the range of the addition amount of the near-infrared absorbing agent, 1 to 10 μm. , Preferably 2 to 8 μm (when the amount of the near-infrared absorber is large, set in a thin direction).
[0021]
The near-infrared absorbing layers 3, 3a, 3b are formed by first dissolving and mixing a predetermined amount of the resin and the near-infrared absorbing agent uniformly with a common solvent of both, and then adjusting the viscosity to an appropriate solution according to the coating means. adjust. Then, it is formed on the entire surface of the transparent substrate film 1 by the gravure printing method, the bar coater method, or the screen printing method in some cases, and dried (hot air or ultraviolet rays).
In order to increase the adhesion to the film 1, if necessary, it may be pretreated by means generally known as pretreatment such as corona discharge.
[0022]
Next, formation of the transparent printing layers 2 and 2a will be described.
First, the transparency of the printed layer is that at least near-infrared light is absorbed by the near-infrared absorbing layer 3, 3 a or 3 b to become substantially black shadow, and this black shadow light is transmitted through the printed layer. It needs to be enough that the CCD camera can catch it.
The effect of the printed layer on the transparency is when two to three colors of red, blue, and yellow are layered rather than a single color. For example, the total light transmittance when each color is overprinted with 175 lines is used. Is about 3%. Even at such a low transmittance, the transmission of near-infrared light is not blocked. This is because near-infrared light is absorbed by the near-infrared absorbing layer and becomes a black shadow, which passes through the three-color solid overprinted portion and becomes a black shadow as it is, which is picked up and detected by the CCD camera together with the above-mentioned defects. In other words, even if three-color overprinting is performed as a printed image, there is no effect on defect inspection, so any printing design can be made (of course, one or two colors are the same). From the result of the three-color overprinting, the minimum transparency of the printed layer can be said to be 3% in terms of the total light transmittance, but it is not limited thereto.
Note that the total light transmittance in the case of a single layer of 175 line solid printing with black ink is slightly over 8%. However, this black printed layer has a slight influence on the imaging accuracy of the CCD camera, but the above-mentioned defect cannot be detected. Not to say.
[0023]
The transparent printing layer may be printed by a screen printing method or the like, but usually by a gravure printing method. As the printing ink, a water-based or oil-based acrylic or urethane resin ink generally used is used.
[0024]
The layer thickness of the transparent printing layer 2 or 2a is 0.5 to 10 [mu] m, preferably 1 to 5 [mu] m. With this layer thickness, not only the printing image quality but also the transparency can be secured. When two to three colors are overlaid, it is desirable to set each color so that it is within this thickness range.
[0025]
The transparent label having the above configuration is a transparent label having excellent defect inspection performance that can detect even a minute defect that could not be detected in the past, but the usage form of this label (although it may be a single non-shrinkable flat label) Use in the heat-shrinkable or non-heat-shrinkable transparent cylindrical label (4, 5) provided in claim 2 is preferred.
By saying the cylindrical label, the object to be packaged is generally a rigid or semi-rigid transparent container having a trunk (circular or polygonal), a bottom and a mouth. The transparency of the package itself may be about 10% or more in terms of total light transmittance, and therefore may be (transparent) colored. The packaged item is generally a hard or semi-rigid beverage bottle such as a glass bottle or a PET bottle. This cylindrical label is wound around the bottle.
Even if the bottle is filled with a colored beverage, there is no problem as long as it has a transmittance of about 10% or more.
[0026]
Here, the heat-shrinkable transparent cylindrical label (4) or the non-heat-shrinkable transparent cylindrical label (5) is generally used as follows, taking the case of the beverage bottle as an example.
That is, in the transparent cylindrical label (4), there is an unevenness in the body part, or when it is worn around the body or from the bottom to the shoulder and neck, and in the transparent cylindrical label (5), This is a case where it is wound only on the trunk. Of course, the heat-shrinkable cylindrical label is used in any case. Therefore, it can be said that the heat-shrinkable cylindrical label is more preferable because it has a wider application range.
After the bottle is used up, perforations are generally cut vertically on the label in order to separate and recover the main body and the mounting label.
[0027]
The heat-shrinkable transparent label before being attached to the transparent beverage bottle is exemplified in front views of FIGS. That is, it is a state of a label that is formed into a cylindrical shape before wearing. Here, 4a is a close contact portion where both ends are polymerized and bonded.
On the other hand, the non-heat-shrinkable transparent label before wearing on the transparent beverage bottle is exemplified by the drawings (2B) and 5 (plane). Unlike the heat-shrinkable transparent cylindrical label, this is not formed into a cylindrical shape in advance, but is worn while being wound on the bottle, so that it is in a flat state. This winding and wearing is performed by the heat-sensitive adhesive layer 5a provided on both inner side surfaces. Hereinafter, this 5 is referred to as a developed non-heat-shrinkable transparent cylindrical label.
