JP4418908B2 - 微粒化液体噴出流生成用装置 - Google Patents
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その微粒化液体噴出流生成用装置は、図示説明は省略するが、(a)外部から気体が導入されるようになされた気体室を形成している気体室形成部と、(b)その気体室形成部の気体室内に上下方向に延長して配され且つ管内外に連通する多数の気体導入孔を長さ方向に配設しているとともに、上記気体室内に配されている状態で、外部から液体が上側から下側に向かって管内に流通されるようになされ且つそのようなされていることによって管内に流通している液体内に上記多数の気体導入孔を通じて上記気体が混入されるようになされ、それによって上記液体内に上記気体が気泡状態で混入されている気体混入液体を生成してそれを管外に導出する単一の気体混入液体生成用管体と、(c)上記気体室形成部にその下側において一体的に連結しているとともに、上記気体混入液体生成用管体から導出される気体混入液体が導入されるようになされ、それによってその気体混入液体を外部に噴出する気体混入液体噴出用孔を形成している気体混入液体噴出用孔形成部とを有する、という構成を有する。
しかしながら、この場合、気体混入液体生成用管体内に流通する液体の流速を遅くしたり、気体混入液体生成用管体内に流通する液体内に混入する気体にかける圧力を高くしたりしない限り、気体混入液体噴出用孔形成部の気体混入液体噴出用孔に流入する気体混入液体が、その流入方向に対して直交する断面上でみた気体混入液体内の気泡状態の気体の密度をして高いものとして且つ気体混入液体内の気泡状態の気体の密度分布をして均一性の高いものとして得られ、それによって、微粒化液体噴出流が、その流れ方向に対して直交する断面でみて各部一様性の高いものとして且つ微粒化の度合いの高いものとして得られる、ということが所望とされても、それができなかったりし、また、このため、気体混入液体生成用管体内に流通する液体の流速を遅くするようにすれば、微粒化液体噴出流が勢いのあるものとして得られることが所望とされても、それができなかったりし、さらに、気体混入液体生成用管体内に流通する液体内に混入する気体にかける圧力を高くするようにすれば、そのための手段が大型、高価になったりする、などの欠点を伴う。
しかしながら、この場合、互いに異なる物性を有する複数の液体を混合して液体混合体を予め生成しておく、という必要があり、そこに、そのための手段と手間とを要する、という欠点を伴う。
しかしながら、この場合、この場合に生成される微粒化混合液体噴出流が、その流れ方向に対して直交する断面上でみて各部一様性の高いものとして得られることが所望とされても、それができなかったりする、という欠点を伴う。
気体室形成部1は、図2及び図3を参照してより明らかなように、上端開放の例えば円筒状の室12を形成している室形成部11と、その室12に対応している下端開放の室14を形成している室形成部13とを有し、室形成部11上に、室形成部13が、室形成部11の室12と室形成部13の室14とが連通して気体室15を形成するように、例えば接着手段(図示せず)を用いて気密に連結して配されていることによって、いま述べた気体室15を形成している、という構成を有する。
また、上述した気体混入液体生成用管体2A及び2Bは、図4を参照してより明らかなように、例えば円筒体でなり、管内外に連通している多数の気体導入孔21を長さ方向に配列している、という構成を有する。
そして、それら気体混入液体生成用管体2A及び2Bが、上述した気体室形成部1に形成している気体室15内に、それら気体混入液体生成用管体2A及び2Bの上端部を、気体室形成部1を構成している室形成部13の室14に臨む部に穿設されている孔20A及び20B内にそれぞれ差し込んで、その室形成部13の室14に臨む部に例えば接着手段(図示せず)を用いて液密にそれぞれ連結し、且つそれら気体混入液体生成用管体2A及び2Bの下端部を、気体室形成部1を構成している室形成部11の室12に臨む部に穿設されている貫通孔19A及び19B内に差し込んで、その室形成部11の室12に臨む部に同様に例えば接着手段(図示せず)を用いて液密に且つ気密にそれぞれ連結して、上下方向に延長している状態に並置して配され、それによって、気体混入液体生成用管体2A及び2Bが、ともに気体室形成部1の気体室15内に上下方向に延長して配されている。
さらに、上述した気体混入液体混合体生成用室形成部3は、図5を参照してより明らかなように、板状体30を以って、それに上端開放の気体混入液体混合体生成用室31が形成されていることによって、いま述べた気体混入液体混合体生成用室31を形成している、という構成を有する。
この場合、気体混入液体混合体生成用室31は、すり鉢の内面と同様の内面を有するのを可とするが、その上端開放は、気体混入液体混合体生成用室形成部3が、次に述べるように、気体室形成部1の下側に配され且つ気体混入液体生成用管体2A及び2Bが気体室形成部1の気体室15内に上述したように配されているという状態で、上方からみて、気体混入液体生成用管体2A及び2Bが内包される大きさを有する。
また、上述した気体混入液体混合体噴出用孔形成部4は、図5を参照してより明らかなように、気体混入液体混合体生成用室形成部3を形成しているのと同じ板状体30を以って、それに、上述した気体混入液体混合体生成用室31下において、その気体混入液体混合体生成用室31を板状体30の下面側外部に連通させるように延長している気体混入液体混合体噴出用孔41が形成されていることによって、上述した気体混入液体混合体生成用室形成部3にその下側において一体的に連結されているとともに、気体混入液体混合体生成用室形成部3で生成される気体混入液体混合体Pが導入されるようになされ且つそれによって気体混入液体混合体Pとして外部に噴出する気体混入液体混合体噴出用孔41を形成している、という構成を有する。
上述した構成を有する本発明による微粒化液体噴出流生成用装置によれば、気体室形成部1の気体室15内に配された2本の気体混入液体生成用管体2A及び2Bに、外部から、液体導入路17A及び17Bを通じて、互いに異なる物性を有する2つの液体HA及びHBを、それらに圧力をかけてそれぞれ流通させ、且つ気体室形成部1の気体室15内に、外部から、気体導入路16を通じて、気体Gを、気体混入液体生成用管体2A及び2Bにそれぞれ流通している液体HA及びHBにそれぞれかかっている圧力(液体HA及びHBにそれぞれかけている圧力が互いに異なる場合、それら圧力中の最大圧力)に比し僅かに大きな圧力をかけて導入させることができ、そして、そのようにすれば、気体混入液体生成用管体2A及び2Bの管内で、液体HA及びHB内に気体Gが気泡状態で混入されている気体混入液体KA及びKBを、それぞれ生成させることができ、それらが気体混入液体生成用管体2A及び2Bの管外にそれぞれ導出されて、気体混入液体混合体生成用室形成部3の気体混入液体混合体生成用室31内に流入し、それによって、気体混入液体混合体生成用室31内で、気体混入液体KA及びKBの混合体である気体混入液体混合体Pが生成され、そして、その気体混入液体混合体Pが、気体混入液体混合体噴出用孔形成部4の気体混入液体混合体噴出用孔41に流入し、その気体混入液体混合体Pが、気体混入液体混合体噴出用孔形成部4の気体混入液体混合体噴出用孔41から外部に噴出し、それによって、気体混入液体混合体噴出用孔形成部4の外部で、微粒化液体混合体噴出流Qが、微粒化液体噴出流として生成される、という微粒化液体噴出流生成用装置の機能を得ることができる。
なお、上述においては、本発明による微粒化液体噴出流生成用装置の1つの実施例を示したに留まり、2本の気体混入液体生成用管体2A及び2Bの遊端が気体混入液体混合体生成用室形成部3の気体混入液体混合体生成用室31に臨みまたは気体混入液体混合体生成用室31内に配されている構成とすることもでき、また、気体混入液体混合体生成用室形成部3及び気体混入液体混合体噴出用孔形成部4間に気体混入液体混合体生成用室31及び気体混入液体混合体噴出用孔41に連通する連通孔を形成している部が気体混入液体混合体生成用室形成部3及び気体混入液体混合体噴出用孔形成部4と一体的に配されている構成とすることもでき、さらに、2本の気体混入液体生成用管体2A及び2Bを、3以上の複数の気体混入液体生成用管体とし、それによって、3以上の複数の液体の微粒化液体噴出流を生成するようにすることもでき、その他、本発明の精神を脱することなしに、種々の変型、変更をなし得るであろう。
また、互いに物性の異なる複数の液体が混合されている液体混合体の微粒化液体混合体噴出流を、微粒化液体噴出流として生成するのに用いて好適である。
1 気体室形成部
2A、2B 気体混入液体生成用管体
3 気体混入液体混合体生成用室形成部
4 気体混入液体混合体噴出用孔形成部
11、13 室形成部
12、14 室
15 気体室
16 気体導入路
17A、17B 液体導入路
18、28 ボルト挿通孔
19A、19B 貫通孔
20A、20B 孔
21 気体導入孔
30 板状体
31 気体混入液体混合体生成用室
32 有頭ボルト
33 ナット
41 気体混入液体混合体噴出用孔
HA、HB 液体
KA、KB 気体混入液体
P 気体混入液体混合体
Q 微粒化液体混合体噴出流
Claims (1)
- (a)上下方向に延長している筒状の気体室を形成しているとともに、その気体室内に外部から気体を導入する気体導入路を穿設している気体室形成部と、
(b)ともに上記気体室形成部の気体室内に上下方向に延長している状態に並置して配され、且つともに上記気体室内に外部から導入された気体を導入する多数の気体導入孔を長さ方向に配設しているとともに外部から互いに異なる物性を有する複数の液体を上側から下側に向かってそれぞれ導入するようになされ、それによってともに上記気体を気泡状態で混入している上記複数の液体でなる複数の気体混入液体を生成して下側から外部に導出する複数の気体混入液体生成用管体と、
(c)上記気体室形成部にその下側において一体的に連結され、且つ上記複数の気体混入液体生成用管体の下側からそれぞれ外部に導出する複数の気体混入液体を導入し、それによって上記複数の気体混入液体の混合体である気体混入液体混合体を生成する気体混入液体混合体生成用室を形成している気体混入液体混合体生成用室形成部と、
(d)上記気体混入液体混合体生成用室形成部にその下側において一体的に連結され、且つ上記気体混入液体混合体生成用室形成部の上記気体混入液体混合体生成用室で生成される気体混入液体混合体を導入し、その導入された気体混入液体混合体を微粒化液体混合体噴出流として外部に噴出する気体混入液体混合体噴出用孔を下側に形成している気体混入液体混合体噴出用孔形成部とを有することを特徴とする微粒化液体噴出流生成用装置。
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