JP4426992B2 - 合成映像撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、合成映像撮影装置に係り、特に、被写体が鏡面反射性を有する装身具を装着している場合にも背景映像と違和感なく合成可能な被写体映像を撮影することができる合成映像撮影装置に関する。
別々に撮影した被写体と背景を合成する合成映像を撮影する合成映像撮影方法としては、被写体映像撮影時の被写体映像と背景映像の輝度差を使用して被写体映像を抜き出すルミナンスキー、あるいは、被写体映像と背景映像の色相差を使用して被写体映像を抜き出すクロマキー等の方法が公知である。
さらに、クロマキーとルミナンスキーとを組み合わせて、自然な合成映像を生成するクロマキャンセルキー発生回路も既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−191458号公報([0017]、図1、図4)
しかしながら、従来の合成映像撮影方法には、被写体が皮ジャンパー、眼鏡、プラスチックプレート等の鏡面反射性を有する装身具(衣装を含む)を装着している場合には、装身具の映像と背景の映像を識別することが困難となり、映像合成後に装身具の中に背景が映り込んでしまうことがあるという課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであって、被写体が鏡面反射性を有する装身具を装着している場合にも背面の映像と明確に識別できる被写体映像を撮影できる合成映像撮影装置を提供することを目的とする。
本発明の合成映像撮影装置は、被写体および背面の可視映像を撮影する可視映像撮影手段と、前記可視映像撮影手段の光軸上で前記被写体および前記背面の赤外映像を撮影する赤外映像撮影手段と、前記可視映像撮影手段の光軸上で前記被写体および前記背面を照明する赤外光を放射する赤外照明手段と、前記赤外照明光を第1の方向に直線偏光された直線偏光赤外照明光に変換するとともに、前記赤外映像撮影手段に向かう赤外撮影光のうち前記第1の方向に偏光された第1の直線偏光赤外撮影光を遮断し、前記第1の方向と直交する第2の方向に偏光された第2の直線偏光赤外撮影光を透過する撮影側偏光手段と、前記背面の前記可視映像撮影手段および前記赤外映像撮影手段に対向する面を覆う再帰性反射手段と、前記再帰性反射手段の前記可視映像撮影手段および前記赤外映像撮影手段に対向する面の前方に設置され、前記直線偏光赤外照明光を円偏光赤外照明光に変換し、前記再帰性反射手段で反射された前記円偏光赤外照明光である円偏光赤外反射光を前記第2の直線偏光赤外撮影光に変換する反射側偏光手段と、を含む構成を有している。
この構成により、被写体および鏡面反射性を有する装身具の赤外映像を零輝度で背面の赤外映像を高輝度で撮影できることとなる。
本発明の合成映像撮影装置は、前記撮影側偏光手段が、前記赤外照明手段の光軸上に配置され、前記赤外照明光を前記直線偏光赤外照明光に変換する赤外照明光偏光フィルタと、前記赤外映像撮影手段の光軸上に配置され前記赤外映像撮影手段に向かう赤外撮影光のうち前記第1の直線偏光赤外撮影光を遮断し前記第2の直線偏光赤外撮影光を透過する赤外撮影光偏光フィルタと、前記可視映像撮影手段の光軸と前記赤外照明手段の光軸との交点に配置され前記直線偏光赤外照明光を前記被写体および前記背面の方向に反射し前記第1の直線偏光赤外撮影光および前記第2の直線偏光赤外撮影光を前記赤外映像撮影手段の方向に反射し前記可視映像撮影手段に入射する可視映像光を透過する第1のハーフミラーと、前記赤外映像撮影手段の光軸と前記赤外照明手段の光軸との交点に配置され前記直線偏光赤外照明光を前記第1のハーフミラー方向に透過し前記第1の直線偏光赤外撮影光および前記第2の直線偏光赤外撮影光を前記赤外撮影光偏光フィルタ方向に反射する第2のハーフミラーとを含む構成を有している。
この構成により、偏光方向により零輝度で撮影すべき赤外映像と高輝度で撮影すべき赤外映像とが識別されることとなる。
本発明の合成映像撮影装置は、前記撮影側偏光手段が、前記可視映像撮影手段の光軸と前記赤外照明手段の光軸との交点に配置され前記直線偏光赤外照明光を前記被写体および前記背面の方向に反射し前記第1の直線偏光赤外撮影光および前記第2の直線偏光赤外撮影光を前記赤外映像撮影手段の方向に反射し前記可視映像撮影手段に入射する可視撮影光を透過するハーフミラーと、前記赤外映像撮影手段の光軸と前記赤外照明手段の光軸との交点に配置され前記赤外照明光を前記直線偏光赤外照明光に変換するとともに前記赤外映像撮影手段に向かう赤外撮影光のうち前記第1の直線偏光赤外撮影光を遮断し前記第2の直線偏光赤外撮影光を透過する偏光ビームスプリッタである構成を有していてもよい。
本発明は、撮影側偏光手段、再帰性反射手段、および反射側偏光手段を設けることにより、被写体が鏡面反射性を有する装身具を装着している場合にも、背面の映像と明確に識別可能な被写体映像を撮影できるという効果を有する合成映像撮影装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態の合成映像撮影装置について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態の合成映像撮影装置のブロック図を図1に示す。
即ち、本発明の第1の実施の形態の合成映像撮影装置1は、被写体OJおよび背面BGの可視映像を撮影する可視映像撮影手段11と、可視映像撮影手段11の光軸上で被写体OJおよび背面BGを照明する可視照明手段12とを含む。
第1の実施の形態においては、可視映像撮影手段11は、被写体OJと背面BGの可視光映像を撮影するテレビジョンカメラ21である。また、可視照明手段12は可視照明光を放射する照明灯22であり、テレビジョンカメラ21の光軸Xと垂直に交わる光軸Z上に設置される。なお、照明灯22は、白色光を放射するものであっても、緑色、青色等の単色光を放射するものであってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態の合成映像撮影装置1は、可視照明手段12から放射される可視照明光を第1の方向に直線偏光された直線偏光照明光に変換するとともに、テレビジョンカメラ21に入射する可視撮影光の中の第1の方向に偏光された第1の可視撮影光を遮断し、第1の方向と直交する第2の方向に偏光された第2の直線偏光可視撮影光を透過する撮影側偏光手段13を含む。
第1の実施の形態においては、撮影側偏光手段13は、テレビジョンカメラ21と光軸Xと光軸Zとの交点との間に配置される可視撮影光偏光フィルタ231と、照明灯22と光軸Xと光軸Zとの交点との間に配置される可視照明光偏光フィルタ232と、光軸Xと光軸Zとの交点に仰角45度を成して配置され、照明灯22が放射する可視照明光を反射し、テレビジョンカメラ21に入射する可視映像光を透過するハーフミラー233とで構成される。
図2は、第1の実施の形態のテレビジョンカメラ21、照明灯22、可視撮影光偏光フィルタ231、可視照明光偏光フィルタ232、およびハーフミラー233の配置関係を示す斜視図であって、テレビジョンカメラ21は水平な光軸X上に設置されており、照明灯22は光軸Xと直交する鉛直な光軸Z上に設置されている。さらに、光軸Xと光軸Zの交点にはハーフミラー233は、テレビジョンカメラ21の光軸Xに対し45度の角度を成して設置されている。
可視撮影光偏光フィルタ231はテレビジョンカメラ21とハーフミラー233との間の光軸Xの垂直面内に配置され、可視照明光偏光フィルタ232は照明灯22とハーフミラー233との間の光軸Zの垂直面内に配置される。なお、可視撮影光偏光フィルタ231は可視撮影光偏光フィルタ駆動装置234により光軸Xの垂直面内で回転可能な構成を有し、可視照明光偏光フィルタ232は可視照明光偏光フィルタ駆動装置235により光軸Zの垂直面内で回転可能な構成を有する。
さらに、本発明の第1の実施の形態の合成映像撮影装置1は、背面BGの可視映像撮影手段11に対向する面を覆う再帰性反射手段14と、再帰性反射手段14の可視映像撮影手段11に対向する面の前方に設置され直線偏光可視照明光を円偏光可視照明光に変換し、再帰性反射手段14で反射された円偏光可視照明光であり円偏光可視照明光と逆方向に回転する円偏光可視反射光を第2の直線偏光可視撮影光に変換する反射側偏光手段15とを含む。
再帰性反射手段14は、図3に示すように、背面BGのテレビジョンカメラ21に対向する面を覆う再帰性反射材24であるが、再帰性反射材24は、背面BGのテレビジョンカメラ21に対向する面に貼付される反射層241と、反射層241に半分が埋め込まれる球形のガラスビーズ242で構成される。
反射側偏光手段15は1/4波長板25であり、再帰性反射材24のテレビジョンカメラ21側に配置される。
次に、本発明の第1の実施の形態の合成映像撮影装置の動作を、図4を参照しつつ説明する。
照明灯22から放射された可視照明光は可視照明光偏光フィルタ232を通過して、第1の方向に直線偏光された直線偏光可視照明光Aに変換される。そして、直線偏光可視照明光Aは、ハーフミラー233で反射され、被写体OJを照射する直線偏光可視照明光B、被写体OJが装着しているプラスチックパネルPを照射する直線偏光可視照明光D、背面BGを照射する直線偏光可視照明光Eに分岐する。なお、直線偏光可視照明光A〜Eを示す一点鎖線に直交する矢印は、各直線偏光可視照明光の偏光方向を示す。
直線偏光可視照明光Bは、被写体OJで乱反射されて直線偏光可視反射光となるが、直線偏光可視反射光のごく一部が直線偏光可視撮影光bとしてハーフミラー233を透過する。直線偏光可視撮影光bは、直線偏光可視照明光Bの偏光方向と同一方向に偏光面を有する第1の直線偏光可視撮影光であるので、可視撮影光偏光フィルタ231で阻止されてテレビジョンカメラ21には入射しない。この結果、テレビジョンカメラ21により撮影される被写体OJの映像は、輝度零の黒い映像となる。
直線偏光可視照明光Dは被写体OJが装着するプラスチックパネルPを照射するが、プラスチックパネルPがテレビジョンカメラ21と正対している場合には、直線偏光可視照明光DはプラスチックパネルPで全反射されてテレビジョンカメラ21に向かう直線偏光可視撮影光dとなる。
直線偏光可視撮影光dは、ハーフミラー233を透過するが、直線偏光照明光Dと同一方向の偏光面を有する第1の直線偏光可視撮影光であるので、可視撮影光偏光フィルタ231で阻止され、テレビジョンカメラ21には入射しない。この結果、テレビジョンカメラ21により撮影されるプラスチックパネルPの映像は、低輝度の黒い映像となる。
直線偏光可視照明光Eは、背面BGを照射するが、1/4波長板25を通過することにより、反時計方向に回転する円偏光可視照明光E’に変換される。
円偏光可視照明光E’は、背面BGの前面を覆う再帰性反射材24により円偏光可視照明光E’の入射方向に反射されて、時計方向に回転する円偏光可視反射光e’に変換される。
円偏光可視反射光e’は、再度1/4波長板25を通過することにより、直線偏光可視撮影光eに変換されるが、直線偏光可視撮影光eは直線偏光可視照明光Eの偏光方向と直交する方向、即ち、図4で紙面に垂直な方向に偏光面を有する第2の直線偏光可視撮影光である。直線偏光可視撮影光e上の○は、偏光方向が紙面と垂直であることを示している。
直線偏光可視撮影光eは、ハーフミラー233を透過し、可視撮影光偏光フィルタ231に到達する。直線偏光可視撮影光eは、第1の直線偏光可視撮影光bおよび第1の直線偏光可視撮影光dの偏光面と直交する偏光面を有するので、可視撮影光偏光フィルタ231を通過し、テレビジョンカメラ21に入射する。この結果、背面BGの映像は、可視照明光が白色光の場合には高輝度の映像となり、可視照明光が青色光の場合には青色映像となる。
以上の説明から理解できるように、本発明の第1の実施の形態の合成映像撮影装置にあっては、可視撮影光偏光フィルタ231の偏光方向を可視照明光偏光フィルタ232の偏光方向と直交するように維持することが必要となる。
そこで、本発明の第1の実施の形態の合成映像撮影装置においては、可視撮影光偏光フィルタ231を光軸Xに垂直な面内で回転させるための可視撮影光偏光フィルタ駆動装置234、可視照明光偏光フィルタ232を光軸Zに垂直な面内で回転させるための可視照明光偏光フィルタ駆動装置235、およびテレビジョンカメラ21の姿勢を検出する姿勢センサを設け、姿勢センサで検出されるテレビジョンカメラ21の姿勢に応じて可視撮影光偏光フィルタ231および可視照明光偏光フィルタ232の偏光方向が相互に直交するように制御している。
なお、テレビジョンカメラ21、照明灯22、およびハーフミラー233が一体化されて相対位置関係が不変である場合には、可視撮影光偏光フィルタ231および可視照明光フィルタ232をハーフミラー233の前方に配置される1つの可視光偏光フィルタに集約することも可能である。
この構成により、可視光偏光フィルタおよびの可視光偏光フィルタの偏光方向を制御する駆動装置の構成を簡略化することができることとなる。
また、図1では、可視撮影光偏光フィルタ231、可視照明光偏光フィルタ232、およびハーフミラー233は、テレビジョンカメラ21のレンズ系の被写体OJ側に配置されているが、可視撮影光偏光フィルタ231、可視照明光偏光フィルタ232およびハーフミラー233をテレビジョンカメラ21のレンズ系の撮像素子側に配置してもよい。
これにより、可視撮影光偏光フィルタ231、可視照明光偏光フィルタ232およびハーフミラー233、さらに照明灯22を小型化することができることとなる。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態の合成映像撮影装置によれば、可視照明光が白色光であればルミナンスキー法により、可視照明光が青色光、緑色光のような単色光であればクロマキー法により、プラスチックパネルPを装着した被写体OJの映像を背面BGの映像から切り出すことが可能となる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態の合成映像撮影装置のブロック図を、図5および図6に示す。
即ち、第2の実施の形態においては、可視撮影光偏光フィルタ231、可視照明光偏光フィルタ232、およびハーフミラー233の代わりに、可視撮影光偏光フィルタ231、可視照明光偏光フィルタ232、およびハーフミラー233の機能を果たす偏光ビームスプリッタ236が使用される。
本発明の第2の実施の形態の合成映像撮影装置の動作は、第1の実施の形態と同一であるので説明を省略する。
なお、第2の実施の形態においては、偏光ビームスプリッタ236および照明灯22は、円環状の歯車237内に設置され、歯車237と嵌合する駆動装置238により回転可能な構成となっている。
これにより、テレビジョンカメラ21の姿勢が変更された場合にも、可視照明光と可視撮影光の偏光方向を相互に直交する関係に維持することが可能となる。
なお、偏光ビームスプリッタ223をテレビジョンカメラ21のレンズ系の外側に配置しても、撮像素子側に配置してもよいことは第1の実施の形態と同様である。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態の合成映像撮影装置によれば、合成映像撮影装置の構成を簡略化することが可能となる。
(第3の実施の形態)
第1および第2の実施の形態は可視光を使用して合成映像を撮影合成するものであるが、赤外光映像をキー映像として合成映像を撮影する場合にも本発明を適用することが可能である。
即ち、本発明の第3の実施の形態の合成映像撮影装置3は、図7のブロック図に示すように、被写体OJおよび背面BGの可視映像を撮影する可視映像撮影手段31と、可視映像撮影手段31の光軸上で被写体OJおよび背面BGの赤外映像を撮影する赤外映像撮影手段32と、可視映像撮影手段31の光軸上で被写体OJおよび背面BGを赤外光で照明する赤外照明手段33とを含む。
第3の実施の形態において、可視映像撮影手段31は可視映像を撮影するテレビジョンカメラ41である。また、赤外映像撮影手段32は、赤外映像を撮影する赤外テレビジョンカメラ42であり、テレビジョンカメラ41の光軸Xと平行な光軸X’上に配置される。
赤外照明手段33は、赤外照明光を放射する赤外照明灯43であり、テレビジョンカメラ41の光軸Xおよび赤外テレビジョンカメラ42の光軸X’と直交する光軸Z上に配置される。
本発明の第3の実施の形態の合成映像撮影装置3は、図7のブロック図に示すように、赤外照明光を第1の方向に直線偏光された直線偏光赤外照明光に変換するとともに、赤外映像撮影手段32に入射する赤外撮影光の中の第1の方向に偏光された第1の赤外撮影光を遮断し、第1の方向と直交する第2の方向に偏光された第2の赤外撮影光を透過する撮影側偏光手段34を含む。
第3の実施の形態においては、撮影側偏光手段34は、赤外テレビジョンカメラ42と光軸X’と光軸Zとの交点との間に配置される赤外撮影光偏光フィルタ441と、赤外照明灯43と光軸X’と光軸Zとの交点との間に配置される赤外照明光偏光フィルタ442と、光軸Xと光軸Zとの交点に仰角45度で配置される第1のハーフミラー443と、光軸X’と光軸Zとの交点に仰角45度で配置される第2のハーフミラー444とで構成される。
図8は、第3の実施の形態のテレビジョンカメラ41、赤外テレビジョンカメラ42、赤外撮影光偏光フィルタ441、赤外照明光偏光フィルタ442、第1のハーフミラー443、第2のハーフミラー444の配置関係を示す斜視図である。
テレビジョンカメラ41は水平な光軸X上に、赤外テレビジョンカメラ42は光軸Xと平行な光軸X’上に配置されている。
光軸Xと光軸Zの交点には第1のハーフミラー443が仰角45度で、光軸X’と光軸Zの交点には第2のハーフミラー444が仰角45度で設置されている。
赤外撮影光偏光フィルタ441は赤外テレビジョンカメラ421と第2のハーフミラー444との間の光軸X’に対する垂直面内に配置され、赤外照明光偏光フィルタ442は赤外照明灯43と第2のハーフミラー444との間の光軸Zに対する垂直面内に配置される。
なお、赤外撮影光偏光フィルタ441は赤外撮影光偏光フィルタ駆動装置445により光軸X’の垂直面内で回転可能な構成を有し、赤外照明光偏光フィルタ442は赤外照明光偏光フィルタ駆動装置446により光軸Zの垂直面内で回転可能な構成を有する。
さらに、本発明の第3の実施の形態の合成映像撮影装置は、背面BGの可視光映像撮影手段31に対向する面を覆う再帰性反射手段35と、再帰性反射手段35の可視光映像撮影手段31に対向する面の前方に設置され直線偏光赤外照明光を円偏光赤外照明光に変換し再帰性反射手段35で反射された円偏光照明光である円偏光反射光を第2の入射赤外光に変換する反射側赤外偏光手段36とを含む。
再帰性反射手段35は、第1の実施の形態と同じく、背面BGのテレビジョンカメラ21に対向する面を覆う再帰性反射材45である。反射側赤外光偏光手段36は、第1の実施の形態と同じく、1/4波長板46であり、再帰性反射材45のテレビジョンカメラ41側に配置される。
次に、本発明の第3の実施の形態の合成映像撮影装置の動作を、図9を参照しつつ説明する。
赤外照明灯43から放射された赤外照明光は赤外照明光偏光フィルタ442を通過して、直線偏光赤外照明光Fとなる。そして、直線偏光赤外照明光Fは、第2のハーフミラー444を透過して第1のハーフミラー443で反射され、被写体OJを照射する直線偏光赤外照明光G、被写体OJが装着しているプラスチックパネルPを照射する直線偏光赤外照明光H、背面BGを照射する直線偏光赤外照明光Iに分岐する。なお、直線偏光赤外照明光F〜Iを示す一点鎖線と垂直に交わる矢印は、直線偏光赤外照明光の偏光方向を示す。
直線偏光赤外照明光Gは、被写体OJで乱反射されて直線偏光赤外反射光となるが、直線偏光赤外反射光の一部だけが直線偏光赤外撮影光gとして第1のハーフミラー443および第2のハーフミラー444で反射され、赤外撮影光偏光フィルタ441に到達する。
直線偏光赤外撮影光gは、直線偏光赤外照明光Gと同一方向の偏光面を有する第1の直線偏光赤外撮影光であるので、赤外撮影光偏光フィルタ441で阻止されて赤外テレビジョンカメラ42には入射しない。
この結果、赤外テレビジョンカメラ42により撮影される被写体OJの赤外映像は、低輝度の黒い赤外映像となる。
直線偏光赤外照明光HはプラスチックパネルPを照射するが、プラスチックパネルPがテレビジョンカメラ41および赤外テレビジョンカメラ42と正対している場合には、直線偏光赤外照明光HはプラスチックパネルPで全反射されてテレビジョンカメラ41および赤外テレビジョンカメラ42に向かう直線偏光赤外撮影光hとなる。
直線偏光赤外撮影光hは、第1のハーフミラー443および第2のハーフミラー444で反射され、赤外撮影光偏光フィルタ441に到達する。
直線偏光赤外撮影光hは、直線偏光赤外照明光Hと同方向の偏光面を有する第1の直線偏光赤外撮影光であるので、赤外撮影光偏光フィルタ441で阻止され、赤外テレビジョンカメラ42には入射しない。
この結果、赤外テレビジョンカメラ42により撮影されるプラスチックパネルPの赤外映像は低輝度の黒い赤外映像となる。
直線偏光赤外照明光Iは、背面BGを照射するが、1/4波長板46を透過することにより、反時計方向に回転する円偏光赤外照明光I’に変換される。
円偏光赤外照明光I’は、背面BGの前面に設置された再帰性反射材45により円偏光赤外照明光I’の入射方向に反射されて、時計方向に回転する円偏光赤外反射光i’となる。
円偏光赤外反射光i’は、再度1/4波長板46を通過することにより、直線偏光赤外撮影光iに変換されるが、直線偏光赤外撮影光iは直線偏光赤外照明光Fの偏光方向と直交する方向、即ち、図9で紙面に垂直な方向に偏光する第2の直線偏光赤外撮影光とである。第2の直線偏光赤外撮影光iの矢印上に記載されている○は偏光方向が紙面と垂直であることを示している。
直線偏光赤外撮影光iは、第1のハーフミラー443および第2のハーフミラー444で反射され、赤外撮影光偏光フィルタ441に到達するが、直線偏光赤外撮影光iは第2の直線偏光赤外撮影光であるので、赤外撮影光偏光フィルタ441を通過し、赤外テレビジョンカメラ42に入射する。
この結果、背面BGの赤外映像の輝度は高輝度の明るい赤外映像となり、被写体OJおよびプラスチックパネルPの赤外映像と明確に識別することが可能となる。
なお、本発明に係る第3の合成映像撮影装置3にあっては、赤外撮影光偏光フィルタ441の偏光方向を、赤外照明光偏光フィルタ442の偏光方向と直交する関係に維持することが必要となる。
そこで、本発明の第3の実施の形態の合成映像撮影装置においては、赤外テレビジョンカメラ42に搭載される姿勢センサ、赤外撮影光偏光フィルタ441を光軸X’に垂直な面内で回転させるための赤外撮影光偏光フィルタ駆動装置445、および赤外照明光偏光フィルタ442を光軸Zに垂直な面内で回転させるための赤外照明光偏光フィルタ駆動装置446を設け、赤外テレビジョンカメラ42に搭載された姿勢センサで検出される赤外テレビジョンカメラ42の姿勢に応じて赤外撮影光偏光フィルタ441および赤外照明光偏光フィルタ442の偏光方向を相互に直交するように制御している。
なお、テレビジョンカメラ41、赤外テレビジョンカメラ42、赤外照明灯43、ならびに第1のハーフミラー443および第2のハーフミラー444が一体化されて相対位置関係が不変である場合には、赤外撮影光偏光フィルタ441および赤外照明光フィルタ442を第1のハーフミラー443または第2のハーフミラー444の前方に配置される1つの偏光フィルタに集約することも可能である。
この構成により、偏光フィルタおよびの偏光フィルタの偏光方向を制御する駆動装置の構成を簡略化することができることとなる。
また、図7では、赤外撮影光偏光フィルタ441、赤外照明光フィルタ442、第1のハーフミラー443および第2のハーフミラー444は、テレビジョンカメラ41および赤外テレビジョンカメラ42のレンズ系の被写体OJ側に配置されているが、テレビジョンカメラ41および赤外テレビジョンカメラ42のレンズ系を共通として、赤外撮影光偏光フィルタ44、赤外照明光フィルタ442、第1のハーフミラー443および第2のハーフミラー444をレンズ系の撮像素子側に配置してもよい。
これにより、赤外撮影光偏光フィルタ441、赤外照明光フィルタ442、第1のハーフミラー443および第2のハーフミラー444、さらに赤外照明灯43を小型化することができることとなる。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態の合成映像撮影装置によれば、赤外映像に対してルミナンスキー法を適用して合成画像を切り出すことにより、プラスチックパネルPを装着した被写体OJの映像を背面BGから切り出すことが可能となる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態の合成映像撮影装置のブロック図を図10に示す。
即ち、第4の実施の形態においては、赤外撮影光偏光フィルタ441、赤外照明光フィルタ442および第2のハーフミラー444の代わりに赤外偏光ビームスプリッタ447が用いられる。そして、赤外偏光ビームスプリッタ447は、第2のハーフミラー444の機能と、赤外撮影光偏光フィルタ441および赤外照明光フィルタ442の機能とを果たす。
即ち、第4の実施の形態においては、撮影側偏光手段34は、第1のハーフミラー443と赤外偏光ビームスプリッタ447とで構成される。
赤外テレビジョンカメラ42で撮影されるプラスチックパネルPを装着する被写体OJの赤外映像の輝度が零となり、背面BGの赤外映像が高輝度となる理由は、第3の実施の形態と同一であるので説明を省略する。
なお、第4の実施の形態においては、第1のハーフミラー443、赤外テレビジョンカメラ42、赤外偏光ビームスプリッタ447および赤外照明灯43は、円環状の歯車448内に設置され、歯車448と嵌合する駆動装置449によりテレビジョンカメラ41の光軸Xを中心として回転可能な構成となっている。
これにより、赤外テレビジョンカメラ42の姿勢が変更された場合にも、赤外照明光と赤外撮影光の偏光方向を相互に直交するように制御することが可能となる。
以上説明したように、本発明の第4の実施の形態の合成映像撮影装置によれば、合成映像撮影装置の構成を簡略化することが可能となる。
以上のように、本発明に係る合成映像撮影装置は、被写体が鏡面反射性を有する装身具を装着している場合にも、背面の映像から明確に識別可能な被写体映像を撮影できるという効果を有し、合成映像撮影システム等として有効である。
本発明の第1の実施の形態における合成映像撮影装置のブロック図 本発明の第1の実施の形態における合成映像撮影装置の斜視図 本発明の第1の実施の形態における再帰性反射材の構成を示す断面図 本発明の第1の実施の形態における合成映像撮影装置の動作を説明するブロック図 本発明の第2の実施の形態における合成映像撮影装置のブロック図 本発明の第2の実施の形態における合成映像撮影装置の斜視図 本発明の第3の実施の形態における合成映像撮影装置のブロック図 本発明の第3の実施の形態における合成映像撮影装置の斜視図 本発明の第3の実施の形態における合成映像撮影装置の動作を説明するブロック図 本発明の第4の実施の形態における合成映像撮影装置のブロック図
符号の説明
1 合成映像撮影装置
11 可視映像撮影手段
12 可視照明手段
13 撮影側偏光手段
14 再帰性反射手段
15 反射側偏光手段
21 テレビジョンカメラ
22 照明灯
231 可視撮影光偏光フィルタ
232 可視照明光偏光フィルタ
233 ハーフミラー
234 可視撮影光偏光フィルタ駆動装置
235 可視照明光偏光フィルタ駆動装置
OJ 被写体
BG 背面

Claims (3)

  1. 被写体および背面の可視映像を撮影する可視映像撮影手段と、
    前記可視映像撮影手段の光軸上で前記被写体および前記背面の赤外映像を撮影する赤外映像撮影手段と、
    前記可視映像撮影手段の光軸上で前記被写体および前記背面を照明する赤外光を放射する赤外照明手段と、
    前記赤外照明光を第1の方向に直線偏光された直線偏光赤外照明光に変換するとともに、前記赤外映像撮影手段に向かう赤外撮影光のうち前記第1の方向に偏光された第1の直線偏光赤外撮影光を遮断し、前記第1の方向と直交する第2の方向に偏光された第2の直線偏光赤外撮影光を透過する撮影側偏光手段と、
    前記背面の前記可視映像撮影手段および前記赤外映像撮影手段に対向する面を覆う再帰性反射手段と、
    前記再帰性反射手段の前記可視映像撮影手段および前記赤外映像撮影手段に対向する面の前方に設置され、前記直線偏光赤外照明光を円偏光赤外照明光に変換し、前記再帰性反射手段で反射された前記円偏光赤外照明光である円偏光赤外反射光を前記第2の直線偏光赤外撮影光に変換する反射側偏光手段と、を含む合成映像撮影装置。
  2. 前記撮影側偏光手段が、
    前記赤外照明手段の光軸上に配置され、前記赤外照明光を前記直線偏光赤外照明光に変換する赤外照明光偏光フィルタと、
    前記赤外映像撮影手段の光軸上に配置され、前記赤外映像撮影手段に向かう赤外撮影光のうち前記第1の直線偏光赤外撮影光を遮断し、前記第2の直線偏光赤外撮影光を透過する赤外撮影光偏光フィルタと、
    前記可視映像撮影手段の光軸と前記赤外照明手段の光軸との交点に配置され、前記直線偏光赤外照明光を前記被写体および前記背面の方向に反射し、前記第1の直線偏光赤外撮影光および前記第2の直線偏光赤外撮影光を前記赤外映像撮影手段の方向に反射し、前記可視映像撮影手段に入射する可視映像光を透過する第1のハーフミラーと、
    前記赤外映像撮影手段の光軸と前記赤外照明手段の光軸との交点に配置され、前記直線偏光赤外照明光を前記第1のハーフミラー方向に透過し、前記第1の直線偏光赤外撮影光および前記第2の直線偏光赤外撮影光を前記赤外撮影光偏光フィルタ方向に反射する第2のハーフミラーとを含む請求項1に記載の合成映像撮影装置。
  3. 前記撮影側偏光手段が、
    前記可視映像撮影手段の光軸と前記赤外照明手段の光軸との交点に配置され、前記直線偏光赤外照明光を前記被写体および前記背面の方向に反射し、前記第1の直線偏光赤外撮影光および前記第2の直線偏光赤外撮影光を前記赤外映像撮影手段の方向に反射し、前記可視映像撮影手段に入射する可視撮影光を透過するハーフミラーと、
    前記赤外映像撮影手段の光軸と前記赤外照明手段の光軸との交点に配置され、前記赤外照明光を前記直線偏光赤外照明光に変換するとともに、前記赤外映像撮影手段に向かう赤外撮影光のうち前記第1の直線偏光赤外撮影光を遮断し、前記第2の直線偏光赤外撮影光を透過する偏光ビームスプリッタである請求項1に記載の合成映像撮影装置。
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