JP4401946B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
特に、遊技球が始動口に入賞すると図柄変動装置が図柄を変動表示し、その変動表示された図柄が大当たり図柄にて停止すると大当たりが発生するタイプのパチンコ機では、遊技者は、発射した遊技球が上記始動口に入賞するように、特定の遊技釘に目標を定め、発射レバーの回動量を微調整しながら遊技球を発射するため、発射レバーの操作感覚が一定していることが重要になる。
ところで、遊技球発射装置により発射された遊技球を遊技領域へ案内するレールの出口には、遊技領域へ発射された遊技球が遊技釘に反射して発射位置に戻るのを防止するための球戻り防止片が設けられている。
そこで、その球戻り防止片がへたると遊技球の飛距離が大きくなることを問題として捉え、球戻り防止片を交換可能にした手法が提案されている(特許文献1)。
しかし、上記手法では、交換時期に至るまでの期間は、球戻り防止片のへたりは進行しており、発射レバーの回動量と遊技球の飛距離との関係のずれは依然として次第に大きくなるのであるから、根本的な解決にはならない。
遊技盤へ発射された遊技球が、誘導路から遊技領域に入る前に、遊技球の飛距離を調節する調節手段と接触するため、遊技球の運動エネルギーを調節手段との接触により消費させることができる。つまり、遊技球の運動エネルギーが消費した分だけ遊技球の飛距離が短くなるので、遊技球の飛距離を調節することができる。
従って、発射レバー以外の手段により、遊技球の飛距離を調節できる遊技機を実現することができる。
カム形状の部材の回動にモータを使用するため、カム面の向きを連続的に変更することができるので、遊技球の飛距離の微調整が可能である。
モータを制御することによりカム形状の部材を所定の向きに固定するための制御手段を操作するための操作部材が所定箇所に設けられているため、遊技球の飛距離を確認しながら制御手段を操作し、遊技球の飛距離を調節することができる。
調節手段に形成されているカム形状の部材を固定するための固定部と、カム形状の部材に形成されている固定部に係止する係止部との組合せによって、カム面の向きを変更可能であるため、カム形状の部材を回動させるためのモータなどの駆動機構が不要であり、部品点数を減らすことができるので、調節手段を小さなスペースで配置することができ、コスト的にも有利である。
接触部材が、遊技球が再び前記誘導路に戻ることを防止する構造を兼ねているため、部品点数を減らすことができるので、調節手段を小さなスペースで配置することができ、コスト的にも有利である。
[パチンコ機1の主要構成]
まず、この実施形態のパチンコ機の主要構成について図1を参照して説明する。図1は、そのパチンコ機の外観の斜視説明図である。
パチンコ機1には、外殻を構成する外枠2が設けられており、その外枠2にはガラス枠3が開閉可能に取付けられている。ガラス枠3の内側には遊技盤5が設けられており、外枠2の前面右下方には、遊技盤5へ遊技球を発射する発射装置を操作する発射レバー15aが回動可能に取付けられている。発射レバー15aの上方には、飛距離調節装置85(図2)に取り付けられている回動モータ88(図5)を駆動するための駆動スイッチ17が設けられている。ガラス枠3の左下方には、賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口6aが形成されており、その賞球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給口6aから供給された賞球や貸球を収容する上皿6が設けられている。上皿6の前面には、遊技球の貸出しを行う場合に押す貸出ボタン81と、図示しないカード挿通口に挿入されているプリペイドカードを返却するために押す返却ボタン82とが備えられているボタンユニット80が取付けられている。ボタンユニット80の下方には、プリペイドカードの残高などを表示する残高表示器9が取付けられている。上皿6の下方には、上皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上皿球抜きレバー6bの操作により上皿6から排出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されている。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排出された遊技球を収容する下受け皿7が設けられている。
次に、遊技盤5の主要構成について図2を参照して説明する。図2は、遊技盤5の主要構成を示す正面説明図である。なお、以下の説明では、図2に向かって上下左右の方向を上下左右方向として説明する。
遊技盤5の前面には、略円弧状の外レール16aと、その内側に沿って遊技領域8の上部まで延長された内レール16bとが設けられており、両レール間に誘導路16が形成されている。つまり、誘導路16は、発射された遊技球を遊技領域8へ案内する飛行経路を形成している。内レール16bの上端部と外レール16aとの間には、遊技球を遊技領域8へ放出するための出口部16cが設けられている。発射レバー15a(図1)の操作により発射された遊技球は、誘導路16によって案内された後、出口部16cから遊技盤5上部の遊技領域8へと放出される。
出口部16cの近傍には、遊技球の飛距離を調節するための飛距離調節装置85が設けられており、遊技球の飛距離を調整するとともに、遊技球が遊技盤5から再び誘導路16に戻ることを防止している。
センターケース30の下方には、第1種始動口27を内部に備えた普通電動役物28が設けられている。遊技球が第1種始動口27に入賞すると、特別図柄表示装置32が特別図柄の変動表示を開始する。また、遊技球が第1種始動口27に入賞すると、所定個数(たとえば、4個)の賞球が払出される。
その他、遊技盤5には、風車24、どこにも入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口45などが設けられている。遊技盤5の盤面には、図示しない多くの遊技釘が打ち込まれており、発射された遊技球は遊技釘に衝突することによって流下方向が変化する。
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図3を参照して説明する。
パチンコ機1には、主制御基板100が設けられており、その主制御基板100には、マイクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッサ110は、メインCPU112と、ROM114と、RAM116とを備える。メインCPU112は、入賞の発生の検知、入賞数の演算、払出個数の監視、払出すべき賞球数と実際に払出された賞球数との誤差の演算、誤差の演算結果に基づくエラー報知、大当りかハズレかの判定(大当り判定)、特別図柄の変動表示内容の決定など、遊技の進行および遊技状態の変更に必要な主な制御および処理を行う。
ROM114には、メインCPU112が各種制御などを実行するための各種制御プログラム、制御プログラム実行時に参照する各種テーブルなどが記録されている。RAM116は、メインCPU112の処理結果などの遊技中に発生する各種データ、ROM114から読出された制御プログラムなどを一時的に格納し、電源遮断時に停電直前の遊技状態を示すデータなどをバックアップして記憶するバックアップ領域を備える。
また、払出制御基板200には、電源基板71、発射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52、払出中継基板55および回動モータ88を駆動するための回動モータ駆動基板88cが電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15cには、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射スイッチ(SW)15dが電気的に接続されている。また、回動モータ駆動基板88cには、駆動スイッチ17(図2)が電気的に接続されている。
盤面中継基板51には、普通電動役物28の両翼を開閉駆動する普通電動役物ソレノイド(SL)28a、大入賞口41に入賞した遊技球を検知する大入賞口スイッチ(SW)41a、右入賞口22に入賞した遊技球を検知する右入賞口スイッチ(SW)22a、左入賞口23に入賞した遊技球を検知する左入賞口スイッチ(SW)23a、大入賞口中継基板50が電気的に接続されている。
電源基板71は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源70から電源の供給を受け、各基板および装置へ動作電源を供給する。
飛距離調節装置85の構造について、図4ないし図7を参照して説明する。図4は、飛距離調節装置85の分解斜視説明図である。図5は、飛距離調節装置85の遊技盤5への取り付け手順を示す斜視説明図である。図6は、遊技盤5へ取り付けた飛距離調節装置85の斜視説明図である。図7は、カム面の向きを変更することによる遊技球の飛距離調節方法の説明図である。
図4に示すように、飛距離調節装置85は、遊技球の飛距離を調節する接触部材86と、接触部材86の回動を制限するカム87と、カム87を回動させる回動モータ88と、これらを遊技盤5に取り付ける取付部材89とを備えている。
取付部材89は、接触部材86が回動可能なように、上側面が左下がりに形成されている。取付部材89の右側面および下面には、板状に形成された取付フランジ89aがそれぞれ設けられており、各取付フランジ89aには、ネジ91(図5)を挿通するためのネジ挿通孔がそれぞれ前後方向に貫通形成されている。取付部材89は、各ネジ挿通孔へ挿通された各ネジ91をそれぞれ遊技盤5の取付孔5b(図5)にねじ込むことにより遊技盤5に固定される。取付部材89には、回動モータ88の回転シャフト88aを挿通するシャフト挿通孔89bが、遊技盤5側から正面に向かって貫通形成されている。シャフト挿通孔89bの右上には、接触部材86を取り付けるための、接触部材取付孔89cが形成されている。取付部材89の右側面には、スナップリング90を挿入するためのスリット状のスナップリング挿入孔89dが接触部材取付孔89cに連通して設けられている。
図5に示すように、回動モータ88は、遊技盤5の裏面側の所定個所に固定されている。回動モータ88の回転シャフト88aの先端の周面には、突起部88bが形成されている。回転シャフト88aの先端は、遊技盤5に前後方向に貫通形成された貫通孔5aを通じて取付部材89のシャフト挿通孔89bに挿通され、取付部材89の前面から突出する。
図4に示すように、カム87は、円筒の周面の一部が尖った形状に形成されており、回動モータ88の回転シャフト88aの先端を挿入するための挿入孔87bが前後方向に貫通形成されている。図6に示すように、挿入孔87bに回転シャフト88aを挿入することにより、カム87は、回転シャフト88aの先端に回動可能に固定される。また、挿入孔87bは、回転シャフト88aの先端に合致した形状に形成されているため、回転シャフト88aの回転に伴うカム87bの空転が防止される。
当接部86cも側面から見て板状に形成されており、その上端は、回動軸86bの周面であって回動中心から斜め右下に外れた箇所に固定されており、下端を下方に向けている。当接部86cは、接触部86aよりも重く形成されており、かつ、接触部材86の重心が回動軸86bの回動中心よりも下方にくるように形成されている。つまり、接触部86aに何も作用しない状態において、自然に接触部86aが上を向き、当接部86cが下を向くようになっている。
スナップリング90は、円周の一部に切り欠き部を有するC字型をしている。接触部材86は、回動軸86bを取付部材89の接触部材取付孔89cに挿入し、取付部材89のスナップリング挿入孔89dから挿入されたスナップリング90を段部86dに圧入することにより、接触部材取付孔89cから抜けることなく、回動可能に取り付けられる。
このとき、図6に示すように、カム87のカム面87aは、接触部材86の当接部86cの左側の板面86gに当接し、接触部86aの先端86fから外レール16aに下ろした垂線92の長さが遊技球Pの直径より短くなるように、接触部材86の右方向への回動を制限する。
なお、接触部材86は、合成樹脂等で一体成型しても、金属を加工して成形しても良い。
図7(a)は、カム面87aが、カム87に挿通されている回転シャフト88aの回動中心から最も離れた遠い位置で、接触部材86の当接部86cの左側の板面86gに当接している状態を示す。このとき、当接部86cが最も右方に押されるため、接触部86aの先端86fが最も左方に移動する。接触部86aの先端86fが左方に移動することにより、垂線92の長さが短くなる。つまり、外レール16aと接触部86aの先端86fとの間に形成される遊技球Pの通過する経路が狭くなる。このとき、接触部材86をより多く撓ませないと遊技球Pは通過することができないので、遊技球Pは接触部材86との接触により多くの運動エネルギーを消費する。そのため、遊技球Pの飛距離が最も短くなるように調節することができる。
図7(b)は、カム面76aの向きが、図7(a)および図7(c)で示したカム面76aの中間の向きである場合の状態を示す。このとき、図7(a)および図7(c)で示した場合の中間の飛距離を得ることができる。
上記のように、遊技者は、カム面76aの向きを変更することにより、遊技球Pの飛距離を調節することができる。さらに、遊技者は、発射レバー15aによる打球力の強弱と接触部材86の撓み量の大小とを組み合わせることにより、遊技球Pの飛距離を調節することができる。
遊技球Pを強く発射し、接触部材86の撓み量を大きくした場合と、遊技球Pを弱めに発射し、接触部材86の撓み量を小さくした場合とでは、遊技球Pの飛距離が同じでも、遊技球の回転が異なるため、遊技釘で跳ね返される方向、勢いなどが異なり、流下経路が変化する。そのため、遊技者は、発射レバー15aによる打球力の強弱と接触部材86の撓み量の大小との組合せを、遊技戦略に応じて使い分けて遊技を楽しむこともできる。
図8は、飛距離調節装置85の変更例1の説明図である。図8に示すように、飛距離調節装置85は、内レール16bに隣接して遊技領域8に設けられている。内レール16bには、開口部16dが設けられており、開口部16dから遊技球の軌道上に接触部86aを露出させることにより、接触部86aを遊技球Pに接触させることができる。
図9は、飛距離調節装置85の変更例2の説明図である。図9に示すように、変更例2では、カム面87aは、接触部86aの右側の板面86eに当接し、接触部材86の右方向への回動を制限する。ここで、垂線92の長さは、遊技球Pの直径より短くなるように、制限されている。
この実施形態においても、カム面87aが、カム87に挿通されている回転シャフト88aの回動中心から最も離れた遠い位置で、接触部86aの右側の板面86eに当接しているときに、垂線92の長さが最も短くなる。また、カム面87aが、カム87に挿通されている回転シャフト88aの回動中心から最も近い位置で、接触部86aの右側の板面86eに当接しているときに、垂線92の長さが最も長くなる。
上記のように、カム面87aの方向を変更することにより、接触部材86の撓む量を調節することができるため、遊技球Pの飛距離を調節することができる。
(1)遊技盤5へ発射された遊技球が、誘導路16から遊技領域8に入る前に、遊技球の飛距離を調節する接触部材86と接触するため、遊技球の運動エネルギーを接触部材86との接触により消費させることができる。つまり、遊技球の運動エネルギーが消費した分だけ遊技球の飛距離が短くなるので、遊技球の飛距離を調節することができる。
従って、発射レバー15a以外の手段により、遊技球の飛距離を調節できる遊技機を実現することができる。
次に、この発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同じ構造については、同じ番号を使用するとともに、説明を省略する。
(飛距離調節装置の構造)
飛距離調節装置の構造について、図10ないし図12を参照して説明する。図10は、飛距離調節装置85の分解斜視説明図である。図11は、遊技盤5に取り付けられた飛距離調節装置85の斜視説明図である。図12(a)〜(c)は、カム面87aの向きを変更することによる遊技球の飛距離調節方法の説明図である。
図10に示すように、取付部材89の正面には、カム87を固定するための円柱状の固定部89eが前方に突出して設けられている。固定部89eの側面には、右方向に突出した突出部89fが形成されている。
カム87の回動中心を囲んで形成された凹部87cには、内側面から外周に向かって放射状に、固定部89eを係止するための溝状の係止部87dが形成されている。この実施形態では、カムの内側には12箇所の係止部87dが形成されている。
図11に示すように、凹部87cに固定部89eを挿入し、カム面87aが所定の向きになるように、係止部87dを選択し、突出部89fを係止させることで、カム87を回動しないように固定することができる。
図12に示すように、突出部89fをどの係止部87dに係止させるかの組合せを選択し、カム87を固定部89eに挿入する方向を変更することにより、カム面87aの方向を変更することができ、第1実施形態と同様に、遊技球の飛距離を制御することができる。
なお、取付部材89に係止部を設け、カム87の後面に固定部を形成してもよい。
(1)カム87に形成されている係止部87dと、カム87を固定するための固定部89eとの組合せによって、カム面87aの向きを変更可能であるため、カム87を回動させるためのモータ88などの駆動機構が不要であり、部品点数を減らすことができるので、飛距離調節装置85を小さなスペースで配置することができ、コスト的にも有利である。
次に、この発明の第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同じ構造については、同じ番号を使用するとともに、説明を省略する。
(飛距離調節装置の構造)
飛距離調節装置の構造について、図13ないし図15を参照して説明する。図13は、飛距離調節装置85の分解斜視説明図である。図14は、遊技盤5に取り付けられた飛距離調節装置85の斜視説明図である。図15(a)および(b)は、接触部材86が遊技球と接触する向きを変更することによる遊技球の飛距離調節方法の説明図である。
図13に示すように、取付部材89の正面には、接触部材86を遊技球と接触する角度を変えて固定するための挿入部89hが設けられている。挿入部89hは、円孔の凹部89iと、凹部89iの内側面から放射状に形成されている溝状の係止部89jとからなる。この実施形態では、係止部89jは上方と右斜め上方の2方向に形成されている。
接触部材86は、接触部86aと、接触部材86を取付部材89に取り付けるための取付軸86hとを備えている。この実施形態では、取付軸86hは、円柱形状で遊技盤方向に伸びており、後端部近傍には係止部89jに係止される突出部86iが上方に向かって突出して形成されている。
図14に示すように、接触部材86は、取付軸86hを挿入部89hに挿入し、突出部86iを係止部89jに係止させることにより、所定の角度で遊技球と接触するように取付部材89に固定される。
図15に示すように、取付軸86hを挿入部89hに挿入し、突出部86iをどの係止部89jに係止させるかの組合せを選択することにより、接触部材86が遊技球と接触する角度を変更することができ、第1実施形態と同様に、遊技球の飛距離を制御することができる。
なお、取付部材89に突起部を設け、取付軸86hの後端部に溝部を形成してもよい。
(1)接触部材86と挿入部89hとの組合せによって、接触部材86に遊技球が接触する角度を変えることができるため、カム87を回動させるためのモータ88などの駆動機構が不要であり、部品点数を減らすことができるので、飛距離調節装置85を小さなスペースで配置することができ、コスト的にも有利である。
飛距離調節装置85が請求項1に記載の調節手段に、カム87が請求項1に記載の変更部材に、駆動スイッチ17が請求項3に記載の操作部材にそれぞれ対応する。
飛距離調節装置85が請求項1に記載の調節手段に、カム87が請求項5に記載の変更部材に、駆動スイッチ17が請求項8に記載の操作部材にそれぞれ対応する。係止部89jが請求項10に記載の固定部に、取付軸86hが取付部にそれぞれ対応する。また、外レール16aが請求項12に記載の壁面に対応する。
5 遊技盤
8 遊技領域
16 誘導路
16a 外レール(壁面)
17 駆動スイッチ(操作部材)
85 飛距離調節装置(調節部材)
86 接触部材
86h 取付部
86i 係止部
87 カム(変更部材)
87a カム面
87d 係止部
88 回動モータ(モータ)
89 取付部材
89e 固定部
89h 挿入部(固定部)
P 遊技球
Claims (4)
- 遊技盤へ発射された遊技球を、前記遊技盤の遊技領域に誘導する誘導路と、
遊技球が前記誘導路から前記遊技領域に入る前に遊技球と接触することにより、遊技球の飛距離を調節する調節手段とを備え、
前記調節手段は、遊技球と接触する接触部材を備えており、前記接触部材は、前記誘導路の出口近傍に設けられ、バネ性を有する材料により、遊技球の接触により撓む薄板状に形状に形成されており、かつ、前記誘導路の出口近傍の前記遊技領域において前記遊技盤の盤面と直交するように設定された軸を中心に回動可能に取り付けられており、
前記調節手段は、遊技球の接触により前記接触部材が撓んだときに前記接触部材に当接することにより、前記接触部材が撓む量を変更可能な変更部材を備えており、前記変更部材はカム形状の部材であって、遊技球の接触により前記接触部材が撓んだときに、前記カム形状の部材のカム面が前記接触部材の板面に、前記接触部材の回動を制限する方向から当接し、前記カム形状の部材のカム面の向きを変更することにより、前記接触部材が撓む量を変更可能であることを特徴とする遊技機。 - 前記カム形状の部材を回動するモータと、このモータを制御することにより前記カム形状の部材を所定の向きに固定するための制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記制御手段を操作するための操作部材が、所定箇所に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 前記調節手段には、前記カム形状の部材を固定するための固定部が前面に形成されており、
前記カム形状の部材には、前記固定部に係止する係止部が形成されており、
前記固定部と前記係止部の少なくとも一方が複数箇所形成されており、
前記固定部と前記係止部との組合せを選択することにより、前記カム形状の部材のカム面の向きを変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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