JP4438441B2 - 照明装置及びそれを備える表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置及びそれを備える表示装置に関し、特に高効率で出射光分布が均一な照明装置、液晶表示装置用バックライト及びその液晶表示装置用バックライトを備える液晶表示装置に関する。
近年、液晶表示装置の画面サイズが大型化され、液晶テレビ等へ応用範囲が広がっている。液晶表示装置は、従来のCRT等に比べ低消費電力であるが、大型化にともない液晶表示装置の消費電力の大半を占める液晶表示装置用バックライト(液晶表示装置の照明装置)の消費電力の大きさが問題となっている。また、液晶表示装置の低価格化を一段と進めていく上で、液晶表示装置用バックライトの低価格化も求められている。
従来の液晶表示装置用バックライト(液晶用BL)は、図43に示すように、冷陰極管(CCFL)を複数本並べ、周囲を反射シートで覆った筐体で囲まれ、筐体からの出射面に出射光分布を均一化する拡散板及び出射光を集光する光学シート(レンズシート等)を重ねた構成となっている。この構成では、CCFLから出射された光は、拡散板と反射シートの間で反射を繰り返しながら均一化され、拡散板から出射される。この時、拡散板、反射シートあるいはCCFLに光が吸収されるため、一般的な透過率:約50%、反射率:約50%の拡散板を用いた場合、CCFLからの出射光のうち、60%程度しか拡散板から出射されず、エネルギー効率が悪く、消費電力が大きくなる一因となっている。また、光学シートは、レンズ形状等を薄型シートに形成するため高価格であり、しかも、複数枚用いられるため液晶BLの低価格化を進めていく上で障害となっている。
上述したような拡散板を用いない液晶用BLとして、特許文献1の図1に記載されている照明装置が提案されている。特許文献1の照明装置では、出射面にフレネルレンズを配置することによって、指向性が高く且つ強度分布が比較的均一な照明装置を提供するとしている。また、特許文献2の図1には、導光部材に光源からの入射光を左右に振り分ける盲穴を設けることによって、均一化を図ることが提案されている。
特開2002−352611号公報 (第1−3頁、図1) 特開2001−23423号公報 (第1−2頁、図1、図2)
しかしながら、特許文献1に開示された照明装置では、特許文献1の図14に示されるように、単位フレネルレンズ(液晶用BLの一部分)の全範囲において、最大値の60%程度の均一性しか得られておらず、均一性が不十分である。
また、特許文献2に開示された照明装置では、光源からの光を光路変換により一様に広げ、指向性のない状態にしているため、導光部材の他に集光手段を設ける必要があり、価格の上昇を招く。更に、特許文献2に開示された照明装置は、エッジライト方式であり、導光部材の側面ではなく面外から入射する光は考慮されていない。したがって、前記照明装置を、大型液晶表示装置に一般的に用いられている照明装置、すなわち均一化部材(図1では拡散板)の面外から均一化部材に光が入射する方式の照明装置として用いることはできない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、出射光分布が均一で、且つ出射光角度分布が狭く、加えて、低価格で、且つ均一化部材の面外から入射する光を照明に用いることができる方式の照明装置を提供することを目的とする。
本願第1発明に係る照明装置は、光源と、この光源の光が光入射面から入射され光出射面から光を出射する導光板とを有し、前記導光板は、前記光出射面に設けられた光分配部と、前記光入射面に設けられたプリズム部とを有し、前記光分配部は、前記光源から入射する光のうち、一部の光をそのまま前記導光板から出射させ、残りの光の少なくとも一部を前記プリズム部に向けて反射すると共に、前記プリズム部は、前記光分配部から入射する光及び前記光源から直接入射する光を屈折及び反射させて、その少なくとも一部を前記光出射面に導くものであり、前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光源と前記光入射面との距離をr、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板長さ)をs、前記光源から前記導光板に入射する光と前記光入射面の垂直方向とがなす角度をx0とするとき、下記数式を満たすことを特徴とする。
Figure 0004438441

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前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記光分配部は、前記光出射面の垂直方向とのなす角がθ3である反射面を有し、前記光源から前記導光板に入射する光が前記光入射面の垂直方向となす角度をx0、前記光出射面に平行方向の前記光源の幅をD、前記光出射面に平行方向の前記光分配部の幅をPとするとき、前記θ3が下記数式を満たすことが好ましい。

Figure 0004438441

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前記θ3が下記数式を満たすことが好ましい。

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前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記光分配部は、前記光出射面の垂直方向とのなす角がθ3である反射面及び前記光出射面の平行方向とのなす角がθ4である反射面を有し、前記光源から前記導光板に入射する光が前記光入射面の垂直方向となす角度をx0、前記光出射面に平行方向の前記光源の幅をD、前記光出射面に平行方向の前記光分配部の幅をPとするとき、前記θ3及びθ4が下記数式を満たすことが好ましい。

Figure 0004438441

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前記θ3及びθ4が下記数式を満たすことが好ましい。

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本願第2発明に係る照明装置は、光源と、この光源の光が光入射面から入射され光出射面から光を出射する導光板とを有し、前記導光板は、前記光入射面に設けられた光分配部と、前記光入射面であって前記光分配部が配置されていない領域に設けられたプリズム部とを有し、前記光分配部は、前記光源から入射する光のうち、一部の光をそのまま前記導光板から出射させ、残りの光の少なくとも一部を屈折させて前記光出射面で反射させ、前記プリズム部は、前記光出射面で反射して入射する光及び前記光源から直接入射する光を屈折及び反射させて、その少なくとも一部を前記光出射面に導くものであり、前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光源と前記光入射面との距離をr、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板長さ)をs、前記光源から前記導光板に入射する光と前記光入射面の垂直方向とがなす角度をx0とするとき、下記数式を満たすことを特徴とする。
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前記x0は下記数式を満たすことが好ましい。

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前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光分配部による反射光と前記光出射面とがなす角度をα、前記導光板の厚さをd、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板の長さ)をsとするとき、下記数式を満たすことが好ましい。

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前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光分配部による反射光と前記光出射面とがなす角度をα、前記導光板の厚さをd、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板の長さ)をsとするとき、下記数式を満たすことが好ましい。

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前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光分配部による反射光と前記光出射面とがなす角度をα、前記導光板の厚さをd、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板の長さ)をsとするとき、下記数式を満たすことが好ましい。

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前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光分配部による反射光と前記光出射面とがなす角度をα、前記導光板の厚さをd、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板の長さ)をsとするとき、下記数式を満たすことが好ましい。

