JP4435245B2 - Speaker device - Google Patents
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Description
本発明はスピーカ装置に係り、とくに第1スピーカの磁気回路を形成するセンタポール上に第2のスピーカを取付けるようにしたスピーカ装置に関する。 The present invention relates to a speaker device, and more particularly to a speaker device in which a second speaker is mounted on a center pole that forms a magnetic circuit of a first speaker.
互いに異なる音域を担う複数のスピーカを同軸状に配し、低音側のスピーカのセンタポール上に高音側のスピーカを取付けるようにした同軸型(コアキシャル型)スピーカ装置が知られている。このようなスピーカ装置は、各帯域を担うスピーカから出る音声を低音側のスピーカのほぼ中心から放射することができ、しかも全体的に簡潔にまとまった構成とすることができる。従ってとくに車載用スピーカ装置として広く利用されている。 2. Description of the Related Art A coaxial type (coaxial type) speaker device is known in which a plurality of speakers having different sound ranges are arranged coaxially, and a high sound side speaker is mounted on a center pole of a low sound side speaker. Such a speaker device can radiate the sound emitted from the speakers carrying the respective bands from almost the center of the low-frequency speaker, and can be configured in a simple and overall manner. Therefore, it is widely used especially as a vehicle-mounted speaker device.
特開平11−285091号公報には、低音用スピーカユニットの磁気回路を構成するセンタヨーク上に立設した中高音用スピーカユニットを支持する支柱を多角形状として表面の熱放射効果を高めるとともに、支柱に溝を形成し、この溝を介して磁気回路の空間部内の熱せられた空気をコーンの外部に放出させるようにし、車載用等の狭い場所で用いるコアキシャル型のスピーカ装置の冷却効果を高めるようにしたコアキシャル型スピーカ装置が開示されている。 Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-285091 discloses a structure in which a pillar supporting a speaker unit for middle and high sounds standing on a center yoke constituting a magnetic circuit of a speaker unit for bass is formed into a polygonal shape to enhance the thermal radiation effect on the surface. So that the heated air in the space of the magnetic circuit is released to the outside of the cone through the groove, so as to enhance the cooling effect of the coaxial type speaker device used in a narrow place such as a vehicle. A coaxial type speaker device is disclosed.
このようなスピーカ装置は、低音用スピーカのセンタヨーク上に立設される支柱として例えばアルミニウム合金の引抜き材を用いるようにし、この支柱を低音用スピーカのセンタポール上にビスによって固定するとともに、この支柱の先端部に高音用スピーカの磁気回路の底部を接着して固定している。従って支柱の先端部に取付けられる中高音用スピーカの位置決めが必ずしも確実ではなく、場合によっては低音用スピーカと高音用スピーカの中心位置が互いにずれる可能性がある。また支柱の先端部に接着固定して高音用スピーカを取付けるために、高音用スピーカの保持が不十分になる可能性がある。また支柱の先端部と高音用スピーカの磁気回路の底面との間に接着剤層が介在し、この接着剤層によって高音用スピーカの磁気回路と支柱との間での熱の伝導が妨げられ、これによってとくに高音用スピーカの磁気回路の放熱性が妨げられる。
本願発明の課題は、第1のスピーカのセンタポール上に第2のスピーカを安定に保持することができるスピーカ装置を提供することである。 The subject of this invention is providing the speaker apparatus which can hold | maintain a 2nd speaker stably on the center pole of a 1st speaker.
本願発明の別の課題は、第1のスピーカのセンタポール上に第2のスピーカを正しく位置決めして取付けることができるスピーカ装置を提供することである。 Another subject of this invention is providing the speaker apparatus which can position and attach a 2nd speaker correctly on the center pole of a 1st speaker.
