JP4407869B2 - 吸収性部材を切断並びに密閉するための方法 - Google Patents
吸収性部材を切断並びに密閉するための方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4407869B2 JP4407869B2 JP2000557785A JP2000557785A JP4407869B2 JP 4407869 B2 JP4407869 B2 JP 4407869B2 JP 2000557785 A JP2000557785 A JP 2000557785A JP 2000557785 A JP2000557785 A JP 2000557785A JP 4407869 B2 JP4407869 B2 JP 4407869B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- superabsorbent material
- side edge
- agent
- absorbent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C67/00—Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00
- B29C67/0044—Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00 for shaping edges or extremities
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/15577—Apparatus or processes for manufacturing
- A61F13/15617—Making absorbent pads from fibres or pulverulent material with or without treatment of the fibres
- A61F13/15658—Forming continuous, e.g. composite, fibrous webs, e.g. involving the application of pulverulent material on parts thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/15577—Apparatus or processes for manufacturing
- A61F13/15707—Mechanical treatment, e.g. notching, twisting, compressing, shaping
- A61F13/15739—Sealing, e.g. involving cutting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2793/00—Shaping techniques involving a cutting or machining operation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2105/00—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
- B29K2105/04—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped cellular or porous
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2313/00—Use of textile products or fabrics as reinforcement
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/48—Wearing apparel
- B29L2031/4871—Underwear
- B29L2031/4878—Diapers, napkins
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Description
(本発明の技術分野)
本発明は、吸収性部材を切断並びに密閉するための方法に関し、より詳しくは、使い捨て吸収性製品中の吸収性コアとして使用するために適した吸収性部材の切断並びに密閉するための方法に関している。
【0002】
(本発明の背景)
繊維の集合、言い換えると繊維のウェブを有している吸収性ウェブは、当該技術分野においてよく知られている。このようなウェブは、排出される身体の液体のような液体を吸収することが出来、このことは、液体が繊維材料自身により吸い上げられるような吸収機構と、液体が繊維の間の毛管の隙間を通り分配され中に蓄えられることにより獲得される保持機構(wicking mechanism)との両方によりなされる。このような繊維構造の吸収特性を改良するための1つの手段は、液体を吸収する高分子ゲル化材料(また、ヒドロゲル形成材料(hydrogel-forming material)超吸収性ポリマー等として参照される)のような超吸収性材料を中に組み込むことである。前記超吸収性材料は、排出される身体の液体のような液体を留めるために役に立つ。特定の形状においてヒドロゲル形成材料が繊維ウェブ中に組み込まれるような前述の型の吸収性構造は、1986年9月9日にウェイスマンとゴールドマン(Weisman and Goldman)に発行された米国特許第4,610,678号において開示されている。