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前記αは下記数式を満たすことが好ましい。

Figure 0004438441
前記光源は、前記光出射面に平行方向に延びる線状光源であることが好ましい。また、前記プリズム部は、前記光源同士の中間を中心として左右対称(前記光源が1つの場合は前記光源を中心として左右対称)であることが好ましい。
前記光分配部が、前記光源からの光を透過する面と反射する面との繰り返しにより形成されていてもよい。
前記照明装置は、例えば液晶表示装置に使用できる。
本発明においては、光源からの出射光が相対的に強い光源の直上付近において導光板に光分配部を設けることで、一部の光はそのまま導光板から出射させ、残りの光は導光板のプリズム部に向けて反射させている。プリズム部に入射した光はプリズム部で屈折及び反射され、光源からの出射光が相対的に弱い部位である光源からある程度以上距離が離れた導光板部位から主に出射する。これにより、出射光分布を均一にすることができ、且つ出射光角度分布を狭くすることもできる。また、出射光を集光するための光学シートを用いていないため、低価格な照明装置とすることもできる。更に、エッジライト方式ではないので、均一化部材の面外から入射する光を照明に用いることもでき、大型液晶表示装置に適用することにも適する。
次に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して詳細に説明する。図1は本願第1発明の実施形態に係る照明装置の断面の模式図である。本実施形態では、出射光が相対的に強い光源4の直上付近において導光板1の光出射面に光分配部2を設け、導光板1の光入射面にプリズム部3を設ける。光分配部2は、光源4からの出射光の一部をそのまま導光板1から出射させ、残りの光の少なくとも一部をプリズム部3に向けて反射する。プリズム部3は、光分配部2から入射する光及び光源4から直接入射する光を屈折及び反射させて、その少なくとも一部を導光板1の光出射面に導く。
次に、本実施形態の動作について説明する。光源4から出射されて導光板1の光分配部2に入射した光は、そのうちの一部がそのまま導光板1から出射され、残りの光の大部分はプリズム部3に向けて反射される。光分配部2で反射されてプリズム部3に入射した光及び光源4から直接プリズム部3に入射した光は、プリズム部3で屈折及び反射されて、その光の多くは光分配部2が配置されていない光源から離れた領域において、導光板1の光出射面側から光出射面に垂直な方向で、且つ光源4から遠ざかる方向を中心とした方向(以下、照明方向と記す。)に出射される。
通常の照明装置では、光源の直上付近では出射光が強く、光源間等の光源から離れた部分では出射光が弱くなるが、本実施形態では、光分配部2により光源の直上付近の強い出射光を光源間等の光源から離れた部分に分配し、光分配部2が配置されていない光源から離れた領域においてプリズム部3により照明方向に出射させることで出射光分布の均一化を図ることができる。
このためには、光分配部2を適切な位置に配置させることが必要である。また、プリズム部3に入射する光を導光板1の光出射面側から照明方向に効率良く出射するようにプリズム部3のプリズム面の角度を設定することが必要である。プリズム部3に入射する光には、光源4から直接入射する光と光源からの光が光分配部2で反射されて入射する光の2つを考慮する必要がある。更に、光分配部2の反射面の角度を光分配部2で反射された光が導光板1の光源4から離れた部分のプリズム部3に入射するように設定することが必要である。
先ず、光分配部2を配置すべき位置について、図2を参照して説明する。
光分配部2は、光源から入射する光のうち、一部の光を導光板1の出射面から照明方向に出射し、その他の光を反射させてプリズム部3に入射させることを目的としている。導光板1内を進行してきた光で導光板1の光出射面を透過し空気中へ進行する場合の臨界角よりも入射角が大きい光は導光板1の光出射面を透過しないため、上記臨界角以上の光が光分配部2に入射しても光分配部2は役割をなさない。上記臨界角xは、導光板1の空気に対する相対屈折率をnとすると、下記数式1のように表される。
Figure 0004438441
従って、図2に示すように、光源4と導光板1の光入射面との距離をr、導光板1の厚さをd、導光板1の光出射面に平行方向の光源の幅をDとし、光源4から導光板1の光入射面に引いた垂線と光入射面との交点を中心として導光板1の光出射面に光分配部2を配置するとすると、図2における幾何学的な関係から光分配部2の光出射面に平行方向の幅として必要な幅Pは、下記数式2のようになる。なお、実際には導光板1に入射した光は、導光板1の光入射面で屈折し、その屈折角は入射角よりも小さくなるが、下記数式2を満たす幅Pをもつ光分配部2に入射せず、導光板1の光出射面から出射する光は少量と考えられることから、図2のように導光板1の光入射面での屈折は考えずに、光の進行を直線と近似して考えて光分配部2の幅Pの最大値を算出しても問題はない。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
光源4からの出射光量の多い領域は少なくとも光源の幅以上であるので、導光板1の光出射面側に光分配部2を配置する場合、光分配部2の幅として必要な幅Pは、下記数式3のようになる。
Figure 0004438441
ここで、光分配部2に入射する光の入射角について求めておく。光源4から光分配部2に入射する光の入射角x0(光と導光板1の光入射面との垂直方向とがなす角)の最大値をx0(max)とすると、図2の幾何学的関係から下記数式4.Aが得られ、数式4.Aを変形して数式4.Bが得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
したがって、光源4から光分配部2に入射する光の入射角x0の範囲は下記数式4.Cのようになる。
Figure 0004438441
次に、プリズム部3のプリズム面の導光板1の光入射面に対して設定すべき角度について考える。以下では、最も近傍にある光源に近い側のプリズム面をプリズム面3a、遠い側のプリズム面をプリズム面3bと記す。そして、プリズム面3aの導光板1の光入射面に対する角度をθ1、プリズム面3bの導光板1の光入射面に対する角度をθ2とする。また、以下では、導光板1の光入射面と光出射面とは平行とする。
前述のように、プリズム部3に入射する光には、光源4から直接入射する光と光源からの光が光分配部2で反射されて入射する光の2つがある。
先ず、光源4から直接入射する光に対して設定すべきプリズム面の角度について説明する。光源4からのプリズム部に入射する光には、図3に示すように、プリズムとプリズムの間の導光板1と平行な面に入射する光A、プリズム面3aに入射する光B、プリズム面3bに入射する光Cの3種類がある。これらのうち、プリズム面3bに入射する光Cは、照明方向との角度差が大きい光の割合が大きいため、この光を照明方向に出射することによって、光源4直上付近以外の部分で出射光量を増やし照明装置からの出射光量を均一化するか、又は出射光角度分布を狭めることができる。
以下では、光源4からプリズム部3のプリズム面3bに直接入射する光Cの導光板1の光入射面への入射角x0が、プリズム部3のプリズム面3bの光入射面に対する角度θ2よりも小さい場合(x0≦θ2の場合)と大きい場合(x0>θ2の場合)の夫々の場合について、光Cが照明方向に出射されるためのプリズム部3のプリズム面の設定すべき角度について説明する。プリズム部3のプリズム面3bに光源4から直接入射した光がプリズム面3bを透過した場合の透過光の導光板1の光入射面とのなす角度をγ、空気の屈折率をn0、導光板1の屈折率をn1、導光板1の空気に対する相対屈折率をn=n1/n0とする。
図4を参照して、x0≦θ2の場合に、光Cが照明方向に出射されるためのプリズム部3のプリズム面の設定すべき角度について説明する。x0≦θ2の場合、図4に示すようにプリズム面3bを透過して進行する光にスネルの法則を適用することで、下記数式5が得られ、下記数式5を変形することで下記数式6が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
この光が二つ目のプリズムのプリズム面3aに反射され、照明方向に出射されるためには、先ず二つ目のプリズムのプリズム面3aに数式6を満たす光が入射することが必要であり、このためには下記数式7を満たす必要がある。
Figure 0004438441
上記数式6及び7を満たす光が導光板1の光出射面から照明方向に出射される場合は、図5のように2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて導光板1の光出射面の法線方向よりも左側に出射される場合及び図6のように2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて導光板1の光出射面の法線方向よりも右側に出射される場合がある。そこで、上記数式6及び7を満たす光が導光板1の光出射面から照明方向に出射されるための条件を図5及び6を参照して求める。
導光板1の光出射面の法線方向よりも左側に出射される図5の場合、導光板1の光出射面を透過した光が導光板1の光出射面の法線方向とのなす角をyとすると、スネルの法則を適用することで、下記数式8が得られる。
Figure 0004438441
導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、下記数式9を満たす必要がある。
Figure 0004438441
数式8及び9から下記数式10が得られる。
Figure 0004438441
導光板1の光出射面の法線方向よりも右側に出射される図6の場合、導光板1の光出射面を透過した光の導光板1の光出射面との垂直軸とのなす角をyとすると、スネルの法則を適用することで、下記数式11が得られる。
Figure 0004438441
導光板1から光出射面の照明方向に出射されるためには、下記数式12を満たす必要がある。
Figure 0004438441
数式11及び12から下記数式13が得られる。
Figure 0004438441
数式10又は数式13を満たせば、2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて光が導光板1の光出射面から照明方向に出射されるので、x0≦θ2の場合、プリズム部3のプリズム面3bに入射した光Cが導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、下記数式14を満たすことが必要である。
Figure 0004438441
以上より、x0≦θ2の場合、プリズム部3のプリズム面3bに入射した光Cが導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、数式6、数式7及び数式14を満たすことが必要である。
図7を参照して、x0>θ2の場合に、光Cが照明方向に出射されるためのプリズム部3のプリズム面の設定すべき角度について説明する。x0>θ2の場合、図7に示すようにプリズム面3bを透過して進行する光にスネルの法則を適用することで、下記数式15が得られ、下記数式15を変形することで下記数式16が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
