JP4394493B2 - ファイル管理方法、ファイル管理装置、及び、ファイル管理プログラム - Google Patents

ファイル管理方法、ファイル管理装置、及び、ファイル管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、WORMファイルを管理するファイル管理装置に関し、特に、WORMファイルを安全に削除するファイル管理装置に関する。
WORMファイルを管理するファイル管理装置は、WORMファイルの保存期限が満了した場合に、当該WORMファイルを自動的に(又は手動で)削除する。この保存期限の満了は、ファイル管理装置のシステム時計によって管理している。そのため、このシステム時計は比較的高い精度が要求される。さらに、同一のネットワーク内にある管理装置、サーバ、ストレージ等は、管理するファイルのタイムスタンプが同一のため、同一の基準時刻に基づいて管理することが望ましい。
また、網間をまたがるサービスデータ管理装置間で、一方のサービスデータ管理装置で原本データを管理し、他方のサービスデータ管理装置で複製データを利用するために該データを保存するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。そしてこの特許文献1のように、離れた場所に同一のファイルの複製を保存する手法を応用し、広域ネットワークを介してファイルを分散して保存する広域分散ストレージが知られている。
そこで、ネットワークの同一セグメント内にあるノードを同一の時間で管理するために、ネットワーク上にタイムサーバを設け、タイムサーバによって管理される時刻を、NTP(Network Time Protocol)等のプロトコルを用いた一元管理を行うシステムが知られている。
また、異なるセグメント間で異なるタイムサーバによって時間を管理している。この異なるタイムサーバは、標準電波やGPS(Global Positioning System)等を利用し、タイムサーバの時刻を定期的に補正することによって正確な時刻を保っている。そのため、異なるタイムサーバ同士でも時刻が大きく異なることはない。
特許3226158号公報
しかし、タイムサーバのうちの1つが何らかの要因によって大幅に時刻が狂ってしまった場合に当該タイムサーバの設けられているセグメント全体の時刻が狂うこととなる。
タイムサーバの時刻が狂う要因として、タイムサーバ自体の不具合のほか、外部からのクラッキング等の攻撃によってタイムサーバの時刻が意図的に狂わされることも起こりうる。特に、タイムサーバの時刻が現在時刻から大幅に未来の時刻に変更されてしまった場合は、当該タイムサーバによって時刻を管理されているファイル管理装置に管理されているWORMファイルの保存期限が満了を迎える可能性が高くなり、ファイルの期限満了に伴い自動的に削除を行うよう構成されたシステムでは、意図せずに多くのファイルを失ってしまうことにもなりかねない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、WORMファイルの保存期限の満了に伴うファイルの自動削除において、他のセグメントの管理装置に問い合わせるように構成したストレージシステムを提供することを目的とする。
第1のファイル管理装置は、第1のストレージ装置に保存されている保存期限が満了したファイルに対応するファイルの前記第2のストレージ装置における保存場所を取得し、取得した該ファイルの保存場所である第2のファイル管理装置に対して、該取得したファイルの保存期限を問い合わせ、第2のファイル管理装置は、第2のファイル管理テーブルを参照して、前記第2のストレージ装置における当該ファイルの有無、及び、当該ファイルの保存期限が満了しているか否かを示す情報を含む応答をし、第1のファイル管理装置は、前記応答に基づいて、第2のストレージ装置に該ファイルが保管されていない場合、及び/又は、第2のファイル管理装置において該ファイルの保存期限が満了していない場合は、ストレージ装置から該ファイルを削除することなく、その旨を報知し、前記応答に基づいて、第2のストレージ装置に該ファイルが保管されており、かつ、第2のファイル管理装置においても該ファイルの保存期限が満了している場合は、ストレージ装置から該ファイルを削除する。
本発明によると、ファイル保存期限の満了したファイルを削除可能対象としてもよいかを、複数のファイル管理装置に問い合わせることにより、自システムの時刻が狂っている場合でも、ファイルの意図しない削除を行うことがなく、システムの信頼性を高めることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態のストレージシステムの構成を示すブロック図である。
広域ネットワーク20を介して2つのセグメント(セグメント10A、セグメント10A)が接続されている。広域ネットワーク20は、例えばインターネット等によって構成される。
各セグメント10は、ルータ500を介して広域ネットワークに接続されている。セグメント10には、ネットワーク600が備えられ、このネットワーク600には、管理サーバ300、時刻サーバ400、ファイル管理装置100が接続されている。また、ファイル管理装置100にはストレージ装置200が接続されている。
