JP4417293B2 - 急速開放調圧弁とそれを用いる消火装置 - Google Patents
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Description
前記本体に対して予め定める弁開閉方向に摺動可能に設けられる弁体部であって、
前記弁座に対して弁開閉方向一方から接離可能な弁体を備え、
前記出口における流体の圧力の上昇によって弁開閉方向他方に押圧される弁体部と、
前記弁体部よりも弁開閉方向一方側の流体圧力を、前記弁体部よりも弁開閉方向他方側に供給可能な導通穴と、
前記導通穴に設けられ、破られていないときには導通穴を閉鎖する封板と、
前記封板を破る封圧解除手段と、
前記封圧解除手段で封板が破られることによって、弁体部よりも弁開閉方向一方側の流体圧力が前記導通穴を介して弁体部よりも弁開閉方向他方側に供給されたときに、弁体部よりも弁開閉方向他方側の流体圧力と共に弁体部を弁開閉方向一方に向けて押圧し、弁体部を弁開閉方向一方へ移動させることで前記入口から前記出口への流体の流れを許容する付勢部材と有し、
前記出口における流体の圧力が予め定める圧力よりも高くなると、前記弁体は、前記弁体部よりも弁開閉方向一方側の流体圧力と出口における流体の圧力とによって弁開閉方向他方に移動され、前記弁座に対して接触して弁が閉じられることを特徴とする急速開放調圧弁である。
前記封板に対向するように設けられる針部と、
前記起動ガスラインを介して流体圧力を受けることによって該針部を前記封板に貫通させるように前記針部を付勢するピストン状部材と、
手動によって操作されることによって、該ピストン状部材に前記針部を付勢させるように形成された操作部と、を有することを特徴とする。
前述の急速開放調圧弁であって、前記本体の前記入口が、不活性ガスボンベ100に装着される急速開放調圧弁と、
急速開放調圧弁の出口からの不活性ガスを、消火区画に導くライン105,109とを含むことを特徴とする消火装置である。
前記急速開放調圧弁の前記本体の前記入口が装着される高圧ガスボンベとを含むことを特徴とする高圧ガスボンベ装置である。
(弁閉鎖力)
(π/4)〔P1(d3 2−d1 2)+P2(d5 2−d2 2)〕
≧(π/4)〔P1(d4 2−d1 2)+P2(d3 2−d2 2)〕+F (弁開放力)
従って、
(π/4)〔P1(d3 2−d4 2)+P2(d5 2−d3 2)〕≧F …(1)
(π/4)〔P2(d5 2−d3 2)〕≧F …(2)
となる。このようにすれば、d5、d3及びFのみを定めることにより、出口圧力を目的とする所定圧力以下に制限することができる。従って、弁の設計が容易になる。又、入口圧力に関係なく出口圧力を制限できるので、仮に入口圧力が低下し、何らかの原因で出口圧力が上昇しても、入口側への流体の逆流を防止することができる。更に、圧力調整に関連する部分が少なくなるため、作動の安定性が高く、確実に出口圧力を制限でき、弁の信頼性が向上する。
(π/4)〔110(d5 2−d3 2)〕=F …(3)
の関係に設計される。ここで、d5及びd3はcm、Fはkgfである。
(1)流体の入口及び出口と弁座とを備えた本体と、
一端側及び他端側を持ち、前記一端側に前記弁座に接離して開閉される弁体部と前記出口に導通し閉方向の圧力を受ける閉受圧面24と前記他端側に形成され開方向の圧力を受ける開受圧面25とを備え前記本体に開閉方向に移動可能に案内される弁体部材と、
前記一端側と前記他端側との間を導通させる通路と、
前記弁体部材を開方向に付勢する付勢部材と、
前記通路を閉鎖するように取り付けられる封板を備えた封圧手段と、
作動されたときに前記封板を破って前記通路内の圧力を前記開受圧面に供給できるように形成され前記本体に取り付けられる封圧解除手段とを有し、
前記弁座に着座した弁体部の流体圧力を受ける受圧面積と、前記閉受圧面の受圧面積と、前記開受圧面の受圧面積と、前記付勢部材の付勢力とは、前記通路の前記一端側と前記他端側とが導通し前記開受圧面が前記開方向の圧力を受けて前記弁体部が開になると共に、前記出口の圧力が所定圧力を越えると前記弁体部を閉にする弁閉鎖力が前記付勢力より大きくなって前記弁体部が閉になるような関係に定められていることを特徴とする急速開放調圧弁。
一端側及び他端側を持ち、前記一端側に前記弁座に接離して開閉される弁体部と前記出口に導通し閉方向の圧力を受ける閉受圧面24と前記他端側に形成され開方向の圧力を受ける開受圧面25とを備え前記本体に開閉方向に移動可能に案内される弁体部材と、
前記一端側と前記他端側との間を導通させる通路と、
前記弁体部材を開方向に付勢する付勢部材と、
前記通路を閉鎖するように取り付けられる封圧部材を備えた封圧手段と、
作動されたときに前記封圧部材を開いたままに保って前記通路内の圧力を前記開受圧面に供給できるように形成され前記本体に取り付けられる封圧解除手段とを有し、
