JP4430715B2 - インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムにおけるパケット呼サービスに関連する制御メッセージを送受信する方法及び装置 - Google Patents

インターネットプロトコルマルチメディアサブシステムにおけるパケット呼サービスに関連する制御メッセージを送受信する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem)を支援する移動通信システムに関し、特に、IMS制御メッセージを送受信する方法及び装置に関する。
ヨーロッパ型移動通信システムである移動体通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications;GSM)及び一般パケットラジオサービス(General Packet Radio Services;GPRS)に基づき、広帯域(Wideband)符号分割多元接続(Code Division Multiple Access;以下、CDMAと称する)を使用する第3世代移動通信システムであるユニバーサル移動体通信サービス(Universal Mobile Telecommunication Service;UMTS)システムは、音声サービスだけでなく、パケットデータ、サーキットデータのような大容量のデータを送信するマルチメディア通信に発展していっている。
図1は、一般的な移動通信システムの構造を概略的に示す図であって、UMTSシステムの構造を示す。
図1を参照すると、移動通信システムは、コアネットワーク(Core Network;以下、CNと称する)10と複数の無線ネットワークサブシステム(Radio Network Subsystem;以下、RNSと称する)11及び12とを含む。複数のRNS11及び12は、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)を構成する。CN10は、UTRANをインターネットのようなパケットデータネットワークに接続するために、SGSN及びGGSNから構成される。
RNS11及び12は、無線網制御器(Radio Network Controller;以下、RNCと称する)14及び17と複数の基地局(Node B)15,16,18,19とを含む。具体的に、RNS11は、RNC14と基地局15及び16とを有する。RNS12は、RNC17と基地局18及び19とを有する。RNC14及び17は、その動作(role)に従って、サービングRNC、ドリフトRNC、及び制御RNCに分類される。サービングRNCは、各端末(User Equipment;UE)の情報を管理し、CN10とのデータ送信を担当し、ドリフトRNCは、UEと直接に無線で接続する。制御RNCは、基地局の各々の無線リソースを制御する。
RNC14及び17は、Iubインターフェースを介して基地局15,16,18,19に接続されており、RNC14及び17は、Iurインターフェースを介して相互に接続されている。また、図1には図示していないが、UE13は、Uuインターフェースを介してUTRANに接続されている。RNC14,17は、自身が管理する複数の基地局15,16,18,19に無線リソースを割り当て、基地局15,16,18,19は、実際に、UE13へRNC14,17から割り当てられた無線リソースを提供する。無線リソースは、セル別に構成されており、各基地局が提供する無線リソースは、該当基地局が管理する特定のセルに関する無線リソースを意味する。UE13は、基地局15,16,18,19が管理する特定のセルに関する無線リソースを用いて無線チャンネルを設定し、設定された無線チャンネルを介してデータを送受信する。UE13は、セル別に構成される物理チャンネルのみを認識するので、基地局とセルとの間の区別は意味がない。従って、以下では、基地局とセルを混用して使用する。
図2を参照して、上記UEとRNCとの間に設定されるUuインターフェースについて説明する。Iuインターフェース、Iubインターフェース、又はUuインターフェースは、図2に示すノード間の通信を遂行するために使用される。Uuインターフェースは、制御信号を処理する制御プレーン(Control Plane ;C−plane)とユーザプレーン(User Plane;U−plane)とに区分される。
制御プレーンは、無線資源制御(Radio Resource Control;以下、RRCと称する)レイヤー20と、無線リンク制御(Radio Link Control;以下、RLCと称する)レイヤー21と、RLCレイヤー23とから構成される。RLCレイヤー23は、RLC#1(23a)〜RLC#m(23d)を有する。
ユーザプレーンは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergency Protocol;以下、PDCPと称する)レイヤー21と、ブロードキャスト/マルチキャスト制御(Broadcast/Multicast Control;以下、BMCと称する)レイヤー22と、RLC#1(23c)〜RLC#n(23d)とから構成される。
制御プレーン及びユーザプレーンのデータは、論理チャンネル24を介してMACレイヤー25へ送信された後に、MACレイヤー25から送信チャンネル27を介して物理レイヤー29へ送信される。OSI(Open Systems Interconnection)システムモデルで、PDCPレイヤー21、BMCレイヤー22、及びRLCレイヤー23は、第2のレイヤー(Layer 2;L2)に該当し、物理レイヤー29は、第1のレイヤー(Layer 1;L1)に該当する。
上記のような移動通信システムにおいて、IMS(IP Multimedia Subsystem)は、音声サービスのような伝統的な回線方式サービスをパケットサービスの形態で提供するシステムを意味する。IMSが広く使用されるためには、既存の回線方式にて提供されていたサービスと類似している通話品質と呼設定の遅延が保障されなければならない。IMSにおいて、呼設定のシグナリング(Signaling)のために使用される制御メッセージをIMS制御メッセージと呼ぶ。音声サービスのように、2以上のユーザが参加するサービスでは、実質的なデータ送信に先立って、制御メッセージの交換を通した呼設定手順が遂行される。
図3は、一般的な移動通信システムにおける回線方式呼設定手順を示す。
図3を参照すると、ステップS30で、特定のUEに対する呼設定メッセージを受信すると、ステップS31で、CNは、UEを呼び出す。ステップS32で、呼出しメッセージを受信したUEは、RNCとのRRC接続を設定する。RRC接続は、UMTSネットワークに位置したUEが通信を開始する前に設定され、RRCメッセージは、RRC接続を通して送受信される。ここで、RRC接続の設定とは、RRCメッセージの送受信に使用するSRB(Signaling Radio Bearer)を設定することを意味する。
ステップS33で、UEは、上記SRBを介して呼出し応答メッセージをRNCへ送信する。ステップS34で、RNCは、CNへ呼出し応答メッセージを送信するために、CNとシグナリング接続(Signaling connection)を設定する。
ここで、シグナリング接続は、UE別にIuインターフェースを介して制御メッセージの送受信に使用される論理的な接続であり、UEがRRC接続を設定した後に送信する最初のNAS(Non Access Stratum)メッセージによって設定される。NASメッセージは、プロトコル終端点(protocol terminal point)がCNに位置する制御メッセージを意味し、MM(Mobility Management)と、CC(Call Control)と、SM(Session Management)メッセージとを含む。
ステップS35で、RNCは、IUシグナリング接続を介して上記呼出し応答メッセージをCNへ送信する。ステップS36で、CNは、呼出し応答メッセージを受信すると、UEが呼設定メッセージを受信することができる状態であることを認知し、IUシグナリング接続を介してRNCへ上記呼設定メッセージを送信する。ステップS37で、RNCは、呼設定応答メッセージを設定されたSRBを介してUEへ送信する。
上述したように、回線方式の移動通信システムは、IUシグナリング接続及びSRBを含む制御プレーンを通して呼設定に関連した制御メッセージを交換する。
一方、パケット方式の呼設定手順での呼設定に関連した制御メッセージは、ユーザプレーンを通して交換され、このために、上記ユーザプレーンは、制御メッセージの交換を通じてまず設定されなければならず、これによって、付加的な遅延が発生する。
図4は、一般的な移動通信システムにおけるパケット方式の呼設定手順を示す。
図4を参照すると、ステップS40で、特定のUEに対する呼設定メッセージを受信すると、ステップS41で、CNは、その特定のUEを呼び出す。このとき、上記呼設定メッセージは、SIP(Session Initiation Protocol)インバイト(INVITE)メッセージとなることができる。
ステップS42で、上記呼出しメッセージを受信したUEは、RNCとRRC接続を設定する。ステップS43で、UEは、呼出し応答メッセージをRRC接続によって設定されたSRBを介してRNCへ送信する。ステップS44で、RNCは、上記呼出し応答メッセージをCNへ送信する前に、CNとIUシグナリング接続を設定する。
ステップS45で、RNCは、IUシグナリング接続を介して呼出し応答メッセージをCNへ送信する。
ステップS46で、CNは、上記呼出し応答メッセージを受信すると、UEへ上記呼設定メッセージを送信するためにユーザプレーンを設定する。
上記ユーザプレーンの設定は、ユーザプレーンのメッセージ処理に関連したPDCP/RLC/MACレイヤーのエンティティーの生成を意味する。ユーザプレーンの設定が完了すると、ステップS47で、CNは、インバイトメッセージをユーザプレーンを介してRNCへ送信し、ステップS48で、RNCは、上記呼設定メッセージを上記ユーザプレーンを介してUEへ送信する。
上述したようなパケット方式の呼設定手順は、ユーザプレーンの設定を付加的に要求する。従って、回線方式の呼設定手順に比べて、呼設定遅延が大きくなる、という問題点があった。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、パケット方式の呼設定手順において、ユーザプレーンの設定によって発生する時間遅延を低減させるために、制御プレーンを用いてIMS制御メッセージを送受信するインターネットプロトコルマルチメディアサブシステムにおけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送信する装置及び方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の第1の見地によると、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法は、無線資源制御(RRC)接続要求を受信すると、端末が上記IMSサービスが登録されたか否かを確認するステップと、上記IMSサービスが登録されたか否かに基づいて、上記端末がIMS制御メッセージをシグナリング無線ベアラー(SRB)を介して処理することを要求するSRB_IMS要求パラメーターを設定するステップと、上記端末が上記SRB_IMS要求パラメーターを含むRRC接続要求メッセージを上記無線網制御器(RNC)へ送信するステップと、上記端末がSRB_IMSエンティティーを構成するステップと、を具備することを特徴とする。
