JP4430498B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給電パッチ及び無給電パッチを備えたパッチアンテナと地導体板とを有し、衛星通信用等に適用して好適なアンテナ装置に関する。
従来より、船舶等に搭載される衛星通信用のアンテナ装置に関し、複数のパッチアンテナを用いてアレーアンテナを構成した構造が提案されている。
このようなアンテナ装置には、(1)パッチアンテナを個別に製作し、これらのパッチアンテナを地導体板上に組立てることにより製造されたアンテナ装置と、(2)一枚のプリント基板に対して複数のパッチアンテナを印刷形成することにより製造されたアンテナ装置(特許文献1参照)とがある。
図10及び図11は、前述した(1)のアンテナ装置100を示している。このアンテナ装置100では、地導体板102の上部にスペーサ104を介して給電パッチ106が配置され、前記給電パッチ106の上部にスペーサ108を介して無給電パッチ110が配置されている。ここで、ねじ112を用いてスペーサ104、108を締結することにより、前記給電パッチ106及び前記無給電パッチ110が前記地導体板102の上部に支持固定される。この場合、前記スペーサ104の高さが、前記地導体板102と前記給電パッチ106との間隔となり、前記スペーサ108の高さが、前記給電パッチ106と前記無給電パッチ110との間隔となる。
特開2003−234613号公報
上述した(1)のアンテナ装置100では、給電パッチ106がスペーサ104を介して地導体板102の上部で一点支持され、無給電パッチ110がスペーサ108を介して前記給電パッチ106の上部で一点支持されている。そのため、該アンテナ装置100を組立てる際に、前記地導体板102及び前記給電パッチ106の間隔と、前記給電パッチ106及び前記無給電パッチ110の間隔とを所定の間隔に保持することが容易でなく、さらに、スペーサ104、108の回転方向に対する前記給電パッチ106及び前記無給電パッチ110の位置決めも困難である。従って、アンテナ装置100毎に製造ばらつきが発生し、パッチアンテナの電気的特性が劣化するという問題が発生する。
一方、(2)のアンテナ装置では、プリント基板に地導体板、給電パッチ及び無給電パッチを印刷形成するので、前記地導体板及び前記給電パッチの間隔と、前記給電パッチ及び前記無給電パッチの間隔とを所定の間隔に保持することが可能となるが、該プリント基板を構成する誘電体の損失によって、パッチアンテナとしての利得が低下するという問題がある。そこで、誘電体の損失を抑制するような基板を採用した場合、このような基板は一般に高価であるので、前記アンテナ装置の製造コストが高騰するおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、製造ばらつきを低減してパッチアンテナにおける電気的特性の劣化を抑制すると共に、製造工程における組立てが容易で、且つ製造コストを低減することが可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るアンテナ装置は、地導体板と、前記地導体板の一面に配置される第1位置決め部材と、前記第1位置決め部材に積層され且つ電波の送受信を行う給電パッチ、前記給電パッチに積層される第2位置決め部材、及び前記第2位置決め部材に積層される無給電パッチを備えたパッチアンテナとを有し、前記地導体板には、前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチを貫通する第3位置決め部材が形成され、前記第1位置決め部材には、前記給電パッチの側部に当接する第1突出部が形成されていることを特徴とする。
この場合、前記給電パッチが前記第1位置決め部材を介して前記地導体板に面接触で支持され、前記無給電パッチが前記第2位置決め部材を介して前記給電パッチに面接触で支持されているので、前記地導体板及び前記給電パッチの間隔と、前記給電パッチ及び前記無給電パッチの間隔とが確実に保持され、且つ前記第3位置決め部材によって、前記地導体板に対する前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチの位置決めが行われる。
