JP4393687B2 - Heat exchanger, vaporizer, and vaporization system using this vaporizer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱交換器、気化器、および、この気化器を用いた気化システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、熱交換器として流体同士の熱の交換を行うものや、ヒータなどの個体によって流体を加熱したり、電子冷却器などの個体によって流体を冷却するものがある。また、ヒータを用いて液体を加熱して、これを気化する気化器が多くの分野で用いられている。
【0003】
図6は従来の代表的な気化器21の構成の一例を示す斜視図である。図6において、22はアルミニウムからなる気化器21の下ブロック、23は上ブロック、24は両ブロック22,23の間に挟まるように固定される配管(カラム)である。25は前記アルミブロック22,23の適所に埋設されたヒータ、26は上下ブロック22,23の適所に埋設されてカラム24の温度を測定する温度センサである。
【0004】
すなわち、ブロック22,23の間にカラム24を挟んだ状態でヒータ25を加熱することにより、このヒータ25によって発生した熱がアルミブロック22,23を介してカラム24に到達し、カラム24内の流体を加熱する。そして、カラム24が十分に加熱されることにより、カラム24内を流れる液体が気化されて流出する。また、カラム24内には熱伝導率を改善するために、ステンレスやチタン等の充填材を充填されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の気化器21では、ヒータ25から加熱対象となる液体を流通するカラム24までの間にアルミブロック22,23との接触部分が多数あり、各部材22〜26の組み付けるためには、幾らかの隙間が生じることは避けられなかった。そして、熱の伝達経路に生じた少なくとも幾らかの空間が熱伝達の妨げとなっていた。
【0006】
そこで、従来よりアルミブロック22,23とカラム24,ヒータ25,温度センサ26の接触部分に熱伝達を良くするための熱伝導パテを介在させることや、カラム24内に熱伝導率を向上するための充填材を封入することが行われている。ところが、熱伝導パテを塗布したとしても各部材22〜26の接触部分には幾らかの隙間が残り、これによって熱伝導率の低下が生じるだけでなく、たとえ隙間を完全になくすことができたとしても熱伝導パテはアルミブロック22,23に比べて熱伝導が低かった。そして、熱伝導率の低下によってカラム24内で気化する際に必要とする気化熱(熱の減少分)を補うための熱伝達を行うことができず、これが気化不良の原因となっていた。
【0007】
また、熱伝導率の向上のためにカラム24内にステンレスやチタン等の充填材を詰めることも行われているが、この場合には、メッシュと呼ばれる蓋にてカラム24内に充填材を密閉する必要があり、その構造が複雑になることは避けられなかった。そして、前記充填材を配管24内に充填することによって、その流路が狭くなり、これによって気化できる液体の流量が限定されるという問題もあった。加えて、カラム24内の充填材の影響で圧力損失が大きくなることも避けられなかった。
【0008】
さらに、カラム24内の充填材は、カラム24の内部において液体の気化熱によってその温度が降下するので、この温度降下の検知が遅れたり、極端な場合は検知ができなかったりする場合もあった。すなわち、前記気化器21において、熱検知と熱供給の理想的な関係は、カラム24内の充填材中心部で気化熱によって奪われた熱低下をいち早く検知し、ヒータ25へフィードバックをかけることである。しかしながら、前記気化器21の構成では、カラム24内の充填材中心部で起こった熱低下が温度センサ26とヒータ25の位置関係による熱平衡によって飽和してしまうので、カラム24内の充填材中心部で起こった熱低下の正確な状況を温度センサに伝達することができなくなるといった現象が起こり、結果としてヒータ25から十分な熱を供給できず、気化不良を起こす原因となっている。
【0009】
これらの問題に加えて、従来の気化器は、その部品点数が多くなることや、構造が複雑になることが必至であるから、その製造コストが高くなることが避けられなかった。
【0010】
本発明は、上述の実情を考慮に入れてなされたものであって、その目的は、気化量増加、低圧損化、コストダウン、低消費電力化、小型化を達成する熱交換器、気化器、および、この気化器を用いた気化システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1発明の熱交換器は、熱交換対象の流体を流す配管と、この配管に対して熱の授受を行なう熱源とをアルミニウムにて鋳込んでなり、また、前記配管がスパイラル状であり、該配管に取り囲まれるように前記熱源を該配管のスパイラルの中に位置させ、かつ、前記熱源と前記配管との間に前記アルミニウムを介在させてあることを特徴としている。すなわち、安価で軽量であるアルミニウムを用いて配管と熱源を鋳込むことにより、熱伝導の妨げとなる隙間をなくすことができ、それだけ熱伝導ロスを少なくすることができる。とりわけ、アルミニウムは銀,銅,金に続いて熱伝導率が優れているので熱伝導率を飛躍的に向上できるだけでなく、その融点が660.4℃であるから単体の金属としては比較的低く、配管,熱源を傷めることなく鋳込むことができる。
