JP4413964B2 - 多重入力多重出力方式を使用する移動通信システムにおける時空間ブロック符号の符号化/復号化を遂行する装置及び方法 - Google Patents

多重入力多重出力方式を使用する移動通信システムにおける時空間ブロック符号の符号化/復号化を遂行する装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、符号の符号化/復号化を行う装置及び方法に関し、特に、多重入力多重出力方式を使用する移動通信システムにおいて、ダイバーシティ利得及びデータ送信率を最大化する時空間ブロック符号の符号化/復号化を行う装置及び方法に関する。
通信技術の主な関心は、選択されたチャンネルを介してどのくらい効率的であり、かつ信頼性よく(reliably)データを送信することができるかにある。最近、活発に研究されている次世代マルチメディア移動通信システムにおいては、初期の音声中心のサービスを抜け出して、無線データに基づいている多様なサービスを提供するための高速通信システムの要求に従って、システムに対する適切なチャンネル符号化方式を使用することによって、システム効率を向上させることが必須的である。
しかしながら、このような移動通信システムに存在する無線チャンネルの環境は、有線チャンネルの環境とは異なって、多重経路干渉(multi-path interference)、シャドーイング(shadowing)、電波減衰、時変雑音、及び干渉などのような多くの要因によって、避けられないエラーを発生させて、情報損失を引き起こす。
上記情報損失は、深刻な歪曲を発生させて、上記移動通信システム全体の性能を低下させる要因として作用する。一般に、このような情報損失を減少させるために、チャンネル性格に従って、多様なエラー制御技術(error-control technique)を用いて、システムの信頼度を向上させる。このようなエラー制御技術のうちのもっとも基本的な方式が、エラー訂正符号(error−correcting code)を使用する方式である。
また、上記フェージング現象による通信の不安定性を除去するために、ダイバーシティ(diversity)方式を使用し、上記ダイバーシティ方式は、時間ダイバーシティ(time diversity)方式と、周波数ダイバーシティ(frequency diversity)方式又はアンテナダイバーシティ(antenna diversity)方式のような空間ダイバーシティ(space diversity)方式とに大別される。
ここで、上記アンテナダイバーシティ方式は、多重アンテナ(multiple antenna)を使用する方式であって、複数の受信アンテナを備える受信アンテナダイバーシティ方式と、複数の送信アンテナを備える送信アンテナダイバーシティ方式と、複数の受信アンテナ及び複数の送信アンテナを備える多重入力多重出力(Multiple Input Multiple Output;以下、‘MIMO’と称する)方式とに分類される。
ここで、上記MIMO方式は、一種の時空間符号化(Space Time Coding;STC)方式であり、上記時空間符号化方式は、あらかじめ定められた符号化方式で符号化された信号を複数の送信アンテナを介して送信することによって、時間領域(time domain)での符号化方式を空間領域(space domain)に拡張して、さらに低いエラー率を達成する方式を示す。
一方、上記アンテナダイバーシティ方式を効率的に適用するために提案された方式のうちの1つの方式である時空間ブロック符号化(STBC;Space time block coding)方式は、Vahid Tarokhによって提案され(Vahid Tarokh,“Space Time Block Coding From Orthogonal Design,” Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE) Trans. on Info., Theory, Vol. 45, pp. 1456-1467, July 1999)、上記時空間ブロック符号化方式は、S.M.Alamoutiが提案した(S.M.Alamouti,“A simple transmitter diversity scheme for wireless communications、“IEEE Journal on Selected Area in Communications, Vol. 16, pp.1451-1458, Oct. 1998)送信アンテナダイバーシティ方式を少なくとも2本以上の送信アンテナに適用することができるように拡張された方式である。
以下、図1を参照して、Vahid Tarokhが提案した4本の送信アンテナ(Tx.ANTs)及びSTBC方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成を説明する。
図1は、Vahid Tarokhが提案した4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、上記送信器は、変調器(modulator)100と、直列/並列変換器(Serial to Parallel Converter;S/P)102と、時空間ブロック符号化器104と、4本の送信アンテナ、すなわち、第1の送信アンテナ(Tx.ANT1)106から第4の送信アンテナ(Tx.ANT4)112とを含む。
まず、情報データビット(information data bit)が変調器100へ入力されると、変調器100は、あらかじめ設定されている変調方式を通して上記入力情報データビットを変調することによって変調シンボルを生成した後、直列/並列変換器102へ出力する。ここで、上記変調方式は、BPSK(Binary Phase Shift Keying;以下、‘BPSK’と称する)方式と、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying;以下、‘QPSK’と称する)方式と、QAM(Quadrature Amplitude Modulation;以下、‘QAM’と称する)方式と、PAM(Pulse Amplitude Modulation;以下、‘PAM’と称する)方式と、PSK(Phase Shift Keying;以下、‘PSK’と称する)方式などのような変調方式のうちのいずれか1つが使用されることができる。
直列/並列変換器102は、変調器100から出力された直列変調シンボルを受信し、上記直列変調シンボルを並列変調シンボルに変換した後、変換された上記シンボルを時空間ブロック符号化器104へ出力する。ここで、変調器100から出力された直列変調シンボルを‘ssss’と仮定する。時空間ブロック符号化器104は、直列/並列変換器102から受信された4個の変調シンボル(s,s,s,s)を時空間符号化して、式1のように変調シンボルを出力する。
Figure 0004413964
式1において、Gは、4本の送信アンテナを介して送信されたシンボルに対する符号化行列(matrix)を示す。式1の行列において、各行のエレメント(element)は、タイムスロットに対応し、上記各列(column)のエレメントは、該当タイムスロットでの送信アンテナの各々に対応する。
すなわち、一番目のタイムスロットでは、第1の送信アンテナ106を介してsが送信され、第2の送信アンテナ108を介してsが送信され、第3の送信アンテナ110を介してsが送信され、第4の送信アンテナ112を介してsが送信される。このような方式にて、8番目のタイムスロットでは、第1の送信アンテナ106を介して-s4 *が送信され、第2の送信アンテナ108を介して-s3 *が送信され、第3の送信アンテナ110を介してs2 *が送信され、第4の送信アンテナ112を介してs1 *が送信される。
式1を参照して説明したように、時空間ブロック符号化器104は、時空間ブロック符号化器104へ入力される変調シンボルに対して反転(negative)演算及び共役(conjugate)演算を適用して、8つのタイムスロットで、上記4本の送信アンテナを介して送信されるように制御する。ここで、上記4本の送信アンテナを介して送信されたシンボルの各々が相互に直交することによって、ダイバーシティ次数(diversity order)だけのダイバーシティ利得(diversity gain)を得ることができる。
時空間ブロック符号化器104は、Vahid Tarokhが提案した4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムでの送信器の構成については、図1を参照して説明した。次いで、図2を参照して、図1に示した送信器の構成に対応する受信器の構成について説明する。
