JP4436699B2 - 金融取引システム及び該金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法 - Google Patents

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Description

本発明は、金融取引システム及び該金融取引システムにおける金融取引書類取扱方法に関し、特に一般の販売店舗や公共の場所に設置されたロッカー等を用いて金融取引書類の受渡し可能ならしめる金融取引システム及び該金融取引システムにおける金融取引書類取扱方法に関する。
従来の金融取引は、店舗へ出向いて窓口の店員に対して所望の金融取引に必要な書類等を提出して処理を行うというのが一般的である。また、お得意様と称される顧客の場合には、店員が取引先へ出向いて所望の金融取引内容を指示された後、必要書類を預かって店舗へ持ち帰り、店舗での処理が終了した段階で再びお届けにあがるというものもある。
また、最近では、インターネットや携帯電話機の急速な普及により、インターネットバンキングやモバイルバンキングと称される電子金融取引も一般的になってきており、その利用者数も増加している。
特開2002−109442号公報 特開2002−259545号公報
金融機関は、特に銀行業界では支店の統廃合や業務効率の推進化を図るために様々な措置を講じているという現状がある。このことにより、各地域に多数存在していた店舗数は減少しているものの、顧客数は依然として変わらないため、現存する店舗へ顧客が集中し、顧客の待ち時間が増加するという問題がある。
一方、顧客サイドから見た場合、近隣に位置していた支店が隣町の支店と統合して閉鎖となってしまい地理的に不便になったり、実際に店舗に出向いても顧客が集中しているため、所望の取引処理が完了するまで待たなければならなかったり、というように様々な面での不具合が生じている。
また、インターネットバンキングやモバイルバンキング等の普及により、コンピュータ処理可能な金融取引に関してのスピード化は実現できたものの、依然として、直接窓口で金融取引書類の取り扱いが必要な業務処理に関しては、通信回線を介してのコンピュータ処理は不可能であるという問題がある。
さらに、従来技術として上記開示した特許文献1、2に示すように、従来のロッカーと金融機関との関係は、何れもロッカーの利用料金の請求或いはロッカーを利用して商品を受け取る時の未決済商品への支払いに関して関連があるにすぎない。換言すると、ロッカーも金融機関も夫々別個に存在しているものであり、これらが有機的に関連しているものではない。そこで、ロッカーと金融機関とを有機的に結合させて新たなビジネスモデルが展開できないかということが痛切に望まれているという現状がある。
そこで、本発明は、金融取引書類の受渡しから金融機関への取引指示、さらには、その金融取引書類の返却までを含めた一連の処理を、一般の販売店舗や公共の場所に設置されているロッカー等を用いて取扱可能とすることにより、金融取引書類の取扱時間延長並びに地理的利便性の拡充に寄与する金融取引システム及びその金融取引書類取扱方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の金融取引システムは、複数のロッカーと、前記複数のロッカーを一元管理する管理センタと、顧客が記入した金融取引書類に基づいて金融取引処理を行う金融機関により管理される金融機関端末と、が通信回線を介して接続され、前記金融機関端末は、予め利用契約を行った顧客に関する情報(顧客情報)を前記管理センタへ送信し、前記管理センタは、前記金融機関端末から送信された前記顧客情報に基づいて当該顧客固有の識別情報を発行し、当該発行した識別情報を前記金融機関端末へ送信すると共に、前記複数のロッカーに対して送信し、前記金融機関、前記管理センタから送信された前記識別情報を前記ロッカーへ預け入れる前記金融取引書類及び/又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体に付与した後、前記顧客に配布し、前記顧客、前記金融取引書類に所望の金融取引指示を記入の上、該金融取引書類又は該金融取引書類を封入した前記預入用袋体を、前記複数のロッカーの何れかへ預け入れる際、前記ロッカーは、自機に設置されている識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報を読み取り、該識別情報読取機能により読み取った前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報と予め前記管理センタから送信された識別情報との照合処理を行い、前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れが可能であると判断すると、自機のロッカーボックスを開放して前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体預け入れを可能にし、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、前記自機のロッカーボックスを開放し、前記預け入れられていた金融取引書類又は預入用袋体を前記金融機関が回収可能なようにし、前記金融機関が、前記金融取引書類又は前記預入用袋体を前記ロッカーから回収して、該金融取引書類又は前記預入用袋体に封入されている金融取引書類に基づいて、前記顧客が所望する金融取引処理を行い、前記顧客の識別情報が付与された該金融取引処理を完了した返却用書類、又は前記顧客の識別情報が付与された返却用袋体に前記返却用書類を封入して予め各顧客により指定された前記ロッカーへ該返却用袋体を配送した後に、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、自機の空き状態のロッカーボックスを開放し、前記返却用袋体の預け入れを可能にする、ことを特徴とする。
また、本発明の金融取引システムは、複数のロッカーと、前記複数のロッカーを一元管理する管理センタと、顧客が記入した金融取引書類に基づいて金融取引処理を行う金融機関により管理される金融機関端末と、が通信回線を介して接続され、前記管理センタは、予め前記金融機関に対して複数の識別情報を発行し、前記金融機関端末は、予め利用契約を行った顧客に関する情報(顧客情報)と前記複数の識別情報との関連付けを行ったデータを前記管理センタへ送信し、前記管理センタは、前記金融機関端末から送信されたデータを受信すると、前記関連付けが行われた識別情報を前記複数のロッカーに対して送信し、前記金融機関、前記関連付けを行った識別情報を前記ロッカーへ預け入れる前記金融取引書類及び/又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体に付与した後、前記利用契約を行った顧客に配布し、前記顧客、前記金融取引書類に所望の金融取引指示を記入の上、該金融取引書類又は該金融取引書類を封入した前記預入用袋体を、前記複数のロッカーの何れかへ預け入れる際、前記ロッカーは、自機に設置されている識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