一方、前記第1突出部によって前記第3位置決め部材を中心とした回転方向に対する前記給電パッチの位置決めが行われる。この場合、前記無給電パッチの前記回転方向に対する位置決めは、前記給電パッチの位置決めされた向きに合わせて行えばよい。ここで、前記給電パッチは、人工衛星等に向けて電波を放射する一方で、外部からの電波を受信するアンテナ素子である。また、前記無給電パッチは、前記給電パッチからの電波を外部に放射させるためのアンテナ素子である。このように、前記回転方向に対する前記給電パッチ及び前記無給電パッチの位置決めが達成されることにより、製造ばらつきによる電波の送受信に及ぼす影響を抑制することができる。
従って、本発明に係るアンテナ装置では、前記各間隔が確実に保持されると共に、前記地導体板に対して前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチが所望の箇所で位置決めされ、さらに、前記回転方向に対して前記給電パッチ及び前記無給電パッチが相対的に位置決めされるので、該アンテナ装置の組立ての際に発生する製造ばらつきを低減して、前記パッチアンテナの電気的特性の劣化を抑制することが可能になると共に、製造工程における該アンテナ装置の組立て時間が短縮され、且つ製造コストを削減することが可能となる。
ここで、前記第2位置決め部材には、前記第1突出部に当接する第2突出部が形成されていることが好ましい。
前記第1突出部により、前記回転方向に対して前記第2位置決め部材が位置決めされるので、前記回転方向に対する前記無給電パッチと前記給電パッチとの相対的な位置決めが容易となる。
また、前記第2位置決め部材には、前記無給電パッチの側部に当接する第3突出部が形成されていることが好ましい。
これにより、前記無給電パッチは、前記第2位置決め部材の表面において前記回転方向に対して位置決めされるので、前記回転方向に対する前記無給電パッチと前記給電パッチとの相対的な位置決めをより簡単に行うことができる。
さらに、前記第1突出部は、前記無給電パッチの側部に当接するように形成されていることが好ましい。
これにより、前記給電パッチ及び前記無給電パッチが、前記第1位置決め部材を用いて、前記回転方向に対して確実に位置決めされるので、前記アンテナ装置の組立て時間をさらに短縮することが可能となる。
さらにまた、前記第1位置決め部材及び前記第2位置決め部材は、低誘電率の電気絶縁材料から構成され、前記第3位置決め部材が、前記無給電パッチを介して締結部材と締結して、前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチが一体化されていることが好ましい。
前記第1位置決め部材及び前記第2位置決め部材を低誘電率の電気絶縁材料で構成することにより、前記パッチアンテナにおける誘電体の損失を低減し、利得の低下を抑制することができる。また、前記第3位置決め部材と前記締結部材とが締結して、前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチが一体化されることにより、前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチの積層方向に対する位置決めも可能となる。この場合、前記電気絶縁材料には、例えば、空気の誘電率に近い発泡材がある。
さらにまた、前記第1位置決め部材には、前記パッチアンテナが複数配置されてアレーアンテナが構成され、前記地導体板には、前記第3位置決め部材が複数個形成され、前記各第3位置決め部材は、前記各パッチアンテナ内の前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチを貫通することが好ましい。
これにより、1個のパッチアンテナを配置した場合と比較して、アンテナ装置としての利得を高めることができる。
さらにまた、前記地導体板の一面には、前記第1突出部を貫通する第4位置決め部材が配置されていることが好ましい。
これにより、前記第4位置決め部材を介して前記第1突出部が前記地導体板に位置決めされるので、前記各パッチアンテナを確実に位置決めすることができる。
本発明によれば、給電パッチが第1位置決め部材を介して地導体板に面接触で支持され、無給電パッチが第2位置決め部材を介して前記給電パッチに面接触で支持されているので、前記地導体板及び前記給電パッチの間隔と、前記給電パッチ及び前記無給電パッチの間隔とが確実に保持され、且つ第3位置決め部材によって、前記地導体板に対する前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチの位置決めが行われる。