本発明の第2の見地によると、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法は、IMS制御メッセージをシグナリング無線ベアラー(SRB)を介して処理することを要求するSRB_IMS要求パラメーターを含む無線資源制御(RRC)接続要求メッセージを端末から受信するステップと、上記SRB_IMS要求パラメーターに従ってSRB_IMSエンティティーを構成するステップと、RNCがIMS指示子を含むIMS制御メッセージをSGSNから受信するステップと、上記RNCが上記IMS指示子を検査するステップと、上記IMS指示子が、上記NASメッセージがIMS制御メッセージであることを示すと、上記RNCが上記SRB_IMSエンティティーを介して上記端末へ上記NASメッセージを送信するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第3の見地によると、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法は、上記無線網制御器(RNC)がIMS制御メッセージをシグナリング無線ベアラー(SRB)を介して処理することを要求するSRB_IMS要求パラメーターを含むRRC接続要求メッセージを端末から受信するステップと、上記RNCが上記SRB_IMS要求パラメーターに従ってSRB_IMSエンティティーを構成するステップと、上記RNCが上記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報を含む上記IMS制御メッセージをSGSNから受信するステップと、上記RNCが上記IMS制御メッセージを含むNASメッセージを上記SRB_IMSエンティティーを介して上記端末へ送信するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第4の見地によると、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法は、無線資源制御(RRC)接続を設定した後に、端末がIMS制御メッセージを生成するステップと、上記端末が上記IMS制御メッセージをレイヤー3(L3)メッセージに含むステップと、上記端末が上記L3メッセージをGMM/SMに関連したRRCメッセージを処理するためのシグナリング無線ベアラー(SRB)エンティティーを介してSGSNへ送信するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第5の見地によると、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法は、SGSNがGGSNから第1のGTPトンネルを介してデータを受信するステップと、上記データがIMS制御メッセージであると、上記SGSNが上記第1のGTPトンネルに対応するRNCへの第2のGTPトンネルを設定しているか否かを判断するステップと、上記第2のGTPトンネルが設定されていないと、上記SGSNは、上記第1のGTPトンネルを識別する情報及び上記IMS制御メッセージを含むレイヤー3(L3)メッセージを生成するステップと、上記SGSNは、上記L3メッセージを端末のGMM/SMに関連した無線資源制御(RRC)メッセージを処理するためのシグナリング無線ベアラー(SRB)エンティティーへ送信するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第6の見地によると、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法は、端末がSGSNにIMS制御メッセージが受信されたことを示すIMSシグナリング指示子を含むページングメッセージを上記SGSNから受信するステップと、上記IMSシグナリング指示子に応じて、上記端末がIMS制御メッセージをシグナリング無線ベアラー(SRB)を介して処理することを要求するSRB_IMS要求パラメーターを含む無線資源制御(RRC)接続要求メッセージを無線網制御器(RNC)へ送信するステップと、上記端末が上記IMS制御メッセージを処理するためのSRB_IMSエンティティーを構成するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第7の見地によると、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)における制御プレーンを使用してパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信するための端末装置は、アクセスストレイタム(AS)ハンドラー及びNASハンドラーを有し、SGSNからRRC接続要求メッセージを受信するためのRRCレイヤーと、IMS制御メッセージを処理するためのIMS制御部と、上記RRCレイヤーと無線チャンネルとの間でメッセージを送受信するための複数のSRBとを備え、上記複数のSRBは、上記NASハンドラーを介して上記IMS制御部へ上記IMS制御メッセージを伝達するIMSサービスのためのSRB_IMSエンティティーを含むことを特徴とする。
本発明の第8の見地によると、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)における制御プレーンを使用してパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信するための端末装置は、アクセスストレイタム(AS)ハンドラー及びNASハンドラーを有し、SGSNからRRC接続要求メッセージを受信するためのRRCレイヤーと、IMS制御メッセージを処理し、上記IMS制御メッセージに上記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報を含むためのIMS制御部と、上記RRCレイヤーと無線チャンネルとの間でメッセージを送受信するための複数のSRBとを備え、上記複数のSRBは、上記NASハンドラーを介して上記IMS制御部へ上記IMS制御メッセージを伝達するIMSサービスのためのSRB_IMSエンティティーを含むことを特徴とする。
本発明の第9の見地によると、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)における制御プレーンを使用してパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信するための端末装置は、IMS制御メッセージを生成して処理するIMS制御部と、レイヤー3(L3)メッセージを生成して処理するL3制御部と、上記IMS制御部を上記L3制御部又は無線ベアラーに接続するスイッチと、上記L3制御部を介して上記スイッチに接続されて、上記IMS制御メッセージを処理するシグナリング無線ベアラー(SRB)エンティティーとを具備することを特徴とする。
本発明は、IMS制御メッセージを効率的に送受信することができる。また、本発明は、既存の制御プレーンを用いてIMS制御メッセージを送受信するので、呼設定手順で発生する時間遅延を低減させることができる、という長所がある。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。以下の説明では、本発明に関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
本発明の第1及び第2の実施形態では、端末がIMS制御メッセージのためのシグナリング無線ベアラー(以下、SRB_IMSと称する)を設定する必要があると、SRB_IMS指示子(Indicator)を有するRRC接続要求(Connection Request)メッセージをRNCへ送信する。第3の実施形態では、端末(UE)は、RRC接続要求メッセージに高速のSRBを設定する情報を含み、従って、既存のSRBを介してIMS制御メッセージを送信することによって、SRBの送信速度を従来技術に比べてさらに速くする。
また、本発明の第4の実施形態では、SGSNがUEへページング(Paging)メッセージを送信する際に、IMSに関連した呼を認知しているか否かを通知することによって、UEは、着呼(Call Termination)際に、呼がIMS呼であるか否かを確認することができる。
本発明は、パケット方式の呼設定手順において、IMS制御メッセージの受信のために、既存のIUシグナリング接続及び制御プレーンを使用するものである。
<<第1の実施形態>>
図5は、本発明の第1の実施形態による呼設定手順を示す図である。
図5を参照すると、ステップS50で、UEは、SGSNとシグナリングPDPコンテキスト(Signaling PDP context)を設定する。
ここで、上記シグナリングPDPコンテキストは、IMS制御メッセージの送信及び受信のために必要とされる制御情報及びパラメーターを含む。UEは、IMSサービスの受信に先立って、上記シグナリングPDPコンテキストを設定する。
ステップS51で、UEは、上記シグナリングPDPコンテキストを用いて、IMS登録を遂行した後に、アイドルモードへ遷移する。UEがアイドルモードへ遷移した後にも、SGSNが上記シグナリングPDPコンテキストをやはり維持するとしても、SGSNとUEとの間に設定されている無線資源は、すべて解除される。
ステップS52で、SGSNは、UEに対するIMS呼制御メッセージを受信し、ステップS53で、SGSNは、アイドルモードにあるUEを呼び出す。ステップS54で、UEは、RNCとRRC接続を設定する。このとき、UEは、RNCにIMS制御メッセージ処理用SRB(以下、SRB_IMSと称する)の設定を要求する。SRB_IMSの接続設定が完了すると、ステップS55で、UEは、呼出し応答メッセージをRNCへ送信する。ステップS56で、RNCは、SGSNとシグナリング接続を設定し、ステップS57で、RNCは、シグナリング接続を通してSGSNへ呼出し応答メッセージを送信する。
ステップS58で、SGSNは、シグナリング接続を通してRNCへステップS52で受信されたIMS呼制御メッセージを送信する。ステップS59で、RNCは、設定された上記SRB_IMSを介してIMS呼制御メッセージをUEへ送信する。
上述したような手順において、本発明に従って、すでに設定されているシグナリング接続及びSRB_IMSを通してIMS呼制御メッセージを送受信する。
以下では、上記IMS制御メッセージを介して送信されるべきデータをIMS制御プレーンを通して送信するためのUEの構成と、RNC及びSGSNの構成と、シグナリングPDPコンテキスト及びシグナリング接続のための制御信号交換NASメッセージの構成について説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態によるUEの構成の形態を示す図である。
図6を参照すると、UEのインターフェースは、ユーザデータを送受信するユーザプレーンと、制御情報を送受信する制御プレーンとに大別する。
上記ユーザプレーンは、コーデック(CODEC)660と、RTP(Realtime Transport Protocol)レイヤー665と、UDP(User Datagram Protocol)レイヤー616と、IPレイヤー621と、無線ベアラー(Radio bearer)670とから構成され、無線ベアラー670は、PDCPレイヤー及びRLCレイヤーから構成される。
上記制御プレーンは、MM(Mobility Management)/CC(Call Control)/SM(Session Management)ブロック605と、RRC625と、SRB0〜SRB_IMS640〜645と、IMS制御部610とから構成される。特に、本発明の第1の実施形態では、IMS制御部610から発生したデータを処理するために、新たなSRB、すなわち、SRB_IMS645を規定する。
SRB 0は、上りリンク処理のためのRLC TM(Transparent Mode)レイヤーと下りリンク処理のためのRLC UM(Unacknowledged Mode)レイヤーとを含む。SRB 1は、上りリンク及び下りリンク処理のためのRLC UMを有する。SRB 2は、上りリンク及び下りリンク処理のためのRLC AM(Acknowledged Mode)レイヤーを含む。SRB2〜SRB_IMSは、上りリンク及び下りリンク処理のためのRLC AMをそれぞれ含む。
SRB 0は、RRC接続設定要求メッセージのような初期メッセージの送信に使用され、常に設定されている。従って、SRB 0は、RRC接続設定手順とは関係がない。
SRB 1は、RRC接続設定によって設定される。RRCで処理されるRRCメッセージをRLC UMで送受信する。SRB 2は、RRC接続設定によって設定され、RRCで処理されるRRCメッセージをRLC AMで送受信する。SRB 3及びSRB 4は、RRC接続設定によって設定され、RRCの上位レイヤーであるMM/CC/SMブロック605で処理されるRRCメッセージをRLC AMで送受信する。SRB 4は、SRB 3で処理されたものよりもさらに低い優先順位を有するメッセージを処理する。
以下、MM/CC/SMブロック605をさらに詳細に説明する。
上記MMブロックは、UEの移動性を支援する。UEが新たな地域へ移動すると、これをCNのMMブロックに報告する。上記CCブロックは、回線方式呼(Circuit Switched Call)に関連した制御メッセージを処理する。例えば、上記ユーザが電話をかけるために通話ボタンを押すと、上記CCブロックは、呼設定メッセージを生成して、これをCNのCCブロックへ送信する。
上記SMブロックは、PDPコンテキストの設定及び解除などを担当する。すなわち、上記ユーザがパケットサービスを受信することを希望すると、上記SMブロックは、上記パケットサービスに相応するPDPコンテキスト設定メッセージをCNのSMブロックへ送信する。