また、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、x0>θ2の場合についてもx0≦θ2の場合と同様に数式7及び14を満たす必要がある。
なお、光源間距離(光源が複数存在する場合)又は導光板長さ(光源が1つの場合)をs、光源中心又は光源表面と導光板1との距離をr、導光板1の厚さをdとし、任意の1つの光源4に注目した場合、この光源4から距離s以上離れて、導光板1の光入射面に入射する光は距離s以下の光に比べ、極めて少量となる。したがって、プリズム部3に入射する光の導光板1の光入射面に対する入射角x0の範囲としては、図8に示すように下記数式17の範囲を考えればよい。
Figure 0004438441
以上のことより、導光板1の光入射面に対してθ2の角度を持つプリズム面3bに直接入射する光(図3のCに示す光)を照明方向に出射させるためには、x0≦θ2の場合には、数式7、数式14、数式6及び数式17により導光板1の光入射面に対するプリズム面3bの角度θ2を設定すればよく、x0>θ2の場合には、数式7、数式14、数式16及び数式17により導光板1の光入射面に対するプリズム面3bの角度θ2を設定すればよい。
なお、光源4からの光は光源と光源の中間付近で最も弱くなるので、図9に示すように光源4から直接プリズム部3に入射する光のうち、光源と光源の中間付近の光、すなわち入射角度x0が下記数式18を満たす光について、照明方向に導光板1の光出射面から出射するように導光板1の光入射面に対するプリズム面3bの角度θ2を設定することが好ましい。
Figure 0004438441
次に、光源4からの光が光分配部2に反射されてプリズム部3に入射する場合に、その光を導光板1の光出射面から照明方向に出射させるために設定すべきプリズム面の角度について説明する。
先ず、設定すべきプリズム面の角度を考える前提として、プリズム部3に入射する光が導光板1の光出射面となす角をαをしたとき、プリズム面の角度の設定の際に考慮すべきαの範囲について考える。図10に示すように、任意の1つの光源4に対応した光分配部2からの反射光が、隣の光源に対応した光分配部2に再び入射すると、分配とは逆の経路を通り、その隣の光源側に出射されてしまい、その光は照明に生かされないことになる。したがって、前記αとしては、導光板の厚さをd、光源間距離(光源が1つの場合は導光板長さ)をsとするとき、下記数式19を満たす範囲の反射光を考慮すればよく、下記数式19を満たす光に対しプリズム面の角度を設定すればよい。このことは、光分配部2の反射面の設定という観点からみると、反射光がなるべく多く下記数式19を満たすように、光分配部2の反射面の角度を設定すればよいことになる。
Figure 0004438441
更に、光源4からの光は光源と光源の中間付近で最も弱くなるので、光源と光源の中間付近に入射する反射光をプリズム部によりなるべく多く照明方向に出射するようにプリズム面の角度を決めることが好ましい。例えば、図11に示すように光源と光源の中間付近に入射する反射光としては、導光板1の光出射面となす角度αの範囲が下記数式20の範囲を満たすものを考慮することが好ましい。このことは、光分配部2の反射面の設定という観点からみると、光分配部2からの反射光が光源と光源の中間付近に集中しやすいように設定することが好ましく、光分配部2からの反射光の光出射面に対する角度αが下記数式20を満たす範囲となるように光分配部2の反射面の角度を設定することが好ましい。
Figure 0004438441
次に、光源4からの光が光分配部2に反射されてプリズム部3に入射する場合に、その光を照明方向に出射させるために設定すべきプリズム面の角度について説明する。なお、光分配部2からの反射光が導光板1の光出射面となす角度αの範囲は数式19に示す範囲であることを前提条件とする。
光分配部2からの反射光角度(反射光と導光板1の光出射面とのなす角)をα、光源に近いプリズム面3aの導光板1の光入射面に対する角度をθ1とする。導光板の屈折率が空気より大きいため、下記数式21を満たす場合、図12に示すように光分配部2からの反射光のうちプリズム部3を経て導光板1から光源側に出射される量が多くなる。
Figure 0004438441
従って、光分配部2からの反射光のうちプリズム部3を経て導光板1の光出射面から照明方向に出射される量を多くするためには、図13に示すように下記数式22を満たすように光源に近いプリズム面3aの導光板1の光入射面に対する角度θ1を設定する必要がある。
Figure 0004438441
光分配部2からの反射光のうちプリズム部3を経て導光板1の光出射面から照明方向に出射される量を多くするための条件式である上記数式22を満たす条件のもとで、光分配部2からの反射光が1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した後の光の進行は、以下の2つの場合に分けられる。第1の場合は、図14に示すように、1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光の透過光が照明方向に進行する場合であり、第2の場合は、図15に示すように、1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光の透過光が光源方向に進行する場合である。
図14に示す第1の場合のように光が進行するための条件を求める。
光分配部2から入射する光が導光板1の光出射面となす角をα、この光がプリズム面3aを透過した場合の透過光が導光板1の光出射面となす角度をβ1、この透過光がプリズム面3aの法線方向となす角度をx、空気の屈折率をn0、導光板の屈折率をn1、導光板の空気に対する相対屈折率をn=n1/n0とすると、図14に示すようにプリズム面3aを透過する光にスネルの法則を適用することで、下記数式23が得られ、下記数式23を変形することで下記数式24が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
照明方向に透過光が進行するためには、x+θ1>90°となればよい。したがって、下記数式25を満たせばよい。
Figure 0004438441
照明方向に進行するこの透過光がプリズム面3aの法線方向となす角度xは数式24のように表されるので、図14に示すように照明方向に進行するこの透過光が導光板1の光入射面となす角をβ1とすると、β1は下記数式26のように表される。
Figure 0004438441
図15に示す第2の場合のように光が進行するための条件を求める。第2の場合は、図15に示すように、1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光の透過光が光源側の方向に進行する場合である。
光分配部2から入射する光が導光板1の光出射面となす角をα、この光がプリズム面3aを透過した場合の透過光が導光板1の光入射面となす角度をβ1、この透過光がプリズム面3aの法線方向となす角度をx、空気の屈折率をn0、導光板の屈折率をn1、導光板1の空気に対する相対屈折率をn=n1/n0とすると、図15に示すようにプリズム面3aを透過する光にスネルの法則を適用することで、下記数式27が得られ、下記数式27を変形することで下記数式28が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
光源側の方向に透過光が進行するためには、x+θ1≦90°となればよい。したがって、下記数式29を満たせばよい。
Figure 0004438441
光源方向に進行するこの透過光がプリズム面3aの法線方向となす角度xは数式28のように表されるので、図15に示すように光源方向に進行するこの透過光が導光板1の光入射面となす角をβ1とすると、β1は下記数式30のように表される。
Figure 0004438441
上述した第1の場合のように光が進行する場合で、光分配部2からの反射光がプリズム部3を透過し、最終的にはプリズム面3aで反射されて導光板1から照明方向に出射される場合は、下記(1)及び(2)を考えれば大部分の光をカバーできる。上述した第2の場合のように光が進行する場合で、光分配部2からの反射光がプリズム部3を透過し、最終的にはプリズム面3aで反射されて導光板1から照明方向に出射される場合は、下記(3)及び(4)を考えれば大部分の光をカバーできる。なお、いずれの場合も数式22を満たしていることを前提とする。
(1)1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が照明方向に進行する場合(数式25を満たす場合)で、この透過光が1つ目のプリズムのプリズム面3bを透過し、2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射される場合。
(2)1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が照明方向に進行する場合(数式25を満たす場合)で、この透過光が1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズム面3a及び2を透過し、3つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射される場合。
(3)1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が光源側の方向に進行する場合(数式29を満たす場合)で、1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズムのプリズム面3a及び2を透過し、3つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射される場合。
(4)1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が光源側の方向に進行する場合(数式29を満たす場合)で、1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズムのプリズム面3a及び2、3つ目のプリズムのプリズム面3a及び2を透過し、4つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射される場合。
前記(1)となるための条件について説明する。すなわち、数式22を満たしていることを前提として、1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が照明方向に進行する場合(数式25を満たす場合)で、この透過光が1つ目のプリズムのプリズム面3bを透過し、2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるための条件である。
1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光分配部2からの反射光が、プリズム面3aを透過し、その透過光が照明方向に進行し(図14、数式25)、さらにプリズム面3bも透過する場合は2つの場合があり、図16のようにプリズム面3bの法線方向よりも導光板1の照明方向寄りに透過光が進行する場合及び図17のようにプリズム面3bの法線方向よりも導光板1の照明方向に対し遠い方向に透過光が進行する場合がある。図16、図17のどちらの場合についてもプリズム面3bを透過した透過光が導光板1の光入射面となす角をβ2とする。
