JP4406583B2 - 携帯通信端末 - Google Patents

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テレビ等の外部機器に音声を出力する機能と外部機器の音量を調節する機能を持つ携帯通信端末について、その音量調節機能の改良に関する。
最近の携帯通信端末は、デジタルカメラを搭載することにより音声付の映像を撮影することができるものや、インターネット上のサーバから映像音声のコンテンツをダウンロードして再生することのできるものが主流となっている。この撮影又はダウンロードにより得られる映像音声は、技術改良により高画質化、高音質化し、これに対応するために、映像音声をテレビ受像機やAV機器等の外部機器に出力して再生させる機能を有する携帯通信端末も普及しつつある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−352373号公報
ところが入力される映像音声を再生するテレビ受像機等は、携帯通信端末から入力された映像音声を再生する場合と、放送されるテレビ番組を内蔵チューナで受信して再生する場合とで音量が異なる場合がある。具体的には例えば、テレビ番組の再生から携帯通信端末の映像音声の再生に切替える場合、その切替えた時点から音量が著しく小さくなることがある。これを適当な音量で再生させるためには、ユーザは、切替え後にテレビ受像機のリモコン等で音量を上げる操作を行わなければならない。また音量を上げることにより、次にテレビ番組の再生に戻したときには、テレビ番組が大音量で再生されることとなり、ここでも音量を下げるリモコン操作を行わなければならない。
そこで本発明は、テレビ受像機等の外部機器への映像音声の出力前後におけるユーザによる外部機器に対する音量調整操作を不要にした携帯通信端末の提供を目的とする。
上記目的を達成する本発明の携帯通信端末は、テレビ受像機に送信して再生させるべきコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、前記テレビ受像機に対して設定すべき第1音量レベルを記憶している第1音量記憶手段と、前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第1音量調整手段と、前記第1音量調整手段による前記信号の送信の後に、前記コンテンツを前記テレビ受像機へ送信する送信手段とを備える。
ここでテレビ受像機は、例えば、RCA端子と、それにより入力された各信号をディスプレイ及びスピーカへ出力する機構とを備え、送信手段が送信するコンテンツは、コンポジット映像信号、音声Lch信号及び音声Rch信号から構成される。もちろんコンテンツの信号の種類はこれに限らず、例えば、MPEG方式に準じた信号であってもよい。信号が符号化されたものである場合、その復号は、携帯通信端末が行っても良いし、テレビ受像機が行ってもよい。例えば、携帯通信端末は、MPEG方式で圧縮符号化されたコンテンツをテレビ受像機に出力し、テレビ受像機はそのコンテンツをデコードして再生してもよい。
この構成によれば、コンテンツの送信の前に第1音量レベルを設定するための信号が送信されるので、テレビ受像機は、音量を第1音量レベルに設定してからコンテンツを受信して再生することとなる。これにより、第1音量記憶手段の第1音量レベルとして適切な値を記憶させておけば、テレビ受像機の音声入力源が、テレビ番組の再生から携帯通信端末のコンテンツの再生に切替えられたときの音量レベルの高低差を抑えることができるという効果がある。
また前記携帯通信端末は、さらに、前記テレビ受像機に対して設定すべき第2音量レベルを記憶する第2音量記憶手段と、前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第2音量調整手段とを備えてもよい。
この構成によれば、コンテンツの送信後に第2音量レベルを設定するための信号が送信されるので、テレビ受像機は、コンテンツの送信の終了後、すなわち送信されるコンテンツをスピーカ及びディスプレイに逐次に再生出力した後、音量を第1音量レベルから第2音量レベルへと変更することとなる。これにより第2音量記憶手段の第2音量レベルとして適切な値を記憶させておけば、テレビ受像機の音声入力源が携帯通信端末のコンテンツの再生からテレビ番組の再生に切替えられたときの音量レベルの高低差を抑えることができるという効果がある。
また前記携帯通信端末は、さらに、音量調整用の音量レベル幅を記憶している音量幅記憶手段を備え、前記第1音量調整手段が送信する信号は、前記音量レベル幅に相当する分だけ音量レベルを下げる指示の信号を繰り返し、続いて、前記第1音量レベルに相当する分だけ音量レベルを上げる指示の信号を繰り返して成る信号列であり、前記第2音量調整手段が送信する信号は、前記音量レベル幅に相当する分だけ音量レベルを下げる指示の信号を繰り返し、続いて、前記第2音量レベルに相当する分だけ音量レベルを上げる指示の信号を繰り返して成る信号列であってもよい。
ここで第1音量調整手段及び第2音量調整手段は、例えば、赤外線リモコン信号を出力する出力機構に相当する。この赤外線リモコン信号は、テレビ受像機が備える音量、チャンネル等変更のための赤外線リモコン信号受光機構に対応した信号である。赤外線リモコン信号に限らず、その他の種類の信号でもよい。
この構成によれば第1、第2音量調整手段は、音量レベル幅に相当する分の音量を一旦下げて音量レベルを最下値にしておいてから、第1、第2音量レベルを設定する。この最下値にする操作があることにより、第1、第2音量レベルを、相対的にずれることがなく、正確に設定することができるという効果がある。
また前記携帯通信端末は、さらに、ユーザ操作に応じて、前記第1音量記憶手段に記憶されている前記第1音量レベル、前記第2音量記憶手段に記憶されている前記第2音量レベル及び前記音量幅記憶手段に記憶されている前記音量レベル幅のいずれかの値を更新する更新手段を備えてもよい。
また前記更新手段は、前記第1音量レベル、第2音量レベル及び前記音量レベル幅のうちのいずれの値を更新するかということの指定と更新後の値の指定とを示すユーザ操作に応じて前記更新を行ってもよい。
この構成によれば、予め記憶されている第1音量レベル、第2音量レベル及び音量レベル幅の値は、いずれもユーザ操作により更新することができる。
また前記携帯通信端末は、さらに、ユーザ操作に応じて、音量レベルを上げる又は下げる指示を示す信号を、前記テレビ受像機へ送信するユーザ音量調整手段を備え、前記更新手段は、前記送信手段によるコンテンツの送信中に前記ユーザ音量調整手段により送信された信号が示す指示に応じて、前記第1音量記憶手段に記憶されている前記第1音量レベルの値を更新してもよい。
この構成によれば、コンテンツ送信中、すなわちコンテンツの再生中に行われるユーザ操作による音量調節の指示が、リモコン信号となってテレビ受像機へ送信されると同時に、その指示に応じて第1音量記憶手段の第1音量レベルの値が更新される。これによりユーザは、第1音量レベルの値を更新する操作のみを特別に行う必要はなく、コンテンツの再生中にユーザが耳で音量を確かめながら調整操作を行うことで同時に第1音量レベルの値が更新される。
また前記更新手段は、さらに、前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に前記ユーザ音量調整手段により送信された信号が示す指示に応じて、前記第2音量記憶手段に記憶されている前記第2音量レベルの値を更新してもよい。
この構成によれば、コンテンツ送信後に行われるユーザ操作による音量調節の指示が、リモコン信号となってテレビ受像機へ送信されると同時に、その指示に応じて第2音量記憶手段の第2音量レベルの値が更新される。
また前記送信手段は、コンテンツの送信のために前記テレビ受像機と有線接続する接続手段を備え、前記第1音量調整手段は、前記接続手段により有線接続されたことを検出したとき、前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信し、前記第2音量調整手段は、前記接続手段による有線接続が切断されたことを検出したとき、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信してもよい。
この構成によれば、送信手段とテレビ受像機とが有線接続されたか、切離されたかにより、テレビ受像機への音声入力源の切替えのタイミングを検出し、当該検出により音量レベルの切替えを行うことができる。
また前記第1音量記憶手段は、前記第1音量調整手段の信号送信による音量調整前後の音量レベルの差を前記第1音量レベルとして記憶し、前記第2音量記憶手段は、前記第2音量調整手段の信号送信による音量調整前後の音量レベルの差を前記第2音量レベルとして記憶し、前記第1音量調整手段が送信する信号は、前記第1音量記憶手段に記憶される前記音量レベルの差の分だけ、音量レベルを上げる又は下げる指示を示す信号であり、前記第2音量調整手段が送信する信号は、前記第2音量記憶手段に記憶される前記音量レベルの差の分だけ、音量レベルを上げる又は下げる指示を示すリモコン信号であってもよい。
この構成によればテレビ受像機の音声入力源の切替え前後での音量レベルの相対差を記憶し、当該相対差に応じて、音声入力源の切替え時の音量レベルの調節を行うことができる。
また前記送信手段は、前記第1音量調整手段による前記信号の送信の後に、前記テレビ受像機に再生させるための信号を前記コンテンツから生成して送信し、前記携帯通信端末は、さらに、前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記送信手段による前記信号の生成を停止させる停止手段を備えてもよい。
この構成により着信時にはコンテンツの信号の生成が自動的に停止されるので、ユーザが停止操作を行わう手間を省くことができる。
また前記音声通話又はデータ通信に係る割り込みとは、音声通話の着信、メール受信、コンテンツデータ受信のいずれかであってもよい。
この構成により携帯通信端末に、音声通話の着信、メール受信、コンテンツのデータ受信のいずれかがあった場合には、自動的に送信手段による信号の生成が停止され、ユーザの停止操作の手間を無くすことができる。
また、前記携帯通信端末は、さらに、前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記第1音量レベルよりも低い第3音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受信機へ送信する第3音量調整手段を備てもよい。
この構成により、ユーザが着信に応答して通話を開始した場合において、その最中に周囲の者がチャンネルを変えるなどしてテレビの番組再生を行ったような場合でも、通話を邪魔するような大音量で番組が再生されることを防ぐことができる。
また、前記携帯通信端末は、さらに、音声通話又はデータ通信に係る割り込みに関する処理が終了すると、前記第3音量レベルよりも高い第4音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第4音量調整手段を備えてもよい。
この構成により前記第3音量調整手段によって一時的に音量が下げられていても、割込みに関する処理が終了すると、音量を大きくすることができる。この第4音量レベルを、割込み前の音量レベルと同じにすれば、割込みに関する処理が終了したときに元の音量レベルに戻すことができる。なお、割込みに関する処理の終了とは、具体的には例えば、割込みが音声通話の着信である場合には、音声通話が終了して通話に係る接続が切断されたときである。メール受信の場合には、例えば、ユーザによるメールの開封及び確認が終了したことを示す操作を検出したとき、あるいは受信したメールに対する返信のメールを送信したときである。またコンテンツ受信の場合には、例えば、コンテンツの内容の確認が終了したことを示す操作を検出したときである。
前記携帯通信端末は、さらに、前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記送信手段のコンテンツの送信を停止させる停止手段を備えてもよい。
この構成によれば、着信時にはコンテンツの送信が自動的に停止されるので、ユーザが停止操作を行わう手間を省くことができる。
本発明の携帯通信端末は、コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、テレビ受像機に対して設定すべき第1音量レベルを記憶している第1音量記憶手段と、前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第1音量調整手段と、前記コンテンツを再生する再生手段と、前記テレビ受像機へ前記再生手段により再生された信号を逐次送信する送信手段とを備え、前記第1音量調整手段による信号の送信は、前記再生手段によるコンテンツの再生より前に行われる
なおここで再生手段による再生とは、コンテンツのデータを、携帯通信端末自身あるいはテレビ受像機のスピーカ及びディスプレイに出力させるための信号に変換することを指す。
この構成によれば、コンテンツの再生の前に第1音量レベルを設定するための信号が送信されるので、テレビ受像機は、音量を第1音量レベルに設定してからコンテンツの信号を受信し、その信号をスピーカ及びディスプレイに出力することとなる。これにより、第1音量記憶手段の第1音量レベルとして適切な値を記憶させておけば、テレビ受像機の音声入力源が、テレビ番組から携帯通信端末のコンテンツに切替えられたときの音量レベルの高低差を抑えることができるという効果がある。
前記携帯通信端末は、さらに、前記再生手段による再生が行われている最中に、音声通話又はデータ通信に係る割込みを受けると、前記再生手段による再生を停止させる停止手段を備えてもよい。
この構成によれば、着信時にはコンテンツの信号の再生が自動的に停止されるので、ユーザが停止操作を行わう手間を省くことができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の携帯通信端末の一実施形態である携帯電話機とその周辺との関係を示す図である。
同図において、携帯電話機100は、基地局20との無線接続により回線網30に接続して別の電話機等と通信する基本機能を持つ。また、回線網30に接続されたサーバ40等が提供する映像音声のコンテンツをダウンロードして再生する機能や、搭載されたデジタルカメラにより映像音声を記録して再生する機能を備える。また携帯電話機100は、回線網30やデジタルカメラから取得された映像音声を、ケーブル80を通じてテレビ受像機60に出力し、再生させる機能を備える。この機能を使用している状態をテレビ出力モードと呼ぶ。さらに携帯電話機100は、赤外線通信部を備え、これにより赤外線リモコン信号70をテレビ受像機60に送信し、テレビ受像機60の音量調節の制御を行う。この赤外線通信部は、テレビ受像機60が備える赤外線リモコン信号受光機構の信号方式に対応した機構を備える。
一方、テレビ受像機60は、電波塔10より放送されるテレビ番組をアンテナ50より受信して再生する基本機能と、携帯電話機100からケーブル80を通じて入力端子より入力される映像音声を再生する機能と、赤外線リモコン信号受光機構を備えて図示しないリモコン又は携帯電話機100からの赤外線リモコン信号に応じてチャンネル変更及び音量調節等を行う機能を有する。
ここにおいてテレビ受像機60が備える入力端子は、例えば、RCA端子であり、携帯電話機100からケーブル80を通じてこのRCA端子に入力される映像音声の信号は、コンポジット映像信号、音声Lch信号及び音声Rch信号である。テレビ受像機60は、入力されるコンポジット映像信号、音声Lch信号及び音声Rch信号それぞれを、ディスプレイ、スピーカに再生出力する出力機構を備える。
もちろんテレビ受像機60が備える入力端子及び出力機構の種類は上記に限らず、その他の映像音声の信号方式に準じた入力端子及び出力機構を備えてもよい。携帯電話機100は、映像音声の信号方式に準じた映像音声信号をテレビ受像機60に出力する。
<構成>
図2は、携帯電話機100の構成を示すブロック図である。
携帯電話機100は、無線通信部105、デジタルカメラ110、コンテンツ記憶部115、コンテンツ処理部120、テレビ出力部125、再生部130、音量制御部135、操作部140、赤外線通信部145、接続検出部150、音量設定記憶部155から構成される。
無線通信部105は、アンテナより無線信号を送受信して基地局20と無線通信を行うための機構を備え、この機構により音声通話やサーバ40からのコンテンツのダウンロードを行う。コンテンツは少なくとも音声データを含む。コンテンツは、サーバ40からダウンロードされるだけでなく、他の携帯電話機等の通信機器との通信によって伝送されてもよい。
デジタルカメラ110は、撮像機構と録音機構とを備え、撮像機構により動画又は静止画を撮影し、その撮影と同時又は別に外部からマイクを通じて入力される音声を録音することができるものである。
コンテンツ記憶部115は、無線通信部105が取得したコンテンツ、及びデジタルカメラ110が撮像及び/又は録音した映像音声を記録、保持するメモリである。以後、コンテンツ記憶部115に保持されるコンテンツあるいは映像音声を、特に区別する必要がない限り、単にコンテンツと呼ぶこととする。
コンテンツ処理部120は、コンテンツを再生するテレビ受像機60又は再生部130の画面表示や音声出力の仕様に対応して、圧縮されたコンテンツのデコード処理、解像度の変更等を行う。そして処理されたコンテンツをテレビ出力モードのときはテレビ出力部125に、テレビ出力モードでないときは再生部130へ出力する。
テレビ出力部125は、テレビ出力モードのときに、テレビ受像機60とケーブル80により接続してコンテンツ処理部120から出力されるコンテンツをテレビ受像機60に送信する。
再生部130は、ディスプレイ、スピーカ等を備え、テレビ出力モードでないときに、コンテンツ処理部120から出力されるコンテンツを再生する。
音量制御部135は、リモコン機能と、テレビ出力モードに関連した音量制御機能と、音量制御の基となる設定値のユーザ設定機能とを有する。
これらの機能を以下順番に説明する。
リモコン機能とは、ユーザ操作に応じて赤外線リモコン信号を送信することにより、テレビ受像機60の音量調節を行う機能のことである。音量制御部135は、音量を上げる又は下げる指示を示すユーザ操作を操作部140から受け付けると、赤外線通信部145に指示して、ユーザ操作に応じた赤外線リモコン信号を出力させる。この機能は、テレビ出力モードのときだけでなく、テレビ出力モードでないとき、つまりテレビ受像機60がテレビ番組を再生しているときにも機能する。
テレビ出力モードに関連した音量制御機能とは、テレビ出力モードの開始時及び終了時に、音量設定記憶部155に記憶の設定値に基づいて赤外線リモコン信号を送信して、テレビ受像機60の音量調節を行う機能のことである。これによりテレビ受像機60への音声の入力源が切り替わる前後における音量レベルの高低差をなくすことを目的としている。
この機能において、テレビ出力モードの開始及び終了を検出するために、接続検出部150がある。接続検出部150は、テレビ出力部125とテレビ受像機60とがケーブル80で接続されたこと、及び接続が切離されたことを電気的な信号変化により自動検出し、その検出時に検出した旨を音量制御部135に通知する。
音量制御部135は、ケーブル80が接続されたこと検出した旨が接続検出部150から通知されると、赤外線通信部156に指示して赤外線リモコン信号を送信させ、テレビ受像機60の音量調節を行う。テレビ出力部125は、この赤外線リモコン信号の送信後に、コンテンツの送信を開始する。
また音量制御部135は、ケーブル80の接続が切離されたことを検出した旨が接続検出部150から通知されると、赤外線通信部156に指示して赤外線リモコン信号を送信させ、テレビ受像機60の音量調節を行う。
ここで、この音量調節の基となる設定値は、音量設定記憶部155に記憶されている。
音量設定記憶部155は、設定値を予め記憶しており、その書き換えが不可能な初期設定記憶部160と、ユーザ操作に応じて書き換え可能なユーザ設定記憶部165から構成される。
音量制御部135は、デフォルトの状態では、初期設定記憶部160の記憶内容を用いてテレビ出力モード前後の音量調整を行う。デフォルトの状態とは、つまり、ユーザ設定記憶部165に未だ何も有効な値が記録されていない状態を意味する。
音量制御部135は、ユーザ操作に応じてユーザ設定記憶部165に設定値を記録する。これが音量制御の基となる設定値のユーザ設定機能のことである。
ユーザ操作によりユーザ設定記憶部165に値が記録されると、それ以降、音量制御部135は、ユーザ設定記憶部165の記憶内容を用いて、テレビ出力モード前後の音量調整を行う。
図3(a)(b)は、音量設定記憶部155の記憶内容の一例を示す。
図3(a)は、初期設定記憶部160の記憶内容の一例を示す。
同図において、初期設定記憶部160は、音量レベル幅(T1)と、テレビ出力時の音量(T2)と、テレビ出力終了後の音量(T3)とから構成される。
音量レベル幅(T1)は、テレビ受像機60の音量レベル幅を示す。ただし音量レベル幅は、テレビ受像機の機種により異なるものなので、ここでは実際の音量レベル幅ではなく、音量レベル幅を想定したものである。各機種に最も多く採用されている音量レベル幅や、各機種のうち最も大きい音量レベル幅を用いてもよい。ここでは音量レベル幅(T1)として20を記憶している。
テレビ出力時の音量(T2)は、テレビ出力モードでのコンテンツ再生の際に、テレビ受像機60に対して設定すべき音量レベルを示す。ここでは16を記憶している。音量(T2)は、テレビ出力モードでのコンテンツ再生の際の音量レベルとして、大半のユーザに支持されるであろうと想定される音量レベルであることが望ましい。
テレビ出力終了後の音量(T3)は、テレビ出力モードの終了後、つまりテレビ番組等の再生の際に、テレビ受像機60に対して設定すべき音量レベルを示す。ここでは12を記憶している。この音量(T3)も音量(T2)と同様に、テレビ出力モードでのコンテンツ再生の際の音量レベルとして、大半のユーザに支持されるであろうと想定される音量レベルであることが望ましい。
図3(b)は、ユーザ設定記憶部165の記憶内容の一例を示す。
同図において、ユーザ設定記憶部160は、音量レベル幅(T4)と、テレビ出力時の音量(T5)と、テレビ出力終了後の音量(T6)とから構成される。
音量レベル幅(T4)は、ユーザ設定されたテレビ受像機60の音量レベル幅を示す。ここでは音量レベル幅(T4)として20を記憶している。
テレビ出力時の音量(T5)は、テレビ出力モードでのコンテンツ再生の際に、テレビ受像機60に対して設定すべき音量レベルを示し、ユーザ設定されたものである。ここでは18を記憶している。
テレビ出力終了後の音量(T6)は、テレビ出力モードの終了後、つまりテレビ番組等の再生の際に、テレビ受像機60に対して設定すべき音量レベルを示し、ユーザ設定されたものである。ここでは11を記憶している。
これらが設定値がどのように利用されるかについては図4で説明する。
<動作>
図4(a)は、テレビ出力モード開始時の処理手順を示す。
同図(a)において、接続検出部150は、テレビ出力部125とテレビ受像機60とがケーブル80で接続されたことを検出し、その旨を音量制御部135に通知する(ステップS41)。
その通知を受けると、音量制御部135は、図3(a)の初期設定記憶部160から音量レベル幅(T1)を読み出す。そして赤外線通信部145に指示して、音量レベル幅(T1)だけ音量を下げる指示を示す赤外線リモコン信号を出力させる(ステップS42)。より詳しくは、この赤外線リモコン信号は、音量レベル幅(T1)に相当する分だけ音量レベルを下げる指示の信号を繰り返して成る信号列である。図3(a)の例では、赤外線リモコン信号は、(T1)=20なので、音量を下げる指示の信号を20回繰り返した信号列となる。この音量を下げる操作によって、テレビ受像機60の音量レベルは最下値となる。
次に、音量制御部135は、図3(a)の初期設定記憶部160からテレビ出力時の音量(T2)を読み出す。そして赤外線通信部145に指示して、音量(T2)に音量を上げる指示を示す赤外線リモコン信号を出力させる(ステップS43)。より詳しくは、この赤外線リモコン信号は、音量レベル(T2)に相当する分だけ音量レベルを上げる指示の信号を繰り返して成る信号列である。図3(a)の例では、赤外線リモコン信号は、音量を上げる指示の信号を16回繰り返した信号列となる。
このステップS43の赤外線リモコン信号が出力された後に、テレビ出力部125はケーブル80によるコンテンツの送信を開始する(ステップS44)。すると、送信されたコンテンツは、ステップS43で設定された音量(T2)で、テレビ受像機60により再生される。
図4(b)は、テレビ出力モード終了時の処理手順を示す。
同図(b)において、接続検出部150は、テレビ出力部125とテレビ受像機60とのケーブル80の接続が切離されたことを検出し、その旨を音量制御部135に通知する(ステップS45)。
その通知を受けると、音量制御部135は、図3(a)の初期設定記憶部160から音量レベル幅(T1)を読み出す。そして赤外線通信部145に指示して、音量レベル幅(T1)だけ音量を下げる指示を示す赤外線リモコン信号を出力させる(ステップS46)。より詳しくは、この赤外線リモコン信号は、音量レベル幅(T1)に相当する分だけ音量レベルを下げる指示の信号を繰り返して成る信号列である。図3(a)の例では、赤外線リモコン信号は、音量を下げる指示の信号を20回繰り返した信号列となる。この音量を下げる操作によって、テレビ受像機60の音量レベルは最下値となる。
次に、音量制御部135は、図3(a)の初期設定記憶部160からテレビ出力終了後の音量(T3)を読み出す。そして赤外線通信部145に指示して、音量(T3)に音量を上げる指示を示す赤外線リモコン信号を出力させる(ステップS47)。より詳しくは、この赤外線リモコン信号は、音量レベル(T3)に相当する分だけ音量レベルを上げる指示の信号を繰り返して成る信号列である。図3(a)の例では、赤外線リモコン信号は、音量を上げる指示の信号を12回繰り返した信号列となる。
このようにしてテレビ出力モード開始時とテレビ出力モード終了時に、初期設定記憶部160の記憶内容に基づいてテレビ受像機60の音量レベルを調整するので、初期設定記憶部160に適切な値を記憶させておくことにより、テレビ受像機60の音声入力源の切替えによる音量レベルの高低差を抑えることができる。
図5は、ユーザ設定の処理手順を示す。
音量制御部135は、ユーザ操作により、ユーザ設定記憶部165についてのユーザ設定メニューが選択されたことを受け付けると(ステップS51)、ユーザ設定画面を表示する(ステップS52)。ユーザ設定画面は、例えば、音量レベル幅(T4)、テレビ出力時の音量(T5)及びテレビ出力終了後の音量(T6)の3項目について、ユーザによる値の入力を取得するためののテキストボックス等のGUIで構成される。
このユーザ設定画面を通じて、ユーザは、各項目のテキストボックス等に値を入力して、各項目の音量等を設定することができる(ステップS53)。
ユーザにより登録キー押下等の操作を受け付けると(ステップS54)、音量制御部135は、入力された各項目の値を取得し、取得した値でもってユーザ設定記憶部165の各項目の値を更新する(ステップS55)。
こうしてユーザ設定記憶部165の値が更新されると、それ以降、音量制御部135は、初期設定記憶部165の値ではなく、ユーザ設定記憶部165の値を用いて図4(a)(b)の処理を行う。すなわち、同図(a)(b)において、音量レベル幅(T1)の代わりに音量レベル幅(T4)を用い、音量(T2)の代わりに音量(T5)を用い、音量(T3)の代わりに音量(T6)を用いて処理を行う。
ユーザ設定を利用することで、ユーザは、テレビ出力モード時の再生、及びテレビ出力モード終了後の再生を、ユーザの好みの音量で視聴することができる。
なお、上記の方法で設定されたユーザ設定値は、次のようにして更新されるようにしても良い。
図6は、ユーザ値設定の更新処理の手順を示す。
テレビ出力モード開始後において(ステップS61)、音量制御部135は、リモコン機能により、ユーザ操作に応じて赤外線リモコン信号を送信し、テレビ受像機60の音量レベルの調整を行う(ステップS62)。
このとき音量制御部135は、ユーザ操作による音量レベルの調整の量に応じて、ユーザ設定記憶部165のテレビ出力時の音量(T5)の値を更新する(ステップS63)。より具体的には、音量レベルが16で再生されている場合において、ユーザ操作によりリモコン信号が送信されて、その結果音量レベルが19に変化したとすると、音量制御部135は、ユーザ設定記憶部165の音量(T5)の値を19に更新する。
このようにユーザの携帯電話機100を利用したリモコン操作に応じて、ユーザ設定記憶部165を更新できるようにしたことにより、ユーザは、テレビ出力モード時の音量を確認しながら、テレビ出力時の音量(T5)を設定することができる。
またテレビ出力モード終了後において、ユーザのリモコン操作によるテレビ受像機60の音量レベルの調整があった場合には、その調整量に応じて、テレビ出力終了後の音量(T6)の値を更新するようにしてもよい。
以上のようにして、テレビ出力モードの開始時と終了時とに音量レベルの調整を行う他、携帯電話機100は、テレビ出力中に音声通話に係る着信を受けた場合には、以下のような処理を行う。
すなわち、テレビ出力モードによりテレビ受像機60にてコンテンツが再生されている最中に、無線通信部105が基地局から着信の信号を受けると、コンテンツ処理部120は、コンテンツのデコード処理やテレビ出力部125への出力を停止するとともに、テレビ出力部125を通じてテレビ受像機60にコンテンツの再生を停止する旨の信号を送信する。またこれとほぼ同時に、音量制御部135は、赤外線通信部145に指示して、テレビ受像機60に消音を指示する赤外線リモコン信号を出力させる。ここで消音を指示する代わりに、音量レベル幅(T1)に相当する分だけ音量レベルを下げる指示や、音量レベル(T2)又は(T4)又は現在の音量レベルよりも低い音量レベルにまで音量レベルを下げる指示であってもよい。
これにより、着信時にはコンテンツの再生が自動的に停止されるので、ユーザが停止操作をわざわざ行わなくても良い。また消音等により音量が下げられることにより、その通話中に周囲の者がチャンネルを変えるなどしてテレビの番組再生を行ったような場合でも、通話を邪魔するような大音量で番組が再生されるのを防ぐことができる。
さらに音量制御部135は、無線通信部105の通話終了を検知すると、赤外線通信部145に指示して、下げられている音量レベルをコンテンツ再生時の音量に戻す処理を行っても良い。
この戻す処理は、具体的には、音量レベル(T2)に戻す場合には、まず、音量制御部135は、赤外線通信部145に指示して、音量レベル幅(T1)だけ音量を下げる指示を示す赤外線リモコン信号を出力させ、続いて、音量(T2)に音量を上げる指示を示す赤外線リモコン信号を出力させる。音量レベル(T2)に戻す代わりに、音量レベル(T3)、(T5)、(T6)又は所定の音量レベルに上げることにしてもよく、音量制御部135は、着信が検出される直前の音量レベルを記憶しておき、通話が終了すると、その記憶している音量レベルに戻す処理を行ってもよい。
またこのときコンテンツ処理部120は、着信検出時のコンテンツ再生の停止位置からテレビ出力によるコンテンツ再生を再開するよう構成してもよい。
以上では、テレビ出力中に音声通話に係る着信を受けた場合の処理について説明したが、テレビ出力中の音声通話に係る着信に限らず、Eメールの受信やコンテンツ配信サービスのように自動的にデータが受信される場合にも上記の処理を行うようにしてもよい。
要するに、無線通信部105が基地局からテレビ出力中の音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けた場合に、コンテンツ処理部120は、コンテンツのデコード処理やテレビ出力部125への出力を停止し、音量制御部135は、赤外線通信部145に音量レベルを下げる指示の赤外線リモコン信号を出力させる。
そしてさらに、音量制御部135は、通話終了、メール受信の完了、コンテンツ受信の完了といった割込み動作の終了があると、赤外線通信部145に指示して、下げられている音量レベルをコンテンツ再生時の音量等に戻す処理を行う。音量制御部135は、メール受信の完了の代わりに、受信したメールを開封する操作やメールに対して返信メールを作成する操作等、メール受信に関連する一連の操作の完了を契機に音量レベルを戻す処理を行っても良い。またコンテンツ受信完了の代わりに、受信したコンテンツを確認する操作等、コンテンツ受信に関連する一連の操作の完了を契機に音量レベルを戻す処理を行っても良い。
なお、上記のように構成された携帯電話機100は、以下のように構成してもよい。
(1)接続検出部150は、ケーブル80が接続されたこと及び切離されたことを自動検出するよう構成されているが、テレビ出力モードを開始すること及び終了することを示すユーザ操作を検出するよう構成してもよい。
(2)初期設定記憶部160は、テレビ出力モード外の音量レベルとテレビ出力モード中の音量レベルとの相対差を記憶し、音量制御部135は、この相対差に応じた赤外線リモコン信号を赤外線通信部145に出力させて、テレビ出力モード開始時及び終了時の音量調整を行うよう構成してもよい。ユーザ設定記憶部165についても同様である。
(3)赤外線通信部145は、赤外線通信を行う代わりに、Blue tooth等、他の近距離無線通信方式を用いてもよい。
(4)本実施形態においては、携帯電話機100からテレビ受像機60に出力される映像音声信号は、MPEG方式等の符号化方式で符号化されたものでもよく、テレビ受像機60は、符号化された映像音声信号をデコーダによって復号してからスピーカ及びディスプレイに出力する構成であってもよい。
テレビ受像機等の外部機器への映像音声出力機構を備える携帯電話機、モバイル情報端末等に用いることができる。
本実施形態の携帯電話機とその周辺との関係を示す図である。 携帯電話機100の構成を示すブロック図である。 (a)は、初期設定記憶部160の記憶内容の一例を示す。(b)は、ユーザ設定記憶部165の記憶内容の一例を示す。 (a)は、テレビ出力モード開始時の処理手順を示す。(b)は、テレビ出力モード終了時の処理手順を示す。 ユーザ設定の処理手順を示す。 ユーザ値設定の更新処理の手順を示す。
符号の説明
100 携帯電話機
105 無線通信部
110 デジタルカメラ
115 コンテンツ記憶部
120 コンテンツ処理部
125 テレビ出力部
130 再生部
135 音量制御部
140 操作部
145 赤外線通信部
150 接続検出部
155 音量設定記憶部

Claims (14)

  1. テレビ受像機に送信して再生させるべきコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記テレビ受像機に対して設定すべき第1音量レベルを記憶している第1音量記憶手段と、
    前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第1音量調整手段と、
    前記第1音量調整手段による前記信号の送信の後に、前記コンテンツを前記テレビ受像機へ送信する送信手段と、
    前記テレビ受像機に対して設定すべき第2音量レベルを記憶する第2音量記憶手段と、
    前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第2音量調整手段と、
    前記テレビ受像機における音量調整用の音量レベル幅を記憶している音量幅記憶手段とを備え、
    前記第1音量調整手段が送信する信号は、音量レベルを下げる指示の信号を前記音量レベル幅に相当する分だけ繰り返し、続いて、音量レベルを上げる指示の信号を前記第1音量レベルに相当する分だけ繰り返して成る信号列であり、
    前記第2音量調整手段が送信する信号は、音量レベルを下げる指示の信号を前記音量レベル幅に相当する分だけ繰り返し、続いて、音量レベルを上げる指示の信号を前記第2音量レベルに相当する分だけ繰り返して成る信号列である
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記携帯通信端末は、さらに、
    ユーザ操作に応じて、前記第1音量記憶手段に記憶されている前記第1音量レベル、前記第2音量記憶手段に記憶されている前記第2音量レベル及び前記音量幅記憶手段に記憶されている前記音量レベル幅のいずれかの値を更新する更新手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記更新手段は、前記第1音量レベル、第2音量レベル及び前記音量レベル幅のうちのいずれの値を更新するかということの指定と更新後の値の指定とを示すユーザ操作に応じて前記更新を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記携帯通信端末は、さらに、
    ユーザ操作に応じて、音量レベルを上げる又は下げる指示を示す信号を、前記テレビ受像機へ送信するユーザ音量調整手段を備え、
    前記更新手段は、
    前記送信手段によるコンテンツの送信中に前記ユーザ音量調整手段により送信された信号が示す指示に応じて、前記第1音量記憶手段に記憶されている前記第1音量レベルの値を更新する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。
  5. 前記更新手段は、さらに、
    前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に前記ユーザ音量調整手段により送信された信号が示す指示に応じて、前記第2音量記憶手段に記憶されている前記第2音量レベルの値を更新する
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯通信端末。
  6. 前記送信手段は、コンテンツの送信のために前記テレビ受像機と有線接続する接続手段を備え、
    前記第1音量調整手段は、前記接続手段により有線接続されたことを検出したとき、前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信し、
    前記第2音量調整手段は、前記接続手段による有線接続が切断されたことを検出したとき、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  7. テレビ受像機に送信して再生させるべきコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記テレビ受像機に対して設定すべき第1音量レベルを記憶している第1音量記憶手段と、
    前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第1音量調整手段と、
    前記第1音量調整手段による前記信号の送信の後に、前記コンテンツを前記テレビ受像機へ送信する送信手段と、
    前記テレビ受像機に対して設定すべき第2音量レベルを記憶する第2音量記憶手段と、
    前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第2音量調整手段とを備え、
    前記第1音量記憶手段は、前記第1音量調整手段の信号送信による音量調整前後の音量レベルの差を前記第1音量レベルとして記憶し、
    前記第2音量記憶手段は、前記第2音量調整手段の信号送信による音量調整前後の音量レベルの差を前記第2音量レベルとして記憶し、
    前記第1音量調整手段が送信する信号は、前記第1音量記憶手段に記憶される前記音量レベルの差の分だけ、音量レベルを上げる又は下げる指示を示す信号であり、
    前記第2音量調整手段が送信する信号は、前記第2音量記憶手段に記憶される前記音量レベルの差の分だけ、音量レベルを上げる又は下げる指示を示すリモコン信号である
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  8. 前記送信手段は、前記第1音量調整手段による前記信号の送信の後に、前記テレビ受像機に再生させるための信号を前記コンテンツから生成して送信し、
    前記携帯通信端末は、さらに、
    前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記送信手段による前記信号の生成を停止させる停止手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  9. 前記音声通話又はデータ通信に係る割り込みとは、音声通話の着信、メール受信、コンテンツデータ受信のいずれかである
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯通信端末。
  10. 前記携帯通信端末は、さらに、
    前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記第1音量レベルよりも低い第3音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受機へ送信する第3音量調整手段
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の携帯通信端末。
  11. 前記携帯通信端末は、さらに、
    音声通話又はデータ通信に係る割り込みに関する処理が終了すると、前記第3音量レベルよりも高い第4音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第4音量調整手段
    を備えることを特徴とする請求項10に記載の携帯通信端末。
  12. 前記携帯通信端末は、さらに、
    前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記送信手段のコンテンツの送信を停止させる停止手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  13. コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    テレビ受像機に対して設定すべき第1音量レベルを記憶している第1音量記憶手段と、
    前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第1音量調整手段と、
    前記コンテンツを再生する再生手段と、
    前記テレビ受像機へ前記再生手段により再生された信号を逐次送信する送信手段と、
    前記テレビ受像機に対して設定すべき第2音量レベルを記憶する第2音量記憶手段と、
    前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第2音量調整手段と、
    前記テレビ受像機における音量調整用の音量レベル幅を記憶している音量幅記憶手段とを備え、
    前記第1音量調整手段が送信する信号は、音量レベルを下げる指示の信号を前記音量レベル幅に相当する分だけ繰り返し、続いて、音量レベルを上げる指示の信号を前記第1音量レベルに相当する分だけ繰り返して成る信号列であり、
    前記第2音量調整手段が送信する信号は、音量レベルを下げる指示の信号を前記音量レベル幅に相当する分だけ繰り返し、続いて、音量レベルを上げる指示の信号を前記第2音量レベルに相当する分だけ繰り返して成る信号列であり、
    前記第1音量調整手段による信号の送信は、前記再生手段によるコンテンツの再生より前に行われる
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  14. 前記携帯通信端末は、さらに、
    前記再生手段による再生が行われている最中に、音声通話又はデータ通信に係る割込みを受けると、前記再生手段による再生を停止させる停止手段
    を備えることを特徴とする請求項13に記載の携帯通信端末。
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