JP4437994B2 - 光伝送装置及び光伝送方法 - Google Patents
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Description
図27において、送信機341から40Gb/sの信号を1.3μm零分散シングルモードファイバ342で50kmだけ伝送させてから、受信機344で受信すると、920ps/nmの波長分散が発生する。このため、分散補償ファイバ343の長さを調節することにより、1.3μm零分散シングルモードファイバ342の波長分散を補償する。
図28(a)は、ツインパルス法による波長分散測定方法を示すもので、このツインパルス法では、群遅延時間差をパルス間隔から直接測定し、波長分散を測定する。
このことにより、伝送路で送られる主信号に影響を与えることなく、光パルスを伝送路に容易に入力することが可能となるとともに、伝送後の光パルスを伝送路から容易に取り出すことが可能となる。
このことにより、分散測定を行う際の主信号の影響をなくすことが可能となるとともに、主信号の伝送中に伝送路の分散測定を容易に行うことが可能となる。
このことにより、分散測定を行う際に主信号用の光が混在している場合においても、主信号用の光を光フィルタで容易に除去することが可能となり、分散測定用の光だけを取り出すことが可能となる。
また、本発明の一態様によれば、伝送路の送信側または受信側または中継器内に分散補償手段を設けるようにしている。
このことにより、駆動電圧が増加する時に出力される光パルスの波長と、駆動電圧が減少する時に出力される光パルスの波長とを異なるようにすることが可能となり、パルス電圧を1つ入力するだけで、波長の異なる複数の光パルスを出力させることが可能となる。このため、このようにして生成された波長の異なる複数の光パルスを波長分散の測定に用いることにより、波長分散の測定を簡易な構成で行うことが可能となり、光伝送システムにおける波長分散の測定をきめ細かく行うことが可能となることから、分散補償の精度を向上させて、光伝送のより一層の高速化を達成するすることが可能となる。
このことにより、駆動電圧の増加に伴って光出力を周期的に変化させることが可能となり、半波長電圧を超えるパルス電圧を1つ入力するでけで、複数の光パルスを出力させることが可能となるとともに、パルス電圧の増加率に対応した波長チャーピングを発生させて、光パルスの波長を異なるようにすることが可能となる。
このことにより、外部変調を効率よく行うことが可能となる。
また、本発明の一態様によれば、マッハツェンダ変調器は半導体変調器である。
このことにより、1つのパルス状電圧をマッハツェンダ変調器の片方の電極に入力するだけで、互いに波長の異なる2つの光パルスを生成することが可能となる。
このことにより、伝送路で送られる主信号に影響を与えることなく、光パルスを伝送路に容易に入力することが可能となるとともに、伝送後の光パルスを伝送路から容易に取り出すことが可能となる。
このことにより、光パルスを伝送路で往復させることが可能となり、伝送路の長さが短い場合や、伝送路の分散が小さい場合においても、分散量を増加させて検出できることから、伝送路の分散を精度良く検出することができる。
このことにより、伝送路の分散が小さい場合においても、伝送路の分散を精度良く検出することが可能となるとともに、光パルスの発生装置及び検出装置を一カ所に配置することが可能となり、光パルスの発生装置及び検出装置を一体化することにより、分散測定系の構成をコンパクトにまとめることが可能となる。
このことにより、伝送路の分散が小さい場合においても、伝送路の分散を精度良く検出することが可能となるとともに、光パルスの発生装置及び検出装置を一カ所に配置することが可能となり、光パルスの発生装置及び検出装置を一体化することにより、分散測定系の構成をコンパクトにまとめることが可能となる。
このことにより、伝送路の分散量を容易に求めることが可能となる。
このことにより、システム立ち上げ時に伝送路の分散値の測定を行う場合だけでなく、伝送路を運用しながら伝送路の分散値をリアルタイムで測定する場合においても、伝送路の分散補償を精度良く行うことが可能となり、光伝送のより一層の高速化を達成することが可能となる。
このことにより、伝送路の分散補償を定期的に行うことが可能となる。
また、本発明の一態様によれば、分散補償量を自動的に変化させるようにしている。