【0012】
また、第2発明の熱交換器は、熱交換対象の流体を流す配管と、この配管に対して熱の授受を行なう熱源とを、配管内に不活性ガスを流しながらアルミニウムにて鋳込んでなり、また、前記配管がスパイラル状であり、該配管に取り囲まれるように前記熱源を該配管のスパイラルの中に位置させ、かつ、前記熱源と前記配管との間に前記アルミニウムを介在させてあることを特徴としている。すなわち、配管内に不活性ガスを流しながら鋳込むことにより配管内を酸化することなく、鋳込むことができる。
【0013】
第3発明の気化器は、気化対象の液体を流す耐腐食性の配管と、この配管を加熱するヒータとをアルミニウムにて鋳込んでなり、また、前記配管がスパイラル状であり、該配管に取り囲まれるように前記ヒータを該配管のスパイラルの中に位置させ、かつ、前記ヒータと前記配管との間に前記アルミニウムを介在させてあることを特徴としている。すなわち、鋳込みによって配管とヒータとの間に熱伝導の妨げとなる空間を極めて容易に無くすことができる。また、液体の気化によって気化熱が吸収されて配管の温度が低下しても、配管とヒータとの間の熱伝導が極めて良く、従来の気化器に生じた熱平衡の問題が生じることはなく、配管をヒータによって十分に加熱でき、確実な気化を行うことができる。さらに、鋳込みによって連結される配管とヒータの接続は相互の位置関係に全く関係なく行えるので、各部材はどのようにでも配置でき、極めて簡単にその熱伝導を最大限に改善することができる。
【0014】
そして、熱伝導が改善されることにより、熱交換がよりスムーズに行われて、小型の気化器によってより大量の液体を気化することができる。また、従来のように熱伝導パテを使用したり、充填材を充填するまでもなく熱伝達率を向上できるので、気化器を構成する部品の点数を少なくすることができ、それだけコストダウンを達成できる。
【0015】
第4発明の気化器は、気化対象の液体を流す耐腐食性の配管と、この配管を加熱するヒータとを、配管内に不活性ガスを流しながらアルミニウムにて鋳込んでなり、また、前記配管がスパイラル状であり、該配管に取り囲まれるように前記ヒータを該配管のスパイラルの中に位置させ、かつ、前記ヒータと前記配管との間に前記アルミニウムを介在させてあることを特徴としている。すなわち、配管内に不活性ガスを流しながら鋳込むことにより配管内を酸化することなく、鋳込むことができる。
【0016】
温度センサを前記配管に近接または接触させてなる場合には、温度センサを配管に近接または接触されるように鋳込むことにより、温度センサは配管の温度を確実に測定することができる。
【0017】
前記ヒータが1本のヒータを折り畳んでなる場合には、ヒータの部品点数を少なくすることができ、それだけ、部品点数を少なくすることができる。
【0018】
本発明の気化システムは、前記気化器と、この気化器の配管に所定流量のキャリアガスを供給するガスマスフローコントローラと、同配管に所定流量の気化対象の液体を供給する液体マスフローコントローラとを有することを特徴としている。したがって、前記気化システムを用いることにより、気化対象の液体を気化し、これをキャリアガスによって所定の流量で供給することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例を示す気化器1の例を示す斜視図であり、図2は側面図である。図1,2において、2は気化対象となる液体Lを流す耐腐食性(例えばステンテス製)の配管、3はこの配管2を加熱するヒータ、4は配管2の温度を測定する温度センサ、5は前記各部材2〜4をアルミニウムにて鋳込んで形成される外形(アルミブロック)を示している。
【0020】
前記配管2は直径1/4インチのステンレス製であり、本例ではその全長が3100mmであり、中心径70mmのスパイラルを描くように、13周半巻いて形成されている。本例では、気化対象となる液体Lは配管2の一端2aから流入し、気化された気体Gは他端2bから流出するように構成されている。
【0021】
ヒータ3の容量は例えば1kWであり1本のヒータを前記アルミブロック内で2往復するように折り畳んでなり、前記配管2のスパイラルの中に位置させている。温度センサ4は配管2の近傍または配管2に接触するように配置されており、特に例えば配管2の下流側における配管2の温度を測定する。そして図外の制御回路は温度センサ4によって測定された温度が所定の温度以下になるように、ヒータ3に供給する電力を調節する。
