JP4412959B2 - 多層dnaマイクロアレイ - Google Patents

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本発明は、検出に必要とされる時間が短く、基板の表面改質が不要であり、基板材質の制約が少ない多層DNAマイクロアレイに関する。
従来から、遺伝子構造を大量に効率的に解析するための解析ユニットとしてDNAマイクロアレイがある(DNAチップともいう)。
DNAマイクロアレイとして、プローブDNAを電極型センサに適用する方法がある(たとえば、特許文献1参照)。すなわち、出力端子を備えた電極であって、プローブDNAが固定された電極と試料DNAとを反応させ、反応後の電極の電流を測定することにより、プローブDNAと試料DNAとで形成されるハイブリッドDNAの存在を検出あるいはハイブリッドDNAの量を測定する方法である。すなわち、プローブDNAが結合した電極を試料DNAを含む検体溶液に導入することにより、プローブDNAと相補的な配列を有する試料DNAがハイブリダイズし、ハイブリッドDNAが形成される。このハイブリダイゼーションは、インターカレーターの存在下で行なう。インターカレーターは、ハイブリッドDNAの二本鎖間に侵入し、一種の電荷移動錯体を形成する。ハイブリッドを形成しない場合、つまり一本鎖のままであれば、インターカレーションは起こらない。インターカレーションにより、電極に流れる電流量が変化する。この電流は、ハイブリダイズにより形成された二本鎖DNAにインターカレートしたインターカレーターの酸化、還元によるものである。二本鎖DNAの形成の程度はインターカレートの程度として検出することができる。したがって、電極に流れる電流量を検出および/または測定することにより、ハイブリッドDNAの存在が検出され、あるいはハイブリッドDNAの量が測定される。このような電気化学的検出方式に用いるDNAマイクロアレイは、ECA(Electronic Chemical Array)チップともいう。
電気化学的検出方式に用いるDNAマイクロアレイの電極としては、蒸着法で形成されたアレー状に配置された多数の微細な金電極上に、それぞれ異なる種類の合成オリゴDNAを共有結合させたものがある(たとえば、特許文献2参照)。各金電極に異なる種類の合成オリゴDNAを供給する手段としては、フォトリソグラフィー法を利用した方法や、ディスペンサーで反応性物質を滴下する方法がある。
これらのDNAマイクロアレイでは、同一平面上に電極を構成するのが一般的である。基板に高集積度を要する核酸を固定化するには、核酸が固定化されるスポットの面積を小さくする方法が一般的に採られる。このような構成のDNAマイクロアレイにおける信号の取り出し方法としては、基板の端に引き回し回路を形成したり、基板の背面にスルーホールで接続された接続部を形成するなどの方法が挙げられるが、集積度を高めると、引き回し回路の形成やスルーホールで接続された接続部の形成が困難になる。
そこで、高精度な設備を必要とせずに集積度を高めることが可能な方式として、印刷法を利用して得ることができる多層DNAマイクロアレイがある。印刷法を利用した多層DNAマイクロアレイとは、ターゲットDNAを検出するためのDNAプローブが固定化された電極を絶縁性を有する基板上に印刷法を利用して形成してDNAマイクロアレイユニットとし、複数のDNAマイクロアレイユニットを接着層を介して複数積層して多層化したものである。各DNAマイクロアレイユニット上には1組または複数組の検出部とリード部とが直列に形成されている。すなわち、図4に示すように、DNAを測定する検出部と、検出部からの信号を外部に伝えるためのリード部とが対をなして形成されている。たとえば、各DNAマイクロアレイユニットに複数の検出部が形成されていた場合、1つの多層DNAマイクロアレイ中には、各DNAマイクロアレイユニット上の検出部の数にDNAマイクロアレイユニットの積層数を掛け合わせた数のリード部が存在することになる。
特開平9−288080号公報 特開2001−50931号公報
しかし、図6に示すように、従来の多層DNAマイクロアレイは、複数のDNAマイクロアレイユニットを、各検出部が他のDNAマイクロアレイユニットの基板とわずかな隙間が生じるように積層し、検体溶液が毛管現象を利用して各検出部の表面に行き渡るように構成されているため、検体が検出されるまでの時間が長いという問題点があった。
また、検体として血液などの粘性が高いものを用いる場合は、基板に親水性処理や疎水性処理等の表面改質を行い、確実に検体が検出部に行き渡るようにする必要があった。
また、検体の種類によっては、基板間の隙間を大きくしてより確実に検体が検出部に行き渡るようにする必要があり、この場合には基板間の間隔を一定に保つため、基板として剛性が高く撓みにくいものを用いなければならないという制約があった。
したがって、本発明は、上記のような問題点を解消し、検出に必要とされる時間が短く、基板の表面改質が不要であり、基板材質の制約が少ない多層DNAマイクロアレイを提供することを目的とする。
本発明の多層DNAマイクロアレイは、以上の目的を達成するために、以下のように構成している。
本発明の第1態様によれば、絶縁性を有する基板上に導電性を有するリード部と、導電性を有し、かつ核酸が固定化された導電性微粉末を有する検出部とが直列に形成された複数のDNAマイクロアレイユニットが、各検出部の上に他のDNAマイクロアレイユニットの基板が重複せず検出部の表面が露出するよう階段状に積層された多層DNAマイクロアレイを提供する。
本発明の第2態様によれば、各リード部の抵抗値が一定である第1の態様に記載の多層DNAマイクロアレイを提供する。
本発明の第3態様によれば、各リード部の長さが一定である第1の態様に記載の多層DNAマイクロアレイを提供する。
本発明の多層DNAマイクロアレイは、第1態様によれば、絶縁性を有する基板上に導電性を有するリード部と、導電性を有し、かつ核酸が固定化された導電性微粉末を有する検出部とが直列に形成された複数のDNAマイクロアレイユニットが、各検出部の上に他のDNAマイクロアレイユニットの基板が重複せず検出部の表面が露出するよう階段状に積層されるように構成したので、検出部は検体溶液に瞬時に接触するため、測定時間を短縮できるものである。また、検出部に検体溶液を接触させるために毛管現象を利用しないので基板の表面改質が不要である。また、基板間に間隙を形成する必要がないので基板材質の制約が少ないものである。
図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳しく説明する。
図1〜3は、本発明の多層DNAマイクロアレイの一実施例を示す断面図である。図4は、本発明の多層DNAマイクロアレイを構成するDNAマイクロアレイユニットの一実施例を示す平面図である。図5は、は本発明の多層DNAマイクロアレイを構成するDNAマイクロアレイユニットと接着層のパターンの一実施例を示す平面図である。1は多層DNAマイクロアレイ、2はDNAマイクロアレイユニット、3は基板、4は検出部、5はリード部、6は接着層である。
本発明の多層DNAマイクロアレイ1は、絶縁性を有する基板3上に導電性を有するリード部5と核酸が固定化された検出部4とが直列に形成された複数のDNAマイクロアレイユニット2が、各検出部4の上に他のDNAマイクロアレイユニット2の基板3が重複せず検出部4の表面が露出するよう階段状に積層されたものである(図1参照)。なお、本発明でいう多層DNAマイクロアレイ1とは、DNAの検出だけでなく、RNA、プロテインの検出を行うものも含む。
DNAマイクロアレイユニット2は、絶縁性を有する基板3上に、導電性を有するリード部5と核酸が固定化された検出部4とが直列に形成されたものである(図4参照)。
このような構成のDNAマイクロアレイユニット2を得るには、たとえば、絶縁性を有する基板3上に、リード部5および検出部4が直列になるように導電性インキを用いて連続的に印刷し、次いで核酸が固定化された導電性微粉末を未乾燥の検出部4に付着させ、次いでリード部5および検出部4を乾燥させるようにするとよい。
基板3としては、絶縁性を有し、導電性インキが印刷可能なものであればよく、たとえば、紙類、ポリエチレン系樹脂、エチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリイソブチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、含フッ素系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、フェノール系樹脂、ユリア系樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、スチレン・アクリロニトリル共重合体系樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリフェニレンオキサイド系樹脂、ポリスルホン系樹脂などの有機材料や、ガラス、アルミナなどの無機材料などを使用することができる。また、各基板3の厚さが数十μm程度と薄いものであると、多層DNAマイクロアレイ1をより小型化することができ、多層DNAマイクロアレイ1に接触させるべき検体溶液の量が少なくなるので好適である。
リード部5および検出部4は、絶縁性を有する基板3上に直列になるように導電性インキなどを用いて連続的に形成することができる(図4参照)。