また、本発明の一態様によれば、伝送路の分散量に基づいて、主信号光の波長を変化させるようにしている。
このことにより、主信号光の出力パワーの非線形性に基づいて、伝送路を伝搬する光パルスを圧縮させたり、広げたりすることが可能となることから、主信号光の分散による影響を軽減することが可能となる。
また、本発明の一態様によれば、主信号用の光の波長と分散測定用の光の波長とを異なるようにすることにより、分散測定を行う際に主信号用の光が混在している場合においても、主信号用の光を光フィルタで容易に除去することが可能となり、分散測定用の光だけを取り出すことが可能となる。
また、本発明の一態様によれば、半導体変調器を用いることにより、レーザーダイオードとマッハツェンダ変調器とを容易に集積化することが可能となり、分散測定装置のより一層の小型軽量化が可能となる。
図1は、本発明の一実施例に係わる光パルス生成装置の構成を示すブロック図である。
図1において、光変調手段1は、駆動電圧設定手段3から供給される駆動電圧に基づいて入力光を変調する。ここで、光変調手段1は、駆動電圧の増加に伴って光出力が増減する。このため、駆動電圧の範囲を光出力が増減する範囲に設定することにより、駆動電圧を増加させるだけで、光パルスを出力させることが可能となることから、駆動電圧設定手段3が光変調手段1にパルス電圧を1つ入力するだけで、複数の光パルスを出力させることが可能となる。
このため、駆動電圧が増加する時に光変調手段1から出力される光パルスの波長と、駆動電圧が減少する時に光変調手段1から出力される光パルスの波長とが異なるようになる。この結果、駆動電圧設定手段3が光変調手段1にパルス電圧を1つ入力するだけで、光変調手段1は波長の異なる複数の光パルスを出力させることが可能となる。
図2において、光変調手段12は、切り換え手段11から供給される変調信号またはパルス信号に基づいて入力光を変調する。ここで、光変調手段12は、駆動電圧の増加に伴って光出力が増減する。このため、パルス信号による駆動範囲を光出力が増減する範囲に設定することにより、パルス信号の立ち上がり立ち下がり時に、光パルスを出力させることが可能となることから、光変調手段1にパルス電圧を1つ入力するだけで、複数の光パルスを出力することが可能となる。
図3は、本発明の一実施例に係わるマッハツェンダ変調器の動作を説明する図である。
Eout(t)=E0/√2{cos(ω0 t−φA(V)
+cos(ω0 t+φB(V))}・・・(3)と表すことができる。ここで、光導波路22a及び光導波路22bでの変調効率をそれぞれa、bとすると、位相変化φA(V)及びφB(V)は、
φA(V)=a(Vin+BIA) ・・・(4)
φB(V)=b(Vin+BIA) ・・・(5)
となる。ただし、Vinは電極24a及び電極24bに入力される駆動電圧、BIAはマッハツェンダ変調器のバイアス電圧である。
Eout(t)=E0/√2〔{cos(φA(V))
+cos(φB(V))}cos(ω0 t)+{sin(φA(V))
−sin(φB(V))}sin(ω0 t)〕 ・・・(6)
となる。ここで、
x=cos(φA(V))+cos(φB(V))
y=sin(φA(V))−sin(φB(V))
とおくと、(6)式は、
Eout(t)=E0√(x2 +y2 )/2
・cos{ω0 t−tan−1(y/x)} ・・・(7)
となる。ここで、光出力パワーPは、
P=x2 +y2 ・・・(8)
である。
Δλ=λ02 /(2π・υ)・Δω
=d(tan−1(y/x))/dt・λ02 /(2π・υ)
・・・(9)
と表すことができる。ただし、υは光ファイバ中の光速である。
y/x=(sin(φA(V))−sin(φB(V)))
/(cos(φA(V))+cos(φB(V)))
=tan({φA(V)−φB(V)}/2)
となる。従って、
tan−1(y/x)={φA(V)−φB(V)}/2
=(a−b)(Vin+BIA)/2・・・(10)
となる。ただし、a、bは変調効率である。
Δλ=d(tan−1(y/x))/dt・λ02 /(2π・υ)
〜dVin/dt ・・・(11)
で表すことができ、駆動電圧Vinの微分に比例する。
図4は、本発明の一実施例に係わるマッハツェンダ変調器の駆動方法を説明する図である。