報を読み取り、該識別情報読取機能により読み取った前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報と予め前記管理センタから送信された識別情報との照合処理を行い、前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れが可能であると判断すると、自機のロッカーボックスを開放して前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体預け入れを可能にし、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、前記自機のロッカーボックスを開放し、前記預け入れられていた金融取引書類又は預入用袋体を前記金融機関が回収可能なようにし、前記金融機関が、前記金融取引書類又は前記預入用袋体を前記ロッカーから回収して、該金融取引書類又は前記預入用袋体に封入されている金融取引書類に基づいて、前記顧客が所望する金融取引処理を行い、前記顧客の識別情報が付与された該金融取引処理を完了した返却用書類、又は前記顧客の識別情報が付与された返却用袋体に前記返却用書類を封入して予め各顧客により指定された前記ロッカーへ該返却用袋体を配送した後に、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、自機の空き状態のロッカーボックスを開放し、前記返却用袋体の預け入れを可能にする、ことを特徴とする。
また、前記ロッカーは、前記顧客により前記返却用書類又は前記返却用袋体の配送先として予め指定されており、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合、自機のロッカーボックスを開放して、前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れを可能にすることを特徴とする。
また、前記ロッカーは、前記返却用書類又は前記返却用袋体に付与された識別情報を前記識別情報読取機能により読み取り、予め前記管理センタから送信された識別情報と一致する場合、該ロッカーを開放して前記返却用書類又は前記返却用袋体の預け入れ完了すると共に、該識別情報に基づいて特定される顧客に対して該顧客宛の前記返却用書類又は前記返却用袋体が収納された旨を予め指定された連絡先へ通知することを特徴とする。
また、前記ロッカーは、前記顧客による前記金融取引書類及び/又は前記預入用袋体の預入れ時、並びに、前記返却用書類又は前記返却用袋体の取り出し時に、該顧客が該ロッカーの操作権限者であるか否かの認証情報として、前記顧客による利用契約締結時に、前記金融機関により発行された前記顧客固有の顧客ID番号又は顧客IDカードに基づく認証処理を行うことを特徴とする。
また、前記管理センタは、前記識別情報として1次元又は2次元バーコード情報を発行して前記金融機関端末へ送信し、前記金融機関端末は、前記管理センタから受信した識別情報としての1次元又は2次元バーコードを前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与し、前記ロッカーは、前記識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された1次元又は2次元バーコードが読取可能であることを特徴とする。
また、前記管理センタは、前記金融機関端末から送信された前記顧客の情報に基づいてICタグに書き込み可能な情報を生成して前記識別情報とし、前記金融機関端末は、ICタグへの読み書き可能なリーダ/ライタ機能を具備し、前記管理センタから受信した識別情報を前記リーダ/ライタ機能によりICタグに書き込んで当該ICタグを前記前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与し、前記ロッカーは、前記識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与されたICタグに書き込まれた情報を読取可能であることを特徴とする。
本発明の金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法は、複数のロッカーと、前記複数のロッカーを一元管理する管理センタと、顧客が記入した金融取引書類に基づいて金融取引処理を行う金融機関により管理される金融機関端末と、が通信回線を介して接続される金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法であって、前記金融機関端末は、予め利用契約を行った顧客に関する情報(顧客情報)を前記管理センタへ送信し、前記管理センタが、前記金融機関端末から送信された前記顧客情報に基づいて当該顧客固有の識別情報を発行し、当該発行した識別情報を前記金融機関端末へ送信すると共に、前記複数のロッカーに対して送信し、前記金融機関が、前記管理センタから送信された前記識別情報を前記ロッカーへ預け入れる前記金融取引書類及び/又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体に付与した後、前記顧客に配布し、前記顧客が、前記金融取引書類に所望の金融取引指示を記入の上、該金融取引書類又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体を、前記複数のロッカーの何れかへ預け入れる際、前記ロッカーは、自機に設置されている識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報を読み取り、該識別情報読取機能により読み取った前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報と予め前記管理センタから送信された識別情報との照合処理を行い、前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れが可能であると判断すると、自機のロッカーボックスを開放して前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れを可能にし前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、前記自機のロッカーボックスを開放し、前記預け入れられていた金融取引書類又は預入用袋体を前記金融機関が回収可能なようにし、前記金融機関が、前記金融取引書類又は前記預入用袋体を前記ロッカーから回収して、該金融取引書類又は前記預入用袋体に封入されている金融取引書類に基づいて、前記顧客が所望する金融取引処理を行い、前記顧客の識別情報が付与された該金融取引処理を完了した返却用書類、又は前記顧客の識別情報が付与された返却用袋体に前記返却用書類を封入して予め各顧客により指定された前記ロッカーへ該返却用袋体を配送した後に、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、自機の空き状態のロッカーボックスを開放し、前記返却用袋体の預け入れを可能にする、ことを特徴とする。