図2を参照すると、上記受信器は、複数の受信アンテナ(例えば、P個の受信アンテナ(Rx.ANT)、すなわち、第1の受信アンテナ(Rx.ANT 1)200乃至第Pの受信アンテナ(Rx.ANT P)202と、チャンネル推定器(channel estimator)204と、信号結合器(signal combiner)206と、検出器(detector)208と、並列/直列変換器(Parallel to serial converter)210と、及び復調器(de-modulator)212とを含む。図2において、上記受信器の受信アンテナの個数が上記受信器に対応する送信器の送信アンテナの個数と相互に異なると仮定するとしても、上記送信アンテナの個数及び上記受信アンテナの個数が同一であることもある。
まず、図1を参照して説明したように、上記送信器で4本の送信アンテナを介して送信された信号は、第1の受信アンテナ200乃至第Pの受信アンテナ202の各々を介して受信される。第1の受信アンテナ200乃至第Pの受信アンテナ202の各々は、受信された上記信号をチャンネル推定器204及び信号結合器206の各々へ出力する。
チャンネル推定器204は、第1の受信アンテナ200乃至第Pの受信アンテナ202の各々を介して入力された信号を受信して、チャンネル利得(channel gain)を示すチャンネル係数(channel coefficients)を推定して、上記信号を検出器208及び信号結合器206へ出力する。信号結合器206は、第1の受信アンテナ200乃至第Pの受信アンテナ202の各々を介して入力された信号及びチャンネル推定器204から出力された信号を受信して、上記信号を受信シンボルを作るために結合した後、上記受信シンボルを検出器208へ出力する。
検出器208は、信号結合器206から出力された受信シンボルにチャンネル推定器204から出力されたチャンネル係数を乗じて、推定(hypotheses)シンボルを生成し、上記推定シンボルをもって上記送信器で送信可能なすべてのシンボルに対する決定統計量(decision statistic)を計算した後、しきい値検出(threshold detection)を通して上記送信器で送信した変調シンボルを検出し、上記変調シンボルを並列/直列変換器210へ出力する。
並列/直列変換器210は、検出器208から出力された並列変調シンボルを受信して直列変調シンボルへ変換した後に復調器212へ出力する。復調器212は、並列/直列変換器210から出力された直列変調シンボルを受信し、上記直列変調シンボルを送信器の変調器100で適用した変調方式に相応する復調方式で復調して、元来の情報データビットを復元する。
上述したように、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号化方式は、送信器が2本の送信アンテナを介して複素シンボル(complex symbols)を送信する場合にも、データレート(data rate)の損失を発生せず、上記送信アンテナの個数と同一の、すなわち、最大のダイバーシティ次数(diversity order)を得ることができる。
S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号化方式を拡張して、Vahid Tarokhが提案した、すなわち、図1及び図2を参照して説明したような送受信器の構成は、相互間に直交する列を有する行列形態の時空間ブロック符号を使用して、最大のダイバーシティ次数を提供することができる。また、図1及び図2を参照して説明したような送受信器の構成は、4個の複素シンボルを8個のタイムスロットの間に送信するので、データレートを1/2に減少させる。さらに、1個の信号ブロック、すなわち、4個のシンボルを送信するためには、8個のタイムスロットを必要とするので、高速フェージング(fast fading)チャンネル環境では、受信性能が劣化される。
上述したように、上記時空間ブロック符号化方式に基いて、少なくとも4本以上の送信アンテナを介して信号を送信する場合、N個のシンボルを送信するためには、2×n個のタイムスロットを必要とするので、遅延時間(latency)が長くなり、データレートの損失が発生する、という問題点を有する。
一方、少なくとも3本以上の送信アンテナを介して信号を送信する多重アンテナ通信システムにおいて、最大のデータレートを有する方式を設計するために、Giannakisグループは、複素フィールド(complex field)で、コンステレーション回転(constellation rotation)に基いて、4本の送信アンテナを使用する最大ダイバーシティ最大データレート(FDFR;full diversity full rate)時空間ブロック符号化方式を提案する。
以下、図3を参照して、Giannakisグループで提案した4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成について説明する。
図3において、上記送信器は、変調器300と、先符号化器(pre-encoder)302と、時空間マッパー(space-time mapper)304と、4本の送信アンテナ、すなわち、第1の送信アンテナ(Tx.ANT 1)306乃至第4の送信アンテナ(Tx.ANT 4)312とを含む。まず、情報データビットが入力されると、変調器300は、あらかじめ設定されている変調方式に基づいて上記情報データビットを変調することによって、変調シンボルを生成した後に先符号化器302へ出力する。ここで、上記変調方式は、BPSK方式、QPSK方式、QAM方式、PAM方式、及びPSK方式などのような変調方式のうちのいずれか1つの方式が使用されることができる。
先符号化器302は、変調器300から出力された信号、すなわち、4個の変調シンボル、すなわち、d,d,d,dを受信して、信号空間上で信号回転(rotation)が発生するように符号化し、符号化された上記信号を時空間マッパー304へ出力する。ここで、変調器300から出力された4個の変調シンボルを含んでいる入力変調シンボル列を‘d’と称すると仮定する。先符号化器302は、上記入力変調シンボル列dに対して式2のような演算動作を遂行することによって、複素ベクトル(complex vector)‘r’を生成して、時空間マッパー304へ出力する。
Figure 0004413964
式2において、Θは、先符号化行列を示す。Giannakisグループで提案した時空間ブロック符号化方式は、上記先符号化行列として単一行列(unitary matrix)であるバンデルモンド(Vandermonde)行列を使用する。また、式2において、αは、式3のように表現される。
Figure 0004413964
上述したように、Giannakisグループで提案した時空間符号化方式は、4本の送信アンテナを使用する場合だけでなく、4本を超過する個数の送信アンテナを使用する場合にも容易に適用されることができる。時空間マッパー304は、先符号化器302から出力された信号を受信して時空間ブロック符号化した後に、上記信号を式4のような変調シンボルとして出力する。
Figure 0004413964
式4において、Sは、4本の送信アンテナを介して送信されるシンボルに対する符号化行列を示す。式4の行列において、各行のエレメントは、上記送信アンテナの各々に対応し、上記各列のエレメントは、該当タイムスロットでの上記送信アンテナの各々に対応する。
すなわち、一番目のタイムスロットでは、第1の送信アンテナ306を介してシンボルrが送信され、残りの送信アンテナ、すなわち、第2の送信アンテナ308乃至第4の送信アンテナ312を介しては何の信号も送信されない。このような方法にて、4番目のタイムスロットでは、第4の送信アンテナ312を介してシンボルrが送信され、残りの送信アンテナ、すなわち、第1の送信アンテナ306乃至第3の送信アンテナ310を介しては、何の信号も送信されない。
式4に示すようなシンボルは、無線チャンネルを介して受信器(図示せず)で受信され、上記受信器は、ML(Maximum Likelihood)復号化方式を介して上記変調シンボル列を復元する。結果的に、上記受信器は、上記情報データビットを復元する。
また、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで、2003年Giannakisグループで提案した時空間ブロック符号化方式に比べて、符号化利得(coding gain)がさらに優秀な先符号化器及び連接符号(concatenated code)を提案した。すなわち、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームは、Giannakisグループで提案した対角行列(diagonal matrix)の代わりに、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号に対する連接を遂行することによって、Giannakisグループで提案した時空間符号化方式に比べて符号化利得を向上させる。
以下、図4を参照して、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムでの送信器の構成について説明する。
