JP3734671B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋内に設置されるタイプの無線基地局に用いられるアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9(a)及び図9(b)は従来のアンテナ装置における平面アンテナの配置構成を示す図であり、図9(a)は正面図であり、図9(b)は側面図であり、図10(a)及び図10(b)は図9(a)及び図9(b)に示したアンテナ装置における平面アンテナの取付構造を拡大して示す図であり、図10(a)は図9(a)のI−I線断面図であり、図10(b)は平面アンテナの平面図であり、図11は従来のアンテナ装置の構成を示すブロック図であり、図12は従来のアンテナ装置における1つのアンテナ素子の水平方向の放射パターンを示す特性図であり、図13は従来のアンテナ装置において近接配置した6つのアンテナ素子の水平方向の放射パターンを示す特性図である。図において100は屋内の壁面に沿って固定されかつ後述の各平面アンテナを支持する矩形の地板であり、101〜106は地板100上に所定の間隔をもって配置された平面アンテナであり、107は例えばABS樹脂等の材料で構成されたカバーである。
【0003】
地板100の上方の角部近傍には、送信用アンテナとしての平面アンテナ101及び102が配置されており、上記平面アンテナ101及び102は利得低下を防止するために地板100の縁部からそれぞれ所定の距離だけ離間している。また、地板100の下方の角部近傍には、受信用アンテナとしての平面アンテナ103及び104が配置されており、上記平面アンテナ103及び104は利得低下及び他のアンテナ素子からの影響を排除できる距離だけ地板100の縁部あるいは互いに離間している。特に、受信用アンテナとしての平面アンテナ103及び104は、後述のダイバーシティアンテナとして機能するために、互いに影響しない距離だけ離間している。さらに、上記平面アンテナ101と平面アンテナ102との間及び平面アンテナ103と平面アンテナ104との間には、基地局の通信に対して妨害波となる電波をサーチする干渉波検出用アンテナとしての平面アンテナ105及び106が配置されている。
【0004】
平面アンテナ101〜106は寸法差を除き、共通する形状を有していることから、平面アンテナ104を例にとり、その形状を説明する。平面アンテナ104は、図10(a)及び図10(b)に示すように、地板100の表面に対して所定の間隔をもって平行に配された放射導体部104aと、地板100の表面に接触した接地導体部104bと、両導体部を連絡する屈曲部104cとから概略構成されている。放射導体部104aはRFコネクタ110を有する支持部材111を通じて給電される構成となっており、放射導体部104aの先端部には放射導体部104aと地板100との離間距離Hを一定に維持するための絶縁スペーサ112が地板100との間に取付けられている。接地導体部104bは地板100に対してリベット113により簡易に取付けられている。なお、地板100の一面には導体パターン(図示せず)が形成されている。
【0005】
放射導体部104aの長さL1はそのアンテナの使用周波数によって決められ、屈曲部104cから給電点Pまでの長さL2はインピーダンスが50Ωとなるように設定され、接地導体部104bの幅Wは利得によって決められる。
【0006】
平面アンテナ(TX1)101及び平面アンテナ(TX2)102は、図11に示すようにそれぞれ異なる周波数の信号で送信する第1送信機120及び第2送信機121に接続された送信用アンテナである。平面アンテナ(RX1)103は、図11に示すようにアンプ122を介して第1受信機123と第2受信機124とに分岐して接続されており、平面アンテナ(RX2)104は、図11に示すようにアンプ125を介して第3受信機126と第4受信機127とに分岐して接続されている。平面アンテナ(MX1)105はアンプ機能と周波数変換機能を備えた素子128を介して第1受信機123と第3受信機126とに分岐して接続されており、これら第1受信機123と第3受信機126は第1合成機129に接続されている。また、平面アンテナ(MX2)106はアンプ機能と周波数変換機能を備えた素子130を介して第2受信機124と第4受信機127とに分岐して接続されており、これら第2受信機124と第4受信機127は第2合成機131に接続されている。
【0007】
このようなアンテナ装置では、第1送信機120と第2送信機121とで異なる送信周波数を使用しており、これらの送信周波数は上記受信機123,124,126及び127の受信周波数とも異なる。
【0008】
次に動作について説明する。
まず、干渉波検出用アンテナである平面アンテナ105により、基地局周辺で送信される信号が受信されると、この受信信号は素子128で増幅され、周波数変換処理されて第1受信機123及び第3受信機126に送られ、その信号の周波数が上記第1送信機120及び第2送信機121の各送信信号の周波数と等しい場合には、混信を回避するため、該当した周波数の送信信号の使用が禁止される。
【0009】
次に、使用可能な周波数で送信を開始する。この場合には、送信信号の1周期を例えば3分割し、1つの周波数を3回線に振り分けることで時分割による通信(TDMA)が可能になる。このアンテナ装置では2つの送信機120及び121を用いており、両周波数が使用可能であればそれぞれ3回線を確保できることから、アンテナ装置全体で計6回線分の通信を並行して確保することが可能である。この時分割による通信は受信の場合にも適用することが可能である。
【0010】
次に、受信を行う場合には、受信信号を同時に2つの平面アンテナ103及び104でそれぞれ受信し、その受信信号をアンプ122及び125でそれぞれ増幅し、その増幅した信号を第1受信機123及び第3受信機126を経由し、位相を合わせて第1合成機129で合成する。これは受信感度を向上させるダイバーシティ技術を採用したものである。
【0011】
ところで、1つの平面アンテナの水平方向の放射パターンは、例えば図12に示すように、理想的には、電界方向に合わせてアンテナの長さ方向(以下、アンテナ方向という)を向けたときの利得である主偏波の放射パターンのピーク利得G1と、電界方向に交差させる方向にアンテナを向けたときの利得である交差偏波の放射パターンのピーク利得G2とがほぼ同じレベルになっている。これに対して、複数個の平面アンテナをサイズの限られた地板上に近接配置した場合には、図13に示すように1波長以下の離間距離で隣接する他の素子の影響により交差偏波のピーク利得G2が主偏波のピーク利得G1に比べて低下してしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、屋外の無線基地局に用いられるアンテナ装置では、主偏波を通信に使用するため、交差偏波の利得が低下してもあまり支障を来さないが、屋内の無線基地局に用いられるアンテナ装置では、屋内の壁面に送受信波が衝突して偏波面が回転するため、主偏波だけでなく交差偏波も通信に使用する事が可能である。このため、交差偏波の利得が低下すると、水平方向の放射パターンが劣化し、通信品質が低下するという課題があった。
【0013】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、近接配置された複数個の平面アンテナの水平方向の放射パターンの劣化を改善するアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアンテナ装置は、垂直方向に立設される地板と、該地板の表面上に近接配置された複数の給電アンテナ素子と、該給電アンテナ素子間に配置され、該給電アンテナ素子の使用周波数における1波長の長さを有し、かつ垂直方向に延在する無給電素子とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】
この発明に係るアンテナ装置は、地板に無給電素子を固定する金属固定部をさらに含み、該金属固定部を前記無給電素子に誘起される電界方向と直交する方向に前記無給電素子から突出させたことを特徴とするものである。
【0016】
この発明に係るアンテナ装置は、金属固定部と地板とを絶縁したことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1(a)及び図1(b)は、この発明に係るアンテナ装置の実施の形態1を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、図2は、図1(a)及び図1(b)に示したアンテナ装置におけるアンテナ素子の水平方向の放射パターンを示す特性図である。この実施の形態1の構成要素のうち従来のアンテナ装置の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0018】
図において2は送信アンテナとしての平面アンテナ101とこれと地板100の表面上で隣り合う干渉波検出用アンテナとしての平面アンテナ105との間、及び受信アンテナとしての平面アンテナ103とこれと地板100の表面上で隣り合う干渉波検出用アンテナとしての平面アンテナ106との間に配置された無給電素子である。3は無給電素子2と同様に、送信アンテナとしての平面アンテナ102とこれと地板100の表面上で隣り合う干渉波検出用アンテナとしての平面アンテナ105との間、及び受信アンテナとしての平面アンテナ104とこれと地板100の表面上で隣り合う干渉波検出用アンテナとしての平面アンテナ106との間に配置された無給電素子(以下、ダイポール素子とも言う)である。これら無給電素子2及び3は1波長の長さを有する金属製の長尺板であり、垂直方向に立設される地板100上に例えば発泡スチロール等の電気絶縁材料から構成されるスペーサ(図示せず)を介して固定されている。このため、無給電素子2及び3は地板100の表面に沿って垂直方向に延在している。無給電素子2及び3と地板100を電気的に接続した場合、無給電素子2及び3に誘起される電界分布において、地板との接続部分の電位がゼロの電界分布のみに限られるため、無給電素子2及び3による放射パターン劣化改善の効果が低減してしまう。これを回避するため無給電素子2及び3は地板100と導通しないように絶縁する。
【0019】
次に動作について説明する。
6個の平面アンテナ101〜106の水平方向の放射パターンは、図2に示すように、主偏波の放射パターンのピーク利得G1と交差偏波の放射パターンのピーク利得G2とがほぼ同じレベルになっており、各平面アンテナ101〜106が単独で配置された場合の水平方向の放射パターン(図12)と遜色ない。これは、無給電素子2及び3により各平面アンテナ101〜106の水平方向の放射パターンの劣化を補うことができることを意味している。また、図2に示す放射パターンでは、前方の指向性利得が幅広くなっており、広範囲で信号を拾うことができる点で優れている。
【0020】
以上のように、この実施の形態1では、サイズの小さな地板上に複数の平面アンテナを近接配置しても平面アンテナの水平方向の放射パターンが劣化せず、単独配置された平面アンテナの特性を維持することができるので、このような平面アンテナからなるアンテナ装置の小型化を図ることができる。
【0021】
なお、この実施の形態1では、例えば1つの無給電素子2を複数の平面アンテナ105及び106で共有させることにより、各平面アンテナ105及び106ごとに個別の無給電素子を配置する必要がなく、組付作業の効率化を図ることができる。
【0022】
実施の形態2.
図3(a)及び図3(b)は、この発明に係るアンテナ装置の実施の形態2を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、図4は、図3(a)に示した無給電素子を拡大して示す平面図であり、図5は図4に示した金属固定部を拡大して示す平面図であり、図6は、図4に示した金属固定部の取付構造を示す断面図であり、図7は、図3(a)のVII−VII線断面図であり、図8は図3(a)及び図3(b)に示したアンテナ装置におけるアンテナ素子の水平方向の放射パターンを示す特性図である。この実施の形態2の構成要素のうち実施の形態1の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0023】
この実施の形態2の特徴は、実施の形態1における無給電素子2及び3の中央部を金属固定部4及び5により地板100上に固定する取付構造において、当該金属固定部4及び5を無給電素子2及び3から当該無給電素子2及び3に誘起される電界方向(図3(a)に示す矢印A1方向)と直交する方向(例えば図3(a)に示す矢印A2方向)に突出させた点にある。即ち、金属固定部4及び5を無給電素子2及び3の一部に直接設けると、1波長の長さを有する無給電素子2及び3をそれぞれ分断することになり、電界を乱し、無給電素子2及び3の給電アンテナ素子に対する劣化改善特性を低下させることになる。このため、金属固定部4及び5を無給電素子2及び3から電界方向と直交する方向(例えば図3(a)に示す矢印A2方向)に突出させたことで、金属固定部4及び5による無給電素子2及び3の給電アンテナ素子に対する劣化改善特性への影響を解消することができる。
【0024】
金属固定部4及び5は互いに相手の左右対称形となっており、基本構造は同一である。例えば、金属固定部5は、図6に示すように、無給電素子3の側縁中央部から矢印A3方向に延びる垂直腕部5aと、この垂直腕部5aの下端から矢印A2方向に延びかつ地板100に接地する接地部5bと、この接地部5bを地板100に固定するリベット5cとから概略構成されている。金属固定部5の接地部5bは上述のように地板100に接地しているが、この接地部5bの周囲の地板100には、図5に示すように、地板100の表面に設けられている例えば銅箔からなる導電パターン(図示せず)を削って形成した絶縁用スリット6が形成されている。この絶縁用スリット6により、無給電素子3は地板100に対して電気的絶縁を保つことができるので、金属固定部5による無給電素子3の放射パターン劣化改善効果の低減を防止することができる。この点についても無給電素子2は上記無給電素子3と同一の構造を有している。
【0025】
また、無給電素子3の両端部には取付孔7及び8が形成されており、地板100には上記取付孔7及び8が対向する位置に同じく取付孔100a及び100bが設けられている。無給電素子3側の取付孔7及び8と地板100側の取付孔100a及び100bとは耐振動用スペーサ9及び10により連結されている。無給電素子3はその中央部で金属固定部5により支持されており、地板100に振動が伝わった場合には無給電素子3も振動し、無給電素子3が構造的に破壊する可能性がある。これを避けるために、この実施の形態2では、上述の耐振動用スペーサ9及び10により無給電素子3の振動を抑制している。なお、耐振動用スペーサ9及び10を構成する材料としては、電気絶縁材料であれば如何なる材料も使用可能である。この点についても無給電素子2は上記無給電素子3と同一の構造を有している。
【0026】
次に動作について説明する。