前記弁座に着座した弁体部の流体圧力を受ける受圧面積と、前記閉受圧面の受圧面積と前記開受圧面の受圧面積と前記付勢部材の付勢力とは前記通路の前記一端側と前記他端側とが導通し前記開受圧面が前記開方向の圧力を受けて前記弁体部が開になると共に、前記出口の圧力が所定圧力を越えると前記弁体部を閉にする弁閉鎖力が前記付勢力より大きくなって前記弁体部が閉になるような関係に定められていることを特徴とする急速開放調圧弁。
前記封圧解除手段は、
前記封板に対向するように設けられる針部と、
流体圧力を受けることによって該針部が前記封板を貫通するように前記針部を付勢するピストン状部材と、
該ピストン状部材を付勢できるように形成された操作部とを有することを特徴とする急速開放調圧弁。
該移動移動受け部を前記所定位置で停止させるように前記本体に設けられた位置決め部17とを有することを特徴とする急速開放調圧弁。
前述の急速開放調圧弁であって、前記本体の前記入口が、不活性ガスボンベ100に装着される急速開放調圧弁と、
急速開放調圧弁の出口からの不活性ガスを、消火区画に導くライン105,109とを含むことを特徴とする消火装置。
前述の急速開放調圧弁の前記本体の前記入口が装着されることを特徴とする高圧ガスボンベ装置。
前述の急速開放調圧弁であって、前記本体の前記入口が、流体源に設けられる急速開放調圧弁とを含むことを特徴とする流体の急速供給装置。
2 弁体部材
3 バネ受け(受け部材)
4 バネ(付勢部材)
5 封板機構(封圧手段)
6 弁作動機構(封圧解除手段)
9 移動バネ受け(受け部、移動受け部)
9a 受圧面
11a 窒素の入口(流体の入口)
12a 窒素の出口(流体の出口)
13 弁座
14 横導通穴(通路)
15 側部導通穴(通路)
16 連絡導通穴(通路)
17 突出面(位置決め部)
23 導通穴(通路)
23´ 上導通穴(通路)
24 閉受圧面
25 開受圧面
52 封板(封圧部材)
64 作動リング(ピストン状部材)
65a 尖端(針部)
67 ロッド(操作部)
68 キャップ(操作部)
69 挟み板(操作部)
d3 弁座の当たり部分の中心直径(弁座の寸法)
d5 外径(閉受圧面の寸法)
d4 外径(開受圧面の寸法)
F バネ力(付勢力)
P2 出口の圧力
L 下位置(所定位置)
Z 開方向
Z´ 閉方向
Claims (4)
- 流体の入口および出口と前記入口から前記出口までの途中位置に設けられる弁座とを備えた本体と、
前記本体に対して予め定める弁開閉方向に摺動可能に設けられる弁体部であって、
前記弁座に対して弁開閉方向一方から接離可能な弁体を備え、
前記出口における流体の圧力の上昇によって弁開閉方向他方に押圧される弁体部と、
前記弁体部よりも弁開閉方向一方側の流体圧力を、前記弁体部よりも弁開閉方向他方側に供給可能な導通穴と、
前記導通穴に設けられ、破られていないときには導通穴を閉鎖する封板と、
前記封板を破る封圧解除手段と、
前記封圧解除手段で封板が破られることによって、弁体部よりも弁開閉方向一方側の流体圧力が前記導通穴を介して弁体部よりも弁開閉方向他方側に供給されたときに、弁体部よりも弁開閉方向他方側の流体圧力と共に弁体部を弁開閉方向一方に向けて押圧し、弁体部を弁開閉方向一方へ移動させることで前記入口から前記出口への流体の流れを許容する付勢部材と有し、
前記出口における流体の圧力が予め定める圧力よりも高くなると、前記弁体は、前記弁体部よりも弁開閉方向一方側の流体圧力と出口における流体の圧力とによって弁開閉方向他方に移動され、前記弁座に対して接触して弁が閉じられることを特徴とする急速開放調圧弁。 - 前記封圧解除手段は、起動ガスラインを介して外部のボンベに接続され、
前記封板に対向するように設けられる針部と、
前記起動ガスラインを介して流体圧力を受けることによって該針部を前記封板に貫通させるように前記針部を付勢するピストン状部材と、
手動によって操作されることによって、該ピストン状部材に前記針部を付勢させるように形成された操作部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の急速開放調圧弁。 - 消火用の不活性ガスを貯留する不活性ガスボンベ100と、
請求項1または2に記載された急速開放調圧弁であって、前記本体の前記入口が、不活性ガスボンベ100に装着される急速開放調圧弁と、
急速開放調圧弁の出口からの不活性ガスを、消火区画に導くライン105,109とを含むことを特徴とする消火装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の急速開放調圧弁と、
前記急速開放調圧弁の前記本体の前記入口が装着される高圧ガスボンベとを含むことを特徴とする高圧ガスボンベ装置。
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