In addition, 4b and 5b are perforations and are torn from here and separated from the main body.
[0028]
The heat-shrinkable transparent cylindrical label 4 or the development non-heat-shrinkable transparent cylindrical label 5 is attached to the transparent beverage bottle as follows.
First, in the case of the heat shrinkability 4, the web-like label on which the near-infrared absorbing layer and the transparent printing layer are formed is continuously supplied to the center seal zone, where the both ends thereof are heated with a solvent or heat. The polymer is closely attached and molded into a cylindrical shape, which is once folded into a flat shape and taken up by a roll. Therefore, it is inevitable that the folds are creased on the both sides by being wound on the roll, and the folds remain even after being wound around the bottle. In particular, there are many tear defects other than perforations from this fold. The cylindrical label wound around the roll is cut transversely to a predetermined size, opened into a cylindrical shape, inserted into the supplied transparent bottle, and finally sent to a hot air (steam) zone for heat shrinkage. While being fitted and fixed.
On the other hand, the non-thermal shrinkage 5 is generally performed discontinuously or continuously. The difference between the two is particularly when the heat-sensitive adhesive layer 5a is formed.
That is, when it is discontinuous, the heat-sensitive adhesive layer 5a is formed in advance and is wound up in a roll shape. After that, unwind it as needed and wear it once. Therefore, by taking up with a roll, the adhesive layer is generally provided with blocking means.
When this is continuous, first, the heat-sensitive adhesive layer 5a is formed, then cross cut into a predetermined size, and one end of the heat-sensitive adhesive layer 5a is attached and fixed to the body of the bottle waiting for this, Next, the bottle is rolled while rotating to polymerize the other end of the heat-sensitive adhesive layer 5a. The one-end attachment fixing and the other-end polymerization are preliminarily heated to develop adhesiveness. This series of processes is performed continuously.
Regarding the above-mentioned drawbacks, the non-heat-shrinkable transparent cylindrical printing label does not have a crease as in the case of the heat-shrinkable transparent cylindrical printing label, so that there is no tearing defect caused by this.
[0029]
The inspection means for the label having the defect is performed as follows, for example.
A transparent beverage bottle wearing the transparent cylindrical label 4 or the developed non-heat-shrinkable transparent cylindrical label 5 is centered, and near-infrared LEDs (light sources) and a CCD camera are arranged on the front and back of the bottle to transmit the transmitted light. This is done by taking an image and processing the image. The transmitted light appears as a black shadow when there is no defect, and when there is a defect, that portion is reflected brightly so that the image can be identified.
[0030]
In addition, in order to detect the unevenness of the resin coating, a method using a resin containing a fluorescent dye is known. However, the present inventors changed this to the near infrared absorption layer of the present invention, and changed the fluorescence absorption. It was tested as before.
The result is that the inspection itself must be constantly performed in a dark room, the workability is not good and it is not productive, the defects that can be detected are not clearly imaged, and there is a limit to the size that can be copied, etc. In addition, when a beverage bottle is displayed at a storefront, a fluorescent color is emitted, so it has been confirmed that it does not give a pleasant feeling and the above problem cannot be solved.
[0031]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples.
[0032]
(Example 1)
First, the following materials were prepared.
● Transparent substrate film 1 (hereinafter referred to as substrate film)
A roll-wrapped film obtained by cutting a polyester heat-shrinkable film (thickness 50 μm) made of Eastman Chemical Co., Ltd., PETG 50% by weight and Kanebo Gosei Co., Ltd., FGS10 50% by weight into a width of 300 mm.
The total light transmittance of the film is about 88%, and the heat shrinkage is, for example, 43% horizontal and 3% vertical at 80 ° C. hot water / 10 seconds. It has characteristics of 51% horizontal and 5% vertical at 90 ° C. warm water / 10 seconds.
● Coating solution for near-infrared absorbing layer 3
Use an oil-based acrylic transparent resin liquid (manufactured by Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd., oil-based gravure printing ink / LP super, dissolved in a mixed solvent of toluene and ethyl acetate with a solid content of 30% by weight). A weight-soluble (soluble) phthalocyanine-based near-infrared absorber (manufactured by Nippon Shokubai Chemical Industry Co., Ltd., TX-EX-906B, maximum absorption wavelength 922 (toluene)) was added and dissolved uniformly. Hereinafter, it is referred to as a near infrared coating solution.
● Printing ink for transparent printing layer 2,
Using red, blue and yellow water-based acrylic gravure ink (Aqua Eco-series manufactured by Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd.), and diluting each color ink with a mixed solvent of water and IPA (volume one to one) Adjusted to an appropriate gravure ink concentration (about 2 Pa · s).
