JP4435376B2 - Method of forming bolt holes in steel wheels - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スチールホイールにおけるボルト穴の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラック用のスチールホイールにおいて、トラックのフロント側に装着されるスチールホイールは、その表側からボルト締めされるが、トラックのリア側においては、2個のスチールホイールを夫々の表側を重ねて裏側からボルト締めして装着される。そのため、リア側のスチールホイールにおいては、そのボルト穴の両側(表裏面側)にテーパー部が形成される。
【0003】
このような両側にテーパー面を有するボルト穴を成形する方法として、両面からテーパーパンチで1度に成形する方法を採用すると、通常、トラック用ディスク板厚がかなり厚い(通常8mm)ことから、成形時に肉が周辺部へ逃げて、ディスクの裏面の平面度や段差部に悪影響を与える。
【0004】
そのため、従来、先ず、プレス加工にて下穴抜き加工を行い、次で、プレス加工にて一方の片面のテーパー加工を行い、次で、ボール盤加工にて他方の片面のテーパー加工を行ってテーパー付ボルト穴を成形する方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のように、プレス加工とボール盤加工による成形方法においては、ラインが異なる2工程となり、機械設備が嵩む上に作業能率も悪くなり、製品コストが高くなる問題があった。
【0006】
そこで本発明は、前記のような両側にテーパー面を有するボルト穴の全ての成形を、プレス加工の1ライン上で行えるようにして前記従来の加工方法に比べて大幅なコスト低減を図ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、素材の表側に配置した抜きパンチと、裏側に配置したダイスにより、前記素材に下穴を抜き加工する第1工程と、
前記成形された下穴の表側に、先部が縮径するテーパー部を有する上型コイニングパンチを配置し、下穴の裏側に、先部が縮径するテーパー部を有する下型コイニングパンチを配して、これら両コイニングパンチによって前記下穴の表裏にテーパー面を成形する第2工程とからなり、
前記第1工程により抜かれる下穴の径を、前記第2工程時において穴径が小さく変動する分大きく設定し、
前記抜きパンチを上型コイニングパンチ側に配置し、前記上型コイニングパンチのテーパー部の径を、前記下型コイニングパンチのテーパー部の径よりも大きく設定したことを特徴とするものである。
【0008】
本発明においては、下穴の抜き加工を抜きパンチとダイスで行い、該下穴の表裏(両面)のテーパー加工を上下のコイニングパンチで行うようにしたので、この両工程が共にプレス加工で行える。そのため、全ての加工が一連の加工工程で行える。
【0010】
また、下穴の抜き加工時において、下穴の内径に、その表側の内径が裏側の内径より小さくなる差が生じる場合に、上型のコイニングパンチのテーパー部の径を、下型のコイニングパンチのテーパー部の径よりも大きく設定することにより、テーパー面の安定した加工が行える。
【0011】
請求項2記載の第2の発明は、前記第1の発明において、前記上型コイニングパンチのテーパー部と下型コイニングパンチのテーパー部が、夫々2段のテーパーで形成されているものである。
【0012】
本発明においては、テーパー加工時において、両コイニングパンチの2段のテーパー部における夫々の後側のテーパー部によって、テーパー加工時における余肉が前側テーパー部へ移動することを防止し、テーパー径の安定が図られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図に示す実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は本発明によって成形加工されたトラック用スチールホイールのディスク部の断面を示し、図2はそのスチールホイールにおけるボルト穴部の拡大断面を示す。
【0015】
この図において、1はスチールホイールのディスク部で、中央部にハブ穴2が形成され、その周辺部に表裏を平面3a,3bにした平面部3が形成され、該平面部3にボルト穴4が形成されている。該ボルト穴4と前記ハブ穴2間は段差部5になっており、平面部3の外周部には熱の放出と飾りを兼用する飾り穴6が形成されている。前記ボルト穴4の表側には表側テーパー面4aが形成され、裏側は裏側テーパー面4bが形成され、更に、該両テーパー面4a,4b間には略垂直のストレート部4cが形成されている。
【0016】
次に、前記の両側にテーパー面を有するボルト穴4の成形方法について説明する。
【0017】
先ず、スチールホイールの素材(被成形板)1aにおけるボルト穴形成位置に、図3に示すように、プレス機械の抜きパンチ7と抜きダイス8とによって素材1aに下穴9をプレス加工によって抜き加工する。図3において1bは素材1aから抜かれた片を示す。
【0018】