本願発明のさらに別の課題は、第1のスピーカのセンタポール上に支持体を介して取付けられる第2のスピーカの磁気回路からの熱が上記支持体に流動しあるいは放熱され、これによってとくに第2の磁気回路の温度上昇を防止することが可能なスピーカ装置を提供することである。
Still another problem of the present invention is that heat from the magnetic circuit of the second speaker mounted on the center pole of the first speaker via the support flows or is dissipated to the support, thereby It is an object of the present invention to provide a speaker device that can prevent the temperature of the
本願発明のさらに別の課題は、第1のスピーカのセンタポール上に支持体を介して第2のスピーカを取付けるようにしたスピーカ装置において、前方側のスピーカグリルを支持するグリルフレームを有効に利用して第1のスピーカと第2のスピーカの放熱を図るようにしたスピーカ装置を提供することである。 Still another object of the present invention is to effectively use a grill frame for supporting a front speaker grill in a speaker device in which a second speaker is mounted on a center pole of a first speaker via a support. Then, it is providing the speaker apparatus which aimed at heat dissipation of the 1st speaker and the 2nd speaker.
本願発明の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願発明の技術的思想およびその実施の形態によって明らかにされる。 The above-described problems and other problems of the present invention will be clarified by the technical idea of the present invention and the embodiments thereof described below.
本願の主要な発明は、第1のスピーカの磁気回路を形成するセンタポールに前方に延出される筒状金属支持体の基端部を取付け、該支持体の先端部に嵌合保持部を設け、該嵌合保持部によって前記第1のスピーカよりも高音域を担う第2のスピーカを保持するとともに、前記第1のスピーカのフレームに取付けられるグリルフレームの中心側の結合部を前記支持体の嵌合保持部と接触させ、前記グリルフレームに取付けられるスピーカグリルによって前記第2のスピーカの前方を覆うことを特徴とするスピーカ装置に関するものである。 The main invention of the present application is to attach a proximal end portion of a cylindrical metal support extending forward to a center pole forming a magnetic circuit of a first speaker, and to provide a fitting holding portion at the distal end portion of the support The fitting holding portion holds the second speaker that bears a higher sound range than the first speaker, and the coupling portion on the center side of the grill frame attached to the frame of the first speaker is connected to the support body. The present invention relates to a speaker device characterized in that the front portion of the second speaker is covered with a speaker grille which is brought into contact with a fitting holding portion and attached to the grill frame.
ここで前記グリルフレームが放射状に延びるアームを具備し、該アームの先端部が前記第1のスピーカのフレームの外周部に取付けられることが好ましい。また前記グリルフレームがその左右にそれぞれ斜め上方および斜め下方に延びる合計4本のアームを具備し、該アームの先端部が前記第1のスピーカのフレームの外周部に取付けられることが好ましい。また前記グリルフレームの中心部にスピーカグリルの取付け部が設けられるとともに、該取付け部の後方に前記結合部が設けられることが好ましい。また前記嵌合保持部の先端部が前記第2のスピーカのフレームの外周部と前記グリルフレームの結合部とによって挟着保持されることが好ましい。また前記第2のスピーカを保持する支持体が前記第1のスピーカのボイスコイルボビンの内側空間を貫通して前方に延出されることが好ましい。
Here, it is preferable that the grill frame includes a radially extending arm, and a tip portion of the arm is attached to an outer peripheral portion of the frame of the first speaker. Further, it is preferable that the grill frame includes a total of four arms extending obliquely upward and downward on the left and right sides, and the tip ends of the arms are attached to the outer periphery of the frame of the first speaker. Further, it is preferable that a speaker grill mounting portion is provided at the center of the grill frame, and the coupling portion is provided behind the mounting portion. Moreover, it is preferable that the front-end | tip part of the said fitting holding | maintenance part is pinched and hold | maintained by the outer peripheral part of the flame | frame of the said 2nd speaker, and the connection part of the said grille frame. Moreover, it is preferable that the support body holding the second speaker extends forward through the inner space of the voice coil bobbin of the first speaker.
