JP4406583B2 - 携帯通信端末 - Google Patents
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この構成によれば、コンテンツの送信後に第2音量レベルを設定するための信号が送信されるので、テレビ受像機は、コンテンツの送信の終了後、すなわち送信されるコンテンツをスピーカ及びディスプレイに逐次に再生出力した後、音量を第1音量レベルから第2音量レベルへと変更することとなる。これにより第2音量記憶手段の第2音量レベルとして適切な値を記憶させておけば、テレビ受像機の音声入力源が携帯通信端末のコンテンツの再生からテレビ番組の再生に切替えられたときの音量レベルの高低差を抑えることができるという効果がある。
この構成によれば第1、第2音量調整手段は、音量レベル幅に相当する分の音量を一旦下げて音量レベルを最下値にしておいてから、第1、第2音量レベルを設定する。この最下値にする操作があることにより、第1、第2音量レベルを、相対的にずれることがなく、正確に設定することができるという効果がある。
また前記更新手段は、前記第1音量レベル、第2音量レベル及び前記音量レベル幅のうちのいずれの値を更新するかということの指定と更新後の値の指定とを示すユーザ操作に応じて前記更新を行ってもよい。
また前記携帯通信端末は、さらに、ユーザ操作に応じて、音量レベルを上げる又は下げる指示を示す信号を、前記テレビ受像機へ送信するユーザ音量調整手段を備え、前記更新手段は、前記送信手段によるコンテンツの送信中に前記ユーザ音量調整手段により送信された信号が示す指示に応じて、前記第1音量記憶手段に記憶されている前記第1音量レベルの値を更新してもよい。
この構成によれば、コンテンツ送信後に行われるユーザ操作による音量調節の指示が、リモコン信号となってテレビ受像機へ送信されると同時に、その指示に応じて第2音量記憶手段の第2音量レベルの値が更新される。
また前記第1音量記憶手段は、前記第1音量調整手段の信号送信による音量調整前後の音量レベルの差を前記第1音量レベルとして記憶し、前記第2音量記憶手段は、前記第2音量調整手段の信号送信による音量調整前後の音量レベルの差を前記第2音量レベルとして記憶し、前記第1音量調整手段が送信する信号は、前記第1音量記憶手段に記憶される前記音量レベルの差の分だけ、音量レベルを上げる又は下げる指示を示す信号であり、前記第2音量調整手段が送信する信号は、前記第2音量記憶手段に記憶される前記音量レベルの差の分だけ、音量レベルを上げる又は下げる指示を示すリモコン信号であってもよい。
また前記送信手段は、前記第1音量調整手段による前記信号の送信の後に、前記テレビ受像機に再生させるための信号を前記コンテンツから生成して送信し、前記携帯通信端末は、さらに、前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記送信手段による前記信号の生成を停止させる停止手段を備えてもよい。
また前記音声通話又はデータ通信に係る割り込みとは、音声通話の着信、メール受信、コンテンツデータ受信のいずれかであってもよい。
この構成により携帯通信端末に、音声通話の着信、メール受信、コンテンツのデータ受信のいずれかがあった場合には、自動的に送信手段による信号の生成が停止され、ユーザの停止操作の手間を無くすことができる。
この構成により、ユーザが着信に応答して通話を開始した場合において、その最中に周囲の者がチャンネルを変えるなどしてテレビの番組再生を行ったような場合でも、通話を邪魔するような大音量で番組が再生されることを防ぐことができる。
この構成により前記第3音量調整手段によって一時的に音量が下げられていても、割込みに関する処理が終了すると、音量を大きくすることができる。この第4音量レベルを、割込み前の音量レベルと同じにすれば、割込みに関する処理が終了したときに元の音量レベルに戻すことができる。なお、割込みに関する処理の終了とは、具体的には例えば、割込みが音声通話の着信である場合には、音声通話が終了して通話に係る接続が切断されたときである。メール受信の場合には、例えば、ユーザによるメールの開封及び確認が終了したことを示す操作を検出したとき、あるいは受信したメールに対する返信のメールを送信したときである。またコンテンツ受信の場合には、例えば、コンテンツの内容の確認が終了したことを示す操作を検出したときである。
この構成によれば、着信時にはコンテンツの送信が自動的に停止されるので、ユーザが停止操作を行わう手間を省くことができる。
なおここで再生手段による再生とは、コンテンツのデータを、携帯通信端末自身あるいはテレビ受像機のスピーカ及びディスプレイに出力させるための信号に変換することを指す。
この構成によれば、着信時にはコンテンツの信号の再生が自動的に停止されるので、ユーザが停止操作を行わう手間を省くことができる。
図1は、本発明の携帯通信端末の一実施形態である携帯電話機とその周辺との関係を示す図である。
同図において、携帯電話機100は、基地局20との無線接続により回線網30に接続して別の電話機等と通信する基本機能を持つ。また、回線網30に接続されたサーバ40等が提供する映像音声のコンテンツをダウンロードして再生する機能や、搭載されたデジタルカメラにより映像音声を記録して再生する機能を備える。また携帯電話機100は、回線網30やデジタルカメラから取得された映像音声を、ケーブル80を通じてテレビ受像機60に出力し、再生させる機能を備える。この機能を使用している状態をテレビ出力モードと呼ぶ。さらに携帯電話機100は、赤外線通信部を備え、これにより赤外線リモコン信号70をテレビ受像機60に送信し、テレビ受像機60の音量調節の制御を行う。この赤外線通信部は、テレビ受像機60が備える赤外線リモコン信号受光機構の信号方式に対応した機構を備える。
<構成>
図2は、携帯電話機100の構成を示すブロック図である。
無線通信部105は、アンテナより無線信号を送受信して基地局20と無線通信を行うための機構を備え、この機構により音声通話やサーバ40からのコンテンツのダウンロードを行う。コンテンツは少なくとも音声データを含む。コンテンツは、サーバ40からダウンロードされるだけでなく、他の携帯電話機等の通信機器との通信によって伝送されてもよい。
コンテンツ記憶部115は、無線通信部105が取得したコンテンツ、及びデジタルカメラ110が撮像及び/又は録音した映像音声を記録、保持するメモリである。以後、コンテンツ記憶部115に保持されるコンテンツあるいは映像音声を、特に区別する必要がない限り、単にコンテンツと呼ぶこととする。
テレビ出力部125は、テレビ出力モードのときに、テレビ受像機60とケーブル80により接続してコンテンツ処理部120から出力されるコンテンツをテレビ受像機60に送信する。
音量制御部135は、リモコン機能と、テレビ出力モードに関連した音量制御機能と、音量制御の基となる設定値のユーザ設定機能とを有する。
これらの機能を以下順番に説明する。
音量制御部135は、ケーブル80が接続されたこと検出した旨が接続検出部150から通知されると、赤外線通信部156に指示して赤外線リモコン信号を送信させ、テレビ受像機60の音量調節を行う。テレビ出力部125は、この赤外線リモコン信号の送信後に、コンテンツの送信を開始する。
ここで、この音量調節の基となる設定値は、音量設定記憶部155に記憶されている。
音量設定記憶部155は、設定値を予め記憶しており、その書き換えが不可能な初期設定記憶部160と、ユーザ操作に応じて書き換え可能なユーザ設定記憶部165から構成される。
音量制御部135は、ユーザ操作に応じてユーザ設定記憶部165に設定値を記録する。これが音量制御の基となる設定値のユーザ設定機能のことである。
図3(a)(b)は、音量設定記憶部155の記憶内容の一例を示す。
図3(a)は、初期設定記憶部160の記憶内容の一例を示す。
音量レベル幅(T1)は、テレビ受像機60の音量レベル幅を示す。ただし音量レベル幅は、テレビ受像機の機種により異なるものなので、ここでは実際の音量レベル幅ではなく、音量レベル幅を想定したものである。各機種に最も多く採用されている音量レベル幅や、各機種のうち最も大きい音量レベル幅を用いてもよい。ここでは音量レベル幅(T1)として20を記憶している。
テレビ出力終了後の音量(T3)は、テレビ出力モードの終了後、つまりテレビ番組等の再生の際に、テレビ受像機60に対して設定すべき音量レベルを示す。ここでは12を記憶している。この音量(T3)も音量(T2)と同様に、テレビ出力モードでのコンテンツ再生の際の音量レベルとして、大半のユーザに支持されるであろうと想定される音量レベルであることが望ましい。
同図において、ユーザ設定記憶部160は、音量レベル幅(T4)と、テレビ出力時の音量(T5)と、テレビ出力終了後の音量(T6)とから構成される。
音量レベル幅(T4)は、ユーザ設定されたテレビ受像機60の音量レベル幅を示す。ここでは音量レベル幅(T4)として20を記憶している。
テレビ出力終了後の音量(T6)は、テレビ出力モードの終了後、つまりテレビ番組等の再生の際に、テレビ受像機60に対して設定すべき音量レベルを示し、ユーザ設定されたものである。ここでは11を記憶している。
<動作>
図4(a)は、テレビ出力モード開始時の処理手順を示す。
同図(a)において、接続検出部150は、テレビ出力部125とテレビ受像機60とがケーブル80で接続されたことを検出し、その旨を音量制御部135に通知する(ステップS41)。
図4(b)は、テレビ出力モード終了時の処理手順を示す。
その通知を受けると、音量制御部135は、図3(a)の初期設定記憶部160から音量レベル幅(T1)を読み出す。そして赤外線通信部145に指示して、音量レベル幅(T1)だけ音量を下げる指示を示す赤外線リモコン信号を出力させる(ステップS46)。より詳しくは、この赤外線リモコン信号は、音量レベル幅(T1)に相当する分だけ音量レベルを下げる指示の信号を繰り返して成る信号列である。図3(a)の例では、赤外線リモコン信号は、音量を下げる指示の信号を20回繰り返した信号列となる。この音量を下げる操作によって、テレビ受像機60の音量レベルは最下値となる。
図5は、ユーザ設定の処理手順を示す。
ユーザにより登録キー押下等の操作を受け付けると(ステップS54)、音量制御部135は、入力された各項目の値を取得し、取得した値でもってユーザ設定記憶部165の各項目の値を更新する(ステップS55)。
なお、上記の方法で設定されたユーザ設定値は、次のようにして更新されるようにしても良い。
図6は、ユーザ値設定の更新処理の手順を示す。
このとき音量制御部135は、ユーザ操作による音量レベルの調整の量に応じて、ユーザ設定記憶部165のテレビ出力時の音量(T5)の値を更新する(ステップS63)。より具体的には、音量レベルが16で再生されている場合において、ユーザ操作によりリモコン信号が送信されて、その結果音量レベルが19に変化したとすると、音量制御部135は、ユーザ設定記憶部165の音量(T5)の値を19に更新する。
またテレビ出力モード終了後において、ユーザのリモコン操作によるテレビ受像機60の音量レベルの調整があった場合には、その調整量に応じて、テレビ出力終了後の音量(T6)の値を更新するようにしてもよい。
すなわち、テレビ出力モードによりテレビ受像機60にてコンテンツが再生されている最中に、無線通信部105が基地局から着信の信号を受けると、コンテンツ処理部120は、コンテンツのデコード処理やテレビ出力部125への出力を停止するとともに、テレビ出力部125を通じてテレビ受像機60にコンテンツの再生を停止する旨の信号を送信する。またこれとほぼ同時に、音量制御部135は、赤外線通信部145に指示して、テレビ受像機60に消音を指示する赤外線リモコン信号を出力させる。ここで消音を指示する代わりに、音量レベル幅(T1)に相当する分だけ音量レベルを下げる指示や、音量レベル(T2)又は(T4)又は現在の音量レベルよりも低い音量レベルにまで音量レベルを下げる指示であってもよい。
さらに音量制御部135は、無線通信部105の通話終了を検知すると、赤外線通信部145に指示して、下げられている音量レベルをコンテンツ再生時の音量に戻す処理を行っても良い。
以上では、テレビ出力中に音声通話に係る着信を受けた場合の処理について説明したが、テレビ出力中の音声通話に係る着信に限らず、Eメールの受信やコンテンツ配信サービスのように自動的にデータが受信される場合にも上記の処理を行うようにしてもよい。
そしてさらに、音量制御部135は、通話終了、メール受信の完了、コンテンツ受信の完了といった割込み動作の終了があると、赤外線通信部145に指示して、下げられている音量レベルをコンテンツ再生時の音量等に戻す処理を行う。音量制御部135は、メール受信の完了の代わりに、受信したメールを開封する操作やメールに対して返信メールを作成する操作等、メール受信に関連する一連の操作の完了を契機に音量レベルを戻す処理を行っても良い。またコンテンツ受信完了の代わりに、受信したコンテンツを確認する操作等、コンテンツ受信に関連する一連の操作の完了を契機に音量レベルを戻す処理を行っても良い。
(1)接続検出部150は、ケーブル80が接続されたこと及び切離されたことを自動検出するよう構成されているが、テレビ出力モードを開始すること及び終了することを示すユーザ操作を検出するよう構成してもよい。
(2)初期設定記憶部160は、テレビ出力モード外の音量レベルとテレビ出力モード中の音量レベルとの相対差を記憶し、音量制御部135は、この相対差に応じた赤外線リモコン信号を赤外線通信部145に出力させて、テレビ出力モード開始時及び終了時の音量調整を行うよう構成してもよい。ユーザ設定記憶部165についても同様である。
(3)赤外線通信部145は、赤外線通信を行う代わりに、Blue tooth等、他の近距離無線通信方式を用いてもよい。
(4)本実施形態においては、携帯電話機100からテレビ受像機60に出力される映像音声信号は、MPEG方式等の符号化方式で符号化されたものでもよく、テレビ受像機60は、符号化された映像音声信号をデコーダによって復号してからスピーカ及びディスプレイに出力する構成であってもよい。
105 無線通信部
110 デジタルカメラ
115 コンテンツ記憶部
120 コンテンツ処理部
125 テレビ出力部
130 再生部
135 音量制御部
140 操作部
145 赤外線通信部
150 接続検出部
155 音量設定記憶部
Claims (14)
- テレビ受像機に送信して再生させるべきコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記テレビ受像機に対して設定すべき第1音量レベルを記憶している第1音量記憶手段と、
前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第1音量調整手段と、
前記第1音量調整手段による前記信号の送信の後に、前記コンテンツを前記テレビ受像機へ送信する送信手段と、
前記テレビ受像機に対して設定すべき第2音量レベルを記憶する第2音量記憶手段と、
前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第2音量調整手段と、
前記テレビ受像機における音量調整用の音量レベル幅を記憶している音量幅記憶手段とを備え、
前記第1音量調整手段が送信する信号は、音量レベルを下げる指示の信号を前記音量レベル幅に相当する分だけ繰り返し、続いて、音量レベルを上げる指示の信号を前記第1音量レベルに相当する分だけ繰り返して成る信号列であり、
前記第2音量調整手段が送信する信号は、音量レベルを下げる指示の信号を前記音量レベル幅に相当する分だけ繰り返し、続いて、音量レベルを上げる指示の信号を前記第2音量レベルに相当する分だけ繰り返して成る信号列である
ことを特徴とする携帯通信端末。 - 前記携帯通信端末は、さらに、
ユーザ操作に応じて、前記第1音量記憶手段に記憶されている前記第1音量レベル、前記第2音量記憶手段に記憶されている前記第2音量レベル及び前記音量幅記憶手段に記憶されている前記音量レベル幅のいずれかの値を更新する更新手段を
備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。 - 前記更新手段は、前記第1音量レベル、第2音量レベル及び前記音量レベル幅のうちのいずれの値を更新するかということの指定と更新後の値の指定とを示すユーザ操作に応じて前記更新を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。 - 前記携帯通信端末は、さらに、
ユーザ操作に応じて、音量レベルを上げる又は下げる指示を示す信号を、前記テレビ受像機へ送信するユーザ音量調整手段を備え、
前記更新手段は、
前記送信手段によるコンテンツの送信中に前記ユーザ音量調整手段により送信された信号が示す指示に応じて、前記第1音量記憶手段に記憶されている前記第1音量レベルの値を更新する
ことを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。 - 前記更新手段は、さらに、
前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に前記ユーザ音量調整手段により送信された信号が示す指示に応じて、前記第2音量記憶手段に記憶されている前記第2音量レベルの値を更新する
ことを特徴とする請求項4に記載の携帯通信端末。 - 前記送信手段は、コンテンツの送信のために前記テレビ受像機と有線接続する接続手段を備え、
前記第1音量調整手段は、前記接続手段により有線接続されたことを検出したとき、前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信し、
前記第2音量調整手段は、前記接続手段による有線接続が切断されたことを検出したとき、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。 - テレビ受像機に送信して再生させるべきコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記テレビ受像機に対して設定すべき第1音量レベルを記憶している第1音量記憶手段と、
前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第1音量調整手段と、
前記第1音量調整手段による前記信号の送信の後に、前記コンテンツを前記テレビ受像機へ送信する送信手段と、
前記テレビ受像機に対して設定すべき第2音量レベルを記憶する第2音量記憶手段と、
前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第2音量調整手段とを備え、
前記第1音量記憶手段は、前記第1音量調整手段の信号送信による音量調整前後の音量レベルの差を前記第1音量レベルとして記憶し、
前記第2音量記憶手段は、前記第2音量調整手段の信号送信による音量調整前後の音量レベルの差を前記第2音量レベルとして記憶し、
前記第1音量調整手段が送信する信号は、前記第1音量記憶手段に記憶される前記音量レベルの差の分だけ、音量レベルを上げる又は下げる指示を示す信号であり、
前記第2音量調整手段が送信する信号は、前記第2音量記憶手段に記憶される前記音量レベルの差の分だけ、音量レベルを上げる又は下げる指示を示すリモコン信号である
ことを特徴とする携帯通信端末。 - 前記送信手段は、前記第1音量調整手段による前記信号の送信の後に、前記テレビ受像機に再生させるための信号を前記コンテンツから生成して送信し、
前記携帯通信端末は、さらに、
前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記送信手段による前記信号の生成を停止させる停止手段
を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。 - 前記音声通話又はデータ通信に係る割り込みとは、音声通話の着信、メール受信、コンテンツデータ受信のいずれかである
ことを特徴とする請求項8に記載の携帯通信端末。 - 前記携帯通信端末は、さらに、
前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記第1音量レベルよりも低い第3音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第3音量調整手段
を備えることを特徴とする請求項8に記載の携帯通信端末。 - 前記携帯通信端末は、さらに、
音声通話又はデータ通信に係る割り込みに関する処理が終了すると、前記第3音量レベルよりも高い第4音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第4音量調整手段
を備えることを特徴とする請求項10に記載の携帯通信端末。 - 前記携帯通信端末は、さらに、
前記送信手段によりコンテンツが送信されている最中に音声通話又はデータ通信に係る割り込みを受けると、前記送信手段のコンテンツの送信を停止させる停止手段
を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。 - コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
テレビ受像機に対して設定すべき第1音量レベルを記憶している第1音量記憶手段と、
前記第1音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第1音量調整手段と、
前記コンテンツを再生する再生手段と、
前記テレビ受像機へ前記再生手段により再生された信号を逐次送信する送信手段と、
前記テレビ受像機に対して設定すべき第2音量レベルを記憶する第2音量記憶手段と、
前記送信手段による前記コンテンツの送信の後に、前記第2音量レベルを設定させるための信号を前記テレビ受像機へ送信する第2音量調整手段と、
前記テレビ受像機における音量調整用の音量レベル幅を記憶している音量幅記憶手段とを備え、
前記第1音量調整手段が送信する信号は、音量レベルを下げる指示の信号を前記音量レベル幅に相当する分だけ繰り返し、続いて、音量レベルを上げる指示の信号を前記第1音量レベルに相当する分だけ繰り返して成る信号列であり、
前記第2音量調整手段が送信する信号は、音量レベルを下げる指示の信号を前記音量レベル幅に相当する分だけ繰り返し、続いて、音量レベルを上げる指示の信号を前記第2音量レベルに相当する分だけ繰り返して成る信号列であり、
前記第1音量調整手段による信号の送信は、前記再生手段によるコンテンツの再生より前に行われる
ことを特徴とする携帯通信端末。 - 前記携帯通信端末は、さらに、
前記再生手段による再生が行われている最中に、音声通話又はデータ通信に係る割込みを受けると、前記再生手段による再生を停止させる停止手段
を備えることを特徴とする請求項13に記載の携帯通信端末。
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