JP4424011B2 - インクカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットプリンタ等の記録装置に供給されるインクを貯留するインクカートリッジに関する。
インクカートリッジはインクが充填されるインク室を有し、インクカートリッジがインクジェットプリンタ等の記録装置に装着されたときには、インク室からインクが記録装置へ供給される。ところで、インク室の内部形状やインクの粘度等の条件によっては、インク室内のインクがインク室の内面に部分的に残留してしまう場合がある。そこで、このようなインクの残留を防止可能なインクカートリッジとして、例えば、インク残量を検出する為のプリズムの周囲にインクを排出する為の溝が設けられたインクカートリッジが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このインクカートリッジにおいては、溝によりプリズム周辺のインクの排出を促進して、プリズムの表面にインクが残留しにくくすることにより、インク室内にインクがほとんどない状態でインクが誤って検出されてしまうのを防止することが可能である。
特開2000−71471号公報(図6)
しかし、前述のインクカートリッジにおいて、インク室に形成されたインク排出用の溝の曲率が一定である場合には、インクを記録装置に供給する為のインク供給部に近い位置と、インク供給部から離れた位置とで、溝からインクに作用する毛管力の大きさが略同じになってしまう。すると、インク室内のインク残量が少なくなったときには、インク供給部から離れた位置にインクが引きつけられてインクが分断され、インクが残留してしまうことがあり、インク室内のインクを完全に使い切ることができなくなる。
本発明の目的は、インク室内におけるインクの残留をより確実に防止することが可能なインクカートリッジを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明のインクカートリッジは、インク室とこのインク室のインクを記録装置に供給する為のインク供給口とを有するインクカートリッジであって、前記インク室の内部形状を形成する多数の稜部のうちの少なくとも一部の稜部は、前記インク供給口よりも高い位置にある稜部から前記インク供給口に至る稜部まで連続しており、その曲率が、前記インク供給口に近いほど大きいことを特徴とするものである。
このインクカートリッジにおいて、インク室のインクはインク供給口から記録装置に供給される。ここで、インク室の内部形状を形成する多数の稜部(例えば、インク室を形成する面の間の稜部や、インク室内において凸状あるいは凹状に形成された部分の稜部等)の少なくとも一部の曲率が、インク供給口に近いほど大きくなっている。つまり、インク供給口に近くなるほど稜部の形状が緩やかな形状から尖鋭な形状となり、インク供給口に近い位置において、稜部からインクに作用する毛管力が大きくなる。従って、曲率の変化する一部の稜部によりインクがインク供給口に導かれるようになり、稜部からインクに作用する毛管力が比較的小さなインク供給口から離れた位置にインクが引きつけられてインクが分断されることにより、その位置にインクが残留してしまうのを防止できるため、インク室のインクを最後まで使い切ることが可能になる。
また、インクの消費に伴ってインク面が低下したときでも、インク供給口よりも高い位置からインク供給口まで連続し、且つ、インク供給口に近いほど曲率が大きい稜部により、インクが確実にインク供給口に導かれることになり、インク供給口から離れたインク室の側面の近傍部にインクが残留するのを防止することができる。
の発明のインクカートリッジは、前記第の発明において、前記多数の稜部のうちの少なくとも一部の稜部は、インク室を形成する面のうちの所定の2つの面の間に形成されており、前記稜部の曲率が、前記所定の2つの面の組み合わせ毎に異なることを特徴とするものである。このように、インク室を形成する2つの面の組み合わせ毎に、2つの面の間の稜部の曲率が異なるように構成することにより、稜部の曲率がインク供給口に近いほど大きくなる構成を容易に実現することができる。
の発明のインクカートリッジは、前記第の発明において、前記所定の2つの面の間に形成された前記稜部を構成する曲面上の、前記所定の2つの面との接続における接平面が、前記所定の2つの面と夫々平行であることを特徴とするものである。従って、2つの面の間に、所定の曲率の稜部を容易に形成することができる。
の発明のインクカートリッジは、インク室を形成するカートリッジ本体と、前記インク室の底面に形成され、記録装置にインクを供給する為のインク供給口と、前記インク室の底面に設けられ、前記インク室の側面から前記インク供給口に向かって延びるインク導出部とを有し、前記インク導出部の前記インク供給部と反対側の端部が、前記インク室の側面と連続しており、前記インク導出部と前記底面との間の稜部の曲率が、前記インク室の側面と底面との間の稜部の曲率よりも大きいことを特徴とするものである。
このインクカートリッジにおいては、カートリッジ本体に形成されたインク室内のインクが、インク室の側面からインク供給口に向かって延びるインク導出部を介して、インク供給口から記録装置に供給される。ここで、インク導出部とインク室の底面との間の稜部の曲率が、インク室の側面と底面との間の稜部の曲率よりも大きくなっている。つまり、インク供給口に近いインク導出部とインク室の底面との間の稜部における毛管力が、インク供給口から離れたインク室の側面近傍の位置における毛管力よりも大きくなる。従って、インク供給口から離れた位置にインクが引きつけられてインクが分断されることによりインクが残留してしまうのを防止でき、インク室のインクを最後まで使い切ることが可能になる。また、インク導出部のインク供給部と反対側の端部が、インク室の側面と連続しているため、インク室の側面付近のインクが、インク導出部を介して確実にインク供給口へ導かれる。
の発明のインクカートリッジは、前記第の発明において、前記インク導出部と前記底面との間の稜部の曲率が、前記インク供給口に近いほど大きいことを特徴とするものである。従って、インク導出部とインク室の底面との間の稜部においても、インク供給口に近いほどインクに作用する毛管力が大きくなり、インク供給口から離れた位置にインクが残留するのを確実に防止できる。
の発明のインクカートリッジは、前記第又は第の発明において、前記インク導出部は、前記インク供給口まで延びていることを特徴とするものである。従って、インク室の底面のインクが、インク導出部を介して確実にインク供給口に導かれる。
ここで、インク供給口にインクを導くインク導出部は、インク室の底面から隆起した凸部であってもよいし(第の発明)、あるいは、インク室の底面に形成された溝であってもよい(第の発明)。
の発明のインクカートリッジは、前記第〜第の何れかの発明において、複数の前記インク導出部が、前記インク供給口の周囲から前記インク供給口に集まるように設けられていることを特徴とするものである。このように、インク供給口に対して、複数のインク導出部が周囲から集まるように設けられているため、インク室の底面のインクがより確実にインク供給口へ導かれる。
本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、4色のインクを吐出可能なカラーインクジェットプリンタに装着されるインクカートリッジに本発明を適用したものである。
まず、インクジェットプリンタについて簡単に説明する。
図1に示すように、カラーインクジェットプリンタ1は、記録用紙Pに対してシアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びブラック(K)の4色のインクを吐出するノズル2aを備えたインクジェットヘッド2と、4色のインクを夫々貯留する4つのインクカートリッジ3(3a,3b,3c,3d(3d’))が装着されるカートリッジ装着部としての4つのホルダ4(4a,4b,4c,4d)と、インクジェットヘッド2をガイド9に沿って一方向(紙面に対して垂直方向)に直線的に往復移動させるキャリッジ5と、記録用紙Pをインクジェットヘッド2の移動方向に対して垂直で且つインクジェットヘッド2のインク吐出面に平行な方向に搬送する搬送機構6と、インクジェットヘッド2内のエアや高粘度化したインクを吸引するパージ機構7等を備えている。
このインクジェットプリンタ1においては、インクジェットヘッド2がキャリッジ5により図1の紙面垂直方向に往復駆動されつつ、記録用紙Pが搬送機構6により図1の左右方向に搬送される。これに連動して、インクカートリッジ3が装着されたホルダ4から供給チューブ10を介してインクジェットヘッド2のノズル2aにインクが供給されるとともに、記録用紙Pに向けてノズル2aからインクが吐出されて、記録用紙Pが印刷される。
また、パージ装置7は、インク吐出面に対して接近/離隔する方向に移動可能で且つインクジェットヘッド2にインク吐出面を覆うように装着可能なパージキャップ11と、ノズル2aからインクを吸引する吸引ポンプ12を備えている。そして、インクジェットヘッド2が記録用紙Pに印刷可能な印刷範囲外にあるときに、吸引ポンプ12により、インクジェットヘッド2内に混入したエアや、あるいは、水分が蒸発して高粘度化したインクをノズル2aから吸引することが可能になっている。
4つのホルダ4a〜4dは一列に並べて設けられており、これら4つのホルダ4a〜4dには、シアン、イエロー、マゼンタ及びブラックのインクを貯留する4つのインクカートリッジ3a〜3dが夫々装着される。ホルダ4の底部において、後述のインクカートリッジ3のインク供給弁21と大気導入弁22に夫々対応する位置には、インク供給管12と大気導入管13(図4参照)が夫々立設されている。また、ホルダ4には、インクカートリッジ3内のインク残量を検出する為の光学式のセンサ14も設けられている。このセンサ14は、同じ高さ位置でインクカートリッジ3を両側から挟み込むように相対向して取り付けられた発光部14a及び受光部14bを有し、発光部14aからの光が後述のインクカートリッジ3内に設けられたシャッター機構23により遮断されたか否かを検出して、インクジェットプリンタ1の全体の制御を司る制御装置(図示省略)に出力する。
次に、インクカートリッジ3について詳細に説明する。尚、4種類のカラーインクを夫々貯留するインクカートリッジ3a〜3dは同じ構造を有するため、そのうちの1つについて説明する。
図2〜図4に示すように、インクカートリッジ3は、インクを貯留するカートリッジ本体20と、カートリッジ本体20内のインクをインクジェットヘッド2へ供給するインク供給流路を開閉可能なインク供給弁21と、外部からカートリッジ本体20内に大気を導入する大気導入路を開閉可能な大気導入弁22と、インク残量を検出するセンサ14の発光部14aからの光を遮断するシャッター機構23と、カートリッジ本体20の下端部を覆うキャップ24とを備えている。
カートリッジ本体20は、光透過性を有する合成樹脂で形成されている。図4に示すように、カートリッジ本体20内には水平に延びる仕切壁30が一体形成されており、この仕切壁30によりカートリッジ本体20の内部空間が、上側のインク室31と下側の2つの弁収容室32,33とに仕切られている。インク室31内には各色のインクが充填され、2つの弁収容室32,33には、インク供給弁21と大気導入弁22とが夫々収容されている。インク室31の底面にはインク室31のインクをインク供給弁21を介してインクジェットヘッド2へ供給する為の4つのインク供給口70a〜70d(図7参照)が設けられている。インクをこれら4つのインク供給口70に導く為の、インク室31内の内部構造については、後ほど詳しく説明する。
図2(b)に示すように、カートリッジ本体20の側壁部の高さ方向の略中央の位置には、やや外側へ突出する突出部34が形成されている。この突出部34内の空間には、後述のシャッター機構23の遮光板60が配置される。そして、インクカートリッジ3がホルダ4に装着されている状態では、突出部34はセンサ14の発光部14aと受光部14bに挟まれるようになっている。また、カートリッジ本体20の上端部には蓋部材35が溶着されており、カートリッジ本体20内のインク室31が蓋部材35により閉塞されている。
2つの弁収容室32,33の間には、空のインクカートリッジ3のインク室31内にインクを注入する為の注入孔36が形成されており、この注入孔36には、合成ゴム製の栓部材37が圧入されている。また、注入孔36の奥端はカートリッジ本体20内のインク室31と連通している。そして、注入孔36内の栓部材37に注入針(図示省略)が貫通され、この注入針を介してインク室31内にインクが充填される。
インク供給弁21が収容されている弁収容室32の天井部を構成する仕切壁30の部分には、下方へ突出する筒状部38が一体形成されており、筒状部38の下端には、筒状部38内に形成された連通路を塞ぐ薄膜部39が設けられている。一方、大気導入弁22が収容されている弁収容室33の天井部を構成する仕切壁30の部分には、上方及び下方へ夫々突出する2つの筒状部40,41が一体形成され、下側の筒状部41の下端には、筒状部40,41内に形成された連通路を塞ぐ薄膜部42が設けられている。さらに、筒状部40の上側には、インク室31の上端部まで延びる筒部材43が設けられている。
図4、図5に示すように、インク供給弁21は、合成ゴム等で略円筒形に形成され弾力性を有する弁本体45と、この弁本体45内に収納された合成樹脂製の弁体46とを備えている。弁本体45は、上側(インク室31側)から順に並ぶ、付勢部47、弁座部48及び嵌合部49が一体形成されて構成されている。
弁座部48の上面(インク室31側の端面)には、弁体46の下面が当接するようになっており、弁座部48の軸心側の部分には上下方向に延びる貫通孔48aが形成されている。嵌合部49には、貫通孔48aに連通し且つ下方へ延びる誘導孔49aが形成されており、この誘導孔49aは、下方ほど径が大きくなる末広がりの形状に形成されている。誘導孔49aの周囲には、環状の溝49bが形成されており、誘導孔49aを形成する壁部が、誘導孔49aが拡径する方向に容易に弾性変形できるようになっている。従って、誘導孔49aにインク供給管12が挿入されたときに、誘導孔49aとインク供給管12との密着性を向上させてインク漏れを極力防止できる。また、誘導孔49aに対してインク供給管12が傾斜した状態あるいはずれた状態で挿入された場合でも、誘導孔49aが拡径する方向に壁部が変形するため、インク供給管12が誘導孔49aに確実に挿入される。
付勢部47は、弁座部48の外周側部分からインク室31側へ立ち上がった円筒形状の側壁部47aと、この側壁部47aの上端から径方向内側に一体的に張り出した張出部47bとを有する。張出部47bの下面は弁体46に当接しており、側壁部47a及び張出部47bの弾性力により、弁体46は下方に付勢されている。さらに、張出部47bの内側には開口47cが形成されており、一体形成された側壁部47aと張出部47bが容易に弾性変形できるように構成されている。
図5、図6に示すように、弁体46は、弁座部48に当接する底部50と、この底部50の外周側部分からインク室31側に延びる円筒状の弁側壁部51と、底部50の中心部から弁側壁部51よりもさらにインク室31側に突出した破断部52とを有する。
底部50の下面(弁座部48と対向する端面)には、弁座部48側に突出する環状突起50aが形成されている。そして、付勢部47により弁体46が弁座部48側に付勢され、環状突起50aが弁座部48の上面に密着している状態では、弁座部48の貫通孔48aが弁体46により閉塞されて、インク供給流路が閉止されている。さらに、底部50の、環状突起50aよりも外周側で且つ弁側壁部51よりも内周側の部分における周方向等分位置には、弁体46の上側の空間と下側の空間とを連通させる複数(例えば、8つ)の連通路53が形成されている。
図5、図6に示すように、破断部52は、平面視で十字形状に組み合わされた4つの板部材52a,52b,52c,52dで構成されており、底部50の略中心部に立設されている。また、4つの板部材52a〜52dの間には上下方向に延びる溝54が夫々形成されている。そして、破断部52は、張出部47bの内側の開口47cを通って上方へ突出しており、図4に示すように、その先端は薄膜部39よりも少し下方の位置に配置されている。
インクカートリッジ3がホルダ4に装着されるときには、ホルダ4に設けられたインク供給管12が誘導孔49a内に挿入される。すると、インク供給管12の先端により付勢部47の付勢力に抗して弁体46が押し上げられ、弁体46が付勢部47を変形させながら上方へ移動して、弁体46の環状突起50aが弁座部48から離隔する。このとき、上方へ移動した弁体46の破断部52の先端により薄膜部39が破断されるため、図4、図5(b)に示すように、インク室31内のインクが筒状部38内の連通路を介して弁収容室32内に流入し、さらに、弁体46の連通路53を介してインク供給管12からインクがインクジェットヘッド2側に供給される。
大気導入弁22は、弁本体45と、この弁本体45内に収納された弁体46とを備えており、インク供給弁21と同一の構成を有する。即ち、弁本体45の弁座部48に、付勢部47により下方へ付勢された弁体46が密着して、弁体46が貫通孔48aを塞ぐように構成されている。そして、インクカートリッジ3がホルダ4に装着されるときには、弁本体45に形成された誘導孔49aに大気導入管13が挿入され、インク供給弁21と同様に、弁体46が上方へ移動して破断部52により筒状部41の薄膜部42が破断される。すると、外部の大気が大気導入管13から弁体46の連通路53を介して弁収容室33内に流入し、さらに、筒状部40,41及び筒部材43の内部通路を介してインク室31の上部に大気が導入される。
図4に示すように、シャッター機構23は、インク室31の下側の空間に設けられており、このシャッター機構23は、光を透過しない遮光板60と、中空状のフロート61と、遮光板60とフロート61とを連結する連結部材62と、仕切壁30の上側に設けられ連結部材62を枢支する支持台63とを備えている。遮光板60とフロート61は連結部材62の両端部に夫々設けられており、連結部材62は支持台63の枢支点を中心に、図4の紙面に平行な鉛直面内で揺動可能に配設されている。
遮光板60は、前記鉛直面に平行で且つ所定の面積を有する薄板状の部材である。ところで、インクカートリッジ3がホルダ4に装着された状態では、ホルダ4に設けられたセンサ14の発光部14a及び受光部14bは、カートリッジ本体20の側壁部に形成された突出部34と等しい高さに位置する。そして、遮光板60が突出部34内の空間に位置するときには、遮光板60は、センサ14の発光部14aから、透光性のカートリッジ本体20の壁部及びインク室31のインクを透過してきた光を遮断するようになっている。フロート61は、その内部に空気が満たされた円筒形状の部材であり、フロート61全体の比重はインク室31内のインクの比重よりも小さくなっている。
従って、インク室31内のインク残量が多く、連結部材62の一端に設けられたフロート61の全体がインク中に位置する状態では、浮力によりフロート61が浮いて、他端に設けられた遮光板60が、突出部内の発光部14aからの光を遮断する位置(図4の実線の位置)に位置する。しかし、インク室31内のインク残量が少なくなり、フロート61の一部がインクの液面から露出すると、フロート61に作用する浮力が小さくなってフロート61が下降する。すると、遮光板60は突出部34内よりも上方の、遮光板60が発光部14aからの光を遮断しない位置(図4の鎖線の位置)に移動するため、発光部14aからの光は、直線的な光路に沿って光透過性の突出部34を透過して受光部14bに受光されるようになる。このようにして、センサ14によりインク室31内のインクの残量が少ない状態が検出される。
図2〜図4に示すように、キャップ24は、カートリッジ本体20の下端部を覆った状態で、超音波溶着等によりカートリッジ本体20に固着されている。キャップ24の底部において、インク供給弁21及び大気導入弁22と夫々対応する位置には、下方へ突出する2つの環状突起65が夫々形成されており、インクカートリッジ3を机上に置いたときなどに、インク供給弁21や大気導入弁22の入口付近のインクが机の表面等に付着しにくくなっている。
次に、インク室31内のインクをインク供給口70a〜70dに導く為の、本願特有のインク室31の内部構造について説明する。
図7に示すように、インク室31の底面72を形成する仕切壁30の上面には、周囲よりもやや低い奥底部72aが形成され、さらに、この奥底部72aの平面視で略中央の位置には、薄板部材71が設けられている。この薄板部材71には、インク室31のインクをインク供給弁21を介してインクジェットヘッド2へ供給する為の4つのインク供給口が形成されている。4つのインク供給口70a〜70dのうちの、平面視円形のインク供給口70aは、薄板部材71の略中央部に配置され、この円形のインク供給口70aの周囲に、平面視長穴状の3つのインク供給口70b,70c,70dが周方向に並べて配置されている。これら4つのインク供給口70a〜70dによりインク室31と弁収容室32とが連通し、インク供給口70a〜70dから排出されたインクはインク供給弁21を介してインクジェットヘッド2に供給されるようになっている。
ここで、4つのインク供給口70a〜70dは、奥底部72aに設けられた薄板部材71に形成されていることから、4つのインク供給口70a〜70dは、インク室31の中の最も低い位置である奥底部72aよりもやや高い位置に配置されている。従って、カートリッジ本体20を成形したときに生成されたゴミ等がインク室31内に残留している場合でも、このようなゴミ等は奥底部72aに滞留し、奥底部72aよりも高い位置にあるインク供給口70a〜70dから流出しにくくなっている。そのために、このインクカートリッジ3においては、インク供給口70a〜70dから排出されるインクを濾過する為のフィルタは省略されている。
インク室31の底面72には、底面72から隆起し、且つ、インク室31の3つの側面73(74)から夫々インク供給口70a〜70dの近傍まで延びる3つの凸部75(インク導出部)が形成されている。これら3つの凸部75は、インク供給口70a〜70dの周囲の3方向からインク供給口70a〜70dに集まるように設けられており、インク室31内のインク残量が少なくなったときでも、インク室31の側面73(74)の近傍のインクが3つの凸部75によりインク供給口70a〜70dに導かれるようになっている。また、凸部75のインク供給口70a〜70dと反対側の端部は、側面73(74)に連続している。これにより、インク室31内にインクがほとんど無くなった状態で、インクが残留しやすい底面72と側面73(74)との間の稜部77からも確実にインクをインク供給口70a〜70dに導くことができる。