図16に示す第1の場合ように光が進行する場合、スネルの法則を適用することで下記数式31が得られ、下記数式31を変形することで下記数式32が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
図17に示す第2の場合ように光が進行する場合、スネルの法則を適用することで下記数式33が得られ、下記数式33を変形することで下記数式34が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
なお、sin-1(−x)=−sin-1xであるので、上記数式32と数式34は同じ式となる。
1つ目のプリズムのプリズム面3bを透過し、数式32(数式34)に示すβ2の角度で進行する光が2つ目のプリズムのプリズム面3aに当たるためには下記数式35を満たす必要がある。
Figure 0004438441
次に、数式32(数式34)に示すβ2の角度で進行する光が2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されるための条件を求める。そのために、まず、2つ目のプリズムのプリズム面3aを透過する場合について考える。図18に示すように、導光板1の光入射面に対して角度β2で進行する光が2つ目のプリズムのプリズム面3aを透過する場合、その透過光の屈折角をxとすると、スネルの法則より下記数式36が得られ、下記数式36を変形することで下記数式37が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
図18において、透過光の屈折角xの最大値は90°であり、このとき図18におけるプリズム面3aへの入射角(90°+β2−θ1)も最大値をとり、その値は、下記数式38のようになる。
Figure 0004438441
したがって、図18におけるプリズム面3aへの入射光がプリズム面3aを透過せず反射するための条件は下記数式39を満たすことである。下記数式39を変形することで下記数式40が得られ、数式35と数式40から数式41が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
Figure 0004438441
次に、2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射された光が導光板1の光出射面から照明方向に出射させるための条件を求める。2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射された光が導光板から照明方向に出射される場合は図19のように導光板1の光出射面の法線方向よりも左側に出射される場合及び図20のように導光板1の光出射面の法線方向よりも右側に出射される場合がある。
図19のように導光板1の光出射面の法線方向よりも左側に出射される場合、導光板1の光出射面を透過した光が導光板1の光出射面の法線方向とのなす角をyとすると、導光板1の光出射面から照明方向に出射される光についてスネルの法則を適用すると下記数式42が得られる。
Figure 0004438441
導光板から照明方向に出射されるためには、下記数式43を満たす必要がある。
Figure 0004438441
数式42及び43から下記数式44が得られる。
Figure 0004438441
図20のように導光板1の光出射面の法線方向よりも右側に出射される場合、導光板1の光出射面を透過した光が導光板1の光出射面の法線方向とのなす角をyとすると、導光板1の光出射面から照明方向に出射される光についてスネルの法則を適用すると下記数式45が得られる。
Figure 0004438441
導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、下記数式46を満たす必要がある。
Figure 0004438441
数式45及び46から下記数式47が得られる。
Figure 0004438441
数式44又は数式47を満たせば、2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて光が導光板1の光出射面から照明方向に出射されるので、図14のように1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光の透過光が照明方向に進行する場合に導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、下記数式48を満たす必要がある。
Figure 0004438441
以上のことより、前記(1)となるための条件を満たすためには、すなわち、数式22を満たしていることを前提として、1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が照明方向に進行する場合(数式25を満たす場合)で、この透過光が1つ目のプリズムのプリズム面3bを透過し、2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、数式19、数式22、数式25、数式26、数式32、数式41及び数式48を満たせばよい。
次に、前記(2)となるための条件を求める。すなわち、数式22を満たしていることを前提として、1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が照明方向に進行する場合(数式25を満たす場合)で、この透過光が1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズム面3a及び2を透過し、3つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるための条件である。
1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光の透過光が照明方向に進行する場合(数式25を満たす場合)で、1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズムのプリズム面3aを透過するための条件は、数式38より、導光板1の光入射面に対して数式32で表される角度β2で進行する光が下記数式49を満たすことである。
Figure 0004438441
2つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が導光板1の光入射面となす角をβ3とすると、数式36から求められる透過光の屈折角xを用いて、下記数式50のように表せるので、角度β3は下記数式51のようになる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
導光板1の光入射面に対して角度β3をもつ光は、2つ目のプリズムのプリズム面3bに入射し、この面を透過すると、導光板1の光入射面とのなす角が下記数式52で表されるβ4である光となる。なお、この数式52は、数式32のβ2をβ4に置き換え、且つ数式32のβ1をβ3に置き換えるとともに、数式51を代入することで得られる。
Figure 0004438441
この光が3つ目のプリズムのプリズム面3aに入射し、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、数式41及び48を求めたときと同様にして、下記数式53及び54を満たす必要がある。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
以上のことより、前記(2)となるための条件を満たすためには、すなわち、数式22を満たしていることを前提として、1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が照明方向に進行する場合(数式25を満たす場合)で、この透過光が1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズム面3a及び2を透過し、3つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、数式19、数式22、数式25、数式26、数式32、数式52、数式53及び数式54を満たせばよい。
次に、前記(3)となるための条件を求める。すなわち、数式22を満たしていることを前提として、1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が光源側の方向に進行する場合(数式29を満たす場合)で、1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズムのプリズム面3a及び2を透過し、3つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるための条件である。
1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光の透過光が光源側の方向に進行する場合(図15)、この光が導光板1の光入射面となす角β1は前記数式30のように表される。この透過光が1つ目のプリズム面3bに入射しやすくするようにするため、及びプリズム部においてプリズムの数を多く配置できるようにするため、プリズム面3bが導光板1の光入射面となす角度は90°に近いほうが望ましい。この場合、プリズム面3bを透過して屈折しても光は大きくは方向を変えないので、図21に示すようにプリズム面3bを透過した光の進行方向はプリズム面3bで屈折してもなお光源側の方向となる場合が多くなる。この図21に示すように光が進行する場合において、透過光の進行方向と導光板1の光入射面とのなす角をβ5とすると、スネルの法則を用いることで、下記数式55のようにβ5を求めることができる。
Figure 0004438441
β5の大きさは1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光の導光板1の光入射面とのなす角αよりも小さくなっているので、下記数式56を満たす場合が多く生じる。
Figure 0004438441
上記数式56は、1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した透過光の進行方向が照明方向であるための条件式である数式25のαをβ5に置き換えた数式であり、数式56を満たす場合、導光板1の光入射面とのなす角がβ5の光は2つ目のプリズムのプリズム面3aに入射して透過すると、この透過光は照明方向に進行するので、前記(1)及び(2)の場合と同様に取り扱うことができる。したがって、図21に示すように、2つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が導光板1の光入射面となす角をβ6、2つ目のプリズムのプリズム面3bを透過した光が導光板1の光入射面となす角をβ7とすると、β6及びβ7は下記数式57及び58のように求めることができる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
導光板1の光入射面に対してβ7の角度をもつ光が3つ目のプリズムのプリズム面3aに入射し、3つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、数式41及び48を求めたときと同様にして、下記数式59及び60を満たす必要がある。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