管理サーバ300は、CPU、メモリ、記憶装置及びインターフェースが備わるコンピュータ装置であり、セグメント10に備えられる各ノードを統括的に管理し、例えば、管理者による設定の変更や、管理者へのエラーメッセージの通知等を行う。
時刻サーバ400は、CPU、メモリ、記憶装置及びインターフェースを備える、時刻を管理するサーバであり、GPSや標準電波等を受信することによって、常に時刻サーバ400の内部時刻を正確に保っている。また、セグメント10に備えられる各ノードに対してNTP(Network Time Protocol)等のプロトコルを用いて正確な時刻の情報を供給することで、各ノードの内部時計の時刻を正確に設定することができる。
ルータ500は、セグメント10と広域ネットワーク20との間のデータを仲介する。
ファイル管理装置100は、CPU、メモリ、記憶装置及びインターフェースが備わるコンピュータ装置であり、ストレージ装置200が接続されて、ストレージ装置200に保存されているファイルを管理し、クライアント等からの要求に従って、ストレージ装置200のファイルの書き込み又は読み出し等の制御を行う。
ストレージ装置200は、データ(WORMファイル)を保存するディスクドライブ等の大容量記憶装置を備えており、ファイル管理装置100の制御によって、データの書き込み又は読み出し等を行う。
セグメント10Aのストレージ装置200aと、セグメント10Bのストレージ装置200bとで同一のWORMファイルの複製を保存している。すなわち、一方のストレージ装置が他方のバックアップとして機能する。このように、広域ネットワーク20を介して各々のストレージ装置がデータの複製を分散して保存することで、広域分散ストレージが構成される。
なお、図1では広域ネットワーク20を介して二つのセグメントが示されているが、本発明は、セグメントの数は二つに限定されるものではない。
図2は、ファイル管理装置100及びストレージ装置200の詳細な構成を示したブロック図である。
ファイル管理装置100は、プロセッサ(CPU)101、キャッシュメモリ102、メインメモリ103、ストレージ装置アダプタ104、内部時計105、ネットワークインターフェイス(I/F)106、入出力部107、ファイル管理テーブル108等から構成されている。
メインメモリ103には、ファイル保存期間満了確認プログラム、問合せ応答プログラム、ファイル管理テーブルエントリ削除プログラムが記憶されており、CPU101の制御によって動作する。なお、これらのプログラムの動作については後述する。
ストレージ装置アダプタ104は、ファイル管理装置100とストレージ装置200との間でデータや制御信号を送受信するインターフェースである。このストレージ装置アダプタ104はSCSIやFibreChannel等のプロトコルが用いられる。
内部時計105は、ファイル管理装置100の時刻を司る時計であり、ストレージ装置200に保存されるファイルの保存日時(アーカイブ日時)は、この内部時計105によって示される時刻情報が用いられる。この内部時計105は、任意の時刻又は定期的に、同じセグメント10に備えられた時刻サーバ400に対してNTP等のプロトコルによって時刻を問いあわせ、問い合わせの結果得られた時刻を自らの時刻に設定する。こうすることで、内部時計105は、常に時刻サーバ400と同一の時刻に設定される。
ネットワークI/F106は、ネットワーク20に接続され、例えば、TCP/IPプロトコルによってパケット等の信号の送受信を行う。入出力部107は、入出力機器をつないで、管理者などのユーザが直接ファイル管理装置100を操作するものであり、例えばRS−232Cのようなシリアルポートである。
ファイル管理テーブル108は、ストレージ装置200に保存するファイルの情報を記憶するものであり、保存したファイル名に従ってソーティングが行なわれている。なおこのファイル名の命名規則は、ファイル管理装置100によって、セグメント10A、セグメント10Bに渡って唯一の名前となるように設定される。ファイル管理装置100はこのファイル管理テーブル108を参照して、ファイルの取得、ファイルの保存期限の満了の判断等を行う。
ストレージ装置200は、ストレージ制御部210とストレージ220とに大分される。
ストレージ制御部210は、ディスク制御プロセッサ201、キャッシュメモリ202、メインメモリ203、ファイル管理装置アダプタ204、ストレージアダプタ205等から構成され、ストレージ220に対するデータの入出力を制御する。
ファイル管理装置アダプタ204は、ファイル管理装置100とストレージ装置200との間でデータの送受信を行うインターフェースである。このファイル管理装置アダプタ204はSCSIやFibreChannel等のプロトコルが用いられる。
ストレージアダプタ205は、SCSIやFibreChannel等のプロトコルによって、ストレージ220との間でデータの送受信を行うインターフェースである。
メインメモリ203には、図示しないがストレージ制御部210を制御するためのプログラム等が備えられている。これらのプログラムは、ディスク制御プロセッサ201の制御によって動作する。
ストレージ220は、ハードディスク等の大容量記憶装置によって構成されている。