【0003】
吸収性材料の組み込みにより提供された吸収性においての改良は、比較的薄い吸収性コアを使用し、その結果比較的薄い製品である、使い捨ておむつのような、吸収性製品の実現を可能にする。
【0004】
にもかかわらず、上述の吸収性コアの実体は、肌上のゲル(gel-on-skin)と言われる現象の減少、好ましくは除去を吸収性コアに提供する必要性を残している。肌上のゲルは、以下に示す状況のことであり、前記状況とは、吸収性ゲル化材料が、吸収性コアから漏れ出て、そして吸収性製品の身体側ライナー若しくはトップシートを通り移動し、着用者の肌に接触するように進むという状況である。
【0005】
従来の技術の一連の定められた操作において、繊維及び超吸収性材料は、連続的なウェブに共に混合されている。前記連続的なウェブは、続いて個々の吸収性部材又はコアに切断される。前記個々の吸収性部材は、続いて吸収性製品を形成するように、液体透過性トップシートと液体不透過性バックシートとの間に配置される。望まないが、歓迎されないことを引き起こすような、吸収性ゲル化材料が容易に前記トップシートを通過されるような満足行かない製品を提供するこの構成は、肌上のゲルになる。
【0006】
上述の一連の定められた操作の1つの解決法は、連続的なウェブの上にティシュー又は不織りのウェブのようなもう1つのウェブを配置し、続いて前記コア及びティシューを具備している個々の部材にティシュー及び連続的なウェブの両方を切断することであった。前記個々の部材は、続いて前記トップシートと吸収性コアとの間に配置されている前記ティシューを備えている製品中に配置され、前記吸収性コアの最上部表面から漏れ出ることから吸収性ゲル化材料を実質的に保護し、従って、肌上のゲルの量を減少する。
【0007】
望まないが、例えば、前記ティシュー及び連続的なウェブが個々の部材に切断されたとき、前記吸収性コアの前記端部は、開いたままになり、言い換えると、前記吸収性コアの前記端部ティシューにより覆われていなくなり、吸収性ゲル化材料を前記吸収性コアの前記端部を通り漏れ出すことを認める。
【0008】
一連の定められた操作を通して、肌上のゲルの問題を回避するように吸収性コアを切断し密閉する方法を提供することが、本発明の目的である。
(発明の要旨)
本発明は、吸収性部材を切断し密閉するための方法である。この方法は:a)繊維材料及び超吸収性材料を具備しているとともに第1側部縁及び第2側部縁を有するウェブを搬送する工程;及び、b)搬送中の前記ウェブに対し前記ウェブの搬送方向に間隔をあけた複数の位置の夫々において第1側部縁と第2側部縁との間で前記搬送方向と交差する方向に沿う領域に超吸収性材料移動妨害エージェントを適用することと、超吸収性材料移動妨害エージェントを適用中の前記ウエブの領域を切断し前記ウェブを1対の向かい合った切断端部を有する個々の吸収性部材にすることとを同時に行う工程、を具備している。
【0009】
前記個々の吸収性部材は、第1表面、第2表面、第1側部縁、及び第2側部縁を具備しており、第1及び第2側部縁は、前記切断端部に一致している。
【0010】
前記超吸収性材料移動妨害エージェントは好ましくは、個々の吸収性部材の、前記第1側部縁から前記第2側部縁まで延びているとともに、前記第1表面から第2表面まで延びている。
【0011】
前記個々の吸収性部材は好ましくは、使い捨て吸収性製品中の吸収性コアを形成し、液体透過性トップシートと液体不透過性バックシートとの間に配置されている。
【0012】
ここで使用されている用語「超吸収性材料移動妨害エージェント(super absorbentmaterial movement obstruction agent)」は、繊維材料と超吸収性材料とを具備しているウェブに適用され、前記ウェブの切断端部を通る超吸収性材料の移動を妨害するような外部のエージェントを指している。
(本発明の詳細な説明)
本発明の方法は、使い捨て吸収性製品において使用するための吸収性コアを製造するために特に適している。ここで使用される用語「吸収性製品(absorbent article)」とは、身体滲出物を吸収する装置を指しており、より詳しくは、着用者の身体に接触又は近接して配置され、前記身体から排出される各種の滲出物を吸収し収容する装置を指している。前記用語「使い捨て(disposable)」は、洗濯、他の方法での再生、又は吸収性製品として再使用することを意図しない(言い換えると、一度の使用後に廃棄する、好ましくはリサイクルされる、堆肥にされる、又は環境に親和な方法で他の処理をされることが意図される)ような使い捨て吸収性製品を説明するためにここで使用されている。「一体的(unitary)」吸収性製品は、分離したホルダーやライナーのような分離して扱われる製品を必要としないような統合された実体を形成するように共に組み立てられた個々の部分から形成される吸収性製品を指摘している。
【0013】
本発明の方法により製造される吸収性製品を具備している一体的な吸収性製品の好ましい実施の形態は、一体的な使い捨て吸収性製品であり、図1中に示されている。ここで使用されている用語「おむる(diaper)」は、幼児及び成人失禁患者により一般的に着用され、着用者の胴下部に着用される吸収性製品を指している。しかしながら、本発明は、失禁用パンツ、失禁用下着、失禁用挿入物、おむつホルダー並びにライナー、及び女性用衛生下着等のような他の吸収性製品に対しても適用し得ることは理解されるべきである。
【0014】
図1を参照して、おむつ20のような吸収性製品は、一般的に、液体透過性トップシート22,トップシート22に接合される液体不透過性バックシート24,及びトップシート22とバックシート24との中間にある吸収性コア26を具備している。おむつ20は好ましくはさらに、前部腰領域36、背部腰領域38、前部腰領域36と背部腰領域38との間に配置されている股領域37,弾性レッグカフス28、耳フラップ30、弾性腰特徴部32、及び少なくとも1つのテープタブを有している固定システム34を具備している。本発明の吸収性コアが挿入され得る適した吸収性製品の例は、1992年9月29日にビュエル(Buell)らに発行された米国特許第5,151,092号においてより詳しく完全に説明されている。
【0015】
本発明の吸収性コア26は、装置100で製造されることが出来、図2中に示されている。好ましい実施の形態において、装置100は、本発明の吸収性コア26が「オンライン(on-line)」で製造され得るように、使い捨て吸収性製品製造ラインを統合している。(ここで使用されている用語「統合される(integrated)」は、原材料から完成製品を製造するために同時に操作する相互に接続された工程モジュールを意味している。用語「オンライン」は、前記テープタブが接合されるであろう使い捨て吸収性製品を製造する製造ラインが統合される装置上で本発明の吸収性コアを製造することの工程を指している。)
装置100をより詳しく調査すると、ウェブ110が提供される。ウェブ110は、繊維材料及び超吸収材料を具備している。前記繊維材料は、ふわふわした(fluff)形状のセルロース繊維;硬化された(stiffened)セルロース繊維のように変性されたセルロース繊維;及び合成繊維を具備することが出来、前記合成繊維は、セルロースアセテート、ポリビニルフルオリド、ポリビニルデンクロリド、ポロビニルアセテート、不溶性ポリビニルアルコール(non-soluble polyvinyl alcohol)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド(ナイロンのような)、ポリエステル、バイコンポーネントファイバー(bi-component fiber)、トリコンポーネントファイバー(tri-component fiber)、及びこれらの混合物等、を含み得る。好ましい合成繊維は、約3デニール/フィラメントから約25デニール/フィラメントのデニール、より好ましくは、約5デニール/フィラメントから約15デニール/フィラメントのデニールを有する。また、好ましくは、繊維表面は、親水性であるか、親水性であるように処理される。
【0016】
適した超吸収性材料は、アクリル酸グラフトファイバー(acrylate grafted fibers)並びに超吸収性変性繊維(superabsorbent modified fiber)のような別々の分子の吸収性ゲル化材料及び超吸収性繊維材料を含んでいるが、これらに限定されない。前記超吸収性材料は、柔軟なウェブ又は前記ウェブ110を形成するためのシート中に組み込まれ得るようなどのような形状にもなり得る。水又は身体からの液体のような液体に接触する前記超吸収性材料は、前記液体を吸収する。前記超吸収性材料は、典型的に吸収性ゲル化材料の別々の分子の形式である。
【0017】
連続的なウェブ110は、図2中の矢印により示されている方向において、ステーション120に搬送される。ウェブ110は、第1即ち最上部表面146、反対側の第2即ち最下部表面148、第1側部縁140(図2中に図示せず)、及び反対側の第2側部縁142を有している。ステーション120において、ウェブ110に超吸収性材料移動妨害エージェント122を使用することと、一対の対抗する切断端部を有する個々の吸収性部材26に前記ウェブを切断することとの同時の操作が、実行される。ナイフ130は、ウェブ110に超吸収性材料移動妨害エージェント122を使用することと、一対の対抗する切断端部を有する個々の吸収性部材26に前記ウェブを切断することとの同時の操作を行う。
【0018】
もちろん、他のウェブは、連続的なウェブ110としてステーション120に搬送され得る。例えば、ティシュー又は不織りのウェブは、第1表面及び/又は第2表面に近接して配置され、続いて、これら複合物をステーション120に搬送する。簡略化のために、単一のウェブ110のみが、図2中に示されている。
【0019】
図3は、ナイフ130の一部分の拡大された横断面図を示す。ナイフ130は、切断縁134で互いに収束し、交わる第1及び第2表面132,133で規定している刃131を有している。前記第1及び第2表面132,133は、各々少なくとも1つ、好ましくは多数の孔136を具備しており、孔136は、超吸収性材料移動妨害エージェントが流れ得る。孔136は、どのような形状及び寸法でもなり得る。孔136の数、パターン、及び間隔は、所望なように選定され得る。
【0020】
ここで図4を参照して、刃131は、ウェブ110を切断するときに、超吸収性材料移動妨害エージェント122は、孔136を通り、ウェブ110の切断縁に流れる。ここで図4を参照して、個々の吸収性部材26は、ウェブ110の切断端部と一致する第1及び第2の端部縁163,165と、第1側部縁160と、第2側部縁162と、第1即ち最上部表面246と、第2即ち最下部表面248とを有している。
【0021】
好ましくは、十分な量の超吸収性材料移動妨害エージェント122は、端部を完全に密閉するように第1及び第2端部縁163,165に適用され、従って、吸収性部材26の前記端部を通り、漏れ出ることから前記吸収性ゲル化材料を保護する。前記端部縁163,165のみへの超吸収性材料移動妨害エージェント122の適用により、各個々の吸収性部材26は、一対の独立部、間隔のあけられて離間した密閉領域243,及び245、を有する。領域243は、第1端部縁163の近傍に位置され、領域245は、第2端部縁165の近傍に位置される。
【0022】
好ましくは、超吸収性材料移動妨害エージェント122の薄いフィルムは、各領域243,及び245が比較的薄くなるように前記ウェブに適用される。しかしながら、超吸収性材料移動妨害エージェント122は、前記端部縁163,165から内部へ拡散し得る。好ましくは、超吸収性材料移動妨害エージェント122の拡散の量は、微小であり、このことは、領域243,245が各々、約10cmより小さい、より好ましくは約5cmより小さい、最も好ましくは約1cmより小さい幅寸法を有するようにである。図4中からわかり得るものとして、超吸収性材料移動妨害エージェントは、端部縁163,165に沿って延び、第1表面246から第2表面248まで、全吸収性部材26を通り抜ける。
【0023】
領域243及び245は好ましくは、吸収性部材26の30%より少ない量、より好ましくは吸収性部材26の20%より少ない量、最も好ましくは吸収性部材26の10%より少ない量を占める。
【0024】
前記超吸収性材料移動妨害エージェントの為の適したエージェントは、高分子溶液、又はエマルジョンであり、これらは、天然(例えば、天然ゴムラッテクス)及び人工の両方であり、前記液体は、水、他の適した液体、又は液体の混合物であるが、これらに限定されない。水性(waterborne)エマルジョンは、好ましく、より好ましくは、アクリル性の水性エマルジョン、又はビニル接着ポリマー(vinylic adhesive polymers)である。
【0025】
前記超吸収性材料移動妨害エージェントの為の他の適したエージェントは、軟化点を有している熱可塑性ポリマー、又は高分子合成物であり、前記軟化点は、ASTMメゾットE28「環球法(Ring and Bell)」により規定され、50度と300度との間の範囲である。好ましくは、このような熱可塑性ポリマー又は高分子合成物は、蝋(wax)、又は重量で少なくとも50%の蝋を含んでいる合成物であり、前記蝋、又は合成物は、約180度より少ない軟化点を有している。より好ましくは、このような熱可塑性エージェント(高分子、蝋、又はこれらから誘導された合成物)は、少なくとも1つの自身のコモノマー、アクリル酸、アクリルアミド、アクリル酸エステル、及び/又はこれらの誘導体である。
【0026】
超吸収性材料移動妨害エージェントは、好ましくはウェブ全体には、適用されず不連続、間隔を空けた領域に適用される。前記超吸収性材料移動妨害エージェントは、ウェブの前記切断端部を通って前記超吸収性材料の移動を妨害することに役立つが、もし、ウェブ全体に適用されたならば幾つかの望ましくない効果を有する。例えば、前記エージェントは、ウェブ全体に適用された場合着用者を不快にするようなウェブの合成を増加させ得る。前記エージェントは、ウェブの幾つかの吸収特性を妨げ得、従って、ウェブ全体に適用されたエージェントを有しているウェブを使用している吸収性製品に望まない影響を与えるであろう。従って、前記ウェブ及びこのようなウェブが使用されている吸収性製品の能力、快適性若しくは他の特性、及び特徴に望まない影響を与えることなく、ウェブの前記切断端部を通り超吸収性材料の移動を妨害することの所望の効果を達成するために、前記超吸収性材料移動妨害エージェントは、不連続で間隔を空けた領域においてのみ、ウェブに適用される。
【0027】
ここで図6を参照して、本発明のもう1つのナイフの実施の形態の拡大された横断面図が示されている。ナイフ330は、第1及び第2表面332,333により規定されている刃331を有している。図3中に示されているナイフ130と異なり、ナイフ330の第1及び第2表面332,333は、1つの切断端部で、互いに交わっていない。代わりに、第1及び第2表面332,333は、1対の切断端部334,335に集められている。切断端部334と切断端部335との間は、隙間336であり、この隙間336を通り、超吸収性材料移動妨害エージェントが流れ得る。
【0028】
ここで図7を参照して、本発明のもう1つのナイフの実施の形態の拡大された横断面図が示されている。ナイフ430は、第1及び第2表面432,433により規定されている刃431を有している。図6中に示されているナイフと同様に、ナイフ430の第1及び第2表面432,433は、一つの切断端部で、互いに交わっていない。代わりに、これらは、1対の切断端部434,435に集められている。さらに、第3の切断端部437が、切断端部434と435との間に配置されている。第3の切断端部437は、端部434及び435と同一、より多い、又はより少ない距離、でナイフ430から外方に延び得る。好ましくは第3の切断端部437は、端部434,435より多い距離をナイフ430から外方に延びている。切断端部434と切断端部437との間は、第1隙間438であり、切断端部435と切断端部437との間は、第2隙間439である。超吸収性材料移動妨害エージェントは、隙間438及び439を各々通り、流れ得る。
【0029】
本発明の方法のもう1つの実施の形態は、超吸収性材料移動妨害エージェントが、ラバーロール、隙間被覆器(slot coater)、スプレーガン、又は当該技術分野で知られている他の適した手段である外部装置から前記ナイフに移動する。続いて、前記超吸収性材料移動妨害エージェントは、移動する。吸収性製品中に組み込まれたとき、図1中に示されているおむつ20のように、吸収性部部材26の領域243,245は好ましくは、前部腰領域36及び背部腰領域38の各々の中に配置される。領域243及び245は、これらが股領域37中に延びるような寸法であり得るが、これは好ましくない。
【0030】
本発明の特定の実施の形態は、図示し説明しているが、各種の他の変形及び改良が本発明の精神及び範囲から逸脱することなくなされ得ることは、当業者には明白であろう。従って、本発明の範囲内の変形及び改良の全てを、添付の請求の範囲中で網羅することが、意図されている。
【0031】
本明細書は、本発明を指摘し明白に請求する請求の範囲で結ばれているが、同一の構成部材は、同一の参照符号が用いられている添付の明細書と合わせた以下の図面により、より理解されることは同様に信じられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の方法に従って製造された吸収性コアを具備している吸収性製品の平面図である。
【図2】 図2は、本発明の吸収性コアを形成するための一連の定められた操作の単純で概略的な図である。
【図3】 図3は、図2中のナイフの一部分を示す拡大された横断面図である。
【図4】 超吸収性材料移動妨害エージェントを適用することと、個々の吸収性部材に前記ウェブを切断することとの同時の操作を示す拡大された横断面図である。
【図5】 図5は、個々の吸収部材の平面図である。
【図6】 図6は、本発明のもう1つのナイフの実施の形態を示す拡大された横断面図である。
【図7】 図7は、本発明のもう1つのナイフの実施の形態を示す拡大された横断面図である。
Claims (10)
- 吸収性部材(26)を切断並びに密閉するための方法であって、
a) 繊維材料及び超吸収性材料を具備しているとともに第1側部縁(140)及び第2側部縁(142)を有するウェブ(110)を搬送する工程;及び
b) 搬送中の前記ウェブに対し前記ウェブの搬送方向に間隔をあけた複数の位置の夫々において第1側部縁(140)と第2側部縁(142)との間で前記搬送方向と交差する方向に沿う領域に超吸収性材料移動妨害エージェント(122)を適用することと、超吸収性材料移動妨害エージェント(122)を適用中の前記ウエブの領域を切断し前記ウェブを1対の向かい合った切断端部を有する個々の吸収性部材(26)にすることとを同時に行う工程、
を具備している吸収性部材(26)を切断並びに密閉するための方法。 - 前記個々の吸収性部材(26)は、第1表面(246)と、第2表面(248)と、第1側部縁(160)と、第2側部縁(162)と、第1端部縁(163)と、第2端部縁(165)と、を具備していて、
前記第1及び第2端部縁は、前記切断端部、そして不連続で間隔を空けた密閉領域(243,245)に一致している請求項1に記載の方法。 - 各密閉領域は、前記第1側部縁から前記第2側部縁まで延びているとともに、前記第1表面から第2表面まで延びている請求項2に記載の方法。
- 超吸収性材料移動妨害エージェントの前記密閉領域は、10cmより少ない幅を有している請求項2又は3に記載の方法。
- 超吸収性材料移動妨害エージェントの前記密閉領域は、5cmより少ない幅を有している請求項2又は3に記載の方法。
- 超吸収性材料移動妨害エージェントの前記密閉領域は、1cmより少ない幅を有している請求項2又は3に記載の方法。
- 前記超吸収性材料移動妨害エージェントは、高分子溶液又はエマルジョンからなるグループから選択された材料である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記超吸収性材料移動妨害エージェントは、摂氏50度と300度との間の範囲の軟化点を有している熱可塑性ポリマー又は高分子合成物である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記熱可塑性ポリマー又は高分子合成物は、蝋(wax)、又は重量で少なくとも50%の蝋を含んでいる合成物である請求項8に記載の方法。
- 前記高分子溶液又はエマルジョンは、天然又は人工である請求項7に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP98112548.7 | 1998-07-07 | ||
EP98112548A EP0970675A1 (en) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | A method for cutting and sealing an absorbent member |
PCT/US1999/015287 WO2000001337A1 (en) | 1998-07-07 | 1999-07-07 | A method for cutting and sealing an absorbent member |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002519146A JP2002519146A (ja) | 2002-07-02 |
JP4407869B2 true JP4407869B2 (ja) | 2010-02-03 |
Family
ID=8232231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000557785A Expired - Fee Related JP4407869B2 (ja) | 1998-07-07 | 1999-07-07 | 吸収性部材を切断並びに密閉するための方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (2) | EP0970675A1 (ja) |
JP (1) | JP4407869B2 (ja) |
AT (1) | ATE232710T1 (ja) |
AU (1) | AU5091099A (ja) |
CA (1) | CA2336336A1 (ja) |
DE (1) | DE69905469T2 (ja) |
WO (1) | WO2000001337A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5259705B2 (ja) * | 2007-06-18 | 2013-08-07 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | ほぼ連続的に分布した吸収性粒子状ポリマー材料を含む封止された吸収性コアを備える使い捨て吸収性物品 |
JP6707336B2 (ja) * | 2015-12-09 | 2020-06-10 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 吸収性物品 |
JP6707335B2 (ja) * | 2015-12-09 | 2020-06-10 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 吸収性物品 |
KR102141473B1 (ko) | 2015-12-09 | 2020-08-05 | 가부시키가이샤 리브도 코포레이션 | 흡수성 물품 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4610678A (en) * | 1983-06-24 | 1986-09-09 | Weisman Paul T | High-density absorbent structures |
US5151092A (en) * | 1991-06-13 | 1992-09-29 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with dynamic elastic waist feature having a predisposed resilient flexural hinge |
CA2093141A1 (en) * | 1991-08-01 | 1993-02-02 | George Barrett | Machine and devices incorporated therein for the manufacture of a laminated textile fabric composite material containing a superabsorbent polymer |
DE69619992T2 (de) * | 1996-12-04 | 2002-11-21 | Procter & Gamble | Verfahren zur Herstellung von geschichteten und teilchenförmiges Material enthaltenden Strukturen, sowie nach dem Verfahren hergestellte Struktur |
-
1998
- 1998-07-07 EP EP98112548A patent/EP0970675A1/en not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-07-07 DE DE69905469T patent/DE69905469T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-07-07 AU AU50910/99A patent/AU5091099A/en not_active Abandoned
- 1999-07-07 JP JP2000557785A patent/JP4407869B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-07-07 EP EP99935429A patent/EP1094773B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-07-07 AT AT99935429T patent/ATE232710T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-07-07 CA CA002336336A patent/CA2336336A1/en not_active Abandoned
- 1999-07-07 WO PCT/US1999/015287 patent/WO2000001337A1/en active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69905469D1 (de) | 2003-03-27 |
EP1094773B1 (en) | 2003-02-19 |
ATE232710T1 (de) | 2003-03-15 |
JP2002519146A (ja) | 2002-07-02 |
DE69905469T2 (de) | 2003-07-24 |
CA2336336A1 (en) | 2000-01-13 |
WO2000001337A1 (en) | 2000-01-13 |
EP0970675A1 (en) | 2000-01-12 |
EP1094773A1 (en) | 2001-05-02 |
AU5091099A (en) | 2000-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6562168B1 (en) | Method for cutting and sealing an absorbent member | |
US5824172A (en) | Method of making an absorbent garment comprising dual containment flaps | |
KR100348716B1 (ko) | 보유플랩구조물 | |
CA2368350C (en) | Method for applying a foamable movement obstruction agent to an absorbent member | |
US6642430B1 (en) | Method for applying a foamable movement obstruction agent to an absorbent member | |
JP4407869B2 (ja) | 吸収性部材を切断並びに密閉するための方法 | |
JP4828022B2 (ja) | 吸収性部材を切断及び密閉するため方法 | |
US6610899B1 (en) | Absorbent member and a method for forming the same | |
JP4356239B2 (ja) | 吸収性部材およびその製造方法 | |
US6391389B1 (en) | Method for sealing an absorbent member | |
CA2336334C (en) | A method for sealing an absorbent member | |
MXPA00010927A (en) | An absorbent member and a method for forming the same | |
MXPA01000164A (en) | A method for cutting and sealing an absorbent member | |
MXPA01000166A (en) | A method for sealing an absorbent member | |
MXPA01001767A (en) | A method for cutting and sealing an absorbent member |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081118 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090216 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090223 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090518 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091006 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20091008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |