JP4400349B2 - 映像処理装置およびこれを用いた映像監視処理システム - Google Patents

映像処理装置およびこれを用いた映像監視処理システム Download PDF

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この発明は、道路、河川または電力関連施設における事故や災害の監視等を目的とした映像処理装置およびこれを用いた映像監視処理システムに関するものである。
従来の映像処理装置では、監視カメラから伝送される第1の時刻の監視対象の映像と、あらかじめ記憶媒体等に蓄積しておいた第1の時刻より前の第2の時刻における監視対象の映像とを比較して差分映像情報を作成し、差分映像情報における映像の変化量などに基づき監視対象の異常を検出して、アラームを発生していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−87773号公報(第3頁、第2図)
使用可能帯域が時間的に変動するような一般の通信回線を介して映像を伝送する場合、映像パラメータの一例である解像度を一定にして伝送するとすれば、使用可能帯域が狭くなった場合に高解像度の映像を伝送できないため必然的に低解像度の映像しか伝送できず、帯域を有効に活用できない。そこで通信回線の帯域を有効活用すべく使用可能帯域の変動に応じて解像度を時間的に変えるとすれば、第1の時刻と第2の時刻の映像パラメータが異なってしまい、従来の映像処理装置を適用する場合は異なる映像パラメータの映像同士を比較することとなり、映像の比較の精度が低下する課題があった。
この発明は上述のような課題を解消するためになされたもので、第1の時刻の映像パラメータを抽出し、あらかじめ記憶媒体等に蓄積しておいた第2の時刻の映像情報を、抽出された第1の時刻の映像パラメータと一致する映像パラメータとなるように変換して、映像パラメータが一致した第1の時刻の映像情報と第2の時刻の映像情報とから差分映像情報を生成することで、高精度の映像比較を実現できる映像処理装置を提供することを目的とする。
この発明にかかる映像処理装置は、映像パラメータが時間的に変動する映像情報から第1の時刻の映像パラメータを抽出する抽出手段と、第1の時刻より前の第2の時刻の映像情報を蓄積する蓄積手段と、蓄積手段に蓄積された第2の時刻の映像情報を、抽出手段により抽出された第1の時刻の映像パラメータと一致する映像パラメータになるように変換する変換手段と、第1の時刻の映像情報と変換手段により変換された第2の時刻の映像情報とを比較して差分映像情報を生成する第1の比較手段とを備えたものである。
この発明によれば、第1の時刻の映像パラメータを抽出し、あらかじめ記憶媒体等に蓄積しておいた第2の時刻の映像情報を、抽出された第1の時刻の映像パラメータと一致する映像パラメータになるように変換することで、映像パラメータが一致した第1の時刻の映像情報と第2の時刻の映像情報とから差分映像情報を得ることができるので、高精度の映像比較を実現できる映像処理装置を提供できる。
この発明によれば、所定位置を表す位置情報が重畳された第1の時刻の映像の映像パラメータを抽出し、あらかじめ記憶媒体等に蓄積しておいた第2の時刻の映像情報を、抽出された第1の時刻の映像パラメータと一致する映像パラメータとなるように変換することで、映像パラメータが一致した第1の時刻の映像情報と第2の時刻の映像情報とから差分映像情報を得ることができる。さらに第1の時刻の映像情報から第1の時刻の位置情報を分離し、あらかじめ記憶媒体等に蓄積しておいた第2の時刻の映像情報から第2の時刻の位置情報を分離して第1の時刻の位置情報と比較することで差分位置情報を得ることができるので、高精度の映像比較および位置比較を実現できる映像処理装置を提供できる。
以下この発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお実施の形態1では、この発明に係る映像処理装置をプラント等の監視を行う映像監視処理システムへ適用した場合を例にとり説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明に係る映像処理装置を適用した映像監視システムを示すブロック図である。監視カメラ1は複数の地点に設置され、監視対象であるプラント等(図示せず)の映像を撮影し、撮影した映像は地点毎に設置される映像監視装置2で処理される。映像監視装置2で処理された各地点の映像データは通信回線3を介して、映像処理装置である処理サーバ4へ送られる。処理サーバ4では地点毎の最新映像と、あらかじめ蓄積した過去映像とから、差分映像情報および差分段階情報を作成して、複数の監視地点にある検出手段である解析端末5へ配信する。解析端末5は通常時は監視モニタに最新映像を表示するが、異常発生時には最新映像の代わりに、または最新映像に加えて、差分映像情報をモニタに表示し、監視員にアラームを通知する。
次に動作を説明する。監視カメラ1が撮影した監視対象のアナログ映像信号11は、各撮影地点の映像監視装置2に渡される。図2は映像監視装置2を示すブロック図である。渡されたアナログ映像信号11は映像A/D処理部2aでデジタルの映像データ2a1に変換される。変換された映像データ2a1は映像エンコーダ処理部2bに渡される。映像エンコーダ処理部2bは映像送信制御部2cからの制御信号2c1に基づき映像パラメータである解像度を時間的に変えながら、MPEGやJPEG等の所定の符号化方式に従いデジタルの映像データ2a1を圧縮し、圧縮データ2b1を映像送信制御部2cに渡す。圧縮データ2b1は時間的に帯域が変動する通信回線3に適合するように映像送信制御部2cにおいてIPパケット化処理がなされ、入力された時間順に整列してパケットデータ2c2として送信される。
映像監視装置2における映像エンコーダ処理部2bの動作を説明する。映像送信制御部2cは所定の時間間隔で通信回線3の使用可能帯域B(以下Bと称す)を検知し、Bに基づき映像エンコーダ処理部2bに制御信号2c1を出力する。映像エンコーダ処理部2bは上述のように制御信号2c1に基づき映像パラメータである解像度を「Hi」、「Middle」または「Low」のいずれかで映像データ2a1を圧縮する。なお解像度がHiの場合は映像は高解像度であり、Lowの場合は低解像度であり、またMiddleの場合は中間の解像度である。具体的には、映像送信制御部2cは所定のしきい値BT1およびBT2(BT1<BT2)を備えるものとし、Bとしきい値の関係がBT2≦Bならば制御信号2c1により映像エンコーダ処理部2bで圧縮データ2b1の解像度が「Hi」となるよう圧縮が行われる。またBT1≦B<BT2であれば解像度が「Middle」となるよう圧縮が行われ、B<BT1であれば解像度が「Low」となるよう圧縮が行われる。このように、時間的に変動する通信回線3の使用可能帯域Bを映像送信制御部2cで検知し、検知結果に応じて制御信号2c1により映像エンコーダ処理部2bが解像度を時間的に変化させながら映像を圧縮する。またこのときHi、Middle、Lowで表した解像度情報は、送信されるパケットデータ2c2のヘッダ等に埋め込まれる。
パケットデータ2c2は、通信回線3を介して処理サーバ4で受信される。図3は処理サーバ4を示すブロック図である。パケットデータ2c2は映像受信制御部4aで圧縮データ2b1に変換される。第1の時刻である任意の時刻に受信された圧縮データ2b1は映像デコーダ処理部4bに渡されて、映像監視装置2で圧縮された符号化方式に対応する所定の復号方式で伸張される。伸張された映像データは最新映像4b1として第1の比較手段である映像比較部4cへ渡される。
さらに圧縮データ2b1は蓄積手段である蓄積部4dに蓄積されるとともに、抽出手段である解像度抽出部4eにも渡される。解像度抽出部4eは圧縮データ2b1のヘッダ等に埋め込まれた最新映像4b1の解像度情報4e1を抽出し、変換手段である比較映像生成部4fへ渡す。比較映像生成部4fは抽出した解像度情報4e1に基づいて、蓄積部4dにあらかじめ蓄積されている第2の時刻の映像情報に相当する過去の圧縮データ2b1を、第1の時刻の映像情報である最新映像4b1と同一の解像度となるように伸張する。例えば解像度情報4e1が「Middle」の場合、比較映像生成部4fは、蓄積部4dに蓄積された過去の圧縮データ2b1を、解像度が「Middle」となるように伸張して過去映像4f1を生成する。
比較映像生成部4fで生成した過去映像4f1は、映像比較部4cへ渡される。映像比較部4cは、過去映像4f1と最新映像4b1とをパターンマッチングにより比較して、差分映像情報である差分映像データ4c1を生成する。図4は、差分映像データ4c1を生成する様子を説明する図である。図4(a)は監視対象Oを撮影した過去映像4f1である。もし監視対象Oに異常がなく、最新映像4b1が過去映像4f1と同じ映像であると仮定すれば、差分映像データ4c1は図4(b)に示すように何も出力されない。なお図4(b)の点線は、映像に現われないことを示す。一方、最新映像4b1において監視対象Oに異常が発生し、例えば図4(c)に示すように監視対象Oが3つの部分O1、O2、O3に分かれて、O1およびO3のみ位置が変わってしまったと仮定する。この場合、図4(c)に実線で示すように差分映像データ4c1には位置が変わったO1およびO3の部分について変化の前後の映像が現われ、位置が変わらなかった点線で示すO2の部分は映像に表れない。
差分映像データ4c1は映像差分解析部4gに渡されて差分映像データ4c1のデータ量、すなわち映像差分が求められる。また映像差分解析部4gでは所定の設定情報と映像差分とに基づき、差分段階情報Lが求められる。
映像差分解析部4gの具体的な動作を示すフローチャートを図5に示す。映像差分解析部4gでは、まずステップST1で差分映像データ4c1の2値化処理を行う。次に2値化した結果、差異のある部分の映像の合計面積SをステップST2で算出する。この面積Sが映像差分に相当する。さらに面積Sと映像データ量を段階的に定義した所定の設定情報とに基づき、映像差分がいずれの段階にあるかを示す差分段階情報Lを生成する。具体的には設定情報を定義するしきい値がt、t、t、tの4つであるとし、これらがt>t>t>tであるとする。そして面積Sとこれらのしきい値tないしtとをステップST3ないしST6で順次比較し、大小関係に応じて1から5までの差分段階情報Lが決定される。Lの値が大きいほど、映像差分が大きいことを表す。最後にステップST7において差分映像データ4c1に差分段階情報Lを付加して圧縮し、差分映像4g1として検出手段である解析端末5へ配信する。
処理サーバ4から配信される差分映像4g1は、複数の監視地点にある全ての解析端末5で受信される。また解析端末5は通信回線3を介して映像監視装置2からパケットデータ2c2を受信する。図6は解析端末5を示すブロック図である。処理サーバ4から差分映像4g1が配信されない場合は、解析端末5は受信したパケットデータ2c2を配信制御部5aで圧縮データ2b1に変換する。圧縮データ2b1は映像情報分割部5bで最新映像4b1に伸張され、伸張された最新映像4b1が表示情報5b1として監視モニタ5dに渡されて、監視対象のライブ映像として表示される。
一方、処理サーバ4から差分映像4g1が配信された場合は、差分映像4g1は配信制御部5aをそのまま通過し映像情報分割部5bで伸張されるが、この場合、伸張されたデータは差分映像データ4c1と差分段階情報Lに分割され、差分段階情報Lは映像差分アラーム検出部5cに渡される。
映像差分アラーム検出部5cでは、差分段階情報Lと所定のしきい値Tとが比較され、LがTを超えた場合に異常が発生したと判断してアラーム情報5c1を発生する。例えばT=3とすれば、差分段階情報L=4またはL=5の場合にアラーム情報5c1を発生する。アラーム情報5c1は監視モニタ5dにアラームが発生した旨を表示して監視員へアラーム発生を通知するとともに、映像情報分割部5bに渡されて、分割された差分映像データ4c1を表示情報5b1として監視モニタ5dに表示する。
以上のように、実施の形態1では、処理サーバ4において最新映像4b1の解像度情報4e1を抽出し、抽出した解像度情報4e1に基づき過去の圧縮データ2b1から最新映像4b1と同一の解像度の過去映像4f1を生成し、最新映像4b1と過去映像4f1とを比較する。したがって通信回線3の帯域が変動して監視対象の映像の解像度が時間的に変動するようなシステムにあっても、常に同一の解像度を有する映像同士を比較して差分映像を得ることができるので、精度の高い映像比較を実現できる。また、映像差分によるアラーム検出を行うことで映像監視を自動化し、監視員常駐などの監視に関わるシステムコストを抑制することができる。
なお、上記実施の形態1においては監視カメラ1と映像監視装置2をそれぞれ複数個ずつ備える場合について説明をしたが、これは必ずしも複数個が必要とは限らない。例えば、監視対象の撮影地点が1ヶ所のみの場合、監視カメラ1と映像監視装置2はそれぞれ1つだけでよい。また、解析端末5も複数個を備える場合について説明したが、これも必ずしも複数個が必要とは限らない。例えば監視を行う場所が1ヶ所のみであれば、解析端末5は1個だけでよい。
また、上記実施の形態1においては通信回線3の状態を映像送信制御部2cが検知し、使用可能帯域Bの時間的変動に応じて解像度を変化させるものとしたが、これは必ずしも必要ではない。例えば解析端末5から通信回線3を通じて映像監視装置2へ解像度を指示するものとしてもよい。すなわち映像送信制御部2cが解析端末5から送られる解像度に関する指示を受け取り、制御信号2c1によって映像エンコーダ処理部2bが指示された解像度で映像データ2a1を圧縮してもよい。
また、上記実施の形態1においては第1の時刻の映像である最新映像4b1と第2の時刻の映像である過去映像4f1を比較するものとして説明したが、第1の時刻と第2の時刻の映像は必ずしも最新映像と過去映像である必要はない。例えば第1の時刻の映像は所定時間だけ過去の映像であってもよく、具体的には蓄積部4dに一旦蓄積された映像でもよい。また第2の時刻の映像は第1の時刻の映像より前の時刻における監視対象Oの映像であればよく、第1の時刻と第2の時刻の時間間隔に何ら制約はない。
また、上記実施の形態1においては映像監視装置2の映像エンコーダ処理部2bで圧縮するデータの解像度をHi、Middle、またはLowの3段階として説明したが、これは必ずしも3段階である必要はない。例えば解像度はN段階(N:2以上の自然数)であってもよく、Nが多いほど通信回線3の帯域の変化に応じてきめ細やかな制御を行えるため、帯域の利用効率を向上することができる。同様に、上記実施の形態1においては映像差分解析部4gで差分段階情報Lを5段階としたが、これは必ずしも5段階である必要はなく、M段階(M:2以上の自然数)であればよい。段階数Mが多いほど異常の発生を正確に検出することができるので、誤りの少ないアラーム検出を実現することができる。
また、上記実施の形態1では、過去の圧縮データは蓄積部4dにあらかじめ蓄積されているものとして説明したが、これは一定時間間隔または不定期に更新されるものとしてもよい。例えば図示しない監視員から更新指示がなされるものとしてもよく、または最大解像度の画像を受信する毎に、常に更新する構成としてもよい。または一定時間間隔で更新する構成としてもよい。
また、上記実施の形態1においては映像差分解析部4gにおいて差分映像データ4c1を2値化した後に差分段階情報Lを求める構成としたが、これは必ずしも必要ではない。例えば差分映像データ4c1における色彩に注目して差分段階情報Lを求めてもよい。具体的には差分映像データ4c1の色彩として白や黒が検出されれば煙が発生したと判断し、また赤や黄色などが検出されれば火災が発生したと判断しLを最高レベルとしてもよい。これにより、様々な異常に対して臨機応変に対応できる高度なアラーム検出を実現することができる。
また、上記実施の形態1において解析端末5は映像監視装置2から通信回線3を介してパケットデータ2c2を受信するものとしたが、パケットデータ2c2は処理サーバ4を経由して解析端末5に配信されるものとしてもよい。パケットデータ2c2を一旦処理サーバ4へ送ってから配信する場合、各解析端末5へ直接データを送る場合と比較して、通信回線3上のデータ量を減らし、回線の利用効率を向上することができる。
また、上記実施の形態1において処理サーバ4は全ての解析端末5へ差分映像4g1を配信するものとしたが、必ずしも全ての解析端末5へ配信する必要はない。例えば各監視地点の監視員が解析端末5を通じて処理サーバ4へ配信要求を送り、処理サーバ4は配信要求があった解析端末5だけに差分映像4g1を配信するものとしてもよい。この場合、全ての解析端末5に差分映像4g1を配信する必要がないため、配信するデータ量を減らし、回線の利用効率を向上することができる。
また、上記実施の形態1においては解析端末5で差分段階情報Lと所定のしきい値Tとを比較してアラーム検出を行う構成としたが、必ずしも解析端末5でアラーム検出を行う必要はない。例えば監視場所が1ヶ所だけであれば、処理サーバ4に映像差分アラーム検出部5bに相当する構成を設けることで、処理サーバ4でアラーム検出を行うことができる。これにより差分映像4g1を配信する必要がなくなるため、簡単な構成で同等のアラーム検出の効果を実現することができる。
また、上記実施の形態1では、最新映像4b1の解像度と過去映像4f1の解像度を一致させるものとしたが、これは必ずしも解像度である必要はない。例えば映像コンポーネントであってもよい。
映像コンポーネントを一致させる場合は、受信された圧縮データ2b1の映像コンポーネント情報である輝度信号と色差信号を解像度抽出部4eが抽出し、これに基づき蓄積部4dにあらかじめ蓄積されている過去の圧縮データ2b1を、最新映像4b1と同一の輝度信号と色差信号となるように比較映像生成部4fが伸張する。これにより、映像コンポーネントが一致した映像同士を比較して差分映像データ4c1を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、最新映像4b1の解像度と過去映像4f1の解像度を一致させるものとしたが、これは必ずしも解像度である必要はない。例えば画質あってもよい。画質を一致させる場合であっても、解像度を一致させる場合と同様に受信された圧縮データ2b1の画質を解像度抽出部4eが抽出し、これに基づき蓄積部4dにあらかじめ蓄積されている過去の圧縮データ2b1を、最新映像4b1と同一の画質となるように比較映像生成部4fが伸張する。これにより、画質が一致した映像同士を比較して差分映像データ4c1を得ることができる。
画質を一致させる場合の一例として、例えば画像符号化方式としてJPEG2000を適用する場合、部分画質を一致させることができる。具体的にはJPEG2000ではROI(Region of Interest)と呼ばれる技術により映像の特定領域(一部分)にのみ多くの符号量を割り当てることができるため、あらかじめ映像上の監視対象付近に符号量を多く割り当てておくことで、監視対象についての異常検出の精度を向上できる。図7は、この検出精度の向上を説明する図である。図7において、ある時点の監視対象Oの映像Pに対して、点線の四角で囲んだ部分Pの符号量の割り当てを多くする。するとPでは高画質となるため僅かな変化であっても映像の変化として現われるので、監視対象Oの異常検出精度を向上することができる。このとき反対にP以外の部分の映像は相対的に符号量が少なくなることから、例えば監視対象Oの背景を人Qが矢印のように単に通過したに過ぎない場合等、監視対象Oの異常ではない変化があったとしても、映像の変化として現われない。このため誤って異常である検出せずに済む。すなわち異常の誤検出を低減することができる。
また、上記実施の形態1または実施の形態2では、圧縮データ2b1の映像パラメータとして解像度、画質または映像コンポーネントのいずれか一のみを一致させるものとしたが、これは必ずしも一の映像パラメータだけとは限らず、複数の映像パラメータを一致させるものとしてもよい。例えば解像度を一致させたうえ、さらに画質をも一致させることで、より高精度の映像比較を行うことができるので、アラーム検出の精度を向上することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では監視カメラ1で撮影した映像を、通信回線3を介して処理サーバ4が受信・処理し、過去映像4f1と最新映像4b1の差分映像データ4c1のみに基づき監視対象の異常を検出する構成とした。実施の形態3では監視対象に位置センサを取付け、位置情報を追加情報として用いる。すなわち、位置センサによる位置情報の変化から監視対象の動きを検出し、さらに位置センサの位置を映像上に表示することにより監視対象がどこへ移動したのかを容易に認識できるようにすることで、監視対象の位置の特定を容易にする。
図8は実施の形態3における映像監視システムの構成を示すブロック図であり、実施の形態1の図1に相当する。図8において監視対象は撮影地点毎にK個の位置センサ81ないし8Kを有し、監視対象の重要なユニット等に取付けられている。位置センサ81ないし8Kは具体的にはGPS(Global Positioning System)受信装置であり、位置情報である緯度および経度を出力する。位置センサ81ないし8Kの出力である位置情報は映像監視装置2に渡される。図9は実施の形態3における映像監視装置2の構成を示すブロック図であり、実施の形態1の図2に相当する。なお図2と同一の機能を有する部分は同一の記号を付し、説明を省略する。図9において、映像監視装置2に渡された位置情報は映像・位置エンコーダ処理部2gで映像A/D処理部2aから渡される映像データ2a1に重畳され、所定の符号化方式に従い圧縮される。圧縮データ2g1は実施の形態1と同様に時間的に帯域が変動する通信回線3に適合するように映像送信制御部2cにおいてIPパケット化処理がなされ、入力された時間順に整列してパケットデータ2c2として送信される。
パケットデータ2c2は通信回線3を介して処理サーバ4で受信される。図10は実施の形態3における処理サーバ4を示すブロック図であり、実施の形態1の図3に相当する。なお図3と同一の機能を有する部分は同一の記号を付し、説明を省略する。パケットデータ2c2は実施の形態1と同様に映像受信制御部4aで圧縮データ2g1に変換される。圧縮データ2g1は分離手段である映像・位置デコーダ処理部10aで伸張され、最新映像10a1と最新位置情報10a2に分離される。このうちの最新映像10a1は映像比較部4cへ渡される一方、最新位置情報10a2は第2の比較手段である位置比較部10bへ渡される。
解像度抽出部4eは圧縮データ2g1の解像度情報4e1を抽出して変換分離手段である比較映像・位置生成部10cへ渡す。比較映像・位置生成部10cでは蓄積部4dにあらかじめ蓄積されている過去の圧縮データ2g1を最新映像10a1の解像度と同一の解像度となるように伸張し、さらに過去映像10c1と過去位置情報10c2に分離する。このうち過去位置情報10c2は位置比較部10bへ渡される一方、過去映像10c1は過去位置情報10c2に対応するマーカが過去映像10c1にマッピングされた後、映像比較部4cへ渡される。
図11は過去位置情報10c2に対応するマーカを過去映像10c1にマッピングする様子を説明する図である。図11(a)は過去映像10c1であり、監視対象OはK=2個の位置センサ81および82を備えているものとする。比較映像・位置生成部10cにおいて過去映像10c1は図11(b)に示すようにメッシュ状に分割される。そして分割された過去映像10c1の各メッシュに対して、あらかじめ監視対象O周辺の地図等に基づき用意しておいた位置情報を関連付ける。すなわち各メッシュの緯度および経度が決定される。次に各メッシュの位置情報と位置センサ81および82の位置情報とを順次比較し、位置情報が一致するメッシュを検索する。そして位置情報の一致したメッシュが、位置センサ81および82が存在する部分であるとして、網掛けで示すマーカ111、112が過去映像10c1にマッピングされる。なお、上述のようにマーカ111および112は位置センサ81および82の位置情報に基づきマッピングされるため、位置センサ81および82自体が映像に写る必要はない。
映像比較部4cでは実施の形態1と同様に、同一解像度の過去映像10c1と最新映像10a1とをパターンマッチングにより比較して差分映像データ4c1を生成し、映像・位置差分解析部10dへ渡す。映像比較部4cにおける比較においては、過去映像10c1にマッピングされたマーカ111および112は無視される。すなわち過去映像10c1のマーカはないものとして最新映像10a1と比較される。
一方、位置比較部10bは過去位置情報10c2と最新位置情報10a2とを比較し、差分位置情報1ないしKを生成する。ここで差分位置情報1ないしKは、過去の位置センサ81ないし8Kの位置に対して、最新の位置センサ81ないし8Kの位置を示す情報に相当し、具体的には位置センサ81ないし8Kのそれぞれが移動したベクトルに相当する。生成された差分位置情報1ないしKは差分位置データ10b1として映像・位置差分解析部10dに渡される。
映像・位置差分解析部10dでは、実施の形態1と同様に映像比較部4cから渡される差分映像データ4c1のデータ量すなわち映像差分を求める。なお映像差分を求める際にも映像比較部4cにおける映像比較時と同様にマーカ111および112は無視され、差分映像データ4c1のデータ量が映像差分として求められる。次に映像・位置差分解析部10dでは、差分映像データ4c1における最新の位置センサ81ないし8Kに相当する位置のメッシュにマーカをマッピングする。このマッピングする様子を図11(c)に示す。図11(c)に示すように、過去位置情報10c2に対応するマーカ111および112に、矢印で示す差分位置データ1および2である2つのベクトル111aおよび112aをそれぞれ加える。そして、これらの2つのベクトルを加えた位置のメッシュが、最新の位置センサ81および82が存在する位置であるとして、マーカ113および114をマッピングする。
映像・位置差分解析部10dでは、差分位置データ10b1に基づき位置差分を求める。位置差分は、差分位置情報1ないしKの絶対値の合計、すなわち位置センサ81ないし8Kのそれぞれが移動した距離の総和Sである。そして映像・位置差分解析部10dでは、実施の形態1と同様に所定の設定情報と映像差分とに基づき差分段階情報Lを求めるとともに、位置差分Sについても所定の設定情報2を用いて位置段階情報Lを求める。
位置段階情報Lを求める具体的な動作を示すフローチャートを図12に示す。具体的には設定情報2を定義するしきい値が例えばp、p、p、pの4つであるとし、これらがp>p>p>pであるとすれば、位置差分Sとこれらのしきい値pないしpとをステップST8からST11で順次比較し、大小関係に応じて1から5までの位置段階情報Lが決定される。Lの値が大きいほど、位置差分が大きいことを表す。そしてステップST12において差分映像データ4c1と差分段階情報Lに位置段階情報Lを付加して圧縮し、差分映像10d1として全ての解析端末5へ配信する。
処理サーバ4から配信される差分映像10d1は、複数の監視地点にある解析端末5で受信される。図13は実施の形態3の解析端末5を示すブロック図であり、実施の形態1の図6に相当する。なお図6と同一の機能を有する部分は同一の記号を付し、説明を省略する。処理サーバ4から差分映像10d1が配信されない場合は、解析端末5は受信したパケットデータ2c2を配信制御部5aで圧縮データ2g1に変換する。圧縮データ2g1は映像情報分割部5bで最新映像10a1に伸張され、伸張された最新映像10a1が表示情報5b1として監視モニタ5dに渡されて、監視対象のライブ映像として表示される。一方、処理サーバ4から差分映像10d1が配信された場合は、差分映像10d1は配信制御部5aをそのまま通過し映像情報分割部5bで伸張されるが、この場合、伸張されたデータは差分映像データ4c1、差分段階情報Lおよび位置段階情報Lに分割され、差分段階情報Lおよび位置段階情報Lは映像・位置差分アラーム検出部13aに渡される。
映像・位置差分アラーム検出部13aでは、実施の形態1と同様に差分段階情報Lと所定のしきい値Tとが比較され、LがTを超えた場合に異常が発生したと判断してアラーム情報13a1を発生する。さらに実施の形態3では、映像・位置差分アラーム検出部13aでは位置段階情報Lと所定のしきい値Tとが比較され、LがTを超えない場合であっても、LがTを超えた場合に異常が発生したと判断してアラーム情報13a1を発生する。すなわち例えばT=3とすれば、L=4またはL=5の場合にアラーム情報13a1を発生する。アラーム情報13a1は監視モニタ5dにアラームが発生した旨を表示して監視員へアラーム発生を通知するとともに、映像情報分割部5bに渡されて、分割された差分映像データ4c1を表示情報5b1として監視モニタ5dに表示する。実施の形態3においては、差分映像データ4c1には差分映像と位置センサ81ないし8Kの位置に相当するマーカがあるため、監視員は位置センサが取付けられた監視対象の重要なユニットの位置を監視モニタ5d上で容易に確認することができる。
このように実施の形態3では、監視対象が有する位置センサ81ないし8Kによる位置情報を用いて、位置センサが移動した場合の位置情報の変化に基づき警告を発する構成としている。したがって映像の差分が少ない場合であっても、監視対象の位置変化が大きければ警告を発生するので、精度の高い映像比較および位置比較を実現できる。また、位置センサを監視対象の重要なユニットに取付けているので、たとえプラント等が倒壊等した場合であっても、重要なユニットがどこへ移動したのかを容易に認識でき、位置も特定できる。
なお実施の形態3では映像・位置差分アラーム検出部13aにおいて差分段階情報Lが所定のしきい値Tを超えた場合または位置段階情報Lが所定のしきい値Tを超えた場合のOR条件でアラーム情報13a1を発生するものとしたが、これらのAND条件、すなわちLとLのどちらもが、それぞれTとTを超えた場合にアラーム情報13a1が発生するものとしてもよい。
ところで上記説明ではこの発明に係る映像処理装置をプラント等の監視を行う映像監視システムへ適用した場合について説明したが、プラント等に限らず道路や河川を対象として事故や災害を監視するシステムへも適用できることは言うまでもない。また映像を監視するシステムに限らず映像を処理するシステムであれば適用できることは言うまでもない。
この発明の実施の形態1を示す映像監視システムの全体ブロック図である。 この発明の実施の形態1に用いられる映像監視装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に用いられる処理サーバを示すブロック図である。 この発明の実施の形態1における差分映像データを生成する様子を説明する図である。 この発明の実施の形態1における映像差分解析部で行われる処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に用いられる解析端末を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2における部分画質を一致させた場合の効果を説明する図である。 この発明の実施の形態3を示す映像監視システムの全体ブロック図である。 この発明の実施の形態3に用いられる映像監視装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に用いられる処理サーバを示すブロック図である。 この発明の実施の形態3における位置センサの位置にマーカをマッピングする様子を説明する図である。 この発明の実施の形態3における映像差分解析部で行われる処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に用いられる解析端末を示すブロック図である。
符号の説明
1 監視カメラ
2 映像処理装置
3 通信回線
4 映像処理装置である処理サーバ
4c 第1の比較手段である映像比較部
4d 蓄積手段である蓄積部
4e 抽出手段である解像度抽出部
4f 変換手段である比較映像生成部
5 検出手段である解析端末
81ないし8K 位置センサ
10a 分離手段である映像・位置デコーダ処理部
10b 第2の比較手段である位置比較部
10c 変換分離手段である比較映像・位置生成部

Claims (5)

  1. 映像パラメータが時間的に変動する映像情報から第1の時刻の映像パラメータを抽出する抽出手段、第1の時刻より前の第2の時刻の映像情報を蓄積する蓄積手段、蓄積手段に蓄積された第2の時刻の映像情報を、抽出手段により抽出された第1の時刻の映像パラメータと一致する映像パラメータになるように変換する変換手段、第1の時刻の映像情報と変換手段により変換された第2の時刻の映像情報とを比較して差分映像情報を生成する第1の比較手段を備えることを特徴とする映像処理装置。
  2. 映像パラメータが経時的に変動し所定位置を表す位置情報が重畳された映像情報から第1の時刻の映像パラメータを抽出する抽出手段、第1の時刻より前の第2の時刻の映像情報を蓄積する蓄積手段、蓄積手段に蓄積された第2の時刻の映像情報を、抽出手段により抽出された第1の時刻の映像パラメータと一致する映像パラメータになるように変換し、映像情報に重畳された所定位置を表す位置情報を分離する変換分離手段、第1の時刻の映像情報と変換手段により変換された第2の時刻の映像情報とを比較して差分映像情報を生成する第1の比較手段、第1の時刻の映像情報から第1の時刻の位置情報を分離する分離手段、分離手段により分離された第1の時刻の位置情報と変換分離手段により分離された第2の時刻の位置情報とから差分位置情報を生成する第2の比較手段を備えることを特徴とする映像処理装置。
  3. 映像パラメータは、映像の解像度、画質または映像コンポーネントのいずれかであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の映像処理装置。
  4. 請求項1に記載の映像処理装置と、差分映像情報に基づき監視対象の異常を検出する第1の検出手段とを備えることを特徴とする映像監視処理システム。
  5. 請求項2に記載の映像処理装置と、差分映像情報または差分位置情報に基づき監視対象の異常を検出する第2の検出手段とを備えることを特徴とする映像監視処理システム。
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