また、本発明の金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法は、複数のロッカーと、前記複数のロッカーを一元管理する管理センタと、顧客が記入した金融取引書類に基づいて金融取引処理を行う金融機関により管理される金融機関端末と、が通信回線を介して接続される金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法であって、前記管理センタは、予め前記金融機関に対して複数の識別情報を発行し、前記金融機関端末は、予め利用契約を行った顧客に関する情報(顧客情報)と前記複数の識別情報との関連付けを行ったデータを前記管理センタへ送信し、前記管理センタは、前記金融機関端末から送信されたデータを受信すると、前記関連付けが行われた識別情報を前記複数のロッカーに対して送信し、前記金融機関が、前記関連付けを行った識別情報を前記ロッカーへ預け入れる前記金融取引書類及び/又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体に付与した後、前記利用契約を行った顧客に配布し、前記顧客が、前記金融取引書類に所望の金融取引指示を記入の上、該金融取引書類又は該金融取引書類を封入した前記預入用袋体を、前記複数のロッカーの何れかへ預け入れる際、前記ロッカーは、自機に設置されている識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報を読み取り、該識別情報読取機能により読み取った前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報と予め前記管理センタから送信された識別情報との照合処理を行い、前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れが可能であると判断すると、自機のロッカーボックスを開放して前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体預け入れを可能にし、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、前記自機のロッカーボックスを開放し、前記預け入れられていた金融取引書類又は預入用袋体を前記金融機関が回収可能なようにし、前記金融機関が、前記金融取引書類又は前記預入用袋体を前記ロッカーから回収して、該金融取引書類又は前記預入用袋体に封入されている金融取引書類に基づいて、前記顧客が所望する金融取引処理を行い、前記顧客の識別情報が付与された該金融取引処理を完了した返却用書類、又は前記顧客の識別情報が付与された返却用袋体に前記返却用書類を封入して予め各顧客により指定された前記ロッカーへ該返却用袋体を配送した後に、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、自機の空き状態のロッカーボックスを開放し、前記返却用袋体の預け入れを可能にする、ことを特徴とする。
さらに、前記ロッカーは、前記顧客により前記返却用書類又は前記返却用袋体の配送先として予め指定されており、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合、自機のロッカーボックスを開放して、前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れを可能にすること特徴とする。
本発明によれば、本システムを利用する顧客は、実際に金融機関へ出向くことなく、販売店舗や公共の施設等に設置されているロッカーへ所望の金融取引処理に関する指示並びに必要書類を預け入れるだけで、金融機関側での金融処理が完了し、その取引完了報告並びに手続書類等が予め指定した配送先に配送される。
従って、日々金融機関を利用する顧客にとって利便性のある新たな金融取引形態を提供することができる。
また、本発明によれば、金融機関による金融取引処理が完了した取引完了報告並びに手続書類等は予め指顧客が指定したロッカーへ預け入れられた際に、その旨を予め指定した連絡先に通知するので、当該通知を受けた顧客は都合の良い時間にロッカーへ出向いて必要書類を取り出すことができる。
従って、従来のように金融機関の営業時間に束縛されることなく、例えば、コンビニエンスストア等に併設されるロッカーを利用することで、24時間何時でも金融取引書類の預け入れや取り出しが可能なロッカーを利用した新たな金融取引形態を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態である金融取引システム及びその金融取引書類の取扱方法について詳細に説明する。図1から図7には、本発明に係る金融取引システム及び該金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法の実施の形態を示す。
図1は、本発明の第1の実施例である金融取引システムの概略を示す概念図である。図1において、本発明の第1の実施例である金融取引システムは、金融機関に設置される金融機関端末10と、公共場所に設置される複数のロッカー20a〜20cと、複数のロッカー20a〜20cを一元管理するロッカー管理会社により運営される管理センタ30と、が通信回線100を介して接続されて成る。
なお、不図示ではあるが、金融機関端末10と管理センタ30とを専用回線で接続する構成としてもよい。
金融機関端末10は、普通銀行・長期信用銀行・信託銀行・信用金庫・信用組合・農業協同組合・漁業協同組合・保険会社・証券会社・ノンバンク・郵便局といった所謂金融機関と総称される機関に設置される端末装置である。
この金融機関端末10は、公衆回線又は専用回線を介して管理センタ30と接続される。図1に示すように、通信回線100としてインターネット等の公衆回線を利用する場合には、既存のセキュリティー技術(例えば、SSL方式の採用)を講じた上で通信可能な構成とする。
通常、金融機関に設置される端末装置は、外部からの不正アクセスを防止するためクローズド環境下で用いられるものであるが、この金融機関端末10は、実際の金融取引に使用される端末ではなく、予め本システム利用時に顧客に対して配布しておいた金融取引書類や袋体に付与される識別情報を認識するための読取装置を別途具備した金融取引書類の受渡確認並びに返却用書類の配送確認の専用端末である。
なお、金融取引書類とは、本システムを利用するにあたっての金融取引指示書と共に、金融機関に直接来店する必要がある手続きに関する書類であり、返却用書類とは、顧客所望の金融取引処理を完了した際の領収書や顧客用控え書類、取引完了通知書等である。
図2は、金融機関端末のより詳細な構成を示すブロック図である。
図2において、金融機関端末10は、送受信部11と、識別情報読取部12と、識別情報付与部13と、制御部14と、を少なくとも有して構成され、別途、顧客DB15が設けられる構成となっている。
送受信部11は、公衆回線又は専用回線を介して管理センタ30との送受信を司る機能を有する。
識別情報読取部12は、金融取引書類や預入用袋体に付与されている識別情報を読み取る機能を有する。