導電性インキは、導電性フィラー、バインダー、溶剤から少なくとも構成される。導電性フィラーとしては、導電性に優れた物質である銅粉、金粉、黒鉛、カーボンブラック、炭素繊維、ニッケル粉などを用いることができる。なお、銀粉は検体溶液中に溶出するなどマイグレーションが生じるおそれがあるため、他の物質をフィラーとして用いるのが好ましい。バインダーとしては、エポキシ系樹脂、アルキド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂などを用いることができる。溶剤としては、バインダーとして用いる樹脂を溶解するものを用いるとよい。また、必要に応じて、分散剤、滑剤、カップリング剤などの添加剤を加えてもよい。
導電性インキに要求される特性としては、導電性、印刷適正、乾燥性が挙げられる。導電性が小さいと検出信号が小さくなり、ノイズの影響が大きくなるので正しい検出結果を得るのが困難になる。本発明においては、導電性は、リード部5の長さなどにより適宜精度よく検出できる範囲であればよく、ばらつきの少ない安定した検出信号を取り出すには1500Ω/cm以下であるのが好ましい。
導電性インキの印刷方法としては、たとえば、スクリーン印刷法、グラビア印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法など、通常の印刷法を用いることができる。印刷方法は、導電性インキの種類や、リード部5および検出部4のパターン形状などに応じて適宜選択すればよい。また、リード部5および検出部4は、めっき法などで形成することもできる。
検出部4は、導電性インキの印刷によって、リード部5および検出部4が直列になるように連続したパターンとして1回の印刷工程で連続して印刷して形成することができる。検出部4としては、所望の抵抗値を有するとともに、核酸が固定化された導電性微粉末を固着させるようにする。すなわち、核酸が固定化された導電性微粉末が確実に検出部4の表面に固着できるようにするため、印刷された検出部4の導電性インキ膜厚と、付着される導電性微粉末の粒径を、適宜選択するとよい。
核酸が固定化された導電性微粉末を、未乾燥の検出部4に付着させる。導電性微粉末としては、導電性を有し、核酸を固定化することができるものを用いる。たとえば、金、グラシーカーボン、炭素などからなる微粉末を用いることができる。導電性微粉末の形状や大きさとしては、検出能力や再現性の点から印刷された導電性インキ上に一面に形成されるものであればよく、たとえば、球状、板状、針状など種々の形状のものを用いることができる。特に、形状が球状であると、検出部4に均一に付着させることができるので好ましい。
導電性微粉末に対して核酸を固定化する方法としては、たとえば、グラシーカーボンを過マンガン酸カリウムで酸化することにより電極表面にカルボン酸を導入し、核酸のアミノ基とアミド結合形成させて固定化する方法がある。グラシーカーボンへの固定化は、Kelly M.Millan and Susan R.Mikkelsen , Analitical Chemistry 65,2317−2323(1993)に記載されている。なお、本発明でいう核酸とは、DNA断片またはRNA断片をいう。
リード部5および検出部4を構成する導電性インキを、加熱などの手段で乾燥させ、導電性微粉末を検出部4に完全に固着させ剥離しないようにする。乾燥条件としては、核酸を破壊しない100℃以下とするのが好ましい。導電性インキを乾燥させることにより、リード部5および検出部4を実用的な抵抗値にするとともに、導電性微粉末との密着をより強固にすることができる。
また、リード部5および検出部4は、1つのDNAマイクロアレイユニット2上に1組だけでなく、複数組を並行するように形成してもよい。検出部4の幅を小さくするほど多層DNAマイクロアレイ1を小型化することができ、必要とする検体の量を少なくできるので好ましいが、逆に検出感度も小さくなるので、リード部5および検出部4の数はこれらの要素を総合的に勘案して決定するとよい。
以上のようにしてDNAマイクロアレイユニット2を得ることができる。なお、以上に述べたDNAマイクロアレイユニット2の構成および製造方法は一例であり、本発明の請求項に記載した範囲において、他のDNAマイクロアレイユニット2の構成および製造方法であっても用いることができる。
DNAマイクロアレイユニット2は、各検出部4の上に他のDNAマイクロアレイユニット2の基板3が重複せず検出部4の表面が露出するよう階段状に複数積層される。
DNAマイクロアレイユニット2は、接着層6を介して積層するとよい。接着層6は確実にDNAマイクロアレイユニット2を固定し、検出時に不純物などの影響で検出感度を損なわないものであればよい。またDNAマイクロアレイユニット2上のDNAを壊さない温度、すなわち約100℃以下の温度で乾燥または固化するものが好ましい。接着層6としては、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、スチレンブタジエンゴムなどからなるものを用いるとよい。図1〜3に示すように、各DNAマイクロアレイユニット2の貼り合わせは、各検出部4の上に他のDNAマイクロアレイユニット2の基板3が重複せず検出部4の表面が露出するよう階段状になるようにする。各DNAマイクロアレイユニット2の基板3の長さは、それぞれ同一であっても、異なるものであってもよい。また、各DNAマイクロアレイユニット2のリード部5の長さは、それぞれ同一であっても(図2参照)、異なるものであっても(図1、3参照)よい。各リード部5の長さが同一であると、各リード部5の抵抗値を一定とすることが容易となる。リード部5の長さを変える場合には、リード部5が長いものほど検出感度が低下するので、必要に応じて抵抗値を考慮してこれを補正するとよい。
多層DNAマイクロアレイ1は消耗品であるため、測定を行うごとに多層DNAマイクロアレイ1を交換する。多層DNAマイクロアレイ1を測定装置に接続するには、多層DNAマイクロアレイ1からの信号を受信するため、多層DNAマイクロアレイ1と同数の端子部を、多層DNAマイクロアレイ1と同様のピッチで有するコネクタ(図示せず)を用いるとよい。
厚さ125μm、幅7mm、長さ70mmのポリエチレンテレフタレートフィルムを基板とし、その上にカーボンインキを用いてスクリーン印刷法でリード部および検出部を形成し、次いで検出部にSigma−Aldrich社製ポリグアニル酸カリウム塩(POLYGUANYLIC ACID potassium salt)が固定化されたグラシーカーボン粉を散布して固定し、同一基板上に4個の検出部を有する単層のDNAマイクロアレイユニットを得た(図4参照)。
また、基板の長さを65mm、60mm、55mm、50mmとしたこと以外は上記と同様にして、それぞれ長さが異なる単層のDNAマイクロアレイユニットを得た。
次いで、各DNAマイクロアレイユニットを、基板のリード部側の端面で位置合わせし、各検出部の上に他のDNAマイクロアレイユニットの基板が重複せず検出部の表面が階段状に露出するように接着層を介して貼り合わせ、合計5層の多層DNAマイクロアレイを得た(図1参照)。
このようにして得た多層DNAマイクロアレイを用い、ハイブリダイゼーションおよびインターカレーションを行ったところ、それぞれの処理において安定化した値が得られるまでの時間は5秒程度と短いものであった。
比較例
比較例として、厚さ125μm、幅7mm、長さ70mmのポリエチレンテレフタレートフィルムを基板とし、その上にカーボンインキを用いてスクリーン印刷法でリード部および検出部を形成し、次いで検出部にSigma−Aldrich社製ポリグアニル酸カリウム塩(POLYGUANYLIC ACID potassium salt)が固定化されたグラシーカーボン粉を散布して固定し、同一基板上に4個の検出部を有する単層のDNAマイクロアレイユニットを複数得た(図4参照)。
次いで、各検出部の表面が他のDNAマイクロアレイユニットの基板と0.5mmの間隔を有するように接着層を介して貼り合わせ、合計5層の多層DNAマイクロアレイを得た(図6参照)。
このようにして得た多層DNAマイクロアレイを用い、ハイブリダイゼーションおよびインターカレーションを行ったところ、それぞれの処理において安定化した値が得られるまでに30秒程度要するものであった。
本発明は、電気化学的にDNAやRNAを検出する方法において好適に用いることができ、産業上有用なものである。
本発明の多層DNAマイクロアレイの一実施例を示す断面図である。 本発明の多層DNAマイクロアレイの一実施例を示す断面図である。 本発明の多層DNAマイクロアレイの一実施例を示す断面図である。 本発明の多層DNAマイクロアレイを構成するDNAマイクロアレイユニットの一実施例を示す平面図である。 本発明の多層DNAマイクロアレイを構成するDNAマイクロアレイユニットと接着層のパターンの一実施例を示す平面図である。 従来の多層DNAマイクロアレイの一実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 多層DNAマイクロアレイ
2 DNAマイクロアレイユニット
3 基板
4 検出部
5 リード部
6 接着層

Claims (3)

  1. 絶縁性を有する基板上に導電性を有するリード部と、導電性を有し、かつ核酸が固定化された導電性微粉末を有する検出部とが直列に形成された複数のDNAマイクロアレイユニットが、各検出部の上に他のDNAマイクロアレイユニットの基板が重複せず検出部の表面が露出するよう階段状に積層されていることを特徴とする多層DNAマイクロアレイ。
  2. 各リード部の抵抗値が一定である請求項1記載の多層DNAマイクロアレイ。
  3. 各リード部の長さが一定である請求項1記載の多層DNAマイクロアレイ。
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