【0022】
すなわち、ヒータ3によって流体に加えられる熱量は、その温度が液体Lを気化させる以上の化学反応を起こさせることがない程度に、温度調節されるように構成されている。
【0023】
前記各部材2〜4は、上述のように配置した状態で一点鎖線に示すように全ての部材2〜4を封入できる大きさの容積を有する容器(図外)にセットし、配管2内に不活性ガスとしてアルゴンガスを流しながら、700℃程度に加熱して溶解したアルミニウムを流し込んでアルミブロック5を形成する。本例の場合、アルミブロック5の外形寸法は、その高さおよび奥行きが90mmであり、その長さが222mmである。なお、本例では不活性ガスの例としてアルゴンガスを配管2内に流すことにより、配管2の内部が熱によって酸化することを防止しているが、アルゴンガスの代わりに他の不活性ガスを用いてもよい。
【0024】
本発明の気化器1を構成する各部材2〜4はアルミニウムによって鋳込まれるので、本例のようにスパイラル状に巻き取った配管2であっても複雑な形状のブロックを組み合わせることなく極めて容易に完全に隙間なくアルミニウムで覆うことができる。また、ヒータ3や温度センサ4の配置も自由に決められるので、最も効率的な配管2,ヒータ3,温度センサ4の配置を自在に設定できる。そして、ヒータ3や温度センサ4の位置をどのように設定してもアルミニウムによって隙間なく鋳込まれるので、その熱伝達の効率を最大限に良くすることができる。
【0025】
アルミニウムは、単体の金属としては比較的低い660.4℃で溶解するので、配管2,ヒータ3,温度センサ4として、この温度よりも高い融点を有するものを選択すれば、その材質を選ぶ必要はない。また、アルミニウムは銀,銅,金に続いて高い熱伝導率を有するものであるから、アルミニウムで鋳込むことにより、ヒータ3からの熱をより効果的に配管2に伝達させることができる。なお、本発明ではアルミニウムを鋳込むことにより、軽量かつ安価で、容易に熱伝導率を上げることができるが、鋳込みに用いる金属として銀や銅を用いたほうがより高い熱伝導率を得ることができることはいうまでもない。
【0026】
次に、前記構成の気化器1の動作を説明すると、ヒータ3を用いて加熱することにより、その熱が図2の矢印Aに示すように、アルミニウムを伝達して確実に配管2に到達し、配管2の温度が上昇する。すなわち、ヒータ3が配管2によって形成されたスパイラルの中に配置されているので、ヒータ3から発生した熱が先ず周囲の配管3を加熱することができ、これによって効率を上げることができる。このとき、ヒータ3と配管2との間にはアルミニウムだけが介在しており、接続部分や空洞などの熱伝達の妨げとなるものが何もなく、極めて効率的に配管2を加熱できる。
【0027】
また、配管2内で液体Lが気化すると気化熱が取り去られて配管2の温度が低下するが、温度センサ4は配管2に接するように配置されているので、この温度センサ4によって配管2の温度低下を確実に検知することができる。とりわけ、アルミニウムの鋳込みによって配管2に接するように配置された温度センサ4は配管2の温度を遅れ時間なしに正確に測定でき、図外の制御回路によってヒータ3に供給する電力の調節を行う。
【0028】
なお、温度センサ4の位置は配管2に接するものであることがより望ましいが、その近傍に位置するものであってもよい。つまり、温度センサ4が配管2に接していても近傍に配置されていても、アルミニウムの鋳込みの作業には何ら問題となることがなく、その機能にも大差が生じることはない。
【0029】
配管2の一端2aから供給された液体は配管2内を流動する間にヒータ3からの熱をもらって気化し、気化熱を奪って下流側の他端2bから排出される。そして、一旦気化されたあとは気化熱を必要としないので、配管2の温度を下げることもない。すなわち、配管2の上流側においては気化熱によって配管2の温度が低下するが、配管2の下流側においては気化熱を必要としていない。したがって、下流側における配管2の温度が液体を気化させる程度以上の温度であるとき、配管2を流れる液体Lは完全に気化されて、気体Gとして排出されることになる。
【0030】
本例の場合、配管2がスパイラル状に配置されて、その長さが十分に確保されているので、配管2の内部を流動する液体が気化するために十分な熱量を受けることができる。したがって、配管2内に熱伝導率を向上するための充填材を詰め込んだりする必要がなく、充填材を使用したときに生じる圧力損失をなくすことができる。また、従来のような充填材を充填する代わりに配管2の長さを長くして液体Lに対する熱伝導を向上しているので、液体Lの気化熱が奪われても、この熱低下の正確な状況を温度センサによって検出でき、気化不良の発生を防止できる。そして、充填材の充填を省略することにより、その構造を可及的に簡素にすることができる。
【0031】
また、ヒータ3を配管2のスパイラルのほゞ中心に位置するように配置しているので、ヒータ3と配管2との間のアルミニウムが熱の均等を図るものとなり、配管2に局部的な高温部を形成することがない。つまり、上述した圧力損失を無くす効果に加えて配管2を均等に加熱できる効果があるので、気化器として理想的な熱の供給を行なうことができる。