一方、前記第1突出部によって前記第3位置決め部材を中心とした回転方向に対する前記給電パッチの位置決めが行われる。この場合、前記無給電パッチの前記回転方向に対する位置決めは、前記給電パッチの位置決めされた向きに合わせて行えばよい。ここで、前記給電パッチは、人工衛星等に向けて電波を放射する一方で、外部からの電波を受信するアンテナ素子である。また、前記無給電パッチは、前記給電パッチからの電波を外部に放射させるためのアンテナ素子である。この場合、前記回転方向に対する前記給電パッチ及び前記無給電パッチの位置決めが達成されることにより、製造ばらつきによる電波の送受信に及ぼす影響を抑制することができる。
従って、本発明に係るアンテナ装置では、前記各間隔が確実に保持されると共に、前記地導体板に対して前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチが所望の箇所で位置決めされ、さらに、前記回転方向に対して前記給電パッチ及び前記無給電パッチが相対的に位置決めされるので、該アンテナ装置の組立ての際に発生する製造ばらつきを低減して、前記パッチアンテナの電気的特性の劣化を抑制することが可能になると共に、製造工程における該アンテナ装置の組立て時間が短縮され、且つ製造コストを削減することが可能となる。
本発明に係るアンテナ装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ装置10(第1の実施形態に係るアンテナ装置10と呼称し、以下同様とする。)を示す斜視図であり、図2は、図1のII−II線に沿った断面図であり、図3は、前記アンテナ装置10の分解斜視図である。
第1の実施形態に係るアンテナ装置10は、基本的に、地導体板12と、前記地導体板12の一面(以下、前面ともいう。)12aに配置された第1位置決め部材14と、前記第1位置決め部材14に積層された給電パッチ16と、前記給電パッチ16に積層された第2位置決め部材18と、前記第2位置決め部材18に積層された無給電パッチ20と、前記地導体板12の前面12aに形成され、且つねじ24と締結して、前記第1位置決め部材14、前記給電パッチ16、前記第2位置決め部材18及び前記無給電パッチ20が一体化される第3位置決め部材22とから構成される。
なお、前記地導体板12の前面12aとは、上述した給電パッチ16、第2位置決め部材18及び無給電パッチ20から構成されるパッチアンテナ35が第1位置決め部材14を介して積層され、且つこのパッチアンテナ35において電波の送受信が行われるアンテナの放射面をいう。
地導体板12は、アルミニウム等の導電材料からなる略矩形状のアース板であり、その他面(以下、背面ともいう)12bには、同軸コネクタ39が取り付けられている。
第1位置決め部材14は、空気の誘電率に近い低誘電率を有する発泡材等の電気絶縁材料からなる略矩形状の絶縁板であり、その外縁部が第1突出部25として形成されることにより、その中央部には凹部26が形成され、前記凹部26を形成する第1突出部25の内側から、その外側面に向う4つの凹部28が各々形成されている。
給電パッチ16は、真鍮等の導電材料からなり、且つ板金加工等によって製作された略矩形状のアンテナ素子であり、凹部26内に配置されている。この場合、前記給電パッチ16の外縁は、前記第1突出部25の内側面に当接している。また、前記給電パッチ16における背面12b側には、該給電パッチ16と同軸コネクタ39とを電気的に接続する接続ピン37が設けられている。
第2位置決め部材18は、空気の誘電率に近い低誘電率を有する発泡材等の電気絶縁材料からなる略矩形状の絶縁板であり、凹部26内に収容されている。この場合、前記第2位置決め部材18の幅は、給電パッチ16の幅及び凹部26の幅よりも狭く、前記第2位置決め部材18は、前記凹部26の側面から内方に離間して配置されている。また、前記第2位置決め部材18の外側面には、前記各凹部28に向う第2突出部30が形成され、前記各第2突出部30は、前記各凹部28と嵌合する。
無給電パッチ20は、真鍮等の導電材料からなり、且つ板金加工等によって製作された略矩形状のアンテナ素子であり、第2位置決め部材18と略同一の幅とされている。
第3位置決め部材22は、ステンレス等からなるセルスペーサであり、地導体板12の中心部に設けられている。ここで、凹部26の中心部に孔32が形成され、給電パッチ16の中心部に孔34が形成され、第2位置決め部材18の中心部に孔36が形成され、無給電パッチ20の中心部に孔38が形成され、これらの孔32、34、36、38に前記第3位置決め部材22が嵌合することにより、地導体板12に対して前記第1位置決め部材14、前記給電パッチ16、前記第2位置決め部材18及び前記無給電パッチ20が位置決めされる。