以上のことより、前記(3)となるための条件を満たすためには、すなわち、数式22を満たしていることを前提として、1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が光源側の方向に進行する場合(数式29を満たす場合)で、1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズムのプリズム面3a及び2を透過し、3つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、数式19、数式22、数式29、数式30、数式55、数式57、数式58、数式59及び数式60を満たせばよい。
次に、前記(4)となるための条件を求める。すなわち、数式22を満たしていることを前提として、1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が光源側の方向に進行する場合(数式29を満たす場合)で、1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズムのプリズム面3a及び2、3つ目のプリズムのプリズム面3a及び2を透過し、4つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるための条件である。
このための条件は、数式22、数式29、数式30が成立するという前提の下で、前記(2)となるための条件における数式52乃至54において、β2をβ7(数式58)に置き換えるとともに、3つ目のプリズムのプリズム面3bを透過した光が導光板1の光入射面となす角をβ9として、β4をβ9に置き換えることで得られる下記数式61乃至63を満たせばよい。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
Figure 0004438441
なお、β7をθ1及びθ2で表示するためには、β6(数式57)、β5(数式55)、β1(数式30)が必要である。
以上のことより、前記(4)となるための条件を満たすためには、すなわち、数式22を満たしていることを前提として、1つ目のプリズムのプリズム面3aを透過した光が光源側の方向に進行する場合(数式29を満たす場合)で、1つ目のプリズムのプリズム面3b、2つ目のプリズムのプリズム面3a及び2、3つ目のプリズムのプリズム面3a及び2を透過し、4つ目のプリズムのプリズム面3aで反射されて、導光板1の光出射面から照明方向に出射されるためには、数式19、数式22、数式29、数式30、数式55、数式57、数式58、数式61、数式62及び数式63を満たせばよい。
次に、導光板1の光出射面側に設けられた光分配部の反射面の角度について考える。
光分配部2には、光源4からの光の一部を照明方向とは逆方向に反射する面が必要であるが、照明方向とは逆方向に反射する場合としては、1つの面で反射する場合と2つの面で反射する場合がある。
先ず、光分配部2の1つの面で反射する場合について考える。図22に示すように光源4から導光板1に入射する光の入射角をx0、その屈折角をy、空気の屈折率をn0、導光板1の屈折率をn1、導光板1の空気に対する相対屈折率をnとする。光源4から導光板1に入射される光にスネルの法則を適用することで、下記数式64が得られ、数式64を変形することで、下記数式65のように屈折角yが求められる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
上記数式65に示す屈折角で導光板1内を進行してきた光が、導光板1の光出射面の垂直方向とのなす角がθ3である面(以下、θ3の面と記す。)で反射されるための条件を求めるため、まず反射せず透過する場合を考え、透過する場合の屈折角をα’とする。スネルの法則より、下記数式66が得られる。
Figure 0004438441
光が反射せず透過するときのα’の最大値はα’=90°であり、このとき数式66は下記数式67のようになる。
Figure 0004438441
したがって、数式65に示す屈折角で導光板1内を進行してきた光が、導光板1の光出射面の垂直方向とのなす角がθ3である面で反射するための条件は、数式65及び67より、下記数式68のようになる。
Figure 0004438441
上記数式68を満たす条件のもと、θ3の面で反射された光が照明方向と逆方向に進行すると仮定し、その光が導光板1の光入射面となす角をα1とすると、図22に示す光の進行方向の各角度についての幾何学的な関係から下記数式69が得られ、数式69をα1について解くことで下記数式70が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
照明方向と逆方向にθ3の面で反射された光が進行するためには下記数式71を満たすことが必要である。
Figure 0004438441
数式65、70及び71より、照明方向と逆方向にθ3の面で反射された光が進行するためには下記数式72を満たすことが必要である。
Figure 0004438441
更に、前述したように、反射光がなるべく多く前記数式19を満たすように、光分配部2の反射面の角度θ3を設定してやることが好ましく、数式19、65及び70より求められる下記数式73を満たすことが好ましい。
Figure 0004438441
更にまた、前述したように、反射光がなるべく多く前記数式20を満たすように、光分配部2の反射面の角度θ3を設定してやることがより好ましく、数式20、65及び70より求められる下記数式74を満たすことがより好ましい。
Figure 0004438441
次に、光分配部2の2つの面で反射して、光源からの光を照明方向とは逆方向に反射する場合について考える。
図23に示すように、光分配部2の2つの反射面は、反射面と導光板1の光出射面の垂直方向とがなす角がθ3である面(以下θ3の面と記す)と、反射面と導光板1の光出射面とがなす角がθ4である面(以下θ4の面と記す)とからなるものとする。また、光源から導光板に入射する光の入射角をx0、その透過光の屈折角をyとする。θ3の面で反射されるためには数式68を満たす必要があるので、θ3の面とθ4の面の両方の面で反射されるためには数式68を満たすことが必要である。図23に示すように、θ3の面で反射された光がθ4の面に入射する入射角は、2×θ3−θ4−yであるので、この光がθ4の面で反射されるためには、下記数式75を満たす必要がある。
Figure 0004438441
上記数式75に数式65を代入すると数式76が求まり、この数式76がθ3の面で反射された光がθ4の面でも反射されるための条件式となる。
Figure 0004438441
θ4の面で反射された光が導光板1の光出射面となす角をα2とすると、図23に示す光の進行方向の各角度についての幾何学的な関係から下記数式77が得られ、数式77をα2について解くことで下記数式78が得られる。
Figure 0004438441
Figure 0004438441
なお、前述したように、光分配部2からの反射光の進行方向がなるべく多く前記数式19を満たすように、光分配部2の反射面の角度を設定してやることが好ましく、数式19、65及び78より求められる下記数式79を満たすことが好ましい。
Figure 0004438441
更にまた、前述したように、反射光がなるべく多く前記数式20を満たすように、光分配部2の反射面の角度θ3及びθ4を設定してやることがより好ましく、数式20、65及び78より求められる下記数式80を満たすことがより好ましい。
Figure 0004438441
図24は本願第1発明を適用した照明装置の模式図であり、図25はその断面図である。線状光源4aから出射された光は、導光板1に入射するが、線状光源4aからの出射光が強い光源直上付近には光分配部2が配置されており、図26に示すように線状光源4aから光分配部2に入射する光の一部は透過し、照明装置の照明方向に出射し、一部は照明方向とは逆側に反射される。光源からの光の一部を照明方向とは逆側に反射するようにするため、光分配部2は、条件1(数式3、数式4、数式68及び数式73)又は条件2(数式3、数式4、数式68、数式75及び数式78)を満たす面を、その一部に持たなければならない。
このような光分配部2としては、図26に示すような照明方向とは逆側に反射する面と透過する面(条件1及び2を満たさない面)が交互に形成されてものが好ましく、光分配部2からの反射光の反射光角度及び反射光量の制御が行いやすい。例えば、図27で示すような階段状構造を組み合わせた光分配部2(図28)では、θ3、θ4を調整することによって光分配部2からの反射光の反射光角度を制御でき、また、導光板1の光出射面に対して平坦に近い面と急角度を有する面の長さを調整することによって、反射光と透過光の割合を調整できる。更に、光源からの光は光源と光源の中間付近で最も弱くなるので、光分配部2からの反射光の反射角度αは、光分配部2からの反射光が光源と光源の中間付近に集中しやすいように、前記数式20を満たすように設定することが好ましい。
導光板1のプリズム部3は、図29に示すように、光分配部2からの反射光を照明方向に出射する役割と、光源4から導光板1の光源間に直接入射する光を照明方向に効率よく出射させる役割とを持つ。光分配部2からの反射光を照明方向に出射する機能を持つプリズム部3は、条件3(数式19、数式22、数式25、数式26、数式32、数式41及び数式48)、条件4(数式19、数式22、数式25、数式26、数式32、数式52、数式53及び数式54)、条件5(数式19、数式22、数式29、数式30、数式55、数式57、数式58、数式59及び数式60)、条件6(数式19、数式22、数式29、数式30、数式55、数式57、数式58、数式61、数式62及び数式63)のいずれかを満たす必要がある。光源4から導光板1の光源間に直接入射する光を照明方向に効率よく出射させる機能を持つプリズム部3は、条件7(数式7、数式14、数式6(x0≦θ2の場合)、数式16(x0>θ2の場合)、数式17)を満たす必要がある。
また、前述のように、光源からの光は光源と光源の中間付近で最も弱くなるので、光源からの光の入射角度x0が数式18を満たすような入射光に対して、前記条件3乃至6のいずれかの条件を満たすようにプリズム部の2つのプリズム面の角度を設定することが好ましい。また、プリズム部は、光源と光源の中間を中心として左右対称であることが、出射光の均一化の面から好ましい。
また、光分配部2からプリズム部3に入射する光の導光板面に対する角度、及び光源から直接プリズム部3に入射する光の導光板1の光入射面に対する角度は、プリズム部3が配置される位置によって変わる。したがって、プリズム部3が配置される位置に応じてプリズム部3の2つのプリズム面の角度θ1及びθ2、並びに光分配部2の反射面の角度θ3及びθ4を適切に設定すれば、さらに出射光の出射効率の向上及び出射光の均一化を図ることができる。
なお、導光板1の光入射面に対するプリズム面3a及びプリズム面3bの角度並びに光分配部2の反射面の角度について以上述べてきた計算による検討は、導光板1の光入射面及び光出射面に直交する任意の断面で行っているので、導光板1の光出射面に平行方向に延びる線状光源でなく、点光源でも成り立つ。
また、本発明の実施形態の照明装置に係る導光板1には、樹脂(アクリル樹脂等)及びガラス等を用いることができる。導光板1を樹脂製とする場合、射出成形により成形することができる。また、光分配部2を有する導光板とプリズム部3を有する導光板を熱プレス又は射出成形で成形し両者を接着剤で張り合わすこと等によって、作製することもできる。
