JP4429750B2 - マイクロチャンネルプレートを用いた検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、イオンや電子などの荷電粒子等を検出するためのマイクロチャンネルプレートを用いた粒子検出器に関する。
マイクロチャンネルプレート(以下MCPという)は、微弱なイオンや電子等を検出するために用いられている。MCPは、ガラス板に多数の孔を穿つと共に、ガラス板の両側の表面に導電膜を形成する。更に、穿たれた多数の孔の内部表面に適宜な高抵抗値の物質を塗布する。
この結果、ガラス板の両側の表面の導電膜の間に例えば、2kV程度の電圧を印加すると、孔の一方の端部と他方の端部との間には、電位勾配が形成される。なお、塗布される抵抗性の物質は、2次電子放出能の高い物質が選ばれ、孔の内部表面はダイノードとして作用する。
このような構成において、更に、イオンや電子が入射する面には、イオンや電子が加速して多数の孔の内部に入射するように加速電圧が印加される。ここで、加速して多数の孔の内部に入ったイオンや電子は、孔の内部の抵抗性物質に衝突して2次電子を発生させる。発生した2次電子は、電位勾配を有した孔の内部の抵抗性物質に加速して多重衝突し、その結果、電子が孔の内部で増倍される。増倍された電子は、孔の出口からアノードに向けて出射する。
図1は上記したMCPを用いたイオン検出器の一例を示している。図中1a,1bはそれぞれMCPであり、この2枚のMCPは重ね合わせて用いられている。このMCP1aのイオン入射面には、イオン加速高圧電源2から、例えば−4kVの高電圧が印加されている。
また、重ね合わされた2枚のMCP1aと1bのイオン入射面と増倍された電子の出射面との間には、例えば2.1kVの高電圧を発生するMCP高電圧電源3から分圧抵抗R1、R2により、例えば、2kV程度の高電圧が印加されている。この結果、MCP1bの2次電子出射面の電位は−2kVとなる。また、アノード4にも抵抗R3を介して、0.1kVの電圧が印加され、アノード4の電位は−1.9kVとなる。
MCP1bの電子出射面は、コンデンサC2を介してグラウンドに接続されている。これは、MCP1bの電子出射面から電子がまとまって出射された瞬間に、電子出射面の電位が変化することを防ぎ、結果として検出器の時間応答特性を改善し信号の歪みを最小限に抑えるためである。
アノード4に入射した電子の量に応じた信号は、コンデンサC1により直流分がカットされて取り出され、グラウンド電位で動作する増幅器7に供給されて増幅される。
このような構成において、MCP1aのイオン入射面に印加された負の高電圧により、イオンは加速されてMCP内に入射する。入射したイオンは、MCPの孔の内面に衝突して2次電子を発生させる。この発生した2次電子は、孔の内部に電位勾配が形成されているので、さらに孔の内面に多重衝突し、多量の2次電子を発生させる。
このようにして、孔の内部において入射したイオンの数に比例した2次電子がMCP1bの出射面から得られ、この2次電子は、MCP1bの出射面の電位より高い電位のアノード4に向け加速され、このアノード4に衝突する。アノード4に入射した電子の量に応じた信号は、コンデンサC1により直流分がカットされて取り出され、グラウンド電位で動作する増幅器7に供給されて増幅される。
この種の装置の先行技術としては、MCPの出力側にアノード電極を配置し、アノード電極とグランド電極との間に誘電体部材を挟むようになし、アノード電極で捉えられた荷電粒子に基づく信号を同軸ケーブルで伝送するようになし、アノード電極と同軸ケーブルとのインピーダンスマッチングを誘電体部材の厚みの選択及び/又は比誘電率の選択により成しているものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2001−273867号公報
上記したMCP検出器は、現状では耐圧が3〜4kVが限界であり、また、MCP自体の大きさも直径が20mm以下のものしかなく、更に大きなMCPを用いた、高速・高耐圧のMCP検出器が望まれている。なお、高耐圧用コンデンサを真空内で用いた場合、3kV以上の電圧で動作させると、コンデンサを含む周辺のトリプルジャンクションの影響で、コンデンサを形成する電極や誘電体等の表面の微小な突起部分からのフィールドエミッションによる放電現象が生じるため、実用に耐えない。
また、高耐圧性の有機ポリマーをコンデンサとして用いると、MCPの大きさに依存することなく、また、耐圧を気にすることなく動作が可能となる。しかしながら、このアノードに接着される有機ポリマーの外縁の電圧が不安定となり、ポリマーの外縁において、フィールドエミッションによる放電が発生する。
また、MCPを用いた検出器の大きな特徴は応答信号の高速性である。高速でノイズの少ない信号を得るためには、図1のC1の容量と、C2の容量および接地位置からC2を介して1b側MCP電極までの距離に依存したインダクタンスを最適化する必要がある。特に信号の戻り経路であるA点からB点(図1参照)を最短で結ぶような検出器の構造を実現しなければならない。
更に、C2にもC1と同じ高耐圧性能が要求される。したがって、本発明において解決しようとする課題は、放電を抑制し高電圧下での動作に耐えかつ、同時に高速応答信号を取り出すことのできる検出器の構造を提供することにある。
本発明は、MCPからの2次電子をカップリングコンデンサの一部を形成するアノードに入射させるが、カップリングコンデンサのアノードの外側にリング状の電極を設けて第2のコンデンサを形成し、更にコンデンサを形成する誘電体の外縁部分に電極を設け、アノード電位と第2のコンデンサを形成する一方の電極の電位を接近させて、アノード周辺の電位勾配を低くすることによって、アノード近辺における放電を防止し、更に、外縁電極の電位を安定化させることにより、誘電体の外縁部分におけるフィールドエミッションを防止する。
本発明は、MCPからの2次電子をカップリングコンデンサの一部を形成するアノードに入射させるが、カップリングコンデンサのアノードの外側にリング状の電極を設けて第2のコンデンサを形成し、更にコンデンサを形成する誘電体の外縁部分に電極を設け、アノード電位と第2のコンデンサを形成する一方の電極の電位を接近させて、アノード周辺の電位勾配を低くするように構成したので、アノード近辺における放電を防止することができる。また、外縁電極の電位を安定化させたので、誘電体の外縁部分におけるフィールドエミッションを防止し、外縁部分での放電を抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図2は本発明に基づく検出回路を含む検出器の全体を示しており、図1と同一ないしは類似の構成要素には同一番号を付してある。図中1a、1bはそれぞれMCPであり、この2枚のMCPは重ね合わせて用いられている。このMCP1aのイオン入射面には、イオン加速高圧電源2から、例えば−7kVの高電圧が印加されている。
また、重ね合わされた2枚のMCP1aと1bのイオン入射面と増倍された電子の出射面との間には、例えば2.1kVの高電圧を発生するMCP高電圧電源3から分圧抵抗R1、R2により、2kV程度の高電圧が印加されている。この結果、MCP1bの出射面の電位は−5kVとなる。また、カップリングコンデンサ10の一部を形成するアノード11にも抵抗R3を介して、0.1kV程度の電圧が印加され、アノード11の電位は−4.9kVとなる。
さて、このカップリングコンデンサ10の構成を図3を用いて説明する。図3(a)はカップリングコンデンサ10の正面図、(b)は側面図である。図中12は、リング状に形成された有機ポリマーのごとき誘電体であり、誘電体12の中心部分の一方の側面にリング状のアノード11が貼り付けられており、誘電体12を間に挟んでアノードに対向する位置にリング状の電極13が貼り付けられている。
また、アノード11と電極13の外側には、アノード11と電極13と同心状にリング状の電極14、15が対向して誘電体12に貼りつけられている。更に電極14、15の外側の誘電体12の外縁部分に、リング状の電極16、17が設けられている。更に、誘電体12の外縁部分を覆ってリング状の電極18が設けられているが、この電極18は、リング状電極16、17と電気的に接続されている。なお、リング状電極14と16は、分圧用抵抗R4によって接続されており、リング状電極15と17は、分圧用抵抗R5によって接続されている。
このような構成のカップリングコンデンサにおいて、アノード11は抵抗R3を介してMCP高電圧電源3に接続されている。また、リング状電極14は、MCP1bの2次電子出射面と同電位にされており、電極15はグラウンド電位とされている。更に、電極13は増幅器7に接続されている。なお、MCP1およびカップリングコンデンサ10は、真空中に配置されている。
このような構成において、MCP1aのイオン入射面に印加された負の高電圧により、イオンは加速されてMCP内に入射する。入射したイオンは、MCPの孔の内面に衝突して2次電子を発生させる。この発生した2次電子は、孔の内部に電位勾配が形成されているので、さらに孔の内面に多重衝突し、多量の2次電子を発生させる。
このようにして、孔の内部において入射したイオンの数に比例した2次電子がMCP1bの出射面から得られ、この2次電子は、MCP1bの出射面の電位より高い電位のアノード11に向け加速され、このアノード11に衝突する。アノード11に入射した電子の量に応じた信号は、コンデンサカップリングにより電極13より取り出され、グラウンド電位で動作する増幅器7に供給されて増幅される。
さて、カップリングコンデンサ10のアノード11の電位は−4.9kVの高い電位とされているが、アノード11の外側のリング状の電極14には−5kVの電圧が印加されている。その結果、アノード11と電極14との間の電位差は小さくなり、電界が緩和されるため、アノード11の周辺での放電は防止される。
また、誘電体12の外縁には電極18が設けられ、この電極18は、分圧抵抗R4,R5によって、例えば、−2.5kVの安定した電位に維持される。その結果、誘電体12の外縁において、電位が不安定となって、フィールドエミッションが生じることはなくなり、放電も生じないことになる。この結果、MCPをより高い電圧で動作させることができる。
また、図2の14と15の電極は12の誘電体を介して第2のコンデンサを形成している。これは、図1で示したC2に相当する機能を実現するようにできている。このように接地電極とMCPを結ぶコンデンサC2をアノード11の直近に一体構造として構成することにより、接地位置からMCP電極までを最短でつなぐことが可能になっていると同時に、R4、R5の分圧抵抗で周辺電極との電位差が緩和されているので、この部分の放電も抑制される。
また、MCP1bの電子出射面は、誘電体12を電極14,15で挟んで構成されたコンデンサC2(図示せず)を介してグラウンドに接続されているため、MCP1bの電子出射面から電子がまとまって出射された瞬間に、電子出射面の電位が変化することを防ぎ、結果として検出器の時間応答特性を改善し、信号の歪みを最小限に抑えることができる。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されることなく幾多の変形が可能である。例えば、MCPやカップリングコンデンサの各部分の電位の値は例示であり、その電位に限定されるものではない。また、リング状電極14をMCP1bの2次電子出射面に接続し、2次電子出射面と同電位としたが、別の電源を用いてリング状電極14の電位を設定するようにしても良い。更に、イオンを検出する場合について説明したが、電子やX線などの検出にも本発明を適用することができる。
本発明は、微弱なイオンや電子等を検出する分野で利用される。
従来のMCPを用いた検出器を示す図である。 本発明に基づくMCPを用いた検出器を示す図である。 図2の検出器に用いられるカップリングコンデンサの正面図と側面図を示す。
符号の説明
1a、1b マイクロチャンネルプレート
2 イオン加速高圧電源
3 MCP高電圧電源
10 カップリングコンデンサ
11 アノード
12 誘電体
13 リング状電極
14、15、16、17 リング状電極
18 外縁電極

Claims (5)

  1. マイクロチャンネルプレートと、マイクロチャンネルプレートの2次電子出射面に対向して配置された円盤状のアノードと、アノードが中心部分に取り付けられた誘電体と、誘電体を間に挟んでアノードと対向して配置され、アノードと共にコンデンサを形成する円盤状の電極と、アノードと円盤状の電極の、半径方向外側に配置され、前記誘電体と共通の誘電体を間に挟んで第2のコンデンサを形成する第1と第2のリング状電極と、マイクロチャンネルプレートの粒子入射面に高電圧を印加するための電源と、マイクロチャンネルプレートの粒子入射面と2次電子出射面との間に電位勾配を設けるための電源とを備えており、アノードがある面の側に設けた第1のリング状電極の電位をアノードの電位に放電が起きない程度に接近した電位とするマイクロチャンネルプレートを用いた検出器。
  2. マイクロチャンネルプレートと、マイクロチャンネルプレートの2次電子出射面に対向して配置された円盤状のアノードと、アノードが中心部分に取り付けられた誘電体と、誘電体を間に挟んでアノードと対向して配置され、アノードと共にコンデンサを形成する円盤状の電極と、アノードと円盤状の電極の、半径方向外側に配置され、前記誘電体と共通の誘電体を間に挟んで第2のコンデンサを形成する第1と第2のリング状電極と、第1と第2のリング状電極の半径方向外側に配置され、誘電体の外縁部分を覆うように配置された外縁電極と、アノードがある面の側に設けた第1のリング状電極と外縁電極との間に設けられた分圧用抵抗と、第2のリング状電極と外縁電極との間に設けられた分圧用抵抗と、マイクロチャンネルプレートの粒子入射面に高電圧を印加するための電源と、マイクロチャンネルプレートの粒子入射面と2次電子出射面との間に電位勾配を設けるための電源とを備えており、第1のリング状電極の電位をアノードの電位に放電が起きない程度に接近した電位とし、外縁電極の電位を分圧抵抗により安定化させるように構成したマイクロチャンネルプレートを用いた検出器。
  3. 第1のリング状電極の電位をチャンネルプレートの2次電子出射面の電位と等しくした請求項2記載のマイクロチャンネルプレートを用いた検出器。
  4. マイクロチャンネルプレートと誘電体を間に挟んだカップリングコンデンサは、真空中に配置されている請求項2又は3記載のマイクロチャンネルプレートを用いた検出器。
  5. マイクロチャンネルプレートと、マイクロチャンネルプレートの2次電子出射面に対向して配置されたアノードと、接地電極とマイクロチャンネルプレートを接続するコンデンサとを備え、該コンデンサはアノードの近くに配置されてアノードと同一の誘電体上に形成されていることを特徴とするマイクロチャンネルプレートを用いた検出器。
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