識別情報付与部13は、管理センタ30により発行された顧客毎に異なる識別情報を、金融取引書類、返却用書類、預入用袋体、返却用袋体へ付与する機能を有する。ここでの付与とは、例えば、印字処理であったり、ICタグなどを用いる場合には、当該ICタグへの書き込み処理であったりするもので、特にその態様は限定するものではない。
なお、金融取引書類や返却用書類に識別情報としてバーコード情報を直接付与する場合、当該金融取引書類或いは返却用書類は、別途透明な袋体或いは窓付き袋体(バーコード情報を外部から認識可能な開口を有する)などに封入されて取引されるものとする。また、これらの書類に識別情報としてICタグを直接付与する場合、別途袋体に封入されて取引されるものとする。
制御部14は、金融機関端末10の動作制御を司る機能を有すると共に、識別情報読取部12で読み取られた識別情報との一致判定を行う場合、顧客DB13に記録されている識別情報との照合処理を行う機能を有する。この照合処理により、顧客を特定することができる。
顧客情報DB15は、本システムを利用する顧客の情報が管理センタ30により発行された顧客毎の識別情報と関連付けて記録されている。この顧客情報とは、本システムの利用契約時に申請された顧客名称、住所、連絡先、電子メールアドレス、返却書類の配送先、といった情報と共に、金融機関側で任意に割り当てたID番号などである。
金融機関は、本システムの利用を希望する顧客との利用契約を締結する際、上述したように、顧客名称、住所、連絡先、電子メールアドレス、返却用書類の配送先、といった情報を金融機関端末10に設けられた不図示の入力手段を介して入力し、当該金融機関端末10から管理センタ30へ当該情報に基づく識別情報の発行を依頼する。管理センタ30により発行された識別情報は、顧客情報DB15へ格納され、必要に応じて識別情報付与部13により、金融取引書類や返却用書類、当該金融取引書類をロッカーへ投函する際に用いられる預入用袋体や返却時に用いられる返却用袋体等に付与される。
なお、識別情報付与部13は、管理センタ30により発行された顧客毎に異なる識別情報を金融取引書類、返却用書類、預入用袋体、返却用袋体へ付与する機能を有するものとしたが、例えば、予め管理センタ30から複数の識別情報を発行しておき、顧客との利用契約時に当該複数の識別情報を金融機関側で割り当てる機能を有してもよく、顧客情報と識別情報とを関連付けて顧客DB15へ格納すると共に、管理センタ30に対して当該関連付けに関するデータを送信するようにしてもよい。
また、金融機関は、上記利用契約を締結後、各顧客に対して金融取引書類又は預入用袋体のロッカーへの預入時、或いは、ロッカーからの返却用書類又は返却用袋体の取り出し時に、認証情報として用いられる顧客IDカードや顧客ID番号などを発行しておく。
複数のロッカー20a〜20cは、例えば、コンビニエンスストア等の販売店舗や駅周辺、或いは、現金自動預払機(ATM)などに併設して配置されるロッカーであり、配送物等の預け入れや取り出しが可能な構成を有しており、各ロッカーの利用状況からシステム情報に至るまでを通信回線を介して接続される管理センタ30により一元管理されている。
また、預け入れ時或いは取り出し時に操作者の身分確認を行うためのカードリーダや金融取引書類、返却用書類、預入用袋体、返却用袋体に付与された識別情報を読み取る読取機能を具備しているものである。
なお、図1において、複数のロッカー20a〜20cの3台が接続される構成を示したがその設置台数はこれに限られるものではない。
図3は、ロッカーのより詳細な構成を示す平面図である。
図3において、ロッカー20は、第1ロッカー部21と、第2ロッカー部22と、操作パネル部23と、カードリーダ部24と、識別情報読取部25と、操作キー26と、投函口27、を少なくとも有して構成される。
第1ロッカー部21は、識別情報を付与された金融取引書類又は預入用袋体を投入する投函口27を有し、後述の識別情報読取部22により金融取引書類又は預入用袋体に付与された識別情報を読み取り、予め管理センタ30から通知された識別情報との照合処理を行い、預け入れ可能であると判断した場合、投函口27に設けられているシャッターを開放し、金融取引書類又は預入用袋体の預け入れを完了する。
第2ロッカー部22は、識別情報が付与された金融機関による金融取引処理が終了した返却用書類又は返却用袋体を預け入れるための小区画に分割配置された小型ロッカーであり、返却用書類又は返却用袋体を預け入れる際に、後述の識別情報読取部22により返却用書類又は返却用袋体に付与された識別情報を読み取り、予め管理センタ30から通知された識別情報との照合処理を行い、預け入れ可能であると判断した場合、現在空き状態のロッカーを開放し、預け入れを完了する。
操作パネル部23は、操作者に対してロッカーの利用手順等を表示又は音声等で報知する機能を具備すると共に、集配送時における操作者の操作権限を判定する際に用いられる操作キー26が設けられている。
なお、操作権限を判定するに当たっては、カード媒体等に操作権限情報を記録しておき、後述のカードリーダ部24で読み取って判断するようにしてもよい。
カードリーダ部24は、集配送時におけるロッカー操作者が所有するカード媒体に記録されている操作権限情報を読み取る機能を具備している。
また、システムを利用する顧客が所有するカード媒体(例えば、金融取引処理を依頼する銀行カード等)に、システム利用契約時にID番号を記憶させておき、ロッカー利用時に当該銀行カードをカードリーダ部24に読み取らせ、さらに、後述の識別情報読取部25に預入用袋体に付与されている識別情報を読み取らせるといった構成としてもよい。このことにより、2重のセキュリティーを図ることができる。
なお、返却用書類又は返却用袋体の取り出し時には、銀行カードをカードリーダ部24に読み取らせるだけで操作権限情報に基づいて顧客を特定し、当該顧客宛の返送用袋体がロッカーに預け入れられている場合、当該ロッカーを開放して返却用書類又は返却用袋体の取り出しが完了する。
識別情報読取部25は、金融取引書類、返却用書類、預入用袋体、返却用袋体に付与されている識別情報を読み取る機能を有する。なお、ここでの読取機能は、管理センタ30で発行される識別情報の態様によるものであるが、例えば、識別情報がバーコード情報である場合にはバーコードスキャナであり、識別情報がICタグへ書き込み可能な情報である場合にはICタグ用のリーダ/ライタであるものとする。
なお、上述したロッカーの形態は、本システムを利用するにあたり好適な構成を開示するものであり、必ずしも上記構成に限定されるものではなく、既存の通信回線を介して管理されるロッカー等を用いて同様の処理を行っても何ら問題はない。
管理センタ30は、通信回線100を介して複数のロッカー20a〜20cの利用状況等を一元管理する機能を有するサーバ装置である。
図4は、管理センタのより詳細な構成を示すブロック図である。
図4において、管理センタ30は、送受信部31と、識別情報発行部32と、ロッカー管理部33と、制御部34と、を少なくとも有して構成される。
送受信部31は、通信回線100を介して金融機関端末10との通信を司ると共に、複数のロッカー20a〜20cとの通信も司る機能を有する。
識別情報発行部32は、通信回線100を介して金融機関端末10から送信された顧客情報を送受信部31で受信した後、各顧客特有の識別情報を生成して発行する機能を有する。この識別情報としては、1次元又は2次元のバーコード情報として発行したり、ICタグへ書き込み可能な情報として発行したり、というように、実際の使用態様に合わせて種々変形実施することが可能である。当該機能により発行した識別情報は、送受信部31から通信回線100を介して金融機関端末10へ送信される。
ロッカー管理部33は、複数のロッカー20a〜20cの利用状況等を一元管理する機能を有すると共に、どのロッカーに誰が預け入れたかといった情報も管理している。
制御部34は、管理センタ30の各動作制御を司る機能を有する。
集配送車40は、顧客により各ロッカー20a〜20cに預け入れられた識別情報が付与された金融取引書類又は該金融取引書類が封入された預入用袋体の回収及び金融機関から顧客に返却する返却用書類又は該返却用書類が封入された返却用袋体の配送を行う。
なお、これらの集配送は、金融機関に委託された集配送業者等により集配処理可能であり、図示するようなトラックに限らず、オートバイ、自転車、などの手段により実現してもよい。
図5は、本発明の第1の実施例である金融取引システムの処理例を示すシーケンスチャートである。図5を参照しながら、本システムの処理手順を以下に説明する。
まず、顧客は、金融機関へ出向いて本システムの利用契約手続きを行う(ステップS101)。利用契約手続きにおいては、顧客情報として、顧客名称(氏名)、住所、連絡先、電子メールアドレス、返却書類の配送先、主な金融取引内容などの必要事項を記入した書面を提出して手続きを行う。
なお、返却用書類の配送先として、顧客が利用しやすい場所に設置されているロッカーを指定することも可能であるが、例えば、自宅であったり、会社であったり、といった特定の住所へ配送することも可能である。
金融機関は、顧客からの本システムの利用契約手続き書面を確認すると、当該内容を金融機関端末10へ入力する。金融機関端末10は、顧客情報が入力されると、一定時間毎に管理センタ30に対して顧客情報を送信し(ステップS102)、識別情報の発行を依頼する。
この顧客情報は、金融機関端末10に対しての入力が行われる毎に管理センタ20へ送信する構成としてもよいが、バッチ処理として1日に1回まとめて顧客情報を送信するような構成としてもよい。
管理センタ30は、金融機関端末10から送信された顧客情報を受信すると、顧客情報毎に異なる識別情報を生成し(ステップS103)、当該生成した識別情報を金融機関端末10へ送信すると共に(ステップS104)、ロッカー20に対して送信する(ステップS105)。この識別情報の送信タイミングは、金融機関端末10への送信が後でもよい。
なお、上述したが、管理センタ30で生成する識別情報としては、1次元バーコード情報、2次元バーコード情報、ICタグへ書き込み可能な電子情報、などが好適である。
金融機関端末10は、管理センタ30から送信された識別情報を受信すると、該識別情報を操作者の指示により、金融取引書類や預入用袋体へ付与し(ステップS106)、識別情報付きの当該金融取引書類や預入用袋体を顧客に対して配布する(ステップS108)。この場合の配布とは、直接窓口で手渡す形式でも予め顧客により指定された宛先へ郵送といった形式でもよい。
ロッカー20は、管理センタ30から送信された顧客毎に異なる識別情報を登録しておき(ステップS107)、当該登録された識別情報を顧客による預入用袋体の預け入れ時における照合情報として用いる。
顧客は、金融機関により配布された金融取引書類に所望の金融取引指示等を記入後、この金融取引書類を識別情報付き預入用袋体に封入し、近隣に設置されているロッカー20へ出向いて預入処理を行う(ステップS109)。
ロッカー20は、顧客に対して操作パネルや音声メッセージ等により預け入れ手順を報知した後、識別情報読取部25に預入用袋体に付与された識別情報の読取処理を顧客に対して依頼する。その後、識別情報読取部25により読み取られた識別情報と予め管理センタ30から送信され登録されている識別情報との照合処理を行い、預け入れ可能であると判断した場合、ロッカー20を開放して預入用袋体の預け入れ処理を完了する(ステップS110)。
金融機関は、一定時間毎にロッカー20へ預け入れられた預入用袋体の回収処理を行う(ステップS111)。この預入用袋体の回収処理は、金融機関自身で行う必要はなく、集荷業務を委託された業者による回収であってもよい。
なお、預入用袋体を集荷(回収)する業者は、予めロッカーのマスターキーと共に、集荷業務を委託された業者であることを証明するための識別カード或いはマスターカードを金融機関により手渡されているものとする。
さらに、ロッカー20へ預け入れられた預入用袋体は、好ましくは預け入れられた当日に業者により回収されるのが望ましい。
ロッカー20は、業者による回収処理が指示されると、操作パネル23や音声メッセージ等で処理手順を報知し、操作者(集荷業務を委託された業者)が操作権限を有する者であるか否かの判定を行い、操作権限者であると判定した段階でロッカーのポスト機能部21を開放し、上記業者により預入用袋体が回収される(ステップS112)。
ここでの操作権限者の判定は、カードリーダ部23に投入された識別カード又はマスターカード等に基づく判定であり、当該判定の後、マスターキーによる解錠処理を受け付ける構成とすることにより、回収時におけるロッカー20のセキュリティー性を向上することができる。
集荷業務を委託された業者は、上記手順により預入用袋体の回収が完了すると、金融機関へ配送する(ステップS113)。
なお、図5のシーケンスでは、集荷業務を委託された業者により回収された預入用袋体は直接金融機関へ配送される仕組みとなっているが、集荷業務が金融機関の営業時間外(例えば、夜間)行われることを想定した場合、一旦、回収した預入用袋対を業者側で保管してから金融機関へ配送するようにしてもよい。
金融機関は、集荷業務を委託された業者により回収された預入用袋体が配送されると、当該袋体に封入されている金融取引書類(金融取引指示)に基づいて、顧客所望の金融取引処理を実行し(ステップS114)、当該顧客の識別情報が付与された返却用袋体に領収書や金融取引書類等の返却用書類を封入し(ステップS115)、予め顧客により指定されたロッカーへ返却用袋体の預け入れ処理を行う(ステップS116)。
なお、返却用袋体の預け入れ処理は、必ずしも金融機関自身で行う必要はなく、配送業務を委託された業者によるものであってもよい。
また、返却用袋体を配送する業者は、予めロッカーのマスターキーと共に、配送業務を委託された業者であることを証明するための識別カード或いはマスターカードを金融機関により手渡されているものとする。
ロッカー20は、配送業務を委託された業者により返却用袋体の預け入れ処理が指示されると、操作パネル23や音声メッセージ等で処理手順を報知し、操作者(配送業務を委託された業者)が操作権限を有する者であるか否かの判定を行い、操作権限者であると判定した段階でロッカー20の私書箱機能部22として設けられるロッカーボックスのうち空き状態にあるボックスを開放し、上記業者により返却用袋体が預け入れられる(ステップS117)。
