JP4394166B2 - 光信号を同期して受信し、変調する遠隔通信システム - Google Patents

光信号を同期して受信し、変調する遠隔通信システム Download PDF

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Description

本発明は、光通信システム、すなわちシステム内で使用する端末と、このような端末を含む光リンクと、セルラおよび無線分配ポイントおよび基地局と、とくにこれに限定はしないが、セルラ無線システムおよびこのようなリンクを含む無線およびマイクロ波システムとに関する。
周知のように、光ファイバネットワークがトランクネットワークからローカルループへ拡張できるようになる前に扱わなければならない主な問題の1つは、遠隔端末のコストと複雑性である。これらの端末は、光信号を送受信できることが必要である。この問題に対するほとんどの解決案は、光送信機としてレーザを使用するが、このやり方では制御回路を使用することが必要になり、このために端末のコスト、複雑性、および電力消費が増加する。
同様の問題として、ちょっと違った応用ではあるが、セルラ並びに他の無線およびマイクロ波システム用のアンテナへの光ファイバフィードがある。ここで遠隔のアンテナに信号を供給するのに使用する端末装置のコストおよび電力消費は重要な要素である。周知のように“アンテナの遠隔配置(antenna remoting)”は、セルラおよび衛星システムにおいて特に重要である。使用される周波数は、通常は数百Mhz乃至数十GHzの範囲内である。加えて、例えばレーダは、より高い周波数に関心がある。厳密にいうと、この範囲はより適切に知られているミリメートルの周波帯にまで拡大することができるが、本明細書全体では“無線およびマイクロ波”という表現を漠然と使用して、このより大きい範囲を含めている。したがって文脈上明らかに他のことを要求していない限り、この用語を広い意味でとり、ミリメートル周波帯を含むことにする。
本発明の実施形態は、これらの問題の少なくとも一部分を解決することを目的としている。
Frigo,他による文献(”A wavelength division multiplexed passive network with cost-shared components”, IEEE Photonics Technology Letters, 1994年, volume 6, pp.1365-1367)では、パッシブ(受動)光ネットワーク(PON)内の各加入者端末に、従来提案されてきたレーザの代りに光変調器を準備することが提案している。単一の、コストを共有できる同調可能なレーザは、中央オフィスを介してPONへ供給され、異なる波長の種々の光ネットワークユニット(ONU)を介して段階を付けられた波長をPONに接続された加入者に供給する。各加入者ONUでは、共有のレーザから受取ったレーザ光はパッシブタップによって分けられ、光の一部分は受信機によって検出される。残りの光は変調器を介して中央オフィスに向けて“ループバック”される。関係する加入者は変調器を使用して、共有のレーザから受取った光の時間スライスを変調する。上流および下流信号は中央オフィスで、時間の区分、波長、サブキャリア周波数、フォーマット、変調の深さ、ゲーティング、コーディング、などによって分けることができる。好ましい分割方法として、(中央オフィスからの)下流データを変調する無線周波数のサブキャリアの使用を含む。上述のように、各ONUレーザの時間スロット内の光パケットの半分を中央オフィスで変調し、残りの半分をONUで変調して、上流データリンクを準備する。上流および下流信号に対して、同じRFサブキャリア周波数を使用する。要求信号に応じてビデオを送る(ビデオ・オン・デマンド)技術の使用を記載する。ONUで使用する変調器の特徴は示さない。
Wood、他による文献(”Bidirectional fiber-optical transmission using a multiple-quantum-well(MQW)modulator/detector”, Electronoics Letters, 1986, volume 22, pp.528乃至529)では、ファイバリンクの一方の端部に、より一般的なレーザおよび検出器の対の代りにMQW変調器を設けた双方向光ファイバ伝送システムを記載している。単一のファイバの他方の端部にはレーザがあり、光ビームスプリッタを使用して、リターン光信号をアバランシェ光ダイオード受信機に向けた。MQW変調器からレーザサイトへデータへ送るために、レーザは準CWモードで動作され、またこの変調器は金のミラー(gold mirror)を含むが、反射モードで動作して、反射光を強度変調するのに使用した。反対方向では、レーザを直接に変調し、MQW変調器を光検出器として使用した。光システムを変更せずに、情報の流れの方向を反転できるが、電気駆動要素を再構成し、レーザおよびMQW装置のDCバイアスを修正することが必要であった。したがって全二重動作(すなわち両方向における同時伝送)を行うことは不可能であった。半二重動作では、幾つかの電気スイッチングおよびバイアス調節機能を使用して、バイアスレベルを制御し、半二重レートで同期する回路の再構成を行う。実際は、このような電気制御構成はこの文献で提案されていない。
R B Welstand, 他は、文献(”Dual-Function Electroabsorption Waveguide Modulator/Detector for Optoelectronic Transceiver Applications”, IEEE Photon. Tech. Lett. Vol.8, No.11, pp1540-1542)に、変調器および検出器として有心益なバルク(MQW以外の)電子吸収変調器を記載している。この装置は光電子トランシーバと呼ばれている。装置の提案された応用はアンテナの遠隔配置である。ここでもまたび、トランシーバは調節可能なdc電気バイアスを要求して、変調器から検出器への動作をスイッチする。制御回路によって遠隔から伝送モードおよび受信モードをスイッチし、制御回路は関係付けられた電子装置によって制限されるスイッチング時間でdc電気バイアスを調節できると説明される。別々の実験を行って、変調器としておよび検出器として装置の最良の動作を判断した。変調器の評価では、要求される動作のタイプに依存して、異なるバイアスレベルを使用し、最良のバイアスレベルとして、2.0および2.93ボルトを発見した。さらに記載されていることは、温度が変っても高いサブオクターブおよびマルチオクターブのスプリアスフリーのダイナミック範囲をもつ変調器の動作を維持するために、動作中の変調器のバイアス制御が必要とされた。検出器の実験では、装置を7.0ボルトでバイアスした。装置が2つの機能を同時に実行するためのヒントおよび提案はない。したがって、再び全二重動作が不可能だったことが明らかである。
本発明の発明者は、光リンクの両伝送方向で良好な動作を行ない、光変調器が両方の動作モードで同じDCの動作状態のもとにあっても、変調器としておよび検出器として光変調器を使用できることを発見した。すなわち、上述で識別した教示とは別に、本発明のシステムは複雑な電気バイアス制御を必要としない。事実、非常に多くの一般的に使用できる変調器において、バイアスを全くかけずに、すなわちゼロバイアスで、完全に満足できるシステム動作を達成できる。
両方向に送るのに単一のバイアスレベルを使用できるという事実は、全二重動作、すなわち両方向における同期伝送を可能にする。もちろん、本発明は全二重動作ではない、または全二重動作で起動しないシステムに対する応用も含む。端末装置が簡単で、コンパクトで、低コストであるという長所は全て本発明から生まれた、半二重動作で起動するシステム、例えばピンポン(時分割マルチプレックス)システムで全て等しく有用である。再び、遠隔端末で電気バイアスをかけずに運行できる多くの装置に対しても、ローカル電源が必要でないという事実は非常に有効である。これはとくにアンテナの遠隔配置の分野に当てはまる。
したがって第1に態様において、本発明は、光通信システムにおける第1のノードと1または複数の別のノードとの間の通信方法であり:
i)第1のノードにおいて、第1の別のノードから光ファイバリンク上を送られる光信号を受取る段階と;
ii)第1のノードにおいて、電子−光装置を使用して光信号を検出し、それによって光信号によって搬送される情報を表す電気信号を生成する段階と;
iii)前記電子−光装置を使用して、受信した光信号に情報搬送変調を行い、こうして変調した信号を光ファイバリンクへ供給して、それを第2の別のノードへ送り;同じDC動作状態のもとにある光−電子装置で段階ii)および段階iii)を実行する通信方法を提供する。好ましくは前記第1のノードおよび前記第2の別のノードは単一のノードである。好ましくは印加されるDCバイアス電圧はゼロである。すなわちDCバイアスは全く印加されない。好ましくは電子信号はRFまたはマイクロ波信号である。
本発明の第2の態様にしたがって、無線またはマイクロ波伝送システム用のアンテナ装置であり:無線周波数またはマイクロ波信号の送受信用のアンテナ手段と;光入力および出力ポートと;光入力ポートと出力ポートとの間の光路内に配置され、アンテナ手段に動作するように接続され、使用時にRFまたはマイクロ波信号を受信し、前記光入力ポートを介して受信した光に対応する変調を行うように構成され、該光を出力ポートへ送る光変調器と;使用時に前記入力ポートを介して光信号を受信するように構成され、アンテナ手段に動作するように接続されて、前記光信号内に存在するRFまたはマイクロ波変調がアンテナ手段から接続を外され、該アンテナ手段から光信号が放射される出力検出手段とを含むアンテナ装置を提供する。
好ましくは光検出器手段は、光変調器によって準備される。
好ましくは光検出器手段および光変調器は、動作において電気的にバイアスをとられる。
加えて、変調器は電気吸収変調器であることが好ましい。
さらに好ましくは、端末は基地局または中央オフィスから離れて位置し、端末は該中央オフィスから、RFまたはマイクロ波成分を搬送する光信号を受信する。
本発明の第3の態様にしたがって、遠隔の端末を特徴とする光通信ネットワークであり、前記端末が電子−光装置を含み、
(i)光通信ネットワークの第1の部分から到来光信号を検出し、一方これと同時に、
(ii)前記到来光信号を変調し、前記光信号を光通信ネットワークの別の部分に送る光通信ネットワークを提供する。
好ましくは光信号はアナログ信号である。さらに光通信ネットワークは周波数分割多重システムを使用することが好ましい。
本発明の第4の態様にしたがって、単一の電子−光装置を制御することによって光信号が同時にそれぞれ受取られ、変調される光通信ネットワークを動作する方法を提供する。
ここで本発明を添付の図面を引用して例示的に記載する。
図1は、本発明にしたがって端末が特徴付けられている光通信ネットワークおよび遠隔アンテナの模式図である。
図2は、本発明にしたがって端末が特徴付けられている光通信ネットワークの模式図である。
図3aは、本発明の端末で使用するのに適した電子吸収変調器の模式的断面図である。
図3bは、典型的な光入力信号の模式図である。
図3cは、本発明の端末の電気コンタクトに存在する電気データ信号の模式図である。
図3dは、典型的な出力光データ信号の模式図である。
図4は、適切な電子吸収変調器(例えば図2に示したもの)に関するファイバからファイバへの伝送関数を、バイアス電圧に対する伝送関数の第1の3つの導関数と共に示したグラフである。
図5は、バイアス電圧に対する挿入利得および搬送波の相互変調の変化を示すグラフである。
図6は、本発明の複数の端末の特徴を示す光通信ネットワークの模式図である。
図7は、本発明の端末および2つのモデムの特徴を示す光通信ネットワークの模式図である。
図8は、遠隔の端末でEA変調器を使用する実験的伝送システムの模式図である。
図9は、ネットワークノードでEA変調器を使用する2つのネットワーク構成の模式図を示す。
図10は、アップリンクおよびダウンリンクのビットエラーレート(BER)対図8のシステムの受信した光パワーを示す。
図11は、図8のシステムにおけるBER対Eb/No(ビットエネルギ対ノイズ比)を示す。
図12は、図8のシステムにおける、QPSKデータおよび衛星TV信号を含むダウンリンク複合信号のRFスペクトルを示す。
図13は、EA変調器を120Mbit/s QPSKチャンネルへ伝える単一のファイバの双方向光バスで使用する実験システムを模式的に示す。
図14は、図13のシステムのBER対Eb/Noを示す。
図15は、図13のEAM2の出力で得られるRF電気スペクトルを示す。
図16は、EAM2の逆バイアスに対するBERを示す。
図17は、本発明のピコセルシステムを模式的に示す。
図18は、受動ピコセルの屋外の例示的サイトのマップ(配置図)を示し、距離に対するダウンリンクの電力レベルを示している。
図19は、中央処理オフィスとピコセル設置内のピコセルを模式的に示す。
図1は、本発明の端末4を含む光通信ネットワークを示す。以下の解析では慣例的に、端末の光入力2から電気コンタクト5へのネットワーク経路を“下流”と呼び、電気コンタクト5から光出力7へのネットワーク経路を“上流”と呼ぶことにする。細い線は光ファイバ伝送経路を示し、細い線の矢印は光ファイバ伝送経路に沿う信号伝搬方向を示す。太い線は電気伝送経路を示す。
複数の周波数分割多重(FDM)データ流から成るアナログ光信号は、光送信機1によって光入力2で光ファイバ3へ向けられる。端末4は、電子吸収変調器(EAM)を含み、この模式的な例は、単に例示の目的で図3に示されている。EAMは半導体材料の3つの主要な層を含む。最も外側の半導体層12および14により、電気コンタクトをEAMに装着し、バイアス電圧および電気データ信号を装置に供給することができる。活性の中央層13はバルク半導体層または多量子ウエル(MQW)材料の何れかの層であり、これは周知のように、異なる半導体材料の多数のインターリーブ層から形成されている。所定の波長で伝送される光信号を受信し変調するために、EAMの中央層において使用するための適切な半導体材料を選択することが必要である。III-V材料の組合わせ、例えばガリウムひ素(GaAs)、インジウム硫黄(InP)、インジウムガリウムひ素硫黄(InGaAsP)、などは、光通信システムで使用される波長に適したバンド幅エネルギをもつので、よく選ばれる。
単一の半導体層から形成される活性の中央層をもつEAMの例は、CK Sun、他による文献(”High Spurious Free Dynamic Range Fiber Link Using a Semiconductor Electroabsorption Modulator”, Electronics Letters, 1995年, 31, pp.902-903)に記載されている。引用したケースで、中央層は350nmのドープされていないInGaAsPであり、約1.24μmの波長と等価のバンドギャップをもつ。
EAMで使用するのに適したMQW構造は、InGaAsPの5.5nmのバリア(バンドギャップの波長、約1.10μm)によって分けられたInGaAsP(バンドギャップの波長、約1.55μm)の17個の9.5nmのウエルである。欧州特許第EP-B-143000号は、このような装置の構造をさらに詳細に記載している。
現在、より高い飽和の閾値はMQW変調器ではなくバルクで有効であるが、より高いバンド幅はバルク装置ではなくMQWで達成することができる。MQW変調器の飽和閾値(および損失閾値)を上げるために、種々の研究グループで作業が行われているが、本発明の別な応用ではバルクとMQW変調器との使用選択に影響を及ぼすことがあろう。
上述の条件のもとで、適切なバルクEAMまたは適切なMQW EAMの何れかを以下に記載する実施形態で使用できることが理解されるであろう。以下の説明は上述のMQW EAMに関係するが、MQW EAMの動作原理はバルクEAMと同じである。
適切な光波長で送られた光信号がEAMに到達するとき、その周波数の全ての一部分が電気コンタクト5で光信号を発生する活性の中央層13内で吸収される。図3aの大きい矢印は、EAMの活性中央層を通る光信号の伝送を示す。図3bでは、光信号24は到来光信号の例である。光信号24は、光搬送周波数24aおよび同一のサイドバンド24bから成り、両サイドバンドは光信号によって搬送される情報を含む。一般的に光搬送周波数は数百ギガヘルツの周波数をもち、両サイドバンドは数十または数百メガヘルツの幅をもち、両サイドバンドの中心は搬送周波数と数ギガヘルツだけ離れることになる。
光信号はEAM内で部分的に検出され、サイドバンド24bの1つと実質的に同じ周波数スペクトルをもつ電気データ信号25はEAM内で生成され、電気コンタクト5を通る。電気データ信号26は電気コンタクト5に供給され、搬送周波数24aの変調を行う。図3cは、端末の電気コンタクトに存在する電気データ信号25および26を示す。
電気データ信号26による搬送周波数24aの変調によりサイドバンド27aが生成される。両サイドバンド27aは同じ周波数スペクトルをもち、両方とも電気データ信号26の周波数スペクトルに実質的に類似している。EAMの出力における光信号は、EAMによる搬送周波数の変調によって生成されるサイドバンド27aと、サイドバンド24bの残りであるサイドバンド27bから成る。両サイドバンド27aは、搬送周波数24aと両サイドバンド24bの周波数バンドとの周波数の真ん中の周波数バンドを占め、2組のサイドバンドは互いに重なり合わない(27bは24bよりかなり小さい意)。図3dは、サイドバンド27aとサイドバンド27bとから成る出力光信号27の構成を模式的に示す(図3bと同じ目盛りでない)。
図1に関して、電気データ信号25はアンテナ6を通り、アンテナ6から、電気データ信号25と実質的に同じ情報を搬送する無線信号(マイクロ波信号であってもよい)28が放射される。アンテナも、適切な周波数範囲内で、無線信号(再びマイクロ波であってもよい)29を受信し、これは電気データ信号を構成することになる。電気データ信号26は、EAMの電気コンタクトにおいて、Txから受信した光信号の搬送周波数24aを変調する。
このような方法で動作する端末をセルラ無線通信ネットワークで使用できる。例えば、周波数バンド925MHz乃至933MHz内のデータを含む光信号は光送信機1によって送られる。この信号は320チャンネルを含み、それぞれ約25kHzのバンド幅を占める。この信号はEAM内で検出され、アンテナ6によって無線信号28として送られる電気データ信号25を発生する。無線信号内に含まれるデータは、光信号内に含まれるデータと実質的に同じである。セルラ電話装置は無線信号を受信し、個々のセルラ電話装置へ供給できる25kHzのチャンネルを抽出するフィルタ処理手段を使用する。セルラ電話装置は、25kHzの周波数バンドを占める信号を送り、信号は周波数バンド880MHz乃至888MHz内に含まれている。アンテナ6は(一種のトランスデューサとして)周波数バンド880MHz乃至888MHz内に含まれる無線データ信号29を受信し、無線データ信号29は前記アンテナを介して通信ネットワークと通信する全てのセルラ電話装置への信号を組合わせたものである。アンテナは前記受信した無線データ信号29を電気データ信号26へ変換し、電気データ信号26を使用して、送られた光信号の光搬送周波数24aを変調し、880乃至888MHzの周波数バンドと925乃至933MHzの周波数バンド内にデータを含む光信号27を生成する。このデータは光ファイバに沿って伝搬され、光検出器8で受信される。
電気コンタクトとの間で同時に電気信号を抽出するか、または第2の電気信号を入力することができる。EAM内に入力電気信号と出力電気信号の両方が存在するために、信号を相互に混合することになる。これは下流および上流の光信号を歪ませることがあり、EAMの動作を制限することになる。図4は、上述に記載した構成のMQWの活性中央層をもつ適切なEAM内でのバイアス電圧15とともにファイバからファイバへの透過(伝送)にみられる変化を示す。バイアス電圧16に関するこの透過(伝送)関数の一次微分は上流損失に影響を与え、バイアス電圧17に関するこの透過(伝送)関数の二次微分は上流および下流を混合したものに影響を与え、バイアス電圧18に関するこの伝送関数の三次微分は上流信号の歪みに影響を与える。図5は、送信機として1560nmの波長をもつ4mW DFBレーザを使用して、バイアス電圧を変えるときに、下流リンク19と上流リンク20に対する一般的なRF挿入損失の特徴を示す。上流および下流損失は、とくに必要ではないが、−1.4Vの逆バイアスではっきりと等しくすることができ、この場合、約42dBの挿入損失は39dBの(変調器)なしで使用されるレーザ検出器モジュールの挿入損失に相当する。図5も上流搬送波対三次相互変調21の比を示し、この比は変調器の透過(伝送)関数の三次微分によって影響される。−0.9Vと−2.0Vとの間のバイアス電圧に対して観察される参照符号21の最大値は参照符号18の最小値に大まかに対応している。この例で使用されるEAMに対して、(参照符号18によって影響される)上流の歪みの効果が、(参照符号17によって影響される)上流−下流混合の効果よりも大きいことが観察できるので、この例では変調器のバイアス電圧を制御して、上流信号の歪みを最小にすることが有効である。異なるEAMを使用するとき、バイアス電圧15に関して異なる透過(伝送)特性があるので、バイアス電圧(16,17,18)に対する透過(伝送)関数の微分が異なるものになることが分かるであろう。これらの微積分の特徴は、それらの何れが端末の動作に対して最大の影響をもつか、したがって端末動作を最良にするためにバイアス電圧を印加してバイアス電圧を変化させることによって、何れの微分を制御すべきかを判断する。
中央から多数の遠隔のアンテナサイトへ無線信号を送るアナログ光ネットワークを使用する好ましい効果は長い間認識されてきた。遠隔通信環境では、これらの無線信号は固定無線アクセス、コードレス、または移動ネットワーク用のものでもよいが、同じ原理を適用することとする。光ファイバのもつ広帯域幅と低い損失特性を使用することによって、全高周波数での信号処理機能を中央で行ない、信号を搬送周波数で直接に光ネットワーク上で移送することができる。遠隔のサイトは非常に簡単になり、光電子変換、フィルタ処理、および線形増幅のみを必要とする。遠隔のサイトから複雑な機能をこのように移すことによって、廉価で、信頼性が高く、小型で、軽量で、電力消費量の少ない無線アクセスポイントを配置することができる。取付けが容易で、且つ低保持であるために、このタイプのシステムアーキテクチャに対する論議は一掃された。このタイプのシステムに対する主要な遠隔通信の応用領域は、距離が短く、容量の大きいワイヤレスシステムであり、そこでは小型で、廉価で、低電力の特徴をもつトランシーバユニットが最も効果的となる。
上述の一般的な無線ファイバシステムアーキテクチャでは、無線アクセスポイントにおいて電力消費量は低く、構成要素数は少なくなるが、電力消費量がゼロになることがさらに一層望まれる。この完全に受動的な無線アクセスポイントにより取付けは一層簡単になり、優れた信頼性が得られ、動作に実質的に保守がいらなくなる。この例で示したことは、このような無線アクセスポイントで電気吸収変調器を単一の素子として使用して、増幅器または電源を必要とせずに、小さいセル(ピコセル)用のパッシブトランシーバとして効果的に機能できることである。
上述のように、EAMは下流経路では光検出器として、および上流経路では残りの下流光用変調器として動作することができる。周波数分割デュプレックス(FDD)構成を使用する全二重リンクの実行可能性は上述のように検出および変調の両方を同時に行うことができることを示すことを既に述べた。この例でさらに示すことは、この装置が範囲の狭い(ピコセルラ)無線システムでdcバイアスなしに十分に動作することである。このアーキテクチャでは、ピコセルは、将来の大容量ワイヤレスサービス(例えば、10Mbits以上のデータレートを提供するHIPERLAN規格)として無線受信可能領域を単一のオフィスまたは部屋と同じ容積(しかしながら以下に記載したように、ピコセルは屋外または屋外で“部屋以外”(例えば、コンコース、駅、競技場、広場、など)に応用され、より大きな容積/面積にワイヤレスサービスを提供しなければならない)に提供すると考えられる。現在これらの将来のキャパシティの大きい無線システムは依然として研究段階にある。したがって、本明細書ではパッシブトランシーバの考え方は3Mbpsの生のデータレートをもつワイヤレスイーサネットを提供する市販の2.4GHzのスペクトラム拡散無線LANを使用して確認証明された。このデータレートで、移動式ビデオアクセスは実現可能であり、インターネットへのアクセスは明らかに問題がなかった。
この実験で使用する電子吸収変調器は、Moodie,他による文献(J Lightwave Tech, Vol.14, No.9, pp.2035-2043, 1996年)に記載されているように設計し、屋内用に設計および構成され、低キャパシタンスの埋込まれたヘテロ構造構成内の多量子ウエル吸収層から成る。InGaAsP/InP材料システムを使用して、約1550nmの波長で動作した。370μm長のチップをファイバピグテールで高周波数パッケージに装着して、ゼロバイアスでファイバからファイバへの全損失は5dBのみであった。パッケージ型装置の3dBeのバンド幅は、変調器として動作するとき、14GHzであったが、この実験では約2.5GHzの狭いバンド幅の応答のみが必要である。
図8は、実験的なレイアウトを模式的に示している。無線モデムは、中央オフィスのBreezeNet(TM)アクセスポイント(AP)およびピコセル内のラップトップコンピュータへ接続するためのBreezeNET(TM)ステーションアダプタ(SA)から成る。これらのモデムは、IMSバンド(2.4乃至2.48GHz)内で動作し、周波数ホッピングスペクトラム拡散を使用して、インターフェイスのソースに対する影響を受け難くしている。システムは半二重伝送を行なうが、上述のように、光リンクはこの構成に制限されない。APは空間的なダイバシティに対してツインアンテナをもち、非常に簡単に取外して光リンクへ接続できるものとした。
下流経路では、APからのRF出力は市販のアナログレーザに接続された。このレーザからの光信号は、偏光制御器(PC)および光リンク通り抜けて、遠隔のピコセル内に配置されたEAMへ送られた。この方向では、EAMは光ダイオードとして機能し、生成されたRF電力は次にアンテナを使用して放射され、自由空間内をラップトップコンピュータに接続されたSAへ向かう。
上流経路では、SAからのRF出力は自由空間内をEAMに接続されたアンテナへ向けて放射される。次にこれらのRF信号は、EAMを通る残りの光パワーを変調し、次に光リンク上を中央オフィスへ送り戻される。上流信号は市販の光ダイオードを使用して検出され、次にAPの受信機部分へ入力される。レーザおよび光ダイオードはアナログマイクロ波リンク用に設計された。
結果
この実験で使用したピコセルは、6m×3.5mのオフィスであった。パッシブ無線アクセスポイント用のアンテナ(変調器のRF出力で供給された)は、8dBiの利得をもつ簡単なマイクロストリップパッチ設計から成る。これは、約70°のビーム幅をもつボータイ設計(bow-tie)であった。SAは、伝送方向(2dBiで全方向)に1つのアンテナを、受信方向(8dBiでマイクロストリップパッチ)用に別のアンテナを使用するように構成された。この構成は、リンクにより良い電力バランスを与える長所(以下に記載する)、さらに伝送電力を20dBm未満に制限する長所を組合せて、無線LANシステムにおけるヨーロッパのEIRP要件に従うことを確実にする。
無線システムを接続する前に、信号ソースおよび2.5GHzの周波数の解析器を使用して、電力供給量の測定を行った。表1は、アンテナが6mづつ間隔を開けているときの、このシステム全体の重要なポイントのrf電力レベルを示す。この間隔で、自由空間での光路損失は50dBであり、反射を考慮に入れないで算出したものよりも6dB少ない。下流経路(レーザから光吸収変調器)の光リンクRF損失は、は40dBであり、EAMの代りに光ダイオードを使用したときに測定した損失よりも5dBだけ少なかった。上流(光吸収変調器から光ダイオード)の光リンクRF損失は35dBであった。EAMに適切にバイアスをかけると、平衡な光リンク損失を達成できるが、受動動作では、EAMはゼロバイアスで十分な光検出器ではないので、この波長では下流リンク損失は上流損失よりも高い。しかしながら、SAにおいて各方向に適切なアンテナ利得を選択した結果、全体的な無線−ファイバリンク(無線リンク損失を考慮に入れる)は幾分平衡となった。事実、全体的なリンクにおいて下流損失は80dBであり、上流損失は75dBであった。
Figure 0004394166
無線システムは光リンクに接続され、ローカルイーサネットワークへ接続された。オフィスの一方の端部の壁に配置されたパッシブ無線アクセスポイントアンテナおよびピコセル内で自由に移動するSAアンテナを使用して全レート伝送が可能になった。BreezeNet(TM)無線モデムの受信機の感度は、3Mbpsの全レートの動作で−64dBm、2Mbpsの動作で−72dBm、および1Mbpsの最低レートで−82dBmであった。表1から、3Mbpsに対する電力要求はピコセル内で容易に満足できることが分かった。上述の−58dBmの(上流に制限された)受信機電力および受信機の感度に基く範囲の計算から、このシステムで約12m(3Mbps)、30m(2Mbps)、および95m(1Mbps)の(妨げられていない)大きさのセルを達成できることを示している。1Mbit/秒のデータレートで動作すると仮定すると、全有効マージンは、+17dBmの伝送電力および−82dBmの受信機の感度に基いて各方向に対して99dBである。したがってピコセル内の残りのマージンは、19dB(ダウンリンク)および24dB(アップリンク)である。光路の損失が距離の平方で変化する(自由空間で伝搬する)との非常に簡潔な仮定をたてると、このマージンは、ダウンリンクでは27mおよびアップリンクでは48mの範囲に変換される。
“パッシブピコセル”の考え方を確認証明するための作業目的で選択した無線システムは、半二重周波数ホッピングスペクトル拡散設計のためにこの目的によく適している。ここで半二重周波数ホッピングスペクトラム拡散設計とは、ある時間にはいつも1つのみの周波数搬送波が存在することを示している。ゼロバイアスでEAMを動作することにより、非線形動作、とくに上流経路でGSMのようなマルチ搬送波システムに相互変調の歪みをもたらす。受動動作が必要ないときは、相互変調の歪みを許容できる変調特性の線形部分を移動するには小さいバイアス、約1Vまたはそれ以下で十分である。EAMの光電流は約1mAであるので、全dc電力要求は1mWのみであり、したがって基地局またはそのアンテナに、あるいはそれらに隣接して、小さいバッテリまたはおそらくは1または複数の太陽電池を置くだけで十分である。さらに、EAMを再設計して、ゼロの印加されたバイアスで線形方式で動作することもでき、この結果受動動作を依然として行うことができる。例えば、第EP-B-0416879号に記載した組込まれたバイアス(in-build bias)をもつMQW変調器を使用することができる。
本明細書の背後にある考え方を明らかにするために、最初に光リンク長を30mだけとするが、はるかに長い長さのものでも実現できる。この場合主として光損失について考慮しなければならず、この光損失は上流経路にとくに影響を与えるものである。各1dBの光損失は4dBの上流の電気損失に変換される。したがって6mのピコセルにおいて3Mbpsで6dBの電力マージンは、1.5dBのマージンの光損失に等しい。ファイバ損失が0.2dB/kmであると仮定すると、光リンク長は7.5kmになる。6mのピコセルにおける1Mbpsの動作に対して、30kmの光リンク長が可能である。図は、このファイバ損失の仮定に基いて各システムデータレートに対する光リンク長と無線リンク長との間のトレードオフを示す。
EAMトランシーバの最大のコストで、このタイプのシステムを大きいスケールで展開するか否かを判断する。主としてファイバピグテーリングプロセスに大きな労力を要するので、本発明の装置はパッケージングに費用がかかる。集積モード変換器、すなわちファイバピグテールの受動的な位置取りを可能にするものにより、パッケージングコストは著しく低減するであろう。適切なモード変換器はWO95/23445号に記載されている。反射変調器では1つのピグテールアタッチメントのみが必要であるので、これを使用すればさらに低減することができる。特に興味深い反射変換器は、WO91/19219号に記載されている。
受信機の信号対雑音比を向上し、無線レンジ(範囲)を増大するために、幾つかのオプションが使用できる。実現できる潜在的な改良の幾つかを、全体的な実用性および効果の見込み評価と共に以下に記載する。
ダウンリンク
外部変調器
レーザソースに直接に変調を行うのではなく、外部変調器、例えばリチウムナイオベートのマッハツェンダ変調器を使用することができる。これにより信号対雑音比は約20dB増加する。これは10倍のレンジ増加ファクタに当たる。その理由は、RFで変調できるレーザは通常電力が非常に低く、他方、外部変調器を使用すると、レーザはCWで動作することのみを要求され、ヘッドエンドで、例えば50mWを出射できるからである。リチウムナイオベート変調器を使用する代りに、別の電子吸収変調器を使用することもできるが、リチウムナイオベートは帯域幅が広く、低挿入損失の装置が比較的に得られるという長所をもっている。高出射電力に関して、ピコセル内の電子吸収変調器の飽和の問題を検討する必要がある。ここではバルク吸収層を使用する変調器、例えばNECから市販されているものか、または高飽和電力をもつMQW装置−例えばインジウムガリウムひ素硫黄のウエルをもつインジウムアルミニウムひ素から作られるバリアを使用するMQW装置を使用することができる。
一層効果的なレーザ
外部変調器および高電力源を使用する代りに、レーザを直接に変調し続けるが、実験で使用したものよりも今日的な一層効果的な装置を使用することができる。10dBの信号対雑音比の増加、すなわち3.2倍のレンジ増加ファクタを得ることができる。
一層高いRF送信電力
レーザを直接に変調すると、これはレーザの破損閾値によって制限されるが、それでも3dBの信号対雑音比、または1.4倍のレンジ増加ファクタを与えることができる。明らかに、外部変調器を使用することにより、一層高いRF電力レベルを送ることができる。
光増幅
ここでの制限ファクタは電子吸収変調器の飽和である。さらに、ファイバ増幅器または半導体増幅器を使用して光増幅を達成すると、より複雑になる。それにも関わらず、ファイバ増幅器または半導体増幅器を使用するとき、信号対雑音比の6dBの増加を期待することができ、これは2倍のレンジ増加ファクタに等しい。

エルビウムドープ光ファイバ増幅器をヘッドエンドで使用して、ダウンリンクにおける出射光信号レベルを15mWに持上げた。この電力レベルを使用して、屋外伝搬に関する実験を行った。同じアンテナおよび遠隔端末を使用した。その結果を図18に示す。図18を見て分かるように、使用した最大間隔は75mであり、遠隔端末の電力レベルは−78dBmであった。
電気吸収変調器における一層高いアンテナ利得
ここでの問題は、利得に対した指向性をどのように妥協したいかである。明らかに高指向性アンテナ、例えば18dBの利得をもつアンテナを使用できるが、それらは通常非常にかさばり、ビーム幅が非常に狭い。今日までの実験では、8dBの利得および70°のビーム幅をもつ煙草1箱より小さいアンテナを使用していた。非常に高い指向性を代償にして、10dBの信号対雑音比、すなわち3.2倍のレンジ増加ファクタを得ることができる。
アップリンク
一層効果的な光検出器
一層効果的な光ダイオードを使用することによって、レンジ増加ファクタを2倍だけ、すなわち信号対雑音比を6dB増加させ得ることができる。
一層高い光パワー
上述のように、一層効果的なレーザまたは外部変調器または光増幅を使用することによって、光パワーをダウンリンクおよびアップリンクで増加できるが、これは電子吸収変調器の飽和閾値によって制限される。それにも関わらず、信号対雑音比を効果的に6dB増加させる、すなわち2倍のレンジ増加ファクタを得ることができる。
光前置増幅
ここでの制限ファクタは光ダイオードの飽和である。明らかにより複雑になるが、例えば米国特許第5446751号に記載された形式の光検出器を使用することによって、複雑性の増加を最小にすることができる。その代りに、光増幅器、すなわちファイバまたは半導体レーザ増幅器をアップリンク経路に含めることができる。これにより、信号対雑音比の10dBの増加、すなわち3.2倍のレンジ増加ファクタを得ることができる。
RF前置増幅
実際は、BreezeNetにおけるRFシステムが極めてよく最適化されている。したがって改良の範囲はほとんどない。改良されるとすれば、潜在的に重要とされるような余計複雑なことをするという対価を払ってのことになろう。ここではとくに最大許容放射電力の制限が重要である。
ステーションアダプタでの高アンテナ利得
再び、これも指向性と利得とはトレードオフであり、加えて最大許容放射電力の制限も関係する。おそらく増加は得られない。
これらのオプションの幾つかは実行するのに簡単であるが、システムの無線レンジを実質的に向上することが分かる。したがって高価なまたは実行不可能なシステムに訴えずに、1乃至200mの無線レンジが可能になるはずである。
もし送信機1が2つのレーザ、すなわちレーザ1およびレーザ2を含み、それぞれ異なる波長λ1およびλ2で光を放射し、λ1<λ2(例えば、λ1=1.3μおよびλ2=1.55μ)であるとすると、図1および2に示したシステムの機能を向上できる。考えていることはレーザ1からの光を使用してダウンリンク信号を搬送し、一方でレーザ2からの光を使用して、アップリンク信号を搬送する方法を使用するのである。レーザ1からの光は送信機1で変調され、変調器4で検出される。変調器にバイアスがかけられていないときでも、波長λ1のほんのわずかな光のみが変調器の光出力ポートから現れるように、λ1が十分に短くなるように選択することができる。これにより、図5に示したRF挿入損失の低逆バイアス電圧(バイアスをかけていない場合を含む)のダウンリンクのRF挿入損失が向上する。レーザ2からの光は送信機2で変調されない。それは変調器4で変調され、アップリンク信号は受信機8で検出される。ダウンリンクのRF挿入損失と、アップリンクの搬送波対相互変調比の両方を最大にするように、波長λ2を選択することができる。
アップリンク信号およびダウンリンク信号に対応する電気信号が同時に存在するので、全二重システムの変調器でアップリングとダウンリンクを混合することができる。これらの信号は周波数デュープレックスであるので、変調器の変調対電圧および検出対電圧の特性の非線形性によってのみ、アップリンクとダウンリンクの混合が生じ得る。変調器において、ダウンリンク電気信号は供給されたアップリンク電気信号よりも通常数十dB弱い。したがってアップリンク−ダウンリンク混合は、アップリンクよりもダウンリンクにおいて問題がより重大である。変調器の電圧において波長λ1の光応答の変動を最小にするように波長λ1を選択することができる。したがってダウンリンク信号は、加えられたアップリンク信号によって歪みが最小になる。したがって2つの波長が接近すると、ダウンリンクでのアップリンクとダウンリンクとの混合が減少する。このやり方はこの応用の若い図番の図のみを参照することによって記載されたが、当業者は本発明の実施形態/応用のほとんどに応用できることを認識するであろう。
多くの状況、例えば遠隔ビデオアクセスまたは他のマルチメディア応用においてダウンリンクのキャパシティ(容量)はアップリンクのキャパシティよりもはるかに重要である。対照的に、他の応用、例えば遠隔のビデオ監視もあり、これには小さいキャパシティのダウンリンクのみが必要であるが、大きなキャパシティのアップリンクも重要である。したがって応用がもつ正確な性質から上述のオプションリストから行われる選択を決定することになろう。
加えて、本発明の端末は通信ネットワークの別の構成で使用できる。図2はバンドパスフィルタ9aおよび9bを介して電気出力インターフェイス10および電気入力インターフェイス11に接続された電気コンタクト5を示す。電気データ信号25は、電気データ信号26との相互混合とは実質的に無関係に電気出力インターフェイス10に存在しており、電気データ信号26は電気データ信号25との相互混合とは実質的に無関係に電気出力インターフェイス11に存在している。例えば、ケーブルテレビジョン分散ネットワークにおいて、複数のテレビジョン信号は周波数範囲10MHz乃至600MHzで下流に送られ、制御信号は周波数範囲100乃至200kHzで上流に送られ、ハンドパスフィルタ9aは10MHzより低いかまたは600MHzより高い信号の実質的に全てを拒絶し、一方で10MHz乃至600MHzの信号のほぼ全てを通過することになる。同様にバンドパスフィルタ9bは、100kHzより低いかまたは200kHzより高い信号の実質的に全てを拒絶し、一方で100kHz乃至200kHzの範囲内の信号の実質的に全てを通過する。明らかにある状況では、通信ネットワークまたはインターフェイス10および11に接続された装置の特性に依存して、フィルタ9aおよび9bを不要にすることもできる。
電気インターフェイスは幅広い範囲の適切な電気装置、例えば1対のアンテナ、別の光送信機および受信機、電気送信機および受信機(ビルディングまたは多数の部屋のLANにおいて信号を伝送するためのもの)、または顧客構内装置(CPE)、例えばブロードキャストケーブルテレビジョンサービスまたは対話式マルチメディアサービス用のセットトップボックス、例えばビデオオンデマンドに接続することができる。このリストは全てを網羅しておらず、本発明の技術的範囲の制限として解釈すべきではない。これらの応用の多く、例えばセットトップボックスまたは他のCPEにおいて、既成の電源があり、したがって受動端末ではなく動力を備えた端末を使用するときに効果的となることもあろう。
図6に示したように、複数の端末を直列に接続することができる。
上述したとことろはアナログ信号のみに関していた。デジタル信号を送るために、ヘッドエンドで光送信機および受信機をもつモデムおよび遠隔の端末で電気インターフェイスを使用することが必要である。モデムは変調器−復調器であり、デジタル信号によって搬送される情報の重要な部分を失わずに、デジタル信号をアナログ信号として変調し、アナログ通信ネットワーク上を伝送し、次に復調し、元のデジタル信号を再構成することができる。図7は、2つのモデムで構成され、デジタル信号を送ることができる光通信ネットワークを示す。
例えばLANからの電気デジタルデータ流は、モデム入力30aを通ってモデム22に入り、情報を実質的に失わずにアナログ電気データ流へ変調される。アナログ光データ流24aは光送信機1によって光ファイバ3に沿って送られ、EAM内で検出され、電気コンタクト5でアナログ電気データ流25を生成し、バンドパスフィルタ9a、電気出力インターフェイス10、およびモデム23を通り、モデム23ではアナログ電気データ流を復調し、元のデジタルデータ流を実質的に再生する。次に実質的に再生されたデジタルデータ流は、モデム出力31bを介して、例えば第2のLANに出力される。
モデム入力31aを通ってモデム23に入る第2のLANからのデジタルデータ流は、情報を実質的に失わずに、アナログ電気データ流26へ変調され、次に電気入力インターフェイス11およびバンドパスフィルタ9bを通り電気コンタクト5へ送られる。次に到来光搬送波24aはEAMによって変調され、アナログ光データ流27aを生成し、光ファイバ3に沿って光受信機8へ送られる。アナログ光データ流は電気領域に変換され、モデム22に供給され、信号を復調して、第2のLANからデジタルデータ流を実質的に再生し、モデム出力30bを介して出力される。再び、一定の環境のもとで、バンドパスフィルタ9a、9bの一方または両方を不要にすることができる。
アナログデータ信号を変調できる周波数は、レーザ変調バンド幅またはEAMの変調または検出バンド幅の低い方の値によって制限される。上述の例では、レーザの変調バンド幅は約6GHzであり、EAMの検出および変調バンド幅は14GHzであるので、この場合ネットワーク伝送の最大能力はレーザの変調バンド幅によって制限される。モデムを使用して、デジタル信号を送るとき、モデムの変調速度がレーザまたは変調器の何れかの最低変調速度よりも大きくない限り、それはシステムに対する制限ファクタになる。
光信号を送って検出できる最大距離は、光ファイバによる信号の減衰によって制限される。上述のDFBレーザでは、4mWの出力電力で、光送信機1と光受信機8との間の最大距離は約50kmであることが分かった。したがって上述のレーザを簡単なネットワーク、例えば図1および2に示したネットワークで使用するとき、遠隔の端末は基地局から約25kmのところに位置することができる。この最大伝送距離は光増幅器、すなわちファイバまたは半導体を使用して拡大して、光信号のレベルを増加することができる。より高い電源を使用すると、最大伝送距離、したがって範囲を明らかに増加することになる。
ここで別の例、上述の種々の変形を使用したものを記載する。
例2
実験的な光構成を図8に示す。単一の、挿入損失の低いEA変調器モジュールを遠隔端末で使用する。実用的な低コスト/低電力システムは、各端末でEA変調器を使用することがもっともありそうなことなので、アナログレーザ送信機が全く必要無くなる。図9は2つの可能なネットワーク構成を示し、EA変調器トランシーバのみを使用する。図9aでは、幾つかのポイントツウポイントリンクが共通のCWレーザ光(高)パワー源を共有している。各リンクでは、遠隔のトランシーバEAM#2を送信機EAM#1および受信機EAM#3に接続する。図9bでは、2つのCWレーザによって端部でパワーを供給される多数のEAトランシーバが光バスを共有しており、(すなわち、全てのトランシーバは同じRFスペクトルを共有する)。
我々の実験において、120MB/s QSPKモデム信号は、1.347GHzにアップコンバートされ、衛星のAstra(TM)グループの1つの偏光からダウンコンバートされたTVチャンネルと結合する。次に結合された信号は、市販のアナログDFBレーザモジュールに供給され、λ=1.56μmで+6dBmの光パワーを放出する。ステップインデックスファイバを25km伝送した後で、光信号は遠隔のEA変調器トランシーバで検出される。別の120MB/sモデム信号で140MHzに中心を置き、デュプレクサ/マルチプレクサを介して変調器へ供給され、市販の光検出器受信機モジュールへのリターン経路に対する光信号に印加される。2つの経路を隔離するのに使用するRFマルチプレクサは、Wenzelによる文献(IEEE Trans. Microw Theory & Tech., 1968年, MTT-16, 147-157参照)によって記載されたタイプの相補的なバンドパス/バンドストップ・マイクロストリップフィルタと、5次の相補的なローパス/ハイパスランプフィルタ(Mathei. G.L., 他による文献(”Microwave filters, impedance matching networks and coupling structures”, McGraw Hill, 1964年)参照)とから形成され、ダウンリンクパスにおいて80dBより高いアップリンク信号を排除する。
モジュレータのバイアスは最初に、アップリンクで最低3次の相互変調に対して設定された(Vb=0.98V)。このバイアスで、ファイバ損失を除く電気挿入損失は、(ダウンリンク損失)=43dB、および(アップリンク損失)=41dBであり、DCの電力消費は1mWより小さかった。ダウンリンクのRF損失は1方向の光損失の平方として変化するが、アップリンクのRF損失は4番目の電力に対する1方向の光損失として変化する。その結果、それは最大のリンク長/挿入損失を定めるのはアップリンクである。
ビットエラーレート(BER)の測定は、ビデオ信号が存在しない状態で最初に2つのデータ流で、2つの方法を使用して行われた:第1の方法では、図8の転Aで光減衰器を使用して光挿入損失を変化させた。次に光利得を調節してモデム復調器に対して一定の入力信号を維持した。第2の方法では、光挿入損失を一定に保って、異なるビットエネルギ/ノイズレートをシミュレートするために可変のノイズソースを復調器前段に挿入した。
図10は、0dBmのRF入力レベルについて、両方のリンクに対する測定したBERを受取った光パワーの関数としてプロットした。この変調の深さに対して、アップリンクでは10-8のBERに対する受取った最小の光パワーは−27dBmであり、2つのリンクの感度は7.4dBだけ異なり、アップリンクのほうがより感度が高い(しかし2倍のファイバ減衰効果を受ける)ことが分かる。この差はER変調器の光挿入損失に(ゼロファイバ長の)RF挿入損失の差の半分を加えたものに等しいことを示すと見ることができる。Eb/No(エネルギ対ノイズ比)に対するBERは、モデムに対するバック・トウ・バック(back-to-back)(電気)測定結果と共に図11に示されている。この曲線から、この構成においてアナログEAトランシーバの使用と関係する電力のペナルティがないことが明らかに分かる(アップリンクがわずかに改善をしていることが分かる)。
最後に、BER測定をQPSK信号について、Astra FM TV信号がある状態で行った。レーザ送信機に供給された複合RFスペクトルを図12に示す。モデムQPSK信号は1.347GHzではっきりしている。1.75GHzと2GHzとの間のAstra信号におけるデジタルTVチャンネルも認識できる。電子吸収変調器のバイアス電圧は−3.65Vまで増加し、QPSK信号は−5dBmに減少して、種々の信号間において最小のインターフェイスを保証した。このようにRF電力レベルが低減しても、TV信号は明らかに分かるような著しい劣化はせずに、25kmの範囲で10-10より低いBERを両方のリンクで達成した。
例3
例2では、単一の電子吸収変調器(EAM)を低コストの装置として“星”型のネットワークアーキテクチャで使用して、マルチチャンネルFMとデジタルTVを一緒に使用して高データレートチャンネルを送ることができる方法を示した。例3では、単一のファイバに対するEA変調器の使用、双方向の光バストポロジ動作、120Mb/s QSPKチャンネルの送出を示す。光バスは2つのCWレーザによってパワーを供給されており、したがって高価な高速レーザの使用は回避された。可能性としては、CWレーザソースのコストはアクセスノードに位置するユーザ間で共に分担することになる。さらに、全てのノードを直列に接続されるので、バスは一定の弾力性を与えなければならない。EAMはこの応用における理想的な候補である。すなわち1つのノードに電源故障がないこと(Bbias=0volt)は、実質的に透明な光状態でEAMが動作し続けて、ネットワークの残りはおかしなことにならぬようにする。
実験:図13は実験的な設定を示している。2つのEA変調器(EAM1およびEAM2)はトランシーバとして使用されて、端部で2つのCW光ソース(DFB1およびDFB2)によってパワーを与えられる共通の光バスを共有した。出射した光パワーは、それぞれEAM1およびEAM2の入力ポートで+6dBm(λ1=1560nm)および+4dBm(λ2=1550nm)であった。偏光制御器(PCn01,2,3)を同調して、両方のEA変調器のTMモード動作を保証した。
データ通路では、2つの120Mb/s QSPKデータチャンネルを使用した。すなわち、第1のモデム信号は1.347GHz(チャンネル1)の中心周波数にアップコンバートされ、別のモデム信号は140MHz(チャンネル2)を中心とした。EAM1はλ1をチャンネル1(−3dBmのRF駆動電力)で変調し、同期してλ2でEAM2からチャンネル2を検出した。25kmのステップインデックスファイバ上を送った後で、λ1でチャンネルの同時検出がλ2でのチャンネル2(−3dBm入力RF電力)の変調とともに、EAM2によってデュプレクサ/マルチプレクサを介して行われる。各ノードにおいてチャンネル1とチャンネル2との間の排除が80dBよりも大きいとすれば、RFマルチプレサは例2に記載したものと同じである。
受信したQPSK信号の歪みを最小にすることを保証するために、変調器のバイアスをEAM1およびEAM2に対してそれぞれVb1=−2.14VおよびVb2=−3.68Vに設定した。これらのバイアスでは、光挿入損失はそれぞれEAM1およびEAM2に対して12dBおよび10dBである。電気挿入損失は、ファイバ損失を除いて、リンクEAM1からEAM2において42dBであり、反対方向では44dBであった。EAMのDC電力消費は1mWよりも少なかった。各アクセスノードにおいて、電力増幅度を調節して、モデム復調器に対して一定の信号レベル(−35dBm)を維持した。最後に、ノイズおよびインターフェイステストの組を使用して、BER測定値対Eb/No(ビットエネルギ/ノイズ比)を行なった。
結果および吟味:図14は測定したBER曲線を示す。1.34GHzの第1のアップコンバータの出力を使用してダウンコンバータ(ドット)へ戻る連続測定を行った。このリンクにおいてエラーのない伝送が認められた。しかしながら、EAM2の−3.68Vよりも少ない逆バイアスで電力のペナルティを認めることができる。図16では、EAM2出力(チャンネル1)で測定したBER対所定のEb/No比(Eb/Noは18dBで維持した)に対するVb2をプロットする。両方の曲線において、Vbp=−3.68Vで発生する突然のブレークポイントがある。|Vb2|<|Vbp|のとき、DC特性の応答勾配は、|Vb2|>|Vbp|におけるよりも高く、しかも測定したBERは突然著しく劣化する。信号劣化の別の証拠は図16に示され、図16では2組のバイアスに対してチャンネル1上のEAM2の出力で得られるRFスペクトルを示している。
Vb2>−3.64Vのとき、受信した信号の歪みを認めることができる。この歪みは2つの効果、すなわち突然の勾配非線形性によって生成されるチャンネル2の8次および9次の高調波の存在と、EAM2の光電流の増加により生ずる光信号の反対方向伝搬の存在とによって生じる。これはDFB2またはチャンネル2の何れかがオフのとき、観察したRFスペクトルは図15aから図15bへ変化することで確かめられた。
最後に、バスアーキテクチャにおいてEA変調器のつながりをさらに特徴付けるために、設定を変更して、EA変調器を通って移動するデータ流の変化を調査した。新しい設定では、EAM1を使用してチャンネル2のみを変調した。次に同じRFマルチプレクサ、すなわち同じ光レーザソースを使用し、バイアスを一定に維持して25kmのファイバ上に伝送させた後に、EAM2で両方のチャンネルを再生した。図16ではエラーのない動作を達成したことを示している。しかしながら2dBのペナルティがあり、これはEAM1で発生され、かつファイバ上を移送された光高調波によると考えられる。