そして、ねじ24を第3位置決め部材22に螺入することにより、前記第1位置決め部材14、前記給電パッチ16、前記第2位置決め部材18及び前記無給電パッチ20が一体化されて地導体板12に固定される。
同軸コネクタ39は、図示しない送信回路及び受信回路と電気的に接続されている。
ここで、前記送信回路から同軸コネクタ39及び接続ピン37を介して給電パッチ16に送信信号(例えば、1.5GHzの高周波信号)を供給すると、前記給電パッチ16と無給電パッチ20及び地導体板12との間で共振器が形成され、該給電パッチ16は前記送信信号を電波に変換し、この電波を前記給電パッチ16のうち、第2位置決め部材18で覆われていない箇所から図示しない人工衛星等に送信する。
一方、給電パッチ16が外部から前記覆われていない箇所で電波を受信した場合、該給電パッチ16は、この電波を受信信号(例えば、1.6GHzの高周波信号)に変換し、前記接続ピン37及び前記同軸コネクタ39を介して前記受信回路に前記受信信号を出力する。
なお、前述したように、第1位置決め部材14、給電パッチ16、第2位置決め部材18及び無給電パッチ20の中心部を第3位置決め部材22が貫通し、該第3位置決め部材22とねじ24との締結により、前記第1位置決め部材14、前記給電パッチ16、前記第2位置決め部材18及び前記無給電パッチ20が地導体板12に対して機械的に接続されている。しかしながら、前記各中心部は、前記電波の送受信の際に電界が0となる箇所であるため、前記第3位置決め部材22の配置が前記電波の送受信に影響を及ぼすことはない。
このように、第1の実施形態に係るアンテナ装置10では、給電パッチ16が第1位置決め部材14を介して地導体板12に面接触で支持され、無給電パッチ20が第2位置決め部材18を介して前記給電パッチ16に面接触で支持されているので、前記地導体板12及び前記給電パッチ16の間隔と、前記給電パッチ16及び前記無給電パッチ20の間隔とが確実に保持され、且つ第3位置決め部材22によって、前記地導体板12に対する前記第1位置決め部材14、前記給電パッチ16、前記第2位置決め部材18及び前記無給電パッチ20の位置決めが行われる。
一方、第1突出部25によって第3位置決め部材22を中心とした回転方向に対する給電パッチ16の位置決めが行われる。この場合、無給電パッチ20の前記回転方向に対する位置決めは、前記給電パッチ16の位置決めされた向きに合わせて行えばよい。ここで、前記給電パッチ16は、人工衛星等に向けて電波を放射する一方で、外部からの電波を受信するアンテナ素子である。また、前記無給電パッチ20は、前記給電パッチからの電波を外部に放射させるためのアンテナ素子である。このように、前記回転方向に対する前記給電パッチ16及び前記無給電パッチ20の位置決めが達成されることにより、製造ばらつきによる電波の送受信に及ぼす影響を抑制することができる。
従って、第1の実施形態に係るアンテナ装置10では、前記各間隔が確実に保持されると共に、地導体板12に対して第1位置決め部材14、給電パッチ16、第2位置決め部材18及び無給電パッチ20が所望の箇所で位置決めされ、さらに、前記回転方向に対して前記給電パッチ16及び前記無給電パッチ20が相対的に位置決めされるので、該アンテナ装置10の組立ての際に発生する製造ばらつきを低減して、パッチアンテナ35の電気的特性の劣化を抑制することが可能になると共に、製造工程における該アンテナ装置10の組立て時間が短縮され、製造コストを削減することが可能となる。
また、第2位置決め部材18には、第1位置決め部材14の凹部28と嵌合する第2突出部30が形成されているので、前記第2位置決め部材18は、前記第1突出部25により、前記回転方向に対して位置決めされ、前記回転方向に対する無給電パッチ20と給電パッチ16との相対的な位置決めを容易に行うことができる。
さらに、第1位置決め部材14及び第2位置決め部材18を低誘電率の電気絶縁材料で構成することにより、パッチアンテナ35における誘電体の損失を低減し、利得の低下を抑制することができる。また、第3位置決め部材22とねじ24とを締結して、前記第1位置決め部材14、給電パッチ16、前記第2位置決め部材18及び無給電パッチ20が一体化されることにより、前記第1位置決め部材14、給電パッチ16、前記第2位置決め部材18及び無給電パッチ20の積層方向に対する位置決めも可能となる。
