JP4414985B2 - メッセージを送出する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークにおいてメッセージを送出する方法に係る。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、マルチメディアメッセージサービスセンター(MMSC)を、例えば、汎用パケット無線システム(GPRS)及びユニバーサル移動テレコミュニケーションシステム(UMTS)に使用するための通信ネットワークのネットワーク要素として実現させることを現在検討している。不都合なことに、ターミナルの能力及びユーザプロファイルの管理のように、そのほとんどは依然不定のままである。
マルチメディアメッセージサービスセンターの機能は、技術的観点から、部分的に記憶−転送形態で動作する非リアルタイムサービスを提供する。更に、マルチメディアメッセージは、例えば、GPRSエアインターフェイスを用いて送信され、そしてメッセージの内容は、テキスト、イメージ、スピーチ、ビデオクリップ等、又はそれらの任意の組合せである。例えば、これらの内容は、このマルチメディアメッセージサービスを使用して1つの移動ステーションから別の移動ステーションへ送出することができる。
マルチメディアメッセージのサービス記述によれば、メッセージの内容及び長さは、原理的に制限がない。しかしながら、種々の異なる形式のターミナル(例えば、移動ターミナル)があるために、これらターミナルの多数の異なる能力がネットワークに存在する。その結果、これらターミナルの各々は、特に、マルチメディアメッセージを取り扱う可能性に関してそれ自身の仕様上の制約及び制限を必然的に招く。
例えば、使用可能な記憶容量が制限され、異なるターミナル間で相違し、従って、全てのターミナルが全ての内容を受信できるのではない。更に、単一ターミナルの能力が動的に変化することがあり、例えば、ターミナルがメッセージを既に受信して記憶した場合には、残りの記憶容量が減少される。同様に、ターミナルは、ラップトップ等の他の装置に接続したり切り離したりすることができる。
更に、ターミナルの能力により生じる制限に加えて、ユーザが自分のユーザプロファイルの形成又は変更を希望することがあり、これは特別な制約を生じる。例えば、ユーザは、ある形式のマルチメディアメッセージをマルチメディアメッセージサービスセンターに記憶したり、インターネットアドレスへ転送したり、又は破棄したりすることを希望する。ユーザにより決定されるこれらの制約は、例えば、マルチメディアメッセージのサイズ、内容形式又は送信者をベースとするものである。
以上のことから明らかなように、マルチメディアメッセージを受信、記憶、処理又は表示する能力に欠けるために、マルチメディアメッセージのある部分又は全メッセージが受信者のターミナルにより管理されないという問題が発生する。その結果、マルチメディアメッセージの制御されない送信が、少なくともターミナル機能の部分的な破壊を招いて通信を遮断するシステム欠陥をターミナルに生じる程度にまで重大な問題を引き起こすことがある。
それ故、本発明の目的は、少なくとも1つのターミナルとメッセージ機能とを備えた通信ネットワークにおいてメッセージを送出する方法であって、上記欠点が解消された方法を提供することである。
本発明によれば、この目的は、少なくとも1つのターミナルとメッセージ機能とを備えた通信ネットワークにおいてメッセージを送出する方法であって、所定の状態が発生したときに、ターミナルの能力とその現在ユーザプロファイルとに関する情報を上記ターミナルから上記メッセージ機能へ送信し、上記メッセージ機能により、上記情報に基づいて、上記メッセージ機能で受け取られる上記ターミナルのメッセージをいかに取り扱うべきか判断し、そして上記判断段階の結果に基づいて上記メッセージ機能により上記メッセージを取り扱うという段階を含む方法によって達成される。
更に、上記目的は、少なくとも1つのターミナルとメッセージ機能とを備えた通信ネットワークにおいてメッセージを送出する方法であって、上記メッセージ機能により上記ターミナルのメッセージを受け取り、上記メッセージの存在に関する通知を上記メッセージ機能から上記ターミナルへ送信し、上記ターミナルにより、その能力及び現在ユーザプロファイルから、上記受け取ったメッセージをいかに取り扱うか判断し、上記ターミナルにより、メッセージ機能によって送信された通知に応答すると共に、上記判断段階の結果に基づいて命令し、そして上記命令に基づいて、上記メッセージ機能により上記メッセージを取り扱うという段階を含む方法によって達成される。
更に、本発明は、メッセージ及び情報を受け取るための受信手段と、受け取った情報データ及びメッセージを処理するための処理手段と、記憶手段と、情報及びメッセージをターミナルへ各々送信するための送信手段とを備えたターミナル装置も提案する。
本発明の更に別の効果的な開発は、各従属請求項に記載する。
本発明の効果は、メッセージの取り扱いが、受信者ターミナルの能力と、それに対応する加入者のユーザプロファイルとに基づくことである。従って、各メッセージ及びそのメッセージの各部分を対応的に取り扱うことができる。結論的には、ターミナルの欠陥又は機能遮断がもはや考えられず、本発明による方法は、更に、加入者がネットワークに柔軟に且つ自由に参加するための広い範囲を提供する。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
本発明によれば、通信ネットワークにおいて送出されるべきメッセージの一例としてのマルチメディアメッセージの送信は、例えば、移動ステーションのような受信者ターミナルの能力及びユーザプロファイルに基づいて取り扱われる。この送信をいかに取り扱うかの判断は、マルチメディアメッセージの内容、サイズ及び形式と、ターミナルの能力と、ターミナルに関連した加入者のユーザプロファイルとが各判断手段に入手できるところの環境をベースとしている。
送出されるべきこれらメッセージの取り扱いは、通信ネットワークの別の要素、即ちメッセージ機能を実施するネットワーク装置で実行される。本発明の好ましい実施形態の以下の説明では、メッセージ機能を実施するネットワーク装置としてマルチメディアメッセージサービスセンターの一例を参照し、そして送出されるメッセージとしてマルチメディアメッセージの一例を参照することによって説明を行う。しかしながら、これらの例は、本発明を何ら限定するものではないことに注意されたい。即ち、モノメディアメッセージを送出することもできるし、そしてメッセージ機能は、マルチメディアメッセージサービスセンターのような単一ネットワーク装置で実施される必要はなく、分散的機能であってもよい。
上述した判断については、説明上、マルチメディアメッセージは、マルチメディアメッセージサービスセンターが発信したものとみなし、一方、ターミナルの能力及びユーザプロファイルは、各ターミナルにとって固有のものとみなすことができる。従って、情報は、判断を行えるようないずれかの方法で送信されねばならない。
更に、便宜上、ターミナル及びユーザにより与えられるパラメータに基づいて判断が自動化及び最適化されるのが適当である。しかしながら、これは、本発明にとって必須ではない。
マルチメディアメッセージは、あるフォーマット、多数の部分(セグメント)、異なる内容(テキスト、イメージ、スピーチ、ビデオ等)、異なるサイズ又は送信者認識をもつことができるので、ターミナルがマルチメディアメッセージを受信し、表示し又は処理することができるかどうかは、受信者ターミナルの能力及び現在定義されているユーザプロファイルに依存すると共に、加入者がそれを望むかどうかにも依存する。
従って、マルチメディアメッセージをいかに取り扱うかの判断の結果は、それを完全に、部分的に又は変更して送出しなければならないか、それを破棄しなければならないか、マルチメディアメッセージサービスセンターに記憶しなければならないか、或いは例えば、インターネットのEメールアドレスに転送しなければならないというものである。上述したように、自動的に判断するのではなく、一般的なケース又は特殊なケースのいずれかにおいて、何をすべきかのユーザへの要求ももちろん可能である。更に、マルチメディアメッセージサービスセンターへのマルチメディアメッセージの記憶は、ほとんどの場合に、ある時間周期に制限される。というのは、おそらく、マルチメディアメッセージサービスセンターで使用できるメモリ容量が無制限ではないからである(従って、MMSCは、記憶されたメッセージを消去する前に時間周期の経過に関する各通知で加入者に知らせることができる)。マルチメディアメッセージが部分的に送出されるだけである場合には、送出されない部分を記憶、転送又は破棄することもできる。マルチメディアメッセージを変更する場合には、通常、マルチメディアメッセージがあるフォーマットから別のフォーマットに変換されるが、データの圧縮又は他の種類の処理がその表現によって理解されねばならない、その結果、部分に分割されないマルチメディアメッセージは、この処理によりセグメント化することができる。マルチメディアメッセージの送信をいかに取り扱うかの多数の可能性について、判断の結果は、最終的に、上述した項目の各々の組合せとなる。
これとは別に、マルチメディアメッセージサービスセンターが、汎用パケット無線及びユニバーサル移動テレコミュニケーションシステムに対する新たなネットワーク要素として指定された場合には、データ送信は、おそらく、上記システムに基づく他の各ネットワーク要素を使用することにより、プロトコルデータユニットによって非リアルタイムで実行される。上記他のネットワーク要素は、明瞭化のために本発明の説明から省略する。
第1実施形態
本発明の第1実施形態によれば、マルチメディアメッセージの送出の選択に関する判断は、マルチメディアメッセージサービスセンター(MMSC)において行われる。この解決策の基本的な考え方は、新たなマルチメディアメッセージを受信した後に、マルチメディアメッセージサービスセンターが、どの形式の送出を選択すべきか直ちに判断できることにある。換言すれば、マルチメディアメッセージサービスセンターは、ターミナルのための前フィルタとして働く。
このような機能を与えるために、ターミナル能力及び現在ユーザプロファイルをマルチメディアメッセージサービスセンターに記憶しなければならない。更に、この情報は、ある条件のもとで更新されねばならない。これらの情報(ターミナル能力及びユーザプロファイル)及び与えられたマルチメディアメッセージサービスセンターが全く変化しない場合には、その情報を送信していったん記憶しそして決して更新してはならない。もちろん、これらの予め必要な条件は、ほとんど満足されない。従って、初期情報及びその更新をマルチメディアメッセージサービスセンターへ送信して、そこに記憶された情報を有効に保持しなければならない。
この情報は、上記ターミナルのディスプレイ形式と、上記ターミナルのキーボード形式と、上記ターミナルによりサポートされるコーデックと、上記ターミナルのメモリサイズと、上記ターミナルと他の装置との電気的接続と、上記ターミナルへの外部アクセサリーの取り付け等と、もちろん、現在ユーザプロファイルとを含むことができる。