IMS制御部610は、IMS制御メッセージを処理するレイヤーである。IMS制御部610は、IMS制御のためにSIP(Session Initiation Protocol)プロトコルを使用するので、事実上、SIP UA(User Agent)である。IMS制御部610は、ユーザがVoIPのようなパケット呼を設定することを希望すると、インバイト(INVITE)のような呼設定メッセージを生成してネットワークへ送信する。また、ネットワークからIMS制御メッセージを受信し、これに該当する動作を遂行する。
RRCレイヤー625は、ASハンドラー(Access Stratum handler)635及びNASハンドラー(Non Access Stratum handler)630とを含む。ASハンドラー635は、RRCメッセージを生成し、これを適切なSRB640,641,642へ伝達する。また、SRB640,641,642を介して受信されたRRCメッセージを解析して、該当する動作を遂行する。ASメッセージのプロトコル終端点は、UE及びRNCのRRCエンティティーである。
ASハンドラー635から発生したRRCメッセージは、SRB 0、SRB 1、及びSRB 2のうちのいずれか1つへ送信され、SRBの各々で処理された後に、MACレイヤー650及び物理レイヤー655を介して無線チャンネルを介して送信される。
NASハンドラー630は、MM/CC/SMブロック605又はIMS制御部610から受信された制御メッセージを適切なSRBへ伝達し、SRB3、SRB4、及びSRB_IMSを介して受信された制御メッセージを適切なブロックへ送信する。
NASハンドラー630の動作をさらに詳細に説明する。
NASハンドラー630は、MM/CC/SMブロック605から発生した制御メッセージをSRB 3又はSRB 4へ送信し、IMS制御部610から発生したメッセージをSRB_IMSへ送信する。また、SRB 3又はSRB 4から受信されたメッセージをMM/CC/SMブロック605へ送信し、SRB_IMSから受信されたメッセージをIMS制御部610へ送信する。
図7は、本発明の第1の実施形態によるRNCでの制御プレーンの構成を示す図である。
図7を参照すると、RNCの制御プレーンは、RRCレイヤー705及びRANAP(Radio Access Network Application Part)レイヤー710を含む。RRCレイヤー705は、UEとの制御メッセージの交換を担当し、RANAPレイヤー710は、CNとの制御メッセージの交換を担当する。UEとRNCとの間のUuインターフェース上の制御メッセージは、SRB721〜SRB726を介して交換され、RNCとCN(又は、SGSN)との間のIuインターフェース上の制御メッセージは、IUシグナリング接続730を介して交換される。
RRCレイヤー705は、SRB 0、SRB 1、及びSRB 2を介して受信されたメッセージを解析し、これに対応する動作を遂行する。従って、RRCレイヤー705が終端点となる。一方、SRB 3〜SRB_IMS(524〜726)を介して送信されたメッセージの終端点がCN(SGSN)に位置するので、RRCレイヤー705は、上記メッセージをRANAPレイヤー710へ送信する。
RRCレイヤー705のNASハンドラー720は、SRB 3〜SRB_IMS(724〜726)を介して受信されたメッセージにIMS指示子を挿入する。NASハンドラー720は、SRB 3又はSRB 4を介して受信されたメッセージのIMS指示子をNOに設定し、SRB_IMSを介して受信されたメッセージのIMS指示子をYESに設定する。
RANAPレイヤー710で受信された下りリンクNASメッセージは、RRCレイヤー705のNASハンドラー720へ伝達される。NASハンドラー720は、上記メッセージのIMS指示子を検査して、それに該当するSRBへ伝達する。このとき、NASハンドラー720は、IMS指示子がNOに設定されていると、該当メッセージをSRB 3又はSRB 4へ送信し、IMS指示子がYESに設定されていると、該当メッセージをSRB_IMSへ送信する。
IUシグナリング接続730は、Iuインターフェースを介してRANAPメッセージを送受信するのに使用される。RRC接続を設定したUEは、第1のNASメッセージを送信しながら、IUシグナリング接続730を設定する。IUシグナリング接続730は、シグナリング接続制御プロトコル(Signaling Connection Control Protocol;SCCP)によって設定されるか、又は解除される。
図8は、本発明の第1の実施形態によるSGSNでの制御プレーンの構成を示す図である。
図8を参照すると、SGSNの制御プレーンは、RANAPレイヤー805と、MM/SMレイヤー810と、シグナリングPDPコンテキスト用GTPトンネルブロック(GPRS Tunneling Protocol-user;GTP)815と、を含む。
本発明がパケット基盤ドメイン(Packet Switched Domain)のみに適用されるので、パケット基盤ドメインのCNに該当する構成要素のみを示す。例えば、CCブロックは、回線基盤ドメインのみに存在するブロックであり、従って、図8には図示していない。
RANAPレイヤー805は、IUシグナリング接続ブロック820を介して受信された制御メッセージのIMS指示子情報を解析し、それに該当するブロックへ上記制御メッセージを伝達する。
すなわち、上記IMS指示子がNOであると、RANAPレイヤー805は、該当制御メッセージをMM/SMブロック810へ送信する。上記IMS指示子がYESであると、RANAPレイヤー805は、該当制御メッセージをGTPトンネルブロック815へ送信する。GTPトンネルブロック815は、SGSNとGGSNとの間で特定のPDPコンテキストに関連したユーザデータの送受信を担当する。GTPトンネルブロック815は、特定のPDPコンテキストごとに1つずつ設定され、PDPコンテキストに該当するデータをPDPコンテキストに表示されているQoS(Quality of Service)を保証しつつ、GGSNへ送信する。
呼設定手順にあたって、UEとSGSNとの間でシグナリングPDPコンテキストが設定されると、PDPコンテキストに対するGTPトンネルがSGSNとGGSNとの間で設定される。IMS制御メッセージは、GTPトンネルを介してGGSNへ送信され、GGSNは、IMS制御メッセージをネットワーク上のIMS制御ノードへ送信する。
IMS制御ノードは、IMS制御メッセージに該当する動作を遂行する。3GPPシステムにおいて、CSCF(Call Session Control Function)がIMS制御ノードに該当する。
IMS制御ノードが送信したIMS制御メッセージは、GTPトンネルを介してSGSNのGTPトンネルブロック815に到着する。上記メッセージは、RANAPレイヤー805へ送信される。RANAPレイヤー805は、上記メッセージに対するIMS指示子を‘YES’に設定した後に、IUシグナリング接続820を介してRNCへ送信する。
MM/SMメッセージが発生すると、MM/SMブロック810は、上記メッセージをRANAPレイヤー810へ送信する。RANAPレイヤー810は、上記メッセージに対するIMS指示子をNOに設定した後に、IUシグナリング接続820を介してRNCへ送信する。
上述したように、SGSNは、IMS指示子を設定するか、又は、設定されたIMS指示子を解析して、それに対応するブロックへ上記メッセージを送信する動作を遂行する。
図9は、本発明の第1の実施形態によるUEがシグナリングPDPコンテキストを設定する動作を示す図である。
図9を参照すると、ステップS905で、IMSサービスの能力を有しているUEがパワーオン(Power on)状態となると、ステップS910で、UEは、RNCとのRRC接続及びSGSNとのIUシグナリング接続を設定する。
ステップS915で、UEは、IMS制御メッセージの送受信のためのシグナリングPDPコンテキストを設定するために、RRC接続及びIUシグナリング接続を介して活性化PDPコンテキスト要求(ACTIVE PDP CONTEXT REQUEST)メッセージをSGSNへ送信する。上記活性化PDPコンテキスト要求メッセージは、シグナリングPDPコンテキスト指示情報を含む。SGSNは、ステップS920で、GGSNとのGTPトンネルを設定し、上記GTPトンネルと上記IUシグナリング接続を結合する。
ステップS925で、SGSNは、上記活性化PDPコンテキスト応答メッセージをUEへ送信することによって、シグナリングPDPコンテキスト設定が成功的に完了したことをUEへ通知する。すると、UEは、ステップS930で、上記IMS制御ノードへの登録手順を遂行する。
ここで、登録手順は、IMS制御ノードがIMS呼を処理することができるように、UEの位置に関する情報をIMS制御ノードに登録する過程である。この後、上記IMS制御ノードは、UEに対する着呼を登録された位置へ伝達する。
ステップS905〜ステップS930を遂行した後に、ステップS935で、UEは、アイドルモードへ遷移する。
上述したようなシグナリングPDPコンテキスト設定手順において、SGSNは、UEが現在設定しているPDPコンテキストがシグナリングPDPコンテキストであることを認知し、上記IUシグナリング接続を介して受信されたNASメッセージのうち、IMS指示子が‘YES’に設定されたNASメッセージをシグナリングPDPコンテキストによって示されたGTPトンネルを介して送信する。
UEは、GTPトンネル及びIUシグナリング接続に関する情報を含んでいるシグナリングPDPコンテキストを生成する。すると、上記IUシグナリング接続を介して受信された制御メッセージは、GTPトンネルを介して送信され、GTPトンネルを介して受信された制御メッセージは、上記IUシグナリング接続を介して送信される。
図10は、本発明の第1の実施形態によるRRC接続要求メッセージを送信する際のSRB_IMS設定を要求するUEの動作を示すフローチャートである。
図10を参照すると、ステップS1005で、UEのRRCレイヤーでRRC接続要求(RRC CONNECTION REQUEST)メッセージを生成する。
ここで、RRC接続要求メッセージが発生する場合は、アイドルモードのUEがネットワークと制御信号を交換しなければならない必要が発生した場合である。例えば、アイドルモードのUEは、呼出し(PAGING)メッセージを受信すると、RRC接続を設定しなければならない。このために、UEは、上記RRC接続要求メッセージを送信する。
ステップS1010で、UEは、IMSサービスが登録されたか否かを確認する。IMSサービスが登録されていないと、UEは、ステップS1015で、“SRB_IMS Requested”パラメーターを“NO”に設定して、ステップS1025へ進行する。ステップS1025で、UEは、上記パラメーターを含むRRC接続要求メッセージをRNCへ送信する。
IMSサービスが登録されていると、UEは、ステップS1020で、“SRB_IMS Requested”パラメーターを“YES”に設定し、ステップS1025で、UEは、上記パラメーターを含むRRC接続要求メッセージをRNCへ送信する。
UEがIMSサービスに登録されている状態で、UEがSGSNとのシグナリングPDPコンテキストをすでに設定しておくと、いつでもIMS制御メッセージを交換することができる。従って、UEは、SGSNからの呼出しに応じてSRB_IMSを設定する。
RNCは、RRC接続要求メッセージを受信すると、SRB_IMS Requestedパラメーターを検査する。上記パラメーターがYESである場合に、RNCは、UEのためのSRBを設定する際にもSRB_IMSを設定する。この場合、RNCは、SRB_IMSを設定しない場合よりも、UEにさらに多くの無線資源を割り当てることができる。
図11は、本発明の第1の実施形態によるUEからNASメッセージを受信したRNCの動作を示すフローチャートである。
図11を参照すると、ステップS1105で、RNCは、UEからNASメッセージを受信し、ステップS1110で、NASメッセージがSRB_IMSを介して受信されたか否かを確認する。
上記NASメッセージがSRB_IMSを介して受信されないと、ステップS1115で、RNCは、上記NASメッセージに、NOに設定されたIMS指示子を添付して、ステップS1125へ進行する。上記NASメッセージがSRB_IMSを介して受信されると、ステップS1120で、RNCは、NASメッセージに、YESに設定されたIMS指示子を添付して、ステップS1125へ進行する。
ステップS1125で、RNCは、IMS指示子が添付されたNASメッセージをIUシグナリング接続を介してSGSNへ送信する。
上述したように、RNCは、上りリンクから受信されたNASメッセージが受信されたSRBの種類に基づいて、IMS指示子を適切な値に設定する。
図12は、本発明の第1の実施形態によるSGSNからNASメッセージを受信したRNCの動作を示すフローチャートである。