[0033]
Next, a near-infrared coating solution was coated on the entire surface of the substrate film by gravure printing, followed by heat drying (hot air drying tunnel at 50 to 55 ° C.). The desired near-infrared absorbing layer 3 was formed with sufficient adhesion, and the layer thickness was 2.2 μm. Hereinafter, it is referred to as a near infrared absorbing substrate film.
[0034]
Next, gravure printing (175-line gravure plate) with the yellow, blue and red printing inks was performed on the opposite surface of the near infrared absorbing substrate film. The printing here was printing in a solid image for each color in the order of yellow, blue, and red, and after each color printing, drying was performed at 45 ° C. to superimpose the three colors. Each color was laminated with sufficient adhesion. The total thickness of the printed layer was 4.0 μm, and the total light transmittance was 3.5%.
[0035]
In addition, the following test was performed to confirm the near infrared absorption ability of the printing film.
A part of the printing film is cut (100 × 100 mm) and hung vertically, and a near-infrared LED light source (AL-402.2. 2 mW / peak wavelength of 910 nm arranged in a plane at intervals of 5 mm in length and width), and a CCD camera connected to a monitor was disposed on the opposite side of the printed layer 2. Next, all the light sources were turned on, the light source was turned on, and the transmitted light was picked up with a CCD camera placed on the opposite side, which was displayed on a monitor and observed. As a result, no transmitted light was observed in any of them, and a black image having a size of 100 × 100 mm was clearly observed. This result shows that it has the capability of reliably inspecting the presence or absence of the above-mentioned defects.
[0036]
Next, both ends of the printing film were first trimmed by 40 mm each to a width of 220 mm, and then adhered and sealed using an organic solvent under the following conditions to form a cylindrical film.
At the same time that the both ends of the 220 mm wide printing film (printed surface is inside) are folded inward so that both ends are in the center, the both ends are superposed at the same time, and at the joints 1, 3 -Dioxolane and n-hexane were mixed at a ratio of 10 to 1 (volume), applied, and passed through a heated (70 ° C) nipping roller, and heat-pressed to form a cylindrical film. The formed cylindrical film was wound up on a roll while being folded flat on both sides.
The sealing means here is performed by the organic solvent sealing method, but it can also be sealed by other ultrasonic methods. Which one is selected is determined in consideration of the type of the transparent substrate film 1 and workability.
[0037]
Next, while opening the continuous cylindrical film wound around the roll, a perforation is continuously drilled vertically at a position 10 mm away from the seal portion with a hole diameter of 0.7 mm and a pitch of 2 mm. The film was continuously cut in units of 100 mm and processed into a cylindrical film for bottle mounting. Then, take out one piece of this cylindrical film, preliminarily provide defects in the perforation and crease, and insert it into a circular PET bottle (diameter 65 mm, cylinder length 85 mm) with the printed part inside (body angle) Then, heat shrinkage (two-step heating at 85 ° C. for 5 seconds and 95 ° C. for 7 seconds) was performed in a steam tunnel. This wearing state is shown in FIG. 3 (front view).
In the figure, 6 is a (bottle angle) circular PET bottle body, 7 is a transparent tubular printed label that is shrink-fitted and fixed, 7a a flat hole formed by joining two adjacent perforations (hereinafter referred to as Defect 1), Reference numeral 7b denotes a breaking defect (hereinafter referred to as defect 2) made by breaking a crease in advance. Hereinafter, this bottle is called a defect bottle.
In addition, as a comparative sample, it was obtained by shrink-fitting and fixing to a (bottle angle) circular PET bottle in the same manner using the cylindrical film not provided with the above-mentioned defects. Hereinafter, this bottle is referred to as a comparative bottle.
[0038]
Then, the comparative bottle and the defect bottle were filled with drinking water, and the next defect inspection was performed.
In the defect inspection here, the planar near-infrared LED light source and the CCD camera used above were used and displayed on a monitor and confirmed by visual inspection.
That is, the comparative bottle and the defect bottle were placed side by side, and the above-mentioned planar near-infrared LED light source was suspended 3 cm apart (the defect bottle is opposite to the defect surface). On the opposite side, one CCD camera was placed 25 cm apart from each other and connected to a monitor. Next, the light source was turned on, and the transmitted light was imaged with a CCD camera, which was projected on a monitor and observed. The result was as shown in FIG. In the figure, (4A) is an image of a comparative bottle, and (4B) is an image of a defect bottle.
In the comparative bottle, the normal perforation can be visually recognized with a brightness that can be clearly distinguished in the dim shade (near infrared absorption layer). Corresponding defects are shown in brightness. Since this result can immediately confirm the presence or absence of a defect, it can also be automatically inspected.
In the figure, the image 8 is an overlapped portion at both ends, which appears blacker than the dark shaded portion, and the white cap (unnumbered) appears completely black. The fact that the image of 8 and the cap can be clearly seen indicates that it can also be used for the inspection of the label wearing position.
[0039]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exist the following effects.
[0040]
With regard to transparent printing labels, which are difficult to detect with conventional defect inspection methods, it is possible to inspect fine defects, leading to further quality improvement, and the like.
[0041]
In addition, it is possible to check the correctness of the label mounting position.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a configuration example of a defect inspection label.
FIG. 2 shows a transparent printed cylindrical label front view and a developed transparent printed non-cylindrical label plan view.
FIG. 3 is a front view of a plastic bottle with a transparent printing cylindrical label.
FIG. 4 is a monitor image in which Example 1 is imaged.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Transparent substrate film 2, 2a ... Transparent printing layer 3, 3a, 3b ... Near-infrared ray absorption layer 4 ... Heat-shrinkable cylindrical label 5 ··················· Unfoldable non-heat-shrinkable cylindrical label 6 ·····························································

Claims (3)

透明基体フィルム(1)の片面に透明印刷層(2又は2a)を有し
該透明印刷層(2)と反対の透明基体フィルムの外面(3)、該透明印刷層(2a)の下層(3a)、又は該透明印刷層(2)の上層(3b)のいずれかの位置に近赤外線吸収剤を含む近赤外線吸収層(3、3a、又は3b)が設けられてなる透明印刷ラベルであって
前記透明基体フィルムが共重合ポリエステル系樹脂、環状又は非環状のオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂及びポリ塩化ビニル系樹脂からなる群より選択される少なくともいずれか1種で構成され、
前記近赤外線吸収層が、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル−ウレタン系樹脂及び熱可塑性共重合ポリエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂に、近赤外線吸収剤を1〜10重量%(対固形分)の割合で分散させてなり、該近赤外線吸収層の厚みが1〜10μmであり、
前記透明印刷層が水性又は油性のアクリル系及びウレタン系の樹脂インキからなる群より選択される少なくとも1種を含むことを特徴とし、
下記検査方法(A)によりラベルの下記欠点(B)を検出することが可能である透明印刷筒状ラベル。
(A)欠点検査方法が、透明印刷筒状ラベルが着装された飲料ボトルに近赤外線をあて、近赤外光が近赤外線吸収層に吸収されてできる黒影をCCDカメラで撮像する方法である。
(B)透明印刷筒状ラベルの欠点が、ラベルに設けられたミシン目の乱れ、及び/または着装前にラベルに賦形された折り目からの破れである。
A transparent printing layer (2 or 2a) on one surface of the transparent substrate film (1),
Any position of the outer surface (3) of the transparent substrate film opposite to the transparent printing layer (2), the lower layer (3a) of the transparent printing layer (2a), or the upper layer (3b) of the transparent printing layer (2) A transparent printed label provided with a near infrared absorbing layer (3, 3a, or 3b) containing a near infrared absorbing agent ,
The transparent substrate film is composed of at least one selected from the group consisting of a copolyester resin, a cyclic or acyclic olefin resin, a polystyrene resin, and a polyvinyl chloride resin,
The near-infrared absorbing layer has a near-infrared absorber in an amount of 1 to 10 weights in at least one resin selected from the group consisting of acrylic resins, urethane resins, acrylic-urethane resins, and thermoplastic copolymer polyester resins. % (Based on solid content), and the near infrared absorption layer has a thickness of 1 to 10 μm,
The transparent printing layer contains at least one selected from the group consisting of water-based or oil-based acrylic and urethane resin inks,
The transparent printing cylindrical label which can detect the following fault (B) of a label with the following inspection method (A).
(A) The defect inspection method is a method in which a near infrared ray is applied to a beverage bottle on which a transparent printing cylindrical label is mounted, and a black shadow formed by absorbing near infrared light in a near infrared absorption layer is imaged with a CCD camera. .
(B) Disadvantages of the transparent printing cylindrical label are perforation perforations provided in the label and / or tearing from the folds formed on the label before wearing.
前記近赤外線吸収剤が、アントラキノン系、フタロシアニン系、ナフトキノン系、(ナフタロ)シアニン系、高分子縮合アゾ系及びピロール系からなる群より選択される少なくともいずれか1種の近赤外線色素である、請求項1に記載の透明印刷筒状ラベル。The near-infrared absorber is at least one near-infrared dye selected from the group consisting of anthraquinone, phthalocyanine, naphthoquinone, (naphthal) cyanine, polymer condensed azo, and pyrrole. Item 2. The transparent printing cylindrical label according to Item 1. 請求項1又は2に記載のラベル上の欠点検査を可能とする透明印刷筒状ラベルを着装した透明飲料ボトル。The transparent drink bottle which mounted | wore with the transparent printing cylindrical label which enables the defect inspection on the label of Claim 1 or 2 .
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