JP4395595B2 - 情報提供システムならびに情報提供方法、情報提供プログラムおよびその記録媒体 - Google Patents

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本願発明は、ユーザの位置情報を用いて適切な情報コンテンツを提供するシステム等に関するものである。
博覧会、展示会、美術館、オフィスビル、家庭などの屋内や、街角、郊外などの屋外におけるある空間を考えた場合に、その中で提供されているまたはそこに存在する展示物、装置、町並み、風景などの対象物に関する情報を、ユーザ(人や車等の移動体のことをいう)に対して提供することのできるシステムに関する研究開発が盛んに進められている。
しかしながら、従来システムにおいては、ユーザの位置情報を考慮したものは知られているものの、屋内外のある空間にて提供されているまたはそこに存在する対象物それぞれのユーザに対する「対象物有効範囲」という観点から情報提供を考えた技術思想は全く提示されていない。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、本願発明は、対象物それぞれのユーザに対する「対象物有効範囲」、つまり対象物の効果がユーザに及ぶ空間領域を設定し、これに基づきユーザの存在位置に応じた適切な対象物情報を的確に提供することのできる情報提供システムならびに情報提供方法、情報提供プログラムおよびその記録媒体を提供することを課題としている。
本願発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、ユーザの現在位置を取得する手段、対象物毎に設定されている対象物有効範囲を記憶する手段、対象物に関する情報コンテンツを記憶する手段、ユーザの現在位置が対象物の対象物有効範囲に入っているか否かを判定する手段、および対象物有効範囲に入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツをユーザに提供する手段を備えたことを特徴とする情報提供システムを提供する。
第2には、ユーザの速度ベクトルをユーザの現在位置取得と同時に取得する手段、対象物毎に設定されている情報提供遅れ時間を記憶する手段、およびユーザの速度ベクトルに対象物の情報提供遅れ時間を掛けて、情報コンテンツが提供される際にユーザが到達している位置を求め、これをユーザの現在位置とする手段をさらに備えており、求められたユーザの現在位置が対象物の対象物有効範囲に入っているかどうかを判定し、入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツをユーザに提供することを特徴とする前記情報提供システムを提供する。
第3には、ユーザの属性を取得する手段、対象物毎に且つユーザ属性毎に設定されている対象物有効範囲を記憶する手段、およびユーザの属性に適した対象物有効範囲を選択する手段をさらに備えており、選択された対象物有効範囲にユーザの現在位置が入っているかどうかを判定し、入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツをユーザに提供することを特徴とする前記情報提供システムを提供する。
第4には、ユーザの属性を取得する手段、および取得されたユーザの属性に適した対象物に関する情報コンテンツを選択する手段をさらに備えており、対象物有効範囲に入っていると判定された対象物についてユーザの属性に適した対象物を選択し、これをユーザに提供することを特徴とする前記情報提供システムを提供する。
第5には、情報が提供される際の状況に関する情報を取得する手段、および取得された状況情報に応じて対象物有効範囲を変更する手段をさらに備えており、変更された対象物有効範囲にユーザの現在位置が入っているかどうかを判定し、入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツをユーザに提供することを特徴とする前記情報提供システムを提供する。
また、本願発明は、第6には、ユーザの現在位置が対象物の対象物有効範囲に入っているか否かを判定するステップ、および対象物有効範囲に入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツをユーザに提供するステップをさらに有することを特徴とする情報提供方法を提供する。
第7には、ユーザの速度ベクトルをユーザの現在位置と同時に取得するステップ、およびユーザの速度ベクトルに対象物の情報提供遅れ時間を掛けて、情報コンテンツが提供される際にユーザが到達している位置を求め、これをユーザの現在位置とするステップをさらに有することを特徴とする前記情報提供方法を提供する。
第8には、ユーザの属性を取得するステップ、およびユーザの属性に適した対象物有効範囲を、対象物の対象物有効範囲群の中から選択するステップをさらに有することを特徴とする前記情報提供方法を提供する。
第9には、ユーザの属性を取得するステップ、および対象物有効範囲に入っていると判定された対象物についてユーザの属性に適した情報コンテンツを選択し、これをユーザに提供するステップをさらに有することを特徴とする前記情報提供方法を提供する。
第10には、情報が提供される際の状況に関する情報を取得するステップ、および状況情報に応じて対象物有効範囲を変更するステップをさらに有することを特徴とする前記情報提供方法を提供する。
そして、本願発明は、第11には、前記情報提供方法をコンピュータに実行させるための情報提供プログラム、第12には、当該情報提供プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
上記第1の情報提供システムによれば、対象物の効果がユーザに及ぶ空間領域である対象物有効範を考慮して、ユーザの存在場所に応じた適切な対象物情報を的確に提供することができる。
上記第2の情報提供システムによれば、上記第1のシステムと同様な効果が得られ、また、ユーザの速度ベクトルを考慮したより適切な情報提供サービスを実現することができる。
上記第3の情報提供システムによれば、上記第1のシステムと同様な効果が得られ、また、ユーザの属性を考慮し、より適切な対象物有効範囲に基づく情報提供サービスを実現することができる。
上記第4の情報提供システムによれば、上記第1のシステムと同様な効果が得られ、また、ユーザの属性を考慮したより適切な対象物情報を提供することができるようになる。
上記第5の情報提供システムによれば、上記第1のシステムと同様な効果が得られ、また、情報が提供される際の状況を考慮し、より適切な対象物有効範囲に基づく情報提供サービスを実現することができる。
また、上記第6〜第10の情報提供方法によれば、上記第1〜第5の情報提供システムと同様な効果が得られる方法が実現される。
そして、上記11の情報提供プログラムおよび上記第12の記録媒体によれば、上記第6〜第10の情報提供方法と同様な効果が得られるコンピュータプログラムおよびそれを記録したフレキシブルディスクやCD、DVDなどの記録媒体が実現される。
<対象物有効範囲>
本願発明では、図1に示したように、まず、ある空間にて提供されているまたはそこに存在する各対象物について、その対象物の効果がユーザに及ぶ空間領域である「対象物有効範囲」を予め設定する。
たとえば、展示物、町並み、風景など主に視覚によって人が認識する対象物の場合には、その対象物を視認できる範囲が、より具体的には人が情報提供サービスを受けられる屋内外の空間において対象物を視認できる領域が、対象物の効果がユーザとしての人に及ぶ空間領域であると言える。また、たとえばスピーカ等によって視覚情報が提供される場合には、その音が聞こえる範囲が、より具体的には人が情報提供サービスを受けられる屋内外の空間において対象物に関する視覚情報を聴取できる領域が、対象物の効果がユーザとしての人に及ぶ空間領域であると言える。これ以外にも、たとえば、車等の移動体に対して対象物に関する説明や広告、地図等の情報を通信提供する場合には、移動体が情報提供サービスを受けられる屋内外の空間において通信可能な領域が、対象物の効果がユーザとしての移動体に及ぶ空間領域であると言える。
したがって、対象物の種類や提供する情報の内容、提示手法等に従って定まる上記空間領域を、対象物毎に対象物有効範囲として予め設定し、データベース化しておく。
また、対象物有効範囲は、情報が提供される際の時間や曜日、日付、空間の混雑具合などといった静的、動的な環境状況によっても変化すると考えられるため、これらの状況変化に応じて動的に変更させることが好ましいとも言える。この場合では、たとえば、システムへの入力情報として動的変更の基になる状況情報を考慮し、入力された状況情報の変化に応じて対象物有効範囲を自動算出するようにシステム構築する。
またさらに、ユーザの属性をクラス分けして、人の場合には性別、年代、幼児、大人、老人、居住地域など、車等の移動体の場合には車種などの属性クラス毎に、対象物有効範囲を設定してもよい。この場合では、たとえば、予め各対象物について、属性クラス毎に対象物有効範囲をデータベース化しておけばよい。
なお、図1では、ユーザとしての人の属性の一例として、ユーザa=男性・20代・近畿、ユーザb=女性・20代・関東、ユーザc=男性・40代・九州、ユーザd=男性・30代・北海道、ユーザe=女子・30代・北海道を、図中に示している。
<情報提供システム>
以上のとおりに設定されデータベース化された対象物有効範囲に基づいてユーザに対する情報提供を行うシステムについては、たとえば図2に例示した構成のものを考慮できる。
この図2のシステム構成では、センサシステム10、ユーザ属性取得システム20、データベースシステム100、センサデータベース110、ユーザ属性データベース120、レイアウトデータベース130、サービス実行マネージャ200、コンテンツデータベース210、サービスルールデータベース220、ディスプレイシステム300を備えている。
データベースシステム100のサブシステムであるレイアウトデータベース130には、情報提供サービスが行われる屋内外の場所の地図や対象物配置を始めとして、環境側に設置される各種機材の位置や形状などといった、情報提供サービスが行われる場所・空間・環境に関する初期データ(レイアウトデータと呼べる)が格納されており、これらのデータは他の全てのモジュールへ提供される。また、前述した対象物Oj毎の対象物有効範
囲もこのレイアウトデータベース130に格納される。
センサシステム10は、たとえば携帯情報端末装置、携帯電話、PDA、GPS、無線LAN、近接無線通信、RFIDタグ、ネットワークセンサ、速度センサなどを利用して、ユーザの現在位置や速度ベクトルを取得し、それをサービス実行マネージャ200に直接与えたり、データベースシステム100のサブシステムであるセンサデータベース110に格納したりする。このとき、位置情報は、コンピュータ上の仮想的な空間内の点として表現し、逐次データベースに格納される。空間をx、y座標軸などで表わされる2次元空間またはx、y、z座標軸などで表わされる3次元空間とした場合では、それらに合わせた位置座標等でなる点データとすればよい。図1は2次元の場合を例示しているが、3次元であっても同様である。一方、移動の速さとその方向からなる速度ベクトルについては、位置情報から計算して取得することも可能である。データベースについては、ユーザ位置データベース、ユーザ速度データベースといったそれぞれ独立したデータベースシステムを構築してもよい。共通することは、本システムでは、データベース内で時間は離散的に表現している点、ならびに連続的な時間の場合でも微小な時間空間内に含まれるデータを取りまとめて一つの離散時間として扱う点である。
ユーザ属性取得システム20は、たとえばユーザが保持する携帯情報端末装置との間でデータの送受が可能な通信装置、情報提供場所に設置されてその場で入力可能な入力装置、予め各ユーザの属性情報が分かっている場合にそれを格納した外部データベースなどを利用して、ユーザの性別や年齢等の属性を取得し、得られたデータをサービス実行マネージャ200に直接与えたり、データベースシステム100のサブシステムであるユーザ属性データベース120に格納したりする。
これらの位置・速度情報や属性情報等のユーザ情報は、ユーザのプライバシーを守るために匿名性を確保した匿名IDを用いて管理することも可能である。匿名IDとは、本システムやユーザが使用する携帯情報端末装置等によって決められるIDであり、個人を特定できないようなものを言う。
サービス実行マネージャ200は、センサシステム10やユーザ属性取得システム20、データベースシステム100からのユーザ位置情報・速度情報、属性情報、対象物有効範囲を含むレイアウトデータなどを用いて、後述するとおりのユーザへの情報提供サービスを実行するものであり、たとえば、従来のウェブページ、ウェブサービス、TCP/IPによる配信、光通信や電波通信による配信などを利用して、コンテンツデータベース210に格納された対象物に関する情報コンテンツを、サービスルールデータベース220に格納されたサービス提供のプラン(サービスルールと呼べる)に従って提供する。このサービス実行マネージャ200は、たとえば、本システムを構築する一モジュールとして、または一つの自律したコンピュータシステムなどとして構築でき、後者の場合では、上記のようなセンサシステム10、ユーザ属性取得システム20、データベースシステム100などのサブシステムが存在しなくとも自律的に動作可能であり、それ自身に、位置・速度情報等を取得可能な手段、各種処理を実行する手段、各種データを格納する手段などが備えられる。また前者の一モジュールとして構築される場合では、センサシステム10およびユーザ属性取得システム20からの出力データを直接にサービス実行マネージャ200に入力することにより、データベースシステム100が存在しなくともサービスを提供することが可能であり、この場合より高速なサービス提供が可能である。また、図2に例示したように、センサシステム10およびユーザ属性取得システム20の出力を2つに枝分かれさせ、サービス実行マネージャ200とデータベースシステム100の双方に送ることにより、高速化を行うことも可能である。
そして、これらセンサシステム10、ユーザ属性取得システム20、データベースシステム100、サービス実行マネージャ200、ディスプレイシステム300は、適宜、たとえば図3に例示したように、ディスプレイ等の表示部1、キーボードやマウス等の入力部2、処理プログラムや各種データを記憶する主記憶部(メインメモリ)3、処理プログラムの指令を受けて各種処理を実行する処理部(CPU)4、外部とのデータ通信を制御する通信制御部5、各種データを格納するファイルシステム6およびこれらを互いに接続するバス7を備えたものとすることができる。
<情報提供サービス>
ここで、以上のとおりのシステムによる情報提供サービスについて説明する。図4はその処理フローチャートである。
<<ステップS1−1>>
まず、各時刻におけるユーザujの位置情報を取得する。これは、情報提供サービスが提供される空間内におけるユーザ群uの時々刻々と変わる現在位置つまりユーザの動線を取得しているとも言える。そして、これら位置情報を、前述のとおりに空間内の点として表現して逐次記録する。
<<ステップS1−2>>
上記位置取得の際に、ユーザujの速度ベクトルつまり移動の速度とその方向を取得することが可能な場合には、これを位置取得と同時に取得して、位置情報とともに記録する。
<<ステップS1−3>>
ユーザujの速度ベクトルが取得された場合、その速度ベクトルに対象物Ojの情報提供遅れ時間を掛けて、上記現在位置からユーザujが移動して対象物Ojに関する情報コンテンツが提供される時に到達している位置を求め、これをユーザujの現在位置とする。
より具体的には、移動速さに時間を掛けることで移動距離が求まり、速度ベクトルから移動方向もわかるので、その移動距離且つ方向を用いて、時間tnで取得した現在位置から、その位置取得から対象物Ojの情報コンテンツを提供するまでに要するタイムラグとも呼べる情報提供遅れ時間tlを経過した時つまりtn+tl時に、ユーザujが到達していると予測される位置を算出する。
ユーザujが、情報提供場所にて止まっている場合では、ステップS1−1で取得された現在位置をそのまま用いれば良いが、ユーザujが位置取得から情報配信までのシステム上のタイムラグを無視できない程度の速さで移動している場合では、実際の情報配信時にユーザujが存在するであろう位置を考慮する必要がある。そこで、上記の通りの処理を実行し、求められた位置を次の判定ステップS2で用いる現在位置とするのである。
一方で、ユーザujが、上記タイムラグを無視できる程度の速さで移動している場合であれば、止まっている場合と同様に、ステップS1−1で取得された現在位置をそのまま用いれば良い。
したがって、たとえば、速度ベクトルのうちの速さデータが既定値以下である場合には本処理はスルーし、既定値以上である場合には実行するといった判断処理を介在させるようにしてもよい。同様に、たとえば、移動方向についても、後述の対象物有効範囲から外れてしまうような方向であるか否かに従った実行判断処理を考慮できる。
なお、本処理に必要な対象物Oj毎の情報提供遅れ時間は、予め設定してデータベース化しておけばよく、たとえば上記システム構成ではレイアウトデータベース110に格納される。
<<ステップS2>>
続いて、上記のとおりに求められたユーザujの現在位置が、対象物Ojの対象物有効範囲内に入っているかどうかを判定する。
この判定により、対象物Oj毎にその効果が及ぶ範囲にユーザujが居るかどうかを知ることができ、よって次ステップS3のとおりに、ユーザujが有効範囲に居る対象物Ojに関する情報を的確に提供できるようになる。
<<ステップS3−1>>
そして、ユーザujの現在位置が対象物Ojの対象物有効範囲に入っていると判定された場合には、その対象物Ojに関する情報コンテンツをユーザujに提供する。
<<ステップS3−2>>
対象物有効範囲に入っていないと判定された場合には、その対象物Ojに関する情報コンテンツは提供しない。
<ユーザ属性を考慮した情報提供サービス>
<<ステップS1−4>>
以上の情報提供サービスにおいては、ユーザujの属性を考慮したサービスも実現できる。
この場合では、まず、ユーザujの属性を取得する。このとき、たとえば、情報提供サービスを受けるユーザujの属性が予め分かっているときには、これをユーザ属性データベース120に格納してくようにしたり、また上記位置情報や速度情報を取得すると同時に属性情報をも取得して、これをユーザ属性データベース120に逐次格納するようにしたりできる。
<<ステップS1−5>>
次に、取得されたユーザujの属性に適した対象物Ojの対象物有効範囲を選択する。
これについては、対象物Ojの対象物有効範囲を属性クラス毎に設定してデータベース化しておき、この対象物有効範囲群からユーザ属性と合致した対象物有効範囲を選択するようにすればよい。
<<ステップS2>>
続いて、この選択された対象物有効範囲にユーザujの現在位置が入っているか否かが判定される。
<<ステップS3−3>>
対象物有効範囲に入っていると判定された場合には、さらに、ユーザ属性に適したその対象物Ojに関する情報コンテンツを選択するようにしてもよい。
これについては、対象物Ojの情報コンテンツを属性クラス毎に設定してデータベース化しておき、この情報コンテンツ群からユーザ属性と合致した情報コンテンツを選択すればよい。たとえば、対象物Ojに関する情報コンテンツが複数個C1,C2,・・・,Cn用意され、かつユーザ属性の組{a1,a2,・・・,an}(たとえば「男性」「20才台」「独身」など)が与えられたとき、それに最適なCiを選択する。この最適解を求めるルール等の手法は特に限定されるものではない。
<<ステップS3−1>>
そして、選択された情報コンテンツをユーザujに提供する。
これにより、ユーザの存在場所とユーザの属性に応じた情報提供サービスが実現される。
<状況変化を考慮した情報提供サービス>
以上の情報提供サービスにおいては、前述したように情報が提供される際の時間や曜日、日付、空間の混雑具合などといった静的、動的な状況の変化をも考慮することができ、この場合では、状況情報を取得して、それに基づいて対象物Ojの対象物有効範囲を自動算出する。後は、上記各ステップでの処理と同様にして、算出された対象物有効範囲にユーザ位置が入るか否かを判定し、ユーザへの情報提供が行われる。
本願発明について説明するための図。 情報提供システムの構成図。 情報提供システム内の各サブシステムの構成図。 情報提供サービスのフローチャート。
符号の説明
1 表示部
2 入力部
3 主記憶部(メインメモリ)
4 処理部(CPU)
5 通信制御部
6 ファイルシステム
7 バス
10 センサシステム
20 ユーザ属性取得システム
100 データベースシステム
110 センサデータベース
120 ユーザ属性データベース
130 レイアウトデータベース
200 サービス実行マネージャ
210 コンテンツデータベース
220 サービスルールデータベース
300 ディスプレイシステム

Claims (12)

  1. ユーザの現在位置を取得する手段、
    対象物毎に設定されている対象物有効範囲を記憶する手段、
    対象物に関する情報コンテンツを記憶する手段、
    ユーザの現在位置が対象物の対象物有効範囲に入っているか否かを判定する手段、および
    対象物有効範囲に入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツをユーザに提供する手段
    を備えており、さらに、
    ユーザの速度ベクトルをユーザの現在位置取得と同時に取得する手段、
    対象物毎に設定されている、前記位置取得から対象物の情報コンテンツを提供するまでに要するタイムラグである情報提供遅れ時間を記憶する手段、および
    ユーザの速度ベクトルに対象物の情報提供遅れ時間を掛けて、情報コンテンツが提供される際にユーザが到達している位置を求め、これをユーザの現在位置とする手段
    を備えており、
    求められたユーザの現在位置が対象物の対象物有効範囲に入っているかどうかを判定し、入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツをユーザに提供する
    ことを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記情報提供遅れ時間が、前記位置取得から情報コンテンツ提供までのシステム上のタイムラグであることを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  3. ユーザの属性を取得する手段、
    対象物毎に且つユーザ属性毎に設定されている対象物有効範囲を記憶する手段、および
    ユーザの属性に適した対象物有効範囲を選択する手段
    をさらに備えており、
    選択された対象物有効範囲にユーザの現在位置が入っているかどうかを判定し、入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツをユーザに提供する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報提供システム。
  4. ユーザの属性を取得する手段
    対象物に関する情報コンテンツを属性毎に記憶する手段、
    ユーザの属性と合致した情報コンテンツを選択する手段
    をさらに備えており、
    対象物有効範囲に入っていると判定された対象物についてユーザの属性と合致した情報コンテンツを選択し、これをユーザに提供する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の情報提供システム。
  5. 情報が提供される際の状況に関する情報を取得する手段、および
    状況情報の変化基づいて対象物有効範囲を算出する手段
    をさらに備えており、
    算出された対象物有効範囲にユーザの現在位置が入っているかどうかを判定し、入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツをユーザに提供する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の情報提供システム。
  6. 現在位置取得手段により取得されたユーザの現在位置が対象物毎に設定されている対象物有効範囲に入っているか否かを、判定手段により判定するステップ
    対象物有効範囲に入っていると判定された対象物に関する情報コンテンツを、情報提供手段によりユーザに提供するステップ
    を有し、さらに、
    速度ベクトル取得手段により、ユーザの速度ベクトルをユーザの現在位置と同時に取得するステップ、および
    現在位置算出手段により、ユーザの速度ベクトルに、対象物毎に設定されている、前記位置取得から対象物の情報コンテンツを提供するまでに要するタイムラグである情報提供遅れ時間を掛けて、情報コンテンツが提供される際にユーザが到達している位置を求め、これをユーザの現在位置とするステップ
    を有することを特徴とする情報提供方法。
  7. 前記情報提供遅れ時間が、前記位置取得から情報コンテンツ提供までのシステム上のタイムラグであることを特徴とする請求項6記載の情報提供方法。
  8. 属性取得手段により、ユーザの属性を取得するステップ、および
    有効範囲選択手段により、ユーザの属性に適した対象物有効範囲を選択するステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項6または7記載の情報提供方法。
  9. 属性取得手段により、ユーザの属性を取得するステップ、および
    情報選択手段により、対象物有効範囲に入っていると判定された対象物について、属性毎に記憶された情報コンテンツの中から、ユーザの属性に合致した情報コンテンツを選択し、情報提供手段により、これをユーザに提供するステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の情報提供方法。
  10. 情報取得手段により、情報が提供される際の状況に関する情報を取得するステップ、および
    有効範囲算出手段により、状況情報の変化基づいて対象物有効範囲を算出するステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記載の情報提供方法。
  11. 請求項6ないし10のいずれかに記載の情報提供方法をコンピュータに実行させるための情報提供プログラム。
  12. 請求項11記載の情報提供プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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