本願の主要な発明によれば、グリルフレームの中心側の結合部を支持体の嵌合保持部と接触させることによって、嵌合保持部からグリルフレームの結合部を通してグリルフレーム側に熱が流動する。従ってグリルフレームが放熱手段として機能し、第1のスピーカあるいは第2のスピーカの温度上昇を防止することが可能になる。 According to the main invention of the present application, when the coupling portion on the center side of the grill frame is brought into contact with the fitting holding portion of the support, heat flows from the fitting holding portion to the grill frame side through the grill frame coupling portion. . Therefore, the grill frame functions as a heat radiating means, and it is possible to prevent the temperature of the first speaker or the second speaker from rising.
図1および図2は本実施の形態に係るスピーカ装置の全体の構成を示すものであって、このスピーカ装置は低音域を担う第1のスピーカの磁気回路10を備えている。磁気回路10は図2に示すようにほぼ円盤状をなすヨーク11を備え、このヨーク11の中心部には上方に突出する円柱状のセンタポール12が一体に設けられている。そしてセンタポール12の外周側にはリング状をなすマグネット13が取付けられている。マグネット13はその軸線方向の両端が互いに異極になるように着磁されている。そしてマグネット13の上面にリング状をなすプレート14が取付けられている。
FIG. 1 and FIG. 2 show the overall configuration of the speaker device according to the present embodiment, and this speaker device includes a
上記プレート14の中心部に設けられる円形の開口と上記センタポール12の外周面との間の部分がエアギャップ15を形成しており、このエアギャップ15にボイスコイル16が配される。すなわちボイスコイル16は円筒状のボビン17の外周部に巻装された状態でエアギャップ15内に配される。
A portion between a circular opening provided at the center of the
プレート14上には前方側が開放されたカップ状をなす鋼製のフレーム20が取付けられる。フレーム20内にはコーンから成る振動板21が取付けられる。すなわち振動板21の外周側の部分が断面が半円状のリングから成るエッジ22を介してフレーム20の外周縁部の前面に取付け固定されるとともに、エッジ22の外周部がガスケット23によってフレーム20に固定される。
On the
上記振動板21の中心側の部分はボイスコイル16を巻装したボビン17の外周部に固着される。また振動板21の図2において下側にはダンパ24が配される。ダンパ24はボビン17とフレーム20とを連結する。またフレーム20の外側面上には入力端子板25が設けられる。この入力端子板25には錦糸線26が接続される。
The central portion of the
上記磁気回路10のセンタポール12上にはとくに図3に拡大して示すように、筒状支持体30が取付けられる。この筒状支持体30は金属、例えば鉄、鋼、銅、真鍮、アルミニウム合金等の金属によって鍛造で成形されたものであって、その底部の部分がビス31によってセンタポール12の上面に固定されている。そしてこの筒状支持体30によって中高音用スピーカ32が支持される。
A
中高音用スピーカ32の磁気回路33はカップ状をなすヨーク34を備え、このヨーク34の内側であってその中心部にマグネット35を保持している。そしてマグネット35上にはセンタポール36が取付けられており、このセンタポール36の外周側の部分であってヨーク34の内周面との間の部分がエアギャップを構成している。そしてこのエアギャップにボイスコイル37がボビン38に巻装された状態で配されている。
The
中高音用スピーカ32のコーンから成る振動板41が上記ボビン38に取付けられるとともに、この振動板41の外周部がフレーム43によって支持される。また上記ボビン38とフレーム43との間にはダンパ42が配される。またフレーム43の外周側には飾りリング44が取付けられる。そして上記ボビン38の開口部を塞ぐようにドーム状をなすキャップ45が取付けられる。
A
次にこのようなスピーカの動作を説明する。入力端子板25を介して第1のスピーカのボイスコイル16に音声信号が供給されると、この音声信号によって磁気回路10のエアギャップ15に配されるボイスコイル16はフレミングの左手の法則によってボビン17の軸線方向の力を受ける。このためにボビン17が同方向に移動し、これに伴って振動板21が同方向に振動し、音声を再生する。
Next, the operation of such a speaker will be described. When an audio signal is supplied to the
第2の中高音用スピーカ32の動作も同様であって、入力端子板25を介して磁気回路33のエアギャップ中に配されるボイスコイル37に音声信号が供給されると、フレミングの左手の法則によってボビン38の軸線方向の力を生じ、このためにボビン38と結合されている振動板41がボビン38の軸線方向に振動する。従ってこれにより、中高音域の音声の再生が行なわれる。
The operation of the second middle /
このようなスピーカ装置の特徴は、第2の中高音用スピーカ32を嵌合保持する筒状支持体30が放熱に有効に寄与する特徴をもっている。上述の如く筒状支持体30として例えば鍛造によって成形された鋼を用いたときの第1および第2のスピーカのボイスコイル16、37の温度変化を測定したところ、図4に示す結果が得られた。すなわち50Wで連続入力を行なったときに、第1の低音用スピーカ(WF)のボイスコイル16の温度は最終的に178℃で飽和して安定した。これに対して第2の中高音用スピーカ(TW)32のボイスコイル37は158℃で飽和した。
Such a speaker device is characterized in that the
第2のスピーカ32のとくに磁気回路33を金属製の筒状支持体30で支持することによって、この筒状支持体30による熱容量の増加によって第2のスピーカ(TW)32の温度上昇が緩やかになるとともに、筒状支持体30の放熱効果によって第2のスピーカ32の飽和温度が低くなっている。また第1のスピーカについても、その磁気回路10中のボイスコイル16の温度は筒状支持体30によって放熱されるために、低くなる。
By supporting the
図5は筒状支持体30を樹脂の成形体から構成した比較例のスピーカを示している。このような比較例のスピーカについて、50Wの連続入力を行なったときの温度の変化が図6に示される。
FIG. 5 shows a speaker of a comparative example in which the
筒状支持体30として樹脂を用いると、この支持体30が断熱手段として機能するために、とくに第2のスピーカ32の磁気回路33の放熱が妨げられてボイスコイル37の温度上昇が急激になる。また最終的にはこの第2のスピーカの磁気回路33に熱が蓄熱され、そのボイスコイル37の温度が最終的に188℃に至る。また第1のスピーカのボイスコイル16の部分についても、磁気回路10内に蓄熱されて放熱が行なわれないために、最終温度は184℃になって金属製の筒状支持体30を用いた場合よりも温度が高くなる。従って筒状支持体30として樹脂に代えて金属を用いると、低音用スピーカ(WF)32について6%、高音用スピーカ(TW)について20%、それぞれ冷却効率が上昇する。
When resin is used as the
このようなスピーカ装置の別の特徴は、図2および図3に示すように、第2の中高音用スピーカ32を筒状支持体30を介して第1のスピーカの磁気回路10のセンタポール12上に支持していることである。すなわちカップ状をなす筒状支持体30の先端側の嵌合保持部によって中高音用スピーカ32の磁気回路33の外周部を受入れ、この中高音用スピーカ32を安定に保持している。なおこの実施の形態においては、筒状支持部30の開放端を中高音用スピーカ32のフレーム43の下端部に突当てている。
Another feature of such a speaker device is that, as shown in FIGS. 2 and 3, a
従ってこのような構造によれば、第2のスピーカ32の円周方向および高さ方向の位置決めが非常に安定する。とくに筒状支持体30の開放端の内径を中高音用スピーカ32の磁気回路33の外径に高精度に一致させると、両者の嵌合精度によって第2のスピーカ32を安定に保持することが可能になるとともに、第2のスピーカ32の位置決めが非常に容易になる。
Therefore, according to such a structure, the positioning of the