光源としては冷陰極管及びLED(発光ダイオード)等を用いることができる。また、砲弾型LED及び表面実装型LED等のような点光源を間隔を空けて線状に配置したものを、線状光源として用いることもできる。
次に、本願第2発明の実施形態に係る照明装置について説明する。図30は本願第2発明の実施形態に係る照明装置の断面の模式図である。図30に示すように、出射光が相対的に強い光源4の直上付近において導光板1の光入射面に光分配部2を設け、導光板1の光入射面にプリズム部3を設ける。光分配部2は、光源4からの出射光の一部をそのまま導光板1から出射させ、残りの光の少なくとも一部を屈折させて導光板1の光出射面で反射させる。プリズム部3は、導光板1の光出射面で反射して入射する光及び光源4から直接入射する光を屈折及び反射させて、その少なくとも一部を導光板1の光出射面に導く。
次に、本実施形態の動作について説明する。光源4から出射されて導光板1の光分配部2に入射した光は、そのうちの一部がそのまま導光板1から出射し、残りの光の大部分は光分配部2で屈折して導光板1内を進行する。そして、この光が導光板1の光出射面に入射する入射角が臨界角よりも大きければ導光板1の光出射面で反射する。導光板1の光出射面で反射してプリズム部3に入射した光及び光源4から直接プリズム部3に入射した光は、プリズム部3で屈折及び反射されて、主に光分配部2が配置されていない光源から離れた領域において、導光板1の光出射面側から光出射面に垂直な方向で、且つ光源4から遠ざかる方向を中心とした方向に出射される。
本実施形態の効果は前述した本願第1発明の実施形態の効果と同様であり、光分配部2により光源の直上付近の強い出射光を光源間等の光源から離れた部分に分配し、光分配部2が配置されていない光源から離れた領域においてプリズム部3により照明方向に出射させることで出射光分布の均一化を図ることができる。
このためには、導光板1のプリズム部3のプリズム面の角度を、光分配部2で屈折し導光板1の光出射面で反射してプリズム部3に入射する光が、導光板1の光出射面側から照明方向に効率良く出射するようにプリズム部3のプリズム面の角度を設定することが必要である。また、導光板1のプリズム部3のプリズム面の角度を、導光板1の光源4から離れた部分のプリズム部3に直接入射する光が、導光板1の光出射面側から照明方向に効率良く出射するようにプリズム部3のプリズム面の角度を設定することが必要である。これらのためのプリズム部3のプリズム面の角度の設定は、本願第1発明の実施形態のところで述べた設定と同様である。
導光板1の光入射面に光分配部2を設けた場合の光分配部2の光出射面に平行方向の幅として必要な幅Pは、光分配部2を導光板1の光出射面に設けた場合と同様に図2を参照して算出する。光分配部2を導光板1の光出射面に設ける場合は、導光板1の厚さdを考慮しなくてよいので、光分配部2の幅として必要な幅Pは、下記数式81のようになる。
Figure 0004438441
光源4からの出射光量の多い領域は少なくとも光源の幅以上であるので、導光板1の光入射面に光分配部2を配置する場合、光分配部2の幅として必要な幅Pは下記数式82のようになる。
Figure 0004438441
光分配部2を導光板の光入射面に配置した構成の導光板においては、光分配部とプリズム部が同一面に存在するため、構造形成が導光板の一方の面だけで済み、製造が容易になるという利点がある。
(実施例1)
図31は作成した光源ユニットの全体図であり、図32は作成した光源ユニットの部分断面図である。内側に反射シート12を貼り付けた筐体11内に、直径3mmの冷陰極管(CCFL)10を23.4mm間隔で3本配置して光源ユニット13を作成した。導光板14は幅:80mm、長さ110mm、厚さ2.5mmとし、光分配部15は図33に示すようにθ3=35°又は45°、θ4=0°の階段状で、光分配部15間の距離は図34に示すように冷陰極管10間と同様に23.4mmとした。また、図35に示すように、導光板14のプリズム部16はθ1=60°、θ2=90°とし、冷陰極管10間の中間で左右対称になるようプリズム面を構成した。この導光板14はアクリル樹脂製であり、光分配部15を有する導光板とプリズム部16を有する導光板を別々に熱プレスにより作成し、両者を導光板と同じ屈折率(n=1.5)の接着剤で張り合わせることにより作成した。
光源ユニット13上に導光板14を積層し、図36のように照明装置17を構成し、その出射光分布、出射光角度分布を求めた。
本実施例の照明装置は、導光板の代わりに市販の拡散板(透過率:約50%)を用いた場合に比べ、1.26倍の出射光量が得られ、また、図37に示すよう、良好な出射光分布(最小値/最大値=88%)が得られた。さらに、図38に示すように、本実施例の出射光角度分布は、拡散板を用いた場合に比べ狭いことが確認された。出射光角度分布の測定位置は、図39に示すように、CCFL直上を0mmとしたとき、隣接するCCFLの方へ8mm離れた位置である。
(実施例2)
実施例1における導光板のプリズム部をθ1=50°、θ2=90°とし、その他は実施例1と同様とした。
本実施例の照明装置は、導光板の代わりに市販の拡散板(透過率:約50%)を用いた場合に比べ、1.24倍の出射光量が得られ、実施例1とほぼ同程度の出射光分布が得られた。また、出射光角度分布も実施例1とほぼ同程度のものが得られた。
(実施例3)
実施例1における導光板のプリズム部をθ1=60°、θ2=80°とし、その他は実施例1と同様とした。
本実施例の照明装置は、導光板の代わりに市販の拡散板(透過率:約50%)を用いた場合に比べ、1.26倍の出射光量が得られ、また、最小値/最大値=83%の出射光分布が得られた。さらに、本実施例の出射光角度分布は、図40に示すように、拡散板を用いた場合に比べ狭いことが確認された。出射光角度分布の測定位置は、CCFL直上を0mmとしたとき、隣接するCCFLの方へ10mm離れた位置である。
(実施例4)
実施例1における導光板のプリズム部をθ1=60°、θ2=90°とした。さらに、図41に示すように、導光板面に対する角度がθ2であるプリズム面と導光板面に対する角度がθ1であるプリズム面の間隔LをL=0.03mmとし、その他は実施例1と同様とした。
本実施例の照明装置は、導光板の代わりに市販の拡散板(透過率:約50%)を用いた場合に比べ、1.19倍の出射光量が得られ、実施例1とほぼ同程度の出射光分布が得られた。また、出射光角度分布も実施例1とほぼ同程度のものが得られた。
(比較例)
実施例1における導光板のプリズム部をθ1=60°、θ2=30°とし、その他は実施例1と同様とした。
本実施例の照明装置は、導光板の代わりに市販の拡散板(透過率:約50%)を用いた場合に比べ、1.25倍の出射光量が得られたが、図42に示すよう、大きな出射光分布を有していた(最小値/最大値=62%)。
本発明の構成を示す模式図である。 光分配部の必要な幅を示す模式図である。 光源から直接プリズム部に入射する光を示す模式図である。 光源から直接プリズム部のプリズム面3bに入射し、その面を透過する光の経路を示す模式図である。 光源から直接プリズム部のプリズム面3bに入射し、その面を透過し、隣のプリズムのプリズム面3aで反射された後に導光板の光出射面から光出射面の法線方向よりも左側に出射される光の経路を示す模式図である。 光源から直接プリズム部のプリズム面3bに入射し、その面を透過し、隣のプリズムのプリズム面3aで反射された後に導光板の光出射面から光出射面の法線方向よりも右側に出射される光の経路を示す模式図である。 光源から直接プリズム部のプリズム面3bに入射し、その面を透過する光の経路を示す模式図である。 光源から直接プリズム部に入射する光の模式図である。 光源から直接プリズム部に入射する光の模式図である。 光分配部で反射された光が、プリズム部を経て再度隣の光分配部に入射し、そこで反射されて導光板の光入射面から出射される光の経路を示す模式図である。 光分配部で反射されてプリズム部に入射する光の経路を示す模式図である。 光分配部で反射されプリズム部のプリズム面3aに入射し、その面の法線方向よりも光源側の方向に屈折して透過する場合の光の経路を示す模式図である。 光分配部で反射されプリズム部のプリズム面3aに入射し、その面の法線方向よりも照明側の方向に屈折して透過する場合の光の経路を示す模式図である。 1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光の透過光が照明方向に進行する場合を示す模式図である。 1つ目のプリズムのプリズム面3aに入射した光の透過光が光源方向に進行する場合を示す模式図である。 プリズム面3bの法線方向よりも導光板の出射方向寄りに透過光が進行する場合を示す模式図である。 プリズム面3bの法線方向よりも導光板の出射方向に対して遠い方向に透過光が進行する場合を示す模式図である。 2つ目のプリズムのプリズム面3aを透過する光の経路を示す模式図である。 2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射された光が導光板面から導光板面の法線方向よりも左側に出射される場合の光の経路を示す模式図である。 2つ目のプリズムのプリズム面3aで反射された光が導光板面から導光板面の法線方向よりも右側に出射される場合の光の経路を示す模式図である。 1つ目のプリズムのプリズム面3a及び2と、2つ目のプリズムのプリズム面3a及び2とを透過して進行する場合の光の経路を示す模式図である。 光分配部の1つの面で光を反射して照明方向とは逆方向に反射する場合の光の経路を示す模式図である。 光分配部の2つの面で光を反射して照明方向とは逆方向に反射する場合の光の経路を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る照明装置の模式図である。 本発明の実施形態に係る照明装置の断面の模式図である。 光分配部の一部の模式図である 光分配部の階段状構造の部分についての模式図である。 階段状構造を有する光分配部の全体について示す模式図である。 導光板のプリズム部の2つの役割を模式的に表した図である。 光分配部が光入射面に配置された場合の導光板の断面の模式図である。 作成した光源ユニットの全体図である。 作成した光源ユニットの部分断面図である。 作成した導光板の光分配部の全体についての断面図である 作成した照明装置についての冷陰極管、導光板の光分配部及び導光板のプリズム部の位置関係を模式的に表した図である。 作成した照明装置についての導光板のプリズム部の配置を模式的に表した図である。 作成した照明装置の全体を表す模式図である。 実施例1の出射光分布についての測定結果を示すグラフ図である。 実施例1の出射光角度分布についての測定結果を示すグラフ図である。 実施例1の出射光角度分布の測定位置を示す模式図である。 実施例3の出射光角度分布についての測定結果を示すグラフ図である。 実施例4のプリズムの配置を示す模式図である。 比較例の出射光分布についての測定結果を示すグラフ図である。 従来の液晶表示装置用バックライトの模式図である。
符号の説明
1:導光板
1a:導光板の光入射面
1b:導光板の光出射面
2、15:光分配部
2a:光分配部の反射面
2b:光分配部の透過面
2c:光分配部の透過面兼反射面
3、16:プリズム部
3a:最も近傍にある光源に近い側のプリズム面
3b:最も近傍にある光源に遠い側のプリズム面
4:光源
4a:線状光源
5、12:反射シート
10:冷陰極管
11:筐体
13:光源ユニット
14:導光板
17:照明装置
101:拡散板
102:冷陰極管
103:光学シート