図4は、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムでの送信器の構成を示すブロック図である。
図4を参照すると、上記送信器は、先符号化器400と、マッパー402と、遅延器404と、Alamouti符号化器406及び408と、第1の送信アンテナ(Tx.ANT 1)410乃至第4の送信アンテナ(Tx.ANT 4)416と、を含む。まず、情報データビットが入力されると、先符号化器400は、4個の変調シンボルを受信して、信号空間上で信号回転が発生するように符号化してマッパー402へ出力する。
ここで、上記4個の変調シンボルを含む入力変調シンボル列を‘d’と称すると仮定する。先符号化器400は、上記入力変調シンボル列dを受信して、式5に示すように、先符号化することができる。
Figure 0004413964
式5において、‘αi=exp(j2π(i+1/4)/4),i=0,1,2,3’である。マッパー402は、先符号化器400から出力された信号を受信して、2個のエレメント([r1,r2], [r3,r4])に基づいて構成されたベクトルを出力する。すなわち、マッパー402は、[r1,r2]T及び[r3,r4]Tを出力する。
上記([r1,r2]T)は、Alamouti符号化器406へ入力され、上記([r3,r4]T)は、遅延器404へ入力される。遅延器404は、上記([r3,r4]T)を1タイムスロットの間に遅延した後、Alamouti符号化器408へ出力する。ここで、上記Alamouti符号化器とは、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号化方式を使用する符号化器を示す。
Alamouti符号化器406は、マッパー402から出力された([r1,r2]T)を一番目のタイムスロットで、第1の送信アンテナ410及び第2の送信アンテナ412を介して送信されるように制御する。Alamouti符号化器408は、2番目のタイムスロットで、第3の送信アンテナ414及び第4の送信アンテナ416を介して送信されるように制御する。すなわち、Alamouti符号化器406及び408の出力信号を多重アンテナを介して送信するのに使用された符号化行列は、式6のように表現される。
Figure 0004413964
式6に示すような符号化行列が式4に示したような符号化行列と相違した点は、上記符号化行列が対角行列の形態ではなく、Alamouti方式を通して実現される、ということである。すなわち、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した時空間ブロック符号化方式は、Alamouti方式に基づいて送信形態を適用することによって、Giannakisグループで提案した時空間ブロック符号化方式に比べて、符号化利得を増加させる。
しかしながら、 Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した時空間ブロック符号化方式を使用する場合に、受信器は、送信器から送信された情報データビットを復元するために、先符号化器から出力可能なすべての構成エレメントに対して演算を遂行しなければならない。例えば、送信アンテナの個数が4本である場合、16個のエレメントのすべてに対して演算を遂行しなければならず、ゼロの値を有するエレメントは、存在しない。すなわち、上記受信器で、送信器から送信された情報データビットがML復号化方式を使用して復元するので、演算量によるロードが増加する、という問題点を有する。
従って、最大のダイバーシティ利得及び最大のデータレートを有しながらも、複雑度及び演算量を最小にする時空間ブロック符号化装置及び方法に対する必要性が要求されてきた。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、MIMO移動通信システムにおいて、最大のダイバーシティ利得及び最大のデータレートを有する時空間ブロック符号の符号化/復号化を遂行する装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、MIMO移動通信システムにおいて、演算量及び複雑度を最小にする時空間ブロック符号の符号化/復号化を遂行する装置及び方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の見地によると、複数の送信アンテナを使用する送信器において、時空間ブロック符号を符号化する方法は、送信される信号が入力されると、上記送信信号をあらかじめ設定されている符号化方式に従って先符号化するステップと、先符号化された上記信号をあらかじめ設定されている時空間ブロック符号化方式を適用するために、上記送信アンテナの個数に従って時空間マッピングするステップと、あらかじめ設定されている上記時空間ブロック符号化方式を時空間マッピングされた上記信号に適用することによって、上記送信アンテナを介して時空間マッピングされた上記信号を送信するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第2の見地によると、第1の送信アンテナ、第2の送信アンテナ、第3の送信アンテナ、及び第4の送信アンテナを含む4本の送信アンテナを使用する送信器において、時空間ブロック符号を符号化する方法は、送信される入力シンボル列‘d’が入力されると、上記入力シンボル列‘d’をあらかじめ設定されている先符号化行列に対応して先符号化して、先符号化シンボル列‘r r r r’を生成するステップと、上記先符号化シンボル列‘r r r r’をあらかじめ設定されている時空間ブロック符号化方式を適用するために時空間マッピングして、時空間マッピングされた上記シンボル列‘r r’及び‘r r’を生成するステップと、時空間マッピングされた上記シンボル列‘r r’及び‘r r’にあらかじめ設定されている上記時空間ブロック符号化方式を適用して、上記送信アンテナを介して時空間マッピングされた上記シンボル列‘r r’及び‘r r’を送信するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第3の見地によると、複数の送信アンテナを使用する送信器において、時空間ブロック符号を符号化する装置は、送信される信号が入力されると、あらかじめ設定されている符号化方式に従って上記送信信号を先符号化する先符号化器と、あらかじめ設定されている時空間ブロック符号化方式を適用するために、上記送信アンテナの個数に従って先符号化された上記信号を時空間マッピングする時空間マッパーと、時空間マッピングされた上記信号にあらかじめ設定されている上記時空間ブロック符号化方式を適用して、上記送信アンテナを介して送信する複数の符号化器とを具備することを特徴とする。
本発明の第4の見地によると、第1の送信アンテナ、第2の送信アンテナ、第3の送信アンテナ、及び第4の送信アンテナを含む4本の送信アンテナを使用する送信器において、時空間ブロック符号を符号化する装置は、送信されるシンボル列‘d’が入力されると、上記入力シンボル列‘d’をあらかじめ設定されている先符号化行列に従って先符号化して、先符号化シンボル列‘r r r r’を生成する先符号化器と、あらかじめ設定されている時空間ブロック符号化方式を適用するために、上記先符号化シンボル列‘r r r r’を時空間マッピングして、時空間マッピングされた上記シンボル列‘r r’及び‘r r’を生成するマッパーと、時空間マッピングされた上記シンボル列‘r r’及び‘r r’にあらかじめ設定されている上記時空間ブロック符号化方式を適用することによって、上記送信アンテナを介して時空間マッピングされた上記シンボル列‘r r’及び‘r r’を送信する2個の符号化器とを具備することを特徴とする。
本発明の第5の見地によると、少なくとも1本以上の受信アンテナを使用する受信器において、送信器であらかじめ設定されている先符号化行列を使用して、複数の送信アンテナを介して送信される時空間ブロック符号を復号化する方法は、上記受信アンテナを介して信号が受信されると、上記受信信号に対してチャンネル推定を遂行することによって、チャンネル応答行列を生成するステップと、上記受信信号を上記チャンネル応答行列を参照して結合するステップと、上記チャンネル応答行列を参照して、結合された上記受信信号に基いて、上記送信器が送信した上記時空間ブロック符号を情報シンボルとして復元するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第6の見地によると、少なくとも1本以上の受信アンテナを使用する受信器において、送信器であらかじめ設定されている先符号化行列を使用して、複数の送信アンテナを介して送信される時空間ブロック符号を復号化する装置は、上記受信アンテナを介して信号が受信されると、上記受信信号に対してチャンネル推定を遂行することによって、チャンネル応答行列を生成するチャンネル応答行列生成器と、上記受信信号を上記チャンネル応答行列を参照して結合する信号結合器と、上記チャンネル応答行列を参照して、結合された上記受信信号に基いて、上記送信器が送信した上記時空間ブロック符号を情報シンボルとして復元する複数の信号決定器とを具備することを特徴とする。
本発明によると、MIMO移動通信システムにおいて、先符号化行列を新たに提案することによって、演算量及び複雑度を最小化させながらも、最大のダイバーシティ利得及び最大のデータレートを獲得することができる、という長所を有する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。そして、後述する用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であり、これは、使用者及び運用者の意図又は慣例に従って変わっても良い。従って、その用語は、本発明の全体の内容に基づいて定義されなければならない。
本発明は、多重入力多重出力(Multiple Input Multiple Output;以下、‘MIMO'と称する)方式を使用する移動通信システム(以下、‘MIMO移動通信システム’と称する)において、最大のダイバーシティ利得及び最大のデータレート(FDFR;full diversity full rate)を有する時空間ブロック符号化(STBC;Space Time Block Coding)方式を提案する。特に、本発明は、最大のダイバーシティ利得及び最大のデータレートを有しながらも、演算量及び複雑度も最小化する時空間ブロック符号化/復号化のための装置及び方法を提案する。
図5は、本発明の実施形態による機能を遂行するための4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成を示すブロック図である。
図5を説明するに先立って、本発明の実施形態に従って提案された4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成は、上記従来技術で説明した、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成と同一のダイバーシティ利得及びデータレートを有しながらも、演算量及び複雑度も最小化させる構成を有するように提案する。
すなわち、本発明の実施形態による送信器は、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案したMIMO移動通信システムにおける送信器と同一のハードウェア構成を有する。しかしながら、本発明は、先符号化器の新たな動作を提案することによって、演算量及び複雑度も最小化させる。
図5を参照すると、上記送信器は、先符号化器500と、マッパー502と、遅延器504と、Alamouti符号化器506及び508と、第1の送信アンテナ(Tx.ANT 1)510乃至第4の送信アンテナ(Tx.ANT 4)516とを含む。まず、情報データビットが入力されると、先符号化器500は、4個の変調シンボルを受信し、変調された上記シンボルを信号空間上で信号回転(rotation)が発生するように符号化してマッパー502へ出力する。
ここで、先符号化器500へ入力された上記4個の変調シンボルは、d,d,d,dであり、上記4個の変調シンボルを含んでいる入力変調シンボル列は、‘d’と称されると仮定する。先符号化器500は、上記入力変調シンボル列dを受信して、本発明の実施形態による新たな先符号化行列に基いて先符号化することによって、複素ベクトル(complex vector)rを生成する。
以下、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した先符号化行列に基づく動作は、本発明の実施形態による新たな先符号化行列を具体的に説明したので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
すると、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案したMIMO移動通信システムにおける送信器の構成において、先符号化器400は、図4を参照して説明するように、Vandermonde行列に基いて、式7に示すように先符号化を遂行することによって、複素ベクトルrを生成する。
Figure 0004413964
式7において、Θは先符号化行列を示す。Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した時空間ブロック符号化方式は、上記先符号化行列として単一行列(unitary matrix)であるVandermonde行列を使用する。また、式7において、αは、式8のように表現される。
Figure 0004413964
マッパー402は、先符号化器400から出力された信号を受信して、2個のエレメント([r1,r2], [r3,r4])に基づいて構成されたベクトルを出力する。すなわち、マッパー402は、([r1,r2]T)及び([r3,r4]T)を出力する。
上記([r1,r2]T)は、Alamouti符号化器406へ入力され、上記([r3,r4]T)は、遅延器404へ入力される。遅延器404は、上記([r3,r4]T)を1タイムスロットの間を遅延した後、Alamouti符号化器408へ出力する。ここで、上記Alamouti符号化器は、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号化方式を使用する符号化器を示す。Alamouti符号化器406は、一番目のタイムスロットで、マッパー402から出力された([r1,r2]T)を第1の送信アンテナ410及び第2の送信アンテナ412を介して送信されるように制御し、Alamouti符号化器408は、二番目のタイムスロットで、第3の送信アンテナ414及び第4の送信アンテナ416を介して送信されるように制御する。すなわち、Alamouti符号化器406及び408の出力信号を多重アンテナを介して送信するのに使用された符号化行列Sは、式9のように表現される。
Figure 0004413964
式9において、上記符号化行列Sのi番目の行(row)は、i番目のタイムスロットで送信され、j番目の列(column)は、j番目の送信アンテナを介して送信される。
すなわち、一番目のタイムスロットでは、第1の送信アンテナ410及び第2の送信アンテナ412を介してシンボルr及びrが各々送信され、残りの送信アンテナ、すなわち、第3の送信アンテナ414及び第4の送信アンテナ416を介しては、何の信号も送信されない。2番目のタイムスロットでは、第1の送信アンテナ410及び第2の送信アンテナ412を介してシンボル-r2 *及びr1 *が各々送信され、残りの送信アンテナ、すなわち、第3の送信アンテナ414及び第4の送信アンテナ416を介しては、何の信号も送信されない。
三番目のタイムスロットでは、第3の送信アンテナ414及び第4の送信アンテナ416を介してr *及びr *が各々送信され、残りの送信アンテナ、すなわち、第1の送信アンテナ410及び第2の送信アンテナ412を介しては、何の信号も送信されない。四番目のタイムスロットでは、第3の送信アンテナ414及び第4の送信アンテナ416を介して、シンボル-r4 *及びr3 *が各々送信され、残りの送信アンテナ、すなわち、第1の送信アンテナ410及び第2の送信アンテナ412を介しては、何の信号も送信されない。
しかしながら、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した方式を適用する上記MIMO移動通信システムの受信器は、式10のように表現される。
Figure 0004413964
式10において、yは、4個のタイムスロットの間に、上記受信器で受信した信号及び受信された上記信号の共役(conjugate)を含むベクトルを示す。上記受信器が式10に示す演算式の両辺に行列Hを乗じた後に変調シンボルを検出すると、上記変調シンボルを式11のように表現することができる。ここで、上記Hは、チャンネル応答行列を示す。
Figure 0004413964
式11に示すように、すべてのシンボルが2本のチャンネルに遭うので、S.M.Alamoutiが提案したFDFR時空間ブロック符号化方式を使用する場合、図4を参照して説明した先符号化器400を使用する必要がないことが分かる。
本発明は、上述したように、先符号化器を使用しながら、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号化方式を使用する従来のMIMO移動通信システムに比べて、上記従来のMIMO移動通信システムと同一の性能を提供しつつも、符号化及び復号化の演算量及び複雑度を最小にする先符号化方式を提案する。
以下、図6を参照して、図5の先符号化器500の内部構成について説明する。図6は、図5の先符号化器500の先符号化行列生成器の内部構成を示すブロック図である。
先符号化器500は、あらかじめ設定されている先符号化行列を使用することによって、入力される変調シンボルを先符号化する。本発明は、上記先符号化行列を新たに提案することによって、最大のダイバーシティ利得及び最大のデータレートを提供しながらも、演算量及び複雑度を最小にする。また、図6では、先符号化行列生成器が先符号化器500内に独立して構成されるとしても、図6に示すような同一の方式にて、先符号化器500があらかじめ生成された先符号化行列をもって先符号化動作を遂行することができることは、勿論である。
図6を参照すると、先符号化器500の先符号化行列生成器は、Vandermonde行列生成器600と、パンクチュア(puncturing unit)602と、シフト器(shifting unit)604とを含む。Vandermonde行列生成器600は、上記送信器の送信アンテナの個数、すなわち、4本の送信アンテナに相応するVandermonde行列を生成した後、パンクチュア602へ出力する。
パンクチュア602は、Vandermonde行列生成器600が生成したVandermonde行列を受信して、連続した2個の列、すなわち、第3の列及び第4の列をパンクチュアリングした後に、シフト器604へ出力する。ここで、パンクチュア602のパンクチュアリング動作は、Vandermonde行列の該当する列のエレメント値を‘0’に置き換えることによってなされる。
シフト器604は、パンクチュア602から出力されたパンクチュアリングされたVandermonde行列を受信して、偶数番目(even)の行をシフトする。ここで、上記シフト動作は、パンクチュアリングされた上記Vandermonde行列の該当する列のエレメント値を‘0’に置き換えることによってなされる。従って、同一の行で列を移動させる効果を有する。また、図6では、シフト器604がパンクチュア602から出力されたパンクチュアリングされた上記Vandermonde行列を受信して、偶数番目の行をシフトする場合を例に挙げて説明したが、奇数番目(odd)の行をシフトする場合もやはり同一の効果を得ることができる。
ここで、上記先符号化行列生成器の動作を整理すると、次のようである。
(1) Vandermonde行列生成
4x4 Vandermonde行列を生成する。
Figure 0004413964
(2) Vandermonde行列に対するパンクチュアリング
生成された上記4x4Vandermonde行列で、
Figure 0004413964
部分行列をパンクチュアリングする。
Figure 0004413964
(3) パンクチュアリングされた4x4Vandermonde行列の偶数番目の行のシフト
パンクチュアリングされた上記4x4Vandermonde行列の偶数番目の行をシフトして先符号化行列を生成する。
Figure 0004413964
ここで、α=α及びα=αの場合、同一の性能を得ることができる。
上述したように、送信アンテナの個数が4本である場合、先符号化器500は、入力される4個の変調シンボルd,d,d,d(すなわち、入力変調シンボル列d)を受信して、式16に示すように先符号化を遂行する。
Figure 0004413964
式16において、
Figure 0004413964
である。式16は、式18のように表現されることができる。
Figure 0004413964
式18において、
Figure 0004413964
である。
一方、マッパー502は、図6を参照して説明したような同一の先符号化行列に対応する先符号化シンボルを先符号化器500から受信して、Alamouti方式を通して上記シンボルを送信するために、先符号化シンボルに対する時空間マッピングを遂行した後、Alamouti符号化器506及び508へ出力する。すなわち、マッパー502は、先符号化された上記シンボルをAlamouti方式に従って送信するために、上記4本の送信アンテナを有する2個の送信アンテナグループ、すなわち、第1の送信アンテナ510と第2の送信アンテナ512とを含む第1の送信アンテナグループ及び第3の送信アンテナ514と第4の送信アンテナ516とを含む第2の送信アンテナグループの各々を介して送信されるシンボルに分類する。ここで、遅延器504とAlamouti符号化器506及び508の動作は、図4を参照して説明した遅延器404とAlamouti符号化器406及び408の動作と同一であるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
以下、図7を参照して図5に示した送信器の動作について説明する。図7は、送信器の動作手順を示すフローチャートである。
まず、ステップ711で、上記送信器は、図6を参照して説明したような同一の先符号化行列
Figure 0004413964
を使用することによって、入力変調シンボル列dを先符号化する。ステップ713で、上記送信器は、先符号化された上記シンボルが第1の送信アンテナ乃至第4の送信アンテナを介して送信されるように、先符号化された上記シンボルに対する時空間マッピングを遂行する。
ステップ715で、上記送信器は、時空間マッピングされた上記信号が([r1,r2]T)であるかどうかを検査する。上記検査の結果、時空間マッピングされた上記信号が([r1,r2]T)ではない場合、すなわち、([r3,r4]T)である場合、ステップ717で、上記送信器は、1タイムスロットの間に時空間マッピングされた上記信号を遅延させる。ステップ715で、検査の結果、時空間マッピングされた上記信号が([r1,r2]T)である場合、上記送信器は、ステップ719へ進行する。ステップ719で、上記送信器は、Alamouti方式、すなわち、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号化方式に対応して、時空間マッピングされた上記信号を該当送信アンテナを介して送信されるように制御し、上記動作手順を終了する。
図7を参照して、図5に示した送信器の動作手順について説明した。次いで、図8を参照して、図5の送信器の構成に対応する受信器の構成について説明する。図8は、図5の送信器の構成に対応する受信器の構成を示すブロック図である。
図8を参照すると、上記受信器は、複数の、例えば、P個の受信アンテナ(Rx.ANT)、すなわち、一番目の受信アンテナ(Rx.ANT 1)800乃至P番目の受信アンテナ(Rx.ANT P)804と、チャンネル推定器(channel estimator)806と、チャンネル応答行列生成器808と、信号結合器(signal combiner)810と、信号決定器812及び814と、を含む。図8では、上記受信器の受信アンテナの個数が上記受信器に対応する送信器の送信アンテナの個数と相互に異なると仮定するとしても、上記受信器の受信アンテナの個数が上記送信器の送信アンテナの個数と同一なこともある。
まず、図5を参照して説明したように、上記送信器で、4本の送信アンテナを介して送信された信号は、一番目の受信アンテナ800乃至P番目の受信アンテナ804の各々を介して受信される。一番目の受信アンテナ800乃至P番目の受信アンテナ804の各々は、受信された上記信号をチャンネル推定器806及び信号結合器810へ出力する。
チャンネル推定器806は、一番目の受信アンテナ800乃至P番目の受信アンテナ804の各々を介して信号を受信して、チャンネル利得を示すチャンネル係数(channel coefficients)を推定する。一方、上記受信器の受信アンテナの個数が1本であると仮定すると、上記1本の受信アンテナを介して受信された信号は、式21のように表現されることができる。
Figure 0004413964
式21において、yは、受信アンテナを介して受信された信号を示し、Hは、チャンネル応答行列を示し、nは、雑音(noise)を示す。
チャンネル推定器806は、式21に示したような信号を受信してチャンネル推定を遂行した後、チャンネル係数をチャンネル応答行列生成器808へ出力する。チャンネル応答行列生成器808は、チャンネル推定器806から出力されたチャンネル係数を受信して、式22に示すようなチャンネル応答行列を生成した後、信号結合器810と信号決定器812及び814へ出力する。
Figure 0004413964
式22において、上記Hnewは、チャンネル応答行列を示す。
信号結合器810は、一番目の受信アンテナ800乃至P番目の受信アンテナ804の各々を介して受信された信号及びチャンネル応答行列生成器808で生成したチャンネル応答行列Hnewを受信して、上記信号を受信シンボルを形成するように結合した後、信号決定器812及び814の各々へ出力する。
信号決定器812及び814の各々は、チャンネル応答行列生成器808から出力されたチャンネル応答行列Hnew及び信号結合器810から出力された信号を受信して、上記送信器で送信した入力変調シンボル列を推定して出力する。以下、信号決定器812及び814の動作について説明する。
まず、上記送信器で送信した入力変調シンボル列d=[d,d,d,d]を推定するために遂行されたHnew HとHnewとの乗算は、式23のように表現される。
Figure 0004413964
式23において、Aは、
Figure 0004413964
であり、Bは、
Figure 0004413964
である。従って、上記Hnew Hを上記受信信号yと乗じると、式26のように表現されることができる。
Figure 0004413964
式26に示すように、受信信号yとHnew Hを乗算した値yで、y1 及びy2 ’*に基いて上記d及びdを推定することができ、yで、y3 及びy4 ’*に基いてd及びdを推定することができる。上記入力変調シンボルd,d,d,dは、式27に示すように推定されることができる。
Figure 0004413964
式27において、
Figure 0004413964
Figure 0004413964
である。従って、上記入力変調シンボルをd,d,d,dに分類することによって、上記入力変調シンボルd,d,d,dを推定することができる。
信号決定器812及び814の各々は、式27に示すような信号を推定する。信号決定器812は、入力信号d及びdに対する推定シンボル
Figure 0004413964
を決定して出力し、信号決定器814は、入力信号d及びdに対する推定シンボル
Figure 0004413964
を決定して出力する。
以下、図9を参照して、図8に示した受信器の動作について説明する。図9は、図8の受信器の動作手順を示すフローチャートである。
ステップ911で、上記受信器は、上記P個の受信アンテナを介して信号を受信して、チャンネル推定を遂行することによってチャンネル利得を推定する。ステップ913で、上記送信器は、推定された上記チャンネル利得を参照して、チャンネル応答行列Hnewを生成した後、ステップ915へ進行する。ステップ915で、上記受信器は、生成された上記チャンネル応答行列Hnewを参照して、上記P個の受信アンテナを介して受信された信号を結合した後、ステップ917へ進行する。ステップ917で、上記受信器は、上記チャンネル応答行列Hnewを参照して、結合された上記信号に基づいて送信器で送信した変調シンボルを推定して、推定された上記シンボル
Figure 0004413964
を出力する。
上述したように、本発明の実施形態による先符号化行列は、上記Vandermonde行列を先符号化行列として使用する場合に比べて、サイズ4のML(Maximum Likelihood)復号化からサイズ2のML復号化へと複雑度を減少させ、これによって、必要とされる演算量を最小にすることができる。しかしながら、符号化利得を最大にするためには、サイズ2の先符号化器を最適化しなければならない。ここで、上記符号化利得を最大にするためのサイズ2の先符号化器の最適化は、シミュレーションを介して実現可能である。上記シミュレーションは、数論(number theory)又はコンピュータ調査(computer search)を介して実現可能である。
以下、図10を参照して、上記先符号化行列の
Figure 0004413964
に対して、θ0及びθ1を0゜から360゜までの範囲内で1゜ずつ変化させる場合の符号化利得について説明する。
図10は、本発明の実施形態による先符号化行列の
Figure 0004413964
に対して、θ0及びθ1を0゜から360゜までの範囲内で1゜ずつ変化させる場合の符号化利得をシミュレーションした結果を示すグラフである。
図10を参照すると、x軸は、θ0の値を示し、y軸は、θ1の値を示し、z軸は、符号化利得を示す。ここで、Z軸の最大値に該当するθ0及びθ1で、もっとも大きい符号化利得を得ることができる。従って、図10に示すように、符号化利得を最大にするためには、式35の条件を満足しなければならない。
Figure 0004413964
式35において、nは、任意の整数を示す。従って、式35の条件を満足するすべてのθ0及びθ1の値に対して、同一の性能を得ることができることが分かる。従って、本発明の実施形態による先符号化行列に基づく時空間ブロック符号の種類は、非常に多く生成されることができることが分かる。
次いで、図11を参照して、本発明の実施形態による時空間ブロック符号化方式に対する性能を一般的な時空間ブロック符号化方式の性能と比較して説明する。
図11は、本発明の実施形態による時空間ブロック符号化方式及び一般的な時空間ブロック符号化方式の性能を示すグラフである。
図11は、本発明の実施形態による時空間ブロック符号化方式と、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号化方式と、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した (A−ST−CR)時空間ブロック符号化方式との性能曲線を示す。また、図11は、時空間ブロック符号化方式自体を適用しない場合(No Div)の性能曲線も示す。
図11に示す性能曲線は、変調方式としてQPSK方式を使用する場合の性能曲線を示し、x軸は、信号対雑音比(SNR;Signal to Noise Ratio)を示し、y軸は、ビットエラーレート(BER;Bit Error Rate)を示す。
以下、一般的な時空間ブロック符号化方式と本発明の実施形態による時空間ブロック符号化方式の復号化の複雑度を比較すると、次の通りである。
まず、2の複素信号を使用すると仮定する。Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した先符号化器は、(2の復号化複雑度を有する。しかしながら、本発明の実施形態による先符号化器は、2×(2の復号化複雑度を有する。従って、本発明の先符号化器がTae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した先符号化器に比べて、復号化複雑度が格段に減少することが分かる。
例えば、上記送信器で変調方式として16QAM方式を使用すると仮定する場合、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した先符号化器は、Cold=(2=216の復号化複雑度を有し、本発明による先符号化器は、Cnew=(2=2の復号化複雑度を有する。従って、
Figure 0004413964
の関係を有するので、本発明による先符号化器の演算量が格段に減少されることが分かる。
結果的に、図11に示すように、本発明による時空間ブロック符号化方式は、Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した時空間ブロック符号化方式の性能とほとんど同一でありつつも、演算量及び複雑度を最小にすることが分かる。また、本発明では、4本の送信アンテナを使用するMIMO移動通信システムのみを一例にして説明したが、本発明で提案する時空間ブロック符号化方式を偶数本の送信アンテナを使用するMIMO移動通信システムに適用することができることは、勿論である。
以上、本発明の詳細について具体的な実施形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と同等なものにより定められるべきである。
Vahid Tarokhが提案した4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成を示すブロック図である。 図1に示した送信器の構成に対応する受信器の構成を示すブロック図である。 Giannakisグループで提案した4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成を示すブロック図である。 Tae−Jin JEONG及びGyung−Hoon JEON研究チームで提案した4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による機能を遂行するための4本の送信アンテナ及び時空間ブロック符号化方式を使用するMIMO移動通信システムにおける送信器の構成を示すブロック図である。 図5の先符号化器での先符号化行列生成器の内部構成を示すブロック図である。 図5の送信器の動作手順を示すフローチャートである。 図5の送信器の構成に対応する受信器の構成を示すブロック図である。 図8の受信器の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による先符号化行列の
Figure 0004413964
に対して、θ0及びθ1を0゜から360゜まで1°ずつ変化させる場合の符号化利得のシミュレーション結果を示すグラフである。
本発明の実施形態による時空間ブロック符号化方式の性能及び一般的な時空間ブロック符号化方式の性能を示すグラフである。
符号の説明
500 先符号化器
502 マッパー
504 遅延器
506、508 Alamouti符号化器
806 チャンネル推定器