また中高音用スピーカ32の磁気回路33を必ずしも接着剤を用いることなく筒状支持体30の先端部の嵌合保持部を介して第1のスピーカのセンタポール12上に嵌め合いの嵌合力によって取付けることが可能になる。従って接着材層が断熱層となって第2のスピーカ32から筒状支持体30へ熱の流動が妨げられることがなくなる。このことはとくに中高音用スピーカ32の磁気回路33の過度の温度上昇を防止できることを意味する。すなわち筒状支持体30は第1のスピーカの磁気回路10とともに第2のスピーカ32の磁気回路33の温度上昇をも防止できるようになる。
Further, the
次に上記実施の形態の変形例を説明する。図7に示す変形例は第1のスピーカのセンタポール12上に取付けられる筒状支持体30の嵌合支持部によって中高音用スピーカ32の磁気回路33の外周部のみならずこのスピーカのフレーム43の外周部をも覆うようにしたものである。すなわち筒状支持体30は上記スピーカ32の磁気回路33の外周部とフレーム43の外周部にほぼ整合するように3段に絞られており、このような形状の筒状支持体30によって中高音用スピーカ32の磁気回路33とフレーム43とを受入れるようにしている。従って第2のスピーカ32の保持が安定になるとともに、筒状支持体30によってとくに第2のスピーカ32の放熱を確実に行なうことが可能になる。
Next, a modification of the above embodiment will be described. In the modification shown in FIG. 7, not only the outer peripheral portion of the
図8は別の変形例を示している。この変型例は第1のスピーカのセンタポール12を貫通するボルト31を第2のスピーカ32の磁気回路33のヨーク34の雌ねじ孔に螺着し、第2のスピーカ32をボルト31によって下方へ引張ることにより、筒状支持体30をセンタポール12上に固定している。そして筒状支持体30は第2のスピーカ32の磁気回路33の外周面と嵌合して保持するようになっている。しかも筒状支持体30の上端の半径方向への折曲げ部分がフレーム43の下端に当接している。フレーム43は飾りリングを兼用するようになっている。
FIG. 8 shows another modification. In this modified example, a
図9はさらに別の変形例を示している。この変形例は第1のスピーカのセンタポール12を貫通するボルト31を第2のスピーカ32の磁気回路33のヨーク34の雌ねじ孔に螺着し、このヨーク34を下方に引張ることによって筒状支持体30をセンタポール12上に固定している。また筒状支持体30はその上端がほぼ外周側に開くように成形され、この開かれた部分が上記ヨーク34の下面を受けるようになっている。
FIG. 9 shows still another modification. In this modification, a
図10および図11はさらに別の変型例を示している。この変型例においてもボルト31がセンタポール12を貫通し、第2のスピーカ32の磁気回路33のヨーク34の雌ねじ孔に螺着されている。そしてこの筒状支持体30の上端側の嵌合支持部によって第2のスピーカ32の磁気回路33の外周面を保持している。しかも筒状支持体30の先端側のフランジ部が第2のスピーカ32のフレーム43および飾りリング44の下面に当接している。ここでとくに飾りリング44がアルミダイキャスト製の飾りリングから構成されており、放熱板を構成している。従って磁気回路10、33の熱が筒状支持体30に伝達されても、この熱がさらに飾りリング44によって放熱されることになる。
10 and 11 show still another modification example. Also in this modified example, the
次に第2の実施の形態を図12〜図14によって説明する。この実施の形態はスピーカグリル54を保持するグリルフレーム50を上記筒状支持体30に結合したものである。すなわち第1のスピーカの前面側であってフレーム20の外周部にはグリルフレーム50が取付けられる。グリルフレーム50は例えばアルミニウム合金の成形体から構成されるとともに、その主体部が楕円形の形状をなしている。そしてグリルフレーム50には斜め上方および斜め下方に延びる合計4本のアーム51が連設されており、これらのアーム51の先端部がフレーム20の外周部に固着されるようになっている。
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS. In this embodiment, a
そしてグリルフレーム50の中心側の部分には円形の凹部から成る結合部52が形成され、この結合部52の内周面が図12および図13に示すように筒状支持部30の外周面に嵌合されるようになっている。そしてグリルフレーム50の内側に設けられている段部53に金属製のネットから成るスピーカグリル54が取付けられるようになっている。スピーカグリル54は第2のスピーカ32の前面側を覆う。
A
上記グリルフレーム50の結合部52と結合される筒状支持体30は第1のスピーカのセンタポール12上にボルト31によって固定されるようになっており、第2のスピーカ32の磁気回路33の外周部に嵌合してこの磁気回路33を保持するとともに、さらにこの筒状支持体30の両端側の部分が2段に絞られてフレーム43の外周部を保持するようになっている。そして第2のスピーカのフレーム43の外周部を保持する筒状支持体30の外周面がグリルフレーム50の結合部52の外周面に嵌合されるようになっている。
The
従ってこのような構成によれば、第1のスピーカのセンタポール12上において第2のスピーカ32を支持する筒状支持体30はその先端側の外周部がグリルフレーム50の結合部52に嵌合されて結合されることになる。従ってとくに筒状支持体30に対してグリルフレーム50が放熱手段として機能するとともに、筒状支持体30の先端側の外周部を安定的に位置決め保持することになる。
次に第3の実施の形態を図15〜図17によって説明する。この実施の形態は第2のスピーカ32の前端部にさらに支持体60を介して第3のスピーカ、すなわち高音用スピーカ63を取付けたものである。第1のスピーカのセンタポール12上に筒状支持体30を介して取付けられる第2のスピーカ32のフレーム43の外周部にはアルミニウム合金のダイキャスト製の支持体60が取付けられる。そしてこの支持体60の円周方向の所定の位置に半径方向に突出した保持部62が形成され、この保持部62によって高音用スピーカ63が保持される。
Therefore, according to such a configuration, the
Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS. In this embodiment, a third speaker, that is, a high-
第1のスピーカのセンタポール12上には筒状支持体30が取付けられ、センタポール12を貫通するボルト31が第2のスピーカ32の磁気回路33のヨーク34の雌ねじ孔に螺着される。さらにこの筒状支持体30はその先端側の部分にフランジ59が形成され、このフランジ59によってその前面側の部分にビス61を介して上記支持体60を支持している。
A
従って筒状保持部30のフランジ59上に支持体60が取付け保持されることになり、支持体60が高音用スピーカ63の支持手段とともに筒状支持体30の放熱手段を兼用することになる。従って筒状支持体30の温度上昇を支持体60によって防止することが可能になる。
Therefore, the
本願発明はとくに複数のスピーカを同軸状に取付けるコアキシャル型スピーカ装置として音声の再生に広く利用可能である。とくにスペースの限られた場所で配置を行なわなければならない車載用スピーカとして広く利用可能である。 The present invention can be widely used for reproducing sound, particularly as a coaxial speaker device in which a plurality of speakers are coaxially mounted. In particular, it can be widely used as a vehicle-mounted speaker that must be arranged in a limited space.
10‥‥磁気回路、11‥‥ヨーク、12‥‥センタポール、13‥‥マグネット、14‥‥プレート、15‥‥エアギャップ、16‥‥ボイスコイル、17‥‥ボビン、20‥‥フレーム、21‥‥振動板(コーン)、22‥‥エッジ、23‥‥ガスケット、24‥‥ダンパ、25‥‥入力端子板、26‥‥錦糸線、30‥‥筒状支持体、31‥‥ビス、32‥‥中高音用スピーカ、33‥‥磁気回路、34‥‥ヨーク、35‥‥マグネット、36‥‥センタポール、37‥‥ボイスコイル、38‥‥ボビン、39‥‥プレート、41‥‥振動板(コーン)、42‥‥ダンパ、43‥‥フレーム、44‥‥飾りリング、45‥‥キャップ、50‥‥グリルフレーム、51‥‥アーム、52‥‥結合部、53‥‥段部、54‥‥スピーカグリル、59‥‥フランジ、60‥‥支持体、61‥‥ビス、62‥‥保持部、63‥‥高音用スピーカ
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