JP4398006B2 - 海中林造成用海藻種苗の供給方法及びその海中林造成用海藻種苗 - Google Patents

海中林造成用海藻種苗の供給方法及びその海中林造成用海藻種苗 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、海藻を中心とした海中林を造成するために使用される海中林造成用海藻種苗の供給方法及びその海中林造成用海藻種苗に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、この種の海藻種苗としてコンブ目コンブ科に属するツルアラメの特性を利用した海中林の造成技術を開示した(特開平8−322422号公報、特開平10−42731号公報、)。このツルアラメは、他の海藻類にはない海中林造成用の海藻種苗として優れた特性を有している。例えば、環境の変化に対する適応能力が大きく、造成用の海藻種苗としてきわめて有効である。また、根状部の中には付着根とは別に伸長する匍匐根が存在し、その匍匐根を介して栄養繁殖が可能なことから、より確実で永続的な海中林の造成が可能である。さらに、陸上での種苗の保管管理が他の海藻に比べ、比較にならないほど容易であるという優れた特性を有する。
【0003】
ところで、従来技術においては、造成海域に近い場所で採取あるいは育成した海藻種苗を使用することを前提として、ツルアラメの葉状部の鮮度を保持しながら、より自然に近い状態で保管する努力が払われていた。しかしながら、藻場造成を行う目的海域及びその付近には、自生している海藻が存在しないか、あってもその量が僅かであることが通例であり、遠隔地から移植用の海藻を多量に持込むケースも十分に予想される。その場合、移植用の海藻の輸送中あるいは施工地に到着してから使用するまでの間において保管温度の高い状態が継続するなど、保管条件によっては葉状部の多くが腐敗してしまうことがあった。そして、葉状部が腐敗した場合には、根状部も一緒に廃棄処分されていた。特に、自生している天然のツルアラメを移植用に採取する場合には、その採取時の剥ぎ取りにより藻体の根状部が損傷し、藻体に少なからずダメージを与えるため、保管条件が低下した場合には、適宜の担持基体に着生したまま使用される養殖ツルアラメに比べて短期間で腐敗してしまう傾向にあった。さらに、大量の海藻種苗を嵩張らずに輸送する方法についても検討の余地が残されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来の事情に鑑みてなされたもので、海中林造成用の海藻種苗としてツルアラメを採用するとともに、その保存性がよく、しかも取扱いの簡便な種苗形態を見出し、海藻種苗の大量供給の容易化を図るとともにその保管ないし輸送上の簡便性を改善することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、種々の実験を試みたところ、ツルアラメの場合においては、葉状部を除去した状態でも生命が維持され、かなりの時間が経過した後でも海中に戻せば、やがて根状部から新しい芽が形成されることが判明した。また、保管上の条件が低下した場合には、先ず葉状部が腐敗し、次いで茎状部へ移り、やがて根状部にも腐敗が進むことが判明している。本発明では、以上の点を踏まえ、コンブ目コンブ科に属するツルアラメを海藻種苗として使用するとともに、少なくともその葉状部を除去した状態で供給することにより、海藻種苗としての保存性及び輸送性を改善するという技術手段を採用した。なお、ここで、少なくとも葉状部を除去するとは、葉状部のみを除去してもよいし、葉状部に茎状部を加えて除去してもよいということである。したがって、海藻種苗の形態としては、根状部のみ及び茎状部が残存する根状部が含まれる。
【0006】
以上のように、本発明では、海藻種苗としてツルアラメを使用し、腐敗しやすい葉状部を積極的に除去した形態で造成用種苗として供給するので、目的海域へ移植するまでの間の保管上の取扱いがきわめて簡便になるとともに、その間の腐敗を大幅に低減できる。しかも、海藻種苗としての外形が縮小され嵩張らないので、目的海域への輸送や造成用構造物への取付け作業の改善の観点からもきわめて有効である。なお、根状部の中から適宜長さの匍匐根部を切取って海藻種苗として使用する場合には、茎状部を残す形態に比べて腐敗しにくく保存性が向上するとともに、外形が更に縮小されるので大量の輸送にも好適である。さらに、ツルアラメを適宜の担持基体に着生させて適度に育成し、しかる後、少なくともその葉状部を除去して提供するようにすれば、根状部を担持基体に着生させたまま造成用構造物に取付けることができるので、天然に自生したものを採取して使用するときのように根状部のダメージによる定着不良は生じにくく、移植後の生育が良好であり、しかも造成用構造物に取付けやすいという利点がある。なお、前記ツルアラメの根状部は、適度の湿度を保持するようにすれば、海水に浸さない状態で保管した場合にも安定した保存状態が長期に得られる。また、その保管温度を10℃以下に保持すれば、安定した良好な保管状態が得られ、藻体の鮮度維持の点で望ましいが、20℃以下の場合にも実用に供し得るケースがある。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に使用するツルアラメは、天然あるいは養殖により得られるもののいずれでもよいが、安定的な大量供給の観点からは養殖によるものが適している。その場合の人工的な増殖は、例えば、自生地より採取したツルアラメを基に陸上の水槽等において生育させることにより、やがてその根状部が生長して出芽する新たな根状部を用いたり(特開平10−42号公報参照)、それらのツルアラメからの胞子をクレモナ(商品名)等の適宜の種苗糸に着生させ、その種苗糸を更にロープ等の適宜の担持基体に巻付けて海中において育成するなどの、適宜の増殖方法により実施することが可能である。そして、ロープ養殖したものは、ロープに海藻種苗としてのツルアラメが着生したままの状態で適宜長さに切断して使用することが可能なことから、根状部に対するダメージも殆ど解消される。
【0008】
また、葉状部を根状部から除去するに際しては、図1に示した根状部1と葉状部2との間の茎状部3の部分において切断すればよい。その場合、葉状部2の基部、すなわち葉状部2と茎状部3との境界部に存在する生長帯部分4を残すように切断する形態も本発明でいう葉状部を除去したものに含まれるが、根状部1と茎状部との境界部分から切断して茎状部を残さない形態の場合にも、後に海中に設置すれば、新しい葉状部が出芽して順調に生育することが確認されている。なお、藻長が1m程度以上に生長した天然あるいは養殖からなる種苗の根状部1と茎状部3との境界部分から切断したものは、その後の保管上の取扱いの簡便さ及び生命維持の安定性がよく、海藻種苗としての使い勝手がきわめて良好である。さらに、根状部1にあって、伸長して新たな葉状部の発現を将来的にもたらす匍匐根部を適宜の長さに切断したものも、海藻種苗として使用することができる。この場合にも、腐敗しやすい葉状部2が存在しないことから保存性がよく、しかも嵩張らないことから保管や輸送に適しているという利点がある。なお、ツルアラメは、根状部1がどこにも付着していない状態のものを移植用の海藻種苗として使用してもよいが、ロープやプレート等の適宜の担持基体に着生させた状態のものの方が、保管や移植作業及びその後の生育の面で望ましい。
【0009】
海藻種苗としてのツルアラメの保管は、前述のように少なくとも葉状部を除去した状態で行う。その場合、保管温度に関しては10℃以下に保持することが望ましいが、場合により20℃以下でも可能である。なお、輸送に当っては、発泡スチロールや段ボール等から形成した容器に収容し、海水は入れないで適当な湿度と低温を保って輸送することが望ましい。因みに、海水を入れない状態で約5〜10℃程度に保って輸送保管した場合には、その期間が2週間程度では問題がないことが確認されている。
【0010】
以下に試験結果を示す。表1は藻体の保存性に関する評価を行うために実施した鮮度試験の結果を示したものであり、ツルアラメを茎状部の中間部において切断して葉状部を除去した葉なしのもの(処置済み)、ツルアラメの葉状部をそのまま残した葉付きのもの(無処置)及び同様なクロメの葉付きのもの(無処置)に関して、藻体が乾燥しない程度に適度の湿り気を残した状態(海水なし)で保管した場合と海水に浸した状態で保管した場合の保管温度別の結果を示したものである。なお、上部の日数は保管日数である。ここで、○印は鮮度の低下が殆ど認められない場合(鮮度低下30%以下)、×印は変色(黒色)を伴う程度の鮮度低下が50%以上認められる場合、××印は組織が軟化して腐敗状態にある鮮度低下が50%以上認められる場合をそれぞれ示したものである。
【表1】
Figure 0004398006
【0011】
以上の鮮度試験の結果から、ツルアラメの葉状部を除去した葉なし(処置済み)の藻体は、他の葉付き(無処置)のツルアラメやクロメと比較して保存性に優れていることが明らかである。また、保管状態としては、海水に浸さない状態で保管した方が鮮度を保持するうえで優れている。保管温度に関しては、10℃以下が鮮度維持の点から望ましいが、20℃以下であれば場合により実用上の使用が可能なケースもある。なお、20℃を超えると藻体から褐色の液が溶出して鮮度を大きく低下させる原因になる。
【0012】
次に、以上の鮮度試験に用いたそれぞれの検体をコンクリート構造物に取付けて海中に沈設し、その後の生育状態の観察を実施した移植試験の結果を表2に示す。なお、観察結果は、各検体を海中に移植してから1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に実施した観察結果を総合して示したものである。ここで、○印はその後の生育状態が安定した状態にある定着率が70〜80%以上の場合、×印は同定着率が50%以下の場合、××印は殆どが枯死状態にある場合をそれぞれ示したものである。
【表2】
Figure 0004398006
【0013】
以上の移植試験の結果からも、ツルアラメの葉状部を除去した葉なし(処置済み)の藻体は、他の葉付き(無処置)のツルアラメやクロメと比較して移植性に優れていることが明らかである。また、海水に浸さない状態で保管した藻体の方が移植上、優れていることが明らかである。さらに、20℃以上の保管温度で長く保管した藻体は、鮮度の低下が激しく、海中に移植した場合にも定着する可能性が少ない。
【0014】
なお、表には示さないが、匍匐根部のみの藻体は、葉状部を切除した後に茎状部が少し残った状態のものと比べて、鮮度試験における結果には殆ど差がなく、その後の移植試験では定着率が幾分低い結果となったが、実用的には十分適用し得るものであった。また、生長帯部分が残るように茎状部の直上位置で切断した藻体は、鮮度試験における結果はやや劣るが、移植後の状態は他のものに比べて良好な結果が得られた。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果を得ることができる。
(1)ツルアラメの少なくとも葉状部を除去するようにしたので、腐敗を起しやすい葉状部が排除され保存性が改善されることから、より安定した海藻種苗が得られ、より長期の保管が可能になる。
(2)ツルアラメの少なくとも葉状部を除去して海藻種苗を構成するようにしたので、海藻種苗としての外形が縮小され嵩張らないので、その保管上ないし造成海域への輸送上の取扱いが大幅に簡便化される。
(3)ツルアラメを搬送可能な担持基体に着生し、少なくともその葉状部を除去するようにすれば、造成用構造物への適用時における根状部に対するダメージを大幅に低減できるとともに、その取着作業を大幅に簡便化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の適用例を示した概略説明図である。
【符号の説明】
1…根状部、2…葉状部、3…茎状部、4…生長帯部分

Claims (3)

  1. 海藻種苗としてコンブ目コンブ科に属するツルアラメを使用し、少なくともその葉状部を除去して海藻種苗としての保存性及び輸送性を改善した状態で供給することを特徴とする海中林造成用海藻種苗の供給方法。
  2. 海藻種苗としてコンブ目コンブ科に属するツルアラメを使用するとともに、少なくともその葉状部を除去して海藻種苗としての保存性及び輸送性を改善したことを特徴とする海中林造成用海藻種苗。
  3. ツルアラメを搬送可能な担持基体に着生し、少なくともその葉状部を除去した請求項2記載の海中林造成用海藻種苗。
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