JP4408865B2 - 給電機能を具備した携帯端末のデータ書込システム、給電制御プログラム、携帯端末へのデータ書込方法 - Google Patents

給電機能を具備した携帯端末のデータ書込システム、給電制御プログラム、携帯端末へのデータ書込方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4408865B2
JP4408865B2 JP2006036068A JP2006036068A JP4408865B2 JP 4408865 B2 JP4408865 B2 JP 4408865B2 JP 2006036068 A JP2006036068 A JP 2006036068A JP 2006036068 A JP2006036068 A JP 2006036068A JP 4408865 B2 JP4408865 B2 JP 4408865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
mobile terminal
battery
portable terminal
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006036068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007219582A (ja
Inventor
貴明 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SoftBank Corp
Original Assignee
SoftBank Mobile Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SoftBank Mobile Corp filed Critical SoftBank Mobile Corp
Priority to JP2006036068A priority Critical patent/JP4408865B2/ja
Publication of JP2007219582A publication Critical patent/JP2007219582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4408865B2 publication Critical patent/JP4408865B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Description

本発明は、携帯端末の物流過程におけるデータ書込に関するものである。
携帯電話通信サービスを利用するためには、端末である携帯電話内のROMに、適宜、通信ネットワークのオペレータが提供する顧客用情報(電話番号等)を、顧客管理システムと通信しながら書き込む必要がある。これは、携帯電話を物流倉庫より出荷する際も同様である。
この携帯電話へのデータ書込については、例えば、特許文献1に示すように、登録機が設置されていなくても即時に移動電話端末の使用が可能となる登録方法を提供することを目的とし、メーカーは、シーケンス番号に対応する乱数を所定の演算式によって演算し、移動機の製造行程において、移動機のROMにシーケンス番号、認証情報を書き込み、事業者はシーケンス番号に対応する乱数を演算して認証番号を生成し、流通経路に入った移動機が顧客に売れて、店員によりシーケンス番号の通知が事業者側になされると、事業者はコールバックして、店員と顧客の確認とともに電話番号の候補を複数提示し、一つの電話番号を選択させ、事業者はシーケンス番号、電話番号、認証情報を緊急登録し、店員は移動機に電話番号を書き込み、使用の準備が完了する公衆移動体通信における移動電話端末登録方法が記載されている。
特開平8−79816号公報
従来の携帯電話へのデータ書込においては、以下のような問題点があった。
(1)第1の問題点
携帯電話にデータ書込をする際は、携帯電話を動作可能状態にする必要があるため、電池パック(蓄電池)を装着しなければならないが、携帯電話の梱包は本体と電池パックが別々であり、データ書込のため、いちいち電池パックを装着する必要があった。
(2)第2の問題点
現在の多様化した製品の種類に対応するため、携帯電話へのデータ書込ツールを汎用のPC(パソコン)にて実現しようとしている。ここで、PCと携帯電話のインタフェースにUSB(Universal Serial Bus)を採用することにより、より汎用性が向上したシステム構築を実現することができる。また、USBインタフェースは電源供給機能を有しているので、これを利用することにより、携帯電話に電池パックを装着することなく、データ書込を行うことができる。
しかしながら、携帯電話の種類によっては、USBインタフェースからの電源供給をもってしても、電源が立ち上がらないものがある。その理由は、携帯電話を電源OFFの状態からONにする際、初期投入時の突入電流により、電圧が所定期間減圧してしまう場合があり、このような状況に対して耐え得る電力供給を、USBインタフェースが行えないことによる。すなわち、USBインタフェースからの電源供給では、電池パックを装着していない携帯電話にデータ書込ができないこととなる。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、以下のような特徴のいずれかを有する給電機能を具備した携帯端末のデータ書込システム、給電制御プログラム、携帯端末へのデータ書込方法を提供することを目的としている。
(1)汎用PCで動作可能なデータ書込プログラムと、電源供給機能を具備した携帯端末インタフェースで構成し、携帯端末には電池パックを装着することなくデータの書込を行うことができるシステムを提供する。
(2)電源供給機能を具備した携帯端末インタフェースについて、携帯端末の機種に応じた給電設定を行う給電設定プログラムと、給電設定プログラムにより制御される携帯端末インタフェースを構成し、多種多様な製品に対応することができるデータ書込システムを提供する。
(3)給電設定のパラメータファイルをサーバーから配信する仕組みとする。
(4)給電設定プログラムの設定により、給電電圧、初期電圧過渡期間(ブートタイム)のいずれも可変できるようなインタフェースを構成し、規格値と実値の調整をできるようにして適格な給電を行えるインタフェースを提供する。
(5)データ書込プログラムと、給電設定プログラムとともに、自己診断プログラムを構成することにより、インタフェース等のケーブル接続やソフトウェアエラーを自己診断することのできるシステムを提供する。
(6)さらに、バーコードリーダを備えることにより、携帯端末の機種情報入力を簡易なものにする。
なお、携帯端末とは、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯可能であり、使用するために初期設定時にその携帯端末に設定情報を書き込む必要があるものである。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込処理部と、
携帯端末種別に応じた、書込処理を行う携帯端末の供給電源に関する情報及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間を保持する情報保持部と、
コンピュータと携帯端末間の情報を伝達するインタフェース部と、を備え、
該インタフェース部は、携帯端末の動作電源供給部を具備し、
該動作電源供給部は、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記情報保持部が保持する受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、前記情報保持部が保持する供給電源に関する情報に基づいて供給する電源を可変する
ことを特徴とするデータ書込システム。
[2] コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込処理部と、