なお、ハードディスクではなく、テープドライブや、その他の記憶装置で構成されていてもよい。また、図2では二つのストレージが示されているが、単一のストレージであっても二つ以上のストレージによる冗長構成であってもよい。
次に、以上のように構成された本発明の実施の形態の動作を説明する。
本発明の実施の形態のストレージシステムでは、前述したように、あるセグメント10Aに保存されているWORMファイルは、その複製が他のセグメント10Bにも保存される。
ここで、セグメント10Aに保存されているWORMファイルの保存期限が満了したとする。ファイル管理装置100aは、保存期限が満了したWORMファイルの削除のための処理を行うが、その際に、当該WORMファイルの複製を保存している他のファイル管理装置100bに対して、保存期限が満了しているかを問い合わせる。そして、問い合わせの結果、当該他のファイル管理装置100bに保存されているWORMファイルの保存期限も満了している場合は、自ファイル管理装置100aに保存されている対応するWORMファイルを削除する。一方、他のファイル管理装置100bに保存されている対応するWORMファイルの保存期限が満了していない場合は、自ファイル管理装置100aに保存されているWORMファイルの保存期限に異常があると判定し、エラーの報知など、所定の処理を行う。
図3は、ファイル管理装置100が管理するファイル管理テーブル108の内容の説明図である。図3(a)は、ファイル管理装置100aが管理しているファイル管理テーブル108、図3(b)はファイル管理装置100bが管理しているファイル管理テーブル108を示す。
ファイル管理テーブル108は、1つのファイルについて、少なくとも、ファイル名、保管場所(ストレージ装置名、ファイルパス)、ファイル作成日(ファイル保存日)、ファイルの保存期限、及び、ファイルの削除属性フラグ、が、エントリとして記録されている。このエントリは、ストレージ管理装置200にファイル実体またはその複製が保存されたときに作成される。このエントリ作成時のファイル削除属性フラグは「OFF」になっている。図3(a)の例では、ファイル名「F_3feedc」は、ストレージ装置200aの「/100/200」というパスに保存されていることが示されている。さらに、保存期限は10年と設定されている。一方、当該ファイル「F_3feedc」は、その複製がストレージ装置200bにも保存されていることが示されている。このファイルのファイルパス、作成日、保存期限等は、ストレージ装置200bを管理するファイル管理装置100bで管理されるため、ファイル管理装置100aのエントリには記録されていない。一方、図3(b)は、ファイル名「F_3feedc」は、ストレージ装置200bの「/103/19」というパスに保存されていることが示されている。
また、ファイル削除属性フラグは、当該ファイルの実体が、ストレージ装置から既に削除されているか否かを示す。図3(a)の例では、ファイル名「F_256afe」の保管場所はストレージ装置200aであるが、ファイル削除属性フラグが”ON”なので、当該ファイルの実体はストレージ装置200aからは既に削除されていることを示している。
なお、ファイルの実体が削除されたファイルのエントリは、後述するファイル管理テーブルエントリ削除プログラムによって削除される。
次に、ファイル管理テーブル108によって管理されているファイルの保存期限満了時の処理について説明する。
図4は、ファイル管理装置100のファイル保存期間満了確認プログラム、及び、問合せ応答プログラムの処理を示すフローチャートである。
前述したように、ファイル管理装置100では、ファイル保存期間満了確認プログラム、及び、問合せ応答プログラムが動作している。なお、ここでは、セグメント10Aにあるファイル管理装置100aのファイル保存日満了確認プログラムが、セグメント10Bにあるファイル管理装置100bの問合せ応答プログラムに問い合わせを行う際の処理について説明する。
ファイル保存期間満了確認プログラムは、周期的に起動し、処理を開始する(1001)。これは、ファイル管理装置100に備えられる内部時計等からの時間の情報を取得し、該時間の情報に基づいて所定の間隔で起動する。なお、周期的ではなく、管理者の指示等によって、任意のタイミングでファイル保存期間満了確認プログラムを起動してもよい。
ファイル保存期間満了確認プログラムは、まず、内部時計105から現在時刻を取得する(1002)。次に、ファイル管理装置100の管理下にあるファイル管理テーブル108のエントリを先頭から順に1つ読み出す(1018)。そして、読み出したエントリは実在するエントリであるかを確認する。すなわち、読み出したエントリが実在しないもの(空のエントリ)である場合は、そのファイル管理テーブル108の終端まで達したこととなる(1003)。エントリの終端まで達し、全てのエントリの処理が完了したと判定した場合は、ファイル保存期間満了確認プログラムを終了する(1004)。
読み出したエントリが実在するものである場合、すなわち、まだファイル管理テーブル108の終端まで達していないと判定した場合は、次に、読み出したエントリ中のファイル保管場所の装置名がファイル管理装置100aの管理するストレージ装置200aである否かを判定する(1019)。読み出したエントリ中のファイル保管場所の装置名がファイル管理装置100aの管理するストレージ装置200aでないと判定した場合は、そのエントリは以降の処理の対象外なので、処理1018に戻る(1019)。
処理1019において、読み出したエントリ中のファイル保管場所の装置名がファイル管理装置100aの管理するストレージ装置200aであると判定した場合は、当該エントリの作成日と保存期限を参照して、処理1002で取得した時間と比較する。比較の結果、当該エントリに示される保存期限が処理1002で取得した時間を経過しており、かつ、ファイル削除属性フラグがOFFであるか否かを判定する(1020)。保存期限が処理1002で取得した時間を経過しており、かつ、ファイル削除属性フラグがOFFであると判定した場合は、当該エントリで示すファイルは保存期限が満了したものとみなし、次の処理1005に移行する。それ以外での場合であれば、そのエントリは以降の処理の対象外なので、処理1018に戻る(1020)。
処理1005では、改めてファイル管理テーブル108を、当該ファイル名を検索キーとして検索して、当該ファイルの複製を保持している他のセグメントのファイル管理装置(例えば、セグメント10Bのファイル管理装置100b)を抽出する。そして、抽出した当該ファイルの複製を保持している他のセグメントのファイル管理装置のうち、まだ問い合わせを行っていないものがあるか否かを判定する。
全てのファイル管理装置100に対する問い合わせを行ったと判定した場合は、当該ファイルに対してファイル保存期限切れ処理(1017)を行う。このファイル保存期限切れ処理では、ファイル管理テーブル108から当該保存期限の満了したファイルのエントリのファイル削除属性フラグに「ON」を付加する。そして、ストレージ装置200aに保存されている当該ファイルの実体を削除する。なお、保存期限の満了したファイルの実体は削除せず、ファイル管理テーブル108のエントリに削除可能フラグを付加してもよい。この場合、ファイルのエントリの削除と同時に当該ファイルの実体を削除してもよいし、管理者の操作によって別のタイミングで手動で削除してもよい。ここでは説明を簡単にするため、保存期限の満了を検出したファイルの当該エントリにあるファイル削除属性フラグに「ON」を付加した際にストレージ装置200aに保存されている当該ファイルの実体を削除する。その後、処理1002に戻る。
処理1005において、まだ問い合わせを行っていないファイル管理装置100があると判定した場合は、当該ファイル管理装置(ファイル管理装置100b)に対して、当該ファイルの保存期限が満了しているかの問い合わせを行う問合せ要求を送信する(1006)。
セグメント10Bにあるファイル管理装置100bにおいて、問合せ応答プログラムが問合せ要求を受信する(1007)。問合せ応答プログラムは、内部時計105から現在時刻を取得する(1008)。次に、問合せ要求によって示されたファイル名が、自ファイル管理装置100bにおいて複製を保持しているファイルであるかを、問合せ要求によって示されたファイル名を検索キーとしてファイル管理テーブル108を参照して判定する。そして、自ファイル管理装置100bにおいて複製を保持しているファイルである場合は、ファイル管理テーブル108を参照して当該ファイルの保存期限が満了しているかを判定する(1009)。
そして、処理1009の結果、すなわち、問合せ要求のファイルが自ファイル管理装置100bにおいて複製を保持しているファイルであるか否か、当該ファイルの保存期限が満了しているか否か、を、問合せ結果として、問い合わせ要求の送信元であるファイル管理装置100aに対して送信する(1010)。
ファイル管理装置100aにおいて、ファイル保存期限満了確認プログラムは、ファイル管理装置100bから送られた問合せ結果を受信する(1011)。そして、受信した問合せ結果から、ファイルが問合せ要求を送信した他のファイル管理装置(ファイル管理装置100b)において複製を保存していたか否かを判定する(1012)。複製ファイルが当該ファイル管理装置100に保存されていると判定した場合は、受信した問合せ結果から、当該ファイルの保存期限が満了しているか否かを判定する(1013)。問合せ要求を行ったファイルが、当該ファイル管理装置100bにおいても保存期限が満了していると判定した場合は、処理1005に戻り、他のファイル管理装置100に対して、保存期限満了確認処理を行う。
一方、処理1012において、他のファイル管理装置100にファイルの複製が保存されていない場合、又は、他のファイル管理装置100に保存されていた複製の保存期限がまだ満了していないと判定した場合は、ストレージシステムに何らかの異常があると判断し、管理サーバ300aに対して警報処理を行う(1014)。この警報処理では、管理サーバ300に対して警報を送信し、異常の内容(ファイルの複製がない、ファイルの複製の保存期限が満了していない等)を、管理サーバ300aに備えられているディスプレイ等の出力装置に出力する。管理者は出力された内容を見て、ストレージシステムに対して必要な処置を行う。なお、この警報処理は、出力装置への出力に限らず、例えば、パトランプ、サイレン等による管理者への報知、MIB(Management Information Base)への記録等によって行ってもよい。
図5は、前述した処理1006において、ファイル保存期限満了確認プログラムが、問い合わせ先のファイル管理装置100bに対して送信する問合せ要求パケットの内容を示す説明図である。
問合せ要求パケットは、問い合わせ先に当該問合せ要求パケットを送信するために必要な情報(ネットワークを通過するために必要な情報)、処理の内容(ファイル保存期限の問い合わせであることを示す内容)及び、問い合わせを行うファイル名を示す内容、が少なくとも含まれる。
図6は、前述した処理1010において、問合せ応答プログラムが、問合せ要求元のファイル管理装置100aに対して送信する問合せ応答パケットの内容を示す説明図である。
問合せ応答パケットは、問い合わせ先に当該問合せ応答パケットを送信するために必要な情報(ネットワークを通過するために必要な情報)、及び、処理の内容(要求ファイルの保存期限満了、ファイルの有無等を示す内容)が少なくとも含まれる。
次に、ファイル管理テーブル108において、削除済みファイルのエントリの削除について説明する。
前述したように、ファイルの保存期限の満了したファイルは、ファイル保存期限満了確認プログラムによって、ファイルの保存期限の満了が確認された後、自動的に(又は手動で)ストレージ装置200から削除される。このとき、ファイル管理テーブル108のエントリは残ったままである。ファイルの実体が削除された後は、ファイル管理テーブル108のエントリは必要ないので、ファイル管理テーブル削除プログラムによって削除される。
図7は、ファイル管理テーブル削除プログラムの処理を示すフローチャートである。ここでは、セグメント10Aにあるファイル管理装置100aのファイル管理テーブル削除プログラムが、ファイル管理テーブルのエントリを削除する際の処理について説明する。
ファイル管理テーブル削除プログラムは、周期的に起動し、処理を開始する(2001)。これは、ファイル管理装置100に備えられる内部時計等からの時間の情報を取得し、該時間の情報に基づいて所定の間隔で起動する。なお、周期的ではなく、管理者の指示等によって、任意のタイミングでファイル管理テーブル削除プログラムを起動してもよい。
ファイル管理テーブル削除プログラムは、まず、内部時計105から現在時刻を取得する(2002)。
次に、ファイル管理装置100の管理下にあるファイル管理テーブル108のエントリを先頭から順に1つ読み出す(2013)。そして、読み出したエントリは実在するエントリであるかを確認する。すなわち、読み出したエントリが実在しないもの(空のエントリ)である場合は、そのファイル管理テーブル108の終端まで達したこととなる(2003)。エントリの終端まで達し、全てのエントリの処理が完了したと判定した場合は、ファイル保存期間満了確認プログラムを終了する(2004)。
読み出したエントリが実在するものである場合、すなわち、まだファイル管理テーブル108の終端まで達していないと判定した場合は、次に、読み出したエントリ中のファイル保管場所の装置名がファイル管理装置100aの管理するストレージ装置200aである否かを判定する(2014)。読み出したエントリ中のファイル保管場所の装置名がファイル管理装置100aの管理するストレージ装置200aでないと判定した場合は、そのエントリは以降の処理の対象外なので、処理2013に戻る(2014)。
次に、当該エントリのファイル削除属性フラグは有効か、すなわち、ファイル削除属性フラグがONとなっているか否かを判定する(2005)。エントリのファイル削除属性フラグが有効でない、すなわちファイル削除属性フラグがOFFであると判定した場合は、当該エントリを削除する必要がないので、他のエントリについて処理をするために処理2013に戻る。
エントリのファイル削除属性フラグが有効であると判定した場合は、当該エントリの示すファイル保存期限は満了しているか否かを、処理2002において取得した現在時刻と比較して判定する(2006)。ファイルの保存期限が満了していないと判定した場合は、当該ファイルのエントリは、ファイルの保存期限が満了していないにもかかわらず削除属性を示しており、ファイル管理装置100またはストレージシステムに何らかの異常が発生していると判断する。そして、管理サーバ300に対して警報処理を行う(2012)。この警報処理では、管理サーバ300に対して警報を送信し、異常の内容(ファイルの保存期限が切れる前にファイル管理テーブル108上ではファイル削除属性がON、すなわちファイル実体が削除されたことになっている等)を、管理サーバ300に備えられているディスプレイ等の出力装置に出力する。管理者は出力された内容を見て、ストレージシステムに対して必要な処置を行う。
ファイルの保存期限が満了していると判定した場合は、次に、当該エントリが示す保存期限に余裕期間を付加した期間が満了しているか否かを判定する(2007)。
ここで、余裕期間とは、ストレージ装置200からファイルの実体を削除した後も、エントリ自体はファイル削除属性フラグを有効にした状態で残しておく期限のことである。これは、ファイル管理装置100において、ファイル保存期限満了確認プログラムによって、保存期限が満了したファイルの実体をストレージ装置200から削除した後に、当該ファイルのエントリを他のファイル管理装置100が参照する可能性を考慮して設ける期限である。
例えば、ファイル管理装置100aにおいて実行されるファイル保存期限満了確認プログラムは午前中に起動し、ファイル管理装置100bにおいて実行されるファイル保存期限満了確認プログラムは午後に起動されるように設定されている場合について説明する。この場合、同日に保存期限の満了したファイルは、ファイル管理装置100aではファイルの実体を削除したが、ファイル管理装置100bではまだ当該ファイルの削除を行っていないという場合が生じうる。ここで、ファイル管理装置100aに対して問合せ要求を行うが、ファイル管理装置100aにおいてファイルの実体が削除され、その後直ちにファイル管理テーブルのエントリが削除されてしまうと、当該ファイルは無いという問合せ応答が返送され、エラーとなる。このことを防ぐためにファイルの実体を自動的に削除した後も、余裕期間が満了するまでは、エントリ自体はファイル削除属性フラグを有効にした状態で残しておく。なお、余裕期間は、ファイル保存期限満了確認プログラムの起動間隔の数倍とすることが望ましく、例えば、本実施形態のように、1日1回の起動があれば10日とする。
エントリの示す保存期限に余裕期間を付加した期間が満了していないと判定した場合は、当該エントリの削除処理は行わず、他のエントリについて処理をするために処理2013に戻る。
エントリの示す保存期限に余裕期間を付加した期間が満了したと判定した場合は、次に、当該エントリの示すファイルは、ファイル保管場所(ストレージ装置200)から既に削除されているか否かを判定する(2008)。なお、ここではファイル保存期限切れ処理(図6の処理1017)において、ストレージ装置200aに保存されている当該ファイルの実体は、既に削除されているものとする。
当該ファイルの実体が削除されていない場合は、ファイル管理装置100またはストレージシステムに何らかの異常が発生していると判断する。そして、管理サーバ300に対して警報処理を行う(2012)。この警報処理では、管理サーバ300に対して警報を送信し、異常の内容(ファイル保存期限が満了しているが、ファイル実体が消去されずに残っている等)を、管理サーバ300に備えられているディスプレイ等の出力装置に出力する。管理者は出力された内容を見て、ストレージシステムに対して必要な処置を行う。
当該ファイルの実体が削除されていると判定した場合は、当該ファイルの示すエントリを削除する(2009)。次に、当該ファイル名を検索キーとして、ファイル管理テーブル108を参照して、当該ファイル名が別の保管場所(他のファイル管理装置100に接続されているストレージ装置200)に保存されていることを示すエントリがあるか否かを判定する(2010)。
別の保管場所のエントリがないと判定した場合は、処理2013に戻り、他のエントリについて処理を行う。別の保管場所のエントリがあると判定した場合は、当該エントリを削除する(2011)。そして、処理2010に戻り、別の保管場所にある当該ファイルを示すすべてのエントリがファイル管理テーブル108から削除されるまで処理2010と処理2011を繰り返す。
以上のように、ファイル管理テーブル削除プログラムによって、ファイルの実体が削除されたファイル管理テーブルについて、当該ファイルに関するエントリを所定の期間の後削除される。
以上のように構成した本発明の実施の形態のストレージシステムでは、ファイル管理装置100が、管理下にあるストレージ装置に保存されているファイル(WORMファイル)の削除期限が満了したと判定した場合、当該ファイルの複製を保持している他のファイル管理装置100に対して、保存期限が満了しているかの確認を行う。そして、確認の結果、複製ファイルも同様に保存期限が満了していれば、当該ファイルを削除可能とする。
このようにすることで、ファイル管理装置100の時刻に異常がある、または、登録されているエントリに異常があることを検出することができる。ファイルの保存期限を管理するファイル管理装置100の時刻が大幅に狂ってしまった場合(たとえば、ファイル管理装置100の時刻を司る時刻サーバ400がクラッキングされた場合等)や、ファイル管理装置100のファイル管理テーブル108がクラッキング等によって書き換えられてしまった場合や、ファイル管理装置100の内部時計105がクラッキング等によって実時間よりも先に進められてしまった場合にも、意図しないファイルの消去を防ぎ、システムの安全性を高めることができる。
本発明の実施の形態の、ストレージシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の、ファイル管理装置100及びストレージ装置200の詳細な構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態の、ファイル管理装置100が管理するファイル管理テーブル108の内容の一例を示す表である。 本発明の実施の形態の、ファイル管理装置100のファイル保存期間満了確認プログラム、及び、問合せ応答プログラムの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の、問合せ要求パケットの内容を示す説明図である。 本発明の実施の形態の、問合せ応答パケットの内容を示す説明図である。 本発明の実施の形態の、ファイル管理テーブル削除プログラムの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 セグメント
20 広域ネットワーク
100 ファイル管理装置
200 ストレージ装置
300 管理サーバ
400 時刻サーバ
500 ルータ
600 ネットワーク

Claims (13)

  1. 互いに接続される第1のネットワークセグメントと、第2のネットワークセグメントとを備え;
    前記第1のネットワークセグメントには、
    ファイルを保存する第1のストレージ装置と、
    前記第1のストレージ装置に保存されているファイルの保存場所及び保存期限を管理する第1のファイル管理テーブルを備える第1のファイル管理装置と、
    前記第1のファイル管理装置に時刻の情報を提供する第1の時刻サーバと、
    前記第1のファイル管理装置からの警報を受け付ける第1の管理サーバと、が接続されており;
    前記第2のネットワークセグメントには、
    前記第1のストレージ装置に保存されているファイルと同じ内容のファイルを保存する第2のストレージ装置と、
    前記第2のストレージ装置に保存されているファイルの保存場所及び保存期限を管理する第2のファイル管理テーブルを保持する第2のファイル管理装置と、
    前記第2のファイル管理装置に時刻の情報を提供する第2の時刻サーバと、
    前記第2のファイル管理装置からの警報を受け付ける第2の管理サーバと、が接続されて構成されるストレージシステムにおけるファイル管理方法であって;
    前記第1のファイル管理装置は、
    前記第1のストレージ装置に保存されている保存期限が満了したファイルに対応するファイルの前記第2のストレージ装置における保存場所を取得し、
    前記取得した該ファイルの保存場所である第2のファイル管理装置に対して、該取得したファイルの保存期限を問い合わせ;
    前記第2のファイル管理装置は、
    前記第2のファイル管理テーブルを参照して、前記第2のストレージ装置における当該ファイルの有無、及び、当該ファイルの保存期限が満了しているか否かを示す情報を含む応答をし;
    前記第1のファイル管理装置は、
    前記応答に基づいて、前記第2のストレージ装置に該ファイルが保管されていない場合、及び/又は、前記第2のファイル管理装置において該ファイルの保存期限が満了していない場合は、前記第1のストレージ装置から該ファイルを削除することなく、その旨を前記第1の管理サーバへ報知し、
    前記応答に基づいて、前記第2のファイル管理装置に該ファイルが保管されており、かつ、前記第2のストレージ装置においても該ファイルの保存期限が満了している場合は、前記第1のストレージ装置から該ファイルを削除することを特徴とするファイル管理方法。
  2. ストレージ装置に接続され、内部時計と、前記ストレージ装置に保存されているファイルの保存場所及び保存期限を管理するファイル管理テーブルと、を備え、
    前記内部時計から取得した現在時刻と、前記ファイル管理テーブルに記録されるファイルの保存期限との比較結果に基づいて前記ストレージ装置に保管されるファイルを管理するファイル管理装置であって、
    前記ストレージ装置に保存されている保存期限が満了したファイルに対応するファイルを保管している他のストレージ装置を検索し、
    前記検索された他のストレージ装置を管理するファイル管理装置に対して、該ファイルの保存期限を問い合わせ、
    前記問い合わせの結果、前記他のファイル管理装置において該ファイルの保存期限が満了していない場合は、前記ストレージ装置から該ファイルの削除を許可することなく、その旨を報知し、
    前記問い合わせの結果、前記他のファイル管理装置において該ファイルの保存期限が満了している場合は、前記ストレージ装置から該ファイルの削除を許可することを特徴とするファイル管理装置。
  3. 前記問い合わせの結果、前記他のファイル管理装置に該ファイルが保管されていない場合、及び/又は、前記他のファイル管理装置において該ファイルの保存期限が満了していない場合は、前記ストレージ装置から該ファイルの削除を許可することなく、その旨を報知し、
    前記問い合わせの結果、前記他のファイル管理装置に該ファイルが保管されており、かつ、前記他のファイル管理装置においても該ファイルの保存期限が満了している場合は、前記ストレージ装置から該ファイルの削除を許可することを特徴とする請求項2に記載のファイル管理装置。
  4. 前記内部時計は、第1のネットワークを介して接続された第1の時刻サーバによって時刻が管理されており、
    前記問い合わせ先である他のファイル管理装置の内部時計は、第2のネットワークを介して第2の時刻サーバによって時刻が管理されており、
    前記第1の時刻サーバと前記第2の時刻サーバとは異なるものであることを特徴とする請求項2に記載のファイル管理装置。
  5. 前記ファイル管理装置は、前記第1の時刻サーバと共に第1のネットワークに接続されており、
    前記他のファイル管理装置は、前記第2の時刻サーバと共に第2のネットワークに接続されており、
    前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとは異なるネットワークセグメントに属することを特徴とする請求項4に記載のファイル管理装置。
  6. 他のファイル管理装置からファイルの保存期限の問い合わせを受け付けると、
    自装置に備えられた前記ファイル管理テーブルを参照して、該問い合わせに係るファイルの有無、及び、該問い合わせに係るファイルの保存期限が満了しているか否かを示す情報を含む応答を前記他のファイル管理装置に送信することを特徴とする請求項2に記載のファイル管理装置。
  7. 前記問い合わせの結果に基づいて前記ストレージ装置からファイルが削除された後、該ファイルの保存期限満了から所定の期間が経過した後に、前記ファイル管理テーブルの該ファイルに関する情報を削除することを特徴とする請求項2に記載のファイル管理装置。
  8. 前記問い合わせの結果に基づいて前記ストレージ装置からファイルの削除処理が行われた後、
    前記ファイル管理テーブルに記録された該ファイルの保存期限が満了していない場合、又は、該ファイルが前記ストレージ装置に保存されている場合に、前記ファイル管理テーブルの該ファイルに関する情報を削除することなく、その旨を報知し、
    前記ファイル管理テーブルの該ファイルの保存期限が満了している場合、及び、該ファイルが前記ストレージ装置に保存されていない場合は、該ファイルの保存期限満了から所定の期間が経過した後に、前記ファイル管理テーブルの該ファイルに関する情報を削除することを特徴とする請求項2に記載のファイル管理装置。
  9. ストレージ装置に接続され、内部時計と、前記ストレージ装置に保存されているファイルの保存場所及び保存期限を管理するファイル管理テーブルと、を備えるファイル管理装置に、
    前記内部時計より現在時刻を取得する第1の手順と、
    前記ストレージ装置に保存されている保存期限が満了したファイルに対応するファイルを保管している他のストレージ装置を検索する第2の手順と、
    前記検索された他のストレージ装置を管理するファイル管理装置に対して、該ファイルの保存期限を問い合わせる第3の手順と、
    前記問い合わせの結果、前記他のファイル管理装置において該ファイルの保存期限が満了していない場合は、前記ストレージ装置から該ファイルの削除を許可することなく、その旨を報知する第4の手順と、
    前記問い合わせの結果、前記他のファイル管理装置において該ファイルの保存期限が満了している場合は、前記ストレージ装置から該ファイルの削除を許可する第5の手順と、を実行させることによって、
    前記ストレージ装置に保管されるファイルを管理させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記第4手順は、前記他のファイル管理装置に該ファイルが保管されていない場合に加え、前記他のファイル管理装置において該ファイルの保存期限が満了していない場合にも、前記ストレージ装置から該ファイルの削除を許可することなく、その旨を報知し、
    前記第5手順は、前記他のファイル管理装置に該ファイルに関する情報が保管されており、かつ、前記他のファイル管理装置において前記情報に含まれる該ファイルの保存期限が満了している場合は、該ファイルの前記ストレージ装置からの削除を許可することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記他のファイル管理装置からファイルの保存期限の問い合わせを受け付けると、自装置に備えられた前記ファイル管理テーブルを参照して、該問い合わせに係るファイルの有無、及び/又は、該問い合わせに係るファイルの保存期限が満了しているか否かを示す情報を含む応答を前記他のファイル管理装置に送信する第6手順を含むことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  12. 前記問い合わせの結果に基づいて前記ストレージ装置からファイルが削除された後、該ファイルの保存期限満了から所定の期間が経過した後に、前記ファイル管理テーブルの該ファイルに関する情報を削除する第7手順を含むことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  13. 前記問い合わせの結果に基づいて前記ストレージ装置からファイルの削除処理が行われた後、
    前記ファイル管理テーブルに記録された該ファイルの保存期限が満了していない場合、又は、該ファイルが前記ストレージ装置に保存されている場合に、前記ファイル管理テーブルの該ファイルに関する情報を削除することなく、その旨を報知し、
    前記ファイル管理テーブルの該ファイルの保存期限が満了している場合、及び、該ファイルが前記ストレージ装置に保存されていない場合は、該ファイルの保存期限満了から所定の期間が経過した後に、前記ファイル管理テーブルの該ファイルに関する情報を削除する第8手順を含むことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
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