JP4019493B2 - Coaxial type speaker device - Google Patents
Coaxial type speaker device Download PDFInfo
- Publication number
- JP4019493B2 JP4019493B2 JP08729698A JP8729698A JP4019493B2 JP 4019493 B2 JP4019493 B2 JP 4019493B2 JP 08729698 A JP08729698 A JP 08729698A JP 8729698 A JP8729698 A JP 8729698A JP 4019493 B2 JP4019493 B2 JP 4019493B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- coaxial
- speaker device
- voice coil
- speaker unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車載用のコアキシャル(coaxial)型スピーカ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から複合スピーカ装置として広く利用されている同軸型(コアキシャル型)スピーカ装置としては各帯域のスピーカユニットから出て来る高低音は共に略同一位置から放音され全体的に簡潔にまとっまっているため車載用等に広く用いられている。
【0003】
図4は最も一般的なコアキシャル型スピーカ装置の一部側断面図を示すものである。図4のスピーカ装置に於いて、20は全体としてコアキシャル型のスピーカ装置を示し、このスピーカ装置20は低音用(又は低中音用)のスピーカユニット20Lと中高音用(又は高音用)のスピーカユニット20Hから構成されている。
【0004】
低音用スピーカユニット20Lの磁気回路を構成するヨーク4は円盤状の板材から成り、中心部に植立された円柱状のセンタポール4aとセンタポール4aを囲繞する様に同心状に段部が形成されたマグネットガイド4bを一体化した断面逆T字状と成され、このヨーク4のマグネットガイド部4bに内径を嵌合させ、且つ接合したリング状で厚み方向に着磁されたマグネット3と、このマグネット3の上面に接着剤等で接合したリング状のプレート1と、このプレート1上に固着した鋼製等の漏斗状のフレーム7とで金属部分の磁気回路が構成される。
【0005】
センタポール4aとプレート1との間の同心円状の磁気空隙部17にはボイスコイルボビン8に巻回したボイスコイル8aを挿入するために、ボイスコイルボビン8の内周にクラフト紙等のスペーサを巻いた状態で、ボイスコイルボビン8をセンタポール4aに上側から挿入し、ボイスコイル8aの位置が磁気空隙部17内に配設される様にセッティングする。
【0006】
ボイスコイルボビン8の中間の外径部とフレーム7の底面の外周近傍間に波型の同心円状のダンパ9を接着剤等で接合し、更に漏斗状のフィックスエッジ13付のコーン10の内径部をボイスコイルボビン8の上端部の外径に嵌合させて接合し、コーン10の最大直径部をフレーム7の最大直径開口部にガスケット12を介して接合する。
【0007】
更にダンパ9の外径部をフレーム7の底面部の外周に接合させ、接着剤の乾燥後にボイスコイルボビン8の内径に挿入したスペーサを抜く、次に鍛練用アルミニウム合金等から成る引抜棒を支柱2として、センタポール4aの上面に接着剤或はビス等を介して固定させる。
【0008】
更に、この支柱2を貫通する様に中心に透孔14aが穿たれたキャップ14をコーン10の傾斜部上に貼着させ、支柱2上に中高音用スピーカユニット20Hを固定する。
【0009】
上述の中高音用スピーカユニット20Hの構成は上述した低中音用スピーカユニット20Lと同一構成の動電型であり、小型化されただけなので具体的な構成の説明は省略する。
【0010】
上述の低音用スピーカユニット20Lと中高音用スピーカユニット20Hのボイスコイル8aから引き出し線を錦糸線16を介して入力端子15a及び15bに接続し、入力端子15a及び15bを介してボイスコイル8aに音響信号を供給する。尚、上述では予め着磁したマグネット3を組立た場合を説明したが、無着磁のマグネット3を最終組立段階で着磁する様に成す場合もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述のコアキシャル型スピーカ装置は車載用等の比較的に狭い空間内に配され、且つ大容量のパワーで駆動される為に、ボイスコイルボビン8に巻装したボイスコイル8aからの放熱量は大変大きくなり、磁気空隙部17近傍及びダンパ9の下面とプレート1の上面間に形成される第1の空間部18a及びセンタポール4aとマグネット3の内径間に形成される第2の空間部18b内に熱が蓄積され放熱し難い問題があった。この為にフレーム7やボイスコイルボビン8を鋳物用アルミニウム合金を用いて放熱効果を高めていたが必ずしも、放熱効果は万全ではないと云う弊害が有った。
【0012】
本発明は叙上の問題点を解消したコアキシャル型スピーカ装置を提供しようとするもので、発明が解決しようとする課題は支柱を多角形状にして、放射効率を高めると共に第1及び第2空間部近傍に蓄積された熱をコーン10外に放出可能なコアキシャル型スピーカ装置を得ようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は低音用スピーカユニットの磁気回路のセンタポールから立設した支柱上に同軸的に中高音用スピーカユニットを配設して成るコアキシャル型スピーカ装置であって、支柱がアルミニウム合金で形成され、その断面形状が、円柱状に支柱の長手方向に沿った複数個所の溝を形成された多角形とさせて成るものである。
【0014】