【0032】
次に、表1,表2を用いて、本発明の気化器1を従来の気化器21と比較して、その性能の差を明らかにする。
【0033】
【表1】
【0034】
表1に示すように、前述した例の気化器1を用いて気化潜熱が比較的大きい水にて実験を行ったところ、本発明の気化器1では最大22g/minの水を長期間にわたって安定に気化することが可能となった。他方、従来の気化器21を用いた場合は、設定温度を本例と同じ120℃として、4g/min程度の水しか安定して気化することができなかった。
【0035】
また、従来の気化器21の設定温度を200℃,300℃に上げたところで、最大流量は5g/minや7g/min程度にしかならなかった。さらに、気化器の大きさは、本発明の気化器1が90×90×222 (mm)であるのに対して、従来の気化器21は70× 140×500(mm) であり、本発明の気化器1がコンパクトに形成できる。
【0036】
すなわち、本発明の気化器1は従来の気化器21に比べて、その容積比が37%程度の大きさでありながら、最大気化量を5.5倍に向上することができるだけでなく、ヒータの容量を半分にし、圧力損失を約35%に引き下げることができることが分かる。つまり、より小さな容積で従来の気化器21に対して全ての点で優れた気化器1を供給することができる。
【0037】
【表2】
【0038】
表2は気化器1,21に20Lのキャリアガスを流した状態で、水を0,5,10,15g/min加熱したときに、生じる圧損の大きさを比較して示している。表2が示すように、気化器21の圧力損失は設定温度を上げればあげるほど大きくなってしまうことが分かる。
【0039】
そして、表2に示すように、本発明の気化器1では水を15g/min流したとしても、圧損は29.9kPa程度であり、圧損の大きさを十分に抑えることができている。他方、従来の気化器21を用いた場合は、設定温度を本例と同じ120℃とした場合に、水を流さない状態でも45kPaの圧損が生じており、水を10g/min流すと圧損は106kPaまで上昇することが分かる。なお、このとき水は気化器21によって気化されることなく流出する。
【0040】
一方、流れる水の全量を気化させるためにヒータの温度を上げて、300℃に設定すると圧損も大きくなる。そして、15g/minの水を気化しようとすると、500kPaの圧力で気化器21に流し込んだとしても流れないという状態になることが分かる。
【0041】
図3,4は前記気化器1の変形例を示す図である。図3,4に示す、気化器1は配管2とヒータ3とをアルミニウム5によって鋳込んだ後に、適所にセンサ取付け穴4aを掘削し、この穴4aに対してセンサ4を挿入している。また、センサ4は取付け穴4aに対して熱伝導パテを介在させて取り付けることにより、熱伝達ができるだけ良くなるように構成している。
【0042】
すなわち、図1,2に示した例のように、気化対象の液体を流す耐腐食性の配管と、この配管を加熱するヒータと、配管の温度を測定する温度センサとをアルミニウムにて鋳込むことにより、熱伝達を最大限に良くすることが可能であるが、図3,4に示す例のように、アルミニウム5による鋳込みを行った後でセンサ4を取付けることにより、鋳込みのときの熱によってセンサ4が破損することを防止できる。
【0043】
また、アルミニウム5は比較的柔らかい金属であるので、ステンレス製の配管2に傷を付けることなく穴4aを掘削することができ、穴4aの位置を配管2の近くに配置することが容易となる。すなわち、センサ4を配管2に近づけて配置することにより、配管2の温度変化をできるだけ直接的に検出することができる。
【0044】
図5は前記気化器1を用いた気化システム1’の構成を示す図である。
図5において、6は図1,2に示した前記配管2の上流側の流路7に設けられて窒素ガスのような不活性ガスをキャリアガスCとして定流量流すためのガスマスフローコントローラ、8は前記流路7に合流して気化対象となる液体Lを定流量流すための液体マスフローコントローラ、9は気化器1のヒータ3および温度センサ4に接続されて、配管2の温度を例えば120℃に温度調整して加熱するための温度制御回路である。
【0045】
10は前記配管2の下流側の流路であって、本例では120℃に保温するヒータ11と、このヒータ11の温度調節回路12とを有している。13はガスマスフローメータのモニタであって、前記気化システム1’を用いて気化された後の気体GとキャリアガスCの流量を測定するガスマスフローメータである。なお、このガスフローメータ13は常に約120℃に温度調整されており、流量を測定したキャリアガスCおよび気体Gは大気中に放出される。
【0046】
前記気化システム1’はガスマスフローコントローラ6によってキャリアガスCの流量を調節しながら液体マスフローコントローラ8によって液体Lの流量を調節し、両流体C,Lを混合したものを気化器1に供給でき、液体Lを完全に気化できる。したがって、必要とする所定流量の液体Lを気体Gに変換すると共に、両流体C,Lの混合比を正確に調節することによって、所定濃度に希釈して下流側の機器に供給することができる。
【0047】
しかも、気化器1によって気化できる液体Lの流量が飛躍的に向上するので、大流量を必要とするラインにおいても導入することができる。また、気化器1が小型化するので、気化システム1’全体の大きさも小型にすることができる。
【0048】
なお、上述した各例では熱交換器の一例として、ヒータ3によって液体Lを加熱し気化する気化器を例示しているが、本発明は気化器ではない別の熱交換器にも適用できることはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、安価で軽量であるアルミニウムを用いて配管と熱源を鋳込むことにより、熱伝導の妨げとなる隙間を完全になくして熱伝導ロスを可及的に小さくすることができる。とりわけ、アルミニウムは銀,銅,金に続いて熱伝導率が優れているので熱伝導率を飛躍的に向上できるだけでなく、その融点が660.4℃であるから単体の金属としては比較的低く、配管,熱源,温度センサを傷めることなく鋳込むことができる。
【0050】
また、液体の気化によって気化熱が吸収されて配管の温度が低下しても、配管とヒータとの間の熱伝導が極めて良く、従来の気化器に生じた熱平衡の問題が生じることはなく、配管をヒータによって十分に加熱できるので、より確実な気化を行うことができ、気化できる流体の流量を飛躍的に増大することができる。さらに、鋳込みによって連結される配管とヒータとの接続は相互の位置関係に全く関係なく行えるので、各部材はどのようにでも配置でき、その製造に不要な手間がかかるところがなく、製造コストを引き下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気化器(熱交換器)の一例を示す斜視図である。
【図2】前記気化器の側面図である。
【図3】前記気化器の変形例を示す図である。
【図4】前記気化器の側面図である。
【図5】本発明の気化システムの一例を示すブロック図である。
【図6】従来の代表的な気化器の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…熱交換器(気化器)、1’…気化システム、2…配管、3…熱源(ヒータ)、5…鋳込まれたアルミニウム、6…ガスマスフローコントローラ、8…液体マスフローコントローラ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heat exchanger, a vaporizer, and a vaporization system using the vaporizer.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there are heat exchangers that exchange heat between fluids, heat exchangers such as heaters that cool fluids, and electronic coolers that cool fluids. Further, a vaporizer that heats a liquid using a heater and vaporizes the liquid is used in many fields.
[0003]
FIG. 6 is a perspective view showing an example of the configuration of a conventional
[0004]
That is, by heating the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the
[0006]
Therefore, in order to improve the heat conductivity in the
[0007]
In order to improve the thermal conductivity, packing material such as stainless steel or titanium is also packed in the
[0008]
Furthermore, since the temperature of the packing material in the
[0009]
In addition to these problems, the conventional vaporizer inevitably has an increased number of parts and a complicated structure, and thus its production cost is inevitable.
[0010]
The present invention has been made in consideration of the above-described circumstances, and its purpose is to achieve a heat exchanger and a vaporizer that achieve an increase in vaporization amount, low pressure loss, cost reduction, low power consumption, and miniaturization. And it is providing the vaporization system using this vaporizer.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the heat exchanger of the first invention, a pipe for flowing a heat exchange object fluid, Ri name is cast and heat source for transferring heat of aluminum relative to the pipe, Further, the pipe is spiral, the heat source is positioned in the pipe spiral so as to be surrounded by the pipe, and the aluminum is interposed between the heat source and the pipe. It is a feature. That is, by casting the pipe and the heat source using inexpensive and lightweight aluminum, it is possible to eliminate the gap that hinders heat conduction, and to reduce the heat conduction loss accordingly. In particular, since aluminum has excellent thermal conductivity following silver, copper and gold, it can not only dramatically improve thermal conductivity, but its melting point is 660.4 ° C., so it is relatively low as a single metal. Can be cast without damaging piping and heat source.
[0012]
In the heat exchanger of the second invention, a pipe for flowing a heat exchange target fluid and a heat source for transferring heat to the pipe are cast in aluminum while flowing an inert gas in the pipe. Do Ri, also the pipe is spirally the heat source to be surrounded in the pipe is situated in a tubing spiral, and by interposing said aluminum between the pipe and the heat source It is characterized in that. That is, casting can be performed without oxidizing the inside of the pipe by casting while flowing an inert gas into the pipe.
[0013]
The vaporizer of the third invention, the pipe corrosion resistance to flow of liquid vaporization target, and a heater for heating the pipe Ri name is cast in aluminum, also the pipe is spirally piping The heater is positioned in a spiral of the pipe so as to be surrounded by the aluminum, and the aluminum is interposed between the heater and the pipe . That is, a space that hinders heat conduction between the pipe and the heater can be eliminated very easily by casting. In addition, even if the heat of vaporization is absorbed by the vaporization of the liquid and the temperature of the pipe is lowered, the heat conduction between the pipe and the heater is very good, and there is no problem of thermal equilibrium that has occurred in the conventional vaporizer, The pipe can be sufficiently heated by the heater, and reliable vaporization can be performed. Furthermore, since the pipes and heaters connected by casting can be connected regardless of the mutual positional relationship, each member can be arranged in any way, and the heat conduction can be improved extremely easily.
[0014]
And by improving heat conduction, heat exchange is performed more smoothly and a larger amount of liquid can be vaporized by a small vaporizer. In addition, the heat transfer rate can be improved without using a heat conduction putty or filling with the filler as before, so the number of parts that make up the vaporizer can be reduced and the cost can be reduced accordingly. it can.
[0015]
The vaporizer of the fourth invention, a pipe of corrosion resistance to flow of liquid vaporization target, and a heater for heating the pipe, Ri name is cast of aluminum while supplying an inert gas into the pipe, also, The pipe has a spiral shape, the heater is positioned in a spiral of the pipe so as to be surrounded by the pipe, and the aluminum is interposed between the heater and the pipe. Yes. That is, casting can be performed without oxidizing the inside of the pipe by casting while flowing an inert gas into the pipe.
[0016]
When the temperature sensor becomes in close proximity or contact with the pipe, by casting a temperature sensor to be close to or in contact with the pipe, the temperature sensor can reliably measure the temperature of the pipe.
[0017]
When the heater is formed by folding one heater, the number of parts of the heater can be reduced, and the number of parts can be reduced accordingly.