ターミナルからマルチメディアメッセージサービスセンターへ情報を送信するときには多数の条件が考えられ、そして更新の可能性は1つの条件のみに制限されない。しかしながら、更新は、更新の必要性に結び付いたものでなければならず、又は少なくとも、トラフィックの混乱を回避するために送信されるべき他のデータ(これは2つのネットワーク要素間のシグナリングシーケンスである)と共に情報を送信する可能性に結び付いたものでなければならない。従って、情報を送信するためにターミナルがそのシグナリングシーケンスを開始するときの条件が決定される。この条件は、上記ネットワークへの上記ターミナルのログイン、上記ターミナルの接続状態の変化、コンテキストアクチベーション又はコンテキスト状態の変化、ユーザプロファイルの形成又は変更、ターミナル発信トラフィック又はターミナル着信トラフィックの発生、上記マルチメディアメッセージサービスセンターの要求、上記ターミナルへの新たなマルチメディアメッセージの存在及び/又は内容に関する上記マルチメディアメッセージサービスセンターの通知、等々である。
図1を参照し、ターミナルの能力及び現在ユーザプロファイルに関する情報を送信するためのシグナリングシーケンスを、コンテキストアクチベーションの所定の条件に基づいて情報を送信する例により説明する。
従って、第1ステップS11では、移動ステーションのようなターミナルMSが、サポートノードSNを経てマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCへコンテキストアクチベーションを要求する。コンテキストアクチベーションのこの要求と共に、ターミナルMSは、その能力CAP及び現在ユーザプロファイルUPを同時に送信する。現在ネットワークがGPRS又はUMTSである例では、図1に示す全シグナリングは、プロトコルデータユニットPDUを使用することにより実行することができる。
この送信が完了した後に、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、ターミナルMSのユーザプロファイルUPを記憶する。マルチメディアメッセージサービスセンターの能力により、ターミナルMSのユーザプロファイルUPをターミナルMSの能力CAPの範囲内に適応させることができ又は適応させる必要がある。しかしながら、ユーザは、自分の好ましいユーザプロファイルがこのように変更されるのを阻止することもできる。ユーザプロファイルUPの記憶及びその最終的な処理は、ステップS12において行われる。
第3のステップS13では、少なくともコンテキストアクチベーションの確認がマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCからサポートノードSNを経てターミナルMSへ送信される。
しかしながら、ターミナルMSのマルチメディアメッセージMMがマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに現在存在する場合には、ステップS13の前にステップS14が行われ、このマルチメディアメッセージMMが、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに記憶されたユーザプロファイルUPに基づいて取り扱われる。マルチメディアメッセージMMの取り扱いは、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCにそのとき記憶されているターミナルMSの能力CAP及びユーザプロファイルUPに基づく判断プロセスの結果に対応する。この判断プロセスの考えられる結果は、上記で詳細に述べたが、第1実施形態では、この判断がマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCにより行われることを再び述べておく。
この判断結果に基づき、マルチメディアメッセージMMの取り扱いは、上述したように、マルチメディアメッセージMMのデータの処理を必要としたり(例えば、変更又は部分的な送出の場合)又は必要としなかったりする。いずれの場合にも、マルチメディアメッセージMMの少なくとも一部分をターミナルMSに送信しなければならない場合には、これが、ステップS13において、コンテキストアクチベーション確認の送信と共に行われる。
上述したように、図1に示す例は、例示に過ぎず、第1の実施形態は、これに限定されるものではない。従って、図1に示すプロセスを、上述した第1の実施形態に基づく他の可能性に各々適応できることも、当業者にとって充分明らかであろう。
第2実施形態
第1実施形態に基づく解決策とは別に、ターミナルの能力及びユーザプロファイル情報をターミナル側にのみ維持し、これにより、ターミナルによるマルチメディアメッセージの送出の選択に関する判断を行う別の形態がある。
それ故、第2実施形態の基本的な考え方は、ターミナルの能力及びユーザプロファイル情報をターミナルに記憶し、例えば、ターミナル装置、又は移動ターミナルの場合にはSIMに記憶し、或いはその両方に記憶することである。このため、マルチメディアメッセージの送出に関する判断は、ターミナルで行う。
マルチメディアメッセージサービスセンター及び第2実施形態によるターミナルの機能は、図2及び3を参照して以下に説明する。
図2は、新たな移動着信マルチメディアメッセージMMを受信する際のこの実施形態によるマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCの機能を例示する。マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、ステップS20において新たなマルチメディアメッセージMMを受信した後に、ステップS21において、特殊な制御メッセージMMSNotifyをターミナルMSへ自動的に送信する。MMSNotifyメッセージは、メッセージの全サイズ、内容、内容形式、人間が読める記述、等々の実際のマルチメディアメッセージMMに関する情報を含んでいる。