Claims (16)

  1. 光源と、この光源の光が光入射面から入射され光出射面から光を出射する導光板とを有し、
    前記導光板は、前記光出射面に設けられた光分配部と、前記光入射面に設けられたプリズム部とを有し、
    前記光分配部は、前記光源から入射する光のうち、一部の光をそのまま前記導光板から出射させ、残りの光の少なくとも一部を前記プリズム部に向けて反射すると共に、前記プリズム部は、前記光分配部から入射する光及び前記光源から直接入射する光を屈折及び反射させて、その少なくとも一部を前記光出射面に導くものであり、
    前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光源と前記光入射面との距離をr、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板長さ)をs、前記光源から前記導光板に入射する光と前記光入射面の垂直方向とがなす角度をx0とするとき、下記数式を満たすことを特徴とする照明装置。
    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441
  2. 前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記光分配部は、前記光出射面の垂直方向とのなす角がθ3である反射面を有し、前記光源から前記導光板に入射する光が前記光入射面の垂直方向となす角度をx0、前記光出射面に平行方向の前記光源の幅をD、前記光出射面に平行方向の前記光分配部の幅をPとするとき、前記θ3が下記数式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441
  3. 前記θ3が下記数式を満たすことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
    Figure 0004438441
  4. 前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記光分配部は、前記光出射面の垂直方向とのなす角がθ3である反射面及び前記光出射面の平行方向とのなす角がθ4である反射面を有し、前記光源から前記導光板に入射する光が前記光入射面の垂直方向となす角度をx0、前記光出射面に平行方向の前記光源の幅をD、前記光出射面に平行方向の前記光分配部の幅をPとするとき、前記θ3及びθ4が下記数式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441
  5. 前記θ3及びθ4が下記数式を満たすことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
    Figure 0004438441
  6. 光源と、この光源の光が光入射面から入射され光出射面から光を出射する導光板とを有し、
    前記導光板は、前記光入射面に設けられた光分配部と、前記光入射面であって前記光分配部が配置されていない領域に設けられたプリズム部とを有し、
    前記光分配部は、前記光源から入射する光のうち、一部の光をそのまま前記導光板から出射させ、残りの光の少なくとも一部を屈折させて前記光出射面で反射させ、前記プリズム部は、前記光出射面で反射して入射する光及び前記光源から直接入射する光を屈折及び反射させて、その少なくとも一部を前記光出射面に導くものであり、
    前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光源と前記光入射面との距離をr、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板長さ)をs、前記光源から前記導光板に入射する光と前記光入射面の垂直方向とがなす角度をx0とするとき、下記数式を満たすことを特徴とする照明装置。
    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441
  7. 前記x0は下記数式を満たすことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明装置。
    Figure 0004438441
  8. 前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光分配部による反射光と前記光出射面とがなす角度をα、前記導光板の厚さをd、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板の長さ)をsとするとき、下記数式を満たすことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の照明装置。
    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

