JP4429099B2 - スピーカ - Google Patents

スピーカ Download PDF

Info

Publication number
JP4429099B2
JP4429099B2 JP2004196581A JP2004196581A JP4429099B2 JP 4429099 B2 JP4429099 B2 JP 4429099B2 JP 2004196581 A JP2004196581 A JP 2004196581A JP 2004196581 A JP2004196581 A JP 2004196581A JP 4429099 B2 JP4429099 B2 JP 4429099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
damper
magnetic circuit
frame
speaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004196581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006020124A (ja
Inventor
裕司 品川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Foster Electric Co Ltd
Original Assignee
Foster Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Foster Electric Co Ltd filed Critical Foster Electric Co Ltd
Priority to JP2004196581A priority Critical patent/JP4429099B2/ja
Publication of JP2006020124A publication Critical patent/JP2006020124A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4429099B2 publication Critical patent/JP4429099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

本発明は薄型のスピーカに関する。
薄型化された装置にスピーカを組み込む場合、このスピーカにも薄型のものが要求される。特に、この装置が液晶パネルなどを用いた薄型テレビジョンである場合、薄型テレビジョンの厚さも必然的に薄くなる。こうした薄型の装置にスピーカを組み込む場合、特に厚みの薄いスピーカが必要である。さらに、薄型テレビジョンのような装置では、液晶パネルの両側にスピーカが配置されるために、スピーカの形状として、細長形状のものが要求される。こうした装置に用いられるスピーカとして、複数の磁気回路を有するものがある(特許文献1)。
特開平10−327491号公報
従来のスピーカを薄型形状にする場合には、次の課題がある。従来のスピーカは、高耐入力化、再生周波数帯域の確保を実現するために、振動板を円錐形状にし、振動板の底部にボイスコイルを取り付け、ボイスコイルにダンパを取り付け、さらに、ダンパを振動板と磁気回路との間に設ける構造である。この構造、つまり、振動板と磁気回路との間にダンパを有する構造のために、液晶テレビジョンのような厚みの薄い装置に組み込むために、スピーカを薄型化することが困難である。
また、前記の特許文献1に記載のスピーカでは、振動板が平面形状をしているので、高耐入力化および再生周波数帯域の確保をすることができない。
本発明は、前記の課題を解決し、薄型化を可能とする共に、高耐入力化、再生周波数帯域の確保を実現することができるスピーカを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、横長矩形のフレーム1と、このフレーム1内に設けられ、外周部が支持材3Aを介しフレーム1に接続されたトラック形状をなす振動板3と、この振動板3の中央部に前端部が接合された円筒状のボイスコイル4と、このボイスコイル4を駆動する外磁型の磁気回路2と、前記磁気回路2の外側位置にそれぞれ設けられ、前記振動板3を支持するダンパ5とを備え、前記振動板3には前記フレーム1の長手方向であって前記磁気回路2の両側に円錐形状をなし、中央部の底部が背面側に向って突出するコーン部3Cがそれぞれ形成され、その底部に前記ダンパ5の中央部が設けられてコーン部3Cは支持され、かつ前記ダンパ5の下方位置に前記磁気回路2が配置されたことを特徴とするスピーカである
本発明によれば、1つの磁気回路を有するスピーカであっても、磁気回路の外側にダンパを設け、かつ、振動板にダンパを取り付ける際に、ボイスコイルの取り付け部分の周囲にダンパの可動部をそれぞれ取り付けたので、薄型化を可能にし、しかも、十分な振幅の確保を可能にすることができる。
また、本発明によれば、ボイスコイルの取り付け部分の周囲に円錐状のコーン部を形成し、このコーン部の先端部分にダンパの可動部をそれぞれ取り付けたので、振動板の全高を高くすることができ、高耐入力化、および再生周波数帯域の確保を実現することができる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態によるスピーカを示す平面図であり、図2は、図1のI−I断面を示す断面図である。また、図3は、図1のII−II断面を示す断面図であり、図4は、図1のIII−III断面を示す断面図ある。このスピーカは、フレーム1、磁気回路2、振動板3、ボイスコイル4、ダンパ5、および端子部6で構成されている。
フレーム1は細長形状、すなわち横長矩形をしている。フレーム1には、トラック形状をした第1の開口1Aを有する凹部が設けられている。この凹部の底の中央には、円形をした第2の開口1Bと、第2の開口1Bを挟んで円形をした第3の開口1Cとが、フレーム1の長手方向に沿って開けられている。なお、図1の1Dはスピーカを取り付けるための取付け穴である。
フレーム1の第2の開口1Bには、磁気回路2が取り付けられている。磁気回路2は、円柱状のヨーク2Aを備え、ヨーク2Aの周囲にマグネット2Bとプレート2Cとを備えている。つまり、ヨーク2Aのフランジ部分2Aにマグネット2Bが固定され、マグネット2Bにプレート2Cが固定されている。そして、プレート2Cがフレーム1の第2の開口1Bの周縁部分に固定されている。プレート2Cとヨーク2Aとの間には、ギャップが形成されている。
フレーム1の第1の開口1Aには、振動板3が取り付けられている。つまり、トラック形状の振動板3の支持材3Aのエッジ部分が、第1の開口1Aのエッジ部分に取り付けられている。振動板3の中央部分には、円形状をした第1の取付け穴3Bが開けられている。第1の取付け穴3Bには、ボイスコイル4の円筒形状のボビン4Aが固定され、ボイスコイル4のコイル部分4Bは、外磁型の磁気回路2の先に述べたギャップに挿入されている。振動板3側に位置するボビン4Aの端部は、キャップ4Cによって塞がれている。ボイスコイル4は、磁気回路2によって駆動され、振動板3を振動させる。振動板3の第1の取付け穴3Bを挟んでフレーム1の長手方向に、円錐形状をし、中央部の底部が背面側に向って突出したコーン部3Cがそれぞれ形成されている。コーン部3Cの底部に位置する部分には、円形の第2の取付け穴3Dが開けられている。本実施形態においては、振動板3の面側であってダンパ5の下方位置に磁気回路2が配置され、かつ、振動板3が2つのコーン部3Cを持つ構造である。つまり、振動板3に円錐形状の2つのコーン部3Cを設けているので、振動板3の全高を高くしている。
振動板3の第2の取付け穴3Dには、円板状をしたダンパ5がそれぞれ取り付けられている。ダンパ5の外側の周縁部は、フレーム1の第3の開口1Cの周縁部に固定されている。ダンパ5の中心部には、円筒状をした凸部5Aが形成されている。ダンパ5の外側の周縁部と凸部5Aとの間が、凹凸状に加工されている。ダンパ5の凸部5Aが先に述べたように振動板3の第2の取付け穴3Dに取り付けられている。本実施形態においては、磁気回路2の外側に2つのダンパ5が配置され、さらに、ダンパ5の中央部が振動板3のコーン部3Cの中央部の底部接続されている構造である。つまり、ボイスコイル4のボビン4Aにダンパ5を直接取り付けない構造である