次に、第2の実施形態に係るアンテナ装置40について、図4及び図5を参照しながら説明する。なお、図1〜図3に示した第1の実施形態に係るアンテナ装置10の各構成要素と同じ構成要素については、同一の符号を付して説明し、以下同様とする。
第2の実施形態に係るアンテナ装置40は、図4及び図5に示すように、第1突出部25が第1位置決め部材14の表面から略十字状に形成され、前記第1突出部25で区画された該第1位置決め部材14の各表面にパッチアンテナ35a〜35dが各々配置され、これらのパッチアンテナ35a〜35bに対応して前記地導体板12の前面12aに第3位置決め部材22a〜22dが設けられ、その背面12bに同軸コネクタ39a〜39dが配置される点を除いては、第1の実施形態に係るアンテナ装置(図1〜図3参照)と同様である。
具体的に、アンテナ装置40においては、図4及び図5に示すように、前記第1突出部25で区画された第1位置決め部材14の各表面で、前記第1突出部25の側面42a〜42dと当接するように各パッチアンテナ35a〜35dが積層されている。
この場合、各給電パッチ16a〜16dの側部は前記側面42a〜42dと当接し、各第2位置決め部材18a〜18dも前記側面42a〜42dと当接している。前記各給電パッチ16a〜16dの背面12b側には、接続ピン37a〜37dが設けられ、同軸コネクタ39a〜39dと電気的に接続されている。
また、第2位置決め部材18a〜18dの表面において、側面42a〜42d寄りの箇所から第3突出部44a〜44dが屈曲形成され、無給電パッチ20a〜20dは、その側部が該第3突出部44a〜44dに当接するように前記第2位置決め部材18a〜18dに配置される。
さらに、給電パッチ16a〜16dが配置される第1位置決め部材14の前記各表面の中心部には、第3位置決め部材22a〜22dに対応して孔32a〜32dが形成され、各給電パッチ16a〜16dの中心部には孔34a〜34dが形成され、第2位置決め部材18a〜18dには前記孔34a〜34dに対応して孔36a〜36dが形成され、各無給電パッチ20a〜20dの中心部には孔38a〜38dが形成されている。
第3位置決め部材22a〜22dが、孔32a〜32dと孔34a〜34dと孔36a〜36dと孔38a〜38dとを貫通して、ねじ24a〜24dと締結することにより、第1位置決め部材14、給電パッチ16a〜16d、第2位置決め部材18a〜18d及び無給電パッチ20a〜20dが一体化されて地導体板12に固定される。
このように、第2の実施形態に係るアンテナ装置40では、第2位置決め部材18a〜18dに無給電パッチ20a〜20dの側部と当接する第3突出部44a〜44dが屈曲形成されているので、前記各無給電パッチ20a〜20dは、前記各第2位置決め部材18a〜18dの表面において、第3位置決め部材22a〜22dを中心とする回転方向に対して位置決めされ、該回転方向に対する前記各無給電パッチ20a〜20dと各給電パッチ16a〜16dとの相対的な位置決めをより簡単に行うことができる。
また、アンテナ装置40では、第1位置決め部材14に複数のパッチアンテナ35a〜35dを各々積層したことにより、1個のパッチアンテナ35が配置されたアンテナ装置10(図1〜図3参照)よりもアンテナとしての利得を高めることができる。
次に、第3の実施形態に係るアンテナ装置50について、図6及び図7を参照しながら説明する。
第3の実施形態に係るアンテナ装置50は、略十字状の第1突出部25の中央部において、側面42a〜42dから中心部に向う凹部52a〜52dが形成され、これら凹部52a〜52dからさらに前記中心部に向う凹部28a〜28dが形成され、さらにまた、前記各凹部28a〜28dに第2位置決め部材18a〜18dの第2突出部30a〜30dが嵌合し、且つパッチアンテナ35a〜35dの側部の一部が前記各凹部52a〜52dに嵌合する。この状態で、該パッチアンテナ35a〜35dが第1位置決め部材14に各々積層されている点で、第1の実施形態に係るアンテナ装置10(図1〜図3参照)及び第2の実施形態に係るアンテナ装置40(図4及び図5参照)とは異なる。
アンテナ装置50は、図6及び図7に示すように、外周部の一部が切り落とされた略円盤状の地導体板12の表面に略八角形状の第1位置決め部材14が配置され、さらに、この第1位置決め部材14の中心に対して円周方向で90°に編位したパッチアンテナ35a〜35dが配置された円偏波のアレーアンテナである。
具体的に、前記アンテナ装置50においては、第1位置決め部材14の表面が前記第1突出部25で区画され、前記区画された前記各表面に略六角形状の給電パッチ16a〜16dが配置される。この場合、第1突出部25の側面42a〜42dと一部当接するように各パッチアンテナ35a〜35dが配置されている。
また、前記第1突出部25の高さは、前記各パッチアンテナ35a〜35dの高さ(無給電パッチ20a〜20dの高さ)と同一か、あるいは高くなるように形成されている。
さらに、第2位置決め部材18a〜18dにおける第2突出部30a〜30d寄りの側部は、前述した凹部52a〜52dに嵌合し、該第2突出部30a〜30dは前記凹部28a〜28dに嵌合している。さらにまた、無給電パッチ20a〜20dにおける第2突出部30a〜30d寄りの側部は、凹部52a〜52dに当接している。
このように、第3の実施形態に係るアンテナ装置50では、第1突出部25における各側面42a〜42dに各給電パッチ16a〜16dの側部が当接し、各凹部52a〜52dに各無給電パッチ20a〜20dの側部が当接しているので、第1位置決め部材14によって、第3位置決め部材22a〜22dを中心とする回転方向に対して前記各給電パッチ16a〜16d及び前記無給電パッチ20a〜20dを確実に位置決めすることができ、該アンテナ装置50の組立て時間をさらに短縮することが可能となる。
次に、第4の実施形態に係るアンテナ装置60について、図8及び図9を参照しながら説明する。
第4の実施形態に係るアンテナ装置60は、第1位置決め部材14が、給電パッチ16a〜16dを配置する第1部分14aと、前記第1部分14aの表面に設けられた略十字状の突出部である第2部分14bとから構成され、前記第1部分14aの中央部に孔72が形成される一方で、前記第2部分14bの中央部に孔70が形成され、前記各孔70、72に第4位置決め部材としてのシールドカバー62が嵌合し、さらに、このシールドカバー62内に低雑音増幅回路ユニット82が配置されて、この低雑音増幅回路ユニット82と各給電パッチ16a〜16dとの間を、給電回路としての給電用導体66a〜66dで電気的に接続した点で、第3の実施形態に係るアンテナ装置50(図6及び図7参照)とは異なる。
具体的に、アンテナ装置60では、図8及び図9に示すように、外周部の一部が背面12b側に折り曲げられた略円盤状の地導体板12の中央部に略矩形状の孔74が形成され、前記孔74を形成する該地導体板12の内側面の隅角部から、略L字状の取付部材76が突出形成されている。これらの取付部材76に、低雑音増幅回路ユニット82を構成し、且つ高誘電率の電気絶縁材料からなる略矩形状の基板64が取り付けられている。この場合、前記基板64の隅角部は地導体板12の前面12aに沿って突出し、これらの突出部分を介して前記基板64が取付部材76に取り付けられている。また、これらの突出部分には、前記給電用導体66a〜66dの一部が形成されている。
低雑音増幅回路ユニット82は、基本的には、前記送信信号及び前記受信信号に対するフィルタとしての2つのアンテナ共用器68と、前記受信信号を増幅する図示しない低雑音増幅回路とを有し、これらは前記基板64に実装されている。
ここで、前記低雑音増幅回路ユニット82は、アルミニウム等の導電材料からなる略矩形状のシールドカバー62で覆われ、該シールドカバー62は、パッチアンテナ35a〜35dから前記低雑音増幅回路ユニット82をシールドする。前記シールドカバー62は地導体板12と電気的に接続され、該シールドカバー62の隅角部には、前記基板64の各突出部分が突出するための孔が形成されている。これらの孔より突出する前記各突出部分から、真鍮等の導電材料からなる略L字状の給電用導体66a〜66dが延在し、前記低雑音増幅回路ユニット82と各給電パッチ16a〜16dとを電気的に接続している。
この場合、前記給電用導体66a〜66dは、基板64の前記各突出部分からアンテナ装置60の背面12bに向かって突出し、この突出部の先端から地導体板12の表面に沿って略L字状に延在して、前記給電パッチ16a〜16dと電気的に接続されている。なお、前記給電用導体66a〜66dと前記地導体板12とは接触していない。
第1位置決め部材14は、前述したように、各給電パッチ16a〜16dが配置される略八角形状の第1部分14aと、前記第1部分14aの表面に配置されて第1位置決め部材14における突出部となる略十字状の第2部分14bとから構成される。前記第1部分14aの中央部には、シールドカバー62が貫通する略矩形状の孔72が形成され、この孔72を形成する前記第1部分14aの内側面の隅角部には、給電用導体66a〜66dを収容するための略L字状の溝80a〜80dが形成されている。
ここで、前記低雑音増幅回路ユニット82と各給電パッチ16a〜16dとが給電用導体66a〜66dによって電気的に接続された状態で、前記低雑音増幅回路ユニット82、前記給電パッチ16a〜16d及び前記給電用導体66a〜66dを第1部分14a及び前記地導体板12に配置させると、基板64が取付部材76に取り付けられ、前記各給電パッチ16a〜16dが第1部分14aの表面に配置され、前記給電用導体66a〜66dが前記溝80a〜80d内に収容される。
第2部分14bの中央部には、シールドカバー62が貫通する略矩形状の孔70が形成され、この孔70を形成する前記第2部分14bの内側面の隅角部には、基板64の前記各突出部分を収容する凹部78a〜78dが形成されている。
また、第2部分14bにおける前記中央部の外側面は、給電パッチ16a〜16d、第2位置決め部材18a〜18d及び無給電パッチ20a〜20dにおける第2突出部30a〜30d側の側面と当接し、前記外側面の中央部分には凹部28a〜28dが形成されている。これらの凹部28a〜28dに前記各第2突出部30a〜30dが嵌合する。さらに、前記第2部分14bの外側面のうち、前記給電パッチ16a〜16dと給電用導体66a〜66dとが電気的に接続される箇所は、前記各接続箇所と前記第2部分14bとが接触しない切欠とされている。
ここで、前記送信回路から低雑音増幅回路ユニット82及び給電用導体66a〜66dを介して給電パッチ16a〜16dに送信信号を供給すると、前記給電パッチ16a〜16dは前記送信信号を電波に変換し、この電波を前記給電パッチ16a〜16dのうち、第2位置決め部材18a〜18dで覆われていない箇所から図示しない人工衛星等に送信する。
一方、給電パッチ16a〜16dが外部から前記覆われていない箇所で電波を受信した場合、該給電パッチ16a〜16dは、この電波を受信信号に変換し、この受信信号を給電用導体66a〜66dを介して低雑音増幅回路ユニット82に出力する。前記低雑音増幅回路ユニット82は、入力された各受信信号を増幅し、前記増幅した各受信信号を図示しない通信機器等に出力する。
第4の実施形態に係るアンテナ装置60では、パッチアンテナ35a〜35dの側部が、第3位置決め部材22a〜22dを中心とする回転方向に対して第1位置決め部材14で位置決めされ、この第1位置決め部材14の第1部分14aに形成された孔70と、第2部分14bに形成された孔72とにシールドカバー62が貫通し、該シールドカバー62が地導体板12の前面12aに配置されているので、前記シールドカバー62によりパッチアンテナ35a〜35dを前記地導体板12に対して確実に位置決めすることが可能となる。
上述した第1〜第3の実施形態に係るアンテナ装置10、40、50では、給電パッチ16、16a〜16dに対する給電方式として、同軸コネクタ39による背面給電方式を採用しているが、この給電方式に代えて、セミリジッドケーブルを用いた背面給電方式、前記給電パッチ16、16a〜16dの背面12b側に電磁結合用の開口部を設けた電磁結合方式、あるいは、一つの平面上に前記給電パッチ16、16a〜16dを設け、この平面上に形成されたストリップ線路等を介して給電を行う共平面給電方式等を採用することが可能である。
また、前述した第4の実施形態に係るアンテナ装置60では、給電パッチ16a〜16dに対する給電方式として、給電用導体66a〜66dによる給電方式を採用しているが、この給電方式に代えて、同軸コネクタやセミリジッドケーブルを用いた背面給電方式、前記給電パッチ16a〜16dの背面12b側に電磁結合用の開口部を設けた電磁結合方式、あるいは、一つの平面上に前記給電パッチ16a〜16dを設け、この平面上に形成されたストリップ線路等を介して給電を行う共平面給電方式等を採用することが可能である。
なお、本発明に係るアンテナ装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
第1の実施形態に係るアンテナ装置を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1のアンテナ装置の分解斜視図である。 第2の実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。 図4のアンテナ装置の分解斜視図である。 第3の実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。 図6のアンテナ装置の分解斜視図である。 第4の実施形態に係るアンテナ装置の斜視図である。 図8のアンテナ装置の分解斜視図である。 従来技術に係るアンテナ装置の斜視図である。 図10のアンテナ装置の分解斜視図である。