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    Figure 0004438441

    Figure 0004438441
  9. 前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光分配部による反射光と前記光出射面とがなす角度をα、前記導光板の厚さをd、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板の長さ)をsとするとき、下記数式を満たすことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の照明装置。
    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

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    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441
  10. 前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光分配部による反射光と前記光出射面とがなす角度をα、前記導光板の厚さをd、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板の長さ)をsとするとき、下記数式を満たすことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の照明装置。
    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

    Figure 0004438441

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    Figure 0004438441

    Figure 0004438441
  11. 前記導光板は、前記光入射面と前記光出射面が平行であり、前記プリズム部は、2つのプリズム面を有し、最も近傍にある前記光源に近い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ1、遠い側のプリズム面の前記光入射面に対する角度をθ2、前記導光板の空気に対する相対屈折率をn、前記光分配部による反射光と前記光出射面とがなす角度をα、前記導光板の厚さをd、前記光源間の距離(光源が1つの場合は前記導光板の長さ)をsとするとき、下記数式を満たすことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の照明装置。
    Figure 0004438441

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    Figure 0004438441
  12. 前記αは下記数式を満たすことを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項に記載の照明装置。
    Figure 0004438441
  13. 前記光源は、前記光出射面に平行方向に延びる線状光源であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の照明装置。
  14. 前記プリズム部は、前記光源同士の中間を中心として左右対称(前記光源が1つの場合は前記光源を中心として左右対称)であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の照明装置。
  15. 前記光分配部が、前記光源からの光を透過する面と反射する面との繰り返しにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の照明装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の照明装置を備えた液晶表示装置。
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