フレーム1には、板状の折曲げ部分1Eがあり、折曲げ部分1Eには端子部6の端子6Aが取り付けられている。端子部6のリード線6Bは、端子6Aとボイスコイル4のコイル部分4Bとを電気的に接続するものであり、リード線6Bの一端が端子6Aに挿入されて接続され、他端が振動板3の凸部5Aに固定されている。そして、リード線6Bの他端には、ボイスコイル4のコイル部分4Bからのリード線が、振動板3を経て接続されている。
本実施形態によるスピーカは前記の構成である。この構成によれば、従来のように、ボイスコイルのボビンにダンパを取り付けていないので、ダンパ5下の振動スペースを取ることが不要になり、スピーカを薄型にすることができる。
また、この構成によれば、磁気回路2の外側に2つのダンパ5を設けているので、磁気回路2の厚み分をダンパ5が振動するスペースとして利用することができ、スピーカを薄型にすることができる。
さらに、この構成によれば、振動板3に2つのコーン部3Cを設けて、振動板3の全高を高くすることで、形状剛性を得ることができ、高耐入力化を実現することができ、再生周波数帯域を確保することができる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれる。
本発明の実施形態によるスピーカを示す平面図である。 図1のI−I断面を示す断面図である。 図1のII−II断面を示す断面図である。 図1のIII−III断面を示す断面図である。
符号の説明
1 フレーム
1A 第1の開口
1B 第2の開口
1C 第3の開口
1D 取付け穴
1E 折曲げ部分
2 磁気回路
2A ヨーク
2A フランジ部分
2B マグネット
2C プレート
3 振動板
3A 支持材
3B 第1の取付け穴
3C コーン部
3D 第2の取付け穴
4 ボイスコイル
4A ボビン
4B コイル部分
4C キャップ
5 ダンパ
5A 凸部
6 端子部
6A 端子
6B リード線