図5において、波長λの入力光を光導波路31に入力した場合、電極34に供給される駆動電圧Vinと、光導波路33から出力される光出力パワーPとの関係は、半波長電圧Vπの2倍の周期で周期的に変化する。このため、パルス状電圧35の振幅を半波長電圧Vπの2倍に設定した場合、パルス状電圧35の立ち上がり時に(I)、光出力パワーPは、P1からP2に増加した後、P2からP1に減少する。このため、パルス状電圧35の立ち上がり時に対応した時刻t1に光パルス36が光導波路33から出力される。また、パルス状電圧35の立ち上がり時の微分値は正となることから、光パルス36の波長がΔλだけシフトし、λ+Δλとなる。
図6(a)において、波長λの入力光がマッハツェンダ変調器に入力されている場合、時刻t1に駆動電圧Vinが立ち上がると、駆動電圧Vinの微分値に対応した波長チャーピング36’が発生し、波長λ+Δλの光パルス36が生成される。また、時間間隔dが経過し、時刻t2に駆動電圧Vinが立ち下がると、駆動電圧Vinの微分値に対応した波長チャーピング37’が発生し、波長λ−Δλの光パルス37が生成される。
図6(b)において、時刻t3に駆動電圧Vinが立ち下がると、駆動電圧Vinの微分値に対応した波長チャーピング38’が発生し、波長λ−Δλの光パルス38が生成される。また、時間間隔dが経過し、時刻t4に駆動電圧Vinが立ち上がると、駆動電圧Vinの微分値に対応した波長チャーピング39’が発生し、波長λ+Δλの光パルス39が生成される。
Δd=D・L・Δλc ・・・(12)
ただし、D(ps/nm/km)は伝送路の分散値、L(km)は伝送距離、Δλcはパルスピーク部分のΔλである。
図7(a)において、駆動電圧Vinとして、パルス幅d1のパルス信号501を入力すると、パルス信号501の立ち上がりに対応して時刻t1に光パルス502が生成され、パルス信号501の立ち下がりに対応して時刻t2に光パルス503が生成される。この時、光パルス502に対しては、パルス信号501の立ち上がり時の微分値に対応した波長チャーピングが発生することから、光パルス502の波長はλ1となり、光パルス503に対しては、パルス信号501の立ち下がり時の微分値に対応した波長チャーピングが発生することから、光パルス503の波長はλ2となる。
図8(a)において、駆動電圧Vinとして、立ち上がり時の微分値がdV1、立ち下がり時の微分値が−dV1のパルス信号601を入力すると、パルス信号601の立ち上がりに対応して時刻t1に光パルス602が生成され、パルス信号601の立ち下がりに対応して時刻t2に光パルス603が生成される。この時、光パルス602に対しては、パルス信号601の立ち上がり時の微分値dV1に対応した波長チャーピングが発生することから、光パルス602の波長はλ1となり、光パルス603に対しては、パルス信号601の立ち下がり時の微分値−dV1に対応した波長チャーピングが発生することから、光パルス603の波長はλ2となる。
図9(a)に示すように、送信間隔L1が400psの送信パルス列をシングルモードファイバで伝送させる。シングルモードファイバ25kmの伝送後では、図9(b)に示すように、光パルスの間隔がL2に広がり、シングルモードファイバ50kmの伝送後では、図9(c)に示すように、光パルスの間隔がL3に広がる。このように、シングルモードファイバでの伝送後の光パルス間隔が分散値の大きさ(伝送路の距離)により変化することが分かる。なお、この実験で用いたシングルモードファイバの波長分散は、約17ps/nm/kmである。
図10(a)において、レーザーダイオード41から出射されるレーザー光がマッハツェンダ変調器42に入力されるとともに、パルス発生器43で生成されるパルス信号401がマッハツェンダ変調器42に入力される。ここで、パルス発生器43は、例えば、マッハツェンダ変調器42を片側駆動するとともに、駆動電圧Vinを半波長電圧Vπの2倍に設定する。
図10(b)において、レーザーダイオード44から出射されるレーザー光がLiNbO3変調器45に入力されるとともに、パルス発生器46で生成されるパルス信号404がLiNbO3変調器45に入力される。ここで、パルス発生器46は、例えば、LiNbO3変調器45を片側駆動するとともに、駆動電圧Vinを半波長電圧Vπの2倍に設定する。
図10(c)は、図10(a)のマッハツェンダ変調器42に半導体変調器48を使用した例を示すブロック図である。
図11(a)において、n−InP基板51には、光導波路52、光導波路52を分岐させた光導波路53a、53b、光導波路53a、53bを合流させた光導波路54が形成され、光導波路53a、53b上には、電極55a、55bがそれぞれ形成されている。
