JP4396512B2 - Elevator equipment - Google Patents
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Description
本発明は、一般住宅や集合住宅に用いられるエレベータ装置に関するものである。 The present invention relates to an elevator apparatus used in a general house or a collective house.
従来から、エレベータ装置が一般住宅や集合住宅に用いられ、主に高齢者の利用者の住宅内での上下階の移動に利用されている。これらは駆動手段により、油圧式のもの、ロープ式のものなどが用いられている。 Conventionally, elevator apparatuses have been used in ordinary houses and apartment houses, and mainly used for moving up and down floors in the houses of elderly users. Depending on the driving means, hydraulic type, rope type and the like are used.
一方、設置可能面積が限られる場合には、エレベータかごの大きさを小さくすることで狭小地にも設置可能なようにしていたが、エレベータかご自体が大きさの決まったものであり、寸法の調整が効かないものが殆どで、例えばエレベータ装置の設置面積が標準より広く取れる場合でも、エレベータかご即ち利用者の居住性に反映することが難しかった。 On the other hand, when the installable area is limited, the elevator car can be installed in a small area by reducing the size of the elevator car, but the elevator car itself has a fixed size, For example, even if the installation area of the elevator apparatus can be larger than the standard, it is difficult to reflect on the elevator car, that is, the comfortability of the user.
なお、特許文献1などに、エレベータかごの奥行き寸法を、組立誤差の吸収のために若干変更できるようにしたものが示されてはいるが、昇降路の水平面積を広く取れるときにエレベータかごの寸法をそれに合わせて変更可能なようにしたものでは無かった。
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、昇降路の水平面積に応じてエレベータかごの奥行き寸法を変更することができるエレベータ装置を提供することである。 This invention is invented in view of the said background art, The subject is providing the elevator apparatus which can change the depth dimension of an elevator car according to the horizontal area of a hoistway.
上記課題を解決するために、本願発明の請求項1にかかる発明では、天井板、床板、側板、後板で構成される前面が開放された箱体の定型モジュール箱部と、定型モジュール箱部の前面に形成され、エレベータかごの開口部を形成する可変モジュール部とからなるエレベータかごを有するエレベータ装置であって、前記定型モジュール箱部の天井板と床板とが定型モジュール箱部の前方にエレベータかごの最大寸法まで予め突出形成されてなり、前記可変モジュール部はエレベータかごの開口部の両端に位置し、定型モジュール箱部の天井板と床板間に着設される柱体と、該柱体と前記定型モジュール箱部の側板先端間を閉塞する薄側板とからなり、エレベータかごの所定寸法に応じて定型モジュール箱部の天井板と床板との前端部を切除するとともに、薄側板の寸法を調整してなるエレベータ装置としている。
In order to solve the above-mentioned problems, in the invention according to
また請求項2にかかる発明では上記発明において、薄側板は柱体の内側面に接するように設けられ、該薄側板の柱体から前方に突出した部分を除去することで寸法調整することを特徴としている。
In the invention according to
また請求項3にかかる発明では上記発明において、薄側板に定型モジュール箱部の側板先端面と係合する係合部を形成したことを特徴としている。
The invention according to
本願発明の請求項1にかかるエレベータ装置においては、設置可能な最大奥行き寸法の昇降路サイズに合わせて、予め天井板と床板とを突出させてある定型モジュール箱部と、定型モジュール箱部の前面に形成され、エレベータかごの開口部を形成する可変モジュール部とからなるエレベータかごを有し、最大サイズから昇降路の奥行きが狭くなったときは、突出部分の天井板と床板とを短くし、それに合わせて可変モジュール部の薄側板を寸法調整することで対応することができる。
In the elevator apparatus according to
また、請求項2にかかるエレベータ装置においては、上記に加えさらに、薄側板が柱体の内側面に沿って設けられているので、寸法調整した後の薄側板の端部の仕舞いを美麗にすることができる。
Further, in the elevator apparatus according to
また、請求項3にかかるエレベータ装置においては、上記に加えさらに、薄側板の定型モジュール箱部への固定を容易にすることができる。
In the elevator apparatus according to
本願発明の最良の形態を図1〜図4に示される以下の実施例にて説明する。 The best mode of the present invention will be described with reference to the following examples shown in FIGS.
本実施例では、天井板101、床板102、側板103、後板104で構成される前面が開放された箱体である定型モジュール箱部1と、定型モジュール箱部1の前面に形成され、エレベータかご3の開口部110を形成する可変モジュール部2とからなるエレベータかご3を有するエレベータ装置11であって、前記定型モジュール箱部1の天井板101と床板102とが定型モジュール箱部1の前方に、エレベータかご3の最大寸法まで予め突出形成されてなり、前記可変モジュール部2はエレベータかご3の開口部110の両端に位置し、定型モジュール箱部1の天井板101と床板102間に着設される柱体21と、該柱体21と前記定型モジュール箱部1の側板103の先端間を閉塞する薄側板22とからなり、エレベータかご3の所定寸法に応じて定型モジュール箱部1の天井板101と床板102との前端部を切除するとともに、薄側板22の寸法を調整してなるエレベータ装置11としている。
In the present embodiment, the fixed
また薄側板22は柱体21の内側面に接するように設けられ、該薄側板22の柱体21から前方に突出した部分を除去することで寸法調整し、さらに該薄側板22に定型モジュール箱部1の側板103の先端面と係合する係合部23を形成している。
The
そしてエレベータかご3を構成する定型モジュール箱部1は、天井板101、床板102、側板103、後板104それぞれが木製のパネルを用いていて、ここでは軽量化のためフラッシュ構造のパネルを、天井板101及び床板102以外は、用いている。なお、床板102は後述のプラットホーム7の載置面上に直接、居室などに貼られるのと同じ床材を用いている。また天井板101は、点検などで作業員がエレベータかご3の天井に乗ることも考えられるので、フラッシュ構造をとっていない。
In the
このようにフラッシュ構造のパネルを用いた場合には、所定寸法からパネル寸法を減ずるなどの寸法変更が、その構造ゆえ難しい。そのため本発明では、側板103の寸法を、所定の最長寸法とせず、昇降路寸法の変更に応じ対応可能とする最短の寸法とし、フラッシュ構造のパネルを直接切断をするのではなく、フラッシュ構造の側板103の前方の、開口部側に延設し設けられる可変モジュール部2で寸法調整をしている。このようにすることで、フラッシュ構造の軽量パネルを用いながらも、エレベータかご3の寸法変化を容易にすることができる。
When a panel having a flash structure is used as described above, it is difficult to change the dimensions such as subtracting the panel dimensions from the predetermined dimensions because of the structure. Therefore, in the present invention, the dimension of the
図4には、本実施例のエレベータ装置11全体を示している。なお、便宜上油圧式エレベータの例を示しているが、ロープ式などその他の駆動装置であってもかまわない。
In FIG. 4, the
本実施例のエレベータ装置11は、その内部構成を示すように、家屋の内部に上下に亘って貫通し設けられる昇降路5に、それぞれの着床階ごとに設けられる乗り場に乗り場扉装置9を設けている。また、昇降路5の底面は、最下部の着床位置よりも深い位置に形成され、そして該底面には、少なくともエレベータかご3を昇降させるジャッキ6と、エレベータかご3の走行を補助するガイドレール8とが垂設されている。このジャッキ6は、多段式のものを用いると共に、先端は、エレベータかご3を載置するプラットホーム7の上端部分に係合されている。なお、エレベータかご3は、先述のようにかご扉装置10が設けられている。そしてエレベータかご3が最低位置に着床したとき(図では1F部分)、ちょうどジャッキ6が最短状態になるようにされている。なお、エレベータ装置11にはその他色々な装備、装置が備わっているが、簡略化し図示していない。
The
ここで可変モジュール部2の構成は、特に図3に平面図で示すように、柱体21と薄側板22とで構成され、柱体21の上端及び下端とにはネジ孔26がそれぞれ設けられ、床板102と天井板101とにそれぞれ設けられる貫通孔111を通してネジ体112で固定される。なお、柱体21は木製でも金属製でもよいが、エレベータかご3の開口部分の構造体として用いられるので、所定の強度を有する材質を選択する。
Here, the configuration of the
そして薄側板22は鋼板製の薄板で、表面に化粧シートを貼着したものを用いる。そして該薄側板22の後端部に係合部23が、薄側板22の先端部分を折り曲げ上下に亘って形成されるとともに、前方側が柱体21の内側面とネジ体112を用いて係合し、エレベータかご3の開口部110を形成している。そして寸法調整をする場合には、柱体21から前方に突出している薄側板22を、突出部分を切除したり、柱体21に沿って変形させたりするなどして、柱体21の内側面と係合させる。また該薄側板22は、柱体21との係合部分から側板103側に向かって直線状に形成された後、側板103の前端面に向かうように斜めに折り曲げられ、エレベータかご3内への出入りの際に、邪魔になりにくくされている。そして薄側板22の前端、後端は短く折り曲げられ係合片24,25が形成されていて、薄側板22を柱体21などに固定する際の位置決めをしやすくしている。
The
こうして形成されるエレベータかご3は、図1に分解斜視図として示されるように、天井板101、床板102、側板103、後板104とをネジ体112を用いて組み立てられている定型モジュール箱部1の前面に、前述の可変モジュール部2を設けている。図示したように、これらはそれぞれがネジ体112で固定されているので、昇降路5内にそれぞれを持ち込み、順に組み立てることが可能である。なお、一方側の側板103には、開口が設けられ、同所に、いわゆるニッチ105が突出形成され、その内側部分にエレベータ操作盤107が設けられている。また、ニッチ105の下端は前方、つまりエレベータかご3内に突出するように手摺板部106設けられ、簡易手摺として用いられる。
As shown in FIG. 1 as an exploded perspective view, the
なお、エレベータかご3を構成するのは、上記以外にも、見切り部分を被装する見切り材や、家屋内装の意匠に合わせるように、例えば腰壁状に仕上げることなどがされる。図1ではニッチ105の下端に合わせるように、その下側部分が腰壁を用いて化粧されている。また天井板101には、エレベータかご3内の照明を固定するための孔部108が形成されている。
In addition to the above, the
また、図1ではエレベータかご3のみを示しているが、実際には、開口部110にはかご扉装置10が設けられ、着床時に乗り場扉装置9と連動し、利用者が出入りできるようになされる。またかご扉装置10は上吊り引戸形式のものが用いられるが、扉板が前後に振れないように、扉板の下端を係合する、地レールと呼ばれる敷居状の板材を、定型モジュール箱部1の床板102前端から段落ち状に突出形成されている地レール保持部4上に設けられる。なおこの地レール保持部4は、床板102と一体ではなく、別体で、後述の定型モジュール箱部1の寸法調整時には、いったん取り外され、寸法調整後に元に戻される。なお、床板102に直接固定される場合、エレベータかご3を載置する部材(プラットホーム7など)に固定される場合などの種々の固定構造がとられる。
Although only the
次にエレベータかご3を所定の形状にする手順を、図2をもとに説明する。
Next, a procedure for making the
図2では、定型モジュール箱部1が、点線部分(符番109)で示される箇所で切断され(a)、貫通孔111を形成し、地レール保持部4を固定し、可変モジュール部2を床板102にそれぞれ固定すること(b)を示している。なお、この場合予め可変モジュール部2の薄側板22は寸法調整されている。なお、エレベータかご3自体は、側板103、天井板101など各部分に分かれていて、昇降路5内にそれぞれの部材を持ち込み、組み立てられるため、天井板101、床板102など寸法調整が必要なものは、予め寸法調整を行った後、昇降路5内に持ち込まれる。これは、昇降路5自体のスペースに余裕が無く、また、エレベータかご3を組立状態で直接昇降路5内に持ち込むには、家屋側に大きな開口を形成しなくてはならず、工事の段取りなど、家屋側工事への負担が大きいためである。
In FIG. 2, the standard
1 定型モジュール箱部
101 天井板
102 床板
103 側板
104 後板
105 ニッチ
106 手摺板部
107 エレベータ操作盤
110 開口部
111 貫通孔
112 ネジ体
2 可変モジュール部
21 柱体
22 薄側板
23 係合部
26 ネジ孔
3 エレベータかご
4 地レール保持部
5 昇降路
6 ジャッキ
7 プラットホーム
8 ガイドレール
9 乗り場扉装置
10 かご扉装置
11 エレベータ装置
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