Claims (1)

  1. 横長矩形のフレーム(1)と、
    このフレーム(1)内に設けられ、外周部が支持材(3A)を介しフレーム(1)に接続されたトラック形状をなす振動板(3)と、
    この振動板(3)の中央部に前端部が接合された円筒状のボイスコイル(4)と、
    このボイスコイル(4)を駆動する外磁型の磁気回路(2)と、
    前記磁気回路(2)の外側位置にそれぞれ設けられ、前記振動板(3)を支持するダンパ(5)とを備え、
    前記振動板(3)には前記フレーム(1)の長手方向であって前記磁気回路(2)の両側に円錐形状をなし、中央部の底部が背面側に向って突出するコーン部(3C)がそれぞれ形成され、その底部に前記ダンパ(5)の中央部が設けられてコーン部(3C)は支持され、かつ前記ダンパ(5)の下方位置に前記磁気回路(2)が配置されたことを特徴とするスピーカ。
JP2004196581A 2004-07-02 2004-07-02 スピーカ Expired - Fee Related JP4429099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004196581A JP4429099B2 (ja) 2004-07-02 2004-07-02 スピーカ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004196581A JP4429099B2 (ja) 2004-07-02 2004-07-02 スピーカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006020124A JP2006020124A (ja) 2006-01-19
JP4429099B2 true JP4429099B2 (ja) 2010-03-10

Family

ID=35793935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004196581A Expired - Fee Related JP4429099B2 (ja) 2004-07-02 2004-07-02 スピーカ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4429099B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100763400B1 (ko) 2006-06-23 2007-10-05 엘지전자 주식회사 스피커

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006020124A (ja) 2006-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101061550B1 (ko) 장방형 서스펜션 및 이를 채용한 스피커 모듈
KR101499514B1 (ko) 장방형의 일체형 투웨이 스피커
KR101584651B1 (ko) 슬림형 스피커 및 그의 제조 방법
WO2006022119A1 (ja) スピーカ
JP2015119471A (ja) 電気音響変換器
US20080240488A1 (en) Speaker
JP4429099B2 (ja) スピーカ
JP2007281637A (ja) スピーカ用ダンパーおよびこれを用いたスピーカ
KR101466786B1 (ko) 스피커의 서스펜션
JP4694176B2 (ja) スピーカ
JP4440001B2 (ja) スピーカ
JP4598435B2 (ja) スピーカ
KR100676422B1 (ko) 다점 구동형 멀티웨이 슬림 평판 스피커 시스템
JP4323881B2 (ja) スピーカ装置
KR20130026787A (ko) 스피커
JP2004312599A (ja) スピーカ
JPS61101196A (ja) 細長形平面スピ−カ
JPH1042392A (ja) スピーカ
JPH10322795A (ja) スピーカ装置
EP4243442A1 (en) Speaker
KR100390002B1 (ko) 듀얼 음원 구조를 갖는 모노/스테레오용 듀얼마이크로스피커
US20220416634A1 (en) Separate coil mounting structure of coaxial exciter
JP2006203490A (ja) スピーカ
JPH11275690A (ja) スピーカ
JP3651483B2 (ja) スピーカ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4429099

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees