JP4403097B2 - 無線基地局およびデータ伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、IPパケットを、無線区間での伝送基本単位に分割して伝送する無線基地局および移動局並びにデータ伝送方法に関する。
IPパケットの物理チャネルへのマッピングについて、図1を参照して説明する。
W−CDMA(Wideband-CDMA)では、IPパケットは、ある一定の無線のサイズ、例えばRLC−PDU(Radio Link Control-Protocol Data Unit)のサイズに分割され(IPパケット分割)、分割されたRLC−PDU毎にヘッダ(HD)およびCRC(Cyclic redundancy check)誤り検出符号が付加され、伝送レートに合わせて送信される。HDには、IPパケットの分割/組立用の制御信号に関する情報が格納される。また、再送は、RLC−PDU単位で行われる。
また、W−CDMAを拡張したHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)では、複数のRLC−PDUが結合されてMAC−PDUが作成され、作成されたMAC−PDU毎にヘッダ、例えばSN−HARQ(Sequence Number-Hybrid Automatic Repeat reQuest)およびCRC誤り検出符号が付加される(PDU結合)。
チャネル符号化された複数のMAC−PDUのブロックが結合され、必要に応じてPaddingが付加され(ブロック結合)、インタリーブおよびマッピングされ、Radio frameが形成される(インタリーブ/マッピング)。
HSDPAにおいては、基地局と移動局との間の伝送状態に応じて、選択MCS(Modulation and Coding Set)により、無線チャネルの変調方式や符号化率を変化させることができる。また、HSDPAでは、誤り検出は新たなPDU、すなわち、MAC−PDUに付加されたCRC誤り検出符号により行われ、MAC−PDUを単位として、基地局と移動局との間で再送制御が行われる。
また、無線LANの規格の1つであるIEEE802.11では、IPパケットのサイズに応じて無線サイズが決定される。このため、IPパケットは分割されず送信される。
尚、上述した従来技術のうちIPパケットを物理チャネルへマッピングする技術は、出願人が出願時点で知る限りにおいて文献公知ではない。
また、出願人は出願時点までに本発明に関連する先行技術文献を発見することができなかった。よって、先行技術文献情報を開示していない。
しかしながら、上述した背景技術には以下の問題がある。
W−CDMAおよびHSDPAでは、RLC−PDUのサイズおよびMAC−PDUのサイズを単位として送信されるが、このサイズは音声データ、画像データに関わらす同一であり、送信データに対して最適化されたものではない問題がある。
また、IEEE802.11では、IPパケットが分割されずに送信されるため、無線伝送に適したサイズでの伝送が行われていない問題がある。
そこで本発明においては、移動無線に適したIPパケットのマッピングを行う無線基地局および移動局並びにデータ伝送方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の無線基地局は、
パケットデータを複数のPDUに分割し、PDUにヘッダ情報を付加して送信する無線基地局において、
拡散率に応じて設定されたPDUサイズの異なる複数のPDUフォーマットが格納された記憶と、
送信すべきデータに対して設定された拡散率に基づいて、前記記憶に格納された複数のPDUフォーマットから、使用すべきPDUフォーマットを選択するPDUフォーマット選択部と、
該PDUフォーマット選択部により選択されたPDUフォーマットに基づき、所定のPDUサイズに前記パケットデータを分割する分割と、
該分割により分割されたパケットデータを所定のサイズにマッピングするマッピング
を備える。
このように構成することにより、複数のPDUフォーマットから、適切なPDUフォーマットを選択でき、選択されたPDUフォーマットに基づいたPDUサイズにパケットデータを分割して送信できる。
また、本発明の移動局は、パケットデータを複数の固定長のPDUに分割し、PDUにヘッダ情報を付加して送信する移動局において、無線基地局とは異なるPDUサイズが設定されたPDUフォーマットが格納された記憶手段を備える。
このように構成することにより、無線基地局とは異なるPDUサイズにパケットデータを分割して送信できる。
また、本発明にかかるデータ伝送方法は、
パケットデータを複数のPDUに分割し、PDUにヘッダ情報を付加して送信するデータ伝送方法において、
拡散率に応じて設定されたPDUサイズの異なる複数のPDUフォーマットから、送信すべきデータに対して設定された拡散率に基づいて、使用すべきPDUフォーマットを選択するPDUフォーマット選択ステップと、
PDUフォーマット択ステップにより選択されたPDUフォーマットに基づき、所定のPDUサイズに前記パケットデータを分割する分割ステップと、
該分割ステップにより分割されたパケットデータを所定のサイズにマッピングするマッピングステップと
を有する。

このようにすることにより、複数のPDUフォーマットから、適切なPDUフォーマットを選択でき、選択されたPDUフォーマットに基づいたPDUサイズにパケットデータを分割して送信できる。
本発明の実施例によれば、移動無線に適したIPパケットのマッピングを行う無線基地局および移動局並びにデータ伝送方法を実現できる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
本発明の実施例にかかる移動通信システムについて、図2を参照して説明する。
本実施例にかかる移動通信システムは、無線基地局100と、無線基地局100と無線通信が可能であり、記憶部201を備える移動局200とを備える。
無線基地局100は、制御部101と、制御部101と接続された記憶部102とを備える。制御部101は、記憶部102と接続された分割部103と、分割部103と接続された結合部104と、結合部104と接続されたチャネル符号化部105と、チャネル符号化部105と接続されたマッピング部106と、マッピング部106と接続された再送制御部107とを備える。
IPパケットは、分割部103において、所定のPDUのサイズに分割され、分割されたRLC−PDU毎にHDおよびCRCが付加され、結合部104に入力される。この場合、分割部103は、記憶部102に記憶されたPDUフォーマットに基づいて、IPパケットの分割を行う。
例えば、IPパケットは、図3(a)および(b)に示すように、ヘッダ(HD)部と、Payload部とにより構成される。
ヘッダ部は、Sequence Number(以下、SNと呼ぶ)と、Length Indicator(以下、LIと呼ぶ)と、Extension bit(以下、Eと呼ぶ)とから構成される。
SNには、PDU番号、IPパケットの分割/組立に用いる情報が格納される。LIには、PDU内に複数のIPパケットが存在する場合、その分割点を示す情報が格納される。この分割点の単位は、例えば、Octetで示される。また、Paddingの場合にはall“1”が格納される。Eには、次のフィールドがLIかPayloadかを示す情報が格納される。例えば、Payloadの場合は“0”、LIの場合は“1”が格納される。
Payload部には、送信されるデータ本体が格納される。HSDPAでは、適応変調により、送信データは、通信状態がよければ、例えば16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの高レートで送信され、伝送状態が悪ければ低レートで送信される。この場合、変調方式により符号化率等が異なるため、格納されるデータ量も異なる。
次に、PDUの構成について、図4を参照して説明する。
PDUには、例えば、PDU内に1個のIPパケットしか存在しない場合、PDU内に2個のIPパケットが存在する場合、すなわち2個のIPパケットに渡ってPDUが作成される場合、PDU内に3個のIPパケットが存在する場合、すなわち3個のIPパケットに渡ってPDUが作成される場合、PDU内にPaddingが存在する場合がある。
PDU内に1個のIPパケットしか存在しない場合は、図4(a)に示すように、PDUは、SNと、“0”が格納されるEと、Payloadとにより構成される。
PDU内に2個のIPパケット、例えばIP#1およびIP#2が存在する場合は、図4(b)に示すように、PDUは、SNと、“1“が格納されるEと、LIと、”0“が格納されるEと、Payload(IP#1)と、Payload(IP#2)とにより構成される。LIには、Payload(IP#1)とPayload(IP#2)の分割点を示す情報が格納される。
PDU内に3個のIPパケット、例えばIP#1、IP#2およびIP#3が存在する場合は、図4(c)に示すように、PDUは、SNと、“1“が格納されるEと、LI#1と、”1“が格納されるEと、LI#2と、”0“が格納されるEと、Payload(IP#1)と、Payload(IP#2)と、Payload(IP#3)とにより構成される。LI#1にはIP#1とIP#2との分割点を示す情報が格納され、LI#2にはIP#2とIP#3との分割点を示す情報が格納される。
PDU内にPaddingが存在する場合は、図4(d)に示すように、PDUは、SNと、“1”が格納されるEと、LI#1と、“1”が格納されるEと、all“1”と、“0”が格納されるEと、Payloadと、Paddingとにより構成される。LI#1にはPayloadとPaddingとの分割点を示す情報が格納される。
次に、PDUフォーマットについて、図5を参照して説明する。
最初に、下りリンクのPDUフォーマットについて、図5(a)を参照して説明する。
下りリンクでは、複数のフォーマット、例えば、2種類のフォーマットが設定される。例えば、拡散率(spreading factor :SF)が16以下の場合に適用されるFormat#1と、拡散率が16以上128以下の場合に適用されるFormat#2が設定される。これらのフォーマットは、記憶部102に記憶される。
各Formatについて説明する。
Format#1では、PDUsizeを140octetsとし、SN+Eを2octets(15bits+1bit)とし、LI+Eを2octets(15bits+1bit)とする。
Format#2では、PDUsizeを14octetsとし、SN+Eを2octets(15bits+1bit)とし、LI+Eを1octet(7bits+1bit)とする。
移動通信システムでは、低レートの伝送から高レートの伝送までサポートする必要がある。
例えば、PDUサイズが小さい1個のPDUフォーマットしか用意されていない場合、高速レートで送信できるデータでも細かく分割された上にヘッダ情報が付加されるため伝送効率が悪くなる。
このように、PDUフォーマットを複数用意することにより、送信データに応じてPDUsizeを変化させることができ、これに伴いヘッダの数およびサイズを変化させることができるため、ヘッダ情報を削減することができる。例えば、Format#2を選択することにより、1個のヘッダに対して、LI+Eの情報量を1octet削減することができる。
分割部103は、2種類のPDUフォーマットから、伝送するデータに基づいて、使用するPDUフォーマットを選択するようにしてもよいし、必要とされる伝送レートまたは伝送路の状態に基づいて選択するようにしてもよい。
また、記憶部102は、PDUフォーマットを、例えば変調方式毎に備えるようにしてもよいし、MCS(変調と符号化のセット)毎に備えるようにしてもよい。適応変調が行われる場合、変調方式により符号化率などが異なるため、PDUに格納されるデータ量が異なる。このため、MCS毎にPDUフォーマットを用意する。また、使用状況に応じて一部のMCSに対応してPDUフォーマットを用意してもよい。
次に、上りリンクのPDUフォーマットについて説明する。記憶部201は、例えば以下に示すPDUフォーマットを記憶する。
上りリンクのFormatでは、PDUsizeを28octetsとし、SN+Eを2octets(15bits+1bit)とし、LI+Eを1octet(7bits+1bit)とする。
このように上りリンクと下りリンクのPDUsizeを変えることにより、効率的にヘッダ情報を削減することができる。
例えば、複数のユーザに対応する場合、SFが大きな値となるため、下りリンクのPDUフォーマットはFormat#2が選択される。このFormat#2を上りリンクに用いた場合、PDUsizeが小さいため、送信データは細かく分割された上にヘッダ情報が付加されるため伝送効率が悪くなる。しかし、上りリンクと下りリンクとのPDUフォーマットを変え、PDUsizeの大きいPDUフォーマットを備えることにより、ヘッダ情報を削減することができ、伝送効率を改善できる。
また、分割部103において、IPパケットの分割が行われるのは、IPパケットのサイズが無線サイズよりも大きい場合である。IPパケットのサイズが無線サイズよりも小さい場合、例えば、多値QAM伝送などのようにIPパケットのサイズが小さい場合にはIPパケットの分割は行われず、複数のIPパケットの結合が行われる。
結合部104は、入力された複数のRLC−PDUを結合し、MAC−PDUを作成し、作成したMAC−PDU毎にヘッダ、例えば、SN−HARQおよびCRC誤り検出符号を付加し、チャネル符号化部105に入力する。
チャネル符号化部105は、入力されたHDおよびCRCが付加されたMAC−PDUのチャネル符号化を行い、マッピング部106に入力する。
マッピング部106は、チャネル符号化されたHDおよびCRCが付加されたMAC−PDUをインタリーバサイズにマッピングする。
ここで、物理チャネルへのマッピングの方法について、図6〜図8を参照して説明する。図6(a)、図7(a)および図8(a)において、横軸は時間軸、縦軸は符号軸である。
マッピング方法として、図6(a)に示す、符号(コード)軸へのマッピングであるSS−MC(Single Slot-Multi Code)マッピング、図7(a)に示す、時間軸へのマッピングであるMS−SC(Multi Slot-Single Code)マッピング、図8(a)に示す、符号軸および時間軸へのマッピングであるMS−MC(Multi Slot-Multi Code)マッピングに分けて説明する。
さらに、各マッピングにおける再送単位として、複数コード一括(マルチコード/マルチスロット)(以下、PP(Per Packet)と呼ぶ)、コード単位(物理チャネルの最小単位)(以下、PC(Per Code)と呼ぶ)の2種類に分けて説明する。
最初に、SS−MCについて、図6(b)を参照して説明する。
再送の単位がPPであるSS−MCマッピング(SS−MC/PP)は、複数コード単位でCRCが付加され、その再送単位(Retrans.unit)は、例えば、IPパケットを単位としてCRCを付加した場合、IPパケットである。PER(Packet Error Rate)に関しては、SFが16以下でほぼ飽和するため、符号化利得は高く、時間インタリーブ効果はなく、IPのPER特性は、再送の単位がPCであるSS−MCマッピングと同等である。遅延(Latency)は小さい。また、複数コードに対し1個の誤り検出符号が付加されるため、コード単位に誤り検出符号が付加される場合と比較して、ACK/NACを削減できる利点がある。
再送の単位がPCであるSS−MCマッピング(SS−MC/PC)は、コード単位でCRCが付加され、その再送単位はコードチャネルである。PERに関しては、SFが16以下でほぼ飽和するため、符号化利得は高く、時間インタリーブ効果はなく、IPのPER特性は、再送の単位がPPであるSS−MCマッピングと同等である。また、遅延は小さい。また、コード単位で1個の誤り検出符号が付加されるため、複数コード一括して誤り検出符号が付加される場合と比較して、部分再送ができる利点がある。また、コード間の誤り相関が低い場合には、部分再送の効果によりチャネル利用効率を高くすることができる利点がある。
次に、MS−SCマッピングについて、図7(b)を参照して説明する。
再送の単位がPPであるMS−SCマッピング(MS−SC/PP)は、複数コード単位でCRCが付加され、その再送単位は、IPパケットを単位としてCRCを付加した場合、IPパケットである。PERに関しては、SFが16以下でほぼ飽和するため、符号化利得は高く、時間インタリーブ効果があり、IPのPER特性は、SS−MCより劣る。また、遅延は大きい。また、パケットの組立が不要である利点がある。
再送の単位がPCであるMS−SCマッピング(MS−SC/PC)は、コード単位でCRCが付加され、その再送単位はコードチャネルである。PERに関しては、SFが16以下でほぼ飽和するため、符号化利得は高く、時間インタリーブ効果はなく、IPのPER特性は悪い。また、遅延は大きい。また、コード間の誤り相関が低い場合には、部分再送の効果によりチャネル利用効率を高くすることができる利点がある。
次に、MS−MCマッピングについて、図8(b)を参照して説明する。
再送の単位がPPであるMS−MCマッピング(MS−MC/PP)は、複数コード単位でCRCが付加され、その再送単位は、例えば、IPパケットを単位としてCRCを付加した場合、IPパケットである。PERに関しては、SFが16以下でほぼ飽和するため、符号化利得は高く、時間インタリーブ効果はある。また、IPのPER特性は、SS−MCより劣る。遅延はSS−MCより大きい。また、ACK/NACを削減できる利点がある。
次に、再送の単位がPCであるMS−MCマッピング(MS−MC/PC)は、コード単位でCRCが付加され、その再送単位はコードチャネルである。PERに関しては、SFが16以下でほぼ飽和するため、符号化利得は高く、時間インタリーブ効果はある。また、IPのPER特性はSS−MCより劣る。遅延はSS−MCより大きい。また、コード単位に1個の誤り検出符号が付加されるため、複数コード単位で誤り検出符号が付加される場合と比較して、部分再送ができる利点がある。
ここで、物理チャネルへのマッピングの方法について、SS−MC、MS−SCおよびMS−MCの比較を図9に示す。
時間インタリーブ効果については、再送の単位がPPであるMS−SCマッピングが高く、これに続いて、再送の単位がPPであるMS−MCマッピングが高い。SS−MC、再送単位がPCであるMS−SCおよびMS−MCについては、時間インタリーブの効果はない。遅延については、SS−MCが小さく、これに続いて、再送単位がPCであるMS−SC、MS−MCが小さい。制御チャネル信号量は、再送単位がPPであるマッピングが多くなる。また、チャネル利用効率は、再送単位がPCであるSS−MCおよび再送単位がPPであるMS−SCが高い。適用トラヒックの例として、SS−MCはユニキャスト型、再送単位がPPであるMS−SCはマルチキャスト型が挙げられる。
マッピング部106は、上述したマッピングの方法のうち、適切なマッピング方法を選択しマッピングを行う。
例えば、図10に示すように、トラヒックの種別に応じて、最適なマッピングの方法を選択するようにしてもよい。
ユニキャスト型の場合には、通信形態が1対1であり、再送可能、また、低遅延である必要があるため、符号方向のマッピングであるSS−MCを用いる。このように符号方向にマッピングすることにより、低遅延で送信することができる。
また、マルチキャスト型の場合には、通信形態が1対多であり、再送が難しいため、パケット誤りを低くする必要がある。このため、時間方向のマッピングであるMS−SCを用いる。このように時間軸方向にマッピングすることにより、時間インタリーブ効果を利用し、パケット誤りを低減することができる。
再送制御部107は、各マッピングにおいて設定された再送単位に基づいて、再送制御を行う。
次に、無線基地局100の動作について、図11を参照して説明する。
送信データが発生する(ステップS1102)。次に、例えば、送信データ、伝送路の状態に基づいて、拡散率が設定され(ステップS1104)、設定された拡散率に基づいて、PDUフォーマットが決定される(ステップS1106)。
IPパケットは、決定されたPDUフォーマットに基づいて、所定のPDUのサイズに分割され(ステップS1108)、分割されたRLC−PDU毎にHDおよびCRCが付加される(ステップS1110)。HDおよびCRCが付加された複数のRLC−PDUは結合されて、MAC−PDUが作成され(ステップS1112)、作成されたMAC−PDU毎に、ヘッダおよびCRC誤り検出符号が付加される(ステップS1114)。
次に、HDおよびCRCが付加されたMAC−PDUに対して、チャネル符号化が行われ(ステップS1116)、インタリーバサイズにマッピングされる(ステップS1118)。この場合、適切なマッピング方法が選択され、マッピングが行われる。
上述した実施例においては、HSDPAによりデータ伝送を行う場合について説明したが、W−CDMAに適用することにより、送信データに対して最適化されたPDUサイズで送信できる。
また、本実施例を無線LANに適用することにより、無線伝送に適したサイズでデータ送信を行うことができる。
本発明にかかる無線基地局および移動局並びにデータ伝送方法は、IPパケットを、無線区間での伝送基本単位に分割して伝送する通信システムに適用できる。
IPパケットの物理チャネルへのマッピングを示す説明図である。 本発明の実施例にかかる移動局および無線基地局を示すブロック図である。 PDUの構成を示す説明図である。 PDUの構成を示す説明図である。 本発明の実施例にかかるPDUフォーマットを示す説明図である。 本発明の実施例にかかる物理チャネルへのマッピングを示す説明図である。 本発明の実施例にかかる物理チャネルへのマッピングを示す説明図である。 本発明の実施例にかかる物理チャネルへのマッピングを示す説明図である。 本発明の実施例にかかる物理チャネルへのマッピングを示す説明図である。 本発明の実施例にかかる物理チャネルへのマッピングを示す説明図である。 本発明の実施例にかかる無線基地局の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 無線基地局
200 移動局

Claims (8)

  1. パケットデータを複数のPDU(Protocol Data Unit)に分割し、PDUにヘッダ情報を付加して送信する無線基地局において、
    拡散率に応じて設定されたPDUサイズの異なる複数のPDUフォーマットが格納された記憶と、
    送信すべきデータに対して設定された拡散率に基づいて、前記記憶に格納された複数のPDUフォーマットから、使用すべきPDUフォーマットを選択するPDUフォーマット選択部と、
    該PDUフォーマット選択部により選択されたPDUフォーマットに基づき、所定のPDUサイズに前記パケットデータを分割する分割と、
    該分割により分割されたパケットデータを所定のサイズにマッピングするマッピング
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  2. 請求項1に記載の無線基地局において、
    前記分割は、分割したパケットデータに、前記PDUフォーマット選択部により選択されたPDUフォーマットに応じたヘッダ情報を付加することを特徴とする無線基地局。
  3. 請求項1又は2に記載の無線基地局において、
    前記PDUフォーマット選択部は、送信データ、伝送路の状態に基づいて設定された拡散率に基づいて、前記記憶部に格納された複数のPDUフォーマットから、使用すべきPDUフォーマットを選択することを特徴とする無線基地局。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の無線基地局において、
    前記マッピングは、ヘッダ情報が付加されたPDUを符号軸および時間軸の少なくとも一方にマッピングすることを特徴とする無線基地局。
  5. 請求項4に記載の無線基地局において、
    前記マッピングは、少なくとも1のコードを単位として、誤り検出符号を付加することを特徴とする無線基地局。
  6. 請求項4または5に記載の無線基地局において、
    前記マッピングは、トラヒックの種別に応じて、前記マッピング処理を行うことを特徴とする無線基地局。
  7. 請求項4ないし6のいずれか1項に記載の無線基地局において、
    少なくとも1のコードを単位として再送する再送
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  8. パケットデータを複数のPDU(Protocol Data Unit)に分割し、PDUにヘッダ情報を付加して送信するデータ伝送方法において、
    拡散率に応じて設定されたPDUサイズの異なる複数のPDUフォーマットから、送信すべきデータに対して設定された拡散率に基づいて、使用すべきPDUフォーマットを選択するPDUフォーマット選択ステップと、
    PDUフォーマット択ステップにより選択されたPDUフォーマットに基づき、所定のPDUサイズに前記パケットデータを分割する分割ステップと、
    該分割ステップにより分割されたパケットデータを所定のサイズにマッピングするマッピングステップと
    を有することを特徴とするデータ伝送方法。
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