図12(a)は、本発明の一実施例に係わる光パルス生成装置を送信側に設置した分散測定装置の構成を示すブロック図である。
図12(b)において、レーザーダイオード76、マッハツェンダ変調器77、及びパルス発生器78が光伝送システムの受信側に設置されている。そして、レーザーダイオード76から出射されるレーザー光がマッハツェンダ変調器77に入力されるとともに、パルス発生器78で生成されるパルス信号414がマッハツェンダ変調器77に入力される。ここで、パルス発生器78は、例えば、マッハツェンダ変調器77を片側駆動するとともに、駆動電圧Vinを半波長電圧Vπの2倍に設定する。
図13(a)は、光パルスのパルス間隔を直接読み取ることにより、光ファイバ93の波長分散を求める構成を示すもので、光ファイバ93により伝送されてきた光パルスをフォトダイオード94で検出する。そして、フォトダイオード94の検出結果をサンプリングオシロスコープ95に出力することにより、光パルス415、416のパルス間隔を読み取る。
図15は、本発明の第3実施例に係わる分散測定装置の構成例を示すブロック図である。この第3実施例に係わる分散測定装置は、主信号の光源と分散測定用の光源とを兼用することにより、光伝送システムの小型軽量化及び低コスト化を可能とするものである。
図17は、本発明の第5実施例に係わる分散測定装置の構成例を示すブロック図である。この第5実施例に係わる分散測定装置は、伝送後の光パルスを電気信号に変換し、その電気信号の周波数成分に基づいて、伝送路の分散量を求めるものである。なお、以下の実施例では、マッハツェンダ変調器として、LiNbO3変調器を用いた場合を例にとって説明する。
図18において、周期が1/f0のパルス信号461、465の立ち上がり及び立ち下がりに対応して、光パルス462〜464が生成されている。このため、光パルス462〜464による周波数成分は2f0となる。この光パルス462〜464を伝送すると、パルス信号461、465の立ち上がり時に生成された光パルス462、465とパルス信号461の立ち下がり時に生成された光パルス463とは波長が異なることから、光パルス462、465と光パルス463との間で群遅延差が発生し、伝送前の光パルス462〜464と伝送後の光パルス462’〜464’との間で、パルス間隔が異なるようになる。
図19(a)は、本発明の第1実施例に係わる分散補償装置を無中継伝送システムに適用した構成を示すブロック図である。この第1実施例に係わる分散補償装置は、単一光源から出力された光を波長の異なる複数の光パルスに変換し、この光パルスを伝送路で伝送させた時の分散量に基づいて、伝送路の分散補償を行うものである。なお、この方法は、システム立ち上げ時に伝送路の分散値の測定が必要な場合に利用可能なものである。
図19(b)において、レーザーダイオード161から出射されるレーザー光がLiNbO3変調器162に入力されるとともに、パルス発生器163で生成されるパルス信号がLiNbO3変調器162に入力される。ここで、パルス発生器163は、例えば、LiNbO3変調器162を片側駆動するとともに、駆動電圧Vinを半波長電圧Vπの2倍に設定する。
図20(b)において、レーザーダイオード191から出射されるレーザー光がLiNbO3変調器192に入力されるとともに、パルス発生器193で生成されるパルス信号がLiNbO3変調器192に入力される。ここで、パルス発生器193は、例えば、LiNbO3変調器192を片側駆動するとともに、駆動電圧Vinを半波長電圧Vπの2倍に設定する。
図21は、図20の可変分散補償器187、200の構成例を示すブロック図である。
Δλ′=Δd/(D・L) ・・・(13)
の関係から設定する。ただし、Δd(ps)はパルスの広がり、D(ps/nm/km)は伝送路の波長分散、L(km)は伝送距離である。
また、伝送路に分散補償器227を設け、この分散補償器227により、光ファイバ225の分散補償を大まかに行い、主信号発生装置224から出力されるレーザー光の波長を変更することにより、光ファイバ225の分散補償を精密に行うようにしてもよい。
図22(b)において、レーザーダイオード231から出射されるレーザー光がLiNbO3変調器232に入力されるとともに、パルス発生器233で生成されるパルス信号がLiNbO3変調器232に入力される。ここで、パルス発生器233は、例えば、LiNbO3変調器232を片側駆動するとともに、駆動電圧Vinを半波長電圧Vπの2倍に設定する。
また、伝送路に分散補償器240を設け、この分散補償器240により、光ファイバ235、237の分散補償を大まかに行い、主信号発生装置234から出力されるレーザー光の波長を変更することにより、光ファイバ235、237の分散補償を精密に行うようにしてもよい。
図23(b)において、レーザーダイオード261から出射されるレーザー光がLiNbO3変調器262に入力されるとともに、パルス発生器263で生成されるパルス信号がLiNbO3変調器262に入力される。ここで、パルス発生器263は、例えば、LiNbO3変調器262を片側駆動するとともに、駆動電圧Vinを半波長電圧Vπの2倍に設定する。
図26において、レーザーダイオード331から出射される波長λのレーザー光がマッハツェンダ変調器332に入力されるとともに、パルス発生器333で生成されるパルス信号481がマッハツェンダ変調器332に入力される。ここで、パルス発生器333は、例えば、マッハツェンダ変調器332を片側駆動するとともに、駆動電圧Vinを半波長電圧Vπの2倍に設定する。
このように、マッハツェンダ変調器332から出力される光パルス482、483を2つの波長光源として用いることにより、波長多重(WDM)伝送の波長光源として適用することが可能となる。
2 波長チャーピング発生手段
3 駆動電圧設定手段
11 切り換え手段
21、22a、22b、23、31、32a、32b、33、52、53a、53b、54 光導波路
34、55a、55b、61 電極
41、44、47、71、76、101、106、112、122、132、134、141、151、161、181、191、221、231、251、261、281、301、311、331 レーザーダイオード
42、72、77、107、113、124、135、332 マッハツェンダ変調器
43、46、49、73、78、108、114、125、136、143、153、163、183、193、223、233、253、263、283、303、313、333 パルス発生器
45、142、152、162、182、192、222、232、252、262、282、302、312 LiNbO3変調器
48 半導体変調器
51 n−InP基板
62 n−InAlAs層
63a、63b 多重量子井戸層
64a、64b p−InAlAs層
65a、65b p−InGaAs層
66 ポリイミド樹脂
74、79、91、93、96、104、110、116、126、137、144、155、165、167、185、195、197、214〜222、225、235、237、255、265、267、285、305、315 光ファイバ
75、80、92、103、109、115、128、139、147、156、169、186、199、226、239、256、269、289、306、316 検出器
94 フォトダイオード
95 サンプリングオシロスコープ
97、145、287 光電変換器
98、146、288 電気フィルタ
99 スペクトラムアナライザ
102、123、133 変調器
105、111、117 折り返し装置
121、131、154、164、184、224、234、254、264、304、314 主信号発生装置
127、138、334、335 光フィルタ
157、170、227、257、270、286、307、317 分散補償器
158、171、188、228、241、258、271、284、290308、318 主信号検出装置
166、168、196、198、236、238、266、268 中継器
187、200、213 可変分散補償器
194 光送信機
201 光受信機
211 光スイッチ
212 切り換え制御部
229、242 波長変更部
259、272 光パワー変更部
309 手動設定部
319 自動設定部
Claims (32)
- 光を出力する発光手段と、
第1の変調信号に基づいて前記光を変調する第1の光変調手段と、
第2の変調信号に基づいて前記光を変調する第2の光変調手段と、
前記第2の光変調手段にパルス信号を出力することにより、前記パルス信号の波形により定まる時間間隔をあけて、1つの前記パルス信号から波長の異なる複数の光パルスを生成させるパルス信号発生手段と、
前記第1の光変調手段からの第1の出力光及び前記第2の光変調手段からの前記複数の光パルスを伝送路に入力する入力手段と、
前記伝送路から前記複数の光パルスを取り出す光フィルタと、
前記複数の光パルスが生成された際の前記時間間隔と前記複数の光パルスが前記光フィルタで検出された際の時間間隔とに基づいて、前記伝送路の分散量を求める分散量算出手段とを備えることを特徴とする光伝送装置。 - 第1の変調信号に基づいて第1の入力光を変調する第1の光変調手段と、
第2の変調信号に基づいて第2の入力光を変調する第2の光変調手段と、
前記第2の光変調手段にパルス信号を出力することにより、前記パルス信号の波形により定まる時間間隔をあけて、1つの前記パルス信号から波長の異なる複数の光パルスを生成させるパルス信号発生手段と、
前記第1の光変調手段からの第1の出力光及び前記第2の光変調手段からの前記複数の光パルスを伝送路に入力する入力手段と、
前記伝送路から前記複数の光パルスを取り出す光フィルタと、
前記光フィルタで取り出された前記複数の光パルスを検出する検出手段と、
前記複数の光パルスが生成された際の前記時間間隔と前記複数の光パルスが前記光フィルタで検出された際の時間間隔とに基づいて、前記伝送路の分散量を求める分散量算出手段とを備えることを特徴とする光伝送装置。 - 前記第1の入力光の波長と前記第2の入力光の波長は異なることを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
- 前記第2の光変調手段は、駆動電圧の増加に伴って光出力が増減する光変調手段であり、
前記駆動電圧の範囲を前記光出力が増減する範囲に設定する駆動電圧設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。 - 前記第2の光変調手段は、
前記駆動電圧の増加率に対応した波長チャーピングを発生させる波長チャーピング発生手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の光伝送装置。 - 前記第2の光変調手段は、変調特性が周期的に変化することを特徴とする請求項4または5に記載の光伝送装置。
- 前記駆動電圧設定手段は、半波長電圧を超えるパルス状電圧を前記光変調手段に出力することを特徴とする請求項6に記載の光伝送装置。
- 前記第2の光変調手段は、マッハツェンダ変調器であることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の光伝送装置。
- 前記マッハツェンダ変調器は、LiNbO3変調器であることを特徴とする請求項8に記載の光伝送装置。
- 前記マッハツェンダ変調器は、半導体変調器であることを特徴とする請求項8に記載の光伝送装置。
- 前記第2の光変調手段は、変調信号に基づいて入力光を変調する光変調手段であり、
前記第2の光変調手段に電気パルスを出力することにより、波長の異なる複数の光パルスを生成させる電気パルス出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。 - 前記波長の異なる複数の光パルスを分離する光フィルタをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の光伝送装置。
- 前記第2の光変調手段は、
入力光を分波させる分波手段と、
前記分波した入力光の位相を異なる変調効率で変調させる位相変調手段と、
前記位相の変調が行われた入力光を合波させる合波手段と、
前記位相変調手段に半波長電圧を超える電圧を入力する駆動信号入力手段とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。 - 前記第2の光変調手段は、
第1の光導波路と、
前記第1の光導波路から分岐した第2の光導波路及び第3の光導波路と、
前記第2の光導波路及び前記第3の光導波路を合流させる第4の光導波路と、
前記第2の光導波路に電圧を加える第1の電極と、
前記第3の光導波路に電圧を加える第2の電極と、
半波長電圧を越える電圧を前記第1の電極または前記第2の電極に入力する駆動信号入力手段とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。 - 前記駆動信号入力手段は、
振幅が半波長電圧の2倍に設定されたパルス状電圧を発生させることを特徴とする請求項14に記載の光伝送装置。 - 前記第2の光変調手段は、前記伝送路の送信側に設けられ、
前記検出手段は、前記伝送路の受信側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。 - 前記第2の光変調手段は、前記伝送路の受信側に設けられ、
前記検出手段は、前記伝送路の送信側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。 - 前記光パルスを折り返す折り返し手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。
- 前記折り返し手段は、前記伝送路の送信側に設けられ、
前記第2の光変調手段及び前記検出手段は、前記伝送路の受信側に設けられていることを特徴とする請求項18に記載の光伝送装置。 - 前記折り返し手段は、前記伝送路の受信側に設けられ、
前記第2の光変調手段及び前記検出手段は、前記伝送路の送信側に設けられていることを特徴とする請求項18に記載の光伝送装置。 - 前記光フィルタで取り出された光パルスを電気信号に変換する光電変換手段とをさらに備え、
前記分散量算出手段は、前記電気信号の周波数成分に基づいて、前記伝送路の分散量を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。 - 前記分散量に基づいて、前記伝送路の分散を補償する分散補償手段とをさらに備え、
前記分散量算出手段は、前記光パルスの時間間隔に基づいて、前記伝送路の分散量を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。 - 前記分散補償手段は、前記伝送路の送信側または受信側または中継器内に設けられていることを特徴とする請求項22に記載の光伝送装置。
- 前記分散補償手段は、前記分散補償量が可変であることを特徴とする請求項22または23に記載の光伝送装置。
- 前記分散補償手段は、前記分散補償量を手動により変化させることを特徴とする請求項24に記載の光伝送装置。
- 前記分散補償手段は、前記分散補償量を自動的に変化させることを特徴とする請求項24に記載の光伝送装置。
- 前記分散補償手段は、前記分散量に基づいて、主信号光の波長を変化させる波長変更手段を備えることを特徴とする請求項22〜26のいずれか1項に記載の光伝送装置。
- 前記分散補償手段は、前記分散量に基づいて、主信号光の出力パワーを変化させる光パワー変更手段を備えることを特徴とする請求項22〜27のいずれか1項に記載の光伝送装置。
- 前記光フィルタで取り出された光パルスを電気信号に変換する光電変換手段と、
前記電気信号の周波数成分を検出する周波数検出手段と、
前記分散量算出手段で求めた前記伝送路の前記分散量に基づいて前記伝送路の前記分散量を補償する分散補償手段とをさらに備え、
前記分散量算出手段は、前記電気信号の周波数成分に基づいて前記伝送路の分散量を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。 - 第1の光変調器に入力光を供給し、第1の変調信号に基づいて前記光を変調するステップと、
第2の光変調器に入力光を供給するステップと、
前記第2の光変調器に第2の変調信号を供給するステップと、
前記第2の変調信号の立ち上がり時に、第1の光パルスを生成するステップと、
前記第2の変調信号の立ち下がり時に、第2の光パルスを生成するステップと、
前記第1の光変調器からの第1の出力光及び前記第2の光変調器からの第1及び第2の光パルスを伝送路に入力するステップと、
前記伝送路から前記第1及び第2の光パルスを光フィルタにより取り出すステップと、
前記第1及び第2の光パルスが生成された際の時間間隔と伝送後の前記第1及び第2の光パルスの時間間隔とに基づいて、前記伝送路の分散量を求めるステップとを備えることを特徴とする光伝送方法。 - 前記第1の光パルスの生成時に、第1の波長チャーピングを付与するステップと、
前記第2の光パルスの生成時に、第2の波長チャーピングを付与するステップとをさらに備えることを特徴とする請求項30に記載の光伝送方法。 - 前記求めた分散量に基づいて、前記伝送路の分散量を補償するステップをさらに備えることを特徴とする請求項30に記載の光伝送方法。
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