バスの最適化:我々はこのペナルティはシステムの別の最適化で無くなると考えている。例えば、チャンネル2に対するもっと高い搬送周波数を選択することはこの応用により適している(140MHzではなく1.1GHz)。さらに、Vb1のバイアスの最適化は、このペナルティを最小にすることを助けることになった。しかしながら、この制限は良好な光検出とEA変調器の高変調効率との間の妥協から生ずるバイアス同調には制限がある。
当業者が認識するように、本発明は幅広く応用される。
各通信方向に異なるコードを使用するコード分割多重化(CDM)(例えば、コード分割デュプレック方法)は普通、少なくとも受動(およびバイアスを加えた)ピコセルおよびマイクロセルという本発明の実施形態に使用できる。さらにCDMは単一のファイバによって多数の基地局または遠隔のノードを容易に供給することができる。
現在、EA変調器は一般的に著しく飽和閾値が低い(または電力処理能力が低い)。(受動)スプリッタ(例えば、光ファイバカップラ)を使用して、中央制御局からの出力を分割することによって、幾つかの変調器間で単一の強力な光ソースを共有することができる。明らかに、変調器は全て近接して位置しており、ことによると1つのマイクロセルをカバーするか、またはクラスタ内にまとめられるかあるいは広域に散在していてもよい。
屋内の応用
オフィス
主としてオフィスを移動するとき、再びケーブル配線するコストおよび複雑さが非常に高くなるので、ワイヤレスオフィスはデータ通信の管理者にとって長い間聖杯(holy grail)(中世騎士の願望したもの)であった。ユーザも、ケーブルがないと作業の移動性が高くなり、見苦しいスパゲッティのようなケーブルに悩む必要がないという恩恵に非常に感謝している。都合の悪いことに、現在のワイヤレスシステムは機能が悪く、コストが高いので、オフィスでは幅広く使用されていないが、これは技術が成長するにしたがって変化し始めている。数年間でHIPERLAN規格(5.2Ghzの伝送に使用する)に基くワイヤレスシステムは、現在のシステムより高いデータレートを提供し、このHIPERLAN規格を広く受け入れることによって大きな市場が生成され、コストが合理的に低くなることが期待されている。オフィスにおけるワイヤレス音声通信も非常に魅力的である。DECT(デジタルで向上したコードレス遠隔通信)のような規格に基づくコードレスPBXシステムは、もともと備わっている(in-built)ローミング機能のために移動性を高めることができる。セルラ無線システム、例えばDCS1800を使用して、固定ラインに近い課金レートでオフィス環境に音声通信を提供することができる。
真のワイヤレスオフィスでは、セルラ電話およびコードレス電話の組合わせおよびワイヤレスLANシステムを使用する。これらの各システムは、それ自身の無線基地ユニットを要求し、最適な位置および電力に対して慎重に計画しなければならない。対照的に、パッシブピコセルシステムは単一の給電を行わない無線基地ユニットからこれらのサービスの全てを提供できる。ファイバのインフラストラクチャが適切であるときは、パッシブピコセル無線基地ユニットをそれらが要求する時および場所に接続できる。これは使用の融通性および容易さに重大な長所を与える。これらの無線基地ユニットの将来が保証されている特徴も非常に有力な販売ポイントである。
倉庫保管(warehousing)および小売り(retailing)
ワイヤレスLANシステムは、倉庫保管に応用され、すでに適切な市場がある。なお倉庫保管応用において、トレーリング(引き張られた)ケーブルがないことは明らかに重要である。したがってこれはパッシブピコセルの理想的な応用であり、音声通信に対する付加的な要件と統合できる将来を保証されたサービスを提供することができる。小売りの部分では、ワイヤレスシステムによって提供される融通性が認識され始めている。例えば、店でレイアウトを変更するときに、販売装置の電子ポイント(electronoic point)を容易に移動できる。繰返すが、パッシブピコセルは将来の保証が重要な考慮事項となるような統合システム内部でこのようなワイヤレスでの接続性を提供するのによい位置にある。
空港の中央ホール
空港の中央ホールは、今日のピコセル、すなわち要求の高い小さいホットスポットの良好な例である。繰返すが、パッシブピコセルの完全なサービスおよび将来の保証された能力は、この応用に理想的に適している。近い将来、空港の管理者は、試みとして空港を通るの旅行者に対して無線タグを使用して、“付添い(shepherd)(羊の道案内)”をし、またセキュリティを向上することを検討している。ここでも“パッシブピコセル”を利用して、この新しい無線システムを無線基地ユニットによって供給される他のシステムに付加することができる。
最も魅力的な応用の1つは、セルラ無線、とくにピコセルラおよびマイクロセルラ方式である。通常のセルラ無線基地局は同調したRF電力増幅器を含み、各基地局によって処理できる波長を制限している。新しい波長を割当てて容量(容量)を移動するには、増幅器などの交換/付加が必要であり、これは明らかに達成するのに比較的に時間がかかり、高価である。さらに、このような基地局は著しく高い電力消費量をもち、一般的な主電源、それに停電用のバックアップバッテリを準備している。こういった限界を結合した結果は、この基地局に対する最小の容積と重量とが比較的に大きくなり、これが基地局を配置できるサイトを厳しく制限している。
この通常のアプローチに対する周知のファイバによる無線の代替例は、固定波長の問題を潜在的に克服し、基地局に必要な最小の容積および重量を著しく低減しているが、依然として電源およびバックアップバッテリを準備するという問題がある。
本発明は、基地局の電力消費を著しく低減し、多くの場合完全に無くすことができる。したがって、基地局に必要な最小の寸法および容積をさらに一層低減することができる。基地局を配置するのにより大きな自由を与えた結果、新しいアーキテクチャが可能になった。実際のまたは期待されるレベルの要求にしたがって、中央オフィスによって受動基地局間で容量を切換えるとき、需要に応じた容量をもつアーキテクチャを検討することが一層興味深くなる。
鉄道の駅はピーク期間中に特別な容量を提供でき、この容量は主な労働時間は商業区域またはビジネス区域に切り換えることができる。スポーツスタジアムまたは他のエンタテインメント施設は、必要なときに容量を提供することができる。スポーツスタジアムは、大きな容量を必要とする屋外の応用の良い例である。スポーツスタジアムは、パッシブピコセルシステムによって可能になったダイナミックな容量の割当て、すなわち需要に応じて容量を準備する概念を示す良い例でもある。一般的なスポーツスタジアムは主なイベントに対してたかだか数パーセントの時間の間だけ使用する。通常のシステムは、価値のある資源を一人占めするピーク時の要求を満たすのに、完全に装備された基地局を準備する必要がある。パッシブピコセルシステムは、容量が必要とされるところにダイナミックに容量を切換えることができる。フットボールゲームが放送されているとき、パッシブピコセル基地ユニットは十分なネットワーク容量に接続されて、半分の時間のピーク需要を満たし、地上がエンプティのままであるときは、同じネットワーク容量が他の場所に対して使用できる。
この需要に応じて容量を提供する概念を一層大きな規模で、例えば主要な都市内およびその周りで使用することができる。日中は容量を都市へ向け、夜間は同じ容量を郊外へ拡散することができる−言い換えると容量を人間に追従させることができる。このタイプの方式は、著しく局地化した容量の需要を独特なやり方で経済的なコストで満たすことができる。種々の最適化されていない例での分散された範囲でも、非常に広範に分散されたサイトの間で容量をスイッチすることができる。とくに基地局からのリターン経路において(変調器の飽和を回避するために)光増幅を使用すると、受動基地局のやり方から離脱して移動する必要なく、これらのシステムのレンジを拡大するのは簡単なことである。これらの応用において、高価で、かさがあり、比較的に高感度のRF装置を良好な環境の中央オフィスに配置することができる。
さらに、本発明は単一の基地局が幾つかのシステム(GSM、DECT、など)にサービスするのを可能にする。FDMを使用して、例えば約900mhzの周波数を使用するGSM、約1900MHzで動作するDECT、および約2.5Ghzで動作する現在の無線LANシステムの組合わせを提供することができる。全ての3つの信号を結合して、ファイバを介して基地局へ光で搬送し、そこから自由空間へ放射するとき、アンテナおよび入力段が周波数に関して非常に選択的であるので、GSMハンドセットのみがGSM信号に応答し、したがってDECTおよび無線LAN信号を排除することになる。同様に無線LANおよびDECTに対する関連の受信機はそれらの信号に対してのみ応答する。中央制御局は、各ネットワークに接続された無線モデムを含む。これらのモデムは、無線基地局へ送られる無線信号を供給する。各無線モデムは特定のシステム、例えばGSM、DECT、無線LANと関係付けられ、それらの信号は外方向の伝送のために結合される。これは図19に模式的に示される。図の左側の中央制御局は種々の無線モデムおよび規格を表すものを示す。ピコセル、例えばオフィス、街路(ストリート)、または空港ターミナルは一定の範囲の端末を示し、これらの全てはシステム間のインターフェイスなしに同期して動作できる。
屋外の応用
固定無線アクセス
無線固定アクセス、すなわちワイヤレスローカルループは、とくに現職の(incumbent)オペレータからマーケットシェアを得ようとする他のライセンスをもつオペレータにとっては、経済的にサービスを提供する方法であることが分かる。BTの見通しからすると、これは合弁起業会社にとっての魅力的な選択である。レンジが大きすぎない限り、パッシブピコセルシステムをこのタイプの応用に使用することができる。ファイバが無線分配ポイント(DP)まで延在しているアーキテクチャは、200mまでの範囲、すなわちさらに最適化されるパッシブピコセルに対して予想される範囲で街路柱の上に装着された無線基地局を見通せる。この構成は、顧客構内へのドロップワイヤに対する必要を取り除き、さらに敵がいる環境で起動中の電子装置を使用することによって生じる問題を回避する。これらの無線DPはコードレスまたはセルラシステムの基地局としても動作でき、意図していなかった主な効果はこの技術に見方するように経済が動いていけることである。
家庭へのファイバ接続はしばしば、真に広帯域のアクセスネットワークに対する最終的な目的と考えられており、長期的に見れば選択されるアクセス媒体になる公算が高い。パッシブピコセルはこのアーキテクチャでも機能する重要な役割をもつ。ファイバが家庭にインストールされると、パッシブピコセル基地ユニットを使用して、別のケーブル配線を回避する。これは明らかに望ましい目的である。基地ユニットを、例えば屋根にインストールして、家庭全体にワイヤレス通信を供給することができる。
マイクロセル
マイクロセルラシステムは、加速しながら展開され、セルラネットワークの容量需要を満たしている。これらのシステムは、数百メートルの一般的な範囲をもち、基地局が屋根の高さよりも低い密集した都市環境で使用される。これらのシステムが放射する電力レベルは低く、通常の受信可能領域は都市の街路になる。高速で走っている移動体に対するハンドオーバの問題を回避するために、これらのシステムは、この問題をカバーするように設計された“アンブレラ”マクロセルを備えて階層状の構成で使用される。小型で、軽量で、低コストで、動力をもたない基地局で期待できることはこの応用に対して明らかに魅力的である。基地局用地としてビルディング空間を賃借するコストは高く、ビルディングのオーナがセルラオペレータに対するその価値を分かり始めるにしたがって次第に高くなるので、これはとくに当てはまる。
屋外のパッシブピコセルは、設定が最適でなくても75mの範囲をもっていた。無線において効果的な無線受信可能領域を提供するこのようなレンジの応用では、“ブラックスポット”が完璧に適している。パッシブピコセル基地局は、著しく上昇するオフィス区域(例えば、主要な都市の金融区域で一般的に見られるもの)、道路、または鉄道のトンネル内といった全ての必要な点に準備することができる。このアプローチは、地下鉄のプラットフォームにおけるローカルな無線受信可能領域を提供する手段としてとくに適していると考えられる。明らかに、オフィス区域、ショッピングコンプレックス、およびそれに類似するものに対して、本発明のピコセルラ法は魅力的である。
温度の感知
この装置は温度に敏感である。屋内の応用では、温度の感知は重要ではないが、屋外の応用では重要な問題である。現在の好ましい解決案は、光ソースを含み、この光ソースは広帯域である(したがって、波長を動作するEAMの変更はソースのバンド幅内で行われる)か、または制御ループ(パッシブピコセルのループ化バージョンで実行するのが簡単である)を使用して波長を動作するEAMを追跡する。
EAMの代りに、非対称のファブリーペロー変調器(例えば、インジウムリン、またはそれに類似するものから作られる変調器)を使用することができる。この場合、共振ピークとオフピークの間で変調器を同調することによって(通常、FPキャビティ内で材料の屈折率を変化させることによって)、変調を達成することができる。このような装置は異なる反射率をもつ2つの反射器によって非対称になっており、反射で使用される。
本明細書の最初に示したように、本発明は種々の態様において、数百MHzからミリメートル波帯に至る周波数をもつ無線およびマイクロ波システムにバンドに対して応用できる。例えば、本発明はHIPERLAN規格に応用でき、5.5GHzおよび6.0Ghz無線LAN(例えば、120Mbit/s)を使用する。本発明は同相アレーおよび他のレーダに等しく応用して、例えば軍事用および他の航空機にアンテナを供給することができる。さらに、上述の説明から明らかなように、本発明は幾つかの態様においてさらに一層低い周波数、例えばベースバンドに応用することができる。

Claims (17)

  1. 光通信システムの第1のノードと1または複数の別のノードとの間の通信方法であり、
    i)第1のノードにおいて、第1の別のノードから光ファイバリンクを介して送られる光信号を受信する段階と、
    ii)第1のノードにおいて、電子吸収変調器を使用して受信した光信号を検出し、光信号によって搬送される情報を表す電気信号を生成する段階と、
    iii)前記電子吸収変調器を使用して、受信した光信号に情報搬送変調を行い、こうして変調した光信号を光ファイバリンクへ供給して、それを第2の別のノードへ送る段階とで成り、
    DCバイアス電子吸収変調器に印加されずに段階ii)および段階iii)を実行する通信方法。
  2. 段階iiおよび段階iiiを同時に実行する請求項1記載の方法。
  3. 前記第1の別のノードおよび第2の別のノードが単一のノードである請求項1または2記載の方法。
  4. 前記電気信号がRFまたはマイクロ波信号である請求項1乃至3の何れか1項記載の方法。
  5. 前記電気信号がアンテナに供給される請求項4記載の方法。
  6. 前記段階iiiにおいて、前記情報搬送変調がRFまたはマイクロ波信号形式である請求項1乃至5の何れか1項記載の方法。
  7. 前記情報搬送信号が、アンテナから供給されるRFまたはマイクロ波信号である請求項6記載の方法。
  8. 請求項5のアンテナおよび請求項7のアンテナが単一のアンテナによって構成される請求項5に依存する請求項7記載の方法。
  9. 段階iiおよび段階iiiが無線またはマイクロ波基地局あるいは分配点において実行される請求項4乃至8の何れか1項記載の方法。
  10. 基地局が使用中にGSMおよびDECTシステムを支援する請求項9記載の方法。
  11. 無線伝送システム用のアンテナ装置であり、
    無線周波数信号の送受信用のアンテナ手段と、
    光入力ポートおよび光出力ポートと、
    光入力ポートと光出力ポートとの間の光路内に配置され、アンテナ手段に動作するように接続され、使用時にRF信号を受信して、前記光入力ポートを介して受信した光に対して対応する変調を行うように構成され、該光を出力ポートへ送る電子吸収変調器と、
    使用時に前記入力ポートを介して光信号を受信するように構成され、アンテナ手段に動作するように接続されて、前記光信号内に存在するRF変調がアンテナ手段に結合されて、該アンテナ手段から放射されるようにした光検出手段とを含み、
    前記電子吸収変調器にDCバイアスが印加されない
    アンテナ装置。
  12. アンテナ手段が、受信および送信の両方を行う単一のアンテナで成る請求項11記載の装置。
  13. アンテナ手段が、少なくとも2つのアンテナを含む請求項11記載の装置。
  14. 受信および送信用に異なるアンテナを備えた請求項13記載の装置。
  15. 前記装置が基地局または中央オフィスから遠隔に配置され、そこから装置が使用時に、装置を基地局またはオフィスへリンクする光ファイバを介して無線周波数信号を受取り、無線周波数信号が装置のアンテナ手段から実質的に放射される請求項11乃至14の何れか1項記載の装置。
  16. 請求項11乃至15の何れか1項記載の複数のアンテナ装置を含むセルラ無線システム。
  17. 光通信ネットワークで使用され;光入力ポート、光出力ポート、および光制御信号を供給するための電気コンタクトをもつ電子吸収変調器を含む端末であり、
    光ネットワークへ接続され、ネットワークから光入力を受取り、それを変調器の入力ポートへ供給するための光入力ポートと、
    光ネットワークへ接続され、変調器の出力ポートからネットワークへ光信号を送るための光出力ポートと、
    変調器の電気コンタクトに接続され、電気入力信号を変調器へ供給して、変調器の入力ポートで受信した光入力を、変調器によって加えられた変調を実行する変調器の出力ポートから出力するための電気入力手段と、
    変調器の電気コンタクトに接続され、変調器の入力光ポートで、変調器が光入力信号を受信した結果として、変調器によって生成される電気信号を出力するための電気出力手段と、を含み、
    前記電子吸収変調器にDCバイアスが印加されない、端末。
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