図12を参照すると、ステップS1205で、RNCは、SGSNからNASメッセージを受信すると、RNCは、ステップS1210で、上記NASメッセージのIMS指示子を検査する。IMS指示子がNOであると、RNCは、上記NASメッセージがMM/SMブロックから生成されたメッセージであると判断して、ステップS1215へ進行する。ステップS1215で、RNCは、上記NASメッセージをSRB 3又はSRB 4を介して送信する。IMS指示子がYESであると、RNCは、上記NASメッセージがIMS制御メッセージであると判断して、ステップS1220へ進行する。ステップS1220で、RNCは、上記NASメッセージをSRB_IMSを介して送信する。
図13は、本発明の第1の実施形態によるGGSNからパケットデータを受信したSGSNの動作を示すフローチャートである。
図13を参照すると、ステップS1305で、GGSNからGTPトンネルを介してパケットデータを受信したSGSNは、ステップS1310で、GTPトンネルがシグナリングPDPコンテキストに示されたGTPトンネルであるか否かを確認する。
上記確認の結果、上記シグナリングPDPコンテキストが上記GTPトンネルを示していないと、SGSNは、上記パケットデータがユーザデータであると判断して、ステップS1315へ進行する。ステップS1315で、SGSNは、GTPトンネルを介した一般的なルーティング動作に従って、上記パケットデータが送信されるべきIuインターフェース接続を確認し、該当接続を介して上記パケットデータをRNCへ送信する。
上記確認の結果、上記シグナリングPDPコンテキストが上記GTPトンネルを示すと、上記パケットデータがIMS制御メッセージであると判断して、SGSNは、ステップS1320へ進行する。ステップS1320で、SGSNは、YESに設定されたIMS指示子を上記パケットデータに添付し、ステップS1325で、上記設定されたIMS指示子が添付されたパケットデータをIUシグナリング接続を介してRNCへ送信する。
図14は、本発明の第1の実施形態によるRNCからIUシグナリング接続を通してNASメッセージを受信したSGSNの動作を示すフローチャートである。
図14を参照すると、ステップS1405で、SGSNは、RNCからIUシグナリング接続を通してNASメッセージを受信すると、ステップS1410で、上記メッセージのIMS指示子を検査する。
上記IMS指示子がNOであると、上記NASメッセージがIMS制御メッセージではないことを意味するので、SGSNは、ステップS1415で、上記受信されたデータを上記MM/SMブロックへ送信する。一方、上記IMS指示子がYESであると、上記NASメッセージがIMS制御メッセージであるので、SGSNは、ステップS1420で、上記NASメッセージを上記シグナリングPDPコンテキストによって示されたGTPトンネルを介してGGSNへ送信する。
上述したように、本発明の第1の実施形態に従って、SGSNは、自身が有しているPDPコンテキストのうち、シグナリングPDPコンテキストを認知している。従って、IUシグナリング接続を介してIMS制御メッセージを受信すると、SGSNは、上記IMS制御メッセージをどんなGTPトンネルへ送信しなければならないかをシグナリングPDPコンテキストから確認することができる。
<<第2の実施形態>>
以下、本発明の第2の実施形態に従って、UEがIMS制御メッセージを送信する方法について説明する。
本発明の第2の実施形態では、IMS制御メッセージが含まれているNASメッセージに、IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報を含ませ、SGSNは、上記情報に基づいて、IMS制御メッセージをルーティングする。上記GTPトンネルを示す情報は、例えば、NSAPI(Network Service Access Point Identification)がある。上記NSAPIは、UEとSGSNとの間のPDPコンテキストを識別する。UEに対してのみ意味がある。すなわち、UE1に対するNSAPI1によって識別されたPDPコンテキストと、UE2に対するNSAPI1によって識別されたPDPコンテキストとは、相互に異なるPDPコンテキストである。
図15は、本発明の第2の実施形態によるUEの呼設定手順を示す図である。
図15を参照すると、ステップS1505で、UEは、SGSNとのシグナリングPDPコンテキストを設定し、上記シグナリングPDPコンテキストを用いてIMS登録動作を遂行する。
ステップS1510で、UEは、アイドルモードへ遷移する。このとき、SGSNでは、シグナリングPDPコンテキストがそのまま維持されるが、SGSNとUEとの間に設定されている無線資源は、すべて解除される。
ステップS1515で、IMS呼制御メッセージを受信すると、ステップS1520で、SGSNは、アイドルモードにあるUEへ呼出しメッセージを送信する。
上記呼出しメッセージを受信したUEは、ステップS1525で、RNCとのRRC接続を設定する。このとき、UEは、SRB_IMSの設定が必要であるとの情報をRNCへ通知し、RNCは、RRC接続を設定する際に、SRB_IMSも設定する。ステップS1530で、UEは、呼出し応答メッセージをRNCへ送信する。
ステップS1535で、RNCは、SGSNとのIUシグナリング接続を設定し、RNCは、ステップS1540で、上記IUシグナリング接続を介して呼出し応答メッセージをSGSNへ送信する。
ステップS1545で、SGSNは、IMS制御呼メッセージをIUシグナリング接続を介してRNCへ送信する。ステップS1550で、RNCは、上記IMS制御呼メッセージを上記SRB_IMSを介してUEへ送信する。
ステップS1555で、UEは、上記IMS呼制御メッセージに対する応答メッセージをRNCへ送信する。ここで、UEは、上記応答メッセージがRNCへ送信されるべきGTPトンネルのNSAPIをSRB_IMSを介して送信する。ステップS1560で、RNCは、上記SRB_IMSを介して受信されたNASPIを含んでいるメッセージをIUシグナリング接続を介してSGSNへ送信する。
ステップS1565で、SGSNは、RNCからNASPIを含んでいるIMS制御メッセージをIUシグナリング接続を介して受信し、上記IMS制御メッセージを上記NSAPIに対応するGTPトンネルを介して送信する。
<<第3の実施形態>>
現在、3GPPは、PoC(Push to talk over Cellular)サービスに対する標準化が進行中である。上記PoCサービスは、PoCサーバの制御下に、複数のUEが音声データを送受信するサービスである。任意の時点で、1つのUEのみが音声データを送信することができる。従って、特定の時点で、複数のユーザが音声データを送信することを希望する場合に、PoCサーバの制御に従って、どんなユーザが音声データを送信するかが決定される。すなわち、UEは、PoCサーバに音声データの送信を要求し、上記PoCサーバは、特定のUEに音声データの送信を許可する。送信要求及び送信要求許可に対する制御メッセージは、音声データが発生するRTPの関連(Companion)RTCPを介して送受信される。
通常、RTCPは、ユーザプレーンを介して送受信される。UEが送信要求RTCPパケットの送信を希望する場合に、ユーザプレーンは、設定されないことがある。まず、UEがユーザプレーンを設定した後に、RTCPパケットを送信すると、ユーザが経験する時間遅延が過度に長いことがある。
従って、第1の実施形態及び第2の実施形態において、IMS制御メッセージの例として挙げられたSIPメッセージだけでなく、PoC制御情報を含んでいるRTCPメッセージを迅速に送受信する方法が必要とされる。
以下、本発明の第3の実施形態では、上記RTCPメッセージのようなIMS制御メッセージを迅速に送信するための他の技術を提供する。
第3の実施形態では、IMS制御メッセージの送信を目的とするNASメッセージを定義し、NASメッセージを用いて、迅速な送受信を必要とするIMS制御メッセージを送受信する。上記NASメッセージがRRC接続のSRB 3又はSRB 4を介して送受信されるので、IMS制御メッセージの送受信のためのユーザプレーンをあらかじめ設定する必要がない。
まず、RTP及びRTCPについて簡略に説明する。
RTPは、音声データのようなリアルタイムデータを送信するために考案されたプロトコルである。上記RTPに従うと、ヘッダーは、データ発生に関するタイミング情報を含む。受信器は、タイミング情報に基づいて受信されたデータに対する再生時点を決定する。上記RTPは、関連RTCPとともに構成されることができる。上記RTCPは、RTPセッション又はユーザに関する付加的な情報を伝達する。上記RTP及びRTCPがUDPポート番号によって識別されるので、厳密に言えば、相互に異なるフローである。従って、別途のPDPコンテキストを使用してサービスされる。しかしながら、RTPデータに比べて、RTCPデータの量が微小であるので、RTP及びRTCPを1つのPDPコンテキストでサービスすることもある。
図16は、本発明の第3の実施形態によるUEとSGSNとの間の全体的な動作を示す図である。
図16を参照すると、UE1602とSGSN1603との間で動作され、上りリンク及び下りリンクのすべてに対して適用されることができるので、まず、上りリンクを介した動作について説明する。
任意の時点で、UE1602のIMS制御エンティティーでIMS制御メッセージ1605が発生する。ここで、IMS制御メッセージは、SIPメッセージになることもでき、又は、RTCPによって送信されたPoC制御メッセージになることもできる。
RTCPのようなIMS制御エンティティーは、IMS制御メッセージ1610をL3制御エンティティー1617へ送信する。L3制御エンティティー1617は、NASメッセージを処理するレイヤーであって、GMM(GPRS Mobility Management)レイヤー又はSM(Session Management)レイヤーがL3制御エンティティーに該当する。
L3制御エンティティー1617は、IMS制御メッセージ1610を有するL3メッセージ1615をSGSNへ送信する。上記L3メッセージは、IMS制御メッセージを含んでいる一般的なL3制御メッセージである。既存のL3制御メッセージのうちのいずれか1つを使用するか、又は、新たなL3制御メッセージを定義することができる。以下の説明では、説明の便宜上、新たなL3制御メッセージを定義すると仮定し、上記新たなL3制御メッセージをIMS L3制御メッセージ1615と呼ぶ。
IMS L3制御メッセージ1615は、IMS制御メッセージの他にも、IMS制御メッセージが発生したエンティティーに関連したPDPコンテキストのNSAPIをさらに含んでよい。例えば、IMS制御メッセージがSIPメッセージであると、NSAPIは、シグナリングPDPコンテキストのNSAPIである。IMS制御メッセージがRTCPパケットであると、NSAPIは、RTCPフローのために構成されたPDPコンテキストのNSAPIとなる。
IMS L3制御メッセージ1615を受信すると、SGSNのL3制御エンティティー1619は、IMS L3制御メッセージ1615のIMS制御メッセージ1620を、NSAPIが示すPDPコンテキスト用GTPトンネル1621へ送信する。
IMS制御メッセージ1625は、IPヘッダーのIP目的地アドレス情報に基づいて、GTPトンネルを介して目的地へ送信される。
図16で説明する下りリンクの動作は、本質的に、上述した上りリンクの動作と同一である。
任意の時点で、任意のGTPトンネルを介してIMS制御メッセージ1635を受信すると、GTPトンネル1633は、IMS制御メッセージ1635をSGSNのL3制御エンティティー1637へ送信する。
L3制御エンティティー1637は、IMS制御メッセージ1635、及びGTPトンネル1633のNSAPIを含んでいるIMS L3制御メッセージ1640をUEへ送信する。
UEのL3制御エンティティー1642は、上記IMS制御メッセージ1645をIMS L3制御メッセージ1640のNSAPIが示すエンティティー1647へ送信する。エンティティー1647は、SIPクライアント又はPoC制御情報を処理するためのRTCPエンティティーである。
図17は、本発明の第3の実施形態によるUEの上りリンクの構成を示す図である。
図17を参照すると、UEは、IMS制御部1705と、UDPレイヤー1710と、IPレイヤー1715と、スイッチ1720と、IMS制御部1705から発生するデータを処理するために設定される無線ベアラー1725と、L3制御エンティティー1730と、SRB 3/4 1735と、MAC/PHYレイヤー1740とを含むように構成される。
IMS制御部1705は、SIPクライアント又はPoC制御情報を処理するためのRTCPとなることができる。
