JP4400798B2 - ガラス成形機及びガラス成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス成形機及びガラス成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、成形品としてガラス製のレンズを成形するためのガラス成形機においては、上型コアと下型コアとの間にレンズの原型であるプレフォームがセットされ、該プレフォームを高温下で加熱しながら加圧装置によって加圧するようになっている。
【0003】
この場合、前記プレフォームを高温下で加熱する必要があるので、前記上型コア及び下型コアが酸化しやすい。そこで、前記上型コア及び下型コアの周囲に不活性ガスの雰囲気を形成するようにしている(特公平6−88801号公報参照)。
図2は従来の金型装置の第1の状態を示す図、図3は従来の金型装置の第2の状態を示す図である。
【0004】
図において、110は金型装置であり、該金型装置110は、下型コア111、及び該下型コア111と対向させて、かつ、上下方向に移動自在に配設された上型コア112を備え、該上型コア112の下端に成形面S11が形成される。そして、型閉工程において、図2に示されるように前記下型コア111と上型コア112との間にプレフォーム115を挟み、加圧工程において、図3に示されるように上型コア112を矢印A方向に移動させて加圧力を加えると、プレフォーム115は成形面S11に合わせて変形させられ、所定の形状のレンズが成形される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のガラス成形機においては、凸状のレンズを成形する場合、図2に示されるように、成形面S11を凹面にする必要があるので、型閉工程において、成形面S11とプレフォーム115との間に密閉空間113が形成され、該密閉空間113に周囲の不活性ガスが残留してしまう。したがって、加圧工程において上型コア112が矢印A方向に移動するのに伴って、前記密閉空間113内の不活性ガスが圧縮され、レンズの表面にガス残留痕(こん)116が形成されてしまう。
【0006】
そこで、加圧工程において加圧力を設定し、該加圧力を所定のタイミングで繰り返し小さくすることによって、密閉空間113内に残留した不活性ガスの圧抜きを行うようにしたガラス成形機が提供されている(特開平7−315855号公報参照)。ところが、不活性ガスを完全に除去することができるように前記加圧力を設定するのは困難であり、ガラス成形機の操作性が低下してしまう。
【0007】
本発明は、前記従来のガラス成形機の問題点を解決して、成形品にガス残留痕が形成されることがなく、操作性を向上させることができるガラス成形機及びガラス成形方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のガラス成形機においては、金型装置と、該金型装置を収容する成形室と、該成形室を内包して配設され、前記金型装置を加熱する加熱装置と、加圧工程において前記金型装置に加圧力を加え、金型装置内のプレフォームを変形させて成形品にする加圧装置と、少なくとも前記加圧工程において、前記加熱装置に内包された前記成形室内を真空にする真空形成手段と、前記金型装置を搭載した状態で移動し、前記成形室を密閉空間にする可動プレートとを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるガラス成形機の第1の状態を示す図、図4は本発明の実施の形態におけるガラス成形機の第2の状態を示す図である。
図において、11は上下方向に移動自在に配設され、上位置及び下位置に選択的に置かれる金型装置であり、該金型装置11が上位置に置かれたときに、プレフォーム12が加熱され、加圧され、冷却され、下位置に置かれたときに、金型装置11に前記プレフォーム12がセットされ、成形品としての図示されないレンズが形成される。そして、前記金型装置11が上位置に置かれたときに、該金型装置11を包囲するように環状の加熱装置40が配設され、該加熱装置40の中央に成形室30が形成される。なお、前記金型装置11は上位置に置かれたとき成形室30に収容される。また、前記加熱装置40の上方には、前記プレフォーム12を加圧するための加圧装置50が配設される。
【0012】
前記金型装置11は、型台21上に載置され、下型コア11a、該下型コア11aと対向させて、かつ、上下方向に移動自在に配設された上型コア11b、並びに前記下型コア11a及び上型コア11bを包囲し、かつ、該上型コア11bを案内するスリーブ状の胴型11cを備える。なお、凸状のレンズを成形する場合、下型コア11aの上面及び上型コア11bの下面の少なくとも一方が凹面にされる。
【0013】
また、20は前記金型装置11を上下方向に移動させて型開閉を行うための型開閉装置であり、該型開閉装置20は、下フレーム71、該下フレーム71の上方に配設された上フレーム72、前記下フレーム71と上フレーム72との間に架設されたガイド73、該ガイド73に沿って上下方向に移動自在に配設された可動プレート22、及び該可動プレート22を上下方向に移動させる型開閉用空圧シリンダ23を備える。そして、該型開閉用空圧シリンダ23は、上端が下フレーム71に固定されたシリンダ部23a、及び該シリンダ部23a内において進退自在に配設され、上端が可動プレート22に固定されたロッド部23bから成る。
【0014】
前記加熱装置40は、環状の上プレート74、該上プレート74と前記上フレーム72との間に配設され、上プレート74及び上フレーム72において開口し、内側に前記成形室30を形成する筒状の透明石英管31、該透明石英管31の外側の所定箇所に配設された加熱源としてのハロゲンランプ29、及び該ハロゲンランプ29を包囲して配設された光学反射ミラー41を有する。
【0015】
したがって、前記金型装置11を成形室30内に挿入した状態において、前記ハロゲンランプ29を点灯させると、該ハロゲンランプ29の光、すなわち、赤外線が、透明石英管31を透過して金型装置11に照射されるとともに、光学反射ミラー42によって反射させられ、かつ、集光させられた後、透明石英管31を透過して金型装置11に照射される。ところで、前記光学反射ミラー41は、ハロゲンランプ29の赤外線が主として金型装置11の中央部分に照射されるような形状を有する。その結果、金型装置11の中央部分が重点的に加熱され、前記プレフォーム12は効率良く加熱される。なお、前記下型コア11aの下方には、型台21を貫通して、金型装置11の温度を検出する熱電対79が配設され、図示されない制御装置は、前記熱電対79によって検出された温度に基づいて金型装置11の温度を制御する。
【0016】
また、前記加圧装置50は、前記上プレート74の上方において上下に移動自在に配設された成形プレート52、該成形プレート52から下方に延び、前記金型装置11と対向させられる成形ロッド53、加圧アクチュエータ51及びベローズ保護用シリンダ54から成る。該ベローズ保護用シリンダ54は、下端が上プレート74に固定されたシリンダ部54a、及び上端が成形プレート52に固定されたロッド部54bから成る。
【0017】
そして、前記成形プレート52を上下に移動自在に支持するために、上プレート74の上方に支持フレーム75が配設され、前記上プレート74と支持フレーム75との間に複数のガイド43が架設され、該ガイド43に沿って前記成形プレート52が上下に移動させられる。なお、該成形プレート52とガイド43との間にリニアガイド44が介在させられる。
【0018】
また、前記加圧アクチュエータ51は、前記支持フレーム75を貫通して下方に延びる駆動ロッド51aを備え、加圧アクチュエータ51を駆動することによって、前記駆動ロッド51aを進退(上下方向に移動)させることができる。そして、前記成形プレート52の上面には、前記支持フレーム75側に向けて突出させて形成された凸部78が形成され、前記駆動ロッド51aの下端は、ロードセル76を介して凸部78に押し付けられる。なお、前記ロードセル76によって加圧力が検出される。
【0019】
ところで、図4に示されるように、前記型開閉用空圧シリンダ23を駆動して可動プレート22を上方に移動させ、前記プレフォーム12がセットされた金型装置11を上位置に置くと、可動プレート22の上面に配設されたOリング22aを介して可動プレート22が上フレーム72に押圧される。また、前記成形プレート52と上プレート74との間には、前記成形ロッド53を包囲して筒状のベローズ32が配設され、該ベローズ32の上端は前記成形プレート52に、下端は上プレート74に固定される。
【0020】
したがって、前記金型装置11を上位置に置いたときに、前記可動プレート22、透明石英管31、ベローズ32及び成形プレート52によって密閉空間が形成される。そして、前記成形室30は、図示されない真空ポンプと接続され、前記真空ポンプを駆動することによって、前記成形室30内に真空を形成することができる。なお、前記成形プレート52が上下に移動させられる間も、成形室30内に真空が形成される。
【0021】
また、成形室30内の真空を破壊するとともに、金型装置11の酸化を防止し、かつ、金型装置11を冷却するために、成形室30内に気体、例えば、窒素等の不活性ガスが供給される。該不活性ガスは図示されない排気弁によって成形室30外に逃がされる。
そして、前記成形室30内に真空が形成されると、成形室30内外の圧力差によって成形プレート52及び成形ロッド53に下向きの力が加わる。また、該力が金型装置11に直接伝わらないように、ベローズ保護用シリンダ54は、前記力と同等の、又は前記力より大きい力を常に上向きに発生させて、成形プレート52を押し上げるようにしている。この状態において、前記加圧アクチュエータ51を駆動して、前記駆動ロッド51aを下方に移動させると、成形プレート52及び成形ロッド53が下方向に移動させられ、金型装置11に加圧力を加える。
【0022】
なお、前記成形ロッド53の位置を検出するために図示されない位置検出器が配設され、該位置検出器によって検出された成形ロッド53の位置、及び前記ロードセル76によって検出された加圧力に基づいて、前記制御装置は、前記加圧力が設定値になるように制御を行う。
次に、前記構成のガラス成形機の空圧回路について説明する。
【0023】
図5は本発明の実施の形態におけるガラス成形機の空圧回路図である。
図において、30は成形室であり、該成形室30は真空弁81を介して真空ポンプ82に、開閉弁83を介して切換弁84に接続される。そして、該切換弁84は、冷却用の不活性ガスを供給するための第1のガス供給源86、及び置換用の不活性ガスを供給するための第2のガス供給源87に選択的に接続される。さらに、前記成形室30は排気弁88を介して大気と選択的に連通させられる。なお、89は前記成形室30内の真空度を測定する圧力計である。また、前記真空弁81及び真空ポンプ82によって真空形成手段が、前記第1、第2のガス供給源86、87によってガス供給手段が構成される。
【0024】
そして、前記真空弁81は位置A及びBを採り、位置Aにおいて成形室30と真空ポンプ82との間を連通させ、位置Bにおいて成形室30と真空ポンプ82との間を遮断する。また、前記開閉弁83は位置A及びBを採り、位置Aにおいて成形室30と切換弁84との間を連通させ、位置Bにおいて成形室30と切換弁84との間を遮断する。そして、該切換弁84は位置A及びBを採り、位置Aにおいて開閉弁83と第1のガス供給源86との間を連通させ、開閉弁83と第2のガス供給源87の間を遮断するとともに、位置Bにおいて開閉弁83と第2のガス供給源87の間を連通させ、開閉弁83と第1のガス供給源86との間を遮断する。さらに、前記排気弁88は位置A及びBを採り、位置Aにおいて成形室30と大気との間を連通させ、位置Bにおいて成形室30と大気との間を遮断する。
【0025】
ところで、例えば、凸状のレンズを成形する場合、前記下型コア11a(図1)の上面及び上型コア11bの下面の少なくとも一方を凹面にする必要があるので、型閉工程が完了した段階で、成形面とプレフォーム12との間に密閉空間が形成されてしまう。
この場合、該密閉空間内に不活性ガスが残留していると、加圧工程において上型コア11bが下方に移動させられるのに伴って前記不活性ガスが圧縮され、レンズの表面にガス残留痕が形成されてしまう。
【0026】
そこで、少なくとも加圧工程において前記成形室30内に真空を形成して、前記密閉空間内に残留した不活性ガスを除去するようにしている。したがって、レンズの表面にガス残留痕が形成されるのを防止することができる。
しかも、加圧工程において前記成形室30内に真空を形成するだけでよいので、操作性を向上させることができる。
【0027】
次に、前記構成のガラス成形機の動作について説明する。
図6は本発明の実施の形態におけるガラス成形機の動作を示す第1のタイムチャート、図7は本発明の実施の形態におけるガラス成形機の動作を示す第2のタイムチャートである。
まず、金型交換工程において、前回の成形において使用された金型装置11(図1)をガラス成形機から取り外し、新たにプレフォーム12がセットされた金型装置11を型台21上に載置する。このとき、例えば、図示されない空圧シリンダ等によって熱電対79は上方に移動させられ、下型コア11aと十分に接触させられる。
【0028】
次に、型閉工程が開始され、型開閉用空圧シリンダ23を駆動して可動プレート22を上方に移動させ、金型装置11を成形室30内に挿入する。このとき、排気弁88は位置A(図5)に置かれ、成形室30と大気とが連通させられる。
次に、真空排気工程が開始され、排気弁88は位置Bに置かれ、成形室30と大気とは遮断されるとともに、真空弁81が位置Aに置かれ、真空ポンプ82によって成形室30内に真空が形成される。この間、圧力計89によって成形室30内の真空度が測定され、該真空度が設定値P1に到達すると、加熱工程が開始され、その後、真空度が設定値P1に保たれるように真空ポンプ82が駆動される。
【0029】
そして、前記加熱工程において、ハロゲンランプ29が通電され、熱電対79によって検出された金型装置11の温度(金型温度)に基づいてPID制御が行われ、金型装置11の温度が設定値T1に到達するまで加熱され、その後、前記温度は設定値T1に保たれる。
次に、加圧遅延工程が開始され、図示されないタイマによって計時が開始される。そして、金型装置11及びプレフォーム12の温度が均一になるように設定された保持時間t1が経過すると、加圧工程が開始され、設定された加圧力F1が設定された加圧時間t2だけ金型装置11に加えられ、プレフォーム12が変形させられる。なお、この間、前記金型装置11の温度は設定値T1に保たれる。
【0030】
次に、徐冷工程が開始され、加圧力がF2(<F1)にされ、ハロゲンランプ29への通電が停止させられて、金型装置11の温度が低下させられる。なお、このとき、金型装置11は型台21及び成形ロッド53を介した熱伝達によって放熱されるので、温度変化は小さく、金型装置11の温度は徐々に低下する。この徐冷工程は、金型装置11の温度が、プレフォーム12のガラス転移温度Tgの近傍に設定された徐冷温度T2に到達すると完了される。なお、この間、成形室30内の真空度は設定値P1に保たれる。
【0031】
このようにして、徐冷工程が完了すると、置換工程が開始され、真空弁81が位置Bに、排気弁88が位置Aに、開閉弁83が位置Aに置かれるとともに、切換弁84が位置Bに保たれる。その結果、成形室30内に第2のガス供給源87から不活性ガスが供給される。
次に、冷却工程において、切換弁84が位置Aに置かれ、第1のガス供給源86からの不活性ガスが成形室30内を通り、排気弁88を介して排出される。このとき、不活性ガスの流れによって金型装置11が冷却される。そして、金型装置11の温度が低下して取出温度T3に到達すると、型開工程が開始され、開閉弁83が位置Bに、切換弁84が位置Bに置かれ、成形室30への不活性ガスの供給が停止される。このとき、型開閉用空圧シリンダ23が駆動され、可動プレート22が下方に移動させられて、金型装置11が下位置に置かれる。
【0032】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、ガラス成形機においては、金型装置と、該金型装置を収容する成形室と、該成形室を内包して配設され、前記金型装置を加熱する加熱装置と、加圧工程において前記金型装置に加圧力を加え、金型装置内のプレフォームを変形させて成形品にする加圧装置と、少なくとも前記加圧工程において、前記加熱装置に内包された前記成形室内を真空にする真空形成手段と、前記金型装置を搭載した状態で移動し、前記成形室を密閉空間にする可動プレートとを有する。
【0034】
この場合、加圧工程において前記金型装置に加圧力が加えられ、金型装置内のプレフォームが変形させられて成形品にされる。そして、少なくとも加圧工程において前記成形室内に真空が形成される。
したがって、型閉工程が完了した時点において、金型装置の成形面とプレフォームとの間の密閉空間に残留した気体を除去することができるので、加圧工程において、成形品の表面にガス残留痕が形成されるのを防止することができる。
【0035】
また、加圧工程において前記成形室内に真空を形成するだけでよいので、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるガラス成形機の第1の状態を示す図である。
【図2】従来の金型装置の第1の状態を示す図である。
【図3】従来の金型装置の第2の状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるガラス成形機の第2の状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるガラス成形機の空圧回路図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるガラス成形機の動作を示す第1のタイムチャートである。
【図7】本発明の実施の形態におけるガラス成形機の動作を示す第2のタイムチャートである。
【符号の説明】
11 金型装置
12 プレフォーム
30 成形室
40 加熱装置
50 加圧装置
81 真空弁
82 真空ポンプ
86 第1のガス供給源
87 第2のガス供給源
Claims (3)
- (a)金型装置と、
(b)該金型装置を収容する成形室と、
(c)該成形室を内包して配設され、前記金型装置を加熱する加熱装置と、
(d)加圧工程において前記金型装置に加圧力を加え、金型装置内のプレフォームを変形させて成形品にする加圧装置と、
(e)少なくとも前記加圧工程において、前記加熱装置に内包された前記成形室内を真空にする真空形成手段と、
(f)前記金型装置を搭載した状態で移動し、前記成形室を密閉空間にする可動プレートとを有することを特徴とするガラス成形機。 - 前記成形室に不活性ガスを供給するガス供給手段を有する請求項1に記載のガラス成形機。
- (a)金型装置にプレフォームをセットし、
(b)可動プレートに前記金型装置を搭載し、
(c)前記可動プレートを移動させて、前記金型装置を加熱装置に内包された成形室に搬入するとともに、成形室を密閉空間にし、
(d)加圧工程において、前記金型装置に加圧力を加え、金型装置内のプレフォームを変形させて成形品にするとともに、
(e)少なくとも前記加圧工程において、加熱装置に内包された成形室内を真空にすることを特徴とするガラス成形方法。
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