[0018]
The vaporization system of the present invention includes the vaporizer, a gas mass flow controller that supplies a carrier gas at a predetermined flow rate to the pipe of the vaporizer, and a liquid mass flow controller that supplies a liquid to be vaporized at a predetermined flow rate to the pipe. It is characterized by that. Therefore, by using the vaporization system, the liquid to be vaporized can be vaporized and supplied at a predetermined flow rate by the carrier gas.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a vaporizer 1 according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a side view. 1 and 2,
[0020]
The
[0021]
The capacity of the
[0022]
That is, the amount of heat applied to the fluid by the
[0023]
Each of the
[0024]
Since each member 2-4 which comprises the vaporizer 1 of this invention is cast with aluminum, even if it is the
[0025]
Since aluminum melts at a relatively low 660.4 ° C. as a single metal, if a material having a melting point higher than this temperature is selected as the
[0026]
Next, the operation of the carburetor 1 having the above-described configuration will be described. By heating with the
[0027]
Further, when the liquid L is vaporized in the
[0028]
The
[0029]
The liquid supplied from one
[0030]
In the case of this example, since the
[0031]
Further, since the
[0032]
Next, using Table 1 and Table 2, the vaporizer 1 of the present invention is compared with the
[0033]
[Table 1]
[0034]
As shown in Table 1, when an experiment was performed with water having a relatively large latent heat of vaporization using the vaporizer 1 of the above-described example, the vaporizer 1 of the present invention stably stabilized water at a maximum of 22 g / min over a long period of time. It became possible to vaporize. On the other hand, when the
[0035]
Further, when the set temperature of the
[0036]
That is, the vaporizer 1 of the present invention can not only improve the maximum vaporization amount by a factor of 5.5, while the volume ratio is about 37% of the
[0037]
[Table 2]
[0038]
Table 2 shows a comparison of the magnitude of the pressure loss that occurs when water is heated at 0, 5, 10, and 15 g / min with 20 L of carrier gas flowing through the
[0039]
As shown in Table 2, in the vaporizer 1 of the present invention, even when water is flowed at 15 g / min, the pressure loss is about 29.9 kPa, and the pressure loss can be sufficiently suppressed. On the other hand, when the
[0040]
On the other hand, if the temperature of the heater is raised to vaporize the total amount of flowing water and set to 300 ° C., the pressure loss also increases. And when it is going to vaporize 15 g / min water, even if it will flow into the
[0041]
3 and 4 are diagrams showing a modification of the vaporizer 1. The vaporizer 1 shown in FIGS. 3 and 4 is formed by casting a
[0042]
That is, as in the example shown in FIGS. 1 and 2, a corrosion-resistant pipe for flowing the liquid to be vaporized, a heater for heating the pipe, and a temperature sensor for measuring the temperature of the pipe are cast in aluminum. As a result, the heat transfer can be improved to the maximum extent. However, as shown in FIGS. Can prevent the
[0043]
Further, since
[0044]
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of a vaporization system 1 ′ using the vaporizer 1.
In FIG. 5, 6 is a gas mass flow controller provided in the
[0045]
A
[0046]
The vaporization system 1 'can adjust the flow rate of the liquid L by the liquid
[0047]
Moreover, since the flow rate of the liquid L that can be vaporized by the vaporizer 1 is dramatically improved, it can be introduced even in a line that requires a large flow rate. Moreover, since the vaporizer 1 is reduced in size, the overall size of the vaporization system 1 ′ can also be reduced.
[0048]
In each of the above-described examples, a vaporizer that heats and vaporizes the liquid L with the
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the heat conduction loss is made as small as possible by completely eliminating gaps that hinder heat conduction by casting the pipe and the heat source using inexpensive and lightweight aluminum. can do. In particular, since aluminum has excellent thermal conductivity following silver, copper and gold, it can not only dramatically improve thermal conductivity, but its melting point is 660.4 ° C., so it is relatively low as a single metal. It can be cast without damaging the piping, heat source and temperature sensor.
[0050]
In addition, even if the heat of vaporization is absorbed by the vaporization of the liquid and the temperature of the pipe is lowered, the heat conduction between the pipe and the heater is very good, and there is no problem of thermal equilibrium that has occurred in the conventional vaporizer, Since the pipe can be sufficiently heated by the heater, more reliable vaporization can be performed, and the flow rate of the fluid that can be vaporized can be dramatically increased. Furthermore, since the pipes connected by casting and the heater can be connected regardless of the mutual positional relationship, each member can be arranged in any way, and there is no need for troublesome manufacturing, thereby reducing the manufacturing cost. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a vaporizer (heat exchanger) according to the present invention.
FIG. 2 is a side view of the vaporizer.
FIG. 3 is a view showing a modified example of the vaporizer.
FIG. 4 is a side view of the vaporizer.
FIG. 5 is a block diagram showing an example of a vaporization system of the present invention.
FIG. 6 is a diagram illustrating a configuration of a typical conventional vaporizer.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Heat exchanger (vaporizer), 1 '... Vaporization system, 2 ... Piping, 3 ... Heat source (heater), 5 ... Cast aluminum, 6 ... Gas mass flow controller, 8 ... Liquid mass flow controller.
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