JP4431008B2 - 半導体レーザの熱抵抗評価装置および熱抵抗評価方法 - Google Patents

半導体レーザの熱抵抗評価装置および熱抵抗評価方法 Download PDF

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Description

本発明は半導体レーザの熱抵抗評価装置および熱抵抗評価方法に関し、特に、面発光レーザの熱抵抗評価方法に適用して好適なものである。
長波長(通信波長)帯面発光レーザ(VCSEL:vertical cavity surface emitting lasers)は、メトロ系通信網や10ギガビットイーサネット(登録商標)用の低消費電力化された光源として期待され、研究開発が盛んに行われている。ここで、長波長帯面発光レーザは、短波長帯面発光レーザに比べて熱伝導率が低い結晶材料が用いられるため、熱抵抗(単位消費電力当たりの活性層の温度変化)が1000℃/W以上の高い値を有する。このような高い熱抵抗は、面発光レーザを電流駆動する際に、比較的低い電流値においても、熱ロールオーバーによる光出力の低下をもたらすため、実用上の障害となっている。このため、電流注入が行われる半導体分布ブラッグ反射層の構造の最適化や、活性層に直接電流を注入する構造や、熱伝導率が高いGaAs系分布ブラッグ反射層との貼り合わせ構造(非特許文献1)などが提案されている。
一方、面発光レーザの熱抵抗を低減させるだけでなく、面発光レーザの熱抵抗を定量的に評価することも重要である。ここで、半導体レーザの熱抵抗Rth、以下の(1)式で定義することができる。
Rth=ΔT/Pdis=ΔT/(VI−Pout) (1)
ただし、ΔTは、半導体レーザの発熱による活性層の温度上昇分、Pdisは、半導体レーザの消費電力、Poutは、半導体レーザからの光出力、Vは、半導体レーザを駆動する電圧、Iは、半導体レーザを駆動する電流である。
(1)式におけるΔTの評価方法としては様々な方法があるが(非特許文献2)、CW(連続発振)と活性層の発熱の影響を無視できるパルス発振(デューティ比0.1%)による発振波長の差から、(1)式の活性層の温度上昇分ΔTを見積もることが一般的に行われている。
しかしながら、端面発光型レーザの熱抵抗は50℃/W程度であるのに対し、面発光レーザの熱抵抗は1000℃/W以上ある。このため、面発光レーザでは、パルス駆動におけるパルス幅を小さくしても、活性層の発熱の影響を完全に除去することができず、熱抵抗値が過小評価されることがあった。
このため、面発光レーザでは、発振波長λの消費電力依存性(λ−Pdis特性)および温度依存性(λ−T特性)をCW駆動にてそれぞれ評価し、以下の(2)式を用いて熱抵抗値を見積もることが行われていた(非特許文献3)。
Rth=ΔT/ΔPdis=(Δλ/ΔPdis)/(Δλ/ΔT) (2)
Y.Ohiso,H.Okamoto"Single Transverse Mode Operation of 1.55−μm Buried Heterostructure Vertical−Cavity−Surface−Emitting Lasers"IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS,VOL.14,NO.6,JUNE 2002,738−740 Joanne S.Manning"Thermal impedance of diode lasers:Comparison of experimental methods and a theoretical model"J.Appl.phys.52(2),May 1981,3179−3184 Michael H.Macdougal,Jon Geske,Chao−Kun Lin,Aaron E.Bond,and P.DanielDapkus"Thermal Impedance of VCSEL’s with AiOx−GaAs DBR’s"IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS,VOL.10,NO.1,JANUARY 1998,15−17
しかしながら、(2)式を用いて熱抵抗値を見積もる方法では、λ−Pdis特性およびλ−T特性とを別々に測定し、各直線の傾きからΔλ/ΔPdisとΔλ/ΔTとをそれぞれ導出する必要がある。このため、(2)式を用いて熱抵抗値を見積もる方法は、工程が煩雑で効率が悪いという問題があった。
そこで、本発明の目的は、熱抵抗値の算出精度を低下させることなく、熱抵抗の評価工程の簡便化および効率化を図ることが可能な半導体レーザの熱抵抗評価装置および熱抵抗評価方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の半導体レーザの熱抵抗評価装置によれば、第1の駆動電流にて半導体レーザをCW駆動しながら発振波長の温度依存性を評価する第1の温度依存性評価手段と、第2の駆動電流にて前記半導体レーザをCW駆動しながら発振波長の温度依存性を評価する第2の温度依存性評価手段と、前記第1の駆動電流と前記第2の駆動電流の発振波長が同一となる時の各温度の差から、前記半導体レーザの活性層の温度上昇分を評価する温度上昇評価手段と、前記第1の駆動電流における第1の消費電力と前記第2の駆動電流における第2の消費電力との差から、前記温度上昇評価手段にて評価された温度上昇分だけ前記活性層の温度を上昇させるために必要な第3の消費電力を評価する消費電力評価手段と、前記温度上昇評価手段にて評価された温度上昇分を前記第3の消費電力で除した値を熱抵抗として算出する熱抵抗算出手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の半導体レーザの熱抵抗評価装置によれば、前記第1の駆動電流をI1、前記第2の駆動電流をI2、前記第1の駆動電流I1で前記半導体レーザをCW駆動した時の駆動電圧をV1、前記第2の駆動電流I2で前記半導体レーザをCW駆動した時の駆動電圧をV2、前記第1の駆動電流I1で前記半導体レーザをCW駆動した時の光出力パワーをPout1、前記第2の駆動電流I2で前記半導体レーザをCW駆動した時の光出力パワーをPout2、前記活性層の温度上昇分をΔT、前記第1の消費電力をPdis1、前記第2の消費電力をPdis2、前記第3の消費電力をΔPdisとすると、前記熱抵抗Rthは、
Rth=ΔT/ΔPdis=(T1−T2)/(Pdis2−Pdis1)
=(T1−T2)/[(V22−Pout2)−(V11−Pout1)
で与えられることを特徴とする。
また、請求項3記載の半導体レーザの熱抵抗評価方法によれば、第1の駆動電流にて半導体レーザをCW駆動しながら発振波長の温度依存性を評価する工程と、第2の駆動電流にて前記半導体レーザをCW駆動しながら発振波長の温度依存性を評価する工程と、前記第1の駆動電流と前記第2の駆動電流の発振波長が同一となる時の各温度の差から、前記半導体レーザの活性層の温度上昇分を評価する工程と、前記第1の駆動電流における第1の消費電力と前記第2の駆動電流における第2の消費電力との差から、前記温度上昇分だけ前記活性層の温度を上昇させるために必要な第3の消費電力を評価する工程と、前記活性層の温度上昇分を前記第3の消費電力で除した値を熱抵抗として算出する工程とを備えることを特徴とする。
また、請求項4記載の半導体レーザの熱抵抗評価方法によれば、前記第1の駆動電流をI1、前記第2の駆動電流をI2、前記第1の駆動電流I1で前記半導体レーザをCW駆動した時の駆動電圧をV1、前記第2の駆動電流I2で前記半導体レーザをCW駆動した時の駆動電圧をV2、前記第1の駆動電流I1で前記半導体レーザをCW駆動した時の光出力パワーをPout1、前記第2の駆動電流I2で前記半導体レーザをCW駆動した時の光出力パワーをPout2、前記活性層の温度上昇分をΔT、前記第1の消費電力をPdis1、前記第2の消費電力をPdis2、前記第3の消費電力をΔPdisとすると、前記熱抵抗Rthは、
Rth=ΔT/ΔPdis=(T1−T2)/(Pdis2−Pdis1)
=(T1−T2)/[(V22−Pout2)−(V11−Pout1)
で与えられることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、CW駆動された半導体レーザの発振波長の温度依存性に基づいて半導体レーザの熱抵抗値を評価することが可能となる。このため、半導体レーザの発振波長の消費電力依存性を評価する必要がなくなるとともに、パルス駆動による半導体レーザの発振波長を見積もる必要がなくなり、半導体レーザの熱抵抗が高い場合においても、熱抵抗値の算出精度を低下させることなく、熱抵抗の評価工程の簡便化および効率化を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る半導体レーザの熱抵抗評価装置および熱抵抗評価方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体レーザの熱抵抗評価方法を示すフローチャートである。
図1において、互いに電流値の異なる駆動電流I1、I2にて半導体レーザをそれぞれCW駆動しながら、各駆動電流I1、I2における発振波長λ1、λ2の温度依存性をそれぞれ評価する(ステップS1、S2)。ただし、λ1は、駆動電流I1で半導体レーザをCW駆動した時の発振波長、λ2は、駆動電流I2で半導体レーザをCW駆動した時の発振波長である。
図2は、互いに電流値の異なる駆動電流I1、I2で面発光レーザをCW駆動した時の温度と波長との関係を示す図である。
図2において、駆動電流I1にて半導体レーザをCW駆動すると、温度上昇に比例して発振波長λ1が上昇する。また、駆動電流I2にて半導体レーザをCW駆動すると、温度上昇に比例して発振波長λ2が上昇するとともに、発振波長λ1に対して発振波長λ2がシフトされる。ただし、I2>I1であり、I1は閾値電流以上である。
なお、駆動電流I1、I2にて半導体レーザをそれぞれCW駆動した時の発振波長λ1、λ2の温度依存性は、半導体レーザが固定されるステージのステージ温度コントローラと光スペクトルアナライザを用いて評価することができる。
ここで、発振波長λ1、λ2が互いに同一となる時の発振波長のうち、任意の発振波長をλaとする。そして、λ1=λaとなるステージ温度コントローラの温度T1と、λ2=λaとなるステージ温度コントローラの温度T2とを、各発振波長λ1、λ2における温度依存性から求める。そして、ΔT=T1−T2とすると、駆動電流I1、I2における発振波長λ1、λ2がλaとなる時の各温度T1、T2の差から、ΔTを求める(ステップS3)。ここで、ΔTは、駆動電流をI1からI2に増加させた時の活性層の温度上昇分を示している。
次に、ステージ温度コントローラの温度がT1で駆動電流がI1の時の駆動電圧V1および光出力パワーPout1を求める。そして、温度T1かつ駆動電流I1における半導体レーザの消費電力Pdis1=(I11−Pout1)を求める。また、ステージ温度コントローラの温度がT2で駆動電流がI2の時の駆動電圧V2および光出力パワーPout2を求める。そして、温度T2かつ駆動電流I2における半導体レーザの消費電力Pdis2=(I22−Pout2)を求める。
そして、駆動電流I1、I2における半導体レーザの消費電力Pdis1、Pdis2がそれぞれ求まると、これらの消費電力Pdis1、Pdis2の差から、活性層の温度をΔTだけ上昇させるために必要な消費電力ΔPdisを求める(ステップS4)。なお、消費電力ΔPdisは、半導体レーザの光出力および駆動電圧の駆動電流依存性(I−L−V特性)から簡単に得ることができる。
次に、温度上昇分ΔTおよび消費電力ΔPdisが求まると、以下の(3)式に示すように、ΔTをΔPdisで除した値を熱抵抗Rthとして算出する(ステップS5)。
Rth=ΔT/ΔPdis=(T1−T2)/(Pdis2−Pdis1)
=(T1−T2)/[(V22−Pout2)−(V11−Pout1) (3)
これにより、駆動電流I1、I2にてCW駆動された半導体レーザの発振波長の温度依存性に基づいて半導体レーザの熱抵抗Rthを評価することが可能となる。このため、半導体レーザの発振波長の消費電力依存性を評価する必要がなくなるとともに、パルス駆動による半導体レーザの発振波長を見積もる必要がなくなり、半導体レーザの熱抵抗Rthが高い場合においても、熱抵抗Rthの算出精度を低下させることなく、熱抵抗Rthの評価工程の簡便化および効率化を図ることが可能となる。
図3は、本発明の一実施形態に係る半導体レーザの熱抵抗評価装置を示すブロック図である。
図3において、筐体1には、XYZ軸方向に移動可能な可動ステージ2が設けられ、可動ステージ2上には電子冷却装置3が配置されている。なお、電子冷却装置3としては、例えば、ペルチェ素子などを用いることができる。そして、可動ステージ2上には、熱抵抗の評価対象となる半導体レーザを固定するステージ4が配置されている。なお、ステージ4は、熱伝導率の高いCuやAlなどの金属で構成することができる。また、ステージ4上には、調芯用光ファイバ5およびI−L特性評価用フォトダイオード6が、可動ステージ2の可動範囲内に並べて配置されている。また、熱抵抗の評価対象となる半導体レーザとしては、例えば、AuSnはんだにてヒートシンク22に固定された面発光レーザ21を挙げることができる。
そして、可動ステージ2は、可動ステージ2の移動を制御する可動ステージXYZ軸コントローラ7に電気ケーブルK1を介して接続されている。また、電子冷却装置3は、ステージ4の温度を制御するステージ温度コントローラ8に電気ケーブルK2を介して接続されている。
さらに、熱抵抗評価装置には、サブマウント23を介して面発光レーザ21に駆動電流を注入する定電流源9が設けられている。そして、可動ステージXYZ軸コントローラ7、ステージ温度コントローラ8および定電流源9は、制御電気信号ケーブルC1〜C3をそれぞれ介して制御用パーソナルコンピュータ10に接続されている。
そして、調芯用光ファイバ5は、光ファイバF1を介して1:9カプラ11の入力に接続され、1:9カプラ11の出力は、光ファイバF2を介してフォトダイオード12に接続されるとともに、光ファイバF3を介して光スペクトルアナライザ14に接続されている。また、I−L特性評価用フォトダイオード6およびフォトダイオード12は、電気ケーブルK6、K5をそれぞれ介して2ch光パワーメータ13に接続されている。そして、2ch光パワーメータ13および光スペクトルアナライザ14は、制御電気信号ケーブルC4、C5をそれぞれ介して制御用パーソナルコンピュータ10に接続されている。
そして、制御用パーソナルコンピュータ10は、制御電気信号ケーブルC1〜C5をそれぞれ介して、可動ステージ2の移動、可動ステージ2の温度の設定、面発光レーザ21に注入される電流の設定、光パワーや光スペクトルの読み取り、調芯用光ファイバ5の調芯などを制御することができる。
ここで、制御用パーソナルコンピュータ10は、図1の処理を実行させるためのプログラムを格納することができる。そして、制御用パーソナルコンピュータ10は、図1の処理を実行させるためのプログラムに従って、可動ステージXYZ軸コントローラ7、ステージ温度コントローラ8および定電流源9を制御しながら、2ch光パワーメータ13および光スペクトルアナライザ14による計測値を参照し、(3)式の計算を行うことにより、面発光レーザ21の熱抵抗Rthを算出することができる。
そして、制御用パーソナルコンピュータ10は、面発光レーザ2のλ−T特性を評価する場合、面発光レーザ21が調芯用光ファイバ5の下に配置されるように、可動ステージXYZ軸コントローラ7に指示して可動ステージ2を移動させることができる。また、制御用パーソナルコンピュータ10は、面発光レーザ2のI−L−V特性を評価する場合、面発光レーザ21がI−L特性評価用フォトダイオード6の下に配置されるように、可動ステージXYZ軸コントローラ7に指示して可動ステージ2を移動させることができる。
そして、面発光レーザ2のλ−T特性およびI−L−V特性を同一のステージ温度コントローラ8にて制御することにより、装置ごとに異なる微小なステージ温度の差を補正する必要がなくなり、熱抵抗の評価工程の簡略化を図りつつ、熱抵抗の評価精度を向上させることができる。
また、可動ステージ2を筐体1内に設置することにより、可動ステージ2が外気に晒されることを防止することができる。このため、ステージ温度が外気温の変動に影響されないようにすることが可能となり、熱抵抗の評価精度を向上させることができる。
すなわち、面発光レーザ21の熱抵抗を評価する場合、ヒートシンク22に固定された面発光レーザ21をサブマウント23を介してステージ4上に配置し、ヒートシンク22に固定された面発光レーザ21およびサブマウント23を治具(図示せず)にてステージ4上に固定する。そして、面発光レーザ21およびサブマウント23を電気ケーブルK4、K3をそれぞれ介して定電流源9に接続する。
そして、ステージ温度コントローラ8は、電子冷却装置3を制御することにより、ステージ4の温度を任意の温度に設定する。なお、ステージ4の温度の分解能は0.01℃程度以上の分解能を持つことが好ましい。そして、ステージ4の温度が設定されると、制御用パーソナルコンピュータ10は、定電流源9を動作させ、駆動電流I1にて面発光レーザ21をCW駆動させる。なお、定電流源9の電流の分解能は0.01mA程度以上の分解能を持つことが好ましい。また、面発光レーザ21をCW駆動させた時の印加電圧をモニタできるようにする必要がある。
そして、面発光レーザ21がCW駆動されると、面発光レーザ21から出射されたレーザ光24を調芯用光ファイバ5および1:9カプラ11を介してフォトダイオード12に入射させる。そして、制御用パーソナルコンピュータ10は、フォトダイオード12にて検出された光出力を2ch光パワーメータ13にてモニタしながら、可動ステージXYZ軸コントローラ7を制御し、面発光レーザ21から出射された光出力が最大となる位置に可動ステージ2を移動させる。
そして、可動ステージ2の位置が定まると、制御用パーソナルコンピュータ10は、ステージ温度コントローラ8にてステージ4の温度を変化させながら、面発光レーザ21から出射されたレーザ光24の光スペクトルを光スペクトルアナライザ14にて測定する。そして、ステージ4の温度が複数の点に設定された時の光スペクトルが得られると、駆動電流I1にて面発光レーザ21をCW駆動した時の発振波長λ1の温度依存性を評価する。
そして、制御用パーソナルコンピュータ10は、駆動電流I1における発振波長λ1の温度依存性を評価すると、駆動電流I2にて面発光レーザ21をCW駆動させる。そして、ステージ温度コントローラ8にてステージ4の温度を変化させながら、面発光レーザ21から出射されたレーザ光24の光スペクトルを光スペクトルアナライザ14にて測定する。そして、ステージ4の温度が複数の点に設定された時の光スペクトルが得られると、駆動電流I2にて面発光レーザ21をCW駆動した時の発振波長λ2の温度依存性を評価する。
次に、制御用パーソナルコンピュータ10は、面発光レーザ21のI−L−V特性を評価する場合、可動ステージXYZ軸コントローラ7を制御し、面発光レーザ21から出射されたレーザ光24の全てがI−L特性評価用フォトダイオード6に入射される位置に可動ステージ2を移動させる。なお、面発光レーザ21がI−L特性評価用フォトダイオード6の真下にくるように、可動ステージXYZ軸コントローラ7によるリセット位置を設定するようにしてもよい。そして、制御用パーソナルコンピュータ10は、面発光レーザ21のI−L−V特性を評価する場合、可動ステージXYZ軸コントローラ7にリセット信号を送ることにより、面発光レーザ21がI−L特性評価用フォトダイオード6の真下にくるように、可動ステージ2を移動させるようにしてもよい。
そして、面発光レーザ21がI−L特性評価用フォトダイオード6の真下に配置されると、ステージ温度コントローラ8は、ステージ温度コントローラ8にてステージ4の温度を任意に設定させるとともに、定電流源9にて面発光レーザ21を任意の駆動電流で駆動させる。そして、制御用パーソナルコンピュータ10は、I−L特性評価用フォトダイオード6にて検出された光出力を2ch光パワーメータ13にてモニタするとともに、発光レーザ21をCW駆動させた時の印加電圧をモニタすることにより、任意のステージ温度における面発光レーザ21のI−L−V特性を評価することができる。
そして、制御用パーソナルコンピュータ10は、駆動電流I1、I2にて面発光レーザ21をそれぞれCW駆動した時の発振波長λ1、λ2の温度依存性ならびに面発光レーザ21のI−L−V特性を求めると、面発光レーザ21の活性層の温度上昇分ΔTおよび面発光レーザ21の消費電力ΔPdisを算出する。そして、(3)式を用いることにより、面発光レーザ21の熱抵抗Rthを算出する。
これにより、駆動電流I1、I2にて面発光レーザ21をそれぞれCW駆動した時のλ−T特性の評価結果とI−L−V特性が既知であれば、面発光レーザ21の熱抵抗Rthを算出することが可能となる。このため、λ−Pdis特性を評価することなく、面発光レーザ21の熱抵抗Rthを算出することが可能となり、簡便かつ効率的に熱抵抗Rthを評価することができる。
図4は、熱抵抗の評価対象となる面発光レーザ21の構成例を示す断面図である。
図4において、n−GaAs基板31上には、n−GaAs/AlAs分布ブラッグ反射層32が積層され、n−GaAs/AlAs分布ブラッグ反射層32上には、InP/GaAsバッファ層33を介してn−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層34が積層されている。
なお、n−GaAs/AlAs分布ブラッグ反射層32は、例えば、Siがドープされた25対のn−GaAsとAlAsにて構成することができる。また、n−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層34、例えば、5.5対のn−InPとInGaAsPにて構成することができる。
そして、n−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層34上には、InPクラッド層で挟まれたInGaAsP多重量子井戸活性層35が形成され、InGaAsP多重量子井戸活性層35上には、p−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層36が積層されている。そして、p−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層36上には、SiO2/TiO2分布ブラッグ反射層39が積層されている。
なお、p−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層36は、例えば、Znがドープされた5対のp−InPとInGaAsPにて構成することができ、SiO2/TiO2分布ブラッグ反射層39は、16対のSiO2とTiO2にて構成することができる。
そして、InGaAsP多重量子井戸活性層35の周囲のInGaAsP多重量子井戸活性層35およびp−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層36が除去され、InGaAsP多重量子井戸活性層35の周囲がFe−InP埋め込み層37およびn−InP層38にて順次埋め込まれている。
また、n−InP層38上には、InGaAsP多重量子井戸活性層35の周囲に配置されたp−コンタクト層40が形成されている。また、n−GaAs基板31の裏面には、InGaAsP多重量子井戸活性層35の周囲に配置されたn−コンタクト層41が形成されるとともに、n−コンタクト層41の内側に配置された反射防止膜42が形成されている。
この面発光レーザ21の発振波長は25℃で1552nmを示しており、メサ面積9×9μm2において良好な単一横モード性を示している。ここで、熱伝導率が低いn−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層34に熱伝導率が高いn−GaAs/AlAs分布ブラッグ反射層32を貼り付けることにより、面発光レーザの熱抵抗を低減させることができる。
図5は、面発光レーザ21のλ−T特性の評価方法の具体例を示す図である。
図5において、駆動電流I1=2mAとし、図3のステージ4の温度が20、25、30℃の3点において、面発光レーザ21の光スペクトルを光スペクトルアナライザ14にて測定した。そして、この測定結果を参照することにより、駆動電流I1にて面発光レーザ21をCW駆動した時の発振波長λ1についてのλ−T特性を評価した。
次に、駆動電流I2=8mAとし、図3のステージ4の温度が20、25、30℃の3点において、面発光レーザ21の光スペクトルを光スペクトルアナライザ14にて測定した。そして、この測定結果を参照することにより、駆動電流I2にて面発光レーザ21をCW駆動した時の発振波長λ2についてのλ−T特性を評価した。
ここで、発振波長λ1、λ2が互いに同一となる時の発振波長のうち、任意の発振波長λa=1552.5nmとすると、駆動電流I1では、発振波長λa=1552.5nmとなる時の温度T1は30.0℃、駆動電流I2では、発振波長λa=1552.5nmとなる時の温度T2は20.0℃となる。この結果、面発光レーザ21の活性層の温度上昇分ΔTは10.0℃となる。
次に、図3の可動ステージXYZ軸コントローラ7をリセットし、面発光レーザ21がI−L特性評価用フォトダイオード6の真下にくるように可動ステージ2を移動させる。そして、ステージ4の温度T1=30.0℃かつ駆動電流I1=2mAの時の駆動電圧V1と光出力Pout1を評価した後、ステージ4の温度T2=20.0℃かつ駆動電流I2=8mAの時の駆動電圧V2と光出力Pout2を評価した。この時、駆動電圧V1=1.471V、光出力Pout1=0.0032mW、駆動電圧V2=2.279V、光出力Pout2=0.0653mWであった。この結果、活性層の温度をΔTだけ上昇させるために必要な消費電力ΔPdisは0.01523Wとなる。従って、(3)式により、面発光レーザ21の熱抵抗Rthとして657℃/Wという値が得られた。
一方、λ−Pdis特性およびλ−T特性とを別々に測定して求めた面発光レーザ21の熱抵抗Rthは、652℃/Wであった。この結果、本実施形態による熱抵抗Rthの評価方法は、簡便かつ効率よく行うことが可能であるにもかかわらず、従来の方法による評価と非常によく一致することが判った。また、通常の面発光レーザの熱抵抗Rthが1000℃/W以上であることを考えると、今回得られた熱抵抗Rthは657℃/Wと低くなっている。これは、今回の測定に用いた面発光レーザ21が、熱伝導率の高いGaAs系DBRを薄膜化Wafer−fusion技術により貼り合わせた構造であることに起因している。
なお、上述した実施形態では、面発光レーザ21の熱抵抗Rthを評価する方法について説明したが、端面発光型半導体レーザの熱抵抗Rthを評価に適用するようにしてもよい。この場合、半導体レーザから出射されるレーザ光の出射方向は垂直方向から水平方向に変わるため、これに応じて図3の調芯用光ファイバ5およびI−L特性評価用フォトダイオード6の配置位置を変化させればよい。
本発明は、メトロ系通信網や10ギガビットイーサネット(登録商標)用の低消費電力化された光源として期待されている長波長帯面発光レーザなどの熱抵抗の評価に利用することができ、熱抵抗値の算出精度を低下させることなく、熱抵抗の評価工程の簡便化および効率化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る面発光レーザの熱抵抗評価方法を示すフローチャートである。 互いに電流値の異なる駆動電流で面発光レーザをCW駆動した時の温度と波長との関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る面発光レーザの熱抵抗評価装置を示すブロック図である。 熱抵抗の評価対象となる面発光レーザの構成例を示す断面図である。 面発光レーザのλ−T特性の評価方法の具体例を示す図である。
符号の説明
1 筐体
2 可動ステージ
3 電子冷却装置
4 ステージ
5 調芯用光ファイバ
6 I−L特性評価用フォトダイオード
7 可動ステージXYZ軸コントローラ
8 ステージ温度コントローラ
9 定電流源
10 制御用パーソナルコンピュータ
11 1:9カプラ
12 フォトダイオード
13 2ch光パワーメータ
14 光スペクトルアナライザ
21 面発光レーザ
22 ヒートシンク
23 サブマウント
24 レーザ光
F1〜F3 光ファイバ
K1〜K6 電気ケーブル
C1〜C5 制御電気信号ケーブル
31 n−GaAs基板
32 n−GaAs/AlAs分布ブラッグ反射層
33 InP/GaAsバッファ層
34 n−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層
35 InGaAsP多重量子井戸活性層
36 p−InP/InGaAsP分布ブラッグ反射層
37 Fe−InP埋め込み層
38 n−InP層
39 SiO2/TiO2分布ブラッグ反射層
40 p−コンタクト層
41 n−コンタクト層
42 反射防止膜

Claims (4)

  1. 第1の駆動電流にて半導体レーザをCW駆動しながら発振波長の温度依存性を評価する第1の温度依存性評価手段と、
    第2の駆動電流にて前記半導体レーザをCW駆動しながら発振波長の温度依存性を評価する第2の温度依存性評価手段と、
    前記第1の駆動電流と前記第2の駆動電流の発振波長が同一となる時の各温度の差から、前記半導体レーザの活性層の温度上昇分を評価する温度上昇評価手段と、
    前記第1の駆動電流における第1の消費電力と前記第2の駆動電流における第2の消費電力との差から、前記温度上昇評価手段にて評価された温度上昇分だけ前記活性層の温度を上昇させるために必要な第3の消費電力を評価する消費電力評価手段と、
    前記温度上昇評価手段にて評価された温度上昇分を前記第3の消費電力で除した値を熱抵抗として算出する熱抵抗算出手段とを備えることを特徴とする半導体レーザの熱抵抗評価装置。
  2. 前記第1の駆動電流をI1、前記第2の駆動電流をI2、前記第1の駆動電流I1で前記半導体レーザをCW駆動した時の駆動電圧をV1、前記第2の駆動電流I2で前記半導体レーザをCW駆動した時の駆動電圧をV2、前記第1の駆動電流I1で前記半導体レーザをCW駆動した時の光出力パワーをPout1、前記第2の駆動電流I2で前記半導体レーザをCW駆動した時の光出力パワーをPout2、前記活性層の温度上昇分をΔT、前記第1の消費電力をPdis1、前記第2の消費電力をPdis2、前記第3の消費電力をΔPdisとすると、前記熱抵抗Rthは、
    Rth=ΔT/ΔPdis=(T1−T2)/(Pdis2−Pdis1)
    =(T1−T2)/[(V22−Pout2)−(V11−Pout1)
    で与えられることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザの熱抵抗評価装置。
  3. 第1の駆動電流にて半導体レーザをCW駆動しながら発振波長の温度依存性を評価する工程と、
    第2の駆動電流にて前記半導体レーザをCW駆動しながら発振波長の温度依存性を評価する工程と、
    前記第1の駆動電流と前記第2の駆動電流の発振波長が同一となる時の各温度の差から、前記半導体レーザの活性層の温度上昇分を評価する工程と、
    前記第1の駆動電流における第1の消費電力と前記第2の駆動電流における第2の消費電力との差から、前記温度上昇分だけ前記活性層の温度を上昇させるために必要な第3の消費電力を評価する工程と、
    前記活性層の温度上昇分を前記第3の消費電力で除した値を熱抵抗として算出する工程とを備えることを特徴とする半導体レーザの熱抵抗評価方法。
  4. 前記第1の駆動電流をI1、前記第2の駆動電流をI2、前記第1の駆動電流I1で前記半導体レーザをCW駆動した時の駆動電圧をV1、前記第2の駆動電流I2で前記半導体レーザをCW駆動した時の駆動電圧をV2、前記第1の駆動電流I1で前記半導体レーザをCW駆動した時の光出力パワーをPout1、前記第2の駆動電流I2で前記半導体レーザをCW駆動した時の光出力パワーをPout2、前記活性層の温度上昇分をΔT、前記第1の消費電力をPdis1、前記第2の消費電力をPdis2、前記第3の消費電力をΔPdisとすると、前記熱抵抗Rthは、
    Rth=ΔT/ΔPdis=(T1−T2)/(Pdis2−Pdis1)
    =(T1−T2)/[(V22−Pout2)−(V11−Pout1)
    で与えられることを特徴とする請求項3記載の半導体レーザの熱抵抗評価方法。
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