808 チャンネル応答行列生成器
810 信号結合器
812、814 信号決定器

Claims (28)

  1. 複数の送信アンテナを使用する送信器において、時空間ブロック符号を符号化する方法であって、
    送信される信号が入力されると、前記送信信号をあらかじめ設定されている符号化行列に従って先符号化するステップと、
    先符号化された前記信号をあらかじめ設定されている時空間ブロック符号化方式を適用するために、送信アンテナの個数に従って時空間マッピングするステップと、
    あらかじめ設定されている前記時空間ブロック符号化方式を時空間マッピングされた前記信号に適用することによって、前記送信アンテナを介して時空間マッピングされた前記信号を送信するステップと
    を具備し、
    先符号化された前記信号は、前記送信アンテナを分類した複数の送信アンテナグループ別に分類され、
    あらかじめ設定されている前記先符号化行列は、複数の送信アンテナの前記個数に対応するバンデルモンド行列を生成し、前記バンデルモンド行列の連続した任意の列をパンクチュアリングし、パンクチュアリングされた前記バンデルモンド行列のあらかじめ定められている行をシフトすることによって生成されることを特徴とする方法。
  2. 前記送信アンテナの個数が4本である場合、前記先符号化行列は、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項記載の方法。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    である。
  3. 前記送信アンテナの個数が4本である場合、前記先符号化行列は、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項記載の方法。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    であり、ここで、nは、任意の整数を示す。
  4. 信される入力シンボル列‘d’が入力されると、前記入力シンボル列‘d’をあらかじめ設定されている先符号化行列に対応して先符号化して、先符号化シンボル列‘r r r r’を生成するステップと、
    前記先符号化シンボル列‘r r r r’をあらかじめ設定されている時空間ブロック符号化方式を適用するために時空間マッピングして、時空間マッピングされた前記シンボル列‘r r’及び‘r r’を生成するステップと、
    時空間マッピングされた前記シンボル列‘r r’及び‘r r’にあらかじめ設定されている前記時空間ブロック符号化方式を適用して、前記送信アンテナを介して時空間マッピングされた前記シンボル列‘r r’及び‘r r’を送信するステップと
    さらに具備することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記時空間マッピングするステップは、前記先符号化シンボル列‘r r r r’を第1の送信アンテナ及び第2の送信アンテナを介して送信されるシンボル列‘r r’と、第3の送信アンテナ及び第4の送信アンテナを介して送信されるシンボル列‘r r’とに分類することを特徴とする請求項記載の方法。
  6. 前記入力シンボル列‘d’を先符号化するステップは、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項記載の方法。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    である。
  7. 時空間マッピングされた前記シンボル列‘r r’及び‘r r’に前記時空間ブロック符号化方式を適用して、前記第1及び前記第2の送信アンテナと前記第3及び前記第4の送信アンテナとを介して時空間マッピングされた前記シンボル列‘r r’及び‘r r’の各々を送信するステップは、
    任意の第1のタイムスロットでは、前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アンテナを介してシンボルr及びrを送信し、前記第1のタイムスロットに連続する第2のタイムスロットでは、前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アンテナを介してシンボル-r2 *及びr1 *を送信し、前記第2のタイムスロットに連続する第3のタイムスロットでは、前記第3の送信アンテナ及び前記第4の送信アンテナを介して、シンボルr3 *及びr4 *を送信し、前記第3のタイムスロットに連続する第4のタイムスロットでは、前記第3の送信アンテナ及び前記第4の送信アンテナを介してシンボル-r4 *及びr3 *を送信し、
    ここで、“*”は共役演算を示すことを特徴とする請求項記載の方法。
  8. 前記入力シンボル列‘d’を先符号化するステップは、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項記載の方法。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、dは、前記入力シンボル列‘d’を示し、rは、前記先符号化シンボル列‘r r r r’を示し、
    Figure 0004413964
    であり、ここで、nは、任意の整数を示す。
  9. 時空間マッピングされた前記シンボル列‘r r’及び‘r r’に前記時空間ブロック符号化方式を適用して、前記第1及び前記第2の送信アンテナと前記第3及び前記第4の送信アンテナとを介して時空間マッピングされた前記シンボル列‘r r’及び‘r r’の各々を送信するステップは、
    任意の第1のタイムスロットでは、前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アンテナを介してシンボルr及びrを送信し、前記第1のタイムスロットに連続する第2のタイムスロットでは、前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アンテナを介してシンボル-r2 *及びr1 *を送信し、前記第2のタイムスロットに連続する第3のタイムスロットでは、前記第3の送信アンテナ及び前記第4の送信アンテナを介して、シンボルr3 *及びr4 *を送信し、前記第3のタイムスロットに連続する第4のタイムスロットでは、前記第3の送信アンテナ及び前記第4の送信アンテナを介してシンボル-r4 *及びr3 *を送信し、
    ここで、“*”は共役演算を示すことを特徴とする請求項記載の方法。
  10. 複数の送信アンテナを使用する送信器において、時空間ブロック符号を符号化する装置であって、
    送信される信号が入力されると、あらかじめ設定されている符号化行列に従って前記送信信号を先符号化する先符号化器と、
    あらかじめ設定されている時空間ブロック符号化方式を適用するために、送信アンテナの個数に従って先符号化された前記信号を時空間マッピングする時空間マッパーと、
    時空間マッピングされた前記信号にあらかじめ設定されている前記時空間ブロック符号化方式を適用して、前記送信アンテナを介して時空間マッピングされた前記信号を送信する複数の符号化器と
    を具備し、
    先符号化された前記信号は、前記送信アンテナを分類した複数の送信アンテナグループ別に分類され、
    前記先符号化器は、複数の送信アンテナの前記個数に対応するバンデルモンド行列を生成し、前記バンデルモンド行列の連続した任意の列に対してパンクチュアリングし、パンクチュアリングされた前記バンデルモンド行列のあらかじめ定められている行をシフトすることによって、あらかじめ設定されている前記先符号化行列を生成することを特徴とする装置。
  11. 前記送信アンテナの個数が4本である場合、前記先符号化行列は、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項10記載の装置。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    である。
  12. 前記送信アンテナの個数が4本である場合、前記先符号化行列は、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項10記載の装置。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    であり、ここで、nは、任意の整数を示す。
  13. 前記先符号化器は、送信されるシンボル列‘d’が入力されると、前記入力シンボル列‘d’をあらかじめ設定されている先符号化行列に従って先符号化して、先符号化シンボル列‘r r r r’を生成
    前記時空間マッパーは、あらかじめ設定されている時空間ブロック符号化方式を適用するために、前記先符号化シンボル列‘r r r r’を時空間マッピングして、時空間マッピングされたシンボル列‘r r’及び‘r r’を生成
    前記複数の符号化器のうち2個は、時空間マッピングされた前記シンボル列‘r r’及び‘r r’にあらかじめ設定されている前記時空間ブロック符号化方式を適用することによって、前記送信アンテナを介して時空間マッピングされた前記シンボル列‘r r’及び‘r r’を送信することを特徴とする請求項10記載の装置。
  14. 前記マッパーは、前記先符号化シンボル列‘r r r r’を前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アンテナを介して送信される信号‘r r’と前記第3の送信アンテナ及び前記第4の送信アンテナを介して送信される信号‘r r’とに分類することを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 前記先符号化器は、前記入力シンボル列‘d’を
    Figure 0004413964
    のように先符号化して、前記先符号化シンボル列‘r r r r’を生成することを特徴とする請求項14記載の装置。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    である。
  16. 前記2個の符号化器は、第1の符号化器及び第2の符号化器を含み、前記第1の符号化器は、任意の第1のタイムスロットでは、前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アンテナを介してシンボルr及びrを送信し、前記第1のタイムスロットに連続する第2のタイムスロットでは、前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アンテナを介してシンボル-r2 *及びr1 *を送信し、前記第2の符号化器は、前記第2のタイムスロットに連続する第3のタイムスロットでは、前記第3の送信アンテナ及び前記第4の送信アンテナを介してシンボルr3 *及びr4 *を送信し、前記第3のタイムスロットに連続する第4のタイムスロットでは、前記第3の送信アンテナ及び前記第4の送信アンテナを介してシンボル-r4 *及びr3 *を送信し、
    ここで、“*”は共役演算を示すことを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 前記先符号化器は、前記入力シンボル列‘d’を
    Figure 0004413964
    のように先符号化することによって、前記先符号化シンボル列‘r r r r’を生成することを特徴とする請求項14記載の装置。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、dは、前記入力シンボル列‘d’を示し、rは、前記先符号化シンボル列‘r r r r’を示し、
    Figure 0004413964
    であり、ここで、nは、任意の整数を示す。
  18. 前記2個の符号化器は、第1の符号化器及び第2の符号化器を含み、前記第1の符号化器は、任意の第1のタイムスロットでは、前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アンテナを介してシンボルr及びrを送信し、前記第1のタイムスロットに連続する第2のタイムスロットでは、前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アンテナを介してシンボル-r2 *及びr1 *を送信し、前記第2の符号化器は、前記第2のタイムスロットに連続する第3のタイムスロットでは、前記第3の送信アンテナ及び前記第4の送信アンテナを介してシンボルr3 *及びr4 *を送信し、前記第3のタイムスロットに連続する第4のタイムスロットでは、前記第3の送信アンテナ及び前記第4の送信アンテナを介してシンボル-r4 *及びr3 *を送信し、
    ここで、“*”は共役演算を示すことを特徴とする請求項17記載の装置。
  19. 少なくとも1本以上の受信アンテナを使用する受信器において、時空間ブロック符号を復号化する方法であって、
    前記受信アンテナを介して信号が受信されると、前記受信信号に対してチャンネル推定を遂行することによって、チャンネル応答行列を生成するステップと、
    前記受信信号を前記チャンネル応答行列を参照して結合するステップと、
    前記チャンネル応答行列を参照して、結合された前記受信信号に基いて、送信器が送信した前記時空間ブロック符号を情報シンボルとして復元するステップと
    を具備し、
    前記時空間ブロック符号は、前記送信器であらかじめ設定されている先符号化行列を使用して、複数の送信アンテナを介して送信され、
    あらかじめ設定されている前記先符号化行列は、複数の送信アンテナの個数に対応するバンデルモンド行列を生成し、前記バンデルモンド行列の連続した任意の列をパンクチュアリングし、パンクチュアリングされた前記バンデルモンド行列のあらかじめ定められている行をシフトすることによって生成されることを特徴とする方法。
  20. 前記送信アンテナの個数が4本である場合、前記先符号化行列は、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項19記載の方法。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    である。
  21. 前記時空間ブロック符号を情報シンボルとして復元するステップは、結合された前記信号と前記チャンネル応答行列を乗じ、前記チャンネル応答行列が乗じられた結合信号のエレメントの各々を前記情報シンボルの各々として推定することを特徴とする請求項20記載の方法。
  22. 前記送信アンテナの個数が4本である場合、前記先符号化行列は、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項19記載の方法。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    であり、ここで、nは、任意の整数を示す。
  23. 前記時空間ブロック符号を情報シンボルとして復元するステップは、結合された前記信号と前記チャンネル応答行列を乗じ、前記チャンネル応答行列が乗じられた結合信号のエレメントの各々を前記情報シンボルの各々として推定することを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 少なくとも1本以上の受信アンテナを使用する受信器において、時空間ブロック符号を復号化する装置であって、
    前記受信アンテナを介して信号が受信されると、前記受信信号に対してチャンネル推定を遂行することによって、チャンネル応答行列を生成するチャンネル応答行列生成器と、
    前記受信信号を前記チャンネル応答行列を参照して結合する信号結合器と、
    前記チャンネル応答行列を参照して、結合された前記受信信号に基いて、送信器が送信した前記時空間ブロック符号を情報シンボルとして復元する複数の信号決定器と
    を具備し、
    前記時空間ブロック符号は、前記送信器であらかじめ設定されている先符号化行列を使用して、複数の送信アンテナを介して送信され、
    あらかじめ設定されている前記先符号化行列は、複数の送信アンテナの個数に対応するバンデルモンド行列を生成し、前記バンデルモンド行列の連続した任意の列をパンクチュアリングし、前記パンクチュアリングされた前記バンデルモンド行列のあらかじめ定められている行をシフトすることによって生成されることを特徴とする装置。
  25. 前記送信アンテナの個数が4本である場合、前記先符号化行列は、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項24記載の装置。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    である。
  26. 前記信号決定器の各々は、結合された前記信号と前記チャンネル応答行列を乗じ、前記チャンネル応答行列が乗じられた結合信号のエレメントの各々を前記情報シンボルの各々として推定することを特徴とする請求項25記載の装置。
  27. 前記送信アンテナの個数が4本である場合、前記先符号化行列は、
    Figure 0004413964
    で表されることを特徴とする請求項24記載の装置。
    ここで、Θは、先符号化行列を示し、
    Figure 0004413964
    であり、ここで、nは、任意の整数を示す。
  28. 前記信号決定器の各々は、結合された前記信号と前記チャンネル応答行列を乗じ、前記チャンネル応答行列が乗じられた結合信号のエレメントの各々を前記情報シンボルの各々として推定することを特徴とする請求項27記載の装置。
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