ターミナルの能力CAP及びその現在ユーザプロファイルUPに関する記憶された情報に基づいて、ターミナルMSは、ここで、MMSNotifyメッセージに含まれた情報を処理し、そしてそれに応じて、マルチメディアメッセージMMをいかに取り扱うか判断する。この判断プロセスに基づき、ターミナルMSは、それに対応する応答メッセージをマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに送信し、これは、ステップS22においてマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCにより受信される。このプロセスは、以下に述べる図3の例により説明する。
本発明は、MMSNotifyメッセージをターミナルMSに送出する手段を何ら制限しないことに注意されたい。例えば、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCがMMSNotifyメッセージを特殊なSMSメッセージとして送信し、これがターミナルMSによってパーズされてもよいし、又はマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCがマルチメディアメッセージサービス専用の特定のベアラ(例えば、制御チャンネル)を使用してもよい。
いずれにせよ、メッセージ及び情報を各々交換するための第2実施形態によるシグナリングシーケンスは、次の原理に基づく。MMSNotifyメッセージを受信すると、ターミナルMSは、MMSResultRequestメッセージを応答として送信し、これは、ステップS22において、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCにより受信される。しかしながら、考えられるMMSResultRequestメッセージは、判断プロセスの結果により互いに相違する。ここで、MMSResultRequestは、例えば、MMSDeliverReq、MMSStoreReq、MMSForwardReq又はMMSDiscardReqである。
従って、ステップS23において、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、ターミナルMSの応答がMMSStoreReqメッセージであるかどうかチェックし、もし「イエス」であれば、マルチメディアメッセージMMは、ステップS26において、マルチメディアメッセージサービスセンターに記憶される。「ノー」であれば、プロセスはステップS24へ進み、応答がMMSDeliverReqメッセージであるかどうかチェックする。
MMSDeliverReqメッセージがターミナルMSの応答であった場合には、プロセスはステップS27へ進み、そこで、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCは、マルチメディアメッセージを部分的に送出すべきか完全に送出すべきかについてMMSDeliverReqメッセージをチェックする。図2に示すステップS29は、マルチメディアメッセージMMをターミナルMSに部分的に送出する場合を示し、その後、上記ステップS26において、マルチメディアメッセージMMの少なくとも非送出部分がマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに記憶される。これに対して、ステップS210は、マルチメディアメッセージMMがマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに完全に送出される場合を示し、その後、ステップS211において、マルチメディアメッセージMMが、送出後に、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCから除去される。
MMSDeliverReqメッセージがターミナルMSの応答でない場合には、プロセスのステップS25において、MMSForwardReqが応答であるかどうかチェックされ、もしそうでなければ、MMSDiscardReqが存在すると仮定し、マルチメディアメッセージMMは、ステップS211によりマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCから除去される。MMSForwardReqメッセージが存在する場合には、マルチメディアメッセージMMが、ステップS28において、MMSForwardReqメッセージにより与えられた行先へ先ず転送され、その後、ステップS211において、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCから除去される。
図2のステップS21に基づきMMSNotifyメッセージをステップS30で受信した後のターミナルMSの機能を、図3を参照して以下に説明する。
より詳細には、ターミナルMSは、ステップS31において、その能力CAP及びユーザプロファイルUPをチェックし、その後、対応する判断ステップS32−S35へ進む。図3から明らかなように、ユーザに判断を委ねる選択は、ステップS32に対応するオプションとして含まれる。ユーザプロファイルUPが、ユーザがマルチメディアメッセージMMの送出を判断しなければならないように設定された場合には、ユーザの入力の結果が、ステップS33−S35へ更に搬送される。本発明の第2の実施形態に基づいて判断を自動的に行う場合には、ターミナルMSは、そのユーザプロファイルUP及び能力CAPにより、マルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに存在するマルチメディアメッセージMMをいかに取り扱うか判断する。いずれにせよ、この場合にも、その結果はステップS33−S35へ更に搬送される。
マルチメディアメッセージMMの送出の判断をターミナルMSがいかに行うかの多数の選択肢について上述したが、それらの幾つかが図3に例示されている。即ち、ステップS33では、ターミナルは、その結果がマルチメディアメッセージMMを部分的又は完全に検索すべきかどうかチェックし、もしそうであれば、ステップS37へ進み、MMSDeliverReqがマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCへ送信される。マルチメディアメッセージMMが検索されるべきでないが、その結果がステップS34において転送すべきであるとチェックされた場合には、ステップS38へ続き、MMSForwardReqメッセージをマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCへ送信する。その結果がメッセージを転送すべきでない場合には、プロセスは、ステップS35へ続き、その結果がマルチメディアメッセージMMをマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに記憶すべきであるかどうかチェックする。もしそうであれば、ステップS39へ続き、これは、MMSStoreReqメッセージをマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCに送信することを含む。もしそうでなければ、ステップS40へ続き、これは、MMSDiscardReqメッセージをマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCへ送信することを含む。但し、これが判断プロセスの結果であると仮定する。
いずれの場合にも、全てのステップS37−S40の後にステップS41が続き、ここで、ユーザプロファイルがもう一度チェックされ、即ちマルチメディアメッセージMMの存在について及び更におそらく実行されたその取り扱いについてステップS24において適切な通知でユーザに知らせるべきかどうかチェックされる。両方の場合に、プロセスの流れは、別のMMSNotifyメッセージが受け取られるまでに終了される。
図3のステップS37−S40の1つに基づいてターミナルMSにより送信される応答メッセージは、図2のステップS22においてマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCにより受け取られることを述べた。更に、この応答メッセージは、いずれにせよ、マルチメディアメッセージMMを送出する際に、ターミナル発信判断に基づいてマルチメディアメッセージサービスセンターMMSCが動作するに必要な各情報を含んでいる。
この場合も、図2及び3に示す例は、本発明を限定するものではなく、マルチメディアメッセージを送出するための選択肢の範囲は、上記で詳細に説明したことに注意されたい。本発明によれば、上述した説明の方針に沿って図2及び3のフローチャートの更なる改善及び/又は変更を容易に得ることができる。
第2実施形態内での更なる変形として、ターミナルとマルチメディアメッセージサービスセンターとの間のシグナリングを、単一の要求−応答メッセージ対で実施することができる。換言すれば、ターミナルは、MMSNotifyメッセージに対して常にMMSNotifyReplyメッセージで応答することができる。この場合に、ターミナル及びマルチメディアメッセージサービスセンターの所望の機能は、上記MMSNotifyReplyメッセージにおいてマルチメディアメッセージの各部分に制御フラグを割り当てる(例えば、2ビット表示で)ことにより達成できる。フラグの値が送出、記憶、転送又は破棄である場合には、ターミナルは、マルチメディアメッセージの各部分をいかに取り扱うかを単一の応答メッセージでマルチメディアメッセージサービスセンターに通知することができる。
この種の解決策は、より柔軟性のある機能を許す。例えば、この変形によれば、マルチメディアメッセージの各部分を他の部分とは独立して別々に処理し、ある部分をターミナルへ送出し、そしてある部分をインターネットのEメールアドレス等に転送できるように、1つの応答メッセージでマルチメディアメッセージサービスセンターに命令できることが充分に明らかであろう。
しかしながら、これは、マルチメディアメッセージが各部分で明確に定義され、そしてマルチメディアメッセージサービスセンターが各部分を別々に処理できることを必要とする。
第2の実施形態によれば、次のような更に別の効果が得られる。
ターミナルの能力及びユーザプロファイル情報は、マルチメディアメッセージサービスセンターに維持する必要がなく、従って、マルチメディアメッセージサービスセンターの記憶及び処理能力が費やされず、他の目的のために残される。
更に、マルチメディアメッセージサービスセンターに記憶された情報を有効に保つために所定の条件のたびに情報を送出する必要がない。それ故、ターミナルとマルチメディアメッセージサービスセンターとの間には余計なシグナリングが生じない。結論として、情報は常に最新であり、シグナリングを更新するためにトラフィッククラッターが生じることはない。
更に、マルチメディアメッセージサービスセンターにおいて余計な処理を行う必要がない。マルチメディアメッセージサービスセンターの構造を、第2の実施形態によりあまり複雑でないレベルに保つことができ、即ちマルチメディアメッセージサービスセンターの実施が簡単になりそしてその性能要件が低下することが期待できるので、この実施形態が好ましいものとなる。