UDPレイヤー1710及びIPレイヤー1720は、上位レイヤーから受信されたデータにUDPヘッダー及びIPヘッダーを付加する。
スイッチ1720は、上位レイヤーから受信されたデータを適切な装置にスイッチングする。すなわち、上記受信されたデータがIMS制御メッセージであり、ユーザプレーンが上記IMS制御メッセージの送信のために設定される必要があると、スイッチ720は、上記IMS制御メッセージをL3制御エンティティー1730にスイッチングする。このとき、上記IMS制御メッセージに該当するPDPコンテキストのNSAPIは、上記IMS制御メッセージとともに伝達される。
以下、スイッチ1720の動作について、ステップ別にさらに詳細に説明する。
ステップS1で、スイッチ1720は、上記上位レイヤーからデータを受信する。
ステップS2で、スイッチ1720は、受信された上記データがIMS制御メッセージであるか否かを判定する。上記判断の結果、IMS制御メッセージである場合に、スイッチ1720は、ステップS4へ進行する。一方、IMS制御メッセージではない、すなわち、ユーザデータである場合に、スイッチ1720は、ステップS3へ進行する。
ステップS3で、スイッチ1720は、上記ユーザデータに該当するPDPコンテキスト用無線ベアラー1725へ上記ユーザデータを送信し、次のデータを受信するまで待機する。
ステップS4で、スイッチ1720は、IMS制御メッセージに該当するPDPコンテキスト用無線ベアラーが存在するか否かを検査する。上記検査の結果、上記IMS制御メッセージに該当するPDPコンテキスト用無線ベアラーが存在すると、スイッチ1729は、ステップS5へ進行し、そうでなければ、ステップS6へ進行する。
ステップS5で、上記IMS制御メッセージを処理するためのユーザプレーンがすでに存在しているので、スイッチ1720は、上記IMS制御メッセージを無線ベアラー1725へ送信し、次のデータを受信するまで待機する。
ステップS6で、上記IMS制御メッセージを処理するためのユーザプレーンが存在しないので、スイッチ1720は、上記IMS制御メッセージをL3制御エンティティー1730へ送信する。このとき、上記IMS制御メッセージに該当するPDPコンテキストのNSAPIも送信した後に、次のデータを受信するまで待機する。
無線ベアラー1725は、特定のデータストリームを処理するために構成されるPDCPエンティティー及びRLCエンティティーを意味するが、図17では、ユーザデータを処理するために無線ベアラー1725を使用する。
L3制御エンティティー1730は、NASメッセージを処理するエンティティーであって、例えば、GMMエンティティー又はSMエンティティーがある。
ここで、L3制御エンティティー1730は、スイッチ1720から受信されたIMS制御メッセージ及びNASPIを使用してIMS L3制御メッセージを生成する。
上記IMS L3制御メッセージは、PD(Protocol Discriminator)、メッセージタイプ(Message type)、NSAPI、及びIMS制御メッセージを含む。
ここで、上記PDは、上記IMS L3制御メッセージを処理するためのエンティティーを制御する。上記メッセージタイプは、IMS L3制御メッセージを識別する。IMS L3制御メッセージを新たに定義する場合に、上記メッセージタイプは、新たに定義された値に設定される。上記NSAPIは、上記IMS制御メッセージに該当するPDPコンテキストの識別子であり、SGSNは、上記IMS L3制御メッセージのNSAPIに基づいて、上記IMS制御メッセージをどんなGTPトンネルへ送信するかを決定する。上記IMS制御メッセージは、IMS L3制御メッセージによって送信される実質的なメッセージである。
上述したように、SRB 3/4は、NASメッセージを処理するために設定された無線ベアラーである。
図18は、本発明の第3の実施形態によるUEの下りリンクの構成を示す図である。
図18を参照すると、UEは、IMS制御部1805と、UDPレイヤー1810と、IPレイヤー1815と、スイッチ1820と、IMS制御部1805から発生するデータを処理するために設定される無線ベアラー1825と、L3制御エンティティー1830と、SRB 3/4 1835と、MAC/PHYレイヤー1840とを含む。
SRB 3/4から受信されたNASメッセージは、L3制御エンティティー1830へ伝達される。L3制御エンティティー1830は、NASメッセージのPD及びメッセージタイプを解析することによって、上記NASメッセージがIMS L3制御メッセージという事実を認知し、NSAPI及びIMS制御メッセージをスイッチ1820へ伝達する。一方、L3制御エンティティー1930は、上記NASメッセージがIMS L3制御メッセージではない場合には、既存の方法にて上記NASメッセージを処理する。
スイッチ1820は、無線ベアラー1825又はL3制御エンティティー1830からデータを受信し、受信された上記データを適切なPDPコンテキストにスイッチングする。
以下、スイッチ1820の動作について、さらに詳細に説明する。
ステップS1で、スイッチ1820は、ユーザプレーン無線ベアラー1825からデータを受信するか、又は、L3制御エンティティー1830からNSAPI及びIMS制御メッセージを受信する。
このとき、前者の場合には、スイッチ1830は、ステップS2へ進行し、後者の場合には、ステップS3へ進行する。
ステップS2で、スイッチ1820は、受信された上記データを無線ベアラーに関連したPDPコンテキストに該当する上位レイヤーへ送信し、次のデータを受信するまで待機する。
ステップS3で、スイッチ1820は、受信された上記データを上記NSAPIが示すPDPコンテキストに該当する上位レイヤーへ伝達し、次のデータを受信するまで待機する。
IMS制御部1805は、IMS制御メッセージを処理する装置であり、SIPクライアント又はPoC制御情報を処理するためのRTCPとなることができる。
図19は、本発明の第3の実施形態によるSGSNの上りリンクの構成を示す図である。
図19を参照すると、SGSNの上りリンクの構成は、IUシグナルリング接続1920と、L3制御エンティティー1915と、スイッチ1910と、GTPトンネル1905とを含む。
IUシグナリング接続1920を介してNASメッセージを受信すると、L3制御エンティティー1915は、上記NASメッセージのPD及びメッセージタイプを解析する。上記解析の結果、受信されたNASメッセージがIMS L3制御メッセージであると、受信された上記メッセージは、上記NASメッセージがNSAPI及びIMS制御メッセージを含むことを意味するので、L3制御エンティティー1915は、NSAPI及びIMS制御メッセージをスイッチ1910へ伝達する。スイッチ1910は、上記IMS制御メッセージをNSAPIに該当するGTPトンネルへ送信する。
上述したように、SGSNとGGSNとの間(以下、Gnインターフェースと称する)の各PDPコンテキストに対して1つのGTPトンネルが生成される。従って、NSAPIは、GnインターフェースのGTPトンネルに一対一に対応する。
GnインターフェースのGTPトンネル1905は、スイッチ1910から受信されたIMS制御メッセージをGGSNへ送信する。上記GGSNは、上記IMS制御メッセージをIPアドレスに従ってIMS制御部へ送信する。
図20は、本発明の第3の実施形態によるSGSNの下りリンクの構成を示す図である。
図20を参照すると、上記SGSNの下りリンクの構成は、IUシグナリング接続2020と、GGSNとRNCとの間のGTPトンネル2025と、L3制御エンティティー2015と、スイッチ2010と、GGSNとSGSNとの間のGTPトンネル2005とを含む。
GTPトンネル2005は、データを受信すると、上記データをスイッチ2010へ伝達する。スイッチ2010は、上記データをGTPトンネル2025又はL3制御エンティティー2015へ送信する。
以下、スイッチ2010の動作について、ステップ別にさらに詳細に説明する。
ステップS1で、スイッチ2010は、GTPトンネル2005からデータを受信する。
ステップS2で、スイッチ2010は、受信された上記データがIMS制御メッセージであるか否かを判断する。上記判断の結果、受信された上記データがIMS制御メッセージであると、スイッチ2010は、ステップS4へ進行し、受信された上記データがIMS制御メッセージではないユーザデータであると、ステップS3へ進行する。
ステップS3で、スイッチ2010は、上記データをGTPトンネル2005に関連したGTPトンネル2025へ送信し、次のデータを受信するまで待機する。
上述したように、1つのPDPコンテキストに対して、GGSNとSGSNとの間(すなわち、Gnインターフェース)で、1つのGTPトンネルが設定され、SGSNとRNCとの間(すなわち、Iuインターフェース)で、1つのGTPトンネルが設定される。従って、GnインターフェースのGTPトンネルとIuインターフェースのGTPトンネルとの間には、一対一の対応関係が設定される。
ステップS4で、スイッチ2010は、GnインターフェースのGTPトンネルに対応するIuインターフェースのGTPトンネルが構成されているか否かを検査する。すなわち、上記IMS制御メッセージを処理するためのユーザプレーンがUTRANに構成されているか否かを検査する。上記検査の結果、上記ユーザプレーンが存在すると、スイッチ2010は、ステップS5へ進行し、上記ユーザプレーンが存在しないと、ステップS6へ進行する。
ステップS5で、上記IMS制御メッセージを処理するためのユーザプレーンがすでに設定されているので、スイッチ2010は、上記IMS制御メッセージをIuインターフェースのGTPトンネル2025へ送信し、次のデータを受信するまで待機する。
ステップS6で、上記IMS制御メッセージを処理するためのユーザプレーンが設定されていないので、スイッチ2010は、上記IMS制御メッセージをL3制御エンティティー2015へ送信する。このとき、スイッチ2010は、上記IMS制御メッセージを受信したGTPトンネルのNSAPIを送信し、次のデータを受信するまで待機する。
L3制御エンティティー2015は、IMS L3メッセージのPD、メッセージタイプ、NSAPI、及びIMS制御メッセージを含んで、IUシグナリング接続2020を介して送信する。
図21は、本発明の第3の実施形態による上りリンクIMS制御メッセージを処理するUEの動作を示すフローチャートである。
図21を参照すると、ステップS2105で、任意の時点で、UEのIMS制御エンティティーでIMS制御メッセージが発生する。ここで、上記IMS制御メッセージは、SIPメッセージとなることができる。
上記IMS制御メッセージは、ステップS2110で、L3制御エンティティーへ伝達される。上記L3制御エンティティーは、NASメッセージを処理するレイヤーであって、例えば、GMMレイヤー又はSMレイヤーとなることができる。
上記L3制御レイヤーは、ステップS2115で、L3メッセージにIMS制御メッセージを含むことによって、IMS L3メッセージを構成する。上記IMS L3制御メッセージは、IMS制御メッセージを含んでいる一般的なL3メッセージを意味する。既存のL3メッセージ又は新たに定義されたL3メッセージは、IMS L3制御メッセージとして使用されることができる。
IMS L3メッセージは、IMS制御メッセージの他にも、上記IMS制御メッセージが発生したエンティティーに関連したPDPコンテキストのNSAPIをさらに含んでよい。
UEは、ステップS2120で、上記IMS L3メッセージを上記SGSNへ送信する。
図22は、本発明の第3の実施形態による上りリンクIMS制御メッセージを処理するSGSNの動作を示すフローチャートである。
図22を参照すると、SGSNは、ステップS2205で、L3メッセージを受信し、ステップS2210で、上記L3メッセージがIMS L3メッセージであるか否かを検査する。上記検査の結果、上記L3メッセージがIMS L3メッセージであると、SGSNは、ステップS2215へ進行する。一方、上記L3メッセージがIMS L3メッセージではないと、SGSNは、ステップS2220へ進行する。
ステップS2215で、SGSNは、IMS L3メッセージのNSAPIを検査した後に、IMS L3メッセージに含まれたIMS制御メッセージをNSAPIが示すPDPコンテキスト用GTPトンネルを介してGGSNへ送信する。このとき、上記NSAPIが上記IMS L3メッセージに含まれていないと、SGSNは、IMS制御メッセージのIPアドレス及びUDPポートを検査することによって、適切なGTPトンネルを見つけることができる。
ステップS2220で、SGSNは、従来の方式にて、上記L3メッセージを処理する。
図23は、本発明の第3の実施形態による下りリンクIMS制御メッセージを処理するSGSNの動作を示すフローチャートである。
