JP4420822B2 - 波乗りのための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、波乗りまたはこれに類するもののための装置、特にサーフボードであって、ラミネート被覆されたフォーム材料コアと上面および下面とを有するボード状のボディが設けられている形式のものに関する。
一般に、ボード状のボディを備えた波乗りのための装置、いわゆる「サーフボード」は、上面および下面を備えた、ラミネート被覆されたフォーム材料コアを有している。ラミネートの樹脂がポリエステルから成る場合、フォーム材料コアは、サーフボードを安定化させるための、一般に木材から成る条片状の装置、いわゆる「ストリンガ」を有している。
ただし、この場合の欠点は、そのようなサーフボードが一般に高い磨耗に曝されて、磨耗が表面の非可逆の凹凸の形で表出し、ボードの破断にまで至るという事実にある。
さらに、ラミネート層が一般にガラス繊維クロスとエポキシ樹脂とから成るサーフボードが公知である。ただし、このサーフボードは前製作された形状で、サーファー個人の要望に立ち入ることなく生産され得るにすぎない。このサーフボードは一般にストリンガを有していない。それというのも、エポキシ樹脂により、一般に使用されるガラス繊維クロスとの関連で、十分な強度を得ることができるからである。
ただしここでの欠点は、フォームコアを介して2つの形状部分を接合して1つのサーフボードにすることにより、2つの半部分の間のシームに、古典的にウイークポイントが出現するという事実にあって、この領域での小さな表面損傷で、フォームコアが約10%までの水を吸収することができ、このことはフォームボディ自体内での急速な分配により、極めて困難にのみ除去される。このことは長い修理時間および持続時間につながり、修理は極めて限定的な範囲でのみ可能である。
本発明の課題は、少なくとも部分的に上記欠点を回避し、特に上位概念部に記載された形式の、ボード状のボディを備えた装置、特に波乗りのための装置と、該装置を製作する方法とを改良して、該装置が、従来慣用のサーフボードに比して大幅に長い寿命を有しているようにし、ひいては、ボード破断の危険を著しく引き下げ、しかもサーファー個人に対する個別的な適合を可能にすることである。
上記課題は本発明により、請求項1記載の装置および請求項22記載の方法により解決される。
本発明による波乗りまたはこれに類するもののための装置は、ラミネート被覆されたフォーム材料コアと上面および下面とを有するボード状のボディを有している。ボード状のボディの、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の、少なくとも縁部領域が、場合によってはその都度(すなわち、前および後の縦端部および/または右および左の側端部において)、少なくとも2つのクロスラミネート層を有しており、該クロスラミネート層のうちの少なくとも1つが、上面から下面に向かってまたは下面から上面に向かって、縦端部のプロファイルを巻き込むように延びている。
この特別な構成により、本発明による装置は少なくともその1つの端部で、従来慣用のサーフボードに比して明らかに高められた弾性を有している。多重、特に二重のラミネートにより、特に縦端部および/または側端部の縁部領域の抵抗力はかなり高まるので、最大の負荷の領域は今や、より低い破断発生率を有している。本発明で重要であることは、波乗りのための本装置が特にその縦端部および/または側端部で、従来慣用のサーフボードに比してより大きな可逆の伸びを縦軸線もしくは横軸線の周りに有しているという事実である。その結果、サーフィンしたい波上の凹凸がまるで緩衝装置の場合のように緩和される。これにより、本発明による装置はより速くかつよりコントロール可能にサーフィンされることができ、それ自身波の中での最大の負荷に、30cmまでの変形で持ちこたえる。さらに、本発明による装置はその縦プロファイルおよび/または横プロファイルに関して、波の、絶えず変化するカーブ形状に適合する。さらに、重量は従来慣用のボードの半分にすぎない。
まず、上面および下面の、その都度少なくとも1つのクロスラミネート層が、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部のプロファイルを巻き込むように、上面から下面に向かってまたは下面から上面に向かって延びていると有利である。それというのも、こうして、両伸び方向での高い破断強度が得られるからである。
両伸び方向での均等な伸びを促すために、上面および下面の、その都度少なくとも1つのクロスラミネート層が、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の縁部領域で直接重なり合わせに位置していると有利である。
さらに、下面の全ラミネート層厚に対する上面の全ラミネート層厚の比が6:4〜5:5の範囲にある、特に上面の全ラミネート層厚と下面の全ラミネート層厚とが同じ大きさにあると有利である。それというのも、この構成により、卓越した耐用時間が達成されることができるからである。なぜならば、縦端部および/または側端部の、上方および下方への反りが、少なくともほぼ同程度で可能であるからである。
さらに、上面および下面の、ラミネートされたクロス層の個数が同じ大きさにある、さらに、個々のクロス層の層厚が少なくともほぼ同一である、かつ/またはクロスが化学的に見て同種であると有利である。このようにして、ここでも縦端部および/または側端部の、コントロールされた高い振れ可能性が可能になる。
このことは有利には、発生する曲げ応力および引張応力を均等に受容することができるように、上面および下面のクロス層の少なくとも一部、特に全クロス層が、少なくとも前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の縁部領域において、その層序の点で交互(上面のクロス層の上に下面のクロス層をまたは下面のクロス層の上に上面のクロス層を交互に重ね合わせるラミネート)に配置されていることにより、さらに強化されて実現される。
この場合、実際の使用において、クロスがガラス繊維および/またはアラミドから成ると、とりわけ有利であることが判っている。
アラミドは、アミドの他にイミド基を含有していてもよい、芳香族ジアミンおよび芳香族ジカルボン酸から成るポリアミドである。アラミドは高い耐熱性、耐化学薬品性、強度、弾性ならびに良好な難燃性および形状安定性の点で優れている。
実際の使用において、ガラス繊維では80g/m〜330g/m、アラミドでは60g/m〜240g/mのクロス単位面積当たり質量が有利であり、かつ平織、1/3綾織、2/2綾織、一方向織(ユニダイレクショナル)のグループに属する少なくとも1つの織り方に該当するクロスが有利であることが判っている。例えばガラス繊維クロスおよびアラミド繊維クロスのようなクロスは、エンドレスな糸(Garn)またはより糸(Zwirn)から成る、織り法で製作されたウェブである。この場合、糸は一般に軽微なよりを有するストランドであり(メートル当たり10〜40のより数)、より糸は一般により強いより(メートル当たり100〜200のより数)を有している。
しばしば、特にエポキシ樹脂とのより良好な結合のために役立つ定着剤がクロスに塗布される。そのようなラミネートはより高い強度とより改善された耐水性および耐老化性とを提示する。
織り方は経糸(縦)方向および緯糸(横)方向での糸結合の仕方である。平織とは、緯糸と経糸とが一本毎に交差する単純な基本編み方である。平織は、良好な寸法安定性と、裁断時のほぐれの少なさとを保証する。織り方が綾織である場合、複数の経糸が飛ばされるので、これにより、高い柔軟性およびドレープ可能性を有するクロスが生ぜしめられる。このクロスは特に良好に、湾曲した形状に適合するが、若干裁断しにくくなる。
クロスは、細い緯糸が含まれている場合、一方向織と呼ばれる。これにより、より多くの経糸が、同じ樹脂成分であれば、ラミネート内に収容されることができる。つまり、糸の伸長のために、縦方向でかなり高い強度と剛性とが得られる。
良好な結果はポリウレタンまたはポリスチロール(ポリスチレン)から成るフォーム材料コアにより獲得され得る。
ラミネート層が傷付いて、フォーム材料コアが露出してしまった場合に、フォーム材料コアが水との接触時に過度に水ぶくれしないように、もしくは水を吸収しないように、フォーム材料コアは、閉鎖的なセル構造を有している。その際、セル構造は一般的な添加剤によるフォーム材料の改質により生ぜしめられる。
特に、ラミネートのクロス層がエポキシ樹脂に含浸されているかつ/またはさらに該装置がストリンガなしであると有利である。それというのも、このようにして、縦軸線および/または横軸線の周りに特に高い振れ可能性(可撓性)が達成され、ひいてはかなりの重量節減にもかかわらず、極めて高い安定性が達成されるからである。
最後に、フォーム材料コアの内的な表面が実質的に塵埃なしであると有利である。それというのも、第1のクロス層をフォーム材料コア上にラミネートする際に、このようにして、極めて緊密な結合が形成されるからである。さもなければ、塵埃粒子が存在していることで、フォーム材料コアに対するラミネートの付着強度が著しく引き下げられてしまい、しばしばラミネートの剥離へと至り得る。
上に述べたエポキシ樹脂をラミネート層で使用する場合、発生する力は直接ガラス繊維または(例えば繊維の形をした)アラミドにより受容される。その結果、一般に約30cm(!)までの変形が可能である。上面および下面の材料厚は、上に述べた、少なくとも縁部領域に施された多重ラミネートに基づいてかなり減じられることができる。本発明による装置の重量は従来慣用のボードに対してかなり減じられることができ、ストリンガのない構成の場合にはそれどころが半分に減じられることができる。この装置の耐用時間は従来慣用のボードに比して約4倍に高められている。本発明による構成では、本発明による装置の、ボード状のボディは相応の使用に応じてサーファーの足形(フットプリント)を有している。これにより、サーファーはボード上で立ち易くなり、よりコントロールし易くなる。生ぜしめられる足形は深さ2mm〜8mmの範囲で上下し、ボードの品質にネガティブな影響を及ぼすことなくとどまる。これにより、足からボードへの最適な力伝達が達成される。足形は一般に、普通ならば一般的であるようにフォーム材料からラミネートが後々剥離することには至らない。
本発明により、ボード状のボディの縁部領域におけるクロスラミネート層のオーバーラップが、周方向でボディの長さの一部にわたってのみこの方向で延在していれば、原理的には十分である。例えばオーバーラップは、周方向で連続する、互いに間隔を置いた複数の短い領域で形成されていることができる。本発明による特性および利点を特に広範に得るために、本発明による考案の、極めて有利な構成は、ボード状のボディの縁部領域におけるクロスラミネート層のオーバーラップが、ボディの周方向でボディの長さの大部分にわたって、有利には実質的にボディの全長にわたってこの方向で延在していることである。
UV放射に対するボード状のボディの耐性を得るために、ボード状のボディがその表面の領域、特にその表面に、耐UV性の材料を有しているのが有利である。
上記の実施形態では、耐UV性の材料がラミネート内に含まれているか、またはボード状のボディのコーティングを形成することができる。
本発明による、波乗りまたはこれに類するもののための装置、特にカイトサーフィンおよびウェイクボードを製作する方法、特に本発明による装置を製作する方法では、ボード状のボディのフォーム材料コアの、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の、少なくとも1つの縁部領域を、上面から下面に向かってまたは下面から上面に向かってプロファイルを巻き込むように、少なくとも1つのクロス層でラミネート被覆し、完全にラミネートした後、少なくとも、当該端部の、少なくとも1つのクロス層を有する縁部領域が、少なくとも1つの別のクロスラミネート層を有しているようにした。
上記方法は、手作業、半自動または全自動で、相応にこのために設けられた機械内で実施されることができる(一般に公知の真空テクノロジ)。
有利な構成に関して、本発明による装置について記載した説明は、本発明による方法に関して立てられた従属請求項に関しても同じ意味で成立する。
さらに、ラミネート前にフォーム材料コアの表面に樹脂および/またはライトフィラを被着すると有利である。これにより、フォーム材料コアの表面がほぼ封密され、相応のクロスをその上にラミネートするための規定の表面が準備される。
本発明による装置は有利にはサーフボード(Surf Board)である。ただし、本発明による装置は例えばスキムボード(Skim Board)、ウェイクボード(Wake Board)、ウェイクスケート(Wake Skate)、カイトボード(Kite Board)、ニーボード(Knee Board)、ボディボード(Body Board)、ウインドサーフボード(Windsurf Board)、ウォータースキー(Wasserski)、モノスキー(Monoski)またはその他の類似のスポーツ器具であってもよい。
例えば本発明による方法では、以下の方法ステップが実施される:
1.フォーム材料コアをシェーピングし、
2.フォーム材料コアの表面をクリーニングし、
3.樹脂および/またはライトフィラをフォーム材料コアの表面に塗布し、
4.底面をラミネートし、
5.縦端部の縁部領域を研磨し、
6.上面をラミネートし、
7.表面全体を研磨し、
8.樹脂を塗布し、
9.表面を研磨し、
10.表面塗料を塗布し、
11.表面を最も細かい目で研磨し、艶出し剤を塗布する。
以下に図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図1:本発明による装置の第1の構成のスケッチ図である。
図2:本発明による装置の第2の構成を示す図である。
図3:本発明による装置の、著しく概略化された平面図である。
図1にはスケッチ状に、本発明による装置の第1の構成が示されている。
この構成では、ポリウレタンフォームから成るフォーム材料コア1が右側の縦端部で、2つのクロスウェブ2,3によりラミネートされている。その際、上側のクロスウェブ2は上面から下面に向かって、かつ下側のクロスウェブ3は下面から上面に向かって縦端部のプロファイルを巻き込むようにラミネートされて配置されている。クロスは、163g/mの単位面積当たり質量を有するガラスフィラメントクロス(織り方:平織)(購入元:Lange+Ritter)である。
図2にはスケッチ状に、本発明による装置の第2の構成が示されている。
この構成では、ポリウレタンから成るフォーム材料コア1がやはり右側の側端部で、2つの上側のクロスウェブ2,2′により縦端部のプロファイルを巻き込むように多重にラミネートされており、両方の上側のクロスウェブ2,2′は上面から下面に向かって延びている。図1および図2には、クロスウェブ2,3が、ボード状のボディ1の右側の端部の領域でのみオーバーラップしていることが示されている。もちろん、クロスウェブ2,3が右側の側端部でも左側の側端部でもオーパーラップするようになっていてもよい。もちろん、両クロスウェブが下から上に向かって延びていてもよい。さらに、両図面は、上記のように縦プロファイルが示されているものではなく、横プロファイルが示されているものであって、そこに図示されたクロスウェブが側方のクロスウェブであると理解されてもよい。
図3には、サーフボードの形をした本発明による装置の、著しく概略化された平面図が示されている。図3には、装置のボード状のボディ4が示されている。ハッチング5により、クロスウェブ2,3の、図1および図2を参照しながら説明したオーバーラップが、ボード状のボディ4の縁部領域においてボディ4の周方向で、この実施例ではボディ4の全長にわたってその周方向で延在していることが示されている。このようにして、本発明の特性および利点が特に広範な範囲で達成される。
上に述べた実施例では、Lange+Ritter社の「L−285」という名称のエポキシ樹脂が使用される。ライトフィラ(Leichtfueller)として、「Q−Cell(Lange+Ritter社の品番12.87)」という名称の製品が使用されることができる。
フォーム材料として、市場で公知の「Surfoam」、「Clarkfoam」、「Bennet」、「Burford」、「Phenolic Megalite」、「Starwalt」、「Styrodur」および「Jackodur」という名称の製品が使用されることができる。
本発明による、ストリンガのないサーフボードの製作方法:
1.まず、ポリウレタンフォームから製作されたフォームボディを、サーフボード状の形状に成形する(シェーピング)。
2.引き続いて、成形されたフォームボディ(ブランク)から、表面に付着した塵埃粒子を、吸引タービンまたは吸塵機を用いて除去して、塵埃から解放する。
3.その後、エポキシ樹脂またはいわゆるライトフィラを表面に被着して、再現可能な表面を製作する。
4.次に、フォーム材料ボディの下面をガラスフィラメントクロス(163g/m)でラミネート布設する。この場合、110g/mの単位面積当たり質量を有するアラミド繊維クロスが使用されてもよい。
5.これに引き続いて、ラミネートされた端部の縁部領域を研磨して、より大きな表面を、さらにその上にラミネートしたい別のクロス層のために準備する。
6.引き続いて、上面を相応にクロスでラミネートする。
7.その後、表面全体を研磨して、より大きな表面を表面樹脂(トップコート)の被着のために準備する。
8.相応に適当な表面樹脂、特にエポキシ樹脂をラミネートの表面に被着する。
9.さらに、80番〜400番の粒度で表面を研磨する。
10.表面塗料、特にアクリル塗料を被着する。
11.最終的に、仕上げ研磨、引き続いて艶出し剤の塗布を実施する。
ただし、作業ステップ2、3、10、11は製品を最適化するためのオプショナルなステップと理解されることができる。
クロス面を被着するために、ハンドレイアップ(Handauflage)ならびに真空テクノロジ(例えば公知のいわゆる「減圧注入技術:Vakuuminfusionstechnik」)による古典的な方法が利用可能である。
本発明による装置の第1の構成のスケッチ図である。
本発明による装置の第2の構成を示す図である。
本発明による装置の、著しく概略化された平面図である。

Claims (42)

  1. 波乗りのための装置、特にサーフボードであって、ラミネート被覆されたフォーム材料コアと上面および下面とを有するボード状のボディが設けられている
    形式のものにおいて、
    ボード状のボディの、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の、少なくとも縁部領域が、少なくとも2つのクロスラミネート層を有しており、該クロスラミネート層のうちの少なくとも1つが、上面から下面に向かってまたは下面から上面に向かって、当該端部のプロファイルを巻き込むように延びており、下面の全ラミネート層厚に対する上面の全ラミネート層厚の比が6:4〜5:5の範囲にある
    ことを特徴とする、波乗りのための装置。
  2. ボード状のボディの前および後の縦端部の少なくとも縁部領域が、少なくとも2つのクロスラミネート層を有しており、該クロスラミネート層のうちの少なくとも1つが、上面から下面に向かってまたは下面から上面に向かって、前記縦端部のプロファイルを巻き込むように延びている、請求項1記載の装置。
  3. ボード状のボディの左および右の側端部の少なくとも縁部領域が、少なくとも2つのクロスラミネート層を有しており、該クロスラミネート層のうちの少なくとも1つが、上面から下面に向かってまたは下面から上面に向かって、前記側端部のプロファイルを巻き込むように延びている、請求項1または2記載の装置。
  4. 上面および下面の、それぞれ少なくとも1つのクロスラミネート層が、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部のプロファイルを巻き込むように、上面から下面に向かってまたは下面から上面に向かって延びている、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 上面および下面の、それぞれ少なくとも1つのクロスラミネート層が、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の縁部領域で直接重なり合わせに位置している、請求項4記載の装置。
  6. 上面の全ラミネート層厚と下面の全ラミネート層厚とが同じ大きさにある、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  7. 上面および下面の、ラミネートされたクロス層の個数が同じある、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  8. 個々のクロス層の層厚が少なくともほぼ同一である、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  9. クロスが化学的に見て同種である、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  10. 上面および下面のクロス層の少なくとも一部が、少なくとも1つの前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の縁部領域において、その層序の点で交互に配置されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
  11. 上面および下面のすべてのクロス層が、少なくとも1つの前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の縁部領域において、その層序の点で交互に配置されている、請求項10記載の装置。
  12. クロスがガラス繊維および/またはアラミドから成る、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
  13. クロスの単位面積当たり質量が、ガラス繊維では80g/m〜330g/mであり、アラミドでは60g/m〜240g/mである、請求項1から12までのいずれか1項記載の装置。
  14. クロスが、平織、1/3綾織、2/2綾織、一方向織のグループに属する少なくとも1つの織り方に該当する、請求項1から13までのいずれか1項記載の装置。
  15. フォーム材料コアがポリウレタンまたはポリスチレンから成る、請求項1から14までのいずれか1項記載の装置。
  16. フォーム材料コアが、閉鎖的なセル構造を有している、請求項1から15までのいずれか1項記載の装置。
  17. ラミネートのクロス層がエポキシ樹脂に含浸されている、請求項1から16までのいずれか1項記載の装置。
  18. 該装置がストリンガなしである、請求項1から17までのいずれか1項記載の装置。
  19. フォーム材料コアの内的な表面が実質的に塵埃なしである、請求項1から18までのいずれか1項記載の装置。
  20. ボード状のボディの縁部領域におけるクロスラミネート層のオーバーラップが、ボディの周方向でボディの長さの大部分にわたって、有利には実質的にボディの全長にわたってこの方向で延在している、請求項1から19までのいずれか1項記載の装置。
  21. ボード状のボディがその表面の領域、特にその表面に、耐UV性の材料を有している、請求項1から20までのいずれか1項記載の装置。
  22. 耐UV性の材料がラミネート内に含まれているか、またはボード状のボディのコーティングを形成する、請求項21記載の装置。
  23. 特に請求項1から22までのいずれか1項記載の、波乗りのための装置、特にサーフボードを製作する方法において、
    ボード状のボディのフォーム材料コアの、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の、少なくとも1つの縁部領域を、上面から下面に向かってまたは下面から上面に向かってプロファイルを巻き込むように、少なくとも1つのクロス層でラミネート被覆し、完全にラミネートした後、少なくとも、当該端部の、少なくとも1つのクロス層を有する縁部領域が、少なくとも1つの別のクロスラミネート層を有しているようにし、かつ下面の全ラミネート層厚に対する上面の全ラミネート層厚の比が6:4〜5:5の範囲にあるようにする
    ことを特徴とする、波乗りのための装置を製作する方法。
  24. 上面および下面の、それぞれ少なくとも1つのクロスラミネート層が、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部のプロファイルを巻き込むように、上面から下面に向かってまたは下面から上面に向かって延びているようにする、請求項23記載の方法。
  25. 上面および下面の、それぞれ少なくとも1つのクロスラミネート層が、前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の縁部領域で直接重なり合わせに位置しているようにする、請求項23または24記載の方法。
  26. 上面の全ラミネート層厚と下面の全ラミネート層厚とが同じ大きさにあるようにする、請求項23から25までのいずれか1項記載の方法。
  27. 上面および下面の、ラミネートされたクロス層の個数が同じあるようにする、請求項23から25までのいずれか1項記載の方法。
  28. 個々のクロス層の層厚が少なくともほぼ同一であるようにする、請求項23から27までのいずれか1項記載の方法。
  29. クロスが化学的に見て同種であるようにする、請求項23から28までのいずれか1項記載の方法。
  30. 上面および下面のクロス層の少なくとも一部が、少なくとも1つの前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の縁部領域において、その層序の点で交互に配置されるようにする、請求項23から29までのいずれか1項記載の方法。
  31. 上面および下面のすべてのクロス層が、少なくとも1つの前および/または後の縦端部および/または左および/または右の側端部の縁部領域において、その層序の点で交互に配置されているようにする、請求項30記載の方法。
  32. クロスがガラス繊維および/またはアラミドから成るようにする、請求項23から31までのいずれか1項記載の方法。
  33. クロスの単位面積当たり質量が、ガラス繊維では80g/m〜330g/mであり、アラミドでは60g/m〜240g/mであるようにする、請求項23から32までのいずれか1項記載の方法。
  34. クロスが、平織、1/3綾織、2/2綾織、一方向織のグループに属する少なくとも1つの織り方に該当するようにする、請求項23から33までのいずれか1項記載の方法。
  35. フォーム材料コアがポリウレタンまたはポリスチレンから成るようにする、請求項23から34までのいずれか1項記載の方法。
  36. フォーム材料コアが、閉鎖的なセル構造を有しているようにする、請求項23から35までのいずれか1項記載の方法。
  37. ラミネートのクロス層がエポキシ樹脂に含浸されるようにする、請求項23から36までのいずれか1項記載の方法。
  38. 装置がストリンガなしであるようにする、請求項23から37までのいずれか1項記載の方法。
  39. フォーム材料コアの表面をラミネート前に塵埃粒子から解放する、請求項23から38までのいずれか1項記載の方法。
  40. ラミネート前にフォーム材料コアの表面に樹脂および/またはライトフィラを被着する、請求項23から39までのいずれか1項記載の方法。
  41. ボード状のボディがその表面の領域、特にその表面に、耐UV性の材料を有しているようにする、請求項23から40までのいずれか1項記載の方法。
  42. 耐UV性の材料がラミネート内に含まれているか、またはボード状のボディのコーティングを形成するようにする、請求項41記載の方法。
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