ここで、図8は図7の切断面A1における断面図、図9は図7の切断面Bにおける断面図、図10は図7の切断面A2における断面図、図11は図7の切断面Cにおける断面図をそれぞれ示している。そして、図8〜図10に示すように、各凸部75の底面72との間の稜部76の曲率半径r1(r2)は、側面73(74)と底面72との間の稜部77の曲率半径R1よりも小さくなっている。つまり、インク供給口70a〜70dに近い稜部76の方が曲率が大きく、尖鋭な形状となっている。さらに、図8、図10に示すように、凸部75と底面72との間の稜部76において、インク供給口70a〜70dから離れた位置76a(切断面A1の位置)における曲率半径r1よりも、インク供給口70a〜70dに近い位置76b(切断面A2の位置)における曲率半径r2の方が小さくなっている。つまり、インク供給口70a〜70dに近づくほど、凸部75と底面72との間の稜部76の曲率が大きくなり、尖鋭な形状になっている。従って、インク供給口70a〜70dに近い稜部からインクに作用する毛管力が、インク供給口70a〜70dから離れた位置にある稜部による毛管力よりも大きくなるため、インク室31のインク残量が少なくなったときに、底面72のインクが確実にインク供給口70a〜70dへ導かれることになり、インク供給口70a〜70dから離れた位置にインクが引きつけられて分断され、その位置にインクが残留してしまうのを防止できる。
さらに、図9、図11に示すように、側面73(74)と底面72との間の水平に延びる稜部77の曲率半径R1は、2つの側面73,74の間の上下に延びる稜部78の曲率半径R2よりも小さくなっており、インク供給口70a〜70dに近い稜部77の曲率が、インク供給口70a〜70dから離れた稜部78の曲率よりも大きくなっている。そして、上下に延びる稜部78と、水平に延びる稜部77と、底面72と凸部75との間の稜部76とが連続しており、これら3本の稜部76〜78は、インク供給口70a〜70dに近くなるほど曲率半径が小さく(曲率が大きく)なっている(r1<R1<R2)。従って、インクの消費に伴ってインク室31内のインクの液面が低下したときに、インク供給口70a〜70dよりも高い位置からインク供給口70a〜70dまで、曲率が変化する稜部78,77,76によりインクが確実に導かれることになり、インク室31の側面73(74)の近傍のインクがインク供給口70a〜70dに確実に導かれる。
尚、インク室31を形成する2つの面の間の稜部(側面73(74)と底面72との間の稜部77、及び、2つの側面73,74の間の稜部78)は、1つの稜部77(78)の中ではその曲率は変化しないようになっており、2つの面の組み合わせ毎にその曲率が互いに異なるようになっている。このように、2つの面の組み合わせ毎にその2面の間の稜部の曲率を変化させることにより、稜部の曲率がインク供給口70a〜70dに近いほど大きくなる構成を容易に実現することができる。また、図9、図11に示すように、2つの面の間の稜部77(78)の、2つの面との接続部における接平面77A,77B(78A,78B)が2つの面と夫々平行となっている。そのため、2つの面の間に所定の曲率を有する稜部77(78)を容易に形成することができる。
以上説明したインクカートリッジ3によれば、インク室31を形成する一部の稜部76,77,78の曲率が、インク供給口70a〜70dに近いほど大きくなっているため、インク供給口70a〜70dに近くなるほど稜部の形状が緩やかな形状から尖鋭な形状となり、インク供給口70a〜70dに近い位置の稜部において、インクに作用する毛管力が大きくなる。従って、インク供給口70a〜70dから離れた位置にインクが引きつけられて分断され、その位置にインクが残留してしまうのを防止することができ、インク室31のインクを最後まで使い切ることが可能になる。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]インク導出部としての凸部の形状は前記実施形態のものに限られるものではなく、適宜変更可能である。例えば、図12に示すように、インク室81の側面83(84)からインク供給口80に向かって延びる凸部85が、インク供給口80まで延びていてもよい。この場合には、インク室81の底面82のインクが凸部85を介して確実にインク供給口80に導かれることになる。また、凸部の数もインク室の形状等により適宜変更可能である。
2]インクをインク供給口に導くインク導出部は、前記実施形態の凸部に限られるものではない。例えば、図13に示すように、インク導出部を、インク室91の底面92に形成された溝95で構成してもよい。ここで、図14(a)は図13の切断面D1における断面図、図14(b)は図13の切断面D1における断面図を示す。そして、溝95の底面95aと側面95bとの間の稜部96は、インク供給口90から離れた位置96a(図14(a))の曲率よりも、インク供給口90から近い位置96b(図14(b))の曲率の方が大きく、尖鋭な形状に形成されているため、底面92のインクを溝95により確実にインク供給口90に導くことができる。
3]インク室を形成する面の間の稜部や、凸部等のインク導出部と底面との間の稜部以外の、インク室の内部形状を形成する他の稜部についても、インク供給口に近いほどその曲率が大きくなるように構成することができる。例えば、インク室の側面や底面に、別の凸部や溝等を設けることにより稜部を形成し、その稜部の曲率をインク供給口に近いほど大きくなるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成図である。 インクカートリッジを示す図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は底面図である。 インクカートリッジを下方から見た斜視図である。 図2(b)のIV-IV線断面図である。 インク供給弁の断面図であり、(a)は閉弁した状態の図、(b)は開弁した状態の図である。 弁体の斜視図である。 カートリッジ本体下部の内部の斜視図である。 図7の切断面A1における断面図である。 図7の切断面Bにおける断面図である。 図7の切断面A2における断面図である。 図7の切断面Cにおける断面図である。 変更形態に係るカートリッジ本体下部の内部の斜視図である。 別の変更形態に係るカートリッジ本体下部の内部の斜視図である。 図13の部分断面図であり、(a)は図13の切断面D1における断面図、(b)は図13の切断面D2における断面図である。
1 インクジェットプリンタ
3 インクカートリッジ
20 カートリッジ本体
31 インク室
70a〜70d インク供給口
72 底面
73,74 側面
75 凸部
76〜78 稜部
80 インク供給口
81 インク室
82 底面
83,84 側面
85 凸部
90 インク供給口
91 インク室
92 底面
95 溝
96 稜部

Claims (9)

  1. インク室とこのインク室のインクを記録装置に供給する為のインク供給口とを有するインクカートリッジであって、
    前記インク室の内部形状を形成する多数の稜部のうちの少なくとも一部の稜部は、前記インク供給口よりも高い位置にある稜部から前記インク供給口に至る稜部まで連続しており、その曲率が、前記インク供給口に近いほど大きいことを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 前記多数の稜部のうちの少なくとも一部の稜部は、インク室を形成する面のうちの所定の2つの面の間に形成されており、
    前記稜部の曲率が、前記所定の2つの面の組み合わせ毎に異なることを特徴とする請求項に記載のインクカートリッジ。
  3. 前記所定の2つの面の間に形成された前記稜部を構成する曲面上の、前記所定の2つの面との接続における接平面が、前記所定の2つの面と夫々平行であることを特徴とする請求項に記載のインクカートリッジ。
  4. インク室を形成するカートリッジ本体と、
    前記インク室の底面に形成され、記録装置にインクを供給する為のインク供給口と、
    前記インク室の底面に設けられ、前記インク室の側面から前記インク供給口に向かって延びるインク導出部とを有し、
    前記インク導出部の前記インク供給部と反対側の端部が、前記インク室の側面と連続しており、
    前記インク導出部と前記底面との間の稜部の曲率が、前記インク室の側面と底面との間の稜部の曲率よりも大きいことを特徴とするインクカートリッジ。
  5. 前記インク導出部と前記底面との間の稜部の曲率が、前記インク供給口に近いほど大きいことを特徴とする請求項に記載のインクカートリッジ。
  6. 前記インク導出部は、前記インク供給口まで延びていることを特徴とする請求項又はに記載のインクカートリッジ。
  7. 前記インク導出部は、前記底面から隆起した凸部であることを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載のインクカートリッジ。
  8. 前記インク導出部は、前記底面に形成された溝であることを特徴とする請求項4〜7の何れかに記載のインクカートリッジ。
  9. 複数の前記インク導出部が、前記インク供給口の周囲から前記インク供給口に集まるように設けられていることを特徴とする請求項4〜8の何れかに記載のインクカートリッジ。
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