本発明のコアキシャル型スピーカ装置によれば支柱を多角形状とし表面積を増大させて放射面積が増加させられることと、支柱に形成された溝を介して磁気回路内の空間部の熱をコーン10の外部に有効に放射することの出来るものが得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコアキシャル型スピーカ装置を図1乃至図3によって詳記する。尚本発明で図4で示したスピーカとの対応部分には同一符号を付して示している。
図1(A)は本例のコアキシャル型スピーカ装置の一部側断面図、図1(B)は図1(A)のA−A′線に沿う断面矢視図を示す。
【0016】
図1(A)に於いて、3は全体としてコアキシャル型スピーカ装置を示し、低音用スピーカユニット(又は低中音用スピーカユニットを含む)20Lと中高音用スピーカユニット(又は高音用スピーカユニットを含む)20Hをコアキシャル型(以下同軸型と記す)に組合せた複合型スピーカ装置とされている。
【0017】
低音用スピーカユニット20Lは動電型のスピーカユニット構成とされ、ヨーク4は純鉄等の板材から成る円盤状部と、この円盤状部の中心位置に立設された円柱状のセンタポール4aと、このセンタポール4aと同心円状に円盤状部に形成された段部から成るマグネットガイド部4bが一体に形成されている。
【0018】
上述のヨーク4の円盤状部上にフェライト等の厚み方向に着磁されたリング状のマグネット3を接着剤を介して接着させる。リング状のマグネット3の内径はヨーク4の円盤状部に形成されたマグネットガイド部4bの段部に嵌合されて、位置決めされる。
【0019】
このマグネット3にリング状のプレート1を接合する。この場合はギャップガイドをセンタポール4aに差し込んだままにして置き、マグネット3の上面に接着剤を塗布し、プレート1の内径をギャップガイドの外径に挿入して接着固定する。プレート1は純鉄等を円盤状となし、中心部に透孔が穿たれた板材で透孔の内径周縁とセンタポール4aの外径間に形成される磁気空隙部17内にボイスコイル8aが配設される。
【0020】
プレート1には鋼材やアルミニウム合金等で漏斗状に形成されたフレーム7を固定することで磁気回路の金物部分が構成され、磁気空隙部17の下方にはセンタポール4aの外周とマグネット3の内径で囲まれた第2の空隙部18bが形成される。
【0021】
上述の磁気回路の磁気空隙部17内には円筒状のアルミニウム合金等で作るを可としたボイスコイルボビン8に巻回したボイスコイル8aを挿入し、上下方向に振動可能に波形のコルゲーションを有する通気性のあるダンパ9を介してボイスコイルボビン8を保持する。
【0022】
上述の如きダンパ9の内径はボイスコイルボビン8の中間部に接着剤を介して接合され、外径部はフレーム7の底面部の外周に接合されている。更に、紙等から成るフリー或はフィックスエッジ13の付いた漏斗状のコーン10の内径をボイスコイルボビン8の上部外径部に接合し、コーン10の最大直径部をフレーム7の上部開口周縁部にガスケット12を介して固定する。
【0023】
次に磁気回路を構成するセンタポール4aの上面に接着剤を塗布して中高音用スピーカユニット20Hをサポートする支柱2を接合させる。又はビス5等を介して更に強固に固定するを可とする。
【0024】
支柱2は図2(A)及び図2(B)の平面図及び側面図に示す様にダイカスト用アルミニウム合金(例えばADC12)等の素材が用いられる。JIS等ではこのダイカスト用アルミニウム合金にはAl−Si系、Al−Mg系、Al−Si−Cu系等の13種類が定められているが、これらのどの様な種類の素材を用いてもよい。その形状は例えば図2(A)の平面図に示す様に円柱状の中心位置に中心穴又は透孔2bを穿ち、円柱中心から5等分する角度位置に半円形状の5個の溝2aを円柱の長手方向に沿って形成して、断面を多角形状と成し、円柱の外周の表面積を円柱棒に比べて増大させる形状として、熱放射効率を上昇させている。
【0025】
この様な形状は金型(dies)にダイカスト用アルミニウム合金を溶融状態で加圧注入して鋳込まれるため自由な断面形状を正確に多量に生産可能である。
【0026】
従って、支柱の断面形状は図2(A)の形状に限定されるものでなく多角形、星形等に選択可能である。勿論、鍛練用アルミニウム合金等の多角形状を用いて引抜き方法により得た長手方向に溝付の支柱2としてもよい。
【0027】
上述の如き支柱2をセンタポール4aの上面に固定した後に、ボイスコイルボビン8の上端、或はコーン10の傾斜部にドーム状で中心に透孔14aを有し、アルミニウム等の軽量な材料で貼り合せ部14bと共に形成されたキャップ14を支柱に挿通させ、ボイスコイルボビン8の上端を気密に覆う様にコーン10の傾斜部等に接着剤を介して接合する。
【0028】
上述の様にセンタポール4a上に固定した支柱2上に構造的には低音用スピーカユニット20Lと同様の外磁型の動電スピーカユニットを構成する中高音用スピーカユニット20Hを適宜取付方法で固着することで同軸型スピーカ装置20が得られる。
【0029】
従って、図1のA−A断面矢視図に示されている様にキャップ14の透孔14aと支柱2間には支柱2の長手方向の上下に連通する溝2a部分の空気通路が形成されることになる。
【0030】
尚、従来の円柱棒から成る支柱2の最大値径は最大出力200W程度のコアキシャル型スピーカ装置で24mmφ程度であるが、本例の多角形状の支柱の最大直径は極力細くし、ボイスコイルボビン8の内径部と多角形状の支柱の最大直径間に第3の空間部18cを構成させる様に成されている。
【0031】
又、錦糸線16はボイスコイル8aに接続され、フレーム7に取り付けられた入力端子15a及び15bを介して音声信号がボイスコイル8aに供給される。
【0032】
上述の様にスピーカ装置を組立てることで、コーン10とプレート1の上面との間の第1の空間部18aと上述の第2及び第3の空間部18b及び18cとが形成される。
【0033】
上述の構成の同軸型スピーカ装置の動作を図3を用いて説明する。図3に於いて図1との対応部分には同一符号を付して重複説明を省略するが、図3の構成では支柱2の放熱効果を更に高めるために支柱2に複数のフインを有する放射板21を固着させてある。
【0034】
図3で入力端子15a及び15bに音響信号を供給して低音用スピーカユニット20L及び中高音用スピーカユニット20Hを駆動させ、ボイスコイル8aに流れる電流によって生ずる発熱で加熱された磁気空隙部17近傍のプレート1及びセンタポール4aの熱はフレーム7及び支柱2に伝達されこれらのフレーム7及び表面積の大きい支柱2の外表面及び放熱板21から放出される。
【0035】
更に、第1及び第2並びに第3の空間部18a,18b,18c近傍で熱せられた空気は、例えば、コーン10のF方向への振幅に対して、第1の空間部18aの空気は通気性の良いダンパ9を通過し、プレート1とボイスコイル8aの外径間の磁気空隙部17→第2の空間部18b→ボイスコイルボビン8の内径とセンタポール4aの外径間の磁気空隙部17→ボイスコイルボビン8の内径内の第3の空間部18cに流入し、キャップ14と支柱2間に形成された複数の溝2aの空気通路を通してコーン10の放射方向に放射される。
【0036】
従って、第1乃至第3の空間部18a,18b,18c内の熱せられた空気はコーン10の外部に放出され車載型の同軸スピーカ装置の様に狭い場所に配置したスピーカ装置であっても充分に冷却可能なものが得られる。
【0037】
以下本発明の具体的な冷却効果の実施例を示す。
(A)低音用スピーカユニットのコーン口径170mm、出力電圧200Wとし、図2に示す多角形状の支柱の最大直径22mmとした同軸スピーカ装置では図4の同一直径の円柱状支柱に比べて、表面積を多くとることだけで冷却温度を8℃低下することが出来、又、支柱2に設けた溝2aによって排出される空気流によって10℃低下させることが出来た。
【0038】
【発明の効果】
本発明の同軸型スピーカ装置によれば低音用スピーカユニットの磁気回路を構成するセンタポール上に立設した中高音用スピーカユニットをサポートする支柱の熱放射面積を増加させ、且つ放射効率のよいダイカスト用アルミニウム合金を用い、更に支柱に形成した溝を介して、磁気回路内或は磁気空隙部内の熱をコーン外部に放射することで車載用に用いても所定規定値以上に温度上昇しないものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコアキシャル型スピーカ装置の側断面図である。
【図2】本発明のコアキシャル型スピーカ装置に用いる支柱の平面及び側面図である。
【図3】本発明のコアキシャル型スピーカ装置の空気放出動作説明図である。
【図4】従来のコアキシャル型スピーカ装置の側断面図である。
【符号の説明】
1‥‥プレート、2‥‥支柱、3‥‥マグネット、8‥‥ボイスコイルボビン、8a‥‥ボイスコイル、9‥‥ダンパ、10‥‥コーン、14‥‥キャップ、20‥‥スピーカ装置、20L‥‥低音用スピーカユニット、20H‥‥中高音用スピーカユニット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of an on-vehicle coaxial type speaker device.
[0002]
[Prior art]
As a coaxial type (coaxial type) loudspeaker device that has been widely used as a composite loudspeaker device, both high and low frequencies coming out from the loudspeaker unit of each band are emitted from substantially the same position, and are summarized briefly. Therefore, it is widely used for in-vehicle use.
[0003]
FIG. 4 is a partial cross-sectional view of the most common coaxial type speaker device. In the speaker device of FIG. 4,
[0004]
The yoke 4 constituting the magnetic circuit of the low-
[0005]
In the concentric magnetic gap portion 17 between the center pole 4a and the plate 1, in order to insert the voice coil 8a wound around the voice coil bobbin 8, a spacer such as kraft paper is wound around the inner periphery of the voice coil bobbin 8. In this state, the voice coil bobbin 8 is inserted into the center pole 4 a from above, and the position of the voice coil 8 a is set so as to be disposed in the magnetic gap portion 17.
[0006]
A corrugated concentric damper 9 is joined with an adhesive or the like between the intermediate outer diameter portion of the voice coil bobbin 8 and the outer periphery of the bottom surface of the
[0007]
Further, the outer diameter portion of the damper 9 is joined to the outer periphery of the bottom surface portion of the
[0008]
Further, a
[0009]
The configuration of the above-described middle / high tone speaker unit 20H is an electrodynamic type having the same configuration as that of the above-described low / medium
[0010]
The lead wires are connected to the
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
Since the above-described coaxial type speaker device is disposed in a relatively small space for in-vehicle use or the like and is driven with a large amount of power, the heat radiation from the voice coil 8a wound around the voice coil bobbin 8 is very large. In the vicinity of the magnetic gap 17 and in the
[0012]
The present invention seeks to provide a coaxial type speaker device that solves the above-mentioned problems. The problem to be solved by the present invention is that the struts are formed in a polygonal shape to improve radiation efficiency and the first and second space portions. An attempt is made to obtain a coaxial type speaker device capable of releasing heat accumulated in the vicinity to the outside of the
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a coaxial type speaker device in which a speaker unit for middle and high sounds is coaxially disposed on a column erected from the center pole of the magnetic circuit of the speaker unit for bass, wherein the column is formed of an aluminum alloy, The cross-sectional shape is a polygon in which a plurality of grooves are formed in a columnar shape along the longitudinal direction of the column .
[0014]
According to the coaxial type speaker device of the present invention, the column has a polygonal shape and the surface area is increased to increase the radiation area, and the heat of the space in the magnetic circuit is transferred to the
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the coaxial speaker device of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. In the present invention, parts corresponding to those of the speaker shown in FIG.
FIG. 1A is a partial cross-sectional view of the coaxial speaker device of this example, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along line AA ′ of FIG.
[0016]
In FIG. 1A, reference numeral 3 denotes a coaxial type speaker device as a whole, including a low-frequency speaker unit (or including a low / mid-range speaker unit) 20L and a medium / high-frequency speaker unit (or a high-frequency speaker unit). ) 20H is combined with a coaxial type (hereinafter referred to as a coaxial type).
[0017]
The low-
[0018]
A ring-shaped magnet 3 magnetized in the thickness direction of ferrite or the like is bonded onto the disk-shaped portion of the yoke 4 with an adhesive. The inner diameter of the ring-shaped magnet 3 is fitted and positioned in the step portion of the magnet guide portion 4b formed in the disc-shaped portion of the yoke 4.
[0019]
A ring-shaped plate 1 is joined to the magnet 3. In this case, the gap guide is left inserted in the center pole 4a, an adhesive is applied to the upper surface of the magnet 3, and the inner diameter of the plate 1 is inserted into the outer diameter of the gap guide to be bonded and fixed. The plate 1 is made of pure iron or the like in the shape of a disk, and a voice coil 8a is formed in a magnetic gap 17 formed between the inner peripheral edge of the through hole and the outer diameter of the center pole 4a. Arranged.
[0020]
A metal part of a magnetic circuit is constructed by fixing a
[0021]
A voice coil 8a wound around a voice coil bobbin 8 that can be made of a cylindrical aluminum alloy or the like is inserted into the magnetic gap portion 17 of the above-described magnetic circuit, and has a corrugated corrugation that can vibrate in the vertical direction. The voice coil bobbin 8 is held through a damper 9 having a characteristic.
[0022]
The inner diameter of the damper 9 as described above is bonded to the middle portion of the voice coil bobbin 8 via an adhesive, and the outer diameter portion is bonded to the outer periphery of the bottom surface portion of the
[0023]
Next, an adhesive is applied to the upper surface of the center pole 4a constituting the magnetic circuit to join the support column 2 that supports the middle / high tone speaker unit 20H. Alternatively, it can be fixed more firmly via
[0024]
A material such as an aluminum alloy for die casting (for example, ADC12) is used for the support 2 as shown in the plan view and the side view of FIGS. In JIS, etc., 13 types such as Al—Si, Al—Mg, and Al—Si—Cu are defined for this aluminum alloy for die casting. Any of these types of materials may be used. . For example, as shown in the plan view of FIG. 2A, the center hole or the through hole 2b is formed at the center position of the columnar shape, and the five semicircular grooves 2a are formed at angular positions that are equally divided from the center of the column. Is formed along the longitudinal direction of the cylinder, the cross-section is polygonal, and the heat radiation efficiency is increased as a shape that increases the surface area of the outer periphery of the cylinder as compared to the cylindrical rod.
[0025]
Since such a shape is cast by injecting a die-casting aluminum alloy into a die in a molten state, a free cross-sectional shape can be accurately produced in large quantities.
[0026]
Therefore, the cross-sectional shape of the column is not limited to the shape shown in FIG. 2A, and can be selected as a polygon, a star, or the like. Of course, it is good also as the support | pillar 2 with a groove | channel in the longitudinal direction obtained by the drawing method using polygonal shapes, such as aluminum alloy for training.
[0027]
After the support 2 as described above is fixed to the upper surface of the center pole 4a, the upper end of the voice coil bobbin 8 or the inclined portion of the
[0028]
As described above, the medium / high sound speaker unit 20H constituting the outer-magnet type electrodynamic speaker unit structurally similar to the low
[0029]
Accordingly, an air passage is formed between the through hole 14a of the
[0030]
The maximum diameter of the column 2 made of a conventional cylindrical rod is about 24 mmφ in a coaxial speaker device with a maximum output of about 200 W. However, the maximum diameter of the polygonal column in this example is made as thin as possible, and the voice coil bobbin 8 The
[0031]
The
[0032]
By assembling the speaker device as described above, the
[0033]
The operation of the coaxial speaker device having the above configuration will be described with reference to FIG. 3 corresponding to those in FIG. 1 are assigned the same reference numerals and redundant description is omitted, but in the configuration of FIG. 3, radiation having a plurality of fins in the support column 2 in order to further enhance the heat dissipation effect of the support column 2. The plate 21 is fixed.
[0034]
In FIG. 3, an acoustic signal is supplied to the
[0035]
Furthermore, the air heated in the vicinity of the first, second, and
[0036]
Accordingly, the heated air in the first to
[0037]
Examples of specific cooling effects of the present invention will be shown below.
(A) The coaxial speaker device having a cone diameter of 170 mm and an output voltage of 200 W of the speaker unit for bass and having a maximum diameter of 22 mm of the polygonal column shown in FIG. 2 has a surface area larger than that of the columnar column having the same diameter in FIG. Only by taking a large amount, the cooling temperature could be lowered by 8 ° C., and it could be lowered by 10 ° C. by the air flow discharged by the groove 2 a provided in the column 2.
[0038]
【The invention's effect】
According to the coaxial speaker device of the present invention, the heat radiation area of the support supporting the speaker unit for middle and high sounds erected on the center pole constituting the magnetic circuit of the speaker unit for bass is increased, and the die casting with good radiation efficiency is performed. There is an aluminum alloy that does not rise in temperature beyond the specified value even if it is used for in-vehicle use by radiating the heat in the magnetic circuit or magnetic gap to the outside of the cone through the groove formed in the support column. can get.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view of a coaxial speaker device of the present invention.
FIGS. 2A and 2B are a plan view and a side view of a support column used in the coaxial speaker device of the present invention. FIGS.
FIG. 3 is an explanatory diagram of an air discharge operation of the coaxial speaker device of the present invention.
FIG. 4 is a side sectional view of a conventional coaxial type speaker device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Plate, 2 ... Prop, 3 ... Magnet, 8 ... Voice coil bobbin, 8a ... Voice coil, 9 ... Damper, 10 ... Cone, 14 ... Cap, 20 ... Speaker device, 20L ... ... Low-frequency speaker unit, 20H ... Medium / high-frequency speaker unit
Claims (4)
上記支柱がアルミニウム合金で形成され、その断面形状が、円柱状に当該支柱の長手方向に沿った複数個所の溝を形成された多角形とされて成ることを特徴とするコアキシャル型スピーカ装置。A coaxial type loudspeaker device in which a middle / high tone speaker unit is coaxially disposed on a column erected from a center pole of a magnetic circuit of a bass speaker unit,
A coaxial type speaker device , wherein the column is formed of an aluminum alloy, and the cross-sectional shape thereof is a polygonal shape in which a plurality of grooves are formed in a columnar shape along the longitudinal direction of the column .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08729698A JP4019493B2 (en) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Coaxial type speaker device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08729698A JP4019493B2 (en) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Coaxial type speaker device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11285091A JPH11285091A (en) | 1999-10-15 |
JP4019493B2 true JP4019493B2 (en) | 2007-12-12 |
Family
ID=13910865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08729698A Expired - Fee Related JP4019493B2 (en) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Coaxial type speaker device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4019493B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005033593A (en) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Sony Corp | Speaker device |
JP4565357B2 (en) * | 2008-06-16 | 2010-10-20 | ソニー株式会社 | Speaker device |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP08729698A patent/JP4019493B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11285091A (en) | 1999-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7706563B2 (en) | Concentric radial ring motor | |
US20130108099A1 (en) | Loudspeaker having improved cooling system integrally formed on speaker frame | |
US20100208934A1 (en) | Speaker device | |
JP2009049970A (en) | Coaxial loudspeaker | |
JP4565357B2 (en) | Speaker device | |
US20050175208A1 (en) | Audio speaker system employing an annular gasket separating a horn waveguide from a sound reproducing membrane | |
WO2016035263A1 (en) | Loudspeaker | |
JP4878625B2 (en) | Speaker device | |
US6390231B1 (en) | Loudspeaker with directed airflow cooling | |
US20060078151A1 (en) | Loudspeaker having cooling system | |
EP0624049B1 (en) | A loudspeaker apparatus | |
US7203329B2 (en) | Audio speaker system employing an axi-symmetrical horn with wide dispersion angle characteristics over an extended frequency range | |
JP4019493B2 (en) | Coaxial type speaker device | |
JP2003111189A (en) | Loudspeaker | |
JPH06233367A (en) | Bass reflex type speaker system | |
JP2004260662A (en) | Coaxial complex loudspeaker | |
JP4435245B2 (en) | Speaker device | |
JPH0974599A (en) | Speaker device | |
JP2002142293A (en) | Loudspeaker device | |
KR100267956B1 (en) | Horn speaker | |
JPH10336790A (en) | Speaker | |
CN219627888U (en) | High pitch unit and loudspeaker | |
JPH07203589A (en) | Bi-direction radiation speaker | |
JP3191524B2 (en) | Composite speaker | |
JP2005033593A (en) | Speaker device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060905 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070917 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |