JP4425831B2 - インバータ用コンデンサ及び複合コンデンサ - Google Patents
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Description
図2は図1中のインバータ用コンデンサを示す図である。インバータ用コンデンサ50は、図1中のノイズ吸収用コンデンサ4及び平滑用コンデンサ6が一体的に形成されている。図示されないノイズ吸収用コンデンサ4及び平滑用コンデンサ6は、図2に示すように、ケース60に収容される。ノイズ吸収用コンデンサ4及び平滑用コンデンサ6は、周囲に充填されたポッティング樹脂70で覆われ、ケース60に保持されている。バスバー10#P,10#Nの高圧電源2との接続部(正極接続端子及び負極接続端子)80#P,80#Nはそれぞれ垂直方向に延出され、ポッティング樹脂70より突出している。
図3はケース60の斜視図である。ケース60はノイズ吸収用コンデンサ4及び平滑用コンデンサ6を収容する収容部52を有する樹脂からなる。ケース60の形状は、ノイズ吸収用コンデンサ4及び平滑用コンデンサ6を収容することが目的であり、加工が容易であること等より、例えば、直方体となっている。また、ケース60の寸法は、コンデンサ4,6の電極がケース60の長手方向に並ぶように配置されること、及びコンデンサ4,6が配置されたときに樹脂70でコンデンサ4,6が完全に覆われることから、決定される。
図4は、ノイズ吸収用コンデンサが接地型である場合のコンデンサ4,6の構造を示す図である。ノイズ吸収用コンデンサ4a,4bの正,負極は平滑用コンデンサ6の正,負極の電極面と同一平面上に位置するよう配置されている。平滑用コンデンサ6及びノイズ吸収用コンデンサ4aの正極はバスバー10#Pに半田により接続されている。平滑用コンデンサ6及びノイズ吸収用コンデンサ4bの負極はバスバー10#Nに半田により接続されている。
図4に示すコンデンサ4,6をカバー60に搭載する。その後、カバー60の内部にポッティング樹脂70を充填し、固めてコンデンサ4,6をカバー60に固定する。これにより、コンデンサ4,6がカバー60に保持される。このとき、図2に示すように、バスバー10#P,10#Nの接続部80#P,80#N、第1のグランドライン12aの接続部104a、第2のグランドライン12bの接続部100bの一部、接続部102bの全部及び図示されない第1のグランドライン12aの接続部102aの全部が樹脂70より突出する。これにより、高圧電源2とバスバー10#P,10#Nの接続、第1のグランドライン12aと第2のグランドライン12bとの分離・結合をすることができる。
図2に示すコンデンサ4,6に接続されたバスバー10#P,10#Nの接続部80#P,80#NをSWモジュール8のバスバー14#P,14#Nに接続する。バスバー10#P,10#Nが高圧電源2に接続されると、バスバー14#P,14#Nを通して、SWモジュール8a,8b,8cに給電される。
図7はコンデンサ4,6の容量の測定方法を示す図である。コンデンサの容量の測定は交流電圧を印加して行われる。図7(a)はグランド一体型、図7(b)は本実施形態によるグランド構造の場合(グランド分離型)の場合を示す。図7(a)に示すように、グランド一体型の場合、測定箇所Aで示されるP端子120#P及びN端子120#N間の容量を測定した場合は、平滑用コンデンサ6とノイズ吸収用コンデンサ4a,4bが並列で接続された全体の容量が測定される。
図8は第2の実施形態による複合コンデンサを示す図であり、図2中の構成要素と実質的に同一の構成要素には同一の符号を附している。本実施形態では、ノイズ吸収用コンデンサ4は高圧間ノイズ吸収用コンデンサ(Cスナバ)である。Cスナバ4は、平滑用コンデンサ6と並列に接続されているものであり、1個又は複数個が平滑用コンデンサ6に並列に接続される。バスバー140#P,140#N(第1及び第2の導電部材)の一方、例えば、バスバー140#Pの先端部に形成され、図示されないノイズ吸収用コンデンサ4の正極と接続するための符号154aの先端に形成される図示されない接続部152a及びノイズ吸収用コンデンサ4の正極に接続された高圧ライン(ハーネス)150bの一部及び接続部152aと分離・結合するための接続部152b(断接端子)がポッティング樹脂70より突出している。接続部80#P,80#N(第1及び第2の接続端子)は図2中の接続部80#P,80#Nと同様である。
第1実施形態と同様なので説明を省略する。
図9〜図11はノイズ吸収用コンデンサ4がCスナバである場合のコンデンサ4,6の構造を示す図である。本例では、ノイズ吸収用コンデンサ4が1個の例を示しているが、複数個並列接続した場合も同様である。バスバー140#Pは、金属の平板の加工により形成されたものであり、図9〜図11に示すように、平滑用コンデンサ6の正極からノイズ吸収用コンデンサ4の正極方向に延伸され、端の平滑用コンデンサ6側面に沿って直角内側に曲げられ、更に、上方直角方向に延びる。
図9〜図11に示すコンデンサ4,6のカバー60への搭載は、上述したと同様なので説明を省略する。図8に示すように、バスバー140#P,140#Nの接続部80#P,80#N、高圧ハーネス150bの一部、接続部152b及び図示されない接続部152aの全部が樹脂70より突出する。
図8に示すコンデンサ4,6に接続されたバスバー140#P,140#Nの接続部80#P,80#Nを、例えば、インバータのSWモジュール8のバスバー14#P,14#Nに接続する。バスバー10#P,10#Nが高圧電源2に接続されると、バスバー14#P,14#Nを通して、SWモジュール8a,8b,8cに給電される。
図12はコンデンサ4,6の容量の測定方法を示す図である。図12(a)は高圧ライン一体型、図12(b)は本実施形態による高圧ライン構造の場合(高圧ライン分離型)の場合を示す。図12(b)に示すように、高圧ライン一体型の場合、測定箇所Aで示されるP端子160#P及びN端子160#N間の容量を測定した場合は、平滑用コンデンサ6とノイズ吸収用コンデンサ4a,4bが並列で接続された全体の容量が測定される。平滑用コンデンサ6,ノイズ吸収用コンデンサ4単体容量を測定することはできない。
図13はノイズ吸収用コンデンサの接続パターンを示す図である。図13(a)は、1個のYコンデンサ4と1個の平滑用コンデンサ6が並列接続された接続パターンである。図13(b)は1個のCスナバ4と1個の平滑用コンデンサ6が並列接続された接続パターンである。
6 平滑用コンデンサ
8 SWモジュール
10#P,10#N バスバー
12 アースライン
50 カバー
70 樹脂
80#P,80#N 接続部
102a,102b,104a 接続部
152a,152b 接続部
Claims (2)
- インバータの入力側に並列に接続される平滑用コンデンサと、1個のコンデンサ又は複数個のコンデンサを並列接続させたコンデンサ群が縦続に複数直列接続され、中間点が接地されてなる1個又は複数個のノイズ吸収用コンデンサブロックとが並列に接続されたインバータ用コンデンサであって、
前記平滑用コンデンサ及び前記ノイズ吸収用コンデンサブロックを収容したケースと、
前記ケースに収容された、前記平滑用コンデンサ及び前記ノイズ吸収用コンデンサブロックの周囲に充填された樹脂と、
前記平滑用コンデンサの正極及び前記ノイズ吸収用コンデンサブロックの正極に接続され、前記インバータの正極と接続される正極接続端子を有する板状の正極導電部材と、
前記平滑用コンデンサの負極及び前記ノイズ吸収用コンデンサブロックの負極に接続され、前記インバータの負極と接続される負極接続端子を有する板状の負極導電部材と、
前記ノイズ吸収用コンデンサブロックの中間点が一対に分離され、一方の中間点をグランド接続する第1の接地用導電部材と、
他方の中間点をグランド又は前記第1の接地用導電部材に接続する第2の接地用導電部材とを備え、
前記第1の接地用導電部材と前記第2の接地用導電部材との間の接続を分離及び接続可能な断接端子を有し、前記正極接続端子、前記負極接続端子及び前記断接端子は前記樹脂の充填面から延出されていることを特徴とするインバータ用コンデンサ。 - 平滑用コンデンサと、1個又は複数個のノイズ吸収用コンデンサとが並列に接続された複合コンデンサであって、
前記平滑用コンデンサ及び前記各ノイズ吸収用コンデンサを収容したケースと、
前記ケース内に収容された、前記平滑用コンデンサ及び前記各ノイズ吸収用コンデンサの周囲に充填された樹脂と、
前記平滑用コンデンサの一方の電極に接続され、第1の接続端子を有する板状の第1の導電部材と、
前記平滑用コンデンサの他方の電極及び前記ノイズ吸収用コンデンサの一方の電極に接続され、第2の接続端子を有する第2の導電部材と、
前記ノイズ吸収用コンデンサの他方の電極と前記第1の導電部材とを接続する第3の導電部材とを備え、
前記第3の導電部材は前記ノイズ吸収用コンデンサの他方の電極と前記第1の導電部材との間の接続を分離・結合可能な断接端子を有し、前記第1及び第2の接続端子並びに前記断接端子は前記樹脂の充填面から延出されていることを特徴とする複合コンデンサ。
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