符号の説明
10、40、50、60…アンテナ装置
12…地導体板 14…第1位置決め部材
14a…第1部分 14b…第2部分
16、16a〜16d…給電パッチ 18、18a〜18d…第2位置決め部材
20、20a〜20d…無給電パッチ
22、22a〜22d…第3位置決め部材
24…ねじ 25…第1突出部
26、28、28a〜28d、52a〜52d、78a〜78d…凹部
30、30a〜30d…第2突出部 35、35a〜35d…パッチアンテナ
37、37a〜37d…接続ピン 39、39a〜39d…同軸コネクタ
44a〜44d…第3突出部 62…シールドカバー
64…基板 66a〜66d…給電用導体
68…アンテナ共用器 76…取付部材
80a〜80d…溝 82…低雑音増幅回路ユニット

Claims (6)

  1. 地導体板と、
    前記地導体板の一面に配置される第1位置決め部材と、
    前記第1位置決め部材に積層され且つ電波の送受信を行う給電パッチ、前記給電パッチに積層される第2位置決め部材、及び前記第2位置決め部材に積層される無給電パッチを備えたパッチアンテナと、
    を有し、
    前記給電パッチは、前記第1位置決め部材を介して前記地導体板に面接触で支持され、
    前記無給電パッチは、前記第2位置決め部材を介して前記給電パッチに面接触で支持され、
    前記地導体板には、前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチを貫通することにより、前記地導体板に対して前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチを位置決めする第3位置決め部材が形成され、
    前記第1位置決め部材には、前記給電パッチの外縁に当接することにより、前記第3位置決め部材を中心とした回転方向に対して前記給電パッチを位置決めする第1突出部が形成され
    前記第2位置決め部材には、前記第1突出部に当接することにより、前記回転方向に対して該第2位置決め部材を位置決めする第2突出部が形成されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置において、
    前記第2位置決め部材には、前記無給電パッチの側部に当接することにより、前記第2位置決め部材の表面で前記回転方向に対して前記無給電パッチを位置決めする第3突出部が形成されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項記載のアンテナ装置において、
    前記第1突出部は、前記無給電パッチの側部に当接するように形成されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のアンテナ装置において、
    前記第1位置決め部材及び前記第2位置決め部材は、低誘電率の電気絶縁材料から構成され、
    前記第3位置決め部材が、前記無給電パッチを介して締結部材と締結して、前記第1位置決め部材、前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチが一体化されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項記載のアンテナ装置において、
    前記第1位置決め部材には、前記パッチアンテナが複数配置されてアレーアンテナが構成され、
    前記地導体板には、前記第3位置決め部材が複数個形成され、前記各第3位置決め部材は、前記各パッチアンテナ内の前記給電パッチ、前記第2位置決め部材及び前記無給電パッチを貫通する
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 請求項記載のアンテナ装置において、
    前記地導体板の一面には、前記第1突出部を貫通することにより、前記地導体板に対して前記各パッチアンテナを位置決めする第4位置決め部材が配置されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
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