6個の平面アンテナ101〜106の水平方向の放射パターンは、図8に示すように、主偏波の放射パターンのピーク利得G1と交差偏波の放射パターンのピーク利得G2とがほぼ同じレベルになっており、各平面アンテナ101〜106が単独で配置された場合の水平方向の放射パターン(図12)と遜色ない。これは、無給電素子2及び3に金属固定部4及び5を設けても、金属固定部4及び5が各平面アンテナ101〜106の水平方向の放射パターンに影響を与えることなく、無給電素子2及び3により実施の形態1と同様に各平面アンテナ101〜106の水平方向の放射パターンの劣化を補うことができることを意味している。また、図2に示す放射パターンでは、前方の指向性利得が幅広くなっており、広範囲で信号を拾うことができる点でも、実施の形態1と同様である。
【0027】
以上のように、この実施の形態2では、金属固定部4及び5を無給電素子2及び3から電界方向と直交する方向に突出させたことで、金属固定部4及び5による無給電素子2及び3の給電アンテナ素子に対する劣化改善特性への影響を解消することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、給電アンテナ素子間に配置され、給電アンテナ素子の使用周波数における1波長の長さを有し、かつ垂直方向に延在する無給電素子とを備えたことにより、1波長以下の間隔で近接配置された場合に、周囲に配置された他の素子の影響により生じる水平方向の放射パターンの劣化を改善することができる。従って、近接配置しても給電アンテナ素子の水平方向の放射パターンが劣化せず、単独配置された給電アンテナ素子の特性を維持できるので、このような給電アンテナ素子からなるアンテナ装置の小型化を図ることができる。
【0029】
この発明によれば、地板に無給電素子を固定する金属固定部をさらに含み、該金属固定部を前記無給電素子に誘起される電界方向と直交する方向に前記無給電素子から突出させたことにより、金属固定部の無給電素子への影響を抑制できるので、無給電素子による給電アンテナ素子の水平方向の放射パターンの劣化改善特性を維持することができる。
【0030】
この発明によれば、金属固定部と地板とを絶縁したことにより、無給電素子に誘起される電界分布の制約をなくすことができるので、無給電素子による給電アンテナ素子の水平方向の放射パターンの劣化改善特性を最大限に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るアンテナ装置の実施の形態1を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
【図2】 図1(a)及び図1(b)に示したアンテナ装置におけるアンテナ素子の水平方向の放射パターンを示す特性図である。
【図3】 この発明に係るアンテナ装置の実施の形態2を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
【図4】 図3(a)に示した無給電素子を拡大して示す平面図である。
【図5】 図4に示した金属固定部を拡大して示す平面図である。
【図6】 図4に示した金属固定部の取付構造を示す断面図である。
【図7】 図3(a)のVII−VII線断面図である。
【図8】 図3(a)及び図3(b)に示したアンテナ装置におけるアンテナ素子の水平方向の放射パターンを示す特性図である。
【図9】 従来のアンテナ装置における平面アンテナの配置構成を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図10】 図9(a)及び図9(b)に示したアンテナ装置における平面アンテナの取付構造を拡大して示す図であり、図10(a)は図9(a)のI−I線断面図であり、図10(b)は平面アンテナの平面図である。
【図11】 従来のアンテナ装置の構成を示すブロック図である。
【図12】 従来のアンテナ装置における1つのアンテナ素子の水平方向の放射パターンを示す特性図である。
【図13】 従来のアンテナ装置において近接配置した6つのアンテナ素子の水平方向の放射パターンを示す特性図である。
【符号の説明】
2,3 無給電素子、4,5 金属固定部、6 絶縁用スリット、7,8 取付孔、9,10 耐振動用スペーサ。

Claims (3)

  1. 垂直方向に立設される地板と、該地板の表面上に近接配置された複数の給電アンテナ素子と、該給電アンテナ素子間に配置され、該給電アンテナ素子の使用周波数における1波長の長さを有し、かつ垂直方向に延在する無給電素子とを備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 地板に無給電素子を固定する金属固定部をさらに含み、該金属固定部は前記無給電素子に誘起される電界方向と直交する方向に前記無給電素子から突出していることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 金属固定部と地板とは絶縁されていることを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
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