図23を参照すると、ステップS2305で、SGSNは、任意の時点でGGSNからIMS制御メッセージを受信する。
ここで、上記IMS制御メッセージは、SIPメッセージとなることができる。SGSNは、上記メッセージが送信されたGTPトンネルを介して、受信された上記メッセージがIMS制御メッセージであるか否かを判断する。任意のメッセージがシグナリングPDPコンテキストに関連したGTPトンネルを介して受信されたら、上記メッセージは、IMS制御メッセージである。
ステップS2310で、SGSNは、上記IMS制御メッセージを上記L3制御エンティティーへ送信する。上記L3制御エンティティーは、NASメッセージを処理するためのレイヤーであって、GMMレイヤー又はSMレイヤーとなることができる。
上記L3制御レイヤーは、ステップS2315で、L3制御メッセージに上記IMS制御メッセージを含むことによって、IMS L3制御メッセージを構成する。上記IMS L3制御メッセージは、IMS制御メッセージを含んでいる一般的なL3メッセージを意味する。既存のL3メッセージ又は新たなL3メッセージを上記IMS L3制御メッセージとして使用することができる。上記IMS L3メッセージは、IMS制御メッセージの他にも、上記IMS制御メッセージが発生したエンティティーに関連したPDPコンテキストのNSAPIをさらに含んでよい。
ステップS2320で、SGSNは、上記IMS L3メッセージをUEへ送信する。
図24は、本発明の第3の実施形態による下りリンクIMS制御メッセージを処理するUEの動作を示すフローチャートである。
図24を参照すると、ステップS2405で、L3メッセージを受信すると、UEは、ステップS2410で、上記L3メッセージに含まれたPD及びメッセージタイプに基づいて、上記L3メッセージがIMS L3メッセージであるか否かを検査する。
上記検査の結果、上記L3メッセージがIMS L3メッセージであると、UEは、ステップS2415へ進行し、上記L3メッセージがIMS L3メッセージではないと、ステップS2420へ進行する。
ステップS2415で、UEは、上記IMS L3メッセージに含まれたNSAPIを検査した後、上記IMS L3メッセージに含まれたIMS制御メッセージを上記NSAPIが示す上位レイヤーへ送信する。このとき、上記NSAPIが上記IMS L3メッセージに含まれていないと、UEは、上記IMS制御メッセージのIPアドレス及びUDPポートを検査することによって、適切なGTPトンネルを見つけることができる。
ステップS2420で、UEは、従来の方式にて、上記L3メッセージを処理する。
第1の実施形態及び第2の実施形態において、UEは、SRB_IMSを設定する必要があると、RRC接続要求メッセージにSRB_IMS指示子を含ませて、これをRNCへ通知する。
一方、第3の実施形態では、既存のSRBを介してIMS制御メッセージが送受信されるので、SRBの送信速度が既存のSRBのそれより速いことが望ましい。従って、UEは、高速のSRBの設定を要求する情報をRRC接続要求メッセージに含ませることができる。
しかしながら、MT呼の場合に、UEは、上記呼がIMSに関連する呼であるか否かを認識することができない、という問題点がある。
従って、後述する本発明の第4の実施形態では、SGSNがページングメッセージをUEへ送信する際に、IMSに関連した呼であるか否かも通知する。 図25は、本発明第4の実施形態による動作を説明するための図である。
図25を参照すると、SGSNは、ステップS2505で、IMS制御メッセージを受信する。下記のような条件が満足されると、SGSNは、上記IMS制御メッセージが到着したことを示す情報をページングメッセージに含ませる。
本発明の第4の実施形態では、上記情報をIMSシグナリング指示子と呼ぶ。上記IMSシグナリング指示子は、ページング原因(PAGING CAUSE)値のうちの1つとして設定されることができる。ページング原因は、現在のページングメッセージに挿入され、ページング原因は、ページングが発生した理由を示す。従って、新たなページング原因値は、IMS制御メッセージの到着によるページングを示すように定義される。
SGSNが上記ページングメッセージに上記IMSシグナリング指示子を含ませる条件は、次の通りである。
まず、UEは、アイドルモードにあり、SGSNは、GGSNから下りリンクデータを受信する。上記下りリンクデータがシグナリングPDPコンテキストに関連したメッセージである場合に、SGSNは、上記下りリンクデータがIMS制御メッセージであると見なす。GTPトンネルを介して送受信されるデータは、GTP−PDUと呼び、SGSNは、受信されたGTP−PDUのGTP−PDUヘッダーを参照して、該当GTP−PDUに関連したPDPコンテキストを識別する。
このとき、ステップS2505で受信されたGTP−PDUが上記シグナリングPDPコンテキストに関連すると、GTP−PDUには、IMS制御メッセージがカプセル化されていることを意味する。
ステップS2510で、SGSNは、ページングメッセージをUEへ送信する。上記ページングメッセージは、IMS制御メッセージの発生によるページングメッセージが発生したことを示す情報を含む。
ステップS2515で、UEは、上記ページングメッセージを受信する。上記IMS制御メッセージの発生によって、上記ページングメッセージが発生したことを示す情報を含むと、UEは、RRC接続を設定し、上記IMS制御メッセージを迅速に送受信すべきである、という事実をRNCへ通知する。
すなわち、SRB_IMS指示子又は高速のSRB指示子は、RRC接続要求メッセージ又はRRC接続設定完了(CONNECTION SETUP COMPLETE)メッセージに含まれる。IMS制御メッセージを迅速に処理するために、本発明で提案した方法ではない他の方法を使用すると、該当動作を要求する情報は、RRC接続要求メッセージ又はRRC接続設定完了メッセージに含まれる。
上記情報がRRC接続要求メッセージ又はRRC接続設定完了メッセージに含まれると、RNCは、上記IMS制御メッセージを迅速に処理するために適切な動作を遂行する。例えば、RNCは、高速のSRBを設定するか、又はSRB_IMSを設定する動作を遂行する。
図26は、本発明の第4の実施形態によるページングメッセージを受信したUEの動作を示すフローチャートである。
図26を参照すると、ステップS2605で、ページングメッセージを受信すると、UEは、上記ページングメッセージがIMS制御メッセージの発生によって、上記ページングメッセージの発生を示すIMSシグナリング指示子を含むか否かを検査する。
上記検査の結果、IMSシグナリング指示子が含まれていると、UEは、ステップS2615へ進行し、IMSシグナリング指示子が含まれていないと、UEは、ステップS2620へ進行する。
ステップS2615で、UEは、RRC接続要求メッセージを構成し、上記メッセージ内のSRB_IMS指示子をYES又はNOに設定する。
上述した第1の実施形態及び第2の実施形態では、IMS制御メッセージが新たなSRBを介して送受信される。従って、UEは、上記IMS制御メッセージを処理するためのSRBの設定を要求すべきであるので、SRB_IMS指示子をYESに設定する。
一方、本発明の第3の実施形態では、上記IMS制御メッセージが既存のSRBを介して送受信されるので、新たなSRBを設定する必要はない。しかしながら、上記IMS制御メッセージが非常に大きいメッセージであるので、通常3.4kbpsの送信速度を有するSRBよりは、さらなる高速のSRBを設定すべきである。従って、UEは、高速のSRB指示子をYESに設定する。RNCは、YESに設定された高速のSRB指示子を含んでいるRRC接続要求メッセージを受信すると、13.6kbpsよりさらに高速のSRBを設定する。
ステップS2620で、UEは、上記ページングメッセージがIMS制御メッセージに関連しないメッセージであるので、SRB_IMS requestedをNOに設定するか、または、高速のSRB requestedをNOに設定する。
ステップS2625で、UEは、RRC接続要求メッセージをRNCへ送信する。
上述したように、上記第4の実施形態が上記第1又は第2の実施形態と結合して実現される場合には、UEは、SRB_IMS Requestedを設定する。上記第4の実施形態が第3の実施形態と結合して実現される場合に、UEは、高速のSRB requestedを設定する。
なお、本発明の詳細な説明においては、具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内であれば、種々な変形が可能であることは言うまでもない。よって、本発明の範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定められるべきである。
一般的な移動通信システムの構成を概略的に示す図である。 UEとRNCとの間に設定されるUuインターフェースを示す図である。 一般的な回線方式の移動通信システムにおける呼設定手順を示す図である。 パケット方式の呼設定手順を示す図である。 本発明の第1の実施形態による呼設定手順を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるUEの構成の形態を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるRNCでの制御プレーンの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるSGSNでの制御プレーンの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるUEがシグナリングPDPコンテキストを設定する動作を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるRRC接続要求メッセージを送信する際のSRB_IMS設定を要求するUEの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるUEからNASメッセージを受信したRNCの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるSGSNからNASメッセージを受信したRNCの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるGGSNからパケットデータを受信したSGSNの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるRNCからIUシグナリング接続を通してNASメッセージを受信したSGSNの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるUEの呼設定手順を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるUEとSGSNとの間の全体的な動作を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるUEの上りリンクの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるUEの下りリンクの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるSGSNの上りリンクの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるSGSNの下りリンクの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態による上りリンクIMS制御メッセージを処理するUEの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による上りリンクIMS制御メッセージを処理するSGSNの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による下りリンクIMS制御メッセージを処理するSGSNの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による下りリンクIMS制御メッセージを処理するUEの動作を示すフローチャートである。 本発明第4の実施形態による動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態によるページングメッセージを受信したUEの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 コアネットワーク(CN)
11,12 無線ネットワークサブシステム(RNS)
13 端末(UE)
14,17 無線網制御器(RNC)
15,16,18,19 基地局(Node B)
20 無線資源制御(RRC)レイヤー
21 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤー
22 ブロードキャスト/マルチキャスト制御(BMC)レイヤー
23 無線リンク制御(RLC)レイヤー
24 論理チャンネル
25 MACレイヤー
27 送信チャンネル
29 物理レイヤー
605 MM/CC/SMブロック
610 IMS制御部
615,616 UDPレイヤー
620,621 IPレイヤー
625 RRCレイヤー
630 NASハンドラー
635 ASハンドラー
640,641,642,643,644 SRB0〜4
645 SRB_IMS
650 MACレイヤー
655 物理レイヤー
660 コーデック(CODEC)
665 RTPレイヤー
670 無線ベアラー
705 RRCレイヤー
710 RANAPレイヤー
715 ASハンドラー
720 NASハンドラー
721,722,723,724,725,726 SRB0〜5
730 IUシグナリング接続
805 RANAPレイヤー
810 MM/SMレイヤー
815 シグナリングPDPコンテキスト用GTPトンネルブロック
820 IUシグナリング接続ブロック

Claims (54)

  1. インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法であって、
    無線資源制御(RRC)接続要求を受信すると、端末が前記IMSサービスが登録されたか否かを確認するステップと、
    前記IMSサービスが登録されたか否かに基づいて、前記端末がIMS制御メッセージをシグナリング無線ベアラー(SRB)を介して処理することを要求するSRB_IMS要求パラメーターを設定するステップと、
    前記端末が前記SRB_IMS要求パラメーターを含むRRC接続要求メッセージを前記無線網制御器(RNC)へ送信するステップと、
    前記端末がSRB_IMSエンティティーを構成するステップと、
    を具備することを特徴とする方法。
  2. 前記確認するステップは、SGSNから前記端末のRRCレイヤーによって受信するステップを具備することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記設定するステップは、前記端末が前記IMSサービスに登録されたか否かに基づいて、前記SRB_IMS要求パラメーターを設定するステップを具備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。
  4. 前記IMSサービスが登録されたか否かを確認するステップの前に、前記端末が前記SGSNとシグナリングPDPコンテキストを設定するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。
  5. 前記シグナリングPDPコンテキストを設定するステップの後に、前記端末がアイドルモードへ遷移するステップをさらに具備することを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 前記シグナリングPDPコンテキストを設定するステップは、
    前記端末がパワーオンするステップと、
    前記端末がRRC接続及びIUシグナリング接続を介して前記SGSNへ活性化PDPコンテキスト要求メッセージを送信するステップと、
    前記SGSNがGGSNとGTPトンネルを設定するステップと、
    前記GTPトンネルと前記IUシグナリング接続を結合するステップと、
    前記SGSNが前記端末へ活性化PDPコンテキスト応答メッセージを送信するステップと、
    前記端末がIMS制御ノードへ登録手順を遂行するステップとを具備することを特徴とする請求項4記載の方法。
  7. 前記活性化PDPコンテキスト要求メッセージは、PDPコンテキストを示す情報を含むことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記SRB_IMSエンティティーを構成するステップの後に、
    前記RNCが前記端末からNASメッセージを受信するステップと、
    前記NASメッセージが前記SRB_IMSエンティティーを介して受信されたか否かを確認するステップと、
    前記NASメッセージが前記SRB_IMSエンティティーを介して受信された場合に、前記RNCが前記SRB_IMSエンティティーを介して前記NASメッセージの受信を示すIMS指示子を前記NASメッセージに添付するステップと、
    前記RNCが前記IMS指示子を含む前記NASメッセージを前記IUシグナリング接続を介して前記SGSNへ送信するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。
  9. 前記IMS指示子を含むNASメッセージを送信するステップの後に、
    前記SNSGが前記IMS指示子を検査するステップと、
    前記検査の結果、前記IMS指示子が前記SRB_IMSエンティティーを介して前記NASメッセージの受信を示す場合に、前記NASメッセージが前記IMS制御メッセージであると見なし、前記SGSNは、前記NASメッセージを前記シグナリングPDPコンテキストに示された前記GTPトンネルを介して前記GGSNへ送信し、前記IMS指示子が前記SRB_IMSエンティティーを介して前記NASメッセージの受信を示さない場合に、前記NASメッセージが前記IMS制御メッセージではないと見なし、前記SGSNは、前記NASメッセージをMM/SMブロックを介して前記GGSNへ送信するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記RRC接続要求メッセージを送信するステップは、
    前記IMS制御メッセージを含むNASメッセージに、前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報を含むステップを具備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。
  11. 前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報は、NSAPIに含まれることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記NSAPIは、前記端末と前記SGSNとの間のPDPコンテキストを識別し、該当端末のみに対して有効であることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法であって、
    IMS制御メッセージをシグナリング無線ベアラー(SRB)を介して処理することを要求するSRB_IMS要求パラメーターを含む無線資源制御(RRC)接続要求メッセージを端末から受信するステップと、
    前記SRB_IMS要求パラメーターに従ってSRB_IMSエンティティーを構成するステップと、
    RNCがIMS指示子を含むIMS制御メッセージをSGSNから受信するステップと、
    前記RNCが前記IMS指示子を検査するステップと、
    前記IMS指示子が、前記NASメッセージがIMS制御メッセージであることを示すと、前記RNCが前記SRB_IMSエンティティーを介して前記端末へ前記NASメッセージを送信するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  14. 前記検査の結果、前記IMS指示子が、前記NASメッセージがIMS制御メッセージではないことを示すと、前記RNCがSRB 3エンティティー又はSRB 4エンティティーを介して前記端末へ前記NASメッセージを送信するステップをさらに具備することを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記SRB_IMSエンティティーを構成するステップの後に、
    前記SGSNがGGSNからGTPトンネルを介してパケットデータを受信するステップと、
    前記SGSNが、前記GTPトンネルがシグナリングPDPコンテキストに示されたGTPトンネルであるか否かを確認するステップと、
    前記確認の結果に従って、前記SGSNが前記RNCへ前記NASメッセージを送信するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項13又は請求項14記載の方法。
  16. 前記GTPトンネルが前記シグナリングPDPコンテキストに示されたGTPトンネルであると、前記SGSNは、前記パケットデータが前記IMS制御メッセージであることを示すように、前記パケットデータに前記IMS指示子を添付し、前記IMS指示子を有するパケットデータをIUシグナリング接続を通して前記RNCへ送信することを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 前記GTPトンネルが前記シグナリングPDPコンテキストに示されたGTPトンネルではないと、前記SGSNは、前記パケットデータが前記IMS制御メッセージではないことを示すように、前記パケットデータに前記IMS指示子を添付し、前記IMS指示子を有するデータをGTPトンネルを介して前記RNCへ送信することを特徴とする請求項16記載の方法。
  18. インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)における制御プレーンを使用してパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信するための端末装置であって、
    アクセスストレイタム(AS)ハンドラー及びNASハンドラーを有し、SGSNからRRC接続要求メッセージを受信するためのRRCレイヤーと、
    IMS制御メッセージを処理するためのIMS制御部と、
    前記RRCレイヤーと無線チャンネルとの間でメッセージを送受信するための複数のSRBとを備え、
    前記複数のSRBは、前記NASハンドラーを介して前記IMS制御部へ前記IMS制御メッセージを伝達するIMSサービスのためのSRB_IMSエンティティーを含むことを特徴とする端末装置。
  19. 前記複数のSRBは、前記ASハンドラーから発生したRRCメッセージを無線チャンネルを介して送信するためのSRB0、SRB1、及びSRB2を含むことを特徴とする請求項18記載の端末装置。
  20. 前記複数のSRBは、前記NASハンドラーから発生したMM/CC/SMに関連した制御メッセージを処理するためのSRB3及びSRB4を含むことを特徴とする請求項18又は請求項19記載の端末装置。
  21. インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法であって、
    前記無線網制御器(RNC)がIMS制御メッセージをシグナリング無線ベアラー(SRB)を介して処理することを要求するSRB_IMS要求パラメーターを含むRRC接続要求メッセージを端末から受信するステップと、
    前記RNCが前記SRB_IMS要求パラメーターに従ってSRB_IMSエンティティーを構成するステップと、
    前記RNCが前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報を含む前記IMS制御メッセージをSGSNから受信するステップと、
    前記RNCが前記IMS制御メッセージを含むNASメッセージを前記SRB_IMSエンティティーを介して前記端末へ送信するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  22. 前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報は、ネットワークサービスアクセスポイント識別(NSAPI)に含まれることを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 前記NSAPIは、前記端末と前記SGSNとの間のPDPコンテキストを識別し、該当端末のみに対して有効であることを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 前記RNCが前記IMS制御メッセージを前記端末へ送信するステップは、
    前記RNCが前記IMS制御メッセージに含まれた前記NSAPIによって認知されたGTPトンネルを介して前記端末へ前記IMS制御メッセージを送信するステップを具備することを特徴とする請求項22記載の方法。
  25. インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)における制御プレーンを使用してパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信するための端末装置であって、
    アクセスストレイタム(AS)ハンドラー及びNASハンドラーを有し、SGSNからRRC接続要求メッセージを受信するためのRRCレイヤーと、
    IMS制御メッセージを処理し、前記IMS制御メッセージに前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報を含むためのIMS制御部と、
    前記RRCレイヤーと無線チャンネルとの間でメッセージを送受信するための複数のSRBとを備え、
    前記複数のSRBは、前記NASハンドラーを介して前記IMS制御部へ前記IMS制御メッセージを伝達するIMSサービスのためのSRB_IMSエンティティーを含むことを特徴とする端末装置。
  26. 前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報は、ネットワークサービスアクセスポイント識別(NSAPI)に含まれることを特徴とする請求項25記載の端末装置。
  27. 前記NSAPIは、前記端末と前記SGSNとの間のPDPコンテキストを識別し、該当端末のみに対して有効であることを特徴とする請求項26記載の端末装置。
  28. 前記複数のSRBは、前記ASハンドラーから発生したRRCメッセージを無線チャンネルを介して送信するためのSRB0、SRB1、及びSRB2を含むことを特徴とする請求項25乃至請求項27のうちのいずれか1項記載の端末装置。
  29. 前記複数のSRBは、前記NASハンドラーから発生したMM/CC/SMに関連した制御メッセージを処理するためのSRB3及びSRB4を含むことを特徴とする請求項28記載の端末装置。
  30. インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法であって、
    無線資源制御(RRC)接続を設定した後に、端末がIMS制御メッセージを生成するステップと、
    前記端末が前記IMS制御メッセージをレイヤー3(L3)メッセージに含むステップと、
    前記端末が前記L3メッセージをGMM/SMに関連したRRCメッセージを処理するためのシグナリング無線ベアラー(SRB)エンティティーを介してSGSNへ送信するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  31. 前記L3メッセージは、前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報をさらに含むことを特徴とする請求項30記載の方法。
  32. 前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報は、ネットワークサービスアクセスポイント識別(NSAPI)を含むことを特徴とする請求項31記載の方法。
  33. 前記L3メッセージを送信するステップの後に、
    前記SGSNが、前記L3メッセージに含まれた前記NSAPIが示すGTPトンネルを介して、前記IMS制御メッセージを目的地へ送信するステップをさらに具備することを特徴とする請求項32記載の方法。
  34. 前記IMS制御メッセージは、SIPメッセージ又はPoCサービスのためのRTCPパケットであることを特徴とする請求項30記載の方法。
  35. 前記NSAPIは、SIPのために構成されたシグナリングPDPコンテキストの識別子、または、RTCPフローのために構成されたPDPコンテキストの識別子であることを特徴とする請求項32記載の方法。
  36. インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法であって、
    SGSNがGGSNから第1のGTPトンネルを介してデータを受信するステップと、
    前記データがIMS制御メッセージであると、前記SGSNが前記第1のGTPトンネルに対応するRNCへの第2のGTPトンネルを設定しているか否かを判断するステップと、
    前記第2のGTPトンネルが設定されていないと、前記SGSNは、前記第1のGTPトンネルを識別する情報及び前記IMS制御メッセージを含むレイヤー3(L3)メッセージを生成するステップと、
    前記SGSNは、前記L3メッセージを端末のGMM/SMに関連した無線資源制御(RRC)メッセージを処理するためのシグナリング無線ベアラー(SRB)エンティティーへ送信するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  37. 前記第2のGTPトンネルが設定されていると、前記SGSNは、前記第2のGTPトンネルを介して前記IMS制御メッセージを前記RNCへ送信するステップをさらに具備することを特徴とする請求項36記載の方法。
  38. 前記受信されたデータが前記IMS制御メッセージではないユーザデータである場合に、前記SGSNは、前記ユーザデータを前記第2のGTPトンネルを介して前記RNCへ送信するステップをさらに具備することを特徴とする請求項36記載の方法。
  39. 前記L3メッセージは、ネットワークサービスアクセスポイント識別(NSAPI)をさらに含むことを特徴とする請求項36乃至請求項38のうちのいずれか1項記載の方法。
  40. 前記L3メッセージを送信するステップの後に、
    前記端末がGMM/SMに関連した無線資源制御(RRC)メッセージを処理するためのシグナリング無線ベアラー(SRB)エンティティーを介して前記L3メッセージを受信するステップと、
    前記端末が前記L3メッセージに含まれた前記IMS制御メッセージを前記NSAPIが示すエンティティーへ送信するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項39記載の方法。
  41. 前記NSAPIが示すエンティティーは、
    SIPクライアントまたはPoCサービスのためのRTCPエンティティーであることを特徴とする請求項40記載の方法。
  42. インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)における制御プレーンを使用してパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信するための端末装置であって、
    IMS制御メッセージを生成して処理するIMS制御部と、
    レイヤー3(L3)メッセージを生成して処理するL3制御部と、
    前記IMS制御部を前記L3制御部又は無線ベアラーに接続するスイッチと、
    前記L3制御部を介して前記スイッチに接続されて、前記IMS制御メッセージを処理するシグナリング無線ベアラー(SRB)エンティティーと
    を具備することを特徴とする端末装置。
  43. 前記SRBエンティティーは、GMM/SMに関連したRRCメッセージを処理することを特徴とする請求項42記載の端末装置。
  44. 前記SRBエンティティーは、SRB3又はSRB4であることを特徴とする請求項43記載の端末装置。
  45. 前記L3メッセージは、前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報をさらに含むことを特徴とする請求項44記載の端末装置。
  46. 前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報は、ネットワークサービスアクセスポイント識別(NSAPI)を含むことを特徴とする請求項45記載の端末装置。
  47. 前記スイッチは、前記NSAPIが示すエンティティーへ前記IMS制御メッセージを送信することを特徴とする請求項46記載の端末装置。
  48. 前記NSAPIが示すエンティティーは、
    SIPクライアントまたはPoCサービスのためのRTCPエンティティーであることを特徴とする請求項47記載の端末装置。
  49. インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)におけるパケット呼サービスに関連した制御メッセージを送受信する方法であって、
    端末がSGSNにIMS制御メッセージが受信されたことを示すIMSシグナリング指示子を含むページングメッセージを前記SGSNから受信するステップと、
    前記IMSシグナリング指示子に応じて、前記端末がIMS制御メッセージをシグナリング無線ベアラー(SRB)を介して処理することを要求するSRB_IMS要求パラメーターを含む無線資源制御(RRC)接続要求メッセージを無線網制御器(RNC)へ送信するステップと、
    前記端末が前記IMS制御メッセージを処理するためのSRB_IMSエンティティーを構成するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  50. 前記SRB_IMSエンティティーを構成するステップの後に、
    前記RNCが前記端末からNASメッセージを受信するステップと、
    前記RNCが、前記NASメッセージが前記SRB_IMSエンティティーを介して受信されたか否かを確認するステップと、
    前記NASメッセージが前記SRB_IMSエンティティーを介して受信された場合に、前記RNCは、前記NASメッセージが前記SRB_IMSエンティティーを介して受信されたことを示すIMS指示子を前記NASメッセージに添付するステップと、
    前記RNCが前記IMS指示子を有する前記NASメッセージをIUシグナリング接続を通して前記SGSNへ送信するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項49記載の方法。
  51. 前記IMS指示子を有する前記NASメッセージを送信するステップの後に、
    前記SNSGが前記IMS指示子を検査するステップと、
    前記検査の結果、前記IMS指示子が前記SRB_IMSエンティティーを介して前記NASメッセージの受信を示す場合に、前記NASメッセージが前記IMS制御メッセージであると見なし、前記SGSNは、前記NASメッセージを前記シグナリングPDPコンテキストに示された前記GTPトンネルを介して前記GGSNへ送信し、前記IMS指示子が前記SRB_IMSエンティティーを介して前記NASメッセージの受信を示さない場合に、前記NASメッセージが前記IMS制御メッセージではないと見なし、前記SGSNは、前記NASメッセージをMM/SMブロックを介して前記GGSNへ送信するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項50記載の方法。
  52. 前記SRB_IMSエンティティーを構成するステップの後に、
    前記RNCが前記SRB_IMS要求パラメーターを含むRRC接続要求メッセージを前記端末から受信するステップと、
    前記RNCが前記パラメーターに従ってSRB_IMSエンティティーを構成するステップと、
    前記RNCがIMS指示子を含むIMS制御メッセージを前記SGSNから受信するステップと、
    前記RNCが前記IMS指示子を検査するステップと、
    前記IMS指示子が、前記NASメッセージがIMS制御メッセージであることを示すと、前記RNCが前記SRB_IMSエンティティーを介して前記端末へ前記NASメッセージを送信するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項51記載の方法。
  53. 前記SRB_IMSエンティティーを構成するステップの後に、
    前記RNCが前記SRB_IMS要求パラメーターを含むRRC接続要求メッセージを前記端末から受信するステップと、
    前記RNCが前記パラメーターに従ってSRB_IMSエンティティーを構成するステップと、
    前記RNCが前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報を含むIMS制御メッセージを前記SGSNから受信するステップと、
    前記RNCが前記IMS制御メッセージを含むNASメッセージを前記SRB_IMSエンティティーを介して前記端末へ送信するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項49記載の方法。
  54. 前記IMS制御メッセージを送信すべきGTPトンネルを示す情報は、ネットワークサービスアクセスポイント識別(NSAPI)に含まれることを特徴とする請求項53記載の方法。
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