前記抜きパンチ7と抜きダイス8とのクリアランスCは、素材1aの板厚(元厚)に対して15〜20%に設定する。該クリアランスCは、通常の抜きでは10%前後であるが、前記のように15〜20%と大きくするのは、せん断面部9aを減少させ、破断面部9bを大きくして、抜きパンチ7の食い込み量を少なくし、材料を引きちぎる力を増大させて、表側部に大きなダレ(変形)9cを発生させるためである。このようにダレ9cを大きくする理由は、後述するテーパー加工時において両側からテーパー加工する際に発生する加工抵抗の差を極力なくすためである。
【0019】
また、下穴9の抜き径は、ボルト穴径のノミナル値+0.5mmに設定する。すなわち、図4(b)に示すボルト穴の完成品の寸法L2 に対して図4(a)に示す抜き寸法L1 の関係を、L2 +0.5mm=L1 に設定する。このように下穴9の抜き寸法L1 を完成品の寸法L2 よりも大きく設定する理由は、後述するテーパー加工時において、ボルト穴径が変動するため、この変動量分だけ下穴を大きくしておくためである。この変動量は、テーパー角度や材料板厚、材料拡張力など条件によって異なるため、実際には、これら諸条件に適合する所定の値に設定するものである。前記の0.5mmの値は、板厚が8mmでSAPH440の材料の場合の例を示したものである。
【0020】
次に、図5に示すようなプレス機械の上型コイニングパンチ10と下型コイニングパンチ11を用いて前記の下穴9の表側と裏側にテーパー面をプレス加工により成形する。
【0021】
この上型コイニングパンチ10は、下側に所定径で垂直面からなるストレート部10aを形成し、その上部に、上方が拡開する第1テーパー部10bを形成し、その上部(後側)に上方が拡開する第2テーパー部10cを形成した2段テーパー形状になっている。前記ストレート部10aの外径は、完成品のボルト穴径におけるストレート部4cの内径と同等に設定されている。更に、ストレート部10aの垂直方向の長さは、所望に設定するが、最低でも0.5mmに設定すると良い。これは、その設定値が小さいと、テーパー成形時に入り込んだ余肉が上下のコイニングパンチ10,11間の隙間に入り込むおそれがあるため、これを防止するためにストレート部10aの長さを長くして余肉がストレート部10aに当って隙間に入り込まないようにするものである。
【0022】
また、前記第1テーパー部10bにおけるテーパー角、すなわち素材1aの表裏面に対するテーパー角αは所望に設定するが、通常、トラック用のスチールホイールにおいては、そのボルト穴のテーパー角が略80度に形成されるため、本実施例においても略80度に設定されている。
【0023】
更に、前記第2テーパー部10cにおけるテーパー角βは3度程度に設定されている。
【0024】
また、下型コイニングパンチ11は、上側に上方が拡開する第1テーパー部11bを形成し、その下部(後側)に下方が拡開する第2テーパー部11cを形成した2段テーパー形状になっている。この下型コイニングパンチ11には前記のようなストレート部は形成されていない。
【0025】
また、この第1テーパー部11bのテーパー角αは前記と同様に略80°に設定され、第2テーパー部11cのテーパー角βは前記と同様に3度程度に設定されている。
【0026】
そして、前記上型コイニングパンチ10と下型コイニングパンチ11を用いて前記のように成形された下穴9に対して図7に示すようにプレス加工によりコイニング加工を行うと、図6及び図7に示すように、前記下穴の抜き加工時でのせん断面部分9aが上型コイニングパンチ10のストレート部10aに当ってボルト穴4のストレート部4cが成形され、前記下穴の抜き加工時でのダレ9cが第2テーパー部10bに当って一方の片面(表側)のテーパー面4aが成形される。また、下穴の抜き加工時でのダイス受け面が下型コイニングパンチ11の第1テーパー部11bに当って他方の片面(裏側)のテーパー面4bが成形される。更に、下穴の抜き加工時での破断面9bが、上下のコイニングパンチ10,11による加圧によって変形し、ストレート部4cとテーパー面4b間に変形部4dが形成される。
【0027】
なお、前記の第2テーパー面10c,11cの角度は前記のように3度程度に小さいため、製品設計上や見た目では前記図6の形状であるが、厳密には前記上型コイニングパンチ10と下型コイニングパンチ11によるテーパー部の成形時においては、図7に示すように、第2テーパー面10c,11cによって前記の表側テーパー面4aの表側外周と裏側テーパー面4bの裏側外周に第2のテーパー面4e,4fが成形される。このように、第2テーパー面10c,11cを形成する理由は、テーパー成形時に発生する余肉がテーパー面4a,4bへ移動しないようにして、余肉の移動によるテーパー面への悪影響を防止してテーパー径の安定を図るとともに板厚のバラツキを防止するものである。
【0028】
また、図5に示すように、上型コイニングパンチ10における第1テーパー部10cの最大径L3 は下型コイニングパンチ11における第1テーパー部11bの最大径L4 よりも大きく設定されて両者に差がもたせてあり、具体的には上型コイニングパンチ10側が約0.3mm大きく設定されている。なお、この差の値は任意である。このように差をもたせる理由は、本来、板厚の厚いものを成形するため、プレス機械の能力が十分であれば前記の径L3 と径L4 は同じでよい。しかし、まず第1に、下穴抜き加工で表側と裏側では抜き穴径に差が生じる。例えば板厚8mmで表側の径は裏側の径より3mm程小さくなる。そのため、必要成形加工力に差が発生する。これはテーパー加工時の穴径の拡がり率に差が生じることになる。第2に機械の能力に影響するが、プレス成形で100%の成形をできない場合がある。これにより、隙間が生じた場合の加工は加工力の弱い方へ押し込まれ、この場合では裏面基準、すなわち下型コイニングパンチ11のテーパー面側優先で加工される。このような理由から前記のような寸法の差をもたせて安定した加工を行えるようにしたものである。
【0029】
以上のように、下穴9の成形と両テーパー面4a,4b(厳密には4e,4fも含む)の成形は共にプレス加工であるため、これらを1つのプレス加工ラインで一連の加工が行える。
【0030】
【発明の効果】
以上のようであるから、請求項1記載の発明によれば、下穴成形と該下穴の表裏のテーパー成形を共にプレス加工で行えるようにして一連のプレス加工工程で行えるようにしたので、前記従来のようにテーパー成形をプレス加工と機械加工の異種の2工程で行うものに比べて、機械設備が安価になる上に作業能率も向上し、製品のコスト低減を図ることができる。
【0031】
また、テーパー面の安定した加工が行える。
【0032】
請求項2記載の発明によれば、更にテーパー径の安定を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によりボルト穴を成形したスチールホイールのディスク部を示す断面図。
【図2】図1におけるボルト穴部の拡大断面図。
【図3】本発明における下穴成形状態を示す断面図。
【図4】本発明における下穴径と成形されたボルト穴径の径寸法の関係を示す断面図。
【図5】本発明における上下のコイニングパンチを示す図。
【図6】本発明の方法により成形されたボルト穴の見た目での形状を示す断面図。
【図7】コイニングパンチでテーパー部を成形した状態を示し、図6のボルト穴の実際の成形形状を示す断面図。
【符号の説明】
1a 素材
7 抜きパンチ
8 ダイス
9 下穴
10 上型コイニングパンチ
10b,10c テーパー部
11 下型コイニングパンチ
11b,11c テーパー部
L3 上型コイニングパンチのテーパー径
L4 下型コイニングパンチのテーパー径[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for forming bolt holes in a steel wheel.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in steel wheels for trucks, the steel wheels mounted on the front side of the truck are bolted from the front side, but on the rear side of the truck, the two steel wheels are overlapped on the front side and the back side It is attached by bolting. Therefore, in the rear side steel wheel, tapered portions are formed on both sides (front and back sides) of the bolt hole.
[0003]
As a method of forming such bolt holes having tapered surfaces on both sides, if the method of forming from one side with a taper punch at a time is adopted, the track disk plate is usually quite thick (usually 8 mm). Sometimes flesh escapes to the periphery, adversely affecting the flatness and step of the back of the disc.
[0004]
Therefore, conventionally, first of all, the first hole is punched by pressing, and then one side is tapered by pressing, and then the other side is tapered by drilling. A method of forming the attached bolt hole is employed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As in the prior art, in the forming method by press working and drilling, there are two processes with different lines, and there is a problem that the machine equipment is bulky and the work efficiency is deteriorated and the product cost is increased.