上述したように、本発明は、少なくとも1つのターミナルと、メッセージ機能とを備えた通信ネットワークにおいてメッセージを送出する方法であって、上記メッセージ機能MMSCにより上記ターミナルMSのメッセージMMを受け取り、上記メッセージMMの存在に関する通知MMSNotifyを上記メッセージ機能MMSCから上記ターミナルMSへ送信し、上記ターミナルMSにより、その能力CAP及び現在ユーザプロファイルUPから、上記受け取ったメッセージMMをいかに取り扱うか判断し、上記ターミナルMSにより、メッセージ機能MMSCによって送信された通知に応答すると共に、上記判断段階の結果に基づいて命令し、そして上記命令に基づいて、上記メッセージ機能MMSCにより上記メッセージMMを取り扱うという段階を含む方法を提案する。
上記説明及び添付図面は、本発明を一例として例示するに過ぎないことを理解されたい。従って、本発明の好ましい実施形態は、請求の範囲内で変更し得るものである。
本発明の第1の実施形態によりマルチメディアメッセージサービスセンターと受信者ターミナルとの間でマルチメディアメッセージを送信するための基本的なシグナリングシーケンスを示す概略図である。 本発明の第2実施形態により新たな移動着信マルチメディアメッセージを受信した後にマルチメディアメッセージサービスセンターにおいて実施される機能の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によりMMSNotifyメッセージを受信した後にターミナルにおいて実施される機能の一例を示す別のフローチャートである。
符号の説明
CAP ターミナルの能力
UP ユーザプロファイル
MS ターミナル
SN サポートノード
MMSC マルチメディアメッセージサービスセンター
MM マルチメディアメッセージ

Claims (34)

  1. 少なくとも1つのターミナルと、メッセージ機能とを備えた通信ネットワークにおいてメッセージを送出する方法であって、
    所定の状態が発生したときに、ターミナル(MS)の能力(CAP)とその現在ユーザプロファイル(UP)とに関する情報を上記ターミナル(MS)から上記メッセージ機能(MMSC)へ送信する段階であって、所定の状態は、次の事象、即ち上記ネットワークへの上記ターミナル(MS)のログイン;上記ターミナル(MS)の接続状態の変化;コンテキストアクチベーション又はコンテキスト状態の変化;ユーザプロファイル(UP)の形成又はユーザプロファイル(UP)の変更;ターミナル発信トラフィック又はターミナル着信トラフィックの発生;上記メッセージ機能(MMSC)の要求;上記ターミナル(MS)への新たなメッセージ(MM)の存在に関する上記メッセージ機能(MMSC)の通知;及び上記ターミナル(MS)への新たなメッセージ(MM)の内容、形式及びサイズに関する上記メッセージ機能(MMSC)の通知;の少なくとも1つである、段階と、
    メッセージ機能(MMSC)によってターミナル(MS)のメッセージ(MM)を受信する段階と、
    上記メッセージ機能(MMSC)により、上記情報及び上記メッセージ(MM)に関する情報に基づいて、上記メッセージ機能(MMSC)で受け取る上記ターミナル(MS)の上記メッセージ(MM)をいかに取り扱うべきか判断する段階と、そして
    上記判断段階の結果に基づいて上記メッセージ機能(MMSC)により上記メッセージ(MM)を取り扱う段階と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 上記メッセージ機能(MMSC)に上記情報を記憶する段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  3. 上記判断段階の結果は、少なくとも、上記ターミナル(MS)の上記メッセージ(MM)が完全に、部分的に又は変更されて上記ターミナル(MS)に送出されるか、上記メッセージ(MM)が破棄されるか、上記メッセージ(MM)が別のターミナルへ転送されるか、或いは上記メッセージ(MM)が上記メッセージ機能(MMSC)に記憶されるというものである請求項1に記載の方法。
  4. 上記ターミナル(MS)の上記能力(CAP)に関する上記情報は、次の事象、即ち上記ターミナル(MS)のディスプレイ形式;上記ターミナル(MS)のキーボード形式;上記ターミナル(MS)によってサポートされるコーデック;上記ターミナル(MS)のメモリサイズ;上記ターミナル(MS)と他のデバイスとの電気的接続;上記ターミナル(MS)への外部アクセサリーの取り付け;又は現在ユーザプロファイル(UP);の少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのターミナルと、メッセージ機能とを備えた通信ネットワークにおいてメッセージを送出する方法であって、
    上記メッセージ機能(MMSC)により上記ターミナル(MS)のメッセージ(MM)を受け取り、
    上記メッセージ(MM)に関する情報及び上記メッセージ(MM)の存在に関する通知(MMSNotify)を上記メッセージ機能(MMSC)から上記ターミナル(MS)へ送信し、
    上記ターミナル(MS)により、その能力(CAP)現在ユーザプロファイル(UP)及びメッセージ(MM)に関する情報から、上記受け取ったメッセージ(MM)をいかに取り扱うか判断し、
    上記ターミナル(MS)により、メッセージ機能(MMSC)によって送信された通知に応答すると共に、上記判断段階の結果に基づいて命令し、そして
    上記命令に基づいて、上記メッセージ機能(MMSC)により上記メッセージ(MM)を取り扱う、
    という段階を含むことを特徴とする方法。
  6. 上記判断段階の結果は、少なくとも、上記ターミナル(MS)の上記メッセージ(MM)が完全に、部分的に又は変更されて上記ターミナル(MS)に送出されるか、上記メッセージ(MM)が破棄されるか、上記メッセージ(MM)が別のターミナルへ転送されるか、或いは上記メッセージ(MM)が上記メッセージ機能(MMSC)に記憶されるというものである請求項に記載の方法。
  7. 上記メッセージ機能(MMSC)から上記ターミナル(MS)への上記メッセージ(MM)に関する上記通知(MMSNotify)における上記情報は、上記メッセージ(MM)の少なくとも内容、形式及びサイズについて通知する請求項に記載の方法。
  8. 上記ターミナル(MS)は、上記メッセージ(MM)の各部分に対する制御フラグを含む通知応答メッセージを送信することによりシグナリング中に上記メッセージ機能(MMSC)に応答し、そして上記制御フラグの値は、送出、変更、記憶、転送又は破棄のいずれかである請求項に記載の方法。
  9. 上記判断段階は、メッセージ(MM)をいかに取り扱うかについての上記ターミナル(MS)からユーザへの要求と、上記判断段階の結果を表わすユーザによる入力とを含む請求項に記載の方法。
  10. メッセージ機能を備える通信ネットワークにおいてメッセージを送出する方法であって、
    ターミナル(MS)の能力(CAP)とその現在ユーザプロファイル(UP)に関する情報をメッセージング機能(MMSC)で受信する段階と、
    ターミナル(MS)のメッセージをメッセージ機能(MMSC)で受信する段階と、
    上記情報及び上記メッセージ(MM)に関する情報に基づいて、上記メッセージ機能(MMSC)で受信された上記ターミナル(MS)のメッセージ(MM)をいかに取り扱うべきかを上記メッセージ機能(MMSC)によって判断する段階と、
    上記判断段階の結果に基づいて上記メッセージ機能(MMSC)により上記メッセージを取り扱う段階と、を含むことを特徴とする方法。
  11. 上記メッセージ機能(MMSC)に上記情報を記憶する段階を更に含む請求項10に記載の方法。
  12. 上記判断段階の結果は、少なくとも、上記ターミナル(MS)の上記メッセージ(MM)が完全に、部分的に又は変更されて上記ターミナル(MS)に送出されるか、上記メッセージ(MM)が破棄されるか、上記メッセージ(MM)が別のターミナルへ転送されるか、或いは上記メッセージ(MM)が上記メッセージ機能(MMSC)に記憶されるというものである請求項10に記載の方法。
  13. 上記ターミナル(MS)の上記能力(CAP)に関する上記情報は、次の事象、即ち上記ターミナル(MS)のディスプレイ形式;上記ターミナル(MS)のキーボード形式;上記ターミナル(MS)によってサポートされるコーデック;上記ターミナル(MS)のメモリサイズ;上記ターミナル(MS)と他のデバイスとの電気的接続;上記ターミナル(MS)への外部アクセサリーの取り付け;又は現在ユーザプロファイル(UP);の少なくとも1つを含む請求項10に記載の方法。
  14. メッセージ機能を備える通信ネットワークにおいてメッセージを送出する方法であって、
    ターミナル(MS)のメッセージ(MM)を上記メッセージ機能(MMSC)で受信する段階と、
    上記メッセージ(MM)に関する情報及び上記メッセージ(MM)の存在に関する通知(MMSNotify)を上記メッセージ機能(MMSC)から上記ターミナル(MS)へ送信する段階と、
    送信された通知への応答として上記ターミナル(MS)からの命令を受信する段階であって、上記命令は少なくとも、上記ターミナル(MS)の上記メッセージ(MM)が完全に、部分的に又は変更されて上記ターミナル(MS)に送出されるか、上記メッセージ(MM)が破棄されるか、上記メッセージ(MM)が別のターミナルへ転送されるか、或いは上記メッセージ(MM)が上記メッセージ機能(MMSC)に記憶されるというものである、段階と、
    上記命令に基づいて上記メッセージ機能(MMSC)により上記メッセージ(MM)を取り扱う段階と、を備える方法。
  15. 上記メッセージ機能(MMSC)に上記情報を記憶する段階を更に含む請求項14に記載の方法。
  16. 上記ターミナル(MS)の上記能力(CAP)に関する上記情報は、次の事象、即ち上記ターミナル(MS)のディスプレイ形式;上記ターミナル(MS)のキーボード形式;上記ターミナル(MS)によってサポートされるコーデック;上記ターミナル(MS)のメモリサイズ;上記ターミナル(MS)と他のデバイスとの電気的接続;上記ターミナル(MS)への外部アクセサリーの取り付け;又は現在ユーザプロファイル(UP);の少なくとも1つを含む請求項14に記載の方法。
  17. メッセージ(MM)及び情報を受け取るための受信手段と、受け取った情報データ及びメッセージ(MM)を処理するための処理手段と、記憶手段と、情報及びメッセージ(MM)をターミナル(MS)へ各々送信するための送信手段とを備えたメッセージ機能装置において、請求項10ないし16のいずれかに記載の方法を遂行することを特徴とするメッセージ機能装置。
  18. ターミナルを備える通信ネットワークにおいてターミナルへメッセージを送出する方法であって、
    所定の状態が発生したときに、ターミナル(MS)の能力(CAP)とその現在ユーザプロファイル(UP)とに関する情報を上記ターミナル(MS)によってメッセージ機能(MMSC)へ送信する段階を含み、所定の状態は、次の事象、即ち上記ネットワークへの上記ターミナル(MS)のログイン;上記ターミナル(MS)の接続状態の変化;コンテキストアクチベーション又はコンテキスト状態の変化;ユーザプロファイル(UP)の形成又はユーザプロファイル(UP)の変更;ターミナル発信トラフィック又はターミナル着信トラフィックの発生;上記メッセージ機能(MMSC)の要求の受信;上記ターミナル(MS)への新たなメッセージ(MM)の存在に関する上記メッセージ機能(MMSC)の通知の受信;及び上記ターミナル(MS)への新たなメッセージ(MM)の内容、形式及びサイズに関する上記メッセージ機能(MMSC)の通知の受信;の少なくとも1つであることを特徴とする方法。
  19. 上記ターミナル(MS)の上記能力(CAP)に関する上記情報は、次の事象、即ち上記ターミナル(MS)のディスプレイ形式;上記ターミナル(MS)のキーボード形式;上記ターミナル(MS)によってサポートされるコーデック;上記ターミナル(MS)のメモリサイズ;上記ターミナル(MS)と他のデバイスとの電気的接続;上記ターミナル(MS)への外部アクセサリーの取り付け;又は現在ユーザプロファイル(UP);の少なくとも1つを含む請求項18に記載の方法。
  20. ターミナルを備える通信ネットワークにおいてターミナルへメッセージを送出する方法であって、
    上記メッセージ(MM)に関する情報及び上記メッセージ(MM)の存在に関する通知(MMSNotify)をメッセージ機能(MMSC)から上記ターミナル(MS)で受信し、
    上記ターミナル(MS)により、その能力(CAP)、現在ユーザプロファイル(UP)及びメッセージ(MM)に関する情報から、上記受け取ったメッセージ(MM)をいかに取り扱うか判断し、
    上記ターミナル(MS)により、受信された通知に応答すると共に、メッセージ機能(MMSC)に上記判断段階の結果に基づいて命令する、という段階を含むことを特徴とする方法。
  21. 上記ターミナル(MS)の上記能力(CAP)に関する上記情報は、次の事象、即ち上記ターミナル(MS)のディスプレイ形式;上記ターミナル(MS)のキーボード形式;上記ターミナル(MS)によってサポートされるコーデック;上記ターミナル(MS)のメモリサイズ;上記ターミナル(MS)と他のデバイスとの電気的接続;上記ターミナル(MS)への外部アクセサリーの取り付け;又は現在ユーザプロファイル(UP);の少なくとも1つを含む請求項20に記載の方法。
  22. メッセージ(MM)及び情報を受け取るための受信手段と、受け取った情報データ及びメッセージ(MM)を処理するための処理手段と、記憶手段と、情報及びメッセージ(MM)をメッセージ機能(MMSC)へ各々送信するための送信手段とを備えたターミナル装置において、請求項18ないし21のいずれかに記載の方法を遂行することを特徴とするターミナル装置。
  23. 少なくとも1つのターミナルと、メッセージ機能とを備えた通信ネットワークにおいてメッセージを送出するシステムであって、
    上記ターミナル(MS)は、所定の状態が発生したときに、ターミナルの能力(CAP)とその現在ユーザプロファイル(UP)とに関する情報を上記メッセージ機能(MMSC)へ送信するように構成されており、
    上記メッセージ機能(MMSC)は、上記情報に基づいて、該メッセージ機能(MMSC)で受け取る上記ターミナル(MS)のメッセージ(MM)をいかに取り扱うべきか判断するように構成されており、
    上記メッセージ機能(MMSC)は、上記判断段階の結果に基づいて上記メッセージ(MM)を取り扱うように構成されている、
    ことを特徴とするシステム。
  24. 少なくとも1つのターミナルと、メッセージ機能とを備えた通信ネットワークにおいてメッセージを送出するシステムであって、
    上記メッセージ機能(MMSC)は、上記ターミナル(MS)のメッセージ(MM)を受け取るように構成されており、
    上記メッセージ機能(MMSC)は、上記メッセージ(MM)の存在に関する通知(MMSNotify)を上記ターミナル(MS)へ送信するように構成されており、
    上記ターミナル(MS)は、その能力(CAP)及び現在ユーザプロファイル(UP)から、上記受け取ったメッセージ(MM)をいかに取り扱うか判断するように構成されており、
    上記ターミナル(MS)は、メッセージ機能(MMSC)によって送信された通知に応答すると共に、上記判断段階の結果に基づいて命令するように構成されており、
    上記メッセージ機能(MMSC)は、上記命令に基づいて、上記メッセージ(MM)を取り扱うように構成されている、
    ことを特徴とするシステム。
  25. 請求項1ないしのいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  26. 請求項ないしのいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  27. 請求項10ないし13のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  28. 請求項14ないし16のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  29. 請求項17に記載のメッセージ機能装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  30. 請求項18ないし19のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  31. 請求項20ないし21のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  32. 請求項22に記載のターミナル装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  33. 請求項23に記載のシステムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  34. 請求項24に記載のシステムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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