ここでの操作権限者の判定は、上述した預入用袋体の集荷(回収)処理の場合と同様に、カードリーダ部23に投入された識別カード又はマスターカード等に基づく判定であり、当該判定の後、マスターキーによる解錠処理を受け付ける構成とすることにより、預け入れ時におけるロッカー20のセキュリティー性を向上することができる。
ロッカー20は、返却用袋体の預け入れ処理が完了すると、預け入れ時に識別情報読取部25で読み取った識別情報から、上記返却用袋体の返却先となる顧客の連絡先情報(メールアドレス)を取得し、顧客に対して返却用袋体が預け入れられた旨を通知する(ステップS118)。
なお、連絡先として電話番号が指定されている場合には、ロッカー20に予め電話回線を介して自動発呼機能を搭載しておき、音声メッセージ等で上記通知を行うような構成としてもよい。
顧客は、ロッカー20からの通知を確認すると、予め返却を指定しておいたロッカーへ出向いて、金融機関により発行された顧客IDカードを識別情報読取部25に読み取らせたり、或いは、操作キー26から顧客ID番号を入力したり、といった操作により顧客自身が正当な操作権限者であるかの判定を行った後、正当権限者であると判定すると、当該顧客宛の返却用袋体が預け入れられているロッカーボックスを開放し、返却用袋体の取り出しが完了する(ステップS119)。
本発明の第1の実施例によれば、顧客は本システム利用契約時に店舗へ出向くのみで、以降の金融取引処理に関しては近隣に設置されるロッカーを介して行うことが可能となり、従前のように金融機関の営業時間に拘束されることなく、金融取引処理を実施することが可能となる。
なお、本発明の第1の実施例では、預入用袋体及び返却用袋体による処理について言及したが、上述したように、金融取引書類又は返却用書類に識別情報としてバーコード情報を直接付与した場合には、別途透明な袋体或いは窓付き袋体(バーコード情報を外部から認識可能な開口を有する)などに封入し、識別情報としてICタグを直接付与した場合には別途袋体に封入して取り扱うことにより、預入用袋体及び返却用袋体の場合と同様に取り扱うことが可能である。
上述した本発明の第1の実施例の場合、本システムを利用する顧客は、予め金融機関に出向いて所定の契約手続きを行わなければならなかったが、例えば、第2の実施例として以下に示すように、Web上からの本システムの利用契約を実施することも
可能である
図7は、本発明の第2の実施例である金融取引システムの概略を示す概念図である。なお、図1に示す本発明の第1の実施例と同一の構成要素に関しては、同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第2の実施例では、本システムの利用を希望する顧客からの利用契約申込みをWeb上で受け付けるシステム構成となっている。
図7に示すように、顧客は、通信回線100を介して金融機関端末10と通信可能な顧客端末50を保持している。顧客端末50は、例えば、自宅に設置されているパーソナルコンピュータ、携帯電話機などの移動通信端末機器である。
顧客は、本システムを利用する際、顧客端末50から金融機関により管理運営されるWebサイトへアクセスし、本システムの利用契約手続きに必要な情報をWeb画面上で入力して送信する。
金融機関は、Webサイトを介して利用申込みのあった顧客の情報を第1の実施例の場合と同様に、顧客情報として管理センタ30へ通信回線100を介して送信し、識別情報の発行を依頼する。以降の処理は、本発明の第1の実施例と同様である。
本発明の第2の実施例の場合、顧客は一切店舗に出向くことなく所望の金融取引を行うことができるので、金融機関の営業時間に拘束されることなく、所望の金融取引処理を実施することが可能となる。
なお、上述する実施例は、本発明の好適な実施例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
例えば、本発明の第1及び第2の実施例では、識別情報の発行機能を管理センタ30に設ける構成としているが、当該識別情報の発行機能を金融機関内に設けることも可能である。この場合、ロッカーへの識別情報通知に関しては、ロッカー管理会社により運営されるロッカー管理用サーバ等を介して行われるようにする。
また、上述の各実施例では、ロッカーに預け入れられた金融取引書類や預入用袋体の集荷並びにロッカーへの返却用書類又は返却用袋体の配送を異なる業者により実現するものであるが、集配業務を一括して業者へ委託することも可能である。
本発明の第1の実施例である金融取引システムの概念図である。 金融機関端末の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 ロッカーの詳細な外観構成を示す平面図である。 管理センタの詳細な構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施例による処理を示すシーケンスチャートである。 識別情報として用いられる1次元バーコード、2次元バーコード、ICタグの付与例を示す平面図である。 本発明の第2の実施例である金融取引システムの概念図である。
符号の説明
10 金融機関端末
11 送受信部
12 識別情報読取部
13 識別情報付与部
14 制御部
15 顧客情報DB
20a〜20c ロッカー
21 第1ロッカー部
22 第2ロッカー部
23 操作パネル
24 カードリーダ部
25 識別情報読取部
26 操作キー
27 投函口
30 管理センタ
31 送受信部
32 識別情報発行部
33 ロッカー管理部
34 制御部
40 集配送車
100 通信回線


















Claims (10)

  1. 複数のロッカーと、前記複数のロッカーを一元管理する管理センタと、顧客が記入した金融取引書類に基づいて金融取引処理を行う金融機関により管理される金融機関端末と、が通信回線を介して接続され、
    前記金融機関端末は、
    予め利用契約を行った顧客に関する情報(顧客情報)を前記管理センタへ送信し、
    前記管理センタは、
    前記金融機関端末から送信された前記顧客情報に基づいて当該顧客固有の識別情報を発行し、当該発行した識別情報を前記金融機関端末へ送信すると共に、前記複数のロッカーに対して送信し、
    前記金融機関、前記管理センタから送信された前記識別情報を前記ロッカーへ預け入れる前記金融取引書類及び/又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体に付与した後、前記顧客に配布し、前記顧客、前記金融取引書類に所望の金融取引指示を記入の上、該金融取引書類又は該金融取引書類を封入した前記預入用袋体を、前記複数のロッカーの何れかへ預け入れる際、
    前記ロッカーは、
    自機に設置されている識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報を読み取り、該識別情報読取機能により読み取った前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報と予め前記管理センタから送信された識別情報との照合処理を行い、前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れが可能であると判断すると、自機のロッカーボックスを開放して前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体預け入れを可能にし、
    前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、前記自機のロッカーボックスを開放し、前記預け入れられていた金融取引書類又は預入用袋体を前記金融機関が回収可能なようにし、
    前記金融機関が、前記金融取引書類又は前記預入用袋体を前記ロッカーから回収して、該金融取引書類又は前記預入用袋体に封入されている金融取引書類に基づいて、前記顧客が所望する金融取引処理を行い、前記顧客の識別情報が付与された該金融取引処理を完了した返却用書類、又は前記顧客の識別情報が付与された返却用袋体に前記返却用書類を封入して予め各顧客により指定された前記ロッカーへ該返却用袋体を配送した後に、
    前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、自機の空き状態のロッカーボックスを開放し、前記返却用袋体の預け入れを可能にする、
    ことを特徴とする金融取引システム。
  2. 複数のロッカーと、前記複数のロッカーを一元管理する管理センタと、顧客が記入した金融取引書類に基づいて金融取引処理を行う金融機関により管理される金融機関端末と、が通信回線を介して接続され、
    前記管理センタは、
    予め前記金融機関に対して複数の識別情報を発行し、
    前記金融機関端末は、
    予め利用契約を行った顧客に関する情報(顧客情報)と前記複数の識別情報との関連付けを行ったデータを前記管理センタへ送信し、
    前記管理センタは、
    前記金融機関端末から送信されたデータを受信すると、前記関連付けが行われた識別情報を前記複数のロッカーに対して送信し、
    前記金融機関、前記関連付けを行った識別情報を前記ロッカーへ預け入れる前記金融取引書類及び/又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体に付与した後、前記利用契約を行った顧客に配布し、前記顧客、前記金融取引書類に所望の金融取引指示を記入の上、該金融取引書類又は該金融取引書類を封入した前記預入用袋体を、前記複数のロッカーの何れかへ預け入れる際、
    前記ロッカーは、
    自機に設置されている識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報を読み取り、該識別情報読取機能により読み取った前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報と予め前記管理センタから送信された識別情報との照合処理を行い、前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れが可能であると判断すると、
    自機のロッカーボックスを開放して前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体預け入れを可能にし、
    前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、前記自機のロッカーボックスを開放し、前記預け入れられていた金融取引書類又は預入用袋体を前記金融機関が回収可能なようにし、
    前記金融機関が、前記金融取引書類又は前記預入用袋体を前記ロッカーから回収して、該金融取引書類又は前記預入用袋体に封入されている金融取引書類に基づいて、前記顧客が所望する金融取引処理を行い、前記顧客の識別情報が付与された該金融取引処理を完了した返却用書類、又は前記顧客の識別情報が付与された返却用袋体に前記返却用書類を封入して予め各顧客により指定された前記ロッカーへ該返却用袋体を配送した後に、
    前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、自機の空き状態のロッカーボックスを開放し、前記返却用袋体の預け入れを可能にする、
    ことを特徴とする金融取引システム。
  3. 前記ロッカーは、
    前記顧客により前記返却用書類又は前記返却用袋体の配送先として予め指定されており、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合、自機のロッカーボックスを開放して、前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れを可能にすることを特徴とする請求項1又は2記載の金融取引システム。
  4. 前記ロッカーは、
    前記返却用書類又は前記返却用袋体に付与された識別情報を前記識別情報読取機能により読み取り、予め前記管理センタから送信された識別情報と一致する場合、該ロッカーを開放して前記返却用書類又は前記返却用袋体の預け入れ完了すると共に、該識別情報に基づいて特定される顧客に対して該顧客宛の前記返却用書類又は前記返却用袋体が収納された旨を予め指定された連絡先へ通知することを特徴とする請求項3記載の金融取引システム。
  5. 前記ロッカーは、
    前記顧客による前記金融取引書類及び/又は前記預入用袋体の預入れ時、並びに、前記返却用書類又は前記返却用袋体の取り出し時に、該顧客が該ロッカーの操作権限者であるか否かの認証情報として、前記顧客による利用契約締結時に、前記金融機関により発行された前記顧客固有の顧客ID番号又は顧客IDカードに基づく認証処理を行うことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の金融取引システム。
  6. 前記管理センタは、
    前記識別情報として1次元又は2次元バーコード情報を発行して前記金融機関端末へ送信し、
    前記金融機関端末は、
    前記管理センタから受信した識別情報としての1次元又は2次元バーコードを前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与し、
    前記ロッカーは、
    前記識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された1次元又は2次元バーコードが読取可能であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の金融取引システム。
  7. 前記管理センタは、
    前記金融機関端末から送信された前記顧客の情報に基づいてICタグに書き込み可能な情報を生成して前記識別情報とし、
    前記金融機関端末は、
    ICタグへの読み書き可能なリーダ/ライタ機能を具備し、前記管理センタから受信した識別情報を前記リーダ/ライタ機能によりICタグに書き込んで当該ICタグを前記前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与し、
    前記ロッカーは、
    前記識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与されたICタグに書き込まれた情報を読取可能であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の金融取引システム。
  8. 複数のロッカーと、前記複数のロッカーを一元管理する管理センタと、顧客が記入した金融取引書類に基づいて金融取引処理を行う金融機関により管理される金融機関端末と、が通信回線を介して接続される金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法であって、
    前記金融機関端末は、
    予め利用契約を行った顧客に関する情報(顧客情報)を前記管理センタへ送信し、
    前記管理センタが、
    前記金融機関端末から送信された前記顧客情報に基づいて当該顧客固有の識別情報を発行し、
    当該発行した識別情報を前記金融機関端末へ送信すると共に、前記複数のロッカーに対して送信し、
    前記金融機関が、前記管理センタから送信された前記識別情報を前記ロッカーへ預け入れる前記金融取引書類及び/又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体に付与した後、前記顧客に配布し、前記顧客が、前記金融取引書類に所望の金融取引指示を記入の上、該金融取引書類又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体を、前記複数のロッカーの何れかへ預け入れる際、
    前記ロッカーは、
    自機に設置されている識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報を読み取り、該識別情報読取機能により読み取った前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報と予め前記管理センタから送信された識別情報との照合処理を行い、前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れが可能であると判断すると、自機のロッカーボックスを開放して前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れを可能にし
    前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、前記自機のロッカーボックスを開放し、前記預け入れられていた金融取引書類又は預入用袋体を前記金融機関が回収可能なようにし、
    前記金融機関が、前記金融取引書類又は前記預入用袋体を前記ロッカーから回収して、該金融取引書類又は前記預入用袋体に封入されている金融取引書類に基づいて、前記顧客が所望する金融取引処理を行い、前記顧客の識別情報が付与された該金融取引処理を完了した返却用書類、又は前記顧客の識別情報が付与された返却用袋体に前記返却用書類を封入して予め各顧客により指定された前記ロッカーへ該返却用袋体を配送した後に、
    前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、自機の空き状態のロッカーボックスを開放し、前記返却用袋体の預け入れを可能にする、
    ことを特徴とする金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法。
  9. 複数のロッカーと、前記複数のロッカーを一元管理する管理センタと、顧客が記入した金融取引書類に基づいて金融取引処理を行う金融機関により管理される金融機関端末と、が通信回線を介して接続される金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法であって、
    前記管理センタは、
    予め前記金融機関に対して複数の識別情報を発行し、
    前記金融機関端末は、
    予め利用契約を行った顧客に関する情報(顧客情報)と前記複数の識別情報との関連付けを行ったデータを前記管理センタへ送信し、
    前記管理センタは、
    前記金融機関端末から送信されたデータを受信すると、前記関連付けが行われた識別情報を前記複数のロッカーに対して送信し、
    前記金融機関が、前記関連付けを行った識別情報を前記ロッカーへ預け入れる前記金融取引書類及び/又は該金融取引書類を預け入れるための預入用袋体に付与した後、前記利用契約を行った顧客に配布し、前記顧客が、前記金融取引書類に所望の金融取引指示を記入の上、該金融取引書類又は該金融取引書類を封入した前記預入用袋体を、前記複数のロッカーの何れかへ預け入れる際、
    前記ロッカーは、
    自機に設置されている識別情報読取機能により前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報を読み取り、該識別情報読取機能により読み取った前記金融取引書類又は前記預入用袋体に付与された識別情報と予め前記管理センタから送信された識別情報との照合処理を行い、前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れが可能であると判断すると、
    自機のロッカーボックスを開放して前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体預け入れを可能にし、
    前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、前記自機のロッカーボックスを開放し、前記預け入れられていた金融取引書類又は預入用袋体を前記金融機関が回収可能なようにし、
    前記金融機関が、前記金融取引書類又は前記預入用袋体を前記ロッカーから回収して、該金融取引書類又は前記預入用袋体に封入されている金融取引書類に基づいて、前記顧客が所望する金融取引処理を行い、前記顧客の識別情報が付与された該金融取引処理を完了した返却用書類、又は前記顧客の識別情報が付与された返却用袋体に前記返却用書類を封入して予め各顧客により指定された前記ロッカーへ該返却用袋体を配送した後に、
    前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合には、自機の空き状態のロッカーボックスを開放し、前記返却用袋体の預け入れを可能にする、
    ことを特徴とする金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法。
  10. 前記ロッカーは、
    前記顧客により前記返却用書類又は前記返却用袋体の配送先として予め指定されており、前記金融機関により提示されたカード媒体から認証情報を読み取って、操作権限者であるか否かの認証処理を行い、操作権限者であると判定した場合、自機のロッカーボックスを開放して、前記顧客による前記金融取引書類又は前記預入用袋体の預け入れを可能にすること特徴とする請求項8又は9記載の金融取引システムにおける金融取引書類の取扱方法。
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