[0006]
Therefore, the present invention aims to significantly reduce the cost as compared with the conventional processing method by making it possible to form all bolt holes having tapered surfaces on both sides as described above on one line of press processing. It is the purpose.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the first invention described in
An upper coining punch having a tapered portion whose diameter is reduced at the front portion is arranged on the front side of the formed pilot hole, and a lower coining punch having a taper portion whose diameter is reduced at the front portion is arranged on the back side of the lower hole. The second step of forming a tapered surface on the front and back of the pilot hole with both coining punches,
The diameter of the pilot hole to be pulled out in the first step is set to be large as the hole diameter is small and fluctuated in the second step,
The punching punch is arranged on the upper coining punch side, and the diameter of the tapered portion of the upper die coining punch is set larger than the diameter of the tapered portion of the lower coining punch .
[0008]
In the present invention, the pilot hole is punched with a punch and a die, and the front and back (both sides) of the pilot hole is tapered with the upper and lower coining punches. . Therefore, all processing can be performed in a series of processing steps.
[0010]
Also, when the pilot hole is punched, if there is a difference in the inner diameter of the pilot hole, the inner diameter of the front side is smaller than the inner diameter of the back side, the diameter of the taper portion of the upper die coining punch is changed to the lower die coining punch. By setting the diameter larger than the diameter of the tapered portion, stable processing of the tapered surface can be performed.
[0011]
The second invention of
[0012]
In the present invention, at the time of taper machining, the rear taper portions of the two taper portions of both coining punches prevent the surplus thickness at the time of taper machining from moving to the front taper portion, and the taper diameter is reduced. Stability is achieved.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described based on the examples shown in the drawings.
[0014]
FIG. 1 shows a cross section of a disk portion of a steel wheel for trucks formed according to the present invention, and FIG. 2 shows an enlarged cross section of a bolt hole portion in the steel wheel.
[0015]
In this figure,
[0016]
Next, a method for forming the bolt hole 4 having tapered surfaces on both sides will be described.
[0017]
First, as shown in FIG. 3, a
[0018]
The clearance C between the
[0019]
Further, the diameter of the prepared
[0020]
Next, taper surfaces are formed by press working on the front side and the back side of the
[0021]
The
[0022]
Further, the taper angle in the
[0023]
Further, the taper angle β in the
[0024]
Further, the lower
[0025]
Further, the taper angle α of the
[0026]
Then, when the upper
[0027]
The angle of the second taper surfaces 10c and 11c is as small as about 3 degrees as described above. Therefore, the shape is the shape shown in FIG. At the time of forming the tapered portion by the lower
[0028]
Further, as shown in FIG. 5, the maximum diameter L 3 of the
[0029]
As described above, since the formation of the
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention described in
[0031]
In addition, stable processing of the tapered surface can be performed.
[0032]
According to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a disk portion of a steel wheel formed with bolt holes according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of a bolt hole portion in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating a prepared state of a prepared hole in the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the relationship between the pilot hole diameter and the formed bolt hole diameter in the present invention.
FIG. 5 is a view showing upper and lower coining punches according to the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing an apparent shape of a bolt hole formed by the method of the present invention.
7 is a cross-sectional view showing a state in which a tapered portion is formed with a coining punch and showing an actual forming shape of the bolt hole in FIG.
[Explanation of symbols]
Claims (2)
前記成形された下穴の表側に、先部が縮径するテーパー部を有する上型コイニングパンチを配置し、下穴の裏側に、先部が縮径するテーパー部を有する下型コイニングパンチを配して、これら両コイニングパンチによって前記下穴の表裏にテーパー面を成形する第2工程とからなり、
前記第1工程により抜かれる下穴の径を、前記第2工程時において穴径が小さく変動する分大きく設定し、
前記抜きパンチを上型コイニングパンチ側に配置し、前記上型コイニングパンチのテーパー部の径を、前記下型コイニングパンチのテーパー部の径よりも大きく設定したことを特徴とするスチールホイールにおけるボルト穴の成形方法。A first step of punching a hole in the material with a punch placed on the front side of the material and a die placed on the back side ;
An upper coining punch having a tapered portion whose diameter is reduced at the front portion is arranged on the front side of the formed pilot hole, and a lower coining punch having a taper portion whose diameter is reduced at the front portion is arranged on the back side of the lower hole. The second step of forming a tapered surface on the front and back of the pilot hole with both coining punches,
The diameter of the pilot hole to be pulled out in the first step is set to be large as the hole diameter is small and fluctuated in the second step,
The bolt in the steel wheel , wherein the punching punch is disposed on the upper coining punch side, and the diameter of the taper portion of the upper die coining punch is set larger than the diameter of the taper portion of the lower coining punch. Hole forming method.
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