携帯端末への供給電源を制御する供給電源制御部と、
携帯端末種別に応じた電源供給定義値を記録した電源供給定義値及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間を取得する取得手段と、を備え、
前記供給電源制御部は、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記取得手段により取得した受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、前記取得手段により取得した電源供給定義値を参照し、該携帯端末に供給する電源を制御する
ことを特徴とするデータ書込システム。
[3] [1]又は[2]に記載のデータ書込システムであって、
前記データ書込処理部は、処理起動時に、外部より処理実行情報を取得して動作する
ことを特徴とするデータ書込システム。
[4] [2]に記載のデータ書込システムであって、
前記供給電源制御部の動作起動時に、前記取得手段を介して電源供給定義値を取得する ことを特徴とするデータ書込システム。
[5] [2]に記載のデータ書込システムであって、
前記電源供給定義値は、供給する電源の初期電圧過渡期間を定義しており、
前記制御情報出力手段は、該電源供給定義値を参照して電源制御情報を出力する
ことを特徴とするデータ書込システム。
[6] [1]に記載のデータ書込システムであって、
前記書込処理を行う携帯端末の機種情報を取得する取得手段を備え、該取得手段は、バーコードリーダである
ことを特徴とするデータ書込システム。
[7] [1]又は[2]に記載のデータ書込システムであって、
前記書込処理部又は供給電源制御部若しくはインタフェース部の正常性を確認する確認機能を保持する正常性診断手段をさらに備える
ことを特徴とするデータ書込システム。
[8] コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込モジュールと、
コンピュータを作動し、携帯端末へ供給する電源の設定を制御する電源制御モジュールと、を備え、
前記データ書込モジュールは、処理起動時に、外部より処理実行情報を取得して動作するとともに、
前記処理実行情報には、携帯端末種別に応じた、書込処理を行う携帯端末の供給電源に関する情報である電源供給定義値及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間が含まれており、
前記電源制御モジュールは、電源起動時に、外部より電源供給定義値及び受信タイムアウト時間を取得し、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、該電源供給定義値を参照し、該携帯端末に供給する電源を制御する
ことを特徴とする給電制御プログラム。
[9] コンピュータを作動して、携帯端末への設定情報の書込を行う書込方法であって、
該コンピュータと携帯端末とを接続し、該携帯端末の機種情報を入力する工程と、
取得した機種情報に基づいて、該機種情報に応じた、前記携帯端末の電源に関する規格値及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間を参照する工程と、
前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末に蓄電池が装着されていないことを確認する工程と、
前記携帯端末に蓄電池が装着されていないことを確認した後、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、前記規格値に基づいて該携帯端末に電源供給を行う工程と、
該電源供給工程の処理後、前記携帯端末へデータ書込を行う
ことを特徴とするデータ書込方法。
[10] コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込処理部と、
コンピュータと携帯端末間の情報を伝達するインタフェース部と、を備え、
該インタフェース部は、携帯端末の動作電源供給部を具備し、
該動作電源供給部は、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、携帯端末種別に応じた受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、携帯端末種別に応じて供給する電源を可変とし、
前記データ書込処理部は、前回のデータ書込処理を行った機種を記憶しており、対象としている携帯端末の機種と前記記憶されている前回の機種とが異なるか否かを判断し、異なる場合は操作者に対して確認の表示を行う
ことを特徴とするデータ書込システム。
[11] コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込処理部と、
携帯端末種別に応じた、書込処理を行う携帯端末の供給電源に関する情報及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間を保持する情報保持部と、
コンピュータと携帯端末間の情報を伝達するインタフェース部と、を備え、
前記データ書込処理部は、前回のデータ書込処理を行った機種を記憶しており、対象としている携帯端末の機種と前記記憶されている前回の機種とが異なるか否かを判断し、異なる場合は操作者に対して確認の表示を行い、
前記インタフェース部は、携帯端末の動作電源供給部を具備し、
該動作電源供給部は、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記情報保持部が保持する受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、前記情報保持部が保持する供給電源に関する情報に基づいて供給する電源を可変する
ことを特徴とするデータ書込システム。
前記本発明は次のように作用する。
本発明におけるデータ書込システム、給電制御プログラムおよびデータ書込方法は、携帯端末に対して設定情報の書込処理を行う。
データ書込処理部は、コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行う。情報保持部は、書込処理を行う対象である携帯端末の供給電源に関する情報を保持する。インタフェース部は、コンピュータと携帯端末間の情報を伝達する。該インタフェース部は、携帯端末の動作電源供給部を具備し、該動作電源供給部は、前記情報保持部が保持する供給電源に関する情報に基づいて供給する電源電圧を可変にする。このことによって、携帯端末に電池パックを装着することなく、携帯端末にデータ書込を行うことができる。携帯端末の機種や個体差に応じた供給電源を設定することができるので、新機種の登場や、電源規格の変更等、さまざまな事情にフレキシブルに対応することができる。
データ書込処理部は、コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行う。供給電源制御部は、携帯端末への供給電源を制御する。取得手段は、携帯端末種別に応じた電源供給定義値を記録した電源供給定義値を取得する。制御情報出力手段は、前記取得手段により取得した電源供給定義値を参照し、供給する電源制御情報を出力する。このことによって、携帯端末に電池パックを装着することなく、携帯端末にデータ書込を行うことができる。携帯端末の機種や個体差に応じた供給電源を設定することができるので、新機種の登場や、電源規格の変更等、さまざまな事情にフレキシブルに対応することができる。
さらに、前記データ書込処理部は、処理起動時に、外部より処理実行情報を取得して動作する。このことによって、さらに、給電設定のパラメータファイル管理を一元化することができ、全国にわたるクライアントの増減に柔軟に対応できる。
さらに、前記供給電源制御部の動作起動時に、前記取得手段を介して電源供給定義値を取得する。このことによって、さらに、給電設定のパラメータファイル管理を一元化することができ、全国にわたるクライアントの増減に柔軟に対応できる。
さらに、前記電源供給定義値は、供給する電源の初期電圧過渡期間を定義しており、前記制御情報出力手段は、該電源供給定義値を参照して電源制御情報を出力する。このことによって、さらに、確実に携帯端末にデータ書込を行うことができる。
さらに、前記書込処理を行う携帯端末の機種情報を取得する取得手段を備え、該取得手段は、バーコードリーダである。このことによって、さらに、確実かつ簡単に携帯端末のハード情報を入力することができる。
さらに、前記書込処理部又は供給電源制御部若しくはインタフェース部の正常性を確認する確認機能を保持する正常性診断手段をさらに備える。このことによって、さらに、故障時の故障原因の切り分け作業をすることができる。
データ書込モジュールは、コンピュータを作動し、携帯端末へ設定情報の書込処理を行う。電源制御モジュールは、コンピュータを作動し、携帯端末へ供給する電源の設定を制御する。前記データ書込モジュールは、処理起動時に、外部より処理実行情報を取得して動作するとともに、前記電源制御モジュールは、電源起動時に、外部より電源供給定義値を取得する。このことによって、携帯端末に電池パックを装着することなく、携帯端末にデータ書込を行うことができる。携帯端末の機種や個体差に応じた供給電源を設定することができるので、新機種の登場や、電源規格の変更等、さまざまな事情にフレキシブルに対応することができる。給電設定のパラメータファイル管理を一元化することができ、全国にわたるクライアントの増減に柔軟に対応できる。
コンピュータと携帯端末とを接続し、該携帯端末の機種情報を入力し、取得した機種情報に基づいて、前記携帯端末の電源に関する規格値を参照し、前記携帯端末に蓄電池の接続の有無を確認し、前記携帯端末に蓄電池の接続がないことを確認した後、前記携帯端末に電源供給を行い、該電源供給工程の処理後、前記携帯端末へデータ書込を行う。このことによって、携帯端末に電池パックを装着することなく、携帯端末にデータ書込を行うことができる。携帯端末の機種や個体差に応じた供給電源を設定することができるので、新機種の登場や、電源規格の変更等、さまざまな事情にフレキシブルに対応することができる。
データ書込処理部は、コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行う。インタフェース部は、コンピュータと携帯端末間の情報を伝達する。そして、前記データ書込処理部は、前回のデータ書込処理を行った機種を記憶しており、対象としている携帯端末の機種と前記記憶されている前回の機種とが異なるか否かを判断し、異なる場合は操作者に対して確認の表示を行う。このことによって、連続的に処理していた携帯端末と異なることを操作者に通知することが可能となり、操作者は連続処理における異なる機種への対応ができるようになる。
データ書込処理部は、コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行う。情報保持部は、書込処理を行う対象である携帯端末の供給電源に関する情報を保持する。インタフェース部は、コンピュータと携帯端末間の情報を伝達する。前記データ書込処理部は、前回のデータ書込処理を行った機種を記憶しており、対象としている携帯端末の機種と前記記憶されている前回の機種とが異なるか否かを判断し、異なる場合は操作者に対して確認の表示を行う。前記インタフェース部は、携帯端末の動作電源供給部を具備し、該動作電源供給部は、前記情報保持部が保持する供給電源に関する情報に基づいて供給する電源電圧を可変にする。このことによって、携帯端末に電池パックを装着することなく、携帯端末にデータ書込を行うことができる。携帯端末の機種や個体差に応じた供給電源を設定することができるので、新機種の登場や、電源規格の変更等、さまざまな事情にフレキシブルに対応することができる。さらに、連続的に処理していた携帯端末と異なることを操作者に通知することが可能となり、操作者は連続処理における異なる機種への対応ができるようになる。
本発明にかかる給電機能を具備した携帯端末のデータ書込システム、給電制御プログラム、携帯端末へのデータ書込方法によれば、以下のいずれかの効果を得ることができるようになる。
(1)携帯端末に電池パックを装着することなく、携帯端末にデータ書込を行うことができる。
(2)携帯端末の機種や個体差に応じた供給電源を設定することができるので、新機種の登場や、電源規格の変更等、さまざまな事情にフレキシブルに対応することができる。
(3)給電設定のパラメータファイル管理を一元化することができ、全国にわたるクライアントの増減に柔軟に対応できる。
(4)故障時の故障原因の切り分け作業をすることができる。
(5)確実かつ簡単に携帯端末のハード情報を入力することができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な各種の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態のシステム構成図を示している。
クライアント10は汎用的なパーソナルコンピュータ(PC)である。クライアント10には、USBコネクタ11、バーコードリーダ12が接続されている。接続する16pin(又は10pin)のケーブルコネクタはUSBインタフェースで構成されている(後述)。本実施の形態では、USBインタフェース接続時の弱点を克服する工夫を施すものである。USBコネクタ11は、携帯端末40を接続するものであり、携帯電話等の携帯端末40に電話番号等の設定情報を書き込む。その際に、携帯端末40側に電源も供給する。バーコードリーダ12は、携帯端末40に貼付されたバーコードを読み取るものである。また、クライアント10は通信回線によってサーバー20と接続され、サーバー20は通信回線によって基幹システムデータベース30と接続されている。よって、クライアント10はサーバー20を介して、基幹システムデータベース30と通信することができる。また、クライアント10は、携帯端末40を使用するにあたっての設定情報を書き込むものであり、全国の携帯電話ショップ、または電気製品量販店等に設置される。
図2は、クライアント10において動作する業務アプリケーションのプログラムの初期の動作の概要を示している。業務アプリケーションのプログラムは、クライアント10で動作する、携帯端末40に設定情報を書き込むプログラムである。
業務アプリケーションは、携帯端末40に電話番号等の設定情報を書き込む処理を行うため、一般の操作者ではなく、本システムを操作できる資格を有している者が行うのが望ましい。そのため、その資格を認証するために、パスワード入力とそのパスワードの照合を行う。
パスワード入力処理110は、クライアント10内で動作するプログラムであり、画面入出力処理111、業務アプリケーション用アプレット112、メインメニュー113の各モジュールを備えており、主に操作者のログイン処理を行う。パスワード照合CGI210は、サーバー20内で動作するプログラムであり、パスワード照合処理211、業務アプリケーション用アプレット212の各モジュールを備えており、パスワードの照合を行う。パスワード入力処理110内の画面入出力処理111は、クライアント10のCRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、マウス、キーボードなどの操作者からの指示を入力する入力装置とのインタフェースであり、パスワード照合CGI210のパスワード照合処理211へクライアント10により入力されたパスワードを渡す。パスワード照合処理211は、そのパスワードが予め記憶されたものであるか否かを照合し、その結果を画面入出力処理111に返す。正当なパスワードである場合は、パスワード入力処理110がパスワード照合CGI210内の業務アプリケーション用アプレット212をダウンロードし、パスワード入力処理110内の業務アプリケーション用アプレット112として動作させる。業務アプリケーション用アプレット112は、メインメニュー113を表示する。
より具体的に説明すると、操作者がクライアント10よりサーバー20へアクセスした後、取得したHTMLファイル内に記述されたパスワード情報と、操作者が入力装置を用いて入力したパスワードとが、HTMLで記述されたOKボタンの押下処理により、HTMLファイル内で照会され、一致していない場合は、メッセージ欄にパスワード不一致のメッセージ情報を表示する。また、一致した場合は、クライアント10よりサーバー20へHTMLファイルの要求がなされ、その後、アプレット起動用のHTMLファイルをロードする。業務アプリケーションはJava(登録商標)アプレットで構成されており、ログイン認証後、サーバーよりダウンロードされる。
なお、上記パスワードの照会は、サーバー20に予めパスワード情報を保持させて、クライアント10でのOKボタン押下とともに要求されるHTMLリクエストとともに送出されたパスワード情報と照合するようにしてもよい。
図3は、携帯端末40へ設定情報を書き込むためのシステム構成図である。クライアント10はサーバー20、携帯端末40と接続されている。業務アプリケーション用アプレット112は、クライアント10内で動作するプログラムであり、画面入出力処理1121、携帯端末インタフェース1122、サーバーインタフェース1123の各モジュールを備えており、携帯端末40に設定情報を書き込む業務アプリケーションである。電番書込サービス処理220は、サーバー20内で動作するプログラムであり、基幹システムインタフェース2201というモジュールを備えており、基幹システムデータベース30との通信を行う。
画面入出力処理1121は、業務用アプリケーションにおけるボタンアクション等による画面入力、チェック結果・実行結果・処理状況等の画面表示を行う。携帯端末インタフェース1122は、携帯端末40の仕様に基づき、コマンド送受信により携帯端末40とのデータの授受を行う。サーバーインタフェース1123は、電番書込サービス処理220に対してデータ取得要求を発行し、携帯端末40への設定情報書込に必要なデータを取得する。
基幹システムインタフェース2201は、業務アプリケーション用アプレット112のサーバーインタフェース1123からの要求をトリガーに基幹システムデータベース30よりデータを取得する。そして、業務アプリケーション用アプレット112より受け取ったデータと基幹システムデータベース30から受け取ったデータを基に設定情報を生成するという情報生成処理を行う。なお、基幹システムデータベース30から受け取るデータは、携帯端末40が携帯電話として使える情報であり、具体的には、電話番号、網情報(携帯電話で通信するときに必要な情報)、交換機番号、事業者情報などが含まれる。
業務アプリケーション用アプレット112は、Javaアプレットでダウンロードされるアプリケーションだが、給電アプリケーションは携帯端末40に給電を行うプログラムであり、クライアント10内に記憶されており、ローカルで起動されるアプリケーションである。図4に業務アプリケーション用アプレット112と給電アプリケーションによる画面表示を示す。図5に業務アプリケーションにおける画面遷移を示す。画面Aにおいて、「パスワードを入力してください」とのメッセージを表示し、操作者に対してパスワード入力を要求する。パスワードが入力され、それが適正なパスワードであることが認証されると、画面Bの状態に移る。画面Bにおいて、「携帯端末を接続してください」とのメッセージを表示し、クライアント10に接続されているケーブルに携帯端末40を接続することを操作者に対して要求する。携帯端末40が接続されると、画面Cへ移る。画面Cにおいて、「製造番号をバーコードで読み取ってください」とのメッセージを表示する。操作者は、携帯端末40に貼り付けられている製造番号のバーコードをクライアント10に接続されているバーコードリーダ12によって入力する。このバーコードには、製造番号の他に、機種情報が書き込まれている。正常に読み取れた場合は、画面Dへ移る。画面Dにおいて、「バッテリチェック中です。しばらくお待ち下さい。」とのメッセージを表示する。携帯端末40の起動が完了すると、画面Eへ移る。画面Eにおいて、携帯端末40を取り外すと、給電停止の処理が行われ、画面Bへ戻る。
画面Eの状態で、DL(Down Load)番号が操作者により入力されると、基幹システムデータベース30より該当する電話番号を取得し、その電話番号を表示する(画面F)。なお、ここでDL番号とは、携帯電話の利用者が携帯電話サービスの利用申し込みをした際に、事業者内で採番される番号である。このDL番号によって、製造番号と電話番号が関係付けられることになる。
画面Fの状態から携帯端末40が取り外されたり等すると、給電停止の処理が行われ、画面Bへ戻る。携帯端末40へ電話番号等の書込処理が終了すると、給電停止の処理が行われ、画面Bへ戻る。チェック中状態(画面F)から完了状態になると、画面Gへ遷移する。
第1の実施の形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)使用する場所が多数箇所となる業務アプリケーションをサーバーよりダウンロードする仕組みとすることにより、ソフトウェアの保守性の向上を果すとともに、用途が限られる給電アプリケーションはローカルに構成する仕組みとすることで、他の箇所で利用されることがないようセキュリティを確保をすることができる。このことにより、配備するデータ書込システムの用途に柔軟に対応することができる。
(2)製造番号をバーコードリーダで読み取ることとした。このことにより、タイプミスによる入力ミスを防止することができるので、適確な機種設定ができる。
図6は本発明の第2の実施の形態を示している。
本実施の形態では、携帯端末40へ設定情報を書き込むロムライタの識別子(ID)等が記憶されたパラメータファイル等の環境ファイル230をサーバー20からクライアント10に配信することにより、新機種の携帯端末40に対しての反映等に柔軟に対応できるようにしたものである。
なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。クライアント10は、サーバー20と通信回線を介して接続されている。サーバー20には、複数のクライアント10が接続される。サーバー20の他に、サーバー2号機20A、サーバー3号機20B、サーバー4号機20Cがあるが、これらはサーバー20とほぼ同じ構成のものであり、互いに通信回線を介して接続されている。サーバー20の他に複数のサーバーがあるのは、全国のクライアント10に対応するために、負荷分散を図るためである。したがって、サーバー2号機20A、サーバー3号機20B、サーバー4号機20Cにもそれぞれ複数のクライアント10が接続される。サーバー20に環境ファイル230が格納されると、サーバー20から、サーバー2号機20A、サーバー3号機20B、サーバー4号機20Cのそれぞれにコピーが送信される。
環境ファイル230は、携帯端末40に設定情報を書き込むための環境を設定・確認等するための処理実行情報が記憶されている。そのために、クライアント10の一定の格納場所に格納されている必要がある。また、環境ファイル230には、パラメータファイルの他、ドライバも含まれる。
環境ファイル230には、例えば以下の項目を設定する。
(1)ロムライタID
(2)デフォルト地域
(3)携帯端末接続先COMポート
(4)接続先URL
(5)携帯端末ログ出力指定(省略可。省略時はログ出力無し)
環境ファイル230は、フォーマットが定まっており、業務アプリケーション用アプレット112起動時にそのフォーマットに合致しているか否かのチェックが行われる。
環境ファイル230が各クライアント10に設定され、その後の動作・作用について説明する。以下の順番による。
ステップ1.環境ファイル230の作成。携帯端末40が新機種になった場合等に行われる。
ステップ2.環境ファイル230をサーバー20へアップロード。
ステップ3.サーバー20にて環境ファイル230の配信条件を設定(設定できる条件は、地域、クライアント10の識別子がある)。
ステップ4.サーバー20にて環境ファイル230の配信スケジュールを登録(サーバー2号機20A、サーバー3号機20B、サーバー4号機20Cへ環境ファイル230をコピー)。
ステップ5.環境ファイル230を各クライアント10へ配信。
ステップ6.サーバー20、サーバー2号機20A、サーバー3号機20B、サーバー4号機20Cにて環境ファイル更新リスト作成。
ステップ7.環境ファイル更新情報のバックアップ。
ステップ8.環境ファイル230の配信条件に合致すれば、クライアント10のメインメニュー画面に「ドライバダウンロードボタン」が出現する。これは、Javaアプレットによる制御によって行われる。
第2の実施の形態によれば、次のような効果を得ることができる。
環境ファイルを配信する構成とし、業務アプリケーションの配信とともにダウンロードする構成とした。このことによって、業務アプリケーションのパラメータ変更や動作変更等の必要が生じたとき、PCの配備先に出向くといった手間がなく、全国にわたる端末の各々に柔軟に対応することができる。
図7は本発明の第3の実施の形態を示している。
電源アダプタ100は、本発明に係るものであり、交流100V電源を変圧可変して、携帯端末40に直流電源を供給する。
USBコネクタ101は、USBコネクタ(ジャック)であり、クライアント10と電源アダプタ100とを接続する。
MPU102は、Main Prossesor Unitであり、電源アダプタ100全体を制御する。機能は以下のとおりである。
(1)USBコネクタ101を介して、クライアント10より携帯端末40の機種に応じたパラメータを取得する。
(2)取得したパラメータに基づいて、携帯端末40へ供給する電圧レベルを決定し、AC−DCコンバータの電圧設定をコントロールする。
(3)AC−DCコンバータで検出した過電流や、電圧端子で検出した過電圧情報を符号化し、USBDATAバス(2pin)を介してクライアント10へ通知する。
(4)レセプタクル105を介して携帯端末40から送出されるバッテリ検知の情報(BTT検出)を符号化し、クライアント10へ通知する。
(5)USBDATAバスを介して取得した携帯端末40への設定情報(主に電話番号)を取得して、10pin又は16pinのシリアルケーブルのバス端子(2pin)へ情報を送出する。
電源コネクタ103は、家庭用電源コネクタである。
AC−DCコンバータ104は、MPU102の指示により、AC100VをDC3〜7Vの範囲にて0.1V刻みで変換可変する。
レセプタクル105は、10pin又は16pinのジャックタイプで、携帯端末40と電源アダプタ100とを接続するインタフェースである。MPU102と携帯端末40の間のデータ送受をするとともに、電源アダプタ100より携帯端末40へ電源供給を行い、また、バッテリ接続の有無をMPU102へ通知する。
給電用機種設定ファイルの構成は、以下の9項目からなる。
(1)製造番号
(2)機種
(3)電圧
(4)過電流検出値
(5)メーカー名
(6)バッテリ搭載判定の可/不可
(7)受信タイムアウト時間:バッテリ搭載判定が行えない機種において、携帯端末からのデータ受信の有無を判断する受信タイムアウト時間である。
(8)携帯端末ブート完了時間:携帯端末に対する給電が行われてから、携帯端末の起動が完了するまでの時間である。
(9)給電PIN番号:給電を行うPINの番号を指定する。
次に、第3の実施の形態における動作・作用について説明する。図8を用いて、給電用機種設定ファイルの設定フローを説明する。これは、業務アプリケーション用アプレット112の処理起動時に行われる。
クライアント10内の初期設定ファイルに、倉庫識別(Y or N)、ダウンロード元IPアドレス、ダウンロード元ファイル名、ダウンロード先ファイル名が予め設定されている。「倉庫識別」とは、給電用機種設定ファイルをサーバー20よりダウンロードするか否かを指定するものである。「ダウンロード元IPアドレス」とは、給電用機種設定ファイルがあるサーバー20のIPアドレスを定義するものである。「ダウンロード元ファイル名」とは、給電用機種設定ファイル名を定義するものである。「ダウンロード先ファイル名」とは、給電用機種設定ファイルのダウンロード先を定義するものである。
ステップS801では、「倉庫識別」の設定値を判断する。「Y」の場合は、ステップS802へと進み、「N」の場合は、ステップS805へと進み終了する。
ステップS802では、「ダウンロード元IPアドレス」に対してソケットをオープンする。つまり、クライアント10とサーバー20を通信可能状態にする。
ステップS803では、「ダウンロード元ファイル名」に対して、GETコマンドを実施する。つまり、クライアント10がサーバー20から給電用機種設定ファイルをダウンロードする。
ステップS804では、GETしたファイルの出力先を「ダウンロード先ファイル名」として出力する。つまり、ダウンロードしたファイルを以下の携帯端末40への給電処理において用いられるように予め定めた位置に格納する。
ステップS805では、給電用機種設定ファイルのダウンロード処理を終了する。
図9は、自動給電モードにおける携帯端末40への給電開始・停止タイミングの処理フローを示している。自動給電モードとは、携帯端末40に電池パックが装着されていない状態で、携帯端末40に対して給電を行う場合をいう。
ステップS902では、クライアント10を起動する。そして、携帯端末40へ設定情報を書き込むためのアプリケーションプログラムである給電管理アプリケーションプログラムとともに、業務アプリケーションが自動的に起動する。これによって、図8で説明した給電用機種設定ファイルが自動的にダウンロードされる。
ステップS903では、操作者に対してパスワード入力を要求する(図5の画面A参照)。適正なパスワードが入力されると、S904へと進む。
ステップS904では、「携帯端末を接続してください」というメッセージが表示される(図5の画面B参照)。操作者が携帯端末40をケーブルに接続すると、これが検知されて、ステップS907へと進む。ステップS907では、操作者により携帯端末40の製造番号が入力される。この際に、バーコードリーダ12が用いられる(図5の画面C参照)。
ステップS908では、ダウンロードされた給電用機種設定ファイルをサーチすることによって、ステップS907で入力された製造番号があるか否かを判定する。もしも検索エラーがあれば、ステップS907へ戻り、製造番号の再入力を促す。検索エラーが無ければ(ステップS909;Yes)、ステップS910へ進む。
ステップS910では、「前回処理と同じ機種」であるか否かを判定する。同じ機種でなければ、確認表示が行われる(ステップS911)。
ここで、「前回処理と同じ機種」であるか否かを判定するのは、以下の理由による。本実施の形態の利用は、物流倉庫で行われる。したがって、同一場所で連続的に同一機種の給電を行うのが原則であるが、時折、イレギュラー対応で、他の機種を給電することが必要となる場合がある。このようなときに、これまで連続的に処理していた携帯端末40と異なることを操作者に通知するため、メッセージ表示を行うようにしている。
このために、データ書込処理が終了した時点で、その書込処理の対象となっていた携帯端末の機種を記憶する。機種はステップS908の際に取得される。
ステップS911による確認表示の後、ステップS907まで戻る。なお、ステップS904まで戻ってもよい。この場合は、既にケーブルに携帯端末が接続されており、そのことが検知されるので、ステップS904の「携帯端末を接続してください」のメッセージは表示しない。したがって、すぐにステップS907へと進む。
ステップS912では、電圧・過電流設定値を給電用機種設定ファイルから製造番号をキーにして検索する。検索エラーが発生した場合は(ステップS914;No)、エラー表示(ステップS913)を行い、ステップS904に戻る。
ステップS915では、バッテリの有無のチェックが可能であるか否かを判定する。チェックできなかった場合はステップS916へ進み、チェックできた場合はステップS918へ進む。
ステップS916では、携帯端末40からの受信データがあるか否かを判定する。受信データが有る場合は、エラー表示(ステップS913)を行い、ステップS904に戻る。受信データが無い場合は、携帯端末40との受信タイムアウトになっているか否かを判定する(ステップS917)。なお、受信データが有る場合とは、例えば携帯端末40にバッテリが接続されているといった情報である。
また、受信タイムアウトになっていない場合は、ステップS916に戻り、タイムアウトになるまで待つ。受信タイムアウトになっている場合は、ステップS919へ進む。
ステップS918では、バッテリがあるか否かを判定する。バッテリがある場合は、エラー表示(ステップS913)を行い、ステップS904に戻る。バッテリが無い場合は、ステップS919へ進む。
ステップS919では、給電を開始する。
ステップS920では、携帯端末40のブートが完了するのを待つ。携帯端末40のブート完了時間は、給電用機種設定ファイルに記憶されているので、それを用いる。ブートが完了するとステップS921へ進む。
ステップS921では、DL番号をバーコードリーダ12を用いて入力する(図5の図面E参照)。
ステップS922では、電話番号等を含む設定情報を携帯端末40に書き込む。
ステップS923では、設定情報の書込が終了したので、携帯端末40をケーブルから取り外す。ケーブルを取り外すことによって、給電が停止する(ステップS924)。
ステップS925では、操作者に対して、作業が終了した旨を表示する。これを知得した操作者は、図5画面Gの「メインメニュー」ボタンをクリック動作することで、ステップS904へ戻る。作業終了であれば例えば、F8等を指定することで、アプリケーションが終了する(ステップS926)。
図10は、無給電モードにおける携帯端末40への設定情報書込タイミングの処理フローを示している。無給電モードとは、携帯端末40に電池パックが装着されており、携帯端末40に対して給電を行う必要が無い場合をいう。
ステップS1002では、クライアント10を起動する。そして、携帯端末40へ設定情報を書き込むためのアプリケーションプログラムである給電管理アプリケーションプログラムと業務アプリケーションが自動的に起動する。これによって、図8で説明した給電用機種設定ファイルが自動的にダウンロードされる。
ステップS1003では、操作者に対してパスワード入力を要求する(図5の画面A参照)。適正なパスワードが入力されると、S1004へと進む。
ステップS1004では、操作者が携帯端末40をケーブルに接続する。
ステップS1005では、DL番号をバーコードリーダ12を用いて入力する。
ステップS1006では、電話番号等を含む設定情報を携帯端末40に書き込む。
ステップS1007では、設定情報の書込が終了したので、携帯端末40をケーブルから取り外す。
ステップS1008では、操作者に対して、作業が終了した旨を表示する。これを知得した操作者は、図5画面Gの「メインメニュー」ボタンをクリック動作することで、ステップS1004へ戻る。作業終了であれば例えば、F8等を指定することで、アプリケーションが終了する(ステップS1009)。
第3の実施の形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)給電用機種設定ファイルをサーバーより配信する仕組みとした。これにより、携帯端末の新機種のデータ反映や、規格変更等に柔軟に対応可能なシステム構成とすることができる。
(2)給電アプリケーションより電源アダプタをコントロールできる仕組みとした。これにより、携帯端末にあわせた給電設定ができる。特に、ケーブルを通じて自動給電できるようにしたので、携帯端末に電池パックを装着せずに設定情報の書込処理ができる。
図11は本発明の第4の実施の形態を示している。
本実施の形態では、データ書込システムにおける保守モードであり、自己診断プログラムにより構成されている。普段は表示するようにしていないが、必要に応じて当該画面を呼び出すことができる。保守画面1100は、クライアント10の画面に表示される。
携帯端末未接続表示1101は、携帯端末40が接続されていないときに点灯する。バッテリなし表示1102は、携帯端末40にバッテリが搭載されていないときに点灯する。バッテリ未判定表示1103は、バッテリチェックの様子を表示する。過電流検知表示1104は、過電流を検知したときに点灯する。ACアダプタOFF表示1105は、ACアダプタの電源がOFFのときに点灯する。給電電圧異常表示1106は、給電電圧異常を検出したときに点灯する。携帯端末ケーブル未接続表示1107は、携帯端末ケーブルが接続されていないときに点灯する。USBケーブル未接続表示1108は、USBケーブルが接続されていないときに点灯する。DCコネクタ未接続表示1109は、DCコネクタが接続されていないときに点灯する。給電電圧実測値表示1110は、実際に給電されている電圧が表示される。移動端末通信エラー表示1111は、携帯端末40との通信エラーが発生したときに点灯する。過電流検出等設定値表示1112は、過電流が検出された場合の電流値、給電電圧、給電ピン番号の実測値が表示される。バージョン情報表示1113は、給電アプリケーションのバージョン情報、ケーブルドライバのバージョン情報、アタッチメントファームバージョンが表示される。機種設定ファイル更新日表示1114には、給電用機種設定ファイルの更新日が表示される。
自己診断プログラムは、次のように動作する。
(1)エラー原因として「機種情報のデータが無い」を検知した場合、エラーメッセージとして「機種設定ファイルの中に入力した製番の情報が見つかりません。」が表示される。
(2)エラー原因として「USBケーブル取り外し、USBケーブル故障、電源アダプタ100故障、クライアント10故障」を検知した場合、エラーメッセージとして「USBケーブル未接続」が表示される。
(3)エラー原因として「携帯端末ケーブル取り外し、携帯端末ケーブル故障」を検知した場合、エラーメッセージとして「携帯端末ケーブル未接続」が表示される。
(4)エラー原因として「携帯端末40にバッテリ搭載」を検知した場合、エラーメッセージとして「バッテリを接続したままでは給電できません。携帯端末を取り外してバッテリを取り、改めて携帯端末を接続してください。」が表示される。
(5)エラー原因として「通信エラー」を検知した場合、エラーメッセージとして「通信エラー」が表示される。
(6)エラー原因として「ACアダプタ電源オフ(外れ)、ACアダプタのDCコネクタ未接続。ACアダプタ故障」を検知した場合、エラーメッセージとして「ACアダプタ電源オフ」が表示される。
(7)エラー原因として「低電圧異常、携帯端末40故障」を検知した場合、エラーメッセージとして「過電流検知」が表示される。
(8)エラー原因として「電源アダプタ100故障(給電電圧異常)」を検知した場合、エラーメッセージとして「給電電圧異常」が表示される。
(9)エラー原因として「電源アダプタ100故障(給電失敗)」を検知した場合、エラーメッセージとして「給電を行うことができませんでした。接続ケーブルの状態を確認して、改めて操作を行ってください。」が表示される。
(10)エラー原因として「給電用機種設定ファイル設定内容異常」を検知した場合、エラーメッセージとして「給電ファイル異常」が表示される。
第4の実施の形態によれば、次のような効果を得ることができる。
データ書込プログラムと、給電設定プログラムとともに、自己診断プログラムを構成することにより、インタフェース等のケーブル接続やソフトウェアエラーを自己診断することのできるシステムを提供することができる。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、以下の発明としても把握することができる。
コンピュータを作動し、携帯端末へ設定情報の書込処理を行うデータ書込モジュールと、
コンピュータを作動し、携帯端末へ供給する電源の設定を制御する電源制御モジュールと、を備え、
前記データ書込モジュールは、処理起動時に、外部より処理実行情報を取得して動作するとともに、
前記電源制御モジュールは、電源起動時に、外部より電源供給定義値を取得する
ことを特徴とする給電制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
本発明の第1の実施の形態のシステム構成図である。 クライアントにおいて動作する業務アプリケーションのプログラムの初期の動作の概要を示す構成図である。 携帯端末へ設定情報を書き込むためのシステムの構成図である。 画面表示例を示す図である。 画面遷移例を示す図である。 第2の実施の形態の構成図である。 第3の実施の形態の構成図である。 給電用機種設定ファイルの設定フローである。 自動給電モードにおける携帯端末への給電開始・停止タイミングの処理フローである。 無給電モードにおける携帯端末への設定情報書込タイミングの処理フローである。 保守モードの画面表示例である。
符号の説明
10…クライアント
11…USBコネクタ
12…バーコードリーダ
20…サーバー
20A…サーバー2号機
20B…サーバー3号機
20C…サーバー4号機
30…基幹システムデータベース
40…携帯端末
100…電源アダプタ
101…USBコネクタ
102…MPU
103…電源コネクタ
104…AC−DCコンバータ
105…レセプタクル
110…パスワード入力処理
111…画面入出力処理
112…業務アプリケーション用アプレット
113…メインメニュー
210…パスワード照合CGI
211…パスワード照合処理
212…業務アプリケーション用アプレット
220…電番書込サービス処理
230…環境ファイル
1100…保守画面
1101…携帯端末未接続表示
1102…バッテリなし表示
1103…バッテリ未判定表示
1104…過電流検知表示
1105…ACアダプタOFF表示
1106…給電電圧異常表示
1107…携帯端末ケーブル未接続表示
1108…USBケーブル未接続表示
1109…DCコネクタ未接続表示
1110…給電電圧実測値表示
1111…移動端末通信エラー表示
1112…過電流検出等設定値表示
1113…バージョン情報表示
1114…機種設定ファイル更新日表示
1121…画面入出力処理
1122…携帯端末インタフェース
1123…サーバーインタフェース
2201…基幹システムインタフェース

Claims (11)

  1. コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込処理部と、
    携帯端末種別に応じた、書込処理を行う携帯端末の供給電源に関する情報及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間を保持する情報保持部と、
    コンピュータと携帯端末間の情報を伝達するインタフェース部と、を備え、
    該インタフェース部は、携帯端末の動作電源供給部を具備し、
    該動作電源供給部は、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記情報保持部が保持する受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、前記情報保持部が保持する供給電源に関する情報に基づいて供給する電源を可変する
    ことを特徴とするデータ書込システム。
  2. コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込処理部と、
    携帯端末への供給電源を制御する供給電源制御部と、
    携帯端末種別に応じた電源供給定義値を記録した電源供給定義値及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間を取得する取得手段と、を備え、
    前記供給電源制御部は、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記取得手段により取得した受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、前記取得手段により取得した電源供給定義値を参照し、該携帯端末に供給する電源を制御する
    ことを特徴とするデータ書込システム。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ書込システムであって、
    前記データ書込処理部は、処理起動時に、外部より処理実行情報を取得して動作する
    ことを特徴とするデータ書込システム。
  4. 請求項2に記載のデータ書込システムであって、
    前記供給電源制御部の動作起動時に、前記取得手段を介して電源供給定義値を取得する ことを特徴とするデータ書込システム。
  5. 請求項2に記載のデータ書込システムであって、
    前記電源供給定義値は、供給する電源の初期電圧過渡期間を定義しており、
    前記制御情報出力手段は、該電源供給定義値を参照して電源制御情報を出力する
    ことを特徴とするデータ書込システム。
  6. 請求項1に記載のデータ書込システムであって、
    前記書込処理を行う携帯端末の機種情報を取得する取得手段を備え、該取得手段は、バーコードリーダである
    ことを特徴とするデータ書込システム。
  7. 請求項1又は2に記載のデータ書込システムであって、
    前記書込処理部又は供給電源制御部若しくはインタフェース部の正常性を確認する確認機能を保持する正常性診断手段をさらに備える
    ことを特徴とするデータ書込システム。
  8. コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込モジュールと、
    コンピュータを作動し、携帯端末へ供給する電源の設定を制御する電源制御モジュールと、を備え、
    前記データ書込モジュールは、処理起動時に、外部より処理実行情報を取得して動作するとともに、
    前記処理実行情報には、携帯端末種別に応じた、書込処理を行う携帯端末の供給電源に関する情報である電源供給定義値及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間が含まれており、
    前記電源制御モジュールは、電源起動時に、外部より電源供給定義値及び受信タイムアウト時間を取得し、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、該電源供給定義値を参照し、該携帯端末に供給する電源を制御する
    ことを特徴とする給電制御プログラム。
  9. コンピュータを作動して、携帯端末への設定情報の書込を行う書込方法であって、
    該コンピュータと携帯端末とを接続し、該携帯端末の機種情報を入力する工程と、
    取得した機種情報に基づいて、該機種情報に応じた、前記携帯端末の電源に関する規格値及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間を参照する工程と、
    前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末に蓄電池が装着されていないことを確認する工程と、
    前記携帯端末に蓄電池が装着されていないことを確認した後、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、前記規格値に基づいて該携帯端末に電源供給を行う工程と、
    該電源供給工程の処理後、前記携帯端末へデータ書込を行う
    ことを特徴とするデータ書込方法。
  10. コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込処理部と、
    コンピュータと携帯端末間の情報を伝達するインタフェース部と、を備え、
    該インタフェース部は、携帯端末の動作電源供給部を具備し、
    該動作電源供給部は、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、携帯端末種別に応じた受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、携帯端末種別に応じて供給する電源を可変とし、
    前記データ書込処理部は、前回のデータ書込処理を行った機種を記憶しており、対象としている携帯端末の機種と前記記憶されている前回の機種とが異なるか否かを判断し、異なる場合は操作者に対して確認の表示を行う
    ことを特徴とするデータ書込システム。
  11. コンピュータを作動し、携帯端末への設定情報の書込処理を行うデータ書込処理部と、
    携帯端末種別に応じた、書込処理を行う携帯端末の供給電源に関する情報及び該携帯端末からのデータ受信の有無によって電池装着を判断するための時間である受信タイムアウト時間を保持する情報保持部と、
    コンピュータと携帯端末間の情報を伝達するインタフェース部と、を備え、
    前記データ書込処理部は、前回のデータ書込処理を行った機種を記憶しており、対象としている携帯端末の機種と前記記憶されている前回の機種とが異なるか否かを判断し、異なる場合は操作者に対して確認の表示を行い、
    前記インタフェース部は、携帯端末の動作電源供給部を具備し、
    該動作電源供給部は、前記携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできるか否かを判定し、チェックできない場合には、前記情報保持部が保持する受信タイムアウト時間の間、該携帯端末からの受信がないことによって、該携帯端末には電池が装着されていないことを確認し、又は該携帯端末には電池が装着されているか否かをチェックできる場合であって電池が装着されていない場合には、前記情報保持部が保持する供給電源に関する情報に基づいて供給する電源を可変する
    ことを特徴とするデータ書込システム。
JP2006036068A 2006-02-14 2006-02-14 給電機能を具備した携帯端末のデータ書込システム、給電制御プログラム、携帯端末へのデータ書込方法 Expired - Fee Related JP4408865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006036068A JP4408865B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 給電機能を具備した携帯端末のデータ書込システム、給電制御プログラム、携帯端末へのデータ書込方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006036068A JP4408865B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 給電機能を具備した携帯端末のデータ書込システム、給電制御プログラム、携帯端末へのデータ書込方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007219582A JP2007219582A (ja) 2007-08-30
JP4408865B2 true JP4408865B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=38496854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006036068A Expired - Fee Related JP4408865B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 給電機能を具備した携帯端末のデータ書込システム、給電制御プログラム、携帯端末へのデータ書込方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4408865B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8405512B2 (en) * 2008-02-01 2013-03-26 Apple Inc. System and method for accessing diagnostic information
JP5212477B2 (ja) * 2008-10-15 2013-06-19 富士通株式会社 情報処理装置および起動完了通知プログラム
JP2023088110A (ja) * 2021-12-14 2023-06-26 キヤノン株式会社 情報処理装置、方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007219582A (ja) 2007-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4168338B2 (ja) インストールプログラム、コンピュータ読取可能な記録媒体、及びインストール方法
CN104065699A (zh) 车载装置系统、便携终端及车载装置
US20040025155A1 (en) Method, computer program product, and system for configuring a software image for installation into a computer system
US20200028737A1 (en) Method and device for upgrading module firmware of pos machine
CN103314359A (zh) 用于更新固件的系统和方法
US20090134973A1 (en) Plug & Play and Security Via RFID For Handheld Devices
EP1221651A2 (en) Device environment configuration system, device environment configuration method, and data storage medium therefor
CN105630569A (zh) 一种软件源代码的处理方法、装置及电子设备
CN105262610A (zh) 网络修复的方法、装置和终端
CN108008962A (zh) 一种Linux系统下PXE服务器的配置方法和系统
JP4408865B2 (ja) 給電機能を具備した携帯端末のデータ書込システム、給電制御プログラム、携帯端末へのデータ書込方法
US10002082B2 (en) Method and apparatus for cyclical key-off file replacement
CN100480958C (zh) 电子设备和用于电子设备的通知方法
JP2011003053A (ja) 端末装置、設定報知システム、報知方法
CN108572929B (zh) 设备的调试模式的开启方法和装置
CN100498811C (zh) 用于信息处理系统自定义图像制造的方法和系统
US20100121909A1 (en) Storage apparatus and on-line client service system, software and method thereof
CN115242753B (zh) 网卡mac地址烧录方法、系统、电子设备与存储介质
CN116483416A (zh) 固件在线升级方法、服务器及存储介质
JP2005196269A (ja) 端末装置、サーバ装置、サーバプログラム、端末プログラム設定装置、端末プログラム設定プログラム、サーバプログラム設定装置、サーバプログラム設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体
CN104980564A (zh) 充电插座以及基于充电插座的移动终端处理方法
CN110764803B (zh) 一种软件的升级方法及装置
CN113778354A (zh) 设备管理系统及设备管理方法
EP1975751A1 (en) Data transfer of data for analysis and evaluation
CN104040513A (zh) 显示器管理系统及其服务器装置、可编程显示器、工作控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151120

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees