JP4395851B1 - 分離板型尿飛散防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】放尿による便器等の汚れを防止する用具を提供する。
【解決手段】適宜サイズの上板と下板を設け、下板に対する上板の位置変化を可能とする回動機構部を設けて上板と下板とを関連させ、下板裏面適所に載置板を設けることにて、便器の着座板に上板および下板を適宜位置および角度にて位置させるよう構成したことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

この発明は、男性放尿時の尿飛散を防止するための用具に関する。
男性の放尿時にはある程度の尿飛散は避けられないが、これを防止する用具は現在のところ見あたらない
一般に男性が便器に向かって放尿するときは立位で行う場合が多い。放尿は便器に向けて行われるが、この尿は次第に落下して便器内に当たり、このはね返りにて尿の一部は飛散して便器周囲とりわけ便器蓋を汚すことになる。そのため、定期的にこの汚れを除去することが必要となり、煩わしいものである。
本発明は、以上のような男性放尿時に関わる課題を解決するために発明されたもので、便器上に載置することにてこの尿飛散を防止することのできる、新規かつ有用なる用具を提供することを目的としたものである。
課題を解決する手段として本発明は以下の構成とした。
すなわち、適宜サイズの上板と下板を設け、下板に対する上板の位置変化を可能とする回動機構部を設けて上板と下板とを関連させ、下板裏面適所に載置板を設けることにて、便器の着座板に上板および下板を適宜位置および角度にて位置させるよう構成する。
本発明は以上の構成よりなる分離板型尿飛散防止具である。なお、載置板を上板裏面に付加的に設ける、あるいは該載置板のスライド機能を設けて構成してもよい。
本発明は、下記の効果を有する。
1.便器に簡単に装着・取り外しができる。
2.上板と下板の双方の板にて便器とその上方を覆うため、放尿による尿飛散を効果的に防ぐことができる。
3.上板は下板に対して回動可能のため、便器サイズ・形状に対応することができ、コンパクトに収納することができる。
4.収納箱を併用することにて、不使用時に衛生的に保管することができる。
5.上下2枚の板体にて飛散した尿を受けるので、使用後の板体清掃が容易である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図において、1は上板で、正面視略四角形で平面視湾曲の合成樹脂製板体である。2は下板で、その下隅を斜方に切除してなる正面視略四角形で平面視において、その両端近傍を円弧形に湾曲させてなる合成樹脂製板体である。3は持ち手で、合成樹脂製丸棒を湾曲させたループをその上部に有し、下部は直線状に伸びて、下板適所に穿設される孔を挿通して保持される。この持ち手は下板中央よりやや離れて位置し、ループ上部は上板中程の位置である。4は載置板で、その上部を円弧形に形成した小板体で、下板中央やや上部の裏面にその湾曲端部が固着される。5は回動機構部である。
この回動機構部は、ステー、レバー、接続板にてその主要部が構成される。
6は上部ステーで、上板裏面中央に垂直に固着される有孔の小板体、7は段部を有する略円柱状のつまみで、その一端は大径で円柱形状をなし、その外周にはローレット(連続細溝)が刻設され、他方には雄ねじが刻設される。8は上部接続板で、細長小板体であり、その両端近傍には孔が穿設される。9はレバーで、その一端中央に雌ねじを有する細長板体である。以上の各部品は図3にて示すように組み合わされる。すなわち、上部ステーの孔につまみの雄ねじ部分を挿通し、突出した雄ねじ部分に上部接続板の孔を通し、さらにレバーの雌ねじ部分をこの雄ねじに螺着させる。これにて、レバーの回動にてこの接続板のステーに対する押圧挟持とその解除を選択的に行うことができる。10は上部接続板よりやや短い同様形状の下部接続板、11は下板裏面ほぼ中央上部に固着される、上部ステーと同様形状の下部ステーで、双方の接続板端は重ね合わされて既述の仕組みにてレバー12が螺着される。また、下部ステーにも上部ステー同様にレバーと接続板が位置する。以上の構成から、レバー操作によって各ステーに対する各接続板の回動と固定を選択することができる。
本発明の使用に際しては、まず、各レバーをゆるめておき、便器の着座板を上げ、持ち手を持って本品を上げ、この着座板の中央孔部分の下部に載置板を引っ掛ける。そして上板の位置・角度を選択したのち、各レバーを締めて上板位置を固定する。この状態において、下板下端は便器本体上縁よりやや下方に位置するとともに下板の斜方部分は便器内側面に接し、着座板と上蓋は上板と下板によって覆われている。便器使用者の立位による放尿にて尿は便器内に落下してはね返り、上方へ飛散するが、この飛散した尿は上板および下板に当たるために、便器蓋と着座板および便器周囲への尿による汚れを防止することができる。また、上板と下板は適度に湾曲しているので便器外への尿飛散防止を効果的に行うことができる。使用後は、便器より本品を取り外して後述の収納箱にて衛生的に保管することができる。
この収納箱20は図9にて示すように、上部開放の箱体裏面上方に延びる裏板21を有し、この裏板中央をさらに上方に伸延させた突片22を有するもので、使用後の飛散防止板のレバーをゆるめて図8のごとく位置させ、載置板を突片上縁に掛けることにて載置収納することができる。上板と下板はこの箱内に位置するので、各板に付着した尿が落下してもこの箱内にて受けることができ、全体的にコンパクトとなってトイレ内の占有スペースを小とすることができる。
図11〜図13は、本発明の他例を示すもので、形状の異なる便器への対応を考慮したものである。便器の形状は種々であるが着座板形状も様々である。一般的には中央有孔板タイプと馬蹄形板タイプがあり、便器上面から既述の載置板の引っ掛け可能位置までの距離も様々である。従って既述の例のみでは対応不能の場合が想定される。
これを避けるために、図11では上板裏面適所に既述の載置板と同様構成の上部載置板30を設け、着座板の上部両側縁に引っ掛けるよう構成したものである。なお、この場合、下板の載置板は不要となるが、双方の載置板を備えることにて各便器に対応することができる。図13は、上部載置板をスライド可能に構成したものである。
図において、40は前例近似の上部載置板、41は該載置板の一部を直角に反対方向に2度折曲してなる有孔の突片、42は断面略コ字状であるとともにその上部を縦に切除してなる細長のガイドレール、43はその中央に雌ねじを刻設した小角板による当接板、44はその一部を大径とし、外周にローレットを刻むとともに小径部分に雄ねじを刻設した、段部を有する円柱状のつまみであり、各部は図12のごとく位置する。
つまみを締めると当接板に対する雄ねじの位置が変化し、これにて突片はつまみ頭部(大径部)下面とガイドレール間にて押圧挟持されてガイドレールに対する突片および上部載置板の位置固定がなされ、つまみをゆるめることにて該載置板のガイドレールに対するスライドが可能となるものである。この機構にて、便器と着座板のサイズと形状変化にアジャストして対応することができる。なお、ガイドレールは上板裏面適所に固着される。
以上、本発明について記したが、本発明は便器上に載置して使用し、上下の板体にて便器の着座板および蓋を覆うことにて尿飛散による汚れを防止するものであり、各板体の回動にてコンパクトな形状としてその収納にも便利なる用具を提供するものである。
従来はこのような用具がなく、便器とその周囲の清掃を頻繁に行わねばならず、手間のかかるものであったが、本発明利用にてこれが解消されるものとなったのである。
また、各板体は前方へ湾曲しており、飛散防止効果をより高めたものとなっている。
上板は円弧形湾曲としたが、下板は板体両側近傍を湾曲させたものとし、下板下部の斜方切除部が便器の上部内側に当接してその上下位置を安定させるものとなっている。
また、他例のごとく上部載置板を設けることにて、馬蹄形の着座板にも対応することができ、この上部載置板をスライド可能に設けることにてほぼすべての便器にも対応することができる。なお、載置板を上部載置板のみで構成してもよく、初例の載置板を後例のごとくスライド可能に構成してもよい。また、既述の例は実施の一例であり、近似の他の構成としてもよい。以上のごとく、本発明によって有用なる尿飛散防止具を得ることができる。
本発明の平面図(一部略) 本発明の正面図 本発明の要部構造説明図(平面視) 本発明の右側面図 本発明の背面図 本発明の装着状態図 本発明の装着状態図 本発明の回動状態図 本発明の収納箱斜視図 本発明の収納状態図 本発明の他例説明図(背面視) 本発明の他例要部説明図(スライド機構) 本発明の他例説明図(背面視)
1 上板
2 下板
3 持ち手
4 載置板
5 回動機構部
6 上部ステー
7 つまみ
8 上部接続板
9 レバー
10 下部接続板
11 下部ステー
12 レバー
13 レバー
14 便器
15 便器蓋
16 着座板
20 収納箱
21 裏板
22 突片
30 上部載置板
40 上部載置板
41 突片
42 ガイドレール
43 当接板
44 つまみ

Claims (4)

  1. 適宜サイズの上板と下板を設け、該板体裏面に有孔小板体によるステーを各
    々設け、有孔の細長小板体よりなる上部接続板と下部接続板を設け、これら双方の接続板端を雄ねじを有するつまみと雌ねじを有するレバーを用いて螺着して、レバー操作にて螺着した双方の接続板端の固定と固定解除を可能に構成し、この接続板端の一方をつまみとレバーにて上板ステーに固定し、同様に下板ステーに固定し、以上の構成にて下板に対する上板の回動と位置変化を可能として、上板と下板を角度を変えて上下に位置させ、また、上板と下板を前後に折り畳んで位置する状態の選択を可能とし、これらの位置の固定と固定解除を可能とするよう構成し、下板裏面適所に載置板を設けることにて、便器の着座板に上板および下板を適宜位置および角度にて位置させるよう構成したことを特徴とする分離板型尿飛散防止具。
  2. 載置板を付加的に上板裏面に設けてなる請求項1記載の分離板型尿飛散防止
    具。
  3. 上板裏面に、縦の切除部を有する一対のガイドレールを設け、有孔の突片を
    一体に形成した載置板を設けるとともに、ガイドレール内に、雌ねじを刻設した小板体による当接板を位置させ、雄ねじを有するつまみを突片を介して該雌ねじに螺合させることにて、ガイドレールに沿って載置板のスライドと固定の選択を可能とし、以上の構成にて、上板に対して載置板のスライドと固定を可能に設けてなる請求項1又は2記載の分離板型尿飛散防止具。
  4. 上部開放の箱体裏面上方に延びる裏板を有し、この裏板中央をさらに上方に
    伸延させた突片を設け、以上の構成による収納箱を設け、該収納箱と請求項1〜3のいずれかの項に記載の尿飛散防止具とを